JP2017141230A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. 静脈内投与により対象の哺乳動物において分泌タンパク質を発現させるための医薬の製造におけるポリヌクレオチドの使用であって、前記ポリヌクレオチドは、
   （ａ） １−メチル−シュードウリジン、シチジン、アデノシンおよびグアノシンから選択されるヌクレオチドからなる分泌タンパク質をコードするオープンリーディングフレームと、
   （ｂ） コザック配列を含む５’−ＵＴＲと、
   （ｃ） 少なくとも１つの５’キャップ構造と、
   （ｄ） ３’−ＵＴＲと、
   （ｅ） 結合ヌクレオシドの３’尾部配列と
   を含み、静脈内投与されると、前記ポリヌクレオチドは、ウラシル、シトシン、アデニンおよびグアニンを含むヌクレオチドからなるオープンリーディングフレームを有する対応するポリヌクレオチドと比較して、より長い半減期、または、より大きなタンパク質発現曲線下面積を有する、使用。
2. 前記分泌タンパク質はサイトカインである、請求項１に記載の使用。
3. 前記結合ヌクレオシドの３’尾部配列は、約１６０個のヌクレオチドのポリＡ尾部およびポリＡ〜Ｇ四重項のうちから選択される、請求項１または２に記載の使用。
4. 前記ポリヌクレオチドは精製されている、請求項１〜３のいずれか一項に記載の使用。
5. 前記少なくとも１つの５’キャップ構造は、キャップ０、キャップ１、ＡＲＣＡ、イノシン、Ｎ１−メチル−グアノシン、２’フルオロ−グアノシン、７−デアザ−グアノシン、８−オキソ−グアノシン、２−アミノ−グアノシン、ＬＮＡ−グアノシン、および２−アジド−グアノシンのうちから選択される、請求項１〜４のいずれか一項に記載の使用。
6. 静脈内投与により哺乳動物において分泌タンパク質を発現させるための医薬の製造における組成物の使用であって、前記組成物は複数の脂質ナノ粒子を含み、前記脂質ナノ粒子は、
   （ａ） １−メチル−シュードウリジン、シチジン、アデノシンおよびグアノシンから選択されるヌクレオチドからなる分泌タンパク質をコードするオープンリーディングフレームと、
   （ｂ） コザック配列を含む５’−ＵＴＲと、
   （ｃ） 少なくとも１つの５’キャップ構造と、
   （ｄ） ３’−ＵＴＲと、
   （ｅ） 結合ヌクレオシドの３’尾部配列と
   を含むポリヌクレオチドを封入しており、前記ポリヌクレオチドは、ウラシル、シトシン、アデニンおよびグアニンを含むヌクレオチドからなるオープンリーディングフレームを有する対応するポリヌクレオチドと比較して、より長い半減期、または、より大きなタンパク質発現曲線下面積を有する、使用。
7. 前記複数の脂質ナノ粒子は、８０ｎｍ〜１６０ｎｍの平均粒径と、０．０２〜０．２の平均ＰＤＩと、１０〜２０の平均脂質：ポリヌクレオチド比（重量／重量）とを有する、請求項６に記載の使用。
8. 前記脂質ナノ粒子は、ＤＬｉｎ−ＤＭＡ、ＤＬｉｎ−Ｋ−ＤＭＡ、ＤＬｉｎ−ＫＣ２−ＤＭＡ、９８Ｎ１２−５、Ｃ１２−２００、ＤＬｉｎ−ＭＣ３−ＤＭＡ、ＤＯＤＭＡ、ＤＳＤＭＡ、ＤＬｅｎＤＭＡ、ｒｅＬＮＰ、ＰＬＧＡ、またはＰＥＧ化脂質を含む、請求項６または７に記載の使用。