JP2017121244A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. （ａ）分泌タンパク質をコードするオープンリーディングフレームであって、修飾されたウリジン、シチジン、アデノシン、およびグアノシンのヌクレオチドからなり、前記修飾ウリジンが、Ｎ１−メチル−シュードウリジンである、前記オープンリーディングフレームと、
   （ｂ）コザック配列を含む５’−ＵＴＲと、
   （ｃ）少なくとも１つの５’キャップ構造と、
   （ｄ）３’−ＵＴＲと、
   （ｅ）結合ヌクレオシドの３’尾部配列と
   を含む、ポリヌクレオチド。
2. 請求項１に記載のポリヌクレオチドを封入する複数の脂質ナノ粒子を含む、組成物。
3. 哺乳動物細胞に投与されると、ウラシル、シトシン、アデニン、およびグアニンを含むヌクレオチドからなるオープンリーディングを含む対応するポリヌクレオチドと比較して、前記ポリヌクレオチドは、前記コードされたポリペプチドの増加された発現を有する、請求項２に記載の組成物。
4. 哺乳動物細胞に投与されると、ウラシル、シトシン、アデニン、およびグアニンを含むヌクレオチドからなるオープンリーディングを含む対応するポリヌクレオチドと比較して、前記ポリヌクレオチドは、より長い半減期、または、タンパク質発現のより広い曲線下面積を有する、請求項２または３に記載の組成物。
5. 末梢血単核細胞に投与されると、ウラシル、シトシン、アデニン、およびグアニンを含むヌクレオチドからなるオープンリーディングを含む対応するポリヌクレオチドと比較して、前記ポリヌクレオチドは、より低いレベルの検出可能なＩＦＮ−αおよびＴＮＦ−αをもたらす、請求項２〜４のいずれか一項に記載の組成物。
6. 前記複数の脂質ナノ粒子が、８０ｎｍ〜１６０ｎｍの平均粒径、０．０２〜０．２０の平均ＰＤＩ、および１０〜２０の脂質：ポリヌクレオチドの平均比（重量／重量）を有す
   る、請求項２〜５のいずれか一項に記載の組成物。
7. 前記脂質ナノ粒子が、ＤＬｉｎ−ＤＭＡ、ＤＬｉｎ−Ｋ−ＤＭＡ、ＤＬｉｎ−ＫＣ２−ＤＭＡ、９８Ｎ１２−５、Ｃ１２−２００、ＤＬｉｎ−ＭＣ３−ＤＭＡ、ＤＯＤＭＡ、ＤＳＤＭＡ、ＤＬｅｎＤＭＡ、ｒｅＬＮＰ、ＰＬＧＡ、またはＰＥＧ化脂質を含む、請求項２〜６のいずれか一項に記載の組成物。
8. 前記分泌タンパク質がサイトカインである、請求項２〜７のいずれか一項に記載の組成物。
9. 前記結合ヌクレオシドの３’尾部配列が、約１６０個のヌクレオチドのポリＡ尾部およびポリＡ−Ｇ四重鎖からなる群から選択される、請求項２〜８のいずれか一項に記載の組成物。
10. 前記少なくとも１つの５’末端キャップが、キャップ０、キャップ１、ＡＲＣＡ、イノシン、Ｎ１−メチル−グアノシン、２’フルオロ−グアノシン、７−デアザ−グアノシン、８−オキソ−グアノシン、２−アミノ−グアノシン、ＬＮＡ−グアノシン、および２−アジド−グアノシンからなる群から選択される、請求項２〜９のいずれか一項に記載の組成物。
11. 前記オープンリーディングフレームが、コドン最適化されてＧＣ含量を偏らせている、請求項２〜１０のいずれか一項に記載の組成物。
12. 哺乳動物細胞内でポリペプチドを発現させる方法であって、
    請求項１に記載の単離されたポリペプチド、または請求項２〜１１のいずれか一項に記載の組成物を細胞に接触させることを含む、方法。