JP2012254092A5 - - Google Patents

Description

Claims (16)

1. 配列番号９、１０および１１の軽鎖ＣＤＲ、ならびに配列番号１２、１３および１４の重鎖ＣＤＲを含む、ヒトプログラムされたデスレセプター１（ＰＤ−１）に結合する単離された抗体または抗体断片であって、該抗体または抗体断片は、ヒトＰＤ−Ｌ１およびヒトＰＤ−Ｌ２のヒトＰＤ−１への結合を遮断するものである、抗体または抗体断片。
2. ａ．配列番号５もしくはその変異体を含む重鎖可変領域であって、該変異体は、１、２または３つの保存的に改変されたアミノ酸置換を含む、重鎖可変領域；および
   ｂ．配列番号６もしくはその変異体を含む軽鎖可変領域であって、該変異体は、１、２または３つの保存的に改変されたアミノ酸置換を含む、軽鎖可変領域
   を含む、請求項１に記載の抗体または抗体断片。
3. ａ．配列番号５を含む重鎖可変領域；および
   ｂ．配列番号６を含む軽鎖可変領域
   を含む、ヒトＰＤ−１に結合する抗体または抗体断片。
4. 前記重鎖定常領域がγ４もしくはγ１ヒト重鎖定常領域をさらに含む、請求項１〜３のいずれか１項に記載の抗体。
5. 前記抗体または抗体断片が
   ａ．キメラ抗体もしくはその断片、
   ｂ．ヒト抗体もしくはその断片、または
   ｃ．ヒト化抗体もしくはその断片
   である、請求項１〜４のいずれか１項に記載の抗体または抗体断片。
6. 前記抗体断片が、Ｆａｂ、Ｆａｂ’、Ｆａｂ’−ＳＨ、Ｆｖ、ｓｃＦｖ、Ｆ（ａｂ’） _２ およびダイアボディーからなる群から選択される、請求項１〜５のいずれか１項に記載の抗体断片。
7. 前記抗体または抗体断片がＴ細胞の活性化を増大させるものである、請求項１〜６のいずれか１項に記載の抗体または抗体断片。
8. 請求項１〜７のいずれか１項に記載の抗体または抗体断片をコードする単離されたポリヌクレオチド。
9. 前記抗体が配列番号５を含む重鎖および配列番号６を含む軽鎖を含む、請求項８に記載の単離されたポリヌクレオチド。
10. さらに配列番号１および配列番号２を含む、請求項９に記載の単離されたポリヌクレオチド。
11. 請求項８〜１０のいずれか１項に記載の単離されたポリヌクレオチドを含む発現ベクター。
12. 請求項１１に記載の発現ベクターを含む宿主細胞。
13. ａ．前記核酸配列が発現される条件下で、培地中で請求項１２に記載の宿主細胞を培養し、それにより前記軽鎖および前記重鎖可変領域を含むポリペプチドを産生するステップと、
    ｂ．該宿主細胞または該培地から該ポリペプチドを回収するステップと
    を含む、請求項１〜７のいずれか１項に記載の抗体または抗体断片を産生する方法。
14. 薬学的に許容される担体または希釈剤と組み合わせて、請求項１〜７のいずれか１項に記載の抗体もしくは抗体断片、または請求項１３に記載の方法により入手可能な抗体もしくは抗体断片を含む組成物。
15. 請求項１〜７のいずれか１項に記載の抗体もしくは抗体断片、または請求項１３に記載の方法により入手可能な抗体もしくは抗体断片の、医薬の調製のための使用であって、該医薬は、癌または感染症または感染性疾患の処置のためのものである、使用。
16. 前記医薬は癌の処置のためのものである、請求項１５に記載の使用。