JP2010161806A - クライアント−サーバ電子番組ガイド - Google Patents

Abstract

【課題】サーバのリソースを用いて、より充実した番組ガイド機能を提供する双方向テレビ番組ガイドシステムを提供すること。
【解決手段】クライアント−サーバ双方向テレビ番組ガイドシステムが提供される。双方向テレビ番組ガイドクライアントがユーザテレビ機器にインプリメントされる。この双方向テレビ番組ガイドは、番組ガイドサーバにより処理される式を定義する機会をユーザに提供する。番組ガイドサーバは、これらの式に基づいて、番組ガイドデータを提供し、リマインダを予約し、番組録画を予約し、番組に視聴制限をかけ得る。ユーザの視聴履歴が追跡され得る。番組ガイドサーバは、視聴履歴を解析し、この視聴履歴に基づいて、視聴推薦を生成し、広告を絞り込み、番組格付け情報を収集し得る。
【選択図】 図１

Description

（発明の背景）
本発明は、双方向テレビ番組ガイドシステムに関し、より詳細には、クライアント−サーバ構成に基づいた双方向テレビ番組ガイドシステムに関する。

ケーブルテレビシステム、衛星テレビシステム、および放送テレビシステムは、視聴者に多数のテレビチャンネルを提供する。ユーザ視聴者は従来から、特定の時間に放送される番組を決める際、印刷されたテレビ番組予定を参照してきた。より最近では、ユーザのテレビにテレビ番組情報を表示することを可能にする双方向電子テレビ番組ガイドが開発されている。双方向テレビ番組ガイドは、セットトップボックス上にインプリメントされることが多く、ユーザがリモコンを用いてテレビ番組リスト項目をナビゲートすることを可能にする。典型的な番組ガイドでは、様々な種類のテレビ番組リスト項目が、予め規定されたカテゴリまたはユーザの規定するカテゴリ内で表示される。番組リスト項目は典型的には、グリッドまたは表で表示される。ユーザが番組リスト項目へアクセスするためにインターネットをナビゲートすることを必要とするオンライン番組ガイドが提案されている。

ケーブルシステムヘッドエンドにある番組サーバに番組リスト項目を格納するクライアント−サーバに基づいた番組ガイドが提案されている。サーバは、各ヘッドエンドと関連付けられた複数のユーザのセットトップボックス上にインプリメントされた番組ガイドクライアントに番組リスト項目を提供する。ユーザが番組リスト項目グリッド内をナビゲートする際、サーバは、表示用の番組リスト項目をクライアントに提供する。このようなシステムは、サーバのリソース使用に限度があるため、システムの機能が限定され得る。

従って、本発明の目的は、サーバのリソースを用いて、従来のセットトップボックスに基づくまたはクライアント−サーバに基づく番組ガイドにより提供されないより充実した番組ガイド機能を提供する双方向テレビ番組ガイドシステムを提供することである。

（発明の要旨）
本発明の上記および他の目的は、クライアント−サーバに基づいた双方向テレビ番組ガイドシステムを提供することにより、本発明の原理に従って達成される。この双方向テレビ番組ガイドシステムでは、主設備（例えば、衛星アップリンク設備またはこのようなアップリンク設備を供給する設備等）が、１つ以上のデータソースから複数のテレビ配信設備（例えば、ケーブルシステムヘッドエンド、放送配信設備、衛星テレビ配信設備、または他の適切な配信設備等）へとデータを供給する。データソースのうちのいくつかは、異なる場所に設置され、自身の保持するデータをローカライゼーション用または配信用として主設備に提供するか、または、自身の保持するデータをテレビ配信設備に直接提供し得る。テレビ配信設備に提供されるデータとしては、テレビ番組データ（例えば、タイトル、チャンネル、内容情報、格付け情報、番組識別子、シリーズ識別子、またはテレビ番組に関連する他のあらゆる適切な情報）と、テレビ番組リスト項目以外の他のサービスについての他の番組ガイドデータ（例えば、天候情報、関連するインターネットウェブリンク、コンピュータソフトウェア等）とがある。主設備（および他のソース）は、衛星リンク、電話ネットワークリンク、ケーブルまたは光ファイバリンク、マイクロ波リンク、インターネットリンク、このようなリンクの組み合せ、または他のあらゆる適切な通信リンクを通じて、番組ガイドデータをテレビ配信設備に提供し得る。

各テレビ配信設備は、番組ガイドサーバを有する。所望ならば、番組ガイドサーバも、テレビ配信設備または他の配信設備から離れた場所にあるケーブルシステムネットワークノードまたは他の設備に設置され得る。各番組ガイドサーバは、主設備により提供される番組ガイドデータを格納し、各テレビ配信設備と関連付けられた複数のユーザのユーザテレビ機器上にインプリメントされた番組ガイドクライアントへ番組ガイドデータへのアクセスを提供する。番組ガイドサーバはまた、ユーザデータ（例えば、ユーザ選好プロフィール、視聴制限（ｐａｒｅｎｔａｌ ｃｏｎｔｒｏｌ）設定、録画設定およびリマインダ設定、視聴履歴、および他の適切なデータ等）も格納する。

番組ガイドデータを番組ガイドサーバに提供し、ユーザデータをサーバに格納すると、ユーザのテレビ視聴経験を向上させ得る様々な機能を行う機会をユーザに提供することができる。ユーザは、例えば、番組ガイドサーバによって格納され、サーバによって使用されるユーザ選好プロフィールまたは他のお気に入りを設定して、ユーザの番組ガイド視聴経験をカスタマイズし得る。番組ガイドサーバは、ユーザ選好プロフィールに基づいて番組ガイドデータをフィルタリングし得る。次いで、ユーザが興味を有するデータのみをガイドクライアントに提供し、これにより、ユーザのテレビ機器のメモリ要件を最小限に抑え、ローカル配信ネットワークの帯域幅要件を低減することになり得る。

クライアント−サーバに基づいたアーキテクチャはまた、ユーザのテレビ機器の処理能力および格納能力が限られているため、さもなくば不可能であった方法で、番組に関連する情報をサーチおよび選別する能力もユーザに提供し得る。所望ならば、ユーザは、インターネットをナビゲートする必要なく番組ガイドデータへのアクセスを提供され得る。ユーザは、例えば、番組ガイドデータをサーチおよび選別し、リマインダを予約し、番組を自動録画し、番組に視聴制限をかけるために用いられる基準を１つ以上有する高度なブール式または自然言語式を定義し得る。これらの基準はまた、番組ガイドサーバまたは番組ガイドクライアントによってユーザプロフィールから導出されるか、または、番組ガイドの利用状況をモニタリングすることにより導出され得る。これらの基準は、番組ガイドサーバに格納され得る。ユーザには、これらの式へのアクセスを修正または削除する機会が提供され得る。

番組ガイドサーバはまた、ユーザの視聴履歴を追跡して、ユーザ向きにカスタマイズされた番組ガイド経験を提供し得る。ユーザが視聴した番組またはシリーズ中のエピソードは、例えばシリーズの中でユーザがまだ見ていないエピソードの放送時間をユーザに通知するために、番組ガイドによって識別され、用いられ得る。番組ガイドは、例えば、ユーザの視聴履歴および（適切な場合は）番組ガイドサーバ中に保存されるユーザの選好プロフィールまたは他の基準に基づいて視聴お薦めを提供し得る。番組ガイドはまた、これらの視聴履歴または基準の基づいてユーザに対する広告内容を絞り込み、番組の視聴を追跡して視聴率を生成し得る。

本発明のさらなる機能、特性および様々な利点は、添付の図面および以下の好適な実施形態の詳細な説明からより明らかである。
（項目１） 少なくとも１つの番組ガイドサーバ（２５）と、ユーザテレビ機器（２２）上で動作する少なくとも１つの双方向テレビ番組ガイドクライアントとを有するクライアント−サーバ双方向テレビ番組ガイドシステム（１７）において用いられる方法であって、
該ユーザテレビ機器（２２）にインプリメントされている該双方向テレビ番組ガイドクライアントを用いて、ユーザがインターネットをナビゲートする必要なくユーザ選好を定義する機会を該ユーザに提供する工程であって、
該ユーザ選好は、複数の選好属性を有する複数のユーザ選好属性の種類を含み、
少なくとも１つの選好属性の種類の少なくとも１つの選好属性（１０４）について、選好レベル（１０６）を指定する機会をユーザに提供する工程を包含し、
該選好レベルを指定する機会は、好き嫌いのレベルを指定する機会を含む、工程と、
該ユーザ選好に従って、番組ガイドデータを該番組ガイドクライアントに提供する工程と、
を包含する方法。
（項目２） 前記番組ガイドサーバ（２５）を用いて、前記ユーザ選好に基づいて視聴推薦を生成する工程と、
前記双方向テレビ番組ガイドクライアントを用いて、前記ユーザテレビ機器（２２）上に該ユーザ選好を表示する工程と、
をさらに包含する、項目１に記載の方法。
（項目３） 前記ユーザ選好に従って、ソフトウェアを前記番組ガイドクライアントに提供する工程をさらに包含する、項目１に記載の方法。
（項目４） 前記ユーザ選好に従って、インターネットリンクを前記番組ガイドクライアントに提供する工程をさらに包含する、項目１に記載の方法。
（項目５） 少なくとも１つの番組ガイドサーバ（２５）と、ユーザテレビ機器（２２）上で動作する少なくとも１つの双方向テレビ番組ガイドクライアントとを有するクライアント−サーバ双方向テレビ番組ガイドシステム（１７）において用いられる、ユーザが定義した式に従ってリマインダを予約する方法であって、
該ユーザテレビ機器（２２）にインプリメントされている該双方向テレビ番組ガイドクライアントを用いて、ユーザがインターネットをナビゲートする必要なく式を定義する機会を該ユーザに提供する工程と、
該式を該番組ガイドサーバ（２５）に提供する工程と、
該番組ガイドサーバ（２５）を用いて該式を処理し、該式を満足する番組を発見する工程と、
該番組ガイドサーバ（２５）を用いて、該式を満足する番組についてリマインダを予約する工程と、
を包含する方法。
（項目６） 前記式を前記番組ガイドサーバ（２５）に格納する工程と、
該式を処理する工程であって、該式を満足する番組について、該番組ガイドサーバ（２５）上の番組ガイドデータをモニタリングする工程を包含する工程と、
該番組ガイドサーバ（２５）を用いて、該式を満足する番組についてリマインダを予約する工程と、
をさらに包含する、項目５に記載の方法。
（項目７） 前記番組ガイドサーバ（２５）を用いて、前記式を満足する番組についてリマインダを予約する工程は、該式を満足する該番組の各々が開始される前に、少なくとも１つのメッセージを該番組ガイドサーバ（２５）から前記番組ガイドクライアントへと提供する工程を包含する、項目５に記載の方法。
（項目８） 前記番組ガイドサーバ（２５）を用いて、前記式を満足する番組についてリマインダを予約する工程は、該式を満足する該番組の各々について、番組識別子を該番組ガイドサーバ（２５）から前記番組ガイドクライアントへと提供する工程を包含する、項目５に記載の方法。
（項目９） 少なくとも１つの番組ガイドサーバ（２５）と、ユーザテレビ機器（２２）上で動作する少なくとも１つの双方向テレビ番組ガイドクライアントとを有するクライアント−サーバ双方向テレビ番組ガイドシステム（１７）において用いられる、ユーザが定義した式に従って録画番組を予約する方法であって、
該ユーザテレビ機器（２２）にインプリメントされている該双方向テレビ番組ガイドクライアントを用いて、ユーザがインターネットをナビゲートする必要なく式を定義する機会を該ユーザに提供する工程と、
該式を該番組ガイドサーバ（２５）に提供する工程と、
該番組ガイドサーバ（２５）を用いて該式を処理し、該式を満足する番組を発見する工程と、
該番組ガイドサーバ（２５）を用いて、該式を満足する番組を録画対象番組として予約する工程と、
を包含する方法。
（項目１０） 前記式を前記番組ガイドサーバ（２５）に格納する工程と、
該式を処理する工程であって、該式を満足する番組について、該番組ガイドサーバ（２５）上の番組ガイドデータをモニタリングする工程を包含する工程と、
該番組ガイドサーバ（２５）を用いて、該式を満足する番組を録画対象番組として予約する工程と
をさらに包含する、項目９に記載の方法。
（項目１１） 前記番組ガイドサーバ（２５）を用いて、前記式を満足する番組を録画対象番組として予約する工程は、該番組ガイドサーバ（２５）を用いて、該式を満足する番組を前記ユーザテレビ機器（２２）によって録画される番組として予約する工程を包含する、項目９に記載の方法。
（項目１２） 前記番組ガイドサーバ（２５）を用いて、前記式を満足する番組を録画対象番組として予約する工程は、該番組ガイドサーバ（２５）を用いて、該式を満足する番組を該番組ガイドサーバ（２５）によって録画される番組として予約する工程を包含する、項目９に記載の方法。
（項目１３） 少なくとも１つの番組ガイドサーバ（２５）と、ユーザテレビ機器（２２）上で動作する少なくとも１つの双方向テレビ番組ガイドクライアントとを有するクライアント−サーバ双方向テレビ番組ガイドシステム（１７）において用いられる、ユーザが定義した式に従って番組に視聴制限をかける方法であって、
該ユーザテレビ機器（２２）にインプリメントされている該双方向テレビ番組ガイドクライアントを用いて、ユーザがインターネットをナビゲートする必要なく式を定義する機会を該ユーザに提供する工程と、
該式を該番組ガイドサーバ（２５）に提供する工程と、
該番組ガイドサーバ（２５）を用いて該式を処理し、該式を満足する番組を発見する工程と、
該番組ガイドサーバ（２５）を用いて、該式を満足する番組をロックする工程と、
を包含する方法。
（項目１４） 前記式を前記番組ガイドサーバ（２５）に格納する工程と、
該式を処理する工程であって、該式を満足する番組について、該番組ガイドサーバ（２５）上の番組ガイドデータをモニタリングする工程を包含する工程と、
該番組ガイドサーバ（２５）を用いて、該式を満足する番組をロックする工程と、
をさらに包含する、項目１３に記載の方法。
（項目１５） 前記番組ガイドサーバ（２５）を用いて、前記式を満足する番組をロックする工程は、該式を満足する番組がロックされていることを前記番組ガイドクライアントに示す工程を包含する、項目１３に記載の方法。
（項目１６） 少なくとも１つの番組ガイドサーバ（２５）と、ユーザテレビ機器（２２）上で動作する少なくとも１つの双方向テレビ番組ガイドクライアントとを有するクライアント−サーバ双方向テレビ番組ガイドシステム（１７）において用いられる、ユーザの視聴履歴を追跡する方法であって、
ユーザの視聴履歴を追跡する工程と、
該ユーザの視聴履歴を該番組ガイドサーバ（２５）に格納する工程と、
該番組ガイドサーバ（２５）を用いて、該ユーザの視聴履歴と合致する番組を発見する工程と、
該ユーザテレビ機器（２２）にインプリメントされている該双方向テレビ番組ガイドクライアントを用いて、該番組ガイドサーバ（２５）によって発見され、該ユーザの視聴履歴に合致しかつ該ユーザがまだ見ていない番組を該ユーザテレビ機器（２２）上で示す工程と、
を包含する方法。
（項目１７） 前記ユーザの視聴履歴を格納する工程は、ユーザが定義した式を前記番組ガイドサーバ（２５）に格納する工程を包含する、項目１６に記載の方法。
（項目１８） 前記ユーザの視聴履歴を格納する工程は、前記番組ガイドサーバ（２５）を用いてユーザの人口統計学的数値を計算する工程を包含する、項目１６に記載の方法。
（項目１９） 前記ユーザテレビ機器（２２）にインプリメントされている前記双方向テレビ番組ガイドクライアントを用いて、ユーザ選好プロフィールを定義する機会をユーザに提供する工程と、
該ユーザ選好プロフィールを該番組ガイドサーバ（２５）に格納する工程と、
該番組ガイドサーバ（２５）を用いて、該ユーザ選好プロフィールに合致する前記番組を発見する工程をさらに包含し、
該番組ガイドサーバ（２５）によって発見され、前記ユーザの視聴履歴に合致しかつ該ユーザがまだ見ていない該番組を該ユーザテレビ機器（２２）上で示す工程は、該番組ガイドサーバ（２５）によって発見され、該ユーザの視聴履歴および該ユーザ選好プロフィールに合致しかつ該ユーザがまだ見ていない該番組を該ユーザテレビ機器上で示す工程を包含する、項目１６に記載の方法。
（項目２０） 前記番組ガイドサーバ（２５）を用いて、前記ユーザの視聴履歴に基づいて広告を絞り込む工程と、
前記双方向テレビ番組ガイドクライアントを用いて、前記ユーザテレビ機器（２２）上に該広告を表示する工程と、
をさらに包含する、項目１６に記載の方法。
（項目２１） 前記番組ガイドサーバ（２５）を用いて、前記ユーザの視聴履歴に基づいて番組格付け情報を収集する工程をさらに包含する、項目１６に記載の方法。
（項目２２） 少なくとも１つの番組ガイドサーバ（２５）と、ユーザテレビ機器（２２）上で動作する少なくとも１つの双方向テレビ番組ガイドクライアントとを有するクライアント−サーバ双方向テレビ番組ガイドシステム（１７）であって、
ユーザ選好を定義する機会をユーザに提供する手段であって、該ユーザ選好は、該ユーザテレビ機器（２２）にインプリメントされている該双方向テレビ番組ガイドクライアントを用いて、少なくとも１つの選好属性の種類の少なくとも１つの選好属性（１０４）について、ユーザがインターネットをナビゲートする必要なく選好レベル（１０６）を指定する機会を該ユーザに提供する、手段と、
ユーザ選好を定義する機会をユーザに提供する手段であって、該ユーザ選好を指定する機会は、好き嫌いのレベルを指定する機会を含む、手段と、
該ユーザ選好を該番組ガイドサーバ（２５）に提供する手段と、
該ユーザ選好に従って、番組ガイドデータを該番組ガイドサーバ（２５）から該番組ガイドクライアントへと提供する手段と、
を備えるシステム（１７）。
（項目２３） 前記番組ガイドサーバ（２５）を用いて、前記ユーザ選好に基づいて視聴推薦を生成する手段と、
前記双方向テレビ番組ガイドクライアントを用いて、前記ユーザテレビ機器（２２）上に該ユーザ選好を表示する手段と、
をさらに備える、項目２２に記載のシステム（１７）。
（項目２４） 前記ユーザ選好に従って、ソフトウェアを前記番組ガイドサーバ（２５）から前記番組ガイドクライアントに提供する手段をさらに備える、項目２２に記載のシステム（１７）。
（項目２５） 前記ユーザ選好に従って、インターネットリンクを前記番組ガイドサーバ（２５）から前記番組ガイドクライアントに提供する手段をさらに備える、項目２２に記載のシステム（１７）。
（項目２６） 少なくとも１つの番組ガイドサーバ（２５）と、ユーザテレビ機器（２２）上で動作する少なくとも１つの双方向テレビ番組ガイドクライアントとを有し、ユーザが定義した式に従ってリマインダを予約するクライアント−サーバ双方向テレビ番組ガイドシステム（１７）であって、
該ユーザテレビ機器（２２）にインプリメントされている該双方向テレビ番組ガイドクライアントを用いて、ユーザがインターネットをナビゲートする必要なく式を定義する機会を該ユーザに提供する手段と、
該番組ガイドサーバ（２５）を用いて該式を処理し、該式を満足する番組を発見する手段と、
該番組ガイドサーバ（２５）を用いて、該式を満足する番組についてリマインダを予約する手段と、
を備えるシステム（１７）。
（項目２７） 前記番組ガイドサーバ（２５）を用いて前記式を処理し、該式を満足する番組を発見する手段は、該式を該番組ガイドサーバに格納する手段と、該番組ガイドサーバを用いて該式をモニタリングする手段とを備える、項目２６に記載のシステム（１７）。
（項目２８） 前記番組ガイドサーバ（２５）を用いて前記式を満足する番組についてリマインダを予約する手段は、該式を満足する番組の各々が開始される前に、少なくとも１つのメッセージを該番組ガイドサーバ（２５）から前記番組ガイドクライアントへと提供する手段を備える、項目２６に記載のシステム（１７）。
（項目２９） 前記番組ガイドサーバ（２５）を用いて前記式を満足する番組についてリマインダを予約する手段は、該式を満足する番組の各々について、番組識別子を該番組ガイドサーバ（２５）から前記番組ガイドクライアントへと提供する手段を備える、項目２６に記載のシステム（１７）。
（項目３０） 少なくとも１つの番組ガイドサーバ（２５）と、ユーザテレビ機器（２２）上で動作する少なくとも１つの双方向テレビ番組ガイドクライアントとを有し、ユーザが定義した式に従って録画番組を予約するクライアント−サーバ双方向テレビ番組ガイドシステム（１７）であって、
該ユーザテレビ機器（２２）にインプリメントされている該双方向テレビ番組ガイドクライアントを用いて、ユーザがインターネットをナビゲートする必要なく式を定義する機会を該ユーザに提供する手段と、
該番組ガイドサーバ（２５）を用いて該式を処理し、該式を満足する番組を発見する手段と、
該番組ガイドサーバ（２５）を用いて、該式を満足する番組を録画対象番組として予約する手段と、
を備えるシステム（１７）。
（項目３１） 前記番組ガイドサーバ（２５）を用いて前記式を処理し、該式を満足する番組を発見する手段は、該式を該番組ガイドサーバ（２５）に格納する手段と、該番組ガイドサーバ（２５）を用いて該式をモニタリングする手段とを備える、項目３０に記載のシステム（１７）。
（項目３２） 前記番組ガイドサーバ（２５）を用いて、前記式を満足する番組を録画対象番組として予約する手段は、該番組ガイドサーバ（２５）を用いて、該式を満足する番組を前記ユーザテレビ機器（２２）により録画される番組として予約する手段を備える、項目３０に記載のシステム（１７）。
（項目３３） 前記番組ガイドサーバ（２５）を用いて、前記式を満足する番組を録画対象番組として予約する手段は、該式を満足する番組を該番組ガイドサーバ（２５）により録画される番組として予約する手段を備える、項目３０に記載のシステム（１７）。
（項目３４） 少なくとも１つの番組ガイドサーバ（２５）と、ユーザテレビ機器（２２）上で動作する少なくとも１つの双方向テレビ番組ガイドクライアントとを有し、ユーザが定義した式に従って番組に視聴制限をかけるクライアント−サーバ双方向テレビ番組ガイドシステム（１７）であって、
該ユーザテレビ機器（２２）にインプリメントされている該双方向テレビ番組ガイドクライアントを用いて、ユーザがインターネットをナビゲートする必要なく式を定義する機会を該ユーザに提供する手段と、
該番組ガイドサーバ（２５）を用いて該式を処理し、該式を満足する番組を発見する手段と、
該番組ガイドサーバ（２５）を用いて、該式を満足する番組をロックする手段と、
を備えるシステム（１７）。
（項目３５） 前記番組ガイドサーバ（２５）を用いて、前記式を満足する番組を録画対象番組として予約する手段は、該番組ガイドサーバ（２５）を用いて、該式を満足する番組を前記ユーザテレビ機器（２２）により録画される番組として予約する手段を備える、項目３４に記載のシステム（１７）。
（項目３６） 前記番組ガイドサーバ（２５）を用いて、前記式を満足する番組をロックする手段は、該式を満足する番組がロックされていることを前記番組ガイドクライアントに示す手段を備える、項目３４に記載のシステム（１７）。
（項目３７） 少なくとも１つの番組ガイドサーバ（２５）と、ユーザテレビ機器（２２）上で動作する少なくとも１つの双方向テレビ番組ガイドクライアントとを有し、ユーザの視聴履歴を追跡するクライアント−サーバ双方向テレビ番組ガイドシステム（１７）であって、
該番組ガイドサーバ（２５）を用いてユーザの視聴履歴を追跡する手段と、
該ユーザテレビ機器（２２）にインプリメントされている該双方向テレビ番組ガイドクライアントを用いて、該ユーザの視聴履歴に合致しかつ該ユーザがまだ見ていない番組を該ユーザテレビ機器（２２）に示す手段と、
を備えるシステム（１７）。
（項目３８） 前記ユーザの視聴履歴を追跡する手段は、前記番組ガイドサーバ（２５）を用いてユーザが定義した式を格納する手段を備える、項目３７に記載のシステム（１７）。
（項目３９） 前記ユーザの視聴履歴を追跡する手段は、前記番組ガイドサーバ（２５）を用いてユーザの人口統計学的数値を計算する手段を備える、項目３７に記載のシステム（１７）。
（項目４０） 前記ユーザテレビ機器（２２）にインプリメントされている前記双方向テレビ番組ガイドクライアントを用いて、ユーザ選好プロフィールを定義する機会をユーザに提供する手段と、
前記番組ガイドサーバ（２５）を用いて、該ユーザ選好プロフィールに合致する番組を発見する手段とをさらに備え、
該番組ガイドサーバ（２５）によって発見され、前記ユーザの視聴履歴に合致しかつ該ユーザがまだ見ていない番組を該ユーザテレビ機器（２２）上で示す前記手段は、該番組ガイドサーバ（２５）によって発見され、該ユーザの視聴履歴および該ユーザ選好プロフィールに合致しかつ該ユーザがまだ見ていない番組を該ユーザテレビ機器上で示す手段を備える、項目３７に記載のシステム（１７）。
（項目４１） 前記番組ガイドサーバ（２５）を用いて、前記ユーザの視聴履歴に基づいて広告を絞り込む手段と、
前記双方向テレビ番組ガイドクライアントを用いて、前記ユーザテレビ機器（２２）上に該広告を表示する手段と、
をさらに備える、項目４０に記載のシステム（１７）。
（項目４２） 前記番組ガイドサーバ（２５）を用いて、前記ユーザの視聴履歴に基づいて番組格付け情報を収集する手段をさらに備える、項目４０に記載のシステム（１７）。
（項目４３） 少なくとも１つの番組ガイドサーバ（２５）と、ユーザテレビ機器（２２）上で動作する少なくとも１つの双方向テレビ番組ガイドクライアントとを有するクライアント−サーバ双方向テレビ番組ガイドシステム（１７）であって、
ユーザ選好を定義する機会をユーザに提供するようにプログラムされている該双方向テレビ番組ガイドクライアントであって、該ユーザ選好が、複数の選好属性の種類のうち少なくとも１つの選好属性の種類の、複数の選好属性のうち少なくとも１つの選好属性（１０４）について、ユーザがインターネットをナビゲートする必要なく選好レベル（１０６）を指定する機会を該ユーザに提供する工程を含む、双方向テレビ番組ガイドクライアントと、
ユーザ選好を定義する機会を該ユーザに提供するようにプログラムされている該双方向テレビ番組ガイドクライアントであって、該ユーザ選好が、好き嫌いのレベルを指定する機会を該ユーザに提供する工程を含む、双方向テレビ番組ガイドクライアントと、
該双方向テレビ番組ガイドクライアントから該番組ガイドサーバ（２５）へと該ユーザ選好を提供する通信経路（２０）と、
を備えるシステム（１７）。
（項目４４） 前記番組ガイドサーバ（２５）は、前記ユーザ選好に基づいて視聴推薦を生成するようプログラムされ、
前記双方向テレビ番組ガイドクライアントは、該視聴推薦を前記ユーザテレビ機器（２２）に表示するようさらにプログラムされている、
項目４３に記載のシステム（１７）。
（項目４５） 前記番組ガイドサーバ（２５）は、前記ユーザ選好に従ってソフトウェアを前記双方向テレビ番組ガイドクライアントに提供するようプログラムされている、項目４３に記載のシステム（１７）。
（項目４６） 前記番組ガイドサーバ（２５）は、前記ユーザ選好に従ってインターネットリンクを前記双方向テレビ番組ガイドクライアントに提供するようプログラムされている、項目４３に記載のシステム（１７）。
（項目４７） 少なくとも１つの番組ガイドサーバ（２５）と、ユーザテレビ機器（２２）上で動作する少なくとも１つの双方向テレビ番組ガイドクライアントとを有するクライアント−サーバ双方向テレビ番組ガイドシステム（１７）であって、
該双方向テレビ番組ガイドクライアントがインプリメントされているユーザテレビ機器（２２）であって、該番組ガイドクライアントは、ユーザがインターネットをナビゲートする必要なく式を定義する機会を該ユーザに提供するようプログラムされている、ユーザテレビ機器（２２）と、
該式が該双方向テレビ番組ガイドクライアントから該番組ガイドサーバ（２５）へと提供される通信経路（２０）であって、該番組ガイドサーバ（２５）は、該式を満足する番組を発見し、該式を満足する番組についてリマインダを予約するようプログラムされている、通信経路（２０）と、
を備えるシステム（１７）。
（項目４８） 前記式は、前記番組ガイドサーバ（２５）に格納され、該式を満足する番組を発見するために該番組ガイドサーバ（２５）によってモニタリングされる、項目４７に記載のシステム（１７）。
（項目４９） 前記番組ガイドサーバ（２５）を用いて、前記式を満足する番組についてリマインダを予約する工程は、該式を満足する番組の各々が開始される前に、少なくとも１つのメッセージを該番組ガイドサーバ（２５）から前記番組ガイドクライアントへと提供する工程を包含する、項目４７に記載のシステム（１７）。
（項目５０） 前記番組ガイドサーバ（２５）は、前記式を満足する番組の各々について、前記通信経路（２０）を通じて番組識別子を前記双方向テレビ番組ガイドクライアントに提供するようさらにプログラムされている、項目４７に記載のシステム（１７）。
（項目５１） 少なくとも１つの番組ガイドサーバ（２５）と、ユーザテレビ機器（２２）上で動作する少なくとも１つの双方向テレビ番組ガイドクライアントとを有し、ユーザが定義した式に従って録画番組を予約するクライアント−サーバ双方向テレビ番組ガイドシステム（１７）であって、
該双方向テレビ番組ガイドクライアントがインプリメントされている該ユーザテレビ機器（２２）であって、該双方向テレビ番組ガイドクライアントは、ユーザがインターネットをナビゲートする必要なく式を定義する機会を該ユーザに提供するようプログラムされている、ユーザテレビ機器（２２）と、
該式が該双方向テレビ番組ガイドクライアントから該番組ガイドサーバ（２５）に提供される通信経路（２０）であって、該番組ガイドサーバ（２５）は、該式を満足する番組を発見し、該式を満足する番組を録画対象番組として予約するようプログラムされている、通信経路（２０）と、
を備えるシステム（１７）。
（項目５２） 前記式は、前記番組ガイドサーバ（２５）に格納され、該式を満足する番組を発見するために該番組ガイドサーバ（２５）によってモニタリングされる、項目５１に記載のシステム（１７）。
（項目５３） 前記ユーザテレビ機器（２２）は格納デバイスを備え、
前記番組ガイドサーバ（２５）は、該式を満足する番組を該格納デバイスにより録画される番組として予約するようさらにプログラムされている、
項目５１に記載のシステム（１７）。
（項目５４） 前記番組ガイドサーバ（２５）は、前記式を満足する番組が格納されている格納デバイス（４９）を備える、項目５１に記載のシステム（１７）。
（項目５５） 少なくとも１つの番組ガイドサーバ（２５）と、ユーザテレビ機器（２２）上で動作する少なくとも１つの双方向テレビ番組ガイドクライアントとを有し、ユーザが定義した式に従って番組に視聴制限をかけるクライアント−サーバ双方向テレビ番組ガイドシステム（１７）であって、
該双方向テレビ番組ガイドクライアントがインプリメントされている該ユーザテレビ機器（２２）であって、該双方向テレビ番組ガイドクライアントは、ユーザがインターネットをナビゲートする必要なく式を定義する機会を該ユーザに提供するようプログラムされている、ユーザテレビ機器（２２）と、
該双方向テレビ番組ガイドクライアントが該式を該番組ガイドサーバ（２５）に提供する通信経路（２０）であって、該番組ガイドサーバ（２５）は、該式を満足する番組を発見し、該式を満足する番組をロックするようプログラムされている、通信経路（２０）と、
を備えるシステム（１７）。
（項目５６） 前記式は、前記番組ガイドサーバ（２５）に格納され、該式を満足する番組を発見するために該番組ガイドサーバ（２５）によってモニタリングされる、項目５５に記載のシステム（１７）。
（項目５７） 前記番組ガイドサーバ（２５）は、前記通信経路（２０）を通じて前記ロックされた番組を前記双方向テレビ番組ガイドクライアントに示すようプログラムされ、
該双方向テレビ番組ガイドクライアントは、前記ユーザテレビ機器（２２）を用いて該ロックされた番組をユーザに示すようさらにプログラムされている、
項目５５に記載のシステム（１７）。
（項目５８） 少なくとも１つの番組ガイドサーバ（２５）と、ユーザテレビ機器（２２）上で動作する少なくとも１つの双方向テレビ番組ガイドクライアントとを有し、ユーザの視聴履歴を追跡するクライアント−サーバ双方向テレビ番組ガイドシステム（１７）であって、
該双方向テレビ番組ガイドクライアントがインプリメントされている該ユーザテレビ機器（２２）であって、該双方向テレビ番組ガイドクライアントは、通信経路（２０）を通じて視聴履歴情報を該番組ガイドサーバ（２５）に提供するようプログラムされている、ユーザテレビ機器（２２）を備え、
該番組ガイドサーバ（２５）は、該視聴履歴情報に基づいて番組を発見し、該通信経路（２０）を通じて該番組を該双方向テレビ番組ガイドクライアントに示すようプログラムされ、
該双方向テレビ番組ガイドクライアントは、該ユーザがまだ見ていない該番組の一部を該ユーザテレビ機器（２２）上に示すようにさらにプログラムされている、
システム（１７）。
（項目５９） 前記番組ガイドサーバ（２５）は、前記視聴履歴情報に基づいてユーザの人口統計学的数値を計算するようにさらにプログラムされている、項目５８に記載のシステム（１７）。
（項目６０） 前記双方向テレビ番組ガイドクライアントは、前記通信経路（２０）を通じてユーザ選好情報を前記番組ガイドサーバ（２５）に提供するようさらにプログラムされ、
該番組ガイドサーバ（２５）は、該ユーザ選好情報に基づいて番組を入手し、該番組を該双方向テレビ番組ガイドクライアントに示すようさらにプログラムされている、
項目５８に記載のシステム（１７）。
（項目６１） 前記番組ガイドサーバ（２５）は、前記ユーザ選好情報に基づいて広告を絞り込み、前記通信経路（２０）を通じて該広告を前記双方向テレビ番組ガイドクライアントに提供するようプログラムされ、
該双方向テレビ番組ガイドクライアントは、該広告を前記ユーザテレビ機器（２２）に表示するようさらにプログラムされている、
項目６０に記載のシステム（１７）。
（項目６２） 前記番組ガイドサーバ（２５）は、前記視聴履歴情報に基づいて番組格付け情報を収集するようさらにプログラムされている、項目６０に記載のシステム（１７）。

図１は、本発明による例示的システムの模式的ブロック図である。 図２ａは、本発明の原理による、図１の双方向番組ガイド機器の例示的構成を示す。 図２ｂは、本発明の原理による、図１の双方向番組ガイド機器の例示的構成を示す。 図２ｃは、本発明の原理による、図１の双方向番組ガイド機器の例示的構成を示す。 図３は、本発明の原理による、図２ａおよび２ｂのユーザテレビ機器の例示的な模式的ブロック図である。 図４は、本発明の原理による、図３の例示的なユーザテレビ機器の一部を一般化した模式的ブロック図である。 図５は、本発明の原理による、例示的メインメニュー画面である。 図６は、本発明の原理による、時間別の例示的番組リスト項目画面である。 図７は、本発明の原理による、チャンネル別の例示的番組リスト項目画面である。 図８ａは、本発明の原理による、カテゴリ別の例示的番組リスト項目画面である。 図８ｂは、本発明の原理による、カテゴリ別の例示的番組リスト項目画面である。 図８ｃは、本発明の原理による、カテゴリ別の例示的番組リスト項目画面である。 図９ａは、本発明の原理による、例示的なブール型の基準画面である。 図９ｂは、本発明の原理による、例示的な自然言語基準画面である。 図１０は、本発明の原理による例示的エージェント画面を示す。 図１１は、本発明の原理による、図９ａおよび９ｂの例示的式に従って発見された番組リスト項目を表示する例示的番組リスト項目画面である。 図１２は、本発明の原理による例示的設定画面を示す。 図１３ａは、本発明の原理による例示的選好プロフィール画面を示す。 図１３ｂは、本発明の原理による例示的選好プロフィール画面を示す。 図１３ｃは、本発明の原理による例示的選好プロフィール画面を示す。 図１３ｄは、本発明の原理による例示的選好プロフィール画面を示す。 図１３ｅは、本発明の原理による例示的選好プロフィール画面を示す。 図１３ｆは、本発明の原理による例示的選好プロフィール画面を示す。 図１４は、本発明の原理による、例示的プロフィールアアクティブ化画面を示す。 図１５は、本発明の原理による、図１３ａ〜１３ｆの選好プロフィールを定義した後にユーザに利用可能となり得る番組の例示的リストを含む表を示す。 図１６ａは、本発明の原理による、図１３ａ〜１３ｆの選好プロフィールに従って表示され得る例示的番組リスト項目画面である。 図１６ｂは、本発明の原理による、図１３ａ〜１３ｆの選好プロフィールに従って表示され得る例示的番組リスト項目画面である。 図１６ｃは、本発明の原理による、図１３ａ〜１３ｆの選好プロフィールに従って表示され得る例示的番組リスト項目画面である。 図１７ａは、本発明の原理による例示的基準画面を示す。 図１７ｂは、本発明の原理による例示的基準画面を示す。 図１８は、本発明の原理による、図１７ａおよび１７ｂの式に従って生成される例示的番組リマインダリストを示す。 図１９は、本発明の原理による、図１７ａおよび１７ｂの式に従って生成される例示的番組リマインダリストを示す。 図２０ａは、本発明の原理による例示的視聴者推薦オーバーレイを示す。 図２０ｂは、本発明の原理による例示的視聴者推薦オーバーレイを示す。 図２０ｃは、本発明の原理による、例示的な別の情報画面を示す。 図２１は、本発明の原理による、選好プロフィールを定義し、その定義した選好プロフィールに従って番組ガイドデータにアクセスする機会をユーザに提供する際の例示的工程のフローチャートである。 図２２は、本発明の原理による、番組ガイドデータ、他の情報、および映像をサーチする機会をユーザに提供する際の例示的工程のフローチャートである。 図２３は、本発明の原理による、式を処理および使用する際の例示的工程のフローチャートである。 図２４は、本発明の原理による、視聴履歴を追跡および使用する際の例示的工程のフローチャートである。

（好適な実施例の詳細な説明）
図１は、本発明による例示的システム１０を示す。主設備１２は、データソース１４から通信リンク１８を通じて双方向テレビ番組ガイド機器１７へと番組ガイドデータを提供し得る。主設備１２中には複数の番組ガイドデータソースがあり得るが、図面が過度に複雑になるのを避けるため、データソースを１つだけ図示している。所望ならば、番組ガイドデータソースを主設備１２から離れた設備（例えば、ローカル情報サービス１５）に設置して、番組ガイドデータソースのデータを主設備１２に提供して、ローカライゼーションおよび配信を行ってもよい。データソース１４は、データ取得（例えば、オペレータからの手入力による取得、コンピュータネットワークまたは他の接続を介した電子的取得、もしくは格納媒体を通じた取得）を行い、データを主設備１２による配信用の電子形式にするのに適した任意のコンピュータまたはコンピュータを用いたシステムでよい。リンク１８は、衛星リンク、電話ネットワークリンク、ケーブルまたは光ファイバリンク、マイクロ波リンク、インターネットリンク、このようなリンクの組み合せ、もしくは他のあらゆる適切な通信リンクであり得る。所望ならば、映像信号もリンク１８を介して伝送され得る。

ローカル情報サービス１５は、データの中でも特にローカライズ領域へのデータを取得し、通信リンク４１を通じて主設備１２または双方向テレビ番組ガイド機器１７にそのデータを提供するのに適した任意の適切な設備であり得る。ローカル情報サービス１５は、例えば、気象データを計測する地方気象観測所、地方の高校および大学のスポーツ情報を取得する地方新聞、または他のあらゆる適切な情報プロバイダであり得る。ローカル情報サービス１５は、例えば、地方のスキーレポート、釣り状況、メニュー等を主設備１２に提供するコンピュータを有する地方の事業主または他のあらゆる適切な情報プロバイダであり得る。リンク４１は、衛星リンク、電話ネットワークリンク、ケーブルまたは光ファイバリンク、マイクロ波リンク、インターネットリンク、このようなリンクの組み合せ、もしくは他のあらゆる適切なリンクであり得る。別のデータソース１４が他の設備に設置され、非ローカライズデータ（例えば、非ローカライズ番組ガイドデータ）をリンク４１を通じて主設備１２に提供することができる。

主設備１２によって双方向テレビ番組ガイド機器１７へと伝送される番組ガイドデータは、テレビ番組データ（例えば、番組識別子、時間、チャンネル、タイトル、詳細、シリーズ識別子等）と、テレビ番組リスト項目以外のサービス用の他のデータ（例えば、ヘルプテキスト、ペイ・パー・ビュー情報、気象情報、スポーツ情報、音楽チャンネル、関連付けられたインターネットウェブリンク、関連付けられたソフトウェア等）とを含み得る。膨大な数の双方向テレビ番組ガイド機器１７をインストールするのが好ましいが、図面が過度に複雑になるのを避けるため、図１中では双方向テレビ番組ガイド機器１７を１つだけ図示している。

番組ガイドデータは、任意の適切なアプローチを用いて主設備１２により双方向テレビ番組ガイド機器１７へと伝送され得る。データファイルは、例えば、オブジェクトとしてカプセル化され、適切なインターネットを用いたアドレシング方式およびプロトコルスタック（例えば、ユーザデータグラムプロトコル（ＵＤＰ）およびインターネットプロトコル（ＩＰ））を用いて伝送され得る。主設備からテレビ配信設備へと番組ガイドデータを伝送するシステムについては、例えば、１９９９年６月１１日に出願された、Ｇｏｌｌａｈｏｎらによる米国特許出願第０９／３３２，６２４号（Ａｔｔｏｒｎｅｙ Ｄｏｃｋｅｔ Ｎｏ．ＵＶ−１０６）に記載がある。本明細書中、同出願の全体を参考のため援用する。

クライアント−サーバに基づいた双方向テレビ番組ガイドは、双方向テレビ番組ガイド機器１７上にインプリメントされる。図２ａ〜２ｃは、双方向テレビ番組ガイド機器１７の３種類の例示的構成を示す。図２ａは、番組ガイドサーバが主設備１２から直接番組ガイドデータを取得する双方向テレビ番組ガイド機器１７の例示的構成を示す。図２ｂは、番組ガイドサーバが主設備１２または何らかの他の設備（例えば、ローカル情報サービス１５）からインターネットを通じて番組ガイドデータを取得する双方向テレビ番組ガイド機器１７の例示的構成を示す。これらのアプローチのいづれにおいても、所望ならば、インターネットをナビゲートしなくても番組ガイドデータにアクセスする機会がユーザに与えられ得る。図２ａおよび２ｂにおいて、双方向テレビ番組ガイド機器１７は、テレビ配信設備１６およびユーザテレビ機器２２を含み得る。

テレビ配信設備１６は、番組ガイド配信機器２１および番組ガイドサーバ２５を有し得る。配信機器２１は、通信経路２０を通じて番組ガイドサーバ２５からユーザテレビ機器２２へと番組ガイドデータを提供するのに適した機器である。配信機器２１は、例えば、テレビチャンネル側波帯、テレビチャンネルの垂直帰線消去期間、帯域内デジタル信号の使用、帯域外デジタル信号の使用、専用コンピュータネットワークまたはインターネットリンクの介在、または通信経路２０の種類に適した他のあらゆるデータ伝送技術によって番組ガイドデータを配信するのに適した伝送ハードウェアを含み得る。アナログまたはデジタル映像信号（例えば、テレビ番組）も、複数のアナログまたはデジタルテレビチャンネル上の通信経路２０を通じて、配信機器２１からユーザテレビ機器２２へと配信され得る。あるいは、何らかの他の適切な配信設備（例えば、ケーブルシステムヘッドエンド、放送配信設備、衛星テレビ配信設備、または他のあらゆる適切な種類のテレビ配信設備）からでも、ユーザテレビ機器２２に映像が配信される。

通信経路２０は、番組ガイドデータを配信するのに適した任意の通信経路であり得る。通信経路２０は、例えば、衛星リンク、電話ネットワークリンク、ケーブルまたは光ファイバリンク、マイクロ波リンク、インターネットリンク、データオーバケーブルサービスのインターフェース仕様（ｄａｔａ−ｏｖｅｒ−ｃａｂｌｅ ｓｅｒｖｉｃｅ ｉｎｔｅｒｆａｃｅ ｓｐｅｃｉｆｉｃａｔｉｏｎ、ＤＯＣＳＩＳ）このようなリンクの組み合せ、もしくは他のあらゆる適切な通信リンクを含み得る。通信経路２０は好適には、テレビ配信設備１６または別の配信設備がテレビ番組をユーザテレビ機器２２へと配信するのに十分な帯域を有する。複数のユーザテレビ機器２２があり、複数の関連付けられた通信経路２０が存在することが多いが、図面が過度に複雑になるのを避けるため、図２ａおよび２ｂではユーザテレビ機器２２および通信経路２０を１つずつのみ図示している。所望ならば、テレビ番組および番組ガイドデータは、別個の通信経路を通じて提供され得る。

番組ガイドサーバ２５は、サーバソフトウェアとサーバハードウェアとの任意の適切な組み合せに基づき得る。番組ガイドサーバ２５は、ユーザテレビ機器２２にインプリメントされた双方向テレビ番組ガイドクライアントにより生成される番組ガイドデータリクエストまたは映像リクエストに応答して、格納デバイス５６から番組ガイドデータまたは映像ファイルを取り出し得る。図２ａおよび２ｂに示すように、番組ガイドサーバ２５は、処理回路５４および格納デバイス５６を含み得る。処理回路５４は、任意の適切なプロセッサ（例えば、１つのマイクロプロセッサまたはマイクロプロセッサ群）および他の処理回路（例えば、キャッシュ回路、映像解読回路、ダイレクトメモリアクセス（ＤＭＡ）回路、入力／出力（Ｉ／Ｏ）回路等）を含み得る。

格納デバイス５６は、テレビ配信設備１６に伝送される番組ガイドデータを主設備１２を用いて格納するのに適したメモリまたは他の格納デバイス（例えば、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、フラッシュメモリ、ハードディスクドライブ等）であり得る。ユーザデータ（例えば、ユーザ選好プロファイル、選好、視聴制限設定、録画およびリマインダ設定、視聴履歴、および他の適切なデータ）も、番組ガイドサーバ２５によって格納デバイス５６に格納され得る。番組ガイドデータおよびユーザデータは、任意の適切な形式（例えば、構造化照会言語（ＳＱＬ）データベース）で格納デバイス５６に格納され得る。所望ならば、格納デバイス５６は、オンデマンドで再生される映像ファイルも格納し得る。

処理回路５４は、格納デバイス５６に格納されているリクエストされた番組ガイドに関する番組ガイドデータをサーチし、そのデータを取り出し、取り出したデータをユーザテレビ機器２２への配信用データとして配信機器２１に提供することにより、番組ガイドデータのリクエストを処理し得る。処理回路５４はまた、番組ガイドクライアントにより生成され、ユーザデータを格納するよう番組ガイドサーバ２５に命令する格納リクエストも処理し得る。あるいは、番組ガイドサーバ２５は、番組ガイドデータを直接ユーザテレビ機器２２に配信し、ユーザテレビ機器２２から直接ユーザデータを受信し得る。通信経路２０がインターネットリンク、ＤＯＣＳＩＳリンク、または他の高速コンピュータネットワークリンク（例えば、１０ＢａｓｅＴ、１００ＢａｓｅＴ、１０ＢａｓｅＦ、Ｔ１、Ｔ３等）を含む場合、処理回路５４は例えば、番組ガイドおよびユーザデータを伝送し、このようなリンクを通じて番組ガイドデータおよび格納リクエストを受信するのに適した回路を含み得る。

番組ガイドサーバ２５は、任意の適切な通信プロトコルを用いてユーザテレビ機器２２と通信し得る。例えば、番組ガイドサーバ２５は、通信プロトコルスタック（例えば、伝送制御プロトコル（ＴＣＰ）層およびインターネットプロトコル（ＩＰ）層、シーケンスパケット交換（ＳＰＸ）およびインターネットワークパケット交換（ＩＰＸ）、アップルトークトランザクションプロトコル（ＡＴＰ）およびデータグラム伝送プロトコル（ＤＤＰ）層、ＤＯＣＳＩＳ、または他のあらゆる適切なプロトコルもしくはプロトコルの組み合せを用い得る。ユーザテレビ機器２２もまた、通信経路２０を通じて番組ガイドサーバ２５と通信をするのに適切なハードウェア（例えば、イーサネット（登録商標）カード、モデム（デジタル、アナログ、またはケーブル）等）も含み得る。

ユーザテレビ機器２２上の番組ガイドクライアントは、任意の適切なクライアント−サーバに基づいたアプローチを用いて、番組ガイドデータを検索し、ユーザデータを番組ガイドサーバ２５に格納し得る。番組ガイドは、例えば、番組ガイドサーバ２５にＳＱＬリクエストをメッセージとして送り得る。別の適切なアプローチにおいて、番組ガイドは、１つ以上のリモートプロシージャコールを用いて、番組ガイドサーバ２５に常駐するリモートプロシージャを呼び出し得る。番組ガイドサーバ２５は、このような呼び出されたリモートプロシージャコールに対して、ＳＱＬステートメントを実行し得る。さらに別の適切なアプローチにおいて、番組ガイドによって実行されるクライアントオブジェクトは、例えばオブジェクトリクエストブローカ（ＯＲＢ）を用いて、番組ガイドサーバ２５によって実行されるサーバオブジェクトと通信し得る。この工程は、例えば、Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔの分散型コンポーネントオブジェクトモデル（ＤＣＯＭ）を用いて行われる。本明細書中で用いられる「録画リクエスト」および「格納リクエスト」という用語は、あらゆる種類のプロセス間またはオブジェクト間通信、または他のあらゆる適切な種類のプロセス間またはオブジェクト間通信を包含するものとして意図される。

図２ｂは、番組ガイドサーバ２５がインターネットを介して番組ガイドデータを取得する双方向テレビ番組ガイド機器１７の例示的構成を示す。番組ガイドサーバ２５により取得される番組ガイドデータは、主設備１２によってまたは何らかの他のソース（例えば、ローカル情報サービス１５）から提供され、インターネットを通じて入手可能となる。インターネットサービスシステム６１は、インターネットに基づいたアプローチ（例えば、ハイパーテキスト転送プロトコル（ＨＴＴＰ）、ファイル転送プロトコル（ＦＴＰ）等）を用いてインターネットから番組ガイドサーバ２５に番組ガイドデータを提供することが可能なハードウェアおよびソフトウェアの任意の適切な組み合せを用い得る。図２ｂは、インターネットサービスシステム６１がテレビ配信設備１６に包含されている様子を示す。所望ならば、インターネットサービスシステム６１は、テレビ配信設備１６から離れた設備に設置することもできる。インターネットサービスシステム６１は、例えば、主設備１２または番組ガイドデータをインターネットから番組ガイドサーバ２５へ提供するのに適切な何らかの他のインターネットノードに設置され得る。所望ならば、インターネットサービスシステム６１および番組ガイドサーバ２５の機能は、１つのシステムに統合され得る。

図２ｃは、双方向テレビ番組ガイド機器１７の別の適切な構成を示す。双方向テレビ番組ガイド機器１７は、例えば、番組ガイドサーバ２５およびインターネットサービスシステム６１を有するテレビ配信設備１６を含み得る。番組ガイドクライアントアプリケーションは、パーソナルコンピュータ２３上で動作し得る。クライアントは、インターネットサービスシステム６１および通信経路２０を通じて番組ガイドサーバ２５にアクセスし得る。パーソナルコンピュータ２３は、処理回路２７、メモリ２９、格納デバイス３１、通信デバイス３５、およびモニタ３９を含み得る。

処理回路２７は、任意の適切なプロセッサ（例えば、１つのマイクロプロセッサまたはマイクロプロセッサ群、）および他の処理回路（例えば、キャッシュ回路、ダイレクトメモリアクセス（ＤＭＡ）回路、入力／出力（Ｉ／Ｏ）回路等）を含み得る。処理回路２７はまた、テレビ番組を表示するのに適切な回路も含み得る。パーソナルコンピュータ２３は、例えば、ＰＣ／ＴＶカードを含み得る。メモリ２９は、コンピュータ命令およびデータを格納するのに適切な任意の適切なメモリ（例えば、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）または読み出し専用メモリ（ＲＯＭ））であり得る。格納デバイス３１は、任意の適切な格納デバイス（例えば、ハードディスク、フロッピー（登録商標）ディスクドライブ、フラッシュＲＡＭカード、記録可能なＣＤ−ＲＯＭドライブ、または他のあらゆる適切な格納デバイス）であり得る。通信デバイス３５は、任意の適切な通信デバイス（例えば、従来のアナログモデムまたはケーブルモデム）であり得る。

図３は、図２ａおよび２ｂのユーザテレビ機器２２の例示的構成を示す。図３のユーザテレビ機器２２は、テレビ配信設備１６（図１）から、アナログ映像またはデジタル映像ストリームおよびデータ、番組ガイドデータ、もしくはこれらの任意の組み合せを入力部２６において受信する。ユーザが通常のテレビ視聴時にセットトップボックス２８を所望のテレビチャンネルにチューニングすると、チューニングされたテレビチャンネルの信号が映像出力部３０に提供される。出力部３０に供給された信号は典型的には、所定のチャンネル（例えば、チャンネル３または４）上の無線周波（ＲＦ）信号かまたはアナログ復調された映像信号のどちらかであるが、適切なデジタルバス（例えば、米電気電子学会（ＩＥＥＥ）１３９４規準を用いたバス（図示せず））を通じてテレビ３６に提供されるデジタル信号でもあり得る。出力部３０の映像信号は、オプションの第２の格納デバイス３２により受信される。

双方向テレビ番組ガイドクライアントは、セットトップボックス２８、テレビ３６（ただし、テレビ３６に適切な処理回路およびメモリがある場合）、テレビ３６に接続された適切なアナログまたはデジタル受信器、またはデジタル格納デバイス３１（ただし、デジタル格納デバイス３１に適切な処理回路およびメモリがある場合）上で動作し得る。双方向テレビ番組ガイドクライアントはまた、これらのデバイスの適切な組み合せ上と協働して動作し得る。双方向テレビ番組ガイドアプリケーションが複数のデバイスと協働して動作する双方向テレビアプリケーションシステムについては、例えば、１９９８年１１月５日に出願された、Ｅｌｌｉｓによる米国特許出願第０９／１８６，５９８号に記載がある。本明細書中、同出願の全体を参考のため援用する。

第２の格納デバイス３２は、任意の適切な種類のアナログまたはデジタルの番組格納デバイスまたはプレーヤ（例えば、ビデオカセットレコーダ、デジタルバーサタイルディスク（ＤＶＤ）プレーヤ等）であり得る。番組録画および他の機能は、操作経路３４を用いてセットトップボックス２８により操作され得る。第２の格納デバイス３２がビデオカセットレコーダである場合、例えば、典型的な操作経路３４は、リモートコントロール部（例えば、リモートコントロール部４０）から通常コマンドを受け取るビデオカセットレコーダ中の赤外線受信器に結合された赤外線送信器の使用を伴う。リモートコントロール部４０は、セットトップボックス２８、第２の格納デバイス３２、およびテレビ３６を操作するために用いられ得る。

所望ならば、ユーザは、番組、番組ガイドデータ、またはこれらの組み合せをデジタル形式でオプションのデジタル格納デバイス３１に録画し得る。デジタル格納デバイス３１は、書き込み可能な光学的格納デバイス（例えば、記録可能なＤＶＤディスクの処理が可能なＤＶＤプレーヤ）、磁気的格納デバイス（例えば、ディスクドライブまたはデジタルテープ）、または他の任意のデジタル格納デバイスであり得る。デジタル格納デバイスを有する双方向テレビ番組ガイドシステムについては、例えば、１９９８年９月１７日に出願された、Ｈａｓｓｅｌｌらによる米国特許出願第０９／１５７，２５６号に記載がある。本明細書中、同出願の全体を参考のため援用する。

デジタル格納デバイス３１は、セットトップボックス２８中に内蔵されるか、または出力ポートおよび適切なインターフェースを介してセットトップボックス２８に接続された外部デバイスにすることができる。デジタル格納デバイス３１は、例えば、ローカルメディアサーバ２９に内蔵され得る。必要ならば、セットトップボックス２８中の処理回路は、受信された映像、音声およびデータ信号をデジタルファイル形式にフォーマットする。ファイル形式は好適には、オープンファイル形式（例えば、動画専門家グループ（ＭＰＥＧ）のＭＰＥＧ−２規準またはムービングジョイントフォトグラフィック専門家グループ（Ｍｏｖｉｎｇ Ｊｏｉｎｔ Ｐｈｏｔｏｇｒａｐｈｉｃ Ｅｘｐｅｒｔｓ Ｇｒｏｕｐ、ＭＪＰＥＧ）規準である。その結果得られたデータは、適切なバス（例えば、米電気電子学会（ＩＥＥＥ）１３９４規準を用いたバス）を通じてデジタル格納デバイス３１に流され、デジタル格納デバイス３１に格納される。別の適切なアプローチにおいて、ＭＰＥＧ−２データストリームまたは一連のファイルが配信機器２１から受信され、格納され得る。

テレビ３６は、通信経路３８を通じて第２の格納デバイス３２から映像信号を受信する。通信経路３８を通る映像信号は、予め記録された格納媒体（例えば、ビデオカセットまたは記録可能なデジタル映像ディスク）を再生するときに第２の格納デバイス３２によって生成されるか、予め記録されたデジタル格納媒体を再生するときにデジタル格納デバイス３１によって生成されるか、セットトップボックス２８を通じて送られるか、第２の格納デバイス３２がユーザテレビ機器２２内に含まれていない場合にセットトップボックス２８からテレビ３６に直接提供されるか、またはテレビ３６により直接受信され得る。通常のテレビ視聴の間、テレビ３６に提供される映像信号は、ユーザがセットトップボックス２８を用いてチューニングした所望のチャンネルに対応する。映像信号はまた、デジタル格納デバイス３１に格納されている情報を再生するためにセットトップボックス２８が用いられるときに、セットトップボックス２８によってテレビ３６に提供され得る。

セットトップボックス２８は、通信経路２０を通じて番組ガイドサーバ２５と通信する通信デバイス３７を有し得る。通信デバイス３７は、モデム（例えば、任意の適切なアナログまたはデジタル標準、セルラー、またはケーブルモデム）、ネットワークインターフェースカード（例えば、イーサネット（登録商標）カード、トークンリングカード等）、このようなデバイスの組み合せ、または他のあらゆる適切な通信デバイスであり得る。所望ならば、テレビ３６もこのような適切な通信デバイスを有し得る。

セットトップボックス２８は、メモリ４４を有し得る。メモリ４４は、番組ガイドクライアントにより用いられる番組ガイドクライアントの命令および番組ガイドデータを格納するのに適切な任意のメモリまたは他の格納デバイス（例えば、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、読み出し専用メモリ（ＲＯＭ）、フラッシュメモリ、ハードディスクドライブ、このようなデバイスの組み合せ等）であり得る。

図４は、図３のユーザテレビ機器２２の実施形態をより一般化したものである。図４に示すように、テレビ配信設備１６（図１）からの番組ガイドデータおよび番組は、ユーザテレビ機器２２の制御回路４２により受信される。制御回路４２の機能は、図２ａおよび２ｂのセットトップボックス構成を用いて提供され得る。あるいは、制御回路４２の機能は、高度なテレビ受信器、図２ｃに示すようなパーソナルコンピュータテレビ（ＰＣ／ＴＶ）、または他のあらゆる適切な構成に組み込まれ得る。所望ならば、このような構成の組み合せを用いてもよい。

ユーザテレビ機器２２はまた、番組を録画するために、第２の格納デバイス４７およびデジタル格納デバイス４９も有し得る。第２の格納デバイス４７は、任意の適切な種類のアナログまたはデジタル番組格納デバイス（例えば、ビデオカセットレコーダ、デジタルバーサタイルディスク（ＤＶＤ）等）であり得る。番組録画および他の機能は、制御回路４２により制御され得る。デジタル格納デバイス４９は、例えば、書き込み可能な光学的格納デバイス（例えば、記録可能なＤＶＤディスクの処理が可能なＤＶＤプレーヤ）、磁気的格納デバイス（例えば、ディスクドライブまたはデジタルテープ）、または他の任意のデジタル格納デバイスであり得る。

ユーザテレビ機器２２はまた、メモリ６３も有し得る。メモリ６３は、制御回路４２により用いられる番組ガイドクライアントの命令および番組ガイドデータを格納するのに適切な任意のメモリまたは他の格納デバイス（例えば、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、読み出し専用メモリ（ＲＯＭ）、フラッシュメモリ、ハードディスクドライブ、このようなデバイスの組み合せ等）であり得る。

図４のユーザテレビ機器２２はまた、通信経路２０を介した番組ガイドクライアントと番組ガイドサーバ２５との間の通信をサポートする通信デバイス５１も有し得る。通信デバイス５１は、モデム（例えば、任意の適切なアナログまたはデジタル標準、セルラー、またはケーブルモデム）、ネットワークインターフェースカード（例えば、イーサネット（登録商標）カード、トークンリングカード等）、このようなデバイスの組み合せ、または他のあらゆる適切な通信デバイスであり得る。

ユーザは、ユーザインターフェース４６を用いてユーザテレビ機器２２の動作を操作する。ユーザインターフェース４６は、ポインティングデバイス、無線リモートコントロール、キーボード、タッチパッド、音声認識システム、または他のあらゆる適切なユーザ入力デバイスであり得る。テレビを見る際、ユーザは、制御回路４２に対して、所望のテレビチャンネルを表示デバイス４５に表示するよう命令する。番組ガイド機能にアクセスする際、ユーザは、双方向テレビ番組ガイド機器１７上にインプリメントされた番組ガイドに対して、表示デバイス４５に表示されるメインメニューまたは他の所望の番組ガイド表示画面を生成するよう命令する。所望ならば、ユーザテレビ機器２２上で動作する番組ガイドクライアントは、ユーザがインターネットをナビゲートしなくても番組ガイド機能にアクセスすることを可能にし得る。

番組ガイドは、メインメニューを通じて番組ガイド機能にアクセスする機会をユーザに提供し得る。メインメニュー画面（例えば、図５の例示的メインメニュー画面１００）は、選択可能な番組ガイド機能１０６のメニュー１０２を含み得る。所望ならば、番組ガイド機能１０６は、機能の種類に応じて分類（ｏｒｇａｎｉｚｅ）され得る。例えば、メニュー１０２において、番組ガイド機能１０６は、３つの縦列に分類されている。「ＴＶガイド」というラベルの縦列は、リスト項目に関連する機能用であり、「ＭＳＯショーケース」というラベルの縦列は複数のシステムオペレータ（ＭＳＯ）に関する機能用であり、「視聴者サービス」というラベルの縦列は、視聴者に関する機能用である。ユーザが特定の番組ガイド機能をメニュー１０２から選択すると、双方向テレビ番組ガイドは、その番組ガイド機能の表示画面を生成し得る。

メインメニュー画面１００は、１つ以上の選択可能な広告１０８を含み得る。選択可能な広告１０８は、例えば、ペイ・パー・ビュー番組または他の番組あるいは製品を宣伝するテキストおよびグラフィックスを含み得る。ユーザが選択可能な広告１０８を選択すると、番組ガイドは、情報（例えば、ペイ・パー・ビュー情報）を表示するか、または、広告のコンテンツに関連する他のアクションを行い得る。所望ならば、選択可能な広告バナー１１０に示すように、テキストのみで構成されている広告が提示され得る。

メインメニュー画面１００はまた、他の画面要素も含み得る。例えば、製品ブランドロゴグラフィック１１２のような製品ブランドロゴグラフィックスを用いて番組ガイド製品のブランドが提示され得る。例えば、サービスプロバイダロゴグラフィック１１４のようなサービスプロバイダロゴグラフィックを用いて、テレビサービスプロバイダについての詳細情報（ｉｄｅｎｔｉｔｙ）が提示され得る。時計表示領域１１６に現在時刻が表示され得る。さらに、番組ガイドがメッセージング機能をサポートしている場合、インジケータグラフィック１１８のような適切なインジケータを用いて、ケーブルオペレータからユーザにメールが来ていることをユーザに伝えられ得る。

双方向テレビ番組ガイドは、テレビ番組リスト項目を見る機会をユーザに提供し得る。ユーザは、例えば強調表示領域１２０を所望の番組ガイド機能１０６上に位置決めすることにより、番組リスト項目を見たい旨を知らせ得る。あるいは、番組ガイドはまた、ユーザがリモートコントロール４０上の適切なキー（例えば、「ガイド」キー）を押したときに、番組リスト項目を提示し得る。ユーザがテレビ番組リスト項目を見たい旨を知らせると、番組ガイドクライアントは、番組ガイドサーバ２５にリスト項目をリクエストし、表示デバイス４５（図４）に表示される適切な番組リスト項目を生成する。番組リスト項目画面は、ユーザが視聴している番組の全体にオーバーレイされるか、または「ブラウズ」モードの番組の一部にオーバーレイされ得る。番組リスト項目画面については、例えば、１９９９年７月１６日に出願された、Ｋｎｕｄｓｏｎらによる米国特許出願第０９／３５７，９４１号（Ａｔｔｏｒｎｅｙ Ｄｏｃｋｅｔ Ｎｏ．ＵＶ−１１４）に記載がある。本明細書中、同出願の全体を参考のため援用する。

番組リスト項目画面は、１つ以上の分類基準（例えば、時間別、チャンネル別、番組カテゴリ別等）に従って分類された番組リスト項目のグループまたはリストを１つ以上含み得る。番組ガイドは、例えば、複数のカテゴリ（例えば、映画、スポーツ、子供向け等）数に応じてリスト項目を時間別、チャンネル別に見る機会をユーザに提供するか、または、ユーザがリスト項目をタイトル別にサーチすることを可能にし得る。番組リスト項目は、任意の適切なリスト、表、グリッド、または他の適切な表示構成を用いて表示され得る。所望ならば、番組リスト項目画面は、選択可能な広告、製品ブランドロゴグラフィックス、サービスプロバイダブランドグラフィックス、時計、または他のあらゆる適切なインジケータまたはグラフィックを含み得る。

ユーザは、例えばメニュー１０２から選択可能な機能１０６を選択することにより、番組リスト項目を時間別、チャンネル別、またはカテゴリ別に見たい旨を知らせ得る。それに応答して、番組ガイドクライアントは、このようなリスト項目が既にメモリ６３（図４）中にキャッシュされている場合、選択されたカテゴリ内のリスト項目についての１つ以上のリクエストを番組ガイドサーバ２５に発行し得る。番組ガイドサーバ２５は、格納デバイス５６または別のサーバに格納されている番組ガイドデータ、もしくはインターネットサービスシステム６１からの番組ガイドデータを検索し、検索したデータを番組ガイド配信機器２１を通じて番組ガイドクライアントに提供し得る。

番組ガイドクライアントは、ユーザテレビ機器２２上の適切な番組リスト項目画面に番組リスト項目を表示し得る。図６は、時間別の番組リスト項目の表示を示す。図６の番組リスト項目画面１３０は、現在の番組リスト項目１５０を強調表示する強調表示領域１５１を含み得る。ユーザは、ユーザインターフェース４６を用いて適切なコマンドを入力することにより、強調表示領域１５１を位置付け得る。例えば、ユーザインターフェース４６にキーボードがある場合、ユーザは、リモートコントロール４０上の「アップ」および「ダウン」矢印キーを用いて強調表示領域１５１を位置付け得る。ユーザは、例えばリモートコントロール４０上の「ＯＫ」キーまたは「情報」キーを押すことにより、リスト項目を選択し得る。あるいは、タッチセンシティブ画面、トラックボール、音声認識デバイス、または他の適切なデバイスを用いて、強調表示領域１５１を移動させ得るか、または強調表示領域１５１を用いずに番組リスト項目を選択してもよい。さらに別のアプローチにおいて、ユーザは、テレビ番組リスト項目を音声リクエスト認識システムに向かって発声し得る。これらの番組リスト項目の選択方法は例示的なものに過ぎない。所望ならば、番組リスト項目の選択する際に他のあらゆる適切なアプローチが用いてもよい。

ユーザは、例えばリモートコントロール４０上の「アップ」または「ダウン」矢印、または「ページアップ」または「ページダウン」キーを押すことにより、時間バー１１１に表示されている時間スロットに関するさらなるリスト項目を見得る。ユーザはまた、リモートコントロール４０上の「明日」または「前日」キーをそれぞれ押すことにより、次の２４時間または前の２４時間のリスト項目も見得る。表示方向にちょうど２４時間前または後に開始するリスト項目が無い場合、番組ガイドは、２４時間前後に開始する番組を選び得る。所望ならば、番組ガイドは、広告バナー１１０をスクロールするようユーザに要求し得る。ユーザは、例えばリモートコントロール４０上の「右」および「左」矢印を押すことにより、他の時間スロットに関する番組リスト項目を見得る。

図７は、番組リスト項目を時間別に表示している様子を示す。ユーザは、番組リスト項目を上下にスクロールして、他の時間スロットの番組リスト項目を見得、番組リスト項目を左右にスクロールして、他のチャンネルの番組リスト項目を見得る。所望ならば、表示領域１４７に図示しているチャンネル番号に加えて、番組リスト項目の放送日も表示領域１４７に含まれ得る。

番組ガイドは、カテゴリ別に選別された番組リスト項目を見る機会をユーザに提供し得る。ユーザは、例えば、リモートコントロール４０上の特別なカテゴリキー（例えば、「映画」、「スポーツ」、「子供向け」等）を押すか、メインメニュー１００（図５）から選択可能なカテゴリ機能を選択するか、または他のあらゆる適切なアプローチを用いて番組リスト項目をカテゴリ別に見たい旨を知らせ得る。図８ａは、映画に関する番組リスト項目を表示する例示的番組リスト項目画面である。図８ｂは、スポーツ関連番組に関する番組リスト項目を表示する例示的番組リスト項目画面である。図８ｃは、子供向け番組に関する番組リスト項目を表示する例示的番組リスト項目画面である。

番組リスト項目表示画面（例えば、図７ａおよび８ａ〜８ｃに示す番組リスト項目表示画面）において、例えばリスト１２９中の番組リスト項目は、所定の時間スロット（例えば、３０分の時間スロット）に分割され得る。各時間スロット間において、ユーザが１つの時間スロットから次の時間スロットへと番組リスト項目をスクロールまたはページ移動したことをユーザに示すセパレータ１２８が表示され得る。図７において、例えば、ユーザは、１１：３０ＰＭの時間スロットの番組リスト項目から１２：００ＡＭの時間スロットにスクロールしている。この場合、セパレータは翌日の平日の曜日名の表示として示される。図８ａ〜８ｃにおいて、例えば、ユーザは、１２：３０ＰＭの時間スロット中の番組リスト項目から１：００ＰＭ時間スロット中の番組リスト項目へとスクロールしている。所望ならば、リスト項目のある時間スロットのみにセパレータ１２８を表示してもよい。ユーザがリスト項目をスクロールしているとき、強調表示領域１５１はセパレータ１２８をスキップし得る。図６、７、および８ａ〜８ｃはまた、ユーザが他の番組リスト項目にアクセスする際に必ずバナーもスクロールするようにするために番組ガイドによって広告バナーを表示する仕組みも示す。

図６、７、８ａ、８ｂ、および８ｃの番組リスト項目画面はまた、様々な他の画面要素を含むものとしても示されている。番組リスト項目表示画面は、例えば、選択可能な広告、広告バナー、ブランドロゴ、サービスプロバイダロゴ、時計、メッセージインジケータ、または他のあらゆる適切な画面要素を含み得る。番組ガイドは、例えば、ユーザが左矢印を押して強調表示領域１５１を移動して選択可能な広告を強調表示すると、それに応答して選択可能な広告へのアクセスを提供し得る。図６、８ａ、８ｂ、および８ｃの例示的番組リスト項目画面において、番組ガイドはまた、ユーザが番組リスト項目をスクロールまたはページ移動しているとき、時間バー１２３に表示されている時間を調整して、調整結果をリスト上部にある番組リスト項目の時間に反映させ得る。

番組ガイドクライアントは、１つ以上の基準からなる高度なブールまたは自然言語式を定義する機会をユーザに提供し得る。このような基準は、例えば、属性の種類と、番組ガイドサーバ２５により提供される属性情報とを含み得る。ユーザが定義した式は、番組ガイドサーバ２５に格納され、番組ガイドデータのサーチおよび選別、リマインダ予定の設定、自動番組録画、および番組の視聴制限設定用に用いられ得る。基準はまた、番組ガイドサーバまたは番組ガイドクライアントによってユーザプロフィールから導出されるか、または、番組ガイドの利用状況あるいは広告の利用状況をモニタリングすることによって導出され得る。番組ガイドサーバ２５はまた、他の種類の情報または番組を取得するためにも式を用い得る。番組ガイドサーバ２５は、例えば、ビデオオンデマンド番組、ウェブサイトリンク、ゲーム、チャットグループリンク、商品情報、もしくは他のあらゆる適切な情報または番組を主設備１２に設置されたデータソース１４または他の設備から取得し得る。所望ならば、番組ガイドクライアントは、式にアクセスし、式を修正し、式を削除する機会をユーザに提供し得る。

ユーザは、例えばメインメニュー１０２の選択可能なサーチ機能１０６（図５）を選択することにより、番組ガイドデータをサーチしたい旨を知らせ得る。この知らせに応答して、番組ガイドクライアントは、基準画面（例えば、図９ａおよび９ｂの例示的基準画面１４１および１４９）を表示し得る。番組ガイドクライアントは、図９ａの基準画面１４１を表示して、ブール式を定義する機会をユーザに提供し得る。ユーザは、基準（例えば、属性の種類、属性、論理演算子等）を選択して基準を選別することにより、ブール式を構築し得る。ユーザが選択可能な基準にはまた、番組ガイドサーバ２５がサーチするもの（例えば、番組リスト項目、番組情報、ウェブサイト、ビデオオンデマンド映像、ソフトウェア、または他のあらゆる適切な番組ガイドデータ、他の情報、もしくは映像）も含まれ得る。

ユーザは、例えば矢印を操作して基準間を上下移動し、矢印を左右に操作して属性、属性の種類、または論理演算子を選択し、適切なキー（例えば、「ＯＫ」キー）を押してユーザが定義化作業が完了した旨を知らせることにより、式を定義し得る。図９ａの例の場合、ユーザは、今日の７：００Ｐ〜１１：００Ｐに始まって９：００Ｐ〜１：３０Ａに終了する俳優Ｂｒｕｃｅ Ｗｉｌｌｉｓが出演するアクション番組全てに関するブール式を構築している。図面が過度に複雑になるのを避けるため、図９ａでは、番組ガイドサーバ２５がサーチを行う際の選択基準を図示していない。

番組ガイドクライアントは、図９ｂの基準画面１４９を表示して、自然言語式を構築する機会をユーザに提供し得る。ユーザは、ユーザインターフェース４６（図４）を用いて、自然言語の句（例えば、「Ｂｒｕｃｅ Ｗｉｌｌｉｓが主演であり、かつ今日の７：００Ｐ〜１１：００Ｐに開始して９：００Ｐ〜１：３０Ａに終了するアクション番組全てをアルファベット順にリストする」等）を入力し得る。

番組ガイドクライアントは、ユーザが定義したブール式または自然言語式を処理を行う番組ガイドサーバ２５に提出し得る。番組ガイドサーバ２５は、その式を処理し、処理した番組ガイドデータ（例えば、番組リスト項目、番組情報、ソフトウェア、インターネットリンク等）または映像番組を番組ガイドクライアントに提供し得、これにより、表示が行われる。図１１は、図９ａおよび９ｂ中に定義された式に応答して番組ガイドクライアントにより表示され得る例示的番組リスト項目画面を示す。

ユーザはまた、例えば定義した式をエージェントとして保存することにより、番組ガイドサーバ２５に式を自動処理させたい旨も知らせ得る。ユーザは、例えばブール式または自然言語式を定義した後に図９ａおよび９ｂの「エージェントとして保存する」選択可能機能１４７を選択することにより、式をエージェントとして保存したい旨を知らせ得る。ユーザが（例えば、「ＯＫ」キーを押すなどして）式の定義化作業を完了した旨を知らせると、番組ガイドクライアントは、「エージェントとして保存する」選択可能機能１４７を自動的に強調表示し得る。所望ならば、番組ガイドクライアントは、エージェントを命名する機会をユーザに提供し得る。

ユーザは、例えばメインメニュー１０２の選択可能な「エージェント」機能１０６を選択することにより、保存されている式またはエージェントにアクセスし得る。これに応答して、番組ガイドクライアントは、保存されている式またはエージェントのリストを表示し得る。図１０は、例示的エージェント画面１１０１を示す。ユーザは、例えば強調表示領域１５１を所望の式上に位置付けしてリモートコントロール４０上の「ＯＫ」キーを押すことにより、番組リスト項目を見たい旨を知らせ得る。ユーザが式にアクセスしたい旨を知らせたことに応答して、番組ガイドクライアントは、ユーザが定義した式を処理を行う番組ガイドサーバ２５に提出し得る。番組ガイドサーバは、その式を処理し、番組リスト項目を番組ガイドクライアントに提供し得、これにより番組リスト項目画面に表示が行われる。例えば、ユーザが図９ａのブール式を保存し、その式を「Ｂｒｕｃｅ Ｗｉｌｌｉｓ」と命名して、その式のリスト項目にアクセスしたい旨を知らせると、番組ガイドクライアントは、図１０のリスト項目画面を表示し得る。

さらに別のアプローチにおいて、番組ガイドクライアントは、ユーザが式をエージェントとして保存することに応答して、番組ガイドサーバ２５に式を提供し得る。番組ガイドサーバ２５は、式を保存し、格納デバイス５６に格納されているデータを（その式にマッチする番組ガイドリスト項目、番組情報、他の情報、ソフトウェア、映像等について）モニタリングし得る。番組ガイドサーバ２５はまた、例えばインターネットを通じて、その式にマッチする番組ガイドデータおよび映像について他のソースに対しても問合せを行い得る。ユーザがエージェントにアクセスしたい旨を知らせると、番組ガイドサーバ２５は、番組ガイドデータ、他の情報、または映像を格納デバイス５６または他のソースから取得し、取得したデータ、情報、または映像を番組ガイドクライアントに提供し得る。あるいは、ユーザがこのような情報を表示する番組ガイド機能にアクセスすると、番組ガイドサーバ２５は、番組ガイドデータ、他の情報、または映像を番組ガイドクライアントに自動的に提供し得る。さらに別の適切なアプローチにおいて、番組ガイドサーバ２５は、例えば見付かった番組を知らせる番組リマインダを生成する際に用いられる番組識別子および放送時間を番組ガイドクライアントに提供し得る。

番組ガイドはまた、ユーザが自身の番組ガイド経験をカスタマイズすることを可能にするユーザ選好を定義する機会もユーザに提供し得る。双方向テレビ番組ガイドがユーザ選好プロフィールを定義する機会をユーザに提供するシステムについては、例えば、１９９８年３月４日に出願された、Ｅｌｌｉｓらによる米国特許出願第０９／０３４，９３４号（Ａｔｔｏｒｎｅｙ Ｄｏｃｋｅｔ Ｎｏ．ＵＶ−４３）に記載がある。本明細書中、同出願の全体を参考のため援用する。ユーザは、例えば図５のメインメニュー１０２から選択可能な「設定」機能１０６を選択することにより、ユーザ選好プロフィールを設定したい旨を知らせ得る。ユーザがメインメニュー１０２から選択可能な「設定」機能１０６を選択すると、番組ガイドクライアントは、設定画面（例えば、図１２の例示的設定画面４１１）を表示し得る。

設定画面４１１は、様々なガイド機能を設定し、視聴制限機能を設定し、セットトップボックス２８（図３）の機能を設定し、音声機能を設定し、画面位置を設定し、ユーザ選好プロフィールを設定するか、もしくは任意の他の機能または機能の適切な組み合せを設定する機会をユーザに提供し得る。ユーザは、例えば「ユーザプロフィール機能」４１７を選択することにより、ユーザ選好プロフィールを設定したい旨を知らせ得る。ユーザがユーザ選好プロフィールを設定したい旨を知らせると、番組ガイドクライアントは、ユーザ選好プロフィール設定画面（例えば、図１３ａ〜１３ｆに示す選好プロフィール設定画面）を表示し得る。このユーザプロフィールを定義する方法は例示的なものに過ぎず、任意の適切な方法が用いられ得る。

実際は、各ユーザテレビ機器２２と関連付けられたユーザが複数存在し得る。番組ガイドは、複数のユーザ選好プロフィールを設定する能力をユーザに提供し得る。ユーザは、例えば選好プロフィールセレクタ１０９を選択して矢印を左右に移動させて所望のユーザ選好プロフィールを選択することにより、ユーザ選好プロフィール間の切替えを行い得る。例えば、図１３ａ〜１３ｆにおいて、ユーザは、特定のユーザに対応し得る選好プロフィール＃１を選択した。

ユーザ選好プロフィールは、基準（例えば、選好属性１０４および選好レベル１０６）を含み得る。選好属性１０４は、タイプ別に分類され得る。属性の種類および属性は、番組ガイドクライアントにプログラムされるか、または、番組ガイドクライアントによって番組ガイドサーバ２５から取り出され得る。前者のアプローチの場合、番組ガイドクライアントが更新されるまで、利用可能な属性の種類および属性は静的なままである。後者のアプローチの場合、利用可能な属性の種類および属性は動的であり得る。適切な属性の種類および属性は、主設備１２またはテレビ配信設備１６によっていつでも提供され得る。ユーザがユーザ選好プロフィールを設定したいとの旨を知らせるたびに、番組ガイドクライアントは、利用可能な属性の種類および属性について番組ガイドサーバ２５に問合せを行い得る。ユーザが前者および後者のアプローチのいずれかを用いてユーザ選好プロフィールを設定したいとの旨を知らせると、番組ガイドクライアントは、その番組ガイドクライアントに関連するユーザ選好プロフィールについて番組ガイドサーバ２５に問合せを行い得る。

図１３ａ〜１３ｆは、例えば、ユーザが属性セレクタ１１１を選択して所望の選好属性の種類が表示されるまで矢印を左右に移動させることにより、属性の種類を選択する選好プロフィール設定画面の６つの例示的表示を示す。図１３ａ〜１３ｆは、例えば、シリーズ、ジャンル、チャンネル、俳優および女優、格付け、および他の種類の選好属性についてそれぞれ選好レベルを設定する機会を番組ガイドがユーザに提供する仕組みを示す。ユーザは、例えば属性の種類を選択した後に矢印を下方に移動させることにより、選好属性を選択し得る。次いで、ユーザは、所望の属性が表示されるまで矢印を左右に移動させ得る。所望の選好属性を表示させた後、ユーザは、例えば、矢印を下方に移動させてその属性についての選好レベルを設定する。次いで、ユーザは、例えば矢印を左右に移動させて適切な選好レベルを選択し得る。

所与の選好属性におけるユーザの好き嫌いを示すために用いられ得る選好レベルとしては、大好き、まあまあ好き、大嫌い、あまり好きではない、必須（例えば、難聴者のための字幕等に適切）、違法（例えば、子供に対してＲ指定の付いた番組等に適切）、および興味無し（ｄｏｎ'ｔ ｃａｒｅ）（中立）等がある。ユーザが（例えば、リモートコントロール４０上の「ＯＫ」キーを押すなどして）プロフィール定義を終了した旨を知らせた後、番組ガイドクライアントは、番組ガイドデータを提供する際に用いられる選好プロフィールデータを番組ガイドサーバ２５に提供し得る。ユーザは、矢印を再度下方移動させて別の基準を選択するか、または、矢印を上方移動させて既に選択した基準を編集し得る。ユーザは、例えば削除したい属性の選好レベルを「興味無し」に設定することにより、属性を削除し得る。

ユーザは、例えば図５のメインメニュー１０２から選択可能なプロフィール機能１０６を選択することにより、１つ以上の定義された選好プロフィールをアクティブ化または非アクティブ化し得る。番組ガイドクライアントは、例えば定義された選好プロフィール全てについて番組ガイドサーバ２５に問合せを行い、選好プロフィールのリストをユーザに提供し、図１４に示すような１つ以上の選好プロフィールをアクティブ化または非アクティブ化する機会をユーザに提供することにより、それに応答し得る。ユーザは、例えば選好プロフィールを非アクティブに設定することにより、選好プロフィールを非アクティブ化し得る。ユーザは、選好プロフィールをアクティブに設定する際アクティブ度を様々な程度に設定し得る。例えば、ユーザは、プロフィールを「広範囲」、「中範囲」、または「狭範囲」に設定することによりそのプロフィールをアクティブに設定し得る。

番組ガイドクライアントはまた、アクティブ化または非アクティブ化されたプロフィールを番組ガイドサーバ２５に知らせ得る。番組ガイドサーバは、例えば、１つ以上のユーザ選好プロフィールの属性を番組ガイドクライアントからのデータリクエストに応答してデータを取り出す際のさらなる基準として用い得る。複数の選好プロフィールを同時に用いる場合、番組ガイドサーバ２５は、任意の適切なアプローチを用いてあらゆる不一致を調整し得る。複数のアクティブユーザ選好プロフィール間の不一致を解消する双方向テレビ番組ガイドシステムについては、例えば、上述した１９９８年３月４日に出願された、Ｅｌｌｉｓらによる米国特許出願第０９／０３４，９３４号に記載がある。

図１５は、ユーザが利用可能な番組の例示的リストを含む表である。「狭範囲」、「中範囲」、および「広範囲」というラベルの縦列の下に示されている結果は、図１３ａ〜１３ｆ中に例示的に定義された例えばプロフィール＃１の選好属性および選好レベルをどの番組が満足するのかを示す。実際は、最も広範囲に設定されたプロフィールに基づいて生成されたリスト項目画面は典型的には、ユーザによって設定された必須属性に応じてより多くの番組リスト項目を含み得る。

ユーザがプロフィール＃１をアクティブ化してプロフィール＃１を最も広範囲に設定すると、番組ガイドサーバ２５は、全ての必須属性を含み、かつ違法属性を含まない番組に関する番組ガイドデータを提供し得る。例えばＳｅｉｎｆｅｌｄ、Ｔｈｅ Ｓｈｉｎｉｎｇ、ＥＲ、Ｔｅｒｍｉｎａｔｏｒ、およびＭｙ Ｓｔｅｐｍｏｔｈｅｒ ｉｓ ａｎ Ａｌｉｅｎは、（図１３ｆに設定されているように）プロフィール＃１に規定されている必須属性（すなわち、字幕）のみを有するため、最も広範囲の選好に含まれている。その上、これらの番組は、（図１３ｅに設定されているような）違法格付け（Ｒ格付け、ＴＶ−ＭＡ格付け、またはＮＣ−１７格付け）に関する選好レベルを有する選好属性を持っていない。Ｔｈｅ Ｎｉｇｈｔ ａｔ ｔｈｅ Ｏｐｅｒａは、必須属性（すなわち、字幕）を持たないため、含まれない。Ｄａｎｔｅ'ｓ Ｐｅａｋは、違法格付け（Ｒ）を持つため、含まれない。図１６ａは、このような限定付きのデータを有する番組ガイドクライアントによって表示され得る例示的番組リスト項目画面を示す（ＥＲは、異なる時間ブロック内に存在すると考えられるため、図１６ａ中のリストには含まれていない）。

ユーザがプロフィール＃１をアクティブ化し、プロフィール＃１を中範囲に設定すると、番組ガイドサーバ２５は、大嫌いの選好レベルと関連付けられた選好属性を持たず、全ての必須属性を持ち、かつ違法属性を持たない番組に関する番組ガイドデータを提供し得る。Ｔｈｅ Ｓｈｉｎｉｎｇは、ホラーに対して（図１３ｂ中で設定されているように）「あまり好きではない」の選好レベルが設定されているため、含まれていない。Ｄａｎｔｅ'ｓ Ｐｅａｋは、（図１３ｅ中で設定されているように）違法レベルの属性を有するＲ格付けが設定されているため、含まれていない。Ｎｉｇｈｔ ａｔ ｔｈｅ Ｏｐｅｒａは、（図１３ｆに設定されているように）必須属性である字幕を持たないため、含まれない。Ｔｈｅ Ｔｅｒｍｉｎａｔｏｒは、例えば、（図１３ｂ、１３ｄにそれぞれ設定されているように）プロフィール＃１中のホラーの選好属性が「あまり好きではない」の選好レベルと関連付けられ、Ｓｃｈｗａｒｚｅｎｅｇｇｅｒ（番組Ｔｅｒｍｉｎａｔｏｒの俳優）の選好属性が「大嫌い」の選好レベルと関連付けられているため、中範囲のプロフィール＃１に含まれない。ＳｅｉｎｆｅｌｄおよびＥＲは、大嫌いの属性を全く含まないため、含まれる。

同一の番組に２つの異なる選好レベルが関連付けられている状況に遭遇した場合、番組ガイドは、それら２つのうちより強力な方を用いる。Ｍｙ Ｓｔｅｐｍｏｔｈｅｒ ｉｓ ａｎ Ａｌｉｅｎは、例えば、「あまり好きではない」を上回る「大嫌い」の選好属性を有するため、含まれる。図１６ｂは、このような限定付きの番組ガイドデータを有する番組ガイドクライアントによって表示され得る例示的番組リスト項目を示す。実際は、中範囲として設定されたプロフィールに基づいて生成されたリスト項目画面は典型的には、ユーザによって設定される必須属性に応じてより多くの番組リスト項目を有し得る。

ユーザがプロフィール＃１をアクティブ化してプロフィール＃１を狭範囲選好として設定すると、番組ガイドサーバ２５は、大嫌いよりも低い選好で、必須属性全てを有し、かつ違法属性を有していない好きと設定されている番組全てに関する番組ガイドデータを提供し得る。Ｔｈｅ Ｓｈｉｎｉｎｇは、ホラーとしてあまり好きではないの属性を有するため、含まれていない。Ｔｅｒｍｉｎａｔｏｒは、Ａｒｎｏｌｄ Ｓｃｈｗａｒｚｅｎｅｇｇｅｒが大嫌いの属性を有するため、含まれていない。Ｍｙ Ｓｔｅｐｍｏｔｈｅｒ ｉｓ ａｎ Ａｌｉｅｎは、ホラーに設定されているあまり好きではないの属性よりもコメディに設定されている大好きの属性が優先されるため、含まれる。Ｄａｎｔｅ'ｓ Ｐｅａｋは、Ｒの格付けを有するため、含まれない。Ｎｉｇｈｔ ａｔ ｔｈｅ Ｏｐｅｒａは、字幕を有していないため、含まれない。ＥＲは、好きの属性を１つも有していないため、狭範囲内に含まれず、最高レベルであっても中立となる。図１６ｃは、このような限定付きの番組ガイドデータを有する番組ガイドクライアントによって表示され得る例示的番組リスト項目を示す。

番組ガイドはまた、１つ以上の基準を有するブールまたは自然言語の式を用いてリマインダを予約する機会もユーザに提供し得る。所望ならば、番組ガイドサーバ２５は、ユーザ選好プロフィールおよびエージェントに基づいてリマインダを予約し得る。リマインダは、個々の番組またはシリーズの番組について予約され得る。シリーズの番組に対してリマインダを設定するシステムについては、例えば、１９９９年６月１１日に出願された、Ｋｎｕｄｓｏｎらによる米国特許出願第０９／３３０，７９２号（Ａｔｔｏｒｎｅｙ Ｄｏｃｋｅｔ Ｎｏ．ＵＶ−５６）に記載がある。本明細書中、同出願の全体を参考のため援用する。

ユーザは、例えば図５のメインメニュー１００から選択可能なリマインダ機能１０６を選択することにより、リマインダを予約したい旨を知らせ得る。それに応答して、番組ガイドは、基準画面を表示し得る。図１７ａおよび１７ｂは、例示的基準画面１６１および１６９を示す。番組ガイドクライアントは、図１７ａの基準画面１６１を表示して、ブール型の式に従ってリマインダを設定する機会をユーザに提供し得る。ユーザは、基準（例えば、属性の種類、属性、および論理演算子等）を選択することにより、ブール式を構築し得る。ユーザは、例えば左右上下矢印キーの順番の任意の適切な組み合せを用いて属性の種類、属性および論理演算子を順番に設定する（ｓｅｑｕｅｎｃｅ ｔｈｒｏｕｇｈ）ことにより、このような選択を行い得る。図１７ａの例の場合、ユーザは、Ｇａｒｙ Ｓｈａｎｄｌｉｎｇが主演し、かつ格付けがＲより下のコメディについてリマインダを予約するようにブール式を定義している。図１７ｂの例の場合、ユーザは、自然言語式を用いて同様の定義を行っている。

番組ガイドクライアントは、ユーザが定義したブール式または自然言語式を、処理対象として番組ガイドサーバ２５に提出し得る。番組ガイドサーバ２５は、その式を処理してその式を満たす番組全てに関するリマインダを予約し得る。番組リマインダ項目は、任意の適切なアプローチを用いて予約され得る。１つの適切なアプローチにおいて、番組ガイドサーバ２５は、番組識別子および放送時間を格納し、番組が開始する前の適切な時間にメッセージを番組ガイドクライアントに送信し得る。別の適切なアプローチにおいて、番組ガイドサーバ２５は、式を処理し、番組識別子および放送時間を番組ガイドクライアントに提供し得る。番組ガイドクライアントは、例えば、番組識別子のリストを保持し、番組が開始する前の適切な時間に番組リマインダを表示し得る。

番組ガイドは、番組の放送時間に、番組が放送中である旨をユーザに思い出させ得る。別のアプローチにおいて、番組ガイドは、番組の放送予定時間よりも前の所定の時間になると、ユーザに番組が今から放送されることを思い出させ得る。図１８および１９は、例示的番組リマインダリスト９７１を示す。図１８において、現在表示されているテレビ番組上にリマインダリスト９７１がオーバーレイされ、現在ユーザが見ているテレビ番組の一部を視聴しながらリマインダを見る機会をユーザに提供する。図１９において、リマインダリスト９７１が番組リスト項目表示画面上にオーバーレイされている様子が示されている。番組ガイドは、例えばリモートコントロールの矢印キーを用いることによりリマインダリスト９７１をスクロールする機会をユーザに提供し得る。例えばユーザがリマインダ機能を隠す９７２を選択すると、番組ガイドは、リマインダリストを隠し得る。番組ガイドはまた、例えばユーザがＴＶ視聴中の任意の時に「ＯＫ」キーを押すと、リマインダリスト９７１も表示し得る。

番組ガイドはまた、ブール式または自然言語式を用いて第２の格納デバイス４７またはデジタル格納デバイス４９（図４）により録画番組を予約する機会もユーザに提供し得る。所望ならば、番組ガイドサーバ２５は、ユーザ選好プロフィールまたはエージェントに基づいて録画番組を予約し得る。録画番組は、番組ガイドサーバ２５によっても予約され得る。リモートサーバにより番組を録画する番組ガイドシステムについては、例えば、１９９９年６月１１日に出願された、Ｅｌｌｉｓらによる米国特許出願第０９／３３２，２４４号（Ａｔｔｏｒｎｅｙ
Ｄｏｃｋｅｔ Ｎｏ．ＵＶ−８４）に記載がある。本明細書中、同出願の全体を参考のため援用する。

ユーザは、例えば図５のメインメニュー１０２から選択可能な録画機能１０６を選択することにより、録画番組を予約したいとの旨を知らせ得る。それに応答して、番組ガイドは、基準画面（例えば、図１７ａおよび１７ｂの例示的基準画面１６１および１６９等）を表示し得る。番組ガイドクライアントは、図１７ａの基準画面１６１を表示して、ブール型の式に従って録画したい番組を予約する機会をユーザに提供し得る。ユーザは、基準（例えば、属性の種類、属性、および論理演算子等）を選択することにより、ブール式を構築し得る。ユーザは、例えば、左右上下矢印キーの順番の任意の適切な組み合せを用いて属性の種類、属性および論理演算子を順番に設定してこのような選択を行い得る。図１７ａの例の場合、ユーザは、Ｇａｒｙ Ｓｈａｎｄｌｉｎｇが主演し、かつ格付けがＲよりも低いコメディの録画を予約するようにブール式を定義している。図１７ｂの例の場合、ユーザは、自然言語を用いて同様の定義を行っている。

番組ガイドクライアントは、ユーザが定義したブール式または自然言語式を、処理対象として番組ガイドサーバ２５に提出し得る。番組ガイドサーバ２５は、その式を処理し、その録画式を行うためにその式を満たす番組全てを予約し得る。番組ガイドサーバ２５による録画は、例えば、上記の１９９９年６月１１日に出願された、Ｅｌｌｉｓらによる米国特許出願第０９／３３２，２４４号（Ａｔｔｏｒｎｅｙ Ｄｏｃｋｅｔ Ｎｏ．ＵＶ−８４）に記載されているように行われ得る。別の適切なアプローチにおいて、番組ガイドサーバ２５は、式を処理し、番組識別子および放送時間を番組ガイドクライアントに提供し得る。番組ガイドクライアントは、例えば、番組識別子および番組放送時間のリストを保持し、オプションの第２の格納デバイス４７またはデジタル格納デバイス４９に対してこれらの番組を録画するよう命令し得る。

番組ガイドはまた、ブール式または自然言語式を用いてタイトル、番組、またはチャンネルに視聴制限をかける機会もユーザに提供し得る。所望ならば、番組ガイドサーバ２５は、ユーザ選好プロフィールに基づいて番組に視聴制限をかけ得る。ユーザは、例えば図５のメインメニュー１０２から選択可能な視聴制限機能１０６を選択することにより、タイトル、番組、またはチャンネルに視聴制限をかけたい旨を知らせ得る。それに応答して、番組ガイドは、基準画面（図１７ａおよび１７ｂの例示的基準画面１６１および１６９等）を表示し得る。番組ガイドクライアントは、図１７ａの基準画面１６１を表示して、例えばブール型の式に従って番組に視聴制限をかける機会をユーザに提供し得る。ユーザは、基準（例えば、属性の種類、属性、および論理演算子等）を選択することにより、ブール型の式を構築し得る。ユーザは、例えば、左右上下矢印キーの順番の任意の適切な組み合せを用いて属性の種類、属性および論理演算子を順番に設定してこのような選択を行い得る。図１７ａの例の場合、ユーザは、Ｇａｒｙ Ｓｈａｎｄｌｉｎｇが主演し、かつ格付けがＲよりも低いコメディを排除するようにブール式を定義している。図１７ｂの例の場合、ユーザは、同様の基準を用いて同様の自然言語式の定義を行っている。

番組ガイドクライアントは、ユーザが定義したブール式または自然言語式を、処理対象として番組ガイドサーバ２５に提出し得る。番組ガイドサーバ２５は、その式を処理し、その式を満たす番組全てについて判定を行い、番組リスト項目を番組ガイドクライアントに提供する際に、適切なインジケータ（例えば、リスト項目情報中に含まれる「ロック」タグ等）を用いて番組ガイドクライアントにロックされた番組を知らせ得る。番組ガイドクライアントは、例えば、図１７ａに示すようなリスト項目画面中のロック対象のリスト項目を表示する際にロックインジケータ１６１を表示することにより、番組がロックされている旨を知らせ得る。ユーザテレビ機器２２にではなく番組ガイドサーバ２５にロック対象番組を処理および格納する負担を負わせることにより、ユーザテレビ機器２２では処理リソースおよび格納リソースが限られているため、ユーザテレビ機器２２にロック機能を行わせる場合よりも多くのタイトルをロックすることができる。所望ならば、従来からの視聴制限技術を用いてタイトル、番組、またはチャンネルもロックされ得る。タイトル、番組、またはチャンネルに視聴制限をかける機会をユーザに提供する番組ガイドシステムについては、例えば、上述した１９９９年７月１６日に出願された、Ｋｎｕｄｓｏｎらによる米国特許出願第０９／３５７，９４１号（Ａｔｔｏｒｎｅｙ Ｄｏｃｋｅｔ Ｎｏ．ＵＶ−１１４）に記載がある。

番組ガイドサーバ２５はまた、ユーザの視聴履歴を格納デバイス５６に記録し得る。視聴履歴は、任意の適切なアプローチを用いて生成され得る。番組ガイドクライアントは、例えば、ユーザが所定の時間よりも長く見た番組全てを追跡し、番組ガイドクライアントが動作している世帯と、現在アクティブ状態の選好プロフィール（単数または複数）と、番組（またはその番組の識別子）と、ユーザがその番組を見た時間の長さとを記録し得る。番組ガイドクライアントはまた、ユーザがペイ・パー・ビュー番組を注文した時間も追跡し、番組を録画し、番組についてリマインダを予約し、この情報も視聴履歴の一部として番組ガイドサーバ２５へと提供し得る。他の種類の情報も視聴履歴に含まれ得る。ユーザが定義した式は、例えば、番組ガイドサーバ２５によって格納され、これにより、ユーザがサーチする番組の種類が追跡され得る。加えて、ユーザの人口統計学的数値も番組ガイドサーバ２５によって計算され、広告または推奨番組の対象をより正確に決定するために用いられ得る。ユーザの人口統計学的数値を計算するシステムについては、例えば、１９９８年８月２５日に出願された、Ｋｎｕｄｓｏｎらによる米国特許出願第０９／１３９，７７７号（Ａｔｔｏｒｎｅｙ Ｄｏｃｋｅｔ Ｎｏ．ＵＶ−５８）に記載がある。本明細書中、同出願の全体を参考のため援用する。

番組ガイドクライアントは、視聴履歴情報を番組ガイドサーバ２５に提供し得る。この視聴履歴情報の提供は、継続的に（例えば、ユーザが所定の時間番組を見たと番組ガイドクライアントが判定するたびに）、定期的に、番組ガイドサーバ２５からのポーリングまたはリクエストに応答して、または他の任意の適切な頻度で行われ得る。所望ならば、番組ガイドクライアントはまた、広告の利用状況（例えば、選択可能な広告のうちどれをユーザが選択したか等）もモニタリングする。ユーザの視聴動向および広告の利用状況を追跡する番組ガイドシステムについては、例えば、１９９８年８月２５日に出願された、Ｔｈｏｍａｓらによる米国特許出願第０９／１３９，７９８号（Ａｔｔｏｒｎｅｙ Ｄｏｃｋｅｔ Ｎｏ．ＵＶ−５７）に記載がある。本明細書中、同出願の全体を参考のため援用する。

番組ガイドは、ユーザプロフィールを視聴者履歴と共に処理して、よりカスタマイズされた視聴経験をユーザに提供し得る。番組ガイドは、例えば、ユーザが視聴した番組またはシリーズのエピソードを識別し得る。番組ガイドサーバ２５は、例えば、ユーザがまだ見ていないエピソードを識別し、番組ガイドクライアントが番組リスト項目をリクエストするときにこのようなエピソードを番組ガイドクライアントに知らせ得る。次いで、番組ガイドクライアントは、例えば適切なアイコンを表示するかまたはリスト項目の表示特性を変更する（例えば、リスト項目の色を変更する等）ことにより、その番組がまだ視聴されていない旨を世帯に知らせる。例えば、図７は、リスト１２９中の新しいインジケータ１５９の表示を示し、ユーザがＳａｔｕｒｄａｙ Ｎｉｇｈｔ Ｌｉｖｅの特定のエピソードをまだ見ていないことをユーザに知らせる。番組ガイドサーバ２５はまた、視聴履歴に基づいて格付け（例えば、ニールセン格付け等）の計算も行い、こういった格付け情報を興味を有する者に提供することができる。

番組ガイドは、視聴履歴およびユーザ選好を、ユーザへの広告内容を絞るためにも用い得る。ユーザへの広告内容を絞り込む番組ガイドシステムについては、例えば、１９９８年３月４日に出願された、Ｋｎｕｄｓｏｎらによる米国特許出願第０９／０３４，９３９号（Ａｔｔｏｒｎｅｙ Ｄｏｃｋｅｔ Ｎｏ．ＵＶ−４２）に記載がある。本明細書中、同出願の全体を参考のため援用する。対象を絞った広告は、テキスト、グラフィックス、または映像を含み得る。対象を絞った広告はまた、ユーザが選択可能な様々なオプションを含むアクティブオブジェクトでもあってもよい。例えば、対象を絞った広告は、ユーザの家に郵送された製品についてのさらなる情報をユーザがリクエストし、ユーザが製品を購入し、または番組ガイドを用いてユーザが製品に関するさらなる情報を見ることを可能にする。対象を絞った広告は、任意の適切な番組ガイド表示画面中に表示され得る。番組ガイドクライアントは、例えば、表示される基準、プロフィール、またはエージェントに基づいて、対象を絞った広告を基準画面またはプロフィール画面内に表示し得る。例えば、選択可能な広告１０８および広告バナー１１０は、対象を絞った広告であり得る。

番組ガイドは、視聴履歴、選好プロフィール、またはこれらの任意の適切な組み合せに基づいて、個人用にされた視聴推薦を行い得る。番組ガイドサーバ２５は、例えば、番組カテゴリおよびユーザが見た番組の格付け、リマインダが予約された番組、サーチされた番組、または最も注文が多かった番組についての式を定義する視聴履歴から、リレーショナルデータベース式を構築し得る。次いで、番組ガイドサーバ２５は、番組にユーザ選好プロフィール基準を適用し、個人向けの視聴推薦を生成し得る。さらに別のアプローチにおいて、番組ガイドサーバ２５または番組ガイドクライアントは、同様の式、プロフィール、視聴履歴等に基づいて、主設備１２またはテレビ配信設備１６によって生成される視聴推薦をフィルタリングし得る。

例示目的のため、ユーザが図９ａおよび９ｂに示す式を実行し、図１３ａ〜１３ｆのユーザプロフィールを設定した場合を想定すると、番組ガイドサーバ２５は、映画Ａｒｍａｇｅｄｄｏｎが実行された式の基準を満たし、現在のユーザプロフィールの基準も満たすと判定し得る。Ａｒｍａｇｅｄｄｏｎは、映画（大好き）、アクション（大好き）となっており、違法格付けになっておらず、ＰＧ−１３の格付けになっている。番組ガイドサーバ２５は、映画Ａｒｍａｇｅｄｄｏｎ（またはその識別子）およびその放送時間を番組ガイドクライアントに知らせ、この映画について視聴者推薦を表示するよう（例えば、第２の識別子を用いて）番組ガイドクライアントに指示し得る。番組ガイドクライアントは、ユーザが見ている番組または番組ガイド表示画面の各々の上に視聴者推薦オーバーレイ（例えば、図２０ａおよび２０ｂに示すオーバーレイ２１１１等）を表示し得る。ユーザは、リモートコントロール４０上の適切なキー（例えば、「情報」キー等）を押して、推薦された番組についてのさらなる情報へアクセスし得る。図２０ｃは、例示的なさらなる情報画面を示す。さらなる番組情報の画面については、例えば、上述の１９９９年７月１６日に出願された、Ｋｎｕｄｓｏｎらによる米国特許出願第０９／３５７，９４１号（Ａｔｔｏｒｎｅｙ Ｄｏｃｋｅｔ Ｎｏ．ＵＶ−１１４）に記載がある。ユーザが例えば「はい」を選択すると、番組ガイドクライアントは、視聴推薦番組が放送されるチャンネルにユーザテレビ機器２２をチューニングし得る。所望ならば、視聴推薦は、適切なグラフィック（例えば、推薦番組を示すグラフィック）を含み得る。

図２１〜２４は、本発明の様々な局面を行う例示的工程のフローチャートを示す。図２１〜２４に示す工程は例示的なものに過ぎず、あらゆる適切な順番で実行可能である。

図２１は、選好プロフィールを番組ガイドサーバ２５に格納する際の例示的工程のフローチャートを示す。所望ならば、図２１に示す工程は、ユーザがインターネットをナビゲートする必要の無いクライアント−サーバ双方向番組ガイドシステムにおいて行われ得る。工程２０００において、ユーザテレビ機器２２上で動作する番組ガイドクライアントは、選好プロフィールを定義する機会をユーザに提供する。選好プロフィールは、ユーザが選択または定義した様々な番組特性（例えば、ジャンルおよび格付け等）の所望度（ｄｅｓｉｒａｂｉｌｉｔｙ）レベルを含み得る。ユーザは、例えばプロフィールを選択し（工程２００２）、基準（例えば、属性の種類（工程２００６）および属性（工程２００８）等）を選択（工程２００４）することにより、選好プロフィールを定義し得る。選好プロフィールは、例えば、番組ガイドサーバ２５に提供される適切なデータベース式を含むデータベースファイル（例えば、ＳＱＬファイル等）として生成され得る。工程２０１２において、番組ガイドサーバ２５は、選好プロフィールを格納し得る。

番組ガイドデータは、工程２０２０において番組ガイドサーバ２５から番組ガイドクライアントへと提供され、工程２０３０において番組ガイドクライアントによって表示される。番組ガイドサーバ２５または番組ガイドクライアントは、選好プロフィールを用いて、望ましくない番組ガイドデータをフィルタリング除去する。このフィルタリング除去工程は、任意の適切なアプローチを用いて達成され得る。番組ガイドサーバ２５は、例えば、選好プロフィール（単数または複数）を満たす番組リスト項目情報または他の番組ガイドデータのみを番組ガイドクライアントに提供し得る（工程２０２５）。あるいは、番組ガイドサーバ２５は、番組ガイドデータ、他の情報、または映像を番組ガイドクライアントに提供し得、番組ガイドクライアントは、選好プロフィール（単数または複数）を満たす要素のみを表示することにより、それらのデータ、他の情報、または映像をフィルタリングし得る（工程２０３５）。

所望ならば、番組ガイドサーバ２５は、選好プロフィールに基づいて別の機能も行い得る。番組ガイドサーバ２５は、例えば、選好プロフィールに従って番組をロックし（工程２０４０）、選好プロフィールに従って自動的に番組を録画し（工程２０５０）、選好プロフィールに基づいてリマインダを予約し（工程２０６０）、または、選好プロフィールに基づいて広告の対象を絞り込むことができる（工程２０７０）。所望ならば、番組ガイドサーバ２５は、工程２０８０において、選好プロフィールに基づいて視聴推薦も提供し得る。工程２０８０にはまた、主設備１２またはテレビ配信設備１６によって提供される選好プロフィールに基づいて視聴推薦内容をフィルタリングする工程（工程２０８５）も含まれ得る。

図２２は、本発明の原理に従って番組ガイドデータをサーチする機会をユーザに提供する際の例示的工程のフローチャートである。所望ならば、図２２に示す工程は、ユーザがインターネットをナビゲートする必要の無いクライアント−サーバ双方向番組ガイドシステムにおいて行われ得る。工程２１００において、番組ガイドクライアントは、式（例えば、ブール式または自然言語式等）を定義する機会をユーザに提供する。この式を定義する工程は、例えば、属性の種類、属性、および論理演算子を選択する（それぞれ、工程２１０２、２１０４、および２１０６）機会をユーザに提供する工程を含み得る。ユーザにはまた、選択した式をエージェントとして保存する（工程２１１０）機会も提供され得る。工程２１２０において、番組ガイドクライアントは、選択された式を処理対象として番組ガイドサーバ２５に提供する。番組ガイドクライアントは、例えば、ブール式または自然言語式をテキストファイルとして提供し得る。あるいは、番組ガイドクライアントは、適切なデータベース式を構築して、構築した式を１つ以上の適切なデータベースファイル（例えば、ＳＱＬファイル等）として番組ガイドサーバ２５に提供し得る。

工程２１１０においてユーザが式をエージェントとして保存したい旨を知らせると、番組ガイドサーバ２５は、工程２１３０においてその式をエージェントとして保存し得る。そうでない場合、番組ガイドサーバ２５は、任意の適切なアプローチを用いてその式を処理し得る（工程２１４０）。このことは、式が番組ガイドクライアントから提供された経緯に依存し得る。例えば、ブール式または自然言語式がテキストファイルとして提供された場合、番組ガイドサーバ２５は、それらの式を解析し、適切なデータベース式を構築し得る。あるいは、データベース式は番組ガイドクライアントによっても提供され得る。どちらのアプローチにおいても、番組ガイドサーバ２５は、番組ガイドデータ（例えば、番組リスト項目、さらなる番組情報等）、他の情報（例えば、ソフトウェア、インターネットリンク等）、または映像（例えば、ビデオオンデマンド映像）について、他の設備にあるデータベース（単数または複数）をサーチし、工程２１５０においてサーチ結果を番組ガイドクライアントに提供し得る。工程２１６０において、番組ガイドクライアントは、サーチ結果をユーザテレビ機器２２に表示し得る。

工程２１１０においてユーザが式をエージェントとして保存したい旨を知らせると、番組ガイドサーバ２５は、任意の適切なアプローチを用いてその式をエージェントとして保存し得る。エージェントは、例えば、番組ガイドサーバ２５によって周期的にモニタリングされるデータベース内に保持され得る。所望ならば、エージェントを他の設備にある他のサーバに転送することにより、番組ガイドデータ、他の情報、または映像について複数のデータベースをモニタリングする能力をユーザに提供することもできる。工程２１４５において、エージェントは、１つ以上のサーバ上で自動的に動作し得る（例えば、データベースに問い合わせ得る）。工程２１４５は周期的に行われるか、データベースが更新されるたびに行われるか、または他のあらゆる適切な頻度で行われ得る。工程２１５５において、番組ガイドサーバ２５は、自身の結果および（所望ならば）他のサーバの結果を番組ガイドクライアントに提供し得る。工程２１６５において、番組ガイドクライアントは、その結果を表示し得る。結果の表示は、例えば、工程２１５５においてリマインダ情報を提供したリマインダ形式で行われ得る。

図２３は、本発明の原理に従って番組ガイドサーバ２５上で式を処理および使用する際の例示的工程のフローチャートを示す。所望ならば、図２３に示す工程は、ユーザがインターネットをナビゲートする必要の無いクライアント−サーバ双方向番組ガイドシステムにおいて行われ得る。番組ガイドクライアントは、工程２１００において式（例えば、ブール式または自然言語式）を定義する機会をユーザに提供する。この式を定義する工程は、例えば、属性の種類、属性、および論理演算子を選択する（それぞれ、工程２１０２、２１０４、および２１０６）機会をユーザに提供する工程を含み得る。工程２２１０において、番組ガイドクライアントは、選択された式を処理対象として任意の適切な種類のファイルとして番組ガイドサーバ２５に提供する。番組ガイドクライアントは、例えば、ブール式または自然言語式をテキストファイルとして提供し得る。あるいは、番組ガイドクライアントは、適切なデータベース式を構築して、構築した式を１つ以上の適切なデータベースファイル（例えば、ＳＱＬファイル等）として番組ガイドサーバ２５に提供し得る。

番組ガイドサーバ２５は、番組ガイドクライアントから番組ガイドサーバ２５へ式が提供された経緯に応じて、任意の適切なアプローチを用いて式を処理し得る（工程２２２０）。例えば、ブール式または自然言語式がテキストファイルとして提供された場合、番組ガイドサーバ２５は、それらの式を解析し、適切なデータベース式を構築し得る。あるいは、データベース式は、番組ガイドクライアントから番組ガイドサーバ２５に提供され得る。どちらのアプローチにおいても、番組ガイドサーバ２５は、自身のデータベースまたは他の設備にあるデータベースをサーチし、サーチ結果を番組ガイドクライアントに提供するか、または、サーチ結果を用いて任意の適切な番組ガイド機能を行い得る。

サーチ結果に基づいてリマインダが予約され得る（工程２２３０）。番組ガイドサーバ２５は、例えば、工程２２３５においてリマインダ情報（例えば、番組識別子および放送時間）を格納し、番組が開始する前の適切な時間にメッセージを番組ガイドクライアントに送信し得る。別の適切なアプローチにおいて、番組ガイドサーバ２５は、式を処理して、番組識別子および放送時間を番組ガイドクライアントに提供し得る。番組ガイドクライアントは、例えば、番組識別子のリストを保持し、番組が開始する前の適切な時間に番組リマインダを表示し得る。

式の処理結果に基づいて、番組ガイドサーバ２５またはユーザテレビ機器２２によって番組を自動的に録画することもできる（工程２２４０）。番組ガイドサーバ２５は、例えば、番組識別子および放送時間を番組ガイドクライアントに提供し得る。番組ガイドクライアントは、例えば、番組識別子および番組放送時間のリストを保持し、オプションの第２の格納デバイス４７またはデジタル格納デバイス４９に対して、番組を適切な時間に録画するよう命令し得る。

式の処理結果に基づいて番組に視聴制限がかけられ得る（工程２２５０）。工程２２６０において、番組ガイドサーバ２５は、例えば、視聴制限情報（例えば、ロック対象のデータベース、表、または番組リスト中にある番組識別子）を格納し得る。番組ガイドサーバ２５は、番組ガイドクライアントに番組リスト項目を提供する際に、番組がロックされている旨を番組ガイドクライアントに知らせ得る。あるいは、番組ガイドサーバ２５は、式を処理した結果得られた番組を番組ガイドクライアントに知らせ得る。番組ガイドクライアントは、任意の適切なアプローチを用いて番組をローカルにロックし得る。番組ガイドクライアントは、ロックがかかっているリスト項目を例えば図７に示すようなリスト項目画面に表示する際にロックインジケータ１６１を表示することにより、番組がロックされていることを知らせ得る。

図２４は、本発明の原理に従って視聴履歴を追跡および使用する際の例示的工程のフローチャートを示す。所望ならば、図２４に示す工程は、ユーザがインターネットをナビゲートする必要の無いクライアント−サーバ双方向番組ガイドシステムにおいて行われ得る。工程２３００において、視聴履歴が追跡される。この追跡工程は、ユーザが見ている番組を追跡し（工程２３１０）、ユーザが番組ガイドサーバ２５または従来の技術を用いて予約したリマインダを追跡し（工程２３２０）、ユーザが注文したペイ・パー・ビュー番組を追跡し（工程２３３０）、広告の利用状況を追跡し（工程２３３５）、録画された番組を追跡し（工程２３３７）、他のあらゆる適切なユーザ動向またはこれらの組み合せを追跡する工程を含み得る。番組ガイドクライアントは、視聴履歴情報を番組ガイドサーバ２５に提供し得る。この視聴履歴情報の提供は、継続的に（すなわち、ユーザが所定の時間番組を見たと番組ガイドクライアントが判定するたびに）、周期的に、番組ガイドサーバ２５からのポーリングまたはリクエストに応答して、または他の任意の適切な頻度で行われ得る。

工程２３１０〜２３３５において追跡された視聴履歴は、工程２３４０において番組ガイドサーバ２５に格納され得る。所望ならば、番組ガイドサーバ２５により処理されるユーザが定義する式も番組ガイドサーバ２５に格納され得る（工程２３４５）。工程２３４７において、ユーザの人口統計学的数値が番組ガイドサーバ２５によって計算され得る。視聴履歴およびその式ならびにユーザの人口統計学的数値は、任意の適切な機能を行うために番組ガイドサーバ２５によって用いられ得る。番組ガイドサーバ２５は、例えば、番組格付け情報を収集するか（工程２３５０）、または、広告内容を絞り込むことができる（工程２３６０）。

番組ガイドサーバ２５は、視聴履歴と合致する番組について、自身のデータベースまたは他のサーバのデータベースをサーチし得る（工程２３７０）。所望ならば、番組ガイドサーバ２５は、番組ガイドサーバ２５に格納されている選好プロフィールにも合致する番組を発見し得る（工程２３７５）。番組ガイドサーバは、このサーチ結果を用いて、任意の適切な機能を行い得る。番組ガイドサーバ２５は、例えば、ユーザがまだ見ていない番組のエピソードを識別するか（工程２３８０）、または、番組と関係の無いアイテム（例えば、ソフトウェア、インターネットリンク等）について、例えばリマインダまたは推薦の形式で視聴推薦を提供し得る（工程２３９０）。

上記は、本発明の原理を例示的に示したものに過ぎず、当業者であれば、本発明の範囲および精神から逸脱することなく、様々な改変を為し得る。

Claims (1)

1. ユーザの視聴履歴を追跡する方法であって、本願明細書に記載の方法。

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