JP2852239B2 - 無線選択呼出受信機 - Google Patents

無線選択呼出受信機

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JP2852239B2
JP2852239B2 JP13346796A JP13346796A JP2852239B2 JP 2852239 B2 JP2852239 B2 JP 2852239B2 JP 13346796 A JP13346796 A JP 13346796A JP 13346796 A JP13346796 A JP 13346796A JP 2852239 B2 JP2852239 B2 JP 2852239B2
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和之 角田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線選択呼出受信
機に関し、特に無線選択呼出受信機で各種情報サービス
等を受信する場合の課金方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、無線選択呼出受信機の小型化、多
機能化の進歩は目ざましく、単に個人向け無線呼出のサ
ービスから、天気や株価等の情報サービスを不特定多数
が同時に受信する情報サービスが発展しつつある。ま
た、平成7年3月1日より、無線選択呼出受信機の端末
自由化が施行され、無線選択呼出受信機の買い取りが可
能となった。
【0003】この種の情報サービスは、情報提供に対す
る課金をどのように行い、これを無線選択呼出受信機の
携帯者からいかに回収していくかが問題となる。例え
ば、基地局から選択呼出信号に続き送信されてくるメッ
セージ信号の一部に含まれる使用料未納を示す特定コー
ドを検出したとき、受信機能を停止する無線選択呼出受
信機が特開昭60−41827号公報に提案されてい
る。
【0004】また、交換機側(サービス提供者側)で無
線選択呼出受信機に付与された識別番号により、使用料
の未納者を管理し、使用料未納者に対す呼出サービスを
実施しない交換サービス課金方式が例えば特開平5−2
44312号公報に提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】選択呼出信号に続き送
信されてくるメッセージ信号の一部に含まれる使用料未
納を示す特定コードを検出したとき受信機能を停止す
る、特開昭60−41827号公報に提案されている無
線選択呼出受信機は、無線選択呼出受信機の携帯者が確
実に無線選択呼出受信機の電源をON状態にしている
か、サービスエリア内に在圏しているか等の保障が全く
得られないため、課金制御としての高い信頼性は望めな
い。更に、無線選択呼出加入者の管理が必要となり、管
理コストが発生する。
【0006】また、交換機側(サービス提供者側)で無
線選択呼出受信機に付与された識別番号により、使用料
の未納者を管理し、使用料未納者に対する呼出サービス
を中止する、特開平5−244312号公報に提案され
ている交換サービス課金方式は、管理が煩雑で、運用コ
ストが嵩むといった問題がある。
【0007】本発明の目的は、管理費等の運用コストを
低く抑えながら、無線選択呼出サービスや情報サービス
に対する契約受信管理(課金管理)が可能な無線選択呼
出受信機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の無線選択呼出受
信機は、サービス提供者と契約した受信可能な契約受信
回数を登録し、自己の呼出番号を受信する度にその受信
回数をカウントし、カウント値が予め設定した警告基準
値に達したとき、警報を発生する無線選択呼出受信機に
おいて; 前記契約受信回数を格納するメモリと; 前記契約受信回数の警報基準値の設定変更および設定変
更情報を登録するための操作部と; 前記契約受信回数の警報基準値を設定するための警報基
準値設定タイマと; 無線選択呼出受信機が待ち受け状態のとき前記操作部の
各スイッチの動作状態を監視しモード選択要求を識別す
る手段と; 前記モード選択要求を識別後、2つの接点を備え選択的
にいずれか一方の接点情報を出力する前記操作部の選択
スイッチの動作状態を監視し、予め定めた一方の接点情
報を検出したとき前記契約受信回数の警告基準値設定モ
ードを識別する手段と; 前記契約受信回数の警告基準値設定モード識別後、前記
選択スイッチの一方の接点情報を検出したとき前記契約
受信回数の警告基準値設定要求を識別し、他方の接点情
報を検出したとき前記契約受信回数の警告基準値設定要
求取消を識別する手段と; 前記契約受信回数の警告基準値設定要求を識別したとき
現在の前記契約受信回数の警告基準値を表示すると共に
前記警報基準値設定タイマを起動する手段と; 前記警報基準値設定タイマがタイムアウト前に前記選択
スイッチの一方の接点情報を検出したとき、現在の前記
契約受信回数の警告基準値に1加算して新受信回数警告
基準値を生成し、前記選択スイッチの他方の接点情報を
検出したとき、現在の前記契約受信回数の警告基準値か
ら1減算して新受信回数警告基準値を生成しそれぞれ表
示する手段と; 前記警告基準値設定タイマのタイムアウト後、前記操作
部のセットスイッチによる新警告基準値設定指示を検出
したとき、前記メモリ部に登録されている現在 の前記契
約受信回数の警告基準値を前記新契約受信回数の警告基
準値に更新する手段と; を有することを特徴とする。
【0009】また、サービス提供者と契約した受信可能
な契約受信日数を登録し、日付更新タイマの日付更新情
報をカウントし、カウント値が予め設定した警告基準値
に達したとき、警報を発生する無線選択呼出受信機にお
いて; 前記契約受信日数を格納するメモリと; 前記契約受信日数の警報基準値の設定変更および設定変
更情報を登録するための操作部と; 前記契約受信日数の警報基準値を設定するための警報基
準値設定タイマと; 無線選択呼出受信機が待ち受け状態のとき前記操作部の
各スイッチの動作状態を監視しモード選択要求を識別す
る手段と; 前記モード選択要求を識別後、2つの接点を備え選択的
にいずれか一方の接点情報を出力する前記操作部の選択
スイッチの動作状態を監視し、予め定めた一方の接点情
報を検出したとき前記契約受信日数の警告基準値設定モ
ードを識別する手段と; 前記契約受信日数の警告基準値設定モード識別後、前記
選択スイッチの一方の接点情報を検出したとき前記契約
受信日数の警告基準値設定要求を識別し、他方の接点情
報を検出したとき前記契約受信日数の警告基準値設定要
求取消を識別する手段と; 前記契約受信日数の警告基準値設定要求を識別したとき
現在の前記契約受信日数の警告基準値を表示すると共に
前記警報基準値設定タイマを起動する手段と; 前記警報基準値設定タイマがタイムアウト前に前記選択
スイッチの一方の接点情報を検出したとき、現在の前記
契約受信日数の警告基準値に1加算して新受信日数警告
基準値を生成し、前記選択スイッチの他方の接点情報を
検出したとき、現在の前記契約受信日数の警告基準値か
ら1減算して新受信日数警告基準値を生成しそれぞれ表
示する手段と; 前記警告基準値設定タイマのタイムアウト後、前記操作
部のセットスイッチによる新警告基準値設定指示を検出
したとき、前記メモリ部に登録されている現在の前記契
約受信日数の警告基準値を前記新契約受信日数の警告基
準値に更新する手段と; を有することを特徴とする。
【0010】また、前記契約受信回数または前記契約受
信日数を登録するための外部装置とインタフェースする
外部インタフェースと; 無線選択呼出受信機が電源ON状態になったとき前記外
部インタフェースを監視し、前記外部装置が種々データ
を設定するために前記外部インタフェースに接続された
ことを検出し、外部インタフェースモードを識別する手
段と; 前記外部インタフェースモード識別後、前記外部装置か
らの入力情報を監視し、前記契約受信回数または前記契
約日数の設定要求を検出したとき、前記外部装置から引
続き入力される前記契約受信回数または前記契約受信日
数を現在の契約受信残回数または契約受信日数に加算し
新契約受信回数または新契約受信日数を生成し、前記メ
モリ部に登録されている現在の契約受信回数または契約
受信日数を前記新契約受信回数または新契約受信日数に
更新する手段と; を有することを特徴とする。
【0011】また、前記警告が単音または複合音である
ことを特徴とする。
【0012】また、前記警告が表示器の表示内容の点滅
であることを特徴とする。
【0013】また、デジタル変調された無線呼出信号を
受信復調し、復調した呼出信号に含まれている呼出番号
が予め付与された自己の呼出番号と一致したとき、呼出
番号に引き続き送られてくるメッセージ信号を受信復調
し、受信メッセージの内容をメモリに格納すると共に、
受信メッセージの内容を表示器に表示し、呼出があった
ことを携帯者に報知する無線選択呼出受信機において;
前記無線選択呼出受信機の使用に先立ちサービス提供者
と契約した受信可能な契約受信回数を登録する契約受信
回数登録手段と;前記受信可能な契約受信回数を登録
後、自己の呼出番号を受信するたびにその受信回数をカ
ウントする呼出受信回数カウント手段と;前記呼出受信
回数カウント手段のカウント値が予め設定した警告基準
値に達したとき警告を発生する警告手段と;前記警報を
発生するための前記警告基準値を登録する警告基準値登
録手段と;とを有することを特徴とする。
【0014】また、デジタル変調された無線呼出信号を
受信復調し、復調した呼出信号に含まれている呼出番号
が予め付与された自己の呼出番号と一致したとき、呼出
番号に引き続き送られてくるメッセージ信号を受信復調
し、受信メッセージの内容をメモリに格納すると共に、
受信メッセージの内容を表示器に表示し、呼出があった
ことを携帯者に報知する無線選択呼出受信機において;
前記無線選択呼出受信機の使用に先立ちサービス提供者
と契約した受信可能な契約受信日数を登録する受信日数
登録手段と;日付変更情報を出力するタイマと;前記受
信可能な契約受信日数を登録後、前記タイマが出力する
前記日付変更情報を検出するたびにその検出回数をカウ
ントする日付変更情報カウント手段と;前記日付変更情
報カウント手段のカウント値が予め設定した警告基準値
に達したたとき警告を発生する警告手段と;前記警報を
発生するための警告基準値を登録する警告基準値登録手
段と;とを有することを特徴とする。
【0015】また、警報を発生するための前記警告基準
値は前記無線選択呼出受信機の携帯者が任意に設定可能
であることを特徴とする。
【0016】また、基地局からアンテナを介してデジタ
ル変調された無線選択呼出信号を受信し復調処理する受
信部と;前記受信部で復調した呼出信号を復号変換処理
するデコーダ部と;自己に付与された呼出番号を格納し
ておくID−ROMと、サービス提供者と契約した受信
可能な契約受信回数を格納しておくROMと、発信者か
らの前記受信メッセージおよび前記警告基準値を格納し
ておくRAMとを備えるメモリ部と;前記受信メッセー
ジを表示する第1の表示器と;前記警告を音響信号に変
換し発音して無線選択呼出受信機の携帯者に呼出があっ
たことを報知するスピーカと;前記警告を所定の信号に
変換して発光し無線選択呼出受信機の携帯者に呼出のあ
ったことを報知する第2の表示器と;前記自己の呼出番
号,前記受信可能な契約受信回数を前記ID−ROMに
登録する外部装置とのインタフェースと;無線選択呼出
受信機の電源スイッチ,各種機能設定用のスイッチ,前
記通報に対するリセットスイッチ等を備える操作部と;
前記自己の呼出番号を抽出し前記メモリ部のID−RO
Mに格納されている自己の呼出番号と比較/照合する呼
出番号照合手段と、前記呼出番号に続く受信メッセージ
を抽出してメッセージデータに変換して前記第1の表示
器へ出力する受信メッセージ抽出/変換手段と、発信者
からの呼出受信回数をカウントする呼出受信回数カウン
ト手段と、前記契約受信回数から前記呼出受信回数を減
算して契約受信回数の残回数をカウントする契約受信残
回数カウント手段と、前記契約受信残回数カウント手段
がカウントした契約受信残回数が前記警告基準値に到達
したとき前記警告を前記スピーカおよび前記第2の表示
器へ出力する警報出力手段を含み、無線選択呼出受信機
全体の監視,制御処理を司どる制御部と;を有すること
を特徴とする。
【0017】また、基地局からアンテナを介して無線選
択呼出信号を受信し復調処理する受信部と;前記受信部
で復調した呼出信号を復号変換処理するデコーダ部と;
自己に付与された呼出番号を格納しておくID−ROM
と、サービス提供者と契約した受信可能な契約受信日数
を格納しておくROMと、発信者からの前記受信メッセ
ージおよび前記警告基準値を格納しておくRAMとを備
えるメモリ部と;前記受信メッセージを表示する第1の
表示器と;前記警告情報を音響信号に変換して発音し無
線選択呼出受信機の携帯者に呼出があったことを報知す
るスピーカと;前記警告情報を所定の信号に変換して発
光し無線選択呼出受信機の携帯者に呼出のあったことを
報知する第2の表示器と;前記自己の呼出番号,前記受
信可能な契約受信日数を前記ID−ROM,前記ROM
に登録する外部装置とのインタフェースと;無線選択呼
出受信機の電源スイッチ,各種機能設定用のスイッチ,
前記通報に対するリセットスイッチ等を備える操作部
と;前記自己の呼出番号を抽出し前記メモリ部のID−
ROMに格納されている自己の呼出番号と比較/照合す
る呼出番号照合手段と、前記呼出番号に続く受信メッセ
ージを抽出してメッセージデータに変換して前記第1の
表示器へ出力する受信メッセージの抽出/変換手段と、
日付変更タイマが出力する日付変更情報をカウントする
日付変更日数カウント手段と、前記契約受信日数から前
記日付変更日数を減算して契約受信日数の残日数を計数
する契約受信残日数カウント手段と、前記契約受信残日
数カウント手段がカウントした契約受信残日数が前記警
告基準値に到達したとき前記警告を前記スピーカおよび
前記第2の表示器へ出力する警報出力手段を含み、無線
選択呼出受信機全体の監視,制御処理を司どる制御部
と;を有することを特徴とする。
【0018】また、前記制御部は;無線選択呼出受信機
が待ち受け状態のとき前記操作部の各スイッチの動作状
態を監視し、モード選択要求を識別する手段と;前記モ
ード選択要求を識別後、2つの接点を備え選択的にいず
れか一方の接点情報を出力する前記操作部の選択スイッ
チを監視し、予め定めた一方の接点情報を検出したとき
警告基準値設定モードを識別する手段と;前記警告基準
値設定モード識別後、前記選択スイッチの一方の接点情
報を検出したとき警告基準値設定要求を識別し、他方の
接点情報を検出したとき警告基準値設定要求取消識別す
る手段と、前記警告基準値設定要求を識別したとき現在
の警告基準値を前記第1の表示器に表示すると共に警報
基準値設定タイマを起動する手段と、前記警報基準値設
定タイマがタイムアウト前に前記選択スイッチの一方の
接点情報を検出したとき、現在の警告基準値に1加算し
て新警告基準値を生成し、前記選択スイッチの他方の接
点情報を検出したとき、現在の警告基準値から1減算し
て新警告基準値を生成し、現在の警告基準値の表示に変
えて前記第1の表示器に表示する手段と;前記警告基準
値設定タイマのタイムアウト後、前記操作部のセットス
イッチによる新警告基準値設定指示を検出したとき、前
記メモリ部に登録されている現在の警告基準値を前記新
警告基準値に更新する手段と;を有し、警告基準値を設
定することを特徴とする。
【0019】また、前記制御部は;無線選択呼出受信機
が電源ON状態になったとき前記外部インタフェースを
監視し、種々データを設定するための外部装置が前記外
部インタフェースに接続されたことを検出し、外部イン
タフェースモードを識別する手段と;前記外部インタフ
ェースモード識別後、前記外部装置からの入力情報を監
視し、契約受信回数/日数設定要求を検出したとき、前
記外部装置から引続き入力される契約受信回数/日数を
現在の契約受信残回数/日数に加算し新契約受信回数/
日数を生成し、前記メモリ部に登録されている現在の契
約受信回数/日数を前記新契約受信回数/日数に更新す
る手段と;を有し、契約受信回数/日数を設定すること
を特徴とする。
【0020】このように本発明は、無線選択呼出受信機
に受信可能な契約受信回数または契約受信日数と、警報
基準値を予め登録しておき、受信可能な契約受信回数ま
たは契約受信日数が0になると無線選択呼出受信機の受
信機能または通報動作を停止する。
【0021】また、無線選択呼出信号を受信するたび
に、契約受信回数を減算し契約受信残回数が警告基準値
に達したとき、または日付変更情報をカウントするたび
に契約受信日数を契約受信日数を減算し契約受信残日数
が警告基準値に達したとき、無線選択呼出受信機の携帯
者に警告通報する。
【0022】さらに、前記警告通報を行うための警告基
準値は、無線選択呼出受信機の携帯者がスイッチ操作に
より簡単に設定できる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の無線選択呼出受信機の主要
構成を示すブロック図である。図2はサービス提供者と
の受信契約が受信回数の場合のフローチャートである。
図3はサービス提供者との受信契約が期間契約(受信日
数)の場合のフローチャートである。図4は契約受信回
数または契約受信日数の残量に対する警告基準値を設定
する場合のフローチャートである。図5は無線選択呼出
受信機に契約受信回数を登録する場合の動作フローを示
すフローチャートである。図6は受信契約の残量の表示
例を示し、(A)は受信契約が受信回数の場合を示し、
(B)は受信日数の場合を示し、(C)は受信期間の場
合を示す。
【0024】図1に示す本発明の無線呼出受信機10
は、基地局からアンテナ11を介して無線選択呼出信号
を受信し復調処理する受信部12と、受信部12で復調
された呼出信号を復号処理するデコーダ部13と、ID
コードの照合手段、呼出受信回数,契約受信残回数の計
数手段を含み、無線選択呼出受信機10全体の監視,制
御処理を司どる制御部14と、自己に付与された以下I
Dコードを格納しておくID−ROM15−1,サービ
ス提供者と受信契約した契約受信回数を格納しておくR
OM14−2,受信メッセージを格納しておくRAM1
5−3を備えるメモリ部15と、LCD表示器を駆動す
LCD駆動部16と、受信メッセージを表示するLCD
表示器17と、スピーカを駆動するスピーカ増幅部18
と、鳴音(単音または複合音)を発生するスピーカ19
と、LEDを駆動するLED駆動部20と、LED21
と、自己のIDコード,サービス提供者と受信契約した
契約受信回数等を登録する外部装置とのインタフェース
22と、電源スイッチ,各種機能設定スイッチ,スピー
カ19,LED21により表示される警告報知を停止す
るリセットスイッチ等を備える操作部23とから構成す
る。なお説明を容易にするために、デコーダ部13,制
御部14,メモリ部15は、それぞれ別々のハードウェ
アで構成するものとしたが、小型化,低価格化の面から
通常、1チップのLSIで構成することが多い。
【0025】アンテナ11により受信した無線信号は、
受信部12で増幅復調される。復調された呼出信号は、
デコーダ13で復号変換処理され制御部14へ出力され
る。制御部14は、デコーダ13から出力される受信デ
ータからアドレス信号(IDコード)を抽出し、メモリ
部15のID−ROM15−2に予め格納されている自
己のIDコードと比較し一致したとき、無線選択呼出受
信機10の携帯者に無線呼出があった旨を知らせるため
アラート信号をスピーカ増幅部18及びLED駆動部2
0へ出力する。
【0026】また、制御部14は、自己のIDコードに
続くメッセージ信号を抽出してメッセージデータに変換
し、LCD駆動部16へメッセージデータを出力する。
LCD駆動部16はメッセージデータをLCD表示器1
7に出力し、受信メッセージを表示させる。
【0027】制御部14は、発信者からの呼出受信回数
をカウントし、契約受信回数から呼出受信回数を減算し
て契約受信回数の残回数(契約受信残回数)が予め設定
した警告基準値に到達したとき、スピーカアラート信号
およびLEDアラート信号をスピーカ増幅部およびLE
D駆動部へ出力する。
【0028】スピーカ増幅部18は、制御部14から入
力したスピーカアラート信号を増幅しスピーカ19を駆
動し、スピーカ19により音響信号に変換され、アラー
ト音として発音し無線選択呼出受信機10の携帯者に呼
出があったことを報知する。またLED駆動部20は、
制御部14から入力したLEDアラート信号を増幅しL
ED21を駆動し、LED21により発光し無線選択呼
出受信機10の携帯者に呼出のあったことを報知する。
【0029】クロック信号発生器24は、受信信号と同
期を取るためのタイミングクロックやアラート信号の生
成に使用する。バッテリー25は、無線選択呼出受信機
10の電源として使用する。外部インターフェース22
は、自己のIDコード,サービス提供者と契約した受信
回数等を登録する例えばROMライター等の外部装置と
のインタフェースである。
【0030】操作部23は、無線選択呼出受信機の電源
スイッチや、各種機能設定用のスイッチや、通報に対す
るリセットスイッチである。
【0031】次に図2に図1を併せて参照しサービス提
供者との受信契約が受信回数の場合の契約受信残回数の
表示動作について説明する。なお、ここではサービス提
供者との契約受信回数を10回とし、予め設定する警告
基準値(以下警告基準回数と称す)Nを5回と仮定して
説明する。
【0032】無線選択呼出受信機10の電源スイッチ
(図示せず)をONする(図2のステップS201)
と、制御部14はメモリ部15のROM15−1に格納
されている契約受信回数の残回数(以下契約受信残回数
と称す)の有無を確認し(S202)、契約受信残回数
が0のときには契約受信残回数=0をLCD表示器17
に表示し(S205)、呼出受信動作を停止するか、も
しくは自己のIDコードを受信しても、報知並びにメモ
リ部15のRAM15−3への受信メッセージの格納を
禁止する。
【0033】ステップS202において契約受信残回数
が0以外の場合には、さらに契約受信残回数が予め設定
された警告基準回数5回と等しいか、それ以下かを検出
し(S203)、警告基準回数が契約受信残回数より多
い場合には、無線選択呼出受信機10の携帯者に契約受
信残回数を知らせるために契約受信残回数をLCD表示
器17に例えば図6(A)に示すように表示し(S20
7)、契約受信残回数が警告基準回数5回と等しいか、
それ以下の場合には、無線選択呼出受信機10の携帯者
に警告するための鳴音をスピーカ19により発生し(S
204)警告すると共に、LCD表示器17の契約受信
残回数を点滅表示して警告をする(206)。
【0034】制御部14は、契約受信残回数の点滅表示
の後、呼出受信動作を開始し、IDコードの検出待ち
(S208)となる。自IDコードを検出すると、自I
Dコードに引き続き送られてくるメッセージ信号を受信
(S209)し、メモリ部15のRAM15−3に格納
する共にLCD表示器17に表示し(S210)、同時
に表示タイマー(図示せず)をスタートする(S21
1)。
【0035】制御部14は、表示タイマを監視し(S2
12)すると共に操作部23のリセットスイッチ(図示
せず)の押下を監視し(S213)、所定時間(表示タ
イマのタイムアウト)を経過すると自動リセット機能が
動作しLCD表示器17に表示されていた受信メッセー
ジを自動的に消去する(S214)。また、所定時間経
過前に操作部23のリセットスイッチの押下(マニュア
ルリセット)を検出した場合には(S213)、LCD
表示器17に表示されていた受信メッセージを即座に消
去する(S214)。
【0036】受信メッセージ表示の消去後は、これまで
の契約受信残回数に対し1減算(N−1:10−1)し
た後(S215)ステップS202へ移行し、ステップ
S202,203を経て、新たな契約受信残回数(N:
9)がLCD表示器17に表示される。以上の動作を契
約受信残回数Nが0になるまで繰り返す。
【0037】このように、無線選択呼出受信機の携帯者
は、予めサービス提供者とサービスの受信回数を契約
し、契約した契約受信回数と、契約受信回数の残量が少
なくなったとき警告を送出するための警告基準回数と
を、予め無線選択呼出受信機10に登録しておき、呼出
サービスを受信するたびに契約受信回数を減算して契約
受信残回数を求め、減算した最新の契約受信残回数を表
示すると共に、契約受信残回数が警告基準回数に達した
とき、契約受信回数が少なくなったことを示す警告音を
発生すると共に、LCD表示器に表示中の最新の契約受
信残回数(N:9)を点滅表示し、無線選択呼出受信機
10の携帯者に警告するので、無線選択呼出受信機10
の携帯者は、契約受信回数の残回数を常に認識すること
ができる。
【0038】また、サービス提供者は契約時に無線選択
呼出受信機10の所有者から契約回数に応じた通信料金
を受領するので、通信料金の回収もれはなくなる。
【0039】次に図3に図1を併せて参照しサービス提
供者との契約が受信期間の場合の受信契約残日数の表示
動作ついて説明する。なお、ここではサービス提供者と
の契約受信期間(契約受信日数)を30日とし、予め設
定する警告基準値(以下警告基準日数と称す)Tを7日
と仮定して説明する。
【0040】無線選択呼出受信機10の電源スイッチを
ONする(図3のステップS301)と、制御部14は
メモリ部15のROM15−1に格納されている契約受
信期間の残期間(以下契約受信残日数と称す)の有無を
確認し(S302)、契約受信残日数が0のときには契
約受信残日数=0をLCD表示器17に表示し(S30
5)、呼出受信動作を停止するか、もしくはIDコード
を受信しても、報知並びにメモリ部15のRAM15−
3への受信メッセージの格納を禁止する。
【0041】ステップS302において契約受信残日数
が0以外の場合には、さらに契約受信残日数が予め設定
された警告基準日数7日と等しいか、それ以下かを検出
し(S303)、警告基準日数が契約受信残日数より多
い場合には、無線選択呼出受信機10の携帯者に契約受
信残日数を知らせるために契約受信残日数をLCD表示
器17に例えば図6(B)に示すように表示し(S30
7)、契約受信残日数が警告基準日数7日と等しいか、
それ以下の場合には、無線選択呼出受信機10の携帯者
に警告するための鳴音をスピーカ19により発生し(S
304)警告すると共に、LCD表示器17の契約受信
残日数を点滅表示して警告をする(S306)。
【0042】制御部14は、契約受信残日数の点滅表示
の後、呼出受信動作を開始し、IDコードの検出待ち
(S308)となる。IDコードを検出すると、IDコ
ードに引き続き送られてくるメッセージ信号を受信(S
309)し、メモリ部15のRAM15−3に格納する
と共にLCD表示器17に表示し(S210)、同時に
表示タイマー(図示せず)をスタートする(S31
1)。
【0043】制御部14は、表示タイマを監視し(S3
12)すると共に操作部23のリセットスイッチの押下
を監視し(S313)、所定時間(表示タイマのタイム
アウト)を経過すると自動リセット機能が動作し、LC
D表示器17に表示されていた受信メッセージを自動的
に消去する(S314)。また、所定期間経過前に操作
部23のリセットスイッチの押下(マニュアルリセッ
ト)を検出した場合には(S313)、LCD表示器1
7に表示されていた受信メッセージを即座に消去する
(S314)。
【0044】制御部14は、日付変更情報を出力する2
4時間タイマ(図示せず)を監視し、日付変更情報を検
出したとき(S315)、メモリ部15のROM15−
1に格納されている契約受信日数から1日を減算した
(T−1:30−1)後(S316)、ステップS30
2へ移行し、ステップS302,303を経て、新たな
契約受信残日数(T:29)がLCD表示器17に表示
される。以上の動作が契約受信残日数Nが0になるまで
繰り返す。
【0045】このように、無線選択呼出受信機の携帯者
は、予めサービス提供者とサービスの受信期間(日数)
を契約し、契約した契約受信日数と、契約受信日数の残
量が少なくなったとき警告を送出するための警告基準日
数とを、予め無線選択呼出受信機10に登録しておき、
24時間タイマの日付変更情報を検出するたびに契約受
信日数を減算して契約受信残日数を求め、減算した最新
の契約受信残日数を表示すると共に、契約受信残日数が
警告基準日数に達したとき、契約受信日数が少なくなっ
たことを示す警告音を発生する共に、LCD表示器に表
示中の最新の契約受信残日数を点滅表示して無線選択呼
出受信機10の携帯者に警告するので、無線選択呼出受
信機10の携帯者は、契約受信期間の残日数を常に認識
することができる。
【0046】また、サービス提供者は契約時に無線選択
呼出受信機10の携帯者から契約受信日数に応じた通信
料金を受領するので、通信料金の回収もれはなくなる。
【0047】次に図4に図1を併せて参照し、契約受信
回数の残量(契約受信残回数)に対する警告基準値(基
準回数)の設定について説明する。
【0048】無線選択呼出受信機10の携帯者は、契約
受信回数の残量(契約受信残回数)に対する警告基準値
(基準回数)を操作部23のスイッチ操作により簡単に
設定することができる。操作部23には、前述した電源
ON/OFFスイッチ,セットスイッチ,リセットスイ
ッチの他にモードスイッチと、2つの接点を有し選択的
にいずれか一方の接点情報を出力する選択スイッチ△/
▽を備えている(いずれも図示ぜず)。
【0049】無線選択呼出受信機10が待ち受け状態の
とき(図4のステップS401)、制御部14は操作部
23の各スイッチの動作状態を監視し、モードスイッチ
の押下を検出すると(S402)、設定モードとなり選
択スイッチ△/▽の押下を監視する(S403)。選択
スイッチ▽の押下を検出すると他の設定モード移行(S
404)し、選択スイッチ△の押下を検出すると警告基
準値設定モードとなる。
【0050】警告基準値の設定は選択スイッチ△/▽に
より行われ、選択スイッチ△を押下すると警告基準値設
定要求を示し、選択スイッチ▽を押下すると警告基準値
設定要求取消を示す。
【0051】制御部14は、警告基準値設定要求を監視
し(S405)、選択スイッチ▽の押下を検出すると警
告基準値設定要求取消と判定しステップS414へ移行
し、警告基準値設定モードを解除する。選択スイッチ△
の押下を検出したときには、警告基準値設定要求と判定
し、現在設定されている警告基準値をLCD表示器17
に表示し(S406)、警告基準値設定タイマ(図示せ
ず)を起動する(S407)と共に、選択スイッチ△/
▽の押下を監視する(S409)。
【0052】制御部14は、警告基準値設定タイマのタ
イムアウト前に、選択スイッチ△の押下を検出したとき
には、現在の警告基準値K(5回)に1加算し(S41
0)、選択スイッツ▽の押下を検出したときには、現在
の警告基準値K(5回)から1減算し(S411)、ス
テップS406へ移行し、新たな警告基準値K=6また
は4をLCD表示器17に表示する。なお、選択スイッ
チ△/▽は押下のたびに1ずつ加算/減算する。
【0053】制御部14は、ステップS408におい
て、警告基準値設定タイマのタイムアウを検出すると、
セットスイッチの押下を監視し(S412)、セットス
イッチの押下を検出すると、ステップS409〜411
で設定した新たな警告基準値K=6または4を、メモリ
部15のROM15−1に格納されている今までの警告
基準値K=5を6または4に上書きして更新し(S41
3)、警告基準値設定モードを解除する(S414)。
【0054】以上、図4を参照して契約受信残回数に対
する警告基準値(警告基準回数)の設定方法について説
明したが、警告基準値が警告基準日数の場合も同様であ
る。
【0055】次に図5に図1を併せて参照し契約受信回
数の設定ついて説明する。無線選択呼出受信機10に設
定する契約受信回数Nは、サービス提供者の窓口やペー
ジングサービスの窓口で簡単に更新すことができる。
【0056】サービス提供者と受信契約したとき、無線
選択呼出受信機10の所有者はサービス提供者の窓口や
ページングサービスの窓口担当者に依頼して契約した受
信回数登録してもらう。
【0057】無線選択呼出受信機10の電源スイッチを
ONして(図5のステップS501)、外部インタフェ
ース22に例えばROMライタを接続すると、制御部1
4はこれを識別すると(S502)外部設定モードとな
り(S503)ROMライタからの入力情報を監視し
(S504)、入力情報が契約受信回数設定要求以外の
ときには、他の設定モードへ移行し(S509)、契約
受信回数設定要求を識別したときには、続いて入力され
る契約受信回数情報を監視し、契約受信回数情報の入力
を識別したとき(S505)、この契約受信回数をメモ
リ部15のROM15−1に格納されている現在の契約
受信残回数に加算して新契約受信回数を生成し、メモリ
部15のROM15−1に格納されている契約受信回数
を更新し(S506)、外部設定を解除する(S50
7,508)。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、受信契約
した際にサービス提供者の窓口で受信契約した受信回数
/日数(受信期間)を契約した無線選択呼出受信機の外
部インタフェースを介して、メモリ部に登録してもらう
と共に、自己が所望する契約受信残回数/残日数に対す
る任意の警告基準値(警告基準回数/日数)を操作部か
ら入力して設定,登録しておき、呼出サービスを受信す
るたびに予め登録しておいた契約受信回数/日数から1
減算した新契約受信回数/日数を表示し、契約受信回数
/日数が0になると呼出受信動作を停止し、また契約受
信回数/日数が減少し予め登録しておいた警告基準回数
/日数に達したとき警告音発生すると共に現在の契約受
信残回数/日数の表示を点滅して無線選択呼出受信機の
携帯者に報知するように構成したので、無線選択呼出受
信機の携帯者は、予めサービス提供者と契約した契約受
信回数分の呼出サービスを受けることができる。
【0059】また、無線選択呼出受信機の携帯者は警告
音とLCD表示器に表示中の現在の契約受信回数の点滅
表示とにより、無線選択呼出受信機10の携帯者は、契
約受信回数の残回数を常に認識することができる。
【0060】更にこの警告基準回数/日数を無線選択呼
出受信機の携帯者が任意に且つ自由に設定することが
で。
【0061】更にまた、サービス提供者は契約時に無線
選択呼出受信機の所有者から契約受信回数分の通信料金
を前もって受領するので、課金管理が容易で通信料金の
回収もれはなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線選択呼出受信機の主要構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の契約受信残回数の表示動作を示すフロ
ーチャート図である。
【図3】本発明の契約受信残日数の表示動作を示すフロ
ーチャート図である。
【図4】本発明の警告基準値の登録動作を示すフローチ
ャートである。
【図5】本発明の契約受信回数の登録動作を示すフロー
チャートである。
【図6】本発明の受信契約の残量の表示例を示す図であ
り、(A)は受信回数の場合を示し、(B)は受信日数
の場合を示し、(C)は受信期間の場合を示す。
【符号の説明】
10 無線選択呼出受信機 11 アンテナ 12 受信部 13 デコーダ部 14 制御部 15 メモリ部 15−1 ROM 15−2 ID−ROM 15−3 RAM 16 LCD駆動部 17 LCD表示部 18 スピーカ増幅部 19 スピーカ 20 LED駆動部 21 LED 22 外部インタフェース 23 操作部 24 クロック信号発生器 25 バッテリー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サービス提供者と契約した受信可能な契
    約受信回数を登録し、自己の呼出番号を受信する度にそ
    の受信回数をカウントし、カウント値が予め設定した警
    告基準値に達したとき、警報を発生する無線選択呼出受
    信機において; 前記契約受信回数を格納するメモリと; 前記契約受信回数の警報基準値の設定変更および設定変
    更情報を登録するための操作部と; 前記契約受信回数の警報基準値を設定するための警報基
    準値設定タイマと; 無線選択呼出受信機が待ち受け状態のとき前記操作部の
    各スイッチの動作状態を監視しモード選択要求を識別す
    る手段と; 前記モード選択要求を識別後、2つの接点を備え選択的
    にいずれか一方の接点情報を出力する前記操作部の選択
    スイッチの動作状態を監視し、予め定めた一方の接点情
    報を検出したとき前記契約受信回数の警告基準値設定モ
    ードを識別する手段と; 前記契約受信回数の警告基準値設定モード識別後、前記
    選択スイッチの一方の接点情報を検出したとき前記契約
    受信回数の警告基準値設定要求を識別し、他方の接点情
    報を検出したとき前記契約受信回数の警告基準値設定要
    求取消を識別する手段と; 前記契約受信回数の警告基準値設定要求を識別したとき
    現在の前記契約受信回数の警告基準値を表示すると共に
    前記警報基準値設定タイマを起動する手段と; 前記警報基準値設定タイマがタイムアウト前に前記選択
    スイッチの一方の接点情報を検出したとき、現在の前記
    契約受信回数の警告基準値に1加算して新受信回数警告
    基準値を生成し、前記選択スイッチの他方の接点情報を
    検出したとき、 現在の前記契約受信回数の警告基準値から1減算して新
    受信回数警告基準値を生成しそれぞれ表示する手段と; 前記警告基準値設定タイマのタイムアウト後、前記操作
    部のセットスイッチによる新警告基準値設定指示を検出
    したとき、前記メモリ部に登録されている現在の前記契
    約受信回数の警告基準値を前記新契約受信回数の警告基
    準値に更新する 手段と; を有することを特徴とする 無線選択呼出受信機。
  2. 【請求項2】 サービス提供者と契約した受信可能な契
    約受信日数を登録し、日付更新タイマの日付更新情報を
    カウントし、カウント値が予め設定した警告基準値に達
    したとき、警報を発生する無線選択呼出受信機におい
    て; 前記契約受信日数を格納するメモリと; 前記契約受信日数の警報基準値の設定変更および設定変
    更情報を登録するための操作部と; 前記契約受信日数の警報基準値を設定するための警報基
    準値設定タイマと; 無線選択呼出受信機が待ち受け状態のとき前記操作部の
    各スイッチの動作状態を監視しモード選択要求を識別す
    る手段と; 前記モード選択要求を識別後、2つの接点を備え選択的
    にいずれか一方の接点情報を出力する前記操作部の選択
    スイッチの動作状態を監視し、予め定めた一方の接点情
    報を検出したとき前記契約受信日数の警告基準値設定モ
    ードを識別する手段と; 前記契約受信日数の警告基準値設定モード識別後、前記
    選択スイッチの一方の接点情報を検出したとき前記契約
    受信日数の警告基準値設定要求を識別し、他方の接点情
    報を検出したとき前記契約受信日数の警告基準値設定要
    求取消を識別する手段と; 前記契約受信日数の警告基準値設定要求を識別したとき
    現在の前記契約受信日数の警告基準値を表示すると共に
    前記警報基準値設定タイマを起動する手段と; 前記警報基準値設定タイマがタイムアウト前に前記選択
    スイッチの一方の接点情報を検出したとき、現在の前記
    契約受信日数の警告基準値に1加算して新受信日数警告
    基準値を生成し、前記選択スイッチの他方の接点情報を
    検出したとき、現在の前記契約受信日数の警告基準値か
    ら1減算して新受信日数警告基準値を生成しそれぞれ表
    示する手段と; 前記警告基準値設定タイマのタイムアウト後、前記操作
    部のセットスイッチによる新警告基準値設定指示を検出
    したとき、前記メモリ部に登録されている現在の前記契
    約受信日数の警告基準値を前記新契約受信日数の警告基
    準値に更新する 手段と; を有することを特徴とする 無線選択呼出受信機。
  3. 【請求項3】 前記契約受信回数または前記契約受信日
    数を登録するための外部装置とインタフェースする外部
    インタフェースと; 無線選択呼出受信機が電源ON状態になったとき前記外
    部インタフェースを監視し、前記外部装置が種々データ
    を設定するために前記外部インタフェースに接続された
    ことを検出し、外部インタフェースモードを識別する手
    段と; 前記外部インタフェースモード識別後、前記外部装置か
    らの入力情報を監視し、前記契約受信回数または前記契
    約日数の設定要求を検出したとき、前記外部装置から引
    続き入力される前記契約受信回数または前記契約受信日
    数を現在の契約受信残回数または契約受信日数に加算し
    新契約受信回数または新契約受信日数を生成し、前記メ
    モリ部に登録されている現在の契約受信回数または契約
    受信日数を前記新契約受信回数または新契約受信日数に
    更新する手段と; を有することを特徴とする請求項1または2記載の 無線
    選択呼出受信機。
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