JPH09261617A - オンデマンド通信システム - Google Patents

オンデマンド通信システム

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JPH09261617A
JPH09261617A JP9003324A JP332497A JPH09261617A JP H09261617 A JPH09261617 A JP H09261617A JP 9003324 A JP9003324 A JP 9003324A JP 332497 A JP332497 A JP 332497A JP H09261617 A JPH09261617 A JP H09261617A
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JP
Japan
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reproduction
data stream
transmission
client
unit
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Application number
JP9003324A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Nakamura
裕樹 中村
Yuuki Kusumi
雄規 楠見
Masahiro Ooashi
雅弘 大蘆
Tatsuya Shimoji
達也 下地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Priority to US08/785,061 priority patent/US5913039A/en
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/20Servers specifically adapted for the distribution of content, e.g. VOD servers; Operations thereof
    • H04N21/23Processing of content or additional data; Elementary server operations; Server middleware
    • H04N21/238Interfacing the downstream path of the transmission network, e.g. adapting the transmission rate of a video stream to network bandwidth; Processing of multiplex streams
    • H04N21/2387Stream processing in response to a playback request from an end-user, e.g. for trick-play
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/16Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems
    • H04N7/173Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems with two-way working, e.g. subscriber sending a programme selection signal
    • H04N7/17309Transmission or handling of upstream communications
    • H04N7/17318Direct or substantially direct transmission and handling of requests
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/16Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems
    • H04N7/173Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems with two-way working, e.g. subscriber sending a programme selection signal
    • H04N7/17309Transmission or handling of upstream communications
    • H04N7/17336Handling of requests in head-ends

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオサーバとクライアント間におけるオン
デマンド通信システムのデータストリーム送信途中での
送信要求処理に要する無駄な時間の発生を防止する。 【解決手段】 クライアント501の再生スケジュール
表記憶部514に記憶されている再生スケジュール表を
サーバ520に送信し、ジョブスケジュール記憶部52
4に送信ビデオ名と送信開始時間とを含む送信スケジュ
ール表としてクライアント501等ごとに記憶させる。
アラーム割込部525は、クライアント501等ごとに
タイマーを有し、データストリーム送出部527がデー
タストリームを送信する時間を計時して、送信スケジュ
ール表に示された次の送信開始時間になると、次のビデ
オのデータストリームを送出するよう指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して接続された複数のクライアントとサーバとからなる
オンデンマンド通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、通信ネットワークとデジタルデー
タ圧縮技術との発達によって、ビデオサーバと各家庭に
設置されたクライアントとをネットワークで接続し、各
クライアントから要求された個別の番組を個別に提供す
るデジタルケーブルテレビや衛星デジタル放送と電話回
線とを用いた双方向サービスが実用化されつつある。
【0003】図20は、従来のオンデマンド通信システ
ムの構成図である。このオンデマンド通信システムは、
クライアント101、102、103、…と、ビデオサ
ーバ120と、クライアント101、102、103、
…とビデオサーバ120とを接続するネットワーク13
0とを備えている。クライアント101は、外部入力イ
ンターフェース部111と、クライアント制御部112
と、再生スケジュール表記憶部113と、クロック部1
14と、クライアント入出力インターフェース部115
と、出力デコーダ部116とを備えている。クライアン
ト102、103、…もクライアント101と同様の構
成である。
【0004】サーバ120は、データストリーム記憶部
121と、サーバ入出力インタフェース部122と、入
力キューバッファ部123と、サーバ制御部124と、
ジョブスケジュール記憶部125と、データストリーム
送出部126とを備えている。ネットワーク130は、
サーバ120から各クライアント101等にビデオ等の
データストリームを送信する大容量の回線と各クライア
ント101等からサーバ120に制御情報等を送信する
ための小容量の回線とからなる。
【0005】なお、このオンデマンド通信システムのク
ライアント101からサーバ120への送信要求等の通
信は、クライアント入出力インターフェース部115か
ら例えば電話回線等のネットワーク130を介してサー
バ入出力インタフェース部122に送信され、一旦、入
力キューバッファ部123に蓄積され、サーバ制御部1
24に読み出され処理される。一方、サーバ120から
クライアント101へのデータストリームの送信等の通
信は、サーバ入出力インターフェース部122から送信
され、クライアント制御部112によって処理される。
このクライアント101からサーバ120への通信の処
理時間は、例えば3〜5秒の時間がかかり、サーバ12
0からクライアント101への通信の処理時間に比べて
極めて長くかかる。
【0006】このように構成されたオンデマンド通信シ
ステムにおいて、視聴者は、サーバ120から視聴した
いデータストリームを示すマルチメディアタイトルを取
得するため、入力機器であるリモートコントローラ14
1からマルチメディアタイトルの情報要求をクライアン
ト101の外部入力インタフェース部111に発信す
る。これを受けて、クライアント101は、ネットワー
ク130を介してサーバ120に該情報要求を送信し、
サーバ120から該情報を取得し、該情報を再生スケジ
ュール表として再生スケジュール表記憶部113に記憶
する。図21は、そのマルチメディアタイトルの再生ス
ケジュール表の一例を示している。この再生スケジュー
ル表201は、マルチメディアタイトルである再生ビデ
オ名202と、そのビデオデータの再生開始位置203
と再生終了位置204とが最初のビデオデータの再生開
始時間205を「00:00:00」として時系列に記
録されている。この再生開始時間の表記は「時:分:
秒」である。
【0007】この再生スケジュール表201に従ったデ
ータストリームの再生をするためには、視聴者は、再生
スケジュール表201を選択する旨の選択命令をリモー
トコントローラ141からクライアント101に発信す
る。クライアント制御部112は、外部入力インタフェ
ース部111を介してこの選択命令を受信し、再生スケ
ジュール表記憶部113に記憶されている選択された再
生スケジュール表201を参照し、その時系列に連続す
る(再生終了位置204と次のビデオの再生開始位置2
03とに時間差がない)再生ビデオ名202の「Vid
eoA」と「VideoB」とのデータストリームの送
信要求をクライアント入出力インタフェース部115に
指示する。クライアント入出力インタフェース部115
は、この指示を受け、ネットワーク130を介してサー
バ120のサーバ入出力インタフェース部122に「V
ideoA」と「VideoB」との送信要求を送信す
る。
【0008】サーバ120において、入出力インタフェ
ース部122は、ネットワーク130を介して受信した
クライアント101からの「VideoA」と「Vid
eoB」との送信要求をそのクライアント名とともに入
力キューバッファ部123に蓄積する。サーバ制御部1
24は、入力キューバッファ部123に蓄積されている
送信要求をクライアント名ごとに読み出し、先に送信す
べき「VideoA」とクライアント名とをデータスト
リーム送出部126に通知し、「VideoA」に続け
て送信する「VideoB」とクライアント名とをジョ
ブスケジュール記憶部125に記憶させる。データスト
リーム送出部126は、データストリーム記憶部121
から「VideoA」のデータストリームの頭出しをし
て読み出し、クライアント名とともにサーバ入出力イン
タフェース部122に送出する。サーバ入出力インタフ
ェース部122は、ネットワーク130を介して、クラ
イアント名で識別されるクライアント101に「Vid
eoA」のデータストリームを送信する。また、データ
ストリーム送出部121は、「VideoA」のデータ
ストリームの送出を完了すると、通知されているクライ
アント名をサーバ制御部124に通知する。サーバ制御
部124は、通知されたクライアント名とともにジョブ
スケジュール記憶部125に記憶されているビデオ名
「VideoB」を読み出し、データストリーム送出部
126に通知する。通知を受けたデータストリーム送出
部126は、データストリーム記憶部から「Video
B」のデータストリームの頭出しをして読み出し、クラ
イアント名とともにサーバ入出力インタフェース部12
2に送出する。サーバ入出力インタフェース部122
は、通知されたクライアント名で識別されるクライアン
ト101に「VideoB」のデータストリームを送信
する。
【0009】クライアント101において、クライアン
ト入出力インタフェース部115は、サーバ120から
ネットワーク130を介して送信されてきた「Vide
oA」のデータストリームを受信すると、クライアント
制御部112を介して出力デコーダ部116に通知す
る。クライアント制御部112は、出力デコーダ部11
6がデータストリームを解読して外部出力機器であるT
V受像機142に「VideoA」を再生出力したと
き、クロック部114の時計を参照して、開始時刻に
「00:00:00」を設定し、計時を開始する。「V
ideoA」の再生出力が完了したとき計時を終了し、
その時間「00:00:30」を保持する。更に、出力
デコーダ部116が「VideoB」を再生出力したと
き、その保持した時間から計時を再開する。「Vide
oB」の再生出力が完了したとき、その時間は、「0
0:01:15」となっている。また、クライアント制
御部112は、再生スケジュール記憶部113の再生ス
ケジュール表201を参照し、「VideoB」の再生
終了後から15秒の空白時間の後に「VideoC」の
再生開始をすることを読み出す。そこで、計時している
時間が「00:01:30」に達したとき、上記と同
様、「VideoC」のデータストリームの送信要求を
クライアント入出力インターフェース部115に指示す
る。クライアント入出力インターフェース部115から
送信された送信要求は、サーバ120の入力キューバッ
ファ部123に蓄積された後、サーバ制御部124によ
って読み出され、上記と同様、「VideoC」のデー
タストリームがクライアント101に送信される。
【0010】図22は、この様にして、再生出力される
ビデオ再生のタイムチャートを示している。図におい
て、横軸は時間軸であり、上段はサーバ120の動作内
容を、下段はクライアント101の動作内容を示してい
る。時間A0でクライアント101からサーバ120に
送信要求が送出される。時間A1でサーバ120におい
て、「VideoA」のデータストリームの頭出しが開
始され、時間A2でデータストリームのクライアント1
01への送信が開始される。ほぼ同時にクライアント1
01では、「VideoA」の再生が行われ、時間A3
でその再生出力が終了する。サーバ120で時間A3か
ら「VideoB」のデータストリームの頭出しが開始
され、時間A4でデータストリームの送信が開始され
る。クライアント101において、「VideoB」の
再生が時間A5で終了後、空白時間の経過時A6に「V
ideoC」の送信要求がサーバ120に送信される。
サーバ120において、時間A7から「VideoC」
のデータストリームの頭出しが開始され、時間A8に
「VideoC」のクライアント101へのデータスト
リームの送信が開始される。クライアント101では時
間A8に「VideoC」の再生が開始され、時間A9
でその再生が終了する。
【0011】また、クライアント101において、現在
TV受像機142で再生途中の「VideoA」の一時
停止命令を視聴者がリモートコントローラ141を用い
て行うと、外部入力インターフェース部111はリモー
トコントローラ141の信号を受信してクライアント制
御部112に通知する。クライアント制御部112は、
出力デコーダ部116にビデオの再生出力の一時停止を
指示するとともに、クライアント入出力インターフェー
ス部115にサーバ120にデータストリームの送信の
一時停止命令を送信するよう指示する。出力デコーダ部
116は、その指示を受けて「VideoA」の再生出
力を停止する。クライアント入出力インターフェース部
115は、サーバ120のサーバ入出力インターフェー
ス部122にクライアント名とデータストリームの送信
一時停止命令とをネットワーク130を介して送信す
る。
【0012】サーバ120において、サーバ入出力イン
ターフェース部122は、クライアント101から送信
されてきた送信一時停止命令とクライアント名とを受信
し、入力キューバッファ部123に蓄積する。サーバ制
御部124は、入力キューバッファ部123に蓄積され
ている送信一時停止命令を読み出すと、データストリー
ム送出部126にデータストリームの送出を停止するよ
う指示する。データストリーム送出部126はこの指示
を受けて、データストリーム記憶部121からのデータ
ストリームの読み出しとサーバ入出力インターフェース
部122への送出を停止する。
【0013】視聴者によって、リモートコントローラ1
41に一時停止の解除命令の操作がされると、外部入力
インターフェース部111は、クライアント制御部11
2にその指示を通知する。クライアント制御部112
は、クライアント入出力インターフェース部115に一
時停止の解除命令を送信するよう指示する。クライアン
ト入出力インターフェース部115は、ネットワーク1
30を介してサーバ入出力インターフェース部122に
一時停止の解除命令を送信する。
【0014】サーバ入出力インターフェース部122
は、一時停止の解除命令を受信すると、入力キューバッ
ファ部123にその命令とクライアント名とを記憶させ
る。サーバ制御部124は、入力キューバッファ部12
3に一旦蓄積された一時停止の解除命令を読み出すと、
その命令とクライアント名とをデータストリーム送出部
126に通知する。データストリーム送出部126は、
一時停止していたデータストリームの読み出しを再開
し、サーバ入出力インターフェース部122に送出す
る。サーバ入出力インターフェース部122は、ネット
ワーク130を介してクライアント101にデータスト
リームを送出する。クライアント101は、そのデータ
ストリームを受信して、TV受像機142に再生出力す
る。図23は、この様にして再生出力されているビデオ
が一時停止され、その後一時停止が解除されたビデオ再
生のタイムチャートを示している。図22と同様の部分
には、同一の符号を付している。この図において、時間
B1で視聴者がリモートコントローラ141から「Vi
deoA」の再生の一時停止の指示をすると、TV受像
機142では直ちにその再生が停止されるけれども、サ
ーバ120からは、時間B2までデータストリームの送
出が続いている。時間B3でビデオ再生の一時停止解除
を視聴者が指示すると、時間B5からTV受像機142
で「VideoA」の再生出力が再開される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図22、図
23に示したように上記オンデマンド通信システムで
は、データストリームの送信要求をした時間A0からビ
デオの再生の開始時間A2まで時間dT1+時間dTa
を要する。この時間dT1は、多数のクライアント10
1、102、103、…からの送信要求がサーバ120
の入力キューバッファ部123に一旦蓄えられてから処
理されるまでの時間である。この時間dT1は、通常3
〜5秒である。また時間dTaは、ビデオのデータスト
リームの頭出しに要する時間である。ビデオが連続して
再生されるとき、この時間dT1は、送信要求をする最
初だけであるけれども、図22に示したようにビデオの
再生途中に空白時間T0を設定しているときには、再度
送信要求を処理するための時間dT1とほぼ同一の時間
dT2だけビデオ再生に遅れを生ずる。従来の長時間の
映画等のビデオ番組であれば、一番組中に殆ど生ずるこ
とのないような時間dT2は殆ど無視できるけれども、
送信要求の単位となるビデオが短時間であり、かつ、連
続再生されないときには、この時間dT2は視聴者にと
って煩わしいものとなる。
【0016】また、図23に示したようにビデオ再生を
停止し、その一時停止を再開したときには、サーバ12
0がデータストリームの送信を停止するまでに時間dT
Pを要するために、データストリームの送信再開時に送
信されるデータストリームは、TV受像機142で再生
出力されたビデオよりもdTP時間進んだものであるの
で、dTP時間分のビデオが再生されないことになる。
【0017】また、図22、図23に示したようにデー
タストリームの頭出しに要する時間dTa,dTb,d
Tcも視聴者にとっては、煩わしいものである。本発明
は、上記課題に鑑み、ビデオの再生途中で、データスト
リームの送信要求を処理する余分な時間を要さないオン
デマンド通信システムを提供することを目的とする。
【0018】また、本発明の別の目的は、ビデオ再生途
中で、一時停止の指示の後、一時停止が解除された際、
一時停止直前に再生されていたビデオからストーリーの
飛ぶことのないオンデマンド通信システムを提供するこ
とを目的とする。また、本発明の更に別の目的は、送信
要求のタイトルが示すデータストリームごとに頭出しに
要する時間だけ、ビデオ再生が遅れることのないオンデ
マンド通信システムを提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のクライ
アントと、各クライアントとネットワークを介して接続
され、各クライアントからのタイトルの送信要求に応じ
て順次タイトルが示すデータストリームを送信するマル
チメディアサーバとからなるオンデマンド通信システム
であって、前記各クライアントは、再生予定の複数のタ
イトルと該タイトルが示すデータストリームの再生開始
時間とからなる再生情報の組を自身を識別するクライア
ント識別子とともに前記サーバに一括して送信する送信
手段と、前記サーバから送信されたデータストリームを
受信する受信手段と、前記受信手段の受信したデータス
トリームを再生出力する再生出力手段とを備え、前記サ
ーバは、前記送信手段から送信された再生情報の組とク
ライアント識別子とを一時記憶する受信バッファと、前
記受信バッファに記憶されている再生情報の組とクライ
アント識別子とを順次読み出してクライアントごとのタ
イトルと該タイトルが示すデータストリームの送信開始
時間とからなる送信情報の組を作成する送信情報作成手
段と、前記送信情報作成手段で作成されたクライアント
ごとの送信情報の組を記憶する送信情報記憶手段と、前
記タイトルが示すデータストリームをタイトルごとに記
憶しているデータストリーム記憶手段と、前記送信情報
記憶手段に記憶されている送信情報の組を読み出して、
送信開始時間に到達すると送信指示を与える送信指示手
段と、上記タイトルとクライアント識別子とが含まれて
いる送信指示に従い、前記データストリーム記憶手段に
記憶されているデータストリームを読み出してクライア
ントに送信するデータストリーム送信手段とを備えたこ
ととしているので、サーバは、各クライアントへのデー
タストリームの送信開始時間を予め記憶しているので、
各クライアントからの送信要求処理に要する余分な時間
が省かれる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るオンデマンド
通信システムを実施の形態に基づいて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明に係るオンデマンド通
信システムの実施の形態1の構成図である。
【0021】このオンデマンド通信システムは、複数の
クライアント501、502、503、…と、サーバ5
20と、各クライアント501等とサーバとを接続する
ネットワーク530とを備えている。クライアント50
1は、外部入力インターフェース部511と、クライア
ント制御部512と、クライアント入出力インターフェ
ース部513と、再生スケジュール表記憶部514と、
クロック部515と、出力デコーダ部516とを備えて
いる。また、外部入力インターフェース部511へ視聴
者からの指示を入力する入力機器であるリモートコント
ローラ541と、出力デコーダ部516で再生されたビ
デオを出力するTV受像機542とを有している。
【0022】サーバ520は、サーバ入出力インターフ
ェース部521と、入力キューバッファ部522と、サ
ーバ制御部523と、ジョブスケジュール記憶部524
と、アラーム割込部525と、データストリーム記憶部
526と、データストリーム送出部527とを備えてい
る。リモートコントローラ541は、サーバ520が有
するビデオの再生スケジュールを記録した再生スケジュ
ール表の送信を要求するスケジュール要求ボタンと、サ
ーバ520から送信されてきた複数の再生スケジュール
表のうちの1つを選択するスケジュール選択ボタンと、
ビデオ再生の一時停止、一時停止解除、終了、早送り、
巻き戻し等のボタンとを有し、各ボタンを視聴者に押下
されると、各ボタンに応じた操作信号を外部入力インタ
ーフェース部511に出力する。
【0023】外部入力インターフェース部511は、リ
モートコントローラ541から再生スケジュール表の送
信要求の操作信号を受信すると、クライアント制御部5
12に、その旨通知する。また、再生スケジュール表の
選択の操作信号を受信すると、クライアント制御部51
2にその選択された再生スケジュール表の指定を通知す
る。
【0024】クライアント制御部512は、CPUを有
し、クライアント501の各部を制御する。外部入力イ
ンターフェース部511から再生スケジュール表の送信
要求の通知を受けると、クライアント入出力インターフ
ェース部513にサーバ520に再生スケジュール表の
送信要求をするよう指示する。また、クライアント入出
力インターフェース部513から再生スケジュール表の
通知を受けると、再生スケジュール表記憶部514に記
憶させる。併せて、出力デコーダ部516にその再生ス
ケジュール表を通知する。
【0025】また、外部入力インターフェース部511
から再生スケジュール表の指定を通知されると、その指
定された再生スケジュール表を再生スケジュール表記憶
部514から読み出し、それをクライアント入出力イン
ターフェース部513に通知する。また、クライアント
入出力インターフェース部513からデータストリーム
の通知を受けると、出力デコーダ部516に通知すると
ともに、クロック部515の時刻を参照して、出力デコ
ーダ部516でビデオの再生出力が開始されたときを起
点としてビデオの再生時間を計時する。ビデオの再生出
力が停止しているときには、再生時間に加えない。
【0026】クライアント入出力インターフェース部5
13は、クライアント制御部512から再生スケジュー
ル表の送信要求の指示を受けると、ネットワーク530
を介してサーバ入出力インターフェース部521に自身
を識別するクライアント名とともに再生スケジュール表
の送信要求を送信する。また、クライアント制御部51
2から再生スケジュール表の通知を受けると、ネットワ
ーク530を介してサーバ入出力インターフェース部5
21に自身を識別するクライアント名とともに再生スケ
ジュール表を送信する。
【0027】また、サーバ入出力インターフェース部5
21からデータストリームをネットワーク530を介し
て受信するとクライアント制御部512に通知する。再
生スケジュール表記憶部514は、RAM等からなり、
サーバ520から送信されてきた複数の再生スケジュー
ル表をクライアント制御部512によって書き込まれ、
記憶している。図2は、再生スケジュール表の一例を示
す図である。再生スケジュール表601は、最初のビデ
オ再生の開始時間602「00:00:00」を起点と
するマルチメディアのタイトルである再生ビデオ名60
3の再生開始時間602が記録されている。再生スケジ
ュール表601によれば、時間「00:00:00」か
ら「VideoA」が再生され、時間「00:00:3
0」から「VideoB」が再生され、その後時間「0
0:01:30」から「VideoC」が再生される。
この再生ビデオ名603で示される各タイトルの再生開
始位置604と再生終了位置605とが、そのビデオを
標準状態で最初から再生したときの時間で示されてい
る。ここで、マルチメディアのタイトルとは、サーバ5
20がクライアント501から送信要求を受け付けるデ
ータストリーむを示すものをいう。
【0028】クロック部515は時計を有し、クライア
ント制御部512によって時刻が参照される。出力デコ
ーダ部516は、クライアント制御部512から再生ス
ケジュール表の通知を受けると、TV受像機542にそ
の再生スケジュール表の一覧を表示させる。これによっ
て、視聴者は複数の再生スケジュール表のうち、1つの
再生スケジュール表を選択することができる。
【0029】また、出力デコーダ部516は、クライア
ント制御部512からデータストリームの通知を受ける
と、圧縮符号化されているデータストリームを伸長復号
化してTV受像機542にビデオを出力させる。サーバ
入出力インターフェース部521は、クライアント入出
力インターフェース部513からネットワーク530を
介して再生スケジュール表の送信要求を受信すると、入
力キューバッファ部522にクライアント名と再生スケ
ジュール表の送信要求とを記憶させる。データストリー
ム送出部527からクライアント名と再生スケジュール
表の通知を受けると、ネットワーク521を介してその
クライアント名で識別されるクライアント501のクラ
イアント入出力インターフェース部513に再生スケジ
ュール表を送信する。
【0030】また、クライアント入出力インターフェー
ス部513からネットワーク530を介して再生スケジ
ュール表とクライアント名とを受信すると、入力キュー
バッファに記憶させる。データストリーム送出部527
からクライアント名とデータストリームとの送出を受け
ると、クライアント名で識別されるクライアント501
のクライアント入出力インターフェース部513にネッ
トワーク530を介してデータストリームを送信する。
【0031】入力キューバッファ部522は、RAM等
からなり、サーバ入出力インターフェース部521が受
信した再生スケジュール表の送信要求やデータストリー
ムの送信要求である再生スケジュール表をそのクライア
ント名とともに一旦記憶する。サーバ制御部523は、
CPUを有し、サーバ520の全体を制御している。入
力キューバッファ部522に記憶されている各クライア
ント501、502、503、…からの再生スケジュー
ル表の送信要求を読み出すと、データストリーム送出部
527にクライアント名とともに再生スケジュール表の
送信を指示する。
【0032】また、入力キューバッファ部522に蓄積
されている各クライアント501等からのデータストリ
ームの送信要求である再生スケジュール表を読み出す
と、クライアント501等ごとにその再生スケジュール
表を送信スケジュール表に変換してジョブスケジュール
記憶部524に記憶させるとともに、アラーム割込部5
25にデータストリームの送信要求をしているクライア
ント501等ごとにタイマーを設ける。併せて、ジョブ
スケジュール記憶部524の送信スケジュール表に記録
されている最初の送信ビデオ名とその送信開始位置と送
信終了位置とともにクライアント名とをデータストリー
ム送出部527に通知する。その際、ジョブスケジュー
ル記憶部524の送信スケジュール表の送信ビデオ名に
データストリームの送出マークを付す。データストリー
ム送出部527からデータストリームの送出を開始した
旨の通知をクライアント名とともに通知されると、アラ
ーム割込部525のそのクライアント501のタイマー
を初期化して起動させる。
【0033】また、アラーム割込部525からクライア
ント名の通知を受けると、ジョブスケジュール記憶部5
24のそのクライアント501の送信スケジュール表の
送出マークの付されている次の送信ビデオ名を読み出
し、読み出した送信ビデオ名に送出マークを移す。併せ
て、データストリーム送出部527にその送信ビデオ名
とその送信開始位置と送信終了位置とともにクライアン
ト名とを通知する。データストリーム送出部527から
データストリームの送出を開始した旨の通知をクライア
ント名とともに通知されると、アラーム割込部525の
そのクライアント501のタイマーを再起動させる。ジ
ョブスケジュール記憶部524は、RAMからなり、サ
ーバ制御部523によってクライアント501等ごとに
データストリームの送信要求である送信スケジュール表
を書き込まれる。また、データストリーム送出部がその
タイトルのデータストリームを送出中である旨を示すマ
ークをその送信ビデオ名にサーバ制御部523によって
付される。
【0034】図3は、クライアント501(クライアン
ト名A)に「VideoA」のストリームデータが送出
中であるときの送信スケジュール表701を示してい
る。送信ビデオ名702の「VideoA」には、マー
ク「*」703が付されている。なお、クライアント5
01の再生スケジュール表記憶部514に記憶されてい
る再生スケジュール表601と送信スケジュール表70
1とは、送出先のクライアント名704が記録されてい
ることと、「再生」と「送信」との語句が異なるだけで
実質的な相違はない。
【0035】アラーム割込部525は、各クライアント
501、502、503、…ごとに区別されたタイマー
を有している。サーバ制御部523によってタイマーが
起動されると、ジョブスケジュール記憶部524に記憶
されているこのタイマーのクライアントに対応する送信
スケジュール表の次に送信するタイトル(送出マークの
付された送信ビデオ名の次の送信ビデオ名)の開始時間
にこのタイマーの時間が到達するまでタイマーの計時を
続ける。開始時間に到達すれば、タイマーを一旦止め、
サーバ制御部523にクライアント名を通知する。サー
バ制御部523から一旦計時の中止したタイマーを再起
動されると、更に次に送信するタイトルの開始時間まで
計時を続け、開始時間に到達するとサーバ制御部523
にクライアント名を通知する。
【0036】データストリーム記憶部526は、光ディ
スクや磁気ディスク等からなり、サーバ520の提供す
るマルチメディアのタイトルが示すデータストリーム及
び再生スケジュール表を記憶している。データストリー
ム送出部527はサーバ制御部523から再生スケジュ
ール表の送信の指示を受けると、データストリーム記憶
部526に記憶されている再生スケジュール表を読み出
し、サーバ入出力インターフェース部521にクライア
ント名とともに通知する。
【0037】また、サーバ制御部523から送信ビデオ
名とその送信開始位置と送信終了位置とともにクライア
ント名との通知を受けると、データストリーム記憶部5
26のタイトルである送信ビデオ名が示すデータストリ
ームの頭出しをして、データストリームをクライアント
名を付して入出力インターフェース部521に送出す
る。データストリームの送出を開始したとき、サーバ制
御部523にクライアント名とデータストリームの送出
を開始した旨を通知する。
【0038】ネットワーク530は、電話回線と光ファ
イバー回線とからなり、各クライアント501等からサ
ーバ520への送信は電話回線が使用され、サーバ52
0から各クライアント501等への送信は光ファイバー
回線が使用される。図4は、上記したオンデマンド通信
システムを用いて再生出力されるビデオ再生のタイムチ
ャートを示している。図において横軸は時間軸であり、
上段はサーバ520の動作内容を、下段はクライアント
501での動作内容をそれぞれ示している。上段のサー
バ520の太実線はデータストリームの送出中であるこ
とを示している。上述した従来例のオンデマンド通信シ
ステムのタイムチャート(図22参照)と異なるのは、
ビデオ再生途中での時間A6と時間A7との間の時間d
T2が消失したことである。
【0039】即ち、ビデオ再生の最初の開始時間からの
各送信ビデオ名のデータストリームの送信開始時間が記
録された送信スケジュール表をサーバ520に持たせる
ことによって、クライアント501で非連続なビデオ再
生ごとに再生ビデオ名を示してデータストリームの送信
要求をしていたのを、最初のデータストリームの送信要
求に含めるようにしたからである。
【0040】次に本実施の形態の動作を図5、図6に示
すフローチャートを用いて説明する。先ず、視聴者がT
V受像機542に再生するビデオのタイトルを選択する
ために、リモートコントローラ541を操作して再生ス
ケジュール表の送信を要求すると、クライアント501
は、ネットワーク530を介してサーバ520に再生ス
ケジュール表の送信要求を送信する(S902)。クラ
イアント501からの再生スケジュール表の送信要求を
受信したサーバ520は、クライアント501に複数の
再生スケジュール表を送信する。再生スケジュール表を
受信したクライアント501では、再生スケジュール表
記憶部514にそれを記憶させるとともに、TV受像機
542にその一覧を表示させる(S904)。
【0041】クライアント制御部512は、視聴者のリ
モートコントローラ541の操作による一つの再生スケ
ジュール表の選択指定が外部入力インターフェース部5
11を介して通知されるのを待ち(S906)、選択指
定された再生スケジュール表を読み出し、その再生スケ
ジュール表をクライアント入出力インターフェース部5
13に通知して、データストリームの送信要求を指示す
る。クライアント入出力インターフェース部513は、
自身を識別するクライアント名と通知された再生スケジ
ュール表とをネットワーク530を介してサーバ入出力
インターフェース部521に送信する(S908)。
サーバ入出力インターフェース部521は、受信した再
生スケジュール表とクライアント名とを入力キューバッ
ファ部522に記憶蓄積させる(S910)。 サーバ
制御部523は、入力キューバッファ部522に蓄積さ
れている再生スケジュール表とクライアント名とを読み
出して、送信スケジュール表に変換してクライアントご
とにジョブスケジュール記憶部524に記憶させる(S
912)。送信スケジュール表の最初の送信ビデオ名と
その送信開始位置と終了位置とをクライアント名ととも
にデータストリーム送出部527に通知する(S91
4)。
【0042】データストリーム送出部527は、送信ビ
デオ名とその送信開始位置とからデータストリームの頭
出しをし(S916)、その後、データストリームを読
み出してクライアント名を付して入出力インタフェース
部521に送出する。併せて、データストリームを送出
した旨をサーバ制御部523に通知する。サーバ入出力
インターフェース部521はデータストリームをクライ
アント名で識別されるクライアントに送信し、サーバ制
御部523はアラーム割込部525のそのクライアント
のタイマーを起動する(S918)。
【0043】データストリームを受信したクライアント
は、ビデオを再生出力する(S920)。サーバ制御部
523は、通知されたクライアントの送信スケジュール
表をジョブスケジュール記憶部524から読み出し、次
に送信すべき送信ビデオ名があるか否かを判定し(S1
001)、送信ビデオ名がないときは現在送信中のデー
タストリームの送信が終了すると、処理を終了する。
【0044】送信ビデオ名が有るときには、アラーム割
込部525は、ジョブスケジュール記憶部524に記憶
されている送信スケジュール表の次の送信ビデオの開始
時間に対応するクライアントのタイマーの計時する時間
が到達するのを待ち(S1002)、そのタイマーを一
時停止し(S1004)、サーバ制御部523にそのク
ライアント名を通知する。サーバ制御部523は、送信
ビデオ名と送信開始位置と送信終了位置とクライアント
名とをデータストリーム送出部527に通知し、データ
ストリームを送出中である旨を示すマークをその送信ビ
デオ名の位置に移す(S1006)。
【0045】データストリーム送出部527は、送信す
べきデータストリームの頭出しをし(S1008)、デ
ータストリーム記憶部526からデータストリームを読
み出し、クライアント名とともにサーバ入出力インター
フェース部521に通知し、サーバ制御部523にクラ
イアント名を通知する。サーバ制御部523はアラーム
割込部525のそのクライアントのタイマーを再起動
し、サーバ入出力インターフェース部521はクライア
ント501にデータストリームを送信する(S101
0)。クライアント501は、受信したデータストリー
ムを再生出力し(S1012)、S1002に戻る。 (実施の形態2)図7は、本発明に係るオンデマンド通
信システムの実施の形態2の構成図である。
【0046】このオンデマンド通信システムは、複数の
クライアント1101、1102、1103、…と、サ
ーバ1120と、各クライアント1101等とサーバ1
120とを接続するネットワーク530とを備えてい
る。クライアント1101は、外部入力インターフェー
ス部511と、クライアント制御部1111と、クライ
アント入出力インターフェース部513と、再生スケジ
ュール表記憶部514と、スケジュール結合部1112
と、クロック部515と、出力デコーダ部1113とを
備えている。また、外部入力インターフェース部511
へ視聴者からの指示を入力する入力機器であるリモート
コントローラ541と、出力デコーダ部1113で再生
されたビデオを出力するTV受像機542とを有してい
る。
【0047】サーバ1120は、サーバ入出力インター
フェース部521と、入力キューバッファ部522と、
サーバ制御部1121と、ジョブスケジュール記憶部5
24と、データストリーム記憶部1122と、データス
トリーム送出部527とを備えている。上記実施の形態
1のオンデマンド通信システムと同一の構成を有する部
分には同一の符号を付してその説明を省略し、本実施の
形態固有の構成部分について説明する。
【0048】クライアント制御部1111は、クライア
ント入出力インターフェース部513から通知された再
生スケジュール表を再生スケジュール表記憶部514に
記憶させる。外部入力インターフェース部511から再
生スケジュール表の選択指定の通知を受けると、再生ス
ケジュール表の指定をスケジュール結合部1112に通
知する。また、スケジュール結合部1112から再生ス
ケジュール表の通知を受けると、その再生スケジュール
表をクライアント入出力インターフェース部513に通
知する。
【0049】なお、その他の機能は上記実施の形態1の
クライアント制御部512と同様である。スケジュール
結合部1112は、クライアント制御部1111から再
生スケジュール表の指定を通知されると、再生スケジュ
ール表記憶部514に記憶されている指定された再生ス
ケジュール表を読み出し、再生スケジュール表中のビデ
オ再生の非連続部分(ビデオ再生の空白時間)にダミー
のデータストリームを有するマルチメディアのタイトル
を組み入れる。
【0050】スケジュール結合部1112は、各ビデオ
の再生開始時間をK1とし、そのビデオの再生開始位置
をK2とし、再生終了位置をK3として時間K4をK4
=K1+(K3−K2)で計算し、次の再生ビデオの再
生開始時間K5と時間K4とが一致するか否かを判定す
る。一致しないときはK6=K5−K4を計算し、その
ビデオの次に、新たに、開始時間「K4」、再生ビデオ
名「VideoNull」、再生開始位置「00:0
0:00」、再生終了位置「K6」とするタイトルの再
生情報を組み入れ、再生スケジュール表を作成する。
【0051】例えば、図2に示す再生スケジュール表6
01が指定された場合、再生ビデオ名「VideoA」
では、K4=00:00:00+(00:00:30−
00:00:00)=00:00:30となり、K5
「00:00:30」と一致する。再生「Video
B」では、K4=00:00:30+(00:01:1
5−00:00:30)=00:01:15となり、K
5「00:01:30」と一致しない。K6=K5−K
4=00:01:30−00:01:15=00:0
0:15を計算し、図8に示すように再生スケジュール
表1201に、新たなタイトルの再生情報1202を組
み入れる。このタイトルは「VideoNull」の再
生ビデオ名で識別される。
【0052】スケジュール結合部1112は、新たな再
生スケジュール表の作成を終了すると、その再生スケジ
ュール表をクライアント制御部1111に通知する。出
力デコーダ部1113は、上記実施の形態1の出力デコ
ーダ部516の機能に加えて、クライアント制御部11
11から通知されたデータストリームが「VideoN
ull」であるときには、そのデータストリームを通知
されている間、TV受像機542にビデオを再生出力し
ない。
【0053】サーバ入出力インターフェース部521
は、クライアント入出力インターフェース部513から
送信されたクライアント名と再生スケジュール表とを受
信して入力キューバッファ部522に記憶させる。サー
バ制御部1121は、入力キューバッファ部522を監
視し、クライアント1101からのデータストリームの
送信要求であるクライアント名と再生スケジュール表と
を読み出すと、ジョブスケジュール記憶部524に図9
に示すように送信スケジュール表1301に変換して記
憶させる。併せて開始時間「00:00:00」の送信
ビデオ名「VideoA」と送信開始位置と送信終了位
置「00:00:00」、「00:00:30」とクラ
イアント名「A」をデータストリーム送出部527に通
知し、データストリームの送出中である送出マークを送
信ビデオ名に付する。データストリーム送出部527か
らクライアント名の通知を受けると、送出マークの付さ
れた送信ビデオ名の次の送信ビデオ名と送信開始位置と
送信終了位置とクライアント名とをデータストリーム送
出部527に通知し、データストリームの送出中である
送出マークを次の送信ビデオ名に移す。
【0054】なお、本実施の形態では、データストリー
ムの送信が非連続となる時間にダミーの「VideoN
ull」を組み入れることによって、上記実施の形態1
のアラーム割込部525を省略することができたので、
サーバ制御部1121の機能からアラーム割込部525
との関係がなくなった他は、上記サーバ制御部523の
機能を有している。
【0055】データストリーム記憶部1122は、実施
の形態1のデータストリーム記憶部526と殆ど同一で
あるけれども、ダミーのデータストリームを記憶してい
る。このビデオ名は「VideoNull」であり、ク
ライアント1101の出力デコーダ部516において、
このデータストリームの通知を受けている間、再生出力
が中止される命令を含んでいる。
【0056】なお、この「VideoNull」を音声
だけのマルチメディア属性を有するデータストリームと
して、出力デコーダ部516で音声だけが再生されるよ
うにしてもよい。データストリーム送出部527は、上
記実施の形態1では、データストリームの送出を開始し
たときにサーバ制御部523にクライアント名とデータ
ストリームの送出を開始した旨とを通知したのに替え
て、データストリームの送出を完了したときにサーバ制
御部1121にクライアント名を通知する。
【0057】図10は、上記したオンデマンド通信シス
テムを用いて再生出力されるビデオ再生のタイムチャー
トを示している。上記実施の形態1のオンデマンド通信
システムのタイムチャート(図4参照)と異なるのは、
「VideoB」再生の終了時の時間A5と時間A10
との間の時間dTnが「VideoNull」のデータ
ストリームの頭出しに要する時間として新たに生じたこ
とである。なお、頭出しに要する時間dTa,dTb,
dTn,dTcは、クライアント1101からサーバ1
120にデータストリームの送信要求を送信してデータ
ストリームの頭出しが開始されるまでの時間、例えば時
間dT1に比べて短く、例えば1秒程度である。
【0058】次に、本実施の形態の動作を上記実施の形
態1の図5、図6のフローチャートを参照して、実施の
形態1と異なる本実施の形態固有の動作のみを説明す
る。S908に替えて、クライアント制御部1111
は、選択指定された再生スケジュール表をスケジュール
結合部1112に通知する。スケジュール結合部111
2は、再生スケジュール表記憶部514から指定された
再生スケジュール表を読み出し、ビデオ再生に非連続の
時間があるときには、その部分に「VideoNul
l」を挿入し、非連続となる時間だけ、「VideoN
ull」を再生するように再生スケジュール表に組み入
れる。新たな再生スケジュール表の作成を終了すると、
その再生スケジュール表をクライアント制御部1111
に通知する。クライアント制御部1111はその通知を
受け、クライアント入出力インターフェース部513に
再生スケジュール表を通知し、データストリームの送信
要求を指示する。クライアント入出力インターフェース
部513は、自身を識別するクライアント名と通知され
た再生スケジュール表とをネットワーク530を介して
サーバ入出力インターフェース部521に送信する。
【0059】S918に替えて、データストリーム送出
部527は、データストリームを読み出してクライアン
ト名を付して入出力インターフェース部521に送出す
る。そのデータストリームの送出が完了すると、サーバ
制御部1121にクライアント名を通知する。なお、本
実施の形態では、S1002,S1004に対応する動
作はない。
【0060】S1010に替えて、データストリーム送
出部527は、データストリーム記憶部526からデー
タストリームを読み出し、サーバ入出力インターフェー
ス部521にクライアント名を付してデータストリーム
を送出し、データストリームの送出が完了するとクライ
アント名をサーバ制御部1121に通知する。S101
2に替えて、クライアント1101の出力デコーダ部1
113は、通知されたデータストリームが「Video
Null」であるか否かを判定し、「VideoNul
l」であるときは、TV受像機542への出力を停止
し、「VideoNull」でないときは受信したデー
タストリームを再生出力し、S1002に戻る。 (実施の形態3)図11は、本発明に係るオンデマンド
通信システムの実施の形態3の構成図である。
【0061】このオンデマンド通信システムは、複数の
クライアント1501、1502、1503、…と、サ
ーバ1520と、各クライアント1501等とサーバ1
520とを接続するネットワーク530とを備えてい
る。クライアント1501は、外部入力インターフェー
ス部511と、クライアント制御部1511と、クライ
アント入出力インターフェース部513と、再生スケジ
ュール表記憶部514と、一時停止時間確認部1512
と、クロック部515と、出力デコーダ部1113とを
備えている。また、外部入力インターフェース部511
へ視聴者からの指示を入力する入力機器であるリモート
コントローラ541と、出力デコーダ部516で再生さ
れたビデオを出力するTV受像機542とを有してい
る。
【0062】サーバ1520は、サーバ入出力インター
フェース部521と、入力キューバッファ部522と、
サーバ制御部1521と、ジョブスケジュール記憶部5
24と、アラーム割込部525と、データストリーム記
憶部526と、一時停止時間再設定部1522と、デー
タストリーム送出部1523とを備えている。上記実施
の形態1のオンデマンド通信システムと同一の構成を有
する部分には同一の符号を付してその説明を省略し、本
実施の形態固有の構成部分について説明する。
【0063】クライアント制御部1511は、上記実施
の形態1のクライアント制御部512の機能に加えて、
以下の機能を有する。クライアント入出力インターフェ
ース部513からデータストリームの通知を受けると、
出力デコーダ部516に通知されたデータストリームを
通知するとともに、クロック部515の時計を参照し
て、現在時刻TSとその再生ビデオ名とを一時停止時間
確認部1512に通知する。外部入力インターフェース
部511からビデオ再生の一時停止命令の通知を受ける
と、出力デコーダ部516にTV受像機542へのデー
タストリームの再生出力を一時停止するよう指示すると
ともに、クロック部515の時計を参照して、現在時刻
TEを一時停止時間確認部1512に通知する。併せ
て、クライアント入出力インターフェース部513にデ
ータストリーム送信一時停止命令をサーバ1520に送
信するよう指示する。
【0064】また、クライアント制御部1511は、ビ
デオ再生の一時停止の解除を外部入力インターフェース
部511から通知されると、一時停止時間確認部151
2に再生スケジュール表の変更を指示する。一時停止時
間確認部1512から再生スケジュール表の変更通知を
受けると、再生スケジュール表を再生スケジュール表記
憶部514から読み出して、クライアント入出力インタ
ーフェース部513にそれを通知するとともに一時停止
解除命令の送信を指示する。
【0065】一時停止時間確認部1512は、クライア
ント制御部1511から再生ビデオ名と現在時刻TSと
の通知を受けると、現在時刻TSを記憶するとともに、
再生スケジュール表記憶部514のその再生ビデオ名に
対応する再生開始位置TRを読み出す。次にクライアン
ト制御部1511から現在時刻TEの通知を受けると、
現在までに再生が終了した再生時間TDをTD=TE−
TSによって計算する。
【0066】次に、クライアント制御部1511から再
生スケジュール表の変更の指示を受けると、再生スケジ
ュール表記憶部514に記憶されている再生スケジュー
ル表のその再生ビデオ名に対応する再生開始位置をTR
+TDに書き換える。更に再生開始位置を書き換えたビ
デオの開始時間TBを読み出し、次順以降のビデオの開
始時間TN(i)をTN(i)−(TB+TD)に書き
換えるとともに開始時間TBを「00:00:00」に
書き換える。既に再生が終了したタイトルは再生スケジ
ュール表から省略する。書き換えが終了するとクライア
ント制御部1511に変更終了を通知する。
【0067】例えば、再生スケジュール表記憶部514
に図2に示す再生スケジュール表601が記憶されてい
る場合に、TV受像機542で「VideoA」の再生
開始15秒後に視聴者がリモートコントローラ541の
ビデオ再生の一時停止ボタンを押下し、更に後に一時停
止解除ボタンを押下したとき、図12に示す再生スケジ
ュール表1601が一時停止時間確認部1512によっ
て作成される。
【0068】クライアント入出力インターフェース部5
13は、上記実施の形態1の機能に加えて、クライアン
ト制御部1511からデータストリーム送信一時停止命
令の指示を受けると、自身のクライアント名とともに送
信一時停止命令をネットワーク530を介してサーバ入
出力インターフェース部521に送信する。また、クラ
イアント制御部1511から再生スケジュール表と一時
停止解除命令の送信の指示を受けると、自身のクライア
ント名と再生スケジュール表と一時停止解除命令とをネ
ットワーク530を介してサーバ入出力インターフェー
ス部521に送信する。
【0069】サーバ制御部1521は、上記実施の形態
1のサーバ制御部523の機能に加えて、入力キューバ
ッファ522から送信一時停止命令を読み出すと、その
クライアント名とデータストリームの送出の一時停止指
示をデータストリーム送出部1522に指示する。併せ
て、アラーム割込部525にそのクライアント名を通知
して対応するタイマーを初期化させる。
【0070】また、入力キューバッファ522から一時
停止解除命令を読み出すと、一時停止命令とともに記憶
されている再生スケジュール表を読み出して、ジョブス
ケジュール記憶部524に記憶されているそのクライア
ント501の送信スケジュール表を更新する。サーバ入
出力インターフェース部521は、上記実施の形態1の
機能に加えて、クライアント1501から、送信一時停
止命令又は一時停止解除命令を受信すると、入力キュー
バッファ部522にその内容を記憶させる。
【0071】図13は、このようなオンデマンド通信シ
ステムを用いて、ビデオ再生の一時停止と一時停止解除
とがされた場合のビデオ再生のタイムチャートである。
この図において、時間C1にクライアント1501から
サーバ1520にデータストリームの送信一時停止の命
令が送信される。時間dT1とほぼ同一長さの時間dT
3遅れた時間C2にサーバ1520のデータストリーム
の送信が一時停止される。時間C3にクライアント15
01からサーバ1520に一時停止解除の命令が送信さ
れると、時間dT4遅れた時間C4にサーバ1520に
おいて、「VideoA」の続きの頭出しが行われて時
間dTa’の後の時間C5に「VideoA」の続きの
データストリームの送信が再開される。ほぼ同時にクラ
イアント1501において「VideoA」の続きのビ
デオが再生出力される。この時間C1での「Video
A」と時間C5での「VideoA」との内容は、連続
するものであり、図23に示した従来例のビデオ再生の
ような、途中のビデオが飛ばされて再生されないことが
ない。
【0072】次に、本実施の形態の動作について図1
4、図15、図16のフローチャートを用いて説明す
る。なお、実施の形態1の動作と同様の部分について
は、同一のステップ番号を付してその説明を省略し、本
実施の形態固有の動作を説明する。S908又はS20
16に続いて、サーバ入出力インターフェース部521
は、受信したデータストリームの送信要求又は一時停止
解除命令を入力キューバッファ部522に蓄積する(S
1802)。
【0073】サーバ制御部1521は、入力キューバッ
ファ部522からデータストリームの送信要求を読み出
したときは、再生スケジュール表を変換して送信スケジ
ュール表としてクライアントごとにジョブスケジュール
記憶部524に記憶させ、一時停止解除命令を読み出し
たときは、入力キューバッファ部522の送信スケジュ
ール表を読み出して変換した送信スケジュール表に更新
し(S1804)、S914に移る。
【0074】一時停止時間確認部1512は、S920
において、TV受像機542でビデオが再生出力された
開始時刻TSをクライアント制御部1511から通知さ
れると、その時刻TSを記憶する(S1902)。次
に、クライアント制御部1511はビデオ再生の一時停
止の指示が通知されたか否かを判定する(S190
4)。ないときにはS1001に移り、実施の形態1と
同様の処理を行う。なお、S1001において、否のと
きは、サーバ制御部1521は、現在送信中のデータス
トリームの送信が完了しているか否かを判定し(S19
05)、否のときはS1904に戻り、完了していれば
処理を終了する。また、S1002において、否のとき
は、S1904に戻る。
【0075】S1012において、次のビデオの再生出
力をしたとき、一時停止時間確認部1512は、その出
力開始の現在時刻TSを記憶して(S1906)、S1
904に戻る。S1904で、一時停止の指示が有ると
きは、クライアント制御部1511は、TV受像機54
2で再生されている再生ビデオ名と現在時刻TEとを一
時停止時間確認部1512に通知する(S2002)。
出力デコーダ部516は、クライアント制御部1511
からの指示を受けて、出力デコーダ部516からの出力
を一時停止する(S2004)。クライアント入出力イ
ンターフェース部513は、クライアント制御部151
1からの指示を受けて、データストリームの送信一時停
止命令をサーバ1520に送信する(S2006)。
【0076】データストリーム送出部1522は、サー
バ制御部1521の送信一時停止の指示を受けて、デー
タストリームの送出を一時停止する(S2008)。ク
ライアント制御部1511は、視聴者からのビデオ再生
の一時停止解除の指示を外部入力インターフェース部5
11を介して通知されるのを待つ(S2010)。
【0077】一時停止解除の指示を受けると、一時停止
時間確認部1512は、既に再生が終了している部分の
再生時間TDをTD=TE−TSを計算して求める(S
2012)。この再生時間TDを用いて所定の計算をし
て変更した再生スケジュール表を作成する(S201
4)。クライアント入出力インターフェース部513
は、クライアント制御部1511を介して通知された、
再生スケジュール表とともに送信一時停止解除命令をサ
ーバ1520に送信し(S2016)、S1802に戻
る。 (実施の形態4)図17は、本発明に係るオンデマンド
通信システムの実施の形態4の構成図である。このオン
デマンド通信システムは、上記実施の形態1のオンデマ
ンド通信システムのサーバ520のアラーム割込部52
5に替えて、頭出し予告部2121をサーバ2120に
備えることが大きく異なるだけであるので、同一の構成
部分には、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0078】頭出し予告部2121は、各クライアント
501、502、503、…ごとに区別されたタイマー
を有している。サーバ制御部2122によってタイマー
が起動されると、ジョブスケジュール記憶部524に記
憶されているこのタイマーのクライアントに対応する送
信スケジュール表の次のタイトル(再生ビデオ名)で示
されるデータストリームの送信の開始時間から予め定め
た時間tを減算した時間にこのタイマーの時間が到達す
ると、サーバ制御部2122にクライアント名と頭出し
の指示とを通知する。また、同様に送信スケジュール表
の次のタイトルで示すデータストリームの送信の開始時
間に到達すると、サーバ制御部2122にクライアント
名を通知する。
【0079】この時間tは、データストリーム送出部2
123がデータストリーム記憶部526に記憶されてい
るデータストリームの頭出しに要する時間の最大値、例
えば1秒が予め定められている。サーバ制御部2122
は、上記実施の形態1のサーバ制御部523の機能に加
えて、以下の機能を有する。ただし、上記実施の形態1
のアラーム割込部525とサーバ制御部523との関係
は除かれる。
【0080】入力キューバッファ部522に蓄積されて
いる各クライアント501等からのデータストリームの
送信要求である再生スケジュール表を読み出すと、クラ
イアント501等ごとにその再生スケジュール表を送信
スケジュール表に変換してジョブスケジュール記憶部5
24に記憶させるとともに、頭出し予告部2121にデ
ータストリームの送信要求をしているクライアント50
1等ごとにタイマーを設ける。データストリーム送出部
2123からデータストリームの送出を開始した旨の通
知をクライアント名とともに通知されると、頭出し予告
部2121のそのクライアント501のタイマーを初期
化して起動させる。また、頭出し予告部2121からク
ライアント名と頭出しの指示との通知を受けると、ジョ
ブスケジュール記憶部524に記憶されているそのクラ
イアント501の送信スケジュール表の送出マークの付
されている次の送信ビデオ名とその送信開始位置とを読
み出し、クライアント名とともにデータストリーム送出
部2123に通知する。
【0081】また、頭出し予告部2121からクライア
ント名の通知を受けると、ジョブスケジュール記憶部5
24のそのクライアント501の送信スケジュール表の
送出マークの付されている次の送信ビデオ名を読み出
し、読み出した送信ビデオ名に送出マークを移す。併せ
て、データストリーム送出部2123にその送信ビデオ
名とその送信終了位置とともにクライアント名とを通知
する。
【0082】データストリーム送出部2123はサーバ
制御部2122から再生スケジュール表の送信の指示を
受けると、データストリーム記憶部526に記憶されて
いる再生スケジュール表を読み出し、サーバ入出力イン
ターフェース部521にクライアント名とともに通知す
る。また、サーバ制御部2122から送信ビデオ名とそ
の送信開始位置とともにクライアント名との通知を受け
ると、データストリーム記憶部526の送信ビデオ名で
識別されるタイトルのデータストリームの頭出しを予め
する。サーバ制御部2122から送信ビデオ名とその送
信終了位置とともにクライアント名との通知を受ける
と、頭出ししているデータストリムをクライアント名を
付して入出力インターフェース部521に送出する。
【0083】図18は、このようなオンデマンド通信シ
ステムを用いてビデオ再生したときのタイムチャートで
ある。クライアント501は、時間A0でデータストリ
ームの送信要求をサーバ2120に送信する。サーバ2
120において、時間dT1の処理時間を要して時間A
1で「VideoA」の頭出しを開始し、時間A2でデ
ータストリームの送信を開始する。クライアント501
は、ほぼ同時間A2に「VideoA」の再生出力を始
める。
【0084】サーバ2120のデータストリームの送出
部2123は、次の「VideoB」のデータストリー
ムの送信の開始時間の予め定めた時間前、例えば1秒前
の時間A3に「VideoB」の頭出しを始め、送信開
始時間A4と同時に「VideoB」のデータストリー
ムの送出を始める。クライアント501では、再生開始
時間A4とほぼ同時に「VideoB」の再生出力を始
める。
【0085】同様にサーバ2120は、「Video
C」の送信開始時間A8の予め定めた時間前の時間A7
に「VideoC」の頭出しを始め、送信開始時間A8
と同時に「VideoC」のデータストリームをクライ
アント501に送信する。クライアント501は、再生
開始時間A8に「VideoC」を再生出力する。次
に、本実施の形態の動作を図5、図19のフローチャー
トを用いて説明する。上記実施の形態1の処理と同様の
ところは同一のステップ番号を付してその説明を省略す
る。
【0086】S918に替えて、サーバ2120におい
て、データストリームをクライアント501に送信し、
頭出し予告部2121のクライアント501に対応する
タイマーを起動する。S1001において、次の送信ビ
デオ名が有るとき、頭出し予告部2121は、次の送信
ビデオの開始時間の1秒前にタイマーの時間が到達する
のを待ち(S2302)、到達したときにクライアント
名をサーバ制御部2122に通知する。サーバ制御部2
122は、次の送信ビデオ名等をデータストリーム送出
部2123に通知する(S2304)。データストリー
ム送出部2123は、次に送信するデータストリームの
頭出しを予めする(S2306)。頭出し予告部212
1は、次の送信ビデオの開始時間にタイマーの時間が到
達するのを待ち(S1002)、到達したときにクライ
アント名をサーバ制御部2122に通知する。サーバ制
御部2122は、次の送信ビデオ名等をデータストリー
ム送出部2123に通知する。データストリーム送出部
は、頭出ししているデータストリームをサーバ入出力イ
ンターフェース部521とネットワーク530を介して
クライアント501に送信する(S2308)。
【0087】なお、上記各実施の形態において、サーバ
520、1120、1520、2120からクライアン
ト501、1101、1501等への送信は、ネットワ
ーク530の光ファイバー回線が使用されるとしたけれ
ども、他の実施の形態として、衛星デジタル放送を使用
してもよい。
【0088】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、複数
のクライアントと、各クライアントとネットワークを介
して接続され、各クライアントからのタイトルの送信要
求に応じて順次タイトルが示すデータストリームを送信
するマルチメディアサーバとからなるオンデマンド通信
システムであって、前記各クライアントは、再生予定の
複数のタイトルと該タイトルが示すデータストリームの
再生開始時間とからなる再生情報の組を自身を識別する
クライアント識別子とともに前記サーバに一括して送信
する送信手段と、前記サーバから送信されたデータスト
リームを受信する受信手段と、前記受信手段の受信した
データストリームを再生出力する再生出力手段とを備
え、前記サーバは、前記送信手段から送信された再生情
報の組とクライアント識別子とを一時記憶する受信バッ
ファと、前記受信バッファに記憶されている再生情報の
組とクライアント識別子とを順次読み出してクライアン
トごとのタイトルと該タイトルが示すデータストリーム
の送信開始時間とからなる送信情報の組を作成する送信
情報作成手段と、前記送信情報作成手段で作成されたク
ライアントごとの送信情報の組を記憶する送信情報記憶
手段と、前記タイトルが示すデータストリームをタイト
ルごとに記憶しているデータストリーム記憶手段と、前
記送信情報記憶手段に記憶されている送信情報の組を読
み出して、送信開始時間に到達すると送信指示を与える
送信指示手段と、上記タイトルとクライアント識別子と
が含まれている送信指示に従い、前記データストリーム
記憶手段に記憶されているデータストリームを読み出し
てクライアントに送信するデータストリーム送信手段と
を備えたこととしているので、各クライアントへのデー
タストリームの送信情報をサーバ側が有することにな
り、データストリームの送信途中での送信要求の処理に
要する余分な時間が省かれる。
【0089】また、前記サーバは、前記送信情報記憶手
段に記憶されている送信情報の組を読み出して、送信開
始時間より予め定めた時間前に到達したとき、データス
トリームの頭出しを指示する頭出し指示手段と、前記頭
出し指示手段から指示を受けてデータストリームの頭出
しをするデータストリーム頭出し手段とを備えたことと
しているので、送信要求のタイトルが示すデータストリ
ームごとに頭出しに要する時間だけ、ビデオ再生の遅れ
ることが防止される。
【0090】また、前記クライアントから送信する再生
情報には、タイトルが示すデータストリームの再生開始
位置と再生終了位置との再生位置情報が含まれ、前記送
信情報作成手段の作成する送信情報には、タイトルが示
すデータストリームの送信開始位置と送信終了位置との
送信位置情報を含んでおり、前記サーバの頭出し指示手
段は、前記データストリーム送信手段がデータストリー
ムの送信を開始すると送信先のクライアントの数だけあ
るタイマーを起動して時間を計時する第1タイマー部
と、前記タイマー部の計時している時間が上記送信開始
時間より予め定めた時間前に到達したか否かを判定する
頭出し開始判定部と、前記頭出し開始判定部が到達した
と判定したとき、前記データストリーム頭出し手段にタ
イトルが示すデータストリームの送信開始位置を含む頭
出し指示を与える第1指示部とを備えたこととしている
ので、データストリームの送信途中での頭出し以外の余
分な時間が省かれる。
【0091】また、前記クライアントは、上記再生開始
時間と再生位置情報とにより、タイトル間の再生に空白
時間があるときに、その空白時間にダミーのタイトルと
該タイトルが示すデータストリームの再生開始時間とを
含む再生情報を追加する、ここで、前記送信手段が送信
する再生情報には、該タイトルが示すデータストリーム
の再生開始位置と再生終了位置とを標準状態で再生した
ときの該タイトルが示すデータストリームの再生時間で
示している再生位置情報を含んでいる再生情報追加手段
と、前記受信手段が再生出力を禁止する命令を含むダミ
ーデータストリームを受信期間中、前記再生出力手段の
再生出力を禁止する再生出力禁止手段とを備え、前記サ
ーバは、前記ダミーのタイトルが示すダミーデータスト
リームを記憶しているダミーデータストリーム記憶手段
と、上記送信指示にダミーのタイトルがあるときには、
前記ダミーデータストリーム記憶手段に記憶されている
ダミーデータストリームを読み出してクライアントに送
信するダミーデータストリーム送信手段とを備えたこと
としているので、送信要求するデータストリーム間に空
白時間があっても、サーバはダミーデータストリームを
送信し、クライアントはダミーデータストリームの受信
期間中、データストリームの再生出力を禁止することに
よって、空白時間を見掛け上ダミーのタイトルの再生と
して扱うことができる。
【0092】また、前記再生情報追加手段は、タイトル
が示すデータストリームの再生開始時間をK1とし、再
生開始位置をK2とし、再生終了位置をK3として再生
終了時間K4をK4=K1+(K3−K2)で計算する
再生終了時間計算部と、次のタイトルが示すデータスト
リームの再生開始時間をK5としてK6=K5−K4を
計算し、K6≠0のとき空白時間があると判定する空白
時間判定部と、前記空白時間判定部が空白時間があると
判定したとき、データストリームの再生開始時間をK4
として、再生開始位置を「0」とし、再生終了位置をK
6とするダミーのタイトルの再生情報をその再生情報の
後に挿入する再生情報挿入部とを備えたこととしている
ので、クライアントは、送信要求するタイトルが示すデ
ータストリーム間に空白時間があっても、ダミーのタイ
トルの再生情報を挿入した再生情報の組を作成すること
ができる。
【0093】また、前記各クライアントは、前記再生出
力手段の再生出力を一時停止させる再生一時停止操作手
段と、前記再生出力手段で再生出力が一時停止されるま
でのタイトルが示すデータストリームの再生時間を計測
する再生時間計測手段と、上記再生出力を一時停止させ
たとき、前記サーバにデータストリームの送信の一時停
止命令を送信する一時停止命令送信手段と、上記一時停
止の解除命令を受け付ける一時停止解除操作手段と、上
記解除命令が受け付けられたとき、前記再生時間計測手
段で計測された再生時間に基づいて、再生情報の組を変
更する、ここで再生情報には、タイトルが示すデータス
トリームの再生開始位置と再生終了位置との再生位置情
報が含まれている再生情報変更手段と、前記再生情報変
更手段で変更された再生情報の組とクライアント識別子
とを解除命令とともに前記サーバに送信する解除命令送
信手段とを備え、前記サーバは、前記一時停止命令送信
手段から送信された一時停止命令と、前記解除命令送信
手段から送信された再生情報の組とクライアント識別子
とを含む解除命令とを一時記憶する一時停止・解除命令
受信バッファと、前記一時停止・解除命令受信バッファ
に記憶されている一時停止命令を読み出して、該クライ
アントへのデータストリームの送信の一時停止を指示す
る、データストリーム送信手段は、この指示を受けて該
クライアントへのデータストリームの送信を一時停止す
る送信一時停止指示手段と、前記解除命令受信バッファ
に記憶されている再生情報の組とクライアント識別子と
を読み出して送信情報を作成し、前記送信情報記憶手段
に既に記憶されている該クライアントの送信情報を作成
した送信情報に変更する送信情報変更手段と、前記送信
情報変更手段で送信情報が変更されたとき、前記送信指
示手段を起動する一時停止解除指示手段とを備えたこと
としているので、データストリームの再生途中で、一時
停止の後に一時停止解除がされた場合でも、データスト
リームの再生の飛ぶことが防止される。
【0094】また、再生情報変更手段は、再生出力を一
時停止したタイトルが示すデータストリームの再生開始
時間をTBとし、該タイトルより後に再生予定のタイト
ルが示すデータストリームの開始時間をTNとし、前記
再生時間計測手段で計測された再生時間をTDとして、
TN=TN−(TB+TD)を計算する再生開始時間計
算部と、一時停止したタイトルより後に再生予定のタイ
トルが示すデータストリームの開始時間を前記再生開始
時間計算部で計算された開始時間TNに書き替え、一時
停止したタイトルが示すデータストリームの開始時間を
「0」と書き替え、一時停止したタイトルが示すデータ
ストリームの再生開始位置TRをTR+TDに書き替え
る再生情報書換部と、再生出力を一時停止したタイトル
より前に再生されたタイトルの再生情報を再生情報の組
から削除する再生情報削除部とを備えたこととしている
ので、一時停止解除後には、更新された再生情報の組を
作成することができる。
【0095】また、上記再生又は送信位置情報は、タイ
トルが示すデータストリームを標準状態で再生したとき
の該タイトルが示すデータストリームの再生時間で示さ
れていることとしているので、再生情報を時間で管理す
ることができる。また、前記各クライアントは、前記サ
ーバから受信できる再生情報の組の一覧を取得する再生
情報取得手段と、上記一覧から一の再生情報の組の選択
を視聴者から受け付け、前記送信手段に該再生情報の組
を通知する再生情報の組選択操作手段とを備えたことと
しているので、視聴者が好きなタイトルの組合わせを自
由に選ぶことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオンデマンド通信システムの実施
の形態1の構成図である。
【図2】上記実施の形態の再生スケジュール表記憶部に
記憶されている再生スケジュール表の一例を示す図であ
る。
【図3】上記実施の形態のジョブスケジュール記憶部に
記憶されている送信スケジュール表の一例である。
【図4】上記実施の形態におけるビデオ再生のタイムチ
ャートである。
【図5】上記実施の形態の動作を説明するフローチャー
トである。
【図6】上記実施の形態の動作を説明するフローチャー
トである。
【図7】本発明に係るオンデマンド通信システムの実施
の形態2の構成図である。
【図8】上記実施の形態のスケジュール結合部で作成さ
れた再生スケジュール表の一例である。
【図9】上記実施の形態のジョブスケジュール記憶部に
記憶されている送信スケジュール表の一例である。
【図10】上記実施の形態におけるビデオ再生のタイム
チャートである。
【図11】本発明に係るオンデマンド通信システムの実
施の形態3の構成図である。
【図12】上記実施の形態の一時停止時間確認部で変更
された再生スケジュール表の一例である。
【図13】上記実施の形態におけるビデオ再生のタイム
チャートである。
【図14】上記実施の形態の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図15】上記実施の形態の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図16】上記実施の形態の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図17】本発明に係るオンデマンド通信システムの実
施の形態4の構成図である。
【図18】上記実施の形態におけるビデオ再生のタイム
チャートである。
【図19】上記実施の形態の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図20】従来のオンデマンド通信システムの構成図で
ある。
【図21】上記従来のオンデマンド通信システムの再生
スケジュール表記憶部に記憶されている再生スケジュー
ル表の一例を示す図である。
【図22】上記従来のオンデマンド通信システムにおけ
るビデオ再生のタイムチャートである。
【図23】上記従来のオンデマンド通信システムにおけ
るビデオ再生途中で一時停止とその解除とがあったとき
のビデオ再生のタイムチャートである。
【符号の説明】
501、502、503、1101、1102、110
3、1501、1502、1503・・・クライアント 511・・・外部入力インターフェイス 512、1111、1511・・・クライアント制御部 513・・・クライアント入出力インターフェイス部 514・・・再生スケジュール表記憶部 515・・・クロック部 520、1120、1520、521・・・サーバ入出
力インターフェイス 522・・・入力キューバッファ部 523、1121、1521、2122・・・サーバ制
御部 524・・・ジョブスケジュール記憶部 525・・・アラーム割込部 526、1122・・・データストリーム記憶部 527、1522、2123・・・データストリ−ム送
出部 530・・・ネットワーク 541・・・リモートコントローラ 542・・・TV受像機 1112・・・スケジュール結合部 1512・・・一時停止時間確認部 2121・・・頭だし予告部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下地 達也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のクライアントと、各クライアント
    とネットワークを介して接続され、各クライアントから
    のタイトルの送信要求に応じて順次タイトルが示すデー
    タストリームを送信するマルチメディアサーバとからな
    るオンデマンド通信システムであって、 前記各クライアントは、 再生予定の複数のタイトルと該タイトルが示すデータス
    トリームの再生開始時間とからなる再生情報の組を自身
    を識別するクライアント識別子とともに前記サーバに一
    括して送信する送信手段と、 前記サーバから送信されたデータストリームを受信する
    受信手段と、 前記受信手段の受信したデータストリームを再生出力す
    る再生出力手段とを備え、 前記サーバは、 前記送信手段から送信された再生情報の組とクライアン
    ト識別子とを一時記憶する受信バッファと、 前記受信バッファに記憶されている再生情報の組とクラ
    イアント識別子とを順次読み出してクライアントごとの
    タイトルと該タイトルが示すデータストリームの送信開
    始時間とからなる送信情報の組を作成する送信情報作成
    手段と、 前記送信情報作成手段で作成されたクライアントごとの
    送信情報の組を記憶する送信情報記憶手段と、 タイトルが示すデータストリームをタイトルごとに記憶
    しているデータストリーム記憶手段と、 前記送信情報記憶手段に記憶されている送信情報の組を
    読み出して、送信開始時間に到達すると送信指示を与え
    る送信指示手段と、 上記タイトルとクライアント識別子とが含まれている送
    信指示に従い、前記データストリーム記憶手段に記憶さ
    れているデータストリームを読み出してクライアントに
    送信するデータストリーム送信手段とを備えたことを特
    徴とするオンデマンド通信システム。
  2. 【請求項2】 前記サーバは、 前記送信情報記憶手段に記憶されている送信情報の組を
    読み出して、送信開始時間より予め定めた時間前に到達
    したとき、データストリームの頭出しを指示する頭出し
    指示手段と、 前記頭出し指示手段から指示を受けてデータストリーム
    の頭出しをするデータストリーム頭出し手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載のオンデマンド通信シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記クライアントから送信する再生情報
    には、タイトルが示すデータストリームの再生開始位置
    と再生終了位置との再生位置情報が含まれ、前記送信情
    報作成手段の作成する送信情報には、タイトルが示すデ
    ータストリームの送信開始位置と送信終了位置との送信
    位置情報を含んでおり、 前記サーバの頭出し指示手段は、 前記データストリーム送信手段がデータストリームの送
    信を開始すると送信先のクライアントの数だけあるタイ
    マーを起動して時間を計時する第1タイマー部と、 前記タイマー部の計時している時間が上記送信開始時間
    より予め定めた時間前に到達したか否かを判定する頭出
    し開始判定部と、 前記頭出し開始判定部が到達したと判定したとき、前記
    データストリーム頭出し手段にタイトルが示すデータス
    トリームの送信開始位置を含む頭出し指示を与える第1
    指示部とを有することを特徴とする請求項2記載のオン
    デマンド通信システム。
  4. 【請求項4】 前記サーバの送信指示手段は、 前記データストリーム送信手段がデータストリームの送
    信を開始すると送信先のクライアントの数だけあるタイ
    マーを起動して時間を計時する第2タイマー部と、 前記タイマー部の計時している時間が上記送信開始時間
    に到達したか否かを判定する送信開始判定部と、 前記送信開始判定部が到達したと判定したとき、前記デ
    ータストリーム送信手段にタイトルが示すデータストリ
    ームの送信終了位置を含む送信指示を与える第2指示部
    とを有することを特徴とする請求項3記載のオンデマン
    ド通信システム。
  5. 【請求項5】 前記クライアントから送信する再生情報
    には、タイトルが示すデータストリームの再生開始位置
    と再生終了位置との再生位置情報が含まれ、 前記送信情報作成手段の作成する送信情報には、タイト
    ルが示すデータストリームの送信開始位置と送信終了位
    置との送信位置情報を含んでおり、 前記サーバの送信指示手段は、 前記データストリーム送信手段がデータストリームの送
    信を開始すると送信先のクライアントの数だけあるタイ
    マーを起動して時間を計時するタイマー部と、 前記タイマー部の計時している時間が上記送信開始時間
    に到達したか否かを判定する送信開始判定部と、 前記送信開始判定部が到達したと判定したとき、前記デ
    ータストリーム送信手段に送信位置情報を含む上記送信
    指示を与える指示部とを有し、 前記データストリーム送信手段は、 前記指示部からタイトルが示すデータストリームの送信
    開始位置を含む送信指示を与えられると、データストリ
    ームの頭出しをする頭出し部と、 前記頭出し部がデータストリームの頭出しをしている間
    前記タイマー部の計時を中断させるタイマー中断部と、 前記頭出し部のデータストリームの頭出しがされた後、
    タイトルが示すデータストリームの送信終了位置までデ
    ータストリームを送信する送信部とを有することを特徴
    とする請求項1記載のオンデマンド通信システム。
  6. 【請求項6】 前記クライアントは、 上記再生開始時間と再生位置情報とにより、連続する再
    生情報の前のデータストリームの再生と次のデータスト
    リームの再生との間に空白時間があるときに、連続する
    再生情報間にダミーのタイトルと該タイトルが示すデー
    タストリームの再生開始時間とを含む新たな再生情報を
    追加する、ここで、前記送信手段が送信する再生情報に
    は、該タイトルが示すデータストリームの再生開始位置
    と再生終了位置とを標準状態で再生したときの該タイト
    ルが示すデータストリームの再生時間で示している再生
    位置情報を含んでいる再生情報追加手段と、 前記受信手段が再生出力を禁止する命令を含むダミーデ
    ータストリームを受信期間中、前記再生出力手段の再生
    出力を禁止する再生出力禁止手段とを備え、 前記サーバは、 前記ダミーのタイトルが示すダミーデータストリームを
    記憶しているダミーデータストリーム記憶手段と、 上記送信指示にダミーのタイトルがあるときには、前記
    ダミーデータストリーム記憶手段に記憶されているダミ
    ーデータストリームを読み出してクライアントに送信す
    るダミーデータストリーム送信手段とを備えたことを特
    徴とする請求項1記載のオンデマンド通信システム。
  7. 【請求項7】 前記再生情報追加手段は、 タイトルが示すデータストリームの再生開始時間をK1
    とし、再生開始位置をK2とし、再生終了位置をK3と
    して再生終了時間K4をK4=K1+(K3−K2)で
    計算する再生終了時間計算部と、 次のタイトルが示すデータストリームの再生開始時間を
    K5としてK6=K5−K4を計算し、K6≠0のとき
    空白時間があると判定する空白時間判定部と、 前記空白時間判定部が空白時間があると判定したとき、
    データストリームの再生開始時間をK4として、再生開
    始位置を「0」とし、再生終了位置をK6とするダミー
    のタイトルの再生情報をその再生情報の後に挿入する再
    生情報挿入部とを有することを特徴とする請求項6記載
    のオンデマンド通信システム。
  8. 【請求項8】 前記各クライアントは、 前記再生出力手段の再生出力を一時停止させる再生一時
    停止操作手段と、 前記再生出力手段で再生出力が一時停止されるまでのタ
    イトルが示すデータストリームの再生時間を計測する再
    生時間計測手段と、 上記再生出力を一時停止させたとき、前記サーバにデー
    タストリームの送信の一時停止命令を送信する一時停止
    命令送信手段と、 上記一時停止の解除命令を受け付ける一時停止解除操作
    手段と、 上記解除命令が受け付けられたとき、前記再生時間計測
    手段で計測された再生時間に基づいて、再生情報の組を
    変更する、ここで再生情報には、タイトルが示すデータ
    ストリームの再生開始位置と再生終了位置との再生位置
    情報が含まれている再生情報変更手段と、 前記再生情報変更手段で変更された再生情報の組とクラ
    イアント識別子とを解除命令とともに前記サーバに送信
    する解除命令送信手段とを備え、 前記サーバは、 前記一時停止命令送信手段から送信された一時停止命令
    と、前記解除命令送信手段から送信された再生情報の組
    とクライアント識別子とを含む解除命令とを一時記憶す
    る一時停止・解除命令受信バッファと、 前記一時停止・解除命令受信バッファに記憶されている
    一時停止命令を読み出して、該クライアントへのデータ
    ストリームの送信の一時停止を指示する、データストリ
    ーム送信手段は、この指示を受けて該クライアントへの
    データストリームの送信を一時停止する送信一時停止指
    示手段と、 前記解除命令受信バッファに記憶されている再生情報の
    組とクライアント識別子とを読み出して送信情報を作成
    し、前記送信情報記憶手段に既に記憶されている該クラ
    イアントの送信情報を作成した送信情報に変更する送信
    情報変更手段と、 前記送信情報変更手段で送信情報が変更されたとき、前
    記送信指示手段を起動する一時停止解除指示手段とを備
    えたことを特徴とする請求項1記載のオンデマンド通信
    システム。
  9. 【請求項9】 再生情報変更手段は、 再生出力を一時停止したタイトルが示すデータストリー
    ムの再生開始時間をTBとし、該タイトルより後に再生
    予定のタイトルが示すデータストリームの開始時間をT
    Nとし、前記再生時間計測手段で計測された再生時間を
    TDとして、TN=TN−(TB+TD)を計算する再
    生開始時間計算部と、 一時停止したタイトルより後に再生予定のタイトルが示
    すデータストリームの開始時間を前記再生開始時間計算
    部で計算された開始時間TNに書き替え、一時停止した
    タイトルが示すデータストリームの開始時間を「0」と
    書き替え、一時停止したタイトルが示すデータストリー
    ムの再生開始位置TRをTR+TDに書き替える再生情
    報書換部と、 再生出力を一時停止したタイトルより前に再生されたタ
    イトルの再生情報を再生情報の組から削除する再生情報
    削除部とを有することを特徴とする請求項8記載のオン
    デマンド通信システム。
  10. 【請求項10】 上記再生位置又は送信位置情報は、タ
    イトルが示すデータストリームを標準状態で再生したと
    きの該タイトルが示すデータストリームの再生時間で示
    されていることを特徴とする請求項4、5、6、7又は
    9記載のオンデマンド通信システム。
  11. 【請求項11】 前記各クライアントは、 前記サーバから受信できる再生情報の組の一覧を取得す
    る再生情報取得手段と、 上記一覧から一の再生情報の組の選択を視聴者から受け
    付け、前記送信手段に該再生情報の組を通知する再生情
    報の組選択操作手段とを備えたことを特徴とする請求項
    10記載のオンデマンド通信システム。
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