JPH11212881A - 情報受配信システム - Google Patents

情報受配信システム

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JPH11212881A
JPH11212881A JP10019285A JP1928598A JPH11212881A JP H11212881 A JPH11212881 A JP H11212881A JP 10019285 A JP10019285 A JP 10019285A JP 1928598 A JP1928598 A JP 1928598A JP H11212881 A JPH11212881 A JP H11212881A
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JP
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distributed
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JP10019285A
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English (en)
Inventor
Shinya Abe
信也 阿部
Toshikuni Hamano
登志▲邦▼ 濱野
Kouki Karube
香紀 軽部
Kiyotaka Kawagishi
清隆 川岸
Akira Kubota
旭 久保田
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PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、情報受配信システムに関し、サー
バ側から、クライアントでの情報の配信や表示を制御
し、クライアントの動作環境を制御することを目的とす
る。 【解決手段】 上位のサーバ100が、下位のサーバ1
00又はクライアント200における上位のサーバ10
0の配信する情報についての処理を制御する配信制御手
段1、下位のサーバ100等における上位のサーバ10
0の配信する情報についての表示を制御する表示形態制
御手段2、及び、下位のサーバ100等の動作環境を制
御する動作環境制御手段3を備える。配信制御手段1は
下位のサーバ100等における情報の配信モードを設定
管理する。表示形態制御手段2は下位のサーバ100等
における情報の表示モードを設定管理する。動作環境制
御手段3は下位のサーバ100等における動作モードを
設定管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報受配信システ
ムに関し、特に、情報の内容に基づいて情報の受信及び
配信を統一的に行う情報受配信システムにおいて、情報
を配信するサーバ側から、クライアントでの情報の配信
及び表示やクライアントの動作環境を制御する情報受配
信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近のコンピュータネットワークの発達
に伴い、種々の公開された情報(コンテンツ)が企業や
個人というユーザの個々の壁を越えてこれらの間でコン
ピュータネットワークを介して受信、配信されている。
一方、例えば企業等においては、自社内の支店、営業
所、工場、研究所等をコンピュータネットワークで接続
する企業内ネットワーク(イントラネット)の構築が行
われている。
【0003】このようなコンピュータネットワークを介
して情報の受信及び配信を行う情報受配信システムにお
いては、一般的に、端末数が多いこと等から、ツリー状
の接続形態が採られ、情報を配信するサーバと情報を受
信するクライアントとで構成される。サーバは多段で構
成され、上位サーバから下位サーバへ情報が伝播され、
更に各サーバに接続されているクライアントに情報が伝
播される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えば、情報受配信シ
ステムの一例であるインターネット上のニュースシステ
ムによれば、新聞社(のホストコンピュータ、即ち、サ
ーバ)が配信する新聞記事を、個人(クライアントユー
ザ)がその情報端末(即ち、クライアント)から読むこ
とができる。この場合、クライアントユーザは自分が購
読したいニュースをグループ単位で自由に選択して、そ
のニュースグループのみを購読することができる。
【0005】従って、このような情報受配信システムに
おいては、情報を配信する側(サーバ又はコンテンツサ
ーバ)は、サーバが意図するある特定の情報についてク
ライアントに必ず購読又は閲覧(即ち、受信)させるこ
とができない。クライアントユーザが受信するか否かは
そのユーザの意思により、ユーザが受信の操作をしない
限り受信は行われない。即ち、従来のサーバはサーバ側
からクライアントでの情報の受信を制御する手段を備え
ていない。また、これと同様に、従来のサーバはサーバ
側からクライアントでの情報の表示やクライアントの動
作環境を制御する手段を備えていない。
【0006】このため、例えば、企業内ネットワークの
サーバがインターネット上の当該会社にとって業務上必
須な情報や社内の全体に周知徹底させるべき情報(例え
ば、社内通達)を社内のクライアントに配信した場合で
も、これをクライアントに購読させるように制御する手
段を持たないため、クライアントに必ず購読させること
ができない。また、企業内ネットワークのサーバが社内
に緊急に知らせるべき情報(速報)を社内のクライアン
トに配信した場合でも、クライアントに早いタイミング
で購読させることができない。
【0007】また、企業内ネットワークのサーバが同一
社内でありながら他の部署に対して秘匿性のある情報を
配信した場合、サーバ側はクライアントでの情報の表示
を制御する手段を持たないため、他人の目に触れにくい
表示形態にさせることができない。
【0008】更に、企業内ネットワークのサーバが業務
上必須な情報を社内のクライアントに配信したい場合で
も、従来のサーバはサーバ側からクライアントの動作環
境を制御する手段を持たないため、クライアントの動作
状況によっては配信できない事態が生じてしまう。
【0009】本発明は、サーバ側からクライアントでの
情報の受信を制御する手段を備える情報受配信システム
を提供することを目的とする。また、本発明は、サーバ
側からクライアントでの情報の表示を制御する手段を備
える情報受配信システムを提供することを目的とする。
【0010】また、本発明は、サーバ側からクライアン
トの動作環境を制御する手段を備える情報受配信システ
ムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図であり、本発明による情報受配信システムの構成を示
す。この情報受配信システムは、多段の構成を有する複
数のサーバ100とこのサーバ100に接続された複数
のクライアント200とからなる。複数のサーバ100
の内の上位のサーバ(情報を配信するサーバ)100か
ら配信された情報を、複数のサーバ100の内のサーバ
100であって、当該上位100のサーバに接続された
複数のサーバの内の下位のサーバ100又はクライアン
ト200が受信する。
【0012】本発明の情報受配信システムでは、上位の
サーバ100が、サーバ100に接続された下位のサー
バ100又はクライアント200における、上位のサー
バ100の配信した情報についての処理を制御する配信
制御手段1を備える。配信制御手段1は、下位のサーバ
100又はクライアント200における情報の配信モー
ドを設定管理する。
【0013】本発明の情報受配信システムによれば、情
報を配信するサーバ100は、この配信制御手段1によ
って、下位のサーバ100又はクライアント200にお
ける当該上位のサーバ100の配信する情報の処理、例
えば、情報の受信を制御することができる。従って、上
位のサーバ100は配信した情報をクライアント200
に必ず閲覧又は購読(受信)させることができる。これ
により、例えば、企業内ネットワークのサーバ100は
情報を社内のクライアント200に配信して必ず購読さ
せることができる。
【0014】また、本発明の情報受配信システムでは、
上位のサーバ100が、下位のサーバ100又はクライ
アント200において当該サーバ100の配信した情報
の表示を制御する表示形態制御手段2を備える。表示形
態制御手段2は、下位のサーバ又はクライアントにおけ
る情報の表示モードを設定管理する。
【0015】本発明の情報受配信システムによれば、情
報を配信するサーバ100は、この表示形態制御手段2
によって、クライアント200での情報の表示を制御す
ることができる。従って、例えば、企業内ネットワーク
のサーバ100は、情報を社内のクライアント200に
配信した場合に、情報を他人の目に触れにくい表示形態
にさせることができる。
【0016】また、本発明の情報受配信システムでは、
上位のサーバ100が、下位のサーバ100又はクライ
アント200の動作環境を制御する動作環境制御手段3
を備える。動作環境制御手段3は、下位のサーバ又はク
ライアントにおける動作モードを設定管理する。
【0017】本発明の情報受配信システムによれば、情
報を配信するサーバ100は、この動作環境制御手段3
によって、クライアント200の動作環境を制御するこ
とができる。このため、例えば、企業内ネットワークの
サーバ100は、情報を社内のクライアント200の動
作状況に依らず配信できる。
【0018】
【発明の実施の形態】図2は本発明が適用される情報受
配信システムの構成を示す。前述のように、この情報受
配信システムは多段の構成を有する複数のサーバ100
と複数のクライアント200とからなる。クライアント
200はいずれかのサーバ100に接続される。サーバ
100相互の間及びサーバ100とクライアント200
の間は、専用回線、公衆網、その他の接続線を介して接
続される。
【0019】以下の説明において、サーバ100につい
て、その各々を区別する場合には、サーバ100を表す
Sに、A、B等の符号を付加して、サーバSA、SB等
と表す。また、クライアント200について、その各々
を区別する場合には、クライアント200を表すCに、
1、2等の符号を付加して、クライアントC1、C2等
と表す。
【0020】サーバ100は情報を作成又は受信して他
のサーバ100又はクライアント200に対して送信す
る。クライアント200の接続されたサーバ100を
(そのクライアント200の)親サーバ100と言う。
クライアント200は、情報伝搬のルートの末端にあっ
て、情報を受信するのみである。
【0021】この明細書において、サーバ100の内で
情報を作成して他のサーバ100又はクライアント20
0に配信するものをコンテンツサーバ100と言う。ま
た、あるサーバ100又はクライアント200から見
て、当該サーバ100又はクライアント200とコンテ
ンツサーバ100とを結ぶルート(情報の伝播経路)上
にあって、よりコンテンツサーバ100側にあるサーバ
100を上位サーバ100と言い、よりクライアント2
00側にあるサーバ100を下位サーバ100と言う。
更に、コンテンツサーバ100とクライアント200と
の間にあるサーバ100を中間サーバ100と言う。中
間サーバ100はサーバであると同時に、より上位のサ
ーバ100に対してはクライアント200でもある。
【0022】図2においては、サーバSAがコンテンツ
サーバ100である。例えば、サーバSGはサーバSH
の上位サーバであり、サーバSHはサーバSGの下位サ
ーバである。サーバSH以外のサーバにも、同様に1又
は複数のクライアント200が接続されている。
【0023】コンテンツサーバ100(サーバSA)
は、例えば、1つの企業内におけるコンピュータネット
ワーク(イントラネット)の最も上位に位置するサー
バ、又はインターネットにおけるWWWサーバである。
インターネットにイントラネットを接続した場合、イン
トラネットの最上位のサーバやWWWサーバの双方がコ
ンテンツサーバ100となる。WWWサーバから見て、
イントラネットの最上位のサーバは下位サーバである。
【0024】情報(配信情報)は、コンテンツサーバ1
00から下位のサーバ100に配信され、更に下位のサ
ーバ100に配信され、更にクライアント200に配信
される。これにより、情報はコンテンツサーバ100か
ら末端のクライアント200にまで伝播される。
【0025】情報は「チャネル」と呼ぶカテゴリ単位に
分別されて配信される。チャネルは、記事のまとまりの
グループであり、情報の配信制御、表示形態制御及び動
作環境設定制御の単位である。チャネルには、例えばス
ポーツチャネル、天気予報チャネル、ニュースチャネル
等がある。この情報と共に、当該情報の配信等を制御す
るための各種の制御情報も同様に配信される。
【0026】図3及び図4は本発明が適用される情報受
配信システムにおける情報の配信を示す。本発明が適用
される情報受配信システムは擬似プッシュ型配信を行う
システムである。擬似プッシュ型配信システムは、下位
のサーバ100又はクライアント200がユーザによる
上位のサーバ100に対する配信要求の指示入力なしで
自動的に情報の配信要求を行い、一方、上位のサーバ1
00が当該配信要求があった時に下位のサーバ100又
はクライアント200に対して情報を配信するシステム
である。
【0027】なお、以下の図3及び図4についての説明
はサーバ100とクライアント200との間での情報の
受配信についてのものであるが、サーバ100と更に下
位のサーバ100との間でもほぼ同様の関係が成立す
る。即ち、この説明において、クライアント200を下
位のサーバ100と置き換えても良い。
【0028】各々のサーバ100又はクライアント20
0の実行する処理は、実際には、当該サーバ100又は
クライアント200の制御プログラム(又はオペレーテ
ィングシステム)101及び201が実行する。即ち、
サーバ100の制御プログラム101とクライアント2
00の制御プログラム201とが相互に通信をすること
によって、情報が受配信され、各々において所定の処理
が実行される。
【0029】図3(A)に示すように、あるクライアン
トC1があるサーバSA及びSBに接続されている。サ
ーバSA及びSBはクライアントC1の親サーバであ
り、コンテンツサーバ100であっても中間サーバ10
0であっても良い。サーバSBはサーバSAと関連する
他のサーバ100であって情報の作成元及び/又は内容
によって、サーバSAと分離したり一体化することが可
能なものである。
【0030】サーバSAはクライアントC1への配信を
行うために、ユーザリスト102、チャネル一覧情報1
03、記事アーカイブ104を備える。ユーザリスト1
02は当該サーバSAから情報の配信を受けるクライア
ント200(及び下位のサーバ100)を登録するため
のものである。チャネル一覧情報103は当該サーバS
Aが現在公開しているチャネルを示す管理情報である。
なお、実際は、チャネル一覧情報103は、チャネルに
ついての情報やその他の制御情報を含む管理テーブルの
一部である。記事アーカイブ104は当該サーバSAが
現在公開しているチャネルにおける個々の情報、即ち、
記事(情報の中身を「記事」という)であり、所定の単
位でアーカイブされデータ圧縮されている。
【0031】チャネル一覧情報103及び記事アーカイ
ブ104は共に当該サーバSAに接続されたクライアン
トC1に配信される。チャネル一覧情報103はこれが
配信されたクライアントC1においてローカルに記憶さ
れ、ローカルな(クライアントC1の)チャネル一覧情
報203とされる。チャネル一覧情報203はクライア
ントC1の管理テーブルである。一方、記事アーカイブ
104は、本発明に従って、特別の許可がない限り、こ
れが配信されたクライアントC1におけるチャネルから
のミラーリングは許されない。クライアントC1に代え
て下位のサーバ100を考える時は、配信された記事ア
ーカイブ104は更に下位のサーバ100に配信され
る。
【0032】このような構成の擬似プッシュ型配信シス
テムにおけるサーバSAとクライアントC1との間での
情報の配信は図3(B)に示す手順で行われる。最初
に、クライアントC1がサーバSAにユーザ登録を依頼
する(手順)。このユーザ登録依頼は、クライアント
C1のクライアントユーザへのサーバ名登録(入力)に
応じて実行される。ユーザ登録依頼を受信したサーバS
Aは、これに応じて、当該サーバSAが保持しているユ
ーザリスト102に当該クライアントC1をユーザとし
て登録する。これにより、クライアントC1から接続要
求があった時は、当該接続が行われる。
【0033】次に、クライアントC1がサーバSAに接
続要求をする(手順の点線)。この接続要求は、クラ
イアントC1のユーザによる指示入力なしで、クライア
ントC1の制御プログラム201が、所定の時間間隔又
は所定のタイミング(例えば、クライアントC1である
情報端末でのユーザにおける所定の操作入力)で自動的
に行う。
【0034】接続要求を受信したサーバSAは、これに
応じて、当該サーバSAが現在公開している情報のチャ
ネルの一覧(図4(A)に示すチャネル一覧情報10
3)を、当該接続要求の送信元であるクライアントC1
に送信(配信)する(手順の実線)。これにより、ク
ライアントC1はサーバSAから配信されたチャネル一
覧情報103を得て、これを自己の管理する記憶装置の
所定の位置に記憶して自己のチャネル一覧情報203
(図4(B)に示す)とする。
【0035】この応答において、ユーザは、その端末で
あるクライアントC1を何も操作しておらず、接続要求
が行われたことを意識していない。なお、ユーザには接
続要求が見えないことを、手順において点線を用いて
表している。以下の手順においても同様である。これに
より、ユーザから見ると、外見上何もしないで、サーバ
SAから自動的にチャネル一覧情報103が流れてきた
ように見える。
【0036】サーバSAから配信されたチャネル一覧情
報103の一例を図4(A)に示す。チャネル一覧情報
103は、チャネルID、チャネル名称、入手元、各種
の制御情報からなる。図4(A)においては、制御情報
の一例として閲覧属性情報を示した(図では「閲覧」と
してある)。
【0037】チャネルIDはチャネルを識別するための
IDであり、当該システムにおいてユニークなものであ
る。チャネル名称は当該チャネルの名称であり、対応す
るチャネルIDを有するチャネルに含まれる情報のカテ
ゴリを示す。入手元は当該チャネルの情報を入手できる
(配信している)サーバ100の名称(又はサーバI
D)である。
【0038】チャネル一覧情報103が各チャネル毎の
閲覧属性情報等からなる各種の制御情報を含む。即ち、
チャネル一覧情報103には、本発明に従って、各チャ
ネル毎に閲覧属性情報等からなる各種の制御情報が、配
信元であるサーバSA(最初はコンテンツサーバ10
0)の配信制御手段1によって付加される。これによ
り、配信元であるサーバSA(最初はコンテンツサーバ
100)からクライアントC1のチャネル一覧情報20
3の内容を設定することができ、この結果、クライアン
トC1における各種の処理をサーバSA(又はコンテン
ツサーバ100)から制御できる。これらの制御情報に
ついては、図5以下を参照して詳細に説明する。
【0039】クライアントC1は、図4(B)に示すチ
ャネル一覧情報203を作成するために、配信されたチ
ャネル一覧情報103を参照して、その中の各種の制御
情報に基づいた処理を行う。
【0040】クライアントC1は、既にあるチャネルに
ついてサーバSAにより閲覧が「必須」「不可」が設定
されている場合には、この属性をそのまま引き継ぐ。
「必須」「不可」はクライアントC1では変更できな
い。「自由」はクライアントC1が閲覧する/しないに
応じて選択できる。そして、クライアントC1は、この
状態のチャネル一覧情報103を表示してユーザに参照
させる。この表示を見たユーザは、チャネル一覧情報1
03に付加された各種の制御情報を更新する。クライア
ントC1におけるこの更新は、後述するように、本発明
によって、サーバSAにより許される場合と許されない
場合とが予め設定される。
【0041】例えば、クライアントC1は、「自由」と
されているチャネル「XX新聞ニュース」について、実
際に閲覧が必要であるならそのまま「自由」とし、一
方、不要であるなら「不可」を入力する。これにより、
クライアントC1のクライアントユーザによる指示入力
が付加されたチャネル一覧情報203が作成される。チ
ャネル一覧情報203の一例を図4(B)に示す。この
チャネル一覧情報203に設定された制御情報は、本発
明に従って、そのまま更に下位のサーバ100又はクラ
イアント200にその属性として引き継がれる。
【0042】なお、クライアントC1が既にチャネル一
覧情報203を備えている場合、クライアントC1が、
当該既存のチャネル一覧情報203の内容を、サーバS
Aから配信された最新のチャネル一覧情報103の内容
に基づいて更新する(書き換える)。この処理もユーザ
には意識されない。
【0043】次に、「必須」及び「自由」の記事の配信
を受けるために、クライアントC1が、チャネル一覧情
報203に基づいて、当該「必須」及び「自由」のチャ
ネルについてサーバSAに一覧要求をする(手順の点
線)。この一覧要求も、クライアントC1のユーザによ
る指示入力なしで、クライアントC1によって自動的に
行われる。
【0044】この一覧要求を受信したサーバSAは、こ
れに応じて、当該サーバSAが現在公開している情報の
記事データ( アーカイブ) 一覧103’を、当該一覧要
求の送信元であるクライアントC1に送信(配信)する
(手順の実線)。この記事データ一覧103’も、実
際は、チャネル情報一覧(管理テーブル)103の一部
である。これにより、クライアントC1は閲覧したい旨
を指定した情報であってサーバSAから配信される情報
の記事データを得る。この応答においても、ユーザは、
その端末であるクライアントC1を何も操作しておら
ず、一覧要求が必要であることを意識することもない。
【0045】記事データ一覧103’の一例を図4
(C)に示す。記事データ一覧103’は、当該チャネ
ルの個々の記事についての記事IDとそのデータ名とか
らなる。記事IDは当該記事の作成日時(正確には、年
月日時分と他の数字の13桁)からなる。従って、記事
IDから当該記事の作成日時を知ることができる。デー
タ名は記事IDに当該記事がアーカイブであることを示
す記号を付加したものである。
【0046】例えば、「19980201a 」はその情報が19
98年2月1日のa番目に作成された記事であることを
示す記事名である。そのデータ名は記事名にアーカイブ
ファイルであることを示す記号「arc 」を付加した「19
980201a.arc 」となる。
【0047】次に、クライアントC1は、配信された最
新の記事データ一覧103’に基づいて、記事アーカイ
ブの入手要求(アーカイブ入手要求)をする(手順の
点線)。この入手要求も、クライアントC1のユーザに
よる指示入力なしで、クライアントC1によって自動的
に行われる。
【0048】入手要求は、当該クライアントC1におい
て不足している記事、即ち、サーバSAにおいて新たに
記事として追加された記事について、行われる。このた
めに、クライアントC1は、図4(C)に示す最新の記
事データ一覧103’とその時点で自己が記憶している
記事データ一覧203’とを比較して、記事データ一覧
103’に存在して記事データ一覧203’には存在し
ない記事を求める。この求めた記事について、例えばデ
ータ名を用いた入手要求が行われる。
【0049】入手要求を受信したサーバSAは、これに
応じて、当該サーバSAが現在公開している情報の記事
アーカイブ104の内指定されたものを、当該入手要求
の送信元であるクライアントC1に送信(配信)する
(手順の実線)。これにより、クライアントC1は閲
覧したい旨を指定した情報であってサーバSAから公開
される情報の記事アーカイブ104の配信を受ける。こ
の記事アーカイブ104がユーザに表示され、ユーザが
これを見ることになる。
【0050】この応答においても、ユーザは、その情報
端末であるクライアントC1を何も操作しておらず、入
手要求が必要であることを意識することもない。これに
より、ユーザから見ると、外見上何もしないで、サーバ
SAから自動的に記事が流れてきたように見える。従っ
て、ユーザは、最初の登録要求及び閲覧したい記事の選
択入力のみで、当該記事を閲覧することができる。
【0051】また、クライアントC1は記事データ一覧
203’を更新する。即ち、クライアントC1は、予め
定められた有効期限の切れた古い記事の一覧情報を、記
事データ一覧203’から削除する。なお、このような
古い記事の一覧情報は、サーバSAにおける記事データ
一覧103’においても削除される。更に、クライアン
トC1は、前述のようにしてサーバSAから配信を受け
た記事アーカイブ104について、その記事データ一覧
情報を記事データ一覧203’に追加する。これによ
り、クライアントC1は自己の最新の記事データ一覧2
03’を得る。
【0052】図4(D)は、手順の実行以前にクライ
アントC1が持っていた記事データ一覧203’の一例
である。例えば、クライアントC1のユーザが1998
年2月1日以降全く当該情報端末を起動していなかった
とする。この時点でのクライアントC1の記事データ一
覧203’は、図4(D)に示すように、その日以前ま
でにサーバSAが公開した記事「19980128」及び「1998
0131」についてのみ、その記事データ一覧203’を持
っており、その日以降にサーバSAが公開した記事「19
980201a 」「19980201b 」及び「19980202」について
は、その記事データ一覧103’を持っていない。
【0053】クライアントC1は、図4(D)に示す記
事データ一覧203’に、「19980201a 」「19980201b
」及び「19980202」についての記事データ一覧情報を
追加する。この結果、クライアントC1の記事データ一
覧203’は、図4(C)に示すようになる。
【0054】なお、この手順は、図4(C)に示す記
事データ一覧103’に基づいて前述のように不足して
いるとされた記事について繰り返し実行される。例え
ば、前述の不足している記事「19980201a 」「19980201
b 」及び「19980202」について記事を入手し、すでに持
っている「19980131」については記事を入手しないとす
る。この場合、まず、記事「19980201a 」を得るための
クライアントC1からの入手要求(手順の点線)と、
これに応じたサーバSAからの当該記事アーカイブ10
4の配信(手順の実線)が行われ、次に、同様に、記
事「19980201b 」及び「19980202」を得るための入手要
求(手順の点線)と、これに応じた記事アーカイブ1
04の配信(手順の実線)が繰り返される。
【0055】また、手順乃至手順は、図4(B)に
示すチャネル一覧情報203においてクライアントC1
が閲覧を必要としたチャネルの各々について繰り返し実
行される。例えば、以上に述べた手順乃至手順がチ
ャネル一覧情報203のチャネル「社達(社内通達)」
について実行されたとする。この場合、次のチャネル
「XX新聞ニュース」について、同様に、手順乃至手
順が実行される。この場合も、手順は不足している
とされた記事について繰り返し実行される。更に、「天
気予報」以下の各チャネルについても同様に手順乃至
手順が繰り返し実行される。
【0056】このように、外見上何もしないでサーバS
Aから情報が配信されたように見えるが、一方、実際に
はクライアント200からサーバ100への配信要求等
が行われている。そこで、このような情報受配信システ
ムを疑似プッシュ型配信システムと言う。
【0057】なお、本発明の情報受配信システムはプッ
シュ型配信を行うシステムであっても良い。プッシュ型
配信は、上位のサーバ100が、下位のサーバ100又
はクライアント200からの情報の配信要求によって、
下位のサーバ100又はクライアント200に対して情
報を配信するシステムである。従って、プッシュ型配信
を行うシステムは、以上の疑似プッシュ型配信システム
において、図3(B)に示した手順乃至において、
点線で示したクライアント200からのサーバ100へ
の各種の要求を省略し、この要求なしでサーバ100か
らクライアント200への各種の情報の配信が実行され
るシステムである。
【0058】以上のような擬似プッシュ型(又はプッシ
ュ型)配信システムにおいて、図4(A)及び(B)に
示したチャネル情報一覧103(及び203)における
各種の制御情報の設定が、本発明に従って行われる。即
ち、サーバ100は、そのチャネル情報一覧103にお
いて各種の制御情報を予め設定してこれをクライアント
200に渡す。これにより、サーバ100は、クライア
ント200の配信モード、表示モード及び動作モードを
当該サーバ100側から設定し管理する。なお、以下に
説明する以外の各種の制御情報を設定することにより、
更に他の種々のモードを設定し管理することが可能であ
る。
【0059】一方、上位のサーバ100とクライアント
200との間の中間サーバ100は、本発明に従って、
上位のサーバ100により変更の許されている各種の制
御情報を書き換え、かつ、これをより下位のサーバ10
0又はクライアント200に配信する。これにより、当
該中間サーバ100も、より下位のサーバ100又はク
ライアント200の各種のモードを設定し管理すること
が可能である。
【0060】以下、上位のサーバ100による下位のサ
ーバ100又はクライアント200における配信モー
ド、表示モード及び動作モードの設定管理の順で説明す
る。図5及び図6は本発明が適用される情報受配信シス
テムにおける上位のサーバ100による配信モードの制
御について示す。
【0061】上位のサーバ100は、当該サーバ100
に接続された下位のサーバ100又はクライアント20
0における当該上位のサーバ100の配信する情報につ
いての処理を、当該サーバ100から制御する配信制御
手段1を、その制御プログラム101に備える。配信制
御手段1は下位のサーバ100又はクライアント200
の制御プログラム101及び201を、当該上位のサー
バ100の配信する情報の配信処理に関する制御を行
う。
【0062】図5に示すように、配信制御手段1は、閲
覧制御手段11、ミラーリング制御手段12、速報制御
手段13及びアクセス制御手段14を備える。従って、
配信制御手段1が下位のサーバ100又はクライアント
200に対して配信する各種の制御情報は、閲覧制御情
報、ミラーリング可否情報、速報要否情報及びアクセス
制御情報からなる。閲覧制御手段11は、当該サーバ1
00に接続された下位のサーバ100又はクライアント
200における当該上位のサーバ100の配信した情報
の受信(閲覧)を制御する。閲覧制御手段11は、下位
のサーバ100又はクライアント200を制御するため
に、これらに対する制御情報として閲覧制御情報を配信
する。閲覧制御情報は閲覧属性情報及び配信変更可否情
報からなる。
【0063】ミラーリング制御手段12は、当該サーバ
100に接続された下位のサーバ100又はクライアン
ト200における当該サーバ100の配信した情報のミ
ラーリングを制御する。ミラーリング制御手段12は、
下位のサーバ100又はクライアント200を制御する
ために、これらに対する制御情報としてミラーリング可
否情報を配信する。
【0064】速報制御手段13は、当該サーバ100に
接続された下位のサーバ100又はクライアント200
における当該サーバ100の配信した情報の受信のタイ
ミングを制御する。速報制御手段13は、下位のサーバ
100又はクライアント200を制御するために、これ
らに対する制御情報として速報要否情報を配信する。
【0065】アクセス制御手段14は、当該サーバ10
0に接続された下位のサーバ100又はクライアント2
00において当該サーバ100の配信した情報を受信す
る際のアクセス制御の実行を制御する。アクセス制御手
段14は、下位のサーバ100又はクライアント200
を制御するために、これらに対する制御情報としてアク
セス制御情報を配信する。アクセス制御情報はアクセス
実行情報及びアクセス変更可否情報からなる。
【0066】上述の閲覧制御情報等の制御情報は、図5
に示すように、チャネル一覧情報103に各チャネル毎
に付加される。即ち、閲覧制御手段11等がチャネル一
覧情報103に閲覧制御情報等を付加した(書き込ん
だ)後に、その状態のチャネル一覧情報103が配信制
御手段1によって下位のサーバ100又はクライアント
200に配信される。
【0067】図6において、前述のように、上位のサー
バ100の閲覧制御手段11は、そのユーザリスト10
2に登録された下位のサーバ100(及びクライアント
200)における当該上位のサーバ100の配信した情
報の受信を制御する。そのために、閲覧制御手段11
は、下位のサーバ100又はクライアント200に対し
て、当該上位のサーバ100の配信した情報の受信を制
御するための閲覧属性情報、及び、閲覧属性情報の書き
換えの可否を示す配信変更可否情報を配信する。この配
信は、前述のように、手順及び手順の実行による当
該情報の書き込まれたチャネル一覧情報103の配信に
よって行われる。
【0068】下位のサーバ100(及びクライアント2
00)は、閲覧属性情報に従って上位のサーバ100の
配信した情報の受信を行う。このシステムは擬似プッシ
ュ型(又はプッシュ型)であるから、実際には、前述の
ように、手順の実行、即ち、閲覧属性情報に従って下
位のサーバ100から上位のサーバ100への配信要求
によって、当該情報である記事アーカイブ104が配信
される。下位のサーバ100は、更に下位のクライアン
ト200に対して、当該情報を配信する。この配信も前
述の場合と同様に行われる。
【0069】また、下位のサーバ100は、配信変更可
否情報に従って閲覧属性情報の書き換えを行い、かつ、
書き換えた閲覧属性情報及び配信変更可否情報を当該下
位のサーバ100の更に下位のクライアント200(及
びサーバ100)に配信する。この配信は、前述のよう
に、更新されたチャネル一覧情報103Aの配信によ
る。
【0070】閲覧属性情報は、図5に示すように、「必
須」「自由」又は「不可」のいずれかである。「必須」
は、当該情報の受信(閲覧又は購読)を下位のサーバ1
00又はクライアント200に義務付ける。「自由」
は、当該情報の受信を下位のサーバ100又はクライア
ント200に委ねる。「不可」は、当該情報の受信を下
位のサーバ100又はクライアント200に許さない。
配信される各情報毎に、「必須」「自由」又は「不可」
のいずれかの配信制御情報が、配信制御手段1によって
付加される。
【0071】配信変更可否情報は、図5に示すように、
「変更可」又は「変更不可」のいずれかである。「変更
可」は、当該閲覧属性情報の変更を下位のサーバ100
に許す。「変更不可」は、当該閲覧属性情報の変更を下
位のサーバ100に許さない。閲覧属性情報毎(従っ
て、配信される各情報毎)に配信変更可否情報が閲覧制
御手段11によって付加される。
【0072】閲覧属性情報及び配信変更可否情報は、基
本的には、各サーバ100が自由に変更できるようにさ
れる。但し、配信変更可否情報が「変更可」の場合にの
み、閲覧属性情報は「必須」「自由」又は「不可」の間
で相互に変更を許される。配信変更可否情報の変更は、
当該情報が「変更不可」である場合には許されず、当該
情報が「変更可」である場合にのみ「変更不可」にのみ
変更することができる。クライアント200は、末端に
位置するので、変更を認める意味がなく、従って、変更
の機能を持たない(許されない)。
【0073】なお、配信変更可否情報は各閲覧属性情報
に対応して付加されるが、図5においては、図示の便宜
上、両者の対応関係とは関係無く示している。図7は閲
覧制御手段11による閲覧制御についての一例を示す。
図7(A)は、コンテンツサーバ100が配信変更可否
情報を下位サーバ100においては「変更不可」である
と設定した場合を示す。従って、下位サーバ100にお
ける閲覧属性情報の変更は全く許されない。即ち、下位
サーバ100はコンテンツサーバ100の属性をそのま
ま引き継ぐ。
【0074】この場合、コンテンツサーバ100が閲覧
属性情報を「必須」と設定したとすると、その変更がで
きないので、下位の全サーバ100又はクライアント2
00に対して、「必須」と配信される。これにより、下
位の全サーバ100又はクライアント200の制御プロ
グラム101及び201は、チャネル一覧情報103
(及び203)に従って、当該チャネルを必ず受信しな
ければならなくなる。従って、下位のサーバ100又は
クライアント200のユーザは当該チャネルの受信を拒
否できない。即ち、コンテンツサーバ100から下位の
全サーバ100又はクライアント200の閲覧を制御で
きる。
【0075】この例によれば、下位のサーバ100又は
クライアント200は当該チャネルの受信をしないとい
う設定ができない。即ち、必ず、その制御プログラム2
01が上位のサーバ100に対して配信要求を行うよう
にされる。これにより、例えば、企業内ネットワークに
おいて、社内に周知徹底させたい情報について、これを
必ず社員に読ませることができる。
【0076】なお、コンテンツサーバ100が閲覧属性
情報を「自由」又は「不可」と設定したとすると、下位
の全サーバ100又はクライアント200に対して、
「自由」又は「不可」と配信される。
【0077】図7(B)は、コンテンツサーバ100が
配信変更可否情報を下位サーバ100においては「変更
可」であると設定した場合を示す。従って、下位サーバ
100は閲覧属性情報の設定値を自由に変更する権限を
有する。即ち、各サーバ100は属性を変更できる。
【0078】この場合、コンテンツサーバ100が閲覧
属性情報を「自由」と設定したとすると、その変更がで
きるので、その下位のサーバ100において「必須」に
変更された上で、更に下位のサーバ100に配信され
る。そして、この下位のサーバ100において再度「自
由」に変更された上で、更に下位のサーバ100に配信
される。これにより、下位の全サーバ100又はクライ
アント200は、当該チャネルを自由に受信できる。
【0079】この例によれば、企業内ネットワークにお
いて、社外では購読が「自由」とされているインターネ
ット上の経済ニュース等について、これが社内で必要で
あれば「必須」とし、不要であれば「不可」とすること
ができる。
【0080】なお、コンテンツサーバ100が閲覧属性
情報を「自由」又は「不可」と設定しても、下位の全サ
ーバ100又はクライアント200はこれを自由に変更
できるので、当該チャネルを自由に受信できる。
【0081】図7(C)は、図7(A)と図7(B)と
の中間の形態である。即ち、コンテンツサーバ100は
配信変更可否情報を下位サーバ100においては「変更
可」と設定したが、途中のある中間サーバ100が「変
更不可」と設定し直した場合を示す。従って、下位サー
バ100は配信変更可否情報が「変更可」であるサーバ
100までは閲覧属性情報を自由に変更できるが、「変
更不可」とされた以降の下位のサーバ100は閲覧属性
情報の変更を全く許されない。即ち、「変更不可」と設
定したサーバ100の下位のサーバは全て同一の属性を
引き継ぐ。
【0082】この場合、コンテンツサーバ100が閲覧
属性情報を「自由」と設定したとすると、その変更がで
きるので、その下位のサーバ100において「必須」に
変更された上で、更に下位のサーバ100に配信され
る。ここまでは図7(B)と同様であり、当該チャネル
を自由に受信できる。次に、この下位のサーバ100に
おいて「必須」のまま配信変更可否情報が「変更不可」
とされると、このサーバ100より下位のサーバ100
における閲覧属性情報の変更は許されない。これによ
り、これより下位のサーバ100は、図7(A)と同様
に、当該チャネルを必ず受信しなければならなくなる。
即ち、当該中間のサーバ100からでも、下位の全サー
バ100又はクライアント200の閲覧を制御できる。
【0083】なお、閲覧属性情報を変更したサーバ10
0は、原則として、上位のサーバ100から配信された
変更前の閲覧属性情報に従う。但し、変更後の閲覧属性
情報に従うようにしても良い。これは他の制御情報につ
いても同様である。
【0084】図8は閲覧制御手段11による閲覧制御の
具体的な一例を示す。図7は1個の一般化したチャネル
について示したが、図8は複数のチャネルにおける閲覧
制御の実際について示す。コンテンツサーバSAが「天
気予報」「ニュース」「速報」の3個のチャネルの情報
を配信しており、これと共に図示のように設定した各チ
ャネルの属性(制御情報)を配信しているとする。サー
バSAからの情報はサーバSB、SC及びSDに配信さ
れる。
【0085】配信されたサーバSDにおいて、「天気予
報」及び「ニュース」チャネルの配信変更可否情報が
「変更可」であるので、閲覧属性情報を変更することが
できる。そこで、例えば、サーバSDは「天気予報」チ
ャネルの閲覧属性情報を「(購読又は閲覧)不可」に変
更した上で、サーバSE、SF及びSGに配信する。こ
の結果、同一の制御情報(属性)を持っていた「天気予
報」及び「ニュース」チャネルの内、「ニュース」チャ
ネルはサーバSDを通過して更に下位のサーバSGに配
信されるが、「天気予報」チャネルはサーバSDを通過
できずサーバSGに配信されない。即ち、「天気予報」
チャネルはフィルタリングされる。このように、制御情
報又はチャネル一覧情報103は各チャネルに対するフ
ィルタである。なお、サーバSDも、「天気予報」チャ
ネルの属性として「不可」を有することになるので、
「天気予報」チャネルの配信を受けないことになる。
【0086】一方、「速報」チャネルの配信変更可否情
報が「変更不可」であるので、閲覧属性情報を変更する
ことができない。そこで、サーバSDは「速報」チャネ
ルについてはそのままの閲覧属性情報を、サーバSE、
SF及びSGに配信する。従って、サーバSDに接続し
ているクライアント200は、この制御情報を受信する
ことになる。
【0087】次に、サーバSDから当該制御情報の配信
を受けたサーバSGは、「ニュース及び「速報」チャネ
ル及びその制御情報(チャネル一覧情報103)の配信
を受ける。「天気予報」チャネルは、フィルタリングさ
れたので、配信されない。配信された「ニュース」チャ
ネルの配信変更可否情報が「変更可」であるので、例え
ば、サーバSGは「天気予報」チャネルの閲覧属性情報
を「自由」に変更した上で、サーバSH、SI及びSJ
に配信する。従って、サーバSGに接続しているクライ
アント200は、この制御情報を受信することになる。
【0088】なお、実際は、サーバSAは、これに接続
されている下位のサーバSB、SC及びSD毎に、管理
テーブルであるチャネル一覧情報103を備える。従っ
て、サーバSAは、サーバSB、SC及びSD毎に異な
る制御情報(チャネル一覧情報103)を配信すること
により、これらに対して異なる配信制御を実行すること
ができる。制御情報が同一であれば、同一の制御を行う
ことができる。以上は、サーバSD等の他のサーバ10
0についても同様である。
【0089】図5に戻って、本発明が適用される情報受
配信システムにおける上位のサーバ100によるミラー
リング制御について説明する。前述のように、上位のサ
ーバ100のミラーリング制御手段12は、当該サーバ
100に接続された下位のサーバ100における当該サ
ーバ100の配信した情報のミラーリングを制御する。
このために、ミラーリング制御手段12は、当該サーバ
100に接続された下位のサーバ100に対して、当該
上位のサーバ100の配信した情報のミラーリングを制
御するためのミラーリング可否情報を配信する。この配
信された前記ミラーリング可否情報に従って、下位のサ
ーバ100が、上位のサーバ100の配信した情報のミ
ラーリングを行う。
【0090】ミラーリング可否情報は「ミラーリング
可」又は「ミラーリング不可」のいずれかである。「ミ
ラーリング可」は、当該情報のミラーリングを下位のサ
ーバ100に許す。「ミラーリング不可」は、当該情報
のミラーリングを下位のサーバ100に許さない。
【0091】ミラーリング可否情報は、基本的には、各
サーバ100が自由に変更できるようにされる。但し、
ミラーリング可否情報の変更は、当該情報が「ミラーリ
ング不可」である場合には許されず、当該情報が「ミラ
ーリング可」である場合にのみ「ミラーリング不可」に
のみ変更することができる。クライアント200には変
更を認める意味がなく、従って、変更の機能を持たない
(許されない)。
【0092】従って、コンテンツサーバ100がミラー
リング可否情報を「ミラーリング不可」と設定したとす
ると、下位の全サーバ100に対して、「ミラーリング
不可」と配信される。これは図7(A)の場合と類似で
ある。これにより、下位の全サーバ100は、配信され
た記事アーカイブ104のミラーリングができなくな
る。即ち、コンテンツサーバ100から下位の全サーバ
100のミラーリングを制御できる。
【0093】一方、図9に示すように、コンテンツサー
バ100がミラーリング可否情報を「ミラーリング可」
と設定したとすると、下位のサーバ100は、配信され
た記事アーカイブ104をミラーリング(コピー)し
て、自己の備える記憶装置の所定の位置に、ミラーリン
グ情報104’としてローカルに記憶する(図6参
照)。但し、途中のある中間サーバ100が「ミラーリ
ング不可」と設定し直した場合、その下位のサーバ10
0は全て同一の属性を引き継ぐ。これは図7(C)の場
合と類似である。これにより、当該サーバ100及びよ
り下位のサーバ100は、配信された記事アーカイブ1
04のミラーリングができなくなる。即ち、当該中間の
サーバ100からでも、下位の全サーバ100のミラー
リングを制御できる。
【0094】なお、ミラーリング可否情報についての
「変更可」及び「変更不可」からなる変更可否情報を制
御情報として付加しても良い。この場合、ミラーリング
制御の自由度は減少するが、コンテンツサーバ100か
らの一律のミラーリング制御が可能となる。
【0095】次に、図5を参照して、本発明が適用され
る情報受配信システムにおける上位のサーバ100によ
る速報制御について説明する。前述のように、上位のサ
ーバ100の速報制御手段13は、当該サーバ100に
接続された下位のサーバ100又はクライアント200
における当該サーバ100の配信した情報の受信のタイ
ミングを制御する。このために、速報制御手段13は、
下位のサーバ100又はクライアント200に対して、
当該上位のサーバ100の配信した情報の受信のタイミ
ングを制御するための速報要否情報を配信する。この配
信された速報要否情報に従って、下位のサーバ100又
はクライアント200が、上位のサーバ100の配信す
る情報の受信のタイミングの制御を行う。
【0096】速報要否情報は、「普通」又は「速報」の
いずれかである。「普通」は、当該情報の受信を下位の
サーバ100又はクライアント200に普通のタイミン
グで行わせる。「速報」は、当該情報の受信を下位のサ
ーバ100又はクライアント200に「普通」よりも早
いタイミングで行わせる。
【0097】速報要否情報「普通」を有するサーバ10
0又はクライアント200は、手順乃至において点
線で示した上位のサーバ100に対する各種の要求を、
その制御プログラム101間201において予め定めら
れた所定の時間間隔又は所定のタイミング(例えば、ク
ライアントC1である情報端末でのユーザの所定の操
作)で自動的に行う。
【0098】速報要否情報「速報」を有するサーバ10
0又はクライアント200は、上位のサーバ100に対
する各種の要求を、上位のサーバ100から指定された
タイミングで自動的に行う。このタイミングは、「普
通」のタイミングより十分に短い時間間隔とされる。こ
のために、速報要否情報「速報」は、当該時間間隔を指
定する値を含む。
【0099】速報要否情報は、基本的には、各サーバ1
00が自由に変更できるようにされる。但し、速報要否
情報の変更は、当該情報が「普通」である場合には許さ
れず、当該情報が「速報」である場合にのみ「普通」に
のみ変更することができる。クライアント200は、末
端に位置するので、変更を認める意味がなく、従って、
変更の機能を持たない(許されない)。
【0100】従って、コンテンツサーバ100が速報要
否情報を「普通」と設定したとすると、下位の全サーバ
100又はクライアント200に対して、「普通」と配
信される。これは図7(A)の場合と類似である。これ
により、下位の全サーバ100又はクライアント200
の制御プログラム101及び201は、チャネル一覧情
報103(及び203)に従って、情報の配信を「速
報」で受けることができなくなる。即ち、コンテンツサ
ーバ100から下位の全サーバ100又はクライアント
200の速報の可否を制御できる。
【0101】一方、図10に示すように、コンテンツサ
ーバ100が速報要否情報を「速報」と設定したとする
と、下位のサーバ100又はクライアント200は、情
報の配信を速報で受ける。但し、途中のある中間サーバ
100が「普通」と設定し直した場合、その下位のサー
バ100は全て同一の属性を引き継ぐ。これは図7
(C)の場合と類似である。これにより、当該サーバ1
00及びより下位のサーバ100は、情報の配信を速報
で受けることができなくなる。即ち、当該中間のサーバ
100からでも、下位の全サーバ100又はクライアン
ト200の速報の可否を制御できる。
【0102】なお、速報要否情報についての「変更可」
及び「変更不可」からなる変更可否情報を制御情報とし
て付加しても良い。この場合、速報制御の自由度は減少
するが、コンテンツサーバ100からの一律の速報制御
が可能となる。
【0103】更に、図5を参照して、本発明が適用され
る情報受配信システムにおける下位のサーバ100によ
るアクセス制御について説明する。前述のように、上位
のサーバ100のアクセス制御手段14は、当該サーバ
100に接続された下位のサーバ100又はクライアン
ト200における当該サーバ100の配信した情報を受
信した際の所定のアクセス制御の実行を制御する。アク
セス制御手段14は、下位のサーバ100又はクライア
ント200に対して、当該上位のサーバ100の配信す
る情報を受信する際の所定のアクセス制御のためのアク
セス実行情報を配信する。この配信されたアクセス実行
情報に従って、下位のサーバ100又はクライアント2
00が、上位のサーバ100の配信した情報の受信する
際に所定のアクセス制御を行う。
【0104】また、アクセス制御手段14は、下位のサ
ーバ100に対して、アクセス実行情報の書き換えの可
否を示すアクセス変更可否情報を配信する。この配信さ
れたアクセス変更可否情報に従って、下位のサーバ10
0がアクセス実行情報の書き換えを行って、下位のサー
バ100の更に下位のサーバ100に配信する。
【0105】アクセス実行情報は「実行」又は「非実
行」のいずれかである。「実行」は、当該所定のアクセ
ス制御を下位のサーバ100又はクライアント200に
行わせる。「非実行」は、当該所定のアクセス制御を下
位のサーバ100又はクライアント200に行わせな
い。
【0106】アクセス変更可否情報は、「変更可」又は
「変更不可」のいずれかである。「変更可」は、当該ア
クセス実行情報の変更を下位のサーバ100に許す。
「変更不可」は、当該アクセス実行情報の変更を下位の
サーバ100に許さない。
【0107】アクセス実行情報及びアクセス変更可否情
報は、基本的には、各サーバ100が自由に変更できる
ようにされる。但し、アクセス変更可否情報が「変更
可」の場合にのみ、アクセス実行情報は「実行」又は
「非実行」の間で相互に変更を許される。アクセス変更
可否情報の変更は、当該情報が「変更不可」である場合
には許されず、当該情報が「変更可」である場合にのみ
「変更不可」にのみ変更することができる。クライアン
ト200は、末端に位置するので、変更を認める意味が
なく、従って、変更の機能を持たない(許されない)。
【0108】アクセス実行情報「実行」を有するサーバ
100及びクライアント200は、手順乃至におい
て、上位のサーバ100をアクセスする際に、アクセス
制御を実行する。このアクセス制御は、例えば、上位の
サーバ100のユーザリスト102に登録された当該ユ
ーザのユーザ名及びパスワードを用いて行う、ユーザの
アクセス資格のチェックである。アクセス制御の結果、
当該ユーザにアクセス資格がなければ、当該アクセスを
することはできない。
【0109】図11はアクセス制御手段14によるアク
セス制御についての一例を示す。図11(A)は、コン
テンツサーバ100がアクセス変更可否情報を下位サー
バ100においては「変更不可」であると設定した場合
を示す。従って、下位サーバ100は、アクセス実行情
報の変更をできず、コンテンツサーバ100の属性をそ
のまま引き継ぐ。
【0110】この場合、コンテンツサーバ100がアク
セス実行情報を「非実行」と設定したとすると、下位の
全サーバ100又はクライアント200に対して、「非
実行」と配信される。これにより、下位の全サーバ10
0又はクライアント200は、当該アクセス制御を実行
しない。即ち、コンテンツサーバ100から下位の全サ
ーバ100又はクライアント200のアクセス制御の実
行を不要にできる。
【0111】この例によれば、例えば、企業内ネットワ
ークにおける最上位のサーバ100が、外部のネットワ
ーク(例えば、インターネット)に所定のアクセスをし
て得た情報について社内の全員に資格を制限することな
く、社員に読ませることができる。
【0112】なお、コンテンツサーバ100がアクセス
実行情報を「実行」と設定したとすると、下位の全サー
バ100又はクライアント200に対して、「実行」と
配信される。この場合、例えば、企業内ネットワークに
おいて、社内の全員について資格をチェックすることが
可能となる。
【0113】図11(B)は、コンテンツサーバ100
がアクセス変更可否情報を「変更可」と設定した場合を
示す。従って、下位サーバ100は、アクセス実行情報
の設定値を自由に変更する権限を有し、属性を変更でき
る。
【0114】この場合、コンテンツサーバ100がアク
セス実行情報を「非実行」と設定し、下位のサーバ10
0において「実行」に変更され、更に下位のサーバ10
0において再度「非実行」に変更され、更に下位のサー
バ100に配信される。これにより、下位の全サーバ1
00又はクライアント200は、アクセス制御について
自由に「実行」又は「非実行」を設定できる。コンテン
ツサーバ100がアクセス実行情報を「実行」と設定し
ても、同様である。
【0115】図11(C)は、図11(A)と図11
(B)との中間の形態である。即ち、コンテンツサーバ
100がアクセス変更可否情報を「変更可」と設定した
が、途中のある中間サーバ100が「変更不可」と設定
し直した場合を示す。従って、下位サーバ100は「変
更可」であるサーバ100まではアクセス実行情報を自
由に変更できるが、「変更不可」とされた以降の下位の
サーバはアクセス実行情報の変更を全く許されない。即
ち、「変更不可」と設定したサーバ100の下位のサー
バは全て同一の属性を引き継ぐ。
【0116】この場合、コンテンツサーバ100がアク
セス実行情報を「非実行」と設定し、その下位のサーバ
100において「必須」に変更され、更に下位のサーバ
100に配信される。ここまでは図11(B)と同様で
あり、アクセス制御を自由に設定できる。次に、この下
位のサーバ100において「非実行」のままアクセス変
更可否情報が「変更不可」とされると、このサーバ10
0より下位のサーバ100におけるアクセス実行情報の
変更は許されない。これにより、当該サーバ100及び
より下位のサーバ100は、図11(A)と同様に、ア
クセス制御の実行を不要とする。即ち、当該中間のサー
バ100からであっても、下位の全サーバ100又はク
ライアント200のアクセス制御の実行を制御できる。
【0117】図1に戻って、本発明が適用される情報受
配信システムにおける上位のサーバ100による表示形
態の制御について説明する。上位のサーバ100は、当
該サーバ100に接続された下位のサーバ100又はク
ライアント200における当該サーバ100の配信した
情報の表示を制御する表示形態制御手段2を備える。即
ち、表示形態制御手段2は下位のサーバ100又はクラ
イアント200の制御プログラム201を、当該上位の
サーバ100の配信する情報の表示に関して制御する。
【0118】表示形態制御手段2は、下位のサーバ10
0又はクライアント200に対して、当該上位のサーバ
100の配信した情報の表示を制御するための表示制御
情報を配信する。配信された表示制御情報に従って、下
位のサーバ100又はクライアント200が上位のサー
バ100の配信した情報の表示を行う。
【0119】また、表示形態制御手段2は、下位のサー
バ100及びクライアント200に対して、表示制御情
報の書き換えの可否を示す表示変更可否情報を配信す
る。この配信された表示変更可否情報に従って、下位の
サーバ100が、表示制御情報の書き換えを行い、当該
下位のサーバ100の更に下位のサーバ100に配信す
る。
【0120】表示制御情報は「表示可」又は「表示不
可」のいずれかである。「表示可」は、当該情報の所定
の表示を下位のサーバ100又はクライアント200に
許す。「表示不可」は、当該情報の所定の表示を下位の
サーバ100又はクライアント200に許さない。
【0121】表示変更可否情報は、「変更可」又は「変
更不可」のいずれかである。「変更可」は、当該表示制
御情報の変更を下位のサーバ100に許す。「変更不
可」は、当該表示制御情報の変更を下位のサーバ100
又はクライアント200に許さない。
【0122】表示制御情報は、前述の各種の制御情報と
同様に、下位のサーバ100又はクライアント200に
配信するために、上位のサーバ100によって、チャネ
ル一覧情報103へ付加される。表示制御情報の付加さ
れたチャネル一覧情報103を図14に示す。上位のサ
ーバ100から下位のサーバ100及びクライアント2
00に配信された情報を、当該下位のサーバ100又は
クライアント200において表示する形態の一例として
は、例えば「リーダ」「テロッパ」及び「プレイヤ」の
3形態がある。従って、表示制御情報は、各チャネル毎
に、かつ、情報のさまざまな表示形態毎に設定される。
例えば、表示制御情報は、図14に示すように、各チャ
ネル毎に、「リーダ」「テロッパ」及び「プレイヤ」の
各々について、前記「表示可」又は「表示不可」のいず
れかが設定される。
【0123】なお、「リーダ」「テロッパ」及び「プレ
イヤ」はこのような表示を行うプログラムを指すが、当
該プログラムによって実現される表示形態をも「リー
ダ」「テロッパ」及び「プレイヤ」と呼ぶこととする。
【0124】図12は「リーダ」「テロッパ」及び「プ
レイヤ」の3個の表示形態について示す。「リーダ」
は、図12(A)に示すように、クライアント200
(又は下位のサーバ100)である情報端末の表示装置
205の表示画面において、記事表示ブラウザ207と
並列に、画面左方に表示される。「リーダ」は、例えば
上位のサーバ100から配信された情報を静止表示し、
当該情報を表示する主要な形態である。「テロッパ」
は、図12(B)に示すように、記事表示ブラウザ20
7の下方に表示される。「テロッパ」は例えば上位のサ
ーバ100から配信された情報をテロップ表示する(従
って、行数は通常1行であり、静止していない)。「プ
レイヤ」は、図12(C)に示すように、表示装置20
5の表示画面において、全体に表示される。「プレイ
ヤ」は、当該情報端末のスクリーンセーバが起動してい
る時に起動され、当該スクリーンセーバの代わりとして
動作する。従って、「プレイヤ」は、上位のサーバ10
0から配信された情報を所定の時間間隔でスクロールし
て表示する。「リーダ」や「プレイヤ」は当該ユーザ以
外の人間にも見えやすい表示の形態である。
【0125】図13は表示形態制御手段2による「テロ
ッパ」についての表示形態制御の一例を示す。なお、表
示形態制御手段2による「リーダ」や「プレイヤ」につ
いての表示形態制御も全く同様である。
【0126】図13(A)は、コンテンツサーバ100
が表示変更可否情報を「変更不可」と設定した場合を示
す。従って、下位サーバ100は、表示制御情報の変更
できず、コンテンツサーバ100の属性をそのまま引き
継ぐ。
【0127】この場合、コンテンツサーバ100が「テ
ロッパ」についての表示制御情報を「表示不可」と設定
したとすると、下位の全サーバ100又はクライアント
200に対して「表示不可」と配信される。これによ
り、下位の全サーバ100又はクライアント200は
「テロッパ」の表示ができなくなる。即ち、コンテンツ
サーバ100から下位の全サーバ100又はクライアン
ト200の「テロッパ」の表示を制御できる。
【0128】なお、コンテンツサーバ100が「テロッ
パ」についての表示制御情報を「表示可」と設定したと
すると、下位の全サーバ100又はクライアント200
に対して「表示可」と配信される。
【0129】図13(B)は、コンテンツサーバ100
が表示変更可否情報を「変更可」と設定した場合を示
す。従って、下位サーバ100は、表示制御情報の設定
値を自由に変更する権限を有し、属性を変更できる。
【0130】この場合、コンテンツサーバ100が表示
制御情報を「表示可」と設定し、下位のサーバ100に
おいて「表示不可」に変更され、更に下位のサーバ10
0において再度「表示可」に変更され、更に下位のサー
バ100に配信される。これにより、下位の全サーバ1
00又はクライアント200は、「テロッパ」の表示を
自由に設定できる。なお、コンテンツサーバ100が表
示制御情報を「表示不可」と設定しても、同様に自由で
ある。
【0131】図13(C)は、図13(A)と図13
(B)との中間の形態である。即ち、コンテンツサーバ
100が表示変更可否情報を「変更可」と設定したが、
途中のある中間サーバ100が「変更不可」と設定し直
した場合を示す。従って、下位サーバ100は「変更
可」であるサーバ100までは表示制御情報を自由に変
更できるが、「変更不可」とされた以降の下位のサーバ
は表示制御情報の変更を全く許されない。即ち、「変更
不可」と設定したサーバ100の下位のサーバは全て同
一の属性を引き継ぐ。
【0132】この場合、コンテンツサーバ100が表示
制御情報を「表示可」と設定し、下位のサーバ100に
おいて「表示不可」に変更され、更に下位のサーバ10
0に配信される。ここまでは図13(B)と同様であ
り、「テロッパ」の表示を自由に設定できる。次に、こ
の下位のサーバ100において「表示不可」のまま表示
変更可否情報が「変更不可」とされると、このサーバ1
00より下位のサーバ100における表示制御情報の変
更は許されない。これにより、当該サーバ100及びよ
り下位のサーバ100は、図13(A)と同様に、「テ
ロッパ」の表示ができなくなる。即ち、当該中間のサー
バ100からでも、下位の全サーバ100又はクライア
ント200の「テロッパ」の表示を制御できる。
【0133】また、図1を参照して、本発明が適用され
る情報受配信システムにおける上位のサーバ100によ
る動作環境制御について説明する。上位のサーバ100
は、当該サーバ100に接続された下位のサーバ100
又はクライアント200の動作環境を制御する動作環境
制御手段3を備える。即ち、動作環境制御手段3は下位
のサーバ100又はクライアント200の制御プログラ
ムを、当該下位のサーバ100又はクライアント200
の動作環境に関して所定の制御を行う。
【0134】動作環境制御手段3は、下位のサーバ10
0又はクライアント200に対して、当該下位のサーバ
100又はクライアント200の動作環境を制御するた
めの動作環境制御情報を配信する。この配信された動作
環境制御情報に従って、下位のサーバ100又はクライ
アント200が、自己の動作環境を構築し、この動作環
境の下で当該上位のサーバ100との間での情報の受配
信を行う。
【0135】動作環境制御情報は、前述の各種の制御情
報と同様に、下位のサーバ100又はクライアント20
0に配信するために、上位のサーバ100によって、チ
ャネル一覧情報103へ付加される。動作環境制御情報
の付加されたチャネル一覧情報103を図15に示す。
上位のサーバ100は、これに接続される下位のサーバ
100又はクライアント200毎に異なる動作環境制御
情報を配信することにより、これらに対して異なる動作
環境制御を行う。
【0136】動作環境制御情報は、図15に示すよう
に、「上位接続先」「ダウンロード時刻」及び「ダウン
ロードスケジュール」を含む。「上位接続先」は、当該
下位のサーバ100又はクライアント200の上位の接
続先(例えば、アドレス又はID)を示す。即ち、図3
(B)に示す手順において、当該下位のサーバ100
又はクライアント200が登録を依頼できる上位のサー
バ100を示す。これは複数個であっても良い。当該下
位のサーバ100又はクライアント200は、以後、当
該指定された上位の接続先に登録依頼(手順)し、接
続する。
【0137】「ダウンロード時刻」は、下位のサーバ1
00又はクライアント200が上位のサーバ100の配
信する情報をダウンロードする時刻を示す。具体的に
は、当該ダウンロードをする時刻そのものが指定され
る。この時刻に、当該下位のサーバ100又はクライア
ント200が手順乃至を実行する。当該下位のサー
バ100又はクライアント200は当該指定されたダウ
ンロード時刻に手順乃至を実行するので、これを短
い時間間隔で指定することにより「速報」を実現するこ
ともできる。
【0138】「ダウンロードスケジュール」は、下位の
サーバ100又はクライアント200が上位のサーバ1
00の配信する情報をダウンロードするスケジュールを
示す。具体的には、当該ダウンロードをする曜日や日時
が指定される。この曜日や日時(の上記時刻))に、当
該下位のサーバ100又はクライアント200が手順
乃至を実行する。
【0139】動作環境制御情報は、前述の各種の制御情
報とは異なり、上位のサーバ100から下位のサーバ1
00又はクライアント200へ順に伝播される性質のも
のではない。下位のサーバ100又はクライアント20
0は、上位のサーバ100から配信された動作環境制御
情報に従う。しかし、下位のサーバ100は、更に下位
のサーバ100に対する動作環境制御情報を上位のサー
バ100からの干渉なしに全く自由に設定して配信でき
る。従って、各サーバ100において、一斉にダウンロ
ードをしても良く、全く関連なくダウンロードをしても
良い。これにより、下位のサーバ100又はクライアン
ト200の動作環境をその直ぐ上位のサーバ100から
制御することができる。
【0140】なお、前述の動作環境制御情報以外にも種
々の動作環境について制御するようにしても良い。ま
た、前述の各種の制御情報と同様にして、コンテンツサ
ーバ100等の上位のサーバ100から動作環境制御情
報を設定できるようにしても良い。
【0141】以上、本発明を情報受配信システムとして
説明したが、本発明は当該情報受配信システムを実現す
るプログラムがプログラム記憶媒体に記憶されたものを
も含むものである。即ち、当該プログラムがフレキシブ
ルディスクやCD−ROMなどの記憶媒体に記述されて
いてもよく、またダウンロードによってハードディスク
などの記憶媒体にロードされてもよく、いずれも、本願
発明の技術的範囲に属するものと解すべきである。
【0142】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
情報受配信システムにおいて、上位のサーバが下位のサ
ーバ又はクライアントにおける情報の受信を制御する配
信情報制御手段を備えることにより上位のサーバは情報
をクライアントに必ず購読(受信)させることができ、
また、上位のサーバが下位のサーバ等における情報の表
示を制御する表示形態制御手段を備えることによりクラ
イアントでの情報の表示を他人の目に触れにくい表示形
態にさせることができ、また、上位のサーバが下位のサ
ーバ等における動作環境を制御する動作環境制御手段を
備えることにより、情報をクライアントの動作状況に依
らず配信できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】情報受配信システム構成図である。
【図3】情報受配信システム説明図である。
【図4】情報受配信説明図である。
【図5】配信制御説明図である。
【図6】閲覧制御説明図である。
【図7】閲覧制御説明図である。
【図8】閲覧制御説明図である。
【図9】ミラーリング制御説明図である。
【図10】速報制御説明図である。
【図11】アクセス制御説明図である。
【図12】表示形態制御説明図である。
【図13】表示形態制御説明図である。
【図14】表示形態制御説明図である。
【図15】動作環境制御説明図である。
【符号の説明】
1 配信制御手段 2 表示形態制御手段 3 動作環境制御手段 11 閲覧制御手段 12 ミラーリング制御手段 13 速報制御手段 14 アクセス制御手段 100 サーバ 200 クライアント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 軽部 香紀 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 川岸 清隆 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユーソフトウェアラ ボラトリ内 (72)発明者 久保田 旭 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多段の構成を有する複数のサーバと前記
    サーバに接続された複数のクライアントとからなり、前
    記複数のサーバの内の上位のサーバから配信された情報
    を、前記上位のサーバに接続された前記複数のサーバの
    内の下位のサーバ又はクライアントが受信する情報受配
    信システムにおいて、 前記上位のサーバが、前記下位のサーバ又はクライアン
    トにおける当該上位のサーバの配信する情報についての
    処理を制御する配信制御手段を備え、 前記上位のサーバの配信制御手段が、前記下位のサーバ
    又はクライアントにおける情報の配信モードを設定管理
    することを特徴とする情報受配信システム。
  2. 【請求項2】 前記上位のサーバの配信制御手段が、前
    記下位のサーバ又はクライアントにおける当該上位のサ
    ーバの配信する情報の受信を制御する閲覧制御手段を備
    えることを特徴とする請求項1に記載の情報受配信シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記上位のサーバの閲覧制御手段が、前
    記下位のサーバ又はクライアントに対して、当該上位の
    サーバの配信した情報の受信を制御するための閲覧属性
    情報を配信し、 前記下位のサーバ又はクライアントが、前記閲覧属性情
    報に従って、前記上位のサーバの配信する情報の受信を
    行うことを特徴とする請求項2に記載の情報受配信シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記上位のサーバの閲覧制御手段が、前
    記下位のサーバに対して、前記閲覧属性情報の書き換え
    の可否を示す配信変更可否情報を配信し、 前記下位のサーバが、前記配信変更可否情報に従って、
    前記閲覧属性情報の書き換えを行って、当該下位のサー
    バの更に下位のサーバに配信することを特徴とする請求
    項3に記載の情報受配信システム。
  5. 【請求項5】 前記閲覧属性情報は、当該情報の受信を
    前記下位のサーバ又はクライアントに義務付ける「必
    須」、当該情報の受信を前記下位のサーバ又はクライア
    ントに委ねる「自由」、又は、当該情報の受信を前記下
    位のサーバ又はクライアントに許さない「不可」のいず
    れかであり、 前記配信変更可否情報は、当該閲覧属性情報の変更を前
    記下位のサーバに許す「変更可」、又は、当該閲覧属性
    情報の変更を前記下位のサーバに許さない「変更不可」
    のいずれかであることを特徴とする請求項4に記載の情
    報受配信システム。
  6. 【請求項6】 前記上位のサーバの配信制御手段が、前
    記下位のサーバ又はクライアントにおける当該上位のサ
    ーバの配信した情報のミラーリングを制御するミラーリ
    ング制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載
    の情報受配信システム。
  7. 【請求項7】 前記上位のサーバのミラーリング制御手
    段が、前記下位のサーバに対して、当該上位のサーバの
    配信した情報のミラーリングを制御するためのミラーリ
    ング可否情報を配信し、 前記下位のサーバが、前記ミラーリング可否情報に従っ
    て、前記上位のサーバの配信した情報のミラーリングを
    行うことを特徴とする請求項6に記載の情報受配信シス
    テム。
  8. 【請求項8】 前記ミラーリング可否情報は、当該情報
    のミラーリングを前記下位のサーバ又はクライアントに
    許す「ミラーリング可」、又は、当該情報のミラーリン
    グを前記下位のサーバ又はクライアントに許さない「ミ
    ラーリング不可」のいずれかであることを特徴とする請
    求項7に記載の情報受配信システム。
  9. 【請求項9】 前記上位のサーバの配信制御手段が、前
    記下位のサーバ又はクライアントにおける当該上位のサ
    ーバの配信した情報の受信のタイミングを制御する速報
    制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の情
    報受配信システム。
  10. 【請求項10】 前記上位のサーバの速報制御手段が、
    前記下位のサーバ又はクライアントに対して、当該上位
    のサーバの配信した情報の受信のタイミングを制御する
    ための速報要否情報を配信し、 前記下位のサーバ又はクライアントが、前記速報要否情
    報に従って、前記上位のサーバの配信する情報の受信の
    タイミングの制御を行うことを特徴とする請求項9に記
    載の情報受配信システム。
  11. 【請求項11】 前記速報要否情報は、当該情報の受信
    を前記下位のサーバ又はクライアントに普通のタイミン
    グで行わせる「普通」、又は、当該情報の受信を前記下
    位のサーバ又はクライアントに前記「普通」よりも早い
    タイミングで行わせる「速報」のいずれかであることを
    特徴とする請求項10に記載の情報受配信システム。
  12. 【請求項12】 前記上位のサーバの配信制御手段が、
    前記下位のサーバ又はクライアントにおける当該上位の
    サーバの配信した情報を受信する際の所定のアクセス制
    御の実行を制御するアクセス制御手段を備えることを特
    徴とする請求項1に記載の情報受配信システム。
  13. 【請求項13】 前記上位のサーバのアクセス制御手段
    が、前記下位のサーバ又はクライアントに対して、当該
    上位のサーバの配信した情報を受信する際の所定のアク
    セス制御のためのアクセス実行情報を配信し、 前記下位のサーバ又はクライアントが、配信された前記
    アクセス実行情報に従って、前記上位のサーバからの情
    報を受信する際に前記所定のアクセス制御を行うことを
    特徴とする請求項12に記載の情報受配信システム。
  14. 【請求項14】 前記上位のサーバのアクセス制御手段
    が、前記下位のサーバに対して、前記アクセス実行情報
    の書き換えの可否を示すアクセス変更可否情報を配信
    し、 前記下位のサーバが、前記アクセス変更可否情報に従っ
    て前記アクセス実行情報の書き換えを行って、当該下位
    のサーバの更に下位のサーバに配信することを特徴とす
    る請求項12に記載の情報受配信システム。
  15. 【請求項15】 前記アクセス実行情報は、当該所定の
    アクセス制御を前記下位のサーバ又はクライアントに行
    わせる「実行」、又は、当該所定のアクセス制御を前記
    下位のサーバ又はクライアントに行わせない「非実行」
    のいずれかであり、 前記アクセス変更可否情報は、当該アクセス実行情報の
    変更を前記下位のサーバに許す「変更可」、又は、当該
    アクセス実行情報の変更を前記下位のサーバに許さない
    「変更不可」のいずれかであることを特徴とする請求項
    14に記載の情報受配信システム。
  16. 【請求項16】 多段の構成を有する複数のサーバと前
    記サーバに接続された複数のクライアントとからなり、
    前記複数のサーバの内の上位のサーバから配信された情
    報を、前記上位のサーバに接続された前記複数のサーバ
    の内の下位のサーバ又はクライアントが受信する情報受
    配信システムにおいて、 前記上位のサーバが、前記下位のサーバ又はクライアン
    トにおいて当該サーバ側の配信した情報の表示を制御す
    る表示形態制御手段を備え、 前記上位のサーバの表示形態制御手段が、前記下位のサ
    ーバ又はクライアントにおける当該上位のサーバの配信
    した情報の表示モードを設定管理することを特徴とする
    情報受配信システム。
  17. 【請求項17】 前記上位のサーバの表示形態制御手段
    が、前記下位のサーバ又はクライアントに対して、当該
    上位のサーバの配信した情報の表示を制御するための表
    示制御情報を配信し、 前記下位のサーバ又はクライアントが、配信された前記
    表示制御情報に従って、前記上位のサーバの配信した情
    報の表示を行うことを特徴とする請求項16に記載の情
    報受配信システム。
  18. 【請求項18】 前記上位のサーバの表示形態制御手段
    が、前記下位のサーバに対して、前記表示制御情報の書
    き換えの可否を示す表示変更可否情報を配信し、 前記下位のサーバが、前記表示変更可否情報に従って前
    記表示制御情報の書き換えを行って、当該下位のサーバ
    の更に下位のサーバに配信することを特徴とする請求項
    17に記載の情報受配信システム。
  19. 【請求項19】 前記表示制御情報は、当該情報の所定
    の表示を前記下位のサーバ又はクライアントに許す「表
    示可」、又は、当該情報の所定の表示を前記下位のサー
    バ又はクライアントに許さない「表示不可」のいずれか
    であることを特徴とする請求項18に記載の情報受配信
    システム。
  20. 【請求項20】 前記表示制御情報は、情報のさまざま
    な表示形態毎に、「表示可」又は「表示不可」を指示す
    ることを特徴とする請求項19に記載の情報受配信シス
    テム。
  21. 【請求項21】 多段の構成を有する複数のサーバと前
    記サーバに接続された複数のクライアントとからなり、
    前記複数のサーバの内の上位のサーバから配信された情
    報を、前記上位のサーバに接続された前記複数のサーバ
    の内の下位のサーバ又はクライアントが受信する情報受
    配信システムにおいて、 前記上位のサーバが、前記下位のサーバ又はクライアン
    トの動作環境を制御する動作環境制御手段を備え、 前記上位のサーバの動作環境制御手段が、前記下位のサ
    ーバ又はクライアントにおける動作モードを設定管理す
    ることを特徴とする情報受配信システム。
  22. 【請求項22】 前記上位のサーバの動作環境制御手段
    が、前記下位のサーバ又はクライアントに対して、当該
    下位のサーバ又はクライアントの動作環境を制御するた
    めの動作環境制御情報を配信し、 前記下位のサーバ又はクライアントが、配信された前記
    動作環境制御情報に従って、前記上位のサーバとの間で
    の情報の受配信を行うことを特徴とする請求項21に記
    載の情報受配信システム。
  23. 【請求項23】 前記動作環境制御情報は、当該下位の
    サーバ又はクライアントの上位の接続先を指示する「上
    位接続先」、前記下位のサーバ又はクライアントが前記
    上位のサーバの配信する情報をダウンロードする時刻を
    指示する「ダウンロード時刻」、及び、前記下位のサー
    バ又はクライアントが前記上位のサーバの配信する情報
    をダウンロードするスケジュールを指示する「ダウンロ
    ードスケジュール」を含むことを特徴とする請求項22
    に記載の情報受配信システム。
  24. 【請求項24】 前記情報受配信システムは、予め登録
    された前記下位のサーバ又はクライアントが前記上位の
    サーバに対して配信要求を実行するべき旨の指示入力な
    しで自動的に情報の配信要求を行い、前記下位のサーバ
    又はクライアントからの前記配信要求があった時に、前
    記上位のサーバが前記下位のサーバ又はクライアントに
    対して情報を配信するプッシュ型配信を行うシステムで
    あることを特徴とする請求項1乃至請求項23のいずれ
    かに記載の情報受配信システム。
  25. 【請求項25】 前記情報受配信システムは、前記上位
    のサーバが、前記下位のサーバ又はクライアントからの
    情報の配信要求によって、予め登録された前記下位のサ
    ーバ又はクライアントに対して情報を配信するプッシュ
    型配信を行うシステムであることを特徴とする請求項1
    乃至請求項23のいずれかに記載の情報受配信システ
    ム。
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