JPH10240205A

JPH10240205A - 電子看板システム

Info

Publication number: JPH10240205A
Application number: JP4578897A
Authority: JP
Inventors: Kensaku Igarashi; 謙作五十嵐
Original assignee: Fujitsu General Ltd
Current assignee: Fujitsu General Ltd
Priority date: 1997-02-28
Filing date: 1997-02-28
Publication date: 1998-09-11

Abstract

(57)【要約】【課題】コンテンツデータを表示出力する電子看板装置
とコンテンツデータを記憶したサーバー装置とを通信回
線で結び、定時的且つ任意に前記データを配信する。【解決手段】コンテンツデータと制御データを記憶し、
表示および音声出力する手段と、コンテンツデータを請
求する手段と、コンテンツデータの受信、コンテンツデ
ータの請求などの通信手段とを有する複数の電子看板装
置１と、コンテンツデータと制御データとを記憶し、配
信する手段と、要求に対応したコンテンツデータを送出
する手段と、データの配信、請求などを通信回線を経由
して通信制御する手段とを有するサーバー装置２００、
および通信回線で接続された複数装置を一括管理する手
段と定時的に配信指令を行う手段とサーバー装置などを
通信回線を経由して制御する手段とを有するセンター管
理装置２４０からなるセンターシステム２、とで構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【本発明の技術分野】センターのサーバー装置と公衆通
信回線および専用通信回線とうで結ばれた電子看板装置
により、マルチメディアコンテンツを表示出力する電子
看板システムに関わる。

【０００２】

【従来の技術】広告、イベント情報、お知らせなどを映
像、音声、テキスト、ＣＧなどのマルチメディアのコン
テンツで画面表示および音声出力するような広域・多数
の電子看板装置からなる電子看板システムを構築する場
合、センター装置よりＣＡＴＶや衛星通信などの電波手
段で画像および音声信号を伝送・受信してテレビジョン
モニタに表示出力するか、ＶＴＲ、ＣＤ−ＲＯＭ、ビデ
オディスクなどの記録メディアとパソコン装置などを組
合わせたシステムによりインターラクティブな看板表示
を行っている。しかしながら前者にあっては電子看板
の実演現場とセンターとをインターラクティブに結ぶ手
段に乏しく、後者はコンテンツの現場への供給が記録メ
ディアを介することから時々刻々変わる情報への対応が
困難などの欠点がある。このような欠点を解消したシ
ステムの提案が望まれている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】コンテンツデータを表
示出力する電子看板装置とコンテンツを記憶したサーバ
ー装置とを通信回線で結び、定時的且つ任意にコンテン
ツデータを配信するシステムの提案を目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】請求項１は図１に示すよ
うに、広告、イベント情報、お知らせなどのコンテンツ
データと前記コンテンツを表示制御する制御データを記
憶し、前記コンテンツデータより表示画面および音声信
号を生成し表示出力する手段と、必要に応じてコンテン
ツデータを請求する手段と、前記コンテンツデータの受
信、コンテンツデータの請求、前記制御データの受信な
どの通信手段とを有する電子看板装置１と、前記電子看
板装置に送出する前記コンテンツデータと制御データと
を記憶し、前記記憶したコンテンツデータと制御データ
から指定の該データを配信する手段と、前記電子看板装
置よりコンテンツデータの請求を受けた時には、前記要
求に対応した該コンテンツデータを送出する手段と、前
記コンテンツデータと制御データの配信、コンテンツデ
ータの請求などを通信回線を経由して通信制御する手段
とを有するサーバー装置２００、および、通信回線で接
続された複数の前記電子看板装置１、前記サーバー装置
２００、などを一括管理する手段と、前記サーバー装置
２００内のコンテンツデータと制御データをスケジュー
ル管理データに基づいて定時的に配信指令を行う手段
と、前記電子看板装置１とサーバー装置２００間の通信
データを中継する手段と、前記電子看板装置、前記サー
バー装置などを通信回線を経由して制御する手段とを有
するセンター管理装置２４０とからなるセンターシステ
ム２とで構成する。

【０００５】請求項２は図１に示すように、広告、イベ
ント情報、お知らせなどのコンテンツデータと前記コン
テンツを表示制御する制御データを記憶し、前記コンテ
ンツデータより表示画面および音声信号を生成し表示出
力する手段と、必要に応じてコンテンツデータを請求す
る手段と、前記コンテンツデータの受信、コンテンツデ
ータの請求、前記制御データの受信などの通信手段とを
有する電子看板装置１と、複数の前記電子看板装置のた
めのコンテンツデータおよび制御データとうを外部装置
より一括して受信記憶する手段と、予めコンテンツデー
タおよび制御データを記憶させる手段と、前記複数の電
子看板装置に前記記憶したコンテンツデータおよび制御
データとをスケジュール管理データに基づいて定時的
に、個別もしくは一括で配信する手段と、前記複数の電
子看板装置を一括管理する手段と、前記電子看板装置と
外部装置間の通信データを中継する手段と、前記電子看
板装置および外部装置との通信を制御する手段とを有す
る構内サーバー装置３００とで構成する。

【０００６】請求項３は図２に示すように、電子看板装
置１を、コンテンツデータを記憶しているコンテツデー
タメモリ１０と、制御データを記憶してしる制御データ
メモリ１１と、予め記憶させた画像、音声ＣＧなどのコ
ンテンツデータを再生するコンテンツ再生装置１２と、
前記コンテンツデータより画像信号を生成する画像生成
部１３と、前記画像信号を表示出力する表示部１４と、
前記コンテンツデータより音声信号を生成する音声生成
部１５と、前記音声信号を音声出力する音声出力部１６
と、表示タイミングを制御するためのカレンダおよび時
刻などを生成する時計部１８と、利用者が操作入力する
操作部２０と、利用者の操作入力などにより追加のコン
テンツデータが必要になった場合、通信回線を経由して
データの請求を送出するコンテンツ請求部１７と、予め
コンテンツデータ、制御データなどの看板データを入力
する看板データ入力部２１と、通信回線を経由した通信
制御を行う通信制御部１９と、本装置の動作シーケンス
のプログラムを記憶している看板システムメモリ２２
と、本装置を前記看板システムメモリの動作シーケンス
に沿って制御する看板制御部２３とで構成する。

【０００７】請求項４、５、６、７、８、および、９
は、前記画面生成部に、表示画面の縦と横方向を逆転す
る表示画像信号を生成する縦横変換部２５を、緊急情報
制御部２６を、装置の動作状態を自己診断する自己診断
部２７を、衛星通信により送られてくるコンテンテンツ
データおよび制御データを受信する衛星受信部２８を、
利用者の利用状態を監視するカメラ部２９と前記カメラ
装置の映像および音声信号を記録する映像記録装置３０
と前記カメラ装置、映像記録装置などを制御する外部制
御部３１とを、および、買い物利用者を確認入するため
のカード入力部３２と購入希望の商品の在庫を照合する
在庫照合部３３と注文を受付管理する受注管理部３４と
を、追加設置する。

【０００８】請求項１０は図３に示すように、サーバー
装置を、広告、イベント情報、お知らせなどのコンテン
ツデータを記憶させているコンテンツデータメモリ２０
１と、前記コンテンツの組合わせ、表示出力手順などの
制御データを記憶させている制御データメモリ２０２
と、前記コンテンツデータメモリに記憶しているコンテ
ンツを指定の電子看板装置に配信するコンテンツデータ
配信部２０３と、前記制御データメモリに記憶している
制御データを指定の電子看板装置に配信する制御データ
配信部２０４と、前記コンテンツデータ配送部が配送す
るコンテンツデータを選択切換するコンテンツ切換制御
部２０５と、通信回線を経由して前記コンテンツデー
タ、制御データ、他前記サーバー装置の制御に必要なデ
ータの通信および通信制御を行うサーバー通信制御部２
０７と、該サーバー装置の動作シーケンスのプログラム
を記憶しているサーバーシステムメモリ２０８と、該サ
ーバー装置を前記サーバーシステムメモリに記憶してい
る動作シーケンスに沿って制御するサーバー制御部２０
９とで構成する。

【０００９】請求項１１、１２、１３、１４、１５、お
よび、１６は図３に示すように、サーバー装置２００
に、緊急退避指示、タイムサービスのお知らせなど緊急
に表示出力する必要のあるコンテンツデータおよび制御
データからなる緊急情報を外部装置より受信受付する緊
急情報受付部２１１と前記緊急情報を複数の前記電子看
板装置の全てまたは一部に配信する緊急情報配信部２１
５とを、電子看板装置が該装置の動作状態を自己診断し
た自己診断データを受信する自己診断データ受信部２１
２と前記受信した自己診断データを記憶する自己診断デ
ータメモリ２１３とを、電子看板装置の動作状態を自己
診断した自己診断データを受信する自己診断データ受信
部２１２と前記受信した自己診断データを記憶する自己
診断データメモリ２１３と前記自己診断データより異常
動作の電子看板装置の装置番号を検出する異常装置検出
部２１４とを、コンテンツ配信部が配信したコンテンツ
データの種類、配信先の電子看板装置番号などの配信履
歴を記憶させる配信履歴メモリ２１５を、外部サーバー
からのデータを受信する外部サーバー受信部２１６を、
および、電子看板装置よりの市場調査データを受信記憶
する市場調査データメモリとを追加設置する。

【００１０】請求項１７は図４に示すように、センター
管理装置２２０を、前記サーバー装置に記憶しているコ
ンテンツデータの配送指示、前記電子看板装置よりのコ
ンテンツデータ請求に対応したコンテンツデータの配送
指示などの制御を行うコンテンツデータ制御部２２１
と、前記サーバー装置に記憶している制御データの配送
指示、前記緊急情報に対応した制御データの配送指示な
どの制御を行う制御データ制御部２２２と、カレンダお
よび時刻データを生成する時計部２２３と、電子看板装
置などの端末装置の動作状態を管理する端末管理部２２
４と、前記端末の動作管理に必要な管理データを記憶さ
せている管理データメモリ２２５と、前記コンテンツデ
ータおよび制御データなどの配信スケジュールを記憶し
ているスケジュールメモリ２２６と、前記配信スケジュ
ールに沿って前記コンテンツデータ制御部および制御デ
ータ制御部などを管理制御するスケジュール管理制御部
２２７と、前記センターシステム内の通信回線を経由し
ての通信および通信制御を行う通信制御部２２８と、前
記センターシステム外の通信回線を経由しての通信およ
び通信制御を行う外部通信制御部２２９と、前記センタ
ー管理装置の動作サーケンスのプログラムを記憶してい
る管理システムメモリ２３０と、該装置を前記管理シス
テムメモリに記憶している動作シーケンスに沿って制御
する管理制御部２３１とで構成する。

【００１１】請求項１８は図４に示すように、センター
管理装置２２０に、前記センター管理装置に、衛星通信
の通信手段を有する衛星通信制御部を追加設置する。

【００１２】請求項１９は図４に示すように、前記セン
ターシステム２に、映像、音声、テキスト、ＣＧなどの
素材データからコンテンツを作成するコンテンツ作成部
２４１と、コンテンツデータの記憶および再生を行うコ
ンテンツデータファイル２４４と、前記コンテンツデー
タファイルのコンテンツを編集するコンテンツ編集部２
４２と、制御データを作成する制御データ作成部２４５
と、制御データの記憶および再生を行う制御データファ
イル２４４と、コンテンツ画面を表示出力する表示部２
４７と、コンテンツを音声出力する音声出力部２４８
と、作成されたコンテンツデータおよび制御データを組
合わせプレビューするコンテンツプレビュー部２４６
と、通信回線を経由した通信と通信制御を行う通信制御
部２５０と、前記コンテンツ編集装置の動作シーケンス
のプログラムを記憶している編集システムメモリ２５１
と、該装置を前記編集システムメモリに記憶している動
作シーケンスに沿って制御する編集制御部２５２とで構
成するコンテンツ編集装置２４０を追加設置する。

【００１３】請求項２０は図４に示すように、コンテン
ツ編集装置２４０に、緊急情報のデータに基づき緊急の
情報用コンテンツデータと制御データを自動生成する緊
急情報データ作成部２４９を追加設置する。

【００１４】請求項２１は図５に示すように、構内サー
バー装置３００を、広告、イベント情報、お知らせなど
のコンテンツデータを記憶させているコンテンツデータ
メモリ３０１と、前記コンテンツの組合わせ、表示出力
手順などの制御データを記憶させている制御データメモ
リ３０２と、前記コンテンツデータメモリに記憶してい
るコンテンツを指定の電子看板装置に配信するコンテン
ツ配信部３０３と、前記制御データメモリに記憶してい
る制御データを指定の電子看板装置に配信する制御デー
タ配信部３０４と、電子看板装置と外部装置間の自己診
断データなどのデータを転送するデータ転送部３０５
と、追加のコンテンツデータが必要になった場合コンテ
ンツデータの請求を送出するコンテンツ請求部３０６
と、前記コンテンツデータメモリに記憶しているコンテ
ンツデータの配送指示、前記電子看板装置よりのコンテ
ンツデータ請求に対応したコンテンツデータの配送指示
などの制御を行うコンテンツデータ制御部３１１と、前
記制御データメモリ記憶している制御データの配送指
示、前記緊急情報に対応した制御データの配送指示など
の制御を行う制御データ制御部３１２と、カレンダおよ
び時刻データを生成する時計部３１３と、電子看板装置
などの端末装置の動作状態を管理する端末管理部３１４
と、前記端末の動作管理に必要な管理データを記憶させ
ている管理データメモリ３１５と、前記コンテンツデー
タおよび制御データなどの配信スケジュールを記憶して
いるスケジュールメモリ３１６と、前記配信スケジュー
ルに沿って前記コンテンツデータ制御部および制御デー
タ制御部などを管理制御するスケジュール管理制御部３
１７と、前記構内の通信回線を経由しての通信および通
信制御を行う通信制御部３０７と、前記構外の通信回線
を経由しての通信および通信制御を行う外部通信制御部
３０８と、前記構内サーバー装置の動作シーケンスのプ
ログラムを記憶している構内サーバーシステムメモリ３
１８と、該装置を前記管理システムメモリに記憶してい
る動作シーケンスに沿って制御する構内サーバー制御部
３１９とで構成する。

【００１５】請求項２２は図５に示すように、構内サー
バー装置３００に、衛星通信の通信手段を有する衛星通
信制御部３２０を追加設置する。

【００１６】

【発明の実施の形態】請求項１、２および３において、
基本の実施形態を述べる。予め作成・編集されたコンテ
ンツデータおよび制御データを前記サーバー装置２００
内に記憶し、前記センター管理装置２２０からの指令制
御により前記サーバー装置は所定の電子看板装置に向け
てコンテンツおよび制御データなどを配信する。電子
看板装置１は配信された該データに基づきコンテンツを
表示出力すると共に、追加のコンテンツデータが必要な
場合、コンテンツデータの請求を出し、センターシステ
ム２より必要なコンテンツデータを受信する。構内サー
バー装置３００は、前記コンテンツデータおよび制御デ
ータとうを予め記憶またはセンターシステム２より受信
・記憶する。記憶した該データはスケジュール管理デ
ータに基づいて定時的に所定の電子看板装置１に向けて
配信される。該電子看板装置１は配信された該データ
に基づきコンテンツを表示出力すると共に、追加のコン
テンツデータが必要な場合、コンテンツデータの請求を
前記構内サーバー装置３００に出し、必要なコンテンツ
データを受信する。構内サーバー装置３００は、追加
のコンテンツデータが必要な場合、センターシステム２
にコンテンツデータの請求を出し、必要なコンテンツデ
ータを受信する。

【００１７】

【実施例】図１は本発明による基本システムの１実施例
の要部ブロック図、図２は本発明による電子看板装置の
１実施例の要部ブロック図、図３は本発明によるサーバ
ー装置の１実施例の要部ブロック図、図４は本発明によ
るセンター管理装置およびコンテンツ編集装置の１実施
例の要部ブロック図、図５は本発明による構内サーバー
装置の１実施例の要部ブロック図である。図１におい
て、１は通信回線でセンターシステムと接続された複数
の電子看板装置、２はコンテンツデータおよび制御デー
タを配信するセンターシステム、２００はコンテンツデ
ータおよび制御データなどを記憶し、定時的もしくは電
子看板装置よりの請求に基づき該データを配信するサー
バー装置、２２０は電子看板装置などの端末装置を管理
するセンター管理装置、２４０は映像、音声、テキス
ト、ＣＧなどの素材からコンテンツを生成するコンテン
ツ編集装置、５はセンターシステム内のＬＡＮなどの通
信回線、４はセンターシステムと電子看板装置とを結ぶ
外部の公衆通信回線もしくは専用通信回線である。３
は大型店舗、駅構内などに設置されている構内電子看板
システム、３００は構内の複数の電子看板装置を通信回
線で結び前記センターシステムの簡易型の構内サーバー
装置、６は構内に設置されたＬＡＮなどの通信回線であ
る。

【００１８】図２において、１０はコンテンツデータを
記憶しているコンテツデータメモリ、１１は制御データ
を記憶してしる制御データメモリ、１２はコンテンツデ
ータを再生するコンテンツ再生装置、１３はコンテンツ
データより画像信号を生成する画像生成部、１４は画像
信号を表示出力する表示部、１５はコンテンツデータよ
り音声信号を生成する音声生成部、１６は音声信号を音
声出力する音声出力部である。１７は追加のコンテン
ツデータが必要となった場合、該データの請求を送出す
るコンテンツ請求部、１８は表示タイミングを制御する
ためのカレンダおよび時刻などを生成する時計部、１９
は通信回線を経由した通信制御を行う通信制御部、２０
は利用者が操作入力する操作部と、２１はコンテンツデ
ータ、制御データなどの看板データを入力する看板デー
タ入力部、２２は動作シーケンスのプログラムを記憶し
ている看板システムメモリ、２３は看板システムメモリ
の動作シーケンスに沿って制御する看板制御部である。
２５は表示画面の縦と横方向を逆転する表示画像信号
を生成する縦横変換部、２６は緊急情報制御部、２７は
装置の動作状態を自己診断する自己診断部、２８は衛星
通信により送られてくるコンテンテンツデータおよび制
御データを受信する衛星受信部である。２９は利用者
の利用状態を監視するカメラ部、３０は前記カメラ装置
の映像および音声信号を記録する映像記録装置、３１は
カメラ装置、映像記録装置などを制御する外部制御部で
ある。３２は買い物利用者を確認入するためのカード
入力部、３３は購入希望の商品の在庫を照会する在庫照
会部、３４は注文を受付管理する受注管理部である。

【００１９】図３において、２０１はコンテンツデータ
を記憶させているコンテンツデータメモリ、２０２は前
記コンテンツの組合わせ、表示出力手順などの制御デー
タを記憶させている制御データメモリ、２０３はコンテ
ンツデータメモリに記憶しているコンテンツを指定の電
子看板装置に配信するコンテンツデータ配信部、２０４
は制御データメモリに記憶している制御データを指定の
電子看板装置に配信する制御データ配信部、２０５はコ
ンテンツデータ配送部が配送するコンテンツデータを選
択切換するコンテンツ切換制御部である。２０６は電
子看板装置からのコンテンツデータ請求を受付けるコン
テンツ請求受付部、２０７は通信回線を経由してサーバ
ー装置の制御に必要なデータの通信および通信制御を行
うサーバー通信制御部、２０８はサーバー装置の動作シ
ーケンスのプログラムを記憶しているサーバーシステム
メモリ、２０９はサーバー装置をサーバーシステムメモ
リに記憶している動作シーケンスに沿って制御するサー
バー制御部である。２１０は緊急情報を複数の前記電
子看板装置の全てまたは一部に配信する緊急情報配信
部、２１１は緊急に表示出力する必要のあるコンテンツ
データおよび制御データからなる緊急情報を外部装置よ
り受信受付する緊急情報受付部、２１２は電子看板装置
の動作状態を自己診断した自己診断データを受信する自
己診断データ受信部、２１３は受信した自己診断データ
を記憶する自己診断データメモリ、２１４は自己診断デ
ータより異常動作の電子看板装置の装置番号を検出する
異常装置検出部、２１５はコンテンツ配信部が配信した
コンテンツデータの種類、配信先の電子看板装置番号な
どの配信履歴を記憶させる配信履歴メモリ、２１６は外
部サーバーからのデータを受信する外部サーバー受信
部、２１７は電子看板装置よりの市場調査データを受信
記憶する市場調査データメモリである。

【００２０】図４において、２２０はセンター管理装
置、２２１はサーバー装置に記憶しているコンテンツデ
ータの配送指示、電子看板装置よりのコンテンツデータ
請求に対応したコンテンツデータの配送指示などの制御
を行うコンテンツデータ制御部、２２２はサーバー装置
に記憶している制御データの配送指示、緊急情報に対応
した制御データの配送指示などの制御を行う制御データ
制御部、２２３はカレンダおよび時刻データを生成する
時計部、２２４は電子看板装置などの端末装置の動作状
態を管理する端末管理部である。２２５は前記端末装
置の動作管理に必要な管理データを記憶させている管理
データメモリ、２２６はコンテンツデータおよび制御デ
ータなどの配信スケジュールを記憶しているスケジュー
ルメモリ、２２７は配信スケジュールに沿ってコンテン
ツデータ制御部および制御データ制御部などを管理制御
するスケジュール管理制御部、２２８はセンターシステ
ム内の通信回線を経由しての通信および通信制御を行う
通信制御部、２２９は外部の通信回線を経由しての通信
および通信制御を行う外部通信制御部、２３０はセンタ
ー管理装置の動作シーケンスのプログラムを記憶してい
る管理システムメモリ、２３１はセンター管理装置を管
理システムメモリに記憶している動作シーケンスに沿っ
て制御する管理制御部、２３２は衛星通信の通信手段を
有する衛星通信制御部である。２４０はコンテンツ編集
装置、２４１は映像、音声、テキスト、ＣＧなどの素材
データからコンテンツを作成するコンテンツ作成部、２
４２はコンテンツデータの記憶および再生を行うコンテ
ンツデータファイル、２４３はコンテンツデータファイ
ルのコンテンツを編集するコンテンツ編集部、２４４は
制御データの記憶および再生を行う制御データファイ
ル、２４５は制御データを作成する制御データ作成部、
２４６は作成されたコンテンツデータおよび制御データ
を組合わせプレビューするコンテンツプレビュー部であ
る。２４７はコンテンツ画面を表示出力する表示部、
２４８はコンテンツを音声出力する音声出力部、２４９
は緊急情報のデータに基づき緊急の情報用コンテンツデ
ータと制御データを自動生成する緊急情報データ作成
部、２５０は通信回線を経由した通信と通信制御を行う
通信制御部、２５１はコンテンツ編集装置の動作シーケ
ンスのプログラムを記憶している編集システムメモリ、
２５２は編集システムメモリに記憶している動作シーケ
ンスに沿って制御する編集制御部である。

【００２１】３００は構内サーバー装置、３０１はコン
テンツデータを記憶させているコンテンツデータメモ
リ、３０２はコンテンツの組合わせ、表示出力手順など
の制御データを記憶させている制御データメモリ、３０
３はコンテンツデータメモリに記憶しているコンテンツ
を指定の電子看板装置に配信するコンテンツデータ配信
部、３０４は制御データメモリに記憶している制御デー
タを指定の電子看板装置に配信する制御データ配信部、
３０５は電子看板装置と外部装置間の自己診断データな
どのデータを転送するデータ転送部、３０６は電子看板
装置からのコンテンツデータ請求を受付けるコンテンツ
請求受付部、３０７は構内の通信回線を経由しての通信
および通信制御を行う通信制御部、３０８は構外の通信
回線を経由しての通信および通信制御を行う外部通信制
御部である。３１１はコンテンツデータメモリに記憶
しているコンテンツデータの配送指示、電子看板装置よ
りのコンテンツデータ請求に対応したコンテンツデータ
の配送指示などの制御を行うコンテンツデータ制御部、
３１２は制御データメモリ記憶している制御データの配
送指示、前記緊急情報に対応した制御データの配送指示
などの制御を行う制御データ制御部、３１３はカレンダ
および時刻データを生成する時計部、３１４は電子看板
装置などの端末装置の動作状態を管理する端末管理部、
３１５は動作管理に必要な管理データを記憶させている
管理データメモリ、３１６は配信スケジュールを記憶し
ているスケジュールメモリ、３１７は配信スケジュール
に沿って前記コンテンツデータ制御部および制御データ
制御部などを管理制御するスケジュール管理制御部、３
１８は動作シーケンスのプログラムを記憶している構内
サーバーシステムメモリ、３１９は管理システムメモリ
に記憶している動作シーケンスに沿って制御する構内サ
ーバー制御部、３２０は衛星通信の通信手段を有する衛
星通信制御部である。

【００２２】個別装置および電子看板システム全体の相
互動作の詳細を１実施例の装置の信号および制御の流れ
に沿って説明する。図２に示す電子看板装置１は、縦方
向約１００ｃｍ・横方向約６０ｃｍの縦型プラズマディ
スプレイパネルを内蔵した表示部１４、左右のスピーカ
による音声出力部１６、装置の上部に小型カメラ装置２
９、表示画面の一部にタッチパネル式の操作部２０およ
び内部には装置の制御部とが一体構造で作られており、
大型店舗、コンビニエンスストア、および駅構内とうに
設置されている。明け方になると看板制御部２３は時計
部１８のデータにより電子看板装置の始動時間であるこ
とを認知し、装置全体を起動状態にする。次に制御デ
ータメモリ１１のデータによりコンテンツデータメモリ
１０およびコンテンツ再生装置１２のデータを読出し、
画像生成部１３および音声生成部１５に出力する。画
像生成部１３は制御データに基づき表示画像信号を生成
する。前記表示画像信号は、本装置が縦長の表示部で
有るため、縦横変換部２５で変換され、表示部１４に表
示出力される。音声は音声生成部で音声信号を生成し、
スピーカ（音声出力部）１６より音声出力される。

【００２３】顧客はタッチパネル（操作部）２０を操作
して希望のコンテンツを選択する。選択されたコンテン
ツは通常装置内部のメモリおよび再生装置より読出し表
示出力するが、装置内に無い場合はコンテンツ請求部１
７がコンテンツ請求データを通信制御部１９経由でセン
ターシステム２もしくは構内サーバー装置３００に送出
する。センターシステム２もしくは構内サーバー装置
３００は前記コンテンツ請求データの請求しているコン
テンツデータと制御データとを送り返してくる。この
データは一旦コンテンツデータメモリおよび制御データ
メモリに記憶し、表示出力される。緊急情報制御部２
６がセンターシステム２もしくは構内サーバー装置３０
０より緊急情報データを受信すると、この緊急情報デー
タを一旦コンテンツデータメモリおよび制御データメモ
リに記憶すると同時に全ての表示出力に優先して表示出
力および音声出力する。コンテンツデータメモリ１０お
よびコンテンツ再生装置１２のコンテンツデータは、予
め看板データ入力部２１より入力し、記憶させることが
できる。ＣＤ−ＲＯＭやＤＶＤ(Digital Video Disk)
などのコンテンツはコンテンツ再生装置１２で再生出力
される。この他に衛星受信機２８から衛星通信もしく
は衛星放送のコンテンツを受信入力することができる。

【００２４】自己診断部２７は定時的に装置の動作状態
を自己診断プロラムにより自己診断し、その結果をセン
ターシステム２もしくは構内サーバー３００の要求によ
り自己診断データとして出力する、一方異常が発生した
場合には直ちに異常の自己診断データをセンターシステ
ム２もしくは構内サーバー３００に送出する。外部制御
部３１は所定の時間、カメラ装置３０で電子看板装置を
利用する人々、人の動き、商品の在棚などを撮影し、タ
イムラップスビデオなどの映像記憶装置３０に記録させ
る。この記録データは、顧客の好み、商品棚の販売消
化状況、電子看板装置利用状況などの市場調査データと
して後日用いる。テレショッピング時には、表示部１４
に商品メニュー画面を表示し、顧客がタッチパネル２０
を用いて操作入力する。実際の受注場面では、顧客の
確認はカード入力部３２にショッピングカード、クレジ
ットカードなどを挿入し顧客の特定を行う。該顧客が
商品を選択すると在庫照会部３３はセンターシステム２
に在庫の照会を行い、在庫が確認されると販売可能のス
テイタスを表示出力し、受注管理部３４は正式に受注
し、そのデータを記憶すると共にセンターシステム２に
送出する。本電子看板装置は、顧客にセンターシステ
ムの情報を含めてインターラクティブな操作環境を提供
している。

【００２５】図３に示すセンターシステム２内のサーバ
ー装置２００では、コンテンツデータと同データを表示
制御する制御データとを、コンテンツデータメモリ２０
１と制御データメモリ２０２とに予め記憶させておく。
両データは、後述のセンター管理装置２２０からの制
御指令により、コンテンツデータ配信部２０３および制
御データ配信部２０４が制御指令で指定された部分デー
タを指定された電子看板装置に、サーバー通信制御部２
０７を経由して配信される。両データは、定時的な配
信のほか、コンテンツ請求受付部２０６が電子看板装置
１または構内サーバー装置３００よりコンテンツ請求デ
ータを受付けた時、請求のあった装置に請求データを配
信する。コンテンツ切換部２０５は、定時的に両デー
タメモリの内容を切換え、時間帯や設置環境の変化に対
応したコンテンツの配信が出来るようにしている。前記
配信したデータ、配信先の装置番号および日時などの配
信履歴データは、配信履歴メモリ２１５に記憶させ、後
日コンテンツの利用度分析などの基礎データとして用い
られる。

【００２６】緊急情報受付部２１１は、通信回線５経由
で、受信もしくは図示していない操作部より入力した、
退避情報、タイムサービス情報などの緊急情報を受付け
る。この情報は後述のコンテンツ作成装置２４０に送出
し、同装置より緊急情報データを受取り、コンテンツデ
ータメモリ２０１と制御データメモリ２０２とに記憶
し、同時に緊急情報配信部２１０は全部または一部の電
子看板装置に一斉に配信する。自己診断データ受信部２
１２は、電子看板装置１より定時的に該装置の動作状態
の自己診断データを受信し、該自己診断データを自己診
断データメモリに追加記憶させる。異常装置検出部２
１４は同データから異常を示す異常データを検出する
と、該装置番号と異常内容とを図示していない表示部と
音声出力部より出力する。商品の在庫状況を管理する在
庫管理サーバー、気象予報データを管理する気象データ
サーバー、チケット予約状況を管理する予約サーバーな
ど外部のサーバーにあるコンテンツの素材用データは、
通信回線５およびサーバー通信制御部２０７を経由して
外部サーバーデータ受信部２１６で受信し、コンテンツ
作成装置２４０に送出される。コンテンツ作成装置２
４０は、該素材用データより所定のコンテンツデータお
よび制御データを生成し、コンテンツデータメモリ２０
１と制御データメモリ２０２とに記憶させる。電子看板
装置１が集めた市場情報データは、市場調査データメモ
リ２１７に記憶し、後日市場分析のデータとして用いら
れる。

【００２７】図４に示すセンター管理装置２２０では、
端末管理部２２４は、センターシステム２内部のＬＡＮ
(Local Area Network)などの通信回線5 および通信制御
部２２８、もしくはＩＳＤＮなどの外部通信回線４なら
びに外部通信制御部２２９で接続された複数の電子看板
装置１を、装置毎の起動および動作停止、各種データの
送信指令などの動作管理データを記憶している管理デー
タメモリ２４４の管理データに基づき、リモート管理す
る。スジュール管理制御部２２７は、配信スケジュール
を記憶しているスケジュールメモリ２２６のデータと時
計部２２３のデータに基づき、コンテンツデータ制御部
２２１および制御データ制御部２２２に、サーバー装置
２００内のコンテンツデータ配信部２０３と制御データ
配信部２０４とに所定データの配信指令をだすよう制御
する。衛星通信制御部２３２は、衛星通信回線もしくは
衛星放送回線を経由して全国規模で設置している電子看
板装置１および後述の構内サーバー装置３００に、コン
テンツデータおよび制御データなどを送出したり、構内
サーバー装置などからの上りデータを受信入力する。

【００２８】図４に示すコンテンツ編集装置２４０で
は、コンテンツの映像、音声、テキスト、ＣＧなどの素
材データはコンテンツデータファイル２４３に予め記憶
させている。コンテンツ作成部２４１は、前記コンテ
ンツデータファイル２４３のデータから商品案内、お知
らせ、イベント案内、広告などのコンテンツデータを作
成し、該コンテンツデータファイル２４３内の別のデー
タ区画に記憶させる。またコンテンツ編集部２４２は、
既に部分的に出来上がっているコンテンツデータを編集
して完全なコンテンツデータを作成する。制御データ
作成部２４５は、前記編集時の制御データおよび電子看
板装置での表現効果を加えた制御データを生成し、制御
データファイルに記憶させる。出来上がったコンテンツ
データは、サーバー装置２００に送る前にコンテンツプ
レビュー部２４６でプレビューし、表示部２４７に表示
出力して内容確認し、音声については音声出力部２４８
で確認される。緊急情報データ作成部２４９は、通信回
線５と通信制御部２５０とを経由して、緊急情報のデー
タをサーバー装置２００から受信し、同データに基づき
予め定めた形式のフォマットの緊急情報用コンテンツデ
ータと制御データを自動生成し、返信する。

【００２９】図５に示す構内サーバー装置３００は、前
述のセンターシステム２の機能の縮小版に相当する機能
を持つ。端末管理部３１４は、構内のＬＡＮなどの通
信回線5 および通信制御部３０７、もしくはＩＳＤＮな
どの外部通信回線４ならびに外部通信制御部３０８で接
続された複数の電子看板装置１を、該装置毎の起動およ
び動作停止、各種データの送信指令などの動作管理デー
タを記憶している管理データメモリ３１５の管理データ
に基づき、リモート管理する。

【００３０】スジュール管理制御部３１７は、配信スケ
ジュールを記憶しているスケジュールメモリ３１６のデ
ータと時計部３１３のデータに基づき、コンテンツデー
タ制御部３１１および制御データ制御部３１２に、コン
テンツデータ配信部３０３と制御データ配信部３０４と
に所定データの配信指令をだす。コンテンツデータと
同データを表示制御する制御データとは、コンテンツデ
ータメモリ３０１と制御データメモリ３０２とに予め記
憶させておく。両データは、前記配信指令により、コ
ンテンツデータ配信部３０３および制御データ配信部３
０４により指定されたデータが読み出され、指定の電子
看板装置に向けて通信制御部３０７から構内の通信回線
６に送出される。両データの配信は、定時的な配信の
ほか、コンテンツ請求受付部３０６が構内の電子看板装
置１よりコンテンツ請求データを受付けた時、請求のあ
った装置に請求データを配信する。

【００３１】データ転送部３０５は、構内の電子看板装
置１よりコンテンツ請求データを受付けたにも関わらず
構内サーバー内にデータが無い場合、このデータをセン
ターシステム２に転送し、センターシステムより請求デ
ータを受信し、電子看板装置１へ転送する。さらに、
センターシステム２と電子看板装置間で送受されるその
他データの通信転送機能を持つ。衛星通信制御部３２０
は、衛星通信回線もしくは衛星放送回線を経由してセン
ターシステム２と結ばれ、コンテンツデータおよび制御
データなどを受信したり、外部通信回線４と同等の送受
機能を持たせ、外部通信回線に代用もしくは付加して用
いることが出来る。

【００３２】

【発明の効果】本発明は、以上に説明したような形態で
実施され、以下に記載するような効果を奏する。本発明
の電子看板システムよれば、予め作成編集されたコンテ
ンツデータおよび制御データをサーバー装置内に記憶
し、センター管理装置からの指令制御により所定の電子
看板装置に向けのコンテンツおよび制御データなどを配
信する。電子看板装置は、配信された該データに基づき
コンテンツを表示出力すると共に、追加のコンテンツデ
ータが必要な場合、コンテンツデータの請求を出し、サ
ーバー装置より必要なコンテンツデータを受信する。構
内サーバー装置は、コンテンツデータおよび制御データ
とうを予め記憶またはサーバー装置より受信記憶し、ス
ケジュール管理データに基づいて定時的に所定の電子看
板装置に向け配信する。該電子看板装置は、配信され
たデータに基づきコンテンツを表示出力すると共に、追
加のコンテンツデータが必要な場合、コンテンツデータ
の請求を構内サーバー装置に出し、必要なコンテンツデ
ータを受信する。構内サーバー装置は、追加のコンテ
ンツデータが必要な場合、センターシステムにコンテン
ツデータの請求を出し、必要なコンテンツデータを受信
する。以上の機能により、広域地域に設置された多数の
電子看板装置は、マチメディアコンテンツを大画面ディ
スプレイ上に随時適切に且つインターラクティブに表示
出力し、音声出力する。コンテンツは、リアルタイム
で人手をかけずに更新され、更に設置現場に無いコンテ
ンツは、センターシステムより受信表示することができ
る。さらに電子看板システムを販売のツールとして、マ
ルチメディア手段による商品カタログや説明がなされ、
受注活動までが可能成らしめる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による基本システムの１実施例の要部ブ
ロック図である。

【図２】本発明による電子看板装置の１実施例の要部ブ
ロック図である。

【図３】本発明によるサーバー装置の１実施例の要部ブ
ロック図である。

【図４】本発明によるセンター管理装置およびコンテン
ツ編集装置の１実施例の要部ブロック図である。

【図５】本発明による構内サーバー装置の１実施例の要
部ブロック図である。

【符号の説明】

１電子看板装置２センターシステム３構内電子看板システム４外部通信回線５、６通信回線１０、２０１、３０１コンテンツデータメモリ１１、２０２、３０２制御データメモリ１２コンテンツ再生装置１３画像生成部１４、２４７表示部１５音声生成部１６、２４８音声出力部１７コンテンツ請求部１８、２２３時計部１９、２２８、２５０、３０７通信制御部２０操作部２１看板データ入力部２２看板システムメモリ２３看板制御部２５縦横変換部２６緊急情報制御部２７自己診断部２８衛星受信部２９カメラ装置３０映像記録装置３１外部制御部３２カード入力部３３在庫照会部３４受注管理部２００サーバー装置２０３、３０３コンテンツデータ配信部２０４、３０４制御データ配信部２０５コンテンツ切換制御部２０６、３０６コンテンツ請求受付部２０７サーバ─通信制御部２０８サーバ─システムメモリ２０９サーバー制御部２１０緊急情報配信部２１１緊急情報受付部２１２自己診断データ受信部２１３自己診断データメモリ２１４異常装置検出部２１５配信履歴メモリ２１６外部サーバーデータ受信部２１７市場調査データメモリ２２０センター管理装置２２１コンテンツデータ制御部２２２制御データ制御部２２４、３１４端末管理部２２５、３１５管理データメモリ２２６、３１６スケジュールメモリ２２７、３１７スケジュール管理制御部２２９、３０８外部通信制御部２３０管理システムメモリ２３１管理制御部２３２、３２０衛星通信制御部２４０コンテンツ編集装置２４１コンテンツ作成部２４２コンテンツ編集部２４３コンテンツデータファイル２４４制御データファイル２４５制御データ作成部２４６コンテンツプレビュー部２４９緊急情報データ作成部２５１編集システムメモリ２５２編集制御部３００構内サーバー装置３０５データ転送部３１８構内サーバーシステムメモリ３１９構内サーバー制御部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号ＦＩＧ０６Ｆ 17/60 Ｇ０６Ｆ 15/21 Ｚ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】広告、イベント情報、お知らせなどのコン
テンツデータと前記コンテンツを表示制御する制御デー
タを記憶し、前記コンテンツデータより表示画面および
音声信号を生成し表示出力する手段と、必要に応じてコ
ンテンツデータを請求する手段と、前記コンテンツデー
タの受信、コンテンツデータの請求、前記制御データの
受信などの通信手段とを有する電子看板装置と、前記電子看板装置に送出する前記コンテンツデータと制
御データとを記憶し、前記記憶したコンテンツデータと
制御データから指定の該データを配信する手段と、前記
電子看板装置よりコンテンツデータの請求を受けた時に
は、前記要求に対応した該コンテンツデータを送出する
手段と、前記コンテンツデータと制御データの配信、コ
ンテンツデータの請求などを通信回線を経由して通信制
御する手段とを有するサーバー装置、および、通信回線
で接続された複数の前記電子看板装置、前記サーバー装
置、前記コンテンツ編集装置など一括管理する手段と、
前記サーバー装置内のコンテンツデータと制御データを
スケジュール管理データに基づいて定時的に配信指令を
行う手段と、前記電子看板装置とサーバー装置間の通信
データを中継する手段と、前記電子看板装置、前記サー
バー装置などを通信回線を経由して制御する手段とを有
するセンター管理装置とからなるセンターシステムとで
構成され、予め作成編集されたコンテンツデータおよび制御データ
を前記サーバー装置内に記憶し、前記センター管理装置
からの指令制御により前記サーバー装置は所定の電子看
板装置に向けてコンテンツデータおよび制御データなど
を配信し、前記電子看板装置は配信された該データに基
づきコンテンツを表示出力および音声出力すると共に、
追加のコンテンツデータが必要な場合、コンテンツデー
タの請求を出し、前記サーバー装置より必要なコンテン
ツデータを受信することを特徴とする電子看板システ
ム。
【請求項２】広告、イベント情報、お知らせなどのコン
テンツデータと前記コンテンツを表示制御する制御デー
タを記憶し、前記コンテンツデータより表示画面および
音声信号を生成し表示出力する手段と、必要に応じてコ
ンテンツデータを請求する手段と、前記コンテンツデー
タの受信、コンテンツデータの請求、前記制御データの
受信などの通信手段とを有する電子看板装置と、複数の前記電子看板装置のためのコンテンツデータおよ
び制御データとうを外部装置より一括して受信記憶する
手段と、予めコンテンツデータおよび制御データを記憶
させる手段と、前記複数の電子看板装置に前記記憶した
コンテンツデータおよび制御データとをスケジュール管
理データに基づいて定時的に、個別もしくは一括で配信
する手段と、前記複数の電子看板装置を一括管理する手
段と、前記電子看板装置と外部装置間の通信データを中
継する手段と、前記電子看板装置および外部装置との通
信を制御する手段とを有する構内サーバー装置とから構
成し、構内サーバー装置は、前記コンテンツデータおよび制御
データとうを予め記憶または外部装置より受信記憶し、
記憶した該データをスケジュール管理データに基づいて
定時的に所定の電子看板装置向けて配信し、前記電子看
板装置は配信された該データに基づきコンテンツを表示
出力すると共に、追加のコンテンツデータが必要な場
合、コンテンツデータの請求を出し、前記構内サーバー
装置より必要なコンテンツデータを受信し、且つ構内サ
ーバー装置は追加のコンテンツデータが必要な場合、外
部装置にコンテンツデータの請求を出し、外部装置より
必要なコンテンツデータを受信することを特徴とする電
子看板システム。
【請求項３】前記電子看板装置を、コンテンツデータを
記憶しているコンテツデータメモリと、制御データを記
憶してしる制御データメモリと、予め記憶させた画像、
音声ＣＧ(Computer Graphics) などのコンテンツデータ
を再生するコンテンツ再生装置と、前記コンテンツデー
タより画像信号を生成する画像生成部と、前記画像信号
を表示出力する表示部と、前記コンテンツデータより音
声信号を生成する音声生成部と、前記音声信号を音声出
力する音声出力部と、表示タイミングを制御するための
カレンダおよび時刻などを生成する時計部と、利用者が
操作入力する操作部と、利用者の操作入力などにより追
加のコンテンツデータが必要になった場合、通信回線を
経由してデータの請求を送出するコンテンツ請求部と、
予めコンテンツデータ、制御データなどの看板データを
入力する看板データ入力部と、通信回線を経由した通信
制御を行う通信制御部と、本装置の動作シーケンスのプ
ログラムを記憶している看板システムメモリと、本装置
を前記看板システムメモリの動作シーケンスに沿って制
御する看板制御部とで構成することを特徴とする請求項
１または２に記載の電子看板システム。
【請求項４】前記画面生成部に、表示画面の縦と横方向
を逆転する表示画像信号を生成する縦横変換部を追加設
置し、画面を縦長に表示出力することを特徴とする請求
項１または２に記載の電子看板システム。
【請求項５】前記電子看板装置に、緊急の表示出力用コ
ンテンツデータおよび制御データを受信した時、全てに
優先して該コンテンツデータを表示および音声出力させ
る緊急情報制御部を追加設置することを特徴とする請求
項１または２に記載の電子看板システム。
【請求項６】前記電子看板装置に、装置の動作状態を自
己診断する自己診断部を追加設置し、定時的もしくは外
部装置よりの指令に基づき自己装置の動作状態を診断
し、その結果を通信回線経由で送出することを特徴とす
る請求項１または２に記載の電子看板システム。
【請求項７】前記電子看板装置に、衛星通信により送ら
れてくるコンテンテンツデータおよび制御データを受信
する衛星受信部を追加設置し、衛星通信により受信した
前記コンテンテンツデータおよび制御データを、前記コ
ンテンツデータメモリおよび制御データメモリに記憶さ
せることを特徴とする請求項１または２に記載の電子看
板システム。
【請求項８】前記電子看板装置に、利用者の利用状態を
監視するカメラ装置と、前記カメラ装置の映像および音
声信号を記録する映像記録装置と、前記カメラ装置、映
像記録装置などを制御する外部制御部とを追加設置し、
本看板装置の利用状態および表示環境とを映像データと
して記録し、前記記録映像データを市場分析データとす
ることを特徴とする請求項１または２に記載の電子看板
システム。
【請求項９】前記電子看板装置に、買い物利用者を確認
入力するためのカード入力部と、購入希望の商品の在庫
を照会する在庫照会部と、注文を受付管理する受注管理
部とを追加設置し、前記表示部に表示出力されたカタロ
グなどにより商品を選択し、在庫確認し、買い物利用者
を確認した上で受注するテレショッピング形式の販売手
段を付加することを特徴とする請求項１または２に記載
の電子看板システム。
【請求項１０】前記サーバー装置を、広告、イベント情報、お知らせなどのコンテンツデータ
を記憶させているコンテンツデータメモリと、前記コン
テンツの組合わせ、表示出力手順などの制御データを記
憶させている制御データメモリと、前記コンテンツデー
タメモリに記憶しているコンテンツを指定の電子看板装
置に配信するコンテンツデータ配信部と、前記制御デー
タメモリに記憶している制御データを指定の電子看板装
置に配信する制御データ配信部と、前記コンテンツデー
タ配送部が配送するコンテンツデータを選択切換するコ
ンテンツ切換制御部と、前記電子看板装置からのコンテ
ンツデータ請求を受付けるコンテンツ請求受付部、通信
回線を経由して前記コンテンツデータ、制御データ、他
前記サーバー装置の制御に必要なデータの通信および通
信制御を行うサーバー通信制御部と、該サーバー装置の
動作シーケンスのプログラムを記憶しているサーバーシ
ステムメモリと、該サーバー装置を前記サーバーシステ
ムメモリに記憶している動作シーケンスに沿って制御す
るサーバー制御部とで構成することを特徴とする請求項
１に記載の電子看板システム。
【請求項１１】前記サーバー装置に、緊急退避指示、タ
イムサービスのお知らせなど緊急に表示出力する必要の
あるコンテンツデータおよび制御データからなる緊急情
報を外部装置より受信受付する緊急情報受付部と、前記
緊急情報を複数の前記電子看板装置の全てまたは一部に
配信する緊急情報配信部とを追加設置し、外部装置から
の緊急情報を緊急情報受付部で受付し、前記受付けた緊
急情報の制御データより予め指定された電子看板装置に
該緊急情報を配信することを特徴とする請求項１に記載
の電子看板システム。
【請求項１２】前記サーバー装置に、前記電子看板装置
が該装置の動作状態を自己診断した自己診断データを受
信する自己診断データ受信部と、前記受信した自己診断
データを記憶する自己診断データメモリとを追加設置
し、自己診断データ受信部は定時的に全電子看板装置か
らの自己診断データを受信し、前記自己診断データを自
己診断データメモリに加算記憶することを特徴とする請
求項１に記載の電子看板システム。
【請求項１３】前記サーバー装置に、前記電子看板装置
が該装置の動作状態を自己診断した自己診断データを受
信する自己診断データ受信部と、前記受信した自己診断
データを記憶する自己診断データメモリと、前記自己診
断データより異常動作の電子看板装置の装置番号を検出
する異常装置検出部とを追加設置し、自己診断データ受
信部は定時的に全電子看板装置からの自己診断データを
受信し、前記自己診断データを自己診断データメモリに
加算記憶し、前記自己診断データより異常動作の電子看
板装置の装置番号を検出し、該装置番号と異常の内容を
前記センター管理装置に送出することを特徴とする請求
項１に記載の電子看板システム。
【請求項１４】前記サーバー装置に、前記コンテンツ配
信部が配信したコンテンツデータの種類、配信先の電子
看板装置番号などの配信履歴を記憶させる配信履歴メモ
リを追加設置し、前記記憶した配信履歴をコンテンツ利
用度調査などのデータとして活用可能とすることを特徴
とする請求項１に記載の電子看板システム。
【請求項１５】前記サーバー装置に、外部サーバーから
のデータを受信する外部サーバー受信部を追加設置し、
売上管理をしているＰＯＳ(Point Of Sales)サーバー、
チケットの予約管理をしている予約サーバー、気象デー
タを管理している気象サーバーなどからの所定のデータ
を受信し、該データを前記コンテンツデータメモリに記
憶しているコンテンツデータに移入することを特徴とす
る請求項１に記載の電子看板システム。
【請求項１６】前記サーバー装置に、前記電子看板装置
よりの市場調査データを受信記憶する市場調査データメ
モリを追加設置し、該記憶した市場調査データを市場分
析の基礎データとして活用が可能ならしめることを特徴
とする請求項１に記載の電子看板システム。
【請求項１７】前記センター管理装置を、前記サーバー装置に記憶しているコンテンツデータの配
送指示、前記電子看板装置よりのコンテンツデータ請求
に対応したコンテンツデータの配送指示などの制御を行
うコンテンツデータ制御部と、前記サーバー装置に記憶
している制御データの配送指示、前記緊急情報に対応し
た制御データの配送指示などの制御を行う制御データ制
御部と、カレンダおよび時刻データを生成する時計部
と、電子看板装置などの端末装置の動作状態を管理する
端末管理部と、前記端末の動作管理に必要な管理データ
を記憶させている管理データメモリと、前記コンテンツ
データおよび制御データなどの配信スケジュールを記憶
しているスケジュールメモリと、前記配信スケジュール
に沿って前記コンテンツデータ制御部および制御データ
制御部などを管理制御するスケジュール管理制御部と、
前記センターシステム内の通信回線を経由しての通信お
よび通信制御を行う通信制御部と、前記センターシステ
ム外の通信回線を経由しての通信および通信制御を行う
外部通信制御部と、前記センター管理装置の動作シーケ
ンスのプログラムを記憶している管理システムメモリ
と、該装置を前記管理システムメモリに記憶している動
作シーケンスに沿って制御する管理制御部とで構成する
ことを特徴とする請求項１に記載の電子看板システム。
【請求項１８】前記センター管理装置に、衛星通信の通
信手段を有する衛星通信制御部を追加設置し、電子看板
装置および構内サーバー装置のコンテンツデータの送
信、構内サーバー装置への各種データの送受信などによ
り通信衛星を外部通信手段とすることを特徴とする請求
項１に記載の電子看板システム。
【請求項１９】前記センターシステムに、映像、音声、テキスト、ＣＧなどの素材データから広
告、お知らせ、商品案内などのコンテンツを作成するコ
ンテンツ作成部と、コンテンツデータの記憶および再生
を行うコンテンツデータファイルと、前記コンテンツデ
ータファイルのコンテンツを編集するコンテンツ編集部
と、制御データを作成する制御データ作成部と、制御デ
ータの記憶および再生を行う制御データファイルと、コ
ンテンツ画面を表示出力する表示部と、コンテンツを音
声出力する音声出力部と、作成されたコンテンツデータ
および制御データを組合わせプレビューするコンテンツ
プレビュー部と、通信回線を経由した通信と通信制御を
行う通信制御部と、コンテンツ編集装置の動作シーケン
スのプログラムを記憶している編集システムメモリと、
該装置を前記編集システムメモリに記憶している動作シ
ーケンスに沿って制御する編集制御部とで構成するコン
テンツ編集装置を追加設置し、コンテンツデータおよび
制御データとうを前記コンテンツ編集装置で作成編集
し、該データを前記サーバー装置内のコンテンツデータ
メモリおよび制御データメモリに記憶させることを特徴
とする請求項１に記載の電子看板システム。
【請求項２０】前記コンテンツ編集装置に、緊急情報の
データに基づき緊急の情報用コンテンツデータと制御デ
ータを自動生成する緊急情報データ作成部を追加設置
し、前記緊急情報を受信した時には、前記緊急情報のデ
ータに基づき、所定の緊急情報用コンテンツデータと制
御データを作成し、前記サーバー装置に送出することを
特徴とする請求項１に記載の電子看板システム。
【請求項２１】前記構内サーバー装置を、広告、イベント情報、お知らせなどのコンテンツデータ
を記憶させているコンテンツデータメモリと、前記コン
テンツの組合わせ、表示出力手順などの制御データを記
憶させている制御データメモリと、前記コンテンツデー
タメモリに記憶しているコンテンツを指定の電子看板装
置に配信するコンテンツデータ配信部と、前記制御デー
タメモリに記憶している制御データを指定の電子看板装
置に配信する制御データ配信部と、電子看板装置と外部
装置間の自己診断データなどのデータを転送するデータ
転送部と、追加のコンテンツデータが必要になった場合
コンテンツデータの請求を送出するコンテンツ請求部
と、前記電子看板装置からのコンテンツデータ請求を受
付けるコンテンツ請求受付部、前記コンテンツデータメ
モリに記憶しているコンテンツデータの配送指示、前記
電子看板装置よりのコンテンツデータ請求に対応したコ
ンテンツデータの配送指示などの制御を行うコンテンツ
データ制御部と、前記制御データメモリ記憶している制
御データの配送指示、前記緊急情報に対応した制御デー
タの配送指示などの制御を行う制御データ制御部と、カ
レンダおよび時刻データを生成する時計部と、電子看板
装置などの端末装置の動作状態を管理する端末管理部
と、前記端末の動作管理に必要な管理データを記憶させ
ている管理データメモリと、前記コンテンツデータおよ
び制御データなどの配信スケジュールを記憶しているス
ケジュールメモリと、前記配信スケジュールに沿って前
記コンテンツデータ制御部および制御データ制御部なを
管理制御するスケジュール管理制御部と、前記構内の通
信回線を経由しての通信および通信制御を行う通信制御
部と、前記構外の通信回線を経由しての通信および通信
制御を行う外部通信制御部と、前記構内サーバー装置の
動作シーケンスのプログラムを記憶している構内サーバ
ーシステムメモリと、該装置を前記管理システムメモリ
に記憶している動作シーケンスに沿って制御する構内サ
ーバー制御部とで構成することを特徴とする請求項２に
記載の電子看板システム。
【請求項２２】前記構内サーバー装置に、衛星通信の通
信手段を有する衛星通信制御部を追加設置し、構内の電
子看板装置のコンテンツデータの受信、サーバー装置へ
の各種データの送受信などにより通信衛星を外部通信手
段とすることを特徴とする請求項２に記載の電子看板シ
ステム。