JP2000357117A - 情報処理装置、情報処理方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2000357117A
JP2000357117A JP11167053A JP16705399A JP2000357117A JP 2000357117 A JP2000357117 A JP 2000357117A JP 11167053 A JP11167053 A JP 11167053A JP 16705399 A JP16705399 A JP 16705399A JP 2000357117 A JP2000357117 A JP 2000357117A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の情報処理装置間でファイルの同一性を
確保しながら、それらの間の通信量を最小限に抑えるこ
と。 【解決手段】 文書、画像、音声、プログラム等の情報
を電子的に格納したファイルを記憶するファイル記憶部
301と、ファイルの名称およびファイルのバージョン
に関する情報を記憶するファイル属性記憶部302と、
ファイルの有効期限に関する情報を記憶するファイル有
効期限記憶部303と、ファイル記憶部301に記憶さ
れたファイルのうち、全部または一部のファイルのバー
ジョンおよび有効期限に関するリストの作成および送信
をすべき旨の指示を受信する受信部304と、受信部3
04により受信された指示にしたがって、前記リストを
作成するリスト作成部305と、リスト作成部305に
より作成されたリストを送信する送信部306と、を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書、画像、音
声、プログラム等の情報を電子的に格納したファイルを
保持し、他の情報処理装置からの要求に応じて、保持す
るファイルを当該要求元に対して送信する情報処理装
置、情報処理方法、およびその方法をコンピュータに実
行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】文書、画像、音声、プログラム等を、電
子化されたファイルとして、ホストコンピュータ、パー
ソナルコンピュータ等の情報処理装置に保持しておき、
ネットワークにより接続されているほかの情報処理装置
からの要求に応じて、当該要求の対象となっているファ
イル(厳密には、そのファイルの複製)を当該要求の発
信元となっている情報処理装置に対して送信することが
従来からおこなわれている。
【0003】このようなシステムの代表的なものが、世
界各地のネットワークを中継してなるいわゆるインター
ネットであり、またそこでもちいられている技術を組織
内のネットワークに応用した種々のイントラネットであ
る。
【0004】このようなシステムにおいては、現在利用
中の情報処理装置にはないファイルであっても、ネット
ワーク接続されているいずれかの情報処理装置で管理さ
れているファイルであれば、当該いずれかの情報処理装
置に対してその送信を要求するのみで、その閲覧等が可
能となる。
【0005】しかし、逆にファイルを要求される側、た
とえばコンピュータプログラムを蓄積して配布する著名
なアーカイブサイト等では、ファイル送信の頻度が高い
ことと送信するファイルのデータ量が多くなることか
ら、上記の処理にかかる負荷は大きなものとなる。ま
た、このサイトに対する通信が集中することにより、ネ
ットワークの混雑を引き起こしてしまう。
【0006】このような問題を解消するために、同一の
ファイルを複数の情報処理装置において保持しておくこ
とで、上記処理をネットワーク内で分散しておこなうこ
とが考えられている。すなわち、ある情報処理装置を親
サーバとし、一または複数の子サーバを設けて、子サー
バでは親サーバが保持しているファイルを自動的に複製
(レプリケーション)するようにしておく。
【0007】ファイルの内容の変更やファイルの追加・
削除等は、親サーバについてのみおこなえばよい。子サ
ーバでは親サーバに対して、定期的にファイルの送信要
求(転送要求ともいう)を送信し、送信されてきた最新
のファイルで自己の保持するファイルを置き換え、また
は追加されたファイルを追加し、あるいは削除されたフ
ァイルを削除する。
【0008】ファイルの送信要求は必ずしもすべてのフ
ァイルについておこなう必要はなく、前回要求時以降に
変更された、あるいは追加されたファイルのみを要求す
る。具体には、たとえばDRP(Distribution and Rep
rication Protocol)と呼ばれる通信方式において、子
サーバから親サーバに対して、定期的にファイル名とそ
のファイルのバージョンを識別できる情報(ファイルの
最終更新日時やハッシュ値等)とを対応づけたリストを
要求する。
【0009】そして子サーバにおいて、親サーバから取
得したリストを前回要求時に取得したリストと比較し
て、前回要求時以降に変更のなされたファイルや新たに
追加されたファイルがあれば、それらのファイルについ
てのみ改めてファイル送信要求を出す。このように、変
更のないファイルを無駄に複製しないようにすること
で、サーバ間でのファイルの複製がより効率的におこな
えるようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、親サーバのファイルがいつ変更され
たり、追加または削除されたりするかは、子サーバでは
まったく予測することができない。したがって、子サー
バは親サーバに対して定期的にファイルまたはリストを
要求しなければならないが、その際、どのような間隔で
その要求をおこなうのが最も効率的か(たとえば5分間
隔なのか、1日間隔なのか)は判断できない。
【0011】そのため、子サーバは短い間隔で要求を繰
り返して、親サーバやネットワークの負荷を不必要に増
大させるか、または要求の間隔が長すぎるために、親サ
ーバでファイルが変更されているにもかかわらずその複
製が遅れ、クライアントに古い情報を返してしまう場合
があるといった問題点があった。
【0012】なお、子サーバから親サーバに対して問い
合わせをおこなうのではなく、ファイルの変更等が発生
する都度、親サーバから子サーバに対して変更後のファ
イルを送信するという方式も存在するが、この方式は、
親サーバにおいてすべての子サーバの存在とその保持す
るファイルとを把握している、言い換えれば、親サーバ
において自己の保持するファイルの複製がどこにどれだ
け存在するかを常時監視していることが前提であり、イ
ンターネットのようなオープンなシステムにおいては一
般的ではない。
【0013】本発明は上述した従来技術による問題点を
解決するため、複数の情報処理装置間でファイルの同一
性を確保しながら、それらの間の通信量を最小限に抑え
ることが可能な情報処理装置、情報処理方法、およびそ
の方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1の発明にかかる情報処理
装置は、文書、画像、音声、プログラム等の情報を電子
的に格納したファイルを記憶するファイル記憶手段を備
える情報処理装置において、前記ファイル記憶手段に記
憶されたファイルの名称、ファイルのバージョンに関す
る情報およびファイルの有効期限に関する情報を記憶す
るファイル属性記憶手段と、前記ファイル記憶手段に記
憶されたファイルのうち、全部または一部のファイルの
前記ファイル属性記憶手段に記憶されたバージョンおよ
び有効期限に関するリストの作成および送信をすべき旨
の指示信号を受信する受信手段と、前記受信手段により
受信された指示信号と、前記ファイル属性記憶手段に記
憶されたファイルの名称、ファイルのバージョンに関す
る情報およびファイルの有効期限に関する情報とにもと
づいて、前記リストを作成する作成手段と、前記作成手
段により作成されたリストを送信する送信手段と、を備
えたことを特徴とする。
【0015】この請求項1に記載の発明によれば、ファ
イルを保持する情報処理装置から、そのファイルの複製
を保持する情報処理装置に対して、当該複製の有効期限
すなわち当該複製を廃棄し新たな複製を取得すべき時期
を通知することが可能である。
【0016】また、請求項2に記載の発明にかかる情報
処理装置は、請求項1に記載の発明において、さらに、
前記作成手段により作成されたリストの有効期限を設定
する設定手段を備え、前記送信手段は、前記作成手段に
より作成されたリストおよび前記設定手段により設定さ
れた有効期限を送信することを特徴とする。
【0017】この請求項2に記載の発明によれば、前記
リストの送信時に、当該リストの有効期限すなわち当該
リストを廃棄し新たなリストを取得すべき時期を通知す
ることが可能である。
【0018】また、請求項3に記載の発明にかかる情報
処理装置は、請求項1または2に記載の発明において、
前記記憶手段が記憶する前記ファイルの有効期限に関す
る情報が、前記ファイルの更新予定日時または更新予定
間隔であることを特徴とする。
【0019】この請求項3に記載の発明によれば、前記
リストにおけるファイルの有効期限の管理を、当該ファ
イルの更新予定日時または更新予定間隔によりおこなう
ことが可能である。
【0020】また、請求項4に記載の発明にかかる情報
処理方法は、文書、画像、音声、プログラム等の情報を
電子的に格納したファイルのうち、全部または一部のフ
ァイルのバージョンおよび有効期限に関するリストの作
成および送信をすべき旨の指示信号を受信する受信工程
と、前記受信工程により受信された指示信号と、前記全
部または一部のファイルの名称、ファイルのバージョン
に関する情報およびファイルの有効期限に関する情報に
もとづいて、前記リストを作成する作成工程と、前記作
成工程により作成されたリストを送信する送信工程と、
を含んだことを特徴とする。
【0021】この請求項4に記載の発明によれば、ファ
イルを保持する情報処理装置から、そのファイルの複製
を保持する情報処理装置に対して、当該複製の有効期限
すなわち当該複製を廃棄し新たな複製を取得すべき時期
を通知することが可能である。
【0022】また、請求項5に記載の発明にかかる情報
処理方法は、請求項4に記載の発明において、さらに、
前記作成工程により作成されたリストの有効期限を設定
する設定工程を含み、前記送信工程は、前記作成工程に
より作成されたリストおよび前記設定工程により設定さ
れた有効期限を送信することを特徴とする。
【0023】この請求項5に記載の発明によれば、前記
リストの送信時に、当該リストの有効期限すなわち当該
リストを廃棄し新たなリストを取得すべき時期を通知す
ることが可能である。
【0024】また、請求項6に記載の発明にかかる情報
処理方法は、請求項4または5に記載の発明において、
前記ファイルの有効期限に関する情報は、前記ファイル
の更新予定日時または更新予定間隔であることを特徴と
する。
【0025】この請求項6に記載の発明によれば、前記
リストにおけるファイルの有効期限の管理を、当該ファ
イルの更新予定日時または更新予定間隔によりおこなう
ことが可能である。
【0026】また、請求項7の発明にかかる記録媒体
は、請求項4〜6に記載された方法をコンピュータに実
行させるプログラムを記録したため、これによって、請
求項4〜6の処理をコンピュータに実行させることが可
能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる情報処理装置、情報処理方法、およびその
方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体の好適な実施の形
態を詳細に説明する。
【0028】(実施の形態1)まず、本発明の実施の形
態1にかかる情報処理装置を含む、情報処理システムの
システム構成について説明する。図1は、実施の形態1
にかかる情報処理装置を含む、情報処理システムのシス
テム構成を示すブロック図である。
【0029】図1において、101は本発明の実施の形
態1にかかる情報処理装置である親サーバ、102は子
サーバ、103は親サーバ101または子サーバ102
に対するクライアントであり、それぞれワークステーシ
ョン、パーソナルコンピュータ等により実現される。ま
た親サーバ101、子サーバ102、クライアント10
3は、それぞれネットワーク100に接続されている。
【0030】なお、親サーバ101は、ファイルを管理
し、ファイル送信要求を処理し、または後述するような
リストを作成・送信したりその有効期限を設定したりす
る機能等のほかに、これらとは別の機能を兼ね備えても
よい。別の機能とは、たとえば、プリンタサーバとして
の機能等である。
【0031】また子サーバ102は、必ずしも親サーバ
101に保持されているファイルの全部を保持している
必要はなく、その一部を保持するのみであってもよい。
たとえば、親サーバ101のあるディレクトリに存在す
るファイルのみ、あるいは、過去に親サーバ101から
クライアント103に対して送信されたファイルのみを
保持している場合が考えられる。
【0032】後者の場合は、子サーバ102は「キャッ
シュコンピュータ」と呼ばれるのが一般的であるが、こ
こでは説明の便宜上、ある情報処理装置が保持している
ファイルの複製を元ファイルとの同一性を確保しつつ保
持し、他の情報処理装置からのファイル送信要求に対し
て当該複製をもって応じる情報処理装置は、すべて「子
サーバ」と呼ぶことにする。
【0033】つぎに、本発明の実施の形態1にかかる情
報処理装置である親サーバ101のハードウェア構成に
ついて説明する。図2は、実施の形態1にかかる情報処
理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
【0034】図2において、201はシステム全体を制
御するCPUを、202はブートプログラム等を記憶し
たROMを、203はCPU201のワークエリアとし
て使用されるRAMを、204はCPU201の制御に
したがってHD(ハードディスク)205に対するデー
タのリード/ライトを制御するHDD(ハードディスク
ドライブ)を、205はHDD204の制御で書き込ま
れたデータを記憶するHDをそれぞれ示している。
【0035】また、206はCPU201の制御にした
がってFD(フロッピー(登録商標)ディスク)207
に対するデータのリード/ライトを制御するFDD(フ
ロッピーディスクドライブ)を、207はFDD206
の制御で書き込まれたデータを記憶する着脱自在のFD
をそれぞれ示している。
【0036】また、208はカーソル、アイコンあるい
はツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報等の
データに関するウインドウを表示するディスプレイを、
209は通信回線210を介してネットワークNETに
接続され、そのネットワークNETと内部とのインター
フェイスを司るインターフェイス(I/F)をそれぞれ
示している。
【0037】また、211は文字、数値、各種指示等の
入力のための複数のキーを備えたキーボードを、212
はカーソルの移動や範囲選択、あるいはウインドウの移
動やサイズの変更、アイコンの選択、移動等をおこなう
マウスを、213は画像を光学的に読み取るスキャナ
を、214はウインドウに表示された内容等を印刷する
プリンタを、それぞれ示している。また、215は上記
各部を接続するためのバスを示している。
【0038】図3は、実施の形態1にかかる情報処理装
置の機能的構成を示す機能ブロック図である。図3にお
いて、実施の形態1にかかる情報処理装置は、入力部3
00と、ファイル記憶部301と、ファイル属性記憶部
302と、有効期限記憶部303と、受信部304と、
リスト作成部305と、送信部306とを含む構成であ
る。さらに、ファイル属性記憶部302は、名称記憶部
302aと、バージョン記憶部302bとにより構成さ
れる。
【0039】入力部300は、文書、画像、音声、プロ
グラム等の情報を電子的に格納したファイルの名称やバ
ージョンに関する情報、有効期限に関する情報等の各種
データを入力するほか、情報処理装置に対する各種コマ
ンドを入力する。
【0040】ファイル記憶部301は、ファイルに格納
された文書、画像、音声、プログラム等の情報(すなわ
ちファイルの本文)を記憶する。ファイル記憶部301
へのアクセス、すなわち、ファイル記憶部301に記憶
されているファイルの内容の変更や、ファイル記憶部3
01へのファイルの追加、記憶ファイル301からのフ
ァイルの削除等は任意におこなうことができる。なお、
ファイル記憶部301へのアクセスの方法は周知の技術
をもちいるため、ここではその説明については省略す
る。
【0041】ファイル属性記憶部302は、上述のよう
に、名称記憶部302aおよびバージョン記憶部302
bにより構成されており、そのうち名称記憶部302a
は、ファイル記憶部301に記憶された個々のファイル
についてその名称を記憶する。
【0042】また、バージョン記憶部302bは、ファ
イル記憶部301に記憶された個々のファイルについ
て、そのバージョンに関する情報を記憶する。ここで、
ファイルのバージョンに関する情報とは、あるファイル
について加筆修正等の変更が加えられていった場合に、
ある変更からその直後の変更までの期間の当該ファイル
を他の期間の当該ファイルと区別するための情報であ
る。
【0043】たとえば4月1日に作成され、4月8日お
よび4月15日に変更されたファイルであれば、4月1
日から4月7日までは「4月1日版」や「第1版」、4
月8日から4月14日までは「4月8日版」や「第2
版」、4月15日以降は「4月15日版」や「第3版」
等として、期間ごとにファイルを区別することができ
る。
【0044】上記は最終更新日時(いつの更新がおこな
われた後のファイルであるか)や累積更新回数(何度目
の更新がおこなわれた後のファイルであるか)に着目し
ているが、たとえば各期間ごとのファイルのハッシュ値
(ファイルの内容から所定の計算式により一意に算出さ
れる数値であり、ファイルの内容が異なれば、ほぼ確実
にファイルのハッシュ値も異なる)をファイルのバージ
ョンに関する情報として記憶するようにしてもよい。本
実施の形態では、ファイルのバージョンに関する情報と
して、ファイルの最終更新日時を記憶するようにしてい
る。
【0045】有効期限記憶部303は、ファイル記憶部
301に記憶された個々のファイルについて、その有効
期限に関する情報を記憶する。ここでファイルの有効期
限とは、そのファイルが変更あるいは削除されない期間
の終端、またはそのファイルの内容が意味を有する期間
の終端等である。
【0046】たとえば、毎朝7時に更新されるニュース
記事のファイルならば、ファイルの有効期限は翌朝の午
前7時であり、4月8日午前6時から4月15日午前6
時までのテレビ番組を記述したファイルであれば、有効
期限は4月15日午前6時である。
【0047】ファイルの更新予定日時はその有効期限を
直接的に表現するものであるが、間接的に表現するもの
としては、更新予定間隔も考えられる。たとえばデイリ
ーニュースであれば更新間隔は1日、週間テレビ番組表
であれば更新間隔は1週間であり、これをそのファイル
の最終更新日時と足し合わせることにより、有効期限を
算出することができる。
【0048】なお、更新予定日時や更新予定間隔等のフ
ァイルの有効期限に関する情報は、当該ファイルの変更
や追加・削除の担当者等が、入力部300(具体的には
キーボード等)を介して別途入力する。たとえば、デイ
リーニュースの更新担当者は、当該ファイルの有効期限
に関する情報として、翌朝7時(更新予定日時)または
1日(更新予定間隔)等の情報を入力する。
【0049】あるいは、有効期限に関する情報は、ファ
イルの意味内容等の解析により自動的に判断されたもの
であってもよい。たとえば、ファイルの名称が「デイリ
ーニュース」であることや、ファイルの本文中に「4月
8日(月)の主な動き」「今日の天気」等の見出しがあ
ることから、当該ファイルはその4月8日限りで有効で
なくなると判断することができる。
【0050】受信部304は、後述するリスト作成部3
05によってリストを作成し、送信部306によって当
該リストを送信すべき旨の指示を子サーバ102から受
信する。この指示においては、ファイル記憶部301の
どのファイルについてリストを作成すべきかもあわせて
指定されている。
【0051】リスト作成部305は、受信部304によ
り受信された指示にしたがって、指示の中で指定された
ファイルの名称、そのバージョンに関する情報およびそ
の有効期限に関する情報をファイル属性記憶部302お
よび有効期限記憶部303から抽出する。そしてそれら
をまとめて、一連のデータとしてのリストを作成する。
【0052】リスト作成部305により作成されるリス
トの概念図を図4および図5に示す。図4はファイルの
有効期限に関する情報として更新予定日時をもちいた例
であり、図5は更新予定間隔をもちいた例である。な
お、同じリスト中に、有効期限として更新予定日時と更
新予定間隔とが混在していてもよい。
【0053】図から分かるように、リスト作成部305
により作成されるリストは、ファイルの名称とその最終
更新日時、およびその有効期限とを対応づけたテーブル
である。このリストを受信した子サーバ102は、個々
のファイルについて、前回受信したリストと今回受信し
たリストとの最終更新日時の値を比較し、それらが同一
でないファイルを、親サーバ101において変更のなさ
れたファイルとして検出する。
【0054】また、子サーバ102は今回受信したリス
トの、個々のファイルの有効期限の項目を参照して、つ
ぎに親サーバ101に対して同様のリストを要求すべき
時期を判断する。
【0055】なお、図4および図5はリストの概念図で
あり、実際のリストは「デイリーニュース、4/8AM
7:00、4/9AM7:00、週間テレビ番組、4/
8AM6:00、4/15AM6:00、参加者募集、
4/3PM3:30、4/10PM3:30、・・・」
のように、各欄の値を順に羅列した形式となっている。
【0056】また、上記リストは受信した指示の中で指
定されたファイルについてのみ作成される。したがっ
て、たとえば親サーバ101に記憶されているファイル
のうち、あるディレクトリ内のファイルのみを子サーバ
102が保持している場合、子サーバは当該ディレクト
リ内の全ファイルを指定してリストを要求することで、
自己に関係のあるファイルのみを含むリストを取得する
ことができる。
【0057】送信部306は、リスト作成部305によ
り作成されたリストを送信する。送信先は、主として受
信部304により受信された指示の送信元である子サー
バ102であるが、たとえばクライアント103に送信
してリストを画面表示させることや、プリンタ214に
送信してリストを印刷させることも可能である。
【0058】なお、ファイル記憶部301、ファイル属
性記憶部302、有効期限記憶部303、受信部30
4、リスト作成部30および送信部306は、それぞれ
ROM202、RAM203またはハードディスク20
5、フロッピーディスク207等の記録媒体に記録され
たプログラムに記載された命令にしたがってCPU20
1等が命令処理を実行することにより、各部の機能を実
現するものであってもよい。
【0059】つぎに、実施の形態1にかかる情報処理装
置の処理の流れについて説明する。図6は、実施の形態
1にかかる情報処理装置の一連の動作を示すフローチャ
ートである。図6のフローチャートにおいて、まず、子
サーバ102からのリスト作成・送信指示を待ち(ステ
ップS601)、指示が受信された場合(ステップS6
01肯定)は、ステップS602に移行する。
【0060】ステップS602において、ステップS6
01で受信した指示の中で、リストの作成対象として指
定されているファイルのうち一つを選択する。たとえ
ば、あるディレクトリ内に存在するファイルの全部が指
定されていれば、当該ディレクトリ内のファイルのうち
いずれか一つを選択する。
【0061】ステップS603において、ステップS6
02で選択されたファイルの名称およびバージョンに関
する情報を、ファイル属性記憶部302を参照して取得
する。続いてステップS604において、当該ファイル
の有効期限に関する情報を、有効期限記憶部303を参
照して取得する。なお、ステップS603とステップS
604との順序は、どちらが先であってもよい。
【0062】つぎに、ステップS605において、ステ
ップS603で取得されたファイルの名称とそのバージ
ョンに関する情報、およびステップS604で取得され
たその有効期限に関する情報とを、リスト作成部305
内に確保されたリスト作成用の作業領域に順に書き込
む。
【0063】そして、ステップS601で受信した指示
においてリストの作成対象として指定されているファイ
ルのすべてについて、上記ステップS602〜ステップ
S605の処理をおこなったかどうかを判定する(ステ
ップS606)。
【0064】ステップS606において、すべてのファ
イルについて上記処理をおこなっている場合(ステップ
S606肯定)は、ステップS607に移行する。一
方、上記処理をおこなっていない場合(ステップS60
6否定)は、ステップS602に戻って、残りのファイ
ルについて上記処理を繰り返す。
【0065】その後、ステップS607において、ステ
ップS605で作成されたリストを、ステップS601
で受信した指示の送信元である子サーバ102に対して
送信し、処理を終了する。
【0066】上記のようにして親サーバ101から子サ
ーバ102に対して送信されたリストをもとに、子サー
バ102では、つぎはいつ親サーバ101に対して同様
のリストの作成・送信指示を出すべきかを判断する。
【0067】すなわち、たとえば子サーバ102が4月
8日午前9時に親サーバ101から取得したリストが図
4のようであった場合、リスト中のファイルの有効期限
のうち最も早いもの(この例ではファイル「デイリーニ
ュース」の有効期限である4月9日午前7時)を過ぎた
時点で、再度親サーバ101に対してリストの作成・送
信指示を送信する。このようにして、子サーバ102が
4月9日午前7時過ぎに親サーバ101から取得するリ
ストの例を図7および図8に示す。
【0068】図7においては、4月8日午前9時時点で
の予定通り、ファイル「デイリーニュース」のみが変更
されている。よって子サーバ102は、変更された「デ
イリーニュース」の送信要求を親サーバ101に送信
し、取得した最新の「デイリーニュース」で自己の保持
する「デイリーニュース」を置き換える。
【0069】図8においては、「デイリーニュース」は
予定通り変更されているが、「参加者募集」は予定(4
月10日午後3時30分)より早く削除されている(応
募者が予想より早く募集定員に達した、等の理由によ
る)。この場合子サーバ102は、変更された「デイリ
ーニュース」の送信要求を親サーバ101に送信し、取
得した最新の「デイリーニュース」で自己の「デイリー
ニュース」を置き換えるとともに、自己の保持する「参
加者募集」を削除する。
【0070】以上説明したように、実施の形態1によれ
ば、ファイルを保持する親サーバ101からその複製を
保持する子サーバ102に対して、当該複製の有効期
限、すなわち当該複製を廃棄し新たな複製を取得すべき
時期を通知するようにしたため、子サーバ102からク
ライアント103に対して古い複製が提供されないよう
にできるとともに、子サーバ102から親サーバ101
に対して無駄な要求が出されるのを抑え、ネットワーク
とサーバの負荷を軽減することができる。すなわち、複
数の情報処理装置間でファイルの同一性を確保しなが
ら、それらの間の通信量を最小限に抑えることが可能で
ある。
【0071】(実施の形態2)さて、上述した実施の形
態1にあっては、リストに含まれる個々のファイルの有
効期限を送信するようにしたが、以下に説明する実施の
形態2のように、それらに加えてリスト自体の有効期限
を送信するようにしてもよい。
【0072】リストの有効期限を送信する理由は、実施
の形態1の構成によっては、既存のファイルが変更され
たり削除されたりするだけでなく、新たなファイルが追
加された場合に、親サーバ101と子サーバ102との
間で保持するファイルの同一性が失われる可能性がある
ためである。
【0073】たとえば上述の例で、親サーバ101にお
いて、4月8日午後10時に新たなファイル「選挙結果
速報」が追加された場合、子サーバ102は4月8日午
前9時から4月9日午前7時過ぎまでは親サーバ101
に対してリストを要求しないので、親サーバ101での
追加が子サーバ102で検知・反映されるのは、9時間
後の4月9日午前7時過ぎである。
【0074】すなわち、親サーバ101において当該フ
ァイルが追加されてから、つぎに子サーバ102が親サ
ーバ101に問い合わせて当該ファイルを取得するまで
の間は、親サーバ101と子サーバ102との間で保持
するファイルに差異が生じてしまう(親サーバ101に
存在するファイルが子サーバ102には存在しない)こ
とになる。
【0075】実施の形態2は、リスト自体の有効期限を
設定・送信することで、親サーバ101におけるファイ
ルの追加を子サーバ102でも速やかに反映できるよう
にしたものである。実施の形態2にかかる情報処理装置
を含む、情報処理システムのシステム構成は、図1に示
した実施の形態1のシステム構成と同様であるので説明
を省略する。また、実施の形態2にかかる情報処理装置
のハードウェア構成も、図2に示した実施の形態1のハ
ードウェア構成と同様であるので説明を省略する。
【0076】図9は、実施の形態2にかかる情報処理装
置の機能的構成を示す機能ブロック図である。図9にお
いて、入力部900、ファイル記憶部901、ファイル
属性記憶部902、名称記憶部902a、バージョン記
憶部902b、有効期限記憶部903、受信部904お
よびリスト作成部905は、それぞれ図3の入力部30
0、ファイル記憶部301、ファイル属性記憶部30
2、名称記憶部302a、バージョン記憶部302b、
有効期限記憶部303、受信部304およびリスト作成
部305と同様であるので説明を省略する。
【0077】送信部906は、リスト作成部905によ
り作成されたリスト、および後述するリスト有効期限設
定部907により設定された有効期限を送信する。ま
た、リスト有効期限設定部907は設定情報記憶部90
7aを備えており、設定情報記憶部907aに記憶され
た設定情報をもちいて、リスト作成部905により作成
されたリストに対して有効期限を設定する。
【0078】たとえば、図4のリストが作成される前の
時点で、4月8日の午後10時前後に新たなファイル
「選挙結果速報」が追加される可能性があると分かって
いれば、ファイルの更新担当者等は、あらかじめ入力部
900を介して設定情報「4月8日午後10時30分」
を設定情報記憶部907aに記憶させておく。そして、
リスト有効期限設定部907は設定情報記憶部907a
を参照して、リスト作成部905により作成される図4
のリストに対して、有効期限として4月8日午後10時
30分を設定する。
【0079】なお、設定情報記憶部907aには、「4
月8日午後10時30分」のような日時でなく、たとえ
ば「2日間」のような期間を記憶するようにしてもよ
い。この場合、リスト有効期限設定部907は、リスト
の作成日時にこの期間を足し合わせて算出された日時を
当該リストの有効期限として設定する。
【0080】また、リスト有効期限設定部907は、設
定情報記憶部907aにファイル更新担当者等により入
力された日時や期間が記憶されている場合は、それをも
ちいてリストの有効期限を設定するが、特段の設定情報
が記憶されていない場合は、リストに含まれるファイル
の有効期限のうち最も早いものを当該リストの有効期限
として設定するようにしてもよい。
【0081】このようにすれば、ファイルの更新担当者
等が特に指定すれば、指定された日時がリストの有効期
限として設定されるが、特に指定しないときはリストの
内容からその有効期限が自動的に算出・設定されるの
で、更新担当者等にかかる設定情報の入力の労力を軽減
することができる。
【0082】あるいは、リスト有効期限設定部907
は、設定情報記憶部907aの設定情報にもとづいて得
られる有効期限と、リストに含まれるファイルの有効期
限のうち最も早いものとを比較して、いずれか早い方を
リストの有効期限として設定するようにしてもよい。
【0083】なお、ファイル記憶部901、ファイル属
性記憶部902、有効期限記憶部903、受信部90
4、リスト作成部905、送信部906およびリスト有
効期限設定部907は、それぞれROM202、RAM
203またはハードディスク205、フロッピーディス
ク207等の記録媒体に記録されたプログラムに記載さ
れた命令にしたがってCPU201等が命令処理を実行
することにより、各部の機能を実現するものである。
【0084】つぎに、実施の形態2にかかる情報処理装
置の処理の流れについて説明する。図10は、実施の形
態2にかかる情報処理装置の一連の動作を示すフローチ
ャートである。図10において、ステップS1001か
らステップS1006までは、図6のステップS601
からステップS606までと同様であるので説明を省略
する。
【0085】ステップS1007において、設定情報記
憶部907aを参照して、ステップS1005で作成し
たリストの有効期限を設定する。なお設定情報記憶部9
07aに記憶されているのが日時である場合は、それを
そのままリストの有効期限として設定するが、期間であ
る場合は、現在時(すなわちリスト作成時)に当該期間
を足し合わせて算出された日時を有効期限として設定す
る。
【0086】そしてステップS1008において、S1
005で作成したリストおよびステップS1007で設
定したその有効期限を送信し、処理を終了する。
【0087】上記リストとその有効期限とを受信した子
サーバ102は、リストの有効期限を過ぎた時点で、再
度親サーバ101に対してリストの作成・送信指示を送
信する。したがって、たとえば図4のリストに有効期限
「4月8日午後10時30分」が設定されていた場合、
次回のリスト作成・送信指示は4月8日午後10時30
分過ぎにおこなわれることになる。
【0088】4月8日午後10時30分過ぎの子サーバ
102からの指示により、親サーバ101において作成
・送信されるリストの例を図11に示す。子サーバ10
2では前回取得した図4のリストと今回取得した図11
のリストとを比較して、変更された「デイリーニュー
ス」および追加された「選挙結果速報」に対するファイ
ル送信要求を親サーバ101に対して送信し、取得した
最新の「デイリーニュース」で自己の「デイリーニュー
ス」を置き換えるとともに、「選挙結果速報」を自己の
保持するファイルに追加する。
【0089】実施の形態1と実施の形態2とを比較する
と、親サーバ101において4月8日午後10時にファ
イル「選挙結果速報」が追加された場合、その追加が子
サーバ102でも反映されるのは、実施の形態1におい
ては4月9日午前7時過ぎであるのに対して、実施の形
態2においてはそれより早い4月8日午後10時30分
過ぎである。
【0090】以上説明したように、実施の形態2によれ
ば、実施の形態1と同様複数の情報処理装置間での通信
量を最小限に抑えつつ、新たなファイルの追加があった
場合に、実施の形態1におけるよりもより確実に、当該
装置間でのファイルの同一性を確保することが可能であ
る。
【0091】(実施の形態3)さて、上述した実施の形
態1および2にあっては、ファイル属性記憶部302・
902と有効期限記憶部303・903とを別個に設け
るようにしたが、以下に説明する実施の形態3のよう
に、それらを一体化して設けるようにしてもよい。
【0092】実施の形態1および2がファイル属性記憶
部302・902と有効期限記憶部303・903とを
別個に設けているのは、本発明にかかる情報処理装置に
おいても、一般に普及しているオペレーティング・シス
テム(情報処理装置の基本的な機能を提供するための一
群のソフトウェア)を利用することを前提としているた
めである。
【0093】通常、ファイルの名称や最終更新日時は、
オペレーティング・システムの使用領域として割り当て
られた所定の領域に、所定の形式で記憶され、その読み
出しや書き込み等はオペレーティング・システムによっ
て制御される。言い換えれば、実施の形態1および2に
かかるファイル属性記憶部302・902は、通常はハ
ードディスク205やフロッピーディスク207上のシ
ステム使用領域の一部に相当する。
【0094】これに対して、従来のオペレーティング・
システムにおいては、ファイルの有効期限を記憶する統
一的な方法はない。通常、システム使用領域にはそれを
記憶するための特定の領域が用意されていないため、有
効期限はたとえば各々のファイルの本文中に記憶された
り、あるいはアプリケーション・プログラム等が使用す
るユーザ使用可能領域に、ファイルの名称と対応づけ
て、一覧表として別ファイルの形で記憶されたりするこ
とになる。この場合は、ハードディスク205やフロッ
ピーディスク207上のユーザ使用可能領域の一部が、
有効期限記憶部303・903に相当することとなる。
【0095】個々のファイル自身に記憶された、あるい
は別ファイルにまとめて記憶された有効期限の読み出し
や書き込みは、専用のプログラムによっておこなわなけ
ればならない。したがって、ファイルの本文に特定の構
造で有効期限を記憶しておくと、当該ファイルを扱うこ
とのできるプログラムが限定されてしまう、別ファイル
に有効期限を記憶しておくと、たとえば新しいファイル
を他の情報処理装置から追加するには、上記別ファイル
の内容もあわせて更新しなければならないため、ファイ
ルの追加をおこなえるプログラムが限定されてしまう、
等の不都合が生ずる。
【0096】また、システム領域に記憶されている情報
は、情報処理装置によるディスクの読み込み時に自動的
にRAM203等の一次記憶装置(内部記憶装置)にコ
ピーされるが、他の領域の情報はコピーされないため、
有効期限の読み出し・書き込みのためにハードディスク
205やフロッピーディスク207等の二次記憶装置
(外部記憶装置)へのアクセスが増え、処理負荷の増大
や処理速度の低下を招く原因となる。
【0097】実施の形態3は上記の点にかんがみ、従来
のオペレーティング・システムを拡張して、ファイルの
名称や最終更新日時とともに、その有効期限も管理する
ようにしたものである。このようなオペレーティング・
システムのもとでは、実施の形態1および2における有
効期限記憶部303・903はファイル属性記憶部30
2・902に吸収され、ともにディスクのシステム使用
領域上に実現されることになる。
【0098】実施の形態3にかかる情報処理装置を含
む、情報処理システムのシステム構成は、図1に示した
実施の形態1のシステム構成と同様であるので説明を省
略する。また、実施の形態3にかかる情報処理装置のハ
ードウェア構成も、図2に示した実施の形態1のハード
ウェア構成と同様であるので説明を省略する。
【0099】図12は、実施の形態3にかかる情報処理
装置の機能的構成を示す機能ブロック図である。図12
において、入力部1200、ファイル記憶部1201、
受信部1203、リスト作成部1204および送信部1
205は、それぞれ図3の入力部300、ファイル記憶
部301、受信部304、リスト作成部305および送
信部306と同様であるので説明を省略する。
【0100】ファイル属性記憶部1202は、名称記憶
部1202a、バージョン記憶部1202bおよび有効
期限記憶部1202cにより構成される。このうち、名
称記憶部1202aに記憶される内容は、図3の名称記
憶部302aに記憶される内容と、バージョン記憶部1
202bに記憶される内容は、図3のバージョン記憶部
302bに記憶される内容と、それぞれ同様である。
【0101】また、有効期限記憶部1202cは、図3
の有効期限記憶部903とはその存在場所が異なるだけ
で(すなわち、図3の有効期限記憶部903はユーザ使
用可能領域にあるのに対して、図12の有効期限記憶部
1202cはシステム使用領域に存在する)、記憶され
る内容自体は同様である。たとえば、あるファイルの作
成者や更新者等が、当該ファイルの有効期限は明日の朝
7時までと指定するとすれば、その情報をファイル属性
の一つとして、オペレーティング・システムの使用領域
に記憶する。
【0102】なお、ファイル記憶部1201、ファイル
属性記憶部1202、受信部1203、リスト作成部1
204および送信部1205は、それぞれROM20
2、RAM203またはハードディスク205、フロッ
ピーディスク207等の記録媒体に記録されたプログラ
ムに記載された命令にしたがってCPU201等が命令
処理を実行することにより、各部の機能を実現するもの
である。
【0103】また、特にファイル属性記憶部1202
は、ハードディスク205やフロッピーディスク207
内でオペレーティング・システムのための使用領域とし
て割り当てられた所定の領域に実現され、これに対する
読み込みや書き込みは、ユーザがオペレーティング・シ
ステムに対して直接(すなわち、アプリケーション・プ
ログラム等を介さずに)指示を出すことによっておこな
えるものである(ただしその必要があれば、アプリケー
ション・プログラム等を介して間接的に指示をおこなう
ことも可能である)。
【0104】実施の形態3にかかる情報処理装置の処理
の流れは、実施の形態1の図6と同様であるので説明を
省略する。一点のみ異なる点は、ステップS604にお
ける有効期限の取得先が、実施の形態1においては有効
期限記憶部303であるのに対して、実施の形態3にお
いてはファイル属性記憶部1202内の有効期限記憶部
1202cとなることである。
【0105】上記のようにすれば、リスト作成部120
4は、オペレーティング・システムに要求するだけでリ
スト作成に必要なファイルの有効期限(および、ファイ
ルの名称とそのバージョンに関する情報)を取得できる
ので、従来技術のように、個々のファイルの本文や別フ
ァイルにまとめて記憶されている有効期限を専用のプロ
グラムで読み出すのに比べて、処理の効率および速度を
改善することが可能である。
【0106】なお上述の、ファイルの有効期限を管理す
るように拡張されたオペレーティング・システムは、本
発明にかかる情報処理装置に限らず、何らかの形でファ
イルの有効期限を取り扱う情報処理装置において汎用的
に利用することが可能である。
【0107】たとえば、WWWの新しい通信プロトコル
等では、サーバがファイルを送信する際に、そのファイ
ルの有効期限もあわせて送信する方法が導入されつつあ
る。これは、サーバとクライアントとの間の経路上にあ
るキャッシュコンピュータ(または、クライアントがキ
ャッシュコンピュータとしての機能も兼ね備えていると
きは、クライアントコンピュータ)において、古い複製
(キャッシュ)を廃棄し最新の情報をサーバから取得す
べき時期を判断させるために、ファイルの有効期限を送
信するもので、本発明の情報処理装置のように、ファイ
ル名とその有効期限とを対応づけたリストを送信するも
のではない。
【0108】しかし、このようなサーバにおいても、上
述の拡張されたオペレーティング・システムを利用する
ことにより、オペレーティング・システムにファイル属
性を要求するだけでファイルの有効期限を取得できるの
で、即座にプロトコル応答データを作成することができ
る。
【0109】以上説明したように、実施の形態3によれ
ば、実施の形態1および2に比較してファイルの有効期
限に関する情報の読み出しや書き込みが高速化され、処
理の効率を向上させることが可能である。
【0110】なお、実施の形態1〜3で説明した情報処
理方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナ
ルコンピュータやワークステーション等のコンピュータ
で実行することにより実現される。このプログラムは、
ハードディスク、フロッピーディスク、CD−ROM、
MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒
体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み
出されることによって実行される。またこのプログラム
は、上記記録媒体を介して、インターネット等のネット
ワークを介して配布することができる。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、文書、画像、音声、プログラム等の情報
を電子的に格納したファイルを記憶する情報処理装置に
おいて、記憶手段が、前記ファイルの名称、前記ファイ
ルのバージョンに関する情報および前記ファイルの有効
期限に関する情報を記憶し、受信手段が、前記記憶手段
に記憶された、全部または一部のファイルのバージョン
および有効期限に関するリストの作成および送信をすべ
き旨の指示信号を受信し、作成手段が、前記受信手段に
より受信された指示信号にしたがって、前記記憶手段に
記憶された、前記全部または一部のファイルの名称、前
記全部または一部のファイルのバージョンに関する情報
および前記全部または一部のファイルの有効期限に関す
る情報にもとづいて、前記リストを作成し、送信手段
が、前記作成手段により作成されたリストを送信するた
め、ファイルを保持する情報処理装置から、そのファイ
ルの複製を保持する情報処理装置に対して、当該複製の
有効期限すなわち当該複製を廃棄し新たな複製を取得す
べき時期が通知され、これによって、複数の情報処理装
置間でファイルの同一性を確保しながら、それらの間の
通信量を最小限に抑えることが可能な情報処理装置が得
られるという効果を奏する。
【0112】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明において、設定手段が、前記作成手
段により作成されたリストの有効期限を設定し、前記送
信手段は、前記作成手段により作成されたリストおよび
前記設定手段により設定された有効期限を送信するた
め、前記リストの送信時に、当該リストの有効期限すな
わち当該リストを廃棄し新たなリストを取得すべき時期
が通知され、これによって、新たなファイルの追加がお
こなわれた場合にも、複数の情報処理装置間でファイル
の同一性を確保しながら、それらの間の通信量を最小限
に抑えることが可能な情報処理装置が得られるという効
果を奏する。
【0113】また、請求項3に記載の発明によれば、請
求項1または2に記載の発明において、前記記憶手段が
記憶する前記ファイルの有効期限に関する情報が、前記
ファイルの更新予定日時または更新予定間隔であるた
め、前記リストにおけるファイルの有効期限の管理を、
当該ファイルの更新予定日時または更新予定間隔により
おこなうことができ、これによって、ファイルを保持す
る情報処理装置から、そのファイルの複製を保持する情
報処理装置に対して、当該複製の有効期限すなわち当該
複製を廃棄し新たな複製を取得すべき時期を、当該ファ
イルの更新予定日時または更新予定間隔のいずれによっ
ても通知することが可能な情報処理装置が得られるとい
う効果を奏する。
【0114】また、請求項4に記載の発明によれば、受
信工程が、文書、画像、音声、プログラム等の情報を電
子的に格納したファイルのうち、全部または一部のファ
イルのバージョンおよび有効期限に関するリストの作成
および送信をすべき旨の指示信号を受信し、作成工程
が、前記受信工程により受信された指示にしたがって、
前記全部または一部のファイルの名称、前記全部または
一部のファイルのバージョンに関する情報および前記全
部または一部のファイルの有効期限に関する情報にもと
づいて、前記リストを作成し、送信工程が、前記作成工
程により作成されたリストを送信するため、ファイルを
保持する情報処理装置から、そのファイルの複製を保持
する情報処理装置に対して、当該複製の有効期限すなわ
ち当該複製を廃棄し新たな複製を取得すべき時期が通知
され、これによって、複数の情報処理装置間でファイル
の同一性を確保しながら、それらの間の通信量を最小限
に抑えることが可能な情報処理方法が得られるという効
果を奏する。
【0115】また、請求項5に記載の発明にかかる情報
処理方法は、請求項4に記載の発明において、設定肯定
が、前記作成工程により作成されたリストの有効期限を
設定し、前記送信工程が、前記作成工程により作成され
たリストおよび前記設定工程により設定された有効期限
を送信するため、前記リストの送信時に、当該リストの
有効期限すなわち当該リストを廃棄し新たなリストを取
得すべき時期が通知され、これによって、新たなファイ
ルの追加がおこなわれた場合にも、複数の情報処理装置
間でファイルの同一性を確保しながら、それらの間の通
信量を最小限に抑えることが可能な情報処理方法が得ら
れるという効果を奏する。
【0116】また、請求項6に記載の発明にかかる情報
処理方法は、請求項4または5に記載の発明において、
前記ファイルの有効期限に関する情報が、前記ファイル
の更新予定日時または更新予定間隔であるため、前記リ
ストにおけるファイルの有効期限の管理を、当該ファイ
ルの更新予定日時または更新予定間隔によりおこなうこ
とができ、これによって、ファイルを保持する情報処理
装置から、そのファイルの複製を保持する情報処理装置
に対して、当該複製の有効期限すなわち当該複製を廃棄
し新たな複製を取得すべき時期を、当該ファイルの更新
予定日時または更新予定間隔のいずれによっても通知す
ることが可能な情報処理方法が得られるという効果を奏
する。
【0117】また、請求項7に記載の発明にかかる記録
媒体は、請求項4〜6に記載された方法をコンピュータ
に実行させるプログラムを記録したため、これによっ
て、請求項4〜6の処理をコンピュータに実行させるこ
とが可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかる情報処理装置を
含む、情報処理システムのシステム構成を示すブロック
図である。
【図2】実施の形態1にかかる情報処理装置のハードウ
ェア構成を示すブロック図である。
【図3】実施の形態1にかかる情報処理装置の機能的構
成を示す機能ブロック図である。
【図4】実施の形態1におけるリスト作成部305によ
り作成されるリストの概念図である。
【図5】実施の形態1におけるリスト作成部305によ
り作成されるリストの別の概念図である。
【図6】実施の形態1にかかる情報処理装置の一連の動
作を示すフローチャートである。
【図7】実施の形態1におけるリスト作成部305によ
り作成されるリストの一例である。
【図8】実施の形態1におけるリスト作成部305によ
り作成されるリストの別の一例である。
【図9】本発明の実施の形態2にかかる情報処理装置の
機能的構成を示す機能ブロック図である。
【図10】実施の形態2にかかる情報処理装置の一連の
動作を示すフローチャートである。
【図11】実施の形態2におけるリスト作成部905に
より作成されるリストの一例である。
【図12】本発明の実施の形態3にかかる情報処理装置
の機能的構成を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
101 親サーバ 102 子サーバ 103 クライアント 201 CPU 202 ROM 203 RAM 204 HDD 205 HD 206 FDD 207 FD 208 ディスプレイ 209 I/F 210 通信回線 211 キーボード 212 マウス 213 スキャナ 214 プリンタ 215 バス 300、900 入力部 301、901 ファイル記憶部 302、902 ファイル属性記憶部 302a、902a 名称記憶部 302b、902b バージョン記憶部 303、903 有効期限記憶部 304、904 受信部 305、905 リスト作成部 306、906 送信部 907 リスト有効期限設定部 907a 設定情報記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/40 370G 15/401 340A Fターム(参考) 5B075 KK07 ND16 NR02 NR20 5B076 AC01 AC10 5B082 AA01 AA11 AA13 EA01 EA09 EA10 FA12 GA14 GA18 GB06 GC05 HA03 HA08 5B089 GA11 GA21 GB04 HA06 JA20 JA40 JB01 KA02 KA04 KA13 KB06 KB10 KB11 KC30 LB15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書、画像、音声、プログラム等の情報
    を電子的に格納したファイルを記憶するファイル記憶手
    段を備える情報処理装置において、 前記ファイル記憶手段に記憶されたファイルの名称、フ
    ァイルのバージョンに関する情報およびファイルの有効
    期限に関する情報を記憶するファイル属性記憶手段と、 前記ファイル記憶手段に記憶されたファイルのうち、全
    部または一部のファイルの前記ファイル属性記憶手段に
    記憶されたバージョンおよび有効期限に関するリストの
    作成および送信をすべき旨の指示信号を受信する受信手
    段と、 前記受信手段により受信された指示信号と、前記ファイ
    ル属性記憶手段に記憶されたファイルの名称、ファイル
    のバージョンに関する情報およびファイルの有効期限に
    関する情報とにもとづいて、前記リストを作成する作成
    手段と、 前記作成手段により作成されたリストを送信する送信手
    段と、 を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記作成手段により作成された
    リストの有効期限を設定する設定手段を備え、 前記送信手段は、前記作成手段により作成されたリスト
    および前記設定手段により設定された有効期限を送信す
    ることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記ファイル属性記憶手段が記憶する前
    記ファイルの有効期限に関する情報は、前記ファイルの
    更新予定日時または更新予定間隔であることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 文書、画像、音声、プログラム等の情報
    を電子的に格納したファイルのうち、全部または一部の
    ファイルのバージョンおよび有効期限に関するリストの
    作成および送信をすべき旨の指示信号を受信する受信工
    程と、 前記受信工程により受信された指示信号と、前記全部ま
    たは一部のファイルの名称、ファイルのバージョンに関
    する情報およびファイルの有効期限に関する情報にもと
    づいて、前記リストを作成する作成工程と、 前記作成工程により作成されたリストを送信する送信工
    程と、 を含んだことを特徴とする情報処理方法。
  5. 【請求項5】 さらに、前記作成工程により作成された
    リストの有効期限を設定する設定工程を含み、 前記送信工程は、前記作成工程により作成されたリスト
    および前記設定工程により設定された有効期限を送信す
    ることを特徴とする請求項4に記載の情報処理方法。
  6. 【請求項6】 前記ファイルの有効期限に関する情報
    は、前記ファイルの更新予定日時または更新予定間隔で
    あることを特徴とする請求項4または5に記載の情報処
    理方法。
  7. 【請求項7】 前記請求項4〜6のいずれか一つに記載
    された方法をコンピュータに実行させるプログラムを記
    録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
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