JP2009048443A - 情報更新方法及び情報更新システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 全ての装置の保持する登録情報を同時に更新する必要がない場合に最適な情報更新技術を提供する。
【解決手段】 第1のサーバと、第2のサーバとが接続されている。第1のサーバは、第2のサーバにアクセス可能か否か判定する。この判定の結果、アクセス可能な場合、第1のサーバは、第2のサーバに、登録情報を含む情報更新要求を送信する。この判定の結果、アクセス不可の場合、第1のサーバは、第2のサーバにアクセス可能となるまでこの判定を繰り返し、アクセス可能となった場合に、登録情報を含む情報更新要求を送信する。第2のサーバは、情報更新要求を受信すると、その情報更新要求に含まれる登録情報を新たな登録情報として更新する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、データベースを更新する技術に関するものである。
複数のデータベースが協調して動作する分散データベースでは、データベースを更新する際にデータベース間で情報の不整合が発生しないように更新する必要がある。このような更新方法の一つに二相コミット(two-phase comitt)がある。二相コミットを用いた技術が特許文献1に記載されている。
二相コミットではある一台のデータベースが調整者(coordinator)となり、残りのデータベースが参加者(cohorts)となる。二相コミットはコミット要求相とコミット相の二相からなる。コミット要求相の実行手順は以下のようになる。
1.調整者は全参加者に対してデータベースを「コミットしても良いか」というメッセージを送信する。
2.参加者はトランザクションをコミットできる状態まで進める。さらにundoログとredoログにエントリを書き込む。
3.参加者はトランザクションが成功した場合は「合意」メッセージで応答し、失敗した場合は「停止」メッセージで応答する。
4.調整者は全参加者から応答メッセージがあるまで待つ。
コミット相は成功と失敗の二通りがある。成功は調整者が全参加者から「合意」メッセージを受け取った場合で、失敗は「停止」メッセージで応答した参加者がいた場合である。成功の場合の実行手順は以下のようになる。
1.調整者は全参加者に「コミットせよ」というメッセージを送る。
2.各参加者は操作を完了し、トランザクション中に保持していた全ロックとリソースとを解放する。
3.各参加者は調整者に「完了応答」メッセージを送る。
4.調整者は全参加者から完了応答を受け取った時点でトランザクションが完了したものとする。
失敗の場合の実行手順は以下のようになる。
1.調整者は全参加者に「ロールバックせよ」というメッセージを送る。
2.各参加者はundoログを使ってトランザクションをする前の状態を戻し、トランザクション中に保持していた全ロックとリソースとを解放する。
3.各参加者は調整者に「完了応答」メッセージを送る。
4.調整者は全参加者から完了応答を受け取った時点でトランザクションが完了したものとする。
二相コミットでは全てのデータベースが登録情報の更新を完了する、あるいは、全てのデータベースが登録情報の更新前の状態に戻る、何れか一方である。従って、あるデータベースのみが更新を完了させ、他のデータベースが更新をしていない等、データベース間の整合性が失われる状態にはならない。
特開2004-295272号
ここで、家庭向けの装置に、データベースを搭載した複数の装置が協調して動作することが考えられている。このような場合、これらのデータベースの整合性確保が必要になることが考えられる。ところが、家庭では、更新対象のデータベースを搭載した全ての装置が、常時、更新可能な環境にあるとは限らない。例えば、その装置へ常時給電されていないことが考えられる。また、例えば、家庭から持ち出される等によりアクセス不可の場合も考えられる。このような環境において、データベースの更新に、上述の二相コミットを適用する場合、1つでも更新不可な装置がある場合、全ての装置の更新ができない。
しかしながら、家庭での使用は、全てのデータベースに対し厳密な整合性が要求されるものではないことが考えられる。具体的には、例えば、データベースの情報が放送番組案内情報であり、その情報の変更内容が、ある番組の出演者の変更等である場合、全ての装置が同時に変更後の放送番組案内情報を有する必要はない。
本発明は上記の目的を達成するためになされたもので、全ての登録情報を同時に更新できない場合でも、後でその登録情報を更新することを特徴とする。
第1の記憶装置を有する第1のサーバと、第2の記憶装置を有する第2のサーバとが接続されるシステムにおいて、前記第2の記憶装置の記憶する登録情報を更新する情報更新方法であって、前記第1のサーバが、前記第2のサーバにアクセス可能か否か判定する判定ステップと、前記判定の結果、アクセス可能な場合、前記第2のサーバに、前記登録情報を含む情報更新要求を送信する出力ステップと、を有し、前記第2のサーバが、前記情報更新要求を受信した場合、該情報更新要求に含まれる前記登録情報を、前記第2の記憶装置に記憶させる更新ステップ、を有することを特徴とする。
第1の記憶装置を有する第1のサーバと、第2の記憶装置を有する第2のサーバと、第3の記憶装置を有する第3のサーバとが接続されるシステムにおいて、前記第2の記憶装置の記憶する登録情報を更新する情報更新方法であって、前記第1のサーバが、前記第2のサーバにアクセス可能か否か判定する判定ステップと、前記判定の結果、アクセス不可の場合、前記第3のサーバに、前記登録情報を含む更新指示情報を送信する登録指示ステップと、を有し、前記第3のサーバが、前記第2のサーバにアクセス可能か否か判定し、該判定の結果、アクセス可能な場合、前記第2のサーバに、前記更新指示情報に含まれる前記登録情報を含む情報更新要求を出力し、前記判定の結果、アクセス不可の場合、所定の時間経過後に前記第2のサーバにアクセス可能か否かの判定を行い、アクセス可能と判定されるまでこの判定を行い、アクセス可能と判定される場合、前記第2のサーバに、前記登録情報を含む情報更新要求を出力する再更新指示ステップ、を有し、前記第2のサーバが、前記情報更新要求を受信した場合、該情報更新要求に含まれる前記登録情報を、前記第2の記憶装置に記憶させる更新ステップ、を有することを特徴とする。
本発明の技術によれば、全ての装置に同時にアクセス可能でない場合でも、データ不整合を発生させずにデータベースの更新を可能とする。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
まず、第1の実施形態を説明する。
以下で説明する第1の実施形態の特徴は、あるサーバ装置が他のサーバ装置にアクセス可能な場合にはそのサーバ装置の登録情報を即座に更新し、アクセス不可能な場合にはアクセス可能になった段階で登録情報の更新を実行する点である。以下、登録情報の更新を指示するサーバ装置を第1のサーバ装置、この指示を受けて登録情報を更新するサーバ装置を第2のサーバ装置という。
なお、登録情報は特に限定するものではないが、ここでは、1つの登録情報は、複数の項目毎の項目値から構成されるものとする。また、ここでは、登録情報の複数の項目及びその項目値のうち、更新対象の項目及びその項目値のみが送信されるものとするが、これに限定するものではなく、登録情報の全てや、更新されていない項目及びその項目値を送信してもよい。
最初に、図1を参照し、本実施形態のシステム構成例を説明する。
図1において、本実施形態のシステムは、クライアント端末101、通信ネットワーク102、複数のサーバ装置103を有する。クライアント端末101、サーバ装置103の各々は、通信ネットワーク102に接続されている。
クライアント端末101は、例えばPC(Personal Computer)等の情報処理装置である。通信ネットワーク102は、例えば、LAN(Local Area Network)、インターネット等の任意の通信ネットワークである。サーバ装置103は、例えば情報端末や、任意の家電等、通信機能及び記憶装置を有するものである。ここでは、各サーバ装置103を特に区別して説明する場合、例えば「サーバ装置103a」というように符号を付与して説明する。
なお、図1の例では、クライアント端末101を1つ、サーバ装置103を3つ示しているが、クライアント端末101、サーバ装置103の各々の数は任意でよく、これに限定されるものではない。
次に、図2を参照し、クライアント端末101の構成例を説明する。
図2(a)は、クライアント端末101のハードウェア構成例を示す図である。図2(a)において、クライアント端末101は、内部バス201、演算装置202、フラッシュメモリ203、主記憶装置204、キャッシュメモリ205、入出力インタフェース206、入力装置207、出力装置208、ネットワークインタフェース209等を有する。
演算装置202は、例えばMPU(Micro Processing Unit)、CPU(Central Processing Unit)等である。主記憶装置204は、例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等である。主記憶装置204は、プログラム211を記憶する。入力装置207は、例えば、キーボード、マウス、スキャナ、マイクロフォン等である。出力装置208は、例えば、ディスプレイ装置、スピーカ、プリンタ等である。
図2(b)は、クライアント端末101の機能ブロック図の一例である。図2(b)において、クライアント端末101は、情報更新要求部221、出力制御部222等を有する。情報更新要求部221、出力制御部222の各々は、演算装置202が、主記憶装置204内に記憶されているプログラム211をロードして実行することにより実現する機能である。情報更新要求部221は、サーバ装置103に登録情報の更新要求を送信する。出力制御部222は、出力装置209への情報の出力を制御等する。
次に、図3を参照し、サーバ装置103の構成例を説明する。
図3(a)は、サーバ装置103のハードウェア構成例を示す図である。図3(a)において、サーバ装置103は、内部バス301、演算装置302、フラッシュメモリ303、主記憶装置304、キャッシュメモリ305、ストレージインタフェース306、ネットワークインタフェース307等を有する。
演算装置302は、例えばMPU、CPU等である。主記憶装置304は、例えば、SDRAM等である。主記憶装置304は、プログラム311、登録情報321等を記憶する。プログラム311は、後述する機能を実現するためのものである。登録情報321は、更新されうるものである。
なお、本実施形態では、更新対象の情報である登録情報321は、主記憶装置304に記憶されているものとするが、これに限られるわけではなく、例えば、ストレージインタフェース306を介して接続されている記憶装置及び記憶媒体(何れも図示略)等に記憶されていても良い。また、登録情報321は、例えば、主記憶装置304とストレージインタフェース306を介して接続されている記憶装置及び記憶媒体等、複数の記憶装置及び記憶媒体に分散されて記憶されていても良い。
図3(b)は、サーバ装置103の機能ブロック図の一例である。図3(b)において、サーバ装置103は、受付部321、判定部322、更新実行部323、更新指示部324、再更新指示部325等を有する。受付部321、判定部322、更新実行部323、更新指示部324、再更新指示部325等の各々は、演算装置302が、プログラム311を実行することにより実現する機能である。
受付部321は、クライアント端末101、又は、他のサーバ装置103からの登録情報321に対する情報更新要求を受け付ける。判定部322は、どのサーバ装置103に登録情報を更新させるかを判定する。更新実行部323は、自身の登録情報321を更新する。更新指示部324は、他のサーバ装置103の登録情報を更新させるための処理を行なう。再更新指示部325は、更新対象のサーバ装置103にアクセス可能となるまで、情報更新要求を送信する。
なお、サーバ装置103は、上述のハードウェア及び機能の他に、登録情報321を用いて処理するためのハードウェア及び機能等を有していても良い。具体的には、例えば、登録情報321が放送番組案内情報であり、サーバ装置103がテレビジョン装置である場合、このサーバ装置103は、放送番組案内情報を表示するディスプレイ装置等や、表示された放送番組案内情報を用いて操作するためのボタン等の入力装置、その操作に従い処理する機能等を有するとよい。
次に、動作例を説明する。
ここでは、まず、シーケンス例を簡単に説明してから、各装置の単体の詳細な動作例を説明する。なお、ここでは、第1のサーバ装置がサーバ装置103a、第2のサーバ装置がサーバ装置103bである場合を例にして説明する。
また、以下では、1種類の登録情報のみを更新する動作例を説明するが、1つのサーバ装置103が有する登録情報は1つに限るものではなく、例えば放送番組案内情報と家族のスケジュール情報等、複数種の登録情報を有してもよい。この場合、これらの各種の登録情報に対し、以下の動作が行なわれる。
まず、図4を参照し、シーケンス例を説明する。
クライアント端末101の情報更新要求部221は、情報更新要求をサーバ装置103aに送信する(S401)。この情報更新要求には、既に登録されている登録情報、この登録情報と置き換える登録情報、この情報更新要求がクライアント端末101からのものであることを示す情報等が含まれる。以下、既に登録されている登録情報と置き換える登録情報を「新登録情報」といい、既に登録されている登録情報を「旧登録情報」という。なお、ここでは、登録情報のファイル名は、登録情報の種別を示す情報と、過去に登録された登録情報の各々を識別するための情報とが含まれているものとする。過去に登録された登録情報の各々を識別するための情報とは、例えば、バージョンや登録情報を取得した日時等である。しかし、これに限られるわけではなく、例えば、情報更新要求に、登録情報の種別を示す情報と、過去に登録された登録情報の各々を識別するための情報とがさらに含まれていても良い。また、登録情報とは別のファイル等として、情報更新要求に含まれていても良い。
なお、クライアント端末101が情報更新要求を送信するタイミングは特に限定するものではない。例えば、ユーザが入力装置207等を用いて登録情報更新の指示を入力した場合でもよく、また、所定時間毎や所定の日時等に行なっても良い。また、クライアント端末101の主記憶装置204や図示しない記憶媒体等に記憶されている登録情報(図示略)が更新等された場合でもよい。また、ネットワークインタフェース209を介して外部から登録情報が入力等された場合でもよい。
サーバ装置103aの判定部322は、サーバ装置103aからサーバ装置103bへのアクセスが可能であるか否か判定する(S402)。ここでは、サーバ装置103aからサーバ装置103bへのアクセスが不可であるものとする。この場合、サーバ装置103aの更新指示部324は、更新指示データを作成する(S403)。また、更新実行部323は、自身の主記憶装置304内の登録情報321を、受信した情報更新要求に含まれる新登録情報に置き換え、新たな登録情報321とする(S404)。
所定時間後等の任意のタイミングで、サーバ装置103aの再更新指示部325は、再度、サーバ装置103aからサーバ装置103bへのアクセスが可能であるか否か判定する(S405)。ここでは、サーバ装置103aからサーバ装置103bへのアクセスが可能であるものとする。再更新指示部325は、サーバ装置103bに、情報更新要求を送信する(S406)。この情報更新要求には、新登録情報、旧登録情報、サーバ装置103からのものであることを示す情報等が含まれる。
なお、サーバ装置103bは、自身の登録情報と、他のサーバ装置103の登録情報とを更新してもよいが、ここでは、サーバ装置103bは、自身の登録情報のみを更新する場合の例を説明する。
サーバ装置103bの更新実行部323は、自身の主記憶装置304内の登録情報321を、受信した情報更新要求に含まれる新登録情報に置き換え、新たな登録情報321とする(S407)。登録情報を更新すると、サーバ装置103bの更新実行部323は、登録情報の更新が完了したことを通知する更新完了通知を、情報更新要求の送信元、即ちサーバ装置103aに送信する(S408)。
次に、図5、図6を参照し、各サーバ装置103単体の動作例を説明する。
サーバ装置103の電源が投入されると、演算装置302は、内部バス301経由でフラッシュメモリ303に格納された起動用プログラム(図示略)をロードし、この起動用プログラムを実行することにより、主記憶装置304、キャッシュメモリ305、ストレージインタフェース306、ネットワークインタフェース307を初期化する。次に、演算装置302は、ストレージインタフェース306を経由して、記憶装置又は記憶媒体(何れも図示略)から読みこんだプログラムを主記憶装置304に格納する。ここで主記憶装置304に読み込まれるプログラムは任意でよいが、例えば、プログラム311、登録情報を使用・管理等するためのプログラム(図示略)等がある。
図5に一例を示す動作例は、例えば、クライアント端末101、又は、他のサーバ装置103からの情報更新要求を受信した場合に起動する。上述のように、この情報更新要求には、新登録情報、旧登録情報、この新登録情報がクライアント端末101からのものか、或いは、サーバ装置103からのものかを示す情報等が含まれる。
図5において、サーバ装置103の受付部321は、受信した要求がクライアント端末101からの要求であるか否か判定する(S501)。そのために、例えば、受付部321は、情報更新要求に含まれている、クライアント端末101からのものか、或いは、サーバ装置103からのものかを示す情報により、クライアント端末101からのものか否か判定しても良い。
S501の判定の結果、クライアント端末101からのものである場合、判定部322は、第2のサーバ装置103の保持する登録情報の更新が必要か否か判定する(S502)。そのために、判定部322は、例えば、自身が第2のサーバ装置103に情報更新要求を送信するものであり、かつ、今回受信した情報更新要求で更新する新登録情報を、既に、第2のサーバ装置103に送信等したか否か判定する。自身が第2のサーバ装置103に情報更新要求を送信するものであるか否か判定するための技術は特に限定するものではないが、例えば、予め、登録情報の種別等毎に、その登録情報を更新する第2のサーバ装置103の識別情報等を対応づけたテーブル(図示略)を主記憶装置304等に記憶させておき、判定部322は、情報更新要求に含まれる新登録情報の種別情報から、その新登録情報が第2のサーバ装置103に送信するものであるか否か判定してもよい。また、今回受信した情報更新要求で更新する新登録情報を、既に、第2のサーバ装置103に送信等したか否か判定するための技術は特に限定するものではないが、例えば、サーバ装置103は、今回受信した情報更新要求に含まれる新登録情報の更新完了通知を過去に受信したか否かにより判定する。この更新完了通知については後述する。
S502の判定の結果、第2のサーバ装置103の保持する登録情報の更新が必要でない場合、更新実行部323は、後述するS507の処理を行なう。
S502の判定の結果、第2のサーバ装置103の保持する登録情報の更新が必要である場合、判定部322は、登録情報を更新する第2のサーバ装置103にアクセス可能であるか否か判定する(S503)。この具体的な処理は特に限定するものではないが、例えば、判定部322は、登録情報を更新する第2のサーバ装置103に接続要求等を送信し、その接続要求等を送信した第2のサーバ装置103からの受信可能を示す応答を受信したか否か等により、そのサーバ装置103にアクセス可能であるか否か判定する。このS503の処理は、上述のS402の処理に該当する。
なお、ここで、1つのサーバ装置103が情報更新要求を送信する第2のサーバ装置103の数は任意でよく、また、情報更新要求を送信する第2のサーバ装置103を特定する技術も任意である。情報更新要求を送信する第2のサーバ装置103を特定するために、例えば、サーバ装置103は、通信ネットワーク102に接続されている全てのサーバ装置103を第2のサーバ装置103としてもよい。また、例えば、上述のように、予め、登録情報の種別毎等に、登録情報を更新するサーバ装置103の識別情報等を対応づけたテーブル(図示略)を主記憶装置304等に記憶させておき、判定部322は、情報更新要求に含まれる新登録情報の種別情報から、情報更新要求を送信する第2のサーバ装置103を特定してもよい。
S503の判定の結果、登録情報を更新する第2のサーバ装置103にアクセス可能である場合、更新指示部324は、そのサーバ装置103に情報更新要求を送信する(S504)。このとき、更新指示部324は、情報更新要求に、受信した情報更新要求に含まれていた新登録情報、旧登録情報、及び、この情報更新要求がサーバ装置103からのものであることを示す情報等を含めて送信する。
サーバ装置103からの情報更新要求を受信した第2のサーバ装置103は、自身の保持する登録情報を更新した後、その情報更新要求を送信したサーバ装置103に、更新完了通知を送信する。この処理の詳細は後述する。
S504の処理の後、サーバ装置103は、情報更新要求を送信したサーバ装置103からの更新完了通知を受信するまで待機する(S505)。サーバ装置103からの更新完了通知を受信した場合、更新指示部324は、その更新完了通知を主記憶装置304等に記憶させておくと良い。
更新指示部324は、情報更新要求を送信したサーバ装置103が登録情報を更新したか否か判定する(S506)。この判定は特に限定するものではないが、例えば、上述のS504の処理により情報更新要求を送信してから所定時間内に更新完了通知を受信しない場合、登録情報を更新しないと判定してもよい。
S506の判定の結果、登録情報を更新しない場合、更新指示部324は、後述するS508の処理に移行する。
S506の判定の結果、登録情報を更新した場合、又は、上述のS502の判定の結果、第2のサーバ装置103の保持する登録情報の更新が必要でない場合、更新実行部323は、自身の保持する登録情報を更新する(S507)。そのために、更新実行部323は、受信した情報更新要求に含まれていた新登録情報を、主記憶装置304の登録情報321と置き換える。このS507の処理は、上述のS404の処理に該当する。
一方、上述のS503の判定の結果、情報を更新する第2のサーバ装置103にアクセス不可である場合、更新指示部324は、更新指示データを作成する(S508)。この更新指示データには、情報を更新する第2のサーバ装置103の識別情報、新登録情報、旧登録情報等を含めても良い。更新指示部324は、作成した更新指示データを主記憶装置304等の任意の記憶装置に格納する。このS508の処理は、上述のS403の処理に該当する。
なお、情報更新要求を送信するサーバ装置103が複数である場合、1つのサーバ装置103に対し1つの更新指示データを作成してもよく、また、複数のサーバ装置103に対し1つの更新指示データを作成してもよい。
S508の処理の後、更新指示部324は、更新プロセスをバックグラウンドジョブとして登録する(S509)。これにより、再更新指示部325が起動される。この後、更新実行部323は、上述のS507の処理を実行する。
一方、上述のS501の判定の結果、クライアント端末101からのものでない場合、その情報更新要求は他のサーバ装置103からのものである。この場合、更新実行部323は、自身の保持する登録情報を更新する(S510)。このS510の処理は、上述のS407に該当する。そのために、更新実行部323は、受信した情報更新要求に含まれていた新登録情報を、主記憶装置304の登録情報321と置き換える。次に、更新実行部323は、その情報更新要求を送信したサーバ装置103に、更新完了通知を送信する(S511)。この更新完了通知には、自身の識別情報、旧登録情報のファイル名、新登録情報のファイル名、登録情報を更新した日時等が含まれる。このS511の処理は、上述のS408に該当する。
次に、再更新指示部325の処理例を、図6を参照して説明する。
上述のS509の処理により、再更新指示部325が起動される。再更新指示部325は、所定時間毎や、所定の日時等に、図6に一例を示す動作を行なう。
図6において、再更新指示部325は、登録情報を更新する第2のサーバ装置103にアクセス可能であるか否か判定する(S601)。そのために、再更新指示部325は、まず、情報更新要求を送信するサーバ装置103を特定する。そのために、再更新指示部325は、例えば、主記憶装置304内等の更新指示データに含まれているサーバ装置103の識別情報を抽出する。次に、再更新指示部325は、抽出した識別情報で特定されるサーバ装置103に、接続要求等を送信し、その接続要求等を送信した第2のサーバ装置103からの受信可能を示す応答を受信したか否か等により、そのサーバ装置103にアクセス可能であるか否か判定する。このS601の処理は、上述のS405に該当する。
S601の判定の結果、登録情報を更新する第2のサーバ装置103にアクセス可能である場合、再更新指示部325は、その第2のサーバ装置103に情報更新要求を送信する(S602)。このとき、再更新指示部325は、情報更新要求に、更新指示データに含まれている新登録情報、旧登録情報、この情報更新要求がサーバ装置103からのものであることを示す情報等を含めて送信する。この新登録情報、旧登録情報は、更新指示データに含まれているものである。
なお、このS602の処理は、上述のS406に該当する。
サーバ装置103からの情報更新要求を受信したサーバ装置103は、上述の図5を参照して説明した処理により、自身の保持する登録情報を更新した後、その情報更新要求を送信したサーバ装置103に更新完了通知を送信する。
S602の処理の後、サーバ装置103は、情報更新要求を送信したサーバ装置103からの更新完了通知を受信するまで待機する(S603)。この具体的な処理例は上述のS505と同じである。
再更新指示部325は、情報更新要求を送信したサーバ装置103が、情報の更新を完了したか否か判定する(S604)。この具体的な処理例は上述のS506と同じである。
S604の判定の結果、情報を更新する第2のサーバ装置103の情報の更新が完了していないと判定した場合、サーバ装置103は、今回の処理を終了し、所定時間経過後や所定の日時等に、再度、上述のS601以降の動作例を行なう。
また、S604の判定の結果、情報を更新する第2のサーバ装置103の情報の更新が完了していると判定した場合、再更新指示部325は、主記憶装置304内の更新指示データのうち、その更新完了情報に含まれる更新後の情報のファイル名と一致するファイル名の新登録情報が含まれているものを削除等した後、この新登録情報に対する更新処理を終了する。
なお、ここで情報更新要求を送信すべきサーバ装置103が複数ある場合、再更新指示部325は、各サーバ装置103に対し上述の処理を行なう。情報更新要求を送信した第2のサーバ装置103が複数である場合、再更新指示部325は、全ての第2のサーバ装置103が登録情報を更新した場合に処理を終了してもよく、また、第2のサーバ装置103のうち一部が登録情報を更新した場合に処理を終了してもよい。
なお、上述の第1の実施形態では、登録情報を構成する複数の情報(項目及び項目値)単位で他のサーバ装置に複製が存在しているが、これに限られるわけではなく、登録情報全体が複数のサーバ装置間で二重化されている場合など、任意のデータ複製の形態についても容易に適用できる。
また更新指示データには新登録情報、あるいは、新登録情報及び旧登録情報のペアを用いているが、更新指示データは第2のサーバ装置103を更新できる任意の値を保持できる。
また、更新処理が更新完了後など、全ての処理の最後に行われているが、更新処理の順番はこの順番に限るものではなく、任意のタイミングで行なってよい。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態を説明する。
第2の実施形態は、上述の第1の実施形態と比較して、第1のサーバ装置が第2のサーバ装置にアクセス可能な場合にはそのサーバ装置の登録情報を即座に更新し、第2のサーバ装置にアクセス不可能な場合には代行のサーバ装置に、その第2のサーバ装置にサーバ装置の登録情報の更新を依頼する所に特徴がある。以下、代行のサーバ装置を第3のサーバ装置という。
なお、後述する実施形態は、上述の実施形態と異なる点のみ詳細に説明する。
ここでは、まず、シーケンス例を簡単に説明してから、各装置の単体の詳細な動作例を説明する。ここでは、第1のサーバ装置がサーバ装置103a、第2のサーバ装置がサーバ装置103b、第3のサーバ装置がサーバ装置103cである場合の例を説明する。
まず、図7を参照し、シーケンス例を説明する。
クライアント端末101の情報更新要求部221は、情報更新要求をサーバ装置103aに送信する(S701)。この情報更新要求には、新登録情報、旧登録情報、この情報更新要求がクライアント端末101からのものであることを示す情報等が含まれる。この処理の具体例は上述のS401と同じである。
サーバ装置103aの判定部322は、サーバ装置103aからサーバ装置103bへのアクセスが可能であるか否か判定する(S702)。ここでは、サーバ装置103aからサーバ装置103bへのアクセスが不可であるものとする。この場合、サーバ装置103aの更新指示部324は、第3のサーバ装置を選択する(S703)。ここでは、更新指示部324は、サーバ装置103cを選択するものとする。更新指示部324は、更新指示データを作成し(S704)、作成した更新指示データを含む更新指示要求をサーバ装置103cに送信する(S705)。さらに、更新実行部323は、自身の主記憶装置304内の登録情報321を、受信した情報更新要求に含まれる新登録情報に置き換え、新たな登録情報321とする(S706)。
更新指示データを受信したサーバ装置103cの再更新指示部325は、この更新指示データを登録する(S707)。
所定時間後等の任意のタイミングで、サーバ装置103cの再更新指示部325は、サーバ装置103cからサーバ装置103bへのアクセスが可能であるか否か判定する(S708)。ここでは、サーバ装置103cからサーバ装置103bへのアクセスが可能であるものとする。サーバ装置103cの再更新指示部325は、サーバ装置103bに、情報更新要求を送信する(S709)。再更新指示部325は、この情報更新要求に、新登録情報、旧登録情報、この情報更新要求がサーバ装置103からのものであることを示す情報等が含めて送信する。この新登録情報、旧登録情報は、更新指示データに含まれていたものである。
サーバ装置103bの更新実行部323は、自身の主記憶装置304内の登録情報321を、受信した情報更新要求に含まれる新登録情報に置き換え、新たな登録情報321とする(S710)。登録情報を更新すると、サーバ装置103bの更新実行部323は、登録情報の更新が完了したことを通知する更新完了通知を、情報更新要求の送信元、即ちサーバ装置103cに送信する(S711)。
次に、図8を参照し、サーバ装置103単体の動作例を説明する。
図8に一例を示す動作例は、例えば、クライアント端末101、他のサーバ装置103からの情報更新要求又は更新指示要求を受信した場合に起動する。この動作例は上述の第1の実施形態と同じであるので省略する。
図8において、サーバ装置103の受付部321は、受信した要求がクライアント端末101からの要求であるか否か判定する(S801)。この具体的な動作例は上述のS501と同じである。
S801の判定の結果、クライアント端末101からのものである場合、判定部322は、第2のサーバ装置103の保持する登録情報の更新が必要か否か判定する(S802)。この具体的な動作例は上述のS502と同じである。
S802の判定の結果、第2のサーバ装置103の保持する登録情報の更新が必要でない場合、更新実行部323は、後述するS807の処理を行なう。
S802の判定の結果、第2のサーバ装置103の保持する登録情報の更新が必要である場合、判定部322は、登録情報を更新する第2のサーバ装置103にアクセス可能であるか否か判定する(S803)。この具体的な処理例は上述のS503と同じである。
S803の判定の結果、登録情報を更新する第2のサーバ装置103にアクセス可能である場合、更新指示部324は、そのサーバ装置103に情報更新要求を送信する(S804)。この具体的な処理例は上述のS504と同じである。
サーバ装置103からの情報更新要求を受信した第2のサーバ装置103は、自身の保持する登録情報を更新した後、その情報更新要求を送信したサーバ装置103に、更新完了通知を送信する。この処理は上述と同じである。
S804の処理の後、サーバ装置103は、情報更新要求を送信したサーバ装置103からの更新完了通知を受信するまで待機する(S805)。
更新指示部324は、情報更新要求を送信したサーバ装置103が登録情報を更新したか否か判定する(S806)。この具体的な処理例は上述のS506と同じである。
S806の判定の結果、登録情報を更新しないと判定された場合、更新指示部324は、後述するS808の処理に移行する。
S806の判定の結果、登録情報を更新した場合、更新実行部323は、自身の保持する登録情報を更新する(S807)。この具体的な処理例は上述のS507と同じである。
一方、上述のS803の判定の結果、情報を更新する第2のサーバ装置103にアクセス不可である場合、又は、S806の判定の結果、登録情報を更新しないと判定された場合、更新指示部324は、第3のサーバ装置103を選択する(S808)。ここで、更新代行のサーバ装置103を選択する技術は特に限定するものではないが、例えば、更新指示部324は、通信ネットワーク102に接続されている全てのサーバ装置103のうち、第2のサーバ装置103を除くもののうち少なくとも1つを、第3のサーバ装置103としてもよい。また、例えば、上述のように、予め、登録情報の種別毎等に、第2のサーバ装置103の識別情報等と、その第2のサーバ装置103の更新を代行する第3のサーバ装置103の識別情報とを対応づけたテーブル(図示略)を主記憶装置304等に記憶させておき、更新指示部324が、情報更新要求に含まれる新登録情報の種別情報から、第3のサーバ装置103を特定してもよい。
なお、このS808の処理は、上述のS703の処理に該当する。
更新指示部324は、更新指示データを作成する(S809)。この具体的な処理例は上述のS508と同じである。このS809の処理は、上述のS704の処理に該当する。
S809の処理の後、更新指示部324は、作成した更新指示データを含む更新指示要求を、S808の処理で選択した第3のサーバ装置103に送信する(S810)。このS810の処理は、上述のS705の処理に該当する。
S810の処理の後、更新実行部323は、上述のS807の処理を行なう。
一方、上述のS801の判定の結果、クライアント端末101からのものでない場合、判定部322は、受信した要求が、更新指示データを含む更新指示要求であるか否か判定する(S811)。そのために、判定部322は、例えば、受信した要求に更新指示データが含まれているか否かにより判定する。
S811の判定の結果、更新指示要求である場合、更新実行部323は、更新プロセスを登録する(S812)。この具体的な処理例は上述のS509と同じである。このS812の処理は、上述のS707の処理に該当する。
このS812の処理により起動された再更新指示部325は、所定時間毎や所定の日時等に、第2のサーバ装置103への更新処理を行なう。この処理は、上述の図6の動作例と同じであるので省略する。これにより、第3のサーバ装置103の再更新指示部325は、上述の図6と同じ動作例を実行し、第2のサーバ装置103に情報更新要求を送信する。この情報更新要求を受信した第2のサーバ装置103は、上述の図8と同じ動作例を実行し、S811の判定で、更新指示データでないと判定するので、後述するS813の処理に移行し、自身の保持する登録情報を更新する。
一方、S811の判定の結果、更新指示要求でない場合、その要求は、他のサーバ装置103から送信された情報更新要求である。この場合、更新実行部323は、登録情報の更新を行う(S813)。この具体的な処理例は、上述のS807と同じである。次に、更新実行部323は、更新完了通知を、その情報更新要求の送信元のサーバ装置103に送信する(S814)。この具体的な処理例は上述のS511と同じである。S814の処理の後、処理を終了する。
このように、第2のサーバ装置103にアクセス不可能な場合に、更新指示データを更新代行サーバ装置である第3のサーバ装置103に送信することで、更新後の登録情報も二重化される。これにより第2のサーバ装置103の登録情報の更新の前に第1のサーバ装置103に障碍等が発生して登録情報が消失或いは損傷等しても、第3のサーバ装置103に残された更新指示データから第2のサーバ装置103の登録情報を更新することが可能となる。
<第3の実施形態>
次に、第3の実施形態を説明する。
第1のサーバ装置103に対してアクセスできない場合の原因としては、電源切断やネットワークケーブル抜けなどの障碍の他に、その第1のサーバ装置103が例えばノートPC等可搬の通信端末であり、屋外に持ち出されて使われている場合などがある。上述の第2の実施形態において、第1のサーバ装置103が屋外で使用等されアクセスできない間に、登録情報の更新が発生する可能性がある。このような場合、第1のサーバ装置103及び第3のサーバ装置103の保持する登録情報と、第2のサーバ装置103の保持する登録情報との間で不整合が発生する可能性がある。具体的には、例えば、外出先で、他の装置等から最新の登録情報を取得し、この登録情報を第1のサーバ装置103の新たな登録情報とする場合が考えられる。また、例えば、第2のサーバ装置103にアクセスできない間に、クライアント端末101から複数回の登録情報の更新が要求される場合が考えられる。このような場合、第1のサーバ装置103及び第3のサーバ装置の保持する登録情報と、第2のサーバ装置103の保持する登録情報との間で不整合が発生する。
以下で説明する第3の実施形態では、第2のサーバ装置103にアクセスできない間に登録情報の更新が発生し、第1のサーバ装置103及び第3のサーバ装置103と、第2のサーバ装置103とで登録情報の不整合が発生する場合に、不整合の発生を任意の装置に通知するものである。
なお、登録情報の不整合の発生を通知する装置は特に限定するものではなく、例えば、クライアント端末101、サーバ装置103、通信ネットワーク102に接続する他の情報端末(図示略)のうち1つ以上が考えられるが、ここでは、クライアント端末101に通知するものとして説明する。
なお、後述する実施形態は、上述の第2の実施形態と異なる点のみ詳細に説明する。
ここでは、まず、シーケンス例を簡単に説明してから、各装置の単体の詳細な動作例を説明する。ここでは、第1のサーバ装置がサーバ装置103a、第2のサーバ装置がサーバ装置103b、第3のサーバ装置がサーバ装置103cである場合の例を説明する。
まず、図9を参照し、シーケンス例を説明する。
クライアント端末101の情報更新要求部221は、情報更新要求をクライアント端末101aに送信する(S901)。この情報更新要求には、新登録情報、旧登録情報、この情報更新要求がクライアント端末101からのものであることを示す情報等が含まれる。この処理の具体例は上述のS401、S701と同じである。
サーバ装置103aの判定部322は、サーバ装置103aからサーバ装置103bへのアクセスが可能であるか否か判定する(S902)。ここでは、サーバ装置103aからサーバ装置103bへのアクセスが不可であるものとする。この場合、サーバ装置103aの更新指示部324は、第3のサーバ装置を選択する(S903)。ここでは、更新指示部324は、サーバ装置103cを選択するものとする。更新指示部324は、更新指示データを作成し(S904)、作成した更新指示データを含む更新指示要求をサーバ装置103cに送信する(S905)。さらに、更新実行部323は、自身の主記憶装置304内の登録情報321を、受信した情報更新要求に含まれる新登録情報に置き換え、新たな登録情報321とする(S906)。この処理は、上述のS703〜S706と同じである。
更新指示データを受信したサーバ装置103cの再更新指示部325は、この更新指示データを登録する(S907)。この処理は、上述のS707と同じである。
所定時間後等の任意のタイミングで、サーバ装置103cの再更新指示部325は、サーバ装置103cからサーバ装置103bへのアクセスが可能であるか否か判定する(S908)。ここでは、サーバ装置103cからサーバ装置103bへのアクセスが可能であるものとする。サーバ装置103cの再更新指示部325は、サーバ装置103bに、情報更新要求を送信する(S909)。これら処理は、上述のS708、S709と同じである。
サーバ装置103bの更新実行部323は、受信した情報更新要求に含まれる登録情報と、自身の保持する登録情報との間に不整合があるか否か判定する(S910)。ここでは、不整合があると判定したものとする。サーバ装置103bの更新実行部323は、クライアント端末101へ、不整合があることを通知する不整合通知情報を送信する(S911)。この不整合通知情報には、整合しない登録情報と、サーバ装置103bの保持している登録情報等とが含まれる。
クライアント端末101の出力制御部222は、受信した不整合通知情報を出力装置208等に出力する(S912)。なお、この出力するタイミングは任意であり、不整合があることを通知する情報を受信するとすぐ出力してもよく、また、ユーザが入力装置207を用いて出力を指示した場合等に出力しても良い。
ユーザは、入力装置207を用いて、出力装置208に出力された整合しない登録情報のうちいずれか一方を選択して入力する。クライアント端末101の情報更新要求部221は、入力された選択を受け付けると(S913)、ここで選択されたものを新たな登録情報とし、この登録情報の選択結果を通知する選択通知情報を、サーバ装置103bに送信する(S914)。この選択通知情報には、S913の処理で受け付けた選択結果による登録情報が含まれる。
サーバ装置103bの更新指示部324は、サーバ装置103aに、選択通知情報に含まれる登録情報を含む情報更新要求を送信する(S915)。さらに、サーバ装置103bの更新実行部323は、自身の主記憶装置304内の登録情報321を、選択通知情報に含まれる登録情報に置き換え、新たな登録情報321とする(S916)。
サーバ装置103aの更新実行部323は、自身の主記憶装置304内の登録情報321を、情報更新要求に含まれる登録情報に置き換え、新たな登録情報321とする(S917)。
次に、図10を参照し、サーバ装置103単体の動作例を説明する。
図10に一例を示す動作例は、例えば、クライアント端末101、第1のサーバ装置103、第3のサーバ装置103からの情報更新要求又は更新指示要求を受信した場合に起動する。この動作例は上述と同じであるので省略する。
図10において、サーバ装置103の受付部321は、受信した要求がクライアント端末101からの要求であるか否か判定する(S1001)。この具体的な動作例は上述のS501、S801と同じである。
S1001の判定の結果、クライアント端末101からのものである場合、判定部322は、第2のサーバ装置103の保持する登録情報の更新が必要か否か判定する(S1002)。この具体的な動作例は上述のS502、S802と同じであるが、後述するS1013の処理により、不整合があると判定した場合にも、このS1002の処理を行なう点のみが異なる。ここで、不整合があると判定した場合の第2のサーバ装置103を特定する技術は、特に限定するものではなく、例えば、上述のS502、S802と同じでよい。
S1002の判定の結果、第2のサーバ装置103の保持する登録情報の更新が必要でない場合、更新実行部323は、後述するS1007の処理を行なう。
S1002の判定の結果、第2のサーバ装置103の保持する登録情報の更新が必要である場合、判定部322は、登録情報を更新する第2のサーバ装置103にアクセス可能であるか否か判定する(S1003)。この具体的な処理例は上述のS503、S803と同じである。
S1003の判定の結果、登録情報を更新する第2のサーバ装置103にアクセス可能である場合、更新指示部324は、そのサーバ装置103に情報更新要求を送信する(S1004)。この具体的な処理例は上述のS504、S804と同じであるが、後述するS1013の処理により不整合があると判定した場合、この情報更新要求に含める新登録情報、旧登録情報が異なる。後述するS1013の処理により不整合があると判定した後にS1004の処理を行なう場合、更新指示部324は、後述するS1015の処理で受信する選択通知情報に含まれる登録情報を、この情報更新要求に含める新登録情報とする。また、後述するS1013の処理により不整合があると判定した後にS1004の処理を行なう場合、更新指示部324は、先に受信した情報更新要求に含まれる新登録情報を、この情報更新要求に含める旧登録情報とする。
サーバ装置103からの情報更新要求を受信した第2のサーバ装置103は、自身の保持する登録情報を更新した後、その情報更新要求を送信したサーバ装置103に、更新完了通知を送信する。この処理は上述と同じである。
S1004の処理の後、サーバ装置103は、情報更新要求を送信したサーバ装置103からの更新完了通知を受信するまで待機する(S1005)。
更新指示部324は、情報更新要求を送信したサーバ装置103が登録情報を更新したか否か判定する(S1006)。この具体的な処理例は上述のS506、S806と同じである。
S1006の判定の結果、登録情報を更新しない場合、更新指示部324は、後述するS1008の処理に移行する。
S1006の判定の結果、登録情報を更新した場合、更新実行部323は、自身の保持する登録情報を更新する(S1007)。この具体的な処理例は上述のS507、S807と同じである。
一方、上述のS1003の判定の結果、情報を更新する第2のサーバ装置103にアクセス不可である場合、又は、S1006の判定の結果、登録情報を更新しない場合、更新指示部324は、第3のサーバ装置103を選択する(S1008)。この具体的な処理例は上述のS808と同じである。
なお、このS1008の処理は、上述のS903の処理に該当する。
更新指示部324は、更新指示データを作成する(S1009)。この具体的な処理例は上述のS809と同じであるが、後述するS1013の処理により不整合があると判定した場合、この更新指示データに含める新登録情報、旧登録情報が異なる。後述するS1013の処理により不整合があると判定した後にS1009の処理を行なう場合、更新指示部324は、後述するS1015の処理で受信する選択通知情報に含まれる登録情報を、この更新指示データに含める新登録情報とする。また、後述するS1013の処理により不整合があると判定した後にS1009の処理を行なう場合、更新指示部324は、先に受信した情報更新要求に含まれる新登録情報を、この更新指示データに含める旧登録情報とする。
このS1009の処理は、上述のS904の処理に該当する。
S1009の処理の後、更新指示部324は、作成した更新指示データを含む更新指示要求を、S1008の処理で選択した第3のサーバ装置103に送信する(S1010)。このS1010の処理は、上述のS905の処理に該当する。
次に、更新実行部323は、上述のS1007の処理を実行する。
一方、上述のS1001の判定の結果、クライアント端末101からのものでない場合、判定部322は、受信した要求が、更新指示データを含む更新指示要求であるか否か判定する(S1011)。この具体的な処理例は上述のS811と同じである。
S1011の判定の結果、更新指示要求である場合、判定部322は、更新プロセスを登録する(S1012)。この具体的な処理例は上述のS812と同じである。このS1012の処理は、上述のS907の処理に該当する。
上述のS1012の処理により起動された再更新指示部325は、所定時間毎や所定の日時等に、第2のサーバ装置103への更新処理を行なう。この処理は、上述の図6の動作例と同じであるので省略する。これにより、第3のサーバ装置103の再更新指示部325は、上述の図6と同じ動作例を実行し、第2のサーバ装置103に情報更新要求を送信する。この情報更新要求を受信した第2のサーバ装置103は、上述の図10と同じ動作例を実行し、S1011の判定で、更新指示要求でないと判定するので、S1013の処理に移行し、自身の保持する登録情報を更新する。
一方、S1011の判定の結果、更新指示要求でない場合、その要求は、他のサーバ装置103から送信された情報更新要求である。この場合、更新実行部323は、登録情報の不整合があるか否か判定する(S1013)。そのために、更新実行部323は、受信した情報更新要求に含まれている旧登録情報と、自身の主記憶装置304に記憶されている登録情報321との差分を取得し、この差分から、不整合の有無を判定する。差分から不整合の有無を判定する技術は特に限定するものではないが、例えば、更新実行部323は、登録情報が、複数の項目毎の項目値から構成される場合、項目毎に項目値が一致するか否か判定し、一致しない項目値が1つ以上ある場合、不整合があると判定してもよい。この場合、更新実行部323は、複数の項目のうち一部を、このような不整合判定の対象としなくてもよい。
このS1013の処理は、上述のS910の処理に該当する。
S1013の判定の結果、不整合がある場合、更新実行部323は、不整合があることを通知する不整合通知情報を送信する(S1014)。このとき、更新実行部323は、不整合通知情報に、自身の識別情報と、不整合情報と、自身の主記憶装置304に格納されている登録情報321等とを含めて送信する。この不整合情報とは、登録情報の不整合の内容を示す情報である。具体的には、例えば、登録情報が複数の項目毎の項目値から構成される場合、上述の処理で一致しないと判定された項目値及びその項目等である。
このS1014の処理は、上述のS911の処理に該当する。
ここで、図9に戻り、クライアント端末101のS912〜S914の処理を詳細に説明する。
不整合通知情報を受信したクライアント端末101の出力制御部222は、任意のタイミングで、出力装置208に不整合通知情報を出力する(S912)。ここで、図11を参照し、出力装置208のディスプレイに不整合通知情報を表示した場合の画面例を示す。
図11において、画面1101は、不整合通知情報に含まれる、登録情報の不整合情報を表示する場合の例である。画面1101は、領域1111、領域1121、領域1122等を有する。領域1111は、登録情報の不整合情報の項目の各々を表示する。領域1121、領域1122の各々は、不整合情報に含まれる項目毎の項目値を表示する。図11の例では、領域1121は、クライアント端末101の主記憶装置204に記憶されている登録情報の項目値のうち、不整合情報に含まれる項目の項目値である。また、領域1122は、不整合通知情報に含まれる登録情報の項目値のうち、不整合情報に含まれる項目の項目値である。なお、図11の例の場合、領域1121、領域1122の「N/A」は、その項目の項目値が無いことを示す。
具体的には、例えば、項目「2007年3月3日 AAAテレビ 19:00〜20:50」の項目値は、サーバ装置103cの送信した更新指示データに含まれる登録情報では「3時間ドラマ…××太郎、○○花子」、サーバ装置103bの主記憶装置204の登録情報321では「3時間ドラマ…××太郎、△△花子」であることを示す。
図9において、クライアント端末101の情報更新要求部221等は、選択された項目値を受け付ける(S913)。そのために、例えば、ユーザは、表示等された不整合情報に示される登録情報のうち何れか一方を選択し、選択したものを新たな登録情報とする。具体的には、例えば、上述の図11に一例を示す画面の場合、ユーザは、クライアント端末101の入力装置207を用いて、上述の領域1111の項目毎に、領域1121、領域1122の各々に表示された項目値のうち一方の選択又は削除等を指示することにより、項目毎の項目値のうち一方を選択する。情報更新要求部221は、ユーザに指示されたものを、選択された項目値とする。
次に、クライアント端末101の情報更新要求部221等は、選択された項目値を、登録情報のその項目の項目値とし、これを新たな登録情報として、この登録情報を含む選択通知情報を、不整合通知情報の送信元に送信する(S914)。
具体的には、例えば、項目「2007年3月3日 AAAテレビ 19:00〜20:50」の項目値、「3時間ドラマ…××太郎、○○花子」、「3時間ドラマ…××太郎、△△花子」のうち、入力装置207から、「3時間ドラマ…××太郎、△△花子」が選択されたことを示す情報が入力された場合、情報更新要求部221は、登録情報の項目「2007年3月3日 AAAテレビ 19:00〜20:50」の項目値を「3時間ドラマ…××太郎、△△花子」に置き換える。情報更新要求部221は、このようにして得た新たな登録情報を含む選択通知情報を、サーバ装置103bに送信する。
図10に戻り、サーバ装置103は、選択通知情報を受信すると(S1015)、上述のS1002の処理に移行する。これにより、最新の登録情報を有するサーバ装置103が、他のサーバ装置103に、自身の保持する最新の登録情報への更新を指示することが可能となる。
一方、S1013の判定の結果、不整合がない場合、更新実行部323は、登録情報の更新を行う(S1016)。この具体的な処理例は、上述のS1007と同じである。次に、更新実行部323は、更新完了通知を、その情報更新要求の送信元のサーバ装置103に送信する(S1017)。この具体的な処理例は上述のS511、S814と同じである。S1017の処理の後、処理を終了する。
これにより、登録情報の不整合が発生した場合、更新すべき登録情報をユーザが選択し、選択した登録情報に更新することが可能となる。
<第4の実施形態>
次に、第4の実施形態を説明する。
上述の第3の実施形態では、登録情報の不整合が検出された場合、クライアント端末101に不整合通知情報を送信することで対応を問い合わせる。これに対し、以下で説明する第4の実施形態では、登録情報の不整合が検出された場合、新しいほうを更新すべき登録情報として登録し、どちらを登録したかを任意の装置に通知するものである。
なお、登録情報の選択結果を通知する装置は特に限定するものではなく、例えば、クライアント端末101、サーバ装置103、通信ネットワーク102に接続する他の情報端末(図示略)のうち1つ以上が考えられるが、ここでは、クライアント端末101に通知するものとして説明する。
なお、後述する実施形態は、上述の第3の実施形態と異なる点のみ詳細に説明する。
ここでは、まず、シーケンス例を簡単に説明してから、各装置の単体の詳細な動作例を説明する。ここでは、第1のサーバ装置がサーバ装置103a、第2のサーバ装置がサーバ装置103b、第3のサーバ装置がサーバ装置103cである場合の例を説明する。
まず、図12を参照し、シーケンス例を説明する。
クライアント端末101の情報更新要求部221は、情報更新要求をクライアント端末101aに送信する(S1201)。この情報更新要求には、新登録情報、旧登録情報、この情報更新要求がクライアント端末101からのものであることを示す情報等が含まれる。
サーバ装置103aの判定部322は、サーバ装置103aからサーバ装置103bへのアクセスが可能であるか否か判定する(S1202)。ここでは、サーバ装置103aからサーバ装置103bへのアクセスが不可であるものとする。この場合、サーバ装置103aの更新指示部324は、第3のサーバ装置を選択する(S1203)。ここでは、更新指示部324は、サーバ装置103cを選択するものとする。更新指示部324は、更新指示データを作成し(S1204)、作成した更新指示データを含む更新指示要求をサーバ装置103cに送信する(S1205)。さらに、更新指示部324は、自身の主記憶装置304内の登録情報321を、受信した情報更新要求に含まれる新登録情報に置き換え、新たな登録情報321とする(S1206)。
更新指示データを受信したサーバ装置103cの再更新指示部325は、この更新指示データを登録する(S1207)。
所定時間後等の任意のタイミングで、サーバ装置103cの再更新指示部325は、サーバ装置103cからサーバ装置103bへのアクセスが可能であるか否か判定する(S1208)。ここでは、サーバ装置103cからサーバ装置103bへのアクセスが可能であるものとする。サーバ装置103cの再更新指示部325は、サーバ装置103bに、情報更新要求を送信する(S1209)。
ここまで処理は、上述のS901〜S909と同じである。
サーバ装置103bの更新実行部323は、受信した情報更新要求に含まれる登録情報と、自身の保持する登録情報との間に不整合があるか否か判定する(S1210)。この処理は、上述のS909と同じである。ここでは、不整合があると判定したものとする。サーバ装置103bの更新実行部323は、受信した情報更新要求に含まれる登録情報と、自身の保持する登録情報とのうち、どちらが新しいものであるのか判定する(S1211)。ここでは、受信した情報更新要求に含まれる登録情報のほうが新しいと判定したものとする。更新実行部323は、クライアント端末101へ、受信した情報更新要求に含まれる登録情報と、自身の保持する登録情報とのうち、選択したものを通知する通知する選択結果通知情報を送信する(S1212)。
クライアント端末101の出力制御部222は、受信した選択結果通知情報を出力装置208等に出力する(S1213)。なお、この出力するタイミングは任意であり、選択結果通知情報を受信するとすぐ出力してもよく、また、ユーザが入力装置207を用いて出力を指示した場合等に出力しても良い。
さらに、サーバ装置103bの更新指示部324は、サーバ装置103aに、自身の保持する登録情報を含む情報更新要求を送信する(S1214)。
サーバ装置103aの更新実行部323は、自身の主記憶装置304内の登録情報321を、情報更新要求に含まれる登録情報に置き換え、新たな登録情報321とする(S1215)。
次に、図13を参照し、サーバ装置103単体の動作例を説明する。
図13に一例を示す動作例は、例えば、クライアント端末101、第1のサーバ装置103、第3のサーバ装置103からの情報更新要求又は更新指示要求を受信した場合に起動する。この動作例は上述と同じであるので省略する。
図13において、サーバ装置103の受付部321は、受信した要求がクライアント端末101からの要求であるか否か判定する(S1301)。この具体的な動作例は上述のS501、S801、S1001と同じである。
S1301の判定の結果、クライアント端末101からのものである場合、判定部322は、第2のサーバ装置103の保持する登録情報の更新が必要か否か判定する(S1302)。この具体的な動作例は上述のS502、S802、S1002と同じであるが、後述するS1316の処理により、自身の保持する登録情報321が最新のものであると判定した場合にも、このS1302の処理を行なう点のみが異なる。ここで、自身の保持する登録情報321が最新のものであると判定した場合の第2のサーバ装置103を特定する技術は特に限定するものではなく、例えば、上述のS502、S802、S1002と同じでよい。
S1302の判定の結果、第2のサーバ装置103の保持する登録情報の更新が必要でない場合、更新実行部323は、後述するS1307の処理を行なう。
S1302の判定の結果、第2のサーバ装置103の保持する登録情報の更新が必要である場合、判定部322は、登録情報を更新する第2のサーバ装置103にアクセス可能であるか否か判定する(S1303)。この具体的な処理例は上述のS503、S803、S1003と同じである。
S1303の判定の結果、登録情報を更新する第2のサーバ装置103にアクセス可能である場合、更新指示部324は、そのサーバ装置103に情報更新要求を送信する(S1304)。この具体的な処理例は上述のS504、S804、S1004と同じであるが、後述するS1316の処理により自身の保持する登録情報のほうが新しいと判定される場合、この情報更新要求に含める新登録情報、旧登録情報が異なる。後述するS1316の処理により自身の保持する登録情報のほうが新しいと判定された後にS1304の処理を行なう場合、更新指示部324は、自身の主記憶装置304に記憶される登録情報321を、この情報更新要求に含める新登録情報とする。また、後述するS1316の処理により自身の保持する登録情報のほうが新しいと判定された後にS1304の処理を行なう場合、更新指示部324は、先に受信した情報更新要求に含まれる新登録情報を、この情報更新要求に含める旧登録情報とする。
サーバ装置103からの情報更新要求を受信した第2のサーバ装置103は、自身の保持する登録情報を更新した後、その情報更新要求を送信したサーバ装置103に、更新完了通知を送信する。この処理は上述と同じである。
S1304の処理の後、サーバ装置103は、情報更新要求を送信したサーバ装置103からの更新完了通知を受信するまで待機する(S1305)。
更新指示部324は、情報更新要求を送信したサーバ装置103が登録情報を更新したか否か判定する(S1306)。この具体的な処理例は上述のS506、S806、S1006と同じである。
S1306の判定の結果、登録情報を更新しない場合、更新指示部324は、後述するS1308の処理に移行する。
S1306の判定の結果、登録情報を更新した場合、更新実行部323は、自身の保持する登録情報を更新する(S1307)。この具体的な処理例は上述のS507、S807、S1007と同じである。
一方、上述のS1303の判定の結果、情報を更新する第2のサーバ装置103にアクセス不可である場合、更新指示部324は、第3のサーバ装置103を選択する(S1308)。この具体的な処理例は上述のS808、S1008と同じである。
なお、このS1308の処理は、上述のS1203の処理に該当する。
更新指示部324は、更新指示データを作成する(S1309)。この具体的な処理例は上述のS508、S1009と同じであるが、後述するS1316の処理により自身の保持する登録情報のほうが新しいと判定される場合、この更新指示データに含める新登録情報、旧登録情報が異なる。後述するS1316の処理により自身の保持する登録情報のほうが新しいと判定された後にS1304の処理を行なう場合、更新指示部324は、自身の主記憶装置304に記憶される登録情報321を、この更新指示データに含める新登録情報とする。また、後述するS1316の処理により自身の保持する登録情報のほうが新しいと判定された後にS1304の処理を行なう場合、更新指示部324は、先に受信した更新指示データに含まれる新登録情報を、この更新指示データに含める旧登録情報とする。
このS1309の処理は、上述のS1204の処理に該当する。
S1309の処理の後、更新指示部324は、作成した更新指示データを含む更新指示要求を、S1308の処理で選択した第3のサーバ装置103に送信する(S1310)。このS1310の処理は、上述のS1205の処理に該当する。
次に、更新指示部324は、上述のS1307の処理に移行する。
一方、上述のS1301の判定の結果、クライアント端末101からのものでない場合、更新実行部323は、受信した要求が、更新指示データを含む更新指示要求であるか否か判定する(S1311)。この具体的な処理例は上述のS811、S1011と同じである。
S1311の判定の結果、更新指示要求である場合、更新実行部323は、更新プロセスを登録する(S1312)。この具体的な処理例は上述のS812,S1012と同じである。このS1312の処理は、上述のS1207の処理に該当する。
上述のS1312の処理により起動された再更新指示部325は、所定時間毎や所定の日時等に、第2のサーバ装置103への更新処理を行なう。この処理は、上述の図6の動作例と同じであるので省略する。これにより、第3のサーバ装置103の再更新指示部325は、上述の図6と同じ動作例を実行し、第2のサーバ装置103に情報更新要求を送信する。この情報更新要求を受信した第2のサーバ装置103は、上述の図13と同じ動作例を実行し、S1311の判定で、更新指示要求でないと判定するので、S1313の処理に移行し、上述と同じ処理を行なう。
一方、S1311の判定の結果、更新指示要求でない場合、その要求は、他のサーバ装置103から送信された情報更新要求である。この場合、更新実行部323は、登録情報の不整合があるか否か判定する(S1313)。この処理は、上述のS1013と同じである。このS1313の処理は、上述のS1210の処理に該当する。
S1313の判定の結果、不整合がない場合、更新実行部323は、登録情報の更新を行う(S1314)。この具体的な処理例は、上述のS1307と同じである。次に、更新実行部323は、更新完了通知を、その情報更新要求の送信元のサーバ装置103に送信する(S1315)。この具体的な処理例は上述のS511、S814、S1017と同じである。S1315の処理の後、処理を終了する。
一方、S1313の判定の結果、不整合がある場合、更新実行部323は、受信した情報更新要求に含まれている新登録情報より、自身の主記憶装置304に記憶されている登録情報321のほうが新しいか否か判定する(S1316)。そのために、更新実行部323は、登録情報に含まれている情報更新識別子により、どちらの登録情報が新しいのかを判定する。この情報更新識別子は、例えば、登録情報が作成又は提供等された時刻、及び、バージョン等の更新回数うち少なくとも一方である。情報更新識別子は、登録情報毎、及び、全ての登録情報のうち少なくとも一方に対し付与される。この情報更新識別子が含まれている場所は任意でよく、例えば、登録情報のファイル名に含まれていてもよく、また、登録情報を構成する項目値の一つとして含まれていても良い。また、情報更新識別子は、予め登録情報に含まれていなくてもよく、例えばサーバ装置103a等から取得しても良い。また、情報更新識別子を付与等する装置は任意でよく、例えば、外部等から登録情報を取得するときに既に含まれていてもよく、また、クライアント端末101、サーバ装置103aのうち何れか一方が登録情報に含めても良い。
なお、S1316の処理は、上述のS1211の処理に該当する。
S1316の判定の結果、受信した情報更新要求に含まれている新登録情報より、自身の主記憶装置304に記憶されている登録情報321のほうが古い場合、更新実行部323は、端末101に、受信した情報更新要求に含まれている新登録情報を選択することを通知する選択結果通知情報を送信する(S1317)。更新実行部323は、この選択結果通知情報に、受信した情報更新要求に含まれている新登録情報を選択することと、登録情報の不整合情報と、自身の主記憶装置304に格納されている登録情報321等とを含めて送信する。
S1317の処理の後、上述のS1314の処理に移行する。
一方、S1316の判定の結果、受信した情報更新要求に含まれている新登録情報より、自身の主記憶装置304に記憶されている登録情報321のほうが新しい場合、更新実行部323は、端末101に、自身の主記憶装置304に記憶されている登録情報321を選択することを通知する選択結果通知情報を送信する(S1318)。更新実行部323は、この選択結果通知情報に、自身の主記憶装置304に記憶されている登録情報321を選択することと、不整合の内容を示す不整合情報と、自身の主記憶装置304に格納されている登録情報321等とを含めて送信する。この不整合情報とは、例えば、登録情報が複数の項目毎の項目値から構成される場合、上述のS1313の処理で一致しないと判定された項目値の項目である。この処理の後、上述のS1302の処理に移行する。これにより、最新の登録情報を有するサーバ装置103が、他のサーバ装置103に、自身の保持する最新の登録情報への更新を指示することが可能となる。
次に、図12に戻り、クライアント端末101のS1213の処理を詳細に説明する。
選択結果通知情報を受信したクライアント端末101の出力制御部222は、任意のタイミングで、出力装置208に選択結果通知情報を出力する(S1213)。ここで、図14を参照し、出力装置208のディスプレイに選択結果通知情報を表示した場合の画面例を示す。
図14において、画面1401は、選択結果通知情報に含まれる、登録情報の不整合情報を表示する場合の例である。画面1401は、領域1411、領域1421、領域1422等を有する。領域1411は、登録情報の選択結果情報の項目の各々を表示する。領域1421、領域1422の各々は、選択結果通知情報に含まれる項目毎の項目値を表示する。図14の例では、領域1421は、クライアント端末101の主記憶装置204に記憶されている登録情報の項目値のうち、不整合情報に含まれる項目の項目値である。また、領域1422は、選択結果通知情報に含まれる登録情報の項目値のうち、選択結果情報に含まれる項目の項目値である。なお、図14の例の場合、領域1421、領域1422の「N/A」は、その項目の項目値が無いことを示す。情報更新要求部221は、領域1421、領域1422のうち、選択結果通知情報に含まれる選択された登録情報に該当するものの表示形態を変更して表示する。図14の例では、領域1422に示される登録情報が選択されたことを示す。
なお、上述の実施形態では、選択結果通知情報を送信した後、更新処理を行なっているが、処理の順番はこれに限られるわけではなく、更新処理を行なった後、選択結果通知情報を送信しても良い。
上述のように、第4の実施形態は、登録情報に不整合がある場合、新しいほうの登録情報を更新し、選択した更新情報を通知することが可能である。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上述の第4の実施形態において、選択結果通知情報を受信したクライアント端末101は、その選択結果通知情報に、サーバ装置103bの主記憶装置204の記憶する登録情報321を選択したことを通知されている場合、その選択結果通知情報に含まれる登録情報を含む情報更新要求を、任意のサーバ装置103等に送信してもよい。これにより、再度、S1301以降の更新処理を行なうことが可能である。
また、上述の第1〜第4の実施形態では、情報更新のトリガーは、クライアント端末101からの情報更新要求であるものとしたが、これに限られるわけではない。所定の時間毎や所定の日時、自身の登録情報が更新された場合等に、サーバ装置103a(第1のサーバ装置)が、他のサーバ装置に、情報更新要求や更新指示要求等を送信してもよい。
また、上述の第3、第4の実施形態の不整合情報は、上述に限られるわけではない。不整合の内容がわかればよく、例えば、サーバ装置103に、不整合の項目値そのものを含めても良い。
また、上述の実施形態では、各サーバ装置が、他のサーバ装置からの情報更新要求に従い登録情報を送信した場合のみ、更新完了通知を送信しているが、これに限られるわけではなく、クライアント端末からの情報更新要求に従い登録情報を送信した場合も、更新完了通知を送信してもよい。また、更新完了通知は、情報更新要求を送信した装置のみに送信するものではなく、クライアント端末やサーバ装置、他の装置(図示略)等に送信してもよい。
第1の実施形態において、システム構成例を示す図である。 同実施形態において、クライアント端末の構成例を示す図である。 同実施形態において、サーバ装置の構成例を示す図である。 同実施形態において、シーケンス例を示す図である。 同実施形態において、動作例を示す図である。 同実施形態において、動作例を示す図である。 第2の実施形態において、シーケンス例を示す図である。 同実施形態において、動作例を示す図である。 第3の実施形態において、シーケンス例を示す図である。 同実施形態において、動作例を示す図である。 同実施形態において、画面例を示す図である。 第4の実施形態において、シーケンス例を示す図である。 同実施形態において、動作例を示す図である。 同実施形態において、画面例を示す図である。
符号の説明
101:クライアント端末、201:内部バス、202:演算装置、203:フラッシュメモリ、204:主記憶装置、205:キャッシュメモリ、206:入出力インタフェース、207:入力装置、208:出力装置、209:ネットワークインタフェース、221:情報更新要求部、222:出力制御部、103:サーバ装置、301:内部バス、302:演算装置、303:フラッシュメモリ、304:主記憶装置、311:プログラム、321:登録情報、305:キャッシュメモリ、306:ストレージインタフェース、307:ネットワークインタフェース、321:受付部、322:判定部、323:更新実行部、324:更新指示部、325:再更新指示部

Claims (13)

  1. 第1の記憶装置を有する第1のサーバと、第2の記憶装置を有する第2のサーバとが接続されるシステムにおいて、前記第2の記憶装置の記憶する登録情報を更新する情報更新方法であって、
    前記第1のサーバが、
    前記第2のサーバにアクセス可能か否か判定する判定ステップと、
    前記判定の結果、アクセス可能な場合、前記第2のサーバに、前記登録情報を含む情報更新要求を送信する出力ステップと、を有し、
    前記第2のサーバが、
    前記情報更新要求を受信した場合、該情報更新要求に含まれる前記登録情報を、前記第2の記憶装置に記憶させる更新ステップ、を有すること
    を特徴とする情報更新方法。
  2. 請求項1に記載の情報更新方法であって、
    前記第1のサーバが、
    前記判定の結果、アクセス不可の場合、所定の時間経過後に前記第2のサーバにアクセス可能か否かの判定を行い、アクセス可能と判定されるまでこの判定を行い、アクセス可能と判定された場合、前記第2のサーバに、前記登録情報を含む情報更新要求を出力する再更新指示ステップ、をさらに有すること
    を特徴とする情報更新方法。
  3. 第1の記憶装置を有する第1のサーバと、第2の記憶装置を有する第2のサーバと、第3の記憶装置を有する第3のサーバとが接続されるシステムにおいて、前記第2の記憶装置の記憶する登録情報を更新する情報更新方法であって、
    前記第1のサーバが、
    前記第2のサーバにアクセス可能か否か判定する判定ステップと、
    前記判定の結果、アクセス不可の場合、前記第3のサーバに、前記登録情報を含む更新指示情報を送信する登録指示ステップと、を有し、
    前記第3のサーバが、
    前記第2のサーバにアクセス可能か否か判定し、該判定の結果、アクセス可能な場合、前記第2のサーバに、前記更新指示情報に含まれる前記登録情報を含む情報更新要求を出力し、前記判定の結果、アクセス不可の場合、所定の時間経過後に前記第2のサーバにアクセス可能か否かの判定を行い、アクセス可能と判定されるまでこの判定を行い、アクセス可能と判定された場合、前記第2のサーバに、前記登録情報を含む情報更新要求を出力する再更新指示ステップ、を有し、
    前記第2のサーバが、
    前記情報更新要求を受信した場合、該情報更新要求に含まれる前記登録情報を、前記第2の記憶装置に記憶させる更新ステップ、を有すること
    を特徴とする情報更新方法。
  4. 請求項3に記載の情報更新方法であって、
    前記登録指示ステップで、更新前の登録情報(以下、旧登録情報)と、該旧登録情報と置き換える登録情報(以下、新登録情報)とを含む更新指示情報を出力し、
    前記再更新指示ステップで、前記更新指示情報に含まれる前記新登録情報と前記旧登録情報とを含む情報更新要求を出力すること
    を特徴とする情報更新方法。
  5. 請求項3に記載の情報更新方法であって、
    前記第1の記憶装置および前記第2の記憶装置の各々は、登録情報の更新状況を示す更新識別子をさらに記憶していること、
    を特徴とする情報更新方法。
  6. 請求項5に記載の情報更新方法であって、
    前記更新識別子は、登録情報の更新時刻及び更新回数のうち少なくとも一方であること
    を特徴とする情報更新方法。
  7. 請求項6に記載の情報更新方法であって、
    前記登録情報は複数の情報から構成され、
    前記更新識別子は、前記登録情報を構成する複数の情報の全てで同じ値であること
    を特徴とする情報更新方法。
  8. 請求項6に記載の情報更新方法であって、
    前記登録情報は複数の情報から構成され、
    前記更新識別子は、前記登録情報を構成する複数の情報の各々で別に管理されること
    を特徴とする情報更新方法。
  9. 請求項4に記載の情報更新方法であって、
    前記第2のサーバが、
    前記情報更新要求を受信した場合、該情報更新要求に含まれる前記旧登録情報と、前記第2の記憶装置に記憶されている登録情報とが一致するか否か判定する整合性判定ステップ、をさらに有し、
    前記判定の結果、一致する場合、該情報更新要求に含まれる前記登録情報を、前記第2の記憶装置に記憶させ、該判定の結果、一致しない場合、前記第2の記憶装置に記憶されている登録情報と、前記情報更新要求に含まれる前記新登録情報とを出力装置に出力し、入力装置から、前記出力装置に出力された登録情報のうちいずれか一方を選択する情報が入力された場合、該選択された登録情報を、前記第2の記憶装置に記憶させ、さらに、該選択された登録情報を含む情報更新要求を、前記第1のサーバに送信し、
    前記第1のサーバが、
    前記第2のサーバから送信された情報更新要求を受信すると、該情報更新要求に含まれる登録情報を、前記第1の記憶装置に記憶させること
    を特徴とする情報更新方法。
  10. 請求項5に記載の情報更新方法であって、
    前記第1のサーバが、
    前記登録指示ステップで、前記登録情報及び該登録情報の更新識別子を含む更新指示情報を送信し、
    前記第3のサーバが、
    前記再更新指示ステップで、前記更新指示情報に含まれる前記登録情報及び前記更新識別子を含む情報更新要求を送信し、
    前記第2のサーバが、
    前記情報更新要求に含まれる前記登録情報の更新識別子と、前記第2の記憶装置に記憶されている登録情報の更新識別子とを比較する比較ステップと、
    前記比較の結果、前記第2の記憶装置に記憶されている更新識別子のほうが新しいものを示している場合、前記第1のサーバに、前記第2の記憶装置に記憶されている登録情報及び更新識別子を含む情報更新要求を送信する指示ステップと、をさらに有し、
    前記第1のサーバは、
    前記第2のサーバから送信された情報更新要求を受信すると、該情報更新要求に含まれる登録情報を、登録情報として前記第1の記憶装置に記憶させること
    を特徴とする情報更新方法。
  11. 請求項10に記載の情報更新方法であって、
    前記第2のサーバが、
    前記情報更新要求に含まれる前記登録情報の更新識別子と、前記第2の記憶装置に記憶されている登録情報の更新識別子とのうち、新しいものを示しているほうを登録情報とすることを、出力装置に出力する通知ステップ、をさらに有すること
    を特徴とする情報更新方法。
  12. 第1の記憶装置を有する第1のサーバと、第2の記憶装置を有する第2のサーバとが接続され、前記第2の記憶装置の記憶する登録情報を更新する情報更新システムであって、
    前記第1のサーバが、
    前記第2のサーバにアクセス可能か否か判定する判定手段と、
    前記判定の結果、アクセス可能な場合、前記第2のサーバに、前記登録情報を含む情報更新要求を送信する出力手段と、を有し、
    前記第2のサーバが、
    前記情報更新要求を受信した場合、該情報更新要求に含まれる前記登録情報を、前記第2の記憶装置に記憶させる更新手段、を有すること
    を特徴とする情報更新システム。
  13. 第1の記憶装置を有する第1のサーバと、第2の記憶装置を有する第2のサーバと、第3の記憶装置を有する第3のサーバとが接続され、前記第2の記憶装置の記憶する登録情報を更新する情報更新システムであって、
    前記第1のサーバが、
    前記第2のサーバにアクセス可能か否か判定する判定手段と、
    前記判定の結果、アクセス不可の場合、前記第3のサーバに、前記登録情報を含む更新指示情報を送信する登録指示手段と、を有し、
    前記第3のサーバが、
    前記第2のサーバにアクセス可能か否か判定する判定手段と、
    前記判定の結果、アクセス可能な場合、前記第2のサーバに、前記更新指示情報に含まれる前記登録情報を含む更新要求を出力する更新指示手段と、
    前記判定の結果、アクセス不可の場合、所定の時間経過後に前記第2のサーバにアクセス可能か否かの判定を行い、アクセス可能と判定されるまでこの判定を行い、アクセス可能と判定された場合、前記第2のサーバに、前記登録情報を含む情報更新要求を出力する再更新指示手段と、を有し、
    前記第2のサーバが、
    前記情報更新要求を受信した場合、該情報更新要求に含まれる前記登録情報を、前記第2の記憶装置に記憶させる更新手段、を有すること
    を特徴とする情報更新システム。
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