JP2008112311A - ビジネスプロセス実行方法、ビジネスプロセス実行システムおよびプログラム - Google Patents

ビジネスプロセス実行方法、ビジネスプロセス実行システムおよびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ビジネスプロセスの実行におけるフォーマット変換省略の機会を増加させ、クライアントへの応答性能を向上させる。
【解決手段】フォーマット変換省略定義作成部104は、ビジネスプロセス定義部105およびアダプタ定義部106を参照して、サービス134からの応答電文のフォーマットが、そのビジネスプロセスのその後のすべてのサービス呼び出しについてフォーマット変換せずに利用可能か否かを判定した情報を、フォーマット変換決定定義情報127としてリポジトリ121に格納しておく。そして、ビジネスプロセス実行制御部132がビジネスプロセスを実行したときには、アダプタ実行制御部133は、そのときの対象のサービス134についてフォーマット変換決定定義情報127を参照し、フォーマット変換不要を示す情報が格納されていたときには、フォーマット変換を省略するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンピュータによる種々のサービスを実現するためのビジネスプロセスを実行するビジネスプロセス実行方法、ビジネスプロセス実行システムおよびプログラムに関する。
近年、様々な分野において市場競争が激化するとともに、企業の経営統合や事業再編などが進行し、ビジネス環境が急速にかつ大きく変化している。それに伴い、企業における情報システムは、たびたび更新されることが多くなった。そのため、情報システムには、できるだけ短期間かつ容易に、その再構築を行えるようにすることが要求されている。
そのような要求に対して、可能な限り既存のサービスを再利用し、必要な分だけ新たなサービスを開発し、それらを組み合わせることによって新しいサービスを短期間かつ低コストで構築しようとするサービス指向アーキテクチャが注目を集めている。
サービス指向アーキテクチャにおいて、サービスとは、情報システムが提供する業務上意味のある独立した機能をいう。そのサービスは、サービスの名前、サービスが提供するオペレーションの名前、オペレーションの入力時および応答時の電文フォーマットを記述したインタフェース定義などを含み、その定義を記述する言語をインタフェース記述言語と呼ぶ。
ここで、オペレーションとは、サービスを構成する具体的な機能の実装を指し、1つのサービスは1つ以上のオペレーションからなる。また、電文フォーマットは、電文フォーマットを構成する1つ以上の部分フォーマットからなる。例えば、商品の在庫を管理する在庫管理サービスは、商品の在庫数を検索する検索オペレーションと、商品の引当を行う引当オペレーションとからなる。また、検索オペレーションの応答時の電文フォーマットは、検索した商品を示す部分フォーマットと、商品の在庫状況を示す部分フォーマットとからなる。さらに、電文フォーマットに従って作成した電文の実体を電文インスタンスと呼び、クライアントは、電文インスタンスをサービスに送信することによって、サービスを呼び出す。
また、複数のサービスを組み合わせて作成した新たなサービスをビジネスプロセスと呼び、サービスの呼び出しの他に、分岐処理やフォーマット編集処理などのフローを制御する処理を併せて定義する。ここで、ビジネスプロセスの定義を記述する言語をビジネスプロセス記述言語と呼ぶ。
ビジネスプロセス記述言語では、サービスの呼び出し、分岐処理、フォーマット編集処理などのビジネスプロセスを構成する要素をアクティビティと呼ぶ。また、各アクティビティで使用する電文インスタンスを格納する領域を変数と呼び、その変数には、格納する電文インスタンスに対応した電文フォーマットを定義する。
例えば、サービスの呼び出しアクティビティには、アクティビティの名前、呼び出すサービスの名前、オペレーションの名前、オペレーションの入力時と応答時の電文インスタンスを格納する変数などを定義する。また、分岐処理アクティビティには、アクティビティの名前、分岐先のアクティビティを決定する条件式、条件式で参照する変数などを定義する。さらに、フォーマット編集処理アクティビティには、アクティビティの名前、編集元および編集先の変数の名前、編集元の変数から編集先の変数へのフォーマット変換定義などを定義する。
ビジネスプロセスからサービスを呼び出す際、例えば、レガシーシステムが提供するサービスを呼び出す場合には、そのサービスが扱う電文フォーマットの種別や構造がサービス呼び出しアクティビティと異なるために、そのサービスを直接呼び出すことができないことがある。
そのような場合、ビジネスプロセスは、サービスの呼び出しを制御する機能を利用して電文フォーマットを変換し、その後サービスを呼び出す。電文フォーマットの変換は、ビジネスプロセスのフォーマット編集処理アクティビティでも実現できるが、サービスを何らかの事情で変更した場合に、ビジネスプロセスのフォーマット編集処理アクティビティも併せて変更することが必要がとなり、変更の影響が大きい。
そこで、ビジネスプロセスにおいては、本来あるべき標準的なデータ構造やフローを定義しておき、電文フォーマットの差異を、サービスの呼び出しを制御する機能を利用することによって吸収している。なお、サービス指向アーキテクチャでは、サービスの呼び出しを制御する機能をアダプタと呼び、ビジネスプロセスとアダプタとサービスとを実行するサーバをサービス実行サーバと呼ぶ。
一方、フォーマット変換は、変換対象の構造や変換を実行する装置の性能にも左右されるが、一般的に多くの時間を必要とする処理である。従って、レガシーシステムが提供するサービスを複数呼び出すビジネスプロセスなどにおいては、サービス呼び出しアクティビティが扱う電文フォーマットと、呼び出すサービスが扱う電文フォーマットが異なることが原因となって、ビジネスプロセス実行中にアダプタでのフォーマット変換が多発し、クライアントへの応答性能が低下するという結果を招いている。
そこで、特許文献1には、アダプタにおけるフォーマット変換を省略する例が開示されている。特許文献1によれば、2つのサービス間でアダプタを介して送受信される電文フォーマットがアダプタに定義された標準のものと異なるものであっても、その2つのサービス間の電文フォーマットが同じである場合には、アダプタにおける標準の電文フォーマットへの変換を省略するとしている。フォーマット変換を省略することによって、クライアントへの応答性能を向上することができる。
特開2001−16274号公報
しかしながら、特許文献1の場合には、いわゆるビジネスプロセス記述言語を考慮したものとなっていないこともあって、そのフォーマット変換の省略は、直接に送受信する2つのサービス間における電文に対してしか適用することができない。
例えば、第1のサービスから標準でない電文が第2のサービスを介して第3のサービスへ送信され、その送信された電文が第2のサービスで使用されず、第1のサービスから送信された電文のフォーマットと第3のサービスが受信する電文のフォーマットと同じであったような場合にあっては、第1のサービスから送信された電文は、第2のサービスへ送信するときアダプタにおいてフォーマット変換され、さらに、第2のサービスから第3のサービスへ送信するときにフォーマット変換される。これでは、フォーマット変換の効果は、限定的なものにならざるを得ない。
そこで、本発明の目的は、ビジネスプロセスの実行においてフォーマット変換省略の機会を増加させ、それによって、ビジネスプロセスのクライアントへの応答性能を向上させることが可能なビジネスプロセス実行方法、ビジネスプロセス実行システムおよびプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明においては、ビジネスプロセスを実行するコンピュータが、ビジネスプロセスについてのビジネスプロセス定義情報とアダプタについてのアダプタ定義情報とを参照して、そのビジネスプロセスに係るサービスから応答される応答電文のフォーマットが、そのビジネスプロセスのその後のすべてのサービス呼び出しでフォーマット変換せずに利用可能か否かを判定し、その判定した結果に基づく情報をフォーマット変換決定定義情報として記憶装置に格納しておく。その後、コンピュータは、ビジネスプロセスを実行し、当該サービスを呼び出したとき、そのサービスに対するフォーマット変換決定定義情報を参照し、その参照したフォーマット変換決定定義情報がフォーマット変換不要であることを示す情報であったときには、アダプタにおけるフォーマット変換を省略するようにした。
本発明においては、サービスが応答する応答電文のフォーマットがビジネスプロセスのその後のすべてのサービス呼び出しで利用可能か否かを判定した結果に基づき、サービス呼び出し時におけるフォーマット変換の省略の可否を判定することができる。従って、すぐ後の1つのサービス呼び出しのみでフォーマット変換省略の可否を判定し、フォーマット変換を省略していた従来技術に比較すると、大幅にフォーマット変換省略の機会が増加することになる。
本発明によれば、ビジネスプロセスの実行においてフォーマット変換省略の機会を増加させることができ、そのため、ビジネスプロセスのクライアントへの応答性能を向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳しく説明する。
<システム構成>
図1は、本実施形態に係るビジネスプロセス実行システムの全体の機能ブロック構成の例を示す図である。図1に示すように、ビジネスプロセス実行システム10は、定義サーバ101とリポジトリ121とサービス実行サーバ131とを含んで構成される。ここで、定義サーバ101とリポジトリ121とは、ネットワーク171を介して接続され、また、サービス実行サーバ131とリポジトリ121は、ネットワーク172を介して接続される。この場合、ネットワーク171、172は、LAN(Local Area Network)であっても、WAN(Wide Area Network)やインターネットなどのグローバルネットワークであってもよい。
図1において、定義サーバ101は、定義ツール部102を備え、定義ツール部102の機能により、システムの管理者またはユーザが入力する情報に基づき、ビジネスプロセスやアダプタの定義情報やフォーマット変換省略に係る定義情報などが作成される。ここで、定義ツール部102は、ビジネスプロセス実行に係る基本定義情報を作成する基本定義作成部103と、フォーマット変換省略に係るフォーマット変換省略定義情報を作成するフォーマット変換省略定義作成部104と、を含む。さらに、基本定義作成部103は、ビジネスプロセス定義部105と、アダプタ定義部106と、を含み、フォーマット変換省略定義作成部104は、定義解析部107と、フォーマット変換決定定義作成部108と、電文インスタンス拡張定義作成部109と、電文ライフサイクル定義作成部110と、を含む。
リポジトリ121は、定義サーバ101で作成した各種定義情報を格納するストレージサーバであり、基本定義情報格納部122と、フォーマット変換省略定義情報格納部123と、を含んで構成される。ここで、基本定義情報格納部122には、ビジネスプロセス定義情報124、アダプタ定義情報125、フォーマット変換定義情報126などが格納され、フォーマット変換省略定義情報格納部123には、フォーマット変換決定定義情報127、電文インスタンス拡張定義情報128、電文ライフサイクル定義情報129などの情報が格納される。
サービス実行サーバ131は、ビジネスプロセス実行制御部132、アダプタ実行制御部133、サービス134などを備え、それぞれ、所定のビジネスプロセス、アダプタ、サービスなどを実行する。ここで、ビジネスプロセス実行制御部132は、電文インスタンス拡張部161を含んだ電文インスタンス管理部141、フォーマット変換部142、電文ライフサイクル管理部143、フロー制御部144などによって構成され、また、アダプタ実行制御部133は、フォーマット変換部151、フォーマット変換決定部152などによって構成される。
図2は、定義サーバ101のコンピュータとしての構成の例を示す図である。図2に示すように、定義サーバ101は、CPU21、ネットワークインタフェース22、ハードディスク装置などからなる二次記憶装置24、RAM(Random Access Memory)などからなる主記憶装置25、これらを相互接続するバス23などを含んで構成される。さらに、定義サーバ101は、ネットワークインタフェース22を介してネットワーク171に接続される。
ここで、CPU21は、主記憶装置25に記憶されているプログラムを実行することにより、定義サーバ101の所定の機能を実現する。また、主記憶装置25には、OS(オペレーティングシステム)26のほか、定義ツール部102の各機能ブロックを実現するためのプログラムが記憶されている。
前記したように、定義ツール部102は、ビジネスプロセス定義部105、アダプタ定義部106などからなる基本定義作成部103と、定義解析部107、フォーマット変換決定定義作成部108、電文インスタンス拡張定義作成部109、電文ライフサイクル定義作成部110などからなるフォーマット変換省略定義作成部104とを含んで構成される。定義サーバ101の各機能ブロック102〜110は、CPU21が主記憶装置25に記憶されている各機能ブロック102〜110を実現するプログラムを実行することによって、実現される。この場合、各機能ブロック102〜110における動作または処理の主体は、CPU21であるが、説明を簡略化するために、以下、各機能ブロック102〜110それぞれがその動作または処理の主体であるとして説明する。
また、別の実施形態として、定義サーバ101の各機能ブロック102〜110を、その機能を実現する論理回路などを集積回路化したハードウエアなどによって、実現してもよい。この場合には、各機能ブロック102〜110それぞれがその動作または処理の主体となる。
図3は、リポジトリ121のコンピュータとしての構成の例を示す図である。図3に示すように、リポジトリ121は、CPU31、ネットワークインタフェース32、ハードディスク装置などからなる二次記憶装置34、RAMなどからなる主記憶装置35、これらを相互接続するバス33などを含んで構成される。さらに、リポジトリ121は、ネットワークインタフェース32を介してネットワーク171,172に接続される。
ここで、CPU31は、主記憶装置35に記憶されているプログラムを実行することにより、リポジトリ121の所定の機能を実現する。また、主記憶装置35には、OS36のほか、定義登録部901、定義取得部902などの機能を実現するためのプログラムが記憶されている。また、二次記憶装置34には、基本定義情報格納部122とフォーマット変換省略定義情報格納部123が設けられる。そして、基本定義情報格納部122には、ビジネスプロセス定義情報124、アダプタ定義情報125、フォーマット変換定義情報126などが格納され、フォーマット変換省略定義情報格納部123には、フォーマット変換決定定義情報127、電文インスタンス拡張定義情報128、電文ライフサイクル定義情報129などの情報が格納される。
リポジトリ121の定義登録部901、定義取得部902などの機能ブロックは、CPU31が主記憶装置35に記憶されている各機能ブロック901,902を実現するプログラムを実行することによって、実現される。この場合、各機能ブロック901,902における動作または処理の主体は、CPU31であるが、説明を簡略化するために、以下、各機能ブロック901,902それぞれがその動作または処理の主体であるとして説明する。
また、別の実施形態として、リポジトリ121の各機能ブロック901,902を、その機能を実現する論理回路などを集積回路化したハードウエアなどによって、実現してもよい。この場合には、各機能ブロック901,902それぞれがその動作または処理の主体となる。
図4は、サービス実行サーバ131のコンピュータとしての構成の例を示す図である。図4に示すように、サービス実行サーバ131は、CPU41、ネットワークインタフェース42、ハードディスク装置などからなる二次記憶装置44、RAMなどからなる主記憶装置45、これらを相互接続するバス43などを含んで構成される。さらに、サービス実行サーバ131は、ネットワークインタフェース42を介してネットワーク172に接続される。
ここで、CPU41は、主記憶装置45に記憶されているプログラムを実行することにより、サービス実行サーバ131の所定の機能を実現する。また、主記憶装置45には、OS46のほか、サービス実行基盤1011に含まれる各機能ブロックの機能を実現するためのプログラムが記憶されている。なお、サービス実行基盤1011は、ビジネスプロセス実行制御部132、アダプタ実行制御部133およびサービス134を含んだ機能ブロックである。
また、二次記憶装置44には、アダプタ実行制御部133でフォーマット変換の有無を管理するフォーマット変換決定テーブル1001と、電文インスタンスを格納する電文インスタンス管理テーブル1002と、電文インスタンスのライフサイクルを管理する電文ライフサイクル管理テーブル1003と、が記憶されるとともに、実行中のビジネスプロセスに係るビジネスプロセス定義情報124、アダプタ定義情報125、フォーマット変換定義情報126などの情報が記憶されている。
なお、ビジネスプロセス実行制御部132は、ビジネスプロセス定義情報124を読み込み、定義された内容に従いアクティビティを順に実行するフロー制御部144と、電文インスタンス管理テーブル1002を管理する電文インスタンス管理部141と、フォーマット変換定義情報126に従い電文フォーマットを変換するフォーマット変換部142と、電文ライフサイクル管理テーブル1003に従い電文のライフサイクルを管理する電文ライフサイクル管理部143とを含んで構成される。また、電文インスタンス管理部141は、電文インスタンス拡張部161を含み、さらに、電文インスタンス拡張部161は、電文インスタンス管理テーブル1002に対して電文インスタンスの登録、取得、削除をそれぞれ行う電文登録部211と、電文取得部212と、電文削除部213とを含んで構成される。
また、アダプタ実行制御部133は、フォーマット変換決定テーブル1001を参照して、フォーマット変換の有無を判断するフォーマット変換決定部152と、フォーマット変換定義情報126に従い電文フォーマットを変換するフォーマット変換部151とを含んで構成される。
サービス実行サーバ131の各機能ブロック132〜134,141〜144,151,152,161,211〜213は、CPU41が主記憶装置45に記憶されている各機能ブロックを実現するプログラムを実行することによって、実現される。この場合、各機能ブロック132〜134,141〜144,151,152,161,211〜213における動作または処理の主体は、CPU41であるが、説明を簡略化するために、以下、各機能ブロック132〜134,141〜144,151,152,161,211〜213それぞれがその動作または処理の主体であるとして説明する。
また、別の実施形態として、定義サーバ101の各機能ブロック132〜134,141〜144,151,152,161,211〜213を、その機能を実現する論理回路などを集積回路化したハードウエアなどによって、実現してもよい。この場合には、各機能ブロック132〜134,141〜144,151,152,161,211〜213それぞれがその動作または処理の主体となる。
なお、ビジネスプロセス実行システム10、定義サーバ101、リポジトリ121およびサービス実行サーバ131の構成は、図1〜図4を用いて説明した構成の例に限定される必要はない。例えば、定義サーバ101、リポジトリ121、サービス実行サーバ131のそれぞれは、同一のローカルネットワーク内に存在してもよく、別々のローカルネットワーク内に分散していてもよい。また、リポジトリ121は、定義サーバ101と同じコンピュータの二次記憶装置24上に構成されてもよく、また、サービス実行サーバ131と同じコンピュータの二次記憶装置44上に構成されてもよい。さらには、定義サーバ101、リポジトリ121およびサービス実行サーバ131のすべての機能を1台のコンピュータで実現してもよい。
また、図2では、定義サーバ101の機能を、1台のコンピュータによって実現するとしているが、ネットワークで接続された複数台のコンピュータによって実現してもよい。また、図4では、サービス実行サーバ131の機能を、1台のコンピュータによって実現するとしているが、同様に、ネットワークで接続された複数台のコンピュータによって実現してもよい。また、定義サーバ101の機能とサービス実行サーバ131の機能とを1台のコンピュータによって実現してもよい。
<ビジネスプロセス実行の例>
続いて、顧客からの商品の注文を受け付け、在庫検索、電文フォーマットの編集、在庫引当、配送先の判定および配送指示などの処理を行う注文ビジネスプロセスを例として、サービス実行サーバ131の動作の例について説明する。図5は、注文ビジネスプロセスを実行するサービス実行サーバ131の動作の例を示した図である。また、図6は、図5の注文ビジネスプロセスで利用する検索応答電文および在庫引当電文の例を示した図である。
図5において、注文ビジネスプロセス201は、開始アクティビティ202、在庫検索アクティビティ203、電文編集アクティビティ204、在庫引当アクティビティ205、国内判定アクティビティ206、海外配送アクティビティ207、国内配送アクティビティ208、終了アクティビティ209から構成される。ここでは、まず、サービス実行サーバ131が注文ビジネスプロセス201を実行する様子を簡単に説明する。
図5において、サービス実行サーバ131のフロー制御部144は、開始アクティビティ202により注文ビジネスプロセス201の実行を開始し、在庫検索アクティビティ203を実行する。フロー制御部144は、在庫検索アクティビティ203の処理として、在庫検索電文(標準電文)251を、在庫管理アダプタ実行制御部231を介して、在庫管理サービス271へ送信する。このとき、在庫管理サービス271が受付ける在庫検索電文(サービス電文)254は、在庫検索電文(標準電文)251と同じなので、在庫管理アダプタ実行制御部231は、電文のフォーマット変換を行わない。
次に、在庫管理サービス271は、所定の検索オペレーションを実行し、その検索結果を検索応答電文(サービス電文)255にして、在庫管理アダプタ実行制御部231を介して、注文ビジネスプロセス201へ送信する。このとき、注文ビジネスプロセス201が受付ける検索応答電文(標準電文)252は、検索応答電文(サービス電文)255と異なっているので(図6参照、検索応答電文(標準電文)252の部分Bと検索応答電文(サービス電文)255の部分B−αとが異なっている)、在庫管理アダプタ実行制御部231は、原則として、電文のフォーマット変換を行う。ただし、本実施形態では、後記する変換省略条件が満たされたときには、電文のフォーマット変換を省略する。
なお、図6において、検索応答電文(標準電文)252および検索応答電文(サービス電文)255は、検索対象の商品のリストからなる部分と、商品の在庫リストからなる部分からなる。検索応答電文(標準電文)252は、部分Aと部分Bとからなり、検索応答電文(サービス電文)255は、検索応答電文(標準電文)252と同様な部分Aと、検索応答電文(標準電文)252の部分Bとはフォーマットが異なる部分B−αとからなる。また、在庫引当電文(標準電文)253および在庫引当電文(サービス電文)256は、商品の在庫リストからなる。在庫引当電文(標準電文)253は、部分Bからなり、在庫引当電文(サービス電文)256は、部分B−αからなる。
再度、図5を参照して、説明を続ける。フロー制御部144は、検索応答電文(標準電文)252を受信すると、次には、電文編集アクティビティ204を実行する。フロー制御部144は、電文編集アクティビティ204の処理として、検索応答電文(標準電文)252の部分Bをコピーして、在庫引当電文(標準電文)253を新たに生成する。このとき、電文編集アクティビティ204は、部分Bの内容を参照することはない、すなわち、標準電文フォーマットは、電文編集アクティビティ204が動作する上で必要なものではないものとする。
次に、フロー制御部144は、在庫引当アクティビティ205を実行し、在庫引当電文(標準電文)253を、在庫管理アダプタ実行制御部231を介して、在庫管理サービス271へ送信する。このとき、在庫管理サービス271が受付ける在庫引当電文(サービス電文)256は、在庫引当電文(標準電文)253と異なるので(図6参照)、在庫管理アダプタ実行制御部231は、原則として、電文のフォーマット変換を行う。ただし、本実施形態では、先に、検索応答電文(標準電文)252と検索応答電文(サービス電文)255との間のフォーマット変換を省略したときには、ここでのフォーマット変換も省略する。
次に、在庫管理サービス271は、所定の在庫引当オペレーションを実行し、また、フロー制御部144は、国内判定アクティビティ206を実行する。図2の例の場合、国内判定アクティビティ206には、検索応答電文(標準電文)252の部分Bを利用した条件式が設定されており、フロー制御部144は、部分Bの内容を参照して、その条件式を判定し、次に実行するアクティビティ(海外配送アクティビティ207または国内配送アクティビティ208)を決定する。
なお、このビジネスプロセスの実行の例では、フロー制御部144が国内判定アクティビティ206を実行するときには、在庫検索アクティビティ203で実際に受信した検索応答電文(サービス電文)255しか保持していない。すなわち、フロー制御部144は、国内判定アクティビティ206を実行するのに必要な検索応答電文(標準電文)252の部分Bを保持していない。このような場合には、フロー制御部144は、フォーマット変換部142によって応答電文(サービス電文)255のフォーマット変換を行い、検索応答電文(標準電文)252を取得する。
以上に説明したように、本実施形態においては、在庫管理サービス271の応答時の検索応答電文(サービス電文)255の部分B−αが、注文ビジネスプロセス201の後続の在庫引当アクティビティ205によって呼び出される在庫管理サービス271の入力時の在庫引当電文(サービス電文)256として、そのまま利用することができ、かつ、検索応答電文(サービス電文)255の部分B−αが、注文ビジネスプロセス201における在庫引当アクティビティ205以前のアクティビティによって部分Bの内容が参照されない場合には、在庫管理アダプタ実行制御部231におけるフォーマット変換を省略することができる。
<フォーマット変換を省略するための構成>
続いて、再度、図1を用いて、アダプタ実行制御部133でのフォーマット変換の省略を可能にするためのビジネスプロセス実行システム10の構成について、さらに、詳しく説明する。
定義サーバ101は、アダプタ実行制御部133でのフォーマット変換の省略を可能にするために、フォーマット変換省略定義作成部104を備える。フォーマット変換省略定義作成部104は、システムの管理者またはユーザによって入力されて作成されたビジネスプロセス定義情報124とアダプタ定義情報125とを、定義解析部107によって解析し、アダプタ実行制御部133が中継するときの電文が所定のフォーマット変換省略条件を満たすか否かを判定する。また、フォーマット変換省略定義作成部104は、フォーマット変換決定定義作成部108によって、前記の判定の結果に従ったフォーマット変換決定定義情報127(後記する図9参照)を作成し、リポジトリ121に格納する。
ここで、所定のフォーマット変換省略条件とは、呼び出すサービスの応答時のサービス電文フォーマットと、その応答を受信するサービス呼び出しアクティビティの受信時の標準電文フォーマットが異なり、かつ、前記応答時のサービス電文フォーマットのすべてまたは部分を、当該アクティビティに後続するアクティビティで呼び出すサービスで利用する可能性があり、かつ、そのサービスを呼び出すアクティビティより前方のアクティビティで、前記応答時のサービス電文フォーマットに対応した標準電文フォーマットのすべてまたは部分を必要としない場合をいう。
以上の準備をしておくことにより、サービス実行サーバ131は、リポジトリ121からフォーマット変換決定定義情報127を読み込んで作成したフォーマット変換決定テーブル1001(図4参照)に従って、アダプタ実行制御部133におけるフォーマット変換を、適宜、省略することができるようになる。
以上の定義サーバ101の構成に加えて、サービス実行サーバ131は、電文インスタンス管理部141を備える。電文インスタンス管理部141は、標準電文フォーマットに従って作成した標準電文インスタンスとともに、フォーマット変換を省略したサービス電文インスタンスを電文インスタンス拡張定義情報128に登録する。そして、その登録を可能にするため、定義サーバ101は、電文インスタンス拡張定義作成部109を備え、電文インスタンス拡張定義作成部109は、ビジネスプロセス定義情報124とアダプタ定義情報125を解析した結果から、変数を拡張する電文インスタンス拡張定義情報128を作成し、リポジトリ121に格納する。そして、サービス実行サーバ131は、リポジトリ121から電文インスタンス拡張定義情報128を読み込み、ビジネスプロセス実行前に変数を拡張して、標準電文インスタンスとサービス電文インスタンスを格納可能なようにする。また、サービス実行サーバ131は、拡張した変数を格納する電文インスタンス管理テーブル1002(図4参照)を、電文インスタンス管理部141で管理する。
以上のような構成により、サービス実行サーバ131は、アダプタ実行制御部133でのフォーマット変換を省略した電文インスタンスを管理しながら、ビジネスプロセスを実行することが可能となる。
なお、以上のようなサービス実行サーバ131の構成においては、電文インスタンス管理部141がアダプタ実行制御部133でのフォーマット変換を省略したサービス電文インスタンスを電文インスタンス管理テーブル1002に格納するため、その電文インスタンスを格納する領域が余分に必要となる。そこで、本実施形態では、その領域の削減を図るために、ビジネスプロセスにおけるアクティビティの実行フローを解析した上で、その後のアクティビティの実行に不要な電文インスタンスを電文インスタンス管理テーブル1002から削除するようにした。
そのため、定義サーバ101は、電文ライフサイクル定義作成部110を備え、ビジネスプロセス定義情報124とアダプタ定義情報125を解析した結果から、電文インスタンス管理部141で管理する電文インスタンスを、ビジネスプロセスの何処で破棄できるかを示す電文ライフサイクル定義情報129を作成し、リポジトリ121に格納する。そしてサービス実行サーバ131は、リポジトリ121から電文ライフサイクル定義情報129を読み込み、作成した電文ライフサイクル管理テーブル1003(図4参照)に従い、電文ライフサイクル管理部143から電文インスタンスを削除する。
このような構成にしたことにより、サービス実行サーバ131は、ビジネスプロセスの実行上不要となった電文インスタンスを管理する必要がなくなり、また、記憶領域の消費を抑えることができる。
<定義サーバ101における処理の流れ>
続いて、図7および図8を用いて、定義サーバ101における処理の流れについて説明する。ここで、図7は、定義サーバ101における処理の流れの例を示した図、図8は、ビジネスプロセスに係る基本定義作成画面の例を示した図である。なお、図7において、処理ブロックの外側左上に付した括弧書きの機能ブロックの名称は、その処理ブロックに記載された内容の処理を実行する機能ブロックの名称であることを示す(図10以降の図面においても同じ)。
図7において、ビジネスプロセス定義部105は、まず、図8に示す基本定義作成画面501のビジネスプロセス定義画面511を、定義サーバ101に接続された端末装置などの表示装置に表示し、そのビジネスプロセス定義画面511を利用してシステムの管理者またはユーザ(ビジネスプロセスの設計者)によって入力される情報に基づき、ビジネスプロセス定義情報124およびフォーマット変換定義情報126を作成し、リポジトリ121に格納する(ステップS01)。
このとき、ビジネスプロセス定義画面511には、ビジネスプロセスを構成するアクティビティを選択するためのパレット512と、その選択されたアクティビティをビジネスプロセスの処理フローに沿って配置するための定義キャンパス513が表示される。そこで、ビジネスプロセスの設計者は、パレット512から、適宜、アクティビティを選択し、その選択したアクティビティを所定のビジネスプロセスの処理順序に沿って配置し、さらに、ビジネスプロセスを一意に識別するビジネスプロセスの名前、アクティビティを一意に識別するアクティビティの名前、アクティビティ個別に必要となる情報などを設定してビジネスプロセスを定義する。
再び、図7を参照すると、アダプタ定義部106は、前記基本定義作成画面501にビジネスプロセス定義画面511と併せて表示されるアダプタ定義画面521を利用してビジネスプロセスの設計者によって入力される情報に基づき、アダプタ定義情報125およびフォーマット変換定義情報126を作成し、リポジトリ121に格納する(ステップS02)。
このとき、ビジネスプロセスの設計者は、基本定義作成画面501のアダプタ定義画面521を利用して、まず、インタフェース定義入力フィールド522にサービスのインタフェース定義名を入力する。そうすると、アダプタ定義部106は、その入力されたインタフェース定義名に対してあらかじめ設定されたインタフェース定義情報を読み込み、サービス名、オペレーション名、各オペレーションの入力時と応答時のサービス電文フォーマットを取得し、その取得した情報をサービス名入力フィールド523、オペレーション名入力フィールド524、サービス電文フォーマットの入力フィールド526、529に設定する。
ビジネスプロセスの設計者は、また、サービス呼び出しアクティビティに設定した送信時および受信時の標準電文フォーマットを標準電文フォーマット入力フィールド525、528に入力し、さらに、標準電文フォーマットとサービス電文フォーマットと間のフォーマット変換定義をフォーマット変換定義入力フィールド527、530に入力する。アダプタ定義部106は、これら入力または設定された情報に基づき、アダプタ定義情報125およびフォーマット変換定義情報126を作成する。
次に、フォーマット変換省略定義作成部104は、リポジトリ121からビジネスプロセス定義情報124とアダプタ定義情報125とを取得し(ステップS03)、定義解析部107に送信し、定義解析部107は、そのビジネスプロセス定義情報124とアダプタ定義情報125とを解析する(ステップS04)。
すなわち、ステップS04では、定義解析部107は、ビジネスプロセス定義情報124のサービス呼び出しアクティビティに着目して、サービス呼び出しアクティビティから呼び出すサービスのインタフェース定義を設定したアダプタ定義情報125を検索し、フォーマット変換決定定義情報127、電文インスタンス拡張定義情報128、電文ライフサイクル定義情報129を作成するために必要なビジネスプロセス定義情報124と、アダプタ定義情報125の解析結果とを出力する。ここで、その解析結果は、これ以降ステップS08の処理が終了するまでの間、一時的に、定義サーバ101の主記憶装置25に格納してもよいし、二次記憶装置24に格納してもよい。本実施形態では、解析結果を一時的に主記憶装置25に格納するものとする。
次に、定義解析部107は、ステップS04での解析結果に基づき、アダプタ実行制御部133でのフォーマット変換省略条件を満たすか否かを判定する(ステップS05)。そして、その判定の結果、フォーマット変換省略条件を満たすときには(ステップS05でYes)、ステップS06以下の処理を実行する。また、フォーマット変換省略条件を満たさないときには(ステップS05でNo)、定義サーバ101での処理を終了する。
次に、フォーマット変換省略定義作成部104は、ステップS04での解析結果に基づき、アダプタ実行制御部133でのフォーマット変換を省略するための定義情報であるフォーマット変換決定定義情報127をアダプタごとに作成し、リポジトリ121に格納する(ステップS06)。また、電文インスタンス拡張定義作成部109は、ステップS04での解析結果に基づき、電文インスタンスを拡張する変数に係る情報を示した電文インスタンス拡張定義情報128を作成し、リポジトリ121に格納する(ステップS07)。また、電文ライフサイクル定義作成部110は、ステップS04の解析結果に基づき、電文インスタンス管理部141で管理する電文インスタンスの破棄場所を示した電文ライフサイクル定義情報129を作成し、リポジトリ121に格納する(ステップS08)。
図9は、フォーマット変換省略定義情報の構成の例を示した図である。図9に示すように、フォーマット変換省略定義情報は、リポジトリ121のフォーマット変換省略定義情報格納部123に格納され、フォーマット変換決定定義情報127と、電文インスタンス拡張定義情報128と、電文ライフサイクル定義情報129と、を含んで構成される。
そして、フォーマット変換決定定義情報127は、サービスのオペレーション名232と、アダプタ実行制御部133へ電文を送信する送信元ビジネスプロセス名(BP名)233と、オペレーションの入力時にフォーマット変換が必要か否かを示す入力変換234と、オペレーションの応答時にフォーマット変換が必要か否かを示す応答変換235と、を含んで構成される。
フォーマット変換決定定義情報127の具体的なデータは、例えば、図5に示した注文ビジネスプロセス201に即した場合、次のようになる。すなわち、オペレーション名232が「検索」のときには、オペレーションの入力時にも応答時にもフォーマット変換が必要でないので、入力変換234および応答変換235のデータは、いずれもが「×(変換不要)」となる。また、オペレーション名232が「引当」のときには、オペレーションの入力時にはフォーマット変換が必要でなく、また、オペレーションの応答はされないので、入力変換234のデータは、「×(変換不要)」となり、応答変換235のデータは、「−(応答不要)」となる。
また、電文インスタンス拡張定義情報128は、拡張する変数の変数名214と、変数に格納する標準電文フォーマットおよびサービス電文フォーマットの電文名215と、変数に設定した標準電文フォーマットを構成する部分フォーマットの論理部分名216と、変数に格納する標準電文フォーマットおよびサービス電文フォーマットの部分フォーマットの物理部分名217と、変数に格納する標準電文フォーマットとサービス電文フォーマットを利用するアクティビティの名前である利用場所218と、を含んで構成される。
ここで、標準電文フォーマットおよびサービス電文フォーマットの電文名215と、部分フォーマットの論理部分名216および物理部分名217は、それぞれ一意に識別可能な名前であるものとする。また、ここでは、標準電文フォーマットを構成する部分フォーマットを論理部分と呼び、拡張する変数に格納する標準電文フォーマットとサービス電文フォーマットの部分フォーマットを物理部分と呼んでいる。このとき、1つの論理部分には、複数の物理部分を格納できるものとする。例えば、図9の例では、変数名214が検索応答電文に対する論理部分名216の部分Bには、検索応答電文(標準電文)252を構成する物理部分217である部分Bと、検索応答電文(サービス電文)255を構成する物理部分217である部分B−αと、を格納することができる。
また、電文ライフサイクル定義情報129は、拡張した変数に格納する電文フォーマットの電文名221と、電文フォーマットを最後に利用するアクティビティの名前である破棄場所222と、を含んで構成される。図9の例の場合、検索応答電文(標準電文)252は、海外配送または国内配送のアクティビティで破棄され、検索応答電文(サービス電文)255は、国内判定のアクティビティで破棄される。
<サービス実行サーバ131におけるビジネスプロセスの処理の流れ>
以下、図5に示した注文ビジネスプロセス201を例にとり、図10を用いて、サービス実行サーバ131におけるビジネスプロセスの処理の流れについて説明する。なお、ここでは、注文ビジネスプロセス201の開始アクティビティ202および終了アクティビティ209については、その処理内容の説明を省略する。
図10は、サービス実行サーバ131におけるビジネスプロセスの処理の流れの概要を示した図である。なお、ビジネスプロセスの実行に不要な電文インスタンスを削除する処理は、フロー制御部144がアクティビティを実行するたびに呼び出す処理であるが、図10では、図5に示した注文ビジネスプロセス201で実際に不要な電文インスタンスを削除する処理だけを記載している。
図10において、フロー制御部144は、まず、注文ビジネスプロセス201の在庫検索アクティビティ203を実行し、在庫管理アダプタ実行制御部231を呼び出す(ステップS11)。すなわち、フロー制御部144は、在庫検索アクティビティ203の定義情報を参照して、在庫検索電文(標準電文)251を在庫管理アダプタ実行制御部231に送信する。
次に、在庫管理アダプタ実行制御部231は、フォーマット変換決定部152を参照して、フォーマット変換を省略して在庫管理サービス271を呼び出し、その応答を受信する(ステップS12)。すなわち、在庫管理アダプタ実行制御部231は、フロー制御部144からの在庫検索電文(標準電文)251を受信すると、フォーマット変換決定テーブル1001を参照し、在庫管理サービス271への入力時の在庫検索電文(標準電文)251のフォーマット変換省略可を確認する。そして、その確認に基づき、在庫管理アダプタ実行制御部231は、フォーマット変換を行わず、在庫検索電文(サービス電文)254の代わりに在庫検索電文(標準電文)251を在庫管理サービス271に送信し、在庫管理サービス271の検索オペレーションを呼び出す。そして、在庫管理アダプタ実行制御部231は、その応答として検索応答電文(サービス電文)255を受信する。
次に、在庫管理アダプタ実行制御部231は、フォーマット変換決定部152を参照して、フォーマット変換を省略してフロー制御部144へ応答を返信する(ステップS13)。すなわち、在庫管理アダプタ実行制御部231は、フォーマット変換決定テーブル1001を参照し、受信した応答時の検索応答電文(サービス電文)255のフォーマット変換省略可を確認する。そして、その確認に基づき、在庫管理アダプタ実行制御部231は、フォーマット変換を行わず、検索応答電文(標準電文)252の代わりに検索応答電文(サービス電文)255をフロー制御部144に返信する。
次に、フロー制御部144は、受信した検索応答電文(サービス電文)255を、電文登録部211により、電文インスタンス管理部141に登録する(ステップS14)。
次に、フロー制御部144は、電文取得部212により、電文編集アクティビティ204の実行に必要な電文インスタンス(検索応答電文(サービス電文)255)を取得し、電文編集アクティビティ504を実行する(ステップS15)。そして、フロー制御部144は、電文登録部211により、新たに作成した在庫引当電文(サービス電文)256を電文インスタンス管理部141に登録する。
次に、フロー制御部144は、電文取得部212を利用して、在庫引当アクティビティ205の実行に必要な電文インスタンス(在庫引当電文(サービス電文)256)を、電文インスタンス管理部141から取得し、在庫管理アダプタ実行制御部231を呼び出す(ステップS16)。このとき、フロー制御部144は、在庫引当電文(標準電文)253の代わりに在庫引当電文(サービス電文)256を在庫管理アダプタ実行制御部231に送信する。
次に、在庫管理アダプタ実行制御部231は、フォーマット変換決定部152を参照して、フォーマット変換を省略して在庫管理サービス271を呼び出す(ステップS17)。すなわち、在庫管理アダプタ実行制御部231は、フロー制御部144からの在庫引当電文(サービス電文)256を受信すると、フォーマット変換決定テーブル1001を参照し、在庫管理サービス271への入力時の在庫検索電文(標準電文)251のフォーマット変換省略可を確認する。そして、その確認に基づき、在庫管理アダプタ実行制御部231は、フォーマット変換を行わず、検索電文(サービス電文)256を在庫管理サービス271に送信し、在庫管理サービス271の在庫引当オペレーションを呼び出す。
また、フロー制御部144は、国内判定アクティビティ206の判定に必要な電文インスタンスを電文インスタンス管理部141から取得する(ステップS18)。すなわち、フロー制御部144は、電文取得部212に、国内判定アクティビティ206の条件式の判定に必要な検索応答電文(標準電文)252を要求する。ところが、この例の場合には、電文インスタンス管理部141は、検索応答電文(標準電文)252を格納していないので、フォーマット変換部142を利用して、検索応答電文(サービス電文)255をフォーマット変換し、検索応答電文(標準電文)252を生成する。そして、電文インスタンス管理部141は、その生成した検索応答電文(標準電文)252を、フロー制御部144へ送信するとともに、電文登録部211により、電文インスタンス拡張定義情報128に登録する。
次に、フロー制御部144は、受信した検索応答電文(標準電文)252を利用して、国内判定アクティビティ206の条件式の判定を行う(ステップS19)。
そして、その判定の結果が「国内」であったときは(ステップS19で国内)、フロー制御部144は、電文ライフサイクル管理部143に実行中のアクティビティの名前243を送信し、注文ビジネスプロセス201の実行に不要な電文インスタンスを、電文インスタンス管理部141から削除する(ステップS20)。そして、フロー制御部144は、国内配送アクティビティ208の実行に必要な電文インスタンスを取得し、国内配送アクティビティ208を実行する(ステップS21)。
一方、ステップS19における判定の結果が「海外」であったときは(ステップS19で海外)、フロー制御部144は、電文ライフサイクル管理部143に実行中のアクティビティの名前243を送信し、注文ビジネスプロセス201の実行に不要な電文インスタンスを、電文インスタンス管理部141から削除する(ステップS22)。そして、フロー制御部144は、電文取得部212によって海外配送アクティビティ207の実行に必要な電文インスタンスを取得し、海外配送アクティビティ207を実行する(ステップS23)。
<定義サーバ101における処理の詳細>
続いて、図11を用いて、定義サーバ101における定義解析処理の詳細について説明する。ここで、図11は、定義サーバ101における定義解析処理の流れの詳細を示した図である。なお、この処理の流れは、図7のステップS04における処理を詳細に説明したものに相当する。
図11において、定義解析部107は、ビジネスプロセス定義情報124を検索し、サービス呼び出しアクティビティの詳細情報を取得する(ステップS31)。ここで、詳細情報には、接続するサービスの名前とオペレーションの名前、オペレーションの入力時と応答時の変数の名前、変数に定義した電文フォーマットなどがある。また、検索は、ビジネスプロセスの開始アクティビティから終了アクティビティまでの間のすべてのアクティビティについて順に行う。
次に、定義解析部107は、ステップS31で検索した各サービス呼び出しアクティビティに設定されたサービスの名前と同一のサービスの名前を含むアダプタ定義情報125を検索し、アダプタの詳細情報を取得する(ステップS32)。ここで、アダプタの詳細情報には、接続するサービスの名前とオペレーションの名前、サービス電文フォーマット、標準電文フォーマットなどがある。
次に、定義解析部107は、ステップS31で検索したすべてのサービス呼び出しアクティビティについて、以下に説明するステップS34以降の処理を実行する(ステップS33)。
次に、定義解析部107は、ステップS31およびステップS32で取得した情報から、対象とするサービス呼び出しアクティビティに関連したアダプタの応答時のサービス電文フォーマットのすべてまたは部分が、ビジネスプロセスの後続で呼び出すすべてのサービスで利用される可能性を検索する。なお、この検索は、対象とするサービス呼び出しアクティビティから終了アクティビティまでの間で、到達可能なすべてのサービス呼び出しアクティビティについて順に行う。そして、その検索の結果、応答時のサービス電文フォーマットを利用するサービスがあるときには(ステップS34でYes)、定義解析部107は、ステップS35の処理を実行する。また、利用するサービスがないときには(ステップS34でNo)、定義解析部107は、ステップS33へ戻り、次のサービス呼び出しアクティビティについて処理を継続する。また、アダプタ応答時のサービス電文フォーマットがない、例えば、応答がない非同期型のサービスを呼び出す場合には、定義解析部107は、ステップS33へ戻り、次のサービス呼び出しアクティビティについて処理を継続する。
次に、定義解析部107は、ステップS34のサービス電文フォーマットを利用するサービスを呼び出すサービス呼び出しアクティビティ以前に、サービス電文フォーマットに対応した標準電文フォーマットのすべてまたは部分を利用するアクティビティの有無を検索する。なお、この検索は、対象とするサービス呼び出しアクティビティから、サービス電文フォーマットを利用するサービスを呼び出すすべてのサービス呼び出しアクティビティまでの間で、到達可能なすべてのアクティビティについて順に行う。そして、その検索の結果、少なくとも1つのサービス呼び出しアクティビティまでの間で、標準電文フォーマットのすべてまたは部分を利用するアクティビティがないときには(ステップS35でNo)、定義解析部107は、ステップS36の処理を実行する。また、標準電文フォーマットのすべてまたは部分を利用するアクティビティがあるときには(ステップS35でYes)、ステップS39の処理を実行する。
次に、定義解析部107は、対象とするサービス呼び出しアクティビティに関連したアダプタの応答時、および、ステップS35のサービス電文フォーマットを利用するサービスを呼び出す最初のサービス呼び出しアクティビティに関連したアダプタの入力時に、フォーマット変換が省略できることを解析結果として出力する(ステップS36)。
ここで、定義解析部107は、解析結果として、ビジネスプロセスの名前、サービス呼び出しアクティビティから呼び出すオペレーションの名前、オペレーションの入力時および応答時のフォーマット変換の有無などを出力する。また、定義解析部107は、解析結果に、対象とするサービス呼び出しアクティビティに関連したアダプタの入力時について、フォーマット変換の有無の記述がない場合には、前記アダプタの入力時のサービス電文フォーマットと標準電文フォーマットとを比較し、同一のときにはフォーマット変換が必要でないことを、また、異なっているときはフォーマット変換が必要であることを解析結果として出力する。
次に、定義解析部107は、ステップS36でフォーマット変換を省略できると判断したオペレーションのサービス電文フォーマットを、サービス呼び出しアクティビティに設定した変数に格納するための変数拡張を解析結果として出力する(ステップS37)。また、そのとき拡張する変数の電文フォーマットのすべてまたは部分を編集するアクティビティを検索し、そのアクティビティに設定した変数についても、変数を拡張するための解析結果を出力する。
なお、電文フォーマットを編集するアクティビティには、フォーマット変換処理アクティビティがある。また、定義解析部107は、解析結果として、変数の名前、変数に定義した標準電文フォーマットの名前、アダプタに定義したサービス電文フォーマットの名前、変数に定義した標準電文フォーマットの部分フォーマットの名前、変数に格納する標準電文フォーマットとサービス電文フォーマットの部分フォーマットの名前、標準電文フォーマットおよびサービス電文フォーマットを利用するアクティビティの名前などを出力する。
次に、定義解析部107は、前記拡張する変数に格納する電文フォーマットを最後に利用するアクティビティを検索して解析結果として出力する(ステップS38)。すなわち、定義解析部107は、ステップS37で拡張する変数に格納する電文フォーマットと、ビジネスプロセス定義情報124に定義された拡張をしない変数に格納する電文フォーマットとについて、ビジネスプロセス定義情報124と、サービス呼び出しアクティビティに対応するアダプタ定義情報125とから、電文フォーマットを最後に利用するビジネスプロセスのアクティビティの名前を検索し、その解析結果を出力する。この検索は、ビジネスプロセスの開始アクティビティから終了アクティビティまでの間のすべてのアクティビティについて順に行う。なお、定義解析部107は、解析結果として、拡張する変数に格納する電文のフォーマットの名前、電文フォーマットを最後に利用するアクティビティの名前などを出力する。
次に、定義解析部107は、ステップS31で検索したすべてのサービス呼び出しアクティビティについて、ステップS34〜ステップS38の処理を終了したかを判定する(ステップS39)。その判定の結果、すべてのサービス呼び出しアクティビティについてその処理を終了していたときには(ステップS39でYes)、図11の定義解析処理を終了する。また、すべてのサービス呼び出しアクティビティについてその処理を終了していないときには(ステップS39でNo)、ステップS33に戻り、次のサービス呼び出しアクティビティについて処理を継続する。
<サービス実行サーバ131における処理の詳細>
続いて、図12〜図14を用いて、サービス実行サーバ131の処理のうち、本発明の特徴となる処理について、以下、詳しく説明する。
図12は、サービス実行サーバ131におけるフォーマット変換を省略したビジネスプロセスの実行処理を説明するための詳細な処理の流れの例を示した図である。なお、ここで説明する処理は、図10のステップS11からステップS14までの処理に相当する。すなわち、フロー制御部144が注文ビジネスプロセス201の在庫検索アクティビティ203から、在庫管理アダプタ実行制御部231を介して在庫管理サービス271の検索オペレーションを呼び出し、受信した検索応答電文(サービス電文)255を電文インスタンス管理テーブル1002に登録するまでの処理に相当している。
図12において、フロー制御部144は、まず、在庫検索アクティビティ203の定義を参照して、ビジネスプロセスの名前244と在庫検索電文(標準電文)251とを在庫管理アダプタ実行制御部231に送信する(ステップS41)。
次に、在庫管理アダプタ実行制御部231は、受信したビジネスプロセスの名前244と検索オペレーションの名前とにより、フォーマット変換決定テーブル1001を参照して、在庫検索電文(標準電文)251のフォーマット変換が必要でないことを判断する(ステップS42)。ここで、オペレーションの名前は、フロー制御部144からアダプタ実行制御部133に送信する電文インスタンスに含めてもよいし、電文インスタンスを受信したアダプタ実行制御部133が、アダプタ定義情報125に設定した電文フォーマットと比較して判断してもよい。本実施形態では、オペレーションの名前を電文インスタンスに含めるものとする。
次に、在庫管理アダプタ実行制御部231は、フォーマット変換をせずに、在庫検索電文(標準電文)251を在庫検索電文(サービス電文)254として、在庫管理サービス271に送信する(ステップS43)。
これに対し、在庫管理サービス271は、在庫検索電文(標準電文)251を受信し、所定の業務処理を行い、検索応答電文(サービス電文)255を在庫管理アダプタ実行制御部231に送信する(ステップS44)。
次に、在庫管理アダプタ実行制御部231は、検索応答電文(サービス電文)255を受信し、その受信した情報に含まれるビジネスプロセスの名前244と検索オペレーションの名前により、フォーマット変換決定テーブル1001を参照して、在庫検索応答電文(サービス電文)255のフォーマット変換が必要でないことを判断する(ステップS45)。
そして、その判断に従い、在庫管理アダプタ実行制御部231は、フォーマット変換をせずに、検索応答電文(サービス電文)255を検索応答電文(標準電文)252として、フロー制御部144に送信する(ステップS46)。
次に、フロー制御部144は、受信した検索応答電文(サービス電文)255と、在庫検索アクティビティ203に設定した受信時の変数の名前241と、変数に設定した検索応答電文(サービス電文)255の電文フォーマットの名前242とを、電文登録部211に送信する(ステップS47)。
次に、電文登録部211は、受信した検索応答電文(サービス電文)255を、電文インスタンス管理テーブル1002に格納する(ステップS48)。すなわち、電文登録部211は、受信した変数の名前241、検索応答電文(サービス電文)255の電文フォーマットの名前242と同様の情報を含む電文インスタンス管理テーブル1002の領域を検索し、特定した領域に受信した検索応答電文(サービス電文)255を格納する。その検索では、受信した変数の名前241、電文フォーマットの名前242と、電文インスタンス管理テーブル1002の変数の名前214、電文フォーマットの名前215を比較する。
図13は、サービス実行サーバ131において、ビジネスプロセス実行中に標準電文フォーマットに従って作成した標準電文インスタンスが必要になった場合の処理の流れの詳細を示した図である。ここでは、図5に示した注文ビジネスプロセス201の国内判定アクティビティ206の処理の流れに即して、図13の処理の流れを説明する。なお、この処理は、図10のステップS18およびステップS19の部分に相当する。
図13において、フロー制御部144は、まず、国内判定アクティビティ206の定義を参照し、条件式の判定に必要な変数を、電文取得部212に要求する(ステップS51)。すなわち、フロー制御部144は、国内判定アクティビティ206の定義から条件式の判定に必要な変数を特定し、その変数の名前241と実行中のアクティビティの名前243とを電文取得部212へ送信する。このとき、条件式の判定に必要な変数が複数ある場合は、電文取得部212には、変数の個数分だけの変数の名前241とアクティビティの名前243とを送信し、以下に説明するステップS52からステップS55までの処理を繰り返す。
次に、電文取得部212は、電文インスタンス管理テーブル1002に、フロー制御部144からの要求に合致する変数が格納されているか否かを検索する(ステップS52)。すなわち、電文取得部212は、電文インスタンス管理テーブル1002を参照して、受信した変数の名前241およびアクティビティの名前243を、電文インスタンス管理テーブル1002の変数の名前214および利用場所218と比較する。
次に、ステップS52の検索の結果、電文インスタンス管理テーブル1002に合致する変数(電文インスタンス)が格納されているときには(ステップS53でYes)、ステップS55に進む。また、合致する電文インスタンスが格納されていないときには(ステップS53でNo)、ステップS54に進む。
次に、電文インスタンス拡張部161は、フロー制御部144から要求された電文と同じ変数名を保持する電文インスタンスをフォーマット変換し、要求された電文を生成する(ステップS54)。すなわち、電文インスタンス拡張部161は、電文インスタンス管理テーブル1002を参照して、ステップS52で受信した変数の名前241と同一の名前を持つ検索応答電文(サービス電文)255を取得し、フォーマット変換部142を利用して、フォーマット変換を行い、検索応答電文(標準電文)252を生成する。そして、生成した検索応答電文(標準電文)252を、電文登録部211により、電文インスタンス管理テーブル1002に格納する。
次に、電文取得部212は、要求された電文、つまり、要求された変数に格納した在庫検索応答電文(標準電文)252をフロー制御部144に送信する(ステップS55)。
次に、フロー制御部144は、受信した検索応答電文(標準電文)252を利用して、国内判定アクティビティ206の条件式を判定する(ステップS56)。
図14は、サービス実行サーバ131において、ビジネスプロセスの実行に不要な電文インスタンスを削除する場合の処理の流れの詳細を示した図である。ここでは、図5に示した注文ビジネスプロセス201の国内判定アクティビティ206の処理の流れに即して、図14の処理の流れを説明する。なお、この処理は、図10のステップS20またはステップS22の部分に相当する。
図14において、フロー制御部144は、電文ライフサイクル管理部143に、現在実行中のアクティビティの名前243を送信する(ステップS61)。
次に、電文ライフサイクル管理部143は、電文ライフサイクル管理テーブル1003を参照して、削除可能な電文インスタンスの有無を検索する(ステップS62)。その検索では、受信したアクティビティの名前243と電文ライフサイクル管理テーブル1003の破棄場所222とを比較する。
次に、電文ライフサイクル管理部143は、電文ライフサイクル管理テーブル1003に、削除可能な電文インスタンスがあるか否かを判定し、削除可能な電文インスタンスがないときには(ステップS63でNo)、図14の処理を終了する。また、削除可能な電文インスタンスがあるときには、削除可能な電文インスタンスの個数だけ、次に説明するステップS64とステップS65とを繰り返し実行する。
次に、電文ライフサイクル管理部143は、電文ライフサイクル管理テーブル1003から削除可能な電文インスタンスの電文フォーマットの名前242を電文削除部213に送信する(ステップS64)。
次に、電文削除部213は、電文インスタンス管理テーブル1002を参照して、受信した電文フォーマットの名前242と合致する電文インスタンスを検索し、該当する電文インスタンスを削除する(ステップS65)。検索では、受信した電文フォーマットの名前242と、電文インスタンス管理テーブル1002の電文フォーマットの名前215を比較する。
以上の処理により、ビジネスプロセスから呼び出すサービスの応答時の電文フォーマットを、ビジネスプロセスの後続で呼び出すサービスの入力時の電文フォーマットとして利用可能なときに、アダプタでのフォーマット変換を省略して、ビジネスプロセスを実行することができるようになる。また、ビジネスプロセスの実行に不要な電文を削除することができるようになる。
本実施形態に係るビジネスプロセス実行システムの全体の機能ブロック構成の例を示す図。 定義サーバのコンピュータとしての構成の例を示す図。 リポジトリのコンピュータとしての構成の例を示す図。 サービス実行サーバのコンピュータとしての構成の例を示す図。 注文ビジネスプロセスを実行するサービス実行サーバの動作の例を示した図。 図5の注文ビジネスプロセスで利用する検索応答電文および在庫引当電文の例を示した図。 定義サーバにおける処理の流れの例を示した図。 ビジネスプロセスに係る基本定義作成画面の例を示した図。 フォーマット変換省略定義情報の構成の例を示した図。 サービス実行サーバにおけるビジネスプロセスの処理の流れの概要を示した図。 定義サーバにおける定義解析処理の流れの詳細を示した図。 サービス実行サーバにおけるフォーマット変換を省略したビジネスプロセスの実行処理を説明するための詳細な処理の流れの例を示した図。 サービス実行サーバにおいて、ビジネスプロセス実行中に標準電文フォーマットに従って作成した標準電文インスタンスが必要になった場合の処理の流れの詳細を示した図。 サービス実行サーバにおいて、ビジネスプロセスの実行に不要な電文インスタンスを削除する場合の処理の流れの詳細を示した図。
符号の説明
10 ビジネスプロセス実行システム
21,31,41 CPU
22,32,42 ネットワークインタフェース
23,33,43 バス
24,34,44 二次記憶装置
25,35,45 主記憶装置
101 定義サーバ
102 定義ツール部
103 基本定義作成部
104 フォーマット変換省略定義作成部
105 ビジネスプロセス定義部
106 アダプタ定義部
107 定義解析部
108 フォーマット変換決定定義作成部
109 電文インスタンス拡張定義作成部
110 電文ライフサイクル定義作成部
121 リポジトリ
122 基本定義情報格納部
123 フォーマット変換省略定義情報格納部
124 ビジネスプロセス定義情報
125 アダプタ定義情報
126 フォーマット変換定義情報
127 フォーマット変換決定定義情報
128 電文インスタンス拡張定義情報
129 電文ライフサイクル定義情報
131 サービス実行サーバ
132 ビジネスプロセス実行制御部
133 アダプタ実行制御部
134 サービス
141 電文インスタンス管理部
142 フォーマット変換部
143 電文ライフサイクル管理部
144 フロー制御部
151 フォーマット変換部
152 フォーマット変換決定部
161 電文インスタンス拡張部
171 ネットワーク
172 ネットワーク
201 注文ビジネスプロセス
202 開始アクティビティ
203 在庫検索アクティビティ
204 電文編集アクティビティ
205 在庫引当アクティビティ
206 国内判定アクティビティ
207 海外配送アクティビティ
208 国内配送アクティビティ
209 終了アクティビティ
211 電文登録部
212 電文取得部
213 電文削除部
231 在庫管理アダプタ実行制御部
271 在庫管理サービス
901 定義登録部
902 定義取得部
1001 フォーマット変換決定テーブル
1002 電文インスタンス管理テーブル
1003 電文ライフサイクル管理テーブル
1011 サービス実行基盤

Claims (12)

  1. ビジネスプロセスとアダプタとサービスとを実現する1台以上のコンピュータが前記ビジネスプロセスを実行するときのビジネスプロセス実行方法であって、
    前記コンピュータは、
    記憶装置に記憶されたビジネスプロセス定義情報とアダプタ定義情報とを参照して、前記ビジネスプロセスを構成するアクティビティのうちサービスを呼び出すアクティビティについて、そのアクティビティが扱う標準電文のフォーマットと、そのアクティビティによって呼ばれるサービスが扱うサービス電文のフォーマットとを比較し、その両者の電文のフォーマットが異なるときには、さらに、当該アクティビティによって呼ばれるサービスが応答する応答電文の少なくとも一部が、後続する他のアクティビティによってサービスが呼ばれるときに利用され、かつ、その応答電文に対応する標準電文フォーマットがアクティビティ実行以前のアクティビティで利用されないことを条件として、前記ビジネスプロセスの当該アクティビティに対してフォーマット変換不要を示す情報を生成し、その生成した情報をフォーマット変換決定定義情報として前記記憶装置に格納しておき、
    前記ビジネスプロセスの当該アクティビティの実行に際し、前記記憶装置に記憶されたフォーマット変換決定定義情報を参照し、そのフォーマット変換決定定義情報がフォーマット変換不要を示す情報であったときには、前記標準電文のフォーマットと前記サービス電文のフォーマットとの異同にかかわらず、標準電文とサービス電文との間のフォーマット変換を省略すること
    を特徴とするビジネスプロセス実行方法。
  2. 前記コンピュータは、さらに、
    前記フォーマット変換を省略したときに、当該アクティビティに対して応答されたサービス電文の電文インスタンスを前記記憶装置に格納すること
    を特徴とする請求項1に記載のビジネスプロセス実行方法。
  3. 前記コンピュータは、さらに、
    前記ビジネスプロセス定義情報を参照して、前記応答電文のフォーマットが前記ビジネスプロセスにおいて使用されなくなるアクティビティを検索し、その検索したアクティビティと前記応答電文とを対応付けた情報を生成し、その生成した情報を電文ライフサイクル定義情報として前記記憶装置に格納しておき、
    前記ビジネスプロセスの当該アクティビティの実行に際し、前記電文ライフサイクル定義情報によって当該アクティビティに対応付けられた前記応答電文の電文インスタンスが前記記憶装置に記憶されていたときには、その電文インスタンスを前記記憶装置から削除すること
    を特徴とする請求項2に記載のビジネスプロセス実行方法。
  4. 前記コンピュータは、
    前記ビジネスプロセスを実行中に、前記アクティビティの実行に必要な標準電文の電文インスタンスがない場合には、さらに、前記記憶装置に記憶されたサービス電文の電文インスタンスをフォーマット変換して、前記アクティビティの実行に必要な標準電文の電文インスタンスを生成すること
    を特徴とする請求項2に記載のビジネスプロセス実行方法。
  5. ビジネスプロセスとアダプタとサービスとを実現する1台以上のコンピュータによって構成され、前記ビジネスプロセスを実行するビジネスプロセス実行システムであって、
    前記コンピュータは、
    記憶装置に記憶されたビジネスプロセス定義情報とアダプタ定義情報とを参照して、前記ビジネスプロセスを構成するアクティビティのうちサービスを呼び出すアクティビティについて、そのアクティビティが扱う標準電文のフォーマットと、そのアクティビティによって呼ばれるサービスが扱うサービス電文のフォーマットとを比較し、その両者の電文のフォーマットが異なるときには、さらに、当該アクティビティによって呼ばれるサービスが応答する応答電文の少なくとも一部が、後続する他のアクティビティによってサービスが呼ばれるときに利用され、かつ、その応答電文に対応する標準電文フォーマットがアクティビティ実行以前のアクティビティで利用されないことを条件として、前記ビジネスプロセスの当該アクティビティに対してフォーマット変換不要を示す情報を生成し、その生成した情報をフォーマット変換決定定義情報として前記記憶装置に格納するフォーマット変換決定定義作成部と、
    前記ビジネスプロセスの当該アクティビティの実行に際し、前記記憶装置に記憶されたフォーマット変換決定定義情報を参照し、そのフォーマット変換決定定義情報がフォーマット変換不要を示す情報であったときには、前記標準電文のフォーマットと前記サービス電文のフォーマットとの異同にかかわらず、標準電文とサービス電文との間のフォーマット変換を省略するアダプタ実行制御部と、を有すること
    を特徴とするビジネスプロセス実行システム。
  6. 前記コンピュータは、さらに、
    前記アダプタ実行制御部がフォーマット変換を省略したときに、当該アクティビティに対して応答されたサービス電文の電文インスタンスを前記記憶装置に格納する電文インスタンス管理部を有すること
    を特徴とする請求項5に記載のビジネスプロセス実行システム。
  7. 前記コンピュータは、さらに、
    前記ビジネスプロセス定義情報を参照して、前記応答電文のフォーマットが前記ビジネスプロセスにおいて使用されなくなるアクティビティを検索し、その検索したアクティビティと前記応答電文とを対応付けた情報を生成し、その生成した情報を電文ライフサイクル定義情報として前記記憶装置に格納する電文ライフサイクル定義作成部と、
    前記ビジネスプロセスの当該アクティビティの実行に際し、前記電文ライフサイクル定義情報によって当該アクティビティに対応付けられた前記応答電文の電文インスタンスが前記記憶装置に記憶されていたときには、その電文インスタンスを前記記憶装置から削除する電文ライフサイクル管理部と、を有すること
    を特徴とする請求項6に記載のビジネスプロセス実行システム。
  8. 前記コンピュータは、
    前記ビジネスプロセスを実行中に、前記アクティビティの実行に必要な標準電文の電文インスタンスがない場合には、さらに、前記記憶装置に記憶されたサービス電文の電文インスタンスをフォーマット変換して、前記アクティビティの実行に必要な標準電文の電文インスタンスを生成するフォーマット変換部を有すること
    を特徴とする請求項6に記載のビジネスプロセス実行システム。
  9. ビジネスプロセスとアダプタとサービスとを実現する1台以上のコンピュータが前記ビジネスプロセスを実行するときのプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    記憶装置に記憶されたビジネスプロセス定義情報とアダプタ定義情報とを参照して、前記ビジネスプロセスを構成するアクティビティのうちサービスを呼び出すアクティビティについて、そのアクティビティが扱う標準電文のフォーマットと、そのアクティビティによって呼ばれるサービスが扱うサービス電文のフォーマットとを比較し、その両者の電文のフォーマットが異なるときには、さらに、当該アクティビティによって呼ばれるサービスが応答する応答電文の少なくとも一部が、後続する他のアクティビティによってサービスが呼ばれるときに利用され、かつ、その応答電文に対応する標準電文フォーマットがアクティビティ実行以前のアクティビティで利用されないことを条件として、前記ビジネスプロセスの当該アクティビティに対してフォーマット変換不要を示す情報を生成し、その生成した情報をフォーマット変換決定定義情報として前記記憶装置に格納しておく処理と、
    前記ビジネスプロセスの当該アクティビティの実行に際し、前記記憶装置に記憶されたフォーマット変換決定定義情報を参照し、そのフォーマット変換決定定義情報がフォーマット変換不要を示す情報であったときには、前記標準電文のフォーマットと前記サービス電文のフォーマットとの異同にかかわらず、標準電文とサービス電文との間のフォーマット変換を省略する処理と、
    を実行させるためのプログラム。
  10. 前記コンピュータに、さらに、
    前記フォーマット変換を省略したときに、当該アクティビティに対して応答されたサービス電文の電文インスタンスを前記記憶装置に格納する処理
    を実行させるための請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記コンピュータに、さらに、
    前記ビジネスプロセス定義情報を参照して、前記応答電文のフォーマットが前記ビジネスプロセスにおいて使用されなくなるアクティビティを検索し、その検索したアクティビティと前記応答電文とを対応付けた情報を生成し、その生成した情報を電文ライフサイクル定義情報として前記記憶装置に格納しておく処理と、
    前記ビジネスプロセスの当該アクティビティの実行に際し、前記電文ライフサイクル定義情報によって当該アクティビティに対応付けられた前記応答電文の電文インスタンスが前記記憶装置に記憶されていたときには、その電文インスタンスを前記記憶装置から削除する処理と、
    を実行させるための請求項10に記載のプログラム。
  12. 前記コンピュータは、
    前記ビジネスプロセスを実行中に、前記アクティビティの実行に必要な標準電文の電文インスタンスがない場合には、さらに、前記記憶装置に記憶されたサービス電文の電文インスタンスをフォーマット変換して、前記アクティビティの実行に必要な標準電文の電文インスタンスを生成する処理
    を実行させるための請求項10に記載のプログラム。
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