JP2002132503A - ワークフロー管理システムにおけるデータ連携定義方法およびプロセスデータ管理システム - Google Patents

ワークフロー管理システムにおけるデータ連携定義方法およびプロセスデータ管理システム

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JP2002132503A
JP2002132503A JP2000328722A JP2000328722A JP2002132503A JP 2002132503 A JP2002132503 A JP 2002132503A JP 2000328722 A JP2000328722 A JP 2000328722A JP 2000328722 A JP2000328722 A JP 2000328722A JP 2002132503 A JP2002132503 A JP 2002132503A
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順 吉田
Yuji Mizote
裕二 溝手
Tetsuya Hashimoto
哲也 橋本
Yasushi Sato
康史 佐藤
Hideaki Sunada
英昭 砂田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ワークフロー管理システムにおいて、アプリケ
ーションの付け替えが容易になるよう、ビジネスプロセ
ス定義とアプリケーション間データ連携定義を分割し、
ワークフロー関連データのみをワークフロー管理システ
ムへ通知するする。 【解決手段】ビジネスプロセス定義111とアプリケー
ション間の入出力データ定義113を分割し、プロセス
データメタ定義システム104は、業務設計システム1
01や、システム設計システム103とは別に用意し、
双方からプロセスデータメタ定義を登録または取得でき
るようにしておく。実行時についてはワークフロー管理
システムが定めたデータ形式に変換するのをワークフロ
ー関連データのみに限定する。そのためアプリケーショ
ンから出力されたデータをプロセスデータメタ定義11
4に従ってワークフロー関連データおよびアプリケーシ
ョンデータに分割する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークフロー管理
システムに接続するアプリケーション間のデータ連携定
義を行うシステム連携定義方法およびそのようなデータ
連携を行うプロセスデータ管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビジネスの変化の速さとボーダレ
ス化、基幹業務システムへの急テンポの変化圧力などか
ら、短期・低コストで新業務サービスが実現でき、か
つ、変化に即応できる柔軟なシステム構造が実現できる
システムが望まれている。そこで既存の流通パッケージ
と既存情報システム資産を統合的なインテグレーション
基盤を用いて組み合わせることにより、企業内の新たな
情報システムを迅速かつ確実に実現するエンタープライ
ズアプリケーションインテグレーション(以下、EAI)
と呼ばれる分野が米国を中心に立ちあがってきている。
【0003】また、近年、ホワイトカラーの生産性を向
上することを目的としてワークフロー管理システムが製
品化されている。ワークフロー管理システムは、複数の
作業者で構成される業務処理をビジネスプロセスに基づ
き自動化するシステムである。このビジネスプロセスを
用いて複数の業務アプリケーションを統合することによ
り、人間の行う高度な思考業務を含む系でアプリケーシ
ョンの統合が可能となる。これをビジネスプロセスイン
テグレーション(以下、BPI)と呼ぶ。BPIを用いること
により、処理とフローの分離による柔軟性や、実業務か
らアプリケーションインテグレーション手順へのマッピ
ングの単純化などの効果が現れる。
【0004】EAIは通常、インテグレーション基盤と既
存のアプリケーションを接続するための接続アダプタ、
各システムで扱うデータ項目の対応をとるマッピング機
能、アプリケーション間のデータフローを制御するルー
ティング機能などから構成され、マッピング機能で記述
した定義情報に従い、各アプリケーションがインテグレ
ーション基盤を通じてデータのやりとりを行う(日経コ
ンピュータ、1999年9月13日号、第32ページから第35ペ
ージ)。BPIではルーティング機能部分がワークフロー
管理システムとなり、ビジネスプロセスに従ってデータ
が流れる。
【0005】ワークフロー管理システムは、ビジネスプ
ロセスを記述するプロセス定義ツール、ビジネスプロセ
スを管理しワークフローを実行するワークフローエンジ
ン、各業務を遂行する起動アプリケーションなどで構成
され、プロセス定義ツールて記述されたビジネスプロセ
ス定義情報に従って、ワークフローエンジンが起動アプ
リケーション間へ作業対象であるフロー情報を回覧し、
一連のビジネスプロセスを実行する(日経コンピュー
タ、1997年9月1日号、第204ページから第213ページ)。
BPIでは起動アプリケーションとして既存アプリケーシ
ョンを接続し、アダプタを介してワークフロー管理シス
テムと接続される。
【0006】ワークフロー管理システムにおけるプロセ
ス定義ツールは、従来から公知であり、グラフィカルな
マップを利用して、一連のビジネスプロセスの流れを記
述するものである。公知のビジネスプロセス定義ツール
では、予め、用意された業務処理のステップを表わすノ
ード(アクティビティ)のアイコンをチャート上に配置
し、ノード間をアローで接続することにより、複数のア
クティビティで構成されるビジネスプロセス情報を記述
する。アクティビティでは、アクティビティに割り当て
る起動アプリケーションまたは作業者の情報、アクティ
ビティの開始・終了条件などを記述する。またアクティ
ビティの開始・終了条件の記述に利用されるデータはワ
ークフロー関連データと呼ばれ、アプリケーションや作
業者間でやりとりされるデータの一部が利用される。な
おアプリケーション間で共通に利用されるデータをアプ
リケーションデータ、ワークフロー関連データとアプリ
ケーションデータを併せてプロセスデータと呼ぶ。
【0007】ワークフロー管理システムは、起動アプリ
ケーションから出力されるデータのうち、ワークフロー
関連データのみを取り扱い、アプリケーションデータに
アクセスしない。そのため、プロセス定義ツールで定義
する情報は通常、ワークフロー関連データのみで、アプ
リケーションデータについてはユーザがアプリケーショ
ン間でデータをやりとりする仕組みを独自に構成する必
要がある。
【0008】しかし、既存のワークフロー管理システム
の中には、ワークフロー関連データのみならずアプリケ
ーションデータまでを定義することができ、起動アプリ
ケーションはインプットコンテナやアウトプットコンテ
ナと呼ばれるアプリケーションとワークフロー管理シス
テム間のデータ授受プログラムにアクセスすることによ
り、アプリケーション間でデータの受け渡しをすること
ができるものもある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなアプリ
ケーション間でデータの受け渡しができるような従来の
ワークフロー管理システムであっても、既存情報システ
ムを接続する場合には、いくつかの問題がある。
【0010】まず従来技術におけるプロセス定義ツール
では、ビジネスプロセス定義中にアプリケーション間の
データ連携定義を合わせて行い、データ連携の定義情報
をビジネスプロセス定義に含ませていた。このため、一
部のアプリケーションを変更しようとした場合、ビジネ
スプロセス定義を変更する必要が生じてしまう。ビジネ
スプロセス定義自体は業務処理のフローを表現したもの
であり、本来、再利用可能な部品であるが、アプリケー
ション間のデータ連携定義が含められているために再利
用が難しくなっている。ワークフロー管理システムに接
続するのが新規アプリケーションであれば、アプリケー
ション間データ連携定義に合わせてプログラムを作成す
ればよいが、BPIではアプリケーションとして既存流通
パッケージを用いることがあるため、アプリケーション
の変更は往々にして起きる。
【0011】また、上記従来技術のワークフロー管理シ
ステムでは新規アプリケーションの接続を想定している
ため、入出力データとして利用できる型がある程度決め
られている。利用できる型は、例えば基本型と呼ばれる
もの、あるいは開発者が基本型を組み合わせて定義した
データ構造となっている。したがって、既存アプリケー
ションをワークフロー管理システムへ接続する場合、ア
ダプタ内部でワークフロー管理システムが定める型に変
換しなければならない。この方法だとアプリケーション
の種類によっては、ワークフロー管理システムが定める
型に必ず変更するのが難しい場合がある。解決策として
ワークフロー管理システムを用いずに、ビジネスプロセ
ス上で次のアクティビティに接続されたアダプタへデー
タを直接渡すか、あるいはデータベースのような共有領
域にデータを取っておき、必要に応じて次のアダプタが
データを取り出すようにプログラムを作成する必要があ
る。しかしこの方法では、データの取得方法についてす
べて熟知している必要があり、項目が多い場合には困難
になる。
【0012】本発明の目的は、上述の従来技術における
問題点に鑑み、アプリケーションの付け替えが容易にな
るよう、ビジネスプロセス定義とアプリケーション間デ
ータ連携定義を分割し、ワークフロー関連データのみを
ワークフロー管理システムへ通知するシステム連携定義
方法およびそのような方法を適用したプロセスデータ管
理システムを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、まずプロセス定義ツールを、ビジネス
プロセス情報を定義する業務設計システムと、アプリケ
ーション間データ連携情報を定義するシステム設計シス
テムに分割する。この場合、ワークフロー関連データは
ビジネスプロセス定義中においてフローの遷移条件とし
て利用されるため、データ定義の取り扱いが問題であ
る。そこで本発明では、プロセスデータ情報を定義する
手段を業務設計システム、システム設計システムとは別
に用意し、双方から登録、または取得できるようにして
おき、フローの遷移条件として用いられたデータのみを
ワークフロー関連データとして記憶させておくことでア
プリケーションデータとの区別を行う。
【0014】また、実行時についてはワークフロー管理
システムが定めたデータ形式に変換するのをワークフロ
ー関連データのみに限定する。そのためアプリケーショ
ンから出力されたデータをプロセスデータメタ定義に従
ってワークフロー関連データおよびアプリケーションデ
ータに分割する。具体的にはまずプロセスデータの管理
を行うプロセスデータ管理システムがアプリケーション
からデータの通知を受けると、データを伝達できるよ
う、プロセスデータをアプリケーションのデータ形式か
ら標準形式へ変換する。次にデータをプロセスデータメ
タ定義情報に基づいてアプリケーションデータまたはワ
ークフロー関連データへ分割する。アプリケーションデ
ータは、その形式のまま、アプリケーションデータ一覧
へ挿入する。ワークフロー関連データはデータ形式をワ
ークフロー管理システムが定めたデータ形式に変換して
ワークフロー関連データ一覧に挿入する。ワークフロー
管理システムはワークフロー関連データ一覧から必要な
データを取得し、フローを遷移させる。またビジネスプ
ロセス上で次のアプリケーションがデータの取得を要求
した場合、アプリケーションデータ一覧およびワークフ
ロー関連データ一覧から必要なデータを取得する。ただ
しワークフロー関連データはワークフロー管理システム
が定めたデータ形式になっているため、それを再度、標
準形式に変換する。最後に集めたデータ全体を標準形式
からアプリケーションの形式へ変換してアプリケーショ
ンにデータを渡すようにする。
【0015】すなわち、本発明は、複数のアプリケーシ
ョンや作業者で構成されるビジネスプロセスを定義およ
び管理するワークフロー管理システムにおけるデータ連
携定義方法であって、ビジネスプロセスのアクティビテ
ィの開始・終了条件の記述に利用されるワークフロー関
連データとアプリケーション間で共通に利用されるアプ
リケーションデータとを示すプロセスデータの論理モデ
ルであるプロセスデータメタ定義情報を作成するステッ
プと、前記プロセスデータメタ定義情報を利用して、ビ
ジネスプロセスを定義するステップと、前記プロセスデ
ータメタ定義情報を利用して、前記ビジネスプロセスに
流れるデータを処理するアプリケーション間のデータの
対応関係を示すアプリケーション間データ連携定義情報
を作成するステップとを備えたことを特徴とする。
【0016】また本発明は、複数のアプリケーションや
作業者で構成されるビジネスプロセスを定義および管理
するワークフロー管理システムにおけるデータ連携定義
方法であって、ビジネスプロセスのアクティビティの開
始・終了条件の記述に利用されるワークフロー関連デー
タとアプリケーション間で共通に利用されるアプリケー
ションデータとを示すプロセスデータの論理モデルを表
し、該プロセスデータがワークフロー関連データである
かアプリケーションデータであるかの種類情報を含む、
プロセスデータメタ定義情報を作成するステップと、前
記プロセスデータメタ定義情報を利用して、業務処理の
流れを表すビジネスプロセスを定義しビジネスプロセス
定義情報を作成するステップと、前記プロセスデータメ
タ定義情報を利用して、各アプリケーションの入出力イ
ンターフェースを表すアダプタ定義を行いアダプタ定義
情報を作成するステップと、前記ビジネスプロセス定義
情報と前記アダプタ定義情報を入力し、前記ビジネスプ
ロセス定義情報で定義されたビジネスプロセスのアクテ
ィビティに接続されるアプリケーションの入出力データ
と前記プロセスデータメタ定義情報でその論理モデルが
定義されたプロセスデータとを対応付けることにより、
前記プロセスデータメタ定義情報を介してアプリケーシ
ョン間のデータの対応関係を示すアプリケーション間デ
ータ連携定義情報を作成するステップとを備えたことを
特徴とする。
【0017】また本発明は、前述のワークフロー管理シ
ステムにおけるデータ連携定義方法において、各アクテ
ィビティに対応したアプリケーションからデータの通知
を受けた場合、該データを前記プロセスデータメタ定義
情報に従い、ワークフロー関連データおよびアプリケー
ションデータに分割し、ワークフロー関連データはワー
クフロー管理システムが読み込むことのできる形式へ、
アプリケーションデータは標準形式へ、それぞれ変換
し、それぞれのデータ一覧を更新し、ワークフロー管理
システムへワークフロー関連データを通知することを特
徴とする。
【0018】また本発明は、前述のワークフロー管理シ
ステムにおけるデータ連携定義方法において、各アクテ
ィビティに対応したアプリケーションからデータの取得
要求を受けた場合、前記プロセスデータメタ定義に従
い、ワークフロー関連データ一覧およびアプリケーショ
ンデータ一覧から必要なデータを取得し、要求された順
序にデータを並び替え、データの形式をアプリケーショ
ンが読むことのできる形式へ変換し、該データをアプリ
ケーションへ渡すことを特徴とする。
【0019】さらに本発明は、複数のアプリケーション
や作業者で構成されるビジネスプロセスを定義および管
理するワークフロー管理システムにおいてデータ管理を
行うプロセスデータ管理システムであって、ビジネスプ
ロセスのアクティビティの開始・終了条件の記述に利用
されるワークフロー関連データとアプリケーション間で
共通に利用されるアプリケーションデータとを示すプロ
セスデータの論理モデルであるプロセスデータメタ定義
情報を作成する手段と、前記プロセスデータメタ定義情
報を利用して、ビジネスプロセスを定義する手段と、前
記プロセスデータメタ定義情報を利用して、前記ビジネ
スプロセスに流れるデータを処理するアプリケーション
間のデータの対応関係を示すアプリケーション間データ
連携定義情報を作成する手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0020】また本発明は、複数のアプリケーションや
作業者で構成されるビジネスプロセスを定義および管理
するワークフロー管理システムにおいてデータ管理を行
うプロセスデータ管理システムであって、ビジネスプロ
セスのアクティビティの開始・終了条件の記述に利用さ
れるワークフロー関連データとアプリケーション間で共
通に利用されるアプリケーションデータとを示すプロセ
スデータの論理モデルを表し、該プロセスデータがワー
クフロー関連データであるかアプリケーションデータで
あるかの種類情報を含む、プロセスデータメタ定義情報
を作成する手段と、前記プロセスデータメタ定義情報を
利用して、業務処理の流れを表すビジネスプロセスを定
義しビジネスプロセス定義情報を作成する手段と、前記
プロセスデータメタ定義情報を利用して、各アプリケー
ションの入出力インターフェースを表すアダプタ定義を
行いアダプタ定義情報を作成する手段と、前記ビジネス
プロセス定義情報と前記アダプタ定義情報を入力し、前
記ビジネスプロセス定義情報で定義されたビジネスプロ
セスのアクティビティに接続されるアプリケーションの
入出力データと前記プロセスデータメタ定義情報でその
論理モデルが定義されたプロセスデータとを対応付ける
ことにより、前記プロセスデータメタ定義情報を介して
アプリケーション間のデータの対応関係を示すアプリケ
ーション間データ連携定義情報を作成する手段とを備え
たことを特徴とする。
【0021】また本発明は、前述のプロセスデータ管理
システムにおいて、各アクティビティに対応したアプリ
ケーションからデータの通知を受けた場合、該データを
前記プロセスデータメタ定義情報に従い、ワークフロー
関連データおよびアプリケーションデータに分割する手
段と、ワークフロー関連データはワークフロー管理シス
テムが読み込むことのできる形式へ、アプリケーション
データは標準形式へ、それぞれ変換する手段と、それぞ
れのデータ一覧を更新する手段と、ワークフロー管理シ
ステムへワークフロー関連データを通知する手段とを、
さらに備えたことを特徴とする。
【0022】また本発明は、前述のプロセスデータ管理
システムにおいて、各アクティビティに対応したアプリ
ケーションからデータの取得要求を受けた場合、前記プ
ロセスデータメタ定義に従い、ワークフロー関連データ
一覧およびアプリケーションデータ一覧から必要なデー
タを取得する手段と、要求された順序にデータを並び替
え、データの形式をアプリケーションが読むことのでき
る形式へ変換する手段と、該データをアプリケーション
へ渡す手段とを、さらに備えたことを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。
【0024】まず本実施形態のシステムの概要を述べ
る。
【0025】図1は、ワークフローを定義するシステム
群であり、業務設計システム101、アダプタ設計システ
ム102、システム設計システム103、およびプロセスデー
タメタ定義システム104の間で、情報をやりとりする様
子を示す。業務設計システム101が扱う情報は、プロセ
スデータメタ定義システム104から取得するプロセスデ
ータメタ定義情報114である。次にアダプタ設計システ
ム102が扱う情報は、プロセスデータメタ定義システム1
04から取得するプロセスデータメタ定義情報114であ
る。またシステム設計システム103が扱う情報は、業務
設計システム101から取得するビジネスプロセス定義情
報111、アダプタ設計システム102から取得するアダプタ
定義情報112、およびプロセスデータメタ定義システム1
04から取得するプロセスデータメタ定義情報114であ
る。
【0026】業務設計システム101は、図5に示すよう
なビジネスプロセスを定義するためのシステムであり、
見積501、発注502のようなビジネスプロセスを構成する
アクティビティや、アクティビティの開始、終了条件を
定義する。開始、終了条件の定義にプロセスデータを利
用する場合、プロセスデータメタ定義システム104を呼
び出しプロセスデータのメタ定義を行うか、あるいは登
録されているプロセスデータメタ定義の一覧を取得して
利用する。ビジネスプロセスの定義が完了した時点で、
ビジネスプロセス定義情報111を出力する。ビジネスプ
ロセス定義情報111は、ノードを識別するノードID、ノ
ードの名前を設定するノード名称、ビジネスプロセス上
で現在のノードに隣接する一つ手前のノード名称を設定
するfromノード、ビジネスプロセス上で現在のノードに
隣接する次のノード名称を設定するtoノード、ノードの
種類を設定するノード種別、アクティビティの開始条件
を設定する開始条件、およびアクティビティの終了条件
を設定する終了条件からなる。
【0027】アダプタ設計システム102は、アプリケー
ションをワークフロー管理システムに接続するためのア
ダプタを設計するシステムである。アプリケーションの
入出力インタフェースの定義を行う際には、まずプロセ
スデータメタ定義システム104を呼び出すことで各デー
タのメタ定義を行う。次に、定義したデータの入出力順
序を決定する。アプリケーションの入出力インタフェー
スの定義が完了した時点で、アダプタ定義情報112を出
力する。アダプタ定義情報112は、アダプタ入力データ
およびアダプタ出力データの2種類からなり、それぞ
れ、データの並びを設定する順序、データの名前を設定
するデータ名称、およびデータの論理的な型を設定する
論理型からなる。
【0028】システム設計システム103は、業務設計シ
ステム101から出力されるビジネスプロセス定義情報11
1、およびアダプタ設計システム102から出力されるアダ
プタ定義情報112を入力とし、ビジネスプロセスのアク
ティビティに接続されるアプリケーションの出力データ
とプロセスデータとの関連をアダプタの入出力インタフ
ェースをもとに定義する。
【0029】図8は、システム設計システム103によ
り、図5で示したビジネスプロセス定義のアプリケーシ
ョンデータ入出力定義を行った例である。見積アダプタ
811の出力データは発注数量、発注期限、および発注番
号からなり、発注アダプタ813の入力データは発注数
量、および発注番号からなるとする。この出力データと
入力データとの対応をとるため、プロセスデータ一覧81
2に含まれる数量、期限、番号、商品、型番から対応関
係を定義する。この場合、発注数量と数量、発注期限と
期限、発注番号と番号との対応が定義される。プロセス
データ一覧812については、プロセスデータメタ定義シ
ステム104から、業務設計システム101によって定義され
たプロセスデータの一覧を取得する。プロセスデータの
一覧とは、プロセスデータメタ定義情報の一覧のことで
あり、例えば図1のプロセスデータメタ定義情報114で
ある。プロセスデータメタ定義情報は、プロセスデータ
(ワークフロー関連データとアプリケーションデータ)
の論理モデルを規定する定義情報である。例えば、アプ
リケーションの入出力に「発注数量」があったとき、そ
の「発注数量」にプロセスデータメタ定義情報の「数
量」を対応させ、このプロセスデータメタ定義情報を介
して入力側の「発注数量」と出力側の「発注数量」とを
対応させる。アダプタの入出力インタフェースとプロセ
スデータとの対応がつかず、新たにプロセスデータを定
義する必要がある場合は、プロセスデータメタ定義シス
テム104を呼び出し、プロセスデータのメタ定義を行
う。すべてのアプリケーション間での入出力データ連携
定義が終了した時点で、システム設計システム103は、
アプリケーション間データ連携定義情報113を出力す
る。アプリケーション間データ連携定義情報113は、ア
クティビティに接続された個々のアダプタの入力デー
タ、出力データの対応関係からなり、それぞれ、データ
の並びを設定する順序、データの名前を設定するデータ
名称、および対応するプロセスデータの名前を設定する
対応データ名称(プロセスデータメタ定義情報のデータ
名称)からなる。
【0030】プロセスデータメタ定義システム104は、
業務設計システム101、アダプタ設計システム102、およ
びシステム設計システム103の要求に基づき、プロセス
データメタ定義を生成する。さらに、業務設計システム
101およびシステム設計システム103の要求により定義さ
れたプロセスデータメタ定義は、プロセスデータメタ定
義情報114として蓄積される。プロセスデータメタ定義
情報114は、項目として、識別子、プロセスデータの名
称を設定するデータ名称、データの論理的な型の種類を
設定する論理型、および、データがワークフロー関連デ
ータかアプリケーションデータかを設定する種類からな
る。蓄積されたプロセスデータメタ定義情報114は、業
務設計システム101あるいはシステム設計システム103か
らプロセスデータメタ定義の一覧が要求された場合に、
両システムへ渡される。
【0031】業務設計システム101から出力されるビジ
ネスプロセス定義情報111、システム設計システム103か
ら出力されるアプリケーション間データ連携定義情報11
3、およびプロセスデータメタ定義システム104から出力
されるプロセスデータメタ定義情報114に基づき、ワー
クフローを実行するシステム群が動作する。
【0032】図2は、ワークフローシステムを実行する
ときのシステム群であり、ワークフロー管理システム21
1、プロセスデータ管理システム212、およびアダプタシ
ステム213,214の間で情報をやりとりする様子を示す。
【0033】アダプタシステム213は、アプリケーショ
ン呼び出し手続き241により、アダプタに接続されたア
プリケーションを起動し、データ通知手続き242によ
り、アプリケーションの実行により得られた結果をプロ
セスデータ電文251としてプロセスデータ管理システム2
12へ通知する。プロセスデータ電文251は、プロセスデ
ータの識別を表す識別ID、プロセスデータの名称を表す
データ名称、およびデータの値を示すデータからなる。
【0034】プロセスデータ管理システム212は、アダ
プタからプロセスデータ電文251を受け取り、ワークフ
ロー関連データをワークフロー管理システム211が取得
できるように保存し、さらに次のアプリケーションが要
求するプロセスデータ電文252を生成する特徴を持つ。
ただし、アダプタから渡されたプロセスデータは出力し
たアプリケーションのデータ形式であり、アプリケーシ
ョン間で共通のデータ形式を用いていない限り、次のア
プリケーションに直接データを送ることができない。そ
こでプロセスデータ管理システム212では、受け取った
プロセスデータを一旦、標準形式(プロセスデータ管理
システム212内の標準的な形式)に変換し、次のアプリ
ケーションからデータの要求が来たときに、データを標
準形式から次のアプリケーションが要求するデータ形式
に変換する。また標準形式はワークフロー管理システム
211が読み込むことのできる形式と異なる場合がある。
そこでワークフロー関連データについては、ワークフロ
ー管理システム211が読み込むことのできるワークフロ
ー形式に再度、変換する必要がある。このため、プロセ
スデータ管理システム212では、ワークフロー関連デー
タおよびアプリケーションデータをワークフロー関連デ
ータ201とアプリケーションデータ一覧202のように別々
に管理を行う。
【0035】以上の処理を詳細に説明する。まずアダプ
タ213からプロセスデータ電文251を受け取ると、アプリ
ケーション形式→標準形式変換手続き232によりプロセ
スデータの形式をアプリケーション形式から標準形式へ
変換する。次にデータ分割手続き233により、プロセス
データメタ定義情報114(特に、種類の項目)に基づい
て、前記標準形式に変換したデータをワークフロー関連
データおよびアプリケーションデータに分割する。分割
したデータのうち、ワークフロー関連データは、ワーク
フロー管理システム211により参照される可能性があ
る。そこで標準形式→ワークフローデータ形式変換手続
き234により、ワークフロー関連データをワークフロー
管理システム211が読み込むことのできる形式へ変換す
る。次に、ワークフロー関連データ一覧更新手続き235
により、変換したデータを用いてワークフロー関連デー
タ一覧201を更新する。さらに、アプリケーションデー
タ一覧更新手続き236により、標準形式に変換したアプ
リケーションデータを用いてアプリケーションデータ一
覧202を更新する。
【0036】次に、ワークフロー管理システム211が、
ワークフロー関連データ取得手続き221を用いてワーク
フロー関連データ一覧201からアクティビティの終了条
件の判定に必要なワークフロー関連データを取得する。
取得したデータの値が条件を満たしていた場合、ビジネ
スプロセスを遷移させ次のアクティビティに制御を移
す。
【0037】そして、ビジネスプロセス上で隣接するノ
ードに接続されたアプリケーションにデータを渡すた
め、プロセスデータ管理システム212は、アプリケーシ
ョンデータ生成手続き238を用いて、必要なデータをワ
ークフロー関連データ一覧201およびアプリケーション
データ一覧202から取得する。ただし、ワークフロー関
連データは、ワークフロー管理システム211が読み込む
ことのできるワークフローデータ形式であるので、ワー
クフロー形式→標準形式変換手続き237により、データ
を標準形式に一旦戻し、アプリケーションデータ生成手
続き238に渡す。最後に標準形式→アプリケーション形
式変換手続き239により、集めたデータをアプリケーシ
ョンに渡す前に標準形式からアプリケーションのデータ
形式へ変換する。遷移したアクティビティに接続された
アダプタシステム214は、データ取得手続き243により、
プロセスデータ管理システム212からデータを取得し、
アプリケーション呼び出し手続き244を用いてアプリケ
ーションを起動する。
【0038】次に、本システムの全体構成の概要を述べ
る。
【0039】図3は、ワークフローを定義するワークフ
ロー定義サーバ300の構成図を示す。ワークフロー定義
サーバ300は、CPU303、主記憶301、二次記憶装置302、
ディスプレイ304、キーボード305、マウス306、ネット
ワークインタフェース307、およびこれらを相互接続す
るバス308からなる。そして、ワークフロー定義クライ
アントは、ネットワークインタフェース307を介してネ
ットワーク304に接続される。
【0040】また、主記憶301の中に、オペレーティン
グシステム(以下、OS)311、業務設計システム312、ア
ダプタ設計システム313、システム設計システム314、お
よびプロセスデータメタ定義システム315が記憶されて
いる。さらに二次記憶装置302の中に、ビジネスプロセ
ス定義情報331、アダプタ定義情報332、プロセスデータ
メタ定義情報333、およびアプリケーション間データ連
携定義情報334が含まれる。
【0041】業務設計システム312は、プロセスデータ
メタ定義システム315を用いてプロセスデータメタ定義
を行い、プロセスデータメタ定義を利用してビジネスプ
ロセス定義情報331を生成するビジネスプロセス定義生
成手続き321を備える。
【0042】プロセスデータメタ定義システム315は、
プロセスデータのメタ定義を生成するプロセスデータメ
タ定義生成手続き324と、プロセスデータメタ定義を登
録するプロセスデータメタ定義登録手続き325と、登録
されているプロセスデータメタ定義の一覧を生成するプ
ロセスデータメタ定義一覧生成手続き326を備える。
【0043】アダプタ設計システム313は、プロセスデ
ータメタ定義システム315のプロセスデータメタ定義生
成手続き324を用いてプロセスデータメタ定義を行い、
プロセスデータメタ定義を利用してアダプタ定義情報33
2を生成するアダプタ定義情報生成手続き322を備える。
【0044】システム設計システム314は、OS311の入出
力機能を利用し、業務設計システム312のビジネスプロ
セス定義生成手続き321により生成されたビジネスプロ
セス定義情報331を取得し、アダプタ設計システム313の
アダプタ定義情報生成手続き322により生成されたアダ
プタ定義情報332を取得し、さらにプロセスデータメタ
定義システム315のプロセスデータメタ定義一覧生成手
続き326により生成されたプロセスデータメタ定義の一
覧を取得することで、ビジネスプロセスのアクティビテ
ィに接続されるアプリケーションの入出力インタフェー
スとプロセスデータとの対応を取りアプリケーション間
データ連携定義情報334を生成するアプリケーションプ
ロセスデータ間対応づけ手続き323を備える。
【0045】図4は、ワークフローを管理するワークフ
ロー管理サーバ400の構成図を示す。ワークフロー管理
サーバ402は、CPU403、主記憶401、二次記憶装置402、
ディスプレイ404、キーボード405、マウス406、ネット
ワークインタフェース407、およびこれらを相互接続す
るバス408からなる。そして、ワークフロー管理サーバ4
02は、ネットワークインタフェース407を介してネット
ワーク304に接続される。
【0046】また、主記憶401の中に、OS411、ワークフ
ロー管理システム412、アダプタシステム413、およびプ
ロセスデータ管理システム414が記憶されている。さら
に二次記憶装置402の中に、ビジネスプロセス定義情報4
41、プロセスデータメタ定義情報442、およびアプリケ
ーション間データ連携定義情報443が含まれる。
【0047】ワークフロー管理システム412は、ビジネ
スプロセス定義情報441に基づき、ビジネスプロセス状
態の監視や遷移などを行う。
【0048】アダプタシステム413は、アダプタに接続
されたアプリケーションを起動するアプリケーション呼
び出し手続き421と、アプリケーションの実行により得
られた結果をプロセスデータ管理システム414へ通知す
るデータ通知手続き422と、アダプタが起動されたとき
にプロセスデータ管理システム414から入力データを取
得するためのデータ取得手続き423を含む。
【0049】プロセスデータ管理システム414は、図2
で説明した、アプリケーション形式→標準形式変換手続
き232、データ分割手続き233、標準形式→ワークフロー
データ形式変換手続き234、ワークフロー関連データ一
覧更新手続き235、アプリケーションデータ一覧更新手
続き236、アプリケーションデータ生成手続き238、ワー
クフロー形式→標準形式変換手続き237、および標準形
式→アプリケーション形式変換手続き239を含む。
【0050】次に、プロセスデータメタ定義システム31
5の詳細について説明する。
【0051】図6は、プロセスデータメタ定義システム
315のプロセスデータメタ定義登録手続き325の手順を示
す。まず、プロセスデータメタ定義情報114からデータ
名称を取得する(ステップ601)。次にユーザが登録し
ようと入力したプロセスデータメタ定義のデータ名称
が、ステップ601で取得したプロセスデータメタ定義情
報114のデータ名称の中にすでに定義されているか否か
判定する(ステップ602)。データ名称が一致した場
合、すでに定義されている旨をユーザに通知する(ステ
ップ603)。データ名称が一致しなかった場合、識別子
を生成し(ステップ604)、プロセスデータ(データ名
称と論理型と種類)をプロセスデータメタ定義情報114
に記憶する(ステップ605)。
【0052】次に、アダプタ設計システム313の詳細に
ついて説明する。
【0053】図7は、アダプタ設計システム313がアダ
プタ定義情報332を生成するアダプタ定義情報生成手続
き322の手順を示す。まず、アダプタの入出力インタフ
ェースを定義するため、ユーザはプロセスデータメタ定
義システム315のプロセスデータメタ定義生成手続き324
を用いて各データのメタ定義を行う(ステップ701)。
すでにメタ定義がなされている場合は、プロセスデータ
メタ定義情報333に登録されているメタ定義を用いれば
よい。次にそのデータをアダプタの入力データあるいは
出力データとしてデータの種別を選択する(ステップ70
2)。そしてアダプタ設計システム313内で入力データあ
るいは出力データとして、すでに定義したメタ定義と新
しく定義したメタ定義のデータ名称が一致するか判定す
る(ステップ703)。データ名称が一致した場合、すで
に定義されている旨をユーザに通知する(ステップ70
4)。データ名称が一致しなかった場合、データを入力
データあるいは出力データとしてデータの出現順序を指
定する(ステップ705)。
【0054】次にシステム設計システム314の詳細につ
いて説明する。
【0055】図9は、システム設計システム314のアプ
リケーションプロセスデータ間対応づけ手続き323の手
順を示す。まずアクティビティに接続されるアダプタを
選択する(ステップ901)。選択したアダプタのアダプ
タ定義情報332に基づき、アダプタの入力データまたは
出力データを選択する(ステップ902)。次に選択した
データと対応するプロセスデータをプロセスデータメタ
定義システム315のプロセスデータメタ定義一覧生成手
続き326で生成したプロセスデータのメタ定義一覧から
選択する(ステップ903)。選択したアダプタの入出力
データのうち、まだ設定していない項目があるかどうか
を調べ(ステップ904)、設定していない項目があれば
ステップ902からステップ903を繰り返す。
【0056】さらにすべてのアダプタについてプロセス
データとの対応関係を定義しているかどうかを調べ(ス
テップ905)、定義していないアダプタがあればステッ
プ901からステップ904を繰り返す。すべてのアダプタと
プロセスデータとの対応関係が定義された場合、システ
ム設計システム314はアプリケーション間データ連携定
義情報334を生成する(ステップ906)。
【0057】以上の処理により、図8に示した例のよう
に、アプリケーション間の入出力データ連携定義が実現
される。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ビジネスプロセス定義とアプリケーション間データ連携
定義を分離することができる。流通や金融など特定のド
メインであればビジネスプロセスは似通っているため、
アクティビティにアプリケーションが割り当てられてい
ない論理レベルでのビジネスプロセスは各種実務ノウハ
ウを埋め込んだテンプレートになり、さらに新規にビジ
ネスプロセスを定義するときにサブビジネスプロセスと
して組み合わせることができるので、設計工数を大幅に
削減することができる。
【0059】また、プロセスデータ管理システムによ
り、アプリケーションデータをワークフロー管理システ
ムが読み込むことのできる形式に変換する必要がなくな
るので、既存アプリケーションが出力するデータの形式
をワークフロー管理システムが読み込むことのできる形
式に変換する処理を受け持っていたアダプタの開発工数
を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワークフローを定義するシステム群の概要を示
す図
【図2】実行時におけるプロセスデータ管理の概要を示
す図
【図3】ワークフロー定義サーバの構成図
【図4】ワークフロー管理サーバの構成図
【図5】ビジネスプロセスの例を示す図
【図6】プロセスデータメタ定義登録手続きの処理フロ
ー図
【図7】アダプタ定義情報生成手続きの処理フロー図
【図8】アプリケーション間でのデータ対応関係の例を
示す図
【図9】アプリケーションプロセスデータ間対応づけ手
続きの処理フロー図
【符号の説明】
101…業務設計システム、102…アダプタ設計システム、
103…システム設計システム、104…プロセスデータメタ
定義システム、111…ビジネスプロセス定義情報、112…
アダプタ定義情報、113…アプリケーション間データ連
携定義情報、114…プロセスデータメタ定義情報。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 哲也 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所ビジネスソリューション事 業部内 (72)発明者 佐藤 康史 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内 (72)発明者 砂田 英昭 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内 Fターム(参考) 5B076 DD02 5B098 AA10 GA03 GA04 GC16

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のアプリケーションや作業者で構成さ
    れるビジネスプロセスを定義および管理するワークフロ
    ー管理システムにおけるデータ連携定義方法であって、 ビジネスプロセスのアクティビティの開始・終了条件の
    記述に利用されるワークフロー関連データとアプリケー
    ション間で共通に利用されるアプリケーションデータと
    を示すプロセスデータの論理モデルであるプロセスデー
    タメタ定義情報を作成するステップと、 前記プロセスデータメタ定義情報を利用して、ビジネス
    プロセスを定義するステップと、 前記プロセスデータメタ定義情報を利用して、前記ビジ
    ネスプロセスに流れるデータを処理するアプリケーショ
    ン間のデータの対応関係を示すアプリケーション間デー
    タ連携定義情報を作成するステップとを備えたことを特
    徴とするワークフロー管理システムにおけるデータ連携
    定義方法。
  2. 【請求項2】複数のアプリケーションや作業者で構成さ
    れるビジネスプロセスを定義および管理するワークフロ
    ー管理システムにおけるデータ連携定義方法であって、 ビジネスプロセスのアクティビティの開始・終了条件の
    記述に利用されるワークフロー関連データとアプリケー
    ション間で共通に利用されるアプリケーションデータと
    を示すプロセスデータの論理モデルを表し、該プロセス
    データがワークフロー関連データであるかアプリケーシ
    ョンデータであるかの種類情報を含む、プロセスデータ
    メタ定義情報を作成するステップと、 前記プロセスデータメタ定義情報を利用して、業務処理
    の流れを表すビジネスプロセスを定義しビジネスプロセ
    ス定義情報を作成するステップと、 前記プロセスデータメタ定義情報を利用して、各アプリ
    ケーションの入出力インターフェースを表すアダプタ定
    義を行いアダプタ定義情報を作成するステップと、 前記ビジネスプロセス定義情報と前記アダプタ定義情報
    を入力し、前記ビジネスプロセス定義情報で定義された
    ビジネスプロセスのアクティビティに接続されるアプリ
    ケーションの入出力データと前記プロセスデータメタ定
    義情報でその論理モデルが定義されたプロセスデータと
    を対応付けることにより、前記プロセスデータメタ定義
    情報を介してアプリケーション間のデータの対応関係を
    示すアプリケーション間データ連携定義情報を作成する
    ステップとを備えたことを特徴とするワークフロー管理
    システムにおけるデータ連携定義方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のワークフロー管
    理システムにおけるデータ連携定義方法において、 各アクティビティに対応したアプリケーションからデー
    タの通知を受けた場合、該データを前記プロセスデータ
    メタ定義情報に従い、ワークフロー関連データおよびア
    プリケーションデータに分割し、ワークフロー関連デー
    タはワークフロー管理システムが読み込むことのできる
    形式へ、アプリケーションデータは標準形式へ、それぞ
    れ変換し、それぞれのデータ一覧を更新し、ワークフロ
    ー管理システムへワークフロー関連データを通知するこ
    とを特徴とするワークフロー管理システムにおけるデー
    タ連携定義方法。
  4. 【請求項4】請求項1または2に記載のワークフロー管
    理システムにおけるデータ連携定義方法において、 各アクティビティに対応したアプリケーションからデー
    タの取得要求を受けた場合、前記プロセスデータメタ定
    義に従い、ワークフロー関連データ一覧およびアプリケ
    ーションデータ一覧から必要なデータを取得し、要求さ
    れた順序にデータを並び替え、データの形式をアプリケ
    ーションが読むことのできる形式へ変換し、該データを
    アプリケーションへ渡すことを特徴とするワークフロー
    管理システムにおけるデータ連携定義方法。
  5. 【請求項5】複数のアプリケーションや作業者で構成さ
    れるビジネスプロセスを定義および管理するワークフロ
    ー管理システムにおいてデータ管理を行うプロセスデー
    タ管理システムであって、 ビジネスプロセスのアクティビティの開始・終了条件の
    記述に利用されるワークフロー関連データとアプリケー
    ション間で共通に利用されるアプリケーションデータと
    を示すプロセスデータの論理モデルであるプロセスデー
    タメタ定義情報を作成する手段と、 前記プロセスデータメタ定義情報を利用して、ビジネス
    プロセスを定義する手段と、 前記プロセスデータメタ定義情報を利用して、前記ビジ
    ネスプロセスに流れるデータを処理するアプリケーショ
    ン間のデータの対応関係を示すアプリケーション間デー
    タ連携定義情報を作成する手段とを備えたことを特徴と
    するプロセスデータ管理システム。
  6. 【請求項6】複数のアプリケーションや作業者で構成さ
    れるビジネスプロセスを定義および管理するワークフロ
    ー管理システムにおいてデータ管理を行うプロセスデー
    タ管理システムであって、 ビジネスプロセスのアクティビティの開始・終了条件の
    記述に利用されるワークフロー関連データとアプリケー
    ション間で共通に利用されるアプリケーションデータと
    を示すプロセスデータの論理モデルを表し、該プロセス
    データがワークフロー関連データであるかアプリケーシ
    ョンデータであるかの種類情報を含む、プロセスデータ
    メタ定義情報を作成する手段と、 前記プロセスデータメタ定義情報を利用して、業務処理
    の流れを表すビジネスプロセスを定義しビジネスプロセ
    ス定義情報を作成する手段と、 前記プロセスデータメタ定義情報を利用して、各アプリ
    ケーションの入出力インターフェースを表すアダプタ定
    義を行いアダプタ定義情報を作成する手段と、 前記ビジネスプロセス定義情報と前記アダプタ定義情報
    を入力し、前記ビジネスプロセス定義情報で定義された
    ビジネスプロセスのアクティビティに接続されるアプリ
    ケーションの入出力データと前記プロセスデータメタ定
    義情報でその論理モデルが定義されたプロセスデータと
    を対応付けることにより、前記プロセスデータメタ定義
    情報を介してアプリケーション間のデータの対応関係を
    示すアプリケーション間データ連携定義情報を作成する
    手段とを備えたことを特徴とするプロセスデータ管理シ
    ステム。
  7. 【請求項7】請求項5または6に記載のプロセスデータ
    管理システムにおいて、 各アクティビティに対応したアプリケーションからデー
    タの通知を受けた場合、該データを前記プロセスデータ
    メタ定義情報に従い、ワークフロー関連データおよびア
    プリケーションデータに分割する手段と、ワークフロー
    関連データはワークフロー管理システムが読み込むこと
    のできる形式へ、アプリケーションデータは標準形式
    へ、それぞれ変換する手段と、それぞれのデータ一覧を
    更新する手段と、ワークフロー管理システムへワークフ
    ロー関連データを通知する手段とを、さらに備えたこと
    を特徴とするプロセスデータ管理システム。
  8. 【請求項8】請求項5または6に記載のプロセスデータ
    管理システムにおいて、 各アクティビティに対応したアプリケーションからデー
    タの取得要求を受けた場合、前記プロセスデータメタ定
    義に従い、ワークフロー関連データ一覧およびアプリケ
    ーションデータ一覧から必要なデータを取得する手段
    と、要求された順序にデータを並び替え、データの形式
    をアプリケーションが読むことのできる形式へ変換する
    手段と、該データをアプリケーションへ渡す手段とを、
    さらに備えたことを特徴とするプロセスデータ管理シス
    テム。
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