JP2000187626A - アプリケ―ション間デ―タ送受信システム及びアプリケ―ション間デ―タ送受信方式及びアプリケ―ション間デ―タ送受信方法及びプログラムを記録したコンピュ―タ読取可能な記録媒体 - Google Patents

アプリケ―ション間デ―タ送受信システム及びアプリケ―ション間デ―タ送受信方式及びアプリケ―ション間デ―タ送受信方法及びプログラムを記録したコンピュ―タ読取可能な記録媒体

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JP2000187626A
JP2000187626A JP6810099A JP6810099A JP2000187626A JP 2000187626 A JP2000187626 A JP 2000187626A JP 6810099 A JP6810099 A JP 6810099A JP 6810099 A JP6810099 A JP 6810099A JP 2000187626 A JP2000187626 A JP 2000187626A
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rule
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JP6810099A
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Shigenori Kino
茂徳 木野
Kazuhiro Koike
和弘 小池
Yasuyuki Mochizuki
泰行 望月
Takenao Mizuguchi
武尚 水口
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • H04L67/50Network services
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存のシステムに変更を行わずに異種アプリ
ケーション間をネットワークで相互接続し、データと機
能の相互利用を実現する。 【解決手段】 常駐エージェント20は、スクリーンフ
ロー制御規則18の制御処理内容に基づいてアプリケー
ション13を制御し、この制御によって得たアプリケー
ション13のデータを、データフォーマット変換規則1
9の第1の変換規則に基づいて中間形式に変換する、あ
るいは、この中間形式に変換されたデータを、データフ
ォーマット変換規則19の第2の変換規則に基づいてア
プリケーション13に依存したフォーマットのデータに
変換し、この変換したデータをスクリーンフロー制御規
則18の制御処理内容に基づいてアプリケーション13
のデータに反映する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の異なるア
プリケーション間でネットワークを経由してデータを送
受信する際のアプリケーション間データ送受信システム
及びアプリケーション間データ送受信方式及び方法、な
らびに、上記アプリケーション間データ送受信を実現す
るためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な
記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図17は例えば、オーム社の先端ソフト
ウェア用語辞典(1991年5月発行)514ページに
示された従来の異種アプリケーション統合アーキテクチ
ャの構成を示す構成図であり、図17において、1は業
務アプリケーション2の利用者が業務アプリケーション
2の機能を利用するために入力を行い、結果の出力を受
け取るためのアプリケーション共通の共通ユーザインタ
フェース、2は業務アプリケーション、3は共通ユーザ
インタフェース1と業務アプリケーション2がネットワ
ークを経由して通信するための共通通信プロトコル、4
は他の業務アプリケーション7と機能を相互利用するた
めの共通API(ApplicationProgra
mming Interface)を備えた共通API
業務プログラム、5は業務データを格納するためのデー
タベースであり、業務アプリケーション2は、共通通信
プロトコル3、共通API業務プログラム4、データベ
ース5から構成される。
【0003】6は業務アプリケーション7の利用者が業
務アプリケーション7の機能を利用するために入力を行
い、結果の出力を受け取るためのアプリケーション共通
の共通ユーザインタフェース、7は業務アプリケーショ
ン、8は共通ユーザインタフェース6と業務アプリケー
ション7がネットワークを経由して通信するための共通
通信プロトコル、9は他の業務アプリケーション2と機
能を相互利用するための共通APIを備えた共通API
業務プログラム、10は業務データを格納するためのデ
ータベースであり、業務アプリケーション7は、共通通
信プロトコル8、共通API業務プログラム9、データ
ベース10から構成される。11は業務アプリケーショ
ン2と業務アプリケーション7を接続するネットワーク
である。
【0004】次に動作について説明する。単独で業務ア
プリケーション2を利用する利用者は、共通ユーザイン
タフェース1から共通API業務プログラム4へ共通通
信プロトコル3を経由して接続し、共通API業務プロ
グラム4の機能の利用を要求する。共通API業務プロ
グラム4は、データベース5から必要なデータを読み出
して処理し、共通通信プロトコル3を経由し、共通ユー
ザインタフェース1に利用者の要求の結果を出力する。
【0005】次に、業務アプリケーション2と業務アプ
リケーション7を相互利用する場合について説明する。
利用者は、共通ユーザインタフェース1から業務アプリ
ケーション2の機能と業務アプリケーション7の機能と
を利用し、業務アプリケーション2の機能を利用した結
果を業務アプリケーション7に反映させる場合、業務ア
プリケーション2の機能を利用するところまでは上記単
独で業務アプリケーション2を利用する場合と同じであ
る。その後、共通API業務プログラム4から共通通信
プロトコル3とネットワーク11とを経由し、共通通信
プロトコル8を使って共通API業務プロトコル9の機
能を呼び出す。
【0006】例えば、A社が業務アプリケーション2と
してX社の表計算ソフトウェアPを利用しており、B社
が業務アプリケーション7としてY社の表計算ソフトウ
ェアQを利用しているとする。ネットワーク11として
はインターネットが考えられる。そして、A社の表計算
ソフトウェアPからデータを取り出して、インターネッ
トを移動し、B社の表計算ソフトウェアQにそのデータ
を書き込む場合、A社側のシステムとB社側のシステム
のそれぞれに、これらの処理を行なうプログラムを作成
しなくてはならない。作成したとしても、C社がやはり
Y社の表計算ソフトウェアQを利用しているとして、A
社の表計算ソフトウェアPからC社の表計算ソフトウェ
アQにデータを書き移す作業をしようとすると、上記A
社ーB社間のプログラムは通常使用できない。なぜな
ら、B社とC社では、同じ表計算ソフトウェアQを使用
していても、コラムの使い方や意味付けが異なるからで
ある。そのため、再度A社−C社間接続用にプログラム
を開発しなくてはならなくなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の業務アプリケー
ションシステムは、業務アプリケーション単独で利用す
るには十分であるが、他の業務を行うアプリケーション
システムと接続したり、同一業務でも他社製のアプリケ
ーションシステムと接続して利用したい場合、使用して
いるデータフォーマットの違い、通信ソフトウェアが使
用している通信プロトコルの違い、業務アプリケーショ
ンが提供している機能の違いなどのため、接続が困難で
あり、接続するためには業務プログラムや通信ソフトウ
ェアの変更が必要になり、開発コストがかかるという問
題点があった。そのため上記従来の技術のように、アプ
リケーション毎に異なる通信プロトコルやAPI(アプ
リケーションプログラムインタフェース)を統一するこ
とで、異なる業務アプリケーション間での相互利用を可
能にしようとしている。しかし新たに作るアプリケーシ
ョンはこの統一規格に沿って作ることにより、相互利用
可能になるが、既に稼働中のシステムの場合は、業務プ
ログラムや通信プロトコルの作り直しが必要になるた
め、開発のコストが非常にかかる、あるいはソースコー
ドや内部ロジックに関する情報が無い場合には対応不可
能であるという問題点があった。
【0008】このような例として、整数値のデータで説
明する。記憶する整数値が、データベース5では2バイ
トのデータフォーマットによって、データベース10で
は4バイトのデータフォーマットによって、それぞれ表
現され処理されているとする。この場合には、それぞれ
の業務アプリケーションによって、矛盾なく入力・処理
・出力するために、データフォーマットを変換する必要
が生じる。また、通常業務アプリケーション内で使用す
るデータフォーマットと制御命令は、ユーザインタフェ
ースと強い関連がある。更に、ユーザインタフェースと
業務アプリケーションとを結ぶ通信プロトコルも、ユー
ザインタフェースの実現方式に依存する場合がある。例
えば、ユーザインタフェースとしてキャラクタベースの
スクリーン端末を用いてデータの入出力をしている場
合、通信プロトコルとしてTelnet(Teleco
mmunication Network)と呼ばれる
通信プロトコルを用いる。一方、ユーザインタフェース
としてブラウザを用いる場合には、通信プロトコルとし
てHTTP(Hypertext Transfer
Protocol)と呼ばれる通信プロトコルを用いて
いる。複数の業務アプリケーションを相互に利用するに
は、これらの業務アプリケーション間で共通する通信プ
ロトコルを使い、データフォーマット及び伝送フォーマ
ットの整合をとる必要がある。このため、ユーザインタ
フェースの実現方式についても共通化する必要がある。
上記のような条件があるため、たとえ同一業務に使われ
ているアプリケーションであっても、他社製の業務アプ
リケーションと接続して相互にデータ交換を実現するに
は、使用している通信プロトコルの相違、データアクセ
スAPIの相違、蓄積され読み出されるデータのデータ
フォーマットやデータの意味上の違い、ユーザインタフ
ェースの相違等を一つずつ整合させていく必要があっ
た。すなわち、既に利用中の2つの異なる業務アプリケ
ーションを接続し、相互にデータ利用できるようにする
には、いずれか一方、あるいは、両方の業務アプリケー
ションプログラムにおいて、上記の項目に関するなんら
かの変更を必要とする。また、一方の業務アプリケーシ
ョンが他方の業務アプリケーションに合わせて、データ
のフォーマットを変更する場合、業務アプリケーション
プログラムを変更するだけでなく、これまでに蓄積して
きたデータを新しいデータフォーマットに変更する作業
も必要となる。
【0009】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、複数の異種業務アプリケーショ
ン間でネットワークを経由し、データと機能の相互利用
を、業務アプリケーションや通信プロトコルを変更する
ことなく実現することを目的とする。
【0010】更に、データ伝送の際に使用する伝送フォ
ーマットは、その業務で共通的に使用されるデータフォ
ーマットを採用することで、業務アプリケーション毎に
データフォーマットの変換を行う必要がなくなる。ま
た、中間形式のデータに対する情報処理機能を業務アプ
リケーションへ追加し、業務アプリケーションにおいて
共通的に利用される機能の一部や新しい機能を、同一プ
ログラムにて実現できるようにすることを目的としてい
る。更に、そのプログラムをネットワークを通じて遠隔
地よりダウンロードして実行できるようにすることで、
業務アプリケーションの機能アップを容易に実現できる
ようにすることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るアプリケ
ーション間データ送受信システムは、以下の要素を備え
たことを特徴とする。 (a)アプリケーション毎にフォーマットが異なるデー
タを各アプリケーションのデータフォーマットに依存し
ない中間形式に変換する第1の変換規則と、この中間形
式に変換されたデータを上記アプリケーションに依存し
たフォーマットのデータに変換する第2の変換規則とを
データフォーマット変換規則として記憶するデータフォ
ーマット変換規則部; (b)上記各アプリケーションに対して実行する制御処
理内容をスクリーンフロー制御規則として記憶するスク
リーンフロー制御規則部; (c)このスクリーンフロー制御規則の制御処理内容に
基づいて上記アプリケーションを制御し、この制御によ
って得た上記アプリケーションのデータを上記第1の変
換規則に基づいて上記中間形式に変換する、あるいは、
この中間形式に変換されたデータを上記第2の変換規則
に基づいて上記アプリケーションに依存したフォーマッ
トのデータに変換し、この変換したデータを上記スクリ
ーンフロー制御規則の制御処理内容に基づいて上記アプ
リケーションのデータに反映する常駐エージェント。
【0012】上記常駐エージェントは、上記アプリケー
ションのデータが所定の状態に変化したか否かを監視
し、所定の状態に変化したときに、上記スクリーンフロ
ー制御規則部の制御処理内容に基づいて上記アプリケー
ションを制御し、この制御によって得た上記アプリケー
ションのデータを上記第1の変換規則に基づいて上記中
間形式に変換することを特徴とする。
【0013】この発明に係るアプリケーション間データ
送受信システムは、上記データフォーマット変換規則部
と、上記スクリーンフロー制御規則部と、上記常駐エー
ジェントとを備えた業務依存処理部を複数備え、この各
業務依存処理部の上記常駐エージェントは、それぞれ独
立に上記アプリケーションのデータが所定の状態に変化
したか否かを監視し、所定の状態に変化したときに、そ
れぞれ独立に対応する処理を実行することを特徴とす
る。
【0014】上記データフォーマット変換規則部に記憶
されたデータフォーマット変換規則は、データを変換す
るか否かを示す変換条件と変換処理内容とを一つの組と
し、この組を複数備え、上記常駐エージェントは、上記
変換条件を満たしたときに、上記第1の変換規則、ある
いは、上記第2の変換規則に基づいて、上記変換処理を
実行することを特徴とする。
【0015】この発明に係るアプリケーション間データ
送受信システムは、上記データフォーマット変換規則部
に記憶されるデータフォーマット変換規則を生成する業
務依存知識定義部を備えたことを特徴とする。
【0016】上記スクリーンフロー制御規則は、制御処
理を実行するか否かを示す制御条件と制御処理内容とを
一つの組とし、この組を複数備え、上記常駐エージェン
トは、上記制御条件を満たしたときに、上記制御処理を
実行することを特徴とする。
【0017】この発明に係るアプリケーション間データ
送受信システムは、上記スクリーンフロー制御規則を生
成する業務依存知識定義部を備えたことを特徴とする。
【0018】この発明に係るアプリケーション間データ
送受信システムは、上記アプリケーションと通信し、上
記アプリケーションとインタフェースをとるアプリケー
ションインタフェースを備え、上記常駐エージェント
は、上記アプリケーションインタフェースを介して上記
アプリケーションを制御することを特徴とする。
【0019】この発明に係るアプリケーション間データ
送受信システムは、上記アプリケーションから他のアプ
リケーションに渡すデータを中継するデータ中継部と、
このデータ中継部により中継されたデータを運ぶ移動エ
ージェントとを備え、上記常駐エージェントは、上記中
間形式に変換したデータを上記中継部を介して上記移動
エージェントに渡し、上記移動エージェントは、上記中
間形式データを運び、上記常駐エージェントは、上記移
動エージェントにより運ばれた上記中間形式データを上
記中継部を介して受け取り、この受け取った中間形式デ
ータを上記アプリケーションに依存したフォーマットの
データに変換することを特徴とする。
【0020】上記移動エージェントは、ネットワーク内
を移動して上記中間形式データを運ぶことを特徴とす
る。
【0021】この発明に係るアプリケーション間データ
送受信システムは、以下の要素を備えたことを特徴とす
る。 (a)通信プロトコルを有する第1のアプリケーショ
ン; (b)この第1のアプリケーションとネットワークを介
して接続され、以下の要素を有する第1のシステム; (b1)上記第1のアプリケーションに依存したフォー
マットのデータをアプリケーションに依存しない中間形
式に変換する第1の変換規則を記憶するデータフォーマ
ット変換規則部; (b2)上記第1のアプリケーションに対して実行する
制御処理内容を記憶する第1のスクリーンフロー制御規
則部; (b3)この第1のスクリーンフロー制御規則部の制御
処理内容に基づき、上記第1のアプリケーションを制御
し、この制御によって得た上記第1のアプリケーション
のデータを上記第1の変換規則に基づいて上記中間形式
に変換する常駐エージェント; (c)通信プロトコルを有する第2のアプリケーショ
ン; (d)上記第1のシステムおよび上記第2のアプリケー
ションとネットワークを介して接続され、以下の要素を
有する第2のシステム; (d1)上記中間形式に変換されたデータを上記第2の
アプリケーションに依存したフォーマットのデータに変
換する第2の変換規則を記憶するデータフォーマット変
換規則部; (d2)上記第2のアプリケーションに対して実行する
制御処理内容を記憶する第2のスクリーンフロー制御規
則部; (d3)上記中間形式に変換されたデータをネットワー
クを介して入力し、上記第2の変換規則に基づいて上記
第2のアプリケーションに依存したフォーマットのデー
タに変換し、この変換したデータを上記第2のスクリー
ンフロー制御規則部に記憶された制御処理内容に基づき
上記第2のアプリケーションのデータに反映する常駐エ
ージェント。
【0022】この発明に係るアプリケーション間データ
送受信システムは、ネットワークに接続され、上記第1
のアプリケーションから上記第2のアプリケーションに
渡すデータを中継するデータ中継部を備え、上記第1の
システムの常駐エージェントは、上記中間形式に変換し
たデータをネットワークを介して上記中継部に渡し、上
記第2のシステムの常駐エージェントは、上記中継部に
中継された上記中間形式データをネットワークを介して
入力し、この入力した中間形式データを上記第2のアプ
リケーションに依存したフォーマットのデータに変換す
ることを特徴とする。
【0023】この発明に係るアプリケーション間データ
送受信方式は、ネットワークを経由して複数のアプリケ
ーション間でデータを交換するアプリケーション間デー
タ送受信方式において、アプリケーションで定められた
手順によってアプリケーションにアクセスし、予め定め
られたアプリケーションを実行するための制御処理内容
に従ってアプリケーションを実行し、上記アプリケーシ
ョン実行の際に取り扱うデータに対して、アプリケーシ
ョンで予め定められたデータフォーマットと、異なるア
プリケーション間でデータ交換用に共通的に使用される
データ形式である中間形式とを変換し、ネットワークと
の間で中間形式のデータを送受信して各アプリケーショ
ン間でデータを交換する業務依存処理部を備えたことを
特徴とする。
【0024】上記業務依存処理部は、業務依存処理部の
処理対象となっているアプリケーションにより定められ
た手順によってアプリケーションにアクセスするアプリ
ケーションインタフェースと、アプリケーションに対し
て実行する制御処理内容の規則をスクリーンフロー制御
規則として記憶するスクリーンフロー制御規則部と、上
記各アプリケーションのデータフォーマットと、異なる
アプリケーション間でデータ交換用に共通的に使用され
るデータ形式である中間形式とを記憶し、アプリケーシ
ョンのデータフォーマットから中間形式へデータ形式を
変換する第一の変換規則と、中間形式からデータフォー
マットへデータ形式を変換する第二の変換規則とをデー
タフォーマット変換規則として記憶するデータフォーマ
ット変換規則部と、上記アプリケーションインタフェー
スを介して、上記スクリーンフロー制御規則に従ってア
プリケーションを実行してアプリケーションから取得し
たデータフォーマットのデータを上記第一の変換規則に
従って中間形式のデータへ変換し、変換したデータをネ
ットワークへ送信し、一方、ネットワークから受信した
中間形式のデータを上記第二の変換規則に従ってデータ
フォーマットのデータへ変換し、上記アプリケーション
インタフェースを介して、上記スクリーンフロー制御規
則に従ってアプリケーションに対して制御処理内容を実
行することにより変換したデータをアプリケーションへ
反映する常駐エージェントとを備えたことを特徴とす
る。
【0025】上記常駐エージェントは、上記スクリーン
フロー制御規則部で記憶されたスクリーンフロー制御規
則に従ってアプリケーションに対して制御処理内容を実
行するスクリーンフロー制御部と、上記データフォーマ
ット変換規則部に記憶されたデータフォーマット変換規
則に従って、データ形式を変換するデータフォーマット
変換部と、上記アプリケーションインタフェースとスク
リーンフロー制御部とデータフォーマット変換部との動
作を制御し、上記業務依存処理部の処理対象となってい
るアプリケーションが記憶するデータが変更されている
かを監視し、データが変更されている場合には、上記業
務依存処理部の処理対象ではないネットワーク上のいず
れかのアプリケーションに対してデータが変更されたこ
とを通知するアプリケーション制御部とを備えたことを
特徴とする。
【0026】上記アプリケーション制御部は、上記業務
依存処理部の処理対象となっているアプリケーションが
記憶するデータが変更されたことを上記アプリケーショ
ンから通知され、アプリケーションからの通知に基づい
て、上記業務依存処理部の処理対象ではないネットワー
ク上の他のアプリケーションに対してデータが変更され
たことを通知することを特徴とする。
【0027】上記アプリケーション間データ送受信方式
は、さらに、ネットワークと各アプリケーションに対応
する業務依存処理部との間に位置し、上記業務依存処理
部とネットワークとの間で伝送される中間形式に変換さ
れたデータを中継するデータ中継部を備え、上記データ
中継部は、複数のデータ中継部間で移動する移動型エー
ジェントと、上記移動型エージェントをどのデータ中継
部へ移動するかを指示する移動型エージェントプラット
フォームとを備え、上記常駐エージェントは、上記デー
タ中継部を介して、移動型エージェントが移動すること
によって他のデータ中継部から伝送した中間形式のデー
タを送受信することを特徴とする。
【0028】上記業務依存処理部は、上記スクリーンフ
ロー制御規則部で記憶されたスクリーンフロー制御規則
または上記データフォーマット変換規則部に記憶された
データフォーマット変換規則を変更するためのデータを
入力する規則入力部を備え、上記スクリーンフロー制御
部は、上記規則入力部で入力されたスクリーンフロー制
御規則を変更するデータに基づいて上記スクリーンフロ
ー制御規則を更新し、上記データフォーマット変換部
は、上記規則入力部で入力されたデータフォーマット変
換規則を変更するデータに基づいて上記データフォーマ
ット変換規則を更新することを特徴とする。
【0029】上記データフォーマット変換規則部は、複
数の中間形式を記憶し、中間形式に対応するデータフォ
ーマット変換規則を複数記憶し、上記業務依存処理部
は、上記データフォーマット変換規則部に記憶する複数
のデータフォーマット変換規則のうち、どのデータフォ
ーマット変換規則を使用するかを選択するデータ形式選
択部を備え、上記データフォーマット変換部は、上記デ
ータ形式選択部で選択されたデータ形式を用いてデータ
の形式を変換することを特徴とする。
【0030】上記アプリケーション間データ送受信方式
は、さらに、上記業務依存処理部から送信された中間形
式のデータを処理する中間形式データ処理部と、上記中
間形式データ処理部で中間形式のデータを処理する規則
を中間形式データ処理規則として記憶する中間形式デー
タ処理規則部とを備えたことを特徴とする。
【0031】上記中間形式データ処理部は、中間形式の
データを処理するプログラムをネットワークを介して外
部の計算機から取得し、実行することができることを特
徴とする。
【0032】上記中間形式データ処理規則部は、上記中
間形式データ処理規則をネットワークを介して外部の計
算機から取得し、記憶することができることを特徴とす
る。
【0033】上記アプリケーションインタフェースは、
業務依存処理部の処理対象となっているアプリケーショ
ンにより定められた通信プロトコルによって上記アプリ
ケーションにアクセスすることを特徴とする。
【0034】上記アプリケーションインタフェースは、
業務依存処理部の処理対象となっているアプリケーショ
ンが備えているアプリケーションインタフェースを利用
することによって上記アプリケーションにアクセスする
ことを特徴とする。
【0035】この発明に係るアプリケーション間データ
送受信方法は、ネットワークを経由して複数のアプリケ
ーション間でデータを交換するアプリケーション間デー
タ送受信方法において、処理対象であるアプリケーショ
ンで定められた手順によってアプリケーションにアクセ
スするアプリケーションインタフェース工程と、アプリ
ケーションに対して実行する制御処理内容の規則をスク
リーンフロー制御規則としてスクリーンフロー制御規則
部へ記憶する工程と、上記各アプリケーションのデータ
フォーマットと、異なるアプリケーション間でデータ交
換用に共通的に使用されるデータ形式である中間形式と
を記憶し、アプリケーションのデータフォーマットから
中間形式へデータ形式を変換する第一の変換規則と、中
間形式からデータフォーマットへデータ形式を変換する
第二の変換規則とをデータフォーマット変換規則として
データフォーマット変換規則部へ記憶する工程と、上記
アプリケーションインタフェースを介して、上記スクリ
ーンフロー制御規則に従ってアプリケーションを実行し
てアプリケーションから取得したデータを上記第一の変
換規則に従って変換し、中間形式のデータをネットワー
クへ送信し、一方、ネットワークから受信したデータを
上記第二の変換規則に従って変換し、上記アプリケーシ
ョンインタフェースを介して、上記スクリーンフロー制
御規則に従ってアプリケーションを実行することにより
ネットワークから受信したデータをアプリケーションへ
反映する工程とを備えたことを特徴とする。
【0036】この発明に係るアプリケーション間データ
送受信方法を動作させるためのプログラムを記録したコ
ンピュータ読取可能な記録媒体は、ネットワークを経由
して複数のアプリケーション間でデータを交換するアプ
リケーション間データ送受信方法を動作させるためのプ
ログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体に
おいて、処理対象であるアプリケーションで定められた
手順によってアプリケーションにアクセスするアプリケ
ーションインタフェース工程と、アプリケーションに対
して実行する制御処理内容の規則をスクリーンフロー制
御規則としてスクリーンフロー制御規則部へ記憶する工
程と、上記各アプリケーションのデータフォーマット
と、異なるアプリケーション間でデータ交換用に共通的
に使用されるデータ形式である中間形式とを記憶し、ア
プリケーションのデータフォーマットから中間形式へデ
ータ形式を変換する第一の変換規則と、中間形式からデ
ータフォーマットへデータ形式を変換する第二の変換規
則とをデータフォーマット変換規則としてデータフォー
マット変換規則部へ記憶する工程と、上記アプリケーシ
ョンインタフェースを介して、上記スクリーンフロー制
御規則に従ってアプリケーションを実行してアプリケー
ションから取得したデータを上記第一の変換規則に従っ
て変換し、中間形式のデータをネットワークへ送信し、
一方、ネットワークから受信したデータを上記第二の変
換規則に従って変換し、上記アプリケーションインタフ
ェースを介して、上記スクリーンフロー制御規則に従っ
てアプリケーションを実行することによりネットワーク
から受信したデータをアプリケーションへ反映する工程
とを備えたアプリケーション間データ送受信方法を実現
するプログラムを記憶することを特徴とする。
【0037】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1を示すアプリケーション間データ送受信
システムの構成図である。図1において、12は業務ア
プリケーション13の利用者が業務アプリケーション1
3の機能を利用するために入力を行い、結果の出力を受
け取るためのユーザインタフェース、13は業務アプリ
ケーション、14はユーザインタフェース12と業務ア
プリケーション13がネットワークを経由して通信する
ための通信プロトコル、15は業務プログラム、16は
業務データを格納するためのデータベースである。業務
アプリケーション13は通信プロトコル14、業務プロ
グラム15、データベース16から構成される。
【0038】17は、業務依存処理部の処理対象となっ
ているアプリケーションにより定められた手順によって
アプリケーションにアクセスするアプリケーションイン
タフェースである。この実施の形態では、アプリケーシ
ョンインタフェース17は、業務アプリケーション13
と通信するため、通信プロトコルをエミュレーション
し、業務プログラム15とのインタフェースを行う。
【0039】18はスクリーンフローを制御し、アプリ
ケーションインタフェース17に対してデータの送信と
受信を行うための処理規則を定義したスクリーンフロー
制御規則を記憶するスクリーンフロー制御規則部であ
る。具体的には、スクリーンフロー制御規則は、目的の
データを画面に表示するために、業務アプリケーション
13のメニューを順番に呼び出したり、データフィール
ドに値を入力する制御規則であり、ユーザがキーボード
やマウスなど使ってメニューを呼び出したり、データフ
ィールドにキーボード入力する手順を規則化したもので
ある。
【0040】19は、各アプリケーションのデータフォ
ーマットと各アプリケーションのデータフォーマットに
依存しないデータ形式である中間形式とを記憶し、アプ
リケーションのデータフォーマットから中間形式へデー
タ形式を変換する第一の変換規則と、中間形式からデー
タフォーマットへデータ形式を変換する第二の変換規則
とをデータフォーマット変換規則として記憶するデータ
フォーマット変換規則部である。この実施の形態では、
データフォーマット変換規則部19は、業務アプリケー
ション13毎に異なるデータフォーマットを、異なるア
プリケーション間でデータ交換用に共通的に使用される
データ形式である中間形式に変換するための変換規則
と、逆に中間形式から業務アプリケーション13に依存
したデータフォーマットに変換するためのデータフォー
マット変換規則を記憶する。
【0041】20はデータベース16のデータの状態が
変化したかどうかを監視するとともに、スクリーンフロ
ー制御規則とデータフォーマット変換規則とを解釈実行
する常駐エージェントである。
【0042】21はアプリケーションインタフェース1
7、スクリーンフロー制御規則部18、データフォーマ
ット変換規則部19、常駐エージェント20とから構成
され、業務依存部分の実行環境である業務依存処理部で
ある。22はスクリーンフロー制御規則部18とデータ
フォーマット変換規則部19とをアプリケーション間で
データ送受信をする前に、あらかじめ定義するための業
務依存知識定義部である。業務依存知識定義部22は、
スクリーンフロー制御規則部18とデータフォーマット
変換規則部19のそれぞれに該当する規則を生成する。
この規則は、プログラムによって生成する。23は業務
アプリケーション13から他の業務アプリケーションへ
の出力データと、他の業務アプリケーションから送信さ
れる入力データを中継するデータ中継部、24はデータ
中継部23により中継されたデータを運ぶ移動エージェ
ントであり、複数の異なるアプリケーション間でやり取
りするデータを運搬するものである。なお、11は複数
の業務アプリケーションを接続するネットワークであ
る。この発明に係るアプリケーション間データ送受信シ
ステムを構成する上記の各構成要素はプログラムで実現
される。また、他の実施の形態で説明する各構成要素に
ついても同様である。更に、上記プログラムは、コンピ
ュータ読取可能な記録媒体に記録することが可能であ
る。
【0043】図2は、業務アプリケーション13と業務
アプリケーション26をネットワーク接続した場合に、
図1のシステムが適用されたネットワーク接続例を示す
ものである。図2において、12は業務アプリケーショ
ン13のユーザインタフェース、13は業務アプリケー
ション、21は業務依存処理部、23はデータ中継部で
あり、ここまではA社のシステムとする。次に、25は
業務依存処理部、26は業務アプリケーション、27は
業務アプリケーションのユーザインタフェース、28は
データ中継部であり、これらはB社のシステムとする。
なお、11はネットワーク、24はネットワーク11内
を移動しデータを運ぶ移動エージェントである。なお、
業務アプリケーション13内の構成要素、業務アプリケ
ーション26内の構成要素は、図1の業務アプリケーシ
ョン13で示した通りであり、業務依存処理部21内の
構成要素、業務依存処理部25内の構成要素は、図1の
業務依存処理部21で示した通りで、図2では省略して
いる。
【0044】図2に示した構成を使用する具体例とし
て、A社のシステム内では、業務アプリケーション13
としてX社の表計算ソフトウェアPを利用し、B社のシ
ステム内では、業務アプリケーション26としてY社の
表計算ソフトウェアQを利用する場合が考えられる。こ
の場合、A社のシステムは、ユーザインタフェース1
2、業務アプリケーション13、業務依存処理部21、
データ中継部23から構成され、B社のシステムは、ユ
ーザインタフェース27、業務アプリケーション26、
業務依存処理部25、データ中継部28から構成され
る。そして、業務としては、A社の表計算ソフトウェア
Pからデータを取り出して、B社の表計算ソフトウェア
Qにそのデータを書き込むことなどが考えられる。
【0045】図3はデータフォーマット変換規則部19
に記憶されたデータフォーマット変換規則の一例を示す
図であり、30は変換条件リスト、31、32はそれぞ
れ変換処理内容を示す変換処理リストである。データフ
ォーマット変換規則部19に記憶されたデータフォーマ
ット変換規則は、図3に示すように、変換条件と変換処
理を一つの組みとして、この組みが複数集まったもので
あり、ある変換条件を満たす場合に、定められた変換処
理を行うために使われる。
【0046】図4は、スクリーンフロー制御規則部18
に記憶されたスクリーンフロー制御規則の一例を示す図
であり、33は制御条件リスト、34、35はそれぞれ
制御処理内容を示す制御処理リストである。スクリーン
フロー制御規則部18に記憶されたスクリーンフロー制
御規則は、図4に示すように、制御条件と制御処理を一
つの組みとして、この組みが複数集まったものであり、
ある制御条件を満たす場合に、定められた制御処理を行
うために使われる。スクリーンフロー制御規則には、例
えばアプリケーションAからアプリケーションBにデー
タを送信する場合、Aの既存データを画面に表示させ
て、Bに送信する値をAから読み込むための規則と、A
からBに送信したデータを、Bにおいて新規データとし
て作成する場合に、Bで新規データ作成画面をスクリー
ン上に表示させて、データフィールドに値を書き込むた
めの規則などがある。
【0047】図5は、スクリーンフロー制御規則をつか
って、常駐エージェント20がスクリーンフロー制御を
行う処理フローである。図6は、データフォーマット変
換規則をつかって、常駐エージェント20がデータフォ
ーマット変換を行う処理フローである。
【0048】次に動作について図1〜図6に沿って説明
する。まず、図2におけるA社側のシステムにおける動
作について説明する。なお、スクリーンフロー制御規則
部18に記憶するスクリーンフロー制御規則とデータフ
ォーマット変換規則部19に記憶するデータフォーマッ
ト変換規則は、業務依存知識定義部22によりあらかじ
め定義されている。まず図1において、図17の従来例
と同様、利用者はユーザインタフェース12から業務プ
ログラム15へ通信プロトコル14を経由して接続し、
業務プログラム15の機能の利用を要求する。業務プロ
グラム15はデータベース16から必要なデータを読み
出して処理し、通信プロトコル14を経由し、ユーザイ
ンタフェース12に利用者の要求の結果を出力する。
【0049】常駐エージェント20は、アプリケーショ
ンインタフェース17を経由して通信プロトコル14を
使って業務プログラム15に、一定時間毎あるいは常時
接続し、業務プログラム15のデータ読み出し機能を使
ってデータベース16に格納されているデータを読み出
し、その時の状態を記憶し、前回読み出した時の状態と
比較する。状態が変化していれば、あらかじめ業務依存
知識定義部22によって定義してあるスクリーンフロー
制御規則部18からスクリーンフロー制御規則を呼び出
して、この状態変化に該当する処理を行う。状態の変化
が無い場合は何もしない。なお状態の変化とは、データ
が新規作成、更新、削除された場合や、データの値があ
る特定の値になった場合などをいう。
【0050】ここで、常駐エージェント20がスクリー
ンフロー制御規則部18に記憶するスクリーンフロー制
御規則を呼び出して処理を行う場合の動作を、図4に示
したスクリーンフロー制御規則の例を用い、図5の処理
フローに沿って説明する。常駐エージェント20は、起
動されると、ステップ42のように”処理”というフィ
ールドに”新データ検出”という値をセットする。これ
は常駐エージェント20に”新データを検出する処理を
させる”ということを意味している。次にステップ43
で、”処理”が”新データ検出”である制御条件を、図
4の制御条件リスト33から探す。ステップ44で制御
条件があるかどうか判断し、無ければステップ50で終
了となる。図4の例の場合は、”処理=新データ検出”
が見つかるので、ステップ45へ行き、見つかった制御
条件に対応する制御処理リスト35の”Open(Fi
le);Get(Data);Close(Fil
e)”を取り出す。次にステップ46で、取り出した制
御処理リスト35から制御処理を1つ取り出す。この例
では”Open(File)”が取り出される。
【0051】次にステップ47では取り出した制御処理
を実行する。この例では、常駐エージェント20が、ア
プリケーションインタフェース17にリクエストとし
て”Open(File)”を渡す。アプリケーション
インタフェース17は、通信プロトコル14を経由して
業務プログラム15にリクエスト”Open(Fil
e)”を渡す。業務プログラム15は”Open(Fi
le)”を実行し、結果をリクエスト呼び出しと逆のパ
スで常駐エージェント20に返す。
【0052】次にステップ48で、制御処理リスト35
が空か否か、即ち、まだ実行すべき処理が残っているか
否を判定し、空でなければステップ45へ戻り、以下
は”Open(File)”の場合と同様に制御件リス
ト35が空になるまでステップ45から47を繰り返
す。この例では、制御処理リスト35に”Get(Da
ta)”と”Close(File)”が残っているの
で、この2つの制御処理を実行することになる。
【0053】制御条件リスト35が空になったら、ステ
ップ49で、”処理”フィールドを更新する。”処理”
フィールドの更新はステップ47の制御処理実行結果に
よって既に更新されていいる場合と、データ中継部23
から渡された中間形式のデータの中に明示的に”処理=
XXXX”のように指示されている場合と、ユーザが明
示的に常駐エージェント20に指示する場合がある。こ
こで、例えば”処理=終了”とされた場合はステップ5
0の終了判定の結果、ステップ51の終了となる。終了
条件を満たしていなければステップ43へ戻って次の処
理を行う。
【0054】なお、図4のスクリーンフロー制御規則の
例では、”Create(File)”、”Put(D
ata)”、”Close(File)”、あるい
は、”Open(File)”、”Get(Dat
a)”、”Close(File)”といった関数呼び
出し形式の処理例で説明したが、ここはアプリケーショ
ンインタフェース17が、どのような方法で業務プログ
ラム15にリクエストを送るかによって決まる。従っ
て、例えば”0x0A”、”0x20”、”0x3
A”、のような16進コードを送るキーボード入力に相
当するプリミティブなインタフェースの場合や、”Fi
leを読み込む”のようなマクロを呼び出すようなイン
タフェースの場合もある。いずれの場合も常駐エージェ
ント20自体は、リクエストの内容には依存しないの
で、アプリケーションインタフェース17、スクリーン
フロー制御規則、データフォーマット変換規則が変わっ
ても、常駐エージェント20は共通である。
【0055】次に、業務プログラム15から結果のデー
タを受け取った常駐エージェント20は、業務プログラ
ム15のデータフォーマットを、異なるアプリケーショ
ン間でデータ交換用に共通的に使用されるデータ形式で
ある中間形式に変換した後、データフォーマット変換規
則を使って、データの変換を行う。
【0056】変換の動作について、図3に示したデータ
フォーマット変換規則の例を用い、図6のフローに沿っ
て説明する。常駐エージェント20は、業務プログラム
15から受け取ったデータを、中間形式に変換する。中
間形式は例えば、”項目1=値1&項目2=値2&項目
3=値3、、、”のように、項目名と値の組みを、区切
り記号”&”で区切ってつなげた形式である。次に常駐
エージェント20は、図6のステップ52で中間形式デ
ータが空でないか否か判定し、中間形式データがなけれ
ばステップ60で終了する。中間形式データがあれば、
ステップ53で中間形式から一つの組みを取り出し、ス
テップ54で変換条件リスト30から、適応できる変換
条件を検索し、ステップ55で項目が一致する変換条件
が見つかったか否か判定する。変換条件がなければ、ス
テップ52に戻る。変換条件が見つかったら、ステップ
56でそれに対応する変換処理リストを取り出す。例え
ば変換条件”日付==99999999”が見つかった
場合は、それに対応する変換処理リスト31を取り出
す。次にステップ57で、変換処理リスト31から変換
処理を1つ、即ち、”日付=99/99/99”を取り
出す。この例の場合は、変換処理が一つしかない変換処
理リストである。
【0057】次にステップ58で常駐エージェント20
が変換処理を実行し、中間形式のデータのうち”日付”
を”99/99/99”に置き換える。次にステップ5
9で、変換処理リスト31が空になったか否か判定し、
空ならステップ52に戻って次の中間形式のデータの処
理を行う。ステップ59で空でなければステップ57に
戻ってステップ57から59を変換処理リスト31が空
になるまで繰り返す。中間形式のデータすべてについて
同様な置き換え処理を行なったら、常駐エージェント2
0はその中間形式のデータをデータ中継部23に渡す。
変換条件が見つからなければ、特に何もしない。
【0058】データ中継部23は、移動エージェント2
4に中間形式のデータをそのまま渡す。移動エージェン
ト24はネットワーク11を移動して、図2に示した他
のアプリケーション側のデータ中継部28に中間形式の
データを渡す。
【0059】ここまでの動作が、図2におけるA社側の
システムの動作であり、次に図2におけるB社側の動作
を説明する。
【0060】データ中継部28は、業務依存処理部25
にデータを渡す。この図2に示した業務依存処理部25
は、図1の業務依存処理部21と同じ構成のため、図2
ではその内部構成を省略してあるが、実際にはデータは
業務依存処理部25の常駐エージェント20に渡され
る。
【0061】常駐エージェント20は、図6で示したフ
ローに沿って、中間形式のデータから業務アプリケーシ
ョン26に依存するデータフォーマットに、図3に示し
たデータフォーマット変換規則を使って変換する。常駐
エージェント20は、図6のステップ53で中間形式の
データから一組の項目と値を取り出し、ステップ54で
変換条件リスト30を検索して、項目が一致する変換条
件を取り出す。例えばステップ55で変換条件”金額>
10000”が見つかった場合は、ステップ56で変換
処理リスト32を取り出し、ステップ57で変換処理”
金額=10000*1.05”を取り出す。次にステッ
プ58で常駐エージェント20はこの条件式を評価し、
中間形式のデータの”金額”がこの条件を満たしていた
ら、それに対応する変換処理”金額=10000*1.
05”に基づいて、中間形式のデータの”金額”の値
を”10000*1.05”で置き換える。ステップ5
5の判定で変換条件が見つからなければ何もせず、ステ
ップ52に戻る。ステップ58の変換処理実行後、変換
処理リスト32が空になったか否かをステップ59で判
定し、空ならステップ52に戻り、空でなければステッ
プ57に戻る。中間形式のデータすべてについて同様な
置き換え処理を行なったら、データフォーマット変換を
終える。
【0062】次に、常駐エージェント20は、図4に示
したスクリーンフロー制御規則を使って業務アプリケー
ション26にデータを書き込む。常駐エージェント20
は、図5のフローに従って、データの書き込み処理を行
うが、ステップ42では”処理”フィールドに”新規オ
ーダ”をセットする。これは、他のアプリケーションか
ら新しいオーダが来た場合の処理を常駐エージェント2
0に行わせることを意味する。ステップ43で制御条件
リスト33を検索して、”処理=新規オーダ”を探す。
ステップ44の判定で制御条件があれば、制御条件”処
理=新規オーダ”に対応する制御処理リスト34の”C
reate(File);Put(Data);Clo
se(File);”を得る。次にステップ45で制御
処理リスト34から制御処理”Create(Fil
e)”を一つ取り出す。次に取り出した制御処理をステ
ップ47で実行する。この例では、常駐エージェント2
0が、アプリケーションインタフェース17にリクエス
トとして”Create(File)”を渡す。
【0063】アプリケーションインタフェース17は、
通信プロトコル14を経由して業務プログラム15にリ
クエスト”Create(File)”を渡す。業務プ
ログラム15は”Create(File)”を実行
し、結果をリクエスト呼び出しと逆のパスで常駐エージ
ェント20に返す。次にステップ48で、制御処理リス
ト34が空か否か判定し、空でなければステップ45に
戻り、空ならステップ48で”処理”フィールドを更新
する。処理フィールドの更新については、前述の説明と
同じで、ステップ47の制御処理実行結果によって既に
更新されていいる場合と、データ中継部23から渡され
た中間形式のデータの中に明示的に”処理=XXXX”
のように指示されている場合と、ユーザが明示的に常駐
エージェント20に指示する場合がある。ここで、例え
ば”処理=終了”とされた場合はステップ50の終了判
定の結果ステップ51の終了となる。終了条件を満たし
ていなければステップ43へ戻って次の処理を行う。
【0064】この実施の形態1では、以上のように、A
社のシステム内の業務アプリケーションから取り出した
データをB社のシステム内の業務アプリケーションに書
き込むことが出来る。なお、この実施の形態では、A社
とB社を例に取り上げて説明したが、勿論同じ会社内で
あっても良く、ネットワークで接続できるシステムであ
れば良い。また、図2に示した通り、業務アプリケーシ
ョン13と業務アプリケーション26はそれぞれデータ
中継部23とデータ中継部28を経由してネットワーク
11に接続しており、ネットワーク11をはさんで対象
形になっている。上記説明では業務アプリケーション1
3から業務アプリケーション26へのデータ送信、受信
について説明したが、業務アプリケーション26から業
務アプリケーション13へのデータ送信、受信もまった
く同様に行われる。
【0065】以上のように、この実施の形態によれば、
ユーザインタフェースとアプリケーションが通信するた
めの通信プロトコルをそのまま利用するため、ユーザイ
ンタフェース、アプリケーション本体、通信プロトコ
ル、データベースに全く追加、変更が不要である。ま
た、常駐エージェントによってデータベースの状態変化
を自動的に監視し、状態変化に対応する処理を自動的に
起動するので、アプリケーションの利用者は、今まで通
りの手順で操作するだけで、なんら新しい手順を行う必
要がない。
【0066】また、スクリーンフロー制御規則やデータ
フォーマット変換規則のように業務アプリケーション毎
に異なる部分を、その他の業務アプリケーションに依存
しない部分と分離し、業務依存知識定義部を設けて容易
に変更できるようにしているので、他の業務アプリケー
ションと接続するネットワークシステムの構築を容易に
することができる。
【0067】実施の形態2.以上の実施の形態1は、2
つの業務アプリケーション側のそれぞれにデータ中継部
を備えるようにしたものであるが、次に、データ中継部
を一個所におき、データ中継部と図2における業務依存
処理部21、25をネットワークで接続する場合の実施
の形態を示す。
【0068】図7は、このような場合のネットワーク接
続例である。図2と同様のものには同一符号を付し説明
を省略する。23aはネットワーク11に接続されたデ
ータ中継部であり、24aはデータ中継部23aの内部
でローカルに実行される移動エージェントである。な
お、業務アプリケーション13と業務アプリケーション
26は上記実施の形態1の図1で示した業務アプリケー
ション13の内部構成と同じである。また業務依存処理
部21と業務依存処理部25についても上記実施の形態
1の図1で示した業務依存処理部21の内部構成と同じ
である。
【0069】次に実施の形態2の動作について、図7に
沿って説明する。まず図7において、利用者はユーザイ
ンタフェース12から業務アプリケーション13の機能
を呼び出す。業務依存処理部21は業務アプリケーショ
ン13に一定時間毎あるいは常時接続し、その時の状態
を記憶し、前回読み出した時の状態と比較して状態が変
化していればこの状態変化に該当する処理を行う。業務
アプリケーション13および業務アプリケーション26
の内部の動作については、上記実施の形態1と同様であ
る。また業務依存処理部21および業務依存処理部25
の内部の動作についても、上記実施の形態1と同様であ
る。図7に示した通り、2つの業務アプリケーション1
3と業務アプリケーション26はネットワーク11を経
由してデータ中継部23aと接続しているため、移動エ
ージェント24aはネットワーク11を移動せずに、デ
ータ中継部23aの内部で、実施の形態1に記述した業
務依存処理部21から業務依存処理部25へのデータを
渡す動作と同じ効果を有する作業を実行する。
【0070】データは、業務アプリケーション13から
ネットワーク11を経由してデータ中継部23aに渡さ
れ、移動エージェント24aが生成されてデータ中継部
23aの内部をローカルに移動し記憶装置を経由して業
務依存処理部25に渡され、業務依存処理部25では、
中間形式のデータから業務アプリケーション26で処理
可能なデータフォーマットに変換され、ネットワーク1
1経由で業務アプリケーション26に渡される。
【0071】以上のように、データ中継部を、アプリケ
ーションから分離して、ネットワーク上に配置すること
ができるため、アプリケーション側の構成要素を削減す
ることができる。
【0072】実施の形態3.上記の実施の形態1では、
業務アプリケーション、業務依存処理部、データ中継部
がそれぞれ1個づつ対応させている。この実施の形態で
は、業務依存処理部を複数配置して分散処理させること
により、処理能力を向上させるものについて説明する。
【0073】図8はこのような場合のネットワーク接続
例である。図8において図2と同様のものには同一符号
を付し説明を省略する。図8に示すとおり、業務アプリ
ケーション13には業務依存処理部21が2つ、業務ア
プリケーション26には業務依存処理部25が2つ接続
されている。
【0074】図8の構成によれば、2つの業務アプリケ
ーション13、26間でやり取りするデータの数が多
く、速度性能が要求される場合は、この図8のように複
数の業務依存処理部を設け、業務依存処理部はそれぞれ
独立に業務アプリケーションのデータの状態の変化を監
視し、状態変化があった場合は、対応する処理を自動実
行することにより、速度性能を向上させることができ
る。一方やり取りするデータの数が少ない場合は業務依
存処理部は1つでも良い。要求される速度性能によって
業務依存処理部の数を増減させることができる。
【0075】以上のように、この実施の形態によれば、
業務依存処理部を複数接続しているので、同時に複数の
データの処理を行うことができ処理速度を向上させるこ
とができる。図8の例では、業務依存処理部が2つづつ
接続されているが、必要な処理速度に応じて個数を増減
することができ、その際、業務アプリケーションの変更
や設定、データ中継部への変更や設定は一切不要であ
る。
【0076】実施の形態4.業務依存知識定義部は、プ
ログラミングインタフェースが用意されていない業務ア
プリケーションの場合や、アプリケーション自体の変更
ができない場合でも、アプリケーションインタフェース
とユーザインタフェース用の通信プロトコルをそのまま
使った接続を行い、アプリケーション本体と通信プロト
コルを変更することなく、またアプリケーションの内部
ロジックやデータスキーマを知らなくても、アプリケー
ションのオペレータの知識を使ってスクリーンフロー制
御規則を容易に記述できる。
【0077】実施の形態5.異なるアプリケーションは
それぞれ異なるデータフォーマットを持つため、異なる
アプリケーション間でデータのやり取りをする場合は、
一方のアプリケーションのデータフォーマットから他方
のデータフォーマットにフォーマット変換を行う必要が
ある。このデータフォーマット変換規則は、例えば、二
つのアプリケーションA,Bの間でデータをやり取りす
る場合、AからBへの変換規則とBからAへの変換規則
が必要になり、接続するアプリケーションが増える毎に
追加が必要である。このデータフォーマット変換の規則
の記述であるデータフォーマット変換規則と、データフ
ォーマット変換規則を簡単に定義する業務依存知識定義
部と、データフォーマット変換規則を解釈実行する常駐
エージェントとを備え、業務に依存しない共通部分であ
る常駐エージェントと、業務依存の部分とを分離するこ
とにより、データフォーマット変更規則の作成、追加、
変更時にかかるコストを削減することができる。
【0078】実施の形態6.データ中継部は、ネットワ
ーク障害やコンピュータの障害等からデータを保護する
機能を備えることができる。このデータ中継部と、アプ
リケーションに接続して、データの入力および出力を行
うアプリケーションインタフェースとを分離し、データ
中継部とアプリケーションインタフェースの間で独立し
て動作させることにより、アプリケーションインタフェ
ースをデータ中継部が動作している装置とは別の装置上
で動作させたり、複数の装置上で動作させて並列処理を
行わせて処理速度性能を向上させることができる。
【0079】実施の形態7.この実施の形態では、常駐
エージェント20を更に具体化した実施の形態を説明す
る。システムのネットワーク接続例は、実施の形態1に
おいて、図2で示したものと同様である。図2では二つ
のアプリケーション間のデータ送受信のネットワーク接
続例を示しているが、二つ以上のアプリケーション間で
あっても可能である。図9及び図10は、この発明の実
施の形態7の一例を示すアプリケーション間データ送受
信方式の構成図である。図9及び図10において、図1
又は図2と同じ符号のものは、実施の形態1で説明した
ものと同様のものである。また、データ中継部23とデ
ータ中継部28とは同じものであるが、説明のために別
の番号を付している。
【0080】以下に、この実施の形態の特徴となる常駐
エージェント20gについて、説明する。上記常駐エー
ジェント20gは、以下の要素を含む構成となってい
る。71は、上記スクリーンフロー制御規則部18で記
憶されたスクリーンフロー制御規則に従ってアプリケー
ションに対して制御処理内容を実行するスクリーンフロ
ー制御部である。72は、上記データフォーマット変換
規則部19に記憶されたデータフォーマット変換規則に
従って、データ形式を変換するデータフォーマット変換
部である。73は、上記アプリケーションインタフェー
スとスクリーンフロー制御部71とデータフォーマット
変換部72との動作を制御し、上記業務依存処理部の処
理対象となっているアプリケーションが記憶するデータ
が変更されているかを監視し、データが変更されている
場合には、上記業務依存処理部21の処理対象ではない
ネットワーク上のいずれかのアプリケーションに対して
データが変更されたことを通知するアプリケーション制
御部である。通知するアプリケーションは、データが変
更されているアプリケーションとデータを交換するアプ
リケーションである。図9と図10の業務依存処理部に
おいて、同じ名称の構成要素は同様のものであるが、ア
プリケーションインタフェース17,94は、業務アプ
リケーションに依存し、スクリーンフロー制御規則部1
8,95及びデータフォーマット変換規則部19,96
は、各業務アプリケーションや利用者の使用方法に依存
するため、それぞれ異なったものになり得る。
【0081】次に動作について図9及び図10を用いて
説明する。特に、常駐エージェント20gを含む業務依
存処理部21の動作について説明する。実施の形態1と
同様の動作の説明は省略する。以下に、業務依存処理部
21が業務アプリケーション13内のデータベース16
のデータを監視する動作を説明する。実施の形態1と同
様に、図9に示す業務アプリケーション13をA社側と
し、図10に示す業務アプリケーション26をB社側と
して説明する。まず、図9に示すA社側の動作を説明す
る。アプリケーション制御部73は、定期的にあるい
は、予め定めたアクセス手順に基づいて、アプリケーシ
ョンインタフェース17を介してデータベース5に格納
されているデータを読み出す。この際に、業務依存処理
部21が業務アプリケーションをアクセスする手順は、
スクリーンフロー制御規則部18に定義されたスクリー
ンフロー制御規則に従ってスクリーンフロー制御部71
が実施する。スクリーンフロー制御部71は、アプリケ
ーション制御部73の制御を受け、アプリケーションイ
ンタフェース17を介して実施する。動作の詳細は、実
施の形態1で説明した図5の手順と同様である。スクリ
ーンフロー制御部71は、読み出されたデータをスクリ
ーンフロー制御部71内に記憶し、前回読み出したとき
のデータ値と比較する。データ値が変化していれば、業
務アプリケーション13がデータ値を更新したものと判
断して、業務アプリケーション26へ更新されたデータ
値を通知する。
【0082】具体的には、アプリケーション制御部73
は、データフォーマット変換規則部19に記憶するデー
タフォーマット変換規則に基づいて、データフォーマッ
ト変換部72が更新されたデータを中間形式データへ変
換するように指示を出す。データフォーマット変換部7
2は、アプリケーション制御部73の指示に基づいて、
更新されたデータのフォーマットを変換する。データフ
ォーマットの変換の動作の詳細は、図6に示した手順と
同様である。変換された中間形式のデータは、中間形式
で定義された位置や、付加されたタグなどにより、デー
タの意味が表現される。中間形式に変換されたデータ
は、データフォーマット変換部72からデータ中継部2
3へ送信される。データは、データ中継部23によって
宛先を特定され、ネットワーク11を介して業務アプリ
ケーション26に接続しているデータ中継部28へ伝送
される。
【0083】次に、上記のようにしてデータ中継部28
に伝送されたデータの処理について、図10に示す、B
社側の動作を説明する。データ中継部28に伝送された
中間形式のデータは、業務依存処理部25内において、
A社側で実施した動作と逆の動作を行ない、業務アプリ
ケーション26へ送信される。具体的には、データ中継
部28より受信した中間形式のデータは、中間形式から
業務アプリケーション26で使用されるデータフォーマ
ットへと変換される。上記データフォーマットの変換
は、データフォーマット変換部72において、データフ
ォーマット変換規則部19に記憶するデータフォーマッ
ト変換規則に従って変換される。次に、変換されたデー
タは、業務アプリケーション26内のデータベース93
へ書き込まれる。具体的な動作としては、変換されたデ
ータは、スクリーンフロー制御部71へ送られる。スク
リーンフロー制御部71は、スクリーンフロー制御規則
部95に記憶されたスクリーンフロー制御規則に従っ
て、アプリケーション制御部73の制御の下、アプリケ
ーションインタフェース94を介して業務アプリケーシ
ョン26をアクセスする。
【0084】上記のようにして、業務アプリケーション
26に送信されたデータは、データベース93へ書き込
まれる。データベース93のどの領域にデータが書き込
まれるかは、中間形式のデータの位置やタグなどにより
決定され、データフォーマット変換規則に基づいて、デ
ータフォーマット変換部72で業務アプリケーション2
6に対応したデータフォーマット変換された際に、引き
継がれる。このように、データフォーマット変換規則に
基づいて、業務アプリケーション13で更新されたデー
タ値は、業務アプリケーション26においても、データ
の意味を正しく引き継いで更新することができる。従っ
て、業務アプリケーション26の利用者は、業務アプリ
ケーション13で更新されたデータを業務アプリケーシ
ョン26において読み出すことが可能になる。
【0085】以上のように、業務アプリケーション13
と業務アプリケーション26に対して、業務依存処理部
がそれぞれ既存の業務アプリケーションのインタフェー
スを用いてデータの書き込み及び読み出しを実施するこ
とができる。また、スクリーンフロー制御規則によっ
て、各業務アプリケーションのデータベースへのアクセ
ス手順も、それぞれのアプリケーションに定められてい
る手順によって実施されるため、各業務アプリケーショ
ンのインタフェース、通信プロトコルなどを変更する必
要がない。業務アプリケーションが取り扱うデータフォ
ーマットの相違は、データフォーマット変換規則に基づ
いて、データフォーマット変換部が、各業種において伝
送用として共通に使用されるデータの形式である中間形
式へ変換を行なう。中間形式の一例としては、XML
(eXtensible Markup Langua
ge)という言語仕様に基づいて業種毎の伝送用フォー
マット標準が一例としてあげられる。
【0086】実施の形態8.この実施の形態では、業務
アプリケーションが記憶するデータが変更されたことを
業務アプリケーションから通知された業務依存処理部
が、ネットワーク上のいずれかの業務アプリケーション
に対してデータが変更されたことを通知する場合であ
る。
【0087】図9及び図10を用いて説明する。図9の
業務アプリケーション13をA社とし、図10の業務ア
プリケーション26をB社とする。実施の形態7と同様
にして、A社側では、データベース16の内容を更新す
る。以下に、A社側の業務依存処理部21が業務アプリ
ケーション13から上記通知を受けた場合の業務依存処
理部21内の動作を説明する。業務プログラム15は、
更新したタイミング、更新したデータの領域、或いは、
更新したデータ値を、業務依存処理部21へ通知する。
通知の方法は、まず、通信プロトコル14を用いて、ア
プリケーションインタフェース17へ通知され、次に、
アプリケーション制御部73へ通知される。データが更
新されたタイミングだけが通知された場合、或いは、更
新したタイミングと更新したデータ領域だけが通知され
た場合には、更新された値自身がまだ通知されない。こ
のため、アプリケーション制御部73は、アプリケーシ
ョンインタフェース17を経由して、業務プログラム1
5にデータの読み出しを要求し、実施の形態7で示した
データの更新を監視している場合と同様に、データベー
ス16に格納されているデータを読み出す。アプリケー
ション制御部73は、読み出されたデータをスクリーン
フロー制御部71へ記憶する。更に、アプリケーション
制御部73は、前回読み出された時のデータ値と比較す
る。データ値が変化していることを確認すると、業務ア
プリケーション13がデータ内容を更新したものと判断
して、B社側の業務アプリケーション26に更新された
データ値を通知する動作に移る。更新されたデータの値
も通知される場合には、アプリケーション制御部73
は、必要に応じてスクリーンフロー制御部71へデータ
の値を記憶する。次に、更新されたデータの値をB社側
の業務アプリケーション26へ通知する動作に移る。以
後の動作は、実施の形態7と同じである。
【0088】この実施の形態では、業務アプリケーショ
ンに対して、データを更新した際に業務依存処理部へデ
ータを更新したタイミングを通知し、更には、更新した
データのデータ領域や新しいデータ値を通知するための
業務プログラムの変更が必要となる。しかし、データを
更新したタイミングを業務アプリケーションから業務依
存処理部へ通知することによって、実施の形態7で説明
した、業務依存処理部が業務アプリケーションのデータ
更新を検知する場合よりも早く、データ更新を検知でき
る。また、業務依存処理部のスクリーンフロー制御部が
記憶すべきデータの量を削減できる。
【0089】実施の形態9.この実施の形態では、デー
タ中継部23間のデータ伝送に移動型エージェントを利
用する場合を説明する。図11に、システム構成の一例
を示す。図9と同じ符号の構成要素は、実施の形態7と
同じものである。75は、プログラムとプログラムを実
行する上で必要なデータとにより構成され、複数のデー
タ中継部間で移動する移動型エージェントである。74
は、移動型エージェント75をどのデータ中継部へ移動
するかを指示する移動型エージェントプラットフォーム
である。従って、移動型エージェントプラットフォーム
74は、移動型エージェント75の移動先や伝送するデ
ータなどの実行環境を移動型エージェント75へ与え
る。データ中継部23hは、移動型エージェント75と
移動型エージェントプラットフォーム74とを含む構成
となっている。さらに、この実施の形態のデータ中継部
23hは、移動型エージェントを生成、及び移動型エー
ジェントから伝送されたデータを抽出する。また、図1
1で、データ中継部23hとデータ中継部28hは、説
明を明確にするために異なる符号を付けていることは、
実施の形態7と同様である。さらに、この実施の形態の
常駐エージェント20gは、データ中継部を介して、移
動型エージェント75が移動することによって他のデー
タ中継部から伝送した中間形式のデータを送受信する。
【0090】次に、動作について図11に基づいて説明
する。図11のデータ中継部28hは、図10に示す業
務依存処理部25へ接続しているものとする。業務アプ
リケーション13のデータをデータ中継部23hへ送信
し、別のデータ中継部28hへ伝送する場合を説明す
る。業務アプリケーション13から受信したデータを常
駐エージェント20gにおいて、中間形式のデータへ変
更し、データ中継部23hへ送信するまでの動作は、実
施の形態7と同様である。常駐エージェント20gから
データを受信したデータ中継部20hは、上記データを
移動型エージェント75で運ばれるデータに設定し、伝
送先のデータ中継部を宛先へ設定して移動型エージェン
トを生成する。
【0091】次に、移動型エージェントプラットフォー
ム74へ、移動型エージェントの実行を要求する。或い
は、移動型エージェントを生成する代わりに、待ち受け
ている移動型エージェント75へ伝送するデータと宛先
とを設定し、移動型エージェント75の移動を移動型エ
ージェントプラットフォーム74へ要求する。移動型エ
ージェント75は、ネットワーク内を移動型エージェン
トプラットフォーム74の定めた通信プロトコルにより
移動する。このようにして、宛先のデータ中継部28h
へ移動する。移動型エージェントを受け取ったデータ中
継部28hは、移動型エージェント75からデータを取
り出す。次に、データ中継部28hは、図10に示す業
務依存処理部25の常駐エージェント20gへ送信す
る。その後の動作は、実施の形態7と同様である。
【0092】この実施の形態では、移動型エージェント
を用いてデータを伝送するため、移動型エージェントプ
ラットフォームが備える機能を利用することができる。
この機能には、例えば、データの暗号化、伝送に際して
の相手の認証をとる認証、エージェント伝送を確実にす
るための通信プロトコルやキューイング、ネットワーク
内の最適ルート選択メモリー管理などがある。このよう
な機能により、データ中継部を簡素化することができ
る。更に、移動型エージェントプラットフォームが備え
ているネットワーク内の最適ルート選択などを利用でき
る。移動型エージェントには、一例として、MITSU
BISHI ELECTRIC INFORMATIO
N TECHNOLOGY CENTER AMERI
CAが開発した“Concordia”がある。この移
動型エージェントでは、“Concordia Ser
ver”が移動型エージェントプラットフォーム相当
し、“Concordia Agent”が移動型エー
ジェントに相当する。
【0093】実施の形態10.この実施の形態では、実
施の形態7に加え、スクリーンフロー制御規則部18ま
たはデータフォーマット変換規則部19を更新する規則
入力部を備えた場合を説明する。図12にこの実施の形
態のシステム構成の一例を示す。図9と同一の符号の構
成要素は実施の形態7と同じである。76は、スクリー
ンフロー制御規則部18で記憶されたスクリーンフロー
制御規則またはデータフォーマット変換規則部19に記
憶されたデータフォーマット変換規則を変更するための
データを入力する規則入力部である。規則入力部76
は、スクリーンフロー制御規則部18またはデータフォ
ーマット変換規則部19のデータの内容を設定・更新す
るためのデータの入力を可能とするインタフェースを提
供するものである。さらに、この実施の形態では、実施
の形態7で説明した各構成要素について以下の処理が追
加される。スクリーンフロー制御部71iは、上記規則
入力部76で入力されたスクリーンフロー制御規則を変
更するデータに基づいて上記スクリーンフロー制御規則
を更新する。データフォーマット変換部72iは、規則
入力部76で入力されたデータフォーマット変換規則を
変更するデータに基づいて上記データフォーマット変換
規則を更新する。
【0094】次に、規則入力部76を用いてスクリーン
フロー制御規則部18またはデータフォーマット変換規
則部19の内容を設定・更新する動作を説明する。ここ
では、スクリーンフロー制御規則部18の内容を設定・
更新する場合を説明する。データフォーマット変換規則
部19の内容を設定・更新する場合も同様に行われるた
め、この場合の説明は省略する。規則入力部76によっ
て提供されているインタフェースから、スクリーンフロ
ー制御規則部18のデータの内容が入力される。規則入
力部76から入力されたデータは、スクリーンフロー制
御部71iへ渡される。スクリーンフロー制御部71i
は、スクリーンフロー制御規則部18の内容を設定す
る。この際、業務アプリケーション13によって定めら
れているスクリーンフロー制御規則に従うようにスクリ
ーンフロー制御部71iによってデータを設定する。こ
のように、スクリーンフロー制御部71iによって、デ
ータを設定することにより、業務アプリケーション13
へのアクセスが滞りなく行われることになる。
【0095】本発明によるアプリケーション間データ送
受信方式において、スクリーンフロー制御規則部18な
らびにデータフォーマット変換規則部19は、業務アプ
リケーションのスクリーンフロー手順とデータフォーマ
ットに応じて準備する必要がある。実施の形態7で説明
した図9に示すA社と図10に示すB社を例にすると、
A社の業務アプリケーション13用の規則とB社の業務
アプリケーション26用の規則とは、A社又はB社によ
ってそれぞれ準備される。更に、システム構築に際して
は、業務アプリケーションの利用方法、データの有する
意味や位置付けなどの細かな仕様の相違がある。例え
ば、同じメーカの業務アプリケーションを利用する場合
でも、バージョンが異なることによるアクセス手順の相
違、業務アプリケーションの利用者によってデータの意
味付けや利用方法に違いがあり、データフォーマットの
相違などが存在する。規則入力部76により詳細設定を
行なえるようにすることで、スクリーンフロー制御規
則、データフォーマット変換規則を迅速に、かつ、最適
に設定できるようになる。規則入力部76による規則設
定後の動作は、実施の形態7などと同様である。この実
施の形態で説明した規則入力部によって、全てのデータ
を設定することも可能である。また、実施の形態1で説
明した業務依存知識定義部と規則入力部とを併用するこ
ともできる。
【0096】実施の形態11.この実施の形態では、実
施の形態7に加え、データフォーマット変換規則部19
において、複数のデータ形式の変換を備え、一のデータ
形式を選択してデータ形式の変換を実施する場合を説明
する。以下に、図13と図14とを用いて説明する。図
9と同じ符号を付した構成要素は、実施の形態7と同様
のものである。データフォーマット変換規則部19j
は、複数の中間形式を記憶し、中間形式に対応するデー
タフォーマット変換規則を複数記憶する。77は、デー
タフォーマット変換規則部19jに記憶する複数のデー
タフォーマット変換規則のうち、どのデータフォーマッ
ト変換規則を使用するかを選択するデータ形式選択部で
ある。さらに、データ形式選択部は、選択したデータフ
ォーマット変換規則に従って動作するように、スクリー
ンフロー制御部71j及びデータフォーマット変換部7
2jを制御する。データフォーマット変換部72jは、
データ形式選択部77で選択されたデータ形式を用いて
データの形式を変更することを特徴とする。データフォ
ーマット変換規則部19jへのデータフォーマット変換
規則の登録は、プログラムによって、最初から登録され
ている場合、実施の形態10で示した規則入力部76を
用いて、新たにデータフォーマット変換規則を登録する
場合がある。
【0097】図14は、三つの業務アプリケーションが
ネットワーク上に接続したシステム構成の一例を示した
ものである。図2では、A社及びB社のシステム構成例
を示したが、更に、C社の構成を追加したものとして説
明する。C社のシステム構成としては、81は業務依存
処理部、82は業務アプリケーション、83はユーザイ
ンタフェースである。業務依存処理部81は、実施の形
態7で説明したものと同様である。業務アプリケーショ
ン82は、A社、B社とは異なる業種の業務用アプリケ
ーションであるとする。また、A社の業務依存処理部2
1及びB社の業務依存処理部25で使用する中間形式
と、C社の業務依存処理部81で使用する中間形式とは
異なるデータ形式と仮定する。具体的には、業務アプリ
ケーション13と業務アプリケーション26は、カスタ
マーサポート業務向けのアプリケーションであり、業務
アプリケーション82は、電子商取引業務向けのアプリ
ケーションというような場合である。事実、業界毎に、
同じXML言語表記を使うものの異なる伝送用データフ
ォーマットとしての中間形式が標準的伝送用データフォ
ーマットとして定義されようとしている。上記のような
場合に、データ形式選択部77を用いて、業務依存処理
部21jが、データの送り先に応じて伝送用データフォ
ーマットである中間形式を選択する。なお、中間形式の
選択は、データ形式選択部が選択する代わりに、スクリ
ーンフロー制御部71jとデータフォーマット変換部7
2jが自動的に行なうように、予めプログラミングされ
ていてもよい。
【0098】実施の形態12.この実施の形態では、業
務依存処理部において変換された中間形式のデータに対
して、直接処理を行なう場合を説明する。図15にこの
実施の形態のシステム構成の一例を示す。図9と同じ符
号の構成要素は、実施の形態7と同様である。78は、
業務依存処理部から送信された中間形式のデータを処理
する中間形式データ処理部である。79は、中間形式デ
ータ処理部78で中間形式のデータを処理する規則を中
間形式データ処理規則として記憶する中間形式データ処
理規則部である。80A及び80Bは、中間形式データ
処理部78によって処理されたデータを記憶する業務用
データベースである。
【0099】次に、動作について説明する。中間形式
は、業種毎に標準化が進展している。このため、データ
内容の持つ意味や、そのデータに対する処理も共通化さ
れる。そこで、共通化された業務処理については、中間
形式データ処理部78にて処理を行なうことが可能にな
る。具体的には、以下のような処理が考えられる。中間
形式のデータ中から、特定のデータを抽出し、抽出した
データへ中間形式データ処理規則部79に記述された業
務処置を加える。伝送する中間形式のデータ中に含まれ
る顧客名簿に関するデータを抽出して、業務用データベ
ースに記憶する。上記データベースから顧客管理データ
ベースを自動生成する。又は、データベースから処理優
先度の高い業務データを抽出し、業務依存処理部21を
通じて業務アプリケーション13に通知するといった処
理が考えられる。この実施の形態によれば、標準化され
た中間形式のデータに対して業務処理を行なうため、中
間形式データ処理部78と中間形式データ処理規則部7
9において利用するソフトウェアは、同一のものが利用
できる。即ち、業務依存処理部とデータ中継部との間で
処理を行うため、業務アプリケーション13、業務アプ
リケーション26に依存することなく、また、業務アプ
リケーションがある場所に関わらず、全く同一のソフト
ウェアによって同じ処理を実行でき、同じ結果を得るこ
とができるという利点がある。このように、業務依存処
理部の存在によって、業務アプリケーションの一部の機
能を標準的に処理できるとともに、既存業務アプリケー
ションの処理負荷の低減、業務アプリケーション新機能
の追加が容易になるといった利点を有する。
【0100】実施の形態13.この実施の形態を図15
を用いて説明する。実施の形態11に示したように、中
間形式データ処理部78は、中間形式のデータを処理す
るため、異なる業務アプリケーションが使用されていて
も、同じソフトウェアで、同じ業務処理を実行すること
ができる。そこで、ネットワークを介して、中間形式デ
ータ処理部で使用するソフトウェアをダウンロードして
動作できるようにする。このようにして、複数の異なる
メーカの業務アプリケーションを利用している場所で
も、一斉に業務処理の追加、改訂が可能となる。例え
ば、中間形式データ処理部78で使用するソフトウェア
をJavaで記述し、中間形式データ処理部をJava
実行環境に設定することで、容易に実現することができ
る。また、中間形式データ処理規則についても、ネット
ワークを介して中間形式データ処理規則を追加、更新す
ることで、新たな業務処理が可能になる。例えば、一定
の頻度を越えたアプリケーション間のデータ交換に関し
ては、カスタマーサポート業務と電子商取引業務とを別
々に取り扱い高を計上する業務を考える。計算規則など
をネットワークから中間形式データ処理規則部へダウン
ロードすることで、上記処理を実現できる上、改訂、更
新も容易になる。
【0101】実施の形態14.上記実施の形態7では、
業務依存処理部21と業務アプリケーション13間のデ
ータ伝送は、通信プロトコル14を利用して行われてい
た。この実施の形態では、業務依存処理部21が業務ア
プリケーション13と同一計算機上にある場合には、業
務プログラム15が提供するAPI(Applicat
ion Program Interface)を利用
する場合を説明する。即ち、通信プロトコル14の代わ
りに、プロセス間通信や、関数の直接呼び出し等を用い
てデータ交換を実現する。これによって、処理速度が向
上する。以下に、図16に基づいて説明する。図16に
示すように、業務依存処理部21nのアプリケーション
インタフェース17nが、直接、業務アプリケーション
13nの業務プログラム15nとデータ交換を行なう。
この点が実施の形態7で示した図9と異なる。また、こ
の変更は、図10に示す業務アプリケーション26と業
務依存処理部25との間に対しても、同様に適用でき
る。その他の構成要素、動作及び役割は、実施の形態7
の場合と同じである。更に、実施の形態8で示した業務
アプリケーションからアプリケーションインタフェース
へのデータ更新通知には、アプリケーションインタフェ
ース17nが用意しているAPIを業務プログラム15
nを利用することにより、実現することができる。
【0102】また、業務アプリケーションと業務依存処
理部とは、ネットワークで接続されていない場合でも、
このアプリケーション間データ送受信方式は適用でき
る。例えば、同じコンピュータ上に業務アプリケーショ
ンと業務依存処理部ある場合でも、業務依存処理部のア
プリケーションインタフェースを変更することによっ
て、ネットワークを介することなく、業務アプリケーシ
ョンと業務依存処理部間でデータを送受信することがで
きる。
【0103】実施の形態15.上記実施の形態では、業
務依存処理部が業務アプリケーションの業務プログラム
を使用して業務アプリケーションのデータベースへアク
セスする場合を説明したが、業務依存処理部が直接業務
アプリケーション内のデータベースをアクセスすること
も可能である。例えば、業務プログラムで実施する処理
を常駐エージェントのスクリーンフロー制御部によって
実施する。スクリーンフロー制御部がアプリケーション
インタフェースを介して、直接業務アプリケーション内
のデータベースをアクセスする。この場合、スクリーン
フロー制御規則部へ上記のアクセスを行うスクリーンフ
ロー制御規則が定義されていることになる。また、業務
プログラムの一部の処理を、常駐エージェントのスクリ
ーンフロー制御部に実施されるようにすることも可能で
ある。
【0104】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るアプリケ
ーション間データ送受信システム及びアプリケーション
間データ送受信方式及び方法、ならびに、プログラムを
記録したコンピュータ読取可能な記録媒体によれば、ア
プリケーション毎にフォーマットが異なるデータを各ア
プリケーションのデータフォーマットに依存しない中間
形式に変換する第1の変換規則、及び、この中間形式に
変換されたデータを上記アプリケーションに依存したフ
ォーマットのデータに変換する第2の変換規則を有する
データフォーマット変換規則と、上記各アプリケーショ
ンに対して実行する制御処理内容を有するスクリーンフ
ロー制御規則と、このスクリーンフロー制御規則の制御
処理内容に基づいて上記アプリケーションを制御し、こ
の制御によって得た上記アプリケーションのデータを上
記第1の変換規則に基づいて上記中間形式に変換する、
あるいは、この中間形式に変換されたデータを上記第2
の変換規則に基づいて上記アプリケーションに依存した
フォーマットのデータに変換し、この変換したデータを
上記スクリーンフロー制御規則の制御処理内容に基づい
て上記アプリケーションのデータに反映する常駐エージ
ェントとを備えたので、複数の異種業務アプリケーショ
ン間でネットワークを経由し、データと機能の相互利用
を、業務アプリケーションや通信プロトコルを変更する
ことなく実現できるという効果がある。
【0105】更に、この発明によれば、上記アプリケー
ションのデータが所定の状態に変化したか否かを監視
し、所定の状態に変化したときに、上記スクリーンフロ
ー制御規則の制御処理内容に基づいて上記アプリケーシ
ョンを制御し、この制御によって得た上記アプリケーシ
ョンのデータを上記第1の変換規則に基づいて上記中間
形式に変換する常駐エージェントを備えたので、ユーザ
がデータの更新などを行った結果、あらかじめ指定され
た特定の状態になった場合に、ユーザが常駐エージェン
トに明示的に指示を与えることなく、他方のアプリケー
ションにデータを送信するなどの処理が行え、ユーザが
いままでの操作手順を変更することなく、異種アプリケ
ーション間の相互接続を実現することができるという効
果がある。
【0106】また、この発明によれば、上記データフォ
ーマット変換規則と、上記スクリーンフロー制御規則
と、上記常駐エージェントとを備えた業務依存処理部を
複数備え、この各業務依存処理部の上記常駐エージェン
トは、それぞれ独立に上記アプリケーションのデータが
所定の状態に変化したか否かを監視し、所定の状態に変
化したときに、それぞれ独立に対応する処理を実行する
ので、同時に複数のデータの処理を行うことができ処理
速度を向上させることができるという効果がある。
【0107】この発明によれば、データを変換するか否
かを示す変換条件と変換処理内容とを一つの組とし、こ
の組を複数備えたデータフォーマット変換規則を有し、
上記常駐エージェントは、上記変換条件を満たしたとき
に、上記第1の変換規則、あるいは、上記第2の変換規
則に基づいて、上記変換処理を実行するので、常駐エー
ジェントはどのようなデータ変換も可能であり、さら
に、データフォーマット変更規則の追加も可能であると
いう効果がある。
【0108】この発明によれば、上記データフォーマッ
ト変換規則を生成する業務依存知識定義部を備えたの
で、ユーザ自身がこの業務依存知識定義部を用いること
により、所望のデータ形式への変換を定義できるという
効果がある。
【0109】この発明によれば、制御処理を実行するか
否かを示す制御条件と制御処理内容とを一つの組とし、
この組を複数備えたスクリーンフロー制御規則を有し、
上記常駐エージェントは、上記制御条件を満たしたとき
に、上記制御処理を実行するので、アプリケーションに
対し、所望の制御が可能であり、さらに、制御処理の追
加も可能であるという効果がある。
【0110】この発明によれば、上記スクリーンフロー
制御規則を生成する業務依存知識定義部を備えたので、
ユーザ自身がこの業務依存知識定義部を用いることによ
り、アプリケーションに対し、所望の制御を定義できる
という効果がある。
【0111】この発明によれば、上記アプリケーション
とネットワークを介して通信し、上記アプリケーション
とインタフェースをとるアプリケーションインタフェー
スを備え、上記常駐エージェントは、上記アプリケーシ
ョンインタフェースを介して上記アプリケーションを制
御するので、複数の異なるアプリケーション間で、アプ
リケーション自体を変更することなくデータの送信受信
ができるという効果がある。
【0112】この発明によれば、上記アプリケーション
から他のアプリケーションに渡すデータを中継するデー
タ中継部と、このデータ中継部により中継されたデータ
を運ぶ移動エージェントとを備え、上記常駐エージェン
トは、上記中間形式に変換したデータを上記データ中継
部を介して上記移動エージェントに渡し、上記移動エー
ジェントは、上記中間形式データを運び、上記常駐エー
ジェントは、上記移動エージェントにより運ばれた上記
中間形式データを上記データ中継部を介して入力し、こ
の入力した中間形式データを上記アプリケーションに依
存したフォーマットのデータに変換するので、業務に依
存した処理を行なう常駐エージェントと、業務に依存し
ない処理を行なうデータ中継部および移動エージェント
とを切り離したことにより、それぞれを別の装置上で動
作させたり、複数の装置上で並列動作させて処理速度性
能を向上させることができるという効果がある。
【0113】この発明によれば、ネットワーク内を移動
して上記中間形式データを運ぶ移動エージェントを備え
たので、業務に依存した処理を行なう常駐エージェント
は、上記中間形式データの送受信とは独立して動作で
き、処理速度性能を向上させることができるという効果
がある。
【0114】この発明によれば、通信プロトコルを有す
る第1のアプリケーションと、この第1のアプリケーシ
ョンとネットワークを介して接続され、上記第1のアプ
リケーションに依存したフォーマットのデータを、異な
るアプリケーション間でデータ交換用に共通的に使用さ
れるデータ形式である中間形式に変換する第1の変換規
則を有するデータフォーマット変換規則、上記第1のア
プリケーションに対して実行する制御処理内容を有する
第1のスクリーンフロー制御規則、この第1のスクリー
ンフロー制御規則の制御処理内容に基づき、上記第1の
アプリケーションを制御し、この制御によって得た上記
第1のアプリケーションのデータを上記第1の変換規則
に基づいて上記中間形式に変換する常駐エージェントを
有する第1のシステムと、通信プロトコルを有する第2
のアプリケーションと、上記第1のシステムおよび上記
第2のアプリケーションとネットワークを介して接続さ
れ、上記中間形式に変換されたデータを上記第2のアプ
リケーションに依存したフォーマットのデータに変換す
る第2の変換規則を有するデータフォーマット変換規
則、上記第2のアプリケーションに対して実行する制御
処理内容を有する第2のスクリーンフロー制御規則、上
記中間形式に変換されたデータをネットワークを介して
入力し、上記第2の変換規則に基づいて上記第2のアプ
リケーションに依存したフォーマットのデータに変換
し、この変換したデータを上記第2のスクリーンフロー
制御規則の制御処理内容に基づき上記第2のアプリケー
ションのデータに反映する常駐エージェントを有する第
2のシステムとを備えたので、複数の異種業務アプリケ
ーション間でネットワークを経由し、データと機能の相
互利用を、業務アプリケーションや通信プロトコルを変
更することなく実現できるという効果がある。
【0115】この発明によれば、ネットワークに接続さ
れ、上記第1のアプリケーションから上記第2のアプリ
ケーションに渡すデータを中継するデータ中継部を備
え、上記第1のシステムの常駐エージェントは、上記中
間形式に変換したデータをネットワークを介して上記デ
ータ中継部に渡し、上記第2のシステムの常駐エージェ
ントは、上記データ中継部に中継された上記中間形式デ
ータをネットワークを介して入力し、この入力した中間
形式データを上記第2のアプリケーションが使用するフ
ォーマットのデータに変換するので、上記データ中継部
を、上記第1のシステムと上記第2のシステムの双方に
設ける必要が無く、本システムの構成が簡単になるとい
う効果がある。
【0116】更に、この発明に係るアプリケーション間
データ送受信方式及び方法によれば、複数の異なる業務
アプリケーション間で、業務アプリケーション自体を変
更することなく、また、従来使用していたデータフォー
マットの変換も必要なく、複数の業務アプリケーション
間でデータの相互送受信が可能になる。
【0117】また、伝送用データフォーマットとして、
業務毎に定められた中間形式のデータ形式を使用するこ
とで、データフォーマット変換の種類を最小限に留め、
データ交換を行なう相手側の業務アプリケーション毎の
データフォーマット変換規則を準備する必要をなくすこ
とができるとともに、将来に渡って、同種の業務での業
務アプリケーション間のデータ交換が可能になる。
【0118】この発明によれば、業務依存処理部によっ
てアプリケーションが記憶するデータの変更を監視する
ことにより、他のアプリケーションへもデータの更新を
することができる。
【0119】また、この発明に係るアプリケーション間
データ送受信方式によれば、アプリケーションがデータ
更新のタイミングを業務依存処理部に知らせるという変
更をアプリケーションに加えることで、アプリケーショ
ン間データ交換の効率を高めることができる。
【0120】また、この発明によれば、データ中継部に
移動型エージェント及び移動型エージェントプラットフ
ォームを備えることにより、交換すべきデータを移動エ
ージェントによって運ぶことが可能となり、更に、移動
型エージェントプラットフォームが備える通信機能を使
って、確実にデータ伝送を実現し、データ交換手順に関
する開発、実装を簡素化することができる。
【0121】この発明によれば、スクリーンフロー制御
規則部又はデータフォーマット変換規則部の内容を設定
・更新することが容易に行なえ、更に、システムを容易
に開発することができる。
【0122】また、この発明によれば、複数の業種で標
準化が進められている中間形式のデータ形式について、
それぞれの中間形式に対応するデータフォーマット変換
規則を搭載し、その変換規則を選択する機能を設けるこ
とで、異なる業種の業務アプリケーション間でのデータ
フォーマットの変換が容易になる。
【0123】また、この発明によれば、業務アプリケー
ションのデータが、標準的な伝送データフォーマットで
ある中間形式に変換されることで、業務に共通な処理を
業務アプリケーションの外で、同じソフトウェアで実行
できる。また、業務に共通な処理を行なうプログラムや
処理規則をネットワークを介してダウンロードできるよ
うにすることで、業務に共通な処理の新機能追加、バー
ジョンアップ等を容易に、かつ一斉に実現することがで
きる。
【0124】この発明のよれば、通信プロトコルを介し
て通信行なうことなく、業務アプリケーションへアクセ
スすることが可能になり、プログラミングインタフェー
スが明確な業務アプリケーションに対しては、APIを
経由した相互データ交換を可能にすることで、実行効率
をあげることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1のアプリケーション
間データ送受信システムの構成図である。
【図2】 図1のシステムが適用されたネットワーク接
続例を示す構成図である。
【図3】 実施の形態1のデータフォーマット変換規則
を示す図である。
【図4】 実施の形態1のスクリーンフロー制御規則を
示す図である。
【図5】 実施の形態1の常駐エージェントにより実行
されるスクリーンフロー制御処理のフロー図である。
【図6】 実施の形態1の常駐エージェントにより実行
されるデータフォーマット変換処理のフロー図である。
【図7】 この発明の実施の形態2のネットワーク接続
例を示す構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態3のネットワーク接続
例を示す構成図である。
【図9】 本発明の実施の形態7及び8のアプリケーシ
ョン間データ送受信システムの構成の一例を示す図であ
る。
【図10】 本発明の実施の形態7及び8のアプリケー
ション間データ送受信システムの構成の一例を示す図で
ある。
【図11】 本発明の実施の形態9の移動型エージェン
トを利用してデータを転送する場合のアプリケーション
間データ送受信システムの構成の一例を示す図である。
【図12】 本発明の実施の形態10の規則入力部によ
る規則設定を可能にした場合のアプリケーション間デー
タ送受信システムの構成の一例を示す図である。
【図13】 本発明の実施の形態11のデータ形式選択
部によるデータフォーマット変換規則の選択を可能にし
たアプリケーション間データ送受信システムのシステム
構成の一例を示す図である。
【図14】 本発明の実施の形態11の複数の中間形式
のデータ形式を用い、データ形式の選択を行って業務ア
プリケーション相互データ交換を実施する場合のアプリ
ケーション間データ送受信システム全体構成の一例を示
す図である。
【図15】 本発明の実施の形態12の中間形式に対し
て、直接業務処理を加える場合、ならびに、中間形式デ
ータ処理部、中間形式データ処理規則をそれぞれネット
ワークを通じてダウンロード可能にした場合のアプリケ
ーション間データ送受信システム構成の一例を示す図で
ある。
【図16】 本発明の実施の形態14のアプリケーショ
ンインタフェース部から直接業務プログラムをアクセス
する場合のアプリケーション間データ送受信システムの
構成の一例を示す図である。
【図17】 従来の業務アプリケーションシステム相互
接続の構成を示す構成図である。
【符号の説明】
1,6 共通ユーザインタフェース、2,7 業務アプ
リケーション、3,8共通通信プロトコル、4,9 共
通API業務プログラム、5,10 データベース、1
1 ネットワーク、12,27,83 ユーザインタフ
ェース、13,13n,26,82 業務アプリケーシ
ョン、14,91 通信プロトコル、15,15n,9
2 業務プログラム、16,93 データベース、1
7,17n,94 アプリケーションインタフェース、
18,18n スクリーンフロー制御規則部、19,1
9j データフォーマット変換規則部、20,20g,
20i,20j,20n 常駐エージェント、21,2
1i,21j,21n,25,81 業務依存処理部、
22 業務依存知識定義部、23,23h,28,28
h データ中継部、24 移動エージェント、71,7
1i,71j,71n,95 スクリーンフロー制御
部、72,72i,72j,96 データフォーマット
変換部、73 アプリケーション制御部、74 移動型
エージェントプラットフォーム、75 移動型エージェ
ント、76 規則入力部、77 データ形式選択部、7
8 中間形式データ処理部、79 中間形式データ処理
規則部、80A,80B 業務用データベース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 望月 泰行 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会 社内 (72)発明者 水口 武尚 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会 社内 Fターム(参考) 5B045 BB23 BB31 HH02 5B089 GB03 GB08 KA04 KA10 KC59 KH04

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要素を備えたアプリケーション間
    データ送受信システム。 (a)アプリケーション毎にフォーマットが異なるデー
    タを各アプリケーションのデータフォーマットに依存し
    ない中間形式に変換する第1の変換規則と、この中間形
    式に変換されたデータを上記アプリケーションに依存し
    たフォーマットのデータに変換する第2の変換規則とを
    データフォーマット変換規則として記憶するデータフォ
    ーマット変換規則部; (b)上記各アプリケーションに対して実行する制御処
    理内容をスクリーンフロー制御規則として記憶するスク
    リーンフロー制御規則部; (c)このスクリーンフロー制御規則の制御処理内容に
    基づいて上記アプリケーションを制御し、この制御によ
    って得た上記アプリケーションのデータを上記第1の変
    換規則に基づいて上記中間形式に変換する、あるいは、
    この中間形式に変換されたデータを上記第2の変換規則
    に基づいて上記アプリケーションに依存したフォーマッ
    トのデータに変換し、この変換したデータを上記スクリ
    ーンフロー制御規則の制御処理内容に基づいて上記アプ
    リケーションのデータに反映する常駐エージェント。
  2. 【請求項2】 上記常駐エージェントは、上記アプリケ
    ーションのデータが所定の状態に変化したか否かを監視
    し、所定の状態に変化したときに、上記スクリーンフロ
    ー制御規則部の制御処理内容に基づいて上記アプリケー
    ションを制御し、この制御によって得た上記アプリケー
    ションのデータを上記第1の変換規則に基づいて上記中
    間形式に変換することを特徴とする請求項1記載のアプ
    リケーション間データ送受信システム。
  3. 【請求項3】 上記データフォーマット変換規則部と、
    上記スクリーンフロー制御規則部と、上記常駐エージェ
    ントとを備えた業務依存処理部を複数備え、 この各業務依存処理部の上記常駐エージェントは、それ
    ぞれ独立に上記アプリケーションのデータが所定の状態
    に変化したか否かを監視し、所定の状態に変化したとき
    に、それぞれ独立に対応する処理を実行することを特徴
    とする請求項2記載のアプリケーション間データ送受信
    システム。
  4. 【請求項4】 上記データフォーマット変換規則部に記
    憶されたデータフォーマット変換規則は、データを変換
    するか否かを示す変換条件と変換処理内容とを一つの組
    とし、この組を複数備え、 上記常駐エージェントは、上記変換条件を満たしたとき
    に、上記第1の変換規則、あるいは、上記第2の変換規
    則に基づいて、上記変換処理を実行することを特徴とす
    る請求項1記載のアプリケーション間データ送受信シス
    テム。
  5. 【請求項5】 上記データフォーマット変換規則部に記
    憶されるデータフォーマット変換規則を生成する業務依
    存知識定義部を備えたことを特徴とする請求項4記載の
    アプリケーション間データ送受信システム。
  6. 【請求項6】 上記スクリーンフロー制御規則は、制御
    処理を実行するか否かを示す制御条件と制御処理内容と
    を一つの組とし、この組を複数備え、 上記常駐エージェントは、上記制御条件を満たしたとき
    に、上記制御処理を実行することを特徴とする請求項1
    記載のアプリケーション間データ送受信システム。
  7. 【請求項7】 上記スクリーンフロー制御規則を生成す
    る業務依存知識定義部を備えたことを特徴とする請求項
    6記載のアプリケーション間データ送受信システム。
  8. 【請求項8】 上記アプリケーションと通信し、上記ア
    プリケーションとインタフェースをとるアプリケーショ
    ンインタフェースを備え、 上記常駐エージェントは、上記アプリケーションインタ
    フェースを介して上記アプリケーションを制御すること
    を特徴とする請求項1記載のアプリケーション間データ
    送受信システム。
  9. 【請求項9】 上記アプリケーションから他のアプリケ
    ーションに渡すデータを中継するデータ中継部と、この
    データ中継部により中継されたデータを運ぶ移動エージ
    ェントとを備え、 上記常駐エージェントは、上記中間形式に変換したデー
    タを上記中継部を介して上記移動エージェントに渡し、 上記移動エージェントは、上記中間形式データを運び、 上記常駐エージェントは、上記移動エージェントにより
    運ばれた上記中間形式データを上記中継部を介して受け
    取り、この受け取った中間形式データを上記アプリケー
    ションに依存したフォーマットのデータに変換すること
    を特徴とする請求項1記載のアプリケーション間データ
    送受信システム。
  10. 【請求項10】 上記移動エージェントは、ネットワー
    ク内を移動して上記中間形式データを運ぶことを特徴と
    する請求項9記載のアプリケーション間データ送受信シ
    ステム。
  11. 【請求項11】 以下の要素を備えたアプリケーション
    間データ送受信システム。 (a)通信プロトコルを有する第1のアプリケーショ
    ン; (b)この第1のアプリケーションとネットワークを介
    して接続され、以下の要素を有する第1のシステム; (b1)上記第1のアプリケーションに依存したフォー
    マットのデータをアプリケーションに依存しない中間形
    式に変換する第1の変換規則を記憶するデータフォーマ
    ット変換規則部; (b2)上記第1のアプリケーションに対して実行する
    制御処理内容を記憶する第1のスクリーンフロー制御規
    則部; (b3)この第1のスクリーンフロー制御規則部の制御
    処理内容に基づき、上記第1のアプリケーションを制御
    し、この制御によって得た上記第1のアプリケーション
    のデータを上記第1の変換規則に基づいて上記中間形式
    に変換する常駐エージェント; (c)通信プロトコルを有する第2のアプリケーショ
    ン; (d)上記第1のシステムおよび上記第2のアプリケー
    ションとネットワークを介して接続され、以下の要素を
    有する第2のシステム; (d1)上記中間形式に変換されたデータを上記第2の
    アプリケーションに依存したフォーマットのデータに変
    換する第2の変換規則を記憶するデータフォーマット変
    換規則部; (d2)上記第2のアプリケーションに対して実行する
    制御処理内容を記憶する第2のスクリーンフロー制御規
    則部; (d3)上記中間形式に変換されたデータをネットワー
    クを介して入力し、上記第2の変換規則に基づいて上記
    第2のアプリケーションに依存したフォーマットのデー
    タに変換し、この変換したデータを上記第2のスクリー
    ンフロー制御規則部に記憶された制御処理内容に基づき
    上記第2のアプリケーションのデータに反映する常駐エ
    ージェント。
  12. 【請求項12】 ネットワークに接続され、上記第1の
    アプリケーションから上記第2のアプリケーションに渡
    すデータを中継するデータ中継部を備え、 上記第1のシステムの常駐エージェントは、上記中間形
    式に変換したデータをネットワークを介して上記中継部
    に渡し、 上記第2のシステムの常駐エージェントは、上記中継部
    に中継された上記中間形式データをネットワークを介し
    て入力し、この入力した中間形式データを上記第2のア
    プリケーションに依存したフォーマットのデータに変換
    することを特徴とする請求項11記載のアプリケーショ
    ン間データ送受信システム。
  13. 【請求項13】 ネットワークを経由して複数のアプリ
    ケーション間でデータを交換するアプリケーション間デ
    ータ送受信方式において、 アプリケーションで定められた手順によってアプリケー
    ションにアクセスし、予め定められたアプリケーション
    を実行するための制御処理内容に従ってアプリケーショ
    ンを実行し、 上記アプリケーション実行の際に取り扱うデータに対し
    て、アプリケーションで予め定められたデータフォーマ
    ットと、異なるアプリケーション間でデータ交換用に共
    通的に使用されるデータ形式である中間形式とを変換
    し、 ネットワークとの間で中間形式のデータを送受信して各
    アプリケーション間でデータを交換する業務依存処理部
    を備えたことを特徴とするアプリケーション間データ送
    受信方式。
  14. 【請求項14】 上記業務依存処理部は、業務依存処理
    部の処理対象となっているアプリケーションにより定め
    られた手順によってアプリケーションにアクセスするア
    プリケーションインタフェースと、 アプリケーションに対して実行する制御処理内容の規則
    をスクリーンフロー制御規則として記憶するスクリーン
    フロー制御規則部と、 上記各アプリケーションのデータフォーマットと、異な
    るアプリケーション間でデータ交換用に共通的に使用さ
    れるデータ形式である中間形式とを記憶し、アプリケー
    ションのデータフォーマットから中間形式へデータ形式
    を変換する第一の変換規則と、中間形式からデータフォ
    ーマットへデータ形式を変換する第二の変換規則とをデ
    ータフォーマット変換規則として記憶するデータフォー
    マット変換規則部と、 上記アプリケーションインタフェースを介して、上記ス
    クリーンフロー制御規則に従ってアプリケーションを実
    行してアプリケーションから取得したデータフォーマッ
    トのデータを上記第一の変換規則に従って中間形式のデ
    ータへ変換し、変換したデータをネットワークへ送信
    し、一方、ネットワークから受信した中間形式のデータ
    を上記第二の変換規則に従ってデータフォーマットのデ
    ータへ変換し、上記アプリケーションインタフェースを
    介して、上記スクリーンフロー制御規則に従ってアプリ
    ケーションに対して制御処理内容を実行することにより
    変換したデータをアプリケーションへ反映する常駐エー
    ジェントとを備えたことを特徴とする請求項13記載の
    アプリケーション間データ送受信方式。
  15. 【請求項15】 上記常駐エージェントは、上記スクリ
    ーンフロー制御規則部で記憶されたスクリーンフロー制
    御規則に従ってアプリケーションに対して制御処理内容
    を実行するスクリーンフロー制御部と、 上記データフォーマット変換規則部に記憶されたデータ
    フォーマット変換規則に従って、データ形式を変換する
    データフォーマット変換部と、 上記アプリケーションインタフェースとスクリーンフロ
    ー制御部とデータフォーマット変換部との動作を制御
    し、上記業務依存処理部の処理対象となっているアプリ
    ケーションが記憶するデータが変更されているかを監視
    し、データが変更されている場合には、上記業務依存処
    理部の処理対象ではないネットワーク上のいずれかのア
    プリケーションに対してデータが変更されたことを通知
    するアプリケーション制御部とを備えたことを特徴とす
    る請求項14記載のアプリケーション間データ送受信方
    式。
  16. 【請求項16】 上記アプリケーション制御部は、上記
    業務依存処理部の処理対象となっているアプリケーショ
    ンが記憶するデータが変更されたことを上記アプリケー
    ションから通知され、アプリケーションからの通知に基
    づいて、上記業務依存処理部の処理対象ではないネット
    ワーク上の他のアプリケーションに対してデータが変更
    されたことを通知することを特徴とする請求項15記載
    のアプリケーション間データ送受信方式。
  17. 【請求項17】 上記アプリケーション間データ送受信
    方式は、さらに、ネットワークと各アプリケーションに
    対応する業務依存処理部との間に位置し、上記業務依存
    処理部とネットワークとの間で伝送される中間形式に変
    換されたデータを中継するデータ中継部を備え、 上記データ中継部は、複数のデータ中継部間で移動する
    移動型エージェントと、 上記移動型エージェントをどのデータ中継部へ移動する
    かを指示する移動型エージェントプラットフォームとを
    備え、 上記常駐エージェントは、上記データ中継部を介して、
    移動型エージェントが移動することによって他のデータ
    中継部から伝送した中間形式のデータを送受信すること
    を特徴とする請求項14記載のアプリケーション間デー
    タ送受信方式。
  18. 【請求項18】 上記業務依存処理部は、上記スクリー
    ンフロー制御規則部で記憶されたスクリーンフロー制御
    規則または上記データフォーマット変換規則部に記憶さ
    れたデータフォーマット変換規則を変更するためのデー
    タを入力する規則入力部を備え、 上記スクリーンフロー制御部は、上記規則入力部で入力
    されたスクリーンフロー制御規則を変更するデータに基
    づいて上記スクリーンフロー制御規則を更新し、 上記データフォーマット変換部は、上記規則入力部で入
    力されたデータフォーマット変換規則を変更するデータ
    に基づいて上記データフォーマット変換規則を更新する
    ことを特徴とする請求項15記載のアプリケーション間
    データ送受信方式。
  19. 【請求項19】 上記データフォーマット変換規則部
    は、複数の中間形式を記憶し、中間形式に対応するデー
    タフォーマット変換規則を複数記憶し、 上記業務依存処理部は、上記データフォーマット変換規
    則部に記憶する複数のデータフォーマット変換規則のう
    ち、どのデータフォーマット変換規則を使用するかを選
    択するデータ形式選択部を備え、 上記データフォーマット変換部は、上記データ形式選択
    部で選択されたデータ形式を用いてデータの形式を変換
    することを特徴とする請求項15記載のアプリケーショ
    ン間データ送受信方式。
  20. 【請求項20】 上記アプリケーション間データ送受信
    方式は、さらに、上記業務依存処理部から送信された中
    間形式のデータを処理する中間形式データ処理部と、 上記中間形式データ処理部で中間形式のデータを処理す
    る規則を中間形式データ処理規則として記憶する中間形
    式データ処理規則部とを備えたことを特徴とする請求項
    13記載のアプリケーション間データ送受信方式。
  21. 【請求項21】 上記中間形式データ処理部は、中間形
    式のデータを処理するプログラムをネットワークを介し
    て外部の計算機から取得し、実行することができること
    を特徴とする請求項20記載のアプリケーション間デー
    タ送受信方式。
  22. 【請求項22】 上記中間形式データ処理規則部は、上
    記中間形式データ処理規則をネットワークを介して外部
    の計算機から取得し、記憶することができることを特徴
    とする請求項20記載のアプリケーション間データ送受
    信方式。
  23. 【請求項23】 上記アプリケーションインタフェース
    は、業務依存処理部の処理対象となっているアプリケー
    ションにより定められた通信プロトコルによって上記ア
    プリケーションにアクセスすることを特徴とする請求項
    14記載のアプリケーション間データ送受信方式。
  24. 【請求項24】 上記アプリケーションインタフェース
    は、業務依存処理部の処理対象となっているアプリケー
    ションが備えているアプリケーションインタフェースを
    利用することによって上記アプリケーションにアクセス
    することを特徴とする請求項14記載のアプリケーショ
    ン間データ送受信方式。
  25. 【請求項25】 ネットワークを経由して複数のアプリ
    ケーション間でデータを交換するアプリケーション間デ
    ータ送受信方法において、 処理対象であるアプリケーションで定められた手順によ
    ってアプリケーションにアクセスするアプリケーション
    インタフェース工程と、 アプリケーションに対して実行する制御処理内容の規則
    をスクリーンフロー制御規則としてスクリーンフロー制
    御規則部へ記憶する工程と、 上記各アプリケーションのデータフォーマットと、異な
    るアプリケーション間でデータ交換用に共通的に使用さ
    れるデータ形式である中間形式とを記憶し、アプリケー
    ションのデータフォーマットから中間形式へデータ形式
    を変換する第一の変換規則と、中間形式からデータフォ
    ーマットへデータ形式を変換する第二の変換規則とをデ
    ータフォーマット変換規則としてデータフォーマット変
    換規則部へ記憶する工程と、 上記アプリケーションインタフェースを介して、上記ス
    クリーンフロー制御規則に従ってアプリケーションを実
    行してアプリケーションから取得したデータを上記第一
    の変換規則に従って変換し、中間形式のデータをネット
    ワークへ送信し、一方、ネットワークから受信したデー
    タを上記第二の変換規則に従って変換し、上記アプリケ
    ーションインタフェースを介して、上記スクリーンフロ
    ー制御規則に従ってアプリケーションを実行することに
    よりネットワークから受信したデータをアプリケーショ
    ンへ反映する工程とを備えたことを特徴とするアプリケ
    ーション間データ送受信方法。
  26. 【請求項26】 ネットワークを経由して複数のアプリ
    ケーション間でデータを交換するアプリケーション間デ
    ータ送受信方法を動作させるためのプログラムを記録し
    たコンピュータ読取可能な記録媒体において、 処理対象であるアプリケーションで定められた手順によ
    ってアプリケーションにアクセスするアプリケーション
    インタフェース工程と、 アプリケーションに対して実行する制御処理内容の規則
    をスクリーンフロー制御規則としてスクリーンフロー制
    御規則部へ記憶する工程と、 上記各アプリケーションのデータフォーマットと、異な
    るアプリケーション間でデータ交換用に共通的に使用さ
    れるデータ形式である中間形式とを記憶し、アプリケー
    ションのデータフォーマットから中間形式へデータ形式
    を変換する第一の変換規則と、中間形式からデータフォ
    ーマットへデータ形式を変換する第二の変換規則とをデ
    ータフォーマット変換規則としてデータフォーマット変
    換規則部へ記憶する工程と、 上記アプリケーションインタフェースを介して、上記ス
    クリーンフロー制御規則に従ってアプリケーションを実
    行してアプリケーションから取得したデータを上記第一
    の変換規則に従って変換し、中間形式のデータをネット
    ワークへ送信し、一方、ネットワークから受信したデー
    タを上記第二の変換規則に従って変換し、上記アプリケ
    ーションインタフェースを介して、上記スクリーンフロ
    ー制御規則に従ってアプリケーションを実行することに
    よりネットワークから受信したデータをアプリケーショ
    ンへ反映する工程とを備えたことを特徴とするアプリケ
    ーション間データ送受信方法を動作させるためのプログ
    ラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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