JP4674504B2 - 管理装置、ノード装置、コンテンツ情報管理処理プログラム、確認要求処理プログラム、情報配信システム、及び情報配信方法 - Google Patents

管理装置、ノード装置、コンテンツ情報管理処理プログラム、確認要求処理プログラム、情報配信システム、及び情報配信方法 Download PDF

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Description

本発明は、オーバレイネットワークを構築して互いに接続された複数のノード装置を備えた情報配信システム等の技術分野に関する。
近年、インターネット等のネットワークを介して上記コンテンツを蓄積しているサーバ等に端末装置からアクセスし、その端末装置において視聴が所望されているコンテンツを当該端末装置に配信して視聴する、いわゆるコンテンツ配信を行う配信システムについての研究開発が盛んである。
そして、当該配信システムの一つとして、ネットワークに属する端末装置間で、当該コンテンツが相互に直接授受される配信システム(換言すれば、各コンテンツを複数の端末装置間で分散して共有させる配信システム)であるP2P(Pear to Pear)型の配信システムがある。このP2P型の配信システムは、従来のクライアント・サーバ型のモデルの欠点である、サーバへのアクセス集中や、高い管理コストを解決する手法として注目されている。
また、この分野の研究では、P2P型の配信システムの一つとして、共有されるべき一つのコンテンツに対して複数の複製(以下、単にレプリカと称する)を用意して、システムに参加している複数のノード装置に分散配置(分散保存)させておくことで、対故障性やアクセスの分散性を高める手法である「分散型ストレージシステム」が提案されている。
ここで、従来における当該レプリカの作成・配置に関する提案としては、例えば、以下の特許文献1に記載されたものがある。
この特許文献1によれば、ネットワーク上のあるサービスグループ内で接続されている各端末装置に存在するレプリカの全体サイズ(全体の情報量)及びその数を参照して、当該サービスグループ内のネットワーク全体でバランスよくレプリカを作成・配置する方法が提案されている。
特開2003−99337号公報
ところで、このような分散型ストレージシステムにおいて、そうした自律的なレプリカ配置を実現した場合に、特定のコンテンツをシステム(言い換えれば、当該システムに参加しているノード装置)から完全に削除したい、或いは1つだけ残してあとは削除したいなどの、例えば当該システム運営者やコンテンツの著作者等からの要求があるが、従来のシステムでは、このようなコンテンツの削除制御を効率良く行うことは困難であった。この理由の一つとして、P2P型の配信システムにおいては、各ノード装置がシステムに自由に参加、脱退(例えば、電源のON,OFF)可能であるため、その参加、脱退におけるタイムラグが発生することが挙げられる。
そこで、本発明は上記の問題点に鑑みて為されたもので、その目的の一例は、システム内に配置されたコンテンツの削除制御をより効率よく行うことが可能な管理装置、ノード装置、コンテンツ情報管理処理プログラム、確認要求処理プログラム、情報配信システム、及び情報配信方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、オーバレイネットワークを構築して互いに接続された複数のノード装置を備えた情報配信システムに用いられる全てのコンテンツ情報を管理する管理装置であって、前記情報配信システムにおいて共有されるべき前記コンテンツ情報を管理する管理情報を記録する管理情報記録手段と、ノード装置において記録されている前記コンテンツ情報が、前記情報配信システムにおいて共有される情報であるか否かを確認する確認要求を、ノード装置から受信する確認要求受信手段と、前記確認要求受信手段が受信した確認要求に対して、前記管理情報記録手段に記録されている管理情報に基づいて処理する確認要求処理手段と、前記確認要求を送信したノード装置に対して前記確認要求処理手段による処理結果を送信する確認要求処理結果送信手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、管理装置は、共有されるべき前記コンテンツ情報を管理する管理情報を記録しておき、ノード装置において記録されている前記コンテンツ情報が前記情報配信システムにおいて共有される情報であるか否かを確認する確認要求を、ノード装置から受信し、当該確認要求に対して、前記記録されている管理情報に基づいて処理し、前記確認要求を送信したノード装置に対して当該処理結果を送信するように構成したので、ノード装置は、適宜、自己が記録しているコンテンツ情報が前記情報配信システムにおいて共有される情報であるか否かを確認要求により確認することが可能となり、当該確認にしたがってコンテンツ情報(つまり、レプリカ)を削除するか否かを決定することができる。よって、システム内に配置されたレプリカの削除制御をより効率よく行うことが可能となる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の管理装置において、前記確認要求受信手段は、前記確認要求を送信したノード装置が記録しているコンテンツ情報に関するコンテンツ記録情報を含む確認要求を受信し、前記確認要求処理手段は、前記確認要求に含まれるコンテンツ記録情報が、前記管理情報記録手段の管理情報に記録されているか否かを判断し、前記確認要求処理結果送信手段は、前記確認要求を送信したノード装置に対して、前記確認要求処理手段による判断結果を送信することを特徴とする。
この発明によれば、ノード装置は、適宜、自己が記録しているコンテンツ情報が管理情報に記録されているか否かを確認要求により確認することが可能となり、当該確認にしたがってコンテンツ情報を削除するか否かを決定することができる。よって、システム内に配置されたレプリカの削除制御をより効率よく行うことが可能となる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の管理装置において、前記確認要求受信手段は、前記確認要求を送信したノード装置が記録しているコンテンツ情報に関するコンテンツ記録情報を含む確認要求を受信し、前記確認要求処理手段は、前記確認要求に含まれるコンテンツ記録情報が、前記管理情報記録手段の管理情報に記録されているか否かを判断し、前記確認要求処理結果送信手段は、前記確認要求処理手段による判断の結果、前記確認要求に含まれるコンテンツ記録情報が、前記管理情報記録手段の管理情報に記録されていない場合には、当該コンテンツ情報を、当該ノード装置から削除することを要求する削除要求を送信することを特徴とする。
この発明によれば、ノード装置は、適宜、自己が記録しているコンテンツ情報が管理情報に記録されているか否かを確認要求により確認し、管理情報に記録されていない場合には、当該コンテンツ情報を、当該ノード装置から削除するので、システム内に配置されたレプリカの削除制御をより効率よく行うことが可能となる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の管理装置において、前記確認要求受信手段は、前記確認要求を送信したノード装置が記録しているコンテンツ情報に関するコンテンツ記録情報を含む確認要求を受信し、前記確認要求処理手段は、前記確認要求に含まれるコンテンツ記録情報が、前記管理情報記録手段の管理情報に記録されているか否かを判断し、前記確認要求処理結果送信手段は、前記確認要求処理手段による判断の結果、前記確認要求に含まれるコンテンツ記録情報が、前記管理情報記録手段の管理情報に記録されている場合には、当該コンテンツ情報を、当該ノード装置に保持することを要求する保持要求を送信することを特徴とする。
この発明によれば、ノード装置は、適宜、自己が記録しているコンテンツ情報が管理情報に記録されているか否かを確認要求により確認する。そして、管理装置は、管理装置において管理されており、かつ当該ノード装置に管理されているコンテンツ情報を当該ノード装置に保持要求メッセージとして送信する。ノード装置は、保持要求メッセージに含まれないコンテンツ情報を、当該ノード装置から削除するので、システム内に配置されたレプリカの削除制御をより効率よく行うことが可能となる。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の管理装置において、前記確認要求処理手段は、前記管理情報記録手段に記録されている管理情報を読み出し、前記確認要求処理結果送信手段は、前記確認要求処理手段が読み出した管理情報を、前記確認要求を送信したノード装置に送信することを特徴とする。
この発明によれば、ノード装置は、管理装置から上記管理情報を取得可能としたので、当該管理情報にしたがってコンテンツ情報を削除するか否かを決定することができる。よって、システム内に配置されたレプリカの削除制御をより効率よく行うことが可能となる。また、管理装置の処理負荷を低減させることができる。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の管理装置において、前記情報配信システムにおいて共有されるべき前記コンテンツ情報が変更されたときに、前記管理情報記録手段に記録された管理情報を更新する更新手段と、前記更新手段によって前記管理情報記録手段に記録された管理情報が更新されたとき、前記情報配信システムに参加しているノード装置に対して、更新された管理情報を送信する管理情報送信手段とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、管理装置は、前記情報配信システムにおいて共有されるべき前記コンテンツ情報が変更されることにより管理情報を更新したとき、前記情報配信システムに参加しているノード装置に対して、更新された管理情報を送信するように構成したので、ノード装置は、常に最新の管理情報にしたがってコンテンツ情報を削除するか否かを決定することができる。よって、システム内に配置されたレプリカの削除制御をより効率よく行うことが可能となる。
また、請求項7に記載の発明は、オーバレイネットワークを構築して互いに接続された複数のノード装置を備えた情報配信システムに含まれるノード装置であって、前記情報配信システムに用いられるコンテンツ情報を記録する記録手段と、前記情報配信システムに用いられる全てのコンテンツ情報を管理する管理装置に、前記記録手段に記録されたコンテンツ情報が管理されているか否かを確認する確認要求を送信する確認要求送信手段と、前記管理装置による前記確認要求に対する確認要求処理結果を前記管理装置から受信する確認要求処理結果受信手段と、前記確認要求処理結果に基づく処理を行う処理手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、ノード装置は、情報配信システムに用いられる全てのコンテンツ情報を管理する管理装置に対して、記録されたコンテンツ情報が管理されているか否かを確認する確認要求を送信し、前記確認要求に対する確認要求処理結果を前記管理装置から受信し、前記確認要求処理結果に基づく処理を行うように構成したので、ノード装置は、適宜、自己が記録しているコンテンツ情報が管理装置において管理されているか否かを確認要求により確認することが可能となり、当該確認にしたがってコンテンツ情報(つまり、レプリカ)を削除するか否かを決定することができる。よって、システム内に配置されたレプリカの削除制御をより効率よく行うことが可能となる。
また、請求項8に記載の発明は、請求項7に記載のノード装置において、前記確認要求送信手段は、前記記録手段に記録しているコンテンツ情報に関するコンテンツ記録情報を含む確認要求を送信し、前記確認要求処理結果受信手段は、前記確認要求に含まれるコンテンツ記録情報が、前記管理装置に管理されているか否かを判断した判断結果を受信し、前記処理手段は、受信した前記判断結果によって、前記記録手段が記録している前記コンテンツ情報が前記管理装置に管理されていないと判断された場合には、前記記録手段から管理されていない前記コンテンツ情報を削除することを特徴とする。
この発明によれば、ノード装置は、適宜、自己が記録しているコンテンツ情報が管理装置において管理されているか否かを確認要求により確認することが可能となり、管理されていない場合には、当該コンテンツ情報を、当該ノード装置から削除するので、システム内に配置されたレプリカの削除制御をより効率よく行うことが可能となる。
また、請求項9に記載の発明は、請求項7に記載のノード装置において、前記確認要求送信手段は、前記記録手段に記録しているコンテンツ情報に関するコンテンツ記録情報を含む確認要求を送信し、前記確認要求処理結果受信手段は、前記確認要求に含まれるコンテンツ記録情報が、前記管理装置に管理されているか否かを判断した判断結果によって、前記記録手段が記録している前記コンテンツ情報が前記管理装置に管理されていないと判断されたときに、前記記録手段から管理されていない前記コンテンツ情報を削除する削除要求を受信し、前記処理手段は、前記削除要求に対応するコンテンツ情報を前記記録手段から削除することを特徴とする。
この発明によれば、ノード装置は、適宜、自己が記録しているコンテンツ情報が管理装置において管理されているか否かを確認要求により確認することが可能となり、管理されていない場合には、当該コンテンツ情報を、当該ノード装置から削除するので、システム内に配置されたレプリカの削除制御をより効率よく行うことが可能となる。
また、請求項10に記載の発明は、請求項7に記載のノード装置において、前記確認要求送信手段は、前記記録手段に記録しているコンテンツ情報に関するコンテンツ記録情報を含む確認要求を送信し、前記確認要求処理結果受信手段は、前記確認要求に含まれるコンテンツ記録情報が、前記管理装置に管理されているか否かを判断した判断結果によって、前記記録手段が記録している前記コンテンツ情報が前記管理装置に管理されていると判断されたときに、前記管理装置から管理されている前記コンテンツ情報を保持する保持要求を受信し、前記処理手段は、前記保持要求に対応するコンテンツ情報を前記記録手段に保持させ、前記保持要求を指示されなかったコンテンツ情報を前記記録手段から削除することを特徴とする。
この発明によれば、ノード装置は、適宜、自己が記録しているコンテンツ情報が管理情報に記録されているか否かを確認要求により確認する。そして、管理装置は、管理装置において管理されており、かつ当該ノード装置に管理されているコンテンツ情報を当該ノード装置に保持要求メッセージとして送信する。ノード装置は、保持要求メッセージに含まれないコンテンツ情報を、当該ノード装置から削除するので、システム内に配置されたレプリカの削除制御をより効率よく行うことが可能となる。
また、請求項11に記載の発明は、請求項7に記載のノード装置において、前記確認要求処理結果受信手段は、前記管理装置に管理されているコンテンツ情報を示す管理情報を受信し、前記処理手段は、前記管理情報と前記記録手段が記録している前記コンテンツ情報とを比較して、前記記録手段が記録している前記管理情報に管理されているか否かを判断し、管理されていないと判断された場合には、前記記録手段から管理されていない前記コンテンツ情報を削除することを特徴とする。
この発明によれば、ノード装置は、適宜、自己が記録しているコンテンツ情報が管理情報に管理されているか否かを、受信した管理情報により確認することが可能となり、管理されていない場合には、当該コンテンツ情報を、当該ノード装置から削除するので、システム内に配置されたレプリカの削除制御をより効率よく行うことが可能となる。また、管理装置の処理負荷を低減させることができる。
また、請求項12に記載の発明は、請求項7に記載のノード装置において、前記情報配信システムに用いられる全てのコンテンツ情報を管理する管理情報を記録した管理情報記録手段を備え、前記確認要求送信手段は、前記確認要求として管理装置が記録した前記管理情報を要求する情報を送信し、前記確認要求処理結果受信手段は、前記管理装置に管理されているコンテンツ情報を示す管理情報を受信し、前記処理手段は、前記管理情報記録手段に記録された前記管理情報を受信した管理情報に更新し、更新した管理情報と前記記録手段が記録している前記コンテンツ情報とを比較して、前記記録手段が記録している前記管理情報に管理されているか否かを判断し、管理されていないと判断された場合には、前記記録手段から管理されていない前記コンテンツ情報を削除することを特徴とする。
この発明によれば、ノード装置は、適宜、自己が記録しているコンテンツ情報が管理情報に管理されているか否かを、更新した管理情報により確認することが可能となり、管理されていない場合には、当該コンテンツ情報を、当該ノード装置から削除するので、システム内に配置されたレプリカの削除制御をより効率よく行うことが可能となる。
また、請求項13に記載の発明は、請求項7〜12のいずれか一項に記載のノード装置において、前記確認要求送信手段は、当該ノード装置が前記情報配信システムに参加する際に、前記確認要求を前記管理装置に送信することを特徴とする。
この発明によれば、ノード装置がシステムに参加する際に、上記確認要求が管理装置に送信されるので、システム内に配置されたレプリカの削除制御を漏れなく、より効率よく行うことが可能となる。
また、請求項14に記載の発明は、請求項7〜13のいずれか一項に記載のノード装置において、前記情報配信システムに用いられているコンテンツ情報を要求するコンテンツ情報要求手段を備え、前記確認要求送信手段は、前記情報配信システムに用いられているコンテンツ情報を要求する際に、前記確認要求を前記管理装置に送信することを特徴とする。
この発明によれば、情報配信システムに用いられているコンテンツ情報を要求する際に、上記確認要求が管理装置に送信されるので、システム内に配置されたレプリカの削除制御を漏れなく、より効率よく行うことが可能となる。
また、請求項15に記載の発明は、請求項7〜14のいずれか一項に記載のノード装置において、所定時間経過したか否かを判断する判断手段を備え、前記確認要求送信手段は、所定時間経過する毎に、前記確認要求を前記管理装置に送信することを特徴とする。
この発明によれば、所定時間経過する毎に、上記確認要求が管理装置に送信されるので、システム内に配置されたレプリカの削除制御を漏れなく、より効率よく行うことが可能となる。
また、請求項16に記載の発明は、請求項7〜14のいずれか一項に記載のノード装置において、前記情報配信システムに用いられているコンテンツ情報を要求するコンテンツ情報要求手段と、前記要求されたコンテンツ情報を前記記録手段に記録するためには既に前記記録手段に記録されている他のコンテンツ情報を削除する必要があるか否かを判別する削除要否判別手段と、前記削除要否判別手段により前記他のコンテンツ情報を削除する必要があると判別された場合には、当該他のコンテンツ情報が他のノード装置に記録されているか否かを判別する記録有無判別手段と、を更に備え、前記確認要求送信手段は、前記記録有無判別手段により前記他のコンテンツ情報が他のノード装置に記録されていないと判別された場合には、前記確認要求を前記管理装置に送信することを特徴とする。
この発明によれば、既に前記記録手段に記録されている前記他のコンテンツ情報が他のノード装置に記録されていない場合には、前記確認要求が前記管理装置に送信され管理されているか否かが確認されるので、システムに例えば1つだけ管理対象となるコンテンツ情報を残しておくように制御することができる。
また、請求項17に記載の発明は、請求項7〜14のいずれか一項に記載のノード装置において、前記情報配信システムに用いられているコンテンツ情報を要求するコンテンツ情報要求手段と、前記要求されたコンテンツ情報を前記記録手段に記録するためには既に前記記録手段に記録されている他のコンテンツ情報を削除する必要があるか否かを判別する削除要否判別手段と、前記削除要否判別手段により前記他のコンテンツ情報を削除する必要があると判別された場合には、当該他のコンテンツ情報が他のノード装置に記録されているか否かを判別する記録有無判別手段と、前記記録有無判別手段により前記他のコンテンツ情報が他のノード装置に記録されていると判別された場合には、前記記録手段から当該他のコンテンツ情報を削除する削除手段と、を更に備えたことを特徴とする。
この発明によれば、既に前記記録手段に記録されている前記他のコンテンツ情報が他のノード装置に記録されている場合には、前記記録手段から当該他のコンテンツ情報を削除するようにしたので、システム内に配置されたレプリカの削除制御をより効率よく行うことが可能となる。
また、請求項18に記載のコンテンツ情報管理処理プログラムは、オーバレイネットワークを構築して互いに接続された複数のノード装置を備えた情報配信システムに用いられる全てのコンテンツ情報を管理するコンピュータを、前記情報配信システムにおいて共有されるべき前記コンテンツ情報を管理する管理情報を記録する管理情報記録手段、ノード装置において記録されている前記コンテンツ情報が、前記情報配信システムにおいて共有される情報であるか否かを確認する確認要求を、ノード装置から受信する確認要求受信手段、前記確認要求受信手段が受信した確認要求に対して、前記管理情報記録手段に記録されている管理情報に基づいて処理する確認要求処理手段、及び、前記確認要求を送信したノード装置に対して前記確認要求処理手段による処理結果を送信する確認要求処理結果送信手段として機能させることを特徴とする。
また、請求項19に記載の確認要求処理プログラムは、オーバレイネットワークを構築して互いに接続された複数のノード装置を備えた情報配信システムに含まれるコンピュータを、前記情報配信システムに用いられるコンテンツ情報を記録する記録手段、前記情報配信システムに用いられる全てのコンテンツ情報を管理する管理装置に、前記記録手段に記録されたコンテンツ情報が管理されているか否かを確認する確認要求を管理装置に送信する確認要求送信手段、前記管理装置による前記確認要求に対する確認要求処理結果を前記管理装置から受信する確認要求処理結果受信手段、及び前記確認要求処理結果に基づく処理を行う処理手段として機能させることを特徴とする。
また、請求項20に記載の発明は、オーバレイネットワークを構築して互いに接続された複数のノード装置を備えた情報配信システムにおいて、前記情報配信システムにおいて共有されるべき前記コンテンツ情報を管理する管理情報を記録する管理情報記録手段と、ノード装置において記録されている前記コンテンツ情報が、前記情報配信システムにおいて共有される情報であるか否かを確認する確認要求を、ノード装置から受信する確認要求受信手段と、前記確認要求受信手段が受信した確認要求に対して、前記管理情報記録手段に記録されている管理情報に基づいて処理する確認要求処理手段と、前記確認要求を送信したノード装置に対して前記確認要求処理手段による処理結果を送信する確認要求処理結果送信手段と、を備える管理装置と、前記情報配信システムに用いられるコンテンツ情報を記録する記録手段と、前記情報配信システムに用いられる全てのコンテンツ情報を管理する管理装置に、前記記録手段に記録されたコンテンツ情報が管理されているか否かを確認する確認要求を管理装置に送信する確認要求送信手段と、前記管理装置による前記確認要求に対する確認要求処理結果を前記管理装置から受信する確認要求処理結果受信手段と、前記確認要求処理結果に基づく処理を行う処理手段と、を備えるノード装置と、を備えることを特徴とする。
また、請求項21に記載の発明は、オーバレイネットワークを構築して互いに接続された複数のノード装置を備えた情報配信システムにおいて、前記情報配信システムにおいて共有されるべき前記コンテンツ情報を管理する管理情報を記録する管理情報記録工程と、ノード装置において記録されている前記コンテンツ情報が、前記情報配信システムにおいて共有される情報であるか否かを確認する確認要求を、ノード装置から受信する確認要求受信工程と、前記確認要求受信工程において受信した確認要求に対して、前記管理情報記録において記録される管理情報に基づいて処理する確認要求処理工程と、前記確認要求を送信したノード装置に対して前記確認要求処理工程における処理結果を送信する確認要求処理結果送信工程と、を備える管理装置における管理方法と、前記情報配信システムに用いられるコンテンツ情報を記録する記録工程と、前記記録工程において記録されたコンテンツ情報が前記管理方法において管理されているか否かを確認する確認要求を送信する確認要求送信工程と、前記管理方法における前記確認要求に対する確認要求処理結果を前記管理工程から受信する確認要求処理結果受信工程と、前記確認要求処理結果に基づく処理を行う処理工程と、を備えるノード装置処理方法と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、共有されるべき前記コンテンツ情報を管理する管理情報を記録しておき、ノード装置において記録されている前記コンテンツ情報が前記情報配信システムにおいて共有される情報であるか否かを確認する確認要求を、ノード装置から受信し、当該確認要求に対して、前記記録されている管理情報に基づいて処理し、前記確認要求を送信したノード装置に対して当該処理結果を送信するように構成したので、ノード装置は、適宜、自己が記録しているコンテンツ情報が前記情報配信システムにおいて共有される情報であるか否かを確認要求により確認することが可能となり、当該確認にしたがってコンテンツ情報(つまり、レプリカ)を削除するか否かを決定することができる。よって、システム内に配置されたレプリカの削除制御をより効率よく行うことが可能となる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、コンテンツ配信システムに対して本発明を適用した場合の実施形態である。
最初に、本実施形態に係るコンテンツ配信システムの構成および分散ハッシュテーブル(以下、DHT(Distributed Hash Table)という)を利用したアルゴリズムについて説明する。その次に、前記コンテンツの配信要求を行ったノード装置に対して当該コンテンツの複製であるレプリカを作成する動作について説明する。
その後に、本発明の実施形態について説明する。
[1.コンテンツ配信システムの構成等]
始めに、図1を参照して、情報配信システムとしてのコンテンツ配信システムの概要構成等について説明する。
図1は、本実施形態に係るコンテンツ配信システムにおける各ノード装置の接続態様の一例を示す図である。
図1の下部枠101内に示すように、IX(Internet eXchange)3、ISP(Internet Service Provider)4、DSL(Digital Subscriber Line)回線事業者(の装置)5、FTTH(Fiber To The Home)回線事業者(の装置)6、及び通信回線(例えば、電話回線や光ケーブル等)7等によって、インターネット等のネットワーク(現実世界のネットワーク)8が構築されている。
コンテンツ配信システムSは、このようなネットワーク8を介して相互に接続された複数のノード装置1a,1b,1c・・・1x,1y,1z・・・を備えて構成されることになり、ピアツーピア方式のネットワークシステムとなっている。各ノード装置1a,1b,1c・・・1x,1y,1z・・には、ノード装置を示す情報(ノード情報)としての固有の製造番号及びIP(Internet Protocol)アドレスが割り当てられている。なお、製造番号及びIPアドレスは、複数のノード装置1間で重複しないものである。なお、以下の説明において、ノード装置1a,1b,1c・・・1x,1y,1z・・・のうち何れかのノード装置を示す場合には、便宜上、ノード装置1という場合がある。
[1−1.DHTの概要]
以下に、本実施形態に係る分散ハッシュテーブル(以下、DHT(Distributed Hash Table)という)を利用したアルゴリズムについて説明する。
上述したコンテンツ配信システムSにおいて、当該ノード装置1が、他のノード装置1の持つ情報にアクセスする際には、その情報を持つノード装置1のノード情報としてのIPアドレスを知っていなければならない。
例えば、コンテンツを互いに共有するシステムにおいては、当該システムに参加している各ノード装置1が互いに当該システムに参加している全てのノード装置1のIPアドレスと各装置が持つ情報の索引を知っておくのが単純な手法であるが、装置数が何万何十万と多数になると、その全てのノード装置1のIPアドレスを覚えておくのは現実的ではない。また、任意のノード装置1の電源がON或いはOFFとすると、各ノード装置1にて記憶している当該任意のノード装置のIPアドレスの更新が頻繁になり、運用上困難となる。
そこで、1台のノード装置1では、システムに参加している全てのノード装置1のうち、必要最低限のノード装置1のIPアドレスだけを覚えて(記憶して)おいて、IPアドレスを知らない(記憶していない)ノード装置1については、各ノード装置1間で互いに情報を転送し合って届けてもらうというシステムが考案されている。
このようなシステムの一例として、DHTを利用したアルゴリズムによって、図1の上部枠100内に示すような、オーバレイネットワーク9が構築されることになる。つまり、このオーバレイネットワーク9は、既存のネットワーク8を用いて形成された仮想的なリンクを構成するネットワークを意味する。
本実施形態においては、DHTを利用したアルゴリズムによって構築されたオーバレイネットワーク9を前提としており、このオーバレイネットワーク9上に配置されたノード装置1を、コンテンツ配信システムSに参加(言い換えれば、オーバレイネットワーク9に参加)しているノード装置1という。なお、コンテンツ配信システムSへの参加は、未だ参加していないノード装置が、既に参加している任意のノード装置1に対して参加要求を送ることによって行われる。
コンテンツ配信システムSに参加している各ノード装置1のノードIDは、それぞれのノード装置毎にユニーク(固有)な番号を付与する。この番号は、ノード装置の最大運用台数を収容できるだけのbit数を持たせる必要がある。例えば、128bitの番号とすれば、2^128≒340×10^36台のノード装置を運用できる。
より具体的には、各ノード装置1のノードIDは、それぞれのノード装置のIPアドレスあるいは製造番号等のノード装置毎に固有の値を、共通のハッシュ関数(ハッシュアルゴリズム)によりハッシュ化して得たハッシュ値であり、一つのID空間に偏りなく分散して配置されることになる。このように共通のハッシュ関数により求められた(ハッシュ化された)ノードIDは、当該IPアドレスあるいは製造番号が異なれば、同じ値になる確率が極めて低いものである。なお、ハッシュ関数については公知であるので詳しい説明を省略する。また、本実施形態では、IPアドレス(グローバルIPアドレス)を共通のハッシュ関数によりハッシュ化した値をノードIDとする。
また、コンテンツ配信システムSに参加している複数のノード装置1には、コンテンツ配信システムSにおいて共有されるべきコンテンツ(例えば、映画や音楽等)データ(コンテンツ情報)が分散して保存(格納)されているが、当該コンテンツデータにも、それぞれのコンテンツデータ毎にユニーク(固有)な番号(以下、コンテンツIDという。)を付与する。このように複数のノード装置1に分散保存されているコンテンツデータは、マスタ(大元)のコンテンツデータが複製されたレプリカである。
そして、当該コンテンツIDは、ノードIDと同様の長さ(例えば、128bit等)とし、例えば、コンテンツの名称(コンテンツタイトル)やコンテンツの概要情報(あらすじ)等のキーワードが、上記ノードIDを得るときと共通のハッシュ関数によりハッシュ化され(つまり、ノード装置1のIPアドレスのハッシュ値と同一のID空間に配置)、そのハッシュ値と最も近い(例えば、上位桁がより多く一致する)ノードIDを有するノード装置1が、当該コンテンツデータのレプリカを保存するか、あるいは、その所在情報を管理する。これにより、コンテンツデータを偏りなくコンテンツ配信システムS上に分散させることが可能となる。なお、異なるコンテンツデータであっても、同一のキーワード(例えば、コンテンツの名称)になる場合が想定されるが、この場合、同じハッシュ値になってしまうので、これを避けるために、ハッシュ化するキーワードを、例えば、コンテンツの名称と著作権情報(例えば、出演者名、監督名、原作者名、歌手名、作曲者名、又は作詞者名等)の組合せとすればよい。
このように、各ノード装置1及び各コンテンツデータに付与されたノードID及びコンテンツIDは、共通のハッシュ関数によって生成したため、図2に示す如く、同一のリング状のID空間上にさほど偏ることなく、散らばって存在するものとして考えることができる。同図は32bitでノードID及びコンテンツIDを付与し、図示したものである。図中黒点はノードIDを、黒ひし形はコンテンツIDを示し、反時計回りでIDが増加するものとする。
次に、どのノード装置1に、どのコンテンツデータが管理されるかを、一定の規則の下に決定する。本実施形態においては、「あるコンテンツIDを有するコンテンツデータを管理するノード装置は、そのコンテンツIDに近いノードIDを有するノード装置1である」という規則とする。ここで、「近い」ことの定義は、当該コンテンツIDを超えず、コンテンツIDとノードIDとの差が一番少ないものとするが、実際には、各コンテンツデータの管理を各ノード装置1に割り振る際に、一貫していればよい。同図に示す例では、この定義に基づいて、コンテンツIDaを有するコンテンツデータは、ノードIDaを有するノード装置に管理され、コンテンツIDbを有するコンテンツデータは、ノードIDbを有するノード装置に管理され、コンテンツIDcを有するコンテンツデータは、ノードIDcを有するノード装置1に管理される。なお、あるノード装置は複数の異なるコンテンツデータを管理することもある。
なお、ここで「管理」というのは、コンテンツデータを保存/保持していることを意味するのではなく、「コンテンツデータが何れのノード装置1に保存されているか、つまり、コンテンツデータの所在を知っている」ことを言う。すなわち、図2において、ノードIDaを有するノード装置1は、コンテンツIDaを有するコンテンツデータが何れのノード装置1に保存されているかを知っており、ノードIDbを有するノード装置1及びノードIDcを有するノード装置1も同様にそれぞれコンテンツIDbを有するコンテンツデータ及びコンテンツIDcを有するコンテンツデータが何れのノード装置1に保存されているかを知っている、ということになる。このように、あるコンテンツデータが何れのノード装置1に保存されているかを知っているノード装置を、そのコンテンツデータのルートノードと言う。つまり、ノードIDaを有するノード装置1は、コンテンツIDaを有するコンテンツデータのルートノードであって、ノードIDbを有するノード装置1は、コンテンツIDbを有するコンテンツデータのルートノードであって、ノードIDcを有するノード装置1は、コンテンツIDcを有するコンテンツデータのルートノードである。
そして、本実施形態におけるコンテンツ配信システムSは、このように夫々のコンテンツデータの所在(例えば、当該コンテンツデータを保存するノード装置1のIPアドレス)を知っている夫々のルートノードとは別に、コンテンツ配信システムS全体において共有されるべきコンテンツデータを管理する管理情報としての管理データリストを保有(記録)する管理者端末2を備えている。この管理データリストには、管理されるコンテンツデータを特定するための固有情報(例えば、コンテンツのタイトル、コンテンツID、或いは、シーケンス番号)が登録(記述)される。そして、コンテンツ配信システムSにおいて共有されるべきでなくなったコンテンツデータの固有情報は、当該管理データリストから削除されることになる。これにより、各ノード装置1は、自己が保存しているコンテンツデータが共有されるべきでない(削除されるべきである)か否かを管理者端末2に問い合わせることによって確認することができる。
[1−2.ルーティングテーブルの作成]
ここで、図3を参照して、DHTで用いるルーティングテーブルの作成手法の一例について説明する。
図3は、DHTによってルーティングテーブルが作成される様子の一例を示す図である。
まず、図3(A)に示す如く、ID空間を幾つかのエリアに分割する。実際には、16分割程度が良く用いられるが、説明を簡単にするためここでは4分割とし、IDをビット長16bitとして8桁の4進数で表すこととした。そして、ノード装置1NのノードIDを「10230210」とし、このノード装置1Nのルーティングテーブルを作る例について説明する。
(レベル1のルーティング)
まず、ID空間を4分割とすると、それぞれのエリアは4進数で表すと最大桁が異なる4つのエリア「0XXXXXXX」「1XXXXXXX」、「2XXXXXXX」、「3XXXXXXX」(Xは0から3の自然数、以下同様。)で分けられる。ノード装置1Nは、当該ノード装置1N自身のノードIDが「10230210」であるため、図中左下「1XXXXXXX」のエリアに存在することになる。そして、ノード装置1Nは、自分の存在するエリア(すなわち、「1XXXXXXX」のエリア)以外のエリアに存在するノード装置1を選択(例えば、ノード装置1NがシステムSに参加する際に、既に参加しているノード装置1から取得したDHTに登録されているノード装置1から選択、レベル2乃至8のルーティングについても同様)し、当該ノードIDのIPアドレスをレベル1のテーブルに記憶する。図4(A)がレベル1のテーブルの一例である。2列目はノード装置1N自身を示しているため、IPアドレスを記憶する必要は無い。
(レベル2のルーティング)
次に、図3(B)に示す如く、上記ルーティングによって4分割したエリアのうち、自分の存在するエリアを更に4分割し、更に4つのエリア「10XXXXXX」「11XXXXXX」、「12XXXXXX」、「13XXXXXX」と分ける。そして、上記と同様に自分の存在するエリア以外のエリアに存在するノード装置1を選択し、当該ノードIDのIPアドレスをレベル2のテーブルに記憶する。図4(B)がレベル2のテーブルの一例である。1列目はノード装置1N自身を示しているため、IPアドレスを記憶する必要は無い。
(レベル3のルーティング)
さらに、図3(C)に示す如く、上記ルーティングによって4分割したエリアのうち、自分の存在するエリアを更に4分割し、更に4つのエリア「100XXXXX」「101XXXXX」、「102XXXXX」、「103XXXXX」と分ける。そして、上記と同様に自分の存在するエリア以外のエリアに存在するノード装置1を選択し、当該ノードIDのIPアドレスをレベル1のテーブルに記憶する。図4(C)がレベル3のテーブルの一例である。3列目はノード装置1N自身を示しているため、IPアドレスを記憶する必要は無く、2列目、4列目はそのエリアにノード装置が存在しないため空白となる。このようにして、レベル4以下レベル8まで同様にルーティングテーブル図4(D)に示す如く作成することにより、16bitのID全てを網羅することができる。レベルが上がる毎にテーブルの中に空白が目立つようになる。
以上説明した手法に従って作成したルーティングテーブルを、全てのノード装置1が夫々作成して所有することになる。
[1−3.コンテンツデータの検索方法]
次に、図5を参照して、本実施形態におけるコンテンツデータの保存元であるノード装置1(以下、「コンテンツ保持ノード」と言う。)の検索方法の一例について説明する。
図5は、DHTによりコンテンツ保持ノードが検索される様子の一例を示す図である。
ここでは、ノードID「12003030」のノード装置1a(以下、「リクエストノード」と言う。)が、コンテンツID「31330012」を有するコンテンツデータを保持するコンテンツ保持ノードを探す際の手順について説明する。なお、同図に示す如くコンテンツID「31330012」を保持するコンテンツ保持ノードのノードIDは「00213000」と「02223230」である。
図5において、リクエストノードからコンテンツID「31330012」を有するコンテンツデータを管理するノード装置1e(すなわちルートノード)に至る経路を実線矢印で表す。
まず、リクエストノードは、コンテンツID「31330012」と同じエリアのノードIDを持つノード装置に対してコンテンツ問い合わせ情報(以下、「コンテンツ問い合わせ情報」を「クエリ」と言う。)を送信する。
まず、リクエストノードは、自己が保持しているルーティングテーブルのレベル1のテーブルを参照して、コンテンツID「31330012」と同じエリアのノードIDを持つノード装置に対してクエリを送信する。つまり、コンテンツID「31330012」は「3XXXXXXX」のエリアであるため、当該「3XXXXXXX」のエリアに属すノード装置1のうち、IPアドレスを知っている(すなわち、自己が保持しているルーティングテーブルにIPアドレスが記憶されている)ノード装置1bに対してクエリを送信する。
図5に示す例に拠れば、ノードIDが「30100000」であるノード装置1bのIPアドレスがリクエストノードのルーティングテーブルに記憶されていたので、リクエストノードは、ノードIDが「30100000」であるノード装置1bに対してクエリを送信する。
次に、クエリを受信したノード装置1bは、当該ノード装置1b自身が保持しているインデックスを参照して、コンテンツID「31330012」に対応する保持ノードリストの有無を確認する。すなわち、保持ノードリストに含まれるノード情報の有無を確認する。
図21に、本説明におけるコンテンツIDと保持ノードリストとの関係を示す。図21(a)には4種類のコンテンツIDが示されている。図21(a)の最上段のコンテンツID「cd3efb6589bb091decdf」を有するコンテンツデータは、図21(b)において、IPアドレスであらわされる7つのノード装置に保持(記憶)されていることが示されている。図21(b)における、ノード装置の所在(IPアドレス)を示したリストを、保持ノードリストと称する。保持ノードリストは、コンテンツID毎に作成されている。図21(a)のコンテンツIDが「67895dfce434efb098779」であるコンテンツの保持ノードリストは、図21(c)であり、そのコンテンツを保持しているノード装置は2台である。また、図21(a)のコンテンツIDが「71253647fdef3f3f2f2d67」であるコンテンツの保持ノードリストは、図21(d)であり、そのコンテンツを保持しているノード装置は8台である。さらに、図21(a)のコンテンツIDが「84defcba3234a13367890」であるコンテンツの保持ノードリストは、図21(e)であり、そのコンテンツを保持しているノード装置は4台である。これらの保持ノードリストは、あらかじめ定められたノード装置に記憶されている。
そして、ノード装置1bに保持ノードリストが無い場合には、当該ノード装置1b自身が保持しているルーティングテーブルのレベル2のテーブルを参照して、「31XXXXXX」のエリアに属すノード装置1のうち、IPアドレスを知っているノード装置1c(ノードID「31012001」)に対してクエリを転送する。
このように、上流のノード装置、すなわち自己とルートノードの中間に介在するノード装置に対してクエリを転送し、コンテンツIDの桁を上から順に適合していく要領でルートノードへ近づいていく。
そして、ノード装置1bからクエリを受信したノード装置1cは、当該ノード装置1c自身が保持しているインデックスを参照して、コンテンツID「31330012」に対応する保持ノードリストの有無を確認する。無い場合には、当該ノード装置1c自身が保持しているルーティングテーブルのレベル3のテーブルを参照して、「313XXXXX」のエリアに属すノード装置1のうち、IPアドレスを知っているノード装置1d(ノードID「31320100」)に対してクエリを転送する。
そして、ノード装置1cからクエリを受信したノード装置1dは、当該ノード装置1d自身が保持しているインデックスを参照して、コンテンツID「31330012」に対応する保持ノードリストの有無を確認する。無い場合には、当該ノード装置1d自身が保持しているルーティングテーブルのレベル4のテーブルを参照して、「313XXXXX」のエリアに属すノード装置1のうち、IPアドレスを知っているノード装置1e(ノードID「31330000」)に対してクエリを転送する。
ノード装置1eは、コンテンツID「31330012」にとってのルートノードであるため、コンテンツ保持ノードのIPアドレスリスト(保持ノードリスト)を発見することができる。
そして、発見した保持ノードリストに含まれるコンテンツ保持ノード(ノード装置1f)のノード情報(IPアドレス等)をリクエストノードに送信する。
そして、コンテンツ保持ノード(ノード装置1f)のノード情報を受信したリクエストノードは、コンテンツ保持ノード(ノード装置1f)に対してコンテンツの配信を要求する配信要求を図5中破線矢印で示す如く送信する。そして、配信要求を受信したコンテンツ保持ノード(ノード装置1f)は、図5中一点鎖線で示す如くコンテンツデータをリクエストノードに配信するようになっている。
[1−4.ノード装置の構成等]
次に、図6を参照して、ノード装置1の構成及び機能について説明する。
図6は、ノード装置の概要構成例を示す図である。図6に示すように、ノード装置1は、演算機能を有するCPU、作業用RAM(Random Access Memory)、各種データ及びプログラムを記録するROM(Read Only Memory)等から構成された確認要求送信手段、確認要求処理結果受信手段、処理手段、コンテンツ情報要求手段、コンテンツ情報受信手段、削除要否判別手段、削除手段、及び記録有無判別手段としての制御部11と、上記コンテンツの実体としてのコンテンツデータ、その配信に必要な各種ルーティング用データ及びその他の必要なプログラム等を記録(保存)するためのHDD(Hard Disc Drive)等から構成された記録手段としての記録部12と、受信されたコンテンツデータを一時蓄積するバッファメモリ13と、当該コンテンツデータに含まれるエンコード(符号化)されたビデオデータ(映像情報)及びオーディオデータ(音声情報)等をデコード(データ伸張や復号化等)するデコーダ部14と、当該デコードされたビデオデータ等に対して所定の描画処理を施しビデオ信号として出力する映像処理部15と、当該映像処理部15から出力されたビデオ信号に基づき映像表示するCRT(Cathode Ray Tube)又は液晶ディスプレイ等よりなる表示部16と、上記デコードされたオーディオデータをアナログオーディオ信号にD/A(Digital/Analog)変換した後これを増幅器等により増幅して出力する音声処理部17と、当該音声処理部17から出力されたオーディオ信号を音波として出力するスピーカ18と、ネットワーク8を通じて他のノード装置1との間の情報の通信制御を行うための通信部20と、夫々のユーザ(使用者)からの指示を受け付け当該指示に応じた指示信号を制御部11に出力する入力部(例えば、キーボード、マウス或いは、操作パネル等)21と、を備えて構成され、制御部11、記録部12、バッファメモリ13、デコーダ部14、及び通信部20はバス22を介して相互にデータの授受が可能に接続されている。
そして、制御部11におけるCPUが記録部12等に記録された各種プログラムを実行することにより、制御部11が、実施形態に係るノード装置1としての全体動作を統括制御する。
なお、ノード装置1の制御部11における詳しい処理については後述する。
[1−5.管理者端末の構成等]
次に、図7を参照して、管理者端末2の構成及び機能について説明する。
図7は、管理者端末2の概要構成例を示す図である。図7に示すように、管理者端末2は、演算機能を有するCPU、作業用RAM(Random Access Memory)、各種データ及びプログラムを記録するROM(Read Only Memory)等から構成された確認要求受信手段、確認要求処理手段、確認要求処理結果送信手段、更新手段、及び管理情報送信手段としての制御部35と、上述した管理データリスト等を記録(保存)するためのHDD(Hard Disc Drive)等から構成された管理情報記録手段としての記録部36と、ネットワーク8を通じて他のノード装置1との間の情報の通信制御を行うための通信部37と、管理者からの指示を受け付け当該指示に応じた指示信号を制御部35に出力する入力部(例えば、キーボード、マウス或いは、操作パネル等)38と、各種情報を表示するための液晶ディスプレイ等よりなる表示部39と、を備えて構成され、制御部35、記録部36、通信部37、及び表示部39はバス40を介して相互にデータの授受が可能に接続されている。
そして、制御部35におけるCPUが記録部36等に記録された各種プログラムを実行することにより、制御部35が、実施形態に係る管理者端末2としての全体動作を統括制御する。
なお、管理者端末2の制御部35における詳しい処理については後述する。
[2.コンテンツ配信システムの動作]
次に、上述したコンテンツ配信システムSの動作について、第1の実施形態と第2の実施形態に分けて夫々説明する。
[2.1 第1の実施形態]
先ず、第1実施形態におけるコンテンツ配信システムSを構成する管理者端末2の処理動作とノード装置(以下、単に「ノード」いう)1の処理動作を図9乃至図15に示すフローチャートを用いて説明する。
なお、図8は、第1実施形態におけるコンテンツ配信システムSの動作を示す概念図である。図8(A)は、初期状態を示しており、管理者端末2に記録されている管理データリストにおいて、「FILE02(コンテンツデータの固有情報、コンテンツ情報に関するコンテンツ記録情報の一例)」のコンテンツデータ(以下、単に「コンテンツ」という)は管理(記録)されていない、つまり、コンテンツ配信システムSにおいて共有される情報ではないが、ノード1bには、削除失敗により、「FILE02」のコンテンツが残っている。そして、図8(B)及び(C)は、ノード1bに残っている「FILE02」のコンテンツが削除されるまでのノード1b及び管理者端末2の処理動作を示している。
[2.1.1.1]管理者端末2における処理動作
最初に管理者端末2で行われる処理動作を、図9乃至図11を用いて説明する。
図9は、管理者端末2についての全体動作概要をフローチャートであらわしたものである。図10(a)は、図9に示すステップS55におけるシステム(コンテンツ配信システムS)へのコンテンツ投入処理(投入操作が行われた場合)の詳細を示すフローチャートであり、図10(b)は、図9に示すステップS55におけるシステム(コンテンツ配信システムS)へのコンテンツ削除処理(削除操作が行われた場合)の詳細を示すフローチャートである。図11(a)は、公開確認要求メッセージを受信した場合における管理者端末2の処理(ステップS57におけるメッセージ毎の処理)を示すフローチャートであり、図11(b)は、図11(a)に示すステップS71における処理の詳細を示すフローチャートである。
まず、管理者端末2の動作概要をあらわした図9について説明する。
ステップS50において、管理者端末2の電源が投入(電源ON)されると、(ノードリストは不要にします。フローからS51は削除して下さい。)
ステップS52において、制御部35は、コンテンツ配信システムSにおいて管理されるべきコンテンツの固有情報が記述される管理データリスト(例えば、カタログリスト等のようなもの)を初期化して、ステップS53に進む。
ステップS53において、制御部35は、管理者端末2の電源が切断(電源OFF)されているか否かを判断する。電源が切断されていない場合には、ステップS54に進む(ステップS53:NO)。一方、電源が切断されている場合には(ステップS53:YES)、管理者端末2の処理を終了する。
次に、ステップS54において、制御部35は、コンテンツ配信システムSに新たに投入されるコンテンツがあるか否かおよびコンテンツ配信システムSから削除されるべきコンテンツがあるか否かを判断する。コンテンツの投入動作および削除動作は、管理者端末2の入力部38からシステム管理者によりコンテンツの投入要求または削除要求の入力操作が行われたか否かよって決定される。
コンテンツの投入または削除要求操作が行われた場合(ステップS54:YES)には、ステップS55に進む。コンテンツ情報の投入または削除要求操作が行われていない場合(ステップS54:NO)には、ステップS56に進む。
ステップS55において、制御部35は、コンテンツ配信システムSへのステップS54において決定されたコンテンツの投入処理または削除処理を行う。
コンテンツの投入処理については、図10(a)において詳述する。また、コンテンツの削除処理については、図10(b)において詳述する。ステップS55におけるコンテンツの投入処理または削除処理が終了するとステップS53に進む。
次に、ステップS56においては、管理者端末2がノード1からのメッセージを受信したか否かが管理者端末2の制御部35において判断される。ノード1からのメッセージを受信した場合には(ステップS56:YES)、ステップS57に進む。ノード1からのメッセージを受信していない場合には(ステップS56:NO)、ステップS53に進む。
次に、ステップS57において、ノード1からのメッセージの内容に応じた処理(例えば、図11(a)又は(b)に示す処理)が行われる。ノード1からのメッセージの内容の判断は管理者端末2の制御部35において行われる。処理の終了後にステップS53に進む。
次に、図10(a)における管理者端末2のコンテンツ配信システムSへのコンテンツ投入処理について説明する。
コンテンツ配信システムSへのコンテンツ投入処理が開始されると、ステップS61において、制御部35は、ノード1に投入(保存)するべきコンテンツC(add)の固有情報を管理者端末2の管理データリストに追加記述し、ステップS62に進む。
ステップS62において、制御部35は、コンテンツ配信システムSに投入されるコンテンツC(add)を保存させるべき任意のノード1(すなわち、当該コンテンツC(add)のレプリカの作成先)をランダムなノードID=IDrandomを生成することで選択する。
IDrandomに向けてDHTのルーティングに従ってメッセージを送ると、IDrandomに一番近いノードIDを持ったノード装置にメッセージが届くので、結果的にノード装置を選択したことになるのである。
次に、ステップS63に進む。
ステップS63において、制御部35は、上記選択したノード1に対してDHTのメッセージ転送の仕組みを使って、レプリカ作成要求メッセージを送信する。
次に、図10(b)における管理者端末2のコンテンツ配信システムSからのコンテンツ削除処理について説明する。
コンテンツ配信システムSからのコンテンツ削除処理が開始されると、制御部35は、ステップS66において、コンテンツ配信システムSから削除されるべきコンテンツC(remove)の固有情報を管理データリストから削除し、ステップS67に進む。
ステップS67において、制御部35は、管理者データリストから固有情報が削除されたコンテンツC(remove)を保存している全てのコンテンツ保持ノードであるノード1を検索する。ステップS68においては、検索待機される。例えば、上述した[1−3.コンテンツデータの検索方法]により行われ、制御部35は、コンテンツC(remove)のルートノードから上記コンテンツ保持ノードであるノード1のIPアドレス等を取得することになる。
そして、ステップS69において、制御部35は、検索された各コンテンツ保持ノードとしてのノード1に対してそのIPアドレスに基づき、当該コンテンツC(remove)を削除することを要求するコンテンツ削除要求メッセージを送信する。
次に、図9における、ステップS57において行われるメッセージ毎の処理について説明する。
まず、ノード1からの公開確認要求メッセージを、確認要求受信手段としての管理者端末2の制御部35が受信した場合の公開確認要求メッセージ受信処理について図11(a)を用いて説明する。
ここで、公開確認要求メッセージとは、ノード1において記録されているコンテンツが、コンテンツ情報配信システムSにおいて共有される情報であるか否かを確認する確認要求メッセージである。
受信したメッセージが公開確認要求メッセージであることが確認され、公開確認要求メッセージ受信処理が開始されると、確認要求処理手段としての制御部35は、当該公開確認要求メッセージに対して、管理データリストに基づいて処理する。具体的には、ステップS71において、制御部35は、公開確認要求メッセージに添付されている(含まれている)保有コンテンツリストと管理者端末2の管理データリストを比較処理する動作を行う。詳細については、図11(b)において説明する。ここで、保有コンテンツリストとは、公開確認要求メッセージを送信したノードが、自己が保有するコンテンツ(レプリカとして記憶している)の固有情報をリストにしたものである。次にステップS72に進む。
ステップS72において、制御部35は、ノード1の保有コンテンツリストには登録されているコンテンツであるが、管理データリストには登録されていないコンテンツの固有情報が登録された削除済みコンテンツリスト(判断結果)が添付された公開確認結果メッセージを、確認要求処理結果送信手段として、上記公開確認要求メッセージを送信したノード1に対して送信する。
次に図11(b)において行われる、図11(a)のステップS71の保有コンテンツリストと管理データリストとの比較動作について説明する。
ステップS74において、制御部35は、削除すべきコンテンツをリストにする削除済みコンテンツリストを初期化する。この段階においては、削除済みコンテンツリストには、いずれのコンテンツも登録されていない。次にステップS75に進む。
ステップS75において、制御部35は、記憶領域にある変数であるiを“0”として初期化し、ステップS76に進む。
ステップS76において、制御部35は、保有コンテンツリストのサイズが変数iより小さい場合には、ステップS77に進む(ステップS76:YES)。保有コンテンツリストのサイズが変数iより大きい場合には(ステップS76:NO)、比較が終了する。
ステップS77において、制御部35は、管理データリストに保有コンテンツ情報(i)が含まれているか否かを判断する。つまり、制御部35は、確認要求処理手段として、公開確認要求メッセージに含まれるコンテンツの固有情報が、管理データリストに記録されているか否かを判断する。なお、保有コンテンツ情報(i)とは、保有コンテンツリストのi番目に登録されているコンテンツの固有情報(例えば、図8(A)に示す「FILE・・」が該当)を意味する。保有コンテンツ情報(i)が管理データリストに含まれている場合(ステップS77:YES)には、ステップS79に進む。一方、保有コンテンツ情報(i)が管理データリストに含まれていない場合(ステップS77:NO)には、ステップS78に進む。
ステップS78において、制御部35は、確認要求処理手段による処理結果判断結果(処理結果)としての削除済みコンテンツリストに保有コンテンツ情報(i)に対応するコンテンツの固有情報を登録する。そしてステップS79に進む。
こうして、保有コンテンツリストに含まれるコンテンツの固有情報が、管理データリストに記録されていない(つまり、コンテンツ配信システムS全体において共有されるべきでない)場合には、削除済みコンテンツリストに当該コンテンツの固有情報が登録され、当該削除済みコンテンツリストが添付された(含まれた)公開確認結果メッセージが、当該削除済みコンテンツリストに登録されたコンテンツを当該ノード1から削除することを要求する削除要求として、ステップS72において当該ノード1に送信されることになる。
ステップS79において、制御部35は、変数iを1つだけインクリメントし、ステップS76に進む。
[2.1.1.2]管理者端末2における処理動作の変形例
次に、管理者端末2で行われる処理動作の変形例を、図22を用いて説明する。
図22(a)および図22(b)は、公開確認要求メッセージを受信した場合における管理者端末2の処理(ステップS57におけるメッセージ毎の処理)を示すフローチャートの変形例である。
まず、図22(a)においては、確認要求受信手段としての管理者端末2の制御部35が受信したメッセージが公開確認要求メッセージであることが確認され、公開確認要求メッセージ受信処理が開始されると、制御部35は、当該公開確認要求メッセージに対して、管理データリストに基づいて処理する。具体的には、ステップS140において、制御部35は、公開確認要求メッセージに添付されている(含まれている)保有コンテンツリストと管理者端末2の管理データリストを比較処理する動作を行う。詳細については、図11(b)において説明した。ここで、保有コンテンツリストとは、公開確認要求メッセージを送信したノードが、自己が保有するコンテンツ(レプリカとして記憶している)の固有情報をリストにしたものである。次にステップS141に進む。
ステップS141において、制御部35は、ノード1の保有コンテンツリストには登録されているコンテンツであるが、管理データリストには登録されていないコンテンツを削除することを要求するコンテンツ削除要求メッセージを、確認要求処理結果送信手段として、上記公開確認要求メッセージを送信したノード1に対して送信する。
その後、図22(c)に示されるフローチャートに従って、ノード1においてコンテンツの削除処理が行われる。
次に、ステップS141におけるコンテンツ削除要求メッセージを受信したノード1の動作について、図22(c)を用いて以下に説明する。
ステップS87において、コンテンツ保持要求メッセージ受信処理を開始すると、ノード装置1の制御部11は、ステップS148において、コンテンツ削除要求メッセージを解析して、削除すべきコンテンツC(i)を特定する。そして、特定されたコンテンツC(i)をノード装置1の制御部11は、特定されたコンテンツC(i)をノード装置1の記録部12から削除する。
次に、その他の変形例である図22(b)について説明する。図22(b)において、確認要求受信手段としての管理者端末2の制御部35が受信したメッセージが公開確認要求メッセージであることが確認され、公開確認要求メッセージ受信処理が開始されると、制御部35は、当該公開確認要求メッセージに対して、管理データリストに基づいて処理する。具体的には、ステップS143において、制御部35は、公開確認要求メッセージに添付されている(含まれている)保有コンテンツリストと管理者端末2の管理データリストを比較処理する動作を行う。詳細については、図11(b)において説明した。次にステップS144に進む。
ステップS144において、制御部35は、ノード1の保有コンテンツリストに登録されているコンテンツであると共に、管理データリストにも登録されているコンテンツの保持を要求するコンテンツ保持要求メッセージを、確認要求処理結果送信手段として、上記公開確認要求メッセージを送信したノード1に対して送信する。
次に、ステップS144におけるコンテンツ保持要求メッセージを受信したノード1の動作について、図22(d)を用いて以下に説明する。
ステップS87において、コンテンツ保持要求メッセージ受信処理を開始すると、ノード装置1の制御部11は、ステップS148において、コンテンツ保持要求メッセージを解析して、保持すべきコンテンツC(i)を特定する。その後、特定されたコンテンツC(i)とノード装置1の保有コンテンツリストとの比較動作が行わる。ノード装置1の制御部11は、保有コンテンツリストに登録されていないコンテンツをノード装置1の記録部12から削除する。
また、図22(a)の変形例として、削除済みコンテンツリストに少なくとも1件存在する場合にのみ、削除要求として削除済みコンテンツリストを要求元に送信しても良い。
さらに、保有コンテンツリストと管理データリストの比較結果において、削除すべきコンテンツだけでなく、削除する必要がないコンテンツについてもリストを作成して、要求元に送信しても良い、即ち、全ての比較結果を要求元に送信しても良い。
[2.1.2]ノード1における処理動作
次にノード1で行われる処理動作を、図12乃至図15を用いて説明する。
図12(a)は、第1実施形態におけるノード1についての動作概要をフローチャートであらわしたものである。図12(b)は、図12(a)に示すステップS81等における公開確認要求処理の詳細を示すフローチャートであり、図12(c)は、公開確認結果メッセージを受信した場合におけるノード1の処理(ステップS87におけるメッセージ毎の処理)を示すフローチャートであり、図12(d)は、図12(a)に示すステップS82にて設定された公開確認要求イベントタイマが起動したときの処理を示すフローチャートである。図13は、図12(a)に示すステップS85におけるコンテンツ要求処理の詳細を示すフローチャートである。図14(a)は、図13に示すステップS98等におけるレプリカ格納領域確保処理の詳細を示すフローチャートであり、図14(b)は、図14(a)に示すコンテンツC(i)の削除処理の詳細を示すフローチャートである。図15(a)は、レプリカ作成要求メッセージを受信した場合におけるノード1の処理(ステップS87におけるメッセージ毎の処理)を示すフローチャートであり、図15(b)は、コンテンツ削除要求メッセージを受信した場合における(ステップS87におけるメッセージ毎の処理)を示すフローチャートである。
まず、ノード1の動作概要をあらわした図12(a)について説明する。
ステップS80において、ノード1の電源が投入されると(電源ON)、制御部11は、ステップS81において、公開確認要求処理を行う。詳細については、図12(b)において説明する。次にステップS82に進む。
ステップS82において、公開確認要求処理の動作は、ノード1の電源投入時においてのみならず、所定時間(例えば、1時間)経過する度に行うために、制御部11は、上記所定時間間隔でタイマ起動するようにタイマの設定処理を行う。すると、設定された時間間隔でタイマ(所定時間経過したか否かを判断する判断手段の一例)が制御部11内に存在するCPUに対して、割り込み処理を行うように要求するので、当該割り込み処理が発生したタイミングで公開確認要求処理が行われることになる。イベント発生時の処理動作については、図14(c)において説明する。次に、ステップS83に進む。
次に、ステップS83において、制御部11は、ノード1の電源が切断(電源OFF)されているか否かを判断する。電源が切断されていない場合には、ステップS84に進む(ステップS83:NO)。一方、電源が切断されている場合には(ステップS83:YES)、ノード1の処理を終了する。
次に、ステップS84において、制御部11は、ユーザによる入力部21におけるコンテンツの要求操作があったか否かを判断する。かかる要求操作は、ノード1の入力部12からユーザが例えば視聴を希望するコンテンツのタイトル等の固有情報を特定する情報を入力することによって行われる。
コンテンツの要求操作が行われた場合(ステップS84:YES)には、ステップS85に進む。コンテンツの要求操作が行われなかった場合(ステップS84:NO)には、ステップS86に進む。
次に、ステップS85において、制御部11は、上記要求操作により指定されたコンテンツの要求処理を行う。詳細については後述する。コンテンツ要求処理が行われた後にステップS83に進む。
次に、ステップS86において、管理者端末2又は他のノード1からのメッセージを受信したか否かがの制御部11において判断される。メッセージが受信された場合には(ステップS86:YES)、ステップS87に進む。メッセージが受信されていない場合(ステップS86:NO)には、ステップS83に進む。
次に、ステップS87においては、受信されたメッセージの内容に応じた処理(例えば、図15(a)及び(b)等に示す処理)が行われる。メッセージの内容の判断はノード1の制御部11において行われる。当該処理の終了後にステップS83に進む。
次に、図12(b)を用いて、図12(a)に示すステップS81おいて行われる公開確認要求処理について説明する。
公開確認要求処理が開始されると、ステップS89において、確認要求送信手段としての制御部11は、当該ノード1が記録保存しているコンテンツの固有情報が登録された保有コンテンツリストを記録部12から読み出し、これを公開確認要求メッセージに添付し、当該公開確認要求メッセージを、記録部12に記録されたコンテンツが管理されているか否かを確認する確認要求として、管理者端末2に対して送信する。
こうして送信された公開確認要求メッセージは、上述したように、管理者端末2(図11(a))にて受信され処理された後、当該管理者端末2から、上記確認要求に対する確認要求処理結果として送信された公開確認結果メッセージ(保有コンテンツリストに含まれるコンテンツの固有情報が、管理者端末2に管理されているか否かを判断した判断結果としての削除済みコンテンツリストが添付:削除要求)は、ノード1(確認要求処理結果受信手段)により受信される。これにより、図12(c)に示す公開確認結果メッセージ受信処理が開始され、処理手段としての制御部11は、確認要求処理結果に基づく処理を行うことになる。
具体的には、制御部11は、まず、ステップS136において、変数iを初期化して値を“0”とする。
次に、ステップS137において、制御部11は、上記公開確認結果メッセージに添付された削除済みコンテンツリストのサイズが変数iよりも大きい場合(すなわち、保有コンテンツリストから削除されるべきコンテンツがある場合)(ステップS137:YES)の場合には、ステップS138に進む。一方、削除済みコンテンツリストのサイズの値が変数iより大きくない(等しくなった)場合(ステップS137:NO)の場合には、公開確認結果メッセージ受信処理を終了する。
ステップS138において、処理手段としての制御部11は、削除済みコンテンツリスト(i)に対応するコンテンツ(つまり、管理者端末2において管理されていないコンテンツであって、削除要求に対応するコンテンツ)を記録部12から削除する。さらに、保有コンテンツリストから削除済みコンテンツリスト(i)に対応するコンテンツの固有情報が削除される。そして、ステップS139では、上記変数iの値が1つだけインクリメントされ、ステップS137に進む。これにより、削除済みコンテンツリストに登録されている全てのコンテンツが当該ノード1から削除されることになる。
次に、図12(d)において、図12(a)のステップS82において設定されたタイマが起動した場合の公開確認要求イベントの処理について説明する。
公開確認要求イベント処理が開始されると、ステップS211において、制御部11は、上記ステップS81と同様に、公開確認要求処理を行い(詳細は、図12(b)参照)、続いて、ステップS212において、上記ステップS82と同様に、上記所定時間間隔でタイマ起動するようにタイマの設定処理を行う。これにより、所定時間経過後、再び、公開確認要求イベント処理が行われることになる。
次に、図13を用いて、図12(a)のステップS85に示すコンテンツ要求処理について説明する。
当該コンテンツ要求処理が開始されると、ステップS92において、制御部11は、上記ステップS81と同様に、公開確認要求処理を行う(詳細は、図12(b)参照)。つまり、制御部11は、コンテンツ情報要求手段として、コンテンツ情報配信システムSに用いられているコンテンツを要求する際に、公開確認要求メッセージを管理者端末2に対して送信することになる。
次いで、制御部11は、ステップS93において、上記ステップS84で要求された(視聴が希望された)要求コンテンツC(request)の固有情報を入力する。
次に、ステップS94において、制御部11は、上記要求されたコンテンツC(request)が自己の記録部12に記録(所持)されているか否かを判断する。当該コンテンツC(request)が自己の記録部12に記録されている場合(ステップS94:YES)にはステップ103に進む。一方、当該コンテンツC(request)が自己の記録部12に記録されていない場合(ステップS94:NO)にはステップ95に進む。
次に、ステップS95においては、コンテンツC(request)を保存しているノード1を検索する動作が行われ(上記ステップS67と同様、上述した[1−3.コンテンツデータの検索方法]により行われる)、制御部11は、検索結果を得るまで待機する(ステップS96)。
次いで、制御部11は、ステップS97において、コンテンツC(request)が見つかったか否か、つまり、コンテンツC(request)を保存しているノードのIPアドレス等を取得できたか(受信したか)否かを判断する。コンテンツC(request)が見つかった(当該コンテンツC(request)を保存しているコンテンツ保持ノードのIPアドレス等が登録されている保持ノードリストを取得できた)場合には(ステップS97:YES)、ステップS98に進む。一方、コンテンツC(request)が見つからない(当該保持ノードリストを取得できない)場合には(ステップS97:NO)、当該コンテンツ要求処理を終了する。
次に、ステップS98において、制御部11は、自ノード1の記録部12に当該コンテンツC(request)を複製する(レプリカを作成する)ために必要な空き容量を設けるためのレプリカ格納領域確保処理を行う。詳しくは、後に述べる図14(a)において説明する。
次に、ステップS99において、制御部11は、ステップS98において行ったレプリカ格納領域確保処理によって、自ノード1の記録部12にコンテンツC(request)のレプリカを記録することができる為の空き容量が確保できたか否かを判断する。レプリカを格納するための領域を確保できた場合には(ステップS99:YES)、ステップS100に進む。一方、レプリカを格納するための領域を確保できなかった場合には(ステップS99:NO)、当該コンテンツ要求処理を終了する。
次に、ステップS100において、制御部11は、ステップS97において見つかった(コンテンツC(request)のルートノードから保持ノードリストを取得できた)当該コンテンツC(request)を記録するノード1(コンテンツ保持ノード)に対して、当該コンテンツC(request)をレプリカとして記録するために、ダウンロード要求メッセージを送信する。
次に、ステップS101において、制御部11は、ステップS100においてダウンロード要求メッセージを送信したノード1からコンテンツ非所持通知メッセージを受信したか否かを判断する。コンテンツ非所持通知メッセージを受信した場合(ステップS101:YES)には、ステップS104に進む。一方、コンテンツ非所持通知メッセージを受信しない場合(ステップS101:NO)には、ステップS102に進む。
次に、ステップS102においては、コンテンツC(request)を要求したノード1の記録部12には、当該コンテンツC(request)をレプリカとして記録するだけの空き容量が確認されているので、制御部11は、当該コンテンツC(request)を記録するノード1(コンテンツ保持ノード)から当該コンテンツC(request)をダウンロードし、当該コンテンツC(request)を自己の記録部12に記録する。
次に、ステップS103において、制御部11は、ユーザからの入力部12の再生操作にしたがって、ステップS102においてダウンロードされたコンテンツC(request)の再生制御を行う。これにより、コンテンツC(request)が再生され、ユーザはこれを視聴することによってコンテンツを楽しむことができるようになる。
次に、ステップS104において、制御部11は、取得した保持ノードリストにコンテンツ保持ノードとしてIPアドレス等が登録されているにもかかわらず、コンテンツ非所持通知メッセージを送信したノード1のIPアドレス等を保持ノードリストから削除する。なお、当該ノード1は、当該コンテンツC(request)のルートノードに対して、コンテンツ非所持通知メッセージを送信したノード1のIPアドレス等を保持ノードリストから削除する要求メッセージを送信しても良い。これにより、ルートノードにおいて管理されている保持ノードリストを更新し、最新の状態にすることができる。
次に、図14(a)を用いて、図13のステップS98に示すレプリカ格納領域確保処理について説明する。
レプリカ格納領域確保処理が開始されると、ステップS106において、制御部11は、変数iを“0”に初期化し、自ノード1の記録部12における現在の空き領域の容量(現在の空き容量)を調べる。次に、制御部11は、ダウンロードするべきコンテンツの容量を調べ(例えば、コンテンツの固有情報や容量等が登録された電子カタログ等から調べる)、当該コンテンツを記録するために必要な空き容量を調べる。そして、制御部11は、必要な空き容量から現在の空き容量を減算して、その値を変数Sに代入する。
そして、ステップS107において、制御部11は、変数Sが“0”以下であるか否かを判断する。つまり、削除要否判別手段としての制御部11は、要求されたコンテンツを記録部12に記録するためには既に記録部12に記録されている他のコンテンツを削除する必要があるか否かを判別する。
そして、制御部11は、変数Sが“0”以下の場合(つまり、現在の空き容量が必要な空き容量より大きい場合)、すなわち視聴を希望するコンテンツが自ノード1の記録部12に記録でき、他のコンテンツを削除する必要がないと判断した場合(ステップS107:YES)には、レプリカ格納領域確保処理を終了する。一方、制御部11は、変数Sが“0”以下でない場合(つまり、現在の空き容量が必要な空き容量以下の場合)、すなわち視聴を希望するコンテンツが自ノード1の記録部12に記録できず、他のコンテンツを削除する必要があると判断した場合(ステップS107:NO)には、ステップS108に進む。
ステップS108において、制御部11は、所持コンテンツ数が変数iより大きいか否かを判断し、大きくない場合、例えば、自ノード1の記録部12に記録されているコンテンツが1つもない場合(ステップS108:NO)には、レプリカ格納領域確保処理を終了する。一方、制御部11は、所持コンテンツ数が変数iより大きい場合(ステップS173:YES)には、(ステップS108:YES)、ステップS109に進む。
ステップ109において、制御部11は、記録部12に記録されている任意のコンテンツC(i)の削除処理を行う。詳しくは、後に述べる図14(b)において説明する。
次に、ステップS110において、制御部11は、コンテンツC(i)を削除できたか否かを判断し、削除できなかった場合には(ステップS110:NO)、ステップS112に進む。一方、コンテンツC(i)を削除できた場合には(ステップS110:YES)、ステップS111に進む。
ステップS111において、制御部11は、上記変数Sから上記削除されたコンテンツC(i)のデータ容量を減算した値を、再び変数Sに代入する。
次に、ステップ112において、変数iが“1”だけインクリメントされ、ステップS107に進む。こうして、当該レプリカ格納領域確保処理により、レプリカ格納領域が確保されることになる。
次に、図14(b)を用いて、図14(a)のステップS109に示すコンテンツC(i)の削除処理について説明する。
他のコンテンツとしてのコンテンツC(i)の削除処理が開始されると、ステップS311において、削除対象となるコンテンツC(i)を保存しているノード1を検索する動作が行われ(上記ステップS67と同様、上述した[1−3.コンテンツデータの検索方法]により行われる)、制御部11は、検索結果を得るまで待機する(ステップS312)。
次いで、記録有無判別手段としての制御部11は、ステップS313において、コンテンツC(i)を検索できたか否か、つまり、コンテンツC(i)が他のノード1に記録されているか否かを判別する。そして、コンテンツC(i)が検索できた(当該コンテンツC(i)を保存しているコンテンツ保持ノードのIPアドレス等が登録されている保持ノードリストを取得できた)場合には(ステップS313:YES)、削除手段としての制御部11は、当該コンテンツC(i)を記録部12から削除する(ステップS317)。一方、コンテンツC(i)が検索できない場合(ステップS313:NO)、つまり、コンテンツC(i)が他のノード1に記録されていない場合には、図12(b)に示すステップS89と同じように、確認要求送信手段としての制御部11は、当該コンテンツC(i)の固有情報を公開確認要求メッセージに添付し、当該公開確認要求メッセージを確認要求として、管理者端末2に対して送信し(ステップS314)、返答待機する(ステップS315)。
こうして送信された公開確認要求メッセージは、上述したように、管理者端末2にて受信され、コンテンツC(i)の固有情報が管理データリストに登録されているか否かが判断され、その判断結果が含まれる公開確認結果メッセージが当該ノード1に返信される。
そして、制御部11は、その公開確認結果メッセージを受信すると、ステップS316において、上記判断結果より、コンテンツC(i)の固有情報が管理データリストに登録されているか否かを判断し、登録されていない場合には(ステップS316:NO)、管理者端末2において管理されているコンテンツでないので、当該コンテンツC(i)を記録部12から削除する(ステップS317)。
一方、コンテンツC(i)の固有情報が管理データリストに登録されている場合(ステップS316:YES)、制御部11は、管理者端末2において管理されているコンテンツであるので、当該コンテンツC(i)を記録部12から削除することなく、当該コンテンツC(i)の削除処理を終了する。これにより、当該システムSに例えば1つだけ管理対象となるコンテンツC(i)を残しておくように制御することができる。
次に、図12(a)における、ステップS87において行われるメッセージ毎の処理について説明する。
まず、管理者端末2からのレプリカ作成要求メッセージをノード1が受信した場合のレプリカ作成要求メッセージ受信処理について図15(a)を用いて説明する。
レプリカ作成要求メッセージ受信処理が開始されると、制御部11は、ステップS121において、レプリカ格納領域確保処理を行う(上記ステップS98と同様、図14(a)に示す処理が行われるが重複する説明を省略する)。
次に、ステップS122において、制御部11は、ステップS121において行ったレプリカ格納領域確保処理によって、自ノード1の記録部12にレプリカを記録することができる為の空き容量が確保できたか否かを判断する。レプリカを格納するための領域を確保できた場合には(ステップS122:YES)、ステップS123に進む。一方、レプリカを格納するための領域を確保できなかった場合には(ステップS122:NO)、ステップS125に進む。
ステップS123において、制御部11は、レプリカ作成要求メッセージを送信した管理者端末2に対して、ダウンロード要求メッセージを送信し、ステップS124において、当該管理者端末2からコンテンツC(add)をダウンロードし、記録部12に記録し、当該レプリカ作成要求メッセージ受信処理を終了する。
一方、ステップS125において、制御部11は、領域確保失敗通知メッセージを管理者端末2に送信し、当該レプリカ作成要求メッセージ受信処理を終了する。なお、領域確保失敗通知メッセージを受信した管理者端末2は、新たにノード1を選択し、当該ノード1に対してレプリカ作成要求メッセージを送信することになる。
次に、管理者端末2からのコンテンツ削除要求メッセージをノード1が受信した場合のコンテンツ削除要求メッセージ受信処理について図15(b)を用いて説明する。
ステップS130において、コンテンツ削除要求メッセージ受信処理を開始すると、制御部11は、ステップS131において、制御部11は、コンテンツ削除要求メッセージを制御部11において解析して、削除すべきコンテンツC(i)を特定し、特定されたコンテンツC(i)を記録部12から削除して、当該コンテンツ削除要求メッセージ受信処理を終了する。
以上説明したように、第1実施形態によれば、管理者端末2は、コンテンツ配信システムSにおいて共有されるべきコンテンツを管理する管理データリストを記録しておき、ノード1は、自己が記録(保存)しているコンテンツのレプリカがコンテンツ配信システムSにおいて共有される情報であるかを確認する確認要求を、電源投入時、他のコンテンツ検索時、一定間隔毎などの所定のタイミングで管理者端末2に対して行い、管理者端末2は、当該確認要求に対して、ノード1において記録されているコンテンツのレプリカがコンテンツ配信システムSにおいて共有される情報であるか否かを上記管理データリストに基づいて判断し、その判断結果をノード1に対して送信するようにしたので、ノード1は、適宜、自己が記録しているコンテンツのレプリカがコンテンツ配信システムSにおいて共有される情報であるか否かを確認することが可能となり、当該確認にしたがってコンテンツのレプリカを削除するか否かを決定することができる。よって、各ノード1の参加、脱退(例えば、電源のON,OFF)が頻繁に行うことが可能なP2P型のコンテンツ配信システムSであっても、当該システムS内に配置されたコンテンツのレプリカの削除制御をより効率よく行うことが可能となる。
また、管理者端末2においてコンテンツのレプリカを一元管理でき、当該システム運営者やコンテンツの著作者等からの要求によって特定のコンテンツのレプリカを当該システムSから完全に削除することができ、特に、コンテンツが著作権情報であった場合には、著作権保護をより効率良く行うことができる。
また、ノード1がコンテンツのレプリカを記録する際に、記録容量確保のために他のコンテンツのレプリカを削除する必要がある場合に、当該他のコンテンツのレプリカが他のノード1に記録されている場合にはじめて当該他のコンテンツのレプリカを削除するようにしたので、コンテンツ配信システムSからあるコンテンツのレプリカを完全に削除するのではなく1つだけ残しておくことが可能となり、当該システムS内に配置されたコンテンツのレプリカの削除制御をより一層、効率よく行うことができる。すなわち、記録容量確保の目的を優先で、レプリカを消してしまうと、システム内からこのコンテンツが全く無くなってしまう場合があるが、それを阻止した上で、管理者があるコンテンツを消したいと思ったときに、確実にシステム上から削除することができる。
[2.2 第2の実施形態]
次に、第2実施形態におけるコンテンツ配信システムSを構成する管理者端末2の処理動作とノード1の処理動作を図16乃至図20に示すフローチャートを用いて説明する。なお、第2実施形態において、第1実施形態と同様の内容については重複する説明を省略する。
第2実施形態は、ノード1においても管理データリストを記録しておき、任意の操作をトリガとして、管理者端末2において記録されている管理データリストと、ノード1の管理データリストとを比較することを行う。比較の結果、ノード1の管理データリストには登録されているが、管理者端末2の管理データリストには登録されていないコンテンツは削除されることを内容とする実施形態である。
なお、図16は、第2実施形態におけるコンテンツ配信システムSの動作を示す概念図である。図16(A)は、初期状態を示しており、ノード1と管理者端末2との双方に管理データリストが記録されており、管理者端末2に記録されている管理データリストにおいて、「FILE02」のコンテンツは管理(記録)されていないが、ノード1bには、削除失敗により、「FILE02」のコンテンツが残っている。そして、図16(B)及び(C)は、ノード1bにおいて管理データリストを更新し、当該ノード1bに残っている「FILE02」のコンテンツが削除されるまでのノード1b及び管理者端末2の処理動作を示している。
図17(a)は、第2実施形態におけるノード1についての動作概要をフローチャートであらわしたものであり、図12(a)に対応するものである。なお、第2実施形態における管理者端末2の処理は、第1実施形態と同様、図9に示す通りである(但し、図9に示すステップS57の処理の詳細が第1実施形態と、後述するように異なる部分がある)。
ステップS190において、ノード1の電源が投入されると(電源ON)、制御部11は、ステップS191において、管理データリスト要求処理を行う。詳細については、図17(b)において説明する。次にステップS192に進む。
ステップS192において、管理データリスト要求処理の動作は、ノード1の電源投入時においてのみならず、所定時間(例えば、1時間)経過する度に行うために、制御部11は、上記所定時間間隔でタイマ起動するようにタイマの設定処理を行う。すると、設定された時間間隔でタイマが制御部11内に存在するCPUに対して、割り込み処理を行うように要求するので、当該割り込み処理が発生したタイミングで管理データリスト要求処理が行われることになる。イベント発生時の処理動作については、図17(c)において説明する。
なお、図17(a)に示すステップS193〜S197までの処理は、図12(a)に示すステップS83〜S87までの処理と基本的には同様であるが、ステップS195及びステップS197に示す処理の詳細は異なる部分がある。
図17(b)は、図17(a)に示すステップS191等における管理データリスト要求処理の詳細を示すフローチャートである。
当該管理データリスト要求処理が開始されると、ステップS201において、制御部11は、ノード1が記録する管理データリストと管理者端末2が記録する管理データリストが合致しているかを照合するために、管理データリスト要求メッセージを、記録部12に記録されたコンテンツが管理されているか否かを確認する確認要求として、管理者端末2に対して送信する。
図17(c)は、図17(a)に示すステップS192にて設定された管理データリスト要求イベントタイマが起動したときの処理を示すフローチャートである。
当該管理データリスト要求イベント処理が開始されると、ステップS203において、制御部11は、上記ステップS191と同様に、管理データリスト要求処理を行い(詳細は、図17(b)参照)、続いて、ステップS204において、上記ステップS192と同様に、上記所定時間間隔でタイマ起動するようにタイマの設定処理を行う。これにより、所定時間経過後、再び、管理データリスト要求イベント処理が行われることになる。
次に、図18(a)は、管理データリスト要求メッセージを受信した場合における管理者端末2の処理(図9に示すステップS57におけるメッセージ毎の処理)を示すフローチャートであり、図18(b)は、管理データリストメッセージを受信した場合におけるノード1の処理(図17(a)に示すステップS197におけるメッセージ毎の処理)を示すフローチャートである。
管理者端末2において受信したメッセージが管理データリスト要求メッセージであることが確認され、管理データリスト要求メッセージ受信処理が開始されると、制御部35は、記録部36に記録されている管理データリストを読み出し、管理データリストが添付された管理データリストメッセージを、上記管理データリスト要求メッセージを送信したノード1に対して送信する。
これに対し、ノード1において受信したメッセージが管理データリストメッセージであることが確認され、管理データリストメッセージ受信処理が開始されると、制御部11は、記録部12に記録されている管理データリストを、上記受信した管理データリストメッセージに添付された管理データリストに更新する(ステップS171)。
次いで、制御部11は、ステップS172において、変数iを“0”に初期化する。
次いで、制御部11は、ステップS173において、所持コンテンツ数が変数iより大きいか否かを判断し、大きくない場合、例えば、自ノード1の記録部12に記録されているコンテンツが1つもない場合(ステップS173:NO)には、、管理データリストメッセージ受信処理を終了する。
一方、制御部11は、所持コンテンツ数が変数iより大きい場合(ステップS173:YES)には、ステップS174に進む。
ステップS174において、制御部11は、上記ステップS171で更新した管理データリストと、記録部12が記録しているコンテンツ(固有情報)とを比較して、当該コンテンツC(i)の固有情報が管理データリストに登録されているか(管理されているか)否かを判断する。当該コンテンツC(i)の固有情報が管理データリストに登録されていない場合には(ステップS174:NO)、制御部11は、当該コンテンツ(i)を記録部12から削除する処理を行う(ステップS175)。
一方、当該コンテンツC(i)の固有情報が管理データリストに登録されている場合には(ステップS174:YES)、ステップS176において、変数iが“1”だけインクリメントされ、ステップS173に進む。
次に、図19は、図17(a)に示すステップS195におけるコンテンツ要求処理の詳細を示すフローチャートである。
当該コンテンツ要求処理が開始されると、ステップS151において、制御部11は、上記ステップS191と同様に、管理データリスト要求処理を行う(詳細は、図17(b)参照)。これにより、管理者端末2から送信された管理データリストメッセージを受信すると、制御部11は、記録部12に記録されている管理データリストを、上記受信した管理データリストメッセージに添付された管理データリストに更新する(ステップS152)。
なお、図19に示すステップS153〜S164までの処理は、図13に示すステップS94〜S104までの処理と同様であり、図19に示すステップS158におけるレプリカ格納領域確保処理は、第1実施形態と同様、図14(a)に示す通りである。但し、この場合の図14(a)に示すステップS109に示すコンテンツC(i)削除処理は、図20に示す通りである。
図20に示すコンテンツC(i)の削除処理が開始されると、ステップS411において、削除対象となるコンテンツC(i)を保存しているノード1を検索する動作が行われ(上記ステップS311と同様、上述した[1−3.コンテンツデータの検索方法]により行われる)、制御部11は、検索結果を得るまで待機する(ステップS412)。
次いで、制御部11は、ステップS413において、コンテンツC(i)を検索できたか否か、つまり、コンテンツC(i)が他のノード1に記録されているか否かを判別する。そして、コンテンツC(i)が検索できた場合には(ステップS413:YES)、制御部11は、当該コンテンツC(i)を記録部12から削除する(ステップS416)。一方、コンテンツC(i)が検索できない場合(ステップS413:NO)、つまり、コンテンツC(i)が他のノード1に記録されていない場合には、制御部11は、当該コンテンツC(i)の固有情報が、自己の記録部12に記録された管理データリストに登録されているか否かを確認する(ステップS414)。そして、管理データリストに登録されている場合には(ステップS415:YES)、当該コンテンツC(i)を削除することなく、コンテンツC(i)の削除処理を終了する。一方、当該コンテンツC(i)の固有情報が、自己の記録部12に記録された管理データリストに登録されていない場合には(ステップS415:NO)、制御部11は、当該コンテンツC(i)を記録部12から削除する。
以上説明したように、第2実施形態によれば、ノード1は、確認要求を、電源投入時、他のコンテンツ検索時、一定間隔毎などの所定のタイミングで管理者端末2に対して行い、管理者端末2は、当該確認要求に対して、上記管理データリストをノード1に対して送信し、ノード1は、当該管理データリストに基づいて自己が記録(保存)しているコンテンツのレプリカがコンテンツ配信システムSにおいて共有される情報であるかを判断するようにしたので、上記第1実施形態における効果を奏することに加えて、レプリカがコンテンツ配信システムSにおいて共有される情報であるかの判断を夫々のノード1に分散させて行わせることができるので、管理者端末2の処理負荷を低減させることができる。
なお、上記第1及び第2実施形態においては、自己が記録(保存)しているコンテンツのレプリカがコンテンツ配信システムSにおいて共有される情報であるか否かの確認要求は、電源投入時、他のコンテンツ検索時、一定間隔毎などに行われるようにしたが、これに限定されるものではなく、ノード1がコンテンツ配信システムSに参加する際(例えば、ノード1が任意のノード1に対して参加要求を送信する際)に、当該確認要求を管理者端末2に送信するようにしても良い。また、管理者端末2は、コンテンツ配信システムSにおいて共有されるべきコンテンツが変更されたときに、更新手段として、上記管理データリストを更新し、当該更新のとき、コンテンツ配信システムSに参加しているノード1に対して、更新された管理データリストを送信する(ブロードキャスト)ように構成しても良い。
このように構成すれば、システムS内に配置されたレプリカの削除制御を漏れなく、より効率よく行うことが可能となる。
また、上記第1及び第2実施形態におけるノード1及び管理者端末2として機能させるコンピュータプログラムは、予め記録されているものであってもよいし、CD−ROM等の記録媒体に記録されて提供されドライブを通じて読み込まれるようにしてもよい。また、インターネットに接続された所定のサーバからダウンロードされるものであっても良い。
以上夫々説明したように、本発明はネットワークを介したコンテンツの配信の分野に利用することが可能であり、特にダウンロード形式によるコンテンツの配信の分野に適用すれば特に顕著な効果が得られる。
本実施形態に係るコンテンツ配信システムにおける各ノード装置の接続態様の一例を示す図である。 ID空間の説明図である。 DHTによってルーティングテーブルが作成される様子の一例を示す図である。 (A)レベル1のテーブルの一例である。(B)レベル2のテーブルの一例である。(C)レベル3のテーブルの一例である。(D)完成したルーティングテーブルの一例である。 本実施形態におけるDHTによりコンテンツデータの保存元であるノード装置1が検索される様子の一例を示す図である。 ノード装置の概要構成例を示す図である。 管理者端末の概要構成例を示す図である。 第1実施形態におけるコンテンツ配信システムSの動作を示す概念図である。 管理者端末2についての全体動作概要をフローチャートであらわしたものである。 (a)は、図9に示すステップS55におけるシステムSへのコンテンツ投入処理の詳細を示すフローチャートであり、(b)は、図9に示すステップS55におけるシステムSへのコンテンツ削除処理の詳細を示すフローチャートである。 (a)は、公開確認要求メッセージを受信した場合における管理者端末2の処理を示すフローチャートであり、(b)は、(a)に示すステップS71における処理の詳細を示すフローチャートである。 (a)は、第1実施形態におけるノード1についての動作概要をフローチャートであらわしたものであり、(b)は、(a)に示すステップS81等における公開確認要求処理の詳細を示すフローチャートであり、(c)は、公開確認結果メッセージを受信した場合におけるノード1の処理を示すフローチャートであり、(d)は、(a)に示すステップS82にて設定された公開確認要求イベントタイマが起動したときの処理を示すフローチャートである。 図12(a)に示すステップS85におけるコンテンツ要求処理の詳細を示すフローチャートである。 (a)は、図13に示すステップS98等におけるレプリカ格納領域確保処理の詳細を示すフローチャートであり、(b)は、(a)に示すコンテンツC(i)の削除処理の詳細を示すフローチャートである。 (a)は、レプリカ作成要求メッセージを受信した場合におけるノード1の処理を示すフローチャートであり、(b)は、コンテンツ削除要求メッセージを受信した場合におけるノード1の処理を示すフローチャートである。 第2実施形態におけるコンテンツ配信システムSの動作を示す概念図である。 (a)は、第2実施形態におけるノード1についての動作概要をフローチャートであらわしたものであり、(b)は、(a)に示すステップS191等における管理データリスト要求処理の詳細を示すフローチャートであり、(c)は、(a)に示すステップS192にて設定された管理データリスト要求イベントタイマが起動したときの処理を示すフローチャートである。 (a)は、管理データリスト要求メッセージを受信した場合における管理者端末2の処理を示すフローチャートであり、(b)は、管理データリストメッセージを受信した場合におけるノード1の処理を示すフローチャートである。 図17(a)に示すステップS195におけるコンテンツ要求処理の詳細を示すフローチャートである。 第2実施形態における、図14(a)に示すステップS109に示すコンテンツC(i)削除処理の詳細を示すフローチャートである。 コンテンツIDと保持ノードリストとの関係を示す図である。 第1実施形態における、変形例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ノード装置
2 管理者端末
11 制御部
12 記録部
13 バッファメモリ
14 デコーダ部
15 映像処理部
16 表示部
17 音声処理部
18 スピーカ
20 通信部
21 入力部
22 バス
35 制御部
36 記録部
37 通信部
38 入力部
39 表示部
40 バス
S コンテンツ配信システム

Claims (21)

  1. オーバレイネットワークを構築して互いに接続された複数のノード装置を備えた情報配信システムに用いられる全てのコンテンツ情報を管理する管理装置であって、
    前記情報配信システムにおいて共有されるべき前記コンテンツ情報を管理する管理情報を記録する管理情報記録手段と、
    ノード装置において記録されている前記コンテンツ情報が、前記情報配信システムにおいて共有される情報であるか否かを確認する確認要求を、ノード装置から受信する確認要求受信手段と、
    前記確認要求受信手段が受信した確認要求に対して、前記管理情報記録手段に記録されている管理情報に基づいて処理する確認要求処理手段と、
    前記確認要求を送信したノード装置に対して前記確認要求処理手段による処理結果を送信する確認要求処理結果送信手段と、
    を備えることを特徴とする管理装置。
  2. 前記確認要求受信手段は、前記確認要求を送信したノード装置が記録しているコンテンツ情報に関するコンテンツ記録情報を含む確認要求を受信し、
    前記確認要求処理手段は、前記確認要求に含まれるコンテンツ記録情報が、前記管理情報記録手段の管理情報に記録されているか否かを判断し、
    前記確認要求処理結果送信手段は、前記確認要求を送信したノード装置に対して、前記確認要求処理手段による判断結果を送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記確認要求受信手段は、前記確認要求を送信したノード装置が記録しているコンテンツ情報に関するコンテンツ記録情報を含む確認要求を受信し、
    前記確認要求処理手段は、前記確認要求に含まれるコンテンツ記録情報が、前記管理情報記録手段の管理情報に記録されているか否かを判断し、
    前記確認要求処理結果送信手段は、前記確認要求処理手段による判断の結果、前記確認要求に含まれるコンテンツ記録情報が、前記管理情報記録手段の管理情報に記録されていない場合には、当該コンテンツ情報を、当該ノード装置から削除することを要求する削除要求を送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  4. 前記確認要求受信手段は、前記確認要求を送信したノード装置が記録しているコンテンツ情報に関するコンテンツ記録情報を含む確認要求を受信し、
    前記確認要求処理手段は、前記確認要求に含まれるコンテンツ記録情報が、前記管理情報記録手段の管理情報に記録されているか否かを判断し、
    前記確認要求処理結果送信手段は、前記確認要求処理手段による判断の結果、前記確認要求に含まれるコンテンツ記録情報が、前記管理情報記録手段の管理情報に記録されている場合には、当該コンテンツ情報を、当該ノード装置に保持することを要求する保持要求を送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  5. 前記確認要求処理手段は、前記管理情報記録手段に記録されている管理情報を読み出し、
    前記確認要求処理結果送信手段は、前記確認要求処理手段が読み出した管理情報を、前記確認要求を送信したノード装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  6. 前記情報配信システムにおいて共有されるべき前記コンテンツ情報が変更されたときに、前記管理情報記録手段に記録された管理情報を更新する更新手段と、
    前記更新手段によって前記管理情報記録手段に記録された管理情報が更新されたとき、前記情報配信システムに参加しているノード装置に対して、更新された管理情報を送信する管理情報送信手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  7. オーバレイネットワークを構築して互いに接続された複数のノード装置を備えた情報配信システムに含まれるノード装置であって、
    前記情報配信システムに用いられるコンテンツ情報を記録する記録手段と、
    前記情報配信システムに用いられる全てのコンテンツ情報を管理する管理装置に、前記記録手段に記録されたコンテンツ情報が管理されているか否かを確認する確認要求を送信する確認要求送信手段と、
    前記管理装置による前記確認要求に対する確認要求処理結果を前記管理装置から受信する確認要求処理結果受信手段と、
    前記確認要求処理結果に基づく処理を行う処理手段と、
    を備えることを特徴とするノード装置。
  8. 前記確認要求送信手段は、前記記録手段に記録しているコンテンツ情報に関するコンテンツ記録情報を含む確認要求を送信し、
    前記確認要求処理結果受信手段は、前記確認要求に含まれるコンテンツ記録情報が、前記管理装置に管理されているか否かを判断した判断結果を受信し、
    前記処理手段は、受信した前記判断結果によって、前記記録手段が記録している前記コンテンツ情報が前記管理装置に管理されていないと判断された場合には、前記記録手段から管理されていない前記コンテンツ情報を削除する
    ことを特徴とする請求項7に記載のノード装置。
  9. 前記確認要求送信手段は、前記記録手段に記録しているコンテンツ情報に関するコンテンツ記録情報を含む確認要求を送信し、
    前記確認要求処理結果受信手段は、前記確認要求に含まれるコンテンツ記録情報が、前記管理装置に管理されているか否かを判断した判断結果によって、前記記録手段が記録している前記コンテンツ情報が前記管理装置に管理されていないと判断されたときに、前記管理装置から管理されていない前記コンテンツ情報を削除する削除要求を受信し、
    前記処理手段は、前記削除要求に対応するコンテンツ情報を前記記録手段から削除する
    ことを特徴とする請求項7に記載のノード装置。
  10. 前記確認要求送信手段は、前記記録手段に記録しているコンテンツ情報に関するコンテンツ記録情報を含む確認要求を送信し、
    前記確認要求処理結果受信手段は、前記確認要求に含まれるコンテンツ記録情報が、前記管理装置に管理されているか否かを判断した判断結果によって、前記記録手段が記録している前記コンテンツ情報が前記管理装置に管理されていると判断されたときに、前記管理装置から管理されている前記コンテンツ情報を保持する保持要求を受信し、
    前記処理手段は、前記保持要求に対応するコンテンツ情報を前記記録手段に保持させ、前記保持要求を指示されなかったコンテンツ情報を前記記録手段から削除する
    ことを特徴とする請求項7に記載のノード装置。
  11. 前記確認要求処理結果受信手段は、前記管理装置に管理されているコンテンツ情報を示す管理情報を受信し、
    前記処理手段は、前記管理情報と前記記録手段が記録している前記コンテンツ情報とを比較して、前記記録手段が記録している前記管理情報に管理されているか否かを判断し、管理されていないと判断された場合には、前記記録手段から管理されていない前記コンテンツ情報を削除する
    ことを特徴とする請求項7に記載のノード装置。
  12. 前記情報配信システムに用いられる全てのコンテンツ情報を管理する管理情報を記録した管理情報記録手段を備え、
    前記確認要求送信手段は、前記確認要求として管理装置が記録した前記管理情報を要求する情報を送信し、
    前記確認要求処理結果受信手段は、前記管理装置に管理されているコンテンツ情報を示す管理情報を受信し、
    前記処理手段は、前記管理情報記録手段に記録された前記管理情報を受信した管理情報に更新し、更新した管理情報と前記記録手段が記録している前記コンテンツ情報とを比較して、前記記録手段が記録している前記管理情報に管理されているか否かを判断し、管理されていないと判断された場合には、前記記録手段から管理されていない前記コンテンツ情報を削除する
    ことを特徴とする請求項7に記載のノード装置。
  13. 前記確認要求送信手段は、当該ノード装置が前記情報配信システムに参加する際に、前記確認要求を前記管理装置に送信することを特徴とする請求項7〜12のいずれか一項に記載のノード装置。
  14. 前記情報配信システムに用いられているコンテンツ情報を要求するコンテンツ情報要求手段を備え、
    前記確認要求送信手段は、前記情報配信システムに用いられているコンテンツ情報を要求する際に、前記確認要求を前記管理装置に送信することを特徴とする請求項7〜13のいずれか一項に記載のノード装置。
  15. 所定時間経過したか否かを判断する判断手段を備え、
    前記確認要求送信手段は、所定時間経過する毎に、前記確認要求を前記管理装置に送信することを特徴とする請求項7〜14のいずれか一項に記載のノード装置。
  16. 前記情報配信システムに用いられているコンテンツ情報を要求するコンテンツ情報要求手段と、
    前記要求されたコンテンツ情報を前記記録手段に記録するためには既に前記記録手段に記録されている他のコンテンツ情報を削除する必要があるか否かを判別する削除要否判別手段と、
    前記削除要否判別手段により前記他のコンテンツ情報を削除する必要があると判別された場合には、当該他のコンテンツ情報が他のノード装置に記録されているか否かを判別する記録有無判別手段と、を更に備え、
    前記確認要求送信手段は、前記記録有無判別手段により前記他のコンテンツ情報が他のノード装置に記録されていないと判別された場合には、前記確認要求を前記管理装置に送信することを特徴とする請求項7〜14のいずれか一項に記載のノード装置。
  17. 前記情報配信システムに用いられているコンテンツ情報を要求するコンテンツ情報要求手段と、
    前記要求されたコンテンツ情報を前記記録手段に記録するためには既に前記記録手段に記録されている他のコンテンツ情報を削除する必要があるか否かを判別する削除要否判別手段と、
    前記削除要否判別手段により前記他のコンテンツ情報を削除する必要があると判別された場合には、当該他のコンテンツ情報が他のノード装置に記録されているか否かを判別する記録有無判別手段と、
    前記記録有無判別手段により前記他のコンテンツ情報が他のノード装置に記録されていると判別された場合には、前記記録手段から当該他のコンテンツ情報を削除する削除手段と、を更に備えたことを特徴とする請求項7〜14のいずれか一項に記載のノード装置。
  18. オーバレイネットワークを構築して互いに接続された複数のノード装置を備えた情報配信システムに用いられる全てのコンテンツ情報を管理するコンピュータを、
    前記情報配信システムにおいて共有されるべき前記コンテンツ情報を管理する管理情報を記録する管理情報記録手段、
    ノード装置において記録されている前記コンテンツ情報が、前記情報配信システムにおいて共有される情報であるか否かを確認する確認要求を、ノード装置から受信する確認要求受信手段、
    前記確認要求受信手段が受信した確認要求に対して、前記管理情報記録手段に記録されている管理情報に基づいて処理する確認要求処理手段、及び、
    前記確認要求を送信したノード装置に対して前記確認要求処理手段による処理結果を送信する確認要求処理結果送信手段として機能させることを特徴とするコンテンツ情報管理処理プログラム。
  19. オーバレイネットワークを構築して互いに接続された複数のノード装置を備えた情報配信システムに含まれるコンピュータを、
    前記情報配信システムに用いられるコンテンツ情報を記録する記録手段、
    前記情報配信システムに用いられる全てのコンテンツ情報を管理する管理装置に、前記記録手段に記録されたコンテンツ情報が管理されているか否かを確認する確認要求を管理装置に送信する確認要求送信手段、
    前記管理装置による前記確認要求に対する確認要求処理結果を前記管理装置から受信する確認要求処理結果受信手段、及び
    前記確認要求処理結果に基づく処理を行う処理手段として機能させることを特徴とする確認要求処理プログラム。
  20. オーバレイネットワークを構築して互いに接続された複数のノード装置を備えた情報配信システムにおいて、
    前記情報配信システムにおいて共有されるべき前記コンテンツ情報を管理する管理情報を記録する管理情報記録手段と、
    ノード装置において記録されている前記コンテンツ情報が、前記情報配信システムにおいて共有される情報であるか否かを確認する確認要求を、ノード装置から受信する確認要求受信手段と、
    前記確認要求受信手段が受信した確認要求に対して、前記管理情報記録手段に記録されている管理情報に基づいて処理する確認要求処理手段と、
    前記確認要求を送信したノード装置に対して前記確認要求処理手段による処理結果を送信する確認要求処理結果送信手段と、
    を備える管理装置と、
    前記情報配信システムに用いられるコンテンツ情報を記録する記録手段と、
    前記情報配信システムに用いられる全てのコンテンツ情報を管理する管理装置に、前記記録手段に記録されたコンテンツ情報が管理されているか否かを確認する確認要求を管理装置に送信する確認要求送信手段と、
    前記管理装置による前記確認要求に対する確認要求処理結果を前記管理装置から受信する確認要求処理結果受信手段と、
    前記確認要求処理結果に基づく処理を行う処理手段と、
    を備えるノード装置と、
    を備えることを特徴とした情報配信システム。
  21. オーバレイネットワークを構築して互いに接続された複数のノード装置を備えた情報配信システムにおいて、
    前記情報配信システムにおいて共有されるべき前記コンテンツ情報を管理する管理情報を記録する管理情報記録工程と、
    ノード装置において記録されている前記コンテンツ情報が、前記情報配信システムにおいて共有される情報であるか否かを確認する確認要求を、ノード装置から受信する確認要求受信工程と、
    前記確認要求受信工程において受信した確認要求に対して、前記管理情報記録において記録される管理情報に基づいて処理する確認要求処理工程と、
    前記確認要求を送信したノード装置に対して前記確認要求処理工程における処理結果を送信する確認要求処理結果送信工程と、
    を備える管理装置における管理方法と、
    前記情報配信システムに用いられるコンテンツ情報を記録する記録工程と、
    前記記録工程において記録されたコンテンツ情報が前記管理方法において管理されているか否かを確認する確認要求を送信する確認要求送信工程と、
    前記管理方法における前記確認要求に対する確認要求処理結果を前記管理工程から受信する確認要求処理結果受信工程と、
    前記確認要求処理結果に基づく処理を行う処理工程と、
    を備えるノード装置処理方法と、
    を備えることを特徴とした情報配信方法。
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