JP2005303975A - ネットワークavシステム、コントローラ及びその動作プログラム - Google Patents

ネットワークavシステム、コントローラ及びその動作プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】時間帯ごとにコンテンツを再生できるネットワークAVシステムを提供する。
【解決手段】コントローラ20はクライアントCL1〜CL3に対応付けられた番組表PS1〜PSnを持つ。番組表PS1〜PSnは再生時間帯ごとに再生する曲データMDを列挙した複数の番組を持つ。番組表PS1〜PSnに従って曲データMDを再生するようオーディオクライアントCL1〜CL3に指示する。オーディオクライアントCL1〜CL3は指示に応答してコンテンツを要求する。サーバ10は要求に応じてオーディオクライアントCLにコンテンツを配信する。各クライアントCL1〜CL3は、サーバ10から配信された曲データに基づいて音楽を再生する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークAVシステム及びコントローラに関し、さらに詳しくは、サーバとサーバに接続可能な1又は複数のクライアントとを備えたネットワークAVシステム及びネットワークAVシステムにおけるコントローラに関する。
現在、クライアントサーバシステムを利用したネットワークAVシステムが提供されている。下記の特許文献1は、多数のコンテンツを蓄積したサーバと、LAN(Local Area Network)経由で接続されたクライアントとを備えたネットワークAVシステムを開示する。クライアントは所望のコンテンツをサーバに要求し、これに応じてサーバは要求されたコンテンツをクライアントに配信する。クライアントはサーバから配信されたコンテンツに基づいた音及び/又は映像を再生する。
ネットワークAVシステムはさらに、所定のコンテンツに基づいた音及び/又は映像の再生を所定の時刻に開始するアラーム機能や、音及び/又は映像の再生を所定の時刻に終了するスリープ機能を持つ。よって、アラーム機能により再生開始時刻を設定し、スリープ機能により再生終了時刻を設定すれば、所定の音及び/又は映像の再生を所定の時刻に開始し、所定の時刻にその再生を停止できる。
しかしながら、ネットワークAVシステムには、再生開始時刻と再生終了時刻とを複数設定する機能はない。そのため、たとえば10時から11時までの時間帯及び19時から20時までの時間帯といった複数の時間帯に所定の音又は映像を再生するとき、いずれかの時間帯でユーザ操作により再生を開始又は終了する必要が生じる。
国際公開WO03/102919 特開2002−280986号公報 特開平9−83465号公報
本発明の目的は、再生開始時刻及び再生終了時刻にユーザ操作を行うことなく、複数の時間帯でコンテンツに基づいた音及び/又は映像を再生できるネットワークAVシステムを提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明によるネットワークAVシステムは、サーバと、サーバに接続可能な1又は複数のクライアントとを備えたネットワークAVシステムであって、サーバは、コンテンツ蓄積手段を備える。コンテンツ蓄積手段は複数のコンテンツを蓄積する。また、ネットワークAVシステムは番組情報蓄積手段と、指示手段と、再生手段とを備える。番組情報蓄積手段は、各々がコンテンツに関するコンテンツ情報とコンテンツ情報に対応した再生時間帯とを有する複数の番組情報を含む1又は複数の番組表を蓄積する。指示手段は、番組表に従ってコンテンツを再生するよう指示する。再生手段は、指示に応答して、コンテンツを再生する。サーバはさらに配信手段を備える。配信手段は、1又は複数の再生手段にコンテンツを配信する。番組情報蓄積手段と指示手段と再生手段とはサーバに含めてもクライアントに含めてもよく、要するにネットワークAVシステム内のどこかにあればよい。また、コンテンツは音(音楽又は音声)データでも映像データでもよく、静止画データでもよい。また、これらのデータを組み合わせたものでもよい。
本発明によるネットワークAVシステムでは、番組表の番組情報内の再生時間帯に対応したコンテンツ情報に従って、サーバがコンテンツを配信し、再生手段が配信されたコンテンツに基づいた音及び/又は映像を再生する。番組表には、再生の対象となるコンテンツに関する情報が再生する時間帯ごとに登録されている。そのため、ネットワークAVシステムは、番組表に従って複数の時間帯にコンテンツに基づいた音及び又は映像を再生できる。再生の際、再生開始時刻及び再生終了時刻にユーザ操作により再生を開始又は終了する必要は生じない。
好ましくは、ネットワークAVシステムは、複数の再生手段のうち所望の再生手段を複数の番組表のうち所望の番組表に対応付ける手段を備える。指示手段は、番組表に対応付けられた再生手段にコンテンツを再生するよう指示する。
この場合、再生手段は対応付けられた番組表に従ってコンテンツに基づいた音及び/又は映像を再生する。再生手段に対応付けられる番組表は複数の番組表の中から任意に選択される。そのため、ネットワークAVシステムは、所望の番組表に従った音及び/又は映像を所望の再生手段に再生させることができる。また、各再生手段は異なる番組表に従って音及び/又は映像を再生できる。
好ましくは、ネットワークAVシステムは、番組表が有する再生時間帯が現在時刻を含むか否かを判断する手段と、番組表に対応づけられた再生手段が再生中か否かを判断する手段とを備える。指示手段は、再生時間帯が現在時刻を含み、かつ再生手段が再生中でないと判断したとき、再生時間帯に対応したコンテンツ情報に従ってコンテンツを再生する。
この場合、ネットワークAVシステムは、現在時刻及び再生時間帯を参照し、番組表内に再生の対象となるコンテンツが存在するか否か判断する。再生の対象となるコンテンツが存在する場合、その番組表に対応付けられた全ての再生手段が再生中か否かを判断する。そして、再生中でない再生手段がある場合、その再生手段にコンテンツを再生させる。番組表に新規に対応付けられた再生手段は、対応付けられた直後は停止しているが、上記判断により、再生対象のコンテンツに基づいた音及び/又は映像を再生する。つまり、番組表に新規に対応付けられた再生手段であっても、対応付けられた直後に、コンテンツに基づいた音及び/又は映像を再生できる。
好ましくは、ネットワークAVシステムはさらに、番組情報作成手段と番組表登録手段とを備える。番組情報作成手段は番組情報を作成する。番組表登録手段は、作成した番組情報を番組表に登録する。新規の番組情報を作成し、既存の番組情報と置き換える動作である「変更」も、ここでいう「作成」に含まれる。
この場合、ネットワークAVシステムは、所望の番組情報を作成する。つまり、番組情報内のコンテンツ情報及び再生時間帯を自由に設定する。そのため、所望の時間帯に所望のコンテンツに基づいた音及び/又は映像を再生できる。また、ネットワークAVシステムは、作成した番組情報を所望の番組表に登録する。そのため、番組表ごとに異なる番組情報を登録することができる。
さらに、ネットワークAVシステムは、新規の番組情報を作成し、既存の番組情報と置き換える。つまり、番組情報を変更する。このとき、ネットワークAVシステムは、変更された番組情報内の再生時間帯に対応したコンテンツ情報に従って、音及び/又は映像を再生する。つまり、再生手段の再生中に番組情報が変更された場合であっても、再生手段は変更された番組情報に従って再生を継続する。
好ましくは、ネットワークAVシステムは、コンテンツ情報作成手段を備える。コンテンツ情報作成手段は、コンテンツ蓄積手段に蓄積されたコンテンツの中から選択されたコンテンツを列挙してコンテンツ情報を作成する。
この場合、ネットワークAVシステムは、コンテンツ蓄積手段に蓄積された複数のコンテンツから所望のコンテンツを自由に選択し、選択したコンテンツを列挙してコンテンツ情報を作成する。よって、コンテンツ蓄積手段内の複数のコンテンツに基づいて、コンテンツ情報を容易に作成できる。
好ましくは、指示手段は、コンテンツ情報に列挙されたコンテンツを順番に再生するよう指示する。
この場合、再生手段はコンテンツ情報に列挙された順にコンテンツに基づいた音及び/又は映像を再生する。よって、コンテンツ情報を作成するとき、コンテンツの列挙順を考慮することで、コンテンツに基づく音及び/又は映像を再生する順番も自由に設定できる。
好ましくは、番組表はさらに、コンテンツ情報とコンテンツ情報に対応した再生開始時刻とを有する臨時番組情報を含む。指示手段は、現在時刻が再生開始時刻と同じになったとき、再生手段が再生時間帯に対応したコンテンツ情報に従ってコンテンツを再生中か否かにかかわらず再生開始時刻に対応したコンテンツ情報に従ってコンテンツを再生するよう指示する。
この場合、ネットワークAVシステムはいつでも再生手段に臨時番組を再生させることができる。具体的には、再生手段が番組情報に従って番組を再生している最中であっても、その番組の再生を中断し、臨時番組を再生させることができる。
好ましくは、ネットワークAVシステムは終了判断手段を備える。終了判断手段は、再生手段が再生開始時刻に対応したコンテンツ情報に基づくコンテンツを再生し終えたか否かを判断する。指示手段は、終了判断手段がコンテンツを再生し終えたと判断したとき、対応する再生時間帯が現在時刻を含むコンテンツ情報に従ってコンテンツを再生するよう指示する。
この場合、再生手段は番組情報の番組の再生を中断し臨時番組を再生しても、臨時番組の再生が終了した後に番組情報の番組を再び再生できる。
好ましくは、コンテンツ情報はコンテンツのリストである。指示手段は、リストのコンテンツを順番に再生するよう指示する。ネットワークAVシステムはさらに特定手段を備える。特定手段は、再生手段が現在時刻を含む再生時間帯に対応したコンテンツ情報に従ってコンテンツを再生中に現在時刻が再生開始時刻と同じになったとき、再生手段が再生していたコンテンツを特定する。指示手段は、終了判断手段がコンテンツを再生し終えたと判断し、かつ、現在時刻が再生時間帯に含まれるとき、特定されたコンテンツから順番に再生するよう指示する。
再生中の番組を中断し臨時番組を再生する場合、特定手段が中断されたコンテンツを特定する。そのため臨時番組の再生が終了した後、再生手段は中断されたコンテンツから順番に再び再生を開始できる。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
1.第1の実施の形態
1.1.構成
1.1.1.システム構成
図1を参照して、ネットワークAVシステム1は、サーバ10と、コントローラ20と、複数のオーディオクライアントCL(CL1〜CL3)とを備える。コントローラ20及びオーディオクライアントCL1〜CL3はサーバ10にLANケーブル18を介して接続される。
サーバ10は複数の曲データMD1〜MDi(iは自然数)を蓄積する。コントローラ20はオーディオクライアントCL1〜CL3に対応付けられた番組表PS1〜PSnを持ち、それらの番組表PS1〜PSnに従って曲データMDを再生するようオーディオクライアントCL(CL1〜CL3のうち、任意のオーディオクライアント)に指示する。オーディオクライアントCLは指示に応答して曲データMD(MD1〜MDiのうち、任意の曲データ)を要求する。サーバ10は要求に応じてオーディオクライアントCLに曲データMDを配信する。各クライアントCLは、サーバ10から配信された曲データMDに基づいて音楽を再生する。図1では1つのサーバ10と1つのコントローラ20と3つのオーディオクライアントCL1〜CL3とを示したが、サーバ10とコントローラ20とオーディオクライアントCLとは、それぞれが1つでもよいし、複数あってもよい。また、コンテンツを曲データMDとしたが、映像データや映像及び音声を合わせたデータであってもよい。
1.1.2.サーバ
図2を参照して、サーバ10は、サーバアプリケーション111がインストールされたハードディスク11と、CPU12と、メモリ13と、LANコントローラ14とを備える。これらは相互にバスで接続される。一般的なコンピュータにサーバアプリケーションプログラム111をインストールし、メモリ13にロードされたプログラムに基づいてCPU12が動作することで、そのコンピュータはサーバ10として機能する。ハードディスク11はオーディオクライアントCLに配信する複数の曲データMD1〜MDiを蓄積する。
1.1.3.コントローラ
図3を参照して、コントローラ20は、コントローラアプリケーションプログラム211がインストールされたハードディスク21と、CPU22と、CRTやLCD等のディスプレイ23と、メモリ24と、LANコントローラ25と、マウスやキーボード等の入力装置26とを備える。これらは相互にバスで接続される。一般的なコンピュータにコントローラアプリケーションプログラム211をインストールし、メモリ24にロードされたプログラムに基づいてCPU22が動作することで、そのコンピュータはコントローラ20として機能する。
ハードディスク21は、複数の番組表PS(Program Schedule)1〜PSn(nは自然数)を蓄積する。番組表PS1〜PSnは、1日(0時〜24時)の各時間帯に再生する番組のスケジュールを含む。番組表PS1〜PSnの所定の情報はディスプレイ23に図4のように表示される。ディスプレイ23に表示された番組表PSは、再生時間帯が定められた複数の番組PRを有する。たとえば、番組表名PSNが「JPOPチャンネル」である番組表PS1は、15時〜16時に再生される番組PR1と、16時〜17時30分に再生される番組PR2と、17時半〜19時に再生される番組PR3とを有する。各番組PRは再生開始時刻STと、番組中に再生する曲に関する曲情報MI1〜MIj(jは自然数)とを含む。
図3中のハードディスク21に蓄積された番組表PSnは番組表情報PSInを含む。一例として番組表PS1に含まれる番組表情報PSI1を表1に示す。
Figure 2005303975
表1を参照して、「番組表名」には、番組表PSの番組表名PSNが登録される。表1では、番組表PS1の番組表名PSN=「JPOPチャンネル」が登録される。「プレイリストID」には、サーバ10に登録されるプレイリストの識別子が登録される。プレイリストとは、複数の曲を列挙した一時的な曲リストであり、サーバ10のメモリ13内に記憶される。「再生番組番号」には、番組指示処理の対象となる番組の番組番号が登録される。番組指示処理については後述する。「番組リスト」には、番組表PSが有する番組リストPLを登録する。表1では、番組リストPL1が登録される。表2に番組リストPL1を示す。
Figure 2005303975
番組リストPL1は、番組番号=1〜k(kは自然数)に対応した複数の番組情報PI1〜PIkとを含む。番組情報PIkは、番組PRkに関する情報である。たとえば、番組情報PI1は図4中の番組PR1の番組情報であり、番組情報PI2は番組PR2の番組情報である。番組情報PI1を表3に示す。
Figure 2005303975
番組情報PI1は、「再生時間帯」と「番組状況」と「コンテンツ情報」とを含む。「再生時間帯」には番組PR1の再生開始時刻STと再生終了時刻FTとが登録される。「番組状況」には、番組の再生状況を登録する。たとえば、番組PR1がまだ再生されていない場合、「番組状況」には「未開始」が登録される。一方、番組PR1が再生中の場合、「番組開始済」が登録される。後述する曲リストMLが変更されれば、「曲リスト変更」が登録される。
「コンテンツ情報」には番組PR1で再生する複数のコンテンツを列挙したコンテンツ情報が登録される。本実施の形態では、コンテンツは曲データMDであるため、コンテンツ情報を曲リストMLと称する。表3では、複数の曲を列挙した曲リストML1が登録される。曲リストML1を表4に示す。
Figure 2005303975
曲リストML1は、曲番号=1〜j(jは自然数)に対応した曲情報MI1〜MIjを含む。曲情報MIjはサーバ10に蓄積された曲データMDjを特定するための情報である。曲情報MIjはたとえば、曲の識別番号である曲IDや曲名やアーティスト名等を含む。番組PRが再生されるとき、曲番号の順に曲が再生される。
ハードディスク21はさらに、クライアントデータCD1〜CD3を蓄積する。クライアントデータCD1〜CD3は、オーディオクライアントCL1〜CL3に関する情報である。コントローラ20は、クライアントデータCD1〜CD3に基づいてオーディオクライアントCL1〜CL3を監視する。クライアントデータCD1を表5に示す。
Figure 2005303975
クライアントデータCD1は、「番組表」と「再生状況」とを含む。「番組表」には、クライアントCL1に対応付けられた番組表が登録される。表5では「番組表PS1」が登録される。「再生状況」はクライアントCL1の再生状況が登録される。具体的には、「再生中」又は「停止」が登録される。クライアントデータCD1〜CD3の「番組表」の番組表名は図4のクライアントデータエリア501〜503に表示される。たとえば、クライアントデータエリア501内の番組表名エリア511には「JPOPチャンネル」が表示される。
1.1.4.オーディオクライアント
図5を参照して、オーディオクライアントCLは、ハードディスク30と、CPU32と、メモリ33と、LANコントローラ34と、デコーダ35と、D/A変換器36とを備える。
オーディオクライアントCLは、コントローラ20からの指示に応答し、サーバ10から配信された曲データMDに基づいて曲を再生する。ハードディスク30にインストールされたクライアントアプリケーションプログラム31が、後述する各ステップをオーディオクライアントCLに実行させることにより、サーバ10から配信された曲データMDをデコーダ35に与える。デコーダ35は曲データMDをデコードし、D/A変換器36に与える。D/A変換器36は、デコーダ35からのデジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号に変換し、図示しないスピーカに出力する。
1.2.動作
1.2.1.接続処理
ネットワークAVシステム1では、初めにオーディオクライアントCLがサーバ10と接続を確立する。以下、オーディオクライアントCLによるサーバ10への接続処理について説明するが、コントローラ20によるサーバ10との接続処理も同じである。
図6を参照して、オーディオクライアントCLは、TCP(Transmission Control Protocol)に従い、サーバ10のIP(Internet Protocol)アドレス及びコマンドポートでソケットを生成し、このソケットでサーバ10に接続を要求する(S101)。コマンドポートは、オーディオクライアントCLからサーバ10へのコマンドを受信し、かつサーバ10からオーディオクライアントCLへの応答を送信するためのポートである。サーバ10はコマンドポートでの接続を受け付け(S251)、接続に成功した場合はステップS103に進む(S102)。これによりオーディオクライアントCLはサーバ10のコマンドポートに接続を確立する。
続いて、オーディオクライアントCLはコマンドポートにクライアントインデックス要求コマンドを送信する(S103)。サーバ10はクライアントインデックス要求コマンドに応答してコマンドポートからクライアントインデックスをオーディオクライアントCLに返信し(S252)、オーディオクライアントCLはこれを受信する(S104)。クライアントインデックス要求コマンドは、オーディオクライアントCLがサーバ10にクライアントインデックスを要求するコマンドである。クライアントインデックスは、サーバ10からオーディオクライアントCLに割り当てられる識別子(ID)である。
続いて、オーディオクライアントCLは、TCPに従い、サーバ10のIPアドレス及びプッシュポートでソケットを生成し、このソケットでサーバ10に接続を要求する(S105)。プッシュポートは、サーバ10からオーディオクライアントCLへの要求を送信するためのポートである。サーバ10はプッシュポートでの接続を受け付け(S253)、接続が成功した場合はステップS107に進む(S106)。これによりオーディオクライアントCLはサーバ10のプッシュポートに接続を確立する。ただし、この時点ではまだ、サーバ10はプッシュポートに接続された装置を特定できていない。そのため、オーディオクライアントCLはステップS104で受信したクライアントインデックスをサーバ10のプッシュポートに送信する(S107)。サーバ10はクライアントインデックスを受信し(S254)、これによりプッシュポートに接続された装置を特定する。
1.2.2.コントローラの動作
コントローラ20は、番組表更新処理と、番組表選定処理と、番組指示処理とを実行する。番組表更新処理では、曲リストML及び番組情報PIを作成し、番組表PSに登録する。なお、新規の番組情報PIを作成し、既存の番組情報PIと置き換える動作である「変更」も、ここでいう「作成」に含まれる。番組表選定処理では、所望のオーディオクライアントCLに所望の番組表PSを対応付ける。番組指示処理では、番組表PSに従って、オーディオクライアントCLに番組PRの再生又は停止を指示する。以下、それぞれの処理について説明する。
1.2.2.1.番組表更新処理
図4と図7と図8とを参照して、コントローラ20は、初めにディスプレイ23に図4の画面を表示する(S200)。表示後、入力装置26によるユーザ操作に基づいて、コントローラ20は番組情報PIを作成する(S220)。番組表PS1中の番組PR1の番組情報PI1を作成するとき、ユーザ操作に基づいて画面中の番組表PS1の番組表名PSN=「JPOPチャンネル」を選択する。選択後、コントローラ20はディスプレイ23に図8の番組情報作成画面を表示する。
番組情報作成画面は、曲情報エリア300と番組情報作成エリア400とを含む。曲情報エリア300は、サーバ10に蓄積された曲データMD1〜MDiの曲情報MI1〜MIi(たとえば曲名)が表示される。曲情報MI1〜MIiは以下の動作により曲情報エリア300に表示される。たとえば番組表名PSN=「JPOPチャンネル」を選択したとき、コントローラ20が曲情報要求コマンドをサーバ10に出力し、曲情報要求コマンドに応じてサーバ10が曲情報MI1〜MIiをコントローラ20に送信する。曲情報MI1〜MIiはメモリ24に登録され、曲情報エリア300に表示される。曲情報MI1〜MIiは予めコントローラ20のハードディスク21に登録されていてもよい。
番組情報作成エリア400は、曲リスト作成エリア410と再生開始時刻ST入力エリア420と再生終了時刻FT入力エリア430とを含む。曲リスト作成エリア410には、曲番号及び曲情報MIが表示される。
ユーザ操作に基づいて、コントローラ20はコンテンツ情報である曲リストML1を作成する(S201)。コントローラ20は、初めに曲番号を決定する。曲番号6に所望の曲情報MIを設定する場合、曲リスト作成エリア410内の複数の曲追加ボタンB1〜B6のうち、曲追加ボタンB6を選択する。このとき、曲番号6の位置に「曲追加場所」カーソル440が表示される。
続いて、ユーザ操作に基づいて、コントローラ20は、曲情報エリア300から所望の曲情報MIを選択する。選択された曲情報MIは曲リスト作成エリア410内の曲番号6の位置に設定される。なお、曲番号2に新たな曲情報MIを設定したい場合、曲追加ボタンB2を選択すればよい。この場合、曲番号2の位置に曲追加場所カーソルが表示され、既に設定されていた曲名「bbbbbbb」以下の曲は曲番号3以降にずれる。
以上の動作により、ユーザの操作に基づいて、コントローラ20は複数の曲データMD1〜MDiの中から、所望の複数の曲データMDを列挙した曲リストML1を作成できる。後述するように、曲番号順に曲の再生が実行されるため、ユーザ操作により曲の再生順を自由に設定できる。
コンテンツ情報である曲リストML1を作成後、コントローラ20は再生時間帯を作成する(S202)。ユーザ操作に基づいて、コントローラ20は、再生開始時刻ST入力エリア420に再生開始時刻ST=「15:00」を設定し、再生終了時刻FT入力エリア430に再生終了時刻FT=「16:00」を設定する。
以上の動作後、確定ボタン350がユーザ操作により選択されると、ステップS220で作成された番組情報PI1が番組表PS1内に登録される(S203)。具体的には、番組情報PI1は番組表PS1内の番組リストPL1に登録される。同様の動作で番組情報PI1の変更もできる。また、番組情報PI1を番組表PS1から削除する場合、番組情報作成エリア400内の削除ボタン460を選択する。
以上の動作により、ユーザ操作により、コントローラ20は、番組表PS内の番組情報PI(番組PR)を自由に作成できる。また、作成した番組情報PIを所望の番組表PSに登録できる。
番組情報PI1を番組表PS1に登録後、コントローラ20は登録内容判断処理を実行する(S204)。登録内容判断処理では、作成した番組情報PIに基づいて、番組表PS1の番組情報PIを並べ替える。また、作成した番組情報PI1の番組状況を設定する。番組状況は後述する番組指示処理で利用される。
図9を参照して、登録内容判断処理(S204)では、初めに、コントローラ20は作成した番組情報PI1の再生開始時刻STが変更されたか否かを判断する(S2041)。新規に番組情報PI1が作成された場合、及び新規に番組情報PI1を作成し、既存の番組情報PI1と置き換えた結果再生開始時間STが変更された場合、コントローラ20は、再生開始時刻STが変更されたと判断する。続いて、コントローラ20は、再生開始時刻STが現在時刻よりも後に設定されたか否かを判断する(S2042)。再生開始時刻STが現在時刻よりも後に設定された場合、作成した番組情報PI1内の番組状況に「未開始」を登録する(S2043)。登録後、コントローラ20は、作成された番組情報PI1を含む番組表PS1内の複数の番組情報PIを再生開始時刻ST順に並べ替える(S2044)。番組番号順に番組が再生されるため、再生開始時間ST順に番組情報PIを並べ替えておく。
ステップS2044を実行後、又はステップ2041で再生開始時刻STの変更がされていない(たとえば、番組情報PI1内の曲リストML1のみ変更した場合)と判断した場合、コントローラ20は、作成された番組情報PI1内の曲リストMLが変更され、かつ、作成した番組情報PI1内の番組状況が「再生開始済」であるか否かを判断する(S2045)。換言すれば、再生中の番組情報PIの曲リストMLを変更したか否かを判断する。コンテンツ情報が変更され、かつ、番組状況が「再生開始済」である場合、すなわち、再生中の番組情報PI1の曲リストML1を変更した場合、コントローラ20はその番組状況を「再生開始済」から「曲リスト変更」に変更した後、動作を終了する。再生中に曲リストMLを変更した場合であっても、番組状況を「曲リスト変更」にすることにより、変更された曲リストMLに基づいて再生を継続させることができる。詳細については後述する。
1.2.2.2.番組表選定処理
番組表選定処理では、所望のオーディオクライアントCLに所望の番組表PSを対応付ける。図4及び図10を参照して、ディスプレイ23に図4の画面が表示される(S300)。画面には、クライアントデータエリア501〜503が表示される。オーディオクライアントCL1に番組表PS1を対応付ける場合、ユーザ操作に基づいて、コントローラ20はクライアントデータCD1に対応したクライアントエリア501内のエリア511に、番組表PS1の番組表名PSN=「JPOPチャンネル」を入力する。このとき、コントローラ20はクライアントデータCD1内の番組表に番組表名「JPOPチャンネル」の番組表である「番組表PS1」を登録する(S301)。これによりオーディオクライアントCL1に番組表PS1が対応付けられる。続いて、登録した番組表PS1の番組表情報PSI1の再生番組番号が「番組番号1」であることを確認し、番組番号1に対応する番組情報PI1の番組状況を「未開始」とする(S302)。これにより、ステップS301により番組表PSに新規に対応付けられたオーディオクライアントCLは対応付けられた直後に、番組表PSに従って曲を再生できる。詳細については後述する。
1.2.2.3.番組指示処理
コントローラ20は所定期間毎に番組指示処理を実行する。番組指示処理では、コントローラ20は、番組表PSに従ってオーディオクライアントCLに曲データMDを再生又は停止するように指示する。
図11を参照して、コントローラ20は初めに番組表PS用のカウント値x=1とする(S401)。続いて、カウント値x=1が番組表PSの総数nよりも大きいか否かを判断する(S402)。カウント値x=1が番組表PSの総数nよりも小さい場合、ハードディスク21には番組表PSx、すなわち番組表PS1が登録されている。コントローラ20は番組表PS1に従って、指示処理を実行する(S403)。指示処理では、番組表PS1に対応した全てのオーディオクライアントCLに対して、再生又は停止を指示する。
ステップS403で指示処理を終了すると、カウント値xをインクリメントし(S404)、ステップS402に戻る。要するに、コントローラ20は、全ての番組表PS1〜PSnについて指示処理(S403)を実行する。カウント値xが番組表PSの総数nを越えた場合、換言すると、全ての番組表PS1〜PSnについて指示処理を実行した場合、コントローラ20は番組指示処理を終了する。
以下、カウント値x=1の場合(すなわち、番組表PS1の場合)のステップS403の指示処理について説明する。
[再生開始時刻直後の指示処理]
図12及び図13を参照して、現在時刻が15時の場合、コントローラ20は、番組表PS1の番組リストPL1に番組情報PIが存在するか否かを判断する(S4031)。番組リストPL1に番組情報PIがない場合、再生する曲がないため指示処理は終了する。
番組リストPL1は複数の番組情報PI1〜PIkを含むため、ステップS4032へ進む。ステップS4032で、コントローラ20は番組表情報PSI1から再生番組番号である「番組番号1」を取得する。再生番組番号は現在時刻に指示処理の対象となっている番組情報PIの番組番号である。コントローラ20は、番組リストPL1を参照し、番組番号1に対応した番組情報を番組情報PI1と特定する。コントローラ20は特定した番組情報PI1の番組状況を確認する(S4033,S4034)。
15時直後では、番組情報PI1の番組状況は「未開始」となっている。換言すると、コントローラ20は、ステップS4033で「再生開始済」ではないと判断し、ステップS4034で「曲リスト変更」ではないと判断する。さらに、コントローラ20は現在時刻(15時直後)が番組情報PI1内の再生開始時刻ST=15:00を経過したと判断する(S4036)。コントローラ20は、番組表情報PI1対応付けられたオーディオクライアントCL1に、番組情報PI1に基づいた曲を再生させるため、番組開始処理を実行する(S5000)。番組再生処理を実行後、コントローラ20は、番組情報PI1の再生終了時刻FT=16:00が現在時刻を経過していないと判断し(S4037)、指示処理を終了する。
ステップS5000の再生開始処理について説明する。コントローラ20は番組情報PI1内の「コンテンツ情報」に登録された曲リストML1をサーバ10に送信する(S5001)。このとき、コントローラ20は、番組表情報PSI1内のプレイリストIDもサーバ10に送信する。サーバ10は曲リストML1をプレイリストIDのプレイリストに登録する。
曲リストML1を送信後、オーディオクライアントCL用のカウント値y=1とする(S5002)。続いて、オーディオクライアントCLの総数(本実施の形態では総数=3)がカウント値yよりも多いか否かを判断する(S5003)。コントローラ20は、オーディオクライアントCLの総数をクライアントデータCDの総数に基づいて決定する。
オーディオクライアントCLの総数はカウント値y=1よりも多い。そのため、コントローラ20は、クライアントデータCDy、つまり、クライアントデータCD1を参照する。コントローラ20は、クライアントデータCD1内の番組表が番組表PSx、つまり番組表PS1(カウント値x=1)であるか否かを判断する(S5004)。クライアントデータCD1の番組表は番組表PS1であるため、コントローラ20はクライアントデータCD1の再生状況が「停止」か否かを判断する(S5005)。再生状況が「停止」の場合、曲は再生されていない。そこでコントローラ20はオーディオクライアントCL1に再生指示を送信する(S5006)。再生指示はサーバ10を経由してオーディオクライアントCL1に送信される。再生指示を受けたオーディオクライアントCL1は曲再生処理を実行し、連続して曲を再生する。曲再生処理については後述する。
再生指示を送信後、クライアントデータCD1中の再生状況を「再生中」に設定する(S5007)。これにより、コントローラ20はオーディオクライアントCL1が再生中であると認識できる。設定後、カウント値yをインクリメントし(S5008)、ステップS5003に戻る。要するに、番組表PS1に対応付けられている全てのオーディオクライアントCLに対して、再生状況を確認し、再生指示を送信する。
ステップS5003での判断の結果、カウント値yがオーディオクライアントCLの総数よりも大きいとき、換言すると、全てのオーディオクライアントCL1〜CL3について番組表PS1が対応付けられているか否か判断し終えたとき、コントローラ20は番組情報PI1内の番組状況を「未開始」から「再生開始済」に更新する(S5009)。要するに、番組表PS1に対応付けられた全てのオーディオクライアントCLに再生指示を送信した後、番組状況を「再生開始済」とする。
15時直後に番組開始処理を実行後、再生終了時刻FT(16時)までの間の指示処理(S403)では、コントローラ20は、ステップS4033において番組状況を「再生開始済」と判断し、さらに番組情報PI1内の再生終了時刻(16時)は経過していないと判断するため(S4037)、そのまま動作を終了する。
なお、オーディオクライアントCL1が曲リストML1に基づく曲を再生中に、番組表選定処理により、オーディオクライアントCL2が番組表PS1に新たに対応付けられたとき、番組表選定処理(図10)のステップS302により番組情報PI1の番組状況は「再生開始済」から「未開始」となる。つまり、オーディオクライアントCL1が番組情報PI1に基づいた曲の再生を実行中であるにもかかわらず、番組情報PI1の番組状況は「未開始」となる。そのため、指示処理において番組開始処理(S5000)を実行する。このとき、コントローラ20は、ステップS5005でオーディオクライアントCL1の再生状況を「再生中」と判断する。そのため、オーディオクライアントCL1に再生指示を送信しない。一方、新たに対応付けられたオーディオクライアントCL2の再生状況は「停止」であるため、オーディオクライアントCL2に再生指示を送信する。その結果、再生中の番組情報PI1を含む番組表PS1に新たにオーディオクライアントCL2が対応付けられた場合であっても、オーディオクライアントCL2は対応付けられた直後に番組情報PS1に基づく曲を再生できる。
[再生終了時刻直後の指示処理]
現在時刻が16時直後のステップS403の指示処理について説明する。図12及び図14を参照して、ステップS4033でコントローラ20は、番組情報PI1内の番組状況が「再生開始済」であると判断する。さらに、ステップS4037で番組情報PI1内の再生終了時刻FT=16:00を経過していると判断する。コントローラ20は番組情報PI1に基づく曲の再生を終了させるため、番組終了処理を実行する(S6000)。実行後、コントローラ20は、番組表情報PSI1内の再生番組番号が番組リストPL1に登録された最後の番組番号kよりも小さいか否かを判断する(S4038)。番組表情報PSI1内の番組番号1は番組番号kよりも小さいため、コントローラ10は再生番組番号をインクリメントして番組番号2とする(S4039)。すなわち、番組情報PI1が終了した後、番組情報PI2(番組PR2)を番組指示処理の対象とする。
一方、ステップS4038で、再生番組番号が番組番号kの場合、換言すると、番組リストPL1の最後の番組情報PIkの再生が終了した場合、番組リストPL1内の全ての番組情報PIの番組状況を「未開始」に更新し(S4040)、さらに再生番組番号を「番組番号1」に更新して(S4041)、指示処理を終了する。番組情報PIkの再生が終了した場合、番組表PS1内の全ての番組PRの再生が完了したことになる。つまり、番組表PS1の1日の番組再生スケジュールが全て終了したことになる。全ての番組情報PIkの番組状況を「未開始」にすることで、翌日に番組番号1の番組情報PI1から再び再生が開始される。
ステップS6000の番組終了処理を説明する。番組終了処理では、初めにカウント値y=1とし(S6001)、オーディオクライアントCLの総数がカウント値yよりも多いか否かを判断する(S6002)。オーディオクライアントCLの総数がカウント値yよりも大きい場合、クライアントデータCD1の番組表が番組表PS1(カウント値x=1)であるか否かを判断する(S6003)。クライアントデータCD1の番組表は「番組表PS1」であるため、コントローラ20はオーディオクライアントCL1に停止指示を送信する(S6004)。停止指示を受けたオーディオクライアントCL1は番組情報PI1に基づく曲の再生を停止する。停止指示を送信後、コントローラ20はクライアントデータCD1内の再生状況を「再生中」から「停止」に変更する。変更後、カウント値yをインクリメントし(S6006)、ステップS6002に戻る。要するに、全てのオーディオクライアントCL1〜CL3に対して番組終了処理を実行する。
[オーディオクライアントの再生中に曲リストを変更した場合の指示処理]
15時から16時迄は、オーディオクライアントCL1が番組情報PI1内の曲リストML1に基づく曲を曲番号順に再生する。オーディオクライアントCL1の再生中に、番組表更新処理によりコントローラ20が曲リストML1を曲リストML10に変更した場合(図7中S201)、番組内容判断処理(S204)により、番組情報PI1の番組状況には「曲リスト変更」が登録される(図9中ステップS2046)。
ステップS403の指示処理では、ステップS4034で番組情報PI1の番組状況が「曲リスト変更」であると判断する(S4034)。このとき、コントローラ20はサーバ10に曲リストML10を送信する(S4035)。サーバ10は送信された曲リストML10を曲リストML1が登録されていたプレイリストに登録する。このとき、曲リストML1を削除する。つまり、プレイリストに登録する曲リストを曲リストML1から曲リストML10に変更する。
オーディオクライアントCL1は既に再生中であるが、プレイリストに登録された曲リストML10を取得して再生を継続する。よって、再生中に曲リストMLを変更しても、変更した曲リストMLに基づいて再生を継続できる。曲リストMLが変更した場合のオーディオクライアントCL1の曲再生処理については後述する。
1.2.3.オーディオクライアントの曲再生処理
図15を参照して、サーバ10はコントローラ20から送信された再生指示を中継し(S210)、オーディオクライアントCL1は再生指示を受信する(S211)。再生指示はプレイリストIDを含む。受信後、オーディオクライアントCL1はプレイリストをサーバ10に要求する(S212)。このとき、ステップS211で受信したプレイリストIDをサーバ10に送信する。
サーバ10はオーディオクライアントCL1からの要求を受信し(S213)、プレイリストIDに登録された曲リストML1をオーディオクライアントCL1に送信する(S214)。
オーディオクライアントCL1は曲リストML1を受信し(S215)、曲リストML1に基づいて、曲番号1の曲データMD1を再生する曲再生処理を実行する(S500)。このとき、サーバ10はオーディオクライアントCL1からの要求に応じ、曲データMD1〜MDjをオーディオクライアントCL1に配信する曲配信処理を実行する(S510)。以下、曲再生処理及び曲配信処理について詳細を説明する。
図16を参照して、オーディオクライアントCL1は曲番号用のカウント値z=1とする(S550)。オーディオクライアントCL1は曲番号z=1に対応した曲データMD1を要求するため、コマンドポートを介して表6に示す曲データ転送要求コマンドを送信する(S501)。
Figure 2005303975
この曲データ転送要求コマンドは、転送すべき曲データMD1の取得開始アドレス及び取得データ長を含む。
サーバ10は曲データMD1の転送要求コマンドに応答して、取得開始アドレスにより指定された先頭アドレスからその取得データ長分だけ曲データMD1のデータをオーディオクライアントCL1に配信する(S511)。オーディオクライアントCL1は配信された曲データMD1のデータをメモリ33に格納する。メモリ33は複数のバッファを含む。オーディオクライアントCL1は曲データ転送要求コマンドで曲の先頭から1バッファ分(=取得データ長)の曲データを取得して格納する(S502)。格納後、オーディオクライアントCL1はメモリ33のバッファが全て曲データで埋まったか判断し(S303)、バッファが全て埋まるまで曲データを取得して格納する。
ステップS501〜S503を繰り返し、バッファが曲データで全て埋まったら、オーディオクライアントCL1は再生を開始する(S504)。具体的には、メモリ33内の先頭バッファから曲データをデコーダ35に出力し始める。曲データを出力して再生していると、やがて1バッファ分の空きが生じる。メモリ33に空きが生じると(S505)、オーディオクライアントCL1は再び曲データ転送要求をサーバ10に送信し(S506)、サーバ10は要求分の曲データを配信する(S512)。オーディオクライアントCL1は配信された曲データをメモリ33の空いたバッファに格納する(S507)。格納後、オーディオクライアントCL1は曲データM1を全て受信したか否か確認する(S508)。曲データM1を全て受信していない場合、すなわち、サーバ10が曲データM1の全データを未だオーディオクライアントCL1に送信していない場合、オーディオクライアントCL1及びサーバ10は再生によりメモリ33に空きが生じるたびにステップS506、S512、S507を繰り返す。なお、上記では、バッファが曲データで全て埋まってから再生を開始しているが、全て埋まる前に再生し始めてもよい。
オーディオクライアントCL1がサーバ10から曲データMD1を全て受信した場合(S508)、オーディオクライアントCL1は曲データMD1を全て再生するまで再生動作を継続する(S509)。
曲データMD1の再生が終了した後、オーディオクライアントCL1は、カウント値zが曲番号jよりも小さいか否かを判断する(S551)。カウント値zが曲番号jよりも小さい場合、オーディオクライアントCL1はカウント値zをインクリメントし(S552)、ステップS501に戻る。つまり、オーディオクライアントCL1は曲リストML1の曲番号順に曲を連続再生する。
ステップS551の判断の結果、カウント値zが曲番号jと等しくなったとき、カウント値zはリセットされ(S553)、ステップS550に戻る。すなわち、曲リストML1の曲を全て再生した後、再び曲番号z=1として再生動作を継続する。オーディオクライアントCL1は、コントローラ20から停止指示を受けるまで、曲再生処理を継続する。コントローラ20から停止処理を受けたとき、オーディオクライアントCL1は再生を終了する。
図16では、オーディオクライアントCL1自身が曲番号順に曲を再生したが、コントローラ20がオーディオクライアントCL1の再生動作を制御してもよい。たとえば、オーディオクライアントCL1が曲データMDzの再生を終了後、完了ステータスをコントローラ20に通知する。完了ステータスを受けたコントローラ20は曲データMDz+1の再生コマンドをオーディオクライアントCL1に送信する。再生コマンドを受けたオーディオクライアントCL1は曲データMDz+1を再生する。これにより、コントローラ20がオーディオクライアントCL1の連続再生を管理できる。
[再生中に曲リストを変更した場合の曲再生処理]
オーディオクライアントCL1が曲リストML1に基づいて曲再生処理(S500)を実行中に曲リストML1から曲リストML10に変更された場合の曲再生処理について説明する。図17を参照して、コントローラ20が番組指示処理における指示処理(S403)で、サーバ10に変更した曲リストML10を送信する(S4035)。サーバ10は送信された曲リストML10を曲リストML1が登録されていたプレイリストに登録する(S601)。このとき、曲リストML1は削除される。登録後、サーバ10は曲リスト変更通知をブロードキャストする。オーディオクライアントCL1は曲再生処理中に曲リスト変更通知を受信する(S604)。オーディオクライアントCL1は曲リスト変更通知を受信したときに再生していた曲データMDzの再生を最後まで終了した後(S509)、サーバ10に曲リストM10を要求する(S605)。サーバ10は要求に応じて曲リストM10を送信し(S606)、オーディオクライアントCL1は曲リストML10をメモリ33に登録する(S607)。登録後、曲リストML10に基づいて曲再生処理(S500)を実行する。
以上の動作により、曲データMDzを再生中に曲リスト変更通知を受けたとき、オーディオクライアントCL1は再生中の曲データMDzの再生が最後まで終了した後、変更された曲リストML10を取得する。そのため、曲データMDzは再生途中で停止されない。
本発明によるAVネットワークAVシステム1は放送局として利用可能である。たとえば、百貨店の複数のフロアに複数のオーディオクライアントCLを設置する。そしてフロアごとに作成した複数の番組表PSに基づいてサーバ10内のコンテンツをオーディオクライアントCLに再生させる。この場合、フロアごとに異なる曲を再生させることができ、さらに、開店時や閉店時等の時間帯には全フロアで共通の曲を再生することもできる。各フロアで再生する曲は複数の番組表PSに基づくため、コントローラ20で一括して管理できる。通常の放送用機器と比較して、ネットワークAVシステム1は容易かつ安価に放送局の機能を実現できる。
以上、本実施の形態を説明したが、コントローラ20は図1に示すように独立していてもよいし、サーバ10又はオーディオクライアントCL内に設置されてもよい。たとえば、サーバ10内のハードディスク11にコントローラアプリケーションプログラム211をインストールすれば、サーバ10はコントローラ20の機能を持つ。また、オーディオクライアントCLのハードディスク30にコントローラアプリケーションプログラム211をインストールすれば、クライアントCLはコントローラ20の機能を持つ。
2.第2の実施の形態
百貨店等でネットワークAVシステムを放送局として利用する場合、通常の番組とは別に、臨時ニュース等を臨時番組として割り込みで再生したい場合がある。また、バーゲンやイベント等の開始時刻に特別な曲を臨時番組として再生したい場合もある。本実施の形態によるネットワークAVシステムはそのような臨時番組を割り込みで再生できる。以下、本実施の形態によるネットワークAVシステムについて説明する。なお、以下の説明における「通常番組」とは第1の実施の形態における「番組」に相当する。
2.1.構成
コントローラ20は表1に示す番組表情報PSI1の代わりに、表7に示す番組表情報PSI1を有する。他の番組表PSI2〜PSInも表7に示す番組表情報PSI1と同様である。
Figure 2005303975
表7に示す番組表情報PSI1は、表1と比較して新たに「臨時プレイリストID」と「再生臨時番組番号」と「臨時番組リスト」とを含む。「臨時プレイリストID」には、サーバ10に登録される臨時プレイリストの識別子が登録される。臨時プレイリストとは、再生される臨時番組の曲リストMLであり、サーバ10のメモリ13内に記憶される。要するに、臨時番組の曲リストMLは通常番組の曲リストMLとは別に臨時プレイリストとしてサーバ10に登録される。「臨時番組リスト」には、臨時番組リストSPL1が登録される。臨時番組リストSPL(Special Program List)1を表8に示す。
Figure 2005303975
臨時番組リストSPL1は複数の臨時番組SPR(Special PRogram)のリストである。表8を参照して、臨時番組リストSPL1は臨時番組番号1〜i(iは自然数)に対応した複数の臨時番組情報SPI(Special Program Information)1〜SPIiを含む。臨時番組情報SPIは臨時番組SPRの情報である。
表7に戻って、「再生臨時番組番号」には、次に再生される臨時番組SPRの臨時番組番号が登録される。たとえば、臨時番組番号2の臨時番組SPR2を再生中又は再生済みであるとき、再生臨時番組番号には番組番号=「3」が登録される。臨時番組情報SPI1を表9に示す。
Figure 2005303975
臨時番組情報SPI1は、表3に示す番組情報PI1と比較して、再生終了時刻FTがない。所定の時間帯に曲リストMLの曲を繰り返し再生する通常番組PRと異なり、臨時番組SPRは曲リストMLの曲を1回放送すれば終了する。そのため、再生開始時刻STさえ決まっていればよい。
コントローラ20はさらに、表5のクライアントデータCD1の代わりに表10に示すクライアントデータCD1を有する。
Figure 2005303975
表10のクライアントデータCD1内の「番組表」にはオーディオクライアントCL1に対応付けられた番組表(表10では番組表PS1)が登録される。
「再生状況」にはオーディオクライアントCL1の再生状況が登録される。再生状況が「再生中」のとき、オーディオクライアントCL1は通常番組PRを再生している。「臨時再生中」のとき、オーディオクライアントCL1は臨時番組SPRを再生している。「停止」のとき、通常番組PRも臨時番組SPRも再生していない。
通常番組PRを再生しているとき、再生中の曲番号が「番組再生曲番号」に登録される。通常番組PRの再生中に臨時番組SPRに割り込まれた結果通常番組PRの再生が中断しても、番組再生曲番号を登録することにより、臨時番組終了後に中断された曲番号の曲から再生を開始できる。
臨時番組SPRを再生しているとき、再生し終えた曲番号が「臨時番組再生曲番号」に登録される。臨時番組再生曲番号は、臨時番組SPRの再生が終了したか否かを判断するときに利用される。
クライアントデータCD1中の「flag」はサーバ10とオーディオクライアントCL1との接続の有無を示す。接続がある場合、「flag」はセットされ、接続がない場合「flag」はリセットされる。「type」はサーバ10に接続された機器のクライアントタイプを示す。サーバ10に接続された機器がオーディオクライアントCL1であれば、クライアントタイプは「オーディオクライアント」となる。
「status」には、再生又は停止等の現在のステータスデータが登録される。オーディオクライアントCL1が曲の再生を開始するとき、「開始」のステータスデータがオーディオクライアントCL1からサーバ10を経由してコントローラ20に送信される。曲の再生を停止するとき、「停止」のステータスデータが送信される。コントローラ20は送信されたステータスデータを登録する。
「volume」は現在のボリューム値(音量)を示す。「productID」は機器ごとに付与されたプロダクトID(機種情報)である。「firmwareID」はオーディオクライアントCL1にインストールされているファームウェアのバージョンを示すファームウェアIDである。「hostname」は機器に付与されたクライアント名である。「songID」は、再生中の曲を識別するための曲IDである。「songID」も「status」と同様に、オーディオクライアントCL1からサーバ10を経由してコントローラ20に送信される。
その他のネットワークAVシステム1の構成は第1の実施の形態と同じである。
2.2.動作
本実施の形態によるネットワークAVシステム1の接続処理及び番組表選定処理は第1の実施の形態における接続処理(1.2.1.参照)及び番組表選定処理(1.2.2.2.参照)と同じである。
また、コントローラ20は通常番組PRとともに臨時番組SPRも作成し、番組表PSに登録する。臨時番組SPRの作成及び登録方法は通常番組PRの場合と同じである。換言すれば、1.2.2.1.に示した番組表更新処理により臨時番組SPRは作成され、番組表情報PSI内の臨時番組リストに登録される。
2.2.1.番組指示処理
コントローラ20は所定期間ごとに番組指示処理を実施する。図18を参照して、本実施の形態によるコントローラ20は、オーディオクライアントCL1〜CL3に対して原則として通常番組PRの再生を指示する(S403:指示処理)。現在時刻が臨時番組SPRの再生開始時刻STとなったとき通常番組PRの再生を中断し、臨時番組SPRの再生を指示する(S700:臨時番組指示処理)。さらに、臨時番組終了後に中断された通常番組の続きを再生するための番組復帰処理を実行する(S800)。その他の動作については図11と同じである。以下、一例としてカウント値x=1の場合(つまり、番組表PS1の場合)のステップS700の臨時番組指示処理及びステップS800の番組復帰処理について説明する。
2.2.2.臨時番組指示処理
図19を参照して、臨時番組リストSPL1に臨時番組情報SPIが登録されている場合(S701)、コントローラ20は番組情報PSI1内の再生臨時番組番号を取得する(S711)。再生臨時番組番号が「番組番号1」のとき、臨時番組情報SPI1内の番組状況を確認する(S702)。
ステップS702において番組状況が「開始済」の場合、臨時番組SPR1は既に再生したか、又は再生中のため、臨時番組指示処理を終了する。
ステップ702において番組状況が「曲リスト変更」の場合(S703)、番組表更新処理(1.2.2.1.参照)により臨時番組SPR1を再生中に曲リストMLが変更されたため、変更された曲リストMLを臨時プレイリストIDとともにサーバ10に送信する(S704)。サーバ10は送信された臨時プレイリストIDに変更された曲リストを登録する。変更された曲リストMLに基づいて臨時番組SPR1を再生するためである。
一方、番組状況が「未開始」の場合、コントローラ20は臨時番組SPR1を再生するか否か判断する(S705)。現在時刻が臨時番組情報SPI1内の番組開始時刻ST前である場合、臨時番組SPR1を再生しないため、臨時番組指示処理を終了する。一方、現在時刻が番組開始時刻STと同じ時刻になった場合、コントローラ20は番組開始処理(S706)を実行し、オーディオクライアントCLに臨時番組SPR1を再生させる。
図20を参照して、コントローラ20は、臨時番組情報SPI1の曲リストMLを臨時プレイリストIDとともにサーバ10に送信する(S7061)。サーバ10は送信された曲リストMLを送信された臨時プレイリストIDに登録する。これにより、再生中の通常番組PRを中断し、臨時番組SPR1を再生する準備ができる。
続いて、番組表PS1に基づいて通常番組PRを再生している全てのオーディオクライアントCLに臨時番組SPR1の再生を指示する(S7062〜7078)。まず、オーディオクライアントCL用のカウント値y=1とし(S7062)、ネットワークAVシステム1内のオーディオクライアントCL数がカウント値以上であることを確認する(S7063)。続いて、オーディオクライアントCLy、すなわち、オーディオクライアントCL1が番組表PS1に基づいて再生しているか否か判断する(S7064)。クライアントデータCD1内の番組表が「番組表PS1」である場合(S7064)、オーディオクライアントCL1に対して再生指示を送信する(S7065)。この再生指示は臨時プレイリストIDも含む。オーディオクライアントCL1は再生指示を受け、臨時番組SPR1を再生する。再生処理については後述する。再生指示を送信後、コントローラ20はクライアントデータCD1内の再生状況を「臨時再生中」にする(S7066)。
以上の動作を終了後、カウント値yをインクリメントする。要するに、すべてのオーディオクライアントCLに対して臨時番組SPR1の再生指示を送信するか否か判断する。全てのオーディオクライアントCLに対して再生指示の判断をした後、臨時番組情報SPI1内の番組状況を「開始済」にする(S7078)。換言すれば、臨時番組SPR1を再生すべき全てのオーディオクライアントCLに再生指示を出したとき、コントローラ20は臨時番組SPR1の再生が開始されたと認定する。
再び図19に戻って、番組開始処理により臨時番組SPR1の再生を開始した後、コントローラ20は次の臨時番組の再生指示の準備をする(S707〜S710)。まず、コントローラ20はすべての臨時番組SPRを再生したか否かを判断する(S707)。具体的には、臨時番組リストSPL1の臨時番組数が番組表情報SPI1内の臨時番組番号(=1)よりも多いか否かを判断する。多い場合、未再生の臨時番組SPRが残っているため、番組表情報SPI1内の再生臨時番組番号を「2」にインクリメントする(S708)。臨時番組数が臨時番組番号よりも少なくなった場合、本日のすべての臨時番組SPRを再生したことになる。そのため、全ての臨時番組SPRの臨時番組情報SPI1内の番組状況を「未開始」とし(S709)、かつ、番組表情報PSI1内の再生臨時番組番号を「1」にする(S710)。明日、臨時番組SPR1から順に再生するためである。
2.2.3.番組復帰処理
番組復帰処理は、臨時番組終了後に臨時番組により中断された通常番組の続きを再生するための処理である。具体的には、臨時番組を再生するとき、臨時番組により再生を中断された通常番組の曲番号を登録する。臨時番組の再生が終了した後、登録した通常番組の曲番号の再生を開始する。
コントローラ20は、ネットワークAVシステム1内の全てのオーディオクライアントCL1〜CL3に対して番組復帰処理を実行する。以下、一例としてオーディオクライアントCL1に対する番組復帰処理について説明する。
図21を参照して、オーディオクライアントCL1が通常番組PRを再生している場合、オーディオクライアントCL1は通常番組PRの曲リストMLに基づいて曲を再生する。このとき、コントローラ20はクライアントデータCD1内のStatusデータを監視する(S801,S802)。Statusデータが「停止」から「再生」に変化したとき、たとえば、曲リストML内の曲データMD1の再生が終了し、次の曲データMD2を再生するとき(S801)、コントローラ20はクライアントデータCD1内の再生状況が「再生中」であるか否かを判断する(S803)。オーディオクライアントCL1は通常番組PRを再生しているため、番組状況は「再生中」となっている。そのため、コントローラ20は再生する曲データMD2の曲番号2を番組再生曲番号としてクライアントデータCD1に登録する(S804)。このとき、オーディオクライアントCL1から送信される曲IDに基づいて曲データMD2を特定することにより曲番号2を特定できる。
要するに、通常番組の再生中、コントローラ20は再生中の曲番号を常にクライアントデータCD1に登録する。
オーディオクライアントCL1が臨時番組SPR1を再生するとき、通常番組PRは中断されるが、Statusは「再生」のままである。そのため、ステップS801及びステップS802のいずれにも該当せず、そのまま番組復帰処理を終了する。なお、臨時番組SPR1が再生されたとき、クライアントデータCD1内の再生状況は「再生中」から「臨時再生中」に更新される(図20中のステップS7066参照)。
臨時番組SPR1の曲番号1の曲の再生が終了したとき、Statusは「再生」から「停止」に変わる(S802)。このとき再生状況は「臨時再生中」であるため(S805)、コントローラ20は再生を終了した曲の曲番号1を臨時番組再生曲番号としてクライアントデータCD1に登録する(S806)。なお、曲番号は曲IDに基づいて特定される。続いて、コントローラ20は登録した曲番号1が臨時番組SPR1の曲リストMLの最後の曲番号か否かを判断する(S807)。最後の曲番号でないとき、番組復帰処理を終了する。
臨時番組SPR1内の最後の曲の再生を終了したとき、ステップS807でコントローラ20は再生した曲番号が曲リストMLの最後の曲であると判断し、オーディオクライアントCL1に臨時番組SPR1の再生停止指令を送信する(S808)。
続いて、コントローラ20は、現在時刻を含む再生時間帯を有する通常番組PRの番組情報PIを特定し、特定した番組情報PI内の番組状況が「再生済」であるか否かを判断する(S809)。「再生済」であるとき、コントローラ20はオーディオクライアントCL1が特定した通常番組PRを中断して臨時番組SPR1を再生したと判断する。そのため、コントローラ20はオーディオクライアントCL1に中断した通常番組PRの曲番号から再生するよう命令する(S810)。具体的には、プレイリストID及び番組再生曲番号を含む再生指示をサーバ10経由でオーディオクライアントCL1に送信する。この動作により、後述するようにオーディオクライアントCL1は中断された曲から再生し始める。ステップS810の後、コントローラ20はクライアントデータCD1内の再生状況を「臨時再生中」から「再生中」に更新する(S811)。なぜなら、オーディオクライアントCL1は通常番組PRを再生するからである。
一方、ステップS809での判断の結果、特定した番組情報PIの番組状況が開始済でないとき、オーディオクライアントCL1は通常番組PRが終了した後に臨時番組SPR1を再生したことになる。換言すれば、オーディオクライアントCL1は臨時番組SPR1を再生するために通常番組PRを中断していない。そのため、コントローラ20は再生状況を「臨時再生中」から「停止」に変える(S812)。これによりコントローラ20は図12の指示処理に基づいてオーディオクライアントCL1に通常番組PRの再生指示を送信できる。
以上の動作により、本実施の形態によるネットワークAVシステムは通常番組を再生中であっても、その通常番組を中断して臨時番組を再生できる。さらに、臨時番組の再生が終了した後、中断された曲から順に通常番組内の曲を再生できる。
2.2.4.オーディオクライアントの曲再生処理
図22を参照して、オーディオクライアントCLの曲再生動作はステップS560の曲再生処理以外の動作は図15と同じである。
コントローラ20が通常番組PRの再生指示をオーディオクライアントCLに送信したとき、オーディオクライアントCLはプレイリストIDに登録された曲リストMLを要求する(S212)。一方、コントローラ20が臨時番組SPRの再生指示を送信したとき、オーディオクライアントCL1は臨時プレイリストIDに登録された曲リストを要求する(S212)。以下、ステップS560の曲再生処理について説明する。
図23を参照して、曲再生処理(S560)は図16と比較して新たにステップS554及びステップS555を含む。
番組復帰処理においてステップS810でコントローラ20が再生指示を送信したとき、再生指示はプレイリストIDとともに番組再生曲番号を含む。そのためステップS554でオーディオクライアントCLは再生指示が番組再生曲番号を含むと判断する(S554)。このとき、オーディオクライアントは曲番号用のカウント値zを受信した番組再生曲番号とし(S555)、ステップS501以降の動作を実施する。これによりオーディオクライアントCLは、臨時番組SPRにより通常番組PRが中断されても臨時番組終了後に中断された曲から通常番組PRを再生できる。
番組再生曲番号を含まない再生指示を受けたとき(S554)、ステップS550に進み、カウント値z=1とし、ステップS501以降の動作を実施する。換言すれば、臨時番組SPRの再生指示を受けたときや、中断されていない通常番組PRの再生指示を受けたとき、ステップS212で要求した臨時プレイリストID又はプレイリストIDに登録された曲リストMLの曲番号1の曲から順に再生する。
なお、曲再生処理中のS504でオーディオクライアントCL1は「再生」のステータスデータをサーバ10経由でコントローラ20に送信する。さらにステップS509で再生が終了したと判断したとき、「停止」のステータスをコントローラ20に送信する。これによりコントローラ20はステータスデータに基づいて番組復帰処理を実行できる。
また、臨時番組SPRを再生する場合、曲リストMLの全ての曲を1回再生した後に臨時番組SPRの再生を停止する。換言すると、曲リストMLの曲を繰り返し再生しない。曲リストML内の最後の曲を再生し終えたとき、図21のステップS808でコントローラ20から送信された臨時番組SPRの再生停止指示を受けるためである。
なお、第1及び第2の実施の形態では、コンテンツを曲データとして説明したが、映像データや音声データ等、他のコンテンツであってもよい。
上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
本発明の第1の実施の形態によるネットワークAVシステムの構成を示す機能ブロック図である。 図1に示したサーバの構成を示す機能ブロック図である。 図1に示したコントローラの構成を示す機能ブロック図である。 図2中のディスプレイに表示される画面の概略図である。 図1中のオーディオクライアントの構成を示す機能ブロック図である。 図1に示したネットワークAVシステムの接続処理動作を示すフロー図である。 図1に示したコントローラの番組表更新処理を示すフロー図である。 図7中のステップS200で表示される画面の概略図である。 図7中のステップS204の動作の詳細を示すフロー図である。 図1に示したコントローラの番組表選定処理を示すフロー図である。 図1に示したコントローラの番組指示処理を示すフロー図である。 図11中のステップS403の動作の詳細を示すフロー図である。 図12中のステップS5000の動作の詳細を示すフロー図である。 図12中のステップS6000の動作の詳細を示すフロー図である。 図1に示したネットワークAVシステムの再生動作を示すフロー図である。 図15中のステップS500及びS510の動作の詳細を示すフロー図である。 図1に示したネットワークAVシステムの再生動作の他の例を示すフロー図である。 本発明の第2の実施の形態によるネットワークAVシステムの番組指示処理を示すフロー図である。 図18中のステップS700の動作の詳細を示すフロー図である。 図19中のステップS706の動作の詳細を示すフロー図である。 図18中のステップS800の動作の詳細を示すフロー図である。 本発明の第2の実施の形態によるネットワークAVシステムの再生動作を示すフロー図である。 図22中のステップS510及びS560の動作の詳細を示すフロー図である。
符号の説明
1 ネットワークAVシステム
10 サーバ
11,21,30 ハードディスク
13,24,33 メモリ
14,25,34 LANコントローラ
20 コントローラ
23 ディスプレイ
26 入力装置
31 クライアントアプリケーションプログラム
35 デコーダ
36 変換器
111 サーバアプリケーションプログラム
211 コントローラアプリケーションプログラム
CL1〜CL3 オーディオクライアント
ML 曲リスト
PI 番組情報
PS 番組表
SPI 臨時番組情報

Claims (13)

  1. サーバと、前記サーバに接続可能な1又は複数のクライアントとを備えたネットワークAVシステムであって、
    前記サーバは、
    複数のコンテンツを蓄積するためのコンテンツ蓄積手段を備え、
    前記ネットワークAVシステムは、
    各々が前記コンテンツに関するコンテンツ情報と前記コンテンツ情報に対応した再生時間帯とを有する複数の番組情報を含む1又は複数の番組表を蓄積するための番組表蓄積手段と、
    前記番組表に従ってコンテンツを再生するよう指示する指示手段と、
    前記指示に応答して、前記コンテンツを再生する1又は複数の再生手段とを備え、
    前記サーバはさらに、
    前記コンテンツを前記1又は複数の再生手段に配信する配信手段を備えたことを特徴とするネットワークAVシステム。
  2. 請求項1に記載のネットワークAVシステムであって、
    前記複数の再生手段のうち所望の再生手段を前記複数の番組表のうち所望の番組表に対応付ける手段を備え、
    前記指示手段は、前記番組表に対応付けられた再生手段にコンテンツを再生するよう指示することを特徴とするネットワークAVシステム。
  3. 請求項2に記載のネットワークAVシステムであって、
    前記番組表が有する再生時間帯が現在時刻を含むか否かを判断する手段と、
    前記番組表に対応づけられた再生手段が再生中か否かを判断する手段とを備え、
    前記指示手段は、前記再生時間帯が現在時刻を含み、かつ前記再生手段が再生中でないと判断したとき、前記再生時間帯に対応したコンテンツ情報に従ってコンテンツを再生するよう指示することを特徴とするネットワークAVシステム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のネットワークAVシステムであってさらに、
    前記番組情報を作成する番組情報作成手段と、
    作成した番組情報を前記番組表に登録する番組表登録手段とを備えたことを特徴とするネットワークAVシステム。
  5. 請求項4に記載のネットワークAVシステムであってさらに、
    前記コンテンツ蓄積手段に蓄積されたコンテンツの中から選択されたコンテンツを列挙して前記コンテンツ情報を作成するコンテンツ情報作成手段を備えたことを特徴とするネットワークAVシステム。
  6. 請求項5に記載のネットワークAVシステムであって、
    前記指示手段は、前記コンテンツ情報に列挙されたコンテンツを順番に再生するよう指示することを特徴とするネットワークAVシステム。
  7. 請求項3に記載のネットワークAVシステムであって、
    前記番組表はさらに、前記コンテンツ情報と前記コンテンツ情報に対応した再生開始時刻とを有する臨時番組情報を含み、
    前記指示手段は、現在時刻が前記再生開始時刻と同じになったとき、前記再生手段が前記再生時間帯に対応したコンテンツ情報に従ってコンテンツを再生中か否かにかかわらず前記再生開始時刻に対応したコンテンツ情報に従ってコンテンツを再生するよう指示することを特徴とするネットワークAVシステム。
  8. 請求項7に記載のネットワークAVシステムであってさらに、
    前記再生手段が前記再生開始時刻に対応したコンテンツ情報に基づくコンテンツを再生し終えたか否かを判断する終了判断手段を備え、
    前記指示手段は、前記終了判断手段がコンテンツを再生し終えたと判断したとき、対応する前記再生時間帯が現在時刻を含むコンテンツ情報に従ってコンテンツを再生するよう指示することを特徴とするネットワークAVシステム。
  9. 請求項8に記載のネットワークAVシステムであって、
    前記コンテンツ情報はコンテンツのリストであり、
    前記指示手段は、前記リストのコンテンツを順番に再生するよう指示し、
    前記ネットワークAVシステムはさらに、
    前記再生手段が現在時刻を含む再生時間帯に対応したコンテンツ情報に従ってコンテンツを再生中に現在時刻が前記再生開始時刻と同じになったとき、前記再生手段が再生していたコンテンツを特定する特定手段を備え、
    前記指示手段は、前記終了判断手段がコンテンツを再生し終えたと判断し、かつ、現在時刻が前記再生時間帯に含まれるとき、前記特定されたコンテンツから順番に再生するよう指示することを特徴とするネットワークAVシステム。
  10. 請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の手段をコンピュータに実現させるためのネットワークAVシステムの動作プログラム。
  11. 複数のコンテンツを蓄積するサーバと、前記サーバに接続可能であり、前記コンテンツを再生する1又は複数のクライアントと、前記サーバに接続可能なコントローラとを備えたネットワークAVシステムにおけるコントローラであって、
    各々が前記コンテンツに関するコンテンツ情報と前記コンテンツ情報に対応した再生時間帯とを有する複数の番組情報を含む1又は複数の番組表を蓄積する番組表蓄積手段と、
    前記番組表に従ってコンテンツを再生するよう指示する指示手段とを備えたことを特徴とするコントローラ。
  12. 請求項11に記載のコントローラであって、
    前記複数のクライアントのうち所望のクライアントを前記複数の番組表のうち所望の番組表に対応付ける手段を備え、
    前記指示手段は、前記番組表に対応付けられたクライアントにコンテンツを再生するよう指示することを特徴とするコントローラ。
  13. 請求項11又は請求項12に記載の手段をコンピュータに実現させるためのコントローラの動作プログラム。

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