JP3193851B2 - ビデオサーバ装置 - Google Patents

ビデオサーバ装置

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JP3193851B2
JP3193851B2 JP26099095A JP26099095A JP3193851B2 JP 3193851 B2 JP3193851 B2 JP 3193851B2 JP 26099095 A JP26099095 A JP 26099095A JP 26099095 A JP26099095 A JP 26099095A JP 3193851 B2 JP3193851 B2 JP 3193851B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信網を通じて端末装
置に映像を提供するビデオサーバシステムやAVライブ
ラリなどのビデオサーバ装置に関し、特に、多様なスト
リームアクセスと高速応答とを可能にしたものである。
【0002】
【従来の技術】近年、動画像や音声などの時間連続性を
有する情報(これを「ストリーム」という)を圧縮符号
化して蓄積するサーバ装置と、そのサーバ装置にCAT
Vや通信回線を介して接続し、サーバ装置より受信した
ストリームを伸張復号化して動画像や音声を再生する端
末装置とからなるビデオサーバ装置が開発されている。
このシステムの一つであるビデオサーバシステムでは、
映像を見ようとするユーザが、端末装置から、ビデオ装
置を操作するときの要領で、再生を希望する番組の再生
位置(開始位置と終了位置)と再生速度(通常再生か倍
速再生か、順方向か逆方向か)とを指定する。一方、ビ
デオサーバ装置は、ディスクや半導体メモリに、国際標
準MPEG(Motion Picture Experts Group)等の規格
に従って圧縮符号化された多数の番組の音声付き映像情
報を蓄積しており、この中から、端末装置から送られた
コマンドに従って、指定された番組の指定位置からの映
像情報を指定された速度で送信する。端末装置は、通信
網を介して送られてきた映像信号を伸張復号化し、表示
部に映像を再生する。
【0003】また、ビデオサーバ装置に番組を蓄積する
場合は、端末装置から、番組総時間、符号化方式、帯域
(単位時間当たりのストリームの情報量)等のストリー
ム属性をビデオサーバ装置に設定した後、圧縮符号化さ
れたストリームを順次送って登録する。
【0004】従来のビデオサーバシステムは、図5に示
すように、映像信号を提供するサーバ装置2と、通信網
を介してそれに接続する複数の端末装置1とから構成さ
れ、端末装置1は、ユーザが再生位置や再生速度の入力
操作を行なうユーザインタフェース11と、入力操作に基
づいてサーバ装置2に送る制御情報を生成し、また受信
した制御情報に基づいて端末装置1の動作を制御する制
御部12と、制御情報をサーバ装置2と送受信する制御情
報通信部13と、ストリームを送受信するストリーム通信
部14と、受信したストリームを伸張復号化するデコーダ
部15と、複合化された映像を表示する表示部16と、番組
を蓄積する際の映像を入力する入力部17と、入力映像を
符号化するエンコーダ部18とを備えており、また、サー
バ装置2は、端末装置1から制御情報を受信する制御情
報通信部21と、受信した制御情報に基づいて処理を行な
う制御情報処理部22と、映像、音声などのストリーム情
報を蓄積する複数のストリーム蓄積部23と、ストリーム
管理情報を蓄積するストリーム管理情報蓄積部24と、ス
トリーム蓄積部23及びストリーム管理情報蓄積部24にア
クセスしてストリームの読み書きを制御するストリーム
ファイルアクセス部25と、ストリーム蓄積部23から読み
出したストリーム、あるいはストリーム蓄積部23へ書き
込むストリームを端末装置1と通信するストリーム通信
部26とを備えている。
【0005】このシステムにおけるサーバ装置2と端末
装置1間のストリーム再生の通信手順を図6に示す。ス
トリームの通信に先立って、電話装置の呼の確立に相当
するセションの確立が行なわれる。端末装置1の制御部
12はユーザインタフェース11からの要求を受けて、再生
セション確立要求コマンドを出力する(30)。このコ
マンドは制御情報通信部13から送信され、サーバ装置2
の制御情報通信部21で受信されて、制御情報処理部22に
送られる。このコマンドを受けた制御情報処理部22は、
それをストリームファイルアクセス部25に伝え(3
1)、ストリームファイルアクセス部25は、ストリーム
管理情報蓄積部24から、番組総時間、符号化方式、帯域
などのストリーム属性を獲得し(32、33)、これを
制御情報処理部22に伝える(34)。制御情報処理部22
は、獲得した帯域に現在他の端末に送信中のストリーム
の情報量を加えてもサーバ装置2が端末に提供可能な総
帯域を超えていないことを確かめて、端末装置1にスト
リーム属性を付与して再生セション確立応答コマンドを
返送する(35)。端末装置1の制御部12は、制御情報
通信部13を経て、このコマンドを受け、セションが確立
する。
【0006】このとき、サーバ装置2のストリームファ
イルアクセス部25は、ストリーム管理情報蓄積部24か
ら、該当するストリームのアクセス構造、つまり、要求
されたストリームをストリーム蓄積部23から読み出すた
めに必要となる、ストリームアクセスの論理構造を記述
したアクセステーブルと物理構造を記述した蓄積テーブ
ルとを同時に取得して保持する(32、33)。これ
は、ストリーム管理情報蓄積部24が一般的に大容量情報
を記憶できるように磁気ディスク等の媒体で形成されて
いるため、ストリームの読み書きの制御に当たって、一
々、ストリーム管理情報蓄積部24にアクセスしていたの
では、複数ユーザから同時アクセスがあったときなど
に、アクセス時間が掛かり過ぎるからであり、そのた
め、ストリームファイルアクセス部25で、そのストリー
ムのアクセス構造を一時記憶する。
【0007】セション確立後、ユーザがユーザインタフ
ェース11から再生位置及び再生速度をパラメタとした再
生要求を入力すると、制御部12は再生位置と再生速度と
を指定する再生要求コマンドを出力する(36)。サー
バ装置2に入力された再生要求コマンドは、制御情報処
理部22を経てストリームファイルアクセス部25に伝えら
れる(37)。
【0008】ストリームファイルアクセス部25は、既に
取得したアクセステーブルと蓄積テーブルとから再生位
置を探索し、再生速度によって指定された帯域で、スト
リーム蓄積部23からストリームを読み出し(38)、ス
トリーム送信部26へ送出する(39)。端末装置1は、
ストリーム通信部14でストリームを受信し、デコーダ部
15で再生した映像を表示部16に表示する。
【0009】再生中の再生位置または再生速度の変更を
要求する場合は、ユーザがユーザインタフェース11か
ら、変更しようとする再生位置及び再生速度をパラメタ
とする再生要求変更を入力する。この変更の要求は端末
装置1からサーバ装置2の制御情報処理部22に送られ
(40)、ストリームファイルアクセス部25に伝えられ
る(41)。ストリームファイルアクセス部25は、アク
セステーブルと蓄積テーブルとから、要求された再生位
置を探索し、その再生速度の指定する帯域で、ストリー
ム蓄積部23からストリームを読み出し(42)、ストリ
ーム通信部26を介して端末装置1へ送出する(43)。
【0010】また、再生すべきストリームが末尾に到達
した場合には、ストリームファイルアクセス部25がアク
セステーブルと蓄積テーブルとから末尾検出を行ない、
制御情報処理部22を経て、端末装置1に末尾通知を伝え
る(44)。端末装置1はユーザインタフェース11を経
てユーザに伝え指示を仰ぐ。
【0011】ストリーム再生を終了する際は、ユーザが
ユーザインタフェース11から終了処理を行ない、これを
受けて、制御部12が再生セション解放要求コマンドを出
力する(45)。このコマンドは、制御情報通信部13及
びサーバ装置2の通信制御部22を経て制御情報処理部22
に伝えられる。 制御情報処理部22はストリームファイ
ルアクセス部25に保持されたアクセステーブルと蓄積テ
ーブルとを使用済みとし(46、47)、端末装置1に
再生セション解放応答コマンドを送信する(48)。こ
うして、セションが解放される。
【0012】また、端末装置1からサーバ装置2へスト
リームを登録する場合は、サーバ装置2と端末装置1と
の間で図7に示すストリーム登録の通信手順が行なわれ
る。
【0013】まず、端末装置1の制御部12は、ユーザイ
ンタフェース11から入力された要求を受けて、ユーザが
規定した、番組総時間、符号化方式、帯域などのストリ
ーム属性を付与した登録セション確立要求コマンドを出
力する(50)。このコマンドはサーバ装置2の制御情
報通信部21で受信され、制御情報処理部22に送られ
る。コマンドを受けた制御情報処理部22は、要求された
帯域と蓄積情報量とが、端末に対するサーバ装置2の提
供可能な範囲を超えていないことを確かめた後、このコ
マンドをストリームファイルアクセス部25に伝え(5
1)、ストリームファイルアクセス部25は、ストリーム
管理情報蓄積部24に、番組総時間、符号化方式、符号化
ビットレートなどのストリーム属性を登録し、また、新
たに登録するストリームのアクセス論理構造が予め記述
されたアクセステーブルと物理構造が記述された蓄積テ
ーブルとをストリーム管理情報蓄積部24から取得する
(52、53)。ストリームファイルアクセス部25は、
このアクセステーブル及び蓄積テーブルを登録終了まで
保持する。
【0014】ストリームファイルアクセス部25において
ストリーム登録の体勢が整うと、その旨が制御情報処理
部22に伝えられ(54)、制御情報処理部22は、端末装
置1に登録セション確立応答コマンドを返送する(5
5)。端末装置1の制御部12は、制御情報通信部13を経
てこのコマンドを受け、セションが確立する。
【0015】セション確立後、ユーザがユーザインタフ
ェース11から登録要求を入力すると、制御部12は、入力
部17から入力した映像をエンコーダ18部で符号化した
後、ストリーム通信部14を通じてサーバ装置2にストリ
ームを送信する(56)。サーバ装置2に入力したスト
リームは、ストリーム通信部26を経てストリームファイ
ルアクセス部25に送られ、ストリームファイルアクセス
部25は、既に取得しているアクセステーブルと蓄積テー
ブルとから、このストリームのストリーム蓄積部23にお
ける登録位置を探索し、指定された帯域で、ストリーム
を書き込む(57)。
【0016】ストリーム登録を終了するときは、ユーザ
がユーザインタフェース11から終了処理を行ない、これ
を受けて、制御部12が登録セション解放要求コマンドを
出力する(58)。このコマンドは、制御情報通信部13
及びサーバ装置2の通信制御部21を経て制御情報処理部
22に伝えられる。制御情報処理部22は、ストリームファ
イルアクセス部25に対して、アクセステーブルと蓄積テ
ーブルとに基づいてストリームを書き込んだ最新位置や
登録番組総時間をストリーム管理情報蓄積部24に登録す
ることを指示し、それらの処理が済むと(59、60、
61、62)、端末装置1に登録セション解放応答コマ
ンド(63)を送信し、セションが解放される。
【0017】サーバ装置2の内部構成をさらに詳しく見
ると、図8に示すように、ストリーム蓄積部23は、スト
リームを蓄積するストリーム蓄積媒体70と、ストリーム
ファイルアクセス部25からの要求に従い、ストリーム蓄
積媒体70からのストリーム読み出しと、ストリーム蓄積
媒体70へのストリーム書き込みとを行なうストリームア
クセス実行部71とを具備し、また、ストリーム管理情報
蓄積部24は、各ストリームの番組総時間、符号化方式、
帯域などのストリーム属性を蓄積するストリーム属性蓄
積部72と、ストリームアクセスの論理構造を記述したア
クセステーブルを蓄積するストリームアクセステーブル
蓄積部73と、ストリームアクセスの物理構造を記述した
ストリーム蓄積テーブルを蓄積するストリーム蓄積テー
ブル蓄積部74と、ストリームファイルアクセス部25から
の要求に従い、ストリーム属性とストリームアクセステ
ーブルと蓄積テーブルとの読み書きを行なうストリーム
管理情報アクセス実行部75とを具備している。
【0018】また、ストリームファイルアクセス部25
は、ストリーム管理情報蓄積部24に蓄積されたストリー
ム管理情報のアクセスを制御するストリーム管理情報ア
クセス制御部76と、ストリーム属性情報を一時蓄積する
ストリーム属性一時蓄積部77と、ストリームアクセステ
ーブルを一時蓄積するストリームアクセステーブル一時
蓄積部78と、ストリーム蓄積テーブルを一時蓄積するス
トリーム蓄積テーブル一時蓄積部79と、ストリーム蓄積
部23とのストリームの読み書きを制御し、また、ストリ
ーム再生、登録時に、ストリーム管理情報の一時蓄積を
制御するストリームアクセス制御部80と、単位時間当た
りのストリーム読み書き情報量、即ち帯域の管理に用い
るストリームアクセスクロック81とを具備している。
【0019】通常、アクセス速度や蓄積容量、価格のバ
ランスから、ストリーム管理情報蓄積部24の各蓄積部に
は磁気ディスクが、また、ストリームファイルアクセス
部25の各一時蓄積部には半導体メモリが用いられる。
【0020】また、このシステムにおいて、ストリーム
管理情報は、図9に示すように、ストリーム属性90と、
アクセステーブル91と、蓄積テーブル92とから成り、ス
トリーム属性90は、ストリームを区別するためのストリ
ーム識別子100、そのストリームの番組総時間101、その
ストリームの符号化方式102及び帯域103から構成され
る。また、アクセステーブル91は、ストリームの先頭か
らのアクセス単位のシーケンス番号104と、そのアクセ
ス単位のストリーム蓄積論理アドレス105との関連表で
構成される。蓄積テーブル92は、ストリーム蓄積論理ア
ドレス106と、複数のストリーム蓄積部23及びストリー
ム蓄積媒体70の実アドレスであるストリーム蓄積物理ア
ドレス107との関連表で構成される。
【0021】図9では、ストリーム蓄積論理アドレスの
フィールド長を24ビットとしている。これは、ストリ
ーム蓄積物理アドレスのアクセス単位を64Kバイトと
仮定すると、ストリーム蓄積部における総蓄積容量が、
64Kバイト×224=約1T(テラ)バイトに相当する
ストリームの管理を可能にする。
【0022】ストリーム再生において、再生位置を指定
するときは、 指定時間/番組総時間=該当シーケンス番号/最大シー
ケンス番号 の関係から、冒頭の再生位置に該当するシーケンス番号
を求め、該当シーケンス番号に対応するストリーム蓄積
論理アドレスをアクセステーブル91から求め、そのスト
リーム蓄積論理アドレスに対応するストリーム蓄積物理
アドレスを蓄積テーブル92から求めることにより、アク
セスすべきストリーム蓄積媒体を決定し、この媒体から
の読み出しを開始する。再生開始位置指定後の再生は、
アクセステーブル91のシーケンス番号を再生帯域が規定
する間隔で、再生方向に順次読み進めてゆくことで実現
される。
【0023】また、倍速再生時は、帯域逓倍に伴う読み
出し間隔を改訂することで任意の倍速が実現可能とな
る。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のビデオ
サーバ装置では、番組総時間や蓄積番組数の増大ととも
に、アクセステーブルが大容量になり、セション確立時
にストリームファイルアクセス部25がアクセステーブル
の獲得に長時間を必要とし、また、ストリーム管理情報
蓄積部24やストリームファイルアクセス部25の各蓄積部
の容量を大きくしなければならないという問題点を有し
ている。
【0025】例えば、ストリーム蓄積媒体のアクセス単
位を64Kバイト、ストリーム蓄積論理アドレスフィー
ルド長を24ビット(これは、総蓄積容量が約1Tバイ
トの場合に相当する。)とすると、全ストリームに対応
するアクセステーブルの合計は24ビット×224=約5
0Mバイトになる。また、帯域4Mビットの1時間分の
ストリーム(4Mビット×3600秒=1.8Gバイ
ト)では、アクセステーブルは1.8Gバイト/64K
バイト*24ビット=約84Kバイトに相当し、磁気デ
ィスクのアクセス速度を4Mバイトと仮定しても、百オ
ーダの複数ユーザからの同時アクセスを想定した場合、
テーブル獲得には数秒程度必要となる。
【0026】また、従来のビデオサーバ装置では、端末
から送られたストリームを登録しながら、そのストリー
ムの再生データを他の端末に送ることが難しい。これ
は、ストリームの再生を行なうストリームファイルアク
セス部25が、登録中のストリームのどの範囲までが登録
され、再生可能な状態になっているかを知ることができ
ないためである。
【0027】また、従来のビデオサーバ装置では、再生
位置指定をアクセステーブルのアクセス単位で行なって
いるため、ストリームアクセス単位の中間地点で再生を
中断した後、その再生を再開するような場合に、アクセ
ス単位の境界からストリームの読出しが再開され、その
結果、既に送出済みのストリームが端末装置に再送され
る可能性がある。このとき、端末側では滑らかな絵の繋
がりが得られないことになる。
【0028】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、ストリームのアクセス構造に必要な蓄積
容量を減らして、端末の要求への迅速な応答を可能に
し、また、ストリームを登録しながら、そのストリーム
を再生することを可能にし、また、端末装置に対して、
ストリームの繋ぎ目を綺麗に送ることを可能にする、ス
トリームへのアクセスを改善したビデオサーバ装置を提
供することを目的としている。
【0029】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、動
画像や音声などの時間連続性を有するストリーム情報を
蓄積するストリーム蓄積手段と、ストリームのアクセス
構造を管理するストリーム管理情報蓄積手段と、端末装
置から指定されたストリームの読み書きを行なうストリ
ームアクセス手段と、ストリーム情報のアクセス制御情
報を通信する制御情報通信手段と、ストリーム情報の通
信を制御するストリーム通信手段とを備えるビデオサー
バ装置において、ストリーム管理情報蓄積手段がストリ
ームのアクセス構造を算術式で管理し、ストリームアク
セス手段が端末装置からのアクセス要求をストリーム管
理情報蓄積手段に蓄積されたアクセス構造により解釈し
て、要求されたストリーム情報をストリーム蓄積手段か
ら読み出すように構成している。
【0030】また、ストリーム管理情報蓄積手段が、ス
トリーム位置に関するアクセス構造を記述する算術式に
よってストリームのアクセス構造を管理するように構成
している。
【0031】また、ストリーム管理情報蓄積手段が、ス
トリームのフレーム位置または複数のフレームから成る
グループの位置に関するアクセス構造を記述する算術式
によってストリームのアクセス構造を管理するように構
成している。
【0032】また、ストリーム管理情報蓄積手段が、算
術式として、同一ストリームのアクセス構造を異なる形
態で記述する複数種類の算術式を具備している。
【0033】また、ストリーム管理情報蓄積手段が、複
数種類の算術式として、ストリーム位置に関するアクセ
ス構造を記述する算術式と、ストリームのフレーム位置
または複数のフレームから成るグループの位置に関する
アクセス構造を記述する算術式とを具備している。
【0034】また、ストリームアクセス手段が、倍速再
生時に、複数種類の算術式の一つを用いてストリーム蓄
積手段の読み出し帯域が再生倍数に比例する読出しを行
ない、複数種類の算術式の他の一つを用いてストリーム
蓄積手段の読み出し帯域が通常再生時の帯域を超えない
読み出しを行なうように構成している。
【0035】また、ストリームアクセス手段が、ストリ
ーム情報の読み出しに用いる算術式を、端末装置からの
要求に基づいて、複数種類の算術式の中から選択するよ
うに構成している。
【0036】また、ストリームアクセス手段が、倍速再
生時に、ストリーム情報の読み出しに用いる算術式を、
ストリーム蓄積手段の読み出し帯域の使用状況に応じて
動的に選択するように構成している。
【0037】また、アクセス中のストリーム位置を順次
保持するストリームアクセス位置保持手段を設け、端末
装置がアクセス中断後に再開要求した場合に、このスト
リームアクセス位置保持手段に保持されたストリーム位
置を基に、アクセスを再開するように構成している。
【0038】また、ストリーム書き込み開始からの経過
時間を計数するストリーム登録経過時間計数手段を設
け、ストリーム書き込みと読み出しとを同時に行なう場
合に、このストリーム登録経過時間計数手段が示す時間
から読み出し可能範囲を探索するように構成している。
【0039】
【作用】ストリームのアクセス構造を算術式で記述した
場合には、シーケンス番号に対応するストリーム蓄積論
理アドレスを算術式から求め、そのストリーム蓄積論理
アドレスに対応するストリーム蓄積物理アドレスをスト
リーム蓄積テーブルから求めることになる(ストリーム
蓄積論理アドレスとストリーム蓄積物理アドレスとを同
一表現にすれば、このテーブルも不要になる)。従っ
て、従来のアクセステーブルを算術式に置き換えること
ができるため、その蓄積に要する容量を削減でき、読出
しに必要な時間も短縮できる。
【0040】この算術式の記述内容に応じて、ストリー
ムに等間隔に付した通番に対応するアドレスを求めるこ
ともできるし、ストリームのフレーム位置やフレームの
グループであるGOP位置に対応するアドレスを求める
こともできる。また、これらの両者を用意し、端末装置
の性能に合わせて、使用する算術式を選択することもで
きる。
【0041】また、倍速再生の場合、ストリーム通番に
対応するアドレスを求める算術式では、通常再生におけ
るストリームの読出し速度を高速化することによって倍
速再生が行なわれる。このとき読出し帯域は再生倍数に
比例して増加する。一方、フレーム位置に対応するアド
レスを求める算術式では、ストリームのIピクチャだけ
を抽出する方法で高速再生を行なうことができ、この場
合の読出し帯域は通常再生の帯域以下にすることができ
る。
【0042】また、ストリームアクセス位置保持手段を
設けた装置では、ストリームの再生または登録に際し
て、端末装置がアクセス中断後、再開要求する場合に、
ストリームアクセス位置保持手段の情報を基にアクセス
を再開することにより、ストリームの接続の繋ぎ目を綺
麗にすることができる。
【0043】また、ストリーム登録経過時間計数手段を
設けた装置では、ストリーム書き込みと読み出しとを同
時に行なう場合に、登録するストリームの番組総時間と
ストリーム登録経過時間とから、現在時刻において読み
出しが可能な範囲を直ちに探索することができる。
【0044】
【実施例】実施例のビデオサーバ装置は、図1に示すよ
うに、ストリーム管理情報蓄積部24には、ストリーム属
性を蓄積するストリーム属性蓄積部72、及びストリーム
蓄積テーブルを蓄積するストリーム蓄積テーブル蓄積部
74の他に、ストリーム登録からの経過時間を計数するス
トリーム登録経過時間計数部203と、ストリームアクセ
ス論理を蓄積する複数のストリームアクセス論理蓄積部
206a、bと、これら各部とのアクセスを実行するスト
リーム管理情報アクセス実行部75とを具備し、また、ス
トリームファイルアクセス部25には、ストリーム管理情
報へのアクセスを制御するストリーム管理情報アクセス
制御部76、ストリーム属性情報を一時蓄積するストリー
ム属性一時蓄積部77、ストリーム蓄積テーブルを一時蓄
積するストリーム蓄積テーブル一時蓄積部79、及びスト
リームアクセスクロック81の他に、アクセス中のストリ
ーム蓄積論理アドレスを保持するストリームアクセス位
置保持部205と、ストリームアクセス論理を一時蓄積す
る複数のストリームアクセス論理一時蓄積部207と、ス
トリーム登録からの経過時間を計数するストリーム登録
経過時間計数部204と、これらの情報アクセスを制御す
るストリームアクセス制御部200とを具備している。そ
の他の構成は従来の装置(図5)と変わりがない。
【0045】なお、ここでは、ストリーム蓄積部23、ス
トリーム管理情報蓄積部24が磁気ディスクであり、スト
リームファイルアクセス部25の各一時記憶部77、207、7
9が半導体メモリである場合を想定しているが、それぞ
れ、アクセス速度、容量、価格等を参考に、磁気ディス
ク、半導体メモリ、磁気テープ、光ディスクなどの媒体
を適宜使用することができる。
【0046】また、ビデオサーバシステムの構成、スト
リーム再生の通信手順及びストリーム登録の通信手順に
ついては従来例と変わりがない。
【0047】(第1実施例)第1実施例では、このビデ
オサーバ装置におけるストリームのアクセス構造につい
て説明する。この装置でのストリーム管理情報は、図2
に示すように、ストリーム属性210と、ストリームアク
セス論理211と、ストリーム蓄積テーブル212とから構成
される。この内、ストリーム属性210は、従来と同様、
ストリーム識別子220、番組総時間221、符号化方式22
2、及び帯域223によって構成され、また、ストリーム蓄
積テーブル212も、従来と同様、ストリーム蓄積論理ア
ドレスとストリーム蓄積物理アドレスとの対応関係を規
定する。
【0048】一方、ストリームアクセス論理211は、従
来と異なり、シーケンス番号に対応するストリーム蓄積
論理アドレスを算術式によって規定する。
【0049】この算術式は、ビデオサーバ全体のストリ
ーム蓄積部の配置方針に基づいて設定され、例えば、ス
トリームを複数のストリーム蓄積部23のストリーム蓄積
媒体70に順次均等に割り当てる場合には、ストリーム先
頭からのアクセス単位のシーケンス番号をi、蓄積媒体
の論理ブロックに相当するストリーム蓄積論理アドレス
をaddrとし、ストリーム蓄積部の個数をj、ストリ
ーム蓄積部が有する物理アドレス空間をNとすると、 ストリーム蓄積論理アドレス(addr) =(iをjで割った商)+(iをjで割った剰余)×N +ストリーム識別子毎に異なる定数 (1) で表すことができる。
【0050】このストリーム先頭からのアクセス単位の
シーケンス番号(i)と蓄積媒体の論理ブロックに相当
するストリーム蓄積論理アドレス(addr)との関係
を規定する算術式は、アクセス単位のシーケンス番号
(i)を引数とし、ストリーム蓄積論理アドレス(ad
dr)を戻り値とするソフトウエアモジュールの実行オ
ブジェクトとして、磁気ディスク等の記録媒体のストリ
ームアクセス論理蓄積部206の一つに登録される。
【0051】ストリームアクセス制御部200は、ストリ
ーム再生セション確立、ストリーム登録セション確立、
ストリーム登録セション解放などの必要時に、ストリー
ム管理情報アクセス制御部201に指令して、ストリーム
管理情報蓄積部24のストリーム蓄積テーブル蓄積部74か
らストリーム蓄積テーブル212を読み出し、ストリーム
蓄積テーブル一時蓄積部79に転送させるとともに、スト
リームアクセス論理蓄積部206から、この算術式を読み
出してストリームアクセス論理一時蓄積部207の一つに
転送させ、次いで、このストリームアクセス論理211の
実行オブジェクトを実行する。そして、算術式から求め
たストリーム蓄積論理アドレスに対応するストリーム蓄
積物理アドレスをストリーム蓄積テーブル212から求
め、ストリーム蓄積部23から、該当するアドレスのスト
リームを読み出し、ストリーム通信部26を通じて端末装
置1に転送する。
【0052】先に示したような簡単な算術式の場合、C
言語により4、5ステップで記述可能であり、実行オブ
ジェクトサイズは数十バイトで十分となる。この場合、
ストリームアクセス論理は従来例に比べて千分の1に削
減でき、これにより、ストリームファイルアクセス部25
がストリーム管理情報蓄積部24からストリームアクセス
論理を獲得するために要する時間も、また、ストリーム
管理情報蓄積部24の蓄積容量も、従来例に比べて千分の
1程度にすることができる。
【0053】また、この算術式は、ストリーム蓄積媒体
が磁気ディスクであるとき、磁気ヘッドの動作を最小に
するように、ディスク内周とディスク外周とに均一にア
ドレスを割当てる式としたり、また、複数の算出式を組
み合わせてアドレスを記述する式とすることが可能であ
る。
【0054】さらに、ストリーム蓄積テーブル212にお
いて、ストリーム蓄積論理アドレス225とストリーム蓄
積物理アドレス226とを同一表現にすると、このテーブ
ルは不要となり、ストリーム管理情報量をさらに減らす
ことができる。
【0055】この式(1)の算術式は、登録するストリ
ームがパッケージ経由で端末から送られてくるために、
登録するストリームのフレーム構造がビデオサーバ側で
把握できないような場合でも、ストリームに等間隔に付
したストリーム通番をシーケンス番号(i)とすること
により、ストリーム蓄積論理アドレスを記述することが
できる。
【0056】一方、登録ストリームがエンコーダを経由
してビデオサーバに送られる場合には、ビデオサーバ側
でストリームのフレーム構造を把握することができ、こ
のときには、ストリームアクセス論理により、複雑なフ
レーム単位の構造を記述することも可能になる。
【0057】MPEG2のようにフレーム間相関符号化
を行なう場合では、予測を用いずに入力信号をそのまま
符号化するIピクチャと、前方フレームを用いて動き補
償予測を行なうPピクチャと、前後のフレームを用いて
動き補償予測を行なうBピクチャとにより情報量がそれ
ぞれ異なり、そのため、ストリームにおけるフレーム間
隔は不均一になる。このI、P、B各ピクチャの情報量
が、それぞれのピクチャで固定されており、また、1つ
のIピクチャと複数のP、BピクチャとをまとめたGO
PにおけるI、P、B各ピクチャの構成が固定されてい
るとすれば、ストリームに等間隔で付したストリーム通
番(x)から論理ブロック相当のアクセス単位のシーケ
ンス番号を与える関数f(x)を規定することができ、
図3に示すように、フレーム通番(i)を引数とする算
術式244(次式(2))により、各フレームをストリー
ム中の位置に変換することが可能となる。
【0058】 ストリーム蓄積論理アドレス(addr) =(f(i)/jの商)+(f(i)/jの剰余)×N +ストリーム識別子毎に異なる定数 (2) 但し、実際のMPEG2符号化では各ピクチャの情報量
はフレーム毎に可変であることが多いので、登録時に各
ピクチャやGOPの構成を固定化するようなパディング
処理が必要となる。
【0059】こうしたストリームアクセス論理を用いる
場合には、フレーム冒頭からの再生が可能になる。従っ
て、Iピクチャを再生開始フレームに位置付けることに
より、端末側では、再生開始当初から鮮明な映像を見る
ことができる。
【0060】なお、ここではMPEG2にのみ触れた
が、H.261やJPEGなどの符号化方式であっても
適用可能である。
【0061】(第2実施例)第2実施例では、同一のス
トリームに対するアクセス構造として、複数種類のスト
リームアクセス論理を備える場合について説明する。
【0062】複数のストリームアクセス論理は、ストリ
ーム管理情報蓄積部24の複数のストリームアクセス論理
蓄積部206のそれぞれに格納され、端末装置は、再生要
求に際して、自らの同期精度や位置決め精度に応じて、
それらのストリームアクセス論理のいずれかを選択す
る。
【0063】例えば、二つのストリームアクセス論理蓄
積部206a、bの一方に式(1)の算術式によるストリ
ームアクセス論理を格納し、他方に式(2)の算術式に
よるストリームアクセス論理を格納した場合では、図4
に示すように、ストリーム管理情報は、ストリーム識別
子260、番組総時間261、符号化方式262、帯域263で構成
されるストリーム属性と、ストリームアクセス論理251
a(これは図2のストリームアクセス論理211と同じで
ある)及びストリームアクセス論理251b(これは図3
のストリームアクセス論理231と同じである)で構成さ
れるストリームアクセス論理と、図2と同じ構成を持つ
ストリーム蓄積テーブル252とを具備することになる。
【0064】この複数のアクセス論理251a、bは、ス
トリーム属性やストリーム蓄積テーブルと同様、登録セ
ション確立時点で、それぞれのストリームアクセス論理
蓄積部206a、bに登録される。
【0065】端末装置1からこのストリームの再生が要
求されると、ストリームファイルアクセス部25は、再生
セション確立要求が入力した時点で、ストリーム管理情
報蓄積部24の各ストリームアクセス論理蓄積部206a、
bに格納されたストリームアクセス論理251a、bを読
出し、ストリームアクセス論理一時蓄積部207a、bに
蓄積する。また、制御処理部22は、再生セション確立応
答を返送するとき、アクセス論理の選択が可能であるこ
とを端末装置1に通知する。この通知を受けた端末装置
1は、再生要求時に、アクセス論理の選択肢を再生位置
及び再生速度の引数とともにサーバ装置2に通知する。
再生要求を受信したストリームアクセス制御部200は、
再生要求に含まれるアクセス論理の要求を抽出し、選択
されたアクセス論理に従って、再生位置及び再生速度を
決定する。
【0066】このように、サーバ装置2にストリームア
クセス論理蓄積部206及びストリームアクセス論理一時
蓄積部207をストリーム毎に複数設け、それらに各種の
ストリームアクセス論理を格納することにより、端末装
置は、同期精度や位置決め精度に合わせて、単純なスト
リームアクセス論理や、符号化方式に依存したフレーム
レベルのアクセス論理を選択することが可能になり、ス
トリーム単位、GOP単位、フレーム単位などによる多
様なアクセスを実行することができる。
【0067】(第3実施例)第3実施例では、それぞれ
のストリームアクセス論理の下での倍速再生について説
明する。
【0068】ストリームアクセス論理が、図2に示すよ
うな単純なストリームアクセス論理の場合には、倍速再
生時に、ストリームアクセスクロック81の周波数を倍数
に比例して上げ、ストリーム読み出し間隔を逓倍するこ
とによって、倍速再生を実現する。このとき、ストリー
ム読み出し間隔が逓倍されることによって、ストリーム
蓄積部23からのストリーム読み出し帯域が逓倍され、こ
のストリームを受信した端末装置1において高速再生す
ることが可能となる。この場合、端末装置1では、通常
再生において受信するデータの全てを逓倍速で受信する
ことになる。
【0069】一方、ストリームアクセス論理が、図3に
示すように、フレーム単位でのアクセスを可能とするス
トリームアクセス論理である場合には、ストリームから
Iピクチャだけを適宜抽出して、端末装置1に送信する
ことができる。この場合、ストリーム蓄積部23からの読
み出し帯域は通常再生時の読み出し帯域を下回り、帯域
の大幅な占有を避けることができる。但し、ストリーム
からIピクチャを間引くことになるので、前者に比べて
時間解像度が低下する。
【0070】サーバ装置2が、図4に示すように、図2
と図3の複数のアクセス論理を保持する場合には、サー
バ装置2に対する複数の端末装置1の同時アクセス数に
応じて、倍速再生に用いるアクセス論理を選択すること
ができる。即ち、ストリーム蓄積部23の帯域に余裕があ
る限り、倍速再生時のストリーム蓄積部23の読み出し帯
域が再生倍数に比例するアクセス論理(図2のアクセス
論理)を用いて、端末装置1に対して逓倍要求に比例し
た読み出し帯域を与える。
【0071】一方、同時アクセス数が増加し、帯域に余
裕がなくなってきた場合には、逓倍読み出しを行なって
いた端末に対し、アクセス論理を図2のアクセス論理か
ら、倍速再生時のストリーム蓄積部の読み出し帯域が通
常再生時の帯域を超えないアクセス論理(図3のアクセ
ス論理)に変更し、ストリーム蓄積部23の剰余帯域を増
加させる。
【0072】このように、倍速再生時のストリーム蓄積
部の読出し帯域が再生倍数に比例するストリームアクセ
ス構造と、倍速再生時のストリーム蓄積部の読出し帯域
が通常再生時の帯域を超えないストリームアクセス構造
とを持つサーバ装置2は、それらのストリームアクセス
構造を動的に選択することにより、多数の端末装置の要
求に広く応えながら、帯域の許す範囲で利用者に最善の
倍速画質を提供することができる。
【0073】また、この倍速再生時に用いるアクセス論
理の選択は、ユーザ契約条件による優先度や番組課金条
件や再生中の場面状況や視聴累計時間など、様々な条件
に基づいて決めることも可能である。
【0074】(第4実施例)第4実施例では、ストリー
ム再生または登録の中断が行なわれた後の再開処理につ
いて説明する。
【0075】ストリームアクセス制御部200は、端末装
置1にストリームを送出するとき、または、端末装置1
からストリームを受信するとき、その送出または受信が
完了したストリームの位置を、順次、ストリームアクセ
ス位置保持部205に、例えばバイト長の単位で保持させ
る。なお、保持するストリームの長さの単位は、実行系
の処理語長に応じて設定する。
【0076】再生中の端末装置1が任意の時点でストリ
ーム再生を中断した場合は、ストリームアクセス位置保
持部205は、こうしてストリームのその時点での送出完
了位置を記憶する。
【0077】端末装置1は、中断に引き続いて再生要求
する場合には、サーバ装置2に対して、再生位置の指定
のために、現在位置をパラメタとして与える。ストリー
ムアクセス制御部200は、端末装置1から現在位置指定
を伴う再生要求が出力された場合に、ストリーム位置保
持部205で保持されたストリーム位置から、ストリーム
蓄積部23のストリームを読み出す処理を開始し、中断前
のストリームに連続したストリームを端末装置1に送出
する。
【0078】なお、中断時点が論理アクセス単位の途中
となる場合は、その論理アクセス単位に該当するストリ
ームはストリームアクセス制御部200に保持されてい
る。従って、この保持のためのバッファメモリを増大
し、再生再開時に、ストリーム蓄積部23に再度読み出し
要求を掛けずに、このバッファメモリに保持されたデー
タの送信から開始するように構成することもできる。
【0079】また、登録時に、端末装置1が任意の時点
でストリームの登録を中断した場合には、ストリームア
クセス位置保持部205は、その時点での受信完了位置を
記憶する。
【0080】端末装置1は、中断に引き続いて登録要求
を再開する場合には、位置指定として現在位置を表すパ
ラメタをサーバ装置1に出力する。ストリームアクセス
制御部200は、端末装置1から現在位置指定を伴う登録
要求が出力された場合に、ストリーム位置保持部205で
保持しているストリーム位置から、ストリーム蓄積部23
へストリーム書き込み処理を開始し、中断前のストリー
ムに連続したストリームを登録する。
【0081】このように、ストリームアクセス位置保持
部205を設けたサーバ装置2では、ストリームの再生や
登録が中断され、その後、再開されるときに、ストリー
ムの接続における繋ぎ目を綺麗にすることができる。
【0082】(第5実施例)第5実施例では、ストリー
ムの登録と再生とを同時に行なう場合の処理について説
明する。
【0083】ストリームアクセス制御部200は、端末装
置から送られたストリームをストリーム蓄積部23に登録
する場合に、その登録開始時点で、ストリーム管理情報
蓄積部24にあるストリーム登録経過時間計数部203を起
動し、登録経過時間を計数させる。
【0084】その後、ストリームアクセス制御部200
は、他の端末装置1から、登録中のストリームの再生を
要求する再生セション確立要求を受取ると、ストリーム
管理情報蓄積部24から、そのストリームの管理情報であ
る番組総時間、符号化方式、帯域、ストリームアクセス
論理、ストリーム蓄積テーブルに加えて、ストリーム登
録経過時間を獲得し、ストリーム登録経過時間計数部20
4に獲得値を初期値設定して、計数を起動する。
【0085】ストリームアクセス制御部200は、端末装
置1から再生要求コマンドを受け取ると、ストリーム登
録経過時間計数部204の計数値とストリームの番組総時
間との割合から、ストリームアクセス論理とストリーム
蓄積テーブルとを用いて再生できるストリームの範囲を
算出し、その再生可能範囲のデータをストリーム蓄積部
23から読出し、端末装置1に送信する。
【0086】端末装置1は、サーバ装置2から送られた
再生可能範囲のデータを受信した後、その後に再生可能
となったストリームの提供を求めて再生要求コマンドを
再送し、これを受けてストリームアクセス制御部200
は、その時点での再生可能範囲をストリーム登録経過時
間計数部204の計数値から求め、第4実施例で示した手
段を用いて、先に送信したストリームに続く次の再送可
能範囲のストリームを端末装置1に送信する。
【0087】こうした手順を繰り返すことにより、端末
装置1は登録中のストリームを再生することができる。
【0088】このサーバ装置2は、ストリームアクセス
論理が算術式記述であれテーブル記述であれ、ストリー
ムを登録する一方で、そのストリームの再生をユーザに
提供することができる。特に、ストリームアクセス論理
が算術式記述の場合には、登録によるアクセス論理の更
新と全く切り離して、再生のための読出し処理を行なう
ことが可能であり、アクセス構造の管理が簡素化でき
る。
【0089】ユーザは、この機能により、映像の実時間
監視や、少し以前の時点からの再生を行なうことが可能
になる。
【0090】なお、再生速度が登録速度を上回る場合に
は、ストリームアクセス制御部200は、適当な時間間隔
をおいてから再生のための読出しを行なう。
【0091】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明のビデオサーバ装置は、ストリームのアクセ
ス構造を算術式で記述管理することにより、ストリーム
管理情報量を、ストリーム総時間に関わらず、一定量に
まで減らすことができる。その結果、ストリーム再生開
始時のストリーム管理情報獲得時間を短縮することがで
き、高速応答が可能になる。また、ストリーム管理情報
蓄積部の蓄積容量も削減することができる。
【0092】また、複数のストリーム管理情報蓄積手段
を設けた装置では、同一の蓄積ストリームに対し、スト
リーム単位、GOP単位、フレーム単位といった多様な
アクセスを実現することができる。
【0093】また、ストリーム管理情報蓄積手段に、倍
速再生時のストリーム蓄積部の読み出し帯域が再生倍数
に比例するアクセス構造と、倍速再生時のストリーム蓄
積部の読み出し帯域が通常再生時の帯域を超えないアク
セス構造とを設けた装置では、倍速再生時のストリーム
蓄積部の読み出し帯域の状況に応じて、複数のアクセス
構造を動的に選択することにより、有限帯域のもとで、
利用者に最善の画質を提供することができる。
【0094】また、アクセス中のストリームのアクセス
位置を保持するストリームアクセス位置保持手段を設け
た装置では、ストリーム再生時に、端末が再生中断後、
再生再開した場合に、ストリームアクセス位置保持手段
の情報を元にアクセスを開始することで、ストリームの
つなぎ目をきれいに端末に送信できる。また、ストリー
ム登録時に、端末が登録中断後、登録再開する場合に、
ストリームアクセス位置保持手段の情報を元にアクセス
を開始することでストリームのつなぎ目をきれいに登録
できる。
【0095】また、ストリーム書き込み開始からの経過
時間を計数するストリーム登録経過時間計数手段を設け
た装置では、ストリーム書き込みと読み出しとを同時に
行なう場合に、ストリーム登録経過時間計数手段が示す
時間から読み出し可能範囲を即座に探索することがで
き、登録中のストリームの読出し要求に迅速に応答する
ことができる。さらに、ストリーム管理情報蓄積手段が
ストリームのアクセス構造を算術式で記述管理する場合
には、読み出し処理を書き込みによるアクセス構造の更
新と独立して実現することができ、アクセス構造の情報
更新管理を簡素化できる。
【0096】このように、本発明のビデオサーバ装置
は、多様なストリームアクセスと高速応答とを可能とす
ることができ、極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるビデオサーバ装置の構
成を示すブロック図、
【図2】第1実施例のビデオサーバ装置におけるストリ
ーム管理情報の構成図、
【図3】第1実施例のビデオサーバ装置における他のス
トリーム管理情報の構成図、
【図4】第2実施例のビデオサーバ装置におけるストリ
ーム管理情報の構成図、
【図5】従来のビデオサーバサーバシステムの構成を示
すブロック図、
【図6】従来のビデオサーバシステムのストリーム再生
通信手順を示すフロー図、
【図7】従来のビデオサーバシステムのストリーム登録
通信手順を示すフロー図、
【図8】従来のビデオサーバ装置の構成を示すブロック
図、
【図9】従来のビデオサーバ装置におけるストリーム管
理情報の構成図である。
【符号の説明】
1 端末装置 2 サーバ装置 11 ユーザインタフェース 12 制御部 13 制御情報通信部 14 ストリーム通信部 15 デコーダ部 16 表示部 17 入力部 18 エンコード部 21 制御情報通信部 22 制御情報処理部 23 ストリーム蓄積部 24 ストリーム管理情報蓄積部 25 ストリームファイルアクセス部 26 ストリーム通信部 70 ストリーム蓄積媒体 71 ストリームアクセス実行部 72 ストリーム属性蓄積部 73 ストリームアクセステーブル蓄積部 74 ストリーム蓄積テーブル蓄積部 75、202 ストリーム管理情報アクセス実行部 76、201 ストリーム管理情報アクセス制御部 77 ストリーム属性一時蓄積部 78 ストリームアクセステーブル一時蓄積部 79 ストリーム蓄積テーブル一時蓄積部 80、200 ストリームアクセス制御部 81 ストリームアクセスクロック 203、204 ストリーム登録時間計数部 205 ストリームアクセス位置保持部 206 ストリームアクセス論理蓄積部 207 ストリームアクセス論理一時蓄積部 210、230、250 ストリーム属性 211、231、251 ストリームアクセス論理 212、232、252 ストリーム蓄積テーブル 220、240、260 ストリーム識別子 221、241、261 番組総時間 222、242、262 符号化方式 223、243、263 帯域 224、244、264 算術式 225、245 ストリーム蓄積論理アドレス 226、246 ストリーム蓄積物理アドレス
フロントページの続き (72)発明者 秋元 俊昭 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 八塩 仁 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−289279(JP,A) 特開 平9−65323(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/91 - 5/956 H04N 7/14 - 7/173 H04N 7/24 - 7/68

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画像や音声などの時間連続性を有する
    ストリーム情報を蓄積するストリーム蓄積手段と、前記
    ストリームのアクセス構造を管理するストリーム管理情
    報蓄積手段と、端末装置から指定されたストリームの読
    み書きを行なうストリームアクセス手段と、ストリーム
    情報のアクセス制御情報を通信する制御情報通信手段
    と、ストリーム情報の通信を制御するストリーム通信手
    段とを備えるビデオサーバ装置において、 前記ストリーム管理情報蓄積手段が、前記ストリームの
    アクセス構造を算術式で管理し、前記ストリームアクセ
    ス手段が、端末装置からのアクセス要求を前記ストリー
    ム管理情報蓄積手段に蓄積された前記アクセス構造によ
    り解釈して、要求されたストリーム情報を前記ストリー
    ム蓄積手段から読出すことを特徴とするビデオサーバ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ストリーム管理情報蓄積手段が、ス
    トリーム位置に関するアクセス構造を記述する前記算術
    式によって前記ストリームのアクセス構造を管理するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のビデオサーバ装置。
  3. 【請求項3】 前記ストリーム管理情報蓄積手段が、ス
    トリームのフレーム位置または複数のフレームから成る
    グループの位置に関するアクセス構造を記述する前記算
    術式によって前記ストリームのアクセス構造を管理する
    ことを特徴とする請求項1に記載のビデオサーバ装置。
  4. 【請求項4】 前記ストリーム管理情報蓄積手段が、前
    記算術式として、同一ストリームのアクセス構造を異な
    る形態で記述する複数種類の算術式を具備することを特
    徴とする請求項1に記載のビデオサーバ装置。
  5. 【請求項5】 前記ストリーム管理情報蓄積手段が、前
    記複数種類の算術式として、ストリーム位置に関するア
    クセス構造を記述する算術式と、ストリームのフレーム
    位置または複数のフレームから成るグループの位置に関
    するアクセス構造を記述する算術式とを具備することを
    特徴とする請求項4に記載のビデオサーバ装置。
  6. 【請求項6】 前記ストリームアクセス手段が、倍速再
    生時に、前記複数種類の算術式の一つを用いて、ストリ
    ーム蓄積手段の読み出し帯域が再生倍数に比例する読出
    しを行ない、前記複数種類の算術式の他の一つを用い
    て、ストリーム蓄積手段の読み出し帯域が通常再生時の
    帯域を超えない読み出しを行なうことを特徴とする請求
    項4に記載のビデオサーバ装置。
  7. 【請求項7】 前記ストリームアクセス手段が、前記ス
    トリーム情報の読み出しに用いる算術式を、端末装置か
    らの要求に基づいて、前記複数種類の算術式の中から選
    択することを特徴とする請求項4、5または6に記載の
    ビデオサーバ装置。
  8. 【請求項8】 前記ストリームアクセス手段が、前記ス
    トリーム情報の読み出しに用いる算術式を、前記ストリ
    ーム蓄積手段の読み出し帯域の使用状況に応じて動的に
    選択することを特徴とする請求項6に記載のビデオサー
    バ装置。
  9. 【請求項9】 動画像や音声などの時間連続性を有する
    ストリーム情報を蓄積するストリーム蓄積手段と、前記
    ストリームのアクセス構造を管理するストリーム管理情
    報蓄積手段と、端末装置から指定されたストリームの読
    み書きを行なうストリームアクセス手段と、ストリーム
    情報のアクセス制御情報を通信する制御情報通信手段
    と、ストリーム情報の通信を制御するストリーム通信手
    段とを備えるビデオサーバ装置において、 アクセス中のストリーム位置を順次保持するストリーム
    アクセス位置保持手段を設け、端末装置がアクセス中断
    後に再開要求した場合に、前記ストリームアクセス位置
    保持手段に保持されたストリーム位置を基に、アクセス
    を再開することを特徴とするビデオサーバ装置。
  10. 【請求項10】 動画像や音声などの時間連続性を有す
    るストリーム情報を蓄積するストリーム蓄積手段と、前
    記ストリームのアクセス構造を管理するストリーム管理
    情報蓄積手段と、端末装置から指定されたストリームの
    読み書きを行なうストリームアクセス手段と、ストリー
    ム情報のアクセス制御情報を通信する制御情報通信手段
    と、ストリーム情報の通信を制御するストリーム通信手
    段とを備えるビデオサーバ装置において、 ストリーム書き込み開始からの経過時間を計数するスト
    リーム登録経過時間計数手段を設け、ストリーム書き込
    みと読み出しとを同時に行なう場合に、前記ストリーム
    登録経過時間計数手段が示す時間から読み出し可能範囲
    を探索することを特徴とするビデオサーバ装置。
  11. 【請求項11】 前記ストリーム管理情報蓄積手段が、
    ストリームのアクセス構造を算術式で管理することを特
    徴とする請求項9または10に記載のビデオサーバ装
    置。
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