JP3951430B2 - 映像信号符号化システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像信号を符号化し、蓄積するためのシステムに関わる。
【0002】
【従来の技術】
映像信号を符号化し、蓄積するシステムの従来例として、例えば特開平8−307809号公報に示されたシステムがある。
【0003】
図12は特開平8−307809号公報に示された従来の映像信号符号化システムのブロック図で、MPEGによるデータ作成に適用した映像信号検索システムの一例である。なお、MPEGによるデータ作成においては、映像を構成するフレームあるいはフィールドの連続した数個から十数個のグループを単位(GOP)として動き補償予測を用いた符号化処理を行い、該グループが検索(アクセス)等を行なう場合の管理単位になる。図において1は符号化する複数の映像データ、2は符号データ制御部、3はビデオ符号化部、4はオーディオ符号化部、5は多重化部、6は一時蓄積部、7は検索・再生制御情報付加部、8は符号データである。
【0004】
複数の映像データ1のうち、まず映像Aが符号データ制御部2でフレーム数と符号化処理の単位が揃うように余分なフレームの削除、あるいはダミーフレームのパディングが行われる。符号データ制御部2でフレームを調整された映像データはビデオ信号、オーディオ信号に分離されてそれぞれビデオ符号化部3とオーディオ符号化部4に入力され、符号化される。各符号化部3、4の出力は多重化部5に入力されて多重化符号データとなり、一時蓄積部6に蓄積される。続いて、次の映像データ映像Bが同様に符号化され、一時蓄積部6に保存される。全ての映像が符号化され蓄積された後、検索・再生制御情報付加部7において、符号データ中で映像データが記録されているアドレス等、各映像を検索するために必要な情報とフェードイン、フェードアウト、繰り返し再生等の映像制御情報を作成し、各情報を前記符号データ中に付加した後に一連の符号データ8が作成される。なお、符号データ制御部2、ビデオ符号化部3、オーディオ符号化部4、多重化部5は符号化手段を構成し、検索・再生制御情報付加部7は検索・再生制御情報付加手段を構成しているものである。
【0005】
図13は、図12中の符号データ制御部で実施される処理の内容を示したものである。図13(a)では映像データはその最後の区切りが符号化処理単位と一致していない。なお、ここでは符号化処理単位を4フレームとしている。従って、符号データ制御部3では、最後のフレームを削除することによって、符号化処理単位と映像の区切りを揃えている。一方、図13(b)では、同様に符号化処理単位と映像の最後の区切りをパディングするダミーフレームを付加することによって、符号化処理単位と映像の区切りを揃えているものである。
【0006】
図14は、図12のシステムで作成される符号データの一例を示したものである。この図では、一連の符号データ中に映像A、映像B、映像Cの3個の映像データが含まれている。9、10、11は検索情報で、それぞれ符号データ中での位置によってその内容が異なる。検索情報の一例として映像名と該映像の符号長、該検索情報からの各映像の先頭までの素対位置が正負号付きで示されている。例えば、映像Cは符号長がwww(バイト)で、検索情報10の然るべき位置から映像Cの先頭までは後方にvvv(バイト)であることが示されている。したがって、映像Aの途中をアクセスしているときに映像Cの提示要求が発生した場合には、速やかに次の検索情報10をアクセスし、検索情報から映像Cまでの位置がvvv(バイト)先であることを知って、高速かつ継続的に映像Cにアクセスが可能となるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の映像信号符号化システムでは、複数の映像の符号化処理単位を合わせて複数の映像を一連の符号データとして符号化する大まかな構成と符号化制御部の処理及びその時のデータ構成については示されているが、いかにして映像信号再生装置から再生される映像信号の中から符号化したい映像を指定するか、いかにして映像信号再生装置と符号化装置を制御し、正確に指定された部分だけを符号化するかについては一切記述されていない。
【0008】
本発明は、映像信号再生装置から再生される映像信号の中から符号化したい映像のみを指定し、その部分だけを正確に符号化し蓄積するための符号化装置及び符号化システムを得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本願発明に係る映像信号符号化システムは、符号化開始信号を送信する第1のコントローラと、映像信号再生装置から出力されている信号の同期信号からフレーム数をカウントし、設定されたフレーム数と一致したとき符号化停止信号を送信する第2のコントローラを有する。
【0010】
本願発明に係る映像信号符号化システムは、映像信号再生装置の再生及び停止等の動作を制御し、映像信号再生装置から出力されている信号が設定されたフレームであるかどうかを判断し、その結果に応じて符号化開始信号を送信する第1のコントローラと、映像信号再生装置から出力されている信号の同期信号からフレーム数をカウントし、設定されたフレーム数と一致したとき符号化停止信号を送信する第2のコントローラを有する。
【0011】
本願発明に係る映像信号符号化システムは、符号化開始信号を送信するとともに、映像信号再生装置から出力されている信号の同期信号からフレーム数をカウントし、設定されたフレーム数と一致したとき符号化停止信号を送信する第1のコントローラを有する。
【0012】
本願発明に係る映像信号符号化システムは、映像信号再生装置の再生及び停止等の動作を制御し、映像信号再生装置から出力されている信号が設定されたフレームであるかどうかを判断し、その結果に応じて符号化開始信号を送信するとともに、映像信号再生装置から出力されている信号の同期信号からフレーム数をカウントし、設定されたフレーム数と一致したとき符号化停止信号を送信する第1のコントローラを有する。
【0013】
本願発明に係る符号化装置は、映像信号再生装置より再生された映像信号の中から所望の映像信号を選択して符号化し、符号化した信号を蓄積装置に記憶させるものにおいて、上記蓄積装置に記憶させる映像信号のフレーム数を設定する設定手段と、上記映像信号再生装置より再生した映像信号の同期信号を抽出する同期信号分離手段と、外部からの符号化開始信号に応じて、抽出した上記同期信号に基づきフレーム数をカウントし、上記設定手段で設定したフレーム数と一致したときに符号化停止信号を発生するコントローラを有する。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明に係る映像信号符号化システムにおいては、符号化開始信号を送信する第1のコントローラと、映像信号再生装置から出力されている信号の同期信号からフレーム数をカウントし、設定されたフレーム数と一致したとき符号化停止信号を送信する第2のコントローラを有するため、映像信号再生装置から再生される映像信号の中から符号化したい映像(フレーム)のみを指定し、その部分だけを正確に、指定するフレーム数分だけ符号化するシステムを得ることができる。
【0015】
本発明に係る映像信号符号化システムは、映像信号再生装置の再生及び停止等の動作を制御し、映像信号再生装置から出力されている信号が設定されたフレームであるかどうかを判断し、その結果に応じて符号化開始信号を送信する第1のコントローラと、映像信号再生装置から出力されている信号の同期信号からフレーム数をカウントし、設定されたフレーム数と一致したとき符号化停止信号を送信する第2のコントローラを有するため、映像信号再生装置から再生される映像信号の中から符号化したい映像(フレーム)のみを符号化開始時間と符号化終了時間をタイムコードにより指定し、その部分だけを正確に、タイムコードにより指定したフレーム数分だけ符号化するシステムを得ることができる。
【0016】
本発明に係る映像信号符号化システムは、符号化開始信号を送信するコントロールと、映像信号再生装置から出力されている信号の同期信号からフレーム数をカウントし、設定されたフレーム数と一致したとき符号化停止信号を送信するコントロールを1つのコントローラで行う構成とするため、映像信号再生装置から再生される映像信号の中から符号化したい映像(フレーム)のみを指定し、その部分だけを正確に、指定するフレーム数分だけ符号化するためのシステムをより簡単な構成により得ることができる。
【0017】
本発明に係る映像信号符号化システムは、映像信号再生装置の再生及び停止等の動作を制御し、映像信号再生装置から出力されている信号が設定されたフレームであるかどうかを判断し、その結果に応じて符号化開始信号を送信するコントロールと、映像信号再生装置から出力されている信号の同期信号からフレーム数をカウントし、設定されたフレーム数と一致したとき符号化停止信号を送信するコントロールを1つのコントローラで行う構成とするため、映像信号再生装置から再生される映像信号の中から符号化したい映像(フレーム)のみを符号化開始時間と符号化終了時間をタイムコードにより指定し、その部分だけを正確に、タイムコードにより指定したフレーム数分だけ符号化するためのシステムをより簡単な構成により得ることができる。
【0018】
本発明に係る映像信号符号化装置は、蓄積装置に記憶させる映像信号のフレーム数を設定し、外部からの符号化開始信号に応じて、映像信号再生装置より再生した映像信号より抽出した同期信号に基づきフレーム数をカウントし、設定したフレーム数とカウント数が一致したときに符号化を停止させるように構成されているので、映像信号再生装置から再生される映像信号の中から符号化したい映像(フレーム)のみを簡易かつ正確に、指定されたフレーム数分だけ符号化することができる。
【0019】
以下、本発明を実施の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1である映像信号符号化システムを示すブロック図である。50は映像信号符号化システムの映像信号源となるVTR等の映像信号再生装置、51は映像信号再生装置50より入力する映像信号にMPEG等の方式による符号化を施す第1の符号化装置、52は第1の符号化装置51の内部に設けられ、実際のMPEG等の符号化を回路的に行い外部に備えられたHDD等の蓄積メディアに出力するストリームを生成する符号化回路、53は第1の符号化装置51の内部に設けられ、映像信号再生装置50より入力する映像信号の同期信号を分離する同期信号分離回路、54は第1の符号化装置51の外部に備えられ第2のコントローラ55を介して第1の符号化装置51を制御するパソコン等からなる第1のコントローラ、55は第1の符号化装置51の内部に設けられ、第1のコントローラ54からの制御信号を受け、符号化回路52の符号化処理を制御する第1のコントローラである。以上のように、第1の符号化装置51は符号化回路52、同期信号分離回路53、および第2のコントローラ55により構成されている。
【0020】
また、図2は本発明の実施の形態1である映像信号符号化システムの制御方法を第1のコントローラ54の操作画面を用いて説明するための図である。なお、操作画面は映像信号符号化を開始する開始ボタンと、第1の符号化装置51の符号化開始、あるいは符号化停止等のステータスを示すステータス表示欄と、符号化する映像のフレーム数を設定する符号化時間設定欄から構成されている。
【0021】
また、図3は本発明の実施の形態1である映像信号符号化システムの制御方法をフローチャートを用いて説明するための図である。
【0022】
また、図4は本発明の実施の形態1である映像信号符号化システムの第1の符号化装置51の動作をフローチャートを用いて説明するための図である。
【0023】
次に図1、図2、図3、および図4を用いて本発明の実施の形態1の映像信号符号化システムの動作を詳細に説明する。図3のフローチャートに従い説明すると、60において、符号化開始前には第1のコントローラ54の操作画面上のステータス表示欄は符号化停止と表示されている。61において、第1のコントローラ54の操作画面上の符号化時間設定欄に符号化したい映像の数すなわち符号化フレーム数を設定する。次に62において、第1のコントローラ54から第2のコントローラ55へ第1の符号化装置51が符号化開始可能か否かを問い合わせ、符号化開始可能であれば、63において、第1のコントローラ54は、上記61で設定した符号化フレーム数を、第2のコントローラ55へ送信する。次に64において、第1のコントローラ54は符号化開始命令を第2のコントローラ55に送信する。65において、第1のコントローラ54は第2のコントローラ55より符号化開始信号受信の通達を受けて、第1のコントローラ54の操作画面上のステータス表示欄に符号化開始と表示する。
【0024】
一方、符号化開始から符号化停止までの第1の符号化装置51側の動作について図4を用いて説明する。まず、70において、図3の63において送信された符号化フレーム数を第2のコントローラ55により受信し、受信したことを第1のコントローラ54に通達する。次に71において、図3の64において送信された符号化開始命令を第2のコントローラ55により受信し、受信したことを第1のコントローラ54に通達すると同時に、72において、第1の符号化装置51内の同期信号分離回路53において、映像信号再生装置50より入力する映像信号から分離した同期信号をカウントする同期信号カウンタをスタートさせる。符号化開始後は、73に示すように、第2のコントローラ55において、上記同期信号カウンタのカウンタ数が図3の61で第1のコントローラ54が設定した符号化フレーム数と一致するか否かを確認し、一致すると、74に示すように、第2のコントローラ55より符号化停止命令を第1のコントローラ54に送信する。なお、この時同時に、第2のコントローラ55は符号化回路52の符号化処理を停止させる。
【0025】
一方、第1のコントローラ54側では、図3の64において、符号化開始命令送信後は、図3の66に示すように、第2のコントローラ55からの符号化停止命令を受信するまで、図3の65において、ステータス表示欄に符号化開始と表示し続ける。第1の符号化装置51において、第1のコントローラ54が設定した符号化フレーム数までの符号化が終了し、第2のコントローラ55より送信される符号化停止命令を受信すると、図3の67において、第1のコントローラ54はステータス表示欄に符号化停止と表示して、一連の符号化動作を終了する。
【0026】
このように構成された映像信号符号化システムにおいては、映像信号再生装置から再生される映像信号の中から符号化したい映像(フレーム)のみを指定し、その部分だけを正確に、指定するフレーム数分だけ符号化するためのシステムを得ることができる。
【0027】
次に、本発明の実施の形態2を図面に基づいて具体的に説明する。
実施の形態2.
図5は、本発明の実施の形態2である映像信号符号化システムを示すブロック図である。50〜53、および55は実施の形態1の図1に示したものと同一であるので説明は省略する。56は第1の符号化装置51、および映像信号再生装置50に制御信号を与えるパソコン等からなる第3のコントローラである。
【0028】
また、図6は本発明の実施の形態2である映像信号符号化システムの制御方法を第3のコントローラ56の操作画面を用いて説明するための図である。
なお、操作画面は映像信号の符号化を開始する開始ボタンと、映像信号再生装置50から入力する映像信号の符号化を開始する時間を設定する開始時間設定欄、並びに符号化を終了する時間を設定する終了時間設定欄と、第1の符号化装置51の符号化開始、あるいは符号化停止等のステータスを表示するステータス表示欄と、映像再生装置50が第3のコントローラ56から再生開始を示す制御信号を受信してから実際に再生を開始するまでに必要な時間の遅延を吸収するためのオフセットフレーム数設定欄から構成される。
【0029】
また、図7は本発明の実施の形態2である映像信号符号化システムの制御方法をフローチャートを用いて説明するための図である。
【0030】
また、図4は本発明の実施の形態2である映像信号符号化システムの第1の符号化装置51の動作をフローチャートを用いて説明するための図であり、実施の形態1で示したものと同一のものである。
【0031】
次に図5、図6、図7、および図4を符号化システムの動作を詳細に説明する。図7のフローチャートに従い説明すると、80において、符号化開始前、図6の第3のコントローラ56の操作画面上のステータス表示欄は符号化停止と表示されている。81において、図6の第3のコントローラ56の操作画面上の開始時間設定欄、および終了時間設定欄に開始時間、および終了時間を設定する。次に82において、第3のコントローラ56は81において設定した符号化開始時間、および符号化終了時間から符号化フレーム数を求める。次に83において、第3のコントローラ56から第2のコントローラ55へ第1の符号化装置51が符号化開始可能か否かを問い合わせ、符号化開始可能であれば、84において、第3のコントローラ56は、上記82で求めた符号化フレーム数を、第2のコントローラ55へ送信する。次に85において、第3のコントローラ56は映像信号再生装置50に符号化開始時間より前の位置まで巻き戻しを行う。次に86において、第3のコントローラ56は映像信号再生装置50に再生開始信号を送信し映像信号再生装置50は再生を開始する。次に87において、再生中の映像信号再生装置50のタイムコードを取得し、88において取得したタイムコードが符号化開始時間からオフセットフレーム数を差し引いたもの以上になったところで、89において第3のコントローラ56は第2のコントローラ55に符号化開始命令を送信する。90において第3のコントローラ56は第2のコントローラ55より符号化開始信号受信の通達を受けて、図6の第3のコントローラ56の操作画面上のステータス表示欄に符号化開始と表示する。
【0032】
一方、符号化開始から符号化停止までの第1の符号化装置51側の動作については、上記実施の形態1の場合と同一である。再度、図4を用いて説明する。図4の70において、図7の84において送信された符号化フレーム数を第2のコントローラ55により受信し、受信したことを第3のコントローラ56に通達する。次に図4の71において、図7の89において送信された符号化開始命令を第2のコントローラ55により受信し、受信したことを第3のコントローラ56に通達すると同時に、図8の72において、第1の符号化装置51内の同期信号分離回路53において、映像信号再生装置50より入力される映像信号から分離された同期信号をカウントする同期信号カウンタをスタートさせる。符号化開始後は、図4の73に示すように、第2のコントローラ55において、上記同期信号カウンタのカウンタ数が図7の82で第3のコントローラ56が求めた符号化フレーム数と一致するか否かを確認し、一致すると、図4の74に示すように、第2のコントローラ55より符号化停止命令を第3のコントローラ56に送信する。なお、この時同時に、第2のコントローラ55は符号化回路52の符号化も停止させる。
【0033】
一方、第3のコントローラ56側では、図7の89において、符号化開始命令送信後は、図7の91に示すように、第2のコントローラ55からの符号化停止命令を受信するまで、図7の90において、ステータス表示欄に符号化開始と表示し続ける。第1の符号化装置51において、第3のコントローラ56が設定した符号化フレーム数までの符号化が終了し、第2のコントローラ55より送信される符号化停止命令を受信すると、図7の92において、第3のコントローラ56はステータス表示欄に符号化停止と表示して、さらに図7の93において、映像信号再生装置50の再生を停止させて、一連の符号化動作を終了する。
【0034】
このように構成された映像信号符号化システムにおいては、映像信号再生装置から再生される映像信号の中から符号化したい映像を符号化開始時間と符号化終了時間をタイムコードにより指定し、その部分を正確に、タイムコードにより指定したフレーム数分だけ符号化するためのシステムを得ることができる。
【0035】
次に、本発明の第3の実施の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
実施の形態3.
図8は、本発明の実施の形態3である映像信号符号化システムを示すブロック図である。50〜53は実施の形態1の図1に示したものと同一であるので説明は省略する。57は第2の符号化装置、58は第2の符号化装置57に制御信号を与えるPC等の第4のコントローラである。なお、第2の符号化装置57は符号化回路52、同期信号分離回路53により構成されている。
【0036】
また、本発明の実施の形態3である映像信号符号化システムの第4のコントローラ58の操作画面は実施の形態1の図2に示したものと同一であるので説明は省略する。
【0037】
また、図9は本発明の実施の形態3である映像信号符号化システムの制御方法をフローチャートを用いて説明するための図である。
【0038】
次に図2、図8、および図9を用いて本発明の実施の形態3の映像信号符号化システムの動作を詳細に説明する。図9のフローチャートに従い説明すると、100において、符号化開始前、図2の第4のコントローラ58の操作画面上のステータス表示欄は符号化停止と表示されている。101において、図2の第4のコントローラ58の操作画面上の符号化時間設定欄に符号化フレーム数を設定する。次に102において、第4のコントローラ58から第2の符号化装置57が符号化開始可能か否かを問い合わせ、符号化開始可能であれば、103において、第4のコントローラ58は、符号化開始命令を第2の符号化装置57内の符号化回路52に送信するとともに、第2の符号化装置57内の同期信号分離回路53において、映像信号再生装置50より入力される映像信号から分離された同期信号をカウントする同期信号カウンタをスタートさせる。103において符号化開始命令を送信すると、104において図2の第4のコントローラ58の操作画面上のステータス表示欄に符号化開始と表示する。
【0039】
上記、図9の103において、第4のコントローラ58より送信される符号化開始命令を受信して、第2の符号化装置57は符号化を開始する。図9の105において、第4のコントローラ58では図9の103でスタートさせた同期信号カウンタのカウンタ数が、図9の101で設定した符号化フレーム数と一致するか否かを監視する。図9の105において、符号化フレーム数と同期信号カウンタ数が一致すると、第4のコントローラ58は図9の106において、第2の符号化装置57に符号化停止命令を送信する。図9の107において第4のコントローラ58は第2の符号化装置57の符号化停止を確認すると、図9の108において、図2の第4のコントローラ58の操作画面上のステータス表示欄に符号化停止と表示して、一連の符号化動作を終了する。
【0040】
このように構成された映像信号符号化システムにおいては、映像信号再生装置から再生される映像信号の中から符号化したい映像を指定し、その部分を正確に、指定するフレーム数分だけ符号化するためのシステムをより簡単な構成により得ることができる。
【0041】
次に、本発明の第4の実施の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
実施の形態4.
図10は、本発明の実施の形態4である映像信号符号化システムを示すブロック図である。50〜53は実施の形態1の図1に示したものと同一であるので説明は省略する。57は第2の符号化装置、59は第2の符号化装置57に制御信号を与えるPC等の第5のコントローラである。なお、第2の符号化装置57は符号化回路52、同期信号分離回路53により構成されている。
【0042】
また、本発明の実施の形態4である映像信号符号化システムの第5のコントローラ59の操作画面は実施の形態2の図6に示したものと同一であるので説明は省略する。
【0043】
また、図11は本発明の実施の形態4である映像信号符号化システムの制御方法をフローチャートを用いて説明するための図である。
【0044】
次に図6、図10、および図11を用いて本発明の実施の形態4の映像信号符号化システムの動作を詳細に説明する。図11のフローチャートに従い説明すると、110において、符号化開始前、図6の第5のコントローラ59の操作画面上のステータス表示欄は符号化停止と表示されている。111において、図6の第5のコントローラ59の操作画面上の開始時間設定欄、および終了時間設定欄に開始時間、および終了時間を設定する。次に112において設定した符号化開始時間、および符号化終了時間から符号化フレーム数を求めて設定する。次に113において、第5のコントローラ59から第2の符号化装置57が符号化開始可能か否かを問い合わせ、符号化開始可能であれば、114において、第5のコントローラ59は、映像信号再生装置50に符号化開始時間より前の位置まで巻き戻しを行う。次に115において、第5のコントローラ59は映像信号再生装置50に再生開始信号を送信し、映像信号再生装置50は再生を開始する。
次に、116において、再生中の映像信号再生装置50のタイムコードを取得し、117において取得したタイムコードが符号化開始時間からオフセットフレーム数を差し引いたもの以上になったところで、118において、第5のコントローラ59は符号化開始命令を第2の符号化装置57内の符号化回路52に送信するとともに、第2の符号化装置57内の同期信号分離回路53において、映像信号再生装置50より入力される映像信号から分離された同期信号をカウントする同期信号カウンタをスタートさせる。118において符号化開始命令を送信すると、119において図6の第5のコントローラ59の操作画面上のステータス表示欄に符号化開始と表示する。
【0045】
上記、図11の118において、第5のコントローラ59より送信される符号化開始命令を受信して、第2の符号化装置57は符号化を開始する。図11の120において、第5のコントローラ59では図11の118でスタートさせた同期信号カウンタのカウンタ数が、図11の112で設定した符号化フレーム数と一致するか否かを監視する。図11の120において、符号化フレーム数と同期信号カウンタ数が一致すると、第5のコントローラ59は図11の121において、第2の符号化装置57に符号化停止命令を送信する。図11の122において第5のコントローラ59は第2の符号化装置57の符号化停止を確認すると、図11の123において、図6の第5のコントローラ59の操作画面上のステータス表示欄に符号化停止と表示し、さらに、図11の124において、映像信号再生装置50の再生を停止させて、一連の符号化動作を終了する。
【0046】
このように構成された映像信号符号化システムにおいては、映像信号再生装置から再生される映像信号の中から符号化したい映像を符号化開始時間と符号化終了時間をタイムコードにより指定し、その部分を正確に、タイムコードにより指定したフレーム数分だけ符号化するためのシステムをより簡単な構成により得ることができる。
【0047】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように構成されているので、以下に示すような効果を奏する。
【0048】
本発明の映像信号符号化システムによれば、符号化開始信号を送信する第1のコントローラと、映像信号再生装置から出力されている信号の同期信号からフレーム数をカウントし、設定されたフレーム数と一致したとき符号化停止信号を送信する第2のコントローラを有するため、映像信号再生装置から再生される映像信号の中から符号化したい映像を指定し、その部分を正確に、指定するフレーム数分だけ符号化するためのシステムを得ることができる。
【0049】
本発明の映像信号符号化システムによれば、映像信号再生装置の再生及び停止等の動作を制御し、映像信号再生装置から出力されている信号が設定されたフレームであるかどうかを判断し、その結果に応じて符号化開始信号を送信する第1のコントローラと、映像信号再生装置から出力されている信号の同期信号からフレーム数をカウントし、設定されたフレーム数と一致したとき符号化停止信号を送信する第2のコントローラを有するため、映像信号再生装置から再生される映像信号の中から符号化したい映像を符号化開始時間と符号化終了時間をタイムコードにより指定し、その部分を正確に、タイムコードにより指定したフレーム数分だけ符号化するためのシステムを得ることができる。
【0050】
本発明の映像信号符号化システムによれば、符号化開始信号を送信するコントロールと、映像信号再生装置から出力されている信号の同期信号からフレーム数をカウントし、設定されたフレーム数と一致したとき符号化停止信号を送信するコントロールを1つのコントローラで行う構成とするため、映像信号再生装置から再生される映像信号の中から符号化したい映像を指定し、その部分を正確に、指定するフレーム数分だけ符号化するためのシステムをより簡単な構成により得ることができる。
【0051】
本発明の映像信号符号化システムによれば、映像信号再生装置の再生及び停止等の動作を制御し、映像信号再生装置から出力されている信号が設定されたフレームであるかどうかを判断し、その結果に応じて符号化開始信号を送信するコントロールと、映像信号再生装置から出力されている信号の同期信号からフレーム数をカウントし、設定されたフレーム数と一致したとき符号化停止信号を送信するコントロールを1つのコントローラで行う構成とするため、映像信号再生装置から再生される映像信号の中から符号化したい映像を符号化開始時間と符号化終了時間をタイムコードにより指定し、その部分を正確に、タイムコードにより指定したフレーム数分だけ符号化するためのシステムをより簡単な構成により得ることができる。
【0052】
本発明の映像信号符号化装置によれば、蓄積装置に記憶させる映像信号のフレーム数を設定し、外部からの符号化開始信号に応じて、映像信号再生装置より再生した映像信号より抽出した同期信号に基づきフレーム数をカウントし、設定したフレーム数とカウント数が一致したときに符号化を停止させるように構成されているので、映像信号再生装置から再生される映像信号の中から符号化したい映像(フレーム)のみを簡易かつ正確に、指定されたフレーム数分だけ符号化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の映像信号符号化システムのブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態1の映像信号符号化システムのコントローラ1の操作画面を示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態1の映像信号符号化システムのコントローラ1の制御方法を示すフローチャートである。
【図4】 本発明の実施の形態1の映像信号符号化システムのコントローラ2の制御方法を示すフローチャートである。
【図5】 本発明の実施の形態2の映像信号符号化システムのブロック図である。
【図6】 本発明の実施の形態2の映像信号符号化システムのコントローラ3の操作画面を示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態2の映像信号符号化システムのコントローラ3の制御方法を示すフローチャートである。
【図8】 本発明の実施の形態3の映像信号符号化システムのブロック図である。
【図9】 本発明の実施の形態3の映像信号符号化システムのコントローラ4の制御方法を示すフローチャートである。
【図10】 本発明の実施の形態4の映像信号符号化システムのブロック図である。
【図11】 本発明の実施の形態4の映像信号符号化システムのコントローラ5の制御方法を示すフローチャートである。
【図12】 従来の映像信号符号化システムの一例を示すブロック図である。
【図13】 図12の符号データ制御処理の内容一例を示す図である。
【図14】 図12のシステムで作成される符号データの一例を示す図である。
【符号の説明】
50 映像信号再生装置、51 第1の符号化装置、52 符号化回路、53同期信号分離回路、54 第1のコントローラ、55 第2のコントローラ、56 第3のコントローラ、57 第2の符号化装置、58 第4のコントローラ
Claims (1)
- 映像信号再生装置と、前記映像信号再生装置の出力信号を符号化する符号化回路と、前記映像信号再生装置の再生及び停止の動作を制御すると共に前記符号化回路の符号化の動作を制御するコントローラとを備えた映像信号符号化システムにおいて、
前記コントローラは、
入力された符号化開始時間と符号化終了時間とに基づいて、前記符号化回路により符号化されるフレーム数を設定し、
前記映像信号再生装置の出力信号に含まれるタイムコードと、前記符号化開始時間とを比較し、前記符号化開始時間から予め設定したオフセットフレーム数を差し引いた時間より前の位置まで再生を開始するフレームの位置を戻し、
再度前記映像信号再生装置を再生させて出力される出力信号に含まれるタイムコードが前記符号化開始時間からオフセットフレーム数を差し引いた時間以上になった時点で、符号化開始信号を前記符号化回路に送信し、
前記符号化開始信号の送信後に、前記映像信号再生装置の出力信号に含まれる同期信号からカウントされたフレーム数と、前記設定されたフレーム数とが一致したとき、符号化停止信号を前記符号化回路に送信し、
前記符号化回路は、
前記符号化開始信号と前記符号化停止信号とに基づいて、前記映像信号再生装置の出力信号を符号化すること
を特徴とする映像信号符号化システム。
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