JP4038872B2 - 映像信号符号化システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像信号を符号化し、蓄積するためのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
映像信号を符号化し、蓄積するシステムの従来例として、例えば特開平8−307809号公報に示されたシステムがある。
【0003】
図13は特開平8−307809号公報に示された従来の映像信号符号化システムのブロック図である。MPEGによるデータ作成に適用した映像信号検索システムの一例である。なお、MPEGによるデータ作成では、映像を構成するフレームあるいはフィールドを連続した数個から十数個のグループを単位(GOP)として符号化処理を行い、該グループが検索等のアクセスの管理単位にもなるものである。
【0004】
複数の映像データ1のうち、まず映像Aが符号データ制御部2でフレーム数と符号化処理の単位が揃うように余分なフレームの削除、あるいはダミーフレームのパディングが行われる。符号データ制御部2でフレームを調整された映像データはビデオ信号、オーディオ信号に分離されてそれぞれビデオ符号化部3とオーディオ符号化部4に入力され、符号化される。各符号化部3、4の出力は多重化部5に入力されて多重化符データとなり、一時蓄積部6に蓄積される。続いて、次の映像データ映像Bが同様に符号化され、一時蓄積部6に保存される。全ての映像が符号化され蓄積された後、検索・映像制御情報付加部7において、符号データ中で映像データが記録されているアドレス等、各映像を検索するために必要な情報とフェードイン、フェードアウト、繰り返し再生等の映像制御情報を作成し、各情報を前記符号データ中に付加した後に一連の符号データ8が作成される。なお、符号データ制御部2、ビデオ符号化部3、オーディオ符号化部4、多重化部5は符号化手段を構成し、検索・再生制御情報付加部7は検索・再生制御情報付加手段を構成しているものである。
【0005】
図14は、図13中の符号データ制御部で実施される処理の内容を示したものである。図14(a)では映像データはその最後の区切りが符号化処理単位と一致していない。ここでは符号化処理単位を4フレームとしている。従って、符号データ制御部3では、最後のフレームを削除することによって、符号化処理単位と映像の区切りを揃えている。一方、図14(b)では、同様に符号化処理単位と映像の最後の区切りをパディングするダミーフレームを付加することによって、符号化処理単位と映像の区切りを揃えているものである。
【0006】
図15は、図13のシステムで作成される符号データの一例を示したものである。この図では、一連の符号データ中に映像A、映像B、映像Cの3個の映像データが含まれている。9、10、11は検索情報で、後述するようにそれぞれ符号データ中での位置によってその内容が異なる。検索情報の一例として映像名と該映像の符号長、該検索情報からの各映像の先頭までの相対位置が正負号付きで示されている。例えば、映像Cは符号長がwww(バイト)で、検索情報10の然るべき位置から映像Cの先頭までは後方にvvv(バイト)であることが示されている。したがって、映像Aの途中をアクセスしているときに映像Cの提示要求が発生した場合には、速やかに次の検索情報10をアクセスし、検索情報から映像Cまでの位置がvvv(バイト)先であることを知って、高速かつ継続的に映像Cにアクセスが可能となるものである。
【0007】
なお、該検索情報は、必ずしも各映像の間に挿入する必要はなく、符号データ中の任意の場所に存在できる。ただし、この場合、該検索情報の挿入によって映像データの復号化に遅延発生等の影響がないようにしなければならないものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の映像信号符号化システムでは、複数の映像の符号化処理単位を合わせて複数の映像を一連の符号データとして符号化する大まかな構成と符号化制御部の処理及びその時のデータ構成については示されているが、いかにして映像信号再生装置から再生される映像信号の中から符号化したい映像を指定するか、いかに映像信号再生装置と符号化装置を制御し、正確に指定された部分だけを、所望の画質で符化するか、いかにインタラクティブに複数の映像を符号化するかについては一切記述されていない。
【0009】
本発明は、映像信号再生装置から再生される映像信号の中から符号化したい映像を指定し、その部分を正確に、所望の画質で符号化し、さらに複数の映像をインタラクティブに符号化するための符号化システム及び符号化方法を得ることを目的とする。
【0010】
さらに本発明は、映像信号再生装置から再生される映像信号の中から符号化したい映像を指定し、その部分を正確に、所望の画質で符号化し、符号化された個々の符号化データを1つの符号化データに繋ぎあわせることにより、1つの映像を部分的に異なるビットレートで符号化するための符号化システム及び符号化方法を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る映像信号符号化システムは、複数の映像信号の各々が記録されているそれぞれの媒体を再生して前記複数の映像信号の各々を出力する映像信号再生装置と、前記映像信号再生装置から出力された前記複数の映像信号の各々を符号化する符号化回路と、前記それぞれの媒体の数に対応し前記符号化回路が符号化する符号化回数と、前記それぞれの媒体に記録されている前記複数の映像信号の各々の符号化開始時間及び符号化終了時間と、前記符号化回路が前記複数の映像信号の各々を符号化するそれぞれのビットレートとを含む設定情報を設定する設定手段と、前記設定情報に基づいて、前記映像信号再生装置の再生及び停止の動作を制御すると共に前記符号化回路の符号化の動作を制御する制御手段とを備えた映像信号符号化システムであって、前記制御手段は、前記複数の映像信号の各々の符号化開始時間及び符号化終了時間とに基づいて、前記符号化回路により符号化されるそれぞれの符号化フレーム数を算出設定し、前記映像信号再生装置から出力された前記複数の映像信号の各々に含まれるそれぞれのタイムコードと、前記複数の映像信号の各々の符号化開始時間とを比較し、前記複数の映像信号の各々の符号化開始時間から予め設定したそれぞれのオフセットフレーム数を差し引いた時間より前の位置まで再生を開始するフレームの位置を戻し、再度前記映像信号再生装置を再生させて出力される前記映像信号の各々に含まれるそれぞれのタイムコードが前記複数の映像信号の各々の符号化開始時間から前記それぞれのオフセットフレーム数を差し引いた時間以上になった時点で、それぞれの符号化開始信号を前記符号化回路に送信し、前記それぞれの符号化開始信号の送信後に、前記映像信号再生装置の前記複数の映像信号の各々に含まれるそれぞれの同期信号からカウントされたフレーム数と、前記複数の映像信号の各々に対応して算出設定されたそれぞれの符号化フレーム数とが一致したとき、それぞれの符号化停止信号を前記符号化回路に送信するとともに、前記設定情報に含まれる前記それぞれのビットレートの値は、互いに値の異なるものを含み、前記符号化回路は、前記符号化回数に相当する回数に到達するまで繰り返して、前記それぞれの符号化開始信号と前記それぞれの符号化停止信号とに基づいて、前記映像信号再生装置の前記複数の映像信号の各々を前記それぞれのビットレートで符号化することを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明に係る映像信号符号化システムによれば、映像信号再生装置から再生される映像信号の中から符号化したい映像を指定し、その部分を正確に、所望の画質で符号化し、さらに複数の映像をインタラクティブに符号化するためのシステムを得ることができる。
【0016】
本発明に係る映像信号符号化システムによれば、映像信号再生装置から再生される映像信号の中から符号化したい映像を指定し、その部分を正確に、所望の画質で符号化し、さらに符号化された個々の符号化データを1つの符号化データに繋ぎあわせることにより、1つの映像を部分的に異なるビットレートで符号化するためのシステムを得ることができる。
【0017】
本発明に係る映像信号符号化方法によれば、再生される映像信号の中から符号化したい映像を指定し、その部分を正確に、所望の画質で符号化し、さらに複数の映像をインタラクティブに符号化するための簡単な符号化方法を得ることができる。
【0018】
本発明に係る映像信号符号化方法によれば、再生される映像信号の中から符号化したい映像を指定し、その部分を正確に、所望の画質で符号化し、符号化された個々の符号化データを1つの符号化データに繋ぎあわせることにより、1つの映像を部分的に異なるビットレートで符号化するための簡単な符号化方法を得ることができる。
【0019】
以下、本発明を実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1である映像信号符号化システムを示すブロック図である。50は映像信号符号化システムの映像信号源となるVTR等の映像信号再生装置、51は映像信号再生装置50より入力された、映像信号にMPEG等の方式による符号化を施す第1の符号化装置、52は第1の符号化装置51の内部にあり、実際のMPEG等の符号化を回路的に行いHDD等の蓄積メディアに出力するストリームを生成する符号化回路、53は第1の符号化装置51の内部にあり、映像信号再生装置50より入力された映像信号から同期信号を分離する同期信号分離回路、54は映像信号の記録されている媒体の判別、符号化する回数の設定、ビットレート等の符号化の各種パラメータの設定、及び符号化回路52により符号化されるストリームをHDD等の蓄積メディアに蓄積する際のファイル名の指定等を行い、第1の符号化装置51に制御信号を与えるPC(パソコン)等の第1のコントローラ、55は第1の符号化装置51の内部にあり、第1のコントローラ54からの制御信号を受け、符号化回路52を制御する第2のコントローラである。なお、符号化装置51は符号化回路52、同期信号分離回路53、および第2のコントローラ55により構成されている。
【0020】
また、図2は本発明の実施の形態1である映像信号符号化システムの制御方法を第1のコントローラ54のメインの操作画面を用いて説明するための図である。なお、操作画面は映像信号符号化を開始する開始ボタンと、第1の符号化装置51の符号化開始、あるいは符号化停止等のステータスを示す符号化ステータス表示欄と、映像信号再生装置50の再生開始、あるいは再生停止等のステータスを示すVTRステータス表示欄と、第1の符号化装置51が第1のコントローラ54から符号化開始を示す制御信号を受信してから実際に符号化を開始するまでに必要な時間の遅延を吸収するためのオフセットフレーム数設定欄から構成される。
【0021】
また、図3は本発明の実施の形態1である映像信号符号化システムの制御方法を第1のコントローラ54のサブの操作画面を用いて説明するための図である。なお、操作画面は、符号化回数を設定する符号化回数設定欄と、映像信号再生装置50において再生する媒体、たとえばテープ等のIDを設定するテープ名設定欄と、符号化開始時間をVTRのタイムコードにより設定する開始時間設定欄と、符号化終了時間をVTRのタイムコードにより設定する終了時間設定欄と、符号化の画質を設定するビットレート設定欄と、符号化されるストリームをHDD等の蓄積メディアに蓄積する際のファイル名の設定を行う保存ファイル名設定欄から構成される。
【0022】
また、図4は本発明の実施の形態1である映像信号符号化システムの制御方法をフローチャートを用いて説明するための図である。
【0023】
また、図5は本発明の実施の形態1である映像信号符号化システムの第1の符号化装置51の動作をフローチャートを用いて説明するための図である。
【0024】
次に図1、図2、図3、図4、および図5を用いて本発明の実施の形態1の映像信号符号化システムの動作を詳細に説明する。図4のフローチャートに従い説明すると、60において、図3の第1のコントローラ54のサブ操作画面上において、符号化回数、テープ名、符号化開始時間、符号化終了時間、ビットレート、および保存ファイル名を設定する。以下、図3における、それぞれの符号化回数について各種設定の組を1クリップと記す。また、符号化回数をnとして、最後のクリップの符号化回数をNとする。61において符号化回数を初期値n=0とセットし、62において符号化回数n=1とインクリメントして最初のクリップである符号化回数1のクリップにセットする。この時点で、63において、図2の第1のコントローラ54のメイン操作画面上の符号化ステータス表示欄は符号化停止と表示されている。次に64において、第1のコントローラ54は60で設定した符号化回数1のクリップのテープ名、符号化開始時間、符号化終了時間、ビットレート、および保存ファイル名をセットする。なお、設定画面上には表わさないため説明は省略するがその他の設定パラメータとして、保存するストリームの種類等、MPEG規格に則った符号化の各種パラメータ等の設定も行う。次に65において、第1のコントローラ54は64においてセットした符号化開始時間、および符号化終了時間から符号化フレーム数を求める。次に66において、第1のコントローラ54から第2のコントローラ55へ第1の符号化装置51が符号化開始可能か否かを問い合わせ、符号化開始可能であれば、67において、第1のコントローラ54は、上記65で求めた符号化フレーム数、および64で設定したビットレート等の符号化の各種パラメータを、第2のコントローラ55へ送信する。次に68において、第1のコントローラ54は映像信号再生装置50に符号化開始時間より前の位置まで巻き戻しを行う。68において、第1のコントローラ54は映像信号再生装置50に再生開始信号を送信し、映像信号再生装置50は再生を開始する。次に69において、再生中の映像信号再生装置50のタイムコードを取得し、71において取得したタイムコードが符号化開始時間から図2において設定したオフセットフレーム数を差し引いたもの以上になったところで、72において第1のコントローラ54は第2のコントローラ55に符号化開始命令を送信する。なお、第1の符号化装置51における符号化では、第1のコントローラ54が送信する符号化開始命令を第2のコントローラ55が受信してから、実際に符号化を開始するまでに必要な時間が一定でない。これは、第2のコントローラ55により符号化回路52内のレジスタにビットレート等の符号化の各種パラメータを設定する際に、設定の種類によって、設定に要する時間差が生じるためのものである。従って、図2のオフセットフレーム設定欄にオフセットフレームを設定して、第1の符号化装置51が第1のコントローラ54から符号化開始命令を受信してから実際に符号化を開始するまでに必要な時間の遅延を吸収するように構成している。73において第1のコントローラ54は第2のコントローラ55より符号化開始命令受信の通達を受けて、図2の第1のコントローラ54のメイン操作画面上のステータス表示欄に符号化開始と表示する。
【0025】
一方、符号化開始から符号化停止までの第1の符号化装置51側の動作については図5を用いて説明する。図5の80において、図4の67において送信された符号化フレーム数、およびビットレート等の符号化の各種パラメータを第2のコントローラ55により受信し、受信したことを第1のコントローラ54に通達する。次に図5の81において、図4の72において送信された符号化開始命令を第2のコントローラ55により受信し、受信したことを第1のコントローラ54に通達すると同時に、図5の82において、第1の符号化装置51内の同期信号分離回路53において、映像信号再生装置50より入力される映像信号から分離された同期信号をカウントする同期信号カウンタをスタートさせるとともに、符号化回路52内のレジスタに、64において設定し67で送信された各種パラメータの設定を行う。符号化開始後は、図5の83に示すように、第2のコントローラ55において、上記同期信号カウンタのカウンタ数が図4の65で第1のコントローラ54が求めた符号化フレーム数と一致するか否かを確認し、一致すると、図5の84に示すように、第2のコントローラ55より符号化停止命令を第1のコントローラ54に送信する。なお、この時同時に、第2のコントローラ55は符号化回路52の符号化動作も停止させる。
【0026】
一方、第1のコントローラ54側では、図4の72において、符号化開始命令送信後は、図4の74に示すように、第2のコントローラ55からの符号化停止命令を受信するまで、図4の73において、ステータス表示欄に符号化開始と表示し続ける。第1の符号化装置51において、第1のコントローラ54が設定した符号化フレーム数までの符号化が終了し、第2のコントローラ55より送信される符号化停止命令を受信すると、図4の75において、第1のコントローラ54は符号化ステータス表示欄に符号化停止と表示して、さらに図4の76において、映像信号再生装置50の再生を停止させて、1クリップの一連の符号化動作を終了する。さらに、図4の77において符号化回数nが最後のクリップの符号化回数Nよりも小さければ図4の62に戻り、符号化回数nを1つインクリメントして、図4の60において設定された、次の符号化回数2のクリップにセットする。この時点で、63において、図2の第1のコントローラ54のメイン操作画面上の符号化ステータス表示欄は符号化停止と表示されている。次に64において、第1のコントローラ54は60で設定した符号化回数2のクリップのテープ名、符号化開始時間、符号化終了時間、ビットレート、および保存ファイル名をセットする。この時、前回符号化したクリップのテープ名の設定と、今回符号化するクリップのテープ名の設定が異なる場合は、映像信号再生装置50内にある、テープを排出して、ユーザによるテープの交換を待つ。以下、65〜76までの動作を符号化回数1のときと同様に行い、1クリップの一連の符号化動作を終了する。さらに、図4の77において符号化回数nが最後のクリップの符号化回数Nよりも小さければ図4の62に戻り、符号化回数nが最後のクリップの符号化回数Nであれば、60において設定したすべてのクリップの符号化動作を終了する。
【0027】
このように構成された映像信号符号化システムにおいては、映像信号再生装置から再生される媒体を選択し、さらに選択された媒体に記録されている映像信号の中から符号化したい映像を指定し、その部分を正確に、所望の画質で符号化して、複数の映像をインタラクティブに符号化するためのシステムを得ることができる。
【0028】
次に、本発明の第2の実施の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2である映像信号符号化システムを示すブロック図である。50〜55は実施の形態1の図1で示したものと同一であるので説明は省略する。56は第1のコントローラ54を制御して、HDD等の蓄積メディアに蓄積されたMPEGのストリームファイルを操作するPC等の第3のコントローラ56である。
【0029】
また、本発明の実施の形態2である映像信号符号化システムの制御方法を実施の形態1の図2で示した、第1のコントローラ54のメインの操作画面を用いて説明する。
【0030】
また、本発明の実施の形態2である映像信号符号化システムの制御方法を実施の形態1の図3で示した、第1のコントローラ54のサブの操作画面を用いて説明する。
【0031】
また、本発明の実施の形態2である映像信号符号化システムの制御方法の一部を図4で示した、フローチャートを用いて説明する。
【0032】
また、本発明の実施の形態2である映像信号符号化システムの第1の符号化装置51の動作を図5で示した、フローチャートを用いて説明する。
【0033】
また、図7は本発明の実施の形態2である映像信号符号化システムの制御方法を第3のコントローラ56の操作画面を用いて説明するための図である。なお、操作画面は、第1のコントローラ54で設定する、複数のクリップを1つのファイルに連続して符号化するか、あるいは複数のクリップをそれぞれ個別のファイルに符号化するかの選択欄と、複数のクリップを1つのファイルに連続して符号化する際のファイル名の設定を行う保存ファイル名設定欄から構成される。
【0034】
また、図8は本発明の実施の形態2である映像信号符号化システムの制御方法をフローチャートを用いて説明するための図である。
【0035】
次に図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8を用いて本発明の実施の形態2の映像信号符号化システムの動作を詳細に説明する。図8のフローチャートに従い説明する。図8の90において、図7の第3のコントローラ56の操作画面においてすべてのクリップを1つのファイルに連続して符号化を行いますか?のYes、あるいはNoの選択欄で、Yesを選択した場合、図3の第1のコントローラ54のサブ操作画面において設定したすべてのクリップを1つのファイルに連続して符号化を行う。なお、図8のフローチャートでは図7の第3のコントローラ56の操作画面においてすべてのクリップを1つのファイルに連続して符号化を行いますか?の選択欄でYesを選択した場合の動作について説明する。また、図7の第3のコントローラ56の操作画面においてすべてのクリップを1つのファイルに連続して符号化を行いますか?の選択欄でNoを選択した場合の動作については、実施の形態1において図4のフローチャートを用いて説明したものと同一であるので説明は省略する。
【0036】
図8の90において、図7の第3のコントローラ56の設定画面において、図3の第1のコントローラ54のサブ操作画面で設定したすべてのクリップを1つのファイルに連続して符号化を行うという選択をし、さらに保存するファイル名の設定を行う。ただし、図3の第1のコントローラ54のサブ操作画面において設定した、符号化回数、テープ名、符号化開始時間、符号化終了時間、ビットレート、および保存ファイル名のうち、保存ファイル名は、最終的には図7の第3のコントローラ56の設定画面において設定した保存ファイル名が採用されるので、図3の第1のコントローラ54のサブ操作画面上の設定は、最終的なファイルを生成するまでの中間ファイルの設定として用いられる。また、ストリームタイプも保存ファイルの設定である1種類のストリームに統一される。
【0037】
次に、図8の91において、図4の61〜77に従い、図3の第1のコントローラ54のサブ操作画面上において設定したすべてのクリップの符号化を行う。なお、図4の61〜77の動作は実施の形態1において説明したものと同一であるので説明は省略する。また、この時の第1の符号化回路51の動作も、実施の形態1において図5を用いて説明したものと同一であるので説明は省略する。
【0038】
次に、図8の92において、図8の91において図3の第1のコントローラ54のサブ操作画面上において設定された条件に従い、各クリップ毎に生成されたストリームファイルを、すべてのクリップを1つのファイルに連続して符号化するために、すべて繋ぎあわせる編集を行うため、編集を行うことができるストリームレベルにストリーム変換を行う。
なお、編集を行うことができるストリームレベルとはMPEG規格のストリームである、PS、TS、PES、ESのうちのPES、ESのストリームレベルのことである。PS、TSストリームではそれぞれにID情報、タイムコード等のヘッダが付加されており、異なるストリームレベルで符号化された各ストリームを1つに繋ぎあわせるためには、これらを除去したPES、あるいはESのストリームに変換することが必要である。
【0039】
次に、図8の93において、図8の92において編集を行うことができるストリームレベルにストリーム変換を行われた、各クリップ毎のストリームファイルを、最後のクリップをN番目のクリップとして、1〜Nのクリップの順に1つに繋ぎあわせる。
【0040】
次に、図8の94において、図8の93において各クリップ毎のストリームファイルを、最後のクリップをN番目のクリップとして、1〜Nのクリップの順に1つに繋ぎあわされたストリームファイルを、図7の第3のコントローラ56の設定画面において設定した保存ファイルのストリームレベルにストリーム変換を行う。以上の一連の動作により、図3の第1のコントローラ54のサブ操作画面において設定したすべてのクリップを1つのファイルに連続して符号化を行う動作を終了する。
【0041】
このように構成された映像信号符号化システムにおいては、映像信号再生装置から再生される映像信号の中から符号化したい映像を指定し、その部分を正確に、所望の画質で符号化し、さらに複数の映像をインタラクティブに符号化するためのシステムを得ることができる。
【0042】
さらに、このように構成された映像信号符号化システムにおいては、各クリップ毎に異なるビットレートを設定し、各クリップ毎にそれぞれ設定したビットレートで符号化を施した後、1つのファイルに繋ぎあわせることが可能なため、1つの映像を部分的に異なるビットレートで符号化することができる。従って、複雑な絵柄の部分は高いビットレートで符号化し、単純な絵柄の部分は低いビットレートで符号化することができる。すなわち、可変ビットレート符号化を行うことができる、効率のよい符号化を行うためのシステムを得ることができる。
【0043】
次に、本発明の第3の実施の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
実施の形態3.
図9は、本発明の実施の形態3である映像信号符号化システムを示すブロック図である。50、52、53は実施の形態1の図1に示したものと同一であるので説明は省略する。57は第2の符号化装置、58は第2の符号化装置57に制御信号を与えるPC等の第4のコントローラである。なお、第2の符号化装置57は符号化回路52、同期信号分離回路53により構成されている。
【0044】
また、本発明の実施の形態3である映像信号符号化システムの制御方法を説明する第4のコントローラ58のメインの操作画面は実施の形態1の図2で示した、第1のコントローラ54のメインの操作画面と同一であるのでこれを用いて説明する。
【0045】
また、本発明の実施の形態3である映像信号符号化システムの制御方法を説明する第4のコントローラ58のサブの操作画面は実施の形態1の図3で示した、第1のコントローラ54のサブの操作画面と同一であるのでこれを用いて説明する。
【0046】
また、図10は本発明の実施の形態3である映像信号符号化システムの制御方法をフローチャートを用いて説明するための図である。
【0047】
次に、図2、図3、図9、および図10を用いて本発明の実施の形態3の映像信号符号化システムの動作を詳細に説明する。図10のフローチャートに従い説明すると、100において図3に示す第4のコントローラ58のサブの操作画面上において、符号化回数、テープ名、符号化開始時間、符号化終了時間、ビットレート等の符号化の各種パラメータ、および保存ファイル名を設定する。符号化回数をnとして、最後のクリップの符号化回数をNとする。101において符号化回数を初期値n=0とセットし、102において符号化回数n=1として最初のクリップである符号化回数1のクリップにセットする。この時点で、103において図2の第4のコントローラ58のメイン操作画面上の符号化ステータス表示欄は符号化停止と表示されている。次に104において、第4のコントローラ58は100で設定した符号化回数1のクリップのテープ名、符号化開始時間、符号化終了時間、ビットレート等の符号化の各種パラメータ、および保存ファイル名をセットする。次に105において、第4のコントローラ58は104においてセットした符号化開始時間、および符号化終了時間から符号化フレーム数を求めて設定する。次に、106において、第4のコントローラ58から第2の符号化装置57が符号化開始可能か否かを問い合わせ、符号化開始可能であれば、107において、第4のコントローラ58は、映像信号再生装置50に符号化開始時間より前の位置まで巻き戻しを行う。次に、108において、第4のコントローラ58は映像信号再生装置50に再生開始信号を送信し、映像信号再生装置50は再生を開始する。次に、109において、再生中の映像信号再生装置のタイムコードを取得し、110において取得したタイムコードが符号化開始時間から図2の第4のコントローラ58のメイン操作画面で設定したオフセットフレーム数を差し引いたもの以上になったところで、111において、第4のコントローラ58は符号化開始命令を第2の符号化装置57内の符号化回路52に送信するとともに、第2の符号化装置57内の同期信号分離回路53において、映像信号再生装置50より入力される映像信号から分離された同期信号をカウントする同期信号カウンタのスタート、および104においてセットしたビットレート等の符号化の各種パラメータを符号化回路52内のレジスタに設定する。なお、第2の符号化装置57における符号化においても、実施の形態1と同様に、第4のコントローラ58が符号化開始命令を送信してから、実際に符号化回路52が符号化を開始するまでに必要な時間が一定でない。これは、第4のコントローラ58により符号化回路52内のレジスタにビットレート等の符号化の各種パラメータを設定する際に、設定の種類によって、設定に要する時間差が生じるためである。これを解消すべく本発明では、図2のオフセットフレーム設定欄にオフセットフレームを設定して、第2の符号化装置57が第4のコントローラ58から符号化開始命令を受信してから実際に符号化を開始するまでに必要な時間の遅延を吸収するようにしている。次に、111において符号化開始命令を送信すると、112において図2の第4のコントローラ58の操作画面上のステータス表示欄を符号化開始と表示する。
【0048】
上記、図10の111において、第4のコントローラ58より送信される符号化開始命令を受信して、第2の符号化装置57は符号化を開始する。図10の113において、第4のコントローラ58では図10の111でスタートさせた同期信号カウンタのカウンタ数が、図10の105で設定した符号化フレーム数と一致するか否かを監視する。図10の113において、符号化フレーム数と同期信号カウンタ数が一致すると、第4のコントローラ58は図10の114において、第2の符号化装置57に符号化停止命令を送信する。図10の115において第4のコントローラ58は第2の符号化装置57の符号化停止を確認すると、図10の116において、図2の第4のコントローラ58の操作画面上のステータス表示欄に符号化停止と表示して、さらに、図10の117において、映像信号再生装置50の再生を停止させて、1クリップの一連の符号化動作を終了する。さらに、図10の118において符号化回数nが最後のクリップの符号化回数Nよりも小さければ、図10の101に戻り、符号化回数nを1つすすめて、図10の100において設定された、次の符号化回数2のクリップにセットする。この時点で、103において図2の第4のコントローラ58のメイン操作画面上の符号化ステータス表示欄は符号化停止と表示されている。次に、104において、第4のコントローラ58は100で設定した符号化回数2のクリップのテープ名、符号化開始時間、符号化終了時間、ビットレート、および保存ファイル名をセットする。この時、前回符号化したクリップのテープ名の設定と、今回符号化するクリップのテープ名の設定が異なる場合は、映像信号再生装置50内にある、テープを排出して、ユーザによるテープの交換を待つ。以下、105〜117までの動作を符号化回数1のときと同様に行い、1クリップの一連の符号化動作を終了する。さらに図10の118において符号化回数nが最後のクリップの符号化回数Nよりも小さければ図10の102に戻り、符号化回数nが最後のクリップの符号化回数Nであれば、100において設定したすべてのクリップの符号化動作を終了する。
【0049】
このように構成された映像信号符号化システムにおいては、映像信号再生装置から再生される映像信号の中から符号化したい映像を指定し、その部分のみを正確に、所望の画質で符号化し、さらに複数の映像をインタラクティブに符号化するためのシステムをより簡単な構成で得ることができる。
【0050】
次に、本発明の第4の実施の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
実施の形態4.
図11は本発明の実施の形態4である映像信号符号化システムを示すブロック図である。50、52、53は実施の形態1で図1ににおいて示したものと同一であるので説明は省略する。59は第4のコントローラ58を制御して、HDD等の蓄積メディアに蓄積されたMPEGのストリームファイルを操作するPC等の第5のコントローラである。57、58は実施の形態3で図9において示したものと同一であるので説明は省略する。
【0051】
また、本発明の実施の形態4である映像信号符号化システムの制御方法を説明する第4のコントローラ58のメインの操作画面は実施の形態1の図2で示した、第1のコントローラ54のメインの操作画面と同一であるので説明を省略する。
【0052】
また、本発明の実施の形態4である映像信号符号化システムの制御方法を説明する第4のコントローラ58のサブの操作画面は実施の形態1の図3で示した、第1のコントローラ54のサブの操作画面と同一であるので説明を省略する。
【0053】
また、本発明の実施の形態4である映像信号符号化システムの第4のコントローラ58の制御方法を説明するフローチャートは実施の形態3の図10で示したものと同一である。
【0054】
また、本発明の実施の形態4である映像信号符号化システムの制御方法を説明する第5のコントローラ59の操作画面は実施の形態2の図7で示した、第5のコントローラ59の操作画面と同一であるので説明を省略する。
【0055】
また、図12は本発明の実施の形態4である映像信号符号化システムの制御方法をフローチャートを用いて説明するための図である。
【0056】
次に図2、図3、図7、図10、図11、および図12を用いて本発明の実施の形態4の映像信号符号化システムの動作を詳細に説明する。図12のフローチャートに従い説明する。図12の120において、図7の第5のコントローラ59の操作画面においてすべてのクリップを1つのファイルに連続して符号化を行いますか?のYes、あるいはNoの選択欄で、Yesを選択した場合、図3の第4のコントローラ58のサブ操作画面において設定したすべてのクリップを1つのファイルに連続して符号化を行う。なお、図12のフローチャートでは図7の第5のコントローラ59の操作画面においてすべてのクリップを1つのファイルに連続して符号化を行いますか?の選択欄でYesを選択した場合の動作について説明する。また、図7の第5のコントローラ59の操作画面においてすべてのクリップを1つのファイルに連続して符号化を行いますか?の選択欄でNoを選択した場合の動作については、実施の形態3において図10のフローチャートを用いて説明したものと同一であるので説明は省略する。
【0057】
図12の120において、図7の第5のコントローラ59の設定画面において、図3の第4のコントローラ58のサブ操作画面において設定したすべてのクリップを1つのファイルに連続して符号化を行う選択をし、保存するファイル名の設定を行う。ただし、図3の第4のコントローラ58のサブ操作画面において設定した、符号化回数、テープ名、符号化開始時間、符号化終了時間、ビットレート、および保存ファイル名のうち、保存ファイル名は、最終的には図7の第5のコントローラ59の設定画面において設定した保存ファイル名が採用されるので、図3の第4のコントローラ58のサブ操作画面上の設定は、最終的なファイルを生成するまでの中間ファイルとして用いられる。また、ストリームタイプも保存ファイルの設定である1種類のストリームに統一される。
【0058】
次に、図12の121において、図10の101〜118に従い、図3の第4のコントローラ58のサブ操作画面上において設定したすべてのクリップの符号化を行う。なお、図10の101〜118の動作は実施の形態1において説明したものと同一であるので説明は省略する。また、この時の符号化回路257の動作も、実施の形態1において図5を用いて説明したものと同一であるので説明は省略する。
【0059】
次に、図12の122において、図12の121において図3の第4のコントローラ58のサブ操作画面上において設定された条件に従い、各クリップ毎に生成されたストリームファイルを、すべてのクリップを1つのファイルに連続して符号化するため、すべて繋ぎあわせる編集を行うため、編集を行うことができるストリームレベルにストリーム変換を行う。
【0060】
次に、図12の123において、図12の122において編集を行うことができるストリームレベルにストリーム変換を行われた、各クリップ毎のストリームファイルを、最後のクリップをN番目のクリップとして、1〜Nのクリップの順に1つに繋ぎあわせる。
【0061】
次に、図12の124において、図12の123において各クリップ毎のストリームファイルを、最後のクリップをN番目のクリップとして、1〜Nのクリップの順に1つに繋ぎあわされたストリームファイルを、図7の第5のコントローラ59の設定画面において設定した保存ファイルのストリームレベルにストリーム変換を行う。以上の一連の動作により、図3の第4のコントローラ58のサブ操作画面において設定したすべてのクリップを1つのファイルに連続して符号化を行う動作を終了する。
【0062】
このように構成された映像信号符号化システムにおいては、映像信号再生装置から再生される映像信号の中から符号化したい映像を指定し、その部分を正確に、所望の画質で符号化し、さらに複数の映像をインタラクティブに符号化するためのシステムをより簡単な構成により得ることができる。
【0063】
さらに、このように構成された映像信号符号化システムにおいては、各クリップ毎に異なるビットレートを設定し、各クリップ毎にそれぞれ設定したビットレートで符号化を施した後、1つのファイルに繋ぎあわせることが可能なため、1つの映像を部分的に異なるビットレートで符号化することができる。従って、複雑な絵柄の部分は高いビットレートで符号化し、単純な絵柄の部分は低いビットレートで符号化することができる。すなわち、可変ビットレート符号化を行うことができる、効率のよい符号化を行うためのシステムをより簡単な構成により得ることができる。
【0064】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように構成されているので、以下に示すような効果を奏する。
【0065】
本発明に係る映像信号符号化システムによれば、映像信号再生装置から再生される複数の媒体に記録された映像信号の中から複数の符号化したい映像を指定し、その複数の媒体の数に対応する符号化回数とその複数の符号化したい映像の符号化開始時間及び符号化終了時間とその複数の符号化したい映像のそれぞれのビットレートとを含む設定情報に基づいて符号化するとともに、その設定情報に含まれるそれぞれのビットレートは互いに値の異なるものを含むので、その複数の符号化した映像の部分を正確に、かつ、所望の画質で符号化するためのシステムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の映像信号符号化システムのブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態1の映像信号符号化システムの第1のコントローラのメインの操作画面を示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態1の映像信号符号化システムの第1のコントローラのサブの操作画面を示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態1の映像信号符号化システムの第1のコントローラの制御方法を示すフローチャートである。
【図5】 本発明の実施の形態1の映像信号符号化システムの第2のコントローラの制御方法を示すフローチャートである。
【図6】 本発明の実施の形態2の映像信号符号化システムのブロック図である。
【図7】 本発明の実施の形態2の映像信号符号化システムの第3のコントローラの操作画面を示す図である。
【図8】 本発明の実施の形態2の映像信号符号化システムの第3のコントローラの制御方法を示すフローチャートである。
【図9】 本発明の実施の形態3の映像信号符号化システムのブロック図である。
【図10】 本発明の実施の形態3の映像信号符号化システムの第4のコントローラの制御方法を示すフローチャートである。
【図11】 本発明の実施の形態4の映像信号符号化システムのブロック図である。
【図12】 本発明の実施の形態4の映像信号符号化システムの第5のコントローラの制御方法を示すフローチャートである。
【図13】 従来の映像信号符号化システムの一例を示すブロック図である。
【図14】 図13の符号データ制御処理の内容一例を示す図である。
【図15】 図13のシステムで作成される符号データの一例を示す図である。
【符号の説明】
50 映像信号再生装置、51 第1の符号化装置、52 符号化回路、53同期信号分離回路、54 第1のコントローラ、55 第2のコントローラ、56 第3のコントローラ、57 第2の符号化装置、58 第4のコントローラ、59 第5のコントローラ
Claims (3)
- 複数の映像信号の各々が記録されているそれぞれの媒体を再生して前記複数の映像信号の各々を出力する映像信号再生装置と、
前記映像信号再生装置から出力された前記複数の映像信号の各々を符号化する符号化回路と、
前記それぞれの媒体の数に対応し前記符号化回路が符号化する符号化回数と、前記それぞれの媒体に記録されている前記複数の映像信号の各々の符号化開始時間及び符号化終了時間と、前記符号化回路が前記複数の映像信号の各々を符号化するそれぞれのビットレートと、を含む設定情報を設定する設定手段と、
前記設定情報に基づいて、前記映像信号再生装置の再生及び停止の動作を制御すると共に前記符号化回路の符号化の動作を制御する、制御手段と、
を備えた映像信号符号化システムであって、
前記制御手段は、
前記複数の映像信号の各々の符号化開始時間及び符号化終了時間とに基づいて、前記符号化回路により符号化されるそれぞれの符号化フレーム数を算出設定し、
前記映像信号再生装置から出力された前記複数の映像信号の各々に含まれるそれぞれのタイムコードと、前記複数の映像信号の各々の符号化開始時間とを比較し、前記複数の映像信号の各々の符号化開始時間から予め設定したそれぞれのオフセットフレーム数を差し引いた時間より前の位置まで再生を開始するフレームの位置を戻し、
再度前記映像信号再生装置を再生させて出力される前記映像信号の各々に含まれるそれぞれのタイムコードが前記複数の映像信号の各々の符号化開始時間から前記それぞれのオフセットフレーム数を差し引いた時間以上になった時点で、それぞれの符号化開始信号を前記符号化回路に送信し、
前記それぞれの符号化開始信号の送信後に、前記映像信号再生装置の前記複数の映像信号の各々に含まれるそれぞれの同期信号からカウントされたフレーム数と、前記複数の映像信号の各々に対応して算出設定されたそれぞれの符号化フレーム数とが一致したとき、それぞれの符号化停止信号を前記符号化回路に送信するとともに、
前記設定情報に含まれる前記それぞれのビットレートの値は、互いに値の異なるものを含み、
前記符号化回路は、
前記符号化回数に相当する回数に到達するまで繰り返して、前記それぞれの符号化開始信号と前記それぞれの符号化停止信号とに基づいて、前記映像信号再生装置の前記複数の映像信号の各々を前記それぞれのビットレートで符号化すること
を特徴とする映像信号符号化システム。 - 設定情報は、複数の映像信号の各々が記録されているそれぞれの媒体に関して、前記媒体の媒体名及び前記媒体に記録されている映像信号の保存ファイル名とを含むこと
を特徴とする請求項1に記載の映像信号符号化システム。 - 複数の映像信号の各々が符号化回路により符号化されたことにより得られるそれぞれの符号化データにストリーム変換を施し、ストリーム変換を施された前記それぞれの符号化データを1つの符号化データに繋ぎあわせるストリーム結合手段を
さらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の映像信号符号化システム。
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