JP2003018544A - ディジタル放送用記録装置 - Google Patents

ディジタル放送用記録装置

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JP2003018544A
JP2003018544A JP2001199646A JP2001199646A JP2003018544A JP 2003018544 A JP2003018544 A JP 2003018544A JP 2001199646 A JP2001199646 A JP 2001199646A JP 2001199646 A JP2001199646 A JP 2001199646A JP 2003018544 A JP2003018544 A JP 2003018544A
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Hiroshi Motomura
宏 本村
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NEC Corp
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    • H04N5/781Television signal recording using magnetic recording on disks or drums

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パケットを検索する際のCPUの負担を軽減
することができるディジタル放送用記録装置を提供す
る。 【解決手段】 ディジタル放送用記録装置には、パケッ
ト分離部2、データフィルタ部4及びデータサーチ部5
から出力されたTSパケットの情報に基づいて記録デー
タ(ログ)を生成する記録データ生成部8が設けられて
いる。ログは、例えば第1乃至第4の4バイト文字で構
成される。ログは、パケット分離部2を通過した各TS
パケットに対して生成され、一旦記録データ生成部8内
のレジスタに格納される。そして、その内容が予め定め
られている条件を満たしている場合、記録データ生成部
8は、そのログをメモリアクセス部(制御手段)6に出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は衛星放送等のディジ
タル放送の記録に使用されるディジタル放送用記録装置
に関し、特に、記録した番組の検索を容易に行うことが
可能なディジタル放送用記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、多チャンネルディジタル放送等の
放送システム及びDVD等における動画データの圧縮
に、MPEG(Motion Picture Coding Experts Grou
p)2の規格が採用されている。MPEG2の規格で
は、ビデオ及びオーディオ等の複数のコンテンツを多重
する信号として、トランスポートストリーム(TS)及
びプログラムストリーム(PS)という2種のストリー
ムが規定されており、特に、ディジタル放送において
は、トランスポートストリームが使用されている。トラ
ンスポートストリームは、連続したTSパケットとよば
れるパケットにより構成されている。
【0003】図3はTSパケットの内容を示す図であ
る。1個のTSパケットは、先頭に設けられた4バイト
のパケットヘッダ、並びにその後ろに設けられた184
バイトのアダプテーションフィールド及び/又はペイロ
ードにより構成されている。即ち、TSパケットのバイ
ト数は188バイトである。
【0004】パケットヘッダは、8ビットの同期バイト
(sync_byte)P1、1ビットのトランスポートエラー
インジケータ(transport_error_indicator)P2、1
ビットのペイロードユニット開始インジケータ(payloa
d_unit_start_indicator)P3、1ビットのトランスポ
ート優先度(transport_priority)P4、13ビットの
パケットID(PID)P5、2ビットのトランスポート
スクランブリングコントロール(transport_scrambling
_control)P6、2ビットのアダプテーションフィール
ド制御(adaptation_field_control)P7、並びに4ビ
ットの連続性指標(continuity_counter)P8から構成
されている。図3における括弧内の数字は、各領域のビ
ット数を示す。
【0005】また、TSパケットの残りの184バイト
の部分は、アダプテーションフィールド制御が「01」
の場合、ペイロードのみから構成され、アダプテーショ
ンフィールド制御が「10」の場合、アダプテーション
フィールドのみから構成され、アダプテーションフィー
ルド制御が「11」の場合、アダプテーションフィール
ド及びペイロードから構成される。
【0006】アダプテーションフィールドには、1ビッ
トの不連続性インジケータ(discontinuity_indicato
r)、1ビットのランダムアクセスインジケータ(rando
m_access_indicator)、1ビットのエレメンタリストリ
ーム優先度インジケータ(elementary_stream_priority
_indicator)、1ビットのPCR(Program Clock Refe
rence)フラグ(PCR_flag)、1ビットのOPCR(Ori
ginal Program Clock Reference)フラグ(OPCR_fla
g)、1ビットのスプライシングポイントフラグ(splic
ing_point_flag)、1ビットのトランスポートプライベ
ートデータフラグ(transport_private_data_flag)、
及び1ビットのアダプテーションフィールドエクステン
ションフラグ(adaptation_field_extension_flag)が
含まれている。
【0007】ペイロードには、エレメンタリストリーム
(ES)とよばれるビデオ等を構成する信号に基づいて
構成されたパケッタイズドエレメンタリストリーム(P
ES)又は次に示すセクションデータが配置されてい
る。
【0008】TSパケットのペイロードを他のどのTS
パケットに含まれているペイロードと一緒に再生すべき
かという情報等は、プログラムスペシフィックインフォ
メーション(PSI)とよばれ、セクションとよばれる
データ構造をもって伝送される。
【0009】図4はセクションを伝送するTSパケット
の内容を示す図である。セクションはTSパケットのペ
イロードに配置される。このとき、1のセクションが複
数のTSパケットにまたがるようにして配置されること
もあり、また、複数のセクションが1のTSパケットに
配置されることもある。そして、あるTSパケットにお
いて、あるセクションの始点がそのTSパケットに含ま
れ、更にそのセクションがそのTSパケットのペイロー
ドに配置された1又は2以上のペイロードのうちで最初
のものである場合、そのTSパケットのパケットヘッダ
を構成するペイロードユニット開始インジケータ(payl
oad_unit_start_indicator)P3が「1」とされ、ペイ
ロードの最初の1バイト(8ビット)がポインタフィー
ルドとして割り当てられる。
【0010】MPEG2の詳細な内容は、例えば「IS
O/IEC 13818−1:1994(E)」、「I
SO/IEC 13818−2:1995(E)」及び
「画像&音声圧縮技術のすべて(CQ出版社)」に記載
されている。
【0011】そして、近時、このようMPEG2の規格
に基づいて圧縮され伝送されてきたデータをハードディ
スクドライブ(HDD)等の記録媒体に記録することが
要望されている。
【0012】図2はパケット単位のデータをHDDに記
録する従来のディジタル放送用記録装置を示すブロック
図である。
【0013】この従来のディジタル放送用記録装置に
は、例えば電波として伝送されてきたTSパケットを受
信するパケット受け取り部1、及びこのパケット受け取
り部1から出力されたTSパケットから各TSパケット
に含まれているPIDに基づいて必要なTSパケットを
抽出して出力するパケット分離部2が設けられている。
パケット受け取り部1は、例えば入力用のインタフェー
スである。パケット受け取り部1には、例えば2チャン
ネルのトランスポートストリームが入力され、各トラン
スポートストリームには、例えば5番組のデータが含ま
れている。パケット分離部2におけるTSパケットの抽
出は、例えばユーザによる番組の選択に基づいて中央処
理装置(CPU、図示せず)からの命令により行われ
る。つまり、パケット分離部2には、例えば10番組の
データがパケット単位で入力され、パケット分離部2
は、その中から1の番組に関するTSパケットをPID
に基づいて抽出するものである。
【0014】受信されるデータは、必要に応じて暗号化
されている。そこで、ディジタル放送用記録装置には、
パケット分離部2から出力されたパケット単位のデータ
の暗号を解読して復元するデスクランブル部3が設けら
れている。
【0015】また、上述のように、例えばユーザによる
番組の選択に基づいて1の番組のTSパケットがパケッ
ト分離部2で抽出されるが、抽出後の1の番組に必要な
TSパケットの中には、映像データをペイロードに含む
もの、音声データをペイロードに含むもの、EPG(電
子プログラムガイド)用のデータをペイロードに含むも
の及びメニュー画面用のデータをペイロードに含むもの
等が存在する。しかし、ペイロードデータには、ユーザ
がその時点で必要としているデータ以外のものも多く含
まれている。そこで、ディジタル放送用記録装置には、
デスクランブル部3から出力されたTSパケットから各
TSパケットに含まれているペイロードの内容に基づい
て必要なTSパケットを抽出して出力するデータフィル
タ部4が設けられている。
【0016】また、ディジタル放送用記録装置には、シ
ンクロナス・ダイナミック・ランダム・アクセス・メモ
リ(SDRAM)7及びHDDが、夫々記憶手段及び記
録媒体として設けられており、更に、メモリアクセス部
6から出力されたTSパケットをSDRAM7のプロト
コルに変換するメモリアクセス部6が設けられている。
メモリアクセス部6は、例えばIDE(Integrated Dev
ice Electronics)インタフェースを介してHDD9に
接続されており、SDRAM7に蓄積されたデータをH
DD9に書き込むことができるように構成されている。
【0017】このように構成されたディジタル放送用記
録装置によれば、ユーザが選択した番組をHDD9に記
録させることができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ディジタル放送用記録装置においては、HDD9に記録
したデータの中から特定のTSパケットのデータにアク
セスしようとする場合、記録されたTSパケットのうち
で先頭のものから順番にそのTSパケットを検索する必
要がある。従って、その検索に要する時間が長くなる。
また、この検索の間、CPUは他の処理を行うことがで
きないため、動作の効率が高いとはいえない。
【0019】更に、HDD9に記録した映像データ及び
音声データ等を再生しようとする場合には、再生時にお
ける各TSパケットの間隔と受信時における各TSパケ
ットの間隔とを一致させた上で、その再生速度を受信時
の速度と一致させる必要がある。しかし、上述の構成で
は、選択された番組に関係するTSパケットのデータの
みがHDD9に記録されるため、このTSパケットのデ
ータをそのまま再生すると、削除されたTSパケットの
分だけ飛び越した再生となるため、実質的に早送りのよ
うな再生となってしまう。従って、正常な再生を行うた
めには、選択された番組に関係するTSパケット以外の
TSパケットのデータをもHDD9に記録する必要があ
る。このため、HDD9の容量が多量に費やされること
になる。
【0020】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、パケットを検索する際のCPUの負担を軽
減することができるディジタル放送用記録装置を提供す
ることを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディジタル
放送用記録装置は、ディジタル放送で伝送されたディジ
タル信号をパケット単位で記録する記録媒体と、前記デ
ィジタル信号を構成する複数のビットのうちから予め定
められたものを含む記録データをパケット単位で生成す
る記録データ生成手段と、を有することを特徴とする。
【0022】本発明においては、記録データに含められ
るビットを、例えば早送再生等の特殊再生に必要とされ
るパケットの特徴を示すものとしておけば、パケット自
体の検索を行わなくても記録データの検索を行えば、そ
の特殊再生に必要なパケットを探し当てることが可能で
ある。また、トランスポートストリームにおけるTSパ
ケットは188バイトで構成されるが、記録データは、
そのようなビットを含むものであればよいため、そのサ
イズは小さいもので足りる。従って、検索の際にCPU
にかかる負担が軽減される。この結果、CPUは他の処
理を並行して行うことが可能となり、全体的な動作効率
が向上する。
【0023】なお、前記記録データに、前記記録データ
の生成時刻を示すデータを含ませることにより、パケッ
ト毎の記録データの生成時刻を検索することが可能とな
る。この結果、番組の検索が極めて容易になる。また、
その生成時刻を参照しながら再生を行うことにより、再
生レートを入力レートに一致させることが可能となる。
従って、選択された番組に関係するパケット以外のパケ
ットを記録媒体に記録する必要がなくなり、記録媒体の
容量効率が向上する。
【0024】また、前記ディジタル信号及び記録データ
をパケット単位で記憶する記憶手段と、この記憶手段に
記憶された前記ディジタル信号を前記記録媒体に記録さ
せる制御手段と、を設けることにより、ディジタル信号
を一旦記憶手段に蓄積させておいて、その後記録媒体へ
記録することが可能となる。このため、記憶手段をディ
ジタル信号の転送用のバッファ(緩衝器)として使用す
ることにより、記録媒体への記録を、その速度等を調整
しながら行うことが可能となる。
【0025】更に、前記記憶手段を、少なくとも前記デ
ィジタル信号を記憶するための第1の領域と前記記録デ
ータを記憶するための第2の領域とに区画しておくこと
により、記録データの検索をより一層容易且つ高速に行
うことが可能となる。
【0026】更にまた、前記記録データ生成手段に、前
記記録データが予め定められた条件を満たしている場合
にのみ前記記録データを外部に出力させることにより、
特殊再生等に必要とされないパケットに関する記録デー
タの累積を回避することが可能である。
【0027】また、前記制御手段は、前記記録データに
その記録データが対応するパケットが記録を開始してか
ら何番目のものであるかを示すデータを加えることがで
きる。
【0028】更に、前記ディジタル信号に含まれる複数
の番組のうちから1又は2以上の番組に関連するパケッ
トを選択的に抽出すると共に、前記記録データの生成に
必要なビットを前記記録データ生成部に供給する第1の
フィルタと、この第1のフィルタを通過したパケットの
うちから所定の条件を満たすものを抽出する共に、前記
記録データの生成に必要なビットを前記記録データ生成
部に供給する第2のフィルタと、この第2のフィルタを
通過したパケットの内容を調査して前記記録データの生
成に必要なビットを前記記録データ生成部に供給するデ
ータサーチ手段と、を有することができ、前記第2のフ
ィルタを通過したパケットのみが前記記録媒体に記録さ
れてもよい。
【0029】更にまた、前記データサーチ手段から前記
記録データ生成部に供給されるビットには、例えばI
(Intra-Picture)ピクチャが含まれることを示すビッ
ト、P(Predictive-Picture)ピクチャが含まれること
を示すビット及びB(Bidirectionally predictive-Pic
ture)ピクチャが含まれることを示すビットからなる群
から選択された少なくとも1種のビットが含まれてい
る。
【0030】また、前記記録データを前記記録媒体に記
録するか否かを前記記録データ内のビット毎に制御する
ことが可能であることが好ましい。更に、前記記録デー
タには、MPEG2の規格で規定されているトランスス
トリームパケットのPIDの値を示すビット、そのトラ
ンスストリームパケットに修正が加えられていることを
示すビット、及びディジタル信号のチャンネルを示すビ
ットからなる群から選択された少なくとも1種のビット
が含まれていてもよく、前記記録データには、MPEG
2の規格で規定されトランスストリームパケットのパケ
ットヘッダに含まれる「payload_unit_start_indicato
r」のビット、前記パケットヘッダに含まれる「transpo
rt_scrambling_control」のビットの変化の状況を示す
ビット、並びに前記トランスストリームパケットのアダ
プテーションフィールドに含まれる「discontinuity_in
dicator」、「random_access_indicator」、「elementa
ry_stream_priority_indicator」、「PCR_flag」、「OP
CR_flag」、「splicing_point_flag」、「transport_pr
ivate_data_flag」及び「adaptation_field_extension_
flag」の各ビットからなる群から選択された少なくとも
1種のビットが含まれていてもよく、MPEG2の規格
で規定されたスタートコード値に含まれる「PSC」、「S
equence_header_code」、「Group_start_code」及びそ
の他のスタートコード値の各ビットからなる群から選択
された少なくとも1種のビット、又はその記録データが
一定の時間間隔で生成されたものであることを示すビッ
トが含まれていてもよい。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に係るディ
ジタル放送用記録装置について、添付の図面を参照して
具体的に説明する。
【0032】そこで、本願発明者は、これらの課題を解
決すべく、鋭意実験研究を重ねた結果、予め設定した条
件を満たすTSパケットに対してログを作成し、このロ
グをある領域に格納しておくことにより、特定のTSパ
ケットの検索を高速に行うことができ、更に、選択され
た番組に関係するTSパケット以外のTSパケットのデ
ータの記録を回避することができることを見出した。
【0033】図1は本発明の実施例に係るディジタル放
送用記録装置を示すブロック図である。本実施例におい
ては、データフィルタ部(第2のフィルタ)4の後段
に、データフィルタ部4から出力されたTSパケットに
どのような内容のデータが含まれているかを調査するデ
ータサーチ部(データサーチ手段)5が設けられてい
る。
【0034】本実施例におけるパケット分離部(第1の
フィルタ)2は、CPUの命令によるTSパケットの抽
出だけでなく、抽出したTSパケットに関する所定の情
報を読み出して出力することができるように構成されて
いる。パケット分離部2が読み出す所定の情報の例を下
記表1及び表2に示す。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】表1中の記号「PID Value」は、そのTS
パケットのPIDを示す。
【0038】表1中の記号「AV_PID」は、そのPIDが
オーディオ又はビデオのデータを含むTSパケットのも
のであるか否かを示す。MPEG2の規格上、AV(オ
ーディオ又はビデオ)のデータを含むTSパケットのP
IDはある値に定められており、PIDがその値である
とき、即ちオーディオ又はビデオのデータを含むとき、
「1」となる。
【0039】表1中の記号「TTSD_PID」は、そのPID
がデータフィルタ部4でフィルタをかけられるTSパケ
ットのものであるか否かを示し、フィルタをかけられる
場合に「1」となる。
【0040】表1中の記号「SR_PID」は、そのPIDが
HDD9に記録されるTSパケットのものであるか否か
を示し、HDD9に記録される場合に「1」となる。従
って、この情報は、通常「1」である。
【0041】表1中の記号「Packet_Replace」は、その
TSパケットが置換されたものであるか否かを示す。必
要に応じてそのTSパケットはヌルパケット(無効パケ
ット)に置換される。このようなTSパケットの置換が
行われた場合「1」となる。なお、パケット受け取り部
1で受信したTSパケットには、時間調整等を目的とし
たヌルパケットが適宜含まれている。
【0042】表1中の記号「Packet_Insert」は、その
TSパケットの後にTSパケット、例えばヌルパケット
が挿入されるものであるか否かを示し、挿入される場合
「1」となる。
【0043】表1中の記号「Packet_Edit」は、そのT
Sパケットが編集されたものであるか否かを示す。例え
ば、TSパケットに含まれる情報をマスクする場合、そ
のTSパケットを置換するのではなく、そのTSパケッ
トの先頭からあるバイト以降をあるパターンで塗りつぶ
すことがある。このようなTSパケットの編集が行われ
た場合「1」となる。即ち、これらの記号「Packet_Rep
lace」、「Packet_Insert」及び「Packet_Edit」は、そ
のTSパケットに修正が加えられていることを示す。
【0044】表1中の記号「CH A/B」は、そのTSパケ
ットがパケット受け取り部1で受信された2チャンネル
のいずれに属するかを示す。
【0045】なお、TSパケットの置換、挿入及び編集
は、CPUからの命令に基づいて行われるものである。
【0046】表2中の記号「payload_unit_start_indic
ator」は、そのTSパケットのパケットヘッダに含まれ
るペイロードユニット開始インジケータ(payload_unit
_start_indicator)を示す。
【0047】表2中の記号「transport_stream_switch_
to_clear」は、パケットヘッダに含まれる2ビットのト
ランスポートスクランブリングコントロール(transpor
t_scrambling_control)がそのTSパケットで「00」
に変化する場合に「1」になる。トランスポートスクラ
ンブリングコントロールの値が「00」となると、この
TSパケットでスクランブルが解除される。
【0048】表2中の記号「transport_stream_switch_
to_even」は、トランスポートスクランブリングコント
ロールがそのTSパケットで「10」に変化する場合に
「1」になる。
【0049】表2中の記号「transport_stream_switch_
to_odd」は、トランスポートスクランブリングコントロ
ールがそのTSパケットで「11」に変化する場合に
「1」になる。即ち、これらの記号「transport_stream
_switch_to_clear」、「transport_stream_switch_to_e
ven」及び「transport_stream_switch_to_odd」は、ト
ランスポートスクランブリングコントロールの変化の状
況を示す。
【0050】表2中の記号「discontinuity_indicato
r」は、そのTSパケットのアダプテーションフィール
ドに含まれる不連続性インジケータ(discontinuity_in
dicator)を示す。
【0051】表2中の記号「random_access_indicato
r」は、そのTSパケットのアダプテーションフィール
ドに含まれるランダムアクセスインジケータ(random_a
ccess_indicator)を示す。
【0052】表2中の記号「elementary_stream_priori
ty_indicator」は、そのTSパケットのアダプテーショ
ンフィールドに含まれるエレメンタリストリーム優先度
インジケータ(elementary_stream_priority_indicato
r)を示す。
【0053】表2中の記号「PCR_flag」は、そのTSパ
ケットのアダプテーションフィールドに含まれるPCR
フラグ(PCR_flag)を示す。
【0054】表2中の記号「OPCR_flag」は、そのTS
パケットのアダプテーションフィールドに含まれるOP
CRフラグ(OPCR_flag)を示す。
【0055】表2中の記号「splicing_point_flag」
は、そのTSパケットのアダプテーションフィールドに
含まれるスプライシングポイントフラグ(splicing_poi
nt_flag)を示す。
【0056】表2中の記号「transport_private_data_f
lag」は、そのTSパケットのアダプテーションフィー
ルドに含まれるトランスポートプライベートデータフラ
グ(transport_private_data_flag)を示す。
【0057】表2中の記号「adaptation_field_extensi
on_flag」は、そのTSパケットのアダプテーションフ
ィールドに含まれるアダプテーションフィールドエクス
テンションフラグ(adaptation_field_extension_fla
g)を示す。
【0058】本実施例におけるデータフィルタ部4は、
ペイロードの内容に基づくTSパケットの抽出だけでな
く、抽出したTSパケットに関する所定の情報を読み出
して出力することができるように構成されている。デー
タフィルタ部4が読み出す所定の情報の例を下記表3に
示す。
【0059】
【表3】
【0060】表3中の記号「Section_match」は、図4
のように、セクションが複数のTSパケットにまたがる
場合にそのセクションの終点が含まれるTSパケットに
おいて、そのセクションが正常に終了しているか否かを
示し、正常に終了している場合に「1」となる。なお、
データフィルタ部4ではCRC(Cyclic RedundancyChe
ck)が行われ、「Section_match」が1の場合、そのT
Sパケットに含まれるデータのCRCの結果は正常であ
る。
【0061】表3中の記号「Filter_Pass」は、CRC
の結果に関係なく、TSパケットの先頭から16バイト
のデータがデータフィルタ部4を通過しているか否かを
示し、通過している場合に「1」となる。
【0062】表3中の記号「Section_complete」は、そ
のTSパケットの中にCRCが完了した少なくとも1の
セクションが含まれているか否かを示し、含まれている
場合に「1」となる。
【0063】表3中の記号「Section_start」は、その
TSパケットの後に続くTSパケットまでまたがるセク
ションが含まれており、そのセクションの始点がそのT
Sパケットに存在するか否かを示し、存在している場合
に「1」となる。
【0064】表3中の記号「Section_end」は、そのT
Sパケットの前から続くTSパケットまでまたがるセク
ションが含まれており、そのセクションの終点がそのT
Sパケットに存在するか否かを示し、存在している場合
に「1」となる。
【0065】また、データサーチ部5は、データフィル
タ部4から出力されたTSパケットにどのような内容の
データが含まれているかを調査し、調査したTSパケッ
トに関する所定の情報を読み出して出力することができ
るように構成されている。データサーチ部5が読み出す
所定の情報の例を下記表4に示す。
【0066】
【表4】
【0067】表4中の記号「PSC」は、1つのグループ
・オブ・ピクチャ(GOP)内において、Iピクチャが
含まれる1又は2以上のTSパケットのうちで最も先頭
に位置するものであるか否かを示し、最も先頭に位置す
る場合に「1」となる。
【0068】表4中の記号「CODE1」乃至「CODE6」は、
いずれもユーザが自由に設定することができる条件に基
づいて設定される。例えば、パケットを構成するシーケ
ンス層中のエクステンションスタートコード(extensio
n start code)及びシーケンシャルエンドコード(sequ
ential end code)並びにスライス層中のスライススタ
ートコード(slice start code)等が「CODE1」乃至「C
ODE6」の構成ビットとして割り当てられる。
【0069】表4中の記号「Sequence_header_code」
は、そのTSパケットから新しいビデオが開始されるか
否かを示し、新しいビデオが開始される場合に「1」と
なる。
【0070】表4中の記号「I-picture」は、そのTS
パケットにIピクチャが含まれているか否かを示し、I
ピクチャが含まれている場合に「1」となる。Iピクチ
ャは、フレーム内符号化画像であり、フレーム内の情報
のみに基づいて符号化されたものであるため、そのデー
タ量は多い。また、Iピクチャには、Bピクチャ及びP
ピクチャのような他のフレームとの差分情報は含まれて
いないため、誤差が蓄積することはない。
【0071】表4中の記号「P-picture」は、そのTS
パケットにPピクチャが含まれているか否かを示し、P
ピクチャが含まれている場合に「1」となる。Pピクチ
ャは、前方向予測符号化画像であり、基本的に過去のフ
レームを予測信号としている。従って、そのデータ量は
Iピクチャのものより少ない。
【0072】表4中の記号「B-picture」は、そのTS
パケットにBピクチャが含まれているか否かを示し、B
ピクチャが含まれている場合に「1」となる。Bピクチ
ャは、双方向予測符号化画像であり、過去のフレーム及
び未来のフレームの両方を予測信号としている。従っ
て、そのデータ量はIピクチャ及びPピクチャのものよ
りも少ない。
【0073】表4中の記号「Group_start_code」は、そ
のTSパケットにGOPの先頭が含まれているか否かを
示し、GOPの先頭が含まれている場合に「1」とな
る。これらの記号「PSC」、「Sequence_header_code」
及び「Group_start_code」は、「ISO/IEC 13
818−2:1995(E)」に規定されているスター
トコード値(Start code values)に含まれたビットを
示す。
【0074】更に、本実施例に係るディジタル放送用記
録装置には、上述のようなパケット分離部2、データフ
ィルタ部4及びデータサーチ部5から出力されたTSパ
ケットの情報に基づいて記録データ(以下、ログとい
う。)を生成する記録データ生成部(記録データ生成手
段)8が設けられている。ログは、例えば第1乃至第4
の4バイト(32ビット)文字(ワード)で構成され
る。ログは、パケット分離部2を通過した各TSパケッ
トに対して生成され、一旦記録データ生成部8内のレジ
スタに格納される。そして、その内容が予め定められて
いる条件を満たしている場合、記録データ生成部8は、
そのログをメモリアクセス部(制御手段)6に出力す
る。
【0075】下記表5乃至表8に、夫々第1乃至第4の
4バイト文字の内容を示す。なお、表5乃至表8におけ
る「b0」はその文字における最下位のビット(LS
B)を示し、「b31」はその文字における最上位のビ
ット(MSB)を示し、それらの間の「b1」乃至「b
31」はその文字におけるビットを下位から順に示すも
のである。また、供給源の欄の数字は、そのビットを供
給する構成要素の図1における符号を示している。即
ち、供給源「2」は、そのビットがパケット分離部2か
ら供給されることを示し、供給源「4」は、そのビット
がデータフィルタ部4から供給されることを示し、供給
源「5」は、そのビットがデータサーチ部5から供給さ
れることを示す。また、供給源「8」は、そのビットが
記録データ生成部8自身により作成されることを示し、
供給源「6」は、そのビットが記録データ生成部8でロ
グに書き込まれるのではなく、メモリアクセス部6にお
いて書き込まれることを示す。
【0076】
【表5】
【0077】
【表6】
【0078】
【表7】
【0079】
【表8】
【0080】第1の4バイト文字によれば、36時間相
当のデータに対するそのTSパケットの位置の特定が可
能である。
【0081】第2の4バイト文字中の最下位から16番
目のビット(b15)を示す「PID_EVENT」は、そのT
Sパケットが予めログを作成する対象であることを示す
PIDを有しているか否かを示し、そのようなPIDを
有している場合に「1」となる。
【0082】第2の4バイト文字中の最下位から23番
目のビット(b22)を示す「Internal_Tick」は、予
め設定された時間、例えば90m秒毎に、記録データ生
成部8において「1」とする。これにより、ログをメモ
リアクセス部6に出力するための他の全条件を満たさな
いTSパケットが連続している場合であっても、少なく
ともこの時間毎にログがメモリアクセス部6に出力され
る。また、同じビットを示す「First_Packet」は、その
TSパケットが最初に記録されたものである場合にメモ
リアクセス部6において「1」とする。
【0083】また、第4の4バイト文字は、記録データ
生成部8における記録時刻、より具体的にはログの生成
時刻を示すものである。但し、27MHzの周波数でカ
ウントアップされる場合、下位の9ビットは、極めて短
い周期で変化して実質的な意味を持たないため、これら
のビットを無視してその上位から計32ビットで時刻を
表現することができる。この場合でも、最下位のビット
は90kHzの周波数でカウントアップされることにな
り、その周期は約10μ秒であるため、再生時における
時間のずれはほとんど無視できる程度のものである。
【0084】次に、上述のように構成された本実施例に
係るディジタル放送用記録装置の動作について説明す
る。
【0085】TSパケットが送られてくると、パケット
受け取り部1が全てのTSパケットを受信してパケット
分離部2に出力する。パケット分離部2は、従来のディ
ジタル放送用記録装置と同様にして、所定のTSパケッ
トを抽出してデスクランブル部3に出力すると共に、抽
出したTSパケットに関する情報で表1及び表2に示す
ものを記録データ生成部8に供給する。デスクランブル
部3は、パケット分離部2から出力されたTSパケット
に対し予め与えられたデスクランブルキーに基づいてス
クランブルを解除し、データを復元する。データフィル
タ部4は、デスクランブル部3により復元されたデータ
に対し、ペイロードの内容に基づいて必要なTSパケッ
トを抽出してデータサーチ部5に出力すると共に、抽出
したTSパケットに関する情報で表3に示すものを記録
データ生成部8に供給する。データサーチ部5は、デー
タフィルタ部4から出力されたTSパケットの内容を調
査した後、各TSパケットをメモリアクセス部6に出力
すると共に、各TSパケットに関する情報で表4に示す
ものを記録データ生成部8に供給する。
【0086】一方、記録データ生成部8は、パケット分
離部2、データフィルタ部4及びデータサーチ部5から
供給された情報に基づいて、表5乃至表8に示す第1乃
至第4の4バイト文字からなるログをTSパケット毎に
作成し、内部のレジスタに格納する。そして、そのログ
が一定の条件を満たしている場合に、そのログをメモリ
アクセス部6に出力する。本実施例における一定の条件
は、下記表9及び表10に示すビットのいずれかが
「1」となっていることであるが、本発明はこれに限定
されるものではなく、例えばSDRAMの容量、早送再
生の速度及び巻戻再生の速度等に基づいて適宜その条件
を設定することが可能である。また、これらのトリガ要
因のビット(表9及び表10に示すビット)は、CPU
によりトリガ要因としないように設定することもでき
る。なお、表9に示すビットは、第2の4バイト文字を
構成するものであり、表10に示すビットは、第3の4
バイト文字を構成するものである。
【0087】
【表9】
【0088】
【表10】
【0089】そして、メモリアクセス部6は、データサ
ーチ部5から出力されたTSパケットをSDRAM(記
憶手段)7のプロトコルに整形してSDRAM7に記憶
させると共に、記録データ生成部8から出力されたログ
をSDRAM7に記憶させる。SDRAM7は、例えば
パケット用の領域及びログ用の領域に区画されており、
TSパケットのディジタルデータはパケット用の領域に
記憶され、ログはログ用の領域に記憶される。その後、
SDRAM7に蓄積されたデータがある量に達すると、
メモリアクセス部6は、SDRAM7に蓄積されたデー
タをHDD(記録媒体)9に記録する。また、メモリア
クセス部6は、そのTSパケットが最初に記録されたも
のである場合に「First_Packet」の値を「1」にする。
【0090】このような動作により生成され記録された
ログを使用すれば、所望のTSパケットを容易に探し出
すことが可能となる。例えば、ログの第4の4バイト文
字に記録時刻が含まれているので、再生しようとする番
組の記録時刻が判明していれば、TSパケット自体を先
頭から検索するのではなく、ログの第4の4バイト文字
を検索するのみで、速やかにその番組のTSパケットを
探し出すことが可能となる。記録時刻(Record Time St
amp)は、本実施例においては、90kHzの32ビッ
ト構成であるため、約13時間の記録が可能である。1
パケットは188バイトで構成され、本実施例における
ログは16バイトで構成されるので、HDD9に記録し
た全てのTSパケットに対してログが作成されている場
合であっても、検索に伴うCPUの負担は約8.5%ま
で著しく低減される。本実施例では、表9及び表10に
示すビットのいずれかが「1」となった場合にのみログ
が生成されるので、CPUの負担はより一層低減され
る。
【0091】また、MPEG2における早送再生、巻戻
再生及びスロー再生等は、GOPを構成するIピクチ
ャ、Pピクチャ及びBピクチャのうちから必要なものを
選択しながら行われる。このような再生を行う場合で
も、本実施例においては、第2の4バイト文字の最下位
から29番目のビット(b28)が「1」となっている
ログを探し出せばよいので、容易且つ速やかにその検索
が行われる。一般に、GOPは、20乃至30ピクチャ
単位で構成されているので、本実施例により生成される
ようなログが存在しない場合には、GOPを探すために
20乃至30ピクチャのデータをパケット単位で検索す
る必要があるため、CPUの負担は極めて大きくなる。
【0092】更に、MPEGピクチャには、Iピクチ
ャ、Pピクチャ及びBピクチャがあり、このうちPピク
チャ及びBピクチャは、他のピクチャとの差分データに
より構成されているので、これらのピクチャに誤差が蓄
積される可能性がある。従って、MPEGピクチャで
は、画面をリフレッシュするためにIピクチャの検索を
適宜行う必要がある。このような場合、本実施例により
生成されたログが存在していれば、その第2の4バイト
文字の最下位から26番目のビット(b25)が「1」
となっているログを探し出せばよいので、CPUの負担
が極めて小さい。
【0093】その他の特殊な動作を行う場合にも、ログ
には、MPEG2のトランスポートストリーム規格に記
載されたフラグが含まれているため、その動作の種類に
応じて必要なフラグを検索することが可能であり、その
動作に必要とされるTSパケットを容易且つ高速に探し
出すことが可能である。
【0094】また、従来のディジタル放送用記録装置で
は、前述のように、正常な再生を行うためには、選択さ
れた番組に関係するTSパケット以外のTSパケットの
データをもHDD9に記録する必要がある。これは、以
下の理由による。衛星波又は地上波等からのトランスポ
ートストリームの転送量が、受信デコーダに設けられた
画像を溜めておくためのバッファにオーバーフロー及び
アンダーフローが発生しないように調整されている。即
ち正常な映像を表示するためには、衛星波又は地上波等
からのトランスポートストリームの入力レートを守りな
がら再生する必要がある。しかし、従来のディジタル放
送用記録装置において選択された番組に関係するTSパ
ケット以外のTSパケットを記録しない場合には、再生
レートを入力レートに一致させることができないのであ
る。これに対し、本実施例により生成されたログが存在
する場合には、ログに記録時刻が含まれているため、そ
れを参照しながら再生すれば、再生レートを入力レート
に一致させることが可能である。従って、HDD9の容
量が節約される。
【0095】更に、本実施例においては、SDRAM7
がパケット用の領域とログ用の領域とに区画されている
ので、ログの内容をSDRAM7から検索する場合に、
ログ用の領域に記憶されたデータのみを検索すればよい
ので、それらが混在する場合と比較すると、そのアクセ
スが高速に行われる。
【0096】なお、データフィルタ部4における必要/
不必要の判断は、適宜変更される。
【0097】また、記憶手段及び記録媒体は、夫々SD
RAM、HDDに限定されるものではない。更に、ログ
の構成は4つの4バイト文字からなるものに限定される
ものではない。
【0098】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
記録データに含められるビットを、特殊再生等に必要と
されるパケットの特徴を示すものとしておけば、記録媒
体に記録されたパケット自体の検索を行わなくても、記
録データの検索を行えば、その特殊再生等に必要なパケ
ットを探し当てることができる。トランスポートストリ
ームにおけるTSパケットは188バイトで構成される
が、記録データは、そのような特徴的なビットを含むも
のであればよいため、そのサイズは小さいもので足り
る。従って、検索の際にCPUにかかる負担を軽減する
ことができ、全体的な動作効率を向上させることができ
る。
【0099】また、記録データに、その記録データの生
成時刻を示すデータを含ませた場合には、パケット毎の
記録データの生成時刻を検索することが可能となり、番
組の検索を極めて容易に行うことができる。更に、その
生成時刻を参照しながら再生を行うことにより、再生レ
ートを入力レートに一致させることが可能となるので、
従来のように再生レートの維持のみを目的としたパケッ
トを記録媒体に記録する必要がなくなる。この結果、記
録媒体の容量効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るディジタル放送用記録装
置を示すブロック図である。
【図2】パケット単位のデータをHDDに記録する従来
のディジタル放送用記録装置を示すブロック図である。
【図3】TSパケットの内容を示す図である。
【図4】セクションを伝送するTSパケットの内容を示
す図である。
【符号の説明】
1;パケット受け取り部 2;パケット分離部 3;デスクランブル部 4;データフィルタ部 5;データサーチ部 6;メモリアクセス部 7;SDRAM 8;記録データ生成部 9;HDD
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 27/034 G11B 27/02 K Fターム(参考) 5C053 FA20 FA23 GB06 GB38 HA29 JA21 5D044 AB07 BC01 CC05 DE03 DE12 DE25 DE28 DE37 DE49 DE54 DE57 DE58 DE92 DE96 GK08 GK12 5D110 AA13 AA29 CA07 CB07 CC02 CC06 CF05 DA04 DA11 DB02 EA07

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル放送で伝送されたディジタル
    信号をパケット単位で記録する記録媒体と、前記ディジ
    タル信号を構成する複数のビットのうちから予め定めら
    れたものを含む記録データをパケット単位で生成する記
    録データ生成手段と、を有することを特徴とするディジ
    タル放送用記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録データには、前記記録データの
    生成時刻を示すデータが含まれていることを特徴とする
    請求項1に記載のディジタル放送用記録装置。
  3. 【請求項3】 前記ディジタル信号及び記録データをパ
    ケット単位で記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶
    された前記ディジタル信号を前記記録媒体に記録させる
    制御手段と、を有することを特徴とする請求項1又は2
    に記載のディジタル放送用記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段は、少なくとも前記ディジ
    タル信号を記憶するための第1の領域と前記記録データ
    を記憶するための第2の領域とに区画されていることを
    特徴とする請求項3に記載のディジタル放送用記録装
    置。
  5. 【請求項5】 前記記録データ生成手段は、前記記録デ
    ータが予め定められた条件を満たしている場合にのみ前
    記記録データを外部に出力することを特徴とする請求項
    3又は4に記載のディジタル放送用記録装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記記録データにその
    記録データが対応するパケットが記録を開始してから何
    番目のものであるかを示すデータを加えることを特徴と
    する請求項3乃至5のいずれか1項に記載のディジタル
    放送用記録装置。
  7. 【請求項7】 前記ディジタル信号に含まれる複数の番
    組のうちから1又は2以上の番組に関連するパケットを
    選択的に抽出すると共に、前記記録データの生成に必要
    なビットを前記記録データ生成部に供給する第1のフィ
    ルタと、この第1のフィルタを通過したパケットのうち
    から所定の条件を満たすものを抽出する共に、前記記録
    データの生成に必要なビットを前記記録データ生成部に
    供給する第2のフィルタと、この第2のフィルタを通過
    したパケットの内容を調査して前記記録データの生成に
    必要なビットを前記記録データ生成部に供給するデータ
    サーチ手段と、を有し、前記第2のフィルタを通過した
    パケットのみが前記記録媒体に記録されることを特徴と
    する請求項1乃至6のいずれか1項に記載のディジタル
    放送用記録装置。
  8. 【請求項8】 前記データサーチ手段から前記記録デー
    タ生成部に供給されるビットには、Iピクチャが含まれ
    ることを示すビット、Pピクチャが含まれることを示す
    ビット及びBピクチャが含まれることを示すビットから
    なる群から選択された少なくとも1種のビットが含まれ
    ていることを特徴とする請求項7に記載のディジタル放
    送用記録装置。
  9. 【請求項9】 前記記録データを前記記録媒体に記録す
    るか否かを前記記録データ内のビット毎に制御すること
    が可能であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれ
    か1項に記載のディジタル放送用記録装置。
  10. 【請求項10】 前記記録データには、MPEG2の規
    格で規定されているトランスストリームパケットのPI
    Dの値を示すビット、そのトランスストリームパケット
    に修正が加えられていることを示すビット、及びディジ
    タル信号のチャンネルを示すビットからなる群から選択
    された少なくとも1種のビットが含まれていることを特
    徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のディジ
    タル放送用記録装置。
  11. 【請求項11】 前記記録データには、MPEG2の規
    格で規定されトランスストリームパケットのパケットヘ
    ッダに含まれる「payload_unit_start_indicator」のビ
    ット、前記パケットヘッダに含まれる「transport_scra
    mbling_control」のビットの変化の状況を示すビット、
    並びに前記トランスストリームパケットのアダプテーシ
    ョンフィールドに含まれる「discontinuity_indicato
    r」、「random_access_indicator」、「elementary_str
    eam_priority_indicator」、「PCR_flag」、「OPCR_fla
    g」、「splicing_point_flag」、「transport_private_
    data_flag」及び「adaptation_field_extension_flag」
    の各ビットからなる群から選択された少なくとも1種の
    ビットが含まれていることを特徴とする請求項1乃至1
    0のいずれか1項に記載のディジタル放送用記録装置。
  12. 【請求項12】 前記記録データには、MPEG2の規
    格で規定されたスタートコード値に含まれる「PSC」、
    「Sequence_header_code」、「Group_start_code」及び
    その他のスタートコード値の各ビットからなる群から選
    択された少なくとも1種のビットが含まれていることを
    特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載のデ
    ィジタル放送用記録装置。
  13. 【請求項13】 前記記録データには、その記録データ
    が一定の時間間隔で生成されたものであることを示すビ
    ットが含まれていることを特徴とする請求項1乃至12
    のいずれか1項に記載のディジタル放送用記録装置。
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