JP3838485B2 - 映像配信装置および映像再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は映像配信装置および映像再生装置に関し、特に再生中の映像の前後の映像の検索および閲覧を効率的に行うことができる映像配信装置および映像再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
映像を再生検索できる従来の映像再生装置の一例を、図13を参照して説明する。図13において、映像再生部12は、制御部10からの制御により、映像データを蓄積装置11から順次読み込み、画面出力信号、オーディオ出力信号、および現在の再生時刻を表示部17に出力する。表示部17は、画面出力信号、オーディオ出力信号、および現在の再生時刻を取り込んで、画面出力、オーディオ出力、および現在の再生時刻の表示を行う。
【0003】
また、映像再生部12は、映像全体の長さを再生長pとして、再生開始時刻設定部101に出力する。再生開始時刻設定部101で再生を行う時刻が設定されると、該再生開始時刻設定部101は設定時刻qを映像再生部12に出力する。映像再生部12は設定時刻qが入力されると、設定時刻付近の映像データの記録位置情報を設定する。そして、該映像再生部12は、該記録位置の映像データを、蓄積装置11から取り込んで再生を行う。
【0004】
従来の映像を再生検索できる映像再生装置の他の例を、図14を参照して説明する。この従来例は、図示されているように、再生装置であるクライアント端末105とネットワーク104で接続されたサーバシステム102とから構成され、映像データは該サーバシステム102に格納されている。
【0005】
図14において、制御部10は映像再生部12に制御信号を送り、映像再生部12に映像再生を要求する。映像再生部12では映像データ要求信号rをネットワーク104を介してサーバシステム102に送出する。サーバシステム102では、該要求信号rをビデオサーバ103で読みこみ、指定された映像データを蓄積装置11からビデオサーバ103に送出する。ビデオサーバ103は、映像データをネットワーク104を介してクライアント端末105に送信する。
【0006】
クライアント端末105は、送られてきた映像データを一旦バッファ106に蓄積し、映像再生部12に転送する。映像再生部12は映像データを読み込んで、画面出力信号、オーディオ出力信号、および現在の再生時刻を表示部17に出力する。以後の再生開始時刻設定部101を用いて行う検索動作は、前記図13の動作と同じであるので、説明を省略する。
【0007】
図13、図14の従来例において、再生開始時刻設定部101に対する再生開始時刻(設定時刻q)の設定方法としては、従来から次の(1)、(2)の方法が用いられている。(1)再生開始時刻を直接入力する。(2)映像全体の長さを100%として、そのうちの指定された比率を再生開始時刻とする。
【0008】
前記の(1)の例としては、タイムコードを入力して再生を開始する例がある。また、前記(2)の例としては、映像プレイヤーの再生位置を示すスクロールバーの位置を調整して再生時刻を設定する例がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来の再生開始時刻の設定方法(1)、(2)では、映像データ中のどの位置にどのような映像が含まれているのかが分からないため、ユーザはいくつかの時刻をタイムコードまたはスクロールバーで設定し、その設定時刻からの再生を行って目的の映像を再生するようにしている。このため、映像の検索には、非常に多くの時間と手間がかかるという課題があった。
【0010】
本発明の目的は、前記した従来技術の課題を解消し、ネットワーク接続されたサーバ内の映像ファイルについて、該映像ファイルに含まれる映像シーンを効率的に閲覧したり、目的のシーンを検索することのできる映像配信装置および映像再生装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するために、本発明は、映像配信装置において、指定された映像ファイルに関わる映像データをサーバから一定の伝送速度で送出する手段と、該映像ファイルのシーンを記述するシーン記述データを該映像データと同期して一定の伝送速度で該サーバから送出する手段とを具備した点に第1の特徴がある。
【0012】
この特徴によれば、一定の伝送速度で映像とシーン記述情報とを、サーバ装置から送出できるので、例えばネットワーク接続された映像配信装置からも、スムーズに映像再生と映像検索とを行うことができるようになる。
【0013】
また、本発明は、映像配信装置から配信される映像データとシーン記述データを受信する映像再生装置において、該映像データと該シーン記述データを受信した順に蓄積するキャッシュメモリと、該キャッシュメモリに蓄積された該映像データを読み込み、該映像データを再生のために出力する映像再生手段と、該キャッシュメモリに蓄積された該シーン記述ファイルを読み込むシーン記述ファイル読み込み手段と、該シーン記述データに記述された時刻情報のうち該映像の再生時刻前後に存在する時刻情報列を出力する手段と、該シーン記述データに記述された静止画像のうち表示された該時刻情報に対応する静止画像列を出力する手段と、該映像の再生時刻に同期して該時刻情報列と該静止画像列の表示を変更する手段と、前記映像、時刻情報列、および静止画像列を表示する表示手段とを具備した点に第2の特徴がある。
【0014】
この特徴によれば、映像配信装置から配信される映像データとシーン記述データを受信する映像再生装置において、再生中の映像の前後の検索、閲覧を効率的に行えるようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して、本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態の概略の構成を示すブロック図である。
【0019】
まず、図1の蓄積装置1に記憶されている映像ファイルの内容を、図2を参照して説明する。 図2は、前記蓄積装置1に蓄積されている映像ファイルの概念図を示す。該映像ファイルは、映像データ(オーディオデータを含む)と、静止画像列データV(tn)=Pnと、該静止画像列データの時刻を示す時刻情報列データtnとを少なくとも具備している。
【0020】
次に、図1において、映像再生部2は、制御部7からの制御により指定された映像ファイルの映像データを蓄積装置1から順次読み込み、画面出力信号、オーディオ出力信号、および現在の再生時刻を表示部6に出力する。表示部6は、現在の再生時刻、画面出力信号、およびオーディオ出力信号を取り込んで、再生時刻の表示、画面出力の表示、およびオーディオ出力を行う。該映像再生部2は、例えば後述する時刻情報列および静止画面列の少なくとも一方の中で選択された時刻情報によって決定される時刻から、映像を再生することができる。例えば、後述する図3、図4の表示画面において、マウスなどで時刻情報列Tまたは静止画面列Pの任意のものを選択すれば、その選択された時刻または静止画面の映像から、再生を始めることができる。
【0021】
また、シーン記述ファイル読込部3は、制御部7からの制御により、入力する時刻情報列データとしては現在の再生時刻前後に位置する時刻情報列データを蓄積装置1に蓄積された時刻情報列ファイルから読み出すことができる。また静止画像列データとしては読み出した時刻情報列データに対応した静止画像列を蓄積装置1に蓄積された静止画像ファイルから読み出すことができる。該シーン記述ファイル読込部3は、予め定めた個数の前記時刻情報列データと前記静止画像列データを読み込むことができる。
【0022】
映像再生部2で得られる現在の再生時刻Tvは、シーン記述ファイル読込部3と時刻情報列出力部4に入力される。シーン記述ファイル読込部3は、入力された現在の再生時刻情報Tvに基づいて時刻情報列データと静止画像列データを蓄積装置1から取り出し、時刻情報列データaを時刻情報列出力部4に、静止画像列データbを静止画像列出力部5に入力させ、時刻情報列と静止画像列を表示部6に表示する。なお、映像データの再生開始時刻をT0とすると、前記映像ファイル中の時刻情報列データtnと現在の再生時刻Tvとの関係は、tn=Tv−T0の関係があるから、該シーン記述ファイル読込部3は、この関係を用いて、時刻情報列データと静止画像列データを蓄積装置1から取り出すことができる。
【0023】
前記表示部6の表示例を図3、図4に示す。表示部6には、現在の再生時刻の画面出力V(Tv)と、時刻情報列Tn-2、Tn-1、Tn、Tn+1、Tn+2と、静止画像Pn-2、Pn-1、Pn、Pn+1、Pn+2とが、例えば図示されているように表示される。また、時間情報列Tと静止画像Pは、画面出力V(Tv)と関連して表示される。
【0024】
表示部6の静止画像列Pの表示の更新は、図3(a)、(b)の例では、時刻Tvで再生中の映像をV(Tv)、シーン記述ファイルにおけるn番目の時刻情報をTn、静止画像をPnとすると、TvがTn+1を過ぎた時点で行われる。一方、図4(a)、(b)の例では、再生映像の時刻TvがTn+5以上になった時点で、全ての時刻情報列Tと静止画像列Pを消去し、新たな時刻情報Tn+5と静止画像Pn+5から始まる時刻情報列Tと静止画像列Pを表示することにより、表示内容の更新を行う。この表示内容の更新は、一例であり、他の表示内容の更新であっても良い。
【0025】
前記表示内容の更新は、前記時刻情報列出力部4で行うことができる。該時刻情報列出力部4の表示内容更新動作を図5のフローチャートを参照して説明する。ステップS1では、時刻情報列出力部4は、映像再生部2から、再生開始時刻T0と現在の再生時刻Tvを入力する。ステップS2では、現在の再生時刻Tvが静止画像の時刻情報TnとTn+1に対して、Tn≦Tv<Tn+1(ただし、Tn=tn+T0)が成立しているか否かを判断する。この判断が肯定の時には、ステップS3に進み、静止画像Pn-2〜Pn+2を表示する。一方、前記ステップS2の判断が否定になると、ステップS4に進み、静止画像の表示をPn-1〜Pn+3に切り換える。ステップS5では、再生処理が終了であるか否かの判断がなされ、この判断が否定の時にはステップS6に進んで、nに1が加算される。以下、前記と同じ動作が、前記ステップS5が肯定になるまで続けられる。
【0026】
なお、前記時刻情報列データtnの内容としては、映像に関するさまざまな記述方法を用いることができる。一例としては、指定されたタイムステップで増加するタイムコード列、映像のシーン切り替わりを示すカット点の先頭のタイムコード列、シーンの中心を示すキーフレーム点のタイムコード列、付随するオーディオの無音から有音に切り替わる点を示すタイムコード列、拍手や笑い声など特定の効果音が発生した時刻を示すタイムコード列、テロップやCG画像など特定の画像発生した時刻を示すタイムコード列、ユーザが任意に指定したタイムコード列、あるいはこれらを組み合わせたタイムコード列などを用いることができる。また、各シーンのスタート時刻と区間長を時刻情報列として用いることもできる。
【0027】
図6(a)は映像シーン切り替え時刻t1,t2,・・・を時刻情報とし、その時刻の画像P1,P2,・・・を静止画像列として用いる例を示す。図6(b)はシーン内のキーフレーム点の時刻t1,t2,・・・を時刻情報とし、その時刻P1,P2,・・・の画像を静止画像列として用いる例を示す。
【0028】
なお、シーン記述ファイルを蓄積装置からシーン記述ファイル読み込み部3に読み込む場合、シーン記述ファイル全体を読み込む場合と、固定した時刻情報列と静止画像列に対応するシーン記述ファイルのみ読み込む場合との2種類の方法が可能である。前者の場合はすべての情報を蓄積するので読み込み時間がかかるという課題があるが、一旦読み込んだ後はシーン記述情報を高速に出力できるという利点がある。一方、後者の場合はシーン記述ファイルの読み込み時間は短いが、シーン記述情報の表示を更新するたびにシーン記述情報を蓄積装置から読み込む必要がある。
【0029】
次に、本発明の第2実施形態を、図7のブロック図を参照して説明する。この実施形態は、コマンド入力を用いて映像ファイルとシーン記述ファイルから映像再生と関連する静止画像列の表示を行うようにしたものである。
【0030】
映像再生部2は、コマンド入力部8からの指示により、制御部7から指定された映像ファイルの映像データを蓄積装置1から順次取り出して映像再生部2に入力させる。映像再生部2では映像データを順次読み込んで、画面出力信号、オーディオ出力信号、および現在の再生時刻を表示部6に出力する。表示部6は、再生時刻、画面出力信号、およびオーディオ出力信号を取り込んで、再生時刻の表示、画面出力、およびオーディオ出力を行う。
【0031】
さらに、時刻情報をコマンド入力部8に入力すると、指定された時刻情報が制御部7を経由して映像再生部2に入力され、指定された時刻から再生が開始される。また、再生時刻情報Tvは、前記第1実施形態と同様に、時刻情報列出力部4に入力され、時間の経過と共に、時刻情報列と静止画像列情報が更新されて新たな時刻情報列と静止画像列が表示部6に表示される。
【0032】
前記コマンド入力方法としてはさまざまな入力方法が考えられる。1つの例としては時刻情報を直接指定する方法であり、利用者が入力した時刻を用いて映像再生と時刻情報列、静止画像列表示を行う。また他の方法としては、表示されている時刻情報列のある時刻情報を指定したり、静止画像列のある静止画像列を指定して、指定された時刻を入力する方法がある。また、図8に示されているスキップボタン20〜23のような、前後の時刻情報列や前後の時刻情報を指定する手段を用いて時刻指定を行うことも可能である。
【0033】
例えば、図8では時刻Tn-2〜Tn+2までの時刻情報列と静止画像列(Pn-2〜Pn+2)を表示しているが、スキップボタン20により時間的に5つ前の時刻情報列(Tn-7からTn-3)と静止画像列(Pn-7からPn-3)に移動することを指定できる。また、スキップボタン21は時間的に1つ前の時刻情報と静止画像を含む時刻情報列(Tn-3〜Tn+1)と静止画像列(Pn-3〜Pn+1)に移動することを指定できる。
【0034】
次に、本発明の第3実施形態を、図9のブロック図を参照して説明する。図9のシーン記述ファイル読込部3は蓄積装置1からキャッシュメモリ9を経由して読み込みを行う。キャッシュメモリ9には現在表示部6で表示されているシーン記述情報の次に表示すべきシーン記述情報を蓄積装置1から逐次読み込んでおく。後は、前記第1の実施形態と同様の動作であるので、説明を省略する。
【0035】
シーン記述情報ファイル容量が大きい場合、シーン記述情報を読み込むたびに大きな帯域を必要となるため、次のシーン記述情報を読み込むまでの時間がかかること、また映像データを蓄積装置から読み込むための帯域が阻害される可能性がある。しかしながら、上記のキャッシュメモリ9を用いると、シーン記述情報を連続的に表示部6に表示できる。また、シーン記述データを連続的にキャッシュメモリ9に読み込むことでデータ伝送帯域を一定化することができるため、映像データを蓄積装置1から読み込みに必要な帯域を阻害することがなくなり映像も連続的に再生が可能となる。
【0036】
次に、本発明の第4実施形態を、図10のブロック図を参照して説明する。前記第1〜第3実施形態では、蓄積装置1に蓄積されている映像ファイルの映像データおよびシーン記述ファイルの時刻情報列と静止画像列情報等を表示部6に表示する検索可能な映像再生装置であったが、この実施形態は、蓄積装置1の映像ファイルの映像データおよびシーン記述ファイルの時刻情報列と静止画像列情報等を、ネットワークを介して配信できるようにしたサーバである配信装置を提供するものである。
【0037】
図10において、コマンド入力部21で指定された映像ファイル情報が配信制御部22に入力され、配信制御部22からの制御により、コマンド入力部21で指定された映像データが蓄積装置1から順次取り出されて映像データ送出部23に入力される。同様に、配信制御部22からの制御によりコマンド入力部21で指定された映像に関するシーン記述データが蓄積装置1から順次取り出されて、シーン記述データ送出部24に入力される。
【0038】
映像データ送出部23とシーン記述データ送出部24から映像データとシーン記述データがそれぞれ固有のデータ速度R1、R2で読み出されてネットワーク送信部25に入力され、それぞれのデータがネットワーク26に送出される。
【0039】
映像データ送出レートR1は、映像ファイルのファイルサイズと映像再生時間から単位時間あたりの情報量を計算して決定することができる。また、シーン記述データ送出レートR2については、シーン記述ファイルサイズと映像再生時間から単位時間あたりの情報量を計算して決定することができる。また、他の方法としてシーン記述ファイルで最後に表示すべき時刻とシーン記述ファイルサイズから単位時間あたりの情報量を計算して送出レートを決定することができる。
【0040】
また、コマンド入力部21は、図11に示されているように、ネットワーク27経由で接続された端末からの入力をネットワーク受信部28で受信してその情報をコマンド入力として用いてもよい。このようにすると、該端末で、前記第1実施形態と同様の検索を行うことができるようになる。
【0041】
次に、本発明の第5実施形態を、図12のブロック図を参照して説明する。
【0042】
図12において、端末30のコマンド入力部31で映像ファイルが指定されると、該指定された映像ファイル情報は制御部32に入力され、ネットワーク送信部33に出力される。ネットワーク送信部33からネットワーク27を介して配信装置(サーバ20)のネットワーク受信部28に入力され、コマンド入力処理がコマンド入力部21を通じて行われる。配信制御部22の制御により指定された映像データは、蓄積装置1から順次取り出されて映像データ送出部23に入力される。同様に、配信制御部34からの制御によりコマンド入力部で指定された映像に関するシーン記述データが蓄積装置1から順次取り出されてシーン記述データ送出部24に入力される。
【0043】
映像データ送出部23とシーン記述データ送出部24から、映像データとシーン記述データがそれぞれ固有のデータ速度R1、R2で読み出されてネットワーク送信部25に入力され、それぞれのデータがネットワークに送出される。送出された映像データとシーン記述データはネットワーク27を介して、前記端末30のネットワーク受信部34に入力され、キャッシュメモリ35に一時蓄積される。
【0044】
キャッシュメモリ35には現在表示部6で表示されている映像情報とシーン記述情報の次に表示すべき映像情報とシーン記述情報をネットワークから逐次読み込んでおく。以降の動作は、前記第1実施形態と同様である。
【0045】
一般に、シーン記述情報ファイル容量が大きい場合、シーン記述情報を読み込むたびに大きな帯域を必要となるため、次のシーン記述情報を読み込むまでの時間がかかったり、また映像データを蓄積装置から読み込むための帯域が阻害されたりする可能性がある。しかしながら、上記のキャッシュメモリ35を用いると、シーン記述情報を連続的に表示部6に表示できるようになる。また、シーン記述データを連続的にキャッシュメモリ35に読み込むことでデータ伝送帯域を一定化することができるため、映像データをネットワーク接続された映像配信装置から読み込みに必要な帯域を阻害することがなくなり映像も連続的に再生が可能となる。
【0046】
さらに、時刻情報がコマンド入力部31から指定されると、該指定された時刻情報は制御部32、ネットワーク送信部33、ネットワーク27、ネットワーク受信部28、コマンド入力部21を経由して配信制御部22に入力される。次いで、該指定された時刻からの映像データとシーン記述データが蓄積装置1から順次取り出されて、映像データ送出部23とシーン記述データ送出部24に入力される。これらのデータはネットワーク送信部25、ネットワーク27、ネットワーク受信部34、キャッシュメモリ35を通じて映像再生部2とシーン記述ファイル読み込み部3に入力され、前記指定された時刻からの映像の再生が開始される。また、再生時刻情報Tvは映像再生部2からシーン記述ファイル読込部3と時刻情報列出力部4に入力されて、時刻情報列と静止画像列情報が更新されて新たな時刻情報列と静止画像列が表示部6に表示される。該表示部6の表示の様子は、図3、図4と同様である。
【0047】
前記した各実施形態の映像再生装置および映像配信装置は、パソコンにより実現するのが好適であり、該各実施形態の処理のプログラムをコンピュータ読み取り可能なプログラム記録媒体に記録して提供することができる。該記録媒体には、光ディスク、フロッピーディスク、ハードディスクなどの過般型記録媒体が含まれるのは勿論、ネットワークのように、データを一時的に記録保持するような伝送媒体も含まれる。
【0048】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、一定の伝送速度(レート)で、映像データとシーン記述情報を配信装置あるいはサーバ装置から送出することができるので、ネットワーク接続された端末において、前記の映像再生と映像検索をスムーズに行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の概略の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の蓄積装置に蓄積されている映像ファイルの概念図である。
【図3】 図1の表示部に表示される映像の表示例を示す図である。
【図4】 図1の表示部に表示される映像の他の表示例を示す図である。
【図5】 図1の時刻情報列出力部の機能の一例を説明するためのフローチャートである。
【図6】 時刻情報列と、静止画像列の具体例の説明図である。
【図7】 本発明の第2実施形態の概略の構成を示すブロック図である。
【図8】 図7の表示部に表示される映像の表示例を示す図である。
【図9】 本発明の第3実施形態の概略の構成を示すブロック図である。
【図10】 本発明の第4実施形態の概略の構成を示すブロック図である。
【図11】 該第4実施形態の変形例を示すブロック図である。
【図12】 本発明の第5実施形態の概略の構成を示すブロック図である。
【図13】 従来装置の一例を示すブロック図である。
【図14】 従来装置の他の例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1・・・蓄積装置、2・・・映像再生部、3・・・シーン記述ファイル読込部、4・・・時刻情報列出力部、5・・・静止画像列出力部、6・・・表示部、8、21・・・コマンド入力部、9、35・・・キャッシュメモリ、20・・・サーバ、22・・・配信制御部、23・・・映像データ送出部、24・・・シーン記述データ送出部、25・・・ネットワーク送信部、26,27・・・ネットワーク、28、34・・・ネットワーク受信部、30・・・端末。

Claims (7)

  1. 指定された映像ファイルに関わる映像データをサーバから一定の伝送速度で送出する手段と、
    該映像ファイルのシーンを記述するシーン記述データを該映像データと同期して一定の伝送速度で該サーバから送出する手段とを有することを特徴とする映像配信装置。
  2. 前記シーン記述データの伝送速度は、シーン記述ファイルサイズと該シーン記述ファイルに記述されたシーン情報とから決定されることを特徴とする請求項に記載の映像配信装置。
  3. 請求項またはのいずれかの映像配信装置から配信される前記映像データと前記シーン記述データを受信する映像再生装置において、
    該映像データと該シーン記述データを受信した順に蓄積するキャッシュメモリと、
    該キャッシュメモリに蓄積された該映像データを読み込み、該映像データを再生のために出力する映像再生手段と、
    該キャッシュメモリに蓄積された該シーン記述ファイルを読み込むシーン記述ファイル読み込み手段と、
    該シーン記述データに記述された時刻情報のうち該映像の再生時刻前後に存在する時刻情報列を出力する手段と、
    該シーン記述データに記述された静止画像のうち表示された該時刻情報に対応する静止画像列を出力する手段と、
    該映像の再生時刻に同期して該時刻情報列と該静止画像列の表示を変更する手段と、
    前記映像、時刻情報列、および静止画像列を表示する表示手段とを具備したことを特徴とする映像再生装置。
  4. 前記シーン記述ファイル読み込み手段は、予め決定された数の時刻情報列と静止画像列とに対するシーン記述ファイルを読み込むことを特徴とする請求項に記載の映像再生装置。
  5. 前記時刻情報列と該静止画像列を出力する手段は、前記映像の再生時刻が指定された時刻情報を通過した時点で、表示中の時刻情報列と静止画像列をそれぞれ次に表示する時刻情報列と該時刻情報列に対応する静止画像列に変更して出力することを特徴とする請求項に記載の映像再生装置。
  6. 前記時刻情報列および静止画面列のなかで選択された時刻情報あるいは静止画面の時刻情報によって決定される時刻を前記映像配信装置に伝送する手段を有し、
    該映像配信装置から、該時刻情報に対応する映像データとシーン記述データを受信し、該受信した映像データを再生表示し、該受信したシーン記述データから時刻情報列および静止画像列を表示するようにしたことを特徴とする請求項に記載の映像再生装置。
  7. 前記時刻情報列は、指定されたタイムステップで増加する時刻情報列、映像のシーン切り替わりを示すカット点の先頭の時刻情報列、映像シーンの中心を示すキーフレーム点の時刻情報列、オーディオの無音から有音に切り替わる点を示す時刻情報列、拍手や笑い声など特定の効果音が発生した時刻を示す時刻情報列、テロップやCG画像など特定の画像が発生した時刻を示す時刻情報列、および任意に指定された時刻情報列の少なくとも一つであることを特徴とする請求項に記載の映像再生装置。
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