JP2914243B2 - ノンリニア編集装置 - Google Patents

ノンリニア編集装置

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JP2914243B2
JP2914243B2 JP7246696A JP24669695A JP2914243B2 JP 2914243 B2 JP2914243 B2 JP 2914243B2 JP 7246696 A JP7246696 A JP 7246696A JP 24669695 A JP24669695 A JP 24669695A JP 2914243 B2 JP2914243 B2 JP 2914243B2
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美和 荒川
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテレビ放送スタジオ
等で使用されるノンリニア編集装置に関し、特にタイト
ルによるクリップデータのサーチ,分類機能を有するノ
ンリニア編集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ放送スタジオ等においては、例え
ばスポーツ中継等の番組で見られるように、実況を生で
放送しながら、過去に送出済みの特定のシーンを再送出
するために、ノンリニア編集装置が使用されている。ノ
ンリニア編集装置は、レーザディスクプレーヤ等の如き
フレーム単位でビデオ信号を高速に記録,再生できるビ
デオ記録再生機器を備え、クリップデータ及びクリップ
リストの作成と編集、並びに作成,編集したクリップリ
ストに基づくシーンの再送出等を行う機能を有する装置
である。
【0003】ここで、クリップデータとは、ビデオ記録
再生機器の記録媒体に記録済みのビデオ信号の連続する
複数フレームにおける先頭フレームを指し示す再生開始
位置,最終フレームを指し示す再生終了位置およびクリ
ップ間のトランジッション(trnsition)のモ
ード(ワイプ,カット等)を含むデータを言い、クリッ
プリストとは、クリップデータを送出順に並べたデータ
を言う。
【0004】このようなクリップデータ及びクリップリ
ストは、その作成後に記憶部に蓄積され、編集や再送出
の対象となる。このとき、多数のクリップデータ中から
特定のクリップデータを識別する為に、従来は、各クリ
ップデータにシステムでユニークとなる番号を自動的に
付与するか、または利用者が指定した任意の名前を付与
して、記憶部に格納するようにしている。また、特開平
4−211587号公報に見られるように、クリップデ
ータに対応するシーンの説明文を利用者が自由にそのク
リップデータに付加し得るようにすることも行われてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来は、各
クリップデータにシステムでユニークとなる番号や利用
者が指定した任意の名前や説明文を付加することによ
り、個々のクリップデータの識別を可能としていたが、
このような付加情報だけでは多数のクリップデータの中
から或る条件に当てはまるクリップデータを即座に見つ
け出すことが困難であり、各クリップデータの再生開始
位置の映像で内容を一々確認したり、クリップデータを
プレビューして内容を確認する必要があった。
【0006】そこで本発明の第1の目的は、タイトルを
付けてクリップデータを保存しておき、後にそのタイト
ルでクリップデータを検索し得るようにして、所望の条
件に当てはまるクリップデータを即座に探し出すことが
できるようにすることにある。
【0007】また本発明の第2の目的は、所定の条件に
当てはまるクリップデータを既に作成済のクリップリス
ト中から抽出して新たなクリップリストを生成する処理
を高速に実施し得るようにすることにある。
【0008】さらに本発明の第3の目的は、使用するタ
イトルをタイトル一覧から選択し得るようにして、タイ
トルの内容を利用者が一々キー入力する必要性を無くす
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の第1およ
び第3の目的を達成するために、放送されている映像お
よび音声を含むビデオ信号を入力して記録し且つ同時に
再生するビデオ記録再生機器と、該ビデオ記録再生機器
で再生中の映像および音声をモニタするモニタ機器と、
前記ビデオ記録再生機器に接続された制御装置と、該制
御装置に接続された利用者入出力機器とから構成され、
前記ビデオ記録再生機器に記録済みのビデオ信号の連続
する複数フレームの先頭と最終の位置およびトランジッ
ションモードを指定したクリップデータ、およびクリッ
プデータを送出順に並べたクリップリストの作成と編
集、並びに作成,編集したクリップリストに基づくシー
ンの再送出等を行うノンリニア編集装置において、1つ
または複数のタイトル一覧を記憶するタイトル記憶部
と、 該タイトル記憶部に記憶されたタイトル一覧を前記
利用者入出力機器を構成する表示装置に表示し、該表示
したタイトル一覧中のうちから使用するタイトルを前記
利用者入出力機器を通じて利用者から受け付けるタイト
ル設定部と、前記利用者入出力機器を通じて利用者から
クリップ開始が指示された時とその後にクリップ終了が
指示された時の前記ビデオ記録再生機器におけるビデオ
信号の再生位置および予め定められたトランジッション
モードから、新たなクリップデータ生成し、且つ前記
タイトル設定部で受け付けられているタイトルを、生成
したクリップデータに付加するクリップデータ生成部
と、該クリップデータ生成部で生成されたクリップデー
タおよび該クリップデータを送出順に並べたクリップリ
ストを記憶するクリップ情報記憶部と、前記利用者入出
力機器からのクリップデータのサーチ要求時、前記タイ
トル設定部で受け付けられているタイトルを持つクリッ
プデータを前記クリップ情報記憶部から検索するサーチ
部とを備えている。
【0010】また上記の第2の目的をも達成するため
に、作成済クリップリストに対する分類要求時、前記タ
イトル設定部で受け付けられているタイトルを持つクリ
ップデータを前記作成済クリップリスト中から検索して
その集合を新たなクリップリストとして生成する分類部
を備えている。
【0011】
【0012】以上のように構成された本発明のノンリニ
ア編集装置においては、タイトル設定部が、予め定義さ
れたタイトル一覧を表示してその中から使用するタイト
ルを利用者に選択させる等によって、利用者からタイト
ルを受け付け、新たなクリップデータの生成時には、ク
リップデータ生成部が、タイトル設定部で受け付けられ
ているタイトルを、生成したクリップデータに付加し、
クリップ情報記憶部が、この生成されたクリップデータ
及びこのクリップデータを送出順に並べたクリップリス
トを保存する。そして、クリップ情報記憶部中の多数の
クリップデータの中から或る条件に当てはまるクリップ
データをサーチする場合、利用者がタイトル設定部を通
じてタイトルを選択してサーチを起動すると、サーチ部
が、タイトル設定部で受け付けられているタイトルを検
索キーとしてクリップデータをサーチして、該当するク
リップデータを探し出す。また、既に作成済のクリップ
リスト中から或る条件に当てはまるクリップデータを抽
出して新たなクリップリストを作成する場合、利用者が
タイトル設定部を通じてタイトルを設定して分類を起動
すると、分類部が、タイトル設定部で受け付けられてい
るタイトルを持つクリップデータを作成済クリップリス
ト中から検索し、その集合を新たなクリップリストとし
て生成する。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態の例につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は本発明のノンリニア編集装置の一実
施例のブロック図である。この例のノンリニア編集装置
は、ビデオ信号をフレーム単位でランダムに記録,再生
するビデオ記録再生機器、例えばレーザディスクプレー
ヤ1と、このレーザディスクプレーヤ1で再生中の映像
を表示するカラーモニタ21および同じく再生中の音声
を出力するスピーカ22から構成されるモニタ機器2
と、レーザディスクプレーヤ1と図示しない外部機器と
の間のインタフェイス5と、このインタフェイス5およ
びレーザディスクプレーヤ1に接続された例えばコンピ
ュータから構成される制御装置3と、この制御装置3に
接続された利用者入出力機器4とで構成されている。ま
た、利用者入出力機器4は、CRT41,キーボード4
2,マウス43およびコントロールパネル44で構成さ
れている。
【0015】図2は制御装置3の内部構成の一例を示す
機能ブロック図である。この例の制御装置3は、図1の
レーザディスクプレーヤ1およびインタフェイス5に接
続され、インタフェイス5を介して外部機器から入力さ
れるビデオ信号のレーザディスクプレーヤ1における記
録や、その反対のレーザディスクプレーヤ1でのビデオ
信号の再生,その再生信号のインタフェイス5を通じて
の外部機器への送出等を制御する制御部301と、図1
の利用者入出力機器4に接続されたユーザインタフェイ
ス302と、磁気ディスク装置等で構成されたクリップ
情報記憶部303と、クリップデータおよびクリップリ
ストをクリップ情報記憶部303上に記憶して管理する
クリップ管理部304と、磁気ディスク装置等で構成さ
れタイトル一覧を保持するタイトル記憶部305と、こ
のタイトル記憶部305に記憶されたタイトル一覧をC
RT41に表示して利用者に使用するタイトルを選択さ
せるタイトル設定部306と、タイトルを付加したクリ
ップデータを生成するクリップデータ生成部307と、
タイトルをキーにしてクリップデータを検索するサーチ
部308と、タイトルをキーにしてクリップデータを検
索して新たなクリップリストを生成する分類部309
と、クリップデータやクリップリストの編集を行う編集
部310とで構成されている。
【0016】図3はクリップ情報記憶部303に記憶さ
れているクリップデータの例を示す。1つのクリップデ
ータは、クリップ番号aと、再生開始位置を示すタイム
コードbと、再生終了位置を示すタイムコードcと、複
数のタイトルdとで構成されている。
【0017】図4はクリップ情報記憶部303に記憶さ
れているクリップリストの例を示す。1つのクリップリ
ストは1つ以上のリスト要素で構成され、各リスト要素
は、クリップの送出順eと、クリップ番号bと、トラン
ジッションモード(ワイプ,ディゾルブ,カット等)f
とで構成されている。クリップリストは、クリップ番号
bで図3のクリップデータとリンクしている。
【0018】図5はCRT41に表示される操作画面の
例を示す。同図において、g1,g2はタイトル一覧で
あり、各々複数のタイトルが予め定義されており、マウ
ス43或いはキーボード42の操作で任意のタイトルが
選択できるようになっている。例えば、野球中継を素材
として各打者の打席のシーンをクリップする場合、各ク
リップデータに選手名,打席をタイトルとして付けてお
けば、任意の選手のクリップデータのサーチや、打席毎
のサーチが可能となるので、タイトル一覧g1には選手
名の一覧が、タイトル一覧g2には打席(第1打席,第
2打席等)の一覧が予め定義されている。なお、打席の
結果等、他の情報もタイトルとして付けるようにしても
良く、その場合には3つ以上のタイトル一覧が使用され
る。勿論、タイトル一覧の数は任意の数にすることがで
きる。
【0019】また図5において、hはタイトル設定ボタ
ンであり、このボタンhをONすると、タイトル設定部
306が起動されて、前述したタイトル一覧g1,g2
が表示される。i,jはクリップ開始ボタン,クリップ
終了ボタンであり、クリップデータ生成部307はボタ
ンiがONされたタイミングでクリップを生成する処理
を開始し、ボタンjがONされたタイミングでその処理
を終了する。kはサーチ実行ボタンであり、このボタン
kがONされたタイミングでサーチ部308が実行を開
始する。lは分類実行ボタンであり、このボタンlがO
Nされたタイミングで分類部309が実行を開始する。
【0020】次に、野球中継の実況を生で放送しなが
ら、各打者の打席のシーンをクリップする場合を想定し
て、本実施例の動作を説明する。
【0021】放送されている映像および音声を含むビデ
オ信号はインタフェイス5を通じてレーザディスクプレ
ーヤ1に入力され、レーザディスクプレーヤ1は制御装
置3の制御部301の制御の下に、その映像および音声
をフレーム単位で記録し、且つ同時に再生してモニタ機
器2のカラーモニタ21およびスピーカ22に出力して
いる。
【0022】利用者はクリップデータを作成するに先立
って、キーボード42等の操作でクリップデータ生成部
307を起動し、これから作成しようとするクリップデ
ータを含むクリップリストの名前を指定する。クリップ
データ生成部307は、指定された名前のクリップリス
トをクリップ管理部304に通知し、クリップ管理部3
04は指定された名前のクリップリストがクリップ情報
記憶部303に存在すれば、それを操作対象のクリップ
リストとする。また、存在しなければ、クリップ情報記
憶部303に上記指定された名前の初期状態のクリップ
リストを作成し、そのクリップリストを操作対象のクリ
ップリストとする。
【0023】また利用者は、図5のタイトル設定ボタン
hをONにしてタイトル設定部306を起動する。タイ
トル設定部306は、図6に示すように、タイトル記憶
部305からタイトル一覧を読み出してCRT41に図
5に示す如く表示し(S1)、タイトル選択操作待ちと
なる(S2)。なお、今の例の場合、例えばタイトル一
覧g1には各選手の名前が列挙され、タイトル一覧g2
には打席(1打席目,2打席目等)が列挙されている。
次に利用者は、マウス43或いはキーボード42を操作
して各タイトル一覧g1,g2中から次に登場する打者
に合致するタイトルを選択する。このとき、タイトル設
定部306は選択されたタイトルを各タイトル一覧g
1,g2上で反転表示する等して利用者に示すと共に、
この選択されたタイトルを、現選択中のタイトルとして
保持する(S3)。
【0024】さて、野球の実況が開始され、最初の打者
が登場すると、利用者はクリップを開始したいタイミン
グで図5のクリップ開始ボタンiをONにする。これに
より、クリップデータ生成部307が図7に示す処理を
開始し、先ず、レーザディスクプレーヤ1で現在再生
(記録)されているビデオ信号のフレームのタイムコー
ドを再生開始位置のタイムコードとして制御部301か
ら取得して保持し(S11)、クリップ終了ボタンjが
ONされるのを待つ(S12)。利用者がその打者の打
席の終了時等のタイミングでクリップ終了ボタンjをO
Nにすると、クリップデータ生成部307は、レーザデ
ィスクプレーヤ1で現在再生されているビデオ信号のフ
レームのタイムコードを再生終了位置のタイムコードと
して制御部301から取得して保持する(S13)。そ
して、タイトル設定部306から現在選択されているタ
イトルを読み取り(S14)、図3に示した如きクリッ
プデータを作成してクリップ管理部304に出力する
(S15)。このとき作成されるクリップデータには、
ステップS11で取得した再生開始位置のタイムコー
ド,ステップS13で取得した再生終了位置のタイムコ
ード,ステップS14で取得したタイトルが含まれ、更
に自動採番したクリップ番号および予め定められたトラ
ンジッションモード(カット)が含まれる。
【0025】クリップ管理部304は、クリップデータ
生成部307から出力されたクリップデータをクリップ
情報記憶部303に記憶すると共に、そのクリップデー
タ中のクリップ番号(図4のb),トランジッションモ
ード(図4のf)および送出順(図4のe)から構成さ
れるリスト要素を、クリップ情報記憶部303中の現在
操作対象となっているクリップリストに追加する。この
とき追加されるリスト要素の送出順はそのクリップリス
トに存在する最後の送出順の次の値である。
【0026】以上のようにして先頭打者の打席の場面を
クリップし終えると、次の打者が打席に立つまでの時間
を利用して、利用者はマウス43等の操作によって図5
に示したタイトル一覧g1,g2のタイトルを次の打者
に合致するように選択しておき、次の打者が登場する
と、前回と同様の操作を行ってクリップを実行する。こ
うして、各打者の打席の場面を順次にクリップしていく
ことにより、クリップ情報記憶部303には各打者の打
席のクリップデータが順次に記憶され、且つそれらがク
リップリストに追加されていくことになる。
【0027】次に、クリップ情報記憶部303に記憶さ
れているクリップリスト中に含まれる多数のクリップデ
ータから或る条件に当てはまるクリップデータを検索す
る動作を説明する。
【0028】利用者は、検索の開始時、先ず検索キーと
なるタイトルを図5のタイトル一覧g1,g2中から選
択する。例えば、Aという選手の第2打席のクリップデ
ータを検索したい場合には、タイトル一覧g1から選手
名Aを、タイトル一覧g2から第2打席を選択する。ま
た、Aという選手の打席のクリップデータを全て検索し
たい場合にはタイトル一覧g1から選手名Aを選択し、
タイトル一覧g2は未選択状態とする。
【0029】次に利用者は、図5のサーチ実行ボタンk
をONにする。これにより、サーチ部308が起動さ
れ、図8に示す処理を開始される。先ず、サーチ部30
8は、クリップ管理部304を通じてクリップ情報記憶
部303から現操作対象となっているクリップリストの
内容およびそのリストに含まれる全てのクリップデータ
を入力する(S21)。次に、タイトル設定部306で
現在選択されているタイトルを検索キーとして取得する
(S22)。そして、入力したクリップリストの先頭の
リスト要素に対応するクリップデータに注目し(S2
3)、そのクリップデータに付加されているタイトルを
取得して(S25)、検索キーとなるタイトルと合致す
るか否かを調べる(S26)。
【0030】合致する場合には、このクリップデータを
CRT41の画面に出力する(S27)。合致しない場
合は、クリップリスト中の次のクリップデータに注目を
移し(S29)、同様の処理を繰り返す。なお、1つの
クリップデータを検索して出力した後、サーチ部308
は利用者からのサーチ続行の指示を待ち、サーチ続行が
指示されたら(S28でYES)、クリップリスト中の
次のクリップデータに注目を移して同様の処理を繰り返
す。即ち、本実施例のサーチ部308は、該当するクリ
ップデータを1つ検索する毎に動作を中断し、サーチ続
行が指示されたら次のクリップデータを検索するように
なっている。そして、サーチ続行の指示の代わりに利用
者からサーチ終了の指示があった場合(S28でN
O)、サーチ処理を終了する。また、クリップリストの
最後のクリップデータまでサーチし終えた場合も(S2
4でYES)、サーチ処理を終了する。
【0031】サーチ部308で検索されてCRT41に
表示されたクリップデータは、編集部310の編集機能
を使用して編集することができる。即ち、再生開始位置
や終了位置のタイムコード等を変更することができる。
【0032】次に、クリップ情報記憶部303に記憶さ
れているクリップリスト中から所定の条件に当てはまる
クリップデータを全て検索して新たなクリップデータを
生成する動作を説明する。
【0033】利用者は、現操作対象のクリップリスト中
から所望のクリップデータを抽出して新規クリップリス
トを作成する場合、先ず検索キーとなるタイトルを図5
のタイトル一覧g1,g2中から選択する。例えば、A
という選手の打席のクリップデータのみから構成される
新規クリップリストを作成する場合、タイトル一覧g1
から選手名Aを選択し、タイトル一覧g2は未選択状態
とする。
【0034】次に利用者は、図5の分類実行ボタンlを
ONにする。これにより、分類部309が起動され、図
9に示す処理が開始される。先ず、分類部309は、ク
リップ管理部304を通じてクリップ情報記憶部303
から現操作対象となっているクリップリストの内容およ
びそのリストに含まれる全てのクリップデータを入力す
る(S31)。次に、タイトル設定部306で現在選択
されているタイトルを検索キーとして取得する(S3
2)。そして、入力したクリップリストの先頭のリスト
要素に対応するクリップデータに注目し(S33)、そ
のクリップデータに付加されているタイトルを取得して
(S35)、検索キーとなるタイトルと合致するか否か
を調べる(S36)。
【0035】合致する場合には、このクリップデータを
新規のクリップリストに追加する(S37)。合致しな
い場合は、クリップリスト中の次のクリップデータに注
目を移し(S38)、同様の処理を繰り返す。そして、
クリップリストの最後のクリップデータまでサーチし終
えると(S34でYES)、新規に作成したクリップリ
ストをクリップ管理部304を通じてクリップ情報記憶
部303に格納し(39)、処理を終了する。なお、新
規クリップリストにはシステムで自動的に名前が付与さ
れるか、利用者から別途指定された名前が付与される。
【0036】分類部309で新規に作成されたクリップ
リストは、他のクリップリストと同様に編集部310の
編集機能を使用して編集することができる。即ち、クリ
ップリスト中の各リスト要素の送出順やトランジッショ
ンモードの変更等が行える。また、こうして新規に作成
し、必要に応じて編集したクリップリストに基づいてシ
ーンの再送出が行える。シーンの再送出は、キーボード
42等からクリップリストの名前を指定して再送出を制
御部301に指示することで行う。制御部301は、ク
リップ管理部304を通じてクリップ情報記憶部303
から、該当するクリップリスト及びそのリストに含まれ
る全てのクリップデータを読み出し、その内容に従って
レーザディスクプレーヤ1の再生を制御し、再生された
ビデオ信号をインタフェイス5を介して外部機器に送出
する。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば以下
のような効果を得ることができる。
【0038】クリップデータの生成時、利用者は所望の
タイトルを付けてそのクリップデータを保存しておくこ
とができ、その後のクリップデータの編集時等にはその
タイトルをキーにして所望のクリップデータを検索する
ことができるため、各クリップデータの再生開始位置の
映像で内容を一々確認したり、クリップデータをプレビ
ューして内容を確認すること無しに、所望の条件に当て
はまるクリップデータを即座に探し出すことができる。
【0039】所定の条件に当てはまるクリップデータを
そのタイトルで検索して新たなクリップリストを生成す
ることができるため、既に作成されているクリップリス
ト中から特定の条件に当てはまるクリップデータのみを
抽出して新たなクリップリストを作成することが容易か
つ迅速に行え、特定のクリップデータのみの急な再送出
にも対応することができる。
【0040】クリップデータに付与するタイトルをタイ
トル一覧の中から選択することができるため、タイトル
内容を一々キー入力する手間が省け、利用者の作業性が
向上する。また、付与するタイトルを迅速に選択するこ
とができるため、例えば実況を生で放送している最中に
短時間おきに各場面のクリップデータを作成する場合で
あっても、各クリップデータに適切なタイトルを付与す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】制御装置の一例を示す機能ブロック図である。
【図3】クリップデータの一例を示す図である。
【図4】クリップリストの一例を示す図である。
【図5】利用者入出力機器を構成するCRTに表示され
る操作画面の一例を示す図である。
【図6】タイトル設定部の処理例を示すフローチャート
である。
【図7】クリップデータ生成部の処理例を示すフローチ
ャートである。
【図8】サーチ部の処理例を示すフローチャートであ
る。
【図9】分類部の処理例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…レーザディスクプレーヤ 2…モニタ機器 21…カラーモニタ 22…スピーカ 3…制御装置 301…制御部 302…ユーザインタフェイス 303…クリップ情報記憶部 304…クリップ管理部 305…タイトル記憶部 306…タイトル設定部 307…クリップデータ生成部 308…サーチ部 309…分類部 310…編集部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送されている映像および音声を含む
    デオ信号を入力して記録し且つ同時に再生するビデオ記
    録再生機器と、該ビデオ記録再生機器で再生中の映像お
    よび音声をモニタするモニタ機器と、前記ビデオ記録再
    生機器に接続された制御装置と、該制御装置に接続され
    た利用者入出力機器とから構成され、前記ビデオ記録再
    生機器に記録済みのビデオ信号の連続する複数フレーム
    の先頭と最終の位置およびトランジッションモードを指
    定したクリップデータ、およびクリップデータを送出順
    に並べたクリップリストの作成と編集、並びに作成,編
    集したクリップリストに基づくシーンの再送出等を行う
    ノンリニア編集装置において、1つまたは複数のタイトル一覧を記憶するタイトル記憶
    部と、 該タイトル記憶部に記憶されたタイトル一覧を前記利用
    者入出力機器を構成する表示装置に表示し、該表示した
    タイトル一覧中のうちから使用するタイトルを前記利用
    者入出力機器を通じて利用者から受け付ける タイトル設
    定部と、前記利用者入出力機器を通じて利用者からクリップ開始
    が指示された時とその後にクリップ終了が指示された時
    の前記ビデオ記録再生機器におけるビデオ信号の再生位
    置および予め定められたトランジッションモードから、
    新たなクリップデータ生成し、且つ前記タイトル設定
    部で受け付けられているタイトルを、生成したクリップ
    データに付加するクリップデータ生成部と、 該クリップデータ生成部で生成されたクリップデータお
    よび該クリップデータを送出順に並べたクリップリスト
    を記憶するクリップ情報記憶部と、 前記利用者入出力機器からのクリップデータのサーチ要
    求時、前記タイトル設定部で受け付けられているタイト
    ルを持つクリップデータを前記クリップ情報記憶部から
    検索するサーチ部とを備えることを特徴とするノンリニ
    ア編集装置。
  2. 【請求項2】 前記利用者入出力機器からの作成済クリ
    ップリストに対する分類要求時、前記タイトル設定部で
    受け付けられているタイトルを持つクリップデータを前
    記作成済クリップリスト中から検索してその集合を新た
    なクリップリストとして生成する分類部を備えることを
    特徴とする請求項1記載のノンリニア編集装置。
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