JP3377726B2 - 映像情報付加装置および方法およびその方法を記録した記録媒体 - Google Patents

映像情報付加装置および方法およびその方法を記録した記録媒体

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JP3377726B2
JP3377726B2 JP21300797A JP21300797A JP3377726B2 JP 3377726 B2 JP3377726 B2 JP 3377726B2 JP 21300797 A JP21300797 A JP 21300797A JP 21300797 A JP21300797 A JP 21300797A JP 3377726 B2 JP3377726 B2 JP 3377726B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像に属性や注釈
などの情報を付加する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】映像の使い勝手を向上させるために、映
像にカット点情報やキーワードなどの属性や注釈の情報
を付加し、映像の検索や分類に用いることが提案されて
いる。これらの情報を付加する方法として、計算機によ
る映像解析により自動的に行う方法と、人手によって行
う方法がある。
【0003】従来技術では、人手によって映像に情報を
付加するための装置として、MediaStreams
があげられる(Davis,M.,Knowledge
Representation for Vide
o,Proc.ofAAAI’94,1994)。これ
によると、映像をタイムラインと呼ばれる時間軸表現に
よって表示し、情報を付加したい時間上の区間に情報の
種類を表すアイコンを配置することにより、映像の特定
の時間上の区間に情報を付加することができる。アイコ
ンは、被写体の種類や動作、数、位置、カメラ操作、切
替えなどを表現している、また、必要に応じて、ユーザ
がアイコンの種類を定義して増やすことができる。アイ
コンは、アイコンパレットと呼ばれるウインドウにカテ
ゴリ別に一覧表示されている。
【0004】MediaStreamsについて、図8
を用いて具体的に説明する。
【0005】図8(b)では、A1〜C4のアイコンが
アイコンパレット102上に用意されている。オペレー
タは、アイコンパレット102から必要なアイコンを選
び、フレーム画像101を参照して、タイムライン上の
区間を指定し、アイコンを位置付ける。図8(a)で
は、アイコン103とその右の斜線部104によって時
間上の区間を示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
多種多様な情報を付加するために、アイコンパレットか
ら付加情報に対応するアイコンを選び、時間上の区間を
指定して位置付ける必要があった。このような操作は煩
雑であるため、比較的短時間の映像を対象にして実験的
に情報付加することなら可能であったが、長時間の映像
を対象にするにはオペレータの負担が大きすぎて連続使
用が困難であるという問題があった。
【0007】本発明の課題は、長時間の映像を対象にす
ることができ、オペレータの負担が少ない映像情報付加
方法および装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の(1)
〜(13)の発明により、上記課題を解決する。
【0009】(1)映像に情報を付加する装置であっ
て、情報を付加する映像のフレーム番号に対応するフレ
ーム画像を表示するフレーム画像表示手段と、前記フレ
ーム画像表示手段に合わせて表形式で配置され、かつ、
付加する情報を表示する入力ボタンと、前記入力ボタン
が押されると該入力ボタンに表示する情報であって付加
することが可能な情報の一覧を選択可能に表示するメニ
ュー提示手段と、情報を付加するフレーム番号を操作す
るための時間操作手段と、を具備することを特徴とする
映像情報付加装置。
【0010】(2)前記時間操作手段が、情報を付加す
るフレーム番号を減少または増加させるボタンまたはス
クロールバーを具備することを特徴とする映像情報付加
装置。
【0011】(3)前記時間操作手段が、特定の情報が
付加されているフレーム番号を検索する手段を具備する
ことを特徴とする映像情報付加装置。
【0012】(4)前記入力ボタンは、該入力ボタンが
通常と異なる方法で押されると、直前と同じ情報を表示
して付加するものであることを特徴とする映像情報付加
装置。
【0013】(5)過去の付加情報を表示する過去情報
表示手段を、さらに具備することを特徴とする映像情報
付加装置。
【0014】(6)指定したフレーム番号のフレーム画
像を拡大表示する拡大画像表示手段を、さらに具備する
ことを特徴とする映像情報付加装置。
【0015】(7)前記フレーム画像表示手段が、対応
するフレーム画像の存在しない場合に代替画像を表示す
るものであることを特徴とする映像情報付加装置。
【0016】(8)前記時間操作手段が、時間のかかる
表示の更新を省略するものであることを特徴とする映像
情報付加装置。
【0017】(9)映像に情報を付加する装置であっ
て、情報を付加する映像のフレーム番号に対応するフレ
ーム画像を表示するとともに、操作画面を表形式とメニ
ュー形式で表示するモニタと、情報を付加するフレーム
番号を操作する時間操作を指示する入力手段と、前記付
加する情報を入力する入力手段と、前記付加される情報
とフレーム画像と映像データを記憶する記憶部と、前記
モニタへの前記操作画面の表示、前記2つの入力手段か
らの入力により時間操作およびフレーム番号に対するフ
レーム画像への情報の付加、前記記憶部への前記記憶を
制御する制御手段と、を具備することを特徴とする映像
情報付加装置。
【0018】(10)映像に情報を付加する装置の操作
画面に、情報を付加する映像のフレーム番号に対応する
フレーム画像を表示し、付加情報を表示する入力ボタン
を前記フレーム画像の表示に合わせて表形式で配置し、
前記入力ボタンが押されると、前記入力ボタンに表示す
る付加情報を選択するための情報の一覧を表示したメニ
ューを表示し、情報を付加するフレーム番号を操作する
ための時間操作手段を表示することを特徴とする映像情
報付加方法。
【0019】(11)映像に情報を付加する方法であっ
て、操作画面に、情報を付加する映像のフレーム番号に
対応するフレーム画像、該付加する情報を表示するため
の該フレーム画像に合わせた表形式の入力ボタン、該フ
レーム画像のフレーム番号を操作するための時間操作手
段を表示し、前記入力ボタンが押されると、前記入力ボ
タンに表示する付加情報を選択するための情報の一覧を
表示したメニューを表示し、前記メニューから付加する
情報が選択されると、前記入力ボタンに該選択された情
報を表示して当該フレーム番号のフレーム画像に該情報
を付加し、前記時間操作手段が操作されると、前記情報
を付加する映像のフレーム番号に対応する映像のフレー
ム画像の表示を更新することを特徴とする映像情報付加
方法。
【0020】(12)映像に情報を付加する装置の操作
画面に対し、情報を付加する映像のフレーム番号に対応
するフレーム画像を表示する手順と、付加情報を表示す
る入力ボタンを前記フレーム画像の表示に合わせて表形
式で配置する手順と、前記入力ボタンが押されると、前
記入力ボタンに表示する付加情報を選択するための情報
の一覧を表示したメニューを表示する手順と、情報を付
加するフレーム番号を操作するための時間操作手段を表
示する手順と、をコンピュータに実行させるためのプロ
グラムを、コンピュータ読み取り可能な媒体に記録した
ことを特徴とする映像情報付加方法を記録した記録媒
体。
【0021】(13)映像に情報を付加する方法であっ
て、操作画面に、情報を付加する映像のフレーム番号に
対応するフレーム画像、該付加する情報を表示するため
の該フレーム画像に合わせた表形式の入力ボタン、該フ
レーム画像のフレーム番号を操作するための時間操作手
段を表示する手順と、前記入力ボタンが押されると、前
記入力ボタンに表示する付加情報を選択するための情報
の一覧を表示したメニューを表示する手順と、前記メニ
ューから付加する情報が選択されると、前記入力ボタン
に該選択された情報を表示して当該フレーム番号のフレ
ーム画像に該情報を付加する手順と、前記時間操作手段
が操作されると、前記情報を付加する映像のフレーム番
号に対応するフレーム画像の表示を更新する手順と、を
コンピュータに実行させるためのプログラムを、コンピ
ュータ読み取り可能な媒体に記録したことを特徴とする
映像情報付加方法を記録した記録媒体。
【0022】本発明では、表形式とメニュー形式が、情
報付加のための操作法が明確で簡便であるうえ、通常O
A機器操作のできるオペレータに馴染みがあり、習熟が
早く、長時間操作が可能である点に着目して、情報を付
加するフレーム画像の表示と、映像に情報を付加するた
めの入力ボタンを表形式で表示するとともに、その情報
を選択するためにメニュー形式を用いることにより、オ
ペレータの負担を軽減する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、発明の実施の形態を図を
用いて説明する。
【0024】図1に、本発明における操作画面の第1の
実施形態例を表す。画面の左端に映像のフレーム画像1
が縦に並ぶ。ここでは9フレーム分の画像が表示されて
いるが、画面の大きさに合わせて表示画像数を変更して
もよい。また、フレーム間隔は、全フレームでもよい
し、ある間隔(例えば15フレーム間隔)でもよい。フ
レーム画像は縮小したものを用いてもよい。
【0025】それぞれのフレーム画像の右側には、情報
を入力するための入力ボタン2が表形式で並ぶ。ここ
で、表の行は時間を表し、上の行ほどフレーム番号が小
さくなり、時間的に過去を意味する。したがって、オペ
レータが作業を進めて行くにつれて、フレーム画像と入
力ボタンは下から上にスクロールしていく。また、表の
列は情報の種類を表している。情報の種類として、カッ
ト(Cut)、カメラ操作(Camera)、カメラの
位置(Position)、人数(Person)、フ
レームサイズ(FrameSize)、テロップの有無
(Telop)、オペレータの判断では解決できなかっ
た部分(GiveUp)を用いているが、これらに限定
するわけでなく、用途に応じて他の情報の種類を用いて
もよい。
【0026】なお、ここでは垂直方向を時間、水平方向
を情報の種類とし、垂直方向にスクロールするとした
が、この方向は入れ替わってもよい。しかしながら、垂
直方向のスクロールは、端末やワープロ、WWWプラウ
ザの表示、連続紙に対する印刷において一般的に見ら
れ、水平方向にスクロールするのと比べてオペレータの
負担が少ないことが知られている。
【0027】オペレータが入力ボタンを押すと、メニュ
ー3が表示される。メニュー3には、入力ボタンの列に
応じて入力できる情報が一覧表示される。ここでは、
「カメラの位置(Position)」という種類に対
応して、「高い位置(High)」「目の高さ(Ey
e)」「低い位置(Low)」という情報が表示されて
いる。オペレータが入力したい情報をメニューから選ぶ
と、選んだ項目が入力ボタンに表示される。一番上の項
目を選ぶと情報を空欄にすることができる。メニューか
ら項目を選択すると、メニューは画面から消去される。
【0028】また、入力ボタンを通常と異なる方法で押
すと、メニューを表示する代わりに、最近の過去の空欄
でない情報と同じ情報を入力することができる。ここ
で、入力ボタンを通常と異なる方法で押すとは、例え
ば、入力手段がマウスの場合では、通常は左ボタンを押
すのに対し、右ボタンを押すことをいう。例えば、図2
のaに示すように、1行目が「High」、2行目が空
欄のとき、3行目の入力ボタンを通常と異なる方法で押
すと、1行目の情報である「High」が3行目に入力
され、図2のbに示す状態になる。これによって、メニ
ューから項目を選択する手間が省けるため、作業効率が
向上する。なお、参照する過去のフレームは、必ずしも
画面に表示されている必要はなく、画面外の情報であっ
ても過去に遡って参照することができる。
【0029】次に、表示フレームを変更したいときに
は、オペレータは、右側のスクロールバー4や、時間操
作ボタン群5を用いる。スクロールバーやボタンの他
に、ダイアルや、スイッチを用いてもよい。これらの時
間操作手段の実施形態例については後で詳しく述べる。
【0030】次に、フレームを進めて行くと、過去の情
報は画面外にスクロールアウトして見えなくなってしま
う。このため、過去と同じ情報を入力しようとすると
き、参照したい情報を見ることができなくて不便であ
る。そこで、画面外の最近の過去の空欄でない情報を過
去情報表示手段6に表示する。
【0031】次に、フレーム画像は1の他に、7と8の
拡大画像表示手段にも拡大表示することができる。これ
により、画像の内容を詳しく見ることができる。通常
は、7は最上行のフレーム画像を拡大表示し、8は最下
行のフレーム画像を拡大表示する。オペレータが1のフ
レーム画像のいずれかを指定すると、指定したフレーム
画像を7または8に拡大表示する。1のフレーム画像を
上から順番に指定すれば、拡大表示画像を動画として観
察することができる。動画を簡易に再生できることによ
り、カメラワークや被写体の動きを調べるのが容易にな
る。
【0032】次に、フレーム画像表示手段1には、フレ
ーム番号に対応するフレーム画像が存在しないときに、
代替画像を表示することができる。例えば、フレーム番
号がマイナスの値である場合には、作業開始時の注意を
知らせる画像を表示したり、フレーム番号が最終フレー
ム番号よりも大きいときには、作業終了を知らせる画像
を表示したりすることができる。
【0033】次に、図3〜図5を用いて、時間操作手段
の実施形態例の詳細について述べる。
【0034】図3は、スクロールバー4を表す説明図で
ある。スクロールバー4のつまみ41は上下に動くよう
になっており、つまみ41の位置によって、表示してい
るフレーム番号の相対的時間位置を表す。さらに、42
のように、フレーム番号(図例では450)がつまみ4
1の近くに表示される。つまみ41の上下の部分43,
44を押すと、つまみ41は一定量上または下に、それ
ぞれ移動する。また、つまみ41の上下の部分43,4
4を押し続けることにより、つまみ41は連続して移動
する。
【0035】スクロールバー4のつまみ41が移動する
と、それに対応して、図1の画面上で、フレーム画像や
入力ボタン、拡大画像、過去情報の表示が更新される。
しかしながら、表示の更新には時間がかかるので、つま
み41の細かい動きにいちいち対応して画面を更新する
と、つまみ41の応答が悪くなって滑らかな操作性が損
なわれる。そこで、図4に示すように、表示の更新を
〈1〉〜〈3〉の3段階のモードに分ける。モード
〈1〉では、すべての表示を更新する。モード〈2〉で
は、過去情報を除いた表示を更新する。モード〈3〉で
は、表示を更新しない。
【0036】通常はモード〈1〉であり、すべての表示
が常に更新されるようにしておく。スクロールバーのつ
まみ41を操作すると、つまみ41の移動中は、モード
〈3〉にして表示を更新しないようにし、つまみ41の
応答性を向上させる。つまみ41の移動が終わると、モ
ード〈1〉に戻して、すべての表示を更新する。つまみ
の上下の部分43,44を押し続けているときは、モー
ド〈2〉にして、フレーム画像を表示しながらフレーム
番号を戻したり進めたりする。操作が終わったところ
で、モード〈1〉に戻す。このように、表示の更新の方
法を適切に切替えることによって、滑らかな操作性を実
現することができる。
【0037】図5は時間操作手段の別の実施形態例を表
す説明図である。この実施形態例ではボタン51〜5
9,510,511と、スライダー512を用いてい
る。
【0038】ボタン52は再生ボタンであり、これを押
すと、一定時間間隔でフレーム番号が増加する。このと
き表示更新モードを〈2〉にして、フレーム画像と入力
ボタン、拡大画像の表示を更新する。これにより、フレ
ーム画像と入力ボタンは上へ順番にスクロールし、拡大
画像表示手段では動画が表示される。フレーム番号を増
加させる時間間隔はスライダー512によって変えるこ
とができ、オペレータは操作のしやすい再生速度を選ぶ
ことができる。
【0039】ボタン51は停止ボタンであり、再生を停
止し、表示更新モードを〈1〉に戻して過去情報の表示
を更新する。
【0040】ボタン53と54は、それぞれコマ戻し/
コマ送りボタンであり、これを押すと、フレーム画像と
入力ボタンを1行分戻したり、送ったりすることができ
る。
【0041】ボタン55と56は、それぞれページ戻し
/ページ送りボタンであり、これを押すと、フレーム画
像を1画面分戻したり、送ったりすることができる。
【0042】ボタン57と58は、カット検索ボタンで
ある。これを押すと、「Cut」の列で空欄でないフレ
ーム番号を検索し、そのフレームが画面に現れるように
表示を更新する。ボタン57を押すと時間的に過去の方
へ、ボタン58を押すと未来の方へ検索する。
【0043】ボタン510は、再々生ボタンであり、こ
れを押すと、最上行から最下行までのフレーム画像を順
番に一定時間間隔で拡大表示手段に表示する。
【0044】ボタン59と511は、原画像再生ボタン
であり、最上行のフレーム画像の原画像を別の表示手段
に表示することができる。ボタン59は、最上行のフレ
ーム番号から動画として原画像を表示する。ボタン51
1は、最上行のフレーム番号のフレーム画像を表示す
る。フレーム画像表示手段1や拡大画像表示手段7,8
では、フレームの間引きや画像の縮小により画像内容の
判別が困難なことがあるが、そのような場合に原画像を
容易に参照できれば、作業効率が向上する。
【0045】次に、図6に第1の実施形態例を含む装置
構成としての第2の実施形態例を示す。11のモニタに
は、第1の実施形態例の操作画面が表示される。また、
原画像再生ボタンにより表示される原画像も、このモニ
タ11に表示される。12はキーボードであり、時間操
作手段の一部の機能をキーに割り当てて操作することが
できる。13はマウスであり、操作画面上の入力ボタン
やスクロールバーなどを操作するために用いる。なお、
マウスの他に、タブレットやタッチパネルなどのポイン
ティングデバイスを用いてもよい。14は制御部であ
り、操作画面の表示、ボタンやスクロールバーが操作さ
れた時の反応や画面の更新を上記の通り行い、装置全体
を制御する。15は記憶部であり、入力された情報を記
憶する他に、フレーム画像情報や、原画像データを記憶
する。記憶部15として、ハードディスク、半導体メモ
リ、磁気テープ、光磁気ディスクなどを用いることがで
きる。
【0046】図7に、記憶部15に記憶される情報の実
施形態例を示す。情報は表形式で管理される。表の各行
には、フレーム番号に関係づけられて下記の情報が管理
されている。Aの列には、操作画面表示に必要な情報が
あらかじめ入力されている。「原画像位置」は、原画像
再生ボタンが押されたときに必要になる情報であり、フ
レーム番号に対応する原画像データ上での位置を保持し
ている。「フレーム画像」には、フレーム画像表示手段
および拡大画像表示手段に表示するためのフレーム画像
データが格納されている。
【0047】Bの列には、オペレータが入力した付加情
報が種類別に記憶される。「High」「Low」など
の文字情報をそのまま保持してもよいし、図7に示すよ
うに、数字や記号に変換して、より少ない記憶容量で情
報を保持してもよい。
【0048】また、図8では、AとBの情報がひとつの
表にまとめられているが、それぞれをフレーム番号に関
係づけられた別々の表で管理してもよい。
【0049】なお、以上の実施形態例で示した操作画面
への各種の表示を行う手順および映像に情報を付加する
手順は、コンピュータで適宜実行することが可能であ
り、その手順をコンピュータに実行させるためのプログ
ラムを、該コンピュータが読み取り可能な媒体、例えば
フロッピーディスクやCD−ROMなどに記録して配布
することが可能である。
【0050】また本発明は、その趣旨を変更しない範囲
で様々に変形して実施することができる。例えば、情報
の種類に応じて入力ボタンに表示する色を変更してもよ
いし、拡大画像表示手段での拡大率を変更できるように
してもよい。また、カット以外の情報の種類において、
特定の情報が付加されているフレーム番号を検索しても
よい。例えば、「GiveUp」の情報を検索して、オ
ペレータが解決できなったフレーム番号の一覧を作って
もよい。
【0051】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、表
形式とメニュー形式に基づいて映像に情報を付加するの
で、操作法が明確で簡便であり、オペレータの負担を軽
減することができ、長時間操作が可能な映像情報付加装
置を提供することができる。
【0052】また、本発明は、時間操作手段を具備する
ので、情報を付加するフレーム番号を柔軟に操作・検索
することができる。
【0053】また、本発明は、入力ボタンを通常と異な
る方法で押すことによって、直前と同じ情報を付加する
ことができるので、オペレータの操作を軽減し作業効率
を向上させることができる。
【0054】また、本発明は、過去の付加情報を表示す
る過去情報表示手段を具備するので、画面外に消えてし
まった情報を参照するのが容易になる。
【0055】また、本発明は、指定したフレーム番号の
フレーム画像を拡大表示する拡大画像表示手段を具備す
るので、画像の内容を詳しく見たり、フレーム画像を順
番に表示することによって動画として観察することがで
きる。
【0056】また、本発明は、フレーム画像表示手段
に、代替画像を表示することができるので、オペレータ
に様々な指示を表示することができる。
【0057】また、本発明は、時間のかかる表示の更新
を省略することができるので、操作の応答性を向上し、
滑らかな操作性を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態例を表す操作画面の構
成図である。
【図2】上記実施形態例において、過去の同じ情報を簡
易に入力する操作を説明する説明図である。
【図3】上記実施形態例での時間操作手段のスクロール
バーの実施形態例を表す図である。
【図4】上記実施形態例での表示更新の3つのモードを
説明する説明図である。
【図5】上記実施形態例での時間操作手段のボタンの実
施形態例を表す図である。
【図6】本発明の第2の実施形態例を表す映像情報付加
装置のブロック図である。
【図7】上記第2の実施形態例における記憶部に記憶さ
れる情報の実施形態例を表す図である。
【図8】(a),(b)は、従来の技術であるMedi
aStreamsの操作画面を表す図である。
【符号の説明】 1…フレーム画像表示手段 2…入力ボタン 3…メニュー 4…時間操作用スクロールバー 41…つまみ 42…フレーム番号表示 43,44…連続移動操作部 5…時間操作用ボタン群 51…停止ボタン 52…再生ボタン 53…コマ戻しボタン 54…コマ送りボタン 55…ページ戻しボタン 56…ページ送りボタン 57…後方カット検索ボタン 58…前方カット検索ボタン 59…原映像再生ボタン(動画) 510…再々生ボタン 511…原映像再生ボタン(フレーム画像) 512…再生速度調節用スライダー 6…過去情報表示手段 7,8…拡大画像表示手段 11…モニタ 12…キーボード 13…マウス 14…制御部 15…記憶部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−70011(JP,A) 特開 平8−339379(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/956 H04N 5/262 - 5/278

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像に情報を付加する装置であって、 情報を付加する映像のフレーム番号に対応するフレーム
    画像を表示するフレーム画像表示手段と、 前記フレーム画像表示手段に合わせて表形式で配置さ
    れ、かつ、付加する情報を表示する入力ボタンと、 前記入力ボタンが押されると該入力ボタンに表示する情
    報であって付加することが可能な情報の一覧を選択可能
    に表示するメニュー提示手段と、 情報を付加するフレーム番号を操作するための時間操作
    手段と、 を具備することを特徴とする映像情報付加装置。
  2. 【請求項2】 前記時間操作手段が、 情報を付加するフレーム番号を減少または増加させるボ
    タンまたはスクロールバーを具備する、 ことを特徴とする請求項1記載の映像情報付加装置。
  3. 【請求項3】 前記時間操作手段が、 特定の情報が付加されているフレーム番号を検索する手
    段を具備する、 ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の映像
    情報付加装置。
  4. 【請求項4】 前記入力ボタンは、 該入力ボタンが通常と異なる方法で押されると、直前と
    同じ情報を表示して付加するものである、 ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3のいず
    れか1項に記載の映像情報付加装置。
  5. 【請求項5】 過去の付加情報を表示する過去情報表示
    手段を、さらに具備する、 ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求
    項4のいずれか1項に記載の映像情報付加装置。
  6. 【請求項6】 指定したフレーム番号のフレーム画像を
    拡大表示する拡大画像表示手段を、さらに具備する、 ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求
    項4、請求項5のいずれか1項に記載の映像情報付加装
    置。
  7. 【請求項7】 前記フレーム画像表示手段が、 対応するフレーム画像の存在しない場合に代替画像を表
    示するものである、 ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求
    項4、請求項5、請求項6のいずれか1項に記載の映像
    情報付加装置。
  8. 【請求項8】 前記時間操作手段が、 時間のかかる表示の更新を省略するものである、 ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求
    項4、請求項5、請求項6、請求項7のいずれか1項に
    記載の映像情報付加装置。
  9. 【請求項9】 映像に情報を付加する装置であって、 情報を付加する映像のフレーム番号に対応するフレーム
    画像を表示するとともに、操作画面を表形式とメニュー
    形式で表示するモニタと、 情報を付加するフレーム番号を操作する時間操作を指示
    する入力手段と、 前記付加する情報を入力する入力手段と、 前記付加される情報とフレーム画像と映像データを記憶
    する記憶部と、 前記モニタへの前記操作画面の表示、前記2つの入力手
    段からの入力により時間操作およびフレーム番号に対す
    るフレーム画像への情報の付加、前記記憶部への前記記
    憶を制御する制御手段と、 を具備することを特徴とする映像情報付加装置。
  10. 【請求項10】 映像に情報を付加する装置の操作画面
    に、 情報を付加する映像のフレーム番号に対応するフレーム
    画像を表示し、 付加情報を表示する入力ボタンを前記フレーム画像の表
    示に合わせて表形式で配置し、 前記入力ボタンが押されると、前記入力ボタンに表示す
    る付加情報を選択するための情報の一覧を表示したメニ
    ューを表示し、 情報を付加するフレーム番号を操作するための時間操作
    手段を表示する、 ことを特徴とする映像情報付加方法。
  11. 【請求項11】 映像に情報を付加する方法であって、 操作画面に、情報を付加する映像のフレーム番号に対応
    するフレーム画像、該付加する情報を表示するための該
    フレーム画像に合わせた表形式の入力ボタン、該フレー
    ム画像のフレーム番号を操作するための時間操作手段を
    表示し、 前記入力ボタンが押されると、前記入力ボタンに表示す
    る付加情報を選択するための情報の一覧を表示したメニ
    ューを表示し、 前記メニューから付加する情報が選択されると、前記入
    力ボタンに該選択された情報を表示して当該フレーム番
    号のフレーム画像に該情報を付加し、 前記時間操作手段が操作されると、前記情報を付加する
    映像のフレーム番号に対応する映像のフレーム画像の表
    示を更新する、 ことを特徴とする映像情報付加方法。
  12. 【請求項12】 映像に情報を付加する装置の操作画面
    に対し、 情報を付加する映像のフレーム番号に対応するフレーム
    画像を表示する手順と、 付加情報を表示する入力ボタンを前記フレーム画像の表
    示に合わせて表形式で配置する手順と、 前記入力ボタンが押されると、前記入力ボタンに表示す
    る付加情報を選択するための情報の一覧を表示したメニ
    ューを表示する手順と、 情報を付加するフレーム番号を操作するための時間操作
    手段を表示する手順と、 をコンピュータに実行させるためのプログラムを、コン
    ピュータ読み取り可能な媒体に記録した、 ことを特徴とする映像情報付加方法を記録した記録媒
    体。
  13. 【請求項13】 映像に情報を付加する方法であって、 操作画面に、情報を付加する映像のフレーム番号に対応
    するフレーム画像、該付加する情報を表示するための該
    フレーム画像に合わせた表形式の入力ボタン、該フレー
    ム画像のフレーム番号を操作するための時間操作手段を
    表示する手順と、 前記入力ボタンが押されると、前記入力ボタンに表示す
    る付加情報を選択するための情報の一覧を表示したメニ
    ューを表示する手順と、 前記メニューから付加する情報が選択されると、前記入
    力ボタンに該選択された情報を表示して当該フレーム番
    号のフレーム画像に該情報を付加する手順と、 前記時間操作手段が操作されると、前記情報を付加する
    映像のフレーム番号に対応するフレーム画像の表示を更
    新する手順と、 をコンピュータに実行させるためのプログラムを、コン
    ピュータ読み取り可能な媒体に記録した、 ことを特徴とする映像情報付加方法を記録した記録媒
    体。
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