JPH0879197A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH0879197A
JPH0879197A JP6206400A JP20640094A JPH0879197A JP H0879197 A JPH0879197 A JP H0879197A JP 6206400 A JP6206400 A JP 6206400A JP 20640094 A JP20640094 A JP 20640094A JP H0879197 A JPH0879197 A JP H0879197A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置の操作性を向上させ、誤操作を防止する
ことができるようにする。 【構成】 背景33と情報表示領域32からなる表示画
面31において、情報表示領域32に新聞データが表示
される。そして、カーソル1が背景33内に移動される
と、情報表示領域32が強調され、カーソル1の形状
が、ページめくりを連想させるのような形状(図7
(b))に変更される。そして、このときに、マウス
(図示せず)が操作(クリック)されると、いま表示さ
れている新聞データに代えて、次または前のページの新
聞データが表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば新聞の見出しの
みが見える縮小画面や、その各見出しに対応する記事な
どに階層化された新聞データなどの情報を、ユーザの操
作に応じて表示するコンピュータやその他の端末などに
用いて好適な表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンピュータにおいては、例えば
次のようにして情報の表示が行われるようになされてい
る。即ち、図15は、いわゆるテレビゲーム用のコンピ
ュータの一例の構成を示している。この場合、ゲーム機
からは、所定のゲームプログラムにしたがった画像信号
が発生され、その画像信号に対応する画像(情報)が、
ゲーム機と接続されたテレビジョン受像機で表示され
る。
【0003】コントローラ130は、例えばボタン13
1乃至135と、十字カーソルキー136とで構成さ
れ、これらを操作することにより、テレビジョン受像機
に表示された画像としての、ゲームのキャラクタやカー
ソルなどが移動されたり、あるいはゲーム機に所定の処
理を行わせることができるようになされている。なお、
ボタン131乃至135や十字カーソルキー136の操
作は、通常、ゲーム機で実行されるゲームプログラムに
よって異なる意味を持つ。
【0004】ところで、このようなコントローラ130
の十字カーソルキー136の操作が、例えばカーソルの
移動処理に割り当てられた場合、カーソルの微細な移動
などが困難で、使い勝手が悪かった。即ち、例えばある
画面から次の画面に進むのに、カーソルを、画面上の所
定の領域に移動して、その領域をボタン131乃至13
5のうちのいずれかで指定する必要がある場合、その領
域が小さいときには、その領域ではなく、他の領域を指
定してしまうことがあった。
【0005】このように、ゲーム機では、十字カーソル
キー136の操作により画面上の座標を指示することは
できるが、そのパフォーマンスや制御性は良いものでは
なかった。
【0006】また、このようなゲーム機では、コントロ
ーラ130の操作の標準化がなされていないので、複数
の目的の情報が共存するアプリケーションプログラムを
作成することが困難であった。
【0007】さらに、コントローラ130は、片手で操
作することが困難であった。
【0008】次に、図16は、従来の他のコンピュータ
(例えば、アップル社のパーソナルコンピュータ「マッ
キントッシュ(商標)」など)で採用されているGUI
(Graphical User Interface)による表示画面111の
一例を示している。この表示画面111は、選択肢表示
領域113および背景112で構成されている。そし
て、背景112には、アイコン118および119が配
置され、さらに2つのウインドウ114および115が
オープンされている。
【0009】ウインドウ114(ウインドウ115も同
様)は、ヘッダ116と情報表示領域117とで構成さ
れている。図17の拡大図に示すように、ヘッダ116
は、ウインドウ114の上部に配置され、その中央部分
の領域であるウインドウ名表示領域116aには、ウイ
ンドウ114に付された名前が表示される。情報表示領
域117内には、情報を表示することができるようにな
されている。
【0010】このような表示画面111上には、例えば
カーソル(図示せず)が表示され、そのカーソルは、例
えば図18に示すようなマウス101を操作することに
より移動することができるようになされている。また、
マウス101には、ボタン102が1つだけ設けられ、
このボタン102を操作することにより、カーソルが指
示している位置を選択することができるようになされて
いる。
【0011】マウス101によれば、カーソルの移動量
を微細に調整することができる。
【0012】例えば、ユーザが、マウス101を操作す
ることにより、カーソルをアイコン118(図16)を
指示するように移動して、そこでボタン102を操作す
ると(クリックまたはダブルクリックすると)、そのア
イコン118に対応するウインドウがオープンされる。
また、上述した選択肢表示領域113(図16)の中の
所定の領域を、カーソルによって選択すると(所定の領
域にカーソルが移動され、その位置でボタン102(図
18)が操作されると)、オープンされたウインドウ
(アクティブなウインドウ)はクローズされ、アイコン
化される。
【0013】ウインドウは、図16(図17)に示した
ように、重複して配置することが可能であるが、アクテ
ィブなウインドウは1つだけである。アクティブなウイ
ンドウは、最前面に表示され、またそのヘッダも、アク
ティブでないウインドウのヘッダとは異なるように表示
される。従って、ユーザは、アクティブなウインドウが
いずれであるかを、ウインドウの表示位置(最前面に表
示されているかどうか)またはヘッダの表示状態を見て
判断する。
【0014】上述した図16の表示画面111を構成す
る選択肢表示領域113には、アクティブなウインドウ
で起動されているアプリケーションで使用されるコマン
ドなどが表示される。従って、選択肢表示領域113の
表示内容は、アクティブなウインドウが変更されること
により変化する。そして、選択肢表示領域113に表示
されたコマンドが、カーソルにより選択されると(コマ
ンドの表示部分にカーソルが移動され、その位置でボタ
ン102(図18)が操作されると)、そのコマンドに
対応する処理が、アクティブなウインドウを対象として
行われる。あるいは、そのコマンドに対応する処理を細
分化した処理に対応するコマンドが、例えばプルダウン
メニューやポップアップメニューで表示され、その中の
コマンドが、カーソルにより選択されると、そのコマン
ドに対応する処理が、アクティブなウインドウを対象と
して行われる。
【0015】なお、プルダウンメニューやポップアップ
メニューの使用にあたっては、所望するコマンドが、ど
のプルダウンメニュー(あるいはポップアップメニュ
ー)内に存在するのかを、ユーザが知らない場合には、
その所望するコマンドを探し出す必要がある。
【0016】次に、図19は、従来の、さらに他のコン
ピュータで採用されているGUI(例えば、マイクロソ
フト社の「WINDOWS(商標)」など)による表示
画面111の一例を示している。なお、図中、図16に
おける場合と対応する部分については、同一の符号を付
してある。
【0017】この表示画面111は、背景112で構成
されている。そして、背景112には、アイコン118
および119が配置され、さらに2つのウインドウ11
4および115に加え、ウインドウ120がオープンさ
れている。
【0018】ウインドウ114(ウインドウ115およ
び120も同様)は、ヘッダ116、選択肢表示領域1
13、および情報表示領域117で構成されている。図
20の拡大図に示すように、ヘッダ116および選択肢
表示領域113は、ウインドウ114の上部に順次配置
されている。そして、ヘッダ116の左端には、制御ボ
ックス123が配置され、またその右端には、クローズ
ボックス121および拡大ボックス122が配置されて
いる。
【0019】選択肢表示領域113には、ウインドウ1
14で起動されているアプリケーションで使用されるコ
マンドなどが表示される。
【0020】このような表示画面111上におけるカー
ソルは、例えば図21に示すようなマウス101を操作
することにより移動することができるようになされてい
る。また、マウス101には、ボタン102Lおよび1
02Rの2つが設けられている。ボタン102Lの操作
は、図18で説明したボタン102の操作と同様の意味
を持つが、ボタン102Rの操作の意味は、アプリケー
ションごとに規定することができるようになされてい
る。即ち、この場合、マウス101に設けられた2つの
ボタン102Lおよび102Rの操作の意味は、明確に
区別されている。
【0021】例えば、ユーザが、マウス101を操作
し、カーソルをアイコン118(図19)を指示するよ
うに移動して、そこでボタン102Lを操作すると、そ
のアイコン118に対応するウインドウがオープンされ
る。また、オープンされているウインドウとしての、例
えばウインドウ114のクローズボックス121(図2
0)をカーソルによって選択すると(クローズボックス
121にカーソルが移動され、その位置でボタン102
L(図21)が操作されると)、ウインドウ114はク
ローズされ、アイコン化される。
【0022】さらに、ウインドウ114の拡大ボックス
122(図20)がカーソルによって選択されると、ウ
インドウ114が拡大されて表示画面111(背景11
2)(図19)全体に表示される。また、ウインドウ1
14の制御ボックス123(図20)がカーソルによっ
て選択されると、このウインドウ114を対象として処
理を行うコマンドなどが、例えばプルダウンメニューや
ポップアップメニューで表示される。そして、そのプル
ダウンメニューやポップアップメニューの中のコマンド
が、カーソルにより選択されると、そのコマンドに対応
する処理が、ウインドウ114を対象として行われる。
【0023】また、選択肢表示領域113(図19、図
20)に表示されたコマンドが、カーソルにより選択さ
れると、そのコマンドに対応する処理が、ウインドウ1
14を対象として行われる。あるいは、そのコマンドに
対応する処理を細分化した処理に対応するコマンドが、
例えばプルダウンメニューやポップアップメニューで表
示され、その中のコマンドが、カーソルにより選択され
ると、そのコマンドに対応する処理が、ウインドウ11
4を対象として行われる。
【0024】なお、この場合においても、図16乃至図
18で説明したように、ウインドウは、重複して配置す
ることが可能であるが、アクティブなウインドウは1つ
だけである。また、アクティブなウインドウかどうか
も、図16乃至図18で説明した場合と同様にして判断
することができるようになされている。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図16乃至
図18で説明したコンピュータにおいては、アクティブ
なウインドウに対応して、図16に示した選択肢表示領
域113の表示内容を変更しなければならず、このため
画面制御が複雑になり、装置が高コスト化する課題があ
った。
【0026】また、図19乃至図21で説明したコンピ
ュータにおいては、例えばウインドウ114に注目した
場合、図20に示したように、ヘッダ116の他、クロ
ーズボックス121、拡大ボックス122、制御ボック
ス123、および選択肢表示領域113などが、ウイン
ドウ114内に表示される。従って、実際に情報を表示
する領域である情報表示領域117が狭くなる課題があ
った。その結果、表示した情報の相対的価値が低下する
課題があった。
【0027】さらに、マウス101によるカーソルの操
作性は、図15で説明したコントローラ130によるカ
ーソルの操作性よりは良いが、図20に示したクローズ
ボックス121、拡大ボックス122、制御ボックス1
23などは、通常、小さい領域とされているため、誤操
作が生じる課題があった。
【0028】また、図15乃至図21で説明したコンピ
ュータに、例えばジャンル(総合欄とか経済欄、テレビ
欄など)単位などで分けられた新聞データであって、各
ジャンルのデータが、ページ単位、各ページの記事単
位、各記事を構成する素材(例えば、記事を構成する写
真、文書、図表、見出しなど)単位などでさらに分けら
れることにより階層化された新聞データを表示させ、ペ
ージめくりや、階層方向への表示の変更を行わせる場
合、例えば、まずページめくりおよび階層方向への表示
の変更のうちのいずれを行うのかをマウス101やコン
トローラ130を操作して指定し、さらに、ページめく
りを行うのであれば、前ページおよび次ページのうちの
いずれに表示を変更するのかを、階層方向への表示の変
更を行うのであれば、上位階層および下位階層のうちの
いずれに表示を変更するのかを、さらにマウス101や
コントローラ130を操作して指定しなければならなか
った。
【0029】即ち、ある処理を行わせる場合に、複数の
操作を行う必要があり、ユーザに煩わしさを感じさせる
課題があった。
【0030】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、表示画面の構成を簡素化することによ
り、装置のコストを低減するとともに、表示した情報の
相対的価値を向上させ、さらには装置の操作性を向上さ
せることができるようにするものである。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明の表示装置は、階
層化された情報を表示する、少なくとも第1および第2
のエリア(例えば、図5に示す背景33と情報表示領域
32など)からなる表示画面を有する表示手段(例え
ば、図1に示す表示装置2など)と、表示手段の表示画
面上の位置を指示する、第1および第2のボタン(例え
ば、図2に示すボタン3Lおよび3Rなど)を有する指
示手段(例えば、図1に示すマウス3など)と、指示手
段により指示された表示画面上の位置に応じて、表示手
段を制御する制御手段(例えば、図1に示す処理装置9
など)とを備え、制御手段は、指示手段の第1または第
2のボタンが操作されることにより、表示画面の第1の
エリアが指示されたときに、いま表示されている情報に
代えて、その情報の次ページまたは前ページの情報を表
示手段にそれぞれ表示させ、指示手段の第1または第2
のボタンが操作されることにより、表示画面の第2のエ
リアが指示されたときに、いま表示されている情報に代
えて、その情報の下位階層または上位階層に属する情報
を表示手段にそれぞれ表示させる制御を行うことを特徴
とする。
【0032】この表示装置においては、表示手段に、指
示手段を操作することにより移動するカーソルを表示さ
せ、制御手段に、カーソルが第1および第2のエリアの
うちのいずれを指示しているかによって、カーソルの形
状を変化させることができる。さらに、表示手段には、
カーソルが指示している位置に対応した表示画面上のエ
リアを強調して表示させることができる。また、第2の
エリアは、表示画面上に、情報が表示されるエリアに対
応させることができる。
【0033】
【作用】上記構成の表示装置においては、背景33と情
報表示領域32からなる表示画面(表示画面31)を有
する表示装置2に、階層化された情報が表示される。そ
して、表示装置2の表示画面31上の位置が、マウス3
によって指示されると、処理装置9では、その指示され
た表示画面31上の位置に応じて、表示装置2が制御さ
れる。即ち、処理装置9は、マウス3のボタン3Lまた
は3Rが操作されることにより、表示画面31の背景3
3が指示されたときに、いま表示されている情報に代え
て、その情報の次ページまたは前ページの情報を表示装
置2にそれぞれ表示させ、マウス3のボタン3Lまたは
3Rが操作されることにより、表示画面31の情報表示
領域32が指示されたときに、いま表示されている情報
に代えて、その情報の下位階層または上位階層に属する
情報を表示装置2にそれぞれ表示させる制御を行う。
【0034】従って、いま表示されている情報に代えて
他の情報を表示させるためのコマンドに対応する表示
を、表示画面31上に配置しなくて済むので、表示画面
31の構成を簡素化することができ、その結果、装置の
コストを低減し、また表示した情報の相対的価値を向上
させることができる。
【0035】さらに、情報表示領域32および背景33
のうちのいずれが指示されたかによって、いま表示され
ている情報と同階層に属する他の情報か、あるいはその
情報と異なる階層に属する情報が、いわば一意的に表示
されるので、ユーザは複数の操作を行わずに済み、従っ
て装置の操作性を向上させることができる。
【0036】
【実施例】図1は、本発明の表示装置の一実施例の構成
を示している。記録媒体10には、階層化されている情
報としての、例えば新聞データその他が記録されてい
る。この新聞データは、例えば商況欄、総合欄、トップ
面(一面)、テレビ欄、経済欄、社会欄などのようなジ
ャンル単位で分けられており、さらに各ジャンルの新聞
データは、例えばページ単位のデータ、各ページの記事
単位のデータ、各記事を構成する素材単位のデータ、各
素材に関連する関連情報単位のデータなどに階層化され
ている(本実施例では、ページ単位のデータ、記事単位
のデータ、素材単位のデータ、関連情報単位のデータの
順で、階層が低くなっていくものとする)。そして、階
層化された新聞データのうちの関係するものどうしは、
関連付けられている。即ち、例えばページ単位のデータ
は、そこに含まれる記事に対応する記事単位のデータと
関連付けられている。また、記事単位のデータは、その
記事を構成する素材に対応する素材単位のデータと関連
付けられている。
【0037】なお、素材には、例えば記事を構成する写
真、文書、図表、見出しなどの他、記事の一部の領域を
占めている広告なども含まれるものとする。
【0038】また、新聞データは、テキストデータ、画
像データ(静止画、動画)、音声データを必要に応じて
組み合わせたマルチメディアデータとすることができ
る。
【0039】図1の表示装置によれば、記録媒体10に
記録されている新聞データを、必要に応じて読み出し、
表示装置2に表示させることができるようになされてい
る。
【0040】即ち、ユーザが、例えばマウス3を操作す
ると、その操作に対応する信号(操作信号)が、座標検
出装置6で発生され、処理装置9に入力される。あるい
は指示検出装置7により、マウス3の操作に対応する操
作信号が発生され、座標検出装置6を介して、処理装置
9に入力される。処理装置9は、入力された操作信号に
したがった処理を行うことにより、記録媒体10から、
新聞データを読み出し、表示制御装置5に出力する。表
示制御装置5は、処理装置9からの新聞データを、例え
ばA/D変換してアナログ信号にし、例えばNTSC方
式のテレビジョン受像機やコンピュータ用のディスプレ
イなどでなる表示装置2に出力する。これにより、表示
装置2では、新聞データが表示される。
【0041】マウス3は、例えば図2に示すように、2
つのボタン3Lおよび3Rを、その左右の部分に備えて
いる。図1の表示装置では、ボタン3Lまたは3Rの操
作は、いわば「前進」または「後退」の意味を持つよう
になされている(詳細は、後述する)。
【0042】図1に戻り、表示装置2には、カーソル1
が表示されるようになされており、ユーザが、マウス3
を操作することにより、カーソル1を移動し、表示装置
2の画面上の位置を指示することができるようになされ
ている。即ち、マウス3が操作されると、その操作に対
応する移動量が、座標検出装置6で検出され、処理装置
9に入力される。処理装置9は、座標検出装置6からの
移動量に対応して、表示制御装置5を制御し、これによ
り表示装置2に表示されたカーソル1が、上述の移動量
だけ移動される。
【0043】なお、座標検出装置6は、マウス3の移動
量の他、移動後のカーソル1の座標も検出し、検出した
座標値を、その内蔵するメモリに記憶するようになされ
ている。
【0044】また、座標検出装置6で検出されたマウス
3の移動量は、処理装置9でなく、表示制御装置5に直
接供給するようにし、これにより表示制御装置5に、表
示装置2に表示されたカーソルを移動させるようにする
ことが可能である。
【0045】指示検出装置7は、マウス2(図2)のボ
タン3L,3Rが操作されたことを検出し、検出結果を
座標検出装置6に出力するようになされている。座標検
出装置6は、ボタン3Lまたは3Rが操作されたことを
認識すると、検出しているカーソル1の座標値と、ボタ
ン3Lおよび3Rのうちのいずれが操作されたのかを、
処理装置9に知らせる。
【0046】キーボード4は、処理装置9に所定の処理
を行わせるときに操作される。キーボード4は、通常の
キーボードと同様に、アルファベット、カナ、数字、そ
の他のコードに対応するキーの他、拡張機能に対応する
処理を処理装置9に実行させるときに操作される特殊キ
ーとして、例えば図3に示すようなキーを含んでいる。
【0047】このように、拡張機能に対応する処理に、
キーボード4を割り当てることにより、そのような処理
を行わせるためのコマンドを、表示装置2で表示せずに
済むようになり、その結果、表示装置2で新聞データを
表示する領域を広くとることができる。
【0048】キーボード4が操作されると、いずれのキ
ーが操作されたかが、拡張入力検出装置8によって検出
される。この検出信号は、座標検出装置6を介して、処
理装置9に入力され、処理装置9では、入力された検出
信号に対応する処理(例えば、表示装置2に表示されて
いる記事の印刷(ハードコピー)や、そのページめくり
など)が行われる。
【0049】表示制御装置5、座標検出装置6、指示検
出装置7、および拡張入力検出装置8は、図1の表示装
置の前処理(Pre-Processing)を担当する部分である。
【0050】図4は、処理装置9の詳細構成例と、記録
媒体10に記録されているデータファイルを示してい
る。
【0051】処理装置9は、マウス3を操作することに
よりカーソル1によって指示された表示装置2の画面上
の位置に応じて、表示装置2を制御するようになされて
いる。即ち、処理装置9では、座標検出装置6より出力
された信号(カーソルの座標値、マウス3のボタン3L
または3Rが操作されたことを示す信号)を、いわばト
リガとして、ユーザインターフェイス(User Interfac
e:UI)制御を行うフロントエンド(Front-End)を構成
する背景制御(Background Control)部11、ページア
イコン制御(Page Indication Control)部12、見出
し制御(ArticleIndex Control)部13、記事制御(Ob
ject Index Control)部14、素材制御(Object Contr
ols)部15、およびオプション機能制御(Switch Cont
rols)部16のうちのいずれか(1つあるいは複数)が
起動される。
【0052】具体的には、後述する図5に示す表示装置
2の表示画面31上の背景33またはページアイコン部
42にカーソル1が位置しているときには、背景制御部
11またはページアイコン制御部12がそれぞれ起動さ
れる。また、情報表示領域32に表示されたページ単位
の新聞データの見出し、記事、または素材にカーソル1
が位置しているときには、見出し制御部13、記事制御
部14、または素材制御15がそれぞれ起動される。さ
らに、表示画面31上のオプションアイコン41にカー
ソル1が位置しているときには、オプション機能制御部
16が起動される。
【0053】上述したように、座標検出装置6は、カー
ソル31の座標値を記憶しており、その座標値に応じ
て、背景制御部11、ページアイコン制御部12、見出
し制御部13、記事制御部14、素材制御部15、およ
びオプション機能制御部16のうちのいずれかを起動す
る。
【0054】そして、起動されたフロントエンド(背景
制御部11、ページアイコン制御部12、見出し制御部
13、記事制御部14、素材制御部15、およびオプシ
ョン機能制御部16のうちのいずれか)によって、座標
検出装置6より出力される信号と、表示装置2(図1)
の表示状態に対応して、最終的な処理装置群(Back-En
d)であるコンフィグレイションマネジャ(Configurati
on Manager)17、ページレイアウトマネジャ(Page L
ayout Manager)18、アーティクルマネジャ(Article
Maneger)19、およびオブジェクトマネジャ(Object
Maneger)20のうちのいずれか(1つあるいは複数)
が起動される。
【0055】即ち、マウス3(あるいはキーボード4)
を操作することにより、表示装置2の表示画面全体に影
響する処理が指示された場合には、その画面に表示され
る情報(本実施例では、新聞データ)の全体構成の管理
を行うコンフィグレイションマネジャ17が起動され、
そこで処理が行われる。具体的には、記録媒体10に記
録されている情報(新聞データ)全体の構成情報(Main
TOC)のファイル21が参照され、マウス3の操作(入
力イベント)に対応する次の処理が決定された後、必要
に応じて、ページレイアウトマネジャ18、アーティク
ルマネジャ19、またはオブジェクトマネジャ20が起
動される。
【0056】また、マウス3(あるいはキーボード4)
を操作することにより、階層化された新聞データのうち
の最上位階層に属するページ単位のデータの表示に影響
する指示がされた場合には、ページ単位の構成の管理を
行うページレイアウトマネジャ18が起動され、そこで
処理が行われる。即ち、記録媒体10に記録されている
新聞データの画面単位の構成情報(Page TOCs)のファ
イル22が参照され、マウス3の操作(入力イベント)
に対応する次の処理が決定された後、必要に応じて、コ
ンフィグレイションマネジャ17、アーティクルマネジ
ャ19、またはオブジェクトマネジャ20が起動され
る。
【0057】さらに、マウス3(あるいはキーボード
4)を操作することにより、階層化された新聞データの
うちの中位階層に属する記事単位のデータの表示に影響
する指示がされた場合には、記事単位の構成の管理を行
うアーティクルマネジャ19が起動され、そこで処理が
行われる。即ち、記録媒体10に記録されている新聞デ
ータのページ画面単位の2次元的な表示イメージ情報
(Page Images)のファイル23、画面上のある領域を
占める記事の構成の情報(Article TOCs)のファイル2
4、および記事を処理する際に使用する個別情報(Arti
cle Options)のファイル25が参照され、マウス3の
操作(入力イベント)に対応する次の処理が決定された
後、必要に応じて、コンフィグレイションマネジャ1
7、ページレイアウトマネジャ18、またはオブジェク
トマネジャ20が起動される。
【0058】また、マウス3(あるいはキーボード4)
を操作することにより、階層化された新聞データのうち
の下位階層に属する素材単位のデータまたは関連情報単
位のデータの表示に影響する指示がされた場合には、個
別構成要素に対する処理を行うオブジェクトマネジャ2
0が起動され、そこで処理が行われる。即ち、記録媒体
10に記録されている新聞データの記事の構成要素(文
字、音声、静止画、動画など)別のデータ(Object Dat
a)のファイル26および記事の構成要素を処理する際
に使用する個別情報(Object Option)のファイル27
が参照され、マウス3の操作(入力イベント)に対応す
る次の処理が決定された後、必要に応じて、オプション
機能制御部16、コンフィグレイションマネジャ17、
ページレイアウトマネジャ18、またはアーティクルマ
ネジャ19が起動される。
【0059】処理装置9における処理結果は、その処理
結果を得るために起動されたブロック経由で、表示制御
装置5(図1)に供給され、表示制御処理装置5では、
供給された処理結果にしたがって、表示装置2の表示内
容が変更される。
【0060】次に、図5は、以上のようにして表示が行
われる表示装置1の表示画面31の構成例を示してい
る。この表示画面31に対する基本的な指示(例えば、
ページめくりや、階層方向への表示の変更などの指示)
は、マウス3を操作して、カーソル1(図5において
は、図示せず)を移動し、マウス3のボタン3L,3R
を操作することによって行うことができるようになされ
ている。
【0061】ここで、図6に、処理装置9において、カ
ーソル1の位置と、マウス3のボタン3L,3Rの操作
にしたがって行われる処理の一覧を示す。
【0062】図5において、表示画面31は、情報表示
領域32およびページアイコン部42と、その他の領域
である背景33から構成されており、ページアイコン部
42は、複数のページアイコン34、移動ボタン35、
および36で構成されている。ページアイコン34は、
新聞データの最上位階層に属するページ単位のデータに
対応するアイコンで、情報表示領域32を共有する複数
の情報(新聞データ)を代表するものとして用意されて
いる。
【0063】図6に示したように、ページアイコン34
上にカーソル1が位置しているときに、マウス3のボタ
ン3Lが操作されると、そのカーソル1が位置している
ページアイコン34に対応するページ単位のデータに、
情報表示領域32の表示内容が変更される(カーソル1
が位置しているページアイコン34に対応する新聞デー
タのページに、ダイレクトにジャンプする)。なお、ペ
ージアイコン34上にカーソル1が位置しているとき
に、マウス3のボタン3Rが操作されても、特に処理は
行われない。
【0064】ところで、ページ単位の新聞データが、数
多く存在する場合、それらのすべてをページアイコン3
4として表示するようにすると、情報表示領域32が狭
くなる。そこで、図5においては、所定の数のページア
イコン34だけを表示するようにし、その他のページア
イコンは、移動ボタン35または36を操作(カーソル
1を移動ボタン35または36上に位置するように移動
し、そこでマウス3のボタン3L(3R)を操作)する
ことにより、ページアイコン36を左右に移動させるこ
とができるようになされている。
【0065】即ち、図6に示したように、移動ボタン3
5または36上にカーソル1が位置しているときに、マ
ウス3のボタン3Lが操作されると、ページアイコン3
6が左または右にそれぞれ移動され、これにより、いま
まで表示されていなかったページアイコンが表示され
る。なお、移動ボタン35または36上にカーソル1が
位置しているときに、マウス3のボタン3Rが操作され
ても、特に処理は行われない。
【0066】次に、図5において、情報表示領域32に
は、新聞データ(ページ単位のデータ、記事単位のデー
タ、素材単位のデータ、関連情報単位のデータ)が表示
される。なお、新聞データは、情報表示領域32の全体
に表示させることもできるし、また、その一部に表示さ
せることができるようにもなされている。
【0067】図6に示したように、情報表示領域32に
新聞データが表示されている場合において、背景33上
にカーソル1が位置しているときに、マウス3のボタン
3Lが操作されると、いま情報表示領域32に表示され
ている新聞データに代えて、その新聞データの階層と同
階層に属する次の(次ページの)新聞データが表示され
る。また、背景33上にカーソル1が位置しているとき
に、マウス3のボタン3Rが操作されると、いま情報表
示領域32に表示されている新聞データに代えて、その
新聞データの階層と同階層に属する前の(前ページの)
新聞データが表示される。
【0068】即ち、この場合、ページめくりが行われ
る。具体的には、例えば情報表示領域32にページ単位
の新聞データが表示されている場合において、背景33
上にカーソル1が位置しているときに、マウス3のボタ
ン3Lが操作されると、その次のページのページ単位の
新聞データが、情報表示領域32に表示され、また、マ
ウス3のボタン3Rが操作されると、その前のページの
新聞データが、情報表示領域32に表示される。
【0069】このように、マウス3のボタン3Lが操作
されると、次ページの新聞データが表示され、マウス3
のボタン3Rが操作されると、前ページの新聞データが
表示されることから、ボタン3Lまたはボタン3Rは、
上述したように「前進」または「後退」の意味を持つ。
【0070】次に、図5において、情報表示領域32
に、例えばページ単位の新聞データが表示されており、
そのある位置にカーソル1が位置しているとき、その位
置を含む範囲に表示されている記事37は、強調して表
示される(このように強調して表示されている記事を、
以下、適宜、強調記事という)。
【0071】そして、その記事37がインデックスであ
る場合において(記事37と関連付けられた、その下位
階層に属する新聞データが存在する場合において)、情
報表示領域32のうちの、記事37が表示されている領
域内にカーソル1が位置しているときに、マウス3のボ
タン3Lが操作されると、記事37をインデックスとす
る、その下位階層に属する新聞データが、情報表示領域
32に表示される(図6)。
【0072】なお、上述のようにしてマウス3のボタン
3Lが操作された場合には、ウインドウとしての補足領
域38をオープンし、そこに、記事37をインデックス
とする、その下位階層に属する新聞データを表示さする
ようにすることも可能である。補足領域38は、タイト
ル領域39と情報領域40とで構成される。情報領域4
0には、記事37をインデックスとする、その下位階層
に属する新聞データが表示され、タイトル領域39に
は、例えばその新聞データのタイトル(あらかじめ、そ
の新聞データに付されている)が表示される。
【0073】また、記事37をインデックスとして有す
る新聞データが存在する場合において(記事37と関連
付けられた、その上位階層に属する新聞データが存在す
る場合において)、情報表示領域32のうちの、記事3
7が表示されている領域内にカーソル1が位置している
ときに、マウス3のボタン3Rが操作されると、その記
事37をインデックスとして有する新聞データが、情報
表示領域32に表示される(図6)。
【0074】次に、図5に示した表示装置2の表示画面
31には、オプションアイコン41を表示させることが
できる。図6に示したように、オプションアイコン41
上にカーソル1が位置しているときに、マウス3のボタ
ン3Lが操作されると、例えば、いま表示されている新
聞データが、合成音により出力されたり、またその新聞
データに関連する記事が表示されたりなどの特殊な処理
が行われる。一方、オプションアイコン41上にカーソ
ル1が位置しているときに、マウス3のボタン3Rが操
作されても、特に処理は行われない。
【0075】なお、オプションアイコン41は、表示し
ないようにすることができる。オプションアイコン41
を表示しないようにした場合には、そのオプションアイ
コン41が操作されることにより行われる処理は、キー
ボード4(図1)を操作することにより行われるように
することができる。
【0076】次に、図7乃至図9を参照して、情報表示
領域32、背景33、またはページアイコン部42に、
カーソル1が移動された(位置している)場合における
表示装置2の表示画面31の構成について、さらに説明
する。
【0077】カーソル1が、背景33内に移動された場
合には、図7(a)に示すように、情報表示領域32
が、その他の領域に比較して、例えば明るくされること
により、そこに新聞データが強調して表示される。さら
に、この場合、カーソル1の形状は、例えば図7(b)
に示すように、横方向の移動、即ち同階層の新聞データ
に表示の変更が行われるような、いわばページめくり感
覚の形状に変更される(この形状のカーソル1を、以
下、ページめくりカーソルという)。これにより、ユー
ザは、特にマニュアルなどを参照しなくても、マウス3
のボタン3L,3Rを操作して、背景33を指示するこ
とにより、上述したようなページめくりが行われること
を認識することができる。
【0078】次に、カーソル1が、情報表示領域32内
の記事37が表示された領域内に移動された場合には、
図8(a)に示すように、その記事37が表示された領
域が、その他の領域に比較して、例えば明るくされるこ
とにより、そこに記事37が強調して表示される。さら
に、この場合、図5で説明した補足領域38が表示され
ているときには、その補足領域38に表示された新聞デ
ータも強調して表示される。
【0079】そして、この場合、カーソル1の形状は、
例えば図8(b)に示すように、深さ方向の移動(前後
の移動)、即ち異なる階層の新聞データに表示の変更が
行われるような形状に変更される(以下、この形状のカ
ーソル1を、階層方向カーソルという)。これにより、
ユーザは、特にマニュアルなどを参照しなくても、マウ
ス3のボタン3L,3Rを操作して、情報表示領域32
のうちの、新聞データが強調されて表示されている領域
を指示することにより、上述したような上位階層または
下位階層に属する新聞データへの表示の変更(以下、適
宜、階層方向への表示の変更という)が行われることを
認識することができる。
【0080】なお、記事37の下位階層に属する新聞デ
ータ、即ち記事37を構成する素材の画面が存在しない
場合には、カーソル1が、情報表示領域32内の記事3
7が表示された領域内にあっても、その領域を強調しな
いようにすることができる。
【0081】また、カーソル1が、ページアイコン部4
2内に移動された場合には、図9(a)に示すように、
ページアイコン部42が、その他の領域に比較して、例
えば明るくされることにより強調して表示される。さら
に、この場合、カーソル1の形状は、例えば図9(b)
に示すように、選択が行われるような、いわば押す感覚
の形状に変更される(以下、この形状のカーソル1を、
選択カーソルという)。これにより、ユーザは、特にマ
ニュアルなどを参照しなくても、マウス3のボタン3L
を操作して、ページアイコン部42を指示することによ
り、上述したようなページアイコン34(図5)に対応
する新聞データのページに、ダイレクトにジャンプする
ことや、ページアイコン34の表示が変更されることを
認識することができる。
【0082】以上のように、処理の対象となる部分が強
調されるので、ユーザは、処理の対象となっている部分
を容易に認識することができる。さらに、カーソル1の
形状が、上述したように変更されるので、ユーザは、マ
ウス3のボタン3L,3Rを操作することにより行われ
る処理も容易に認識することができる。
【0083】また、ページめくりや、階層方向への表示
の変更、ページアイコン34の選択などが、所定の領域
を、マウス3により指示する(所定の領域にカーソル1
が位置しているときに、マウス3のボタン3L,3Rを
操作する)だけで行うことができるので、装置の操作性
を向上させることができる。即ち、ページめくりや、階
層方向への表示の変更、ページアイコン34の選択など
を行うのに、複数の操作を行わずに済むので(単純な操
作で済むので)、ユーザに煩わしさを感じさせることを
防止することができる。
【0084】その結果、ページめくりや、階層方向への
表示の変更、ページアイコン34の選択などに対応する
アイコンその他のシンボルを、表示装置2の表示画面3
1上に表示せずに済むので、即ち表示画面31の構成が
簡素化されるので、装置のコストを低減し、また表示し
た情報の相対的価値を向上させることができる。
【0085】さらに、カーソル1を移動させて指示する
領域(情報表示領域32、背景33、ページアイコン部
42)は、従来の場合に比較して広いので、誤操作を防
止することができる。
【0086】次に、図10は、以上のようなマウス3の
操作により、表示装置2に表示される新聞データが変更
される様子を示している。なお、図中、実線の矢印は、
「前進」の意味を持つ、マウス3のボタン3Lの操作に
よる画面の変更を表しており、また、点線の矢印は、
「後退」の意味を持つ、マウス3のボタン3Rの操作に
よる画面の変更を表している。さらに、点線は、同階層
に属する新聞データの画面が省略されていることを表し
ている。
【0087】図10において、最上段および2段目の画
面は、ジャンルごとに分けられた新聞データのうちの、
ページ単位の新聞データの画面を表している。同図にお
いては、新聞データは、商況面、・・・、総合面、トッ
プ面、テレビ欄、経済面、・・・、社会面のジャンルに
分けられている。上述したように、あるジャンルのペー
ジ単位の新聞データの画面からは、カーソル1が背景3
3に位置しているときにマウス3のボタン3Lを操作す
ることにより、次(図10において、例えば左方向)の
ジャンルのページ単位の新聞データの画面に変更するこ
とができ、またマウス3のボタン3Rを操作することに
より、前(図10において、例えば右方向)のジャンル
のページ単位の新聞データの画面に変更することができ
る。
【0088】さらに、あるジャンルのページ単位の新聞
データの画面からは、カーソル1が、その画面に表示さ
れた記事の領域に位置しているときにマウス3のボタン
3Lを操作することにより、ページ単位の新聞データの
下位階層に属する新聞データである、記事の内容を詳細
に表した記事単位の新聞データの画面(図10におい
て、3および4段目の画面)に変更することができる。
【0089】なお、あるジャンルの新聞データが複数ペ
ージから構成される場合、そのジャンルの新聞データ
は、複数のページ単位の新聞データとすることができ
る。即ち、図10において、例えば画面51は、例えば
3ページで構成される経済面の新聞データを縮小した画
面とされている。そして、その縮小された3ページ分の
新聞データの、例えば第1または第2ページの領域に、
カーソル1が位置しているときに、「前進」の意味を持
つ、マウス3のボタン3Lが操作されると、第1および
第2ページの経済面の新聞データの画面52が表示され
る。従って、この場合、経済面のページ単位の新聞デー
タは、複数の階層のデータ(縮小された3ページ分の新
聞データが上位階層のデータであり、第1および第2ペ
ージの経済面の新聞データが下位階層のデータ)から構
成されているということができる。
【0090】次に、図10において、3段目および4段
目の画面は、ページ単位の新聞データの下位階層に属す
る記事単位の新聞データの画面を表している。上述した
ように、ある記事単位の新聞データの画面からは、カー
ソル1が背景33に位置しているときにマウス3のボタ
ン3Lを操作することにより、次の記事単位の新聞デー
タの画面に変更することができ、またマウス3のボタン
3Rを操作することにより、前の記事単位の新聞データ
の画面に変更することができる。
【0091】さらに、ある記事単位の新聞データの画面
からは、カーソル1が、その画面に表示された素材の領
域に位置しているときにマウス3のボタン3Lを操作す
ることにより、その記事単位の新聞データの下位階層に
属する新聞データである、素材の詳細を表した素材単位
の新聞データの画面(図10において、5段目の画面)
に変更することができる。また、ある記事単位の新聞デ
ータの画面からは、カーソル1が、その画面に表示され
た素材の領域に位置しているときにマウス3のボタン3
Rを操作することにより、その記事単位の新聞データを
含んで構成されるページ単位の新聞データ、即ち上位階
層に属する新聞データの画面に変更することができる。
【0092】なお、例えば、記事単位の新聞データのデ
ータ量が多く、1つの画面で、その内容の詳細を表示す
ることができないときは、その記事単位の新聞データ
は、複数の画面で構成することができる。即ち、図10
において、例えば画面53は、ある記事単位の新聞デー
タの縮小画面とされている。そして、その縮小された記
事単位の新聞データの、任意の領域に、カーソル1が位
置しているときに、「前進」の意味を持つ、マウス3の
ボタン3Lが操作されると、その任意の領域の表示内容
の詳細を表した新聞データの画面54が表示される。こ
のような記事単位の新聞データは、経済面のページ単位
の新聞データを例として説明した場合と同様に、複数の
階層のデータから構成されているということができる。
【0093】さらに、図10において、5段目の画面
は、記事単位の新聞データの下位階層に属する素材単位
の新聞データの画面を表している。素材単位の新聞デー
タ間における画面の変更は、上述した場合と同様にして
行うことができる。
【0094】また、ある素材単位の新聞データの画面か
らは、カーソル1が、その画面に表示された素材の一部
の領域に位置しているときにマウス3のボタン3Lを操
作することにより、その素材単位の新聞データの下位階
層に属する新聞データである、その素材に関係する関連
情報単位の新聞データの画面(図10において、最下段
の画面)に変更することができる。さらに、ある素材単
位の新聞データの画面からは、カーソル1が、その画面
に表示された新聞データの領域(情報表示領域32)に
位置しているときにマウス3のボタン3Rを操作するこ
とにより、その素材単位の新聞データを含んで構成され
る記事単位の新聞データ、即ち上位階層に属する新聞デ
ータの画面に変更することができる。
【0095】図10において、最下段の画面は、素材単
位の新聞データの下位階層に属する関連情報単位の新聞
データの画面を表している。関連情報単位の新聞データ
間における画面の変更は、上述した場合と同様にして行
うことができる。さらに、ある関連情報単位の新聞デー
タの画面からは、カーソル1が、その画面に表示された
新聞データの領域(情報表示領域32)に位置している
ときにマウス3のボタン3Rを操作することにより、そ
の関連情報単位の新聞データに関係する素材単位の新聞
データ、即ち上位階層に属する新聞データの画面に変更
することができる。
【0096】以上から、例えば記事単位の新聞データで
なる画面54が表示されている場合において、情報表示
領域32内のある素材が配置された領域61にカーソル
1が位置しているときに、マウス3のボタン3Lが操作
されると、画面は、実線の矢印で示すように、その素材
単位の新聞データでなる画面55に変更される。また、
例えば画面55が表示されている場合において、情報表
示領域32内のある領域62にカーソル1が位置してい
るときに、マウス3のボタン3Lが操作されると、画面
は、実線の矢印で示すように画面53に変更される。さ
らに、例えば画面53が表示されている場合において、
背景33内にカーソル1が位置しているときに、マウス
3のボタン3Rが操作されると、画面は、点線の矢印で
示すように画面56に変更される。また、例えば画面5
6が表示されている場合において、背景33内にカーソ
ル1が位置しているときに、マウス3のボタン3Lが操
作されると、画面は、実線の矢印で示すように画面53
に変更される。
【0097】次に、図11乃至図14のフローチャート
を参照して、図1の表示装置の動作について、さらに説
明する。まず最初に、座標検出装置6では、ステップS
1において、表示装置2の表示画面31(図5)上にお
けるカーソル1の位置(座標)が検出され、ステップS
2に進み、その位置に基づいて、カーソル1が、表示画
面31を構成する背景33(図5)内に位置しているか
否かが判定される。ステップS2において、カーソル1
が、背景33内に位置していると判定された場合、ステ
ップS3に進み、処理装置9によって、カーソル1がペ
ージめくりカーソル(図7(b))に変更されるととも
に、情報表示領域32が強調され、ステップS4に進
む。ステップS4では、装置のモードがページめくりモ
ードとされ、ステップS1に戻る。
【0098】装置のモードがページめくりモードとされ
た場合において、マウス3(図2)のボタン3Lまたは
3Rが操作されたときには、処理装置9では、図12に
示すフローチャートにしたがった処理が行われる。即
ち、まず最初に、ステップS11において、「前進」の
意味を持つボタン3Lが操作されたか否かが判定され
る。ステップS11において、ボタン3Lが操作された
と判定された場合、ステップS12に進み、いま表示さ
れている新聞データに代えて、次の(次ページの)新聞
データを表示装置2に表示させるため処理が行われ、処
理を終了する。
【0099】一方、ステップS11において、ボタン3
Lが操作されていないと判定された場合、ステップS1
3に進み、「後退」の意味を持つボタン3Rが操作され
たか否かが判定される。ステップS13において、ボタ
ン3Rが操作されたと判定された場合、ステップS14
に進み、いま表示されている新聞データに代えて、前の
(前ページの)新聞データを表示装置2に表示させるた
め処理が行われ、処理を終了する。また、ステップS1
3において、ボタン3Rが操作されていないと判定され
た場合、ステップS14をスキップして、処理を終了す
る。
【0100】図11に戻り、ステップS2において、カ
ーソル1が、背景33内に位置していないと判定された
場合、ステップS5に進み、カーソル1が、表示画面3
1を構成する情報表示領域31に表示された新聞データ
の一部の領域(以下、特定領域という)に位置している
か否かが判定される。ステップS5において、カーソル
1が、特定領域内に位置していると判定された場合、ス
テップS6に進み、処理装置9によって、カーソル1が
階層方向カーソル(図8(b))に変更されるととも
に、特定領域が強調され、ステップS7に進む。ステッ
プS7では、装置のモードが階層変更モードとされ、ス
テップS1に戻る。
【0101】装置のモードが階層変更モードとされた場
合において、マウス3のボタン3Lまたは3Rが操作さ
れたときには、処理装置9では、図13に示すフローチ
ャートにしたがった処理が行われる。即ち、まず最初
に、ステップS21において、「前進」の意味を持つボ
タン3Lが操作されたか否かが判定される。ステップS
21において、ボタン3Lが操作されたと判定された場
合、ステップS22に進み、いま表示されている新聞デ
ータに代えて、その下位階層に属する新聞データを表示
装置2に表示させるため処理が行われ、処理を終了す
る。
【0102】一方、ステップS21において、ボタン3
Lが操作されていないと判定された場合、ステップS2
3に進み、「後退」の意味を持つボタン3Rが操作され
たか否かが判定される。ステップS23において、ボタ
ン3Rが操作されたと判定された場合、ステップS24
に進み、いま表示されている新聞データに代えて、その
上位階層に属する新聞データを表示装置2に表示させる
ため処理が行われ、処理を終了する。また、ステップS
23において、ボタン3Rが操作されていないと判定さ
れた場合、ステップS24をスキップして、処理を終了
する。
【0103】再び図11に戻り、ステップS5におい
て、カーソル1が、特定領域内に位置していないと判定
された場合、即ち、カーソル1が、情報表示領域32お
よび背景33以外の領域であるページアイコン部42
(図5)に位置している場合、ステップS8に進み、処
理装置9によって、カーソル1が選択カーソル(図9
(b))に変更されるとともに、ページアイコン部42
が強調され、ステップS9に進む。ステップS9では、
装置のモードが選択モードとされ、ステップS1に戻
る。
【0104】装置のモードが選択モードとされた場合に
おいて、マウス3のボタン3Lまたは3Lが操作された
ときには、処理装置9では、図14に示すフローチャー
トにしたがった処理が行われる。即ち、まず最初に、ス
テップS31において、「前進」の意味を持つボタン3
Lが操作されたか否かが判定される。ステップS31に
おいて、ボタン3Lが操作されたと判定された場合、ス
テップS32に進み、ボタン3Lが操作されたときに、
カーソル1が位置しているアイコン(指定されたアイコ
ン)に対応する処理が行われ、処理を終了する。また、
ステップS31において、ボタン3Lが操作されていな
いと判定された場合、ステップS32をスキップして、
処理を終了する。
【0105】以上、本発明を、新聞データを表示する表
示装置に適用した場合について説明したが、本発明は、
この他、例えば電子的なイベント情報や、テレビ番組
表、インタラクティブな天気予報、ショッピング情報な
どを階層化した情報を表示する場合に適用可能である。
【0106】なお、本実施例においては、カーソル1を
移動させるのにマウス3を用いるようにしたが、その他
のポインティングデバイス(但し、「前進」および「後
退」の意味を持つボタンやスイッチを有するもの)を用
いるようにすることが可能である。即ち、例えば磁界の
変化を検知するパッドなどを、カーソル1を移動させる
のに用いるようにすることが可能である。この場合、カ
ーソル1の移動は、パッド上に、例えば指先をのせて移
動させることにより行われる。
【0107】また、本実施例では、領域の強調を、表示
を明るくすることにより行うようにしたが、その他、例
えば領域を太線などで囲むことなどにより、その領域を
強調するようにすることなどが可能である。
【0108】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、いま表示
されている情報に代えて他の情報を表示させるためのコ
マンドに対応する表示を、表示画面上に配置しなくて済
むので、表示画面の構成を簡素化することができ、その
結果、装置のコストを低減し、表示した情報の相対的価
値を向上させることができる。
【0109】さらに、表示画面の第1および第2のエリ
アのうちのいずれが指示されたかによって、いま表示さ
れている情報と同階層に属する他の情報か、あるいはそ
の情報と異なる階層に属する情報が、いわば一意的に表
示されるので、ユーザは複数の操作を行わずに済み、従
って装置の操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示装置の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】図1のマウス3の詳細構成を示す図である。
【図3】図1のキーボード4の一部のキーを説明する図
である。
【図4】図1の処理装置9の詳細構成を示すブロック図
である。
【図5】図1の表示装置2の表示画面31を説明する図
である。
【図6】図1の処理装置9において、カーソル1の位置
と、マウス3のボタン3L,3Rの操作にしたがって行
われる処理を説明する図である。
【図7】ページめくりモード時の表示画面31の状態
と、カーソル1の形状を説明する図である。
【図8】階層変更モード時の表示画面31の状態と、カ
ーソル1の形状を説明する図である。
【図9】選択モード時の表示画面31の状態と、カーソ
ル1の形状を説明する図である。
【図10】マウス3の操作により、表示装置2に表示さ
れる新聞データが変更される様子を説明する図である。
【図11】図1の実施例の動作を説明するフローチャー
トである。
【図12】ページめくりモード時の処理装置9の動作を
説明するフローチャートである。
【図13】階層変更モード時の処理装置9の動作を説明
するフローチャートである。
【図14】選択モード時の処理装置9の動作を説明する
フローチャートである。
【図15】従来のテレビゲーム用のコンピュータの一例
の構成を示す図である。
【図16】従来のコンピュータの画面の構成例を示す図
である。
【図17】図16の画面に表示されたウインドウを示す
図である。
【図18】図16の画面を構成するコンピュータにおい
て用いられるマウス101の構成の一例を示す図であ
る。
【図19】従来のコンピュータの画面の他の構成例を示
す図である。
【図20】図20の画面に表示されたウインドウを示す
図である。
【図21】図19の画面を構成するコンピュータにおい
て用いられるマウス101の構成の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 カーソル 2 表示装置 3 マウス 3L,3R ボタン 4 キーボード 5 表示制御装置 6 座標検出装置 7 指示検出装置 8 拡張入力検出装置 9 処理装置 10 記録媒体 11 背景制御(Background Control)部 12 ページアイコン制御(Page Indication Contro
l)部 13 見出し制御(Article Index Control)部 14 記事制御(Object Index Control)部 15 素材制御(Object Controls)部 16 オプション機能制御(Switch Controls)部 17 コンフィグレイションマネジャ(Configuration
Manager) 18 ページレイアウトマネジャ(Page Layout Manage
r) 19 アーティクルマネジャ(Article Maneger) 20 オブジェクトマネジャ(Object Maneger) 21乃至27 ファイル 31 表示画面 32 情報表示領域 33 背景 34 ページアイコン 35,36 移動ボタン 37 記事 38 補足領域 39 タイトル領域 40 情報領域 41 オプションアイコン 42 ページアイコン部 51乃至56 画面 61,62 領域 101 マウス 102L,102R ボタン 111 表示画面 112 背景 113 選択肢表示領域 114,115 ウインドウ 116 ヘッダ 116a ウインドウ名表示領域 117 情報表示領域 118,119 アイコン 120 ウインドウ 121 クローズボックス 122 拡大ボックス 123 制御ボックス 130 コントローラ 131乃至135 ボタン 136 十字カーソルキー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階層化された情報を表示する、少なくと
    も第1および第2のエリアからなる表示画面を有する表
    示手段と、 前記表示手段の表示画面上の位置を指示する、第1およ
    び第2のボタンを有する指示手段と、 前記指示手段により指示された前記表示画面上の位置に
    応じて、前記表示手段を制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記指示手段の第1または第2のボタ
    ンが操作されることにより、前記表示画面の第1のエリ
    アが指示された場合に、いま表示されている情報に代え
    て、その情報の次ページまたは前ページの情報を前記表
    示手段にそれぞれ表示させ、前記指示手段の第1または
    第2のボタンが操作されることにより、前記表示画面の
    第2のエリアが指示された場合に、いま表示されている
    情報に代えて、その情報の下位階層または上位階層に属
    する情報を前記表示手段にそれぞれ表示させる制御を行
    うことを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段は、前記指示手段を操作す
    ることにより移動するカーソルを表示し、 前記制御手段は、前記カーソルが前記第1および第2の
    エリアのうちのいずれを指示しているかによって、前記
    カーソルの形状を変化させることを特徴とする請求項1
    に記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段は、前記カーソルが指示し
    ている位置に対応した前記表示画面上のエリアを強調し
    て表示することを特徴とする請求項2に記載の表示装
    置。
  4. 【請求項4】 第2のエリアは、前記表示画面上に、前
    記情報が表示されるエリアに対応していることを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれかに記載の表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2012038356A (ja) * 2011-11-24 2012-02-23 Canon Inc 情報処理装置、情報処理方法
JP2018018556A (ja) * 2017-11-02 2018-02-01 シャープ株式会社 表示装置、表示方法及びプログラム

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