JP4257327B2 - 動画像編集装置 - Google Patents

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本発明は、動画像データを編集する動画像編集装置に関する。
記憶装置(例示;ハードディスクレコーダー)に格納された動画像データを、ユーザが指定する動画像データに編集する動画像編集装置が知られている。記憶装置に格納された動画像データには、ユーザが指定する動画像データ(ユーザ指定動画像データ)と、それ以外の動画像データとが存在する。この場合、ユーザは、ユーザ指定動画像データを得るための条件を決め、動画像データをユーザ指定動画像データとそれ以外とに分ける。ユーザは、動画像編集装置を操作して、第1番目から最終番目までのユーザ指定動画像データを並べることにより、動画像データを編集する。これにより、編集された動画像データを表示装置に再生表示したときの再生時間は、動画像データを表示装置に再生表示したときの再生時間よりも短くなる。
例えば、動画像データが表す動画像(シーン)にユーザA、Bが映し出されていて、ユーザAが動画像編集装置を操作してその動画像データを編集する場合を考えてみる。
第1の条件として、ユーザAは、本人が映し出されたシーンを必要とする場合がある。この場合、ユーザAは、動画像編集装置を操作して、動画像データを、ユーザAが映し出されたシーンを表す動画像データ(ユーザ指定動画像データA’)と、それ以外とに分ける。ユーザAは、動画像編集装置を操作して、第1番目から最終番目までのユーザ指定動画像データA’を並べることにより、動画像データを編集する。
第2の条件として、ユーザAは、ユーザBが映し出されたシーンを必要とする場合がある。この場合、ユーザAは、動画像編集装置を操作して、動画像データを、ユーザBが映し出されたシーンを表す動画像データ(ユーザ指定動画像データB’)と、それ以外とに分ける。ユーザAは、動画像編集装置を操作して、第1番目から最終番目までのユーザ指定動画像データB’を並べることにより、動画像データを編集する。
このように、ユーザAは、動画像データを編集するときに、希望する第1、第2の条件により、ユーザ指定動画像データA’、B’を得ることができる。
しかしながら、そのような動画像編集装置では、ユーザ指定動画像データを得るための条件が多く存在する場合、ユーザが希望する条件を満たすためには、ユーザは動画像データを何度も編集することになる。
例えば、ユーザAは、第1、第2の条件によりユーザ指定動画像データA’、B’を得たが、新たな条件(第3の条件)として、ユーザAとユーザBとが映し出されたシーンを必要とする場合がある。この場合、ユーザAは、動画像編集装置を操作して、動画像データを、ユーザA、Bが映し出されたシーンを表す動画像データ(ユーザ指定動画像データAB’)と、それ以外とに分ける。ユーザAは、動画像編集装置を操作して、第1番目から最終番目までのユーザ指定動画像データAB’を並べることにより、動画像データを編集する。このため、ユーザAは、第1、第2の条件によりユーザ指定動画像データA’、B’を得たとしても、第3の条件によりユーザ指定動画像データAB’を得る必要がある場合、動画像データを再度編集することになる。ユーザがそのような動画像編集装置を用いて動画像データを編集することは、編集作業に要する時間がかかり、その編集効率が悪い。
従来の編集装置に関連する技術として、特開2004−140750号公報には、ショットの削除や並べ替え程度の簡単な編集からアフレコや画面硬化挿入などのやや高度な編集まで、極めて簡単に行なうことを可能とする画像編集装置が開示されている。この画像編集装置は、複数の動画像信号を取り込むための取り込み手段と、前記複数の動画像のそれぞれを代表する静止画である複数の代表画像と、各動画像の識別番号とを関連付けて表示する第1の表示手段と、前記複数の動画像を並べる順番を設定するために、前記識別番号を所望の順番に並べて入力するための入力画面を表示する第2の表示手段と、前記入力画面に前記識別番号を所望の順番で並べて入力するための入力手段と、前記入力画面に入力された前記識別番号の順番に前記各動画像を並べて編集する編集手段とを備えることを特徴としている。
特開2001−119658号公報には、映像データの編集作業に不慣れな者であっても、簡単な操作で、適切なカット映像の入力を行うことで、簡単に映像データの編集を行えることを可能とした映像編集装置が開示されている。この映像編集装置は、前記映像編集装置を制御する装置制御信号を出力するコントローラと、前記装置制御信号に基づき前記記録媒体に記録された映像データを再生すると共に、前記装置制御信号に同期させて映像データを出力する映像再生装置と、前記映像再生装置で再生した映像データを表示するモニター装置と、前記映像再生装置から出力された映像データをカット映像として記録、編集するカット映像記録編集装置と、前記映像再生装置から出力された映像データを前記装置制御信号に同期させて、前記カット映像記録編集装置での映像編集を制御する制御装置と、を備えたことを特徴としている。映像データを、ユーザにより再生された映像データ(カット映像)と、ユーザにより早送り再生又は早送りされた映像データとに分けることにより、映像データの編集を行う。
特開2004−140750号公報 特開2001−119658号公報
本発明の課題は、動画像データを編集するときに、ユーザが希望する条件に対して新たな条件が発生した場合、その新たな条件を短時間で実行することができる動画像編集装置を提供することにある。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用する番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]の記載との対応関係を明らかにするために付加されたものであるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の動画像編集装置は、記憶装置(3)と、表示装置(2)と、制御装置(1)とを具備している。
前記制御装置(1)は、操作画面表示制御部(14)と、ユーザ指定制御部(15)と、再生表示制御部(17)とを具備している。前記制御装置(1)は、例えばコンピュータプログラム(13)であるソフトウェアにより構成されている。
前記記憶装置(3)には、動画像データ(10)が格納されている。
前記操作画面表示制御部(14)は、前記記憶装置(3)に格納された前記動画像データ(10)とタイムライン群とを含む操作画面(30)を前記表示装置(2)に表示する。前記タイムライン群は、ユーザが動画像データ(10)を編集することが可能な時間軸を表している。
前記ユーザ指定制御部(15)は、調整指示に応じて、前記操作画面(30)に表示された前記タイムライン群の各々のタイムラインに対してユーザ指定領域を指定する。
前記再生表示制御部(17)は、前記タイムライン群のうちの1つのタイムラインが選択されたとき、前記記憶装置(3)に格納された前記動画像データ(10)のうちの、前記1つのタイムラインのユーザ指定領域に対応する動画像データを前記表示装置(2)に再生表示する。
本発明の動画像編集装置では、調整指示が行なれたとき、ユーザが希望する条件により、タイムライン群のうちの第1タイムライン(TL1)に対してユーザ指定領域が指定される。この条件に対して新たな条件が発生した場合、タイムライン群のうちの第2タイムライン(TL2)に対してユーザ指定領域が指定される。このようにして、タイムライン群(TL1、TL2、…)の各々のタイムラインに対してユーザ指定領域が指定される。タイムライン群(TL1、TL2、…)の1つのタイムラインにより動画像データ(10)を再生表示したい場合、再生表示指示に応じて、動画像データ(10)のうちの、上記1つのタイムラインのユーザ指定領域に対応する動画像データが表示装置(2)に再生表示される。このように、本発明の動画像編集装置は、動画像データ(10)を編集するときに、ユーザが希望する条件に対して新たな条件が発生した場合、その新たな条件を短時間で実行することができる。このため、ユーザが本発明の動画像編集装置を用いて動画像データ(10)を編集することは、編集作業に要する時間を短縮することができ、その編集効率が向上する。
本発明の動画像編集装置は、記憶装置(3)と、表示装置(2)と、制御装置(1)とを具備している。
前記制御装置(1)は、操作画面表示制御部(14)と、ユーザ指定制御部(15)と、論理制御部(16)と、再生表示制御部(17)とを具備している。前記制御装置(1)は、例えばコンピュータプログラム(13)であるソフトウェアにより構成されている。
前記記憶装置(3)には、動画像データ(10)が格納されている。
前記操作画面表示制御部(14)は、前記記憶装置(3)に格納された前記動画像データ(10)とタイムライン群とを含む操作画面(30)を前記表示装置(2)に表示する。前記タイムライン群は、ユーザが動画像データ(10)を編集することが可能な時間軸を表している。
前記ユーザ指定制御部(15)は、調整指示に応じて、前記操作画面(30)に表示された前記タイムライン群の各々のタイムラインに対してユーザ指定領域を指定する。
前記論理制御部(16)は、論理条件に応じて、前記タイムライン群のうちの選択タイムラインを選択し、前記選択タイムラインのユーザ指定領域が指定された論理タイムラインを生成する。
前記再生表示制御部(17)は、前記記憶装置(3)に格納された前記動画像データ(10)のうちの、前記論理タイムラインのユーザ指定領域に対応する動画像データを前記表示装置(2)に再生表示する。
本発明の動画像編集装置では、調整指示が行なれたとき、ユーザが希望する条件により、タイムライン群の各々のタイムラインに対してユーザ指定領域が指定される。この条件に対して新たな条件(例えば論理OR)が発生した場合、論理条件を表す指示が行なれる。この指示に応じて、タイムライン群のうちの選択タイムラインが選択され、この選択タイムラインのユーザ指定領域が指定された論理タイムラインが生成される。この論理タイムラインにより動画像データ(10)を再生表示したい場合、再生表示指示に応じて、動画像データ(10)のうちの、論理タイムラインのユーザ指定領域に対応する動画像データが表示装置(2)に再生表示される。このように、本発明の動画像編集装置は、動画像データ(10)を編集するときに、ユーザが希望する条件に対して新たな条件(論理OR)が発生した場合、その新たな条件を短時間で実行することができる。このため、ユーザが本発明の動画像編集装置を用いて動画像データ(10)を編集することは、編集作業に要する時間を短縮することができ、その編集効率が向上する。
前記論理条件がOR命令を表し、前記選択タイムライン(TL2、TL3)が前記タイムライン群のうちの少なくとも2つのタイムラインである(例えば図11参照)。この場合、前記論理制御部(16)は、前記論理条件に応じて、前記選択タイムライン(TL2、TL3)のユーザ指定領域(TL2−2、TL2−4、TL2−6)(TL3−1、TL3−3、TL3−5)が指定された前記論理タイムライン(TL4)を生成する。
本発明の動画像編集装置は、動画像データ(10)を編集するときに、ユーザが希望する条件に対して新たな条件(論理OR)が発生した場合、その新たな条件を短時間で実行することができる。
前記論理条件がNOT命令を表し、前記選択タイムライン(TL1)が前記タイムライン群のうちの少なくとも1つのタイムラインである(例えば図9参照)。この場合、前記論理制御部(16)は、前記論理条件に応じて、前記選択タイムライン(TL1)のユーザ指定領域(TL1−2、TL1−4)以外の領域が指定された前記論理タイムライン(TL3)を生成する。
本発明の動画像編集装置は、動画像データ(10)を編集するときに、ユーザが希望する条件に対して新たな条件(論理NOT)が発生した場合、その新たな条件を短時間で実行することができる。
本発明の動画像編集装置では、例えば、前記タイムライン群は、上記の論理タイムラインを含む場合がある。この場合、新たな条件(例えば論理NOT)により生成された論理タイムラインを基に、さらに新たな条件(例えば論理OR)により論理タイムラインを生成することができる。
前記論理命令がNOR命令を表し、前記選択タイムライン(TL1、TL2)が前記タイムライン群のうちの少なくとも2つのタイムラインである(例えば図13参照)。この場合、前記論理制御部(16)は、前記論理条件に応じて、前記選択タイムライン(TL1、TL2)のユーザ指定領域(TL1−2)(TL2−2、TL2−4)以外の領域が指定された前記論理タイムライン(TL4)を生成する。
本発明の動画像編集装置は、動画像データ(10)を編集するときに、ユーザが希望する条件に対して新たな条件(論理NOR)が発生した場合、その新たな条件を短時間で実行することができる。
本発明の動画像編集装置では、例えば、前記タイムライン群は、上記の論理タイムラインを含む場合がある。この場合、新たな条件(例えば論理NOT)により生成された論理タイムラインを基に、さらに新たな条件(例えば論理OR)により論理タイムラインを生成することにより、論理NORと同等の論理タイムラインを生成することができる。
前記論理命令がAND命令を表し、前記選択タイムライン(TL1、TL2)が前記タイムライン群のうちの少なくとも2つのタイムラインである(例えば図13参照)。この場合、前記論理制御部(16)は、前記論理条件に応じて、前記選択タイムライン(TL1、TL2)のユーザ指定領域(TL1−2)(TL2−2、TL2−4)のうちの、時間帯が重なるユーザ指定領域(TL5−2)が指定された前記論理タイムライン(TL5)を生成する。
本発明の動画像編集装置は、動画像データ(10)を編集するときに、ユーザが希望する条件に対して新たな条件(論理AND)が発生した場合、その新たな条件を短時間で実行することができる。
前記制御装置(1)は、格納制御部(18)を更に具備している。
前記格納制御部(18)は、前記論理タイムラインと前記タイムライン群とを含む複数のタイムラインのうちの1つ以上のタイムラインを前記タイムライン群として前記動画像データ(10)に対応付けて前記記憶装置(3)に格納する。
前記ユーザ指定制御部(15)は、前記操作画面(30)に表示された前記タイムライン群の各々のタイムラインに対して、調整指示に応じて、第1指定時間(t1)及び第2指定時間(t2)を指定し、前記第1指定時間(t1)と前記第2指定時間(t2)との間の時間帯を前記ユーザ指定領域として指定する。
前記操作画面(30)は、ユーザが前記動画像データ(10)の編集を行なうときの手助けとなる時間軸を表す編集アシストライン群(AL−1、AL−2…)を更に含んでいる(例えば図4〜図13、図15参照)。
ユーザは、操作画面(30)に表示された編集アシストライン群(AL−1、AL−2…)を参考にして、調整指示を行なうことが好ましい。
前記動画像データ(10)は、ビデオカメラにより被写体を撮影したときの映像データである。
前記編集アシストライン群(AL−1、AL−2…)のうちの1つの編集アシストライン(AL−1)は、前記ビデオカメラの操作履歴を表している(例えば図13参照)。
この場合、ユーザは、操作画面(30)に表示された編集アシストライン(AL−1)が表す操作履歴を参考にして、調整指示を行なうことが好ましい。
前記動画像データ(10)は、ビデオカメラにより被写体を撮影したときの映像データである。
前記編集アシストライン群(AL−1、AL−2…)のうちの1つの編集アシストライン(AL−2)は、前記動画像データ(10)に含まれる音声データを表している(例えば図13参照)。
この場合、ユーザは、操作画面(30)に表示された編集アシストライン(AL−2)が表す音声データを参考にして、調整指示を行なうことが好ましい。
前記動画像データ(10)は、テレビ放送された番組を録画したときの映像データである。
前記編集アシストライン群(AL−1、AL−2…)のうちの1つの編集アシストライン(AL−1)は、前記動画像データ(10)における再生履歴を表している(例えば図4、図12参照)。
この場合、ユーザは、操作画面(30)に表示された編集アシストライン(AL−1)が表す再生履歴を参考にして、調整指示を行なうことが好ましい。
前記動画像データ(10)は、テレビ放送された番組を録画したときの映像データである。
前記編集アシストライン群(AL−1、AL−2…)のうちの1つの編集アシストライン(AL−2)は、前記動画像データ(10)に含まれる音声データを表している(例えば図4、図12参照)。
この場合、ユーザは、操作画面(30)に表示された編集アシストライン(AL−1)が表す音声データを参考にして、調整指示を行なうことが好ましい。
本発明の動画像編集装置は、更に、ネットワーク(6)を介してサーバ(7−2)と接続されたネットワーク接続部(5)を具備している。
前記動画像データ(10)は、テレビ放送された番組を録画したときの映像データである。
前記ネットワーク接続部(5)は、前記番組が放送されているときの視聴率を表す視聴率情報を前記サーバ(7−2)から受信して、前記動画像データ(10)に対応付けて前記記憶装置(3)に格納する。
前記編集アシストライン群(AL−1、AL−2…)のうちの1つの編集アシストライン(AL−3)は、前記視聴率情報を表している(例えば図15参照)。
この場合、ユーザは、操作画面(30)に表示された編集アシストライン(AL−3)が表す音声データを参考にして、調整指示を行なうことが好ましい。
前記操作画面(30)に表示された前記動画像データ(10)は、前記動画像データ(10)の一部を表すサムネイル画像である。
前記操作画面(30)に表示された前記タイムライン群は、前記サムネイル画像に対応する(例えば図4〜図13、図15参照)。
本発明の動画像編集装置は、動画像データを編集するときに、ユーザが希望する条件に対して新たな条件が発生した場合、その新たな条件を短時間で実行することができる。
以下に添付図面を参照して、本発明の動画像編集装置について詳細に説明する。
図1は、本発明の動画像編集装置の構成を示している。本発明の動画像編集装置は、制御装置1、表示装置2、記憶装置3、操作装置4を具備している。制御装置1は、表示装置2、記憶装置3、操作装置4に接続されている。また、制御装置1には、音声出力用のスピーカ(図示しない)が設けられている。記憶装置3としてはハードディスクレコーダーが例示される。操作装置4は、キーボード、ポインティングデバイス(例示;マウス)を含んでいる。
記憶装置3には、動画像データ10が格納されている。動画像データ10は、テレビ放送された番組を録画したときの映像データである。または、ビデオカメラにより被写体を撮影したときの映像データである。動画像データ10は、動画像データ10を識別するために付けられたファイル名と、動画像データ10を表す複数の静止画像データと、動画像データ10を録画したときの録画時間と、音声を表す音声データとを含んでいる。
図2は、制御装置1の構成を示している。制御装置1は、コンピュータであり、CPU(Central Processing Unit)11、記憶部12を具備している。記憶部12には、CPU11が実行するためのコンピュータプログラム13が格納されている。コンピュータプログラム13は、操作画面表示制御部14、ユーザ指定制御部15、論理制御部16、再生表示制御部17、格納制御部18を含んでいる。ユーザは、動画像データ10を編集するときに、操作装置4により指示を行なう。操作画面表示制御部14、ユーザ指定制御部15、論理制御部16、格納制御部18は、その指示に応じて、編集処理を実行する。
次に、図3〜図11を用いて本発明の動画像編集装置の動作(編集処理・動画像編集方法)について説明する。
図4に示されるように、上記の動画像データ10は、テレビ放送された番組を録画したときの映像データであり、動画像データ10が表す動画像(シーン)にはコマーシャルが含まれているものとする。そこで、ユーザが好みの俳優“太郎”が映し出されているシーンについて、動画像データ10を編集する場合を考えてみる。この場合、動画像データ10は、ファイル名と、複数の静止画像データと、録画時間と、音声データを含み、更に、動画像データ10における再生履歴を含んでいる。
ユーザは、操作装置4を用いて、操作画面表示指示を制御装置1に行なう。このとき、操作画面表示制御部14は、ユーザによる操作画面表示指示に応じて、操作画面表示処理を実行する(図3のステップS1)。
この操作画面表示処理では、操作画面表示制御部14は、動画像データ10を記憶装置3から読み出し、操作画面30を表示装置2に表示する。操作画面30は、動画像データ10と、動画像データ10に含まれるファイル名“録画番組”と、タイムライン群と、編集アシストライン群と、ルーペ機能部31と、カットポイントバー32とを含んでいる。
動画像データ10は、時系列で横方向に操作画面30に表示される。この操作画面30に表示された動画像データ10は、動画像データ10の一部分を表すサムネイル画像である。即ち、動画像データ10に含まれる複数の静止画像データのうちの、ある間隔毎やシーン毎に抽出された静止画データである。ユーザがルーペ機能部31を横方向に操作することにより、その操作に応じたサムネイル画像が動画像データ10の一部分として操作画面30に表示される。タイムライン群、編集アシストライン群は、そのサムネイル画像に対応して操作画面30に表示される。カットポイントバー32は、そのタイムライン群に対して垂直方向に操作画面30に表示される。
タイムライン群、編集アシストライン群は、動画像データ10に対応付けられて記憶装置3に格納されている。タイムライン群、編集アシストライン群は、動画像データ10に含まれる複数の静止画像データを時系列で示す時間軸であり、動画像データ10の一部分を表すサムネイル画像を上記時間軸により視覚的に表現するために用いられる。
タイムライン群は、ユーザが動画像データ10を編集することが可能な時間軸を表している。
編集アシストライン群は、ユーザが動画像データ10を編集するときの手助けとなる時間軸を表している。
編集アシストライン群のうちの1つの編集アシストラインAL−1は、例えば、動画像データ10における再生履歴を表している。ユーザは、動画像データ10を編集しないで再生表示したい場合、操作装置4を用いて、動画像データ10への再生指示を行なう。再生表示制御部17は、再生指示に応じて、記憶装置3に格納された動画像データ10を表示装置2に再生表示する。ユーザが操作装置4を用いて、動画像データ10に対して再生、早送り、早送り再生、巻き戻し、巻き戻し再生、一時停止を行なう。上記の再生履歴は、再生、早送り、早送り再生、巻き戻し、巻き戻し再生、一時停止が行なわれたときの時間AL1−1〜AL1−5を表している。例えば、時間AL1−1と時間AL1−2との間の時間帯は、早送り又は早送り再生を開始してから再生を開始するまでの時間帯を表している。ユーザは、操作画面30に表示された編集アシストラインAL1の時間AL1−1〜AL1−5を参照することにより、動画像データ10のコマーシャルが映し出されているシーンを把握することが可能になる。
編集アシストライン群のうちの1つの編集アシストラインAL−2は、動画像データ10に含まれる上記の音声データの特徴を表している。この音声データは、例えば、ステレオ音声を表すステレオ音声データと、モノラル音声を表すモノラル音声データとを含み、ステレオ音声データとモノラル音声データとが切り替わるときの時間AL2−1〜AL2−4を表している。この場合、音声データの特徴とは、音声データの切り替えである。ユーザAは、操作画面30に表示された編集アシストラインAL2の時間AL2−1〜AL2−4を参照することにより、動画像データ10のコマーシャルが映し出されているシーンを把握することが可能になる。
図4は、未だ動画像データ10が編集されていない状態を示している。この場合、ユーザは、CMをカットするために、操作装置4を用いて、タイムラインTL1を選択する(図3のステップS2−YES、S3)。ユーザは、操作装置4を用いて、調整指示を制御装置1に行なう。このとき、制御装置1のユーザ指定制御部15は、調整指示に応じて、ユーザ指定領域決定処理を実行する(図3のステップS5)。
このユーザ指定領域決定処理において、図5に示されるように、ユーザは、編集アシストラインAL1、AL2を参照しながら、調整指示としてカットポイントバー32を操作する。例えば、編集アシストラインAL2が表す音声データの切り替わりを参照しながら、カットポイントバー32を操作する。ユーザ指定制御部15は、カットポイントバー32の操作に応じて、操作画面30に表示されたタイムラインTL1に対して第1指定時間t1及び第2指定時間t2を指定することにより、タイムラインTL1を複数のユーザ指定候補領域TL1−1〜TL1−5に分ける。このとき、ユーザ指定制御部15は、第1指定時間t1と第2指定時間t2との間の時間帯であるユーザ指定候補領域(TL1−2、TL1−4)をユーザ指定領域として指定する。ユーザ指定領域(TL1−2、TL1−4)に対応する動画像データは、動画像データ10のうちの、コマーシャル以外のシーンが映し出された動画像を表している。
ユーザは、例えば、コマーシャル以外のシーンを再生表示したい。この場合、ユーザは、操作装置4を用いて、タイムライン群のうちのタイムラインTL1を選択タイムラインとして選択するための再生表示指示を制御装置1に行なう(図3のステップS6−NO)。制御装置1の再生表示制御部17は、再生表示指示に応じて、選択タイムラインTL1を選択する。そのとき、再生表示制御部17は、記憶装置3に格納された動画像データ10のうちの、選択タイムラインTL1のユーザ指定領域(TL1−2、TL1−4)に対応する動画像データを表示装置2に再生表示する(図3のステップS8)。
ユーザは、動画像データ10の編集に満足した場合(図3のステップS9−YES)、操作装置4を用いて、更新指示を制御装置1に行なう。このとき、制御装置1の格納制御部18は、更新指示に応じて、選択タイムラインTL1をタイムライン群TL1として動画像データ10に対応付けて記憶装置3に格納する(図3のステップS12)。または、選択タイムラインTL1のユーザ指定領域以外(TL1−1、TL1−3、TL1−5を削除し、選択タイムラインTL1のユーザ指定領域(TL1−2、TL1−4)で構成された新たな動画像データを記憶装置3に格納するようにしてもよい。
ユーザは、動画像データ10の編集に満足せず、この編集を終了する場合(図3のステップS9−NO、S10−YES)、操作装置4を用いて、編集処理を終了させる。この場合、操作画面表示制御部14は、選択タイムラインTL1を消去する(ステップS11)。そして、ステップS1を制御装置1に実行させる。ここで、タイムライン群は最低1つのタイムラインを含んでいることが好ましい。このため、タイムライン群が選択タイムラインTL1のみである場合、操作画面表示制御部14は、選択タイムラインTL1を消去した後、タイムラインTL1を新たに追加する。
ユーザは、動画像データ10の編集に満足しないが、編集を続ける場合(図3のステップS9−NO、S10−NO)、ステップS5を制御装置1に実行させる。
上記ステップS1が実行されたとき、図5に示されるように、以前にタイムラインTL1により動画像データ10が編集されている。この場合、図6に示されるように、ユーザは、次に俳優“太郎”が映し出されているシーンを編集するために、操作装置4を用いて、タイムライン群にタイムラインTL2を追加する(図3のステップS2−NO、S4)。ユーザは、操作装置4を用いて、調整指示を制御装置1に行なう。このとき、制御装置1のユーザ指定制御部15は、調整指示に応じて、ユーザ指定領域決定処理を実行する(図3のステップS5)。
このユーザ指定領域決定処理において、図7に示されるように、ユーザは、編集アシストラインAL1、AL2を参照しながら、調整指示としてカットポイントバー32を操作する。ユーザ指定制御部15は、カットポイントバー32の操作に応じて、操作画面30に表示されたタイムラインTL2に対して第1指定時間t1及び第2指定時間t2を指定することにより、タイムラインTL2を複数のユーザ指定候補領域TL2−1〜TL2−7に分ける。このとき、ユーザ指定制御部15は、第1指定時間t1と第2指定時間t2との間の時間帯であるユーザ指定候補領域(TL2−2、TL2−4、TL2−6)をユーザ指定領域として指定する。ユーザ指定領域(TL2−2、TL2−4、TL2−6)に対応する動画像データは、動画像データ10のうちの、俳優“太郎”が映し出された動画像を表している。
ここで、ユーザは、操作装置4を用いて、論理条件を表す指示を制御装置1に行なう(図3のステップS6−YES)。論理条件は、論理命令として、例えばNOT命令、OR命令、NOR命令、AND命令…を表している。まず、図8に示されるように、制御装置1の論理制御部16は、ユーザによる操作装置4の操作に応じて、論理命令選択画面33を操作画面30の一部に重ねて表示する。論理命令選択画面33は、論理条件としてNOT命令、OR命令、NOR命令、AND命令…を選択する欄を含んでいる。ユーザは、操作装置4を用いて、タイムライン群TL1、TL2のうちの選択タイムラインを選択するための論理命令用タイムライン選択指示を制御装置1に行ない、論理条件として例えばOR命令を選択するための論理命令選択指示を制御装置1に行なう。この場合、制御装置1の論理制御部16は、論理命令用タイムライン選択指示に応じて、選択タイムラインを選択し、論理命令選択指示に応じて、この選択タイムラインのユーザ指定領域が指定された論理タイムラインを生成する(図3のステップS7)。
具体的な例として、NOT命令、OR命令を実行する場合について説明する。
ユーザは、例えば、コマーシャルだけが映し出されたシーンを再生表示したい場合がある。この場合、図8に示されるように、ユーザは、操作装置4を用いて、タイムライン群TL1、TL2のうちの少なくとも1つのタイムラインを選択タイムラインとして選択するための論理命令用タイムライン選択指示を制御装置1に行ない、論理条件としてNOT命令を選択するための論理命令選択指示を制御装置1に行なう(図3のステップS6−YES)。ここで、選択タイムラインはタイムラインTL1である。図9に示されるように、論理制御部16は、論理命令用タイムライン選択指示に応じて、選択タイムラインTL1を選択し、論理命令選択指示に応じて、選択タイムラインTL1のユーザ指定領域(TL1−2、TL1−4)以外の領域が指定されたタイムラインTL3を論理タイムラインとして生成する(図3のステップS7)。この場合、論理タイムラインTL3は、複数のユーザ指定候補領域TL3−1〜TL3−5に分けられ、論理タイムラインTL3のユーザ指定領域は、ユーザ指定候補領域TL1−1、TL1−3、TL1−5に対応する(TL3−1、TL3−3、TL3−5)である。このユーザ指定領域(TL3−1、TL3−3、TL3−5)に対応する動画像データは、動画像データ10のうちの、コマーシャルが映し出された動画像を表している。
ユーザは、操作装置4を用いて、論理タイムラインTL3を選択するための再生表示指示を制御装置1に行なう。制御装置1の再生表示制御部17は、再生表示指示に応じて、論理タイムラインTL3を選択する。そのとき、再生表示制御部17は、記憶装置3に格納された動画像データ10のうちの、論理タイムラインTL3のユーザ指定領域(TL3−1、TL3−3、TL3−5)に対応する動画像データを表示装置2に再生表示する(図3のステップS8)。
ここで、ユーザは、動画像データ10の編集に満足した場合(図3のステップS9−YES)、操作装置4を用いて、更新指示を制御装置1に行なう。このとき、制御装置1の格納制御部18は、更新指示に応じて、論理タイムラインTL3とタイムライン群TL1、TL2とを含む複数のタイムラインのうちの1つ以上のタイムラインをタイムライン群として、動画像データ10に対応付けて記憶装置3に格納する(図3のステップS12)。または、選択されたタイムライン、例えば論理タイムラインTL3のユーザ指定領域以外(TL3−2、TL3−4)を削除し、論理タイムラインTL3のユーザ指定領域(TL3−1、TL3−3、TL3−5)で構成された新たな動画像データを記憶装置3に格納するようにしてもよい。
ユーザは、例えば、コマーシャルか俳優“太郎”が映し出されたシーンを再生表示したい場合がある。この場合、図10に示されるように、ユーザは、操作装置4を用いて、タイムライン群のうちの少なくとも2つのタイムラインを選択タイムラインとして選択するための論理命令用タイムライン選択指示を制御装置1に行ない、論理条件としてOR命令を選択するための論理命令選択指示を制御装置1に行なう(図3のステップS6−YES)。ここで、選択タイムラインはタイムラインTL2、TL3である。図11に示されるように、論理制御部16は、論理命令用タイムライン選択指示に応じて、選択タイムラインTL2、TL3を選択し、論理命令選択指示に応じて、選択タイムラインTL2、TL3のユーザ指定領域(TL2−2、TL2−4、TL2−6)(TL3−1、TL3−3、TL3−5)が指定されたタイムラインTL4を論理タイムラインとして生成する(図3のステップS7)。この場合、論理タイムラインTL4は、複数のユーザ指定候補領域TL4−1〜TL4−7に分けられ、論理タイムラインTL4のユーザ指定領域は、ユーザ指定領域(TL2−2、TL2−4、TL2−6)(TL3−1、TL3−3、TL3−5)に対応する(TL4−1、TL4−3、TL4−5、TL4−7、TL4−9、TL4−11)である。このユーザ指定領域(TL4−1、TL4−3、TL4−5、TL4−7、TL4−9、TL4−11)に対応する動画像データは、動画像データ10のうちの、コマーシャルか俳優“太郎”のシーンが映し出された動画像を表している。
ユーザは、操作装置4を用いて、論理タイムラインTL4を選択するための再生表示指示を制御装置1に行なう。制御装置1の再生表示制御部17は、再生表示指示に応じて、論理タイムラインTL4を選択する。そのとき、再生表示制御部17は、記憶装置3に格納された動画像データ10のうちの、論理タイムラインTL4のユーザ指定領域(TL4−1、TL4−3、TL4−5、TL4−7、TL4−9、TL4−11)に対応する動画像データを表示装置2に再生表示する(図3のステップS8)。
ここで、ユーザは、動画像データ10の編集に満足した場合(図3のステップS9−YES)、操作装置4を用いて、更新指示を制御装置1に行なう。このとき、制御装置1の格納制御部18は、更新指示に応じて、論理タイムラインTL4とタイムライン群TL1〜TL3とを含む複数のタイムラインのうちの1つ以上のタイムラインをタイムライン群として動画像データ10に対応付けて記憶装置3に格納する(図3のステップS12)。または、選択されたタイムライン、例えば論理タイムラインTL4のユーザ指定領域以外(TL4−2、TL4−4、TL4−6、TL4−8、TL4−10)を削除し、論理タイムラインTL4のユーザ指定領域(TL4−1、TL4−3、TL4−5、TL4−7、TL4−9、TL4−11)で構成された新たな動画像データを記憶装置3に格納するようにしてもよい。
本発明の動画像編集装置では、調整指示が行なれたとき、ユーザが希望する条件により、タイムライン群のうちのタイムラインTL1に対してユーザ指定領域が指定される。この条件に対して新たな条件が発生した場合、タイムライン群のうちのタイムラインTL2に対してユーザ指定領域が指定される。このようにして、タイムライン群TL1、TL2、…の各々のタイムラインに対してユーザ指定領域が指定される。タイムライン群TL1、TL2、…の1つのタイムラインにより動画像データ10を再生表示したい場合、再生表示指示に応じて、動画像データ10のうちの、上記1つのタイムラインのユーザ指定領域に対応する動画像データが表示装置2に再生表示される。このように、本発明の動画像編集装置は、動画像データ10を編集するときに、ユーザが希望する条件に対して新たな条件が発生した場合、その新たな条件を短時間で実行することができる。このため、ユーザが本発明の動画像編集装置を用いて動画像データ10を編集することは、編集作業に要する時間を短縮することができ、その編集効率が向上する。
また、本発明の動画像編集装置では、ユーザが希望する条件に対して新たな条件(例えば論理OR)が発生した場合、論理条件を表す指示が行なれる。この指示に応じて、タイムライン群のうちの選択タイムラインが選択され、この選択タイムラインのユーザ指定領域が指定された論理タイムラインが生成される。この論理タイムラインにより動画像データ10を再生表示したい場合、再生表示指示に応じて、動画像データ10のうちの、論理タイムラインのユーザ指定領域に対応する動画像データが表示装置2に再生表示される。このように、本発明の動画像編集装置は、動画像データ10を編集するときに、ユーザが希望する条件に対して新たな条件(論理OR)が発生した場合、その新たな条件を短時間で実行することができる。このため、ユーザが本発明の動画像編集装置を用いて動画像データ10を編集することは、編集作業に要する時間を短縮することができ、その編集効率が向上する。
本発明の動画像編集装置では、ユーザが希望する条件に対して新たな条件(論理NOT)が発生した場合、論理条件を表す指示が行なれる。この指示に応じて、タイムライン群のうちの選択タイムラインが選択され、この選択タイムラインのユーザ指定領域以外の領域が指定された論理タイムラインが生成される。この場合でも、本発明の動画像編集装置は、その新たな条件(論理NOT)を短時間で実行することができる。
本発明の動画像編集装置では、例えば、タイムライン群は、上記の論理タイムラインを含む場合がある。この場合、新たな条件(例えば論理NOT)により生成された論理タイムラインを基に、さらに新たな条件(例えば論理OR)により論理タイムラインを生成することができる。
他の例として、OR命令を実行する場合について説明する。
図12に示されるように、上記の動画像データ10は、テレビ放送された番組を録画したときの映像データであり、動画像データ10が表す動画像(シーン)にはコマーシャルが含まれているもの場合もある。そこで、ユーザA、Bが好きなシーンについて、動画像データ10を編集する場合を考えてみる。この場合、動画像データ10は、ファイル名と、複数の静止画像データと、録画時間と、音声データを含み、更に、動画像データ10における再生履歴を含んでいる。
例えば、ステップS1〜S5が実行された結果、タイムライン群としてタイムラインTL1、TL2、TL3が生成されている。
ユーザは、タイムラインTL1によりCMをカットする。この場合、タイムラインTL1は、複数のユーザ指定候補領域TL1−1〜TL1−5に分けられ、ユーザ指定候補領域(TL1−1、TL1−3、TL1−5)がユーザ指定領域として指定されている。ユーザ指定領域(TL1−1、TL1−3、TL1−5)に対応する動画像データは、動画像データ10のうちの、コマーシャル以外のシーンが映し出された動画像を表している。
ユーザは、上記のタイムラインTL1を参考にして、タイムラインTL2により、CM以外のシーン(本編)で、ユーザAが好きなシーンを編集する。タイムラインTL2は、複数のユーザ指定候補領域TL2−1〜TL2−7に分けられ、ユーザ指定候補領域(TL2−2、TL2−4、TL2−6)がユーザ指定領域として指定されている。ユーザ指定領域(TL2−2、TL2−4、TL2−6)に対応する動画像データは、動画像データ10のうちの、ユーザAが好きなシーンが映し出された動画像を表している。
ユーザは、上記のタイムラインTL1を参考にして、タイムラインTL3により、CM以外のシーン(本編)で、ユーザBが好きなシーンを編集する。タイムラインTL3は、複数のユーザ指定候補領域TL3−1〜TL3−7に分けられ、ユーザ指定候補領域(TL3−2、TL3−4、TL3−6)がユーザ指定領域として指定されている。ユーザ指定領域(TL3−2、TL3−4、TL3−6)に対応する動画像データは、動画像データ10のうちの、ユーザBが好きなシーンが映し出された動画像を表している。
ユーザは、例えば、ユーザAかユーザBが好きなシーンを再生表示したい場合がある。この場合、ユーザは、操作装置4を用いて、タイムライン群のうちの少なくとも2つのタイムラインを選択タイムラインとして選択するための論理命令用タイムライン選択指示を制御装置1に行ない、論理条件としてOR命令を選択するための論理命令選択指示を制御装置1に行なう(図3のステップS6−YES)。ここで、選択タイムラインはタイムラインTL2、TL3である。図12に示されるように、論理制御部16は、論理命令用タイムライン選択指示に応じて、選択タイムラインTL2、TL3を選択し、論理命令選択指示に応じて、選択タイムラインTL2、TL3のユーザ指定領域(TL2−2、TL2−4、TL2−6)(TL3−2、TL3−4、TL3−6)が指定されたタイムラインTL4を論理タイムラインとして生成する(図3のステップS7)。この場合、論理タイムラインTL4は、複数のユーザ指定候補領域TL4−1〜TL4−13に分けられ、論理タイムラインTL4のユーザ指定領域は、ユーザ指定領域(TL2−2、TL2−4、TL2−6)(TL3−2、TL3−4、TL3−6)に対応する(TL4−2、TL4−4、TL4−6、TL4−8、TL4−10、TL4−12)である。このユーザ指定領域(TL4−2、TL4−4、TL4−6、TL4−8、TL4−10、TL4−12)に対応する動画像データは、動画像データ10のうちの、ユーザAかユーザBが好きなシーンが映し出された動画像を表している。
その後、ステップS8以降が実行される。
本発明の動画像編集装置では、ユーザが希望する条件に対して新たな条件(論理OR)が発生した場合でも、その新たな条件(論理OR)を短時間で実行することができる。
更に他の例として、OR命令、NOR命令、AND命令を実行する場合について説明する。
図13に示されるように、上記の動画像データ10は、ビデオカメラにより被写体を撮影したときの映像データであり、動画像データ10が表す動画像(シーン)にユーザA、Bが映し出されているものとする。そこで、ユーザA、Bが映し出されているシーンについて、動画像データ10を編集する場合を考えてみる。この場合、動画像データ10は、ファイル名と、複数の静止画像データと、録画時間と、音声データを含み、更に、ビデオカメラの操作履歴を含んでいる。
この場合、ステップS1が実行されたとき、編集アシストライン群のうちの1つの編集アシストラインAL−1は、例えば、ビデオカメラの操作履歴を表している。この操作履歴は、ビデオカメラにより録画を開始したときの時間AL1−1、AL1−2、AL1−3、AL1−4、AL1−5を表している。例えば、時間AL1−1と時間AL1−2との間の時間帯は、ビデオカメラにより録画を開始してから一旦停止するまでの時間帯を表している。ユーザは、操作画面30に表示された編集アシストラインAL1の時間AL1−1〜AL1−5を参照することにより、動画像データ10のユーザA、Bが映し出されているシーンを把握することが可能になる。
編集アシストライン群のうちの1つの編集アシストラインAL−2は、動画像データ10に含まれる上記の音声データの特徴を表している。この音声データは、例えば、音量(デシベル)が波形により表されたデータであり、その音量が急激に変化したときの時間AL2−1、AL2−2を表している。この場合、音声データの特徴とは、音声データが表す音量である。ユーザは、操作画面30に表示された編集アシストラインAL2の時間AL2−1、AL2−2を参照することにより、動画像データ10のユーザA、Bが映し出されているシーンを把握することが可能になる。
例えば、ステップS1〜S5が実行された結果、タイムライン群としてタイムラインTL1、TL2が生成されている。
ユーザは、タイムラインTL1により、ユーザAが映し出されているシーンを編集する。タイムラインTL1は、複数のユーザ指定候補領域TL1−1〜TL1−3に分けられ、ユーザ指定候補領域(TL1−2)がユーザ指定領域として指定されている。ユーザ指定領域(TL1−2)に対応する動画像データは、動画像データ10のうちの、ユーザAが映し出された動画像を表している。
ユーザは、タイムラインTL2により、ユーザBが映し出されているシーンを編集する。タイムラインTL2は、複数のユーザ指定候補領域TL2−1〜TL2−5に分けられ、ユーザ指定候補領域(TL2−2、TL2−4)がユーザ指定領域として指定されている。ユーザ指定領域(TL2−2、TL2−4)に対応する動画像データは、動画像データ10のうちの、ユーザBが映し出された動画像を表している。
ユーザは、例えば、ユーザAかユーザBが映し出されたシーンを再生表示したい場合がある。この場合、ユーザは、操作装置4を用いて、タイムライン群のうちの少なくとも2つのタイムラインを選択タイムラインとして選択するための論理命令用タイムライン選択指示を制御装置1に行ない、論理条件としてOR命令を選択するための論理命令選択指示を制御装置1に行なう(図3のステップS6−YES)。ここで、選択タイムラインはタイムラインTL1、TL2である。図13に示されるように、論理制御部16は、論理命令用タイムライン選択指示に応じて、選択タイムラインTL1、TL2を選択し、論理命令選択指示に応じて、選択タイムラインTL1、TL2のユーザ指定領域(TL1−2)(TL2−2、TL2−4)が指定されたタイムラインTL3を論理タイムラインとして生成する(図3のステップS7)。この場合、論理タイムラインTL3は、複数のユーザ指定候補領域TL3−1〜TL3−3に分けられ、論理タイムラインTL3のユーザ指定領域は、ユーザ指定領域(TL1−2)(TL2−2、TL2−4)に対応する(TL3−2)である。このユーザ指定領域(TL3−2)に対応する動画像データは、動画像データ10のうちの、ユーザAかユーザBが映し出された動画像を表している。
その後、ステップS8以降が実行される。
本発明の動画像編集装置では、ユーザが希望する条件に対して新たな条件(論理OR)が発生した場合でも、その新たな条件(論理OR)を短時間で実行することができる。
ユーザは、例えば、ユーザAもユーザBも映し出されていないシーンを再生表示したい場合がある。この場合、ユーザは、操作装置4を用いて、タイムライン群のうちの少なくとも2つのタイムラインを選択タイムラインとして選択するための論理命令用タイムライン選択指示を制御装置1に行ない、論理条件としてNOR命令を選択するための論理命令選択指示を制御装置1に行なう(図3のステップS6−YES)。ここで、選択タイムラインはタイムラインTL1、TL2である。図13に示されるように、論理制御部16は、論理命令用タイムライン選択指示に応じて、選択タイムラインTL1、TL2を選択し、論理命令選択指示に応じて、選択タイムラインTL1、TL2のユーザ指定領域(TL1−2)(TL2−2、TL2−4)以外の領域が指定されたタイムラインTL4を論理タイムラインとして生成する(図3のステップS7)。この場合、論理タイムラインTL4は、複数のユーザ指定候補領域TL4−1〜TL4−3に分けられ、論理タイムラインTL4のユーザ指定領域は、ユーザ指定候補領域TL3−1、TL3−3に対応する(TL4−1、TL4−3)である。このユーザ指定領域(TL4−1、TL4−3)に対応する動画像データは、動画像データ10のうちの、ユーザAもユーザBも映し出されていない動画像を表している。
その後、ステップS8以降が実行される。
本発明の動画像編集装置では、ユーザが希望する条件に対して新たな条件(論理NOR)が発生した場合、論理条件を表す指示が行なれる。この指示に応じて、タイムライン群のうちの選択タイムラインが選択され、この選択タイムラインのユーザ指定領域が指定された論理タイムラインが生成される。この場合でも、本発明の動画像編集装置は、その新たな条件(論理NOR)を短時間で実行することができる。
または、ユーザは、操作装置4を用いて、論理タイムラインTL3を生成した後、タイムライン群TL1、TL2、TL3のうちの少なくとも1つのタイムラインを選択タイムラインとして選択するための論理命令用タイムライン選択指示を制御装置1に行ない、論理条件としてNOT命令を選択するための論理命令選択指示を制御装置1に行なう(図3のステップS6−YES)。ここで、選択タイムラインはタイムラインTL3である。図13に示されるように、論理制御部16は、論理命令用タイムライン選択指示に応じて、選択タイムラインTL3を選択し、論理命令選択指示に応じて、選択タイムラインTL3のユーザ指定領域(TL3−2)以外の領域が指定されたタイムラインTL4を論理タイムラインとして生成する(図3のステップS7)。
本発明の動画像編集装置では、例えば、タイムライン群は、上記の論理タイムラインを含む場合がある。この場合、新たな条件(例えば論理OR)により生成された論理タイムラインを基に、さらに新たな条件(例えば論理NOT)により論理タイムラインを生成することにより、論理NORと同等の論理タイムラインを生成することができる。
ユーザは、例えば、ユーザAとユーザBが映し出されたシーンを再生表示したい場合がある。この場合、ユーザは、操作装置4を用いて、タイムライン群のうちの少なくとも2つのタイムラインを選択タイムラインとして選択するための論理命令用タイムライン選択指示を制御装置1に行ない、論理条件としてAND命令を選択するための論理命令選択指示を制御装置1に行なう(図3のステップS6−YES)。ここで、選択タイムラインはタイムラインTL1、TL2である。図13に示されるように、論理制御部16は、論理命令用タイムライン選択指示に応じて、選択タイムラインTL1、TL2を選択し、論理命令選択指示に応じて、選択タイムラインTL1、TL2のユーザ指定領域(TL1−2)(TL2−2、TL2−4)のうちの、時間帯が重なるユーザ指定領域が指定されたタイムラインTL5を論理タイムラインとして生成する(図3のステップS7)。この場合、論理タイムラインTL5は、複数のユーザ指定候補領域TL5−1〜TL5−3に分けられ、論理タイムラインTL5のユーザ指定領域は、ユーザ指定領域(TL1−2)とユーザ指定領域(TL2−4)とが重なる領域に対応する(TL5−2)である。このユーザ指定領域(TL5−2)に対応する動画像データは、動画像データ10のうちの、ユーザAとユーザBが映し出された動画像を表している。
その後、ステップS8以降が実行される。
本発明の動画像編集装置では、ユーザが希望する条件に対して新たな条件(論理AND)が発生した場合、論理条件を表す指示が行なれる。この指示に応じて、タイムライン群のうちの選択タイムラインが選択され、この選択タイムラインのユーザ指定領域のうちの、時間帯が重なるユーザ指定領域が指定された論理タイムラインが生成される。この場合でも、本発明の動画像編集装置は、その新たな条件(論理AND)を短時間で実行することができる。
本発明の動画像編集装置における他の実施形態として、上記の動画像データ10が、テレビ放送された番組を表す映像データである場合、編集アシストライン群のうちの1つの編集アシストラインは、その番組が放送されているときの視聴率を表していてもよい。これについて説明する。
図14に示されるように、本発明の動画像編集装置は、更に、通信装置であるネットワーク接続部5を具備している。ネットワーク接続部5は、制御装置1に接続され、ネットワーク6を介してサーバ7−1、7−2に接続されている。サーバ7−1は、例えば放送局に設けられたコンピュータであり、テレビ放送された番組として動画像データを配信する。動画像データ10は、更に、放送日時、番組名を含んでいる。サーバ7−2は、例えばサーチ会社又は放送局に設けられたコンピュータであり、提供部(図示しない)と、視聴率データベース(図示しない)とを具備している。視聴率データベースには、上記放送日時、番組名と、上記番組が放送されているときの視聴率を表す視聴率情報とが対応付けられて格納されている。提供部は、視聴率情報をサーチ結果として提供する。
ネットワーク接続部5は、ユーザの操作装置4の操作により番組を要求するとき、上記番組を表す動画像データ10をサーバ7−1から受信して記憶装置3に格納する。そこで、操作画面表示制御部14は、ユーザによる操作画面表示指示に応じて、動画像データ10に対して操作画面表示処理(ステップS1)を実行するとき、視聴率要求をネットワーク接続部5に通知する。この視聴率要求は、動画像データ10の放送日時と番組名とを含んでいる。ネットワーク接続部5は、この視聴率要求をサーバ7−2に送信する。サーバ7−2は、視聴率データベースを参照して、視聴率要求に応じた視聴率情報をネットワーク接続部5に送信する。ネットワーク接続部5は、その視聴率情報を受信して、動画像データ10に対応付けて記憶装置3に格納する。図15に示されるように、操作画面表示制御部14は、操作画面30を表示装置2に表示したとき、操作画面30に含まれる編集アシストライン群のうちの1つの編集アシストラインとして、視聴率情報を表す編集タイムラインAL3を表示する。ユーザは、操作画面30に表示された編集アシストラインAL3が表す視聴率情報を参照することにより、動画像データ10のユーザが気になるシーンを把握することが可能になる。
図1は、本発明の動画像編集装置の構成を示している。 図2は、本発明の動画像編集装置の制御装置1の構成を示している。 図3は、本発明の動画像編集装置の動作を示すフローチャートである。 図4は、本発明の動画像編集装置の表示装置2に表示される操作画面30を示している。 図5は、本発明の動画像編集装置の表示装置2に表示される操作画面30を示している。 図6は、本発明の動画像編集装置の表示装置2に表示される操作画面30を示している。 図7は、本発明の動画像編集装置の表示装置2に表示される操作画面30を示している。 図8は、本発明の動画像編集装置の表示装置2に表示される操作画面30を示している。 図9は、本発明の動画像編集装置の表示装置2に表示される操作画面30を示している。 図10は、本発明の動画像編集装置の表示装置2に表示される操作画面30を示している。 図11は、本発明の動画像編集装置の表示装置2に表示される操作画面30を示している。 図12は、本発明の動画像編集装置の表示装置2に表示される操作画面30を示している。 図13は、本発明の動画像編集装置の表示装置2に表示される操作画面30を示している。 図14は、本発明の動画像編集装置の他の構成を示している。 図15は、本発明の動画像編集装置の表示装置2に表示される操作画面30を示している。
符号の説明
1 制御装置
2 表示装置
3 記憶装置
4 操作装置
5 ネットワーク接続部
6 ネットワーク
7−1、7−2 サーバ
10 動画像データ
11 CPU
12 記憶部
13 コンピュータプログラム
14 操作画面表示制御部
15 ユーザ指定制御部
16 論理制御部
17 再生表示制御部
18 格納制御部
30 操作画面
31 ルーペ機能部
32 カットポイントバー
33 論理命令選択画面
AL1、AL2… 編集アシストライン
t1、t2 指定時間
TL1、TL2、TL3… タイムライン

Claims (29)

  1. 動画像データを格納する記憶装置と、
    表示装置と、
    制御装置と
    を具備し、
    前記制御装置は、
    前記記憶装置に格納された前記動画像データとユーザが前記動画像データを編集することが可能な時間軸を表すタイムライン群と、ユーザが前記動画像データを編集するときの手助けとなる時間軸を表す編集アシストライン群と、を含む操作画面を前記表示装置に表示する操作画面表示制御部と、
    前記操作画面に表示された前記タイムライン群の各々のタイムラインに対してユーザ指定領域を指定するユーザ指定制御部と、
    論理条件に応じて、前記タイムライン群のうちの選択タイムラインを選択し、前記選択タイムラインのユーザ指定領域が指定された論理タイムラインを生成する論理制御部と、
    前記記憶装置に格納された前記動画像データのうちの、前記論理タイムラインのユーザ指定領域に対応する動画像データを前記表示装置に再生表示する再生表示制御部と
    を具備し、
    前記操作画面には、前記タイムライン群と前記編集アシストライン群と対応して一覧表示される
    動画像編集装置。
  2. 請求項1に記載の動画像編集装置において、
    前記操作画面には、前記タイムライン群と前記動画像データとが対応して表示される
    動画像編集装置。
  3. 請求項1又は2に記載の動画像編集装置において、
    前記論理条件がOR命令を表し、前記選択タイムラインが前記タイムライン群のうちの少なくとも2つのタイムラインであるとき、前記論理制御部は、前記論理条件に応じて、前記選択タイムラインのユーザ指定領域が指定された前記論理タイムラインを生成する
    動画像編集装置。
  4. 請求項3に記載の動画像編集装置において、
    前記論理条件がNOT命令を表し、前記選択タイムラインが前記タイムライン群のうちの少なくとも1つのタイムラインであるとき、前記論理制御部は、前記論理条件に応じて、前記選択タイムラインのユーザ指定領域以外の領域が指定された前記論理タイムラインを生成する
    動画像編集装置。
  5. 請求項3又は4に記載の動画像編集装置において、
    前記論理命令がNOR命令を表し、前記選択タイムラインが前記タイムライン群のうちの少なくとも2つのタイムラインであるとき、前記論理制御部は、前記論理条件に応じて、前記選択タイムラインのユーザ指定領域以外の領域が指定された前記論理タイムラインを生成する
    動画像編集装置。
  6. 請求項3〜5のいずれかに記載の動画像編集装置において、
    前記論理命令がAND命令を表し、前記選択タイムラインが前記タイムライン群のうちの少なくとも2つのタイムラインであるとき、前記論理制御部は、前記論理条件に応じて、前記選択タイムラインのユーザ指定領域のうちの、時間帯が重なるユーザ指定領域が指定された前記論理タイムラインを生成する
    動画像編集装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の動画像編集装置において、
    前記制御装置は、
    前記論理タイムラインと前記タイムライン群とを含む複数のタイムラインのうちの1つ以上のタイムラインを前記動画像データに対応付けて前記記憶装置に格納する格納制御部
    を更に具備する動画像編集装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の動画像編集装置において、
    前記ユーザ指定制御部は、前記操作画面に表示された前記タイムライン群の各々のタイムラインに対して、第1指定時間及び第2指定時間を指定し、前記第1指定時間と前記第2指定時間との間の時間帯を前記ユーザ指定領域として指定する
    動画像編集装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の動画像編集装置において、
    前記動画像データは、ビデオカメラにより被写体を撮影したときの映像データであり、
    前記編集アシストライン群のうちの1つの編集アシストラインは、前記ビデオカメラの操作履歴を表している
    動画像編集装置。
  10. 請求項1〜8のいずれかに記載の動画像編集装置において、
    前記動画像データは、ビデオカメラにより被写体を撮影したときの映像データであり、
    前記編集アシストライン群のうちの1つの編集アシストラインは、前記動画像データに含まれる音声データの特徴を表している
    動画像編集装置。
  11. 請求項1〜8のいずれかに記載の動画像編集装置において、
    前記動画像データは、テレビ放送された番組を録画したときの映像データであり、
    前記編集アシストライン群のうちの1つの編集アシストラインは、前記動画像データにおける再生履歴を表している
    動画像編集装置。
  12. 請求項1〜8のいずれかに記載の動画像編集装置において、
    前記動画像データは、テレビ放送された番組を録画したときの映像データであり、
    前記編集アシストライン群のうちの1つの編集アシストラインは、前記動画像データに含まれる音声データの特徴を表している
    動画像編集装置。
  13. 請求項1〜8のいずれかに記載の動画像編集装置において、
    更に、
    ネットワークを介してサーバと接続されたネットワーク接続部を具備し、
    前記動画像データは、テレビ放送された番組を録画したときの映像データであり、
    前記ネットワーク接続部は、前記番組が放送されているときの視聴率を表す視聴率情報を前記サーバから受信して、前記動画像データに対応付けて前記記憶装置に格納し、
    前記編集アシストライン群のうちの1つの編集アシストラインは、前記視聴率情報を表している
    動画像編集装置。
  14. 請求項1〜13のいずれかに記載の動画像編集装置において、
    前記操作画面に表示された前記動画像データは、前記動画像データの一部を表すサムネイル画像であり、
    前記操作画面に表示された前記タイムライン群は、前記サムネイル画像に対応する
    動画像編集装置。
  15. 記憶装置に格納された動画像データと、ユーザが前記動画像データを編集することが可能な時間軸を表すタイムライン群と、ユーザが前記動画像データを編集するときの手助けとなる時間軸を表す編集アシストライン群と、を含む操作画面を表示装置に表示する操作画面表示制御ステップと、
    前記操作画面に表示された前記タイムライン群の各々のタイムラインに対してユーザ指定領域を指定するユーザ指定制御ステップと、
    論理条件に応じて、前記タイムライン群のうちの選択タイムラインを選択し、前記選択タイムラインのユーザ指定領域が指定された論理タイムラインを生成する論理制御ステップと、
    前記記憶装置に格納された前記動画像データのうちの、前記論理タイムラインのユーザ指定領域に対応する動画像データを前記表示装置に再生表示する再生表示制御ステップと
    を具備し、
    前記操作画面には、前記タイムライン群と前記編集アシストライン群と対応して一覧表示される
    動画像編集方法。
  16. 請求項15に記載の動画像編集方法において、
    前記操作画面には、前記タイムライン群と前記動画像データとが対応して表示される
    動画像編集方法。
  17. 請求項15又は16に記載の動画像編集方法において、
    前記論理条件がOR命令を表し、前記選択タイムラインが前記タイムライン群のうちの少なくとも2つのタイムラインであるとき、前記論理制御ステップは、前記論理条件に応じて、前記選択タイムラインのユーザ指定領域が指定された前記論理タイムラインを生成するステップ
    を含む動画像編集方法。
  18. 請求項17に記載の動画像編集方法において、
    前記論理条件がNOT命令を表し、前記選択タイムラインが前記タイムライン群のうちの少なくとも1つのタイムラインであるとき、前記論理制御ステップは、前記論理条件に応じて、前記選択タイムラインのユーザ指定領域以外の領域が指定された前記論理タイムラインを生成するステップ
    を含む動画像編集方法。
  19. 請求項17又は18に記載の動画像編集方法において、
    前記論理命令がNOR命令を表し、前記選択タイムラインが前記タイムライン群のうちの少なくとも2つのタイムラインであるとき、前記論理制御ステップは、前記論理条件に応じて、前記選択タイムラインのユーザ指定領域以外の領域が指定された前記論理タイムラインを生成するステップ
    を含む動画像編集方法。
  20. 請求項1719のいずれかに記載の動画像編集方法において、
    前記論理命令がAND命令を表し、前記選択タイムラインが前記タイムライン群のうちの少なくとも2つのタイムラインであるとき、前記論理制御ステップは、前記論理条件に応じて、前記選択タイムラインのユーザ指定領域のうちの、時間帯が重なるユーザ指定領域が指定された前記論理タイムラインを生成するステップ
    を含む動画像編集方法。
  21. 請求項1520のいずれかに記載の動画像編集方法において、
    更に、
    前記論理タイムラインと前記タイムライン群とを含む複数のタイムラインのうちの1つ以上のタイムラインを前記記憶装置に格納する格納制御ステップ
    を具備する動画像編集方法。
  22. 請求項1521のいずれかに記載の動画像編集方法において、
    前記ユーザ指定制御ステップは、前記操作画面に表示された前記タイムライン群の各々のタイムラインに対して、第1指定時間及び第2指定時間を指定し、前記第1指定時間と前記第2指定時間との間の時間帯を前記複数のユーザ指定領域として指定するステップ
    を含む動画像編集方法。
  23. 請求項15〜22のいずれかに記載の動画像編集方法において、
    前記動画像データは、ビデオカメラにより被写体を撮影したときの映像データであり、
    前記編集アシストライン群のうちの1つの編集アシストラインは、前記ビデオカメラの操作履歴を表している
    動画像編集方法。
  24. 請求項15〜22のいずれかに記載の動画像編集方法において、
    前記動画像データは、ビデオカメラにより被写体を撮影したときの映像データであり、
    前記編集アシストライン群のうちの1つの編集アシストラインは、前記動画像データに含まれる音声データの特徴を表している
    動画像編集方法。
  25. 請求項15〜22のいずれかに記載の動画像編集方法において、
    前記動画像データは、テレビ放送された番組を録画したときの映像データであり、
    前記編集アシストライン群のうちの1つの編集アシストラインは、前記動画像データにおける再生履歴を表している
    動画像編集方法。
  26. 請求項15〜22のいずれかに記載の動画像編集方法において、
    前記動画像データは、テレビ放送された番組を録画したときの映像データであり、
    前記編集アシストライン群のうちの1つの編集アシストラインは、前記動画像データに含まれる音声データの特徴を表している
    動画像編集方法。
  27. 請求項15〜22のいずれかに記載の動画像編集方法において、
    前記動画像データは、テレビ放送された番組を録画したときの映像データであり、
    前記操作画面表示制御ステップは、前記番組が放送されているときの視聴率を表す視聴率情報を前記サーバから受信して、前記動画像データに対応付けて前記記憶装置に格納するステップを含み、
    前記編集アシストライン群のうちの1つの編集アシストラインは、前記視聴率情報を表している
    動画像編集方法。
  28. 請求項1527のいずれかに記載の動画像編集方法において、
    前記操作画面に表示された前記動画像データは、前記動画像データの一部を表すサムネイル画像であり、
    前記操作画面に表示された前記タイムライン群は、前記サムネイル画像に対応する
    動画像編集方法。
  29. 請求項1528のいずれかに記載の動画像編集方法の各ステップをコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
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