JP2005217875A - チャプタ情報の管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来、映像情報を含んだコンテンツ情報とチャプタ情報とは1対1の関係であったが、両者を独立管理することでチャプタ情報を自在に編集したり別のコンテンツ情報に再利用させることを容易に可能とした。
【解決手段】 利用者が作成したチャプタデータ1eを記録する際に、チャプタデータ1eが関連付けられた識別子をチャプタリスト1dに登録するステップと、録画リスト1cの録画情報に前記識別子を登録して録画データ1aとチャプタデータ1eとを関連付けるステップと、予約リスト1bの録画予約情報に設けられた第1の識別子欄に既に記録されたチャプタデータ1eに関連付けられた識別子を指定すると、録画終了後にこの識別子を録画リスト1cの対応する録画情報に設けられた第2の識別子欄に複製して録画データ1aとチャプタデータ1eとを関連付けるステップとを有した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ハードディスク又はDVD(Digital Versatile Disk)等の記録媒体に記録された映像情報に対応して指定するチャプタ情報の管理方法に関する。
映像や音声を記録し再生させる装置としては、従来から広く普及しているVTRに加えて近年ではDVDやハードディスクを記録媒体とするものも普及し始めている。現在、DVDは数ギガバイト、ハードディスクは数10から数100ギガバイトといった大記憶容量を有したものが普及しており、MPEG2方式等による高能率符号化技術を用いることによって数時間から数10時間に渡り映像及び音声の記録を容易に可能としている。なお、これら記録媒体の記録容量は今後益々大容量化されることが予想される。
これらハードディスクやDVDの記録媒体を用いた記録再生装置においては、従来のVTRと同様に予約録画機能を備えることにより所望の多数の番組を連続して同一媒体に記録させることが可能である。このような場合、利用者の利便性に鑑みて番組毎又は番組中の所望の箇所に区切りを付けさせるため、チャプタ情報を作成して対応付けることが通常行われている。
しかし、このチャプタ情報と記録した番組とは1対1の関係にあるため、つまり複数の番組を連続して記録させた場合、各番組の切れ目や番組中の所望の箇所にチャプタ情報をつけるためには記録された全番組についてそれぞれ再生動作又はサーチ動作をさせながら順次チャプタを付ける作業が必要であり、記録時間が長時間であるほどその作業には手間がかかり煩雑であるという問題があった。
そこで、例えば記録される音声のモードに応じてチャプタ情報を作成するということも実現されている。これは例えば映画やドラマ等の番組がモノラル音声又は2重音声による放送であった場合、番組放送中に放送されるコマーシャルがステレオ音声に切り替わる部分で音声モードの変化を検出してチャプタ情報を付加させることを可能としたものである。しかしこの場合、番組自身がコマーシャルと同じステレオ音声であった場合は、その区切りを検出することができないためチャプタ情報の付加はできないこととなる。更に、番組途中の所望の箇所でチャプタを自動付加させることに何ら考慮はされていない。
また、これ以外にチャプタを自動的に作成することが可能な記録再生装置も考えられており、例えば特許文献1に示すような自動チャプタ作成機能付き記録再生装置が考えられている。これは、録画中に一時停止をしてその後録画を再開させた位置をチャプタの境界としてチャプタ情報を自動的に作成するというものである。
特開2002−152636号公報
現在、日々放送される多種多様な地上波放送、衛星放送、ケーブルテレビ等の放送番組において、例えば毎週放送される連続ドラマやバラエティ番組等の定時放送番組については、規則的な時間割で同時間放送されることがほぼ常であり、このような番組中に放送されるコマーシャルもほぼ同時刻、同時間、同回数であることが多い。このような放送形態において、例えば毎週同時刻に放送される連続ドラマを毎回録画した場合、その録画された番組中のコマーシャルの位置にチャプタ情報を付加したいとしたとき、前述したように従来の記録再生手段によれば番組とチャプタ情報とが1対1に対応されているため、毎回録画される各番組について同じようなチャプタ情報の作成作業をいちいち行う必要があり煩わしかった。
これは、前述した従来の自動チャプタ作成機能付き記録再生装置をもってしても同様である。
そこで本発明は、録画した番組に付加したチャプタ情報を番組情報から独立して管理することを可能にすることにより、定時放送番組の録画においては初回の録画時のみチャプタ情報を作成しておけば2回目以降の録画に際しては既に作成したチャプタ情報を適用させることが可能となり、また、独立管理されるチャプタ情報を自在に作成又は編集することを可能にさせ、更にこのチャプタ情報をネットワーク等を通じて外部と送受信を可能にさせることで、他人とのチャプタ情報の共有化をはかり、又録画編集を簡易にかつ効率的に行うことを可能とするチャプタ情報の管理方法を提供することを目的とする。
本発明は、上述した課題を解決するために以下の(1)及び(2)の手段より構成したものである。
(1)放送を受信して所望の番組情報を記録媒体に記録し又再生させることが可能な記録再生装置において、利用者が登録した予約リストの録画予約情報に基づき、受信した放送から映像情報を含んだコンテンツ情報を抽出して録画データとして記録した後、この録画データに対応した前記録画予約情報を録画情報として録画リストに登録し、利用者がこの登録された録画情報と前記記録された録画データとに基づいてチャプタデータを作成し管理するチャプタ情報管理方法であって、前記利用者が作成したチャプタデータを記録する際に、このチャプタデータが関連付けられた識別子をチャプタリストに登録するステップと、前記録画リストの録画情報に前記識別子を登録して前記録画データと前記チャプタデータとを関連付けるステップと、前記予約リストの録画予約情報に設けられた第1の識別子欄に既に記録されたチャプタデータに関連付けられた識別子を指定した場合、録画終了後にこの識別子を前記録画リストの対応する録画情報に設けられた第2の識別子欄に複製して前記録画データと前記チャプタデータとを関連付けるステップとを有することを特徴としたチャプタ情報管理方法。
(2)前記作成されたチャプタデータとこのチャプタデータを識別可能な識別子が登録された前記チャプタリストとが前記記録部に記録され、且つ前記録画データも前記記録部に記録されているときに、利用者が前記チャプタデータの時間情報を変更、削除又は追加してこの変更されたチャプタデータを前記記録部に記録したとき、前記変更されたチャプタデータを新たなチャプタデータとして記録する場合は、前記チャプタリストに前記チャプタデータが関連付けられた識別子を登録するステップと、電気通信回線に接続された外部機器から供給されたチャプタデータを前記記録部に記録するステップと、前記外部機器から供給されたチャプタデータを新たなチャプタデータとして記録する場合は、前記チャプタリストに前記チャプタデータが関連付けられた識別子を登録するステップとを有し、前記録画リストの録画情報に設けられた識別子欄に前記識別子を指定すると、前記チャプタデータが関連付けられて前記録画データを再生させることを可能とすることを特徴とした請求項1に記載のチャプタ情報管理方法。
請求項1に記載の発明によれば、作成したチャプタデータがユニークな識別子をもってチャプタリストで一元管理されるため、チャプタデータは録画データから全く独立して管理されることが可能である。これによれば、例えば毎週放送されるような定時放送番組においては、放送時間やコマーシャルが入る時間や回数が毎放送においてほぼ同じであることが予想されるため、初回の放送録画時等で一度チャプタデータを作成しておけばそれ以降の放送録画においては作成済みのチャプタデータを適用させることができる。よって、録画した番組の最初の部分からいちいち再生又はサーチを行ってチャプタデータを作成する手間を省くことができ編集作業等の時間短縮を大幅にすることができるという格別な効果がある。
また、特に請求項2に記載の発明によれば、録画データから独立したチャプタデータ自体を編集し、チャプタを指定する時間を修正、追加、削除等することが自在にできるので、上述したように一度作成したチャプタデータを別の録画番組に適用させた場合、必ずしもチャプタ位置が合致しないことが発生した場合に、チャプタデータを修正すれば所望の関連付けをすることが簡単にできるという効果がある。
また、チャプタデータを有した外部機器から電気通信回線を介してチャプタデータを入手することができることにより、録画データとチャプタデータとを物理的に完全に切り離して別媒体で管理させることが可能であり、チャプタデータの他人との共有化をはかることができ、フレキシブルで柔軟なチャプタの管理を行うことができるという効果がある。
以下、本発明を実施するための最良の形態について実施例を示して説明する。図1は、本発明の実施例に係る記録再生装置の機能ブロックを示した図である。同図において、1は録画される映像情報及び音声情報又は映像情報のみ(以下、コンテンツ情報と記す。)及び後述する各種制御情報を記録する記録部、1aは前記コンテンツ情報が各録画番組毎に区別されて記録された録画データ、1bは録画されるべき番組の録画予約情報を前記番組毎に区別されて記録された予約リスト、1cは既に録画された番組のみに関する前記録画予約情報の全部又は一部の項目が前記録画された番組毎に区別されて記録された録画リスト、1dは後述する1つ以上のチャプタデータがユニークな識別子をもってリスト登録されたチャプタリスト、1eは前記ユニークな識別子に関連づけられたチャプタデータ、2は該記録再生装置の利用者が図示しないリモコンや該記録再生装置に搭載された図示しない操作パネルを用いた操作によって指示を与え(予約入力)、この指示に基づいて予約リスト1bに前記録画予約情報を追加若しくは修正又は削除を行う予約制御部、3は図示しないアンテナ等の受信部で受信された地上波放送、衛星放送、ケーブルテレビ放送等の信号を入力(受信入力)して所望の番組情報を抽出するチューナ部、4は予約リスト1bに登録された前記録画予約情報に基づいてチューナ部3から供給された前記番組情報から前記コンテンツ情報を抽出して録画データ1aとして記録させ、又記録後録画リスト1cを作成して記録する録画処理部、5はチャプタリスト1dに基づき録画リスト1cを編集制御する録画リスト制御部、6は録画データ1aを読み込んで録画リスト1c、チャプタリスト1d、及びチャプタデータ1eを編集制御するチャプタ制御部、7はチャプタデータ1eが関連付けられた録画データ1aを再生出力させる再生処理部、8は図示しないインターネットや公衆回線等の電気通信回線に接続されてチャプタデータ1eを前記電気通信回線に接続されたパーソナルコンピュータ(パソコン)や該記録再生装置以外の記録再生装置に出力し又は入力させる(外部入出力)ためのチャプタ入出力部である。
これにおいて、記録部1は例えばハードディスクやDVD−RAMといったランダムアクセス可能な記録媒体であり、これに記録される前記1a〜1eに係る各情報はファイル化されて格納されるものである。
なお、前記1a〜1eに係る各情報の内、録画データ1aを除いた各情報については、そのデータ量は小さいものであり、例えば該記録再生装置が有する図示しないメモリ部等の記録部1以外の記憶部に記憶させるようにしてもよい。
また、前記電気通信回線がIPプロトコル(IP:Internet Protocol)に基づいて通信制御されるネットワークであれば、チャプタ入出力部8には前記IPプロトコルを解釈して転送データをIPデータ化、又はIPデータから抽出する機能が具備される。
次に記録部1に格納される前記1a〜1eに係る各情報について図を用いながら説明する。まず、録画データ1aは例えば高能率符号化された映像及び音声データ、又は映像のみのデータである。これに係る高能率符号化方式は、周知技術方式として例えば映像データについてはMPEG2方式によるもの、また音声データについてはMPEG方式、AAC(Advanced Audio Coding)方式、AC−3(Audio Code−3)方式によるもの等がある。本実施例に係る高能率符号化方式は特定の方式に限定される必要はなく、再生処理部7において方式に対応した再生処理機能、つまり復号化のためのデコード機能が具備されていればよい。
次に図2は予約リスト1bを例示した図である。同図において、各行は例えば録画すべき番組の録画日付、録画開始時刻、録画終了時刻、チャンネル番号、及び録画モードの予約情報と共に、後述するチャプタリスト1dにおいて1つのチャプタデータ1eのみが識別されるよう付与されて管理されるチャプタIDから構成されて録画予約情報が構成される。各行の登録順番は、例えば利用者によって登録された順番と同じである。なお、対応させるチャプタデータ1eがない場合は、前記チャプタIDの欄は空欄として制御される。
次に図3は録画リスト1cを再生出力させるテレビ画面等表示装置(図示せず)に表示させた例である。同図のように、録画リスト1cは予約リスト1bに示された録画予約情報によって録画予約された番組が録画処理部4にて録画処理された後に、録画リスト制御部5によって生成されたリストである。これにおいて、録画処理部4は例えば予約リスト1bの録画日付、録画開始時刻、録画終了時刻、チャンネル番号、及びチャプタIDを録画リスト1cの各項目に複製し、また録画した映像の所定の時間の画面データをサムネイルとして記録する。前記所定の時間とは、例えば録画開始最初の画面であってよい。また、各リスト項目毎に番組のタイトル等の文字情報も記録させるが、これの登録動作については後述する。
次に図4はチャプタリスト1d及びチャプタデータ1eを前記表示装置の画面上に表示させた例である。同図において、チャプタリスト1dは記録部1に保有された全てのチャプタデータの各タイトルと、前記各チャプタデータについてそれぞれ識別可能な識別子であるチャプタIDとを対応させてリストにしたものである。なお、同図のチャプタリスト1dは、利用者が登録した順番で前記チャプタIDが付与された例を示している。
また、同図のチャプタデータ1eはチャプタを指定する時間情報、つまりチャプタデータそのものである。その詳細な構成要素は、例えばチャプタのタイトル、番組の開始時刻、終了時刻、及びチャプタデータを指定する時刻である。チャプタ制御部6は、チャプタデータ1eをチャプタリスト1dのチャプタIDに関連付けて管理制御する。
なお、チャプタリスト1dの前記タイトルは、チャプタ制御部6によってチャプタデータ1eの前記タイトルが複製されたものである。
次に、図1の構成例による該記録再生装置の録画再生動作について図2乃至図4の各制御情報例を用いながらその手順を説明する。
図5は該記録再生装置の録画再生動作シーケンスを5つの動作モード別(同図中(1)乃至(5)として記載)に示した図である。なお、同図中、四角で表現したステップは利用者が行う操作を、そして角無しの四角で表現したステップは該記録再生装置の処理を表すものである。まず、同図に示した各シーケンスの内、チャプタデータ1eの作成手順を含めた基本的な録画再生動作について説明する。同図において、この基本的な録画再生動作シーケンスは(1)に示すようにステップS1に始まりS2,S3,S4,S5,S6,そしてS7の順番によるものである。
まず、利用者は図示しないリモコン又は該記録再生装置に搭載された図示しない操作パネルを操作しながら予約制御部2に録画予約を指定(予約入力)し(ステップS1)、予約制御部2はこの入力された予約入力情報に基づき、図2に例示したような記録部1の予約リスト1bに録画予約情報を記録する(ステップS2)。このとき、予約リスト1b中のチャプタIDは何も指定されず空欄である。
次に、予約リスト1bに登録されている録画予約情報の内、録画処理部4が監視する現在時刻が録画日時に一致するものがあると、録画処理部4は予約リストの前記一致する録画予約情報に基づき、チューナ部3が受信する放送信号をチューニングして番組情報を抽出するよう制御し、前記番組情報から前記コンテンツ情報を録画データ1aに記録した後、前記録画予約情報を録画情報として録画リスト1cに登録する(ステップS3)。
その後、該記録再生装置の利用者は前記記録された録画データ1aについてチャプタを指定する作業を行う(ステップS4)。
ここで、このチャプタ指定の作業について具体的な例を図6に示して説明する。図6は、利用者が録画データ1aの内、所望の前記コンテンツ情報に所望のチャプタを指定するために、チャプタ制御部6制御のもと前記表示装置に表示されるチャプタ指定画面の具体的な例である。同図において、61は録画データ1aの前記コンテンツ情報にチャプタを指定する際に画面上分かりやすくさせるために、水平方向を再生時間として前記チャプタの指定箇所にその印及び時間情報を表示させるようにしたチャプタ指定GUI(Graphical User Interface)、62は前記チャプタを指定するためにチャプタ指定GUI61と時間軸方向に水平に伸びたシークバー、62aはシークバー62上を利用者のリモコン装置等の操作によって移動させながらチャプタ指定GUI61上にチャプタの指定箇所を指し示すカーソル、63はカーソル62aが指し示す時間における前記コンテンツ情報の映像を表示するウィンドウである。同図において、図中の61a,61b,61c,61d,61e,61f,及び61gに示した印及び時間は、前記コンテンツ情報にチャプタが指定される時間を例示したものである。
なお、これらの指示は、図4に示したチャプタデータ1eの例に対応して時間指定したものである。また、ウィンドウ63に表示される映像については、録画データ1aの映像情報がMPEG2方式によって符号化されたデータであった場合は、再生処理部7は前記映像情報のMPEG2ストリームの中からカーソル62aが指し示す時間におけるIフレーム画像(フレーム内予測符号化されるフレーム)をウィンドウ63に収まるような画像の大きさに成形して表示させる。このようなMPEG2ストリームからIフレーム画像のみを抽出して画面のウィンドウに表示させる技術は画像処理、特に画像編集に関する分野においては十分に周知技術であるため、技術詳細については説明を省略する。
上述のようにチャプタの指定が終了した後、利用者は必要に応じて前記リモコンや操作パネル等の操作によって前記チャプタのタイトルを入力する。本例では、「音楽番組」と指定したとする。
これら利用者によるチャプタ指定に関する全ての作業が完了した後、チャプタ制御部6は指定した前記チャプタを記録部1のチャプタデータ1eに記録し、チャプタリスト1dに新たなチャプタIDが付与され前記チャプタが関連付けられて登録される(ステップS5)。
次に、録画リスト制御部5は前記ステップS3の処理において登録された録画リスト1cの対応する前記録画情報に前記チャプタのチャプタIDを追加する(ステップS6)。本例の場合、図3に示した録画リスト1cのタイトル「音楽番組」に係るチャプタに図4で示したチャプタリスト1dのチャプタID「4」が登録されることになる。
そしてその後、再生処理部7が録画データ1aから前記コンテンツ情報を再生する際には、チャプタデータ1eが反映されたデータが再生されることとなる(ステップS7)。
次に、利用者が既にチャプタデータ1eを作成し、このチャプタデータ1eがチャプタリスト1dに関連付けられて記録部1に記録されている場合に、利用者が録画予約時に前記作成されたチャプタデータ1eを関連付ける場合の動作について説明する。図5において、この録画再生動作シーケンスは(2)に示すようにステップS8に始まりS3,S6そしてS7の順番によるものである。まず、利用者は前記リモコン又は操作パネルを操作し、チャプタ制御部6の制御のもと予約リスト1bを前記表示装置に表示させて、前記同様な手段による操作によって所望の録画予約情報のチャプタIDに所望のチャプタIDを入力する操作を行う(ステップS8)。これにおけるチャプタIDは、前述したとおり、チャプタリスト1dのチャプタIDと同一である。例えば図2の予約リスト1bにおいて「毎週月曜日、21:00〜22:00、8チャンネル、LPモード」の録画予約情報にチャプタID=2を入力した場合、図4のチャプタリスト1dのタイトル「月曜9時ドラマ」のチャプタID=2に関連付けられたチャプタデータ1eのチャプタが前記録画予約情報に対応付けられる。
続いて処理されるステップS3は前述のとおりである。
更に続いて処理されるステップS6につても前述のとおりである。本例の場合、図3に示した録画リスト1cの「月曜9時ドラマ 5話」に係るチャプタに図4で示したチャプタリスト1dのチャプタID「2」が登録されることとなる。
そしてその後、前述したステップS7のように再生処理部7が録画データ1aから前記コンテンツ情報を再生する際には、チャプタデータ1eが反映されたデータが再生されることとなる。
次に、利用者が既にチャプタデータ1eを作成し、このチャプタデータ1eがチャプタリスト1dに関連付けられて記録部1に記録されている場合であって、且つ既に録画が完了してコンテンツ情報が録画データ1aに記録されて録画リスト1cが作成された後、利用者が録画リスト1cに所望のチャプタIDを登録させる場合の動作について説明する。図5において、この動作シーケンスは(3)に示すようにステップS10、そしてS7の順番によるものである。まず、利用者は前記リモコン又は操作パネル等を操作して録画リスト1cを前記表示装置に表示させて、前記同様な手段による操作によってチャプタIDの欄に所望のチャプタIDを入力する(ステップS10)。これにおけるチャプタIDは、前述したとおり、チャプタリスト1dのチャプタIDと同一である。例えば図3の録画リスト1cにおいてタイトル=「月曜9時ドラマ 5話」のリストにチャプタID=2を入力した場合、図4のチャプタリスト1dのタイトル「月曜9時ドラマ」のチャプタID=2に関連付けられたチャプタデータ1eが前記リストに対応付けられる。
そしてその後、前述したステップS7のように再生処理部7が録画データ1aから前記コンテンツ情報を再生する際には、チャプタデータ1eが反映されたデータが再生されることとなる。
次に、利用者が既にチャプタデータ1eを作成し、このチャプタデータ1eがチャプタリスト1dに関連付けられて記録部1に記録されている場合であって、利用者が前記チャプタデータ1eの内容を編集し、録画リスト1cに所望のチャプタIDを登録させる場合の動作について説明する。図5において、この動作シーケンスは(4)に示すようにステップS9,S5,S10,そしてS7の順番によるものである。まず、利用者は前記リモコン又は操作パネルを操作してチャプタデータ1eを前記表示装置に表示させて、前記同様な手段による操作によってチャプタデータを編集する(ステップS9)。この編集はチャプタを指定する時間の変更だけでなく時間の新規追加も可能であり、開始時刻から終了時刻までの範囲内であれば任意に設定可能である。また、チャプタデータ1eのタイトル欄についても編集可能である。
前記チャプタデータ1eの編集が完了した後、前述したステップS5のようにチャプタ制御部6は前記編集されたチャプタデータ1eを記録部1に記録する。このとき、前記編集されたチャプタデータ1eを新たなチャプタデータとして記録する場合は、チャプタ制御部6はチャプタリスト1dに新たなチャプタIDを付与し、このIDに関連付けて追加登録するよう制御する。
次に、前述したステップS10のようにして録画リスト1cに所望のチャプタIDを登録した後、前述したステップS7のように再生処理部7が録画データ1aから前記コンテンツ情報を再生する際には、チャプタデータ1eが反映されたデータが再生されることとなる。
次に、該記録再生装置を図示しないインターネットや公衆回線等の電気通信回線に接続し、この電気通信回線に接続されたパソコンや該記録再生装置以外の記録再生装置からチャプタデータ1eの供給を受けて、それを録画データ1aの再生に反映させる動作について説明する。図5において、この動作シーケンスは(5)に示すようにステップS11,S5,S10,そしてS7の順番によるものである。まず、該記録再生装置はチャプタ入出力部8を介して前記電気通信回線に接続されており、且つチャプタを保有したパソコンが前記電気通信回線に接続されているとする。
このような構成において、前記パソコンが自身のチャプタを前記電気通信回線を介して該記録再生装置に転送した場合、チャプタ入出力部8は前記パソコンからの転送データを受信し前記チャプタを抽出する(ステップS11)。
次に、チャプタ制御部6はチャプタ入出力部8から前記チャプタの供給を受け、前述したステップS5のように記録部1のチャプタデータ1eに記録してチャプタリスト1dに新たなチャプタIDが付与され関連付けられて登録される。
そして、利用者は前述したステップS10のように前記リモコン又は操作パネルを操作して録画リスト1cを前記表示装置に表示させて、前記同様な手段による操作によってチャプタの欄に所望のチャプタIDを入力し、前述したステップS7のように再生処理部7が録画データ1aから前記コンテンツ情報を再生する際には、チャプタデータ1eが反映されたデータが再生されることとなる。
また、上述した内容と逆であるが、チャプタ制御部6は該記録再生装置で作成して記録部1に記録保有しているチャプタデータ1eを読み出し、チャプタ入出力部8を介して前記電気通信回線に出力して前記パソコン等にチャプタデータ1eを供給することも可能とする。
なお、録画リスト1cについては、利用者はいつでも前記リモコン又は操作パネルを操作してタイトルを編集することができる。
以上によれば、作成したチャプタデータ1eがユニークな識別子をもってチャプタリスト1dで一元管理されるため、チャプタデータ1eは録画データ1aから全く独立して管理されることが可能である。
これによれば、例えば毎週放送されるような定時放送番組においては、放送時間やコマーシャルが入る時間や回数が毎放送においてほぼ同じであることが予想されるため、初回の放送録画時等で一度チャプタデータ1eを作成しておけばそれ以降の放送録画においては作成済みのチャプタデータ1eを適用させることができる。よって、録画した番組の最初の部分からいちいち再生又はサーチを行ってチャプタデータ1eを作成する手間を省くことができ編集作業等の時間を大幅に短縮することができるものである。
これは、具体的には図6に例示したチャプタ指定画面を用いて初回の放送録画に係るチャプタデータ1eを作成しておけば、次回録画以降のコンテンツに関しては前記初回時のようにチャプタデータ1eを作成しなくても、前記チャプタ指定画面には前記初回時に作成したチャプタデータ1eが反映されて表示されるということである。
さらに、利用者はチャプタデータ1e自体を編集し、チャプタを指定する時間を修正、追加、削除等することが自在にできるので、上述したように一度作成したチャプタデータ1eを別の録画番組に適用させた場合、必ずしもチャプタ位置が合致しないことが発生したときに、チャプタデータ1eを修正すれば所望の関連付けをすることが簡単にできるものである。
また、例えば野球中継番組等番組終了時刻が中継現場の状況によって延長される等の番組録画においては、予めチャプタデータ1eの終了予定時刻以降を5分おきや10分おき等の時間間隔でチャプタを追加作成しておけば、録画後チャプタジャンプをさせながら中継の終了箇所を探し出すことが容易となる。
また、チャプタデータ1eを有したパソコン等外部機器から電気通信回線を介してチャプタデータ1eを入手することを可能としたことにより、録画データ1aとチャプタデータ1eとを物理的に完全に切り離して別機器で管理させることが可能であり、チャプタデータ1eを他人と共有化することができ、これによりフレキシブルで柔軟なチャプタの管理を行うことができる。これは、例えば音楽番組を録画した場合において、アーティストの出演時間、トーク場面、演奏場面等を示すチャプタをこのアーティストのファンの間で共有化して使用することができるなど今までにない新しい利用形態を現実的なものとしている。
なお、以上の本実施の形態例においては、記録部1に記録される前記1a〜1eに係る各情報はファイル化されて格納されるとしたが、この1a〜1eに係る各情報の内、録画データ1aを除いた各情報については、そのデータ量は小さいものであり、例えば該記録再生装置が有する図示しないメモリ部等の記録部1以外の記憶部に記憶させるようにしてもよいものである。
また、図1に記載したチャプタ入出力部8と外部入出力する側について、前述の説明ではネットワーク等の電気通信回線を前提として説明したが、例えば、チャプタ入出力部8にUSB若しくはその他シリアルポート、又はパラレルポート等のデジタルデータの入出力ポートを具備し、外部のパソコンや記録再生装置と通信するようにしてもよい。
以上によれば、映像情報を含んだコンテンツ情報とチャプタ情報とを独立して管理可能としたことでチャプタ情報を他のコンテンツ情報にも適用でき、又チャプタ情報自体を変更して適用することができるため、例えば、DVDを媒体にしたゲームソフトにおいて、チャプタジャンプによってストーリを組み立てていくようなゲームについて、ネットワークから配信したチャプタデータを適用してゲームのストーリを変更することが可能なゲームソフトの提供等に利用可能性がある。
本発明の実施例に係る記録再生装置の機能ブロック図である。 本発明の実施例に係る予約リスト1bの例である。 本発明の実施例に係る録画リスト1cを表示装置に表示させた例である。 本発明の実施例に係るチャプタリスト1d及びチャプタデータ1eを表示装置に表示させた例である。 本発明の実施例に係る記録再生装置の録画再生動作シーケンスを5つの動作モード別に示した図である。 本発明の実施例に係るチャプタ指定画面を表示装置に表示させた例である。
符号の説明
1 記録部
1a 録画データ
1b 予約リスト
1c 録画リスト
1d チャプタリスト
1e チャプタデータ
2 予約制御部
3 チューナ部
4 録画処理部
5 録画リスト制御部
6 チャプタ制御部
7 再生処理部
8 チャプタ入出力部

Claims (2)

  1. 放送を受信して所望の番組情報を記録媒体に記録し又再生させることが可能な記録再生装置において、利用者が登録した予約リストの録画予約情報に基づき、受信した放送から映像情報を含んだコンテンツ情報を抽出して録画データとして記録した後、この録画データに対応した前記録画予約情報を録画情報として録画リストに登録し、利用者がこの登録された録画情報と前記記録された録画データとに基づいてチャプタデータを作成し管理するチャプタ情報管理方法であって、
    前記利用者が作成したチャプタデータを記録する際に、このチャプタデータが関連付けられた識別子をチャプタリストに登録するステップと、
    前記録画リストの録画情報に前記識別子を登録して前記録画データと前記チャプタデータとを関連付けるステップと、
    前記予約リストの録画予約情報に設けられた第1の識別子欄に既に記録されたチャプタデータに関連付けられた識別子を指定した場合、録画終了後にこの識別子を前記録画リストの対応する録画情報に設けられた第2の識別子欄に複製して前記録画データと前記チャプタデータとを関連付けるステップとを有する
    ことを特徴としたチャプタ情報管理方法。
  2. 前記作成されたチャプタデータとこのチャプタデータを識別可能な識別子が登録された前記チャプタリストとが前記記録部に記録され、且つ前記録画データも前記記録部に記録されているときに、利用者が前記チャプタデータの時間情報を変更、削除又は追加してこの変更されたチャプタデータを前記記録部に記録したとき、
    前記変更されたチャプタデータを新たなチャプタデータとして記録する場合は、前記チャプタリストに前記チャプタデータが関連付けられた識別子を登録するステップと、
    電気通信回線に接続された外部機器から供給されたチャプタデータを前記記録部に記録するステップと、
    前記外部機器から供給されたチャプタデータを新たなチャプタデータとして記録する場合は、前記チャプタリストに前記チャプタデータが関連付けられた識別子を登録するステップとを有し、
    前記録画リストの録画情報に設けられた識別子欄に前記識別子を指定すると、前記チャプタデータが関連付けられて前記録画データを再生させることを可能とする
    ことを特徴とした請求項1に記載のチャプタ情報管理方法。

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