JP2007110697A - 動画再生システム、情報作成装置とその方法並びに情報作成プログラム、および情報解析装置とその方法並びに情報解析プログラム - Google Patents

動画再生システム、情報作成装置とその方法並びに情報作成プログラム、および情報解析装置とその方法並びに情報解析プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 録画済み動画の中から所望のシーンを容易に再生できるようにする。
【解決手段】 録画済みの動画ファイル2bについて先頭からの経過時間を含むメタデータファイル11を生成してサーバ1に登録するメタデータ付与ソフト2aと、メタデータファイル11をサーバ1からダウンロードして解析し、端末にて録画済みの動画ファイル3bを、メタデータファイル11によって示される経過時間の位置から再生するように制御するメタデータ解析ソフト3aとを備え、例えば、ユーザが自分の端末に録画した動画ファイル3bについてコメントされたブログ情報を参照して、そのブログ情報に関連付けられたメタデータファイル11をダウンロードするだけで、そのメタデータファイル11に記述されている経過時間の位置から動画ファイル3bの再生が自動的に行われるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は画再生システム、情報作成装置とその方法並びに情報作成プログラム、および情報解析装置とその方法並びに情報解析プログラムに関し、特に、ハードディスク等に録画したテレビ放送等の動画を再生するシステムに用いて好適なものである。
最近、パーソナルコンピュータ(以下、PC)やハードディスクレコーダーなどテレビ動画をデジタルデータとしてハードディスクに録画する環境が普及してきた。また、技術進歩によりハードディスクやPC・ハードディスクレコーダー自体の価格も低下してきた。これによってテレビ動画をPCやハードディスクレコーダーで録画し、ハードディスクに動画ファイルを大量に貯めておき、後から好きなときに再生して視聴するユーザも増えている。
しかしながら、動画ファイルはその都度再生しないとその内容を確認することができない。また、仮に内容が確認できたとしても、長時間ある内容から見たいシーンを瞬時に探し出すことは難しい。特に、大量に動画ファイルを貯めているユーザにとっては、その中から本当に見たい目的のシーンを探し出すのは困難であるという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、録画済の動画ファイルの中から所望のシーンを容易に見つけ出して再生することができるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、録画済みの動画ファイルについて先頭からの経過時間を含むメタデータを生成し、生成したメタデータをサーバ上のデータベースに登録するようにしている。また、メタデータをサーバから端末にダウンロードして取得し、取得したメタデータを解析して端末にて録画済みの動画ファイルをメタデータによって示されている経過時間の位置から再生するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、ユーザが自分の端末に録画した動画ファイルに関するメタデータをサーバからダウンロードするだけで、自分の端末に録画した動画ファイルが、ダウンロードしたメタデータに記述されている経過時間の位置から自動的に再生されることとなる。例えば、ブログ情報の作成者が自身のお勧めするシーンに関する内容をブログ内でコメントするとともに、そのシーンの始まり部分に該当する経過時間をメタデータとして登録し、たくさんのユーザに提供することができる。また、そのブログ情報の中でお勧めするシーンを見たいユーザは、ブログ情報に関連付けられたメタデータをダウンロードするだけで、そのブログ情報の作成者が勧めるシーンを容易に再生して視聴することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態による動画再生システムの一例を示す説明図である。図2は、本実施形態による動画再生システムの概略構成例を示す図である。図1および図2に示すように、本実施形態の動画再生システムは、サーバ1と、第1のユーザ(ブログ情報の提供者)が所有する第1のパソコン2と、第2のユーザ(動画の再生希望者)が所有する第2のパソコン3とを備えて構成されている。サーバ1と第1のパソコン2との間、およびサーバ1と第2のパソコン3との間は、インターネット等の通信ネットワーク4を介して相互に接続可能となっている。
図2において、サーバ1は、番組データベース1a、ブログ保管データベース1b、Webサーバ1cおよびデータベースサーバ1d(以下、DBサーバ1dと記す。)を備えている。番組データベース1aには、放映済みの番組毎に、番組に関する番組データが保存されている。この、番組データは第1のユーザが第1のパソコン2で作成するものであり、通信ネットワーク4を介して第1のパソコン2からWebサーバ1cに送信し、DBサーバ1dにより番組データベース1aに格納される。番組データベース1aに格納された番組データは、後述するように、第2のユーザが所望の番組を選択してメタデータファイル11をダウンロードするときに利用される。
ブログ保管データベース1bには、放映済みの番組に関して第1のユーザが作成したブログ情報が保存されている。このブログ情報は、番組データベース1aの番組データに関連づけて管理されている。関連付けは、例えば、番組データとブログ情報との双方が共通に持つキーコードによって行う。番組データとブログ情報との関連付けの詳細については後述する。Webサーバ1cは、第1のユーザの第1のパソコン2内で作成したブログ情報を受け取ると、DBサーバ1dを介してそのブログ情報をブログ保管データベース1bに登録する。第2のユーザは、サーバ1にアクセスすることにより、ブログ保管データベース1bにて管理されているブログ情報を第2のパソコン3のウェブブラウザで参照することが可能である。
Webサーバ1cは、第2のパソコン3からの要求に応じて、DBサーバ1dと共に動作して、要求元の第2のパソコン3に対して各種のウェブページを提供する。すなわち、Webサーバ1cは、第2のパソコン3からHTML情報の送信要求を受信すると、DBサーバ1dに問い合わせを行い、要求に対応する必要なデータを取得する。そして、取得したデータを用いてウェブページを構成し、HTMLソースコードとして第2のパソコン3に返送する。
DBサーバ1dは、Webサーバ1cからの要求に応じて番組データベース1aやブログ保管データベース1bから各種情報を抽出する。また、Webサーバ1cから受け取った情報を番組データベース1aやブログ保管データベース1bに格納する。
図3は、番組データの説明図である。図3に示すように、番組データの内容の一例として、放送地域(その番組が放送された地域)、チャンネル名(その番組が放送されたチャンネル)、放送日(その番組が放送された日)、録画開始時刻(その番組が始まった時刻)、録画終了時刻(その番組が終了した時刻)、番組名(その番組のタイトル)、備考(その番組に対する補足情報)、チャプタータイトル(番組中の任意のチャプター区間に対するタイトル)、チャプターコメント(チャプタータイトルの補足情報)、チャプター開始時刻(動画ファイルの先頭からの経過時間)等が挙げられる。
図4は、第1のパソコン2の概略構成を示す図である。図4において、第1のパソコン2は、CPU(Central Processing Unit)21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(random-access memory)23、HD(hard disk)24、通信部25、テレビチューナ26および入出力インタフェース27を備えている。入出力インタフェース27には、キーボード、マウス等を含む操作部31、LCD(liquid crystal display)等を有する表示部32が接続されている。
CPU21は、ROM22に記憶されているプログラム(メタデータ付与ソフト2a、録画ソフト2c、ブラウザ2d等)に従って各種の処理を実行する。RAM23には、CPU21が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
HD24には、テレビチューナ26で受信したテレビ放送を録画ソフト2cにて動画データに変換して録画したものが、動画ファイル2bとして記憶される。以下、HD24内で動画ファイル2bが記憶される領域を動画領域と記す。HD24には、メタデータ付与ソフト2aを使ってユーザの指示により生成したメタデータファイル11も記憶される。以下、HD24内でメタデータファイル11が記憶される領域をメタデータ領域と記す。なお、このメタデータファイル11を生成する処理の詳細については後述する。通信部25は、通信ネットワーク4を介してサーバ1との間で通信処理を行う。テレビチューナ26は、テレビ放送を受信する。
入出力インタフェース27は、操作部31から第1のユーザにより入力されるデータを受け付けるとともに、表示部32に対して、表示する情報を送信する。操作部31は、表示部32に表示される画面を通じて第1のユーザが入力する各種情報を受け付ける。表示部32にはCPU21からの指示により、各種の処理結果が表示される。
図5は、第1のパソコン2でメタデータ付与ソフト2aより実現されるCPU21の機能構成例を示すブロック図である。図5に示すように、CPU21は、その機能構成として、動画ファイル読取部41、第1のサムネイル作成部42、メタデータファイル作成部43、メタデータ登録部44およびブログ情報登録部45を備えている。なお、第1のサムネイル作成部42およびメタデータファイル作成部43によって本発明のメタデータ生成手段が構成される。
動画ファイル読取部41は、操作部31から入出力インタフェース27を介して与えられる第1のユーザの指示により、メタデータを付与する対象の動画ファイル2b(事前に録画されたテレビ番組の動画ファイル)をHD24の動画領域から読み取る。第1のサムネイル作成部42は、動画ファイル読取部41が読み取った動画ファイル2bから複数のサムネイル画像を生成する。
ここで、サムネイル作成の方法について例を述べる。サムネイルの作成にあたっては、メタデータ付与ソフト2aで利用するライブラリが、動画が再生状態ではなく停止状態のままで先頭から指定秒数のフレーム位置にジャンプする機能を有しているので、それを利用する。例えば、第1のユーザが操作部31を操作してサムネイルの時間間隔を指定することにより、第1のサムネイル作成部42に時間間隔T_{step}(ミリ秒)が与えられる。また、第1のサムネイル作成部42は、動画ファイル読取部41で読み込んだ動画ファイル2bのトータルの再生時間T_{total}を計算する。
そして、T_{total}/T_{step}を計算することにより、動画ファイル2bから作られるサムネイルの枚数Nを算出する。そして、サムネイル番号iを0〜N−1まで1つずつ増やしながら、以下の(1)(2)に示す処理を順次行う。
(1)i枚目のサムネイル時刻t=i*T_{step}を算出する。すなわち、各サムネイル画像の動画ファイル2bの先頭からの経過時間を算出する。
(2)動画ファイル2bのサムネイル時刻tに相当する位置のフレームを抽出し、これを縮小することによってサムネイル画像を生成する。
なお、再生時間T_{total}の計算やサムネイル時刻t=i*T_{step}の算出は、動画フォーマットを限定して実装方法を選べば、動画ファイル2bを直接解析するライブラリを利用することにより、動画再生をまったく行うことなくオフラインで実施できる。しかし、できるだけ多くの動画フォーマットに対応させるためには、一般に提供されている動画再生ライブラリを利用する。具体的には、
(A)再生時間T_{total}を算出する前に、動画ファイル2bを読み込んで、動画再生が可能な準備を行う。このとき、動画を表示する画面などは表示せず、見かけ上オフラインで作業を行えるようにする。
(B)なお、再生時間T_{total}の算出は、(A)の準備を行った段階で動画の再生を行うことなく可能である。
(C)サムネイル時刻tのフレームを取り出すには、動画を再生することなく、指定時刻にジャンプする機能を利用して時刻を進めてから、一瞬だけ動画を再生してフレームを取得する。
このようにして第1のサムネイル作成部42が複数のサムネイル画像を作成すると、メタデータファイル作成部43は、入出力インタフェース27を介して表示部32にサムネイル画像の一覧を表示する。このとき、各サムネイル画像の動画ファイル2bの先頭からの経過時間も一緒に表示する。
メタデータファイル作成部43は、動画ファイル2bの先頭からの経過時間に関する記述を含むメタデータを生成する。経過時間は、第1のサムネイル作成部42が算出したサムネイル時刻tを用いる。第1のユーザは、一覧表示されたサムネイル画像を見て操作部31にて何れかの経過時間を選択し、その選択した経過時間から始まる動画の内容に対して、操作部31によりタイトル(動画の内容に関する見出し文章)およびコメントを付与することができる。メタデータファイル作成部43は、選択された経過時間に対してタイトルおよびコメントを付与してメタデータを作成する。第1のユーザは、複数の経過時間を選択して同様の処理を繰り返すことにより、複数のチャプターに対してメタデータを作成することができる。
また、メタデータファイル作成部43は、操作部31から入出力インタフェース27を介して番組情報の入力を受け付ける。例えば、メタデータファイル作成部43は、番組データとして動画ファイル2bの番組が放映された地域、チャンネル、録画開始時刻、録画終了時刻、番組名、備考(コメント)を受け付ける。そして、メタデータファイル作成部43はこの番組情報を付与してメタデータファイル11を作成する。これにより、メタデータファイル11は、動画ファイル2bの先頭からの経過時間に関する記述、タイトル、コメントおよび番組情報が含まれることになる。メタデータファイル作成部43は、メタデータファイル11をユーザの指示により、HD24のメタデータ領域に格納する。
メタデータ登録部44(本発明のメタデータ登録手段に相当する)は、HD24に格納されたメタデータファイル11を、通信部25を介してサーバ1に送信し、サーバ1はこのメタデータファイル11を番組データとして番組データベース1aに登録する。ブログ情報登録部45は、第1のユーザから操作部31を介してブログ情報の入力を受け付け、作成されたブログ情報をサーバ1へ送信する。サーバ1は、受け取ったブログ情報をブログ保管データベース1bに格納する。このようにして登録するメタデータファイル11とブログ情報とは関連づけられている。
ここで、メタデータファイル11とブログ情報との関連づけについて説明する。メタデータファイル11とブログ情報との関連づけは、例えば、メタデータファイル11へのハイパーリンクをブログ情報の中に埋め込むことによって行う。この場合、第1のユーザはブログ情報を作成する際に、所望の個所にメタデータファイル11に関するハイパーリンクの記述を埋め込み、これをブログ情報登録部45が通信部25を介してサーバ1へ送信する。また、メタデータ登録部44からはメタデータファイル11がサーバ1へ送信される。これにより、メタデータファイル11とブログ情報とは関連づけられることになる。
また、メタデータファイル11とブログ情報との関連づけは、双方に同じキーコードを付与することによって行ってもよい。キーコードの付与は、メタデータファイル11とブログ情報とに対して第1のユーザが操作部31の操作により手動で行ってもよいし、サーバ1が自動で行ってもよい。メタデータファイル11とブログ情報とに同じキーコードを自動で付与する場合には、例えば、次にようにして行うことが可能である。
まず、第1のユーザがブログ情報を作成するときに、Webサーバ1cにより任意のキーコード(例えば、Key1)が付与されたブログ情報作成用のフォームをブラウザ2dで受け取り、第1のユーザから操作部31の入力を受け付けてブログ情報を作成するようにする。そして、Key1が付与されたブログ情報をブログ情報登録部45がブログ保管データベース1bに登録する。一方、第1のユーザがメタデータファイル11を作成するときは、第1のユーザがブラウザ2dを使ってサーバ1にアクセスし、Key1が付与されたブログ情報のページを参照する。Key1が付与されたブログ情報のページが参照要求されたとき、サーバ1は、Key1のキーコードが付与されているメタデータ作成用フォームのダウンロードボタンをページ中に表示する。第1のユーザが操作部31を操作してこのダウンロードボタンを押すことにより、Key1付きのメタデータ作成用フォームをメタデータ登録部44が受け取り、第1のユーザからの入力を受け付けてメタデータファイル作成部43がメタデータを作成するようにする。Key1が付与されたメタデータファイル11をメタデータ登録部44がサーバ1に送信し、サーバ1はメタデータファイル11を番組データとして番組データベース1aに格納する。なお、ここに挙げた関連付けの方法は一例に過ぎない。
ここで、図1の例では、第1のユーザであるAさんがブログ情報の中にエントリ(1)、エントリ(2)という2つのメタデータファイル11のハイパーリンクを埋め込んでいる。そのブログ情報はブログ情報登録部45によりサーバ1に送信され、ブログ保管データベース1bにて管理される。また、メタデータ登録部44は、Aさんの指示により作成したメタデータファイル11を通信部25を介してサーバ1に送信する。サーバ1で受信したメタデータファイル11は番組データとして番組データベース1aにて管理される。
なお、番組データベース1aでは、番組データはテレビ放送の番組ごとに管理される。すなわち、上述の録画ソフト2cにより録画された動画ファイル2bのテレビ放送は、番組データベース1aにて番組データを管理する単位である番組の何れかに該当するものである。例えば、エントリ(1)のメタデータファイル11は、番組データベース1aに保存されている第1の番組#1に関するブログ情報に関連付けられている。エントリ(2)のメタデータファイル11は、番組データベース1aに保存されている第2の番組#2に関するブログ情報に関連付けられている。
また、第1のユーザであるBさんがブログ情報の中にエントリ(3)、エントリ(4)という2つのメタデータファイル11のハイパーリンクを埋め込んでいる。そのブログ情報はブログ情報登録部45によりサーバ1に送信され、ブログ保管データベース1bにて管理される。また、メタデータ登録部44は、Bさんの指示により作成したメタデータファイル11を通信部25を介してサーバ1に送信する。サーバ1で受信したメタデータファイル11は番組データとして番組データベース1aにて管理される。エントリ(3)のメタデータファイル11は、番組データベース1aに保存されている第3の番組#3に関するブログ情報に関連付けられている。エントリ(4)のメタデータファイル11は、番組データベース1aに保存されている第4の番組#4に関するブログ情報に関連付けられている。
また、第1のユーザであるCさんがブログ情報の中にエントリ(5)、エントリ(6)という2つのメタデータファイル11のハイパーリンクを埋め込んでいる。そのブログ情報はブログ情報登録部45によりサーバ1に送信され、ブログ保管データベース1bにて管理される。また、メタデータ登録部44は、Cさんの指示により作成したメタデータファイル11を通信部25を介してサーバ1に送信する。サーバ1で受信したメタデータファイル11は番組データとして番組データベース1aにて管理される。エントリ(5)のメタデータファイル11は、番組データベース1aに保存されている第1の番組#5に関するブログ情報に関連付けられている。エントリ(6)のメタデータファイル11は、番組データベース1aに保存されている第6の番組#6に関するブログ情報に関連付けられている。
次に、第2のパソコン3の構成について説明する。第2のパソコン3の構成は図4に示した第1のパソコン2のブロック図と同様である。第2のパソコン3のCPU21は、ROM22に記憶されているプログラム(メタデータ解析ソフト3a、録画ソフト3c、ブラウザ3d等)に従って各種の処理を実行する。RAM23には、CPU21が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
HD24には、テレビチューナ26で受信したテレビ放送を録画ソフト3cにて動画データに変換して録画したものが、HD24の動画領域に録画済の動画ファイル3cとして記憶されている。このCPU21によって録画される動画ファイル3bのテレビ放送は、サーバ1の番組データベース1aにて管理されている番組の何れかに該当するものである。HD24のメタデータ領域には、ユーザの指示によりメタデータ解析ソフト3aがサーバ1から取得したメタデータファイル11が記憶される。メタデータ解析ソフト3aの詳細は後述する。
図6は、第2のパソコン3でメタデータ解析ソフト3aにより実現されるCPU21の機能構成例を示すブロック図である。図6に示すように、メタデータ解析ソフト3aを実行するCPU21は、その機能構成としてメタデータファイル取得部51、メタデータファイル読取部52、動画ファイル読取部53、メタデータファイル解析部54、第2のサムネイル作成部55および再生部56を備えている。
メタデータファイル取得部51(本発明のメタデータ取得手段に相当)は、操作部31から入出力インタフェース27を介して与えられる第2のユーザの指示により、ブログ管理データベース1bにて管理されているブログ情報に関連付けられたメタデータファイル11をサーバ1からダウンロードして取得し、HD24のメタデータ領域に格納する。メタデータファイル読取部52は、HD24のメタデータ領域に格納されているメタデータファイル11の中から、操作部31の操作を通じて第2のユーザにより選択されたメタデータファイル11を読み取る。
ここで、メタデータファイル取得部51がメタデータファイル11を取得する際、ブログ情報とメタデータファイル11がハイパーリンクで関連付けられているときには、ブログ情報の中に埋め込まれているメタデータファイル11に関するハイパーリンクを第2のユーザが操作部31を通じてクリックしたときに、メタデータファイル取得部51はサーバ1からメタデータファイル11をダウンロードする。
一方、ブログ情報とメタデータファイル11がキーコードで関連付けられているとき、サーバ1は第2のユーザの要求によりブログ情報をブラウザ3dへ表示させるときに、同じキーコードのブログ情報とメタデータファイル11とを読み込んで1ページに合成して表示させる。このときブラウザ3dに表示されるページでは、例えばブログ情報の記載の最後に、メタデータファイル11のダウンロードボタンを表示させる。そして、第2のユーザが操作部31を通じてこのダウンロードボタンを押すことにより、メタデータファイル取得部51はサーバ1からメタデータファイル11をダウンロードする。
動画ファイル読取部53は、操作部31の操作によって第2のユーザにより指定された動画ファイル3bをHD24の動画領域から読み取る。メタデータファイル解析部54(本発明のメタデータ解析手段に相当する)は、メタデータファイル読取部52が読み取ったメタデータファイル11を解析し、メタデータファイル11に記載されている経過時間を取得する。
第2のサムネイル作成部55は、メタデータファイル解析部54により解析された経過時間のサムネイル画像を、動画ファイル読取部53により読み取った動画ファイル3bを用いて生成する。そして、生成したサムネイル画像を、入出力インタフェース27を介して表示部32に供給することにより、サムネイル画像の一覧を表示部32に表示する。また、第2のサムネイル作成部55は、とともに、メタデータファイル11に記載されているメタデータ(経過時間、タイトル、コメント等)をサムネイル画像と共に表示部32に供給することにより、メタデータもサムネイル画像と同時に表示する。
また、メタデータファイル解析部54は、メタデータファイル11によって示されている経過時間の位置から動画ファイル3bを再生するように再生部56に指示する。例えば、サムネイル画像の一覧を見て第2のユーザが所望の経過時間を操作部31にて選択すると、メタデータファイル解析部54は選択された経過時間から動画ファイル3bを再生して表示させるように再生部56を制御する。この際、動画の表示されている領域とは別の領域に、タイトルやコメントを字幕として表示させる。なお、第2のユーザにより所望の経過時間の指示がない場合には、動画ファイル3bの先頭から再生させる。再生部56は、メタデータファイル解析部54から指示された経過時間のフレーム位置から動画ファイル3bを再生する。
ここで、メタデータファイル11に記述されている経過時間の位置から第2のパソコン3において再生される動画ファイル3bのシーンが、同じメタデータファイル11に記述されている経過時間の位置に該当する動画ファイル2bのシーンと同一となるようにするためには、厳密に言えば第1のパソコン2の動画ファイル2bと第2のパソコン3の動画ファイル3bとが同一である必要がある。
この同一性を保証するために、本実施形態では、例えば第1のユーザであるAさんがブログ情報をブログ管理データベース1bに登録する際に、何月何日の何時からどの番組を録画するかをブログ内に書き込んでおく。そして、この予告通りにAさんが録画ソフト2cを使って動画ファイル2bを録画するとともに、予告を見た第2のユーザであるDさんも録画ソフト3cを使って動画ファイル3bを予告通りに録画する。このようにすることで、第1のパソコン2の動画ファイル2bと第2のパソコン3の動画ファイル3bとの同一性が保証される。
次に、上記のように構成した本実施形態による動画再生システムの動作を説明する。図7は、本実施形態のメタデータ付与ソフト2aによってメタデータファイル11を作成する際の動作例を説明するためのフローチャートである。図8A〜図8Fは、本実施形態のメタデータ付与ソフト2aによってメタデータファイル11を作成する際の動作を説明するための画面遷移図である。
図7において、動画ファイル読取部41は、図8Aに示すような動画ファイル選択画面を表示部32に表示し、メタデータを付与する対象の動画ファイル2b(事前に録画されたテレビ番組の動画ファイル)を第1のユーザに選択させる。図8Aに示す画面のファイル名表示欄101には、HD24の動画領域に格納されている動画ファイル2bの一覧が表示される。第1のユーザが図8Aに示すファイル名表示欄101の中から何れかの動画ファイル2bを操作部31で選択し、図8Aの開くボタン102を押下すると、動画ファイル読取部41はその選択された動画ファイル2bをHD24から読み取る(ステップS1)。
次に、第1のサムネイル作成部42は、図8Bに示すようなサムネイル間隔指定画面を表示部32に表示し、ステップS1で読み込んだ動画ファイル2bからサムネイル画像を生成する際の時間間隔を第1のユーザに指定させる。図8Bにおいて、ファイル名表示欄103にはステップS1にて選択された動画ファイル2bのファイル名が表示されている。第1のユーザが操作部31を操作して、図8Bの画面で示す時間間隔指定欄104にて操作部31でサムネイル間隔(例えば、60秒)を指定し、OKボタン105でサムネイルの作成を指示すると、第1のサムネイル作成部42はその指定された時間間隔で、ステップS1で読み込んだ動画ファイル2bから複数のサムネイル画像を生成する。このとき、動画ファイル2bの先頭から各サムネイル画像のフレーム位置に至るまでの経過時間(サムネイル時刻t)も算出する(ステップS2)。
第1のサムネイル作成部42がサムネイル画像を生成すると、メタデータファイル作成部43は、図8Cのようなメタデータ作成画面を表示部32に表示する。図8Cの画面において、左側の領域には、生成された複数のサムネイル画像106と、動画ファイル2bの先頭からの経過時間107とが表示される。第1のユーザは、表示されたサムネイル画像106を参照することによって、メタデータを付与しようとする所望の経過時間107を選択することができる。具体的には、所望のサムネイル画像106の位置を操作部31にて指示することによって経過時間107を選択する。
図8Cの画面における右側の領域には、選択した経過時間108が表示されるとともに、タイトルを書き込むための入力欄109およびコメントを書き込むための入力欄110が表示されている。第1のユーザは、選択した経過時間108から始まる動画の内容について、タイトルおよびコメントを自由に書き込むことができる。メタデータファイル作成部43は、第1のユーザにより選択された経過時間108に対して、第1のユーザにより書き込まれたタイトルおよびコメントを付与する(ステップS3)。
なお、図8Cの画面における右下の領域には、動画を再生するためのプレーヤ111が表示されている。所望の経過時間108を選択して、その経過時間108からの動画をこのプレーヤ111にて実際に再生することが可能である。これにより、第1のユーザは、所望の経過時間108から始まる動画の内容を確認した上で、タイトルやコメントを入力欄109,110に書き込むことができる。
メタデータファイル作成部43は、特定の経過時間に対してタイトルおよびコメントを付与すると、その内容を別ウィンドウに表示する。具体的には、図8Dに示すように、選択された経過時間112、その経過時間におけるサムネイル画像113、タイトル114、コメント115を別ウィンドウに表示する。この図8Dに示す設定内容の確認画面から、プレビューボタン116を操作部31で指示することで動画の内容をプレビューする画面や、編集ボタン117を操作部31で指示することでメタデータの内容を編集する画面に遷移することができる。
例えば、第1のユーザによって編集ボタン117が押されると、メタデータファイル作成部43は、図8Eのような編集画面を表示する。この編集画面において、第1のユーザは、入力欄118,119への入力によりタイトルやコメントの内容を書き換えることができる。また、経過時間を変更することも可能である。
経過時間を変更する際には、画面下部に表示されているプレーヤ121にて動画を再生しながら(動画はサムネイル画像の位置から再生される)、所望のシーンが再生されている瞬間に画面中央の「時間の変更」ボタン120を押すことで、変更したい経過時間を指定する。メタデータファイル作成部43は、「時間の変更」ボタン120の押下にて経過時間の変更が指示されたことを受け付けると、その押下された時点までの経過時間に変更する。このとき、第1のサムネイル作成部42は、変更された経過時間のフレームを抽出してサムネイル画像を作成し直す。
以上のようにして、選択および編集した経過時間にチャプターが設定されることとなる。第1のユーザは、図8C〜図8Eの画面を通じた作業を繰り返し行うことにより、複数の経過時間を選択してチャプターを設定し、それぞれの経過時間に対してタイトルおよびコメントを付与することができる。すなわち、複数のチャプターを設定してメタデータ(経過時間、タイトル、コメントのセット)を生成したいときは、ステップS4からステップS3に戻り、チャプターの設定処理が終了するまでステップS3の処理を何回も繰り返す。
チャプターの設定が終了したら、メタデータファイル作成部43は、図8Fのような番組情報設定画面を表示部32に表示する。図8Fの設定画面において、第1のユーザは、メタデータファイル11の付与対象としている動画ファイル2bの番組が放映された地域122、チャンネル123、録画開始日時124、録画終了日時125、番組名126、備考(コメント)127等の番組情報を入力することができる。メタデータファイル作成部45は、これらの入力された番組情報を設定したチャプターの情報に付与し(ステップS5)、メタデータファイル11として書き出す(ステップS6)。
この番組情報は、第2のパソコン3の画面上でサムネイル画像を表示するときに、これと並列して表示されることで、動画を再生することなく第2のユーザが番組の内容を理解する助けになる。また、動画の再生中に字幕のように番組情報を表示してスライドさせたり、動画再生ウインドウの近傍に番組情報を表示させたりすることによって、今見ているシーンの補足情報として、番組の理解を助ける役割をする。また、番組情報は、動画ファイル3bに付随する情報として検索の対象となる。例えば、好きな俳優の名前が番組情報に含まれていれば、その名前で検索すると、該当する番組のサムネイル画像が検索結果として抽出される。
図9は、本実施形態のメタデータ解析ソフト3aによってメタデータファイル11を解析して動画ファイル3bを再生する際の動作例を示すフローチャートである。図10A〜図10Cは、本実施形態のメタデータ解析ソフト3aによってメタデータファイル11を解析して動画ファイル3bを再生する際の動作を説明するための画面遷移図である。
第2のユーザが動画ファイル3bのメタデータファイル11をサーバ1からダウンロードするとき、まず、メタデータファイル取得部51は第2のパソコン3からサーバ1にアクセスして、ブログ保管データベース1bにて管理されているテレビ番組に関するブログ情報を第2のパソコン3のブラウザ3dで参照する。具体的には、番組データベース1aに記憶されている番組データに基づいて、ブラウザ3dにはテレビ番組の番組名がリストとして表示される。第2のユーザはこのリストの中から所望の番組を一つ選択する。上述したように、選択された番組データは、ブログ保管データベース1bに記憶されているブログ情報の何れかに関連づけられている。サーバ1は、選択された番組に言及したブログのリンク一覧(トラックバック一覧)を表示する。
第2のユーザにより所望のブログのハイパーリンクが操作部31でクリックされると、サーバ1は第2のパソコン3に第2のユーザにより選択されたブログを表示させる。第2のユーザは、表示されたブログを読み、ブログ記事内に執筆者(第1のユーザ)が配置したメタデータファイル11のハイパーリンクを見つけると、それを操作部31でクリックする。これにより、メタデータファイル取得部51は、選択されたハイパーリンクに該当するメタデータファイル11の取得要求をWebサーバ1cへ送信し、Webサーバ1cはDBサーバ1dから該当する番組データとしてのメタデータファイル11を受け取る。そして、メタデータファイル11を通信ネットワーク4を介して第2のパソコン3へ送信する。このようにして、メタデータファイル取得部51はメタデータファイル11を取得し、取得したメタデータファイル11をHD24のメタデータ領域へ格納する(ステップS11)。
なお、メタデータファイル11には番組名や放送日等の番組情報が付与されているので、この番組情報で所望の番組に関するメタデータファイル11を検索できるようにしてもよい。
メタデータファイル読取部52は、サーバ1よりダウンロードしたメタデータファイル11のうち、図10Aに示すメタデータ選択画面を通じて第2のユーザによって指定されたメタデータファイル11を開いて読み込む(ステップS12)。図10Aにおいて、ファイル名表示欄201にはHD24のメタデータ領域に格納されているメタデータファイル11の一覧が表示されている。第2のユーザがファイル一覧の中から何れかを選択し、開くボタン202を操作部31で押下すると、メタデータファイル読取部52は選択されたメタデータファイル11を開いて読み込む。
また、動画ファイル読取部53は、HD24の動画領域に保存された動画ファイル3bのうち、図10Bに示す動画選択画面を通じて第2のユーザによって指定された動画ファイル3bを読み込む(ステップS13)。図10Bにおいて、ファイル名表示欄203にはHD24に格納されている動画ファイル3bのファイル名の一覧が表示されている。第2のユーザがファイル一覧の中から何れかを選択し、開くボタン204を操作部31で押下すると、動画ファイル読取部53は選択された動画ファイル3bを読み込む。
次に、メタデータファイル解析部54は、ステップS12で読み込んだメタデータファイル11に記載されている経過時間を解析し、その結果を第2のサムネイル作成部55に伝える。第2のサムネイル作成部55は、メタデータファイル11に記載されている経過時間のサムネイル画像を、ステップS13で読み込んだ動画ファイル3bから生成する(ステップS14)。ここで、チャプターが複数生成されている場合には、それぞれの経過時間に対応したサムネイル画像を生成する。なお、ここでのサムネイル画像の生成も、第1のサムネイル作成部42が生成した方法と同様に生成する。
そして、第2のサムネイル作成部55は、図10Cに示すように、ステップS14で生成したサムネイル画像209を表示部32に表示するとともに、メタデータファイル11に記載されている経過時間205、タイトル206、コメント207を合わせて表示する(ステップS15)。なお、この図10Cに表示されている情報は最低限の情報であり、例えば、メタデータファイル11に含まれている番組情報(図7のステップS5で生成されている)を表示するようにしてもよい。
また、図10Cに示すように、それぞれのチャプターに対応して再生ボタン208が表示されている。第2のユーザは、所望の再生ボタン208を操作部31でクリックすることにより、所望の経過時間から動画ファイル3bの再生を指示することができる。メタデータファイル解析部54は、再生ボタン208の操作によって再生の指示があったかどうかを判定し(ステップS16)、指示があった場合には、その指示された経過時間から動画ファイル3bの再生を開始するよう再生部56へ指示する(ステップS17)。このとき、再生部56はタイトルやコメントを動画表示領域とは別の領域に字幕として表示する。一方、何れのチャプターの再生ボタン208も操作されなかったときは、メタデータファイル解析部54は、動画ファイル3bを先頭から再生するよう再生部56へ指示する(ステップS18)。
以上詳しく説明したように、本実施形態では、メタデータファイル作成部43によって、第1のユーザが録画済みの動画ファイル2bについて先頭からの経過時間を含むメタデータファイル11を生成し、生成したメタデータファイル11を、メタデータ登録部44がサーバ1上のブログ管理データベース1bにて管理されているブログ情報に関連付けて登録する。そして、メタデータファイル取得部51によって、ブログ情報に関連付けられたメタデータファイル11をサーバ1からダウンロードしてメタデータファイル解析部54にて解析し、第2のユーザが録画済みの動画ファイル3bを、メタデータによって示されている経過時間の位置から再生するようにしている。
このように構成した本実施形態の動画再生システムによれば、第2のユーザが自分の端末に録画した動画ファイル3bについてコメントされたブログ情報を参照して、そのブログ情報に関連付けられたメタデータファイル11をダウンロードするだけで、そのメタデータファイル11に記述されている経過時間の位置から動画ファイル3bの再生が自動的に行われることとなる。例えば、第1のユーザが自身のお勧めするシーンに関する内容をブログ内でコメントするとともに、そのシーンの始まり部分に該当する経過時間をメタデータファイル11として記述しておけば、動画ファイル3bを再生しようとする第2のユーザは、ブログ情報に関連付けられたメタデータファイル11をダウンロードするだけで、第1のユーザが勧めるシーンを容易に再生して視聴することができる。
また、メタデータファイル11の構成として、動画の先頭からの経過時間に加えて、ユーザが好みのタイトルやコメントも含むようにしたので、動画ファイル3bのある経過時間からのシーンに対して、「笑いのツボ」「泣き所」「特定の個所へのつっこみ」などを第2のユーザに伝えることができるようになる。また、ブログ情報と関連付けてメタデータファイル11を登録するようにしたので、第2のユーザはブログ情報を読み、これを参照して好みのメタデータファイル11をダウンロードすることができるようになる。
なお、本実施形態では、第1のユーザがブログ情報の中にメタデータファイル11へのハイパーリンクを埋め込み、第2のユーザがブログ情報を参照してハイパーリンクをクリックすることにより、所望のメタデータファイル11をダウンロードする例について説明したが、これに限られない。例えば、ブログ情報は必ずしも使う必要はなく、ブログ情報に関連付けてメタデータファイル11を登録することも、ブログ情報を参照してメタデータファイル11をダウンロードすることも必須ではない。
例えば、第2のユーザがメタデータファイル11を取得する際には、操作部31の操作に応じてサーバ1が番組データベース1aの番組データを対象として番組名や俳優名によるキーワード検索を行い、その結果ヒットした番組データとしてのメタデータファイル11を番組データベース1aから第2のパソコン3にダウンロードする。1つの番組に複数の番組データが関連付けられているときには、サーバ1はブラウザ3dに番組データをリスト表示し、そこから第2のユーザに操作部31を通じて何れかの番組データが選択されたときに、番組データベース1aから第2のパソコン3に番組データとしてのメタデータファイル11をダウンロードする。
また、番組名を第2のパソコン3のブラウザ3dにリスト表示して、操作部31を通じて何れかの番組が選択されたときに、その番組に関連付けられている番組データとしてのメタデータファイル11をダウンロードするようにしてもよい。1つの番組に複数の番組データが関連付けられているときには、サーバ1はブラウザ3dに番組データをリスト表示し、そこから第2のユーザに操作部31を通じて何れかの番組データが選択されたときに、第2のパソコン3に番組データとしてのメタデータファイル11をダウンロードする。
また、本実施形態において、サーバ1からメタデータファイル11と一緒にサムネイル画像をもダウンロードするようにしてもよい。この場合には、メタデータ解析ソフト3aはサムネイル画像を生成しなくともよくなる。
また、本実施形態では、サムネイル作成の時間間隔を第1のユーザが操作部31の操作により指定する例について説明したが、第1のサムネイル作成部42がデフォルト指定の時間間隔で自動的に作成するようにしてもよい。
さらに、本実施形態はテレビ動画について説明したが、これに限られない。例えば、サーバからダウンロードした動画を用いることも可能である。この場合には、第1のパソコン2と第2のパソコン3とにダウンロードした同じ動画を用いればよい。
その他、本実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本実施形態による動画再生システムの一例を示す説明図である。 本実施形態による動画再生システムの概略構成例を示す図である。 番組データの説明図である。 第1のパソコンおよび第2のパソコンの概略構成を示す図である。 第1のパソコンでメタデータ付与ソフトにより実現されるCPUの機能構成例を示すブロック図である。 第2のパソコンでメタデータ解析ソフトにより実現されるCPUの機能構成例を示すブロック図である。 本実施形態のメタデータ付与ソフトによってメタデータファイルを作成する際の動作例を説明するためのフローチャートである。 メタデータを付与する対象の動画ファイルの選択画面を示す図である。 サムネイル画像を生成する時間間隔の指定画面を示す図である。 メタデータの作成画面を示す図である。 メタデータの設定確認画面を示す図である。 メタデータの編集画面を示す図である。 番組情報の設定画面を示す図である。 本実施形態のメタデータ解析ソフトによってメタデータファイルを解析して動画ファイルを再生する際の動作例を示すフローチャートである。 メタデータファイルの選択画面を示す図である。 再生する対象の動画ファイルの選択画面を示す図である。 再生するシーン(経過時間)の選択画面を示す図である。
符号の説明
1 サーバ
1a 番組データベース
1b ブログ管理データベース
2 第1のユーザ(ブログ提供者)が所有する第1のパソコン
2a メタデータ付与ソフト
2b 動画ファイル
2c 録画ソフト
2d ブラウザ
3 第2のユーザ(動画再生者)が所有する第2のパソコン
3a メタデータ解析ソフト
3b 動画ファイル
3c 録画ソフト
3d ブラウザ
11 メタデータファイル
41 動画ファイル読取部
42 第1のサムネイル作成部
43 メタデータファイル作成部
44 メタデータ登録部
45 ブログ情報登録部
51 メタデータファイル取得部
52 メタデータファイル読取部
53 動画ファイル読取部
54 メタデータファイル解析部
55 第2のサムネイル作成部
56 再生部

Claims (10)

  1. 録画済みの動画ファイルについて先頭からの経過時間を含むメタデータを生成するメタデータ生成手段と、
    上記メタデータ生成手段により生成されたメタデータをサーバ上のデータベースに登録するメタデータ登録手段と、
    上記メタデータを上記サーバから端末にダウンロードして取得するメタデータ取得手段と、
    上記メタデータ取得手段により取得されたメタデータを解析し、上記端末にて録画済みの動画ファイルを、上記メタデータによって示されている経過時間の位置から再生するように制御するメタデータ解析手段とを備えたことを特徴とする動画再生システム。
  2. 上記メタデータ登録手段は、上記メタデータ生成手段により生成されたメタデータを、サーバ上のブログ管理データベースにて管理されているブログ情報に関連付けて登録することを特徴とする請求項1に記載の動画再生システム。
  3. 上記メタデータ取得手段は、上記ブログ情報に関連付けられたメタデータを上記サーバから端末にダウンロードして取得することを特徴とする請求項2に記載の動画再生システム。
  4. 録画済みの動画ファイルについて先頭からの経過時間を含むメタデータを生成するメタデータ生成手段と、
    上記メタデータ生成手段により生成されたメタデータをサーバ上のデータベースに登録するメタデータ登録手段とを備えたことを特徴とする情報作成装置。
  5. 上記メタデータ生成手段は、上記メタデータの一部として、上記動画ファイルに対するタイトルおよびコメントを付与する手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載の情報作成装置。
  6. サーバ上のデータベースにて管理されているメタデータを上記サーバから端末にダウンロードして取得するメタデータ取得手段と、
    上記メタデータ取得手段により取得されたメタデータを解析し、上記端末にて録画済みの動画ファイルを、上記メタデータによって示されている経過時間の位置から再生するように制御するメタデータ解析手段とを備えたことを特徴とする情報解析装置。
  7. 録画済みの動画ファイルについて先頭からの経過時間を含むメタデータを生成する第1のステップと、
    上記第1のステップにより生成されたメタデータをサーバ上のデータベースに登録する第2のステップとを備えたことを特徴とする情報作成方法。
  8. サーバ上のデータベースにて管理されているメタデータを上記サーバから端末にダウンロードして取得する第1のステップと、
    上記第1のステップにより取得されたメタデータを解析し、上記端末にて録画済みの動画ファイルを、上記メタデータによって示されている経過時間の位置から再生する第2のステップとを備えたことを特徴とする情報解析方法。
  9. 録画済みの動画ファイルを取得する第1の手順、
    上記動画ファイルについて先頭からの経過時間を含むメタデータを生成する第2の手順、および
    上記第2の手順により生成されたメタデータをサーバ上のデータベースに登録する第3の手順、
    をコンピュータに実行させるための情報作成プログラム。
  10. サーバ上のデータベースにて管理されているメタデータを上記サーバから端末にダウンロードして取得する第1の手順、
    上記第1の手順により取得されたメタデータを解析する第2の手順、および
    上記端末にて録画済みの動画ファイルを、第2の手順での解析により示される上記メタデータの経過時間の位置から再生する第3の手順、
    をコンピュータに実行させるための情報解析プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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