JP2007149235A - コンテンツ編集装置、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

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【課題】或るコンテンツに対して一度の編集操作を行うだけで、喩え将来入力予定のコンテンツであっても同一グループに属するコンテンツに対し同じ編集処理を実行することが可能なコンテンツ編集装置を提供する。
【解決手段】コンテンツ編集手段15での編集対象のコンテンツに対して、コンテンツグループを判別するグループ判別手段12と、コンテンツを編集に用いるテンプレートを、コンテンツグループ毎に蓄積するテンプレート蓄積手段14と、編集対象のコンテンツに、グループ判別手段12で判別したコンテンツグループに対してテンプレート蓄積手段14で蓄積されたテンプレートを反映させて、再生や記録を行わせるテンプレート反映手段13とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンテンツ編集装置、プログラム、及び記録媒体に関する。
従来から、映画,ニュース番組,ドラマ,スポーツ番組,音楽番組などのコンテンツが、テレビ放送やラジオ放送によって配信或いはビデオカセットテープ,DVD(Digital Versatile Disc),CD(Compact Disc)等の記録媒体で配布されている。近年は、配信する放送形態も増え、流通する記録媒体の種類や容量も増えてきており、大容量のコンテンツも視聴者に届くようになってきている。さらに、昨今の情報処理機器及びネットワーク技術の進展により、ネットワークを介した通信によっても視聴者にコンテンツが配信されている。
また、視聴者がコンテンツを視聴するために、様々なコンテンツ再生装置が流通している。そして、視聴者によるコンテンツの視聴方法は、コンテンツの種別やコンテンツ再生装置の種類などによって異なり、例えば、放送を受信して直接出力すること、放送を受信して巻戻し再生可能なよう録画再生すること、記録媒体を装着して記録媒体を読み取って再生すること、ネットワーク経由の配信元サーバから直接出力すること、及び、配信元サーバから一部又は全部ダウンロードして記憶し記憶場所から読み出して再生すること、などにより視聴される。
また、テレビ放送やラジオ放送で代表される放送コンテンツは、放送時間に視聴者の都合でコンテンツを視聴できないこともあり、これを補償するために予約録音機能や予約録画機能をもった装置がある。なお、予約録画に関しては、シリーズ番組の録画予約を容易に行うことを目的とした番組予約装置が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1に記載の番組予約装置は、録画予約された番組がシリーズ番組であるか否かを検出するシリーズ番組検出手段と、シリーズ番組検出手段によりシリーズ番組であることが検出された場合、そのシリーズ番組を前回録画した記録媒体と同一の記録媒体に対して予約された番組が録画されようとしているか否かを検出する記録媒体検出手段と、記録媒体検出手段により検出された結果を使用者に報知する報知手段とを備える。
一方で、このようなコンテンツ再生装置又はコンテンツ記録再生装置において、再生対象のコンテンツや記録対象のコンテンツ、或いは記録済みのコンテンツに対し、ユーザがサムネイル設定、チャプタ設定、カット点設定などの編集処理を行いたい場合がある。
なお、チャプタは、トラック,セクション,セグメント等と様々な呼び方が存在するが、意味としては基本的に同様である。チャプタに分けられたコンテンツに対し、ユーザは、チャプタ番号を指定、入力したり、チャプタが付与している場所のサムネイル画像を選択するなどして、途中からの映像を見たり、必要な場所だけを早送りしたり、繰り返し再生したりできる。このように、コンテンツのチャプタ分けは、ユーザの視聴を補助し、快適なものとする。また、サムネイル設定により、コンテンツ全体のサムネイルや、チャプタ毎のサムネイルが設定でき、再生するコンテンツをユーザが選択するときやコンテンツ内の再生開始を行うチャプタをユーザが選択するときに有用となる。また、カット点設定により、ユーザは不要な部分を省いて再生することができる。
このような編集作業は、ユーザの時間及び労力を浪費してしまう。このような浪費を低減するために、コンテンツを自動的にチャプタ分割すること、自動的に所定の時間の画像をサムネイルに設定すること、及び自動的に所定の期間でカット点を設定することなどが可能なコンテンツ編集装置も提案されている。このようなコンテンツ編集装置では、例えば音声多重の切り替わりといった映像信号や音声信号の特徴を利用したり、予め定めた時間を利用している。
特開2001−197411号公報
しかしながら、従来技術では基本的にそのコンテンツだけを編集することを前提としており、例えばシリーズもののドラマやニュースなど構成が同じ番組に対する編集を行う場合であっても同じ作業を何度も繰り返す必要があり、ユーザの時間や労力の浪費は避けられない。
また、従来技術でも複数のコンテンツを同時に編集する技術もあるが、蓄積された複数のコンテンツ全てに対して一律の編集処理を施すことしかできない。そして、一律の編集処理を様々なコンテンツに対して施した場合、コンテンツの中身によってはその編集処理が適さず、視聴したい場面がカットされたりしてしまう。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、或るコンテンツに対して一度の編集操作を行うだけで、喩え将来入力予定のコンテンツであっても同一グループに属するコンテンツに対し同じ編集処理を実行することが可能なコンテンツ編集装置、その装置に組み込むためのプログラム、及び、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、を提供することをその目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、コンテンツを編集するコンテンツ編集手段を備えたコンテンツ編集装置において、前記コンテンツ編集手段での編集対象のコンテンツに対して、コンテンツグループを判別するグループ判別手段と、コンテンツを編集に用いるテンプレートを、前記コンテンツグループ毎に蓄積するテンプレート蓄積手段と、前記編集対象のコンテンツに、前記グループ判別手段で判別したコンテンツグループに対して前記テンプレート蓄積手段で蓄積されたテンプレートを反映させるテンプレート反映手段とを備えたことを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記テンプレート蓄積手段に蓄積するためのテンプレートを生成するテンプレート生成手段を備えたことを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第2の技術手段において、前記テンプレート生成手段は、前記コンテンツ編集手段で前記編集対象のコンテンツを編集するに際し、該編集の内容を表すテンプレートを、前記編集対象のコンテンツが属するコンテンツグループに対するテンプレートとして生成することを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第2又は第3の技術手段において、前記テンプレート生成手段は、前記グループ判別手段での判別の結果、属するコンテンツグループが存在しない場合に、新たなコンテンツグループに対するテンプレートを生成する手段を有することを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1乃至第4のいずれかの技術手段において、前記テンプレートは、マークアップ言語で記述されたデータであることを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1乃至第5のいずれかの技術手段において、前記テンプレート反映手段は、前記編集対象のコンテンツに対し、コンテンツグループを指定するグループ指定手段を有し、該グループ指定手段で指定したコンテンツグループに対して前記反映を実行することを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第1乃至第6のいずれかの技術手段において、前記コンテンツ編集手段での編集対象ともなるコンテンツを蓄積するコンテンツ蓄積手段と、該コンテンツ蓄積手段にコンテンツを記録するコンテンツ記録手段とを備えたことを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第7の技術手段において、前記コンテンツ記録手段は、放送コンテンツを記録対象のコンテンツとして予約して、前記コンテンツ蓄積手段に記録する予約記録手段を有し、前記グループ判別手段は、コンテンツグループの判別を、予約録画情報に基づいて実行することを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第7又は第8の技術手段において、前記テンプレート反映手段は、前記コンテンツ記録手段でのコンテンツの記録時に、前記テンプレート蓄積手段から、記録対象となるコンテンツのコンテンツグループに対するテンプレートを読み出し、該テンプレートを反映させたコンテンツを、前記コンテンツ蓄積手段に記録させる記録反映手段を有することを特徴としたものである。
第10の技術手段は、第1乃至第9のいずれかの技術手段において、コンテンツを再生するコンテンツ再生手段を備え、該コンテンツ再生手段は、前記コンテンツ編集手段で編集する際に、前記編集対象のコンテンツの再生も行うことを特徴としたものである。
第11の技術手段は、第10の技術手段において、前記テンプレート反映手段は、前記コンテンツ再生手段でのコンテンツの再生時に、前記テンプレート蓄積手段から、再生対象となるコンテンツのコンテンツグループに対するテンプレートを読み出し、該テンプレートを反映させたコンテンツを再生させる再生反映手段を有することを特徴としたものである。
第12の技術手段は、第1乃至第11のいずれかの技術手段において、前記コンテンツ編集手段は、前記編集対象のコンテンツに対し、サムネイル設定、チャプタ設定、カット設定のうち、いずれか1又は複数の設定を行う手段を有することを特徴としたものである。
第13の技術手段は、第1乃至第12のいずれかの技術手段において、前記テンプレート蓄積手段に蓄積するテンプレートを外部から入力するテンプレート外部入力手段を備えたことを特徴としたものである。
第14の技術手段は、第1乃至第13のいずれかの技術手段において、前記コンテンツグループは、連続する一連のコンテンツでなるグループ、又はコンテンツ内が同じタイムスケジュールで構成されるコンテンツでなるグループであることを特徴としたものである。
第15の技術手段は、第1乃至第14のいずれかの技術手段におけるコンテンツ編集装置に組み込み、該コンテンツ編集装置の演算処理装置を、前記コンテンツ編集手段、前記グループ判別手段、及び前記テンプレート反映手段として機能させるためのプログラムである。
第16の技術手段は、第2乃至第4のいずれかの技術手段におけるコンテンツ編集装置に組み込み、該コンテンツ編集装置の演算処理装置を、前記コンテンツ編集手段、前記グループ判別手段、及び前記テンプレート反映手段、及び前記テンプレート生成手段として機能させるためのプログラムである。
第17の技術手段は、第16の技術手段において、前記テンプレートは、マークアップ言語で記述されたデータであることを特徴としたものである。
第18の技術手段は、第15乃至第17のいずれかの技術手段におけるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明によれば、或るコンテンツに対して一度の編集操作を行うだけで、喩え将来入力予定のコンテンツであっても同一グループに属するコンテンツに対し同じ編集処理を実行することが可能となる。
本発明に係るコンテンツ編集装置は、入力したコンテンツを編集する装置であり、ハードディスクレコーダ,DVDレコーダ,ハードディスク内蔵DVDレコーダ,ビデオレコーダ,DVDプレーヤ,CDプレーヤ,携帯型の音楽プレーヤ,携帯型の動画プレーヤ,電子ブック再生装置,携帯電話など、様々なコンテンツ再生機器或いはコンテンツ記録再生機器に好適に組み込むことができる。さらに、本発明に係るコンテンツ編集装置は、HDD等の記録媒体駆動装置をもつ液晶テレビ等のテレビジョン受像機や、コンテンツ記録再生プログラム,ビデオカード(ビデオアダプタともいう),サウンドボード等のモジュールを内蔵し、表示装置(表示モニタ)及びスピーカを備えたパーソナルコンピュータ(以下、PCと略す)などにも、好適に組み込むことができる。
また、本発明で取り扱うコンテンツとしては、デジタル放送されたコンテンツ、ネットワーク配信された静止画コンテンツの集まりや動画コンテンツ、デジタル記録されたコンテンツ等のデジタルコンテンツだけでなく、アナログ放送されたコンテンツやアナログ記録されたコンテンツ等のアナログコンテンツであっても、さらにはデジタル又はアナログの音声コンテンツであってもよい。
以下、本発明に係るコンテンツ編集装置をコンテンツ記録再生装置に組み込んだ場合について説明するが、コンテンツ再生装置やコンテンツ記録装置に組み込んだ場合など他の装置に組み込んだ場合でも同様である。
図1は、本発明の一実施形態に係るコンテンツ編集装置を備えたコンテンツ記録再生装置の一構成例を示す図で、図中、1はコンテンツ記録再生装置、10はコンテンツ蓄積手段、11はコンテンツ入力手段、12はグループ判別手段、13はテンプレート反映手段、14はテンプレート蓄積手段、15はコンテンツ編集手段、16はコンテンツ再生手段、17はコンテンツ記録手段、18はテンプレート記録手段、19はテンプレート生成手段、20はテンプレート入力手段である。
本発明に係るコンテンツ編集装置を備えたコンテンツ記録再生装置1は、コンテンツを蓄積したコンテンツ蓄積手段10、及びコンテンツを編集するコンテンツ編集手段15を備える。また、コンテンツ蓄積手段10で蓄積するコンテンツは、ユーザの操作によって追加することができ、そのためコンテンツ記録再生装置1には、コンテンツを入力するコンテンツ入力手段11、及びコンテンツをコンテンツ蓄積手段10に記録するコンテンツ記録手段17を備える。
また、コンテンツ記録再生装置1は、表示モニタ,テレビ等の表示装置及び/又はスピーカ等の音声出力手段にて、コンテンツを再生するコンテンツ再生手段16を備える。コンテンツ再生手段16は、一般的に、コンテンツ編集手段15によってユーザがコンテンツの編集指示操作を行う時などにも、対象となるコンテンツの再生を行う。換言すると、ユーザは、コンテンツ再生手段16で再生中のコンテンツに対して、そのコンテンツを視聴しながらコンテンツ編集指示操作を行うことができ、コンテンツ編集手段15はその操作を受け付けてその操作に応じた編集処理を実行する。
コンテンツ入力手段11は、図示しない放送コンテンツを受信する放送受信手段やネットワーク配信されたコンテンツを受信するコンテンツ受信手段などの外部入力手段、さらにはコンテンツ蓄積手段10からコンテンツを読み出す手段などで構成され、記録対象、再生対象、或いは編集対象として、適宜コンテンツを入力する。コンテンツ蓄積手段10は、例えばUSBメモリやDVD,CD等の可搬記録媒体やHD等の固定式記録媒体でなり、コンテンツ記録手段17は、例えば、それら記録媒体を駆動してコンテンツをコンテンツ蓄積手段10に書き込む駆動装置でなる。
コンテンツ編集手段15は、例えば、編集対象のコンテンツに対し、ユーザの編集指示を受け付け、その編集指示を入力するためのグラフィカルユーザインターフェース(GUI)、及びそれを表示装置に表示するための演算処理装置等の制御部で構成される。コンテンツ編集手段15で編集されたコンテンツは、コンテンツ蓄積手段10に再度蓄積されるか、或いはその編集に基づき直接再生される。また、コンテンツ編集手段15は、編集対象のコンテンツに対し、サムネイル設定、チャプタ設定、カット設定のうち、いずれか1又は複数の設定を行う手段を有することが好ましい。
本発明に係るコンテンツ編集装置は、その主たる特徴として、グループ判別手段12、テンプレート蓄積手段14、及びテンプレート反映手段13を備える。
グループ判別手段12は、コンテンツ編集手段15での編集対象のコンテンツに対して、例えば録画予約情報やユーザ指定情報などの情報に基づいて、コンテンツグループを判別する。コンテンツグループとは、例えば、シリーズもののドラマ番組など、連続する一連のコンテンツでなるグループや、同じ時間帯に放送されるニュース番組やバラエティ番組など、コンテンツ内が同じタイムスケジュールで構成されるコンテンツでなるグループが挙げられる。そして、これらのグループに対しては本発明に係る編集処理が特に効果的となる。特に、上述したサムネイル設定、チャプタ設定、カット設定は、いずれもシリーズ番組や同じタイムスケジュールの番組などのコンテンツに対して同じように適用できる設定である。
テンプレート蓄積手段14は、コンテンツを編集に用いるテンプレートを、コンテンツグループ毎に蓄積する手段であり、コンテンツ蓄積手段10と蓄積対象が異なるだけである。テンプレートには、一度実行した編集操作が、同じグループのコンテンツに対しても実行できるように記述されていればよい。テンプレートの好適な例としては、マークアップ言語で記述されたデータを用いるとよい。
テンプレート反映手段13は、編集対象のコンテンツに、テンプレート蓄積手段14で蓄積されたテンプレートを反映させる。ここで、テンプレート反映手段13は、テンプレートとして、グループ判別手段12で判別したコンテンツグループに対するものを反映させる。
ここで、反映とは、そのテンプレートに記述された編集内容を、記録時に組み込ませる編集を実行することを指す。そのため、本発明に係るコンテンツ編集装置は、コンテンツ記録手段17を備えた形態において、テンプレート反映手段13が次の記録反映手段を有する。なお、この形態は、後述する予約記録機能を備えた形態にも当然適用できる。この記録反映手段は、コンテンツ記録手段17でのコンテンツの記録時に、テンプレート蓄積手段14から、記録対象となるコンテンツのコンテンツグループに対するテンプレートを読み出して、そのテンプレートを反映させたコンテンツを、コンテンツ蓄積手段10に記録させる。ここでの記録は上書き記録であることが好ましいが、別のファイル名での記録であってもよく、その場合、記録されたコンテンツを再生する場合には別のファイル名で記録した方を優先して再生するようにしておくことが好ましい。
本発明の編集処理は、コンテンツグループが指定されていないコンテンツに対しても適用可能とすることが好ましい。そのため、本発明に係るコンテンツ編集装置は、テンプレート反映手段13が次のグループ指定手段を備えるとよい。このグループ指定手段は、コンテンツ蓄積手段10に蓄積されたコンテンツをはじめ編集対象のコンテンツに対し、コンテンツグループを指定する手段とし、テンプレート反映手段13は、このグループ指定手段で指定したコンテンツグループに対して反映を実行する。ここでの反映は、コンテンツ記録手段17に、このグループ指定手段でコンテンツグループの指定を行ったコンテンツを、コンテンツ蓄積手段10に再度記録する手段を有するようにしておくことで実行できる。また、ここでの再度の記録はコンテンツ記録手段17で実行せず、コンテンツグループに関する情報をコンテンツ情報として別途管理しておくようにしてもよい。
さらに、テンプレート反映手段13における反映とは、そのテンプレートに記述された編集内容を、再生時に組み込ませる編集を実行することも指す。そのため、本発明に係るコンテンツ編集装置は、コンテンツ再生手段16を備えた形態において、テンプレート反映手段13が次の再生反映手段を有する。この再生反映手段は、コンテンツ再生手段16でのコンテンツの再生時に、テンプレート蓄積手段14から、再生対象となるコンテンツのコンテンツグループに対するテンプレートを読み出し、そのテンプレートを反映させたコンテンツを再生させる。
また、テンプレートは予めテンプレート蓄積手段14に格納されたものを使用してもよいが生成可能とすることが好ましい。そのため、本発明の他の実施形態に係るコンテンツ編集装置は、テンプレート蓄積手段14に蓄積するためのテンプレートを生成するテンプレート生成手段19を備えるとよい。
さらに、このテンプレート生成手段19は、コンテンツ編集手段15で編集対象のコンテンツを編集するに際し、その編集の内容を表すテンプレートを、編集対象のコンテンツが属するコンテンツグループに対するテンプレートとして生成することが好ましい。すなわち、ユーザが或るコンテンツに対して編集操作を実行した場合、そのコンテンツと同じグループに属するコンテンツに対しても有用なテンプレートを生成するとよい。
また、本発明の他の実施形態として、テンプレート生成手段19は、グループ判別手段12での判別の結果、属するコンテンツグループが存在しない場合に、新たなコンテンツグループとして編集対象のコンテンツを登録し、登録したコンテンツのコンテンツグループに対するテンプレートを生成するようにしてもよい。なお、ここでの登録は、編集対象のコンテンツをコンテンツ記録手段17によってコンテンツ蓄積手段10に再記録することで行ってもよいし、コンテンツグループに関する情報をコンテンツ情報として別途管理しておいてもよい。
また、テンプレートは予めテンプレート蓄積手段14に格納されたものや生成したものだけでなく、外部から読み込み可能とすることが好ましい。このために、本発明の他の実施形態に係るコンテンツ編集装置は、テンプレート蓄積手段14に蓄積するテンプレートを外部から入力するテンプレート外部入力手段を備えるとよい。このテンプレート外部入力手段は、或る放送局が放送コンテンツと同時にネットワーク経由でホームページなどに提供したテンプレートなどを受け取るためのネットワークボードや外部入力端子など、或いは、放送コンテンツと同時に放送波として添付されてくるテンプレートなどを受信するための受信手段(及び放送コンテンツとの分離手段)などからなり、テンプレート入力手段20に含まれる。
また、本発明に係るコンテンツ編集装置は、コンテンツ記録手段17を備えた形態において予約記録機能を備え、将来予約によって記録されるコンテンツに対してもテンプレートの反映を可能とすることが好ましい。このため、コンテンツ記録手段17は、放送コンテンツを記録対象のコンテンツとして予約して、コンテンツ蓄積手段10に記録する予約記録手段を有するとよい。この予約記録手段では、例えば、ユーザが番組を視聴する際、テレビモニタ上に、蓄積されている番組の番組情報や、現在放送中の番組及び将来放送予定の番組の番組情報からなる電子番組表を表示してユーザに将来放送予定の番組の中から予約録画を行う番組を選択させるなどすればよい。そして、グループ判別手段12では、コンテンツグループの判別を、予約録画情報に基づいて実行するようにしておくとよい。例えば、毎週録画の予約がなされていた場合、その情報に基づき同一グループのコンテンツであるとの判別が可能となる。
図2は、図1のコンテンツ記録再生装置における表示画面の一例を示す図で、図中、21は表示画面、22は表示映像、23aは編集表示、23bはチャプタ設定表示、23cはテンプレート設定表示、24は次の日の表示映像、25はチャプタ表示である。
図2を参照して、概略的に本発明に係る編集処理の一例として、ユーザが或るニュース中の天気予報のところにチャプタを打つことを例に挙げる。まず、7月7日のニュースを録画中若しくは録画したものを再生中(表示映像22を受信/再生中)に、或るコーナー(ここでは天気予報のコーナーで例示)の開始と共に、ユーザが編集操作を実行して編集表示23aを表示画面21上にOSD表示して、編集処理のうちチャプタ設定を選択してチャプタ設定表示23bをOSD表示してそれを選択することで、チャプタ分割を実行する。続いて、それをテンプレート保存する場合には、チャプタ分割操作をトリガとして表示されるテンプレート設定表示23cをユーザが選択することで、そのチャプタ分割がテンプレートとして蓄積される。
そして、このニュースをユーザが予約録画していた場合、次の日(7月8日)の同一番組のニュースを録画中(表示映像24を受信録画中)に、そのテンプレートが読み出され、同じ天気予報の位置でチャプタが自動的に分割され、「chapter1」といったOSD表示25がなされる。このように、7月7日で編集した内容が、次の日以降の同一グループのコンテンツに対しても同じように自動的に反映され、録画される。ここでは、編集及びその内容の反映対象として、その一例のみ示したが、或るシーンの抜き出しやサムネイルによるタイトル画面の表示など、様々な場面で本発明は効果的にユーザの編集操作を省略できる。
このように、本発明によれば、或るコンテンツに対して一度の編集操作を行うだけで、喩え将来入力予定のコンテンツであっても同一グループに属するコンテンツに対し同じ編集処理を実行することが可能となる。例えば、繰り返し録画などで同じパターンの番組を録画したライブラリ全体(後日録画されるライブラリも含む)に対して効果のあるテンプレートを作成することにより、編集効率を飛躍的に向上させることができる。特に、シリーズ録画した番組に対してそれをコンテンツグループとして扱い、そのグループに対して指定されたテンプレートを反映させることにより、一回の作業で、将来録画されるコンテンツも含めて同じ処理を行うことができる。
図3は、図1のコンテンツ記録再生装置における編集・記録処理の一例を説明するためのフロー図である。編集・記録処理においては、まず、編集・記録対象のコンテンツCeを、コンテンツ蓄積手段10や外部などからコンテンツ入力手段11で入力する(ステップS1)。次に、グループ判別手段12がコンテンツCeに対し、所属グループを判別し(ステップS2)、所属グループが有ればステップS4へ、所属グループが無ければステップS12へ進む(ステップS3)。
ステップS4では、テンプレート反映手段13がテンプレート蓄積手段14から所属グループのテンプレートを読み出す。そして、Ceに対してコンテンツ編集手段15での編集操作がなされているのか、なされていないのかを判断する(ステップS5)。ステップS5でCeが編集対象でなければCeは単なる記録対象ということになり、そのままステップS11へ進み、コンテンツ記録手段17がCeをコンテンツ蓄積手段10に記録する。
一方、ステップS5の判定により、Ceが編集対象であった場合、コンテンツ編集手段15がユーザから受け付けたCeに対する編集操作を実行して編集処理を行う(ステップS6)。ステップS6に続き、グループ判別手段12が、そこでなされた編集の内容をグループ編集として取り扱うか否かを判定する(ステップS7)。ステップS7の判定結果がグループ編集として取り扱わないものであった場合、すなわち単独編集として取り扱う場合には、ステップS11へ進み、コンテンツ記録手段17が編集後のCeをコンテンツ蓄積手段10に記録する。
ステップS7の判定結果がグループ編集として取り扱うものであった場合、テンプレート反映手段13が、Ceの編集内容を、ステップS4で読み出したテンプレートに記述する(ステップS8)。なお、ステップS4はステップS8より前に実行されていればよく、例えば直前でもよい。ステップS8で編集内容が記述されたテンプレートを、テンプレート記録手段がテンプレート蓄積手段14に記録する(ステップS9)。
ステップS9に続いて、同一グループ内のコンテンツをコンテンツ蓄積手段10から抽出し、そのテンプレートを反映し、保存する(ステップS10)。ステップS10は勿論、実行しなくてもよいし、また反映したものを保存しなくてもよく、図4で後述するようにコンテンツを再生する際にテンプレートの反映を行うように、或いはユーザ選択で、反映しないようにしておけばよい。
ステップS2での判定により、所属グループが無かった場合、グループを付与するか否かをデフォルト設定やユーザ設定、或いはユーザに選択させることで、判定する(ステップS12)。ステップS12でグループ付与を行う場合には、テンプレート生成手段19におけるグループ指定手段で、ユーザ指定により或いはデフォルト設定により、既存のグループ又は新たなグループの中からグループを指定して付与する(ステップS13)。そして、ステップS13で指定されたグループが新たなグループであるか否かを判定する(ステップS14)。
ステップS14で既存のグループに指定するものであると判定された場合には、ステップS4へ進み、ステップS5〜S11の処理を実行する。一方、ステップS14で新たなグループとして処理がなされると判定された場合には、テンプレート生成手段19が新たなコンテンツグループに対するテンプレートを生成する(ステップS15)。ステップS15に続き、コンテンツ編集手段15がユーザ操作に基づきCeを編集し(ステップS16)、テンプレート記録手段18がその編集内容をステップS15で生成したテンプレートに記述し(ステップS17)、新規に指定した所属グループのテンプレートとしてテンプレート蓄積手段14に保存する(ステップS18)。ステップS18に続き、ステップS10,S11の処理が実行される。なお、ステップS16では、新規テンプレートを生成することがCeを編集することを前提になされるものとして、Ceの編集の如何を判定していない。
また、ステップS12でグループの付与を行わないと判定された場合、Ceに対する編集を実行するか否かを判定し(ステップS19)、実行しない場合、そのままCeを記録する(ステップS11)。ステップS19で編集を実行する場合には、コンテンツ編集手段15がユーザ操作に基づきCeを編集し(ステップS20)、編集後のCeを記録する(ステップS11)。
図4は、図1のコンテンツ記録再生装置における再生処理の一例を説明するためのフロー図である。再生処理においては、まず、再生対象のコンテンツCpをコンテンツ入力手段11が外部入力又はコンテンツ蓄積手段11から入力する(ステップS21)。次に、グループ判別手段12がコンテンツCpに対し、所属グループを判別し(ステップS22)、所属グループが有ればステップS24へ、所属グループが無ければステップS26へ進む(ステップS23)。ステップS26ではCpを通常通りそのまま再生する。
一方、ステップS24では、テンプレート反映手段13がテンプレート蓄積手段14から所属グループのテンプレートを読み出す。そして、Cpに対して読み出したテンプレートに記述された編集内容を組み込ませて反映させた状態で再生を実行する(ステップS25)。
図5は、図1のコンテンツ記録再生装置のより具体的な構成例を示す図、図6は、図5のコンテンツ記録再生装置において取り扱うデータのデータ構造例を示す図、図7は、図6のデータ構造におけるシリーズテンプレートの記述例を示す図、図8は、図5乃至図7で例示したコンテンツ記録再生装置において実行されるサムネイル表示処理の一例を説明するためのフロー図、図9は、図5乃至図7で例示したコンテンツ記録再生装置において実行されるチャプタ設定処理の一例を説明するためのフロー図である。
図5乃至図7において、3はHDDレコーダ等のコンテンツ記録再生装置、31はチューナや入力端子等でなるコンテンツ外部入力部、32はイーサネット(登録商標)ボード等でなるテンプレート外部入力部、33はリモートコントローラ等でなりユーザ操作を入力するユーザ入力部、34はコンテンツ記録再生部、35はモニタ等の表示部、36はスピーカ等の音声出力部、37はHDD等でなるコンテンツデータ蓄積部、38はHDD等でなるテンプレートデータ蓄積部、40はデータ構造、41はコンテンツ情報、42はコンテンツ、43はシリーズID、44はシリーズテンプレートである。
図5で例示するように、例えばHDDレコーダ等のコンテンツ記録再生装置3は、コンテンツ入力手段11の一部としてのコンテンツ外部入力部31、テンプレート入力手段20におけるテンプレート外部入力手段としてのテンプレート外部入力部32、コンテンツ編集手段15の一部としてユーザから編集操作を受け付けたりその他の操作を受け付けるユーザ入力部33、コンテンツ記録再生部34、コンテンツ再生手段16の一部である表示部35及び音声出力部36、コンテンツ蓄積手段10としてのコンテンツデータ蓄積部37、及び、テンプレート蓄積手段14としてのテンプレートデータ蓄積部38でなる。
ここで、コンテンツ記録再生部34は、図1におけるグループ判別手段12、テンプレート反映手段13、コンテンツ記録手段17、テンプレート生成手段19、及びテンプレート記録手段18と、コンテンツ編集手段15の一部(受け付けた操作を実行する部分)と、コンテンツ再生手段16の一部(表示部35や音声出力部36に対するコンテンツの再生処理を実行する部位)とを有する。また、表示部35及び音声出力部36が、テレビで構成される場合には、テレビで受信したコンテンツもコンテンツ外部入力部31における外部入力として取り扱うことができる。
また、コンテンツデータ蓄積部37とテンプレートデータ蓄積部38とは別々のHDDで構成してもよいし、物理的に同じHDDで構成してもよい。さらに、コンテンツデータ蓄積部37で蓄積されている図6で例示したデータ構造40のうちコンテンツ42、コンテンツ42の情報を記したコンテンツ情報41、コンテンツ42のシリーズを示すシリーズID43は、コンテンツデータ蓄積部37で蓄積してもよいし、またシリーズID43はコンテンツ情報41に組み込んでもよい。
図5乃至図9で例示するコンテンツ記録再生装置3は、コンテンツをシリーズで管理できる装置で、シリーズに関連付けられたテンプレートを持つものとする。シリーズテンプレート44にはサムネイル取得時間、in−out点の時間、チャプタ情報を含むことができるものとする。そして、このシリーズテンプレート44は、将来録画されるコンテンツにも反映されるものとする。また、反映時には、コンテンツ固有の情報(元々のコンテンツ42に対して存在するコンテンツ情報41)とテンプレート情報(シリーズID43に対するシリーズテンプレート44)とはマージされるものとして、説明を行う。
そして、録画時にシリーズ録画(繰り返し録画)をすると、録画された番組が1コンテンツグループとして扱われる。コンテンツグループ中の1コンテンツ中で、サムネイルにしたいシーンをユーザが指定し、グループテンプレート(シリーズテンプレート44)に指定すると、そのグループに属する全コンテンツでその時間の画像がサムネイルとなる。チャプタやカット点(in/out点)も同様である。
このような処理を可能とするためのデータ構造としては、図6で例示したものが挙げられる。データ構造40は、或るコンテンツIに対して、コンテンツ情報41がコンテンツInfo Iとして、シリーズID43がシリーズID Iとして、対応付けられており、さらにそのシリーズID Iに対するテンプレート44として、シリーズテンプレートIが対応付けられている。なお、図6では同じシリーズID43をもったコンテンツを図示していないが、本発明では、同じシリーズID43をもつコンテンツに対し、同じシリーズテンプレートを反映することとなる。また、コンテンツ情報41には、サムネイル情報、チャプタ情報、及びカット点情報のような、コンテンツ内の小区画の内容や時間帯の情報、さらには、製作者、出演者、著作権情報、ジャンル等の情報などが適宜含まれる。
シリーズテンプレート44としては、図7で例示したようにXML形式で記述すればよい。この例では、サムネイル設定として、サムネイル画像を取得する時間が開始から15秒後に、チャプタ設定された時間が開始から29秒後、1分39秒後、11分16秒後、20分20秒後に、それぞれ設定されている。さらに、この例では、カット点として開始から55秒〜1分33秒後の間、カットされることが設定されており、すなわちインタイムが開始から55秒後で、アウトタイムが1分33秒後と設定されている。
図8を参照して、コンテンツに対するサムネイル表示処理の一例を、上述のごとくコンテンツ固有の情報(元々のコンテンツ42に対して存在するコンテンツ情報41)とテンプレート情報(シリーズID43に対するシリーズテンプレート44)とが反映時にマージされるものとして説明する。なお、マージを行わず、コンテンツ情報41又はシリーズテンプレート44のいずれかを優先的に生かすような処理も可能である。
まず、コンテンツ情報41にサムネイル属性が含まれるか否かを判定する(ステップS31)。ステップS31でサムネイル属性がコンテンツ情報41に含まれる場合には、サムネイル取得時間はコンテンツ情報41より取得し(ステップS38)、その時間で取得したサムネイル画像を表示する(ステップS36)。
ステップS31でサムネイル属性がコンテンツ情報41に含まれなかった場合には、コンテンツ42がシリーズID属性をもつかを、シリーズID43を参照してみることで判別する(ステップS32)。ステップS32でNOの場合、サムネイル取得時間はデフォルトやユーザ設定による固定値とし、その固定値を取得し(ステップS37)、その時間で取得したサムネイル画像を表示する(ステップS36)。図6の例では、コンテンツIIIはシリーズIDが付与されていないため、ステップS32の判定はNOとなる。
ステップS32でYESの場合、シリーズIDに関連付けられたシリーズテンプレート44が存在するか否かを判定し(ステップS33)、存在しない場合には、ステップS37,S36の処理を実行する。図6の例では、コンテンツIIはシリーズIDが付与されているがシリーズテンプレート44は存在しないため、ステップS33の判定はNOとなる。
ステップS33でシリーズテンプレート44が存在した場合には、そのシリーズテンプレート44にサムネイル属性が含まれるか否かを判定し(ステップS34)、存在しない場合には、ステップS37,S36の処理を実行する。ステップS34でシリーズテンプレートにサムネイル属性が存在した場合、サムネイル取得時間はそのシリーズテンプレート44より取得し(ステップS35)、その時間で取得したサムネイル画像を表示する(ステップS36)。
図9を参照して、コンテンツに対するチャプタ設定処理の一例を、反映時に上述のごときマージがなされるものとして説明する。チャプタ設定処理については簡潔に説明するが、サムネイル表示処理との違いは、チャプタが通常複数設定されるという点にある。なお、各チャプタに対してサムネイル表示処理を実行してもよいことは言及するまでもない。また、サムネイル表示処理と同様に、マージを行わず、コンテンツ情報41又はシリーズテンプレート44のいずれかを優先的に生かすような処理も可能である。なお、図9ではコンテンツ情報41にチャプタ属性が含まれるものとして説明するが、存在しない場合もある。
まず、コンテンツ42がシリーズID属性をもつかを、シリーズID43を参照してみることで判別する(ステップS41)。ステップS41でNOの場合、コンテンツ情報のチャプタ情報を使用する(ステップS45)。
ステップS41でYESの場合、シリーズIDに関連付けられたシリーズテンプレート44が存在するか否かを判定し(ステップS42)、存在しない場合には、ステップS45の処理を実行する。ステップS42でシリーズテンプレート44が存在した場合には、そのシリーズテンプレート44にチャプタ属性が含まれるか否かを判定し(ステップS43)、存在しない場合には、ステップS45の処理を実行する。
ステップS43でシリーズテンプレートにチャプタ属性が存在した場合、コンテンツ情報41のチャプタ属性の情報とシリーズテンプレート44のチャプタ属性の情報とをマージする(ステップS44)。
以上、図1乃至図9を参照しながら、本発明のコンテンツ編集装置やそれを含む再生装置や記録再生装置について各実施形態を挙げて説明してきたが、本発明は、上述した各実施形態におけるコンテンツ編集装置に組み込み、コンテンツ編集装置の演算処理装置(CPU等)を、コンテンツ編集手段、グループ判別手段、及びテンプレート反映手段(及びテンプレート生成手段)として機能させるための編集プログラムとしても、或いは、その編集プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体としての形態も採用できる。
実際、本発明のコンテンツ編集装置は、例えば、CPU、RAM、ROM、HDD、入力部、出力部などがバス接続されて構成できる。そして、ROMやHDDに上述の編集プログラムを実行可能に格納しておき、CPUがRAM上に読み出すことによって実行される。そこで取り扱われる情報は、その処理時に一時的にRAMに蓄積され、その後、HDDなどの蓄積手段に格納され、必要に応じて、CPUによって読み出し、修正・書き込みが行われる。また、処理の途中経過や再生結果としての再生映像等は、CRT,LCD,PDP,ELD等の表示機器やスピーカに対し、出力部が出力する。この出力によってユーザに提示されることとなり、必要な場合には、キーボード,マウス(ポインティングデバイス)等の入力部からユーザが処理に必要なユーザ操作等のパラメータや応答を入力すればよい。この編集プログラムは、ユーザが使用する際に容易となるように、表示機器用のGUIを備えるようにするとよい。
本発明によるコンテンツ編集の機能を実現するための編集プログラムやデータを記憶した記録媒体の実施形態を説明する。ここでの記録媒体としては、具体的には、各種のCD,MO(光磁気ディスク),DVD,FD,フラッシュメモリや、その他各種ROMやRAM等が想定でき、上述した編集プログラムを、これら記録媒体に記録して流通させることにより、当機能の実現を容易にする。そして、コンテンツ編集装置に、上述のごとくの記録媒体を装着して編集プログラムを読み出すか、若しくはコンテンツ編集装置が備えている記録媒体に編集プログラムを記憶させておき、必要に応じてこれを読み出すことにより、本発明に係わるコンテンツ編集の機能を実行することができる。また、本発明に係るコンテンツ編集装置を汎用コンピュータで構成する場合には、汎用コンピュータに、上述のごとくの記録媒体を装着して汎用コンピュータにより編集プログラムを読み出すか、若しくは汎用コンピュータが備えている記録媒体に編集プログラムを記憶させておき、必要に応じてこれを読み出すことにより、本発明に係わるコンテンツ編集の機能を実行することもできる。
本発明の一実施形態に係るコンテンツ編集装置を備えたコンテンツ記録再生装置の一構成例を示す図である。 図1のコンテンツ記録再生装置における表示画面の一例を示す図である。 図1のコンテンツ記録再生装置における編集・記録処理の一例を説明するためのフロー図である。 図1のコンテンツ記録再生装置における再生処理の一例を説明するためのフロー図である。 図1のコンテンツ記録再生装置のより具体的な構成例を示す図である。 図5のコンテンツ記録再生装置において取り扱うデータのデータ構造例を示す図である。 図6のデータ構造におけるシリーズテンプレートの記述例を示す図である。 図5乃至図7で例示したコンテンツ記録再生装置において実行されるサムネイル表示処理の一例を説明するためのフロー図である。 図5乃至図7で例示したコンテンツ記録再生装置において実行されるチャプタ設定処理の一例を説明するためのフロー図である。
符号の説明
1…コンテンツ記録再生装置、3…コンテンツ記録再生装置(HDDレコーダ等)、10…コンテンツ蓄積手段、11…コンテンツ入力手段、12…グループ判別手段、13…テンプレート反映手段、14…テンプレート蓄積手段、15…コンテンツ編集手段、16…コンテンツ再生手段、17…コンテンツ記録手段、18…テンプレート記録手段、19…テンプレート生成手段、20…テンプレート入力手段、21…表示画面、22…表示映像、23a…編集表示、23b…チャプタ設定表示、23c…テンプレート設定表示、24…次の日の表示映像、25…チャプタ表示、31…コンテンツ外部入力部、32…テンプレート外部入力部、33…ユーザ入力部、34…コンテンツ記録再生部、35…表示部、36…音声出力部、37…コンテンツデータ蓄積部、38…テンプレートデータ蓄積部、40…データ構造、41…コンテンツ情報、42…コンテンツ、43…シリーズID、44…シリーズテンプレート。

Claims (18)

  1. コンテンツを編集するコンテンツ編集手段を備えたコンテンツ編集装置において、前記コンテンツ編集手段での編集対象のコンテンツに対して、コンテンツグループを判別するグループ判別手段と、コンテンツを編集に用いるテンプレートを、前記コンテンツグループ毎に蓄積するテンプレート蓄積手段と、前記編集対象のコンテンツに、前記グループ判別手段で判別したコンテンツグループに対して前記テンプレート蓄積手段で蓄積されたテンプレートを反映させるテンプレート反映手段とを備えたことを特徴とするコンテンツ編集装置。
  2. 前記テンプレート蓄積手段に蓄積するためのテンプレートを生成するテンプレート生成手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ編集装置。
  3. 前記テンプレート生成手段は、前記コンテンツ編集手段で前記編集対象のコンテンツを編集するに際し、該編集の内容を表すテンプレートを、前記編集対象のコンテンツが属するコンテンツグループに対するテンプレートとして生成することを特徴とする請求項2に記載のコンテンツ編集装置。
  4. 前記テンプレート生成手段は、前記グループ判別手段での判別の結果、属するコンテンツグループが存在しない場合に、新たなコンテンツグループに対するテンプレートを生成する手段を有することを特徴とする請求項2又は3に記載のコンテンツ編集装置。
  5. 前記テンプレートは、マークアップ言語で記述されたデータであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のコンテンツ編集装置。
  6. 前記テンプレート反映手段は、前記編集対象のコンテンツに対し、コンテンツグループを指定するグループ指定手段を有し、該グループ指定手段で指定したコンテンツグループに対して前記反映を実行することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のコンテンツ編集装置。
  7. 前記コンテンツ編集手段での編集対象ともなるコンテンツを蓄積するコンテンツ蓄積手段と、該コンテンツ蓄積手段にコンテンツを記録するコンテンツ記録手段とを備えたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のコンテンツ編集装置。
  8. 前記コンテンツ記録手段は、放送コンテンツを記録対象のコンテンツとして予約して、前記コンテンツ蓄積手段に記録する予約記録手段を有し、前記グループ判別手段は、コンテンツグループの判別を、予約録画情報に基づいて実行することを特徴とする請求項7に記載のコンテンツ編集装置。
  9. 前記テンプレート反映手段は、前記コンテンツ記録手段でのコンテンツの記録時に、前記テンプレート蓄積手段から、記録対象となるコンテンツのコンテンツグループに対するテンプレートを読み出し、該テンプレートを反映させたコンテンツを、前記コンテンツ蓄積手段に記録させる記録反映手段を有することを特徴とする請求項7又は8に記載のコンテンツ編集装置。
  10. コンテンツを再生するコンテンツ再生手段を備え、該コンテンツ再生手段は、前記コンテンツ編集手段で編集する際に、前記編集対象のコンテンツの再生も行うことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のコンテンツ編集装置。
  11. 前記テンプレート反映手段は、前記コンテンツ再生手段でのコンテンツの再生時に、前記テンプレート蓄積手段から、再生対象となるコンテンツのコンテンツグループに対するテンプレートを読み出し、該テンプレートを反映させたコンテンツを再生させる再生反映手段を有することを特徴とする請求項10に記載のコンテンツ編集装置。
  12. 前記コンテンツ編集手段は、前記編集対象のコンテンツに対し、サムネイル設定、チャプタ設定、カット設定のうち、いずれか1又は複数の設定を行う手段を有することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載のコンテンツ編集装置。
  13. 前記テンプレート蓄積手段に蓄積するテンプレートを外部から入力するテンプレート外部入力手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載のコンテンツ編集装置。
  14. 前記コンテンツグループは、連続する一連のコンテンツでなるグループ、又はコンテンツ内が同じタイムスケジュールで構成されるコンテンツでなるグループであることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載のコンテンツ編集装置。
  15. 請求項1乃至14のいずれか1項に記載のコンテンツ編集装置に組み込み、該コンテンツ編集装置の演算処理装置を、前記コンテンツ編集手段、前記グループ判別手段、及び前記テンプレート反映手段として機能させるためのプログラム。
  16. 請求項2乃至4のいずれか1項に記載のコンテンツ編集装置に組み込み、該コンテンツ編集装置の演算処理装置を、前記コンテンツ編集手段、前記グループ判別手段、及び前記テンプレート反映手段、及び前記テンプレート生成手段として機能させるためのプログラム。
  17. 前記テンプレートは、マークアップ言語で記述されたデータであることを特徴とする請求項16に記載のプログラム。
  18. 請求項15乃至17のいずれか1項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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