JPH11136658A - 転送機能付き双方向ｔｖ受信機、およびそのための端末装置 - Google Patents
転送機能付き双方向ｔｖ受信機、およびそのための端末装置Info
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- JPH11136658A JPH11136658A JP9294409A JP29440997A JPH11136658A JP H11136658 A JPH11136658 A JP H11136658A JP 9294409 A JP9294409 A JP 9294409A JP 29440997 A JP29440997 A JP 29440997A JP H11136658 A JPH11136658 A JP H11136658A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 衛星放送を受信するために必要な大型のパラ
ボラアンテナがなくても外出先で双方向番組の視聴を可
能にする双方向ＴＶ受信機およびそのための端末装置を
提供する。 【解決手段】 携帯端末装置２０のアドレスを記憶する
転送先情報蓄積部１０６と、所望の双方向番組の予約情
報を記憶する番組予約情報蓄積部１０５と、予約した双
方向番組を受信するためのチューナ部１０１およびプロ
グラム分離部１０２と、受信した双方向番組を記憶する
プログラム蓄積部１０３とを備え、予約した双方向番組
が受信されてプログラム蓄積部１０３に記憶されたと
き、制御プログラム蓄積部１０８に記憶された制御プロ
グラムに従ってモデム部１１０から公衆電話回線網１３
を介して携帯端末装置２０にその双方向番組を転送する
ようにする。
ボラアンテナがなくても外出先で双方向番組の視聴を可
能にする双方向ＴＶ受信機およびそのための端末装置を
提供する。 【解決手段】 携帯端末装置２０のアドレスを記憶する
転送先情報蓄積部１０６と、所望の双方向番組の予約情
報を記憶する番組予約情報蓄積部１０５と、予約した双
方向番組を受信するためのチューナ部１０１およびプロ
グラム分離部１０２と、受信した双方向番組を記憶する
プログラム蓄積部１０３とを備え、予約した双方向番組
が受信されてプログラム蓄積部１０３に記憶されたと
き、制御プログラム蓄積部１０８に記憶された制御プロ
グラムに従ってモデム部１１０から公衆電話回線網１３
を介して携帯端末装置２０にその双方向番組を転送する
ようにする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、転送機能付き双
方向ＴＶ（テレビジョン）受信機、およびそのための端
末装置に関し、さらに詳しくは、放送局から送信される
アプリケーションプログラムからなる双方向番組をダウ
ンロードして実行しかつその双方向番組に従って外部と
通信することが可能な双方向ＴＶ装置における受信機、
およびそのための端末装置に関する。
方向ＴＶ（テレビジョン）受信機、およびそのための端
末装置に関し、さらに詳しくは、放送局から送信される
アプリケーションプログラムからなる双方向番組をダウ
ンロードして実行しかつその双方向番組に従って外部と
通信することが可能な双方向ＴＶ装置における受信機、
およびそのための端末装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、放送のディジタル化によりディジ
タル圧縮された複数の映像や音声を１つの搬送波で放送
することが可能となり、アナログ方式の放送の数倍のチ
ャネル数が同一周波数帯域で確保できるようになってい
る。さらに、そのディジタル映像や音声にディジタルデ
ータを多重して放送することが容易になっている。その
結果、チケット予約などのためのアプリケーションプロ
グラムからなる双方向番組をダウンロードして実行する
双方向ＴＶ装置が提案されている（米国特許第５，２３
３，６５４号参照）。双方向ＴＶ装置は、たとえば特開
平８−４６９５０号公報に記載されるような形式で放送
される双方向番組を受信して実行し、その双方向番組に
従ってチケット予約などに必要な情報を入力した後、予
約センターなどのサーバに接続してその入力した情報を
送信することが可能である。
タル圧縮された複数の映像や音声を１つの搬送波で放送
することが可能となり、アナログ方式の放送の数倍のチ
ャネル数が同一周波数帯域で確保できるようになってい
る。さらに、そのディジタル映像や音声にディジタルデ
ータを多重して放送することが容易になっている。その
結果、チケット予約などのためのアプリケーションプロ
グラムからなる双方向番組をダウンロードして実行する
双方向ＴＶ装置が提案されている（米国特許第５，２３
３，６５４号参照）。双方向ＴＶ装置は、たとえば特開
平８−４６９５０号公報に記載されるような形式で放送
される双方向番組を受信して実行し、その双方向番組に
従ってチケット予約などに必要な情報を入力した後、予
約センターなどのサーバに接続してその入力した情報を
送信することが可能である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、衛星放
送の場合、双方向番組を受信するためには直径数１０セ
ンチメートルのアンテナが必要になることから、携帯型
の双方向ＴＶ装置の実現が困難であった。そのため、上
記チケット予約のための双方向番組が放送されるときに
不在の場合は、チケットの予約申込を速やかに行なうこ
とができなかった。
送の場合、双方向番組を受信するためには直径数１０セ
ンチメートルのアンテナが必要になることから、携帯型
の双方向ＴＶ装置の実現が困難であった。そのため、上
記チケット予約のための双方向番組が放送されるときに
不在の場合は、チケットの予約申込を速やかに行なうこ
とができなかった。
【０００４】それゆえに、この発明の目的は、外出先か
らでも双方向番組の視聴を可能にする転送機能付き双方
向ＴＶ受信機、およびそのための端末装置を提供するこ
とである。
らでも双方向番組の視聴を可能にする転送機能付き双方
向ＴＶ受信機、およびそのための端末装置を提供するこ
とである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明に従った双方向
ＴＶ受信機は、放送局から送信されるアプリケーション
プログラムからなる双方向番組を受信する受信手段と、
受信手段により受信された双方向番組を公衆回線網を介
して外部の端末装置に転送する転送手段とを備える。
ＴＶ受信機は、放送局から送信されるアプリケーション
プログラムからなる双方向番組を受信する受信手段と、
受信手段により受信された双方向番組を公衆回線網を介
して外部の端末装置に転送する転送手段とを備える。
【０００６】好ましくは、上記双方向ＴＶ受信機はさら
に、端末装置のアドレスを記憶する記憶手段を備える。
に、端末装置のアドレスを記憶する記憶手段を備える。
【０００７】好ましくは、上記双方向ＴＶ受信機はさら
に、放送局から送信される双方向番組のうち所望の双方
向番組を予約する予約手段を備える。
に、放送局から送信される双方向番組のうち所望の双方
向番組を予約する予約手段を備える。
【０００８】好ましくは、上記双方向ＴＶ受信機はさら
に、受信手段により受信された双方向番組を転送手段に
より転送するか否かを設定する設定手段を備える。
に、受信手段により受信された双方向番組を転送手段に
より転送するか否かを設定する設定手段を備える。
【０００９】この発明に従った端末装置は、放送局から
送信されるアプリケーションプログラムからなる双方向
番組を受信しかつその受信した双方向番組を公衆回線網
を介して外部に転送する転送機能付き双方向ＴＶ受信機
のための端末装置であって、双方向ＴＶ受信機から転送
された双方向番組を受信する受信手段と、受信手段によ
り受信された双方向番組を記憶する記憶手段と、記憶手
段に記憶された双方向番組を実行する実行手段とを備え
る。
送信されるアプリケーションプログラムからなる双方向
番組を受信しかつその受信した双方向番組を公衆回線網
を介して外部に転送する転送機能付き双方向ＴＶ受信機
のための端末装置であって、双方向ＴＶ受信機から転送
された双方向番組を受信する受信手段と、受信手段によ
り受信された双方向番組を記憶する記憶手段と、記憶手
段に記憶された双方向番組を実行する実行手段とを備え
る。
【００１０】好ましくは、上記端末装置において、公衆
回線網を介した双方向番組は電波で送信され、受信手段
は双方向番組を電波で受信する。
回線網を介した双方向番組は電波で送信され、受信手段
は双方向番組を電波で受信する。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一または相
当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一または相
当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
【００１２】図１は、この発明の実施の形態による転送
機能付き双方向ＴＶ受信機およびそのための端末装置の
構成を示すブロック図である。図１を参照して、この転
送機能付き双方向ＴＶ受信機１０は、パラボラアンテナ
１００と、チューナ部１０１と、プログラム分離部１０
２と、プログラム蓄積部１０３と、プログラム実行部１
０４と、番組予約情報蓄積部１０５と、転送先情報蓄積
部１０６と、転送設計情報蓄積部１０７と、制御プログ
ラム蓄積部１０８と、操作部１０９と、モデム部１１０
と、制御部１１１とを備え、放送局１１から人工衛星１
２を介して送信される衛星放送を受信するためのもので
ある。この受信機１０を表示用モニタに接続すれば、双
方向ＴＶ装置を構成することができる。
機能付き双方向ＴＶ受信機およびそのための端末装置の
構成を示すブロック図である。図１を参照して、この転
送機能付き双方向ＴＶ受信機１０は、パラボラアンテナ
１００と、チューナ部１０１と、プログラム分離部１０
２と、プログラム蓄積部１０３と、プログラム実行部１
０４と、番組予約情報蓄積部１０５と、転送先情報蓄積
部１０６と、転送設計情報蓄積部１０７と、制御プログ
ラム蓄積部１０８と、操作部１０９と、モデム部１１０
と、制御部１１１とを備え、放送局１１から人工衛星１
２を介して送信される衛星放送を受信するためのもので
ある。この受信機１０を表示用モニタに接続すれば、双
方向ＴＶ装置を構成することができる。
【００１３】ここで、衛星放送で送信される番組には、
映像および音声で構成される通常の一方向番組の他、チ
ケット予約やＥＰＧ（Electric Program Guide；電子番
組ガイド）などのアプリケーションプログラムで構成さ
れる双方向番組がある。一般に、このような双方向番組
は通常の一方向番組に多重されて放送される。
映像および音声で構成される通常の一方向番組の他、チ
ケット予約やＥＰＧ（Electric Program Guide；電子番
組ガイド）などのアプリケーションプログラムで構成さ
れる双方向番組がある。一般に、このような双方向番組
は通常の一方向番組に多重されて放送される。
【００１４】パラボラアンテナ１００は上記のような衛
星放送を受信し、チューナ部１０１はその中から所望の
番組を選局する。プログラム分離部１０２は、その選局
された番組から双方向番組を分離し、プログラム蓄積部
１０３に記録する。プログラム実行部１０４は、プログ
ラム蓄積部１０３に記録された双方向番組を実行し、こ
の受信機１０に接続されたモニタ上に表示する。
星放送を受信し、チューナ部１０１はその中から所望の
番組を選局する。プログラム分離部１０２は、その選局
された番組から双方向番組を分離し、プログラム蓄積部
１０３に記録する。プログラム実行部１０４は、プログ
ラム蓄積部１０３に記録された双方向番組を実行し、こ
の受信機１０に接続されたモニタ上に表示する。
【００１５】番組予約情報蓄積部１０５には、予約され
た双方向番組の名称、チャネル、放送時間などが記録さ
れる。転送先情報蓄積部１０６には、プログラム蓄積部
１０３に記録された双方向番組を転送する端末装置２０
の電話番号などのアドレスが記録される。転送設定情報
蓄積部１０７には、双方向番組を転送するか否かの情報
が記録される。制御プログラム蓄積部１０８には、双方
向番組を転送するための制御プログラムが予め記録され
ている。
た双方向番組の名称、チャネル、放送時間などが記録さ
れる。転送先情報蓄積部１０６には、プログラム蓄積部
１０３に記録された双方向番組を転送する端末装置２０
の電話番号などのアドレスが記録される。転送設定情報
蓄積部１０７には、双方向番組を転送するか否かの情報
が記録される。制御プログラム蓄積部１０８には、双方
向番組を転送するための制御プログラムが予め記録され
ている。
【００１６】操作部１０９は、キー入力に応じて制御部
１１１をリモートコントロールで操作する。モデム部１
１０は、この受信機１０を公衆電話回線網１３に接続
し、双方向番組を公衆電話回線網１３を介して携帯端末
装置２０に転送する。制御部１１１はＣＰＵ（中央演算
処理装置）で構成され、受信機１０の上述した内部回路
全体を制御する。なお、公衆電話回線網１３に代えて、
インターネットその他の公衆回線網に接続するようにし
てもよい。
１１１をリモートコントロールで操作する。モデム部１
１０は、この受信機１０を公衆電話回線網１３に接続
し、双方向番組を公衆電話回線網１３を介して携帯端末
装置２０に転送する。制御部１１１はＣＰＵ（中央演算
処理装置）で構成され、受信機１０の上述した内部回路
全体を制御する。なお、公衆電話回線網１３に代えて、
インターネットその他の公衆回線網に接続するようにし
てもよい。
【００１７】図２は、図１に示された携帯端末装置２０
の構成を示すブロック図である。図２を参照して、この
携帯端末装置２０は、通信インターフェイス（Ｉ／Ｆ）
２０１と、プログラム蓄積部２０２と、プログラム実行
部２０３と、表示装置２０４と、操作部２０５と、制御
部２０６とを備え、双方向ＴＶ受信機１０から転送され
た双方向番組を実行するためのものである。
の構成を示すブロック図である。図２を参照して、この
携帯端末装置２０は、通信インターフェイス（Ｉ／Ｆ）
２０１と、プログラム蓄積部２０２と、プログラム実行
部２０３と、表示装置２０４と、操作部２０５と、制御
部２０６とを備え、双方向ＴＶ受信機１０から転送され
た双方向番組を実行するためのものである。
【００１８】通信インターフェイス２０１は、公衆電話
回線網１３を介して電波で送信された双方向番組を受信
する。プログラム蓄積部２０２には、通信インターフェ
イス２０１により受信された双方向番組が記録される。
プログラム実行部２０３は、プログラム蓄積部２０２に
記録された双方向番組を実行し、液晶表示パネルなどの
表示装置２０４上に表示する。操作部２０５は、キー入
力に応じて制御部２０６を操作する。制御部２０６はＣ
ＰＵで構成され、上述した携帯端末装置２０の内部回路
全体を制御する。なお、通信インターフェイス２０１
は、実行された双方向番組に従ってキー入力された情報
を公衆電話回線網１３を介してサーバ１４に送信するこ
とも可能である。
回線網１３を介して電波で送信された双方向番組を受信
する。プログラム蓄積部２０２には、通信インターフェ
イス２０１により受信された双方向番組が記録される。
プログラム実行部２０３は、プログラム蓄積部２０２に
記録された双方向番組を実行し、液晶表示パネルなどの
表示装置２０４上に表示する。操作部２０５は、キー入
力に応じて制御部２０６を操作する。制御部２０６はＣ
ＰＵで構成され、上述した携帯端末装置２０の内部回路
全体を制御する。なお、通信インターフェイス２０１
は、実行された双方向番組に従ってキー入力された情報
を公衆電話回線網１３を介してサーバ１４に送信するこ
とも可能である。
【００１９】次に、上記のように構成された双方向ＴＶ
受信機１０および携帯端末装置２０の動作を説明する。
受信機１０および携帯端末装置２０の動作を説明する。
【００２０】まず、双方向番組の転送先として携帯端末
装置２０の電話番号などのアドレスを操作部１０９に入
力すると、そのアドレスは制御部１１１により転送先情
報蓄積部１０６に記録される。このアドレスは受信機１
０の電源を遮断した場合でも消失しない方が望ましいた
め、転送先情報蓄積部１０６はＥＥＰＲＯＭなどの不揮
発性メモリで構成される。
装置２０の電話番号などのアドレスを操作部１０９に入
力すると、そのアドレスは制御部１１１により転送先情
報蓄積部１０６に記録される。このアドレスは受信機１
０の電源を遮断した場合でも消失しない方が望ましいた
め、転送先情報蓄積部１０６はＥＥＰＲＯＭなどの不揮
発性メモリで構成される。
【００２１】次に、制御プログラム蓄積部１０８に記録
されている図３の制御プログラムに従って制御部１１１
がこの受信機１０の内部回路を制御する。
されている図３の制御プログラムに従って制御部１１１
がこの受信機１０の内部回路を制御する。
【００２２】まずステップＳ１で、ＥＰＧが受信され、
記憶される。より具体的には、チューナ部１０１により
ＥＰＧを含む番組が選局され、その選局された番組がデ
ィジタルビットストリームでプログラム分離部１０２に
与えられ、その番組からプログラム分離部１０２により
ＥＰＧが分離され、プログラム蓄積部１０３に記録され
る。
記憶される。より具体的には、チューナ部１０１により
ＥＰＧを含む番組が選局され、その選局された番組がデ
ィジタルビットストリームでプログラム分離部１０２に
与えられ、その番組からプログラム分離部１０２により
ＥＰＧが分離され、プログラム蓄積部１０３に記録され
る。
【００２３】続いてステップＳ２で、所望の双方向番組
が予約される。より具体的には、プログラム蓄積部１０
３に記録されたＥＰＧのアプリケーションプログラムが
プログラム実行部１０４により実行され、モニタ上に番
組表が表示される。視聴者がこの番組表に基づいて操作
部１０９にキー入力し、所望の双方向番組を選択する
と、その選択された双方向番組の名称、チャネル、放送
時間などが制御部１１１により番組予約情報蓄積部１０
５に記録される。もちろん、複数の双方向番組を選択す
れば、複数の双方向番組を予約することも可能である。
が予約される。より具体的には、プログラム蓄積部１０
３に記録されたＥＰＧのアプリケーションプログラムが
プログラム実行部１０４により実行され、モニタ上に番
組表が表示される。視聴者がこの番組表に基づいて操作
部１０９にキー入力し、所望の双方向番組を選択する
と、その選択された双方向番組の名称、チャネル、放送
時間などが制御部１１１により番組予約情報蓄積部１０
５に記録される。もちろん、複数の双方向番組を選択す
れば、複数の双方向番組を予約することも可能である。
【００２４】続いてステップＳ３で、この受信機１０で
受信した双方向番組を携帯端末装置２０に転送するか否
かが設定される。より具体的には、上記選択した双方向
番組を転送する場合は、操作部１０９へのキー入力によ
り転送機能をオンにする。これにより、その選択された
双方向番組を転送することを示す情報が制御部１１１に
より転送設定情報蓄積部１０７に記録される。他方、選
択した双方向番組を転送しない場合は、操作部１０９へ
のキー入力により転送機能をオフにする。これにより、
その選択された双方向番組を転送しないことを示す情報
が制御部１１１により転送設定情報蓄積部１０７に記録
される。
受信した双方向番組を携帯端末装置２０に転送するか否
かが設定される。より具体的には、上記選択した双方向
番組を転送する場合は、操作部１０９へのキー入力によ
り転送機能をオンにする。これにより、その選択された
双方向番組を転送することを示す情報が制御部１１１に
より転送設定情報蓄積部１０７に記録される。他方、選
択した双方向番組を転送しない場合は、操作部１０９へ
のキー入力により転送機能をオフにする。これにより、
その選択された双方向番組を転送しないことを示す情報
が制御部１１１により転送設定情報蓄積部１０７に記録
される。
【００２５】続いてステップＳ４で予約された双方向番
組が受信され、ステップＳ５でその双方向番組が記憶さ
れる。より具体的には、内部タイマ（図示せず）が番組
予約情報蓄積部１０５に記録された双方向番組の放送開
始時間になると、転送先情報蓄積部１０６に記録された
その双方向番組のチャネルに従ってチューナ部１０１に
よりその双方向番組が選局され、プログラム分離部１０
２により分離され、プログラム蓄積部１０３に記録され
る。すなわち、予約された双方向番組がダウンロードさ
れる。内部タイマが番組予約情報蓄積部１０５に記録さ
れた双方向番組の放送終了時間になると、上記ダウンロ
ードが終了する。
組が受信され、ステップＳ５でその双方向番組が記憶さ
れる。より具体的には、内部タイマ（図示せず）が番組
予約情報蓄積部１０５に記録された双方向番組の放送開
始時間になると、転送先情報蓄積部１０６に記録された
その双方向番組のチャネルに従ってチューナ部１０１に
よりその双方向番組が選局され、プログラム分離部１０
２により分離され、プログラム蓄積部１０３に記録され
る。すなわち、予約された双方向番組がダウンロードさ
れる。内部タイマが番組予約情報蓄積部１０５に記録さ
れた双方向番組の放送終了時間になると、上記ダウンロ
ードが終了する。
【００２６】なお、ここでは番組の放送時間を記録して
いるが、放送時間が変更された場合でも予約した番組の
正確なダウンロードを可能とするために、双方向番組と
ともに多重されたＶＰＳなどの番組識別コードを記録す
るようにしてもよい。
いるが、放送時間が変更された場合でも予約した番組の
正確なダウンロードを可能とするために、双方向番組と
ともに多重されたＶＰＳなどの番組識別コードを記録す
るようにしてもよい。
【００２７】予約された双方向番組のダウンロードが完
了すると、ステップＳ６で、そのダウンロードされた双
方向番組を転送するか否かが判断される。より具体的に
は、転送設定情報蓄積部１０７からその双方向番組を転
送するか否かを示す情報が制御部１１１により読出さ
れ、その読出された情報が転送することを示している場
合は、ステップＳ７で転送先情報蓄積部１０６から携帯
端末装置２０のアドレスが読出される。この読出された
アドレスに従ってモデム部１１０は携帯端末装置２０を
発呼し、この受信機１０を公衆電話回線網１３を介して
携帯端末装置２０に接続する。
了すると、ステップＳ６で、そのダウンロードされた双
方向番組を転送するか否かが判断される。より具体的に
は、転送設定情報蓄積部１０７からその双方向番組を転
送するか否かを示す情報が制御部１１１により読出さ
れ、その読出された情報が転送することを示している場
合は、ステップＳ７で転送先情報蓄積部１０６から携帯
端末装置２０のアドレスが読出される。この読出された
アドレスに従ってモデム部１１０は携帯端末装置２０を
発呼し、この受信機１０を公衆電話回線網１３を介して
携帯端末装置２０に接続する。
【００２８】続いてステップＳ８で、プログラム蓄積部
１０３に記録された双方向番組が携帯端末装置２０に転
送される。より具体的には、制御部１１１によりプログ
ラム蓄積部１０３から双方向番組が読出され、その読出
された双方向番組がモデム部１１０および公衆電話回線
網１３を介して携帯端末装置２０に送信される。ここ
で、双方向番組は公衆電話回線網１３から電波によって
携帯端末装置２０に送信される。
１０３に記録された双方向番組が携帯端末装置２０に転
送される。より具体的には、制御部１１１によりプログ
ラム蓄積部１０３から双方向番組が読出され、その読出
された双方向番組がモデム部１１０および公衆電話回線
網１３を介して携帯端末装置２０に送信される。ここ
で、双方向番組は公衆電話回線網１３から電波によって
携帯端末装置２０に送信される。
【００２９】他方、ステップＳ６で、転送設定情報蓄積
部１０７から読出された情報が双方向番組を転送しない
ことを示している場合は、転送先情報蓄積部１０６から
アドレスが読出されることもなく、また、プログラム蓄
積部１０３から双方向番組が読出されて携帯端末装置２
０に転送されることもない。
部１０７から読出された情報が双方向番組を転送しない
ことを示している場合は、転送先情報蓄積部１０６から
アドレスが読出されることもなく、また、プログラム蓄
積部１０３から双方向番組が読出されて携帯端末装置２
０に転送されることもない。
【００３０】次に、図２に示された携帯端末装置２０の
動作を説明する。双方向ＴＶ受信機１０から転送された
双方向番組は制御部２０６により通信インターフェイス
２０１で受信され、プログラム蓄積部２０２に記録され
る。続いて、操作部２０５へのキー入力に応じてプログ
ラム蓄積部２０２に記録された双方向番組がプログラム
実行部２０３により実行され、その実行結果が表示装置
２０４上に表示される。
動作を説明する。双方向ＴＶ受信機１０から転送された
双方向番組は制御部２０６により通信インターフェイス
２０１で受信され、プログラム蓄積部２０２に記録され
る。続いて、操作部２０５へのキー入力に応じてプログ
ラム蓄積部２０２に記録された双方向番組がプログラム
実行部２０３により実行され、その実行結果が表示装置
２０４上に表示される。
【００３１】双方向番組がたとえばチケット予約のため
のアプリケーションプログラムの場合、アーティストの
名称、コンサートの開催日時、コンサート会場、座席、
金額などが表示される。視聴者がこのコンサートのチケ
ットを購入しようとする場合は、操作部２０５へのキー
入力により所望の項目を選択する。これにより、通信イ
ンターフェイス２０１はチケット予約を受付けるサーバ
１４（図２）を発呼し、この携帯端末装置２０を公衆電
話回線網１３を介してサーバ１４に接続する。そして、
チケット予約に必要な情報がサーバ１４に送信される。
のアプリケーションプログラムの場合、アーティストの
名称、コンサートの開催日時、コンサート会場、座席、
金額などが表示される。視聴者がこのコンサートのチケ
ットを購入しようとする場合は、操作部２０５へのキー
入力により所望の項目を選択する。これにより、通信イ
ンターフェイス２０１はチケット予約を受付けるサーバ
１４（図２）を発呼し、この携帯端末装置２０を公衆電
話回線網１３を介してサーバ１４に接続する。そして、
チケット予約に必要な情報がサーバ１４に送信される。
【００３２】以上のように、この発明の実施の形態によ
れば、双方向ＴＶ受信機１０は受信した双方向番組を公
衆電話回線網１３を介して携帯端末装置２０に転送する
機能を備えているため、携帯端末装置２０で双方向番組
を視聴することができる。また、携帯端末装置２０のア
ドレスが双方向ＴＶ受信機１０内に予め記憶されている
ため、モデム部１１０はこの双方向ＴＶ受信機１０を自
動的に携帯端末装置２０に接続することができる。ま
た、所望の双方向番組を予約することも可能であるた
め、所望の双方向番組が放送されるときにこの双方向Ｔ
Ｖ受信機１０を設置した自宅に視聴者がいない場合で
も、視聴者は外出先で携帯端末装置２０を用いて双方向
番組を視聴することができる。そのため、チケット予約
などのサービスを享受する機会を失うことはない。
れば、双方向ＴＶ受信機１０は受信した双方向番組を公
衆電話回線網１３を介して携帯端末装置２０に転送する
機能を備えているため、携帯端末装置２０で双方向番組
を視聴することができる。また、携帯端末装置２０のア
ドレスが双方向ＴＶ受信機１０内に予め記憶されている
ため、モデム部１１０はこの双方向ＴＶ受信機１０を自
動的に携帯端末装置２０に接続することができる。ま
た、所望の双方向番組を予約することも可能であるた
め、所望の双方向番組が放送されるときにこの双方向Ｔ
Ｖ受信機１０を設置した自宅に視聴者がいない場合で
も、視聴者は外出先で携帯端末装置２０を用いて双方向
番組を視聴することができる。そのため、チケット予約
などのサービスを享受する機会を失うことはない。
【００３３】また、受信した双方向番組を転送するか否
かを設定することも可能であるため、転送不要な双方向
番組が無駄に携帯端末装置２０に転送されることはな
い。また、双方向番組が公衆電話回線網１３を介して電
波で携帯端末装置２０に送信されるため、電波の受信可
能な領域内であればどこでも携帯端末装置２０を用いて
双方向番組を視聴することができる。
かを設定することも可能であるため、転送不要な双方向
番組が無駄に携帯端末装置２０に転送されることはな
い。また、双方向番組が公衆電話回線網１３を介して電
波で携帯端末装置２０に送信されるため、電波の受信可
能な領域内であればどこでも携帯端末装置２０を用いて
双方向番組を視聴することができる。
【００３４】
【発明の効果】この発明に従った転送機能付き双方向Ｔ
Ｖ受信機によれば、受信された双方向番組を公衆電話回
線網を介して外部の端末装置に転送するようにしたた
め、大型のアンテナを持たない端末装置でも双方向番組
を視聴することができる。
Ｖ受信機によれば、受信された双方向番組を公衆電話回
線網を介して外部の端末装置に転送するようにしたた
め、大型のアンテナを持たない端末装置でも双方向番組
を視聴することができる。
【００３５】また、端末装置のアドレスを記憶するよう
にしたため、この双方向ＴＶ受信機を自動的に端末装置
に接続することができる。
にしたため、この双方向ＴＶ受信機を自動的に端末装置
に接続することができる。
【００３６】また、所望の双方向番組を予約可能にした
ため、所望の双方向番組が放送されるときに自宅にいな
い場合でも外出先から端末装置で双方向番組を視聴する
ことができる。
ため、所望の双方向番組が放送されるときに自宅にいな
い場合でも外出先から端末装置で双方向番組を視聴する
ことができる。
【００３７】また、双方向番組を転送するか否かを設定
するようにしたため、転送不要な双方向番組を無駄に転
送することがない。
するようにしたため、転送不要な双方向番組を無駄に転
送することがない。
【００３８】一方、この発明に従った転送機能付き双方
向ＴＶ受信機のための端末装置によれば、双方向ＴＶ受
信機から転送された双方向番組を受信し、記憶し、かつ
実行するようにしたため、大型のアンテナを持たない端
末装置で双方向番組を視聴することができる。
向ＴＶ受信機のための端末装置によれば、双方向ＴＶ受
信機から転送された双方向番組を受信し、記憶し、かつ
実行するようにしたため、大型のアンテナを持たない端
末装置で双方向番組を視聴することができる。
【００３９】また、双方向番組が公衆電話回線網から電
波で送信され、端末装置はこの双方向番組を電波で受信
するようにしたため、電波の届く領域内であればどこで
もこの端末装置で双方向番組を視聴することができる。
波で送信され、端末装置はこの双方向番組を電波で受信
するようにしたため、電波の届く領域内であればどこで
もこの端末装置で双方向番組を視聴することができる。
【図１】この発明の実施の形態による転送機能付き双方
向ＴＶ受信機およびそのための携帯端末装置の構成を示
すブロック図である。
向ＴＶ受信機およびそのための携帯端末装置の構成を示
すブロック図である。
【図２】図１に示された携帯端末装置の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図３】図１に示された双方向ＴＶ受信機内の制御プロ
グラム蓄積部に予め記録されている制御プログラムの構
成を示すフローチャートである。
グラム蓄積部に予め記録されている制御プログラムの構
成を示すフローチャートである。
１０ 転送機能付き双方向ＴＶ受信機 １１ 放送局 １２ 人工衛星 １３ 公衆電話回線網 ２０ 携帯端末装置 １００ パラボラアンテナ １０１ チューナ部 １０２ プログラム分離部 １０３，２０２ プログラム蓄積部 １０４，２０３ プログラム実行部 １０５ 番組予約情報蓄積部 １０６ 転送先情報蓄積部 １０７ 転送設定情報蓄積部 １０８ 制御プログラム蓄積部 １１０ モデム部 １１１，２０６ 制御部 ２０１ 通信インターフェイス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 誠 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 今里 功 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三 洋電機株式会社内
Claims (6)
- 【請求項１】 放送局から送信されるアプリケーション
プログラムからなる双方向番組を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された双方向番組を公衆回線網
を介して外部の端末装置に転送する転送手段とを備え
る、転送機能付き双方向ＴＶ受信機。 - 【請求項２】 前記端末装置のアドレスを記憶する記憶
手段をさらに備える、請求項１に記載の転送機能付き双
方向ＴＶ受信機。 - 【請求項３】 前記放送局から送信される双方向番組の
うち所望の双方向番組を予約する予約手段をさらに備え
る、請求項１または請求項２に記載の転送機能付き双方
向ＴＶ受信機。 - 【請求項４】 前記受信手段により受信された双方向番
組を前記転送手段により転送するか否かを設定する設定
手段をさらに備える、請求項１から請求項３のいずれか
に記載の転送機能付き双方向ＴＶ受信機。 - 【請求項５】 放送局から送信されるアプリケーション
プログラムからなる双方向番組を受信しかつその受信し
た双方向番組を公衆回線網を介して外部に転送する転送
機能付き双方向ＴＶ受信機のための端末装置であって、 前記双方向ＴＶ受信機から転送された双方向番組を受信
する受信手段と、 前記受信手段により受信された双方向番組を記憶する記
憶手段と、 前記記憶手段に記憶された双方向番組を実行する実行手
段とを備える、転送機能付き双方向ＴＶ受信機のための
端末装置。 - 【請求項６】 前記公衆回線網を介した双方向番組は電
波で送信され、前記受信手段は前記双方向番組を電波で
受信する、請求項５に記載の転送機能付き双方向ＴＶ受
信機のための端末装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9294409A JPH11136658A (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 転送機能付き双方向ｔｖ受信機、およびそのための端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9294409A JPH11136658A (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 転送機能付き双方向ｔｖ受信機、およびそのための端末装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11136658A true JPH11136658A (ja) | 1999-05-21 |
Family
ID=17807383
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9294409A Withdrawn JPH11136658A (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 転送機能付き双方向ｔｖ受信機、およびそのための端末装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11136658A (ja) |
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