JP2003199082A - ディジタル放送システム及びディジタル放送受信装置 - Google Patents

ディジタル放送システム及びディジタル放送受信装置

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JP2003199082A
JP2003199082A JP2001394530A JP2001394530A JP2003199082A JP 2003199082 A JP2003199082 A JP 2003199082A JP 2001394530 A JP2001394530 A JP 2001394530A JP 2001394530 A JP2001394530 A JP 2001394530A JP 2003199082 A JP2003199082 A JP 2003199082A
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digital broadcasting
digital broadcast
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JP2001394530A
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Takayuki Kida
貴之 木田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外出先から例えば携帯電話等を利用して自宅
のディジタル放送受信装置を制御することができるディ
ジタル放送システムを提供する。 【構成】 利用者は外出先でWeb機能を備えた携帯電
話40によって番組表ページを閲覧し、このページ上で
自宅のディジタル放送受信装置29に受信させたい番組
等を指定する。また、利用者はID番号(ICカード2
1Aに印刷されているID番号)を入力する。指定内容
とID番号はインターネット39を通じてサーバー31
に送信される。ディジタル放送事業者装置30は、前記
指定内容及びID番号をEMMとしてディジタル放送波
に載せる。利用者のディジタル放送受信装置29はディ
ジタル放送波に載せられたEMMにおいて前記指定内容
を取り込み、指定された番組の自動録画を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタル放送シス
テム及びディジタル放送を受信するディジタル放送受信
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】衛星や地上波を用いたディジタル放送を
受信するディジタル放送受信装置は、専用のアンテナや
地上波用アンテナを通して受け取った複数の放送波のな
かから任意の放送波をチューナによって選択し、この選
択した放送波に含まれる複数のチャンネルなかから任意
のチャンネルをデマルチプレクス処理によって選択し、
この選択したチャンネルのディジタル信号を取り出し、
これをデコードすることによって映像・音声信号を出力
することができる。
【0003】このようなディジタル放送では、従来のア
ナログ放送と同様に映像や音声を送信することに加え、
番組名、番組詳細、番組開始時間、番組終了時間なども
送信しており、受信機側ではOSD表示回路を用いた電
子番組ガイド(Electronic Program
Guide)画面表示によって、多チャンネル放送の
なかから視聴者が望む番組の選択、視聴予約、録画予約
などが行えるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、アナログ放
送を受信して録画を行うビデオカセットレコーダ(VC
R)においては、電話回線に接続して用いるリモートコ
マンダーと呼ばれる専用機器を設けることにより、外出
先から当該VCRに対して録画予約が行えるようになっ
ている。
【0005】しかしながら、上記リモートコマンダーを
別途購入して取り付けるのでは、そのためのコストを利
用者が負担することになり、また、VCRメーカー毎で
電話による操作方法が多少異なるため、あまり普及して
いないのが実情である。
【0006】この発明は、上記の事情に鑑み、外出先か
ら例えば携帯電話等を利用して自宅のディジタル放送受
信装置を制御することができるディジタル放送システム
及びディジタル放送受信装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のディジタル放
送システムは、上記の課題を解決するために、ネットワ
ークを介して情報端末とサーバーとが接続され、情報端
末は利用者によって入力された情報及び利用者のディジ
タル放送受信装置のID番号を前記サーバーに送信し、
前記サーバーはディジタル放送事業者装置に前記ID番
号及び入力情報を送り、前記ディジタル放送事業者装置
は前記ID番号及び前記入力情報に基づく指令情報を契
約内容情報としてディジタル放送波に載せて送出し、デ
ィジタル放送受信装置は受信した契約内容情報に基づい
て自機宛ての指令情報を取得し、この指令情報に基づい
た処理を行うように構成されたことを特徴とする。
【0008】上記の構成においては、利用者は外出先で
情報端末を用い、自宅のディジタル放送受信装置に与え
たい指令を入力して前記サーバーに送信する。自宅のデ
ィジタル放送受信装置は、ディジタル放送波に含まれて
いる契約内容情報に基づいて自機宛ての指令を受け取
る。ディジタル放送受信装置は、受け取った指令に基づ
いて自機の処理を行ったり、自機の制御下にある機器に
対して制御指令を出すことになる。
【0009】また、この発明のディジタル放送システム
は、ネットワークを介して情報端末とサーバーとが接続
され、前記サーバーは利用者の情報端末にディジタル放
送番組ページを配信し、情報端末は前記ページ上で入力
された番組予約情報及び利用者のディジタル放送受信装
置のID番号を前記サーバーに送信し、前記サーバーは
ディジタル放送事業者装置に前記ID番号及び番組予約
情報を送り、前記ディジタル放送事業者装置は前記ID
番号及び前記予約情報に基づく指令情報を契約内容情報
としてディジタル放送波に載せて送出し、ディジタル放
送受信装置は受信した契約内容情報に基づいて自機宛て
の指令情報を取得し、この指令情報に基づいて番組予約
処理又は番組予約録画処理を行うように構成されたこと
を特徴とする。
【0010】上記の構成であれば、利用者は外出先で情
報端末を用いて前記サーバーから配信されたディジタル
放送番組ページを閲覧し、このページ上で自宅のディジ
タル放送受信装置に受信させたい番組等を指定して前記
サーバーに送信することができる。自宅のディジタル放
送受信装置は、ディジタル放送波に含まれている契約内
容情報に基づいて番組予約情報を受け取ることになる。
ディジタル放送受信装置は、受け取った番組予約情報に
基づいて自機自身に録画部が有れば録画処理を行い、録
画部がなければ録画装置に対して録画指令を行うことに
なる。
【0011】前記情報端末としては、ブラウザ機能を内
蔵した携帯情報端末がよい。
【0012】また、この発明のディジタル放送受信装置
は、受信したディジタル放送波中の契約内容情報に自機
宛ての指令情報が存在するかどうかを検出する検出手段
と、自機宛ての指令情報に基づいて自機の処理或いは自
機の制御下にある機器への指令処理を行う処理手段と、
を備えたことを特徴とする。また、受信したディジタル
放送波の契約内容情報に自機宛ての指令情報が存在する
かどうかを検出する検出手段と、自機宛ての指令情報に
基づいて番組予約処理又は番組予約録画処理を行う処理
手段と、を備えたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図1
乃至図6に基づいて説明するが、ここではユーザがBS
(Broadcasting Satellite)デ
ィジタル放送を視聴する場合を例示している。図1はこ
の実施形態のディジタル放送システムの概略を示した説
明図であり、図2は携帯電話のディスプレイ上に表示さ
れた番組予約入力画面の説明図であり、図3は携帯電話
のディスプレイ上に表示されたディジタル放送番組ペー
ジ及び予約ページの説明図であり、図4及び図5は予約
処理内容を示したフローチャートであり、図6はBSデ
ィジタル放送を受信するこの実施形態のディジタル放送
受信装置29を示したブロック図である。
【0014】図1に示すディジタル放送システムでは、
インターネット39に接続されたサーバー31をディジ
タル放送事業者装置30の構成要素として示している
が、このような形態に限るものではなく、サーバー31
は別箇所に存在し、このサーバー31から放送事業者装
置30に情報が送信されるようになっていてもよい。す
なわち、放送事業者装置30がインターネット39に接
続されていることは必須ではない。
【0015】放送事業者装置30は、A放送局36やB
放送局37などから送られてくるトランスポートストリ
ーム(TS)を合成部33にて合成し、変調・送信部3
5によって衛星(BS)38にアップリンクを行う。
【0016】サーバー31は、図示しないHTMLファ
イル格納部や番組データベースを有している。HTML
ファイル格納部には各種ページを成すHTMLファイル
が格納されている。Web機能を備える携帯電話40か
ら上記各HTMLファイルの場所を特定するURLが送
られてくると、サーバー31は上記URLに対応したH
TMLファイルを取り出して携帯電話40に返送するこ
とになる。
【0017】また、携帯電話40が備えるメール機能に
よってサーバー31宛てにメールを送信すると、サーバ
ー31は前記メールを受信する。サーバー31は、この
メール内容から利用者の指令を読み取る。例えば、図2
(a)に示すように、「CARD」という語の後に続く
文字を放送受信装置29のICカード番号として認識
し、「CH」という語の後に続く文字を指定チャンネル
として認識し、「START」という語の後に続く文字
を受信開始時間として認識し、「END」という語の後
に続く文字を受信終了時間として認識し、「REC O
N」という語を録画予約要求として認識し、「VIDE
O 1」という語を録画機器指定として認識する。
【0018】また、携帯電話40は、搭載しているブラ
ウザによってディスプレイ上にHTMLファイルを表示
する。このHTMLファイルが“番組予約ページ”の場
合、ディスプレイ上には、例えば、図2(b)に示すよ
うな閲覧ページが表示されることになる。なお、このペ
ージを呼び出すための初期ページとして、ICカード番
号(ICカード21Aに印刷されているID番号)を入
力する画面が表示される。番組予約ページ上においてチ
ャンネル番号等を入力して「送信」ボタンを押すと、入
力情報がサーバー31に送信されることになる。また、
「EPG表示」ボタンを押すと、サーバー31から番組
表を成すHTMLファイルが携帯電話40に送られるこ
とになり、携帯電話40のディスプレイには、例えば、
図3(a)に示すような画面が表示される。この番組表
の画面上で見たい番組を指定して送信を行うことによ
り、チャンネル番号等の面倒な入力作業から解放され
る。また、図3(b)では、ICカード番号の入力枠や
暗証番号の入力枠を設けておくと共に、録画要求有無や
録画機器選択が行える画面構成を示している。なお、I
D番号を予め携帯電話40に記憶させておき、所定の操
作を行うことでID番号入力部にID番号が自動入力さ
れるようにすることも可能である。また、複数番組の予
約について1回のID番号入力で済むような処理とする
こともできる。
【0019】サーバー31は、前記携帯電話40から送
信された番組予約或いは録画予約等の指令情報及びID
番号を予約情報挿入部32に与える。予約情報挿入部3
2に与える番組特定情報としては、チャンネル番号と開
始/終了時間を組合せた情報などが考えられる。
【0020】予約情報挿入部32は、指令情報及びID
番号を契約内容情報(EMM:Entitlement Management
Message)として合成部33に与える。合成部33は上
記EMMをセクションとしてトランスポートストリーム
に挿入し、変調・送信部35に与える。変調・送信部3
5はトランスポートストリームを変調して電波に載せて
衛星(BS)38へと送出する。衛星38は、受信した
電波を地上に向けて供給する。
【0021】次に、ディジタル放送受信装置29を図6
に基づいて説明していく。
【0022】アンテナ1は、屋外において所定の方向に
向けて配置されており、BSから送られてくるディジタ
ル放送信号を受信する。このアンテナ1は、一般に周波
数変換器を備え、受信/周波数変換した信号をチューナ
2に与える。
【0023】チューナ2は、映像・音声データを含む高
周波ディジタル変調信号のうちから特定周波数の信号を
取り出す。すなわち、ディジタル放送の複数のトランス
ポンダのなかから一つを選択する処理を行う。また、チ
ューナ2は、復調回路、逆インタリーブ回路、誤り訂正
回路などを備えることにより、選択したディジタル変調
信号を復調してトランスポート・ストリームを出力す
る。
【0024】デマルチプレクサ(DEMUX)3は、チ
ューナ2から受け取ったトランスポート・ストリーム
を、MPEG2(Moving Picture Ex
perts Group2)のビデオトランスポートパ
ケット、オーディオトランスポートパケット、及びPS
I/SI(Program Specific Inf
ormation/Service Informat
ion)に分離する。デマルチプレクサ3は、ビデオト
ランスポートパケットとオーディオトランスポートパケ
ットをAVデコーダ4に供給し、PSI/SIをCPU
13に供給する。なお、前述のごとく、トランスポート
・ストリームには複数のチャンネルが多重化されてお
り、このなかから任意のチャンネルを選択するための処
理は、前記PSI/SIから任意のチャンネルがトラン
スポート・ストリーム中でどのパケットIDで多重化さ
れているかといったデータを取り出すことで可能とな
る。また、トランスポート・ストリームの選定もPSI
/SIの情報に基づいて行うことができる。更に、PS
I/SIには、番組情報(番組内容、番組開始時刻、番
組継続時間等)が含まれている。また、図示はしない
が、デスクランブル部が設けられており、このデスクラ
ンブル部は、有料放送において行われるスクランブルを
ICカード21Aに組み込まれている鍵情報によって解
除する処理を行う。具体的には、ディジタル放送波に含
まれている暗号化EMMをICカード21Aに格納され
ているマスター鍵にて解除し、この解除によって得られ
たEMMに含まれているワーク鍵にてECM(Entitlem
ent Control Message )の暗号を解き、スクランブル鍵
と番組情報とを取り出し、EMMの契約情報とECMの
番組情報とで視聴許可番組か否かを判断し、視聴許可で
あればスクランブル鍵を受信装置本体のデスクランブル
部に渡すことになる。ここで、EMMに前述の指令情報
が含まれていれば、ICカード21Aが当該指令情報を
保持することになる。
【0025】AVデコーダ4は、ビデオトランスポート
パケットに対してデコードを行うビデオデコーダ、及び
オーディオトランスポートパケットに対してデコードを
行うオーディオデコーダを備える。ビデオデコーダは、
入力された可変長符号を復号して量子化係数や動きベク
トルを求め、逆DCT変換や動きベクトルに基づく動き
補償制御などを行う。オーディオデコーダは、入力され
た符号化信号を復号して音声データを生成する。デコー
ドにより生成された映像データは映像処理回路5に出力
され、音声データは音声処理回路6に出力される。
【0026】映像処理回路5は、AVデコーダ4から映
像データを受け取ってD/A変換を行い、例えばNTS
Cフォーマットのコンポジット信号に変換する。音声信
号処理回路6は、AVデコーダ4から出力された音声デ
ータを受け取ってD/A変換を行い、例えば右(R)音
のアナログ信号および左(L)音のアナログ信号を生成
する。
【0027】映像出力回路7及び音声出力回路8は出力
抵抗や増幅器等を備えて成る。AV出力端子9には出力
部(左右音声出力端子等や映像出力端子のセット)が設
けられており、一つの出力部には、映像/音声コード1
7によってVCR(ビデオカセットレコーダ)16が接
続され、他の出力部には、映像/音声コード19によっ
て受像部18a及びスピーカ18bを備えるモニタ18
が接続される。
【0028】OSD(オンスクリーンディスプレイ)回
路12は、CPU13から出力指示された文字情報等に
基づくビットマップデータを加算器20に出力する。加
算器20は前記ビットマップデータを映像に組み込む処
理を行う。上記OSD回路12により、CPU13が受
け取った前述のPSIに含まれるサービス情報に基づく
EPG(Electronic Program Gu
ide)画面表示が実現される。
【0029】リモコン送信機10は、当該放送受信装置
29に指令を送出するための送信機である。このリモコ
ン送信機10に設けられた図示しないキーを操作する
と、そのキーに対応した指令を意味する信号光(リモコ
ン信号)が図示しない発光部から送出される。リモコン
受光器11は、前記信号光を受光し、これを電気信号に
変換してCPU13に与える。
【0030】ICカード21Aは、有料番組を視聴可能
にするための鍵情報や番組毎に課金対象となるPPV
(ペイ・パー・ビュー)番組の購入履歴情報等を格納す
る他、前述のごとく、EMMに指令情報が含まれていれ
ば、この指令情報を保持する。また、ICカード21A
にはID番号が印刷されているので、利用者はID番号
を知ることができる。CAモジュール21は、CPU1
3とICカード21Aとの間で諸情報のやり取りを行
う。
【0031】不揮発性メモリ(例えば、EEPROM
等)14には番組情報や番組予約(録画予約)情報など
が格納される。
【0032】CPU13は前記リモコン送信機10によ
る録画予約等の処理を行う他、ディジタル放送波に載せ
て送られてきた自機宛ての指令情報(EMM)に基づく
録画予約等の処理も行うようになっている。これら二つ
の録画予約処理は、CPU13にとっては、リモコン受
光器11からの指令情報に基づいて行うか、ディジタル
放送波に載せられた指令情報に基づいて行うかの違いで
あり、前記指令情報の中身は例えば選択チャンネル番号
と番組開始/終了時間であり、この指令情報に基づく録
画予約の基本処理には特に相違はない。
【0033】図4のフローチャートに示すように、CP
U13はデマルチプレクサ3にEMMの取得を要求し
(ステップS1)、EMMが取得できたならば(ステッ
プS2でYES)、その宛て先(ICカード番号)が自
身のICカード番号と一致するか否かを判断する(ステ
ップS3)。一致する場合には、CPU13はEMMの
内容をCAモジュール21を介してICカード21Aに
与える。ICカード21AはCPU13から与えられた
EMM(暗号化EMM)を処理し、指令情報が含まれて
いれば、これを保持する。なお、宛て先が一致しない場
合には、次のEMMがデマルチプレクサ3にて分離され
るまで待機することになる。
【0034】図5のフローチャートに示すように、CP
U13はCAモジュール21を介してICカード21A
に予約情報確認コマンドを発する(ステップS5)。I
Cカード21Aからの返答において指令情報(予約情
報)の有無を判断し(ステップS6)、指令情報が有れ
ば予約の重複確認を行なう(ステップS7)。重複確認
は、不揮発性メモリ14に既に格納されている予約情報
との照合により行なう。重複しない場合には(ステップ
S8でNO)、指令情報を不揮発性メモリ14に格納す
る(ステップS9)。重複する場合には(ステップS8
でYES)、指令情報を不揮発性メモリ14には格納し
ない(ステップS10)。なお、ステップS10におい
て、ICカード21Aに対して指令情報を消去させる指
令を行なってもよい。
【0035】外部機器リモコン送信機15は、VCR1
6に指令を送出するための送信機であり、CPU13か
ら出力された制御信号に基づいて信号光(リモコン信
号)を図示しない発光部から出力する。CPU13は、
各社のVCRにおけるリモコンコードに基づく指令処理
を行うことができ、VCR16に対する指令を行うとき
には、当該VCR16で用いられているリモコンコード
に基づいて外部機器リモコン送信機15を駆動する。C
PU13は図示しないカレンダ機能部を備えており、前
記不揮発性メモリ14に格納されている予約日時が到来
すると、予約番組のチャンネルを設定して放送受信処理
を実行すると共に、外部機器リモコン送信機15を用い
てVCR16に録画を実行させる。
【0036】このように、かかるディジタル放送システ
ムによれば、利用者は外出先において携帯電話40を用
いて例えば番組表ページを閲覧し、このページ上で自宅
のディジタル放送受信装置29に受信させたい番組等を
指定することができる。そして、自宅のディジタル放送
受信装置29は自機宛ての録画予約指令をディジタル放
送波にて受信し、予約録画を行うことになる。従って、
利用者にとってみれば、使い慣れた携帯電話40のWe
b機能を用いて自宅のディジタル放送受信装置29に対
して指令を外出先から行うことができることになる。そ
して、従来のリモートコマンダーと呼ばれる専用機器は
不要になる。
【0037】なお、上記の例では、VCR16に録画さ
せる例を示したが、ディジタル放送受信装置29が録画
機能(カセットテープ録画、ハードディスク録画等)を
備える場合には、外部機器リモコン送信機15を用いず
に直接録画が行える。また、外部機器リモコン送信機1
5に代えて、ディジタル放送受信装置29とVCR16
とを有線で繋ぐ機器間制御インターフェースを用いても
よい。
【0038】また、上記の例では、ディジタル放送受信
装置29がVCR16を制御する例を示したが、これに
限るものではない。例えば、ディジタル放送受信装置2
9と家庭内の機器(エアコン、風呂給湯器、電動ロッ
ク、シャッタ等)とがインターフェース(例えば、IE
EE1394等)を介して接続されている場合、ディジ
タル放送受信装置29から上記機器を制御することが可
能である。例えば、サーバー31から“リモートコマン
ド入口ページ”を受信し、このページで例えばエアコン
に指令を与えるページを要求し、この要求したページに
表示されているON/OFFの表示を操作して例えばO
N指令を送信することにより、サーバー及び放送事業者
装置を経て、その指令内容がディジタル放送波に載って
ディジタル放送受信装置29に与えられる。ディジタル
放送受信装置29は上記指令内容を受け取ると、前記イ
ンターフェースによってエアコンをONさせる処理を実
行することになる。このように、外出先からエアコンを
ONさせるといったリモート操作も携帯電話40を用い
て容易に行えることになる。また、電子メールにID番
号と指令内容(例えば、「エアコン オン」)を記入し
てサーバー31に送ることとしてもよい。
【0039】携帯電話40を用いることが最も利便性が
高いと思われるが、外出先においてネットに接続されて
いるパーソナルコンピュータ等を用いることでも同様の
指令をサーバーに与え、このサーバーから放送事業者装
置を介して自宅のディジタル放送受信装置にディジタル
放送波にて指令を与えることができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、情報端末を用い、放送事業者装置からのディジタル
放送波のEMMにて自宅のディジタル放送受信装置に指
令内容を与えることができるので、例えば、利用者は外
出先において情報端末上で番組表を見て自宅のディジタ
ル放送受信装置に予約録画を実行させたり、情報端末上
で家電操作用ページを見て自宅の家電に対してディジタ
ル放送受信装置を介してON/OFF等の動作を実行さ
せたりすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態のディジタル放送システム
を示した説明図である。
【図2】同図(a)(b)は携帯電話のディスプレイ上
に表示された閲覧ページの一例を示した説明図である。
【図3】同図(a)(b)は携帯電話のディスプレイ上
に表示された閲覧ページの一例を示した説明図である。
【図4】ディジタル放送受信装置の処理内容を示したフ
ローチャートである。
【図5】ディジタル放送受信装置の処理内容を示したフ
ローチャートである。
【図6】この発明の実施形態のディジタル放送受信装置
を示したブロック図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 チューナ 3 デマルチプレクサ(DEMUX) 4 AVデコーダ 10 リモコン送信機 13 CPU 15 外部機器リモコン送信機 16 VCR 21 CAモジュール 21A ICカード 29 ディジタル放送受信装置 30 放送事業者装置 31 サーバー 39 インターネット 40 携帯電話
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/44 H04N 5/44 A D 5/445 5/445 Z 5/76 5/76 Z 7/16 7/16 C Fターム(参考) 5C025 CA09 CB08 CB09 DA01 DA04 5C052 AA01 CC01 DD10 5C064 BB07 BC01 BC07 BC16 BC25 BD02 BD04 BD08 5K061 BB07 BB10 DD11 EF06 FF11 JJ06 JJ07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して情報端末とサーバ
    ーとが接続され、情報端末は利用者によって入力された
    情報及び利用者のディジタル放送受信装置のID番号を
    前記サーバーに送信し、前記サーバーはディジタル放送
    事業者装置に前記ID番号及び入力情報を送り、前記デ
    ィジタル放送事業者装置は前記ID番号及び前記入力情
    報に基づく指令情報を契約内容情報としてディジタル放
    送波に載せて送出し、ディジタル放送受信装置は受信し
    た契約内容情報に基づいて自機宛ての指令情報を取得
    し、この指令情報に基づいた処理を行うように構成され
    たことを特徴とするディジタル放送システム。
  2. 【請求項2】 ネットワークを介して情報端末とサーバ
    ーとが接続され、前記サーバーは利用者の情報端末にデ
    ィジタル放送番組ページを配信し、情報端末は前記ペー
    ジ上で入力された番組予約情報及び利用者のディジタル
    放送受信装置のID番号を前記サーバーに送信し、前記
    サーバーはディジタル放送事業者装置に前記ID番号及
    び番組予約情報を送り、前記ディジタル放送事業者装置
    は前記ID番号及び前記予約情報に基づく指令情報を契
    約内容情報としてディジタル放送波に載せて送出し、デ
    ィジタル放送受信装置は受信した契約内容情報に基づい
    て自機宛ての指令情報を取得し、この指令情報に基づい
    て番組予約処理又は番組予約録画処理を行うように構成
    されたことを特徴とするディジタル放送システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のディジタ
    ル放送システムにおいて、前記情報端末はブラウザ機能
    を内蔵した携帯情報端末であることを特徴とするディジ
    タル放送システム。
  4. 【請求項4】 受信したディジタル放送波中の契約内容
    情報に自機宛ての指令情報が存在するかどうかを検出す
    る検出手段と、自機宛ての指令情報に基づいて自機の処
    理或いは自機の制御下にある機器への指令処理を行う処
    理手段と、を備えたことを特徴とするディジタル放送受
    信装置。
  5. 【請求項5】 受信したディジタル放送波の契約内容情
    報に自機宛ての指令情報が存在するかどうかを検出する
    検出手段と、自機宛ての指令情報に基づいて番組予約処
    理又は番組予約録画処理を行う処理手段と、を備えたこ
    とを特徴とするディジタル放送受信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008040915A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Nippon Telegraph & Telephone East Corp 遠隔操作システム、通信端末、サーバ装置、およびコンピュータプログラム
JP2008306622A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 録画予約送信装置、番組録画装置および遠隔録画予約システム
JP2015529043A (ja) * 2012-07-18 2015-10-01 アルカテル−ルーセント デジタル放送tvネットワークをサポートするための、マルチスクリーンサービスプラットフォーム

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