JP2002344926A - 放送データ配信装置、放送データ配信・受信装置、ビデオサーバーの放送データ配信方法、及び放送データ配信・受信方法 - Google Patents
放送データ配信装置、放送データ配信・受信装置、ビデオサーバーの放送データ配信方法、及び放送データ配信・受信方法Info
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- JP2002344926A JP2002344926A JP2001152263A JP2001152263A JP2002344926A JP 2002344926 A JP2002344926 A JP 2002344926A JP 2001152263 A JP2001152263 A JP 2001152263A JP 2001152263 A JP2001152263 A JP 2001152263A JP 2002344926 A JP2002344926 A JP 2002344926A
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Abstract
者が見たいときに見ることができるオンデマンド方式の
放送データ配信装置、放送データ配信・受信装置、ビデ
オサーバーの放送データ配信方法、及び放送データ配信
・受信方法の提供。 【解決手段】 放送データの配信・受信装置は、サーバ
ーたるサービス提供側機器とコンピュータを備える視聴
者側機器とにより構成されており、これらはインターネ
ットを介して接続されている。サービス提供側機器はテ
レビ放送を常時受信しデータとして保存する。視聴者
が、視聴者側機器を構成するリモコンを操作することに
より(S21)、サービス提供側機器に対して所望の放
送番組の配信要求を行う(S22〜S26)と、サービ
ス提供側機器は、配信要求に基づき、保存してある番組
の放送データを視聴者側機器へと配信する(S15)。
Description
送データ配信・受信装置、ビデオサーバーの放送データ
配信方法、及び放送データ配信・受信方法に関し、特に
インターネットを利用したオンデマンド方式による放送
データ配信装置、放送データ配信・受信装置、ビデオサ
ーバーの放送データ配信方法、及び放送データ配信・受
信方法に関する。
視聴者の居住場所をサービスエリアに含む放送局の放送
番組を選択し視聴している。
番組を見ることができない場合には、家庭用ビデオセッ
トによって予めテレビ放送番組を録画しておき、都合の
よいときに録画した番組を見るようにしている。
従来型のテレビ放送の配信・受信システムにおいては、
他のサービスエリアで配信されている放送番組を自宅で
視聴することはできないし、自宅を離れて他のサービス
エリアにいるときには、自宅で視聴できる放送番組を視
聴できない場合がある。
ては、視聴者は、ビデオセットの購入、ビデオセットで
の録画予約、録画したビデオテープの再生といった一連
の動作を行わなければならず、利便性が低かった。
画をするには、放送開始前に録画のためのセットアップ
を完了しておかなければならないが、このセットアップ
を忘れてしまい録画することができないということが頻
出していた。また、セットアップはしたが、録画を失敗
してしまうという場合もある。更に、番組の放送終了後
にその番組を視聴・録画しておけばよかったと思って
も、再放送でもされない限りかなえられる要望ではなか
った。
めになされたものであり、該当するサービスエリア外の
サービスエリアで放送された番組を、視聴者が見たいと
きに見ることができるオンデマンド方式の放送データ配
信装置、放送データ配信・受信装置、ビデオサーバーの
放送データ配信方法、及び放送データ配信・受信方法を
提供することを目的とする。
に、本発明は、所定のネットワークに接続され放送受信
装置とストレージとを有するビデオサーバーを備え、前
記ビデオサーバーは、前記放送受信装置により放送デー
タを受信し、前記ストレージに保存し、前記所定のネッ
トワークを介して前記ビデオサーバーに対して行われた
所望の放送番組の配信要求に基づき、保存した放送デー
タ中から前記放送番組に対応する放送データを選択し、
前記所定のネットワークを介して前記放送データを配信
する放送データ配信装置を提供している。所定のネット
ワークとは、例えばインターネット等を意味する。
一された圧縮符号により符号化を行う符号器を備え、前
記ストレージに保存される放送データは、前記符号器に
より符号化されることにより生成されたものであり、ス
トリーム方式にて配信されることが好ましい。
続されたコンピュータと、前記所定のネットワークに接
続され放送受信装置とストレージとを有するビデオサー
バーとを備え、前記ビデオサーバーは、前記放送受信装
置により放送データを受信し、前記ストレージに保存
し、前記所定のネットワークを介して前記コンピュータ
から前記ビデオサーバーに対して行われた所望の放送番
組の配信要求に基づき、保存した放送データ中から前記
放送番組に対応する放送データを選択し、前記所定のネ
ットワークを介して前記コンピュータへ前記放送データ
を配信する放送データ配信・受信装置を提供している。
一された圧縮符号により符号化を行う符号器を備え、前
記コンピュータは前記圧縮符号により復号化を行う復号
器を備え、前記ストレージに保存される放送データは、
前記符号器により符号化されることにより生成されたも
のであり、前記コンピュータへストリーム方式にて配信
され、前記復号器によって復号化されることが好まし
い。
続され放送受信機能とストレージとを有するビデオサー
バーの放送データ配信方法であって、前記ビデオサーバ
ーは、外部より放送データを受信し、前記ストレージに
保存し、前記所定のネットワークを介して前記ビデオサ
ーバーに対して行われた所望の放送番組の配信要求に基
づき、保存した放送データ中から前記放送番組に対応す
る放送データを選択し、前記所定のネットワークを介し
て前記放送データを配信するビデオサーバーの放送デー
タ配信方法を提供している。
データは、国際的に統一された圧縮符号により符号化が
行われることにより生成され、前記ビデオサーバーは、
前記放送データをストリーム方式にて前記所定のネット
ワークへ配信することが好ましい。
続され放送受信機能とストレージとを有するビデオサー
バーと、前記所定のネットワークに接続されたコンピュ
ータとによる放送データ配信・受信方法であって、前記
ビデオサーバーは、外部より放送データを受信し、前記
ストレージに保存し、前記コンピュータは前記所定のネ
ットワークを介して前記ビデオサーバーへ所望の放送番
組の配信要求を行い、前記ビデオサーバーは、前記配信
要求に基づき、保存した放送データ中から前記放送番組
に対応する放送データを選択し、前記所定のネットワー
クを介して前記コンピュータへ前記放送データを配信す
る放送データ配信・受信方法を提供している。
データは、国際的に統一された圧縮符号により符号化が
行われることにより生成され、前記ビデオサーバーは、
前記放送データをストリーム方式にて前記コンピュータ
へ配信し、前記コンピュータは前記放送データを前記圧
縮符号により復号化することが好ましい。
ータ配信・受信装置及び放送データ配信・受信方法につ
いて図1乃至図6に基づき説明する。放送データ配信・
受信装置は、大別してサービス提供側機器1(図3)と
視聴者側機器2(図4)とに分けることができ、本実施
の形態では、サービス提供側機器1はビデオサーバーに
相当する。サービス提供側機器1と視聴者側機器2とは
インターネット3を介して接続可能となっている。
は、サービス提供者により管理されており、図1に示さ
れるように、サービスエリア内の放送局の送信アンテナ
等から送信される電波を受信できる場所に設けられてい
る。世界中に多数存在するサービスエリアの各々にサー
ビス提供側機器1が設けられているのが好ましいが、本
発明は少なくとも1つのサービスエリア内に少なくとも
1つのサービス提供側機器1が設けられていればよい。
また、ケーブルテレビのサービスエリア内にもサービス
提供側機器1が設けられているのが好ましい。
ように、テレビ放送を受信するための放送受信装置11
とビデオサーバーストレージ装置12とから構成されて
いる。放送受信装置11は、テレビ放送受信用アンテナ
11Aと、テレビ放送信号入力部11Bと、映像音声復
調器を備えたチューナー部11Eと、MPEGエンコー
ダ11Cとからなる。テレビ放送受信用アンテナ11A
は、地上局又は衛星からの電波を捕獲する。テレビ放送
信号入力部11Bは、ケーブル放送会社からケーブルを
介して送られてくる高周波を入力する。テレビ放送受信
用アンテナ11A、テレビ放送信号入力部11Bは、分
配器11Dを介して複数のチューナー部11Eに接続さ
れている。チューナー部11Eは、混合器11Fと基準
周波数発生器11Gとを備えた周波数変換器を有し、サ
ービスエリア内で受信可能なチャンネル数と同数設けら
れ、一つのチューナー部11Eは一つのチャンネルのみ
を常時受信する。MPEGエンコーダ11Cは、チュー
ナー部11Eの後段に設けられており、各チューナー部
11Eが受信した信号をそれぞれMPEGにて符号化し
デジタルデータとする。
EGエンコーダ11Cの後段に設けられており、図3に
示すように、ストレージ12Aとインターネット接続部
12Bとから構成されている。ストレージ12Aには、
MPEGエンコーダ11Cにより符号化されたデジタル
データが保存される。保存されるデジタルデータは、放
送日及び番組毎に独立したデータとする。インターネッ
ト接続部12Bは、サービス提供側機器1をインターネ
ット3に接続している部分であり、後述の番組の配信要
求に基づき、ストレージ12Aに保存されているデジタ
ルデータをインターネット3上に出力する。
に、リモコン21とリモコン受光部ユニット22とコン
ピュータ(PC)23と視聴用テレビ24とにより構成
されている。視聴用テレビ24はコンピュータ23に接
続されており、コンピュータ23からの映像信号を視聴
用テレビ24上に表示する。リモコン21は、リモコン
受光部ユニット22へ赤外線信号を送信する。リモコン
受光部ユニット22は、コンピュータ23に接続されて
おり、リモコン21からの赤外線信号を受信しコンピュ
ータへ出力する。コンピュータ23は、コマンド変換プ
ログラムを有しており、このプログラムを実行すること
により、リモコン受光部ユニット22から入力した赤外
線信号から生成したデータを、各種の情報を含むコマン
ド、例えば、テレビ放送局の地域情報、テレビ放送の受
信周波数の情報、視聴者のインターネットアドレス情
報、暗号化された復元情報等を含むコマンドに変換す
る。
ト接続部23Aと図示せぬMPEGデコーダとを備えて
いる。インターネット接続部23Aは、視聴者側機器2
をインターネット3に接続する部分であり、インターネ
ット3を介して、コマンド変換プログラムによって変換
されたコマンドを送信する放送番組の配信要求を行い、
また、サービス提供側機器1から配信されてくる放送番
組のデータの受信を行う。MPEGデコーダは、インタ
ーネット3を介して受信した放送番組のデータを復号化
する。復号化されたデータは、映像信号たるコンポジッ
ト信号や音声信号に変換されて視聴用テレビ24へ出力
され、視聴用テレビ24において、映像、音声が再生さ
れる。
タを配信・受信する際の方法について、図4乃至図6に
基づき説明する。先ず、放送番組の配信・受信を行う前
に、視聴者側機器2を構成する各機器の接続を行い、ま
た、視聴者側機器2のセットアップを行う。具体的に
は、先ず、コンピュータ23(図4)と視聴用テレビ2
4とを接続し、コンピュータ23とリモコン受光部ユニ
ット22とを接続し、また、コンピュータ23とインタ
ーネット3とをインターネット接続部23Aを介して接
続する。
3に、インターネット接続に必要な情報やインターネッ
ト3を介してデータをダウンロードする際に必要な情報
を登録する。次に、視聴者が視聴しようとする放送局の
地域とチャンネルの情報とをリモコン21に入力するリ
モコン入力操作を行う。リモコン入力操作は、視聴しよ
うとするチャンネル番号に対応するリモコン21の数字
ボタン及びサービスエリアに対応するボタンを押すこと
により行う。このリモコン入力操作により、リモコン2
1からリモコン受光部ユニット22に赤外線データを送
り、視聴しようとするサービスエリア及びチャンネルの
情報をコンピュータ23に登録するデータ送信登録操作
を行う。視聴したい放送局が複数ある場合には、上述の
リモコン入力操作によるデータ送信登録操作を各放送局
毎に行うことにより、複数の放送局の登録を行う。以上
の操作を経て、各機器の接続及びセットアップが完了す
る。
リアで放送されているチャンネルの情報は、新聞雑誌な
どでも得ることができるが、世界中のテレビ番組のデー
タサイトから得ることもできる。この場合には、視聴者
が視聴したい放送局を選択しリモコン21の所定のボタ
ンを押す操作のみによって、所望のサービスエリア及び
チャンネルの情報をより簡単にコンピュータ23に登録
することができる。
置11は、サービス提供側機器1が設けられている場所
で受信可能なテレビ局の全ての番組を常時受信する。具
体的には、図5に示されるように、テレビ放送局から送
信された電波を、放送受信装置11を構成するテレビ放
送受信用アンテナ11Aによって捕獲し(S11)、チ
ューナー部11Eにおいて所定の周波数信号のみ受信し
復調し(S12)、受信した信号についてMPEGエン
コーダ11Cにより符号化を行い(S13)、ストレー
ジ12A内の所定の領域に保存する(S14)。
した領域内、即ち、ビデオサーバーチャンネル内におい
ては、図6に示すように、各放送局から放送された番組
に対応するデジタルデータが常時保存され続ける。具体
的には、時間が経つにつれてビデオサーバーチャンネル
の図6における左端から右側に向かって符号化された放
送番組のデジタルデータが記憶されてゆく。そして、ビ
デオサーバーチャンネルの記憶容量の最大値に至るま
で、即ち、図6においてビデオサーバーチャンネルの右
端に至るまでデジタルデータが保存され、これ以上デジ
タルデータを保存するための記憶領域のない状態になっ
た場合には、最も古いデジタルデータが保存されている
記憶領域A中のデータが消去されて記憶領域が確保さ
れ、この領域に新たに放送番組のデジタルデータが保存
される。
を行うのと同様の感覚で、視聴者側機器2の操作を行
う。具体的には、リモコン21上の、視聴しようとする
放送局のチャンネル番号の数字ボタンを押して放送局及
び放送番組を指定する(S21)。ボタンが押される
と、リモコン21からリモコン受光部ユニット22に対
して赤外線信号を送信し(S22)、リモコン受光部ユ
ニット22は赤外線信号を受信する(S23)。
コンピュータ23には、前述したセットアップにおいて
リモコン21のボタン操作に対応したチャンネル情報が
登録されており、この情報に基づき、リモコン受光部ユ
ニット22が受信した赤外線信号について、押圧操作さ
れたリモコン21の数字ボタンに対応したサービスエリ
アの情報及びチャンネルの情報に変換して番組データを
作成し(S24)、番組データをインターネットストリ
ーミングアドレスに変換し(S25)、コンピュータ2
3に設けられたインターネット接続部23Aにおいて、
インターネット3上に送信するための電子情報に書換
え、インターネット3上に送信する(S26)。電子情
報中には、視聴者のコンピュータ23が固有に有するイ
ンターネットアドレスも含まれており、後述の、サービ
ス提供側機器1から配信される放送番組のデータは、こ
のインターネットアドレスに配信される。視聴者に関す
る情報は、データの流出を防ぐために暗号化された状態
で電子情報中に含まれている。コンピュータ23は、電
子情報をインターネット接続部23Aからインターネッ
ト3を介してサービス提供側機器1に送信することによ
り、放送番組の配信要求を出す。
3に接続されたインターネット接続部12Bを介して、
放送番組の配信要求の電子情報を受信し、当該配信要求
において指定されている放送局及び番組を選択し、その
番組のストリーミングアドレスからビデオサーバーチャ
ンネル内の放送番組のデータをストリーミング形式で、
インターネット3を介して視聴者側のコンピュータ23
へ送信する(S15)。
組の配信要求で指定されているチャンネルを選択し、こ
のチャンネルに対応するビデオサーバーチャンネル(図
6)内の最新のデータから配信を行い始め、現在以降ビ
デオサーバーチャンネル内に保存されてゆくデータを配
信してゆく。例えば、現在、図6の右端の記憶領域Bに
保存を行っている場合には、記憶領域B内のデータのス
トリーミングアドレスから配信し始め、続いて、記憶領
域Bの次に放送番組のデータが保存される領域である記
憶領域Aに保存されてゆく放送番組のデータを配信す
る。このようにして行う配信は、今現在放送されている
放送番組を配信する配信要求がなされている場合に行わ
れるが、過去に放送された放送番組の配信を行う場合に
は、最新のデータから配信し始めるのではなく、放送番
組の配信要求において指定された放送番組を選択し、そ
の番組のストリーミングアドレスから配信し始める。
してサービス提供側機器1から配信されてきた番組のデ
ータをダウンロードし(S31)、コンピュータ23に
設けられたMPEGデコーダにより復号化し(S3
2)、映像信号たるコンポジット信号や音声信号に変換
して視聴用テレビ24へ出力する(S33)。視聴用テ
レビ24は、コンポジット信号、音声信号に基づき、モ
ニター上に映像を表示し、スピーカーから音声を出力す
る(S34)。
供者は、放送番組の視聴に際して利用したストレージ1
2Aや放送受信装置についてのメモリーの使用料及び放
送受信装置使用料を、視聴者に対して徴収する。また、
管理費等の費用も徴収する。
や、所定のコンテンツ配信会社等から番組が配信される
場合では、サービスエリアが狭い範囲内に限られていた
ため、視聴者・顧客の拡大に限度があったが、本実施の
形態による放送データ配信・受信装置のサービス提供側
機器1は世界各国のサービスエリアに設けることが可能
であり、サービス提供側機器1と視聴者側機器2とはイ
ンターネット3を介して接続可能なため、世界中のどこ
からでも世界中のサービス提供側機器1へアクセスする
ことができる。従って、地球の裏側で放送されている番
組であっても、視聴者の居る場所を問わずに視聴を楽し
むことができ、視聴者・顧客の拡大を図ることができ
る。また、視聴者が地方や海外に滞在中であって自宅に
いない場合であっても、視聴者は、自宅をサービスエリ
アに含む放送局の放送番組を視聴することができる。
サービス提供側機器1の放送受信装置11が受信した放
送番組のデータをストレージ12A内に保存し、視聴者
側機器2からの放送番組の配信要求に基づきストレージ
12A内の放送番組のデータを視聴者側機器2へ配信す
るため、従来のようなビデオセットがなくても、また、
ビデオセットにおける複雑な録画予約操作などを行わな
くても、番組が放送されたチャンネルや放送時間等の指
定をするだけで、過去に放送された番組をいつでも好き
なときに見ることができる。従って、放送された番組の
評判を聞いてその番組を見たくなった場合であっても、
いつでも見たいときに自由に視聴することができる。
放送番組を視聴することができるので、長時間の番組で
あっても、ビデオテープを差替える等の煩わしい操作が
不要であり、また、視聴者側で、ビデオテープ等の録画
媒体の録画可能な残り時間を気にする必要がない。
装置では、所定の番組の放送時間に視聴用テレビ24の
前に居ることができる視聴者のみならず、当該番組に興
味を持っている全ての視聴者に対して確実に放送番組の
配信が可能になるため、番組の品質を上げれば上げるほ
ど放送終了後に視聴者が増え、番組製作者側も、番組の
スポンサーも、今までよりも遙かに多数の視聴者を得る
ことが可能になる。従って、番組の制作品質を下げずに
放送を行なうことができるようになる。
視聴者側機器2における復号化は、国際的に統一された
圧縮符号であるMPEGを用いて、一般の回線であるイ
ンターネット3を使用して放送番組のデータを送信する
ため、ネットワークに多大な負荷をかけずに済み、スト
リームをコマ落ちすることなく視聴者側機器2側に配信
することができる。
て、視聴者側機器2における各機器の接続、セットアッ
プ、リモコン操作、及びサービス提供者による費用の徴
収以外は全て自動化して行っており、視聴者のリモコン
操作による放送局の選局及び番組の選定後、モニター上
へ番組が表示されるまでの時間は短く、視聴者は、テレ
ビ局の選局及び番組の選定を、インターネット3が介在
しているという感覚なく行うことができる。
び配信・受信方法は上述した実施の形態に限定されず、
特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可
能である。例えば、本実施の形態による放送データ配信
・受信装置のコンピュータ23はコマンド変換プログラ
ムを有していたが、これに代えてコンピュータ23に、
専用のコマンド変換装置を備える構成としてもよい。
部ユニット22が接続されて設けられたが、視聴用テレ
ビ24がリモコン21からの赤外線信号を受光しコンピ
ュータ23に出力する等の機能を有する場合には、リモ
コン受光部を設けなくてもよい。また、視聴用テレビ2
4はモニターでもよい。
ル番号を入力したが、周波数を入力するようにしてもよ
い。
装置では、従来の視聴用テレビ同様に、リモコン操作に
よってコンピュータ23を制御して選局等を行うように
したが、コンピュータ23上の操作、即ち、キーボード
入力やマウス操作により、選局等を行うようにしてもよ
い。
3と同様の機能を有する専用の装置を用い、テレビに接
続するようにしてもよい。この場合には、コンピュータ
23を用いた場合と比較して、視聴者による機器の接続
や操作が容易になり、ユーザーインターフェースを改善
することができる。
サービス形態やネットワーク環境によって選択可能とし
てもよい。
MPEG方式に限られず、ネットワークに多大な負荷を
かけずコマ落ちすることなくストリームを視聴者側機器
2に配信することができるものであればよい。従って、
MPEG以外の、国際的に統一されている圧縮符号を用
いてもよい。
トレージ12Aとは別に、他の安価なストレージを別途
設け、消去される古い番組のデータをビデオサーバース
トレージ装置12内のストレージ12Aからこの安価な
ストレージへと移して長期間保存するようにしてもよ
い。そして、視聴視からの放送番組の配信要求に応じ
て、安価なストレージに保存してある古い番組のデータ
の配信をする。このようにすることにより、本実施の形
態による放送データ配信・受信装置、配信・受信方法に
よる場合よりもはるかに古い番組を配信することがで
き、ビデオオンデマンドの機能をより充実させた視聴者
へサービスを可能にすることができる。
ビス提供側機器1の放送受信装置11で受信したものを
そのまま放送してもよいが、同一の会社の広告を常時新
しいものに差し替えて、最新の広告を放送するようにし
てもよい。
ば、ビデオサーバーは、所定のネットワークに接続され
ており、所定のネットワークを介して放送データを配信
するため、サービス提供者と契約している視聴者であれ
ば、所定のネットワークを通じて、世界中のどこからで
もこのビデオサーバーにアクセスでき、地球の裏側で放
送される番組であっても、視聴者の居る場所を問わずに
視聴を楽しむことができる。
信しストレージに保存し、所定のネットワークを介して
ビデオサーバーに対して行われた所望の放送番組の配信
要求に基づき、保存した放送データ中から放送番組に対
応する放送データを選択し、放送データを配信するた
め、視聴者は、所望の放送番組を指定するだけで過去の
放送番組を視聴すること等が可能となり、ビデオセット
での録画予約操作等を行うことなく過去に放送された番
組を楽しむことができ、新しい形のビデオオンデマンド
とすることができる。
ば、ビデオサーバーでは国際的に統一された圧縮符号に
より放送データの符号化が行なわれ、放送データはスト
リーム方式にて配信されるため、ネットワークに多大な
負荷をかけずにストリームをコマ落ちすることなく視聴
者側機器に配信することができる。
信装置を示す概略図。
信装置を示すブロック図。
信装置のサービス提供側機器を示す概略図。
信装置の視聴者側機器を示す概略図。
信方法を示すフローチャート。
信装置の、サービス提供側機器に備えるストレージ全体
におけるビデオサーバーチャンネル示す概念図。
Claims (8)
- 【請求項1】 所定のネットワークに接続され放送受信
装置とストレージとを有するビデオサーバーを備え、 前記ビデオサーバーは、前記放送受信装置により放送デ
ータを受信し、前記ストレージに保存し、前記所定のネ
ットワークを介して前記ビデオサーバーに対して行われ
た所望の放送番組の配信要求に基づき、保存した放送デ
ータ中から前記放送番組に対応する放送データを選択
し、前記所定のネットワークを介して前記放送データを
配信することを特徴とする放送データ配信装置。 - 【請求項2】 前記ビデオサーバーは国際的に統一され
た圧縮符号により符号化を行う符号器を備え、 前記ストレージに保存される放送データは、前記符号器
により符号化されることにより生成されたものであり、
ストリーム方式にて配信されることを特徴とする請求項
1記載の放送データ配信装置。 - 【請求項3】 所定のネットワークに接続されたコンピ
ュータと、 前記所定のネットワークに接続され放送受信装置とスト
レージとを有するビデオサーバーとを備え、 前記ビデオサーバーは、前記放送受信装置により放送デ
ータを受信し、前記ストレージに保存し、前記所定のネ
ットワークを介して前記コンピュータから前記ビデオサ
ーバーに対して行われた所望の放送番組の配信要求に基
づき、保存した放送データ中から前記放送番組に対応す
る放送データを選択し、前記所定のネットワークを介し
て前記コンピュータへ前記放送データを配信することを
特徴とする放送データ配信・受信装置。 - 【請求項4】 前記ビデオサーバーは国際的に統一され
た圧縮符号により符号化を行う符号器を備え、 前記コンピュータは前記圧縮符号により復号化を行う復
号器を備え、 前記ストレージに保存される放送データは、前記符号器
により符号化されることにより生成されたものであり、
前記コンピュータへストリーム方式にて配信され、前記
復号器によって復号化されることを特徴とする請求項3
記載の放送データ配信・受信装置。 - 【請求項5】 所定のネットワークに接続され放送受信
機能とストレージとを有するビデオサーバーの放送デー
タ配信方法であって、 前記ビデオサーバーは、外部より放送データを受信し、
前記ストレージに保存し、前記所定のネットワークを介
して前記ビデオサーバーに対して行われた所望の放送番
組の配信要求に基づき、保存した放送データ中から前記
放送番組に対応する放送データを選択し、前記所定のネ
ットワークを介して前記放送データを配信することを特
徴とするビデオサーバーの放送データ配信方法。 - 【請求項6】 前記ストレージに保存される放送データ
は、国際的に統一された圧縮符号により符号化が行われ
ることにより生成され、 前記ビデオサーバーは、前記放送データをストリーム方
式にて前記所定のネットワークへ配信することを特徴と
する請求項5記載のビデオサーバーの放送データ配信方
法。 - 【請求項7】 所定のネットワークに接続され放送受信
機能とストレージとを有するビデオサーバーと、前記所
定のネットワークに接続されたコンピュータとによる放
送データ配信・受信方法であって、 前記ビデオサーバーは、外部より放送データを受信し、
前記ストレージに保存し、前記コンピュータは前記所定
のネットワークを介して前記ビデオサーバーへ所望の放
送番組の配信要求を行い、前記ビデオサーバーは、前記
配信要求に基づき、保存した放送データ中から前記放送
番組に対応する放送データを選択し、前記所定のネット
ワークを介して前記コンピュータへ前記放送データを配
信することを特徴とする放送データ配信・受信方法。 - 【請求項8】 前記ストレージに保存される放送データ
は、国際的に統一された圧縮符号により符号化が行われ
ることにより生成され、 前記ビデオサーバーは、前記放送データをストリーム方
式にて前記コンピュータへ配信し、 前記コンピュータは前記放送データを前記圧縮符号によ
り復号化することを特徴とする請求項7記載の放送デー
タ配信・受信方法。
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---|---|---|---|
JP2001152263A JP4613446B2 (ja) | 2001-05-22 | 2001-05-22 | 放送データ配信システム |
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JP2001152263A JP4613446B2 (ja) | 2001-05-22 | 2001-05-22 | 放送データ配信システム |
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JP2002344926A true JP2002344926A (ja) | 2002-11-29 |
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- 2001-05-22 JP JP2001152263A patent/JP4613446B2/ja not_active Expired - Fee Related
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