JP4323792B2 - 電子番組表生成装置および電子番組表生成方法 - Google Patents

電子番組表生成装置および電子番組表生成方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、放送予定の複数の番組の内容を示す電子番組表を生成して表示装置に表示させる電子番組表生成装置および電子番組表生成方法に関する。
【0003】
【従来の技術】
近年、インターネット等の通信ネットワークのインフラ整備に伴い、テレビジョン番組をインターネット経由で送受信することが可能になってきた。これは、従来不可能であったインターネット経由のビデオおよびオーディオのリアルタイム通信を、一般家庭のパーソナルコンピュータからインターネットへのダイアルアップ接続する際の28.8Kbpsの通信速度でも可能にする符号化および通信技術の登場によるものである。
【0004】
この符号化および通信技術では、通信速度(以下、ビットレートという)に応じて、ビデオおよびオーディオの圧縮率を制御し、ビデオおよびオーディオを所望のビットレート以下で送信可能なサイズに圧縮符号化してサーバに格納しておく。このサーバに、受信側コンピュータにインストールされているクライアントソフトウェアが送信リクエストし、送られてきた動画、オーディオデータをバッファリングしながら直ちに復号して表示する技術は、全てのデータをダウンロードしてから再生する方式と区別され、ストリーミングと呼ばれる。
【0005】
このストリーミング技術については、米国特許5,793,980号に詳しく開示されている。また、このストリーミング技術として、米国Microsoft社のWindows(登録商標) Media Technology(Windows(登録商標) Media Player(登録商標), Windows(登録商標) Media Encoder, Windows(登録商標) Media Server)や、米国RealNetworks社のReal Player(登録商標),Real Producer,Real Server等があり、パーソナルコンピュータ上で動作するソフトウェアとして提供されている。
【0006】
また、上記ストリーミング送信されるコンテンツとしては、ビデオ、オーディオのみならず、ピクチャ(静止画像)、テキスト等があり、これらのメタデータコンテンツの同期、表示位置、表示開始時間等を制御する技術として、SMIL(Synchronized Multimedia Integrated Language)1.0がある。このSMILを用いることにより、ビデオ、オーディオ、テキスト、ピクチャ等を用いた広告、プレゼンテーション等をストリーミング配信することができる。SMIL1.0は、W3C(World Wide Web Consortium)より1998年6月に勧告された。
【0007】
一方、デジタル技術の進展に伴い、テレビジョン方式もこれまでのアナログNTSC/PAL/SECAM方式からデジタル方式に移行しつつある。例えば、米国、欧州では既に地上波デジタル放送が開始されている。また、日本においても、2000年12月からBSデジタル放送が開始されており、2003年から地上波デジタル放送が開始される予定になっている。
【0008】
これらデジタル放送の大きな特徴の1つとして多チャンネル化がある。従来のアナログ放送1チャンネル分の周波数帯域で、アナログ放送と同程度の画質である場合、3チャンネル程度のデジタルテレビジョン放送が可能であるので、視聴者側のテレビジョン受信機においても、これら多数のチャンネルの中から所望の番組を選択する機能が必要となってくる。
【0009】
このような番組選択の技術として、各番組の動画プレビューをマルチ画面表示し、操作者に好みの番組を選択させる方法が有効である。例えば、特開平11−122555号公報には、操作者が番組を視聴中、バックグラウンドジョブとして、現在放送中の各番組をEPG(電子プログラムガイド)とともに全て取り込んでおき、操作者からの要求があったときにこれらの各チャンネルのビデオを縮小してマルチ画面プレビュー表示する方式が提案されている。
【0010】
また、特開平6−169448号公報には、各チャンネルの番組を時間圧縮し、それぞれの番組が1つのチャンネル内に収まるように縮小して伝送し、この縮小された小画面によって、受信機側で複数番組チャンネルの同時表示を同一画面上で行えるようにする方式が提案されている。
【0011】
また、上記のような背景から、近年、電子番組表(EPG)が登場し、実用に供されている。しかし、現在のEPGは、ビデオやオーディオを用いると、データ量が多くなり過ぎ、番組データの伝送に支障を来たしかねない制約からテキストによって表現されており、番組内容を知る上で十分ではない。これに対し、例えば、特開平11−164276号公報には、通常の番組データ、宣伝番組(プロモーション番組)、宣伝番組情報を、通常のEPGデータとともに多重化して放送局から電波として伝送し、受信装置側では宣伝番組情報に基づき、同一の一般の番組についての宣伝番組とEPGデータとを対応付けて記憶し、視聴者からの要求があると、EPGデータとそのEPGデータに対応付けられた宣伝番組とを合成した動画付きEPGを表示する方式が提案されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開平11−122555号公報に記載の方式は、受信装置側だけで対応できる方式であるが、操作者が受信装置の電源を入れた直後では、まだデータを取り込んでいないので、一番必要であると思われる状況で、上記マルチ画面プレビュー表示を行うことができなかった。これに対し、電源を常に入れたままにしておき、操作者が視聴していない時にもデータを取り込んでおく方法が考えられるが、この方法では、常に電力を消費するとともに、ほとんどのデータが使われることなく棄てられてしまうことになる。
【0013】
一方、上記特開平6−169448号公報に記載の方式は、放送事業者が規格外の特別な信号を送信する必要があるので、放送事業者しか実現できない方式である。しかし、日本において、2000年末に開始したBSデジタル放送および2003年開始予定の地上波デジタル放送では、放送事業者は既存の事業者で締められ、新規参入事業者はBSデータ放送の一部のみとなっている。
【0014】
これは、既に空き帯域のないアナログ放送からデジタル放送へ、周波数の変更を円滑に行うために必要な措置であり、新規事業者はアナログ放送終了後まで待たなければならない。したがって、既存放送事業者以外の事業者が、番組放送サービスおよび番組情報サービスを放送用電波経由で行うことは現在不可能になっている。
【0015】
また、しかしながら、上記動画付きEPGを表示する方式では、宣伝番組(プロモーション番組)データを受信機側で大量に記憶しておく必要があり、受信機のコスト高に繋がる。さらに、必要な宣伝番組情報を受信するためには、長時間の番組情報受信が必要であり、電気料金が余分に増えてしまうという問題があった。
【0016】
本発明は、動画付き電子番組表を表示させて視聴者に番組の内容をより詳細に知らせることで、番組の選択を容易にすることができる電子番組表生成装置および電子番組表生成方法を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の電子番組表生成装置は、放送電波を介して放送される予定の複数の番組の内容を示す電子番組表を生成して表示装置に表示させる電子番組表生成装置であって、インターネット回線に接続し、前記電子番組表に表示される前記複数の番組の各々の内容を事前に通知するために予め作成された番組プレビュー用動画データおよび番組情報を受信する受信手段と、受信した前記番組プレビュー用動画データおよび前記番組情報に基づいて、複数のプレビュー動画および複数のテキスト情報を生成し、前記電子番組表における各番組の表示領域に、各番組に対応するプレビュー動画を表示して再生させるとともに、各番組に対応するテキスト情報を表示させる制御手段とを備え、1つの番組に対応するプレビュー動画が複数存在し、前記制御手段は、当該複数のプレビュー動画を対応する番組の表示領域内に配置して表示させることを特徴とする。
また、本発明の電子番組表生成方法は、放送電波を介して放送される予定の複数の番組の内容を示す電子番組表を生成して表示装置に表示させる電子番組表生成方法であって、インターネット回線に接続し、前記電子番組表に表示される前記複数の番組の各々の内容を事前に通知するために予め作成された番組プレビュー用動画データおよび番組情報を受信するステップと、受信した前記番組プレビュー用動画データおよび前記番組情報に基づいて、複数のプレビュー動画および複数のテキスト情報を生成するステップと、前記電子番組表における各番組の表示領域に、各番組に対応するプレビュー動画を表示して再生させるとともに、各番組に対応するテキスト情報を表示させるステップとを備え、1つの番組に対応するプレビュー動画が複数存在し、当該複数のプレビュー動画を対応する番組の表示領域内に配置して表示させることを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】
本発明の電子番組表生成装置および電子番組表生成方法の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態の番組情報送受信システムは、インターネット経由で番組情報を送信することにより、前述した放送電波を用いた番組情報の配信が既存放送事業者しか行えないという問題を解決するものである。また、操作者を待たせることなく各番組プレビューを再生するために、ストリーミング技術を用いる。さらに、番組情報の各コンテンツの長さを、例えば1分間に設定し、この1分間のストリーミング通信中にこのストリーミングコンテンツを再生しながらメモリに保存する。そして、1分後に通信を切断した後、メモリに保存されたコンテンツを読み出して繰り返し再生することにより、操作者にかかる通信コストを安価にする。
【0027】
[第1の実施形態]
第1の実施形態の番組情報送受信システムでは、受信機メーカは、番組配信者から提供された番組宣伝用コンテンツを加工して配信する番組情報配信者を兼ねている。ここで、番組配信者とは、実際に用いられる番組配信装置を含めた総称である。同様に、番組情報配信者とは、実際に用いられる番組情報配信装置を含めた総称である。このことは、以下の各実施形態においても、同様である。
【0028】
また、第1の実施形態における番組情報送受信方法のビジネスモデルでは、以下の(1)〜(3)の効果がある。
【0029】
(1)各番組配信者は、番組のプレビュー用素材を番組情報配信者に提供することにより、自社番組を宣伝して貰えるメリットがある。
【0030】
(2)受信機メーカが番組情報配信者を兼ねることにより、この番組情報配信サービスを自社の受信機の販売促進に繋げられるメリットがある。
【0031】
(3)受信機を購入した視聴者は、番組プレビューを動画で見ることができるので、番組選択が容易になるメリットがある。
【0032】
図1は第1の実施形態における番組情報送受信システムの構成を示す図である。この番組情報送受信システムは、受信機1、インターネット2、番組情報配信者3、衛星4および番組配信者5〜7から構成される。図には、番組配信者5〜7から送信された通常のテレビジョン放送の電波を、衛星4を介して受信機1に送信する場合が示されている。尚、衛星4の代わりに、地上波放送の中継局であってもよい。
【0033】
[番組配信者]
番組配信者は、放送電波(地上波、衛星)を用いてテレビジョン番組を放送する放送事業者である。まず、番組配信者5〜7は、予め放送予定の番組のプレビュー用コンテンツ(ビデオおよびオーディオデータ)を放送スケジュールと共に番組情報配信者3に提供する。このとき、プレビュー用コンテンツは所望の長さに編集されていてもよいし、そうでなくてもよい。
【0034】
このプレビューコンテンツの番組情報配信者3への提供方法としては、例えば、1週間分まとめてテープメディアに記録して渡す方法や、番組情報提供者3のサーバコンピュータ(以下、サーバという)の、番組配信者5〜7のために公開されたディレクトリ上にネットワーク経由でFTP(File Transport Protocol)送信する方法などが挙げられる。
【0035】
FTPに関し、J.B PostelとJ.K.Reynoldsの論文「File Transfer Protocol (FTP)」、RFC959、Information Sciences Institute、USC、1985年10月、http://www.cis.ohio−state.edu/htbin/rfc/rfc0959.html等にその詳細が説明されている。
【0036】
[番組情報配信者]
図2は番組情報配信者3の構成を示すブロック図である。図3は番組情報配信者3における動作処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムはディスクストレージ30に格納されており、CPU31によって実行される。プレビューコンテンツおよび番組放送スケジュールは、テープメディアとして番組配信者5〜7から提供された場合、VTR等の記録デバイス29からサーバ28に取り込まれる。
【0037】
サーバ28は、例えばディスクストレージ30、CPU31およびネットワークI/F32から主に構成されており、通常のパーソナルコンピュータであってもよい。仮に、プレビューコンテンツおよび番組放送スケジュールが番組配信者5〜7からネットワーク経由で送信されてきた場合、番組情報配信者3内CPU31は、このコンテンツをネットワークI/F32経由でディスクストレージ30に格納する(ステップS1)。
【0038】
番組情報配信者3内CPU31は、プレビュー用コンテンツが所望の長さに編集済みであるか否かを判別し(ステップS2)、所望の長さに編集されていない場合、これを所望の長さ、例えば1分間の長さに編集する(ステップS3)。この編集作業方法として、例えば、ディスクストレージ30に格納されたデータをCPU31上で動作する編集ソフトウェアによりノンリニア編集する方法が好適であるが、それ以外の方法であってもよい。一方、ステップS2で編集済みである場合、そのままステップS4の処理に移行する。
【0039】
そして、ディスクストレージ30に格納されているプレビュー用コンテンツをストリーミング用コンテンツに圧縮・符号化し(ステップS4)、テキスト、ピクチャ、SMILデータを付加し(ステップS5)、番組放送スケジュールを基に、ディスクストレージ30内の所望のディレクトリに再度格納する(ステップS6)。この後、本処理を終了する。
【0040】
尚、ステップS4における圧縮復号化処理は、CPU31上で動作するソフトウェアで行われることが好適であるが、専用のハードウェアで行ってもよい。また、ビデオの圧縮符号化処理として、MPEG(Moving Pictures Experts Group)2よりさらに高圧縮率を実現できるMPEG4を用いることが好適であるが、高圧縮を実現できる方式である限り、特に限定されず、それ以外の方式であってもよい。ここで、MPEG4は、1999年1月にISO/IEC 14496として、国際標準となった圧縮符号化に関する規格であり、http://drogo.cselt.it/mpeg/standards/mpeg−4/mpeg−4.htmからその詳細情報を入手可能である。
【0041】
[受信機]
図4は受信機1の構成を示すブロック図である。この受信機1は、チューナ8、フロントエンド部9、CA(Conditional Access)部10、デマルチプレクサ11、MPEG2ビデオデコーダ12、表示部13、MPEG2オーディオデコーダ14、DAC15、スピーカ16、リモコン受光部17、モデム18、CPU19、バッファ20およびメモリ21から構成される。
【0042】
この受信機1は、番組情報を受信する機能の他、通常のテレビジョン番組放送を受信する機能、操作者からのリモコン操作を受けて処理する機能等を有する。始めに、通常のテレビジョン番組放送を受信し、表示・再生する処理を示す。アンテナにより受信された信号は、チューナ8によって選局・直交検波され、フロントエンド部9に入力される。このフロントエンド部9では、TMCC復号、デインターリーブ、リードソロモン復号処理等が行われ、CA部10に導かれる。CA部10でデスクランブルされた信号は、デマルチプレクサ11でビデオ信号、オーディオ信号、SI情報等に分離される。そのうち、ビデオ信号はMPEG2ビデオデコーダ12、オーディオ信号はMPEG2オーディオデコーダ14においてそれぞれ復号処理される。復号されたビデオ信号は、表示部13に表示される。一方、オーディオ信号は、DAC15によってアナログ変換されてスピーカ16で再生される。
【0043】
次に、番組プレビューコンテンツの受信表示処理を示す。図5は受信機1における受信表示処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、メモリ21に格納されており、CPU19によって実行される。まず、操作者がリモコン等を用いて、受信機1に対し、プレビュー表示をリクエストするのを待つ(ステップS11)。
【0044】
プレビュー表示がリクエストされると、CPU19はリモコン受光部17でそれを受け付け、番組情報配信者3のサーバに配信リクエストを出す(ステップS12)。そして、電話回線もしくは他の通信インフラ経由で送信されたストリーミングデータ(オーディオ、ビデオ、テキスト、ピクチャ、SMILデータ等)がモデム18で復調された後、バッファ20に入力されたか否かを判別し(ステップS13)、バッファ20に入力された場合、ビデオ、オーディオ、ピクチャに関する復号処理を行う(ステップS14)。
【0045】
そして、CPU19は、これらのビデオ、オーディオ、ピクチャ、テキスト等の全メタデータを、一緒に送られてきたSMILデータを基に、レイアウトし、プレビュー画面として構成し(ステップS15)、表示部13およびスピーカ16に出力する(ステップS17)。
【0046】
図6はプレビュー画面の構成を示す図である。図7、図8、図9および図10は図6の画面を構成するためのSMILデータの記述例を示す図である。図において、34は各チャンネルのプレビュービデオを示し、35はカテゴリ別に表示されるリンクボタンである。このSMILデータの中には、HTML(Hyper Text Markup Language)のように、他のSMILデータへのハイパーリンクを貼ることが可能である。
【0047】
また、番組情報配信者3のサーバ28あるいは通信回線等の原因により、ストリーミング配信がされない場合、エラー表示用の画面を構成し(ステップS16)、表示部13およびスピーカ16に出力する(ステップS17)。CPU19は、プレビュー画面表示およびスピーカ出力の実行中、例えば、1分間のプレビューの再生に並行し、このプレビューデータをメモリ21に保存する(ステップS18)。
【0048】
そして、1回目の再生が終了する前に、メモリ21に保存中のプレビューデータを先行してバッファリングし(ステップS19)、1回目のストリーミングデータの再生に引き続き、2回目以降の保存データのくり返し再生がスムーズに切り替わるように制御する(ステップS20)。ここで、モデム等を介した番組情報配信者3のサーバ28との通信は、1回目のストリーミングデータの再生終了後、CPU19により切断される。これにより、受信機1の操作者は、プレビューコンテンツ1回再生分、例えば1分間程度の通信費で、何度でも繰り返し、プレビュー表示を見ることができ、しかも、このプレビューを見るために待たされることもない。
【0049】
そして、プレビュー表示された画面上で操作者の選択を待つ(ステップS21)。すなわち、操作者がリモコン等の矢印キーを操作して所望の番組をアクティブにし、確定キーを押すと、この処理を終了し、全画面上に所望の番組が表示される通常のテレビジョン視聴モードに移行する。あるいは、戻りキー等を押した場合、この処理を終了し、このプレビューモードに移行する前の状態、例えば、いずれかの番組を視聴している状態に戻る。これらの制御は、CPU19によって行われる。
【0050】
尚、上記復号処理は、CPU19上で動作するソフトウェアにより行われることが好適であるが、ハードウェアで行ってもよい。また、オーディオに関して、複数のプレビューが同時に再生されるので、次のようにしてもよい。図11は全チャンネルプレビュー画面を示す図である。例えば、現在の操作者がリモコンのキー操作で選択してアクティブになっている(番組選択が確定される前段階)番組(図11の太線で囲まれている番組)のオーディオデータのみ再生する方法が挙げられる。あるいは、各チャンネルを自動的に一定間隔で交互にアクティブにし(例えば、図11(A)、(B)のように、番組1から2,3...のように)、現在アクティブになっている番組のオーディオデータのみ再生する方法が挙げられる。あるいはオーディオデータをこのプレビュー中に全く表示しない方法等が挙げられる。
【0051】
[第2の実施形態]
第2の実施形態の番組情報送受信システムでは、番組情報配信者は番組配信者から提供された番組宣伝用コンテンツを加工して配信するものであり、受信機メーカを兼ねない第三者である。この番組情報配信者は、プレビュー画面上に広告を表示することにより得られる公告収入でサービスを運営する。
【0052】
尚、広告主は番組配信者であっても、それ以外の者であってもよい。また、プレビュー画面上に表示される広告は、ピクチャでもよいし、ビデオあるいは各種メタデータを組み合わせたSMILプレゼンテーションでもよい。SMILプレゼンテーションを用いた場合、広告が効果的であるので、広告主はより高い広告料を番組情報配信者に支払うことになる。
【0053】
第2の実施形態における番組情報送受信方法のビジネスモデルでは、以下の(1)〜(4)の効果がある。
【0054】
(1)各番組配信者は、番組のプレビュー用素材を番組情報配信者に提供することにより、自社番組を宣伝して貰えるメリットがある。
【0055】
(2)番組情報配信者は、プレビュー用画面上に広告を表示することにより、広告収入が得られるメリットがある。
【0056】
(3)広告主は、プレビュー画面を通して視聴者に効果的な広告を行うことができるメリットがある。
【0057】
(4)受信機を購入した視聴者は、番組プレビューが動画で見られるので、番組選択が容易になるメリットがある。
【0058】
図12は第2の実施形態における番組情報送受信システムの構成を示すブロック図である。前記第1の実施形態と同一の構成要素は同一の符号で示される。この番組情報送受信システムは、受信機1、インターネット2、番組情報配信者3、番組配信者5〜7および広告主43から構成される。ここでは、受信機1の操作者、番組配信者、番組情報配信者および広告主はそれぞれ独立した存在であり、兼用した存在ではない。
【0059】
[広告主]
広告主43は、番組情報配信者3と広告契約を締結し、番組情報配信者3から受信機1の操作者に対し、自社(自身)の広告を行って貰う代わりに、番組情報配信者3に広告料を支払う。また、この広告の製作を番組情報配信者3に委託する場合、その製作料も合わせて番組情報配信者3に支払う。
【0060】
[番組配信者]
番組配信者5〜7は前記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
[番組情報配信者]
番組情報配信者3は前記第1の実施の形態と同様の構成を有する(図2参照)。図13は第2の実施形態における番組情報配信者3の動作処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムはディスクストレージ30に格納されており、CPU31によって実行される。前記第1の実施形態と同一のステップ処理については同一のステップ番号を付すことにする。
【0061】
まず、番組情報配信者3内のCPU31は、広告主43から広告用のコンテンツの提供を受けるか、あるいは広告主からの委託により広告用コンテンツの製作を行う(ステップS1A)。プレビューコンテンツおよび番組放送スケジュールは、テープメディアとして番組配信者5〜7から提供される場合、VTR等の記録デバイス29からサーバ28に取り込まれる。
【0062】
サーバ28は、例えばディスクストレージ30、CPU31およびネットワークI/F32から主に構成されており、通常のパーソナルコンピュータであってもよい。仮に、プレビューコンテンツおよび番組放送スケジュールが番組配信者5〜7からネットワーク経由で送信されてきた場合、番組情報配信者3内のCPU31は、このコンテンツをネットワークI/F32経由でディスクストレージ30に格納する(ステップS1)。
【0063】
番組情報配信者3内のCPU31は、プレビュー用コンテンツが所望の長さに編集済みであるか否かを判別し(ステップS2)、所望の長さに編集されていない場合、これを所望の長さ、例えば1分間の長さに編集する(ステップS3)。この編集作業方法として、例えば、ディスクストレージ30に格納されたデータをCPU31上で動作する編集ソフトウェアによりノンリニア編集する方法が好適であるが、それ以外の方法であってもよい。一方、ステップS2で編集済みである場合、そのままステップS4の処理に移行する。
【0064】
そして、ディスクストレージ30に格納されているプレビュー用コンテンツをストリーミング用コンテンツに圧縮・符号化し(ステップS4)、テキスト、ピクチャ、SMILデータを付加し(ステップS5)、番組放送スケジュールを基に、ディスクストレージ30内の所望のディレクトリに再度格納する(ステップS6)。この後、本処理を終了する。
【0065】
尚、ステップS4における圧縮復号化処理は、CPU31上で動作するソフトウェアで行われることが好適であるが、専用のハードウェアで行ってもよい。また、広告用コンテンツは、GIF等のピクチャデータ、ビデオデータ、あるいは各種メタデータ(ビデオ、オーディオ、ピクチャ、テキスト等)を組み合わせたSMILプレゼンテーションでもよい。このSMILプレゼンテーションについては後述する。ビデオあるいはSMILプレゼンテーション広告の場合、ステップS4において、この広告用ビデオ、オーディオコンテンツも圧縮・符号化され、他のプレビュー用コンテンツと同様に扱われる。また、その長さは他のプレビューコンテンツに揃えられることが望ましい。
【0066】
[受信機]
第2の実施形態における受信機1の構成および処理は、前記第1の実施形態と同様であるので、省略する。ただし、図5のステップS14におけるビデオ、オーディオ、ピクチャの復号処理では、広告用のメタデータの復号処理が併せて行われる。また、ステップS15における全メタデータのSMILデータに基づいたレイアウト処理では、広告用のビデオあるいはSMILプレゼンテーションのレイアウトが併せて行われる。
【0067】
図14は第2の実施形態における全チャンネルプレビュー画面を示す図である。この全チャンネルプレビュー画面では、広告44が示されている。このように、全チャンネルプレビュー画面上に同時に広告を掲載する方法の他、最初に広告だけ全画面表示し、その後に全チャンネルプレビュー表示を行う方法もある。尚、この全画面表示する広告の場合、オーディオデータを付加してより効果的な広告にすることも可能である。
【0068】
図15は全チャンネルプレビュー表示を行う前に全画面表示されるSMILプレゼンテーションを示す図である。このSMILプレゼンテーションには、ビデオ45、広告主のロゴ46およびテキスト47がそれぞれ表示されている。このように、ビデオ、ロゴ、説明用のテキスト等を組み合わせることにより、より効果的な広告を行うことができる。図16はSMILデータを示す図である。図14に示したように、広告を小さく常に表示する場合、単にピクチャやビデオによる広告を表示する方が好ましい。
【0069】
[第3の実施形態]
第3の実施形態の番組情報送受信システムでは、番組配信者が電波をキャリアとする放送事業者ではなく、インターネットをキャリアとする放送事業者である点で、前記第1の実施形態とは異なる。
【0070】
本実施形態では、番組配信者自身も番組情報をインターネット上に公開しているが、操作者が受信機から何の情報もなくそこに到達することが難しいので、受信機メーカが兼ねる番組情報配信者のサイトにプレビューを置いてもらうことは、自社番組を見て貰うために有効である。これは、操作者が受信機のリモコン等によりボタンを1つ押すだけで、番組情報配信者のサーバに繋がるように受信機が設計されていることによる。
【0071】
第3の実施形態における番組情報送受信方法のビジネスモデルでは、以下の(1)〜(3)の効果がある。
【0072】
(1)各番組配信者は、番組のプレビュー用素材を番組情報配信者に提供することにより、より効果的に自社番組を宣伝して貰えるメリットがある。
【0073】
(2)受信機メーカは、番組情報配信者を兼ねることにより、この番組情報配信サービスを自社受信機の販売促進に繋げられるメリットがある。
【0074】
(3)受信機を購入した視聴者は、番組プレビューが動画で見られるので、番組選択が容易になるメリットがある。
【0075】
図17は第3の実施形態における番組情報送受信システムの構成を示すブロック図である。前記第1および第2の実施形態と同一の構成要素については、同一の符号を付すことにする。この番組情報送受信システムは、受信機1、インターネット2、番組情報配信者3および番組配信者5〜7から構成される。
【0076】
[番組配信者]
番組配信者5〜7は、インターネット経由で番組を配信し、番組情報配信者3に自身の番組のプレビュー用コンテンツを宣伝用に提供する。尚、本実施形態では、番組配信者5〜7もストリーミング技術を用いて番組を配信しているので、プレビュー用のコンテンツもそのままストリーミング配信可能な状態にしておき、インターネット経由で番組情報配信者3に送信してもよい。あるいは、前記第1の実施形態と同様、全てをテープ等のメディアに記録して提供してもよい。また、この番組配信者の番組として、ライブ番組と、いつでも視聴可能なオンデマンド番組との2種類が存在するので、コンテンツがどちらの番組であるのか、さらにはライブ放送番組の時間等の情報も合わせて、番組情報配信者に提供する。
【0077】
[番組情報配信者]
番組情報配信者3の構成および処理は、前記第1の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。尚、図3のステップS5におけるSMILデータの作成は、ライブ放送番組およびオンデマンド番組のそれぞれに対応して行われる。
【0078】
[受信機]
第3の実施形態における受信機1の構成は、前記第1の実施形態と同様であるので、省略する。図18は第3の実施形態における受信機1のプレビュー表示選択操作処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムはメモリ21に格納されており、CPU19によって実行される。
【0079】
まず、操作者がリモコン等を用いてプレビュー表示をリクエストするのを待ち(ステップS31)、プレビュー表示がリクエストされると、番組情報の選択画面を表示する(ステップS32)。図19は番組情報の選択画面を示す図である。番組情報には、ライブ番組用とオンデマンド番組用があるので、それらを選択画面上に表示し、操作者の選択を促す。そして、ライブ番組が選択されたか否かを判別する(ステップS33)。
【0080】
オンデマンド番組が選択された場合、オンデマンド番組用のプレビュー表示を行う(ステップS39)。図20はオンデマンド番組用のプレビュー表示画面を示す図である。一方、操作者によってライブ番組が選択された場合、現在視聴可能なライブ番組があるか否かを判別する(ステップS34)。現在視聴可能なライブ番組がある場合、それらをプレビュー表示する(ステップS40)。一方、現在視聴可能なライブ番組がない場合、図21に示すような表示を行い(ステップS35)、操作者によって今後放送予定のライブ番組情報を表示する選択が行われたか否かを判別する(ステップS36)。図21は今後放送予定のライブ番組情報の表示選択画面を示す図である。
【0081】
ステップS36で表示を選択しなかった場合、このプレビュー表示選択操作処理を終了し、プレビュー表示をリクエストする前の状態に戻る。一方、表示を選択した場合、今後放送予定のライブ番組情報の表示を行う(ステップS37)。図22は今後放送予定のライブ番組のプレビュー表示画面を示す図である。そして、操作者によってリモコン等を用いていずれかのボタンが押されるのを待ち(ステップS38)、いずれかのボタンが押されると、この処理を終了し、プレビュー表示をリクエストする前の状態に戻る。
【0082】
また、ステップS40で現在放送中のライブ番組のプレビューを表示した場合、あるいはオンデマンド番組のプレビューを表示した場合、操作者によってプレビュー表示された番組の中から番組が選択されるのを待ち(ステップS41)、所望の番組が選択されると、その番組を全画面表示する(ステップS42)。そして、本処理を終了する。
【0083】
[第4の実施形態]
第4の実施形態では、番組情報送受信システムとして、電子番組表送受信システムに適用された場合を示す。本実施形態における電子番組表送受信システムでは、ストリーミング技術を用い、インターネット経由で高圧縮された動画付きEPGデータを送信するので、受信機の操作者が必要な時に、必要なEPGデータを直ちに取得でき、かつ無駄な電力消費を無くすとともに、受信機に大量の記憶媒体を必要としない。
【0084】
例えば、ADSL(asymmetric digital subscriber line)回線や光ファイバ回線等を用いた1Mbps程度の伝送速度を有する家庭用インターネット環境の場合、1番組の動画を30Kbps程度のビットレートに圧縮して伝送することにより、通常EPG表示される5チャンネル、3時間分の動画付きEPGデータを伝送することは容易である。また、各番組の動画データを、例えば番組の開始直後、中盤、終了直前毎に用意して送受信することにより、受信機の操作者は、その番組内容をより詳細に知ることができる。
【0085】
第4の実施形態の電子番組表送受信システムでは、前記第1の実施形態と同様、受信機メーカは、番組配信者から提供された番組宣伝用コンテンツを加工して配信する番組情報配信者を兼ねている。また、第4の実施形態における電子番組表送受信方法のビジネスモデルでは、以下の(1)〜(3)の効果がある。
【0086】
(1)各番組配信者は、EPG用素材を番組情報配信者に提供することにより、自身の番組を宣伝して貰えるメリットがある。
【0087】
(2)番組情報配信者は、受信機メーカを兼ねることにより、この番組情報配信サービスを自社受信機の販売促進に繋げられるメリットがある。
【0088】
(3)視聴者は、受信機を購入してEPGを動画付きで見られるので、番組選択を容易に行えるメリットがある。
【0089】
第4の実施形態における電子番組表送受信システムの構成は、前記第1の実施形態と同様、図1に示す通りである。すなわち、この電子番組表送受信システムは、受信機1、インターネット2、番組情報配信者3、衛星4および番組配信者5〜7から構成される。図には、番組配信者5〜7から送信された通常のテレビジョン放送の電波を、衛星4を介して受信機1に送信する場合が示されている。尚、衛星4の代わりに、地上波放送の中継局であってもよい。
【0090】
[番組配信者]
この番組配信者は、放送電波(地上波、衛星)を用いてテレビジョン番組を放送する放送事業者である。まず、番組配信者5〜7は、EPG用コンテンツ(ビデオおよびオーディオデータ)を放送スケジュールと共に番組情報配信者3に提供する。このとき、プレビュー用コンテンツは所望の長さに編集されていてもよいし、そうでなくてもよい。
【0091】
このプレビューコンテンツの番組情報配信者3への提供方法としては、例えば、1週間分まとめてテープメディアに記録して渡す方法や、番組情報配信者3のサーバコンピュータ(以下、サーバという)上の、番組配信者5〜7のために公開されたディレクトリ上にネットワーク経由でFTP(File Transport Protocol)送信する方法などが挙げられる。
【0092】
FTPに関し、J.B PostelとJ.K.Reynoldsの論文「File Transfer Protocol (FTP)」、RFC959、Information Sciences Institute、USC、1985年10月、http://www.cis.ohio−state.edu/htbin/rfc/rfc0959.html等にその詳細が説明されている。
【0093】
[番組情報配信者]
番組情報配信者3の構成は、前記第1の実施形態と同様、図2に示す通りである。また、番組情報配信者3における動作処理は、前記第1の実施形態と同様、図3に示す通りである。ここで、プレビューコンテンツおよび番組放送スケジュールは、テープメディアとして番組配信者5〜7より提供された場合、VTR等の記録デバイス29からサーバ28に取り込まれる。
【0094】
サーバ28は、例えばディスクストレージ30、CPU31およびネットワークI/F32から主に構成されており、通常のパーソナルコンピュータであってもよい。仮に、プレビューコンテンツおよび番組放送スケジュールが番組配信者5〜7からネットワーク経由で送信されてきた場合、番組情報配信者3は、このコンテンツをネットワークI/F32経由でディスクストレージ30に格納する(ステップS1)。
【0095】
番組情報配信者3は、プレビュー用コンテンツが所望の長さに編集済みであるか否かを判別し(ステップS2)、所望の長さに編集されていない場合、これを所望の長さ、例えば1分間の長さに編集する(ステップS3)。この編集作業方法として、例えば、ディスクストレージ30に格納されたデータをCPU31上で動作する編集ソフトウェアによりノンリニア編集する方法が好適であるが、それ以外の方法であってもよい。一方、ステップS2で編集済みである場合、そのままステップS4の処理に移行する。
【0096】
そして、ディスクストレージ30に格納されているプレビュー用コンテンツをストリーミング用コンテンツに圧縮・符号化し(ステップS4)、テキスト、ピクチャ、SMILデータを付加し(ステップS5)、番組放送スケジュールを基に、ディスクストレージ30内の所望のディレクトリに再度格納する(ステップS6)。この後、本処理を終了する。
【0097】
尚、ステップS4における圧縮復号化処理は、CPU31上で動作するソフトウェアで行われることが好適であるが、専用のハードウェアで行ってもよい。また、ビデオの圧縮符号化処理として、MPEG(Moving Pictures Experts Group)2よりさらに高圧縮率を実現できるMPEG4を用いることが好適であるが、高圧縮を実現できる方式である限り、特に限定されず、それ以外の方式であってもよい。ここで、MPEG4は、1999年1月にISO/IEC 14496として、国際標準となった圧縮符号化に関する規格であり、http://drogo.cselt.it/mpeg/standards/mpeg−4/mpeg−4.htmからその詳細情報を入手可能である。
【0098】
[受信機]
図23は第4の実施形態における受信機1の構成を示すブロック図である。前記第1の実施形態と同様の構成要素については、同一の符号が付されている。この受信機1は、チューナ8、フロントエンド部9、CA(Conditional Access)部10、デマルチプレクサ11、MPEG2ビデオデコーダ12、表示部13、MPEG2オーディオデコーダ14、DAC15、スピーカ16、リモコン受光部17、モデム18、CPU19およびバッファ20から構成される。
【0099】
この受信機1は、番組情報を受信する機能の他、通常のテレビジョン番組放送を受信する機能、操作者からのリモコン操作を受けて処理する機能等を有する。始めに、通常のテレビジョン番組放送を受信し、表示・再生する処理を示す。アンテナにより受信された信号は、チューナ8によって選局・直交検波され、フロントエンド部9に入力される。このフロントエンド部9では、TMCC復号、デインターリーブ、リードソロモン復号処理等が行われ、CA部10に導かれる。CA部10でデスクランブルされた信号は、デマルチプレクサ11でビデオ信号、オーディオ信号、SI情報等に分離される。そのうち、ビデオ信号はMPEG2ビデオデコーダ12、オーディオ信号はMPEG2オーディオデコーダ14においてそれぞれ復号処理される。復号されたビデオ信号は、表示部13によって表示される。一方、オーディオ信号は、DAC15によってアナログ変換されてスピーカ16で再生される。
【0100】
次に、EPGデータの受信表示処理を示す。図24は受信機1の受信表示処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムはCPU19内のROMに格納されており、CPU19によって実行される。まず、受信機1の操作者が、例えばリモコン等を用いてEPG表示をリクエストするのを待つ(ステップS51)。
【0101】
EPG表示をリクエストすると、CPU19はリモコン受光部17でそれを受け付け、番組情報配信者3のサーバに配信リクエストを出す(ステップS52)。そして、電話回線もしくは他の通信インフラ経由で送信されたストリーミングデータ(オーディオ、ビデオ、テキスト、ピクチャ、SMILデータ等)がモデム18で復調された後、バッファ20に入力されたか否かを判別し(ステップS53)、バッファ20に入力された場合、ビデオ、オーディオ、ピクチャに関する復号処理を行う(ステップS54)。
【0102】
そして、CPU19は、これらのビデオ、オーディオ、ピクチャ、テキスト等の全メタデータを、一緒に送られてきたSMILデータを基に、レイアウトし、EPG画面として構成し(ステップS55)、表示部13およびスピーカ16に出力する(ステップS57)。
【0103】
図25はEPG画面の構成を示す図である。図26、図27および図28は図25の画面を構成するためのSMILデータの記述例を示す図である。図において、121は長さ1時間、1番組の情報を示す。122はこの番組の内容を説明するテキスト情報である。123この番組のプレビュー動画である。124〜127は各チャンネルである。上記SMILデータの中には、HTML(Hyper Text Markup Language)のように、他のSMILデータへのハイパーリンクを貼ることが可能である。また、図25に示すように、ある特定の時間およびチャンネルの組み合わせの画面を構成する記述例が示されており、操作者がリモコンの左右ボタン等を操作して時間を変えたり、あるいはリモコンの上下ボタン等を操作してチャンネルを変えたりすると、別のSMILデータ、ビデオ、オーディオデータが読み込まれ、それに従って画面の構成が変更される。
【0104】
また、番組情報配信者3のサーバ28あるいは通信回線等の原因により、ストリーミング配信が行われない場合、エラー表示用の画面を構成し(ステップS56)、表示部13およびスピーカ16に出力する(ステップS57)。
【0105】
そして、EPG表示された画面上で操作者の選択を待つ(ステップS58)。すなわち、操作者がリモコン等の矢印キーを操作して所望の番組をアクティブにし(例えば、図25の符号121に示す強調表示により、操作者が番組を特定できる状態にする)、確定キーを押すと、この処理を終了し、全画面上に所望の番組が表示される通常のテレビジョン視聴モードに移行する。あるいは、戻りキー等を押した場合、この処理を終了し、このEPG表示に移行する前の状態、例えば、いずれかの番組を視聴している状態に戻る。
【0106】
尚、上記復号処理は、CPU19上で動作するソフトウェアにより行われることが好適であるが、ハードウェアで行ってもよい。また、オーディオに関して、複数のプレビューが同時に再生されるので、次のようにしてもよい。図29はプレビュー画面を示す図である。例えば、現在、操作者がリモコンのキー操作で選択してアクティブになっている(番組選択が確定される前段階)番組(図29の太線で囲まれている番組)のオーディオデータのみ再生する方法が挙げられる。あるいは、各チャンネルを自動的に一定間隔で交互にアクティブにし(例えば、図29(A)、(B)のように、番組1から2,3...のように)、現在アクティブになっている番組のオーディオデータのみ再生する方法が挙げられる。あるいはオーディオデータをこのプレビュー中に全く表示しない方法等が挙げられる。
【0107】
[第5の実施形態]
第5の実施形態の電子番組表送受信システムでは、番組情報配信者は、番組配信者から提供された番組宣伝用コンテンツを加工して配信するものであり、受信機メーカを兼ねない第三者である。この番組情報配信者は、EPG画面上に広告を表示することにより得られる広告収入でサービスを運営する。尚、広告主は番組配信者でも、それ以外のものでもよい。また、プレビュー画面上に表示される広告はピクチャでもよいし、ビデオあるいは各種メタデータを組み合わせたSMILデータでもよい。SMILプレゼンテーションを用いた場合、広告が効果的であるので、広告主はより高い広告料を番組情報配信者に支払うことになる。
【0108】
第5の実施形態における電子番組表送受信方法のビジネスモデルでは、以下の(1)、(2)、(3)、(4)の効果がある。
【0109】
(1)各番組配信者は、番組のEPG用素材を番組情報配信者に提供することにより、自社番組を宣伝して貰えるメリットがある。
【0110】
(2)番組情報配信者は、EPG画面上に広告を表示することにより、広告収入が得られるメリットがある。
【0111】
(3)広告主は、EPG画面を通して視聴者に効果的な広告を行うことができるメリットがある。
【0112】
(4)受信機を購入した視聴者は、EPGが動画で見られるので、番組選択が容易になるメリットがある。
【0113】
第5の実施形態における電子番組表送受信システムの構成は、前記第2の実施形態と同様、図12に示す通りである。この電子番組表送受信システムは、受信機1、インターネット2、番組情報配信者3、番組配信者5〜7および広告主43から構成される。ここでは、受信機1の操作者、番組配信者、番組情報配信者および広告主はそれぞれ独立した存在であり、兼用した存在ではない。
【0114】
[広告主]
広告主43は、番組情報配信者3と広告契約を締結し、番組情報配信者3から受信機1の操作者に対し、自社(自身)の広告を行って貰う代わりに、番組情報配信者3に広告料を支払う。また、この広告の製作を番組情報配信者3に委託する場合、その製作料も合わせて番組情報配信者3に支払う。
【0115】
[番組配信者]
番組配信者5〜7は前記第4の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
【0116】
[番組情報配信者]
番組情報配信者3は前記第4の実施の形態と同様の構成を有する(図2参照)。第5の実施形態における番組情報配信者3の動作処理は、前記第2の実施形態と同様、図13に示す通りである。
【0117】
まず、番組情報配信者3は、広告主43から広告用のコンテンツの提供を受けるか、あるいは広告主からの委託により広告用コンテンツの製作を行う(ステップS1A)。
【0118】
プレビューコンテンツは、テープメディアとして番組配信者5〜7より提供された場合、VTR等の記録デバイス29からサーバ28に取り込まれる。サーバ28は、例えばディスクストレージ30、CPU31およびネットワークI/F32から主に構成されており、通常のパーソナルコンピュータであってもよい。仮に、プレビューコンテンツが番組配信者5〜7からネットワーク経由で送信されてきた場合、番組情報配信者3は、このコンテンツをネットワークI/F32経由でディスクストレージ30に格納する(ステップS1)。
【0119】
番組情報配信者3は、プレビュー用コンテンツが所望の長さに編集済みであるか否かを判別し(ステップS2)、所望の長さに編集されていない場合、これを所望の長さ、例えば1分間の長さに編集する(ステップS3)。一方、ステップS2で編集済みである場合、そのままステップS4の処理に移行する。
【0120】
そして、ディスクストレージ30に格納されているプレビュー用コンテンツをストリーミング用コンテンツに圧縮・符号化し(ステップS4)、テキスト、ピクチャ、SMILデータを付加し(ステップS5)、ディスクストレージ30内の所望のディレクトリに再度格納する(ステップS6)。この後、本処理を終了する。
【0121】
尚、ステップS4における圧縮復号化処理は、CPU31上で動作するソフトウェアで行われることが好適であるが、専用のハードウェアで行ってもよい。また、広告用コンテンツは、GIF等のピクチャデータ、ビデオデータ、あるいは各種メタデータ(ビデオ、オーディオ、ピクチャ、テキスト等)を組み合わせたSMILプレゼンテーションでもよい。このSMILプレゼンテーションについては後述する。ビデオあるいはSMILプレゼンテーション広告の場合、ステップS4において、この広告用ビデオ、オーディオコンテンツも圧縮・符号化され、他のプレビュー用コンテンツと同様に扱われる。また、その長さは他のプレビューコンテンツに揃えられることが望ましい。
【0122】
[受信機]
第5の実施形態における受信機1の構成および処理は、前記第4の実施形態と同様であるので、省略する。ただし、図24のステップS54におけるビデオ、オーディオ、ピクチャの復号処理では、広告用のメタデータの復号処理が併せて行われる。また、ステップS55における全メタデータのSMILデータに基づいたレイアウト処理では、広告用のビデオあるいはSMILプレゼンテーションのレイアウトが併せて行われる。
【0123】
図30は第5の実施形態におけるEPG画面を示す図である。このEPG画面では、広告主43の広告48が示されている。このように、EPG画面上に同時に広告を掲載する方法の他、最初に広告だけ全画面表示し、その後に全チャンネルプレビュー表示を行う方法もある。尚、この全画面表示する広告の場合、オーディオデータを付加してより効果的な広告にすることも可能である。
【0124】
全チャンネルプレビュー表示を行う前に全画面表示されるSMILプレゼンテーションは、前記第2の実施形態と同様、図15に示す通りである。このSMILプレゼンテーションには、ビデオ45、広告主のロゴ46、テキスト47がそれぞれ表示されている。このように、ビデオ、ロゴ、説明用のテキスト等を組み合わせることにより、より効果的な広告を行うことができる。SMILデータは、前記第2の実施形態と同様、図16に通りである。図30に示すように、広告を小さく常に表示する場合、単にピクチャやビデオによる広告を表示する方が好ましい。
【0125】
[第6の実施形態]
第6の実施形態の電子番組表送受信システムでは、番組配信者が電波をキャリアとする放送事業者ではなく、インターネットをキャリアとする放送事業者である点で、前記第4の実施形態とは異なる。
【0126】
本実施形態では、番組配信者自身もEPGをインターネット上に公開するが、操作者が受信機から何の情報もなくそこに到達することが難しいので、受信機メーカが兼ねる番組情報配信者のサイトにプレビューを置いてもらうことが、自社番組を見て貰うために有効である。これは、操作者が受信機のリモコン等によりボタンを1つ押すだけで、番組情報配信者のサーバに繋がるように受信機が設計されていることによる。
【0127】
第6の実施形態における番組情報送受信方法のビジネスモデルでは、以下の(1)、(2)、(3)に示す効果がある。
【0128】
(1)各番組配信者は、EPG用素材を番組情報配信者に提供することにより、より効果的に自社番組を宣伝して貰えるメリットがある。
【0129】
(2)番組情報配信者は、受信機メーカを兼ねることにより、このEPG配信サービスを自社受信機の販売促進に繋げられるメリットがある。
【0130】
(3)受信機を購入した視聴者は、EPGが動画で見られるので、番組選択が容易になるメリットがある。
【0131】
第6の実施形態における電子番組表送受信システムの構成は、前記第3の実施形態と同様、図17に示す通りである。前記第3、第4、第5の実施形態と同一の構成要素については、同一の符号を付すことにする。この電子番組表送受信システムは、受信機1、インターネット2、番組情報配信者3および番組配信者5〜7から構成される。
【0132】
[番組配信者]
番組配信者5〜7は、インターネット経由で番組を配信する番組配信者であり、番組情報配信者3に自身の番組のプレビュー用コンテンツを宣伝用に提供する。本実施形態の場合、番組配信者5〜7もストリーミング技術を用いて番組を配信しているので、プレビュー用のコンテンツもそのままストリーミング配信可能な状態にしておき、インターネット経由で番組情報配信者3に送信してもよい。あるいは、前記第4の実施形態と同様、全てをテープ等のメディアに記録して提供してもよい。また、この番組配信者の番組には、ライブ放送番組と、いつでも視聴可能なオンデマンド番組の2種類があるが、本実施形態のEPGに関係する番組は、ライブ放送番組のみである。
【0133】
[番組情報配信者]
番組情報配信者3の構成および処理は、前記第4の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
【0134】
[受信機]
第6の実施形態における受信機1の構成は、前記第4の実施形態と同様であるので、省略する。
【0135】
[第7の実施形態]
第7の実施形態における電子番組表送受信システムでは、EPG画面上に表示される各番組のプレビュー動画は、例えば、番組の開始直後、中盤、終了直前のシーンであり、これらは合わせて表示される。これにより、受信機の視聴者は、番組の内容をより詳細に知ることができ、前記第4の実施形態と異なる。尚、第7の実施形態における電子番組表送受信方法のビジネスモデルでは、前記第4の実施形態と同様の効果がある。また、電子番組表システムの構成は、前記第4の実施形態と同様である。
【0136】
[番組配信者]
番組配信者5〜7は、放送電波経由で番組を配信する放送事業者であり、番組情報配信者3に自身の番組のプレビュー用コンテンツを宣伝用に提供する。第7の実施形態では、番組の時間経過毎のプレビューを必要とするので、例えば、番組のイントロ部、中盤、ラストシーン等をプレビュー用に編集したもの、あるいは番組コンテンツそのままを、番組情報配信者3に放送スケジュールと共に提供する。また、番組情報配信者3へのコンテンツの提供方法は、前記第4の実施形態と同様、通信ネットワーク経由でもよいし、テープ等のメディアに収めて提供してもよい。
【0137】
[番組情報配信者]
番組情報配信者3の構成および処理は、前記第4、第5の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。ここで、図13のステップS4における符号化処理、S5におけるSMILデータの作成・付加処理は、時間経過毎のシーンが表示可能なように行われる。
【0138】
[受信機]
第7の実施形態における受信機の構成および処理は、前記第4の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。図24のステップS54のビデオ、オーディオ、ピクチャの復号処理、およびステップS55の全メタデータのSMILデータに基づいたレイアウト処理は、時間経過毎のシーンが表示可能なように行われる。
【0139】
図31は第7の実施形態におけるEPG画面を示す図である。このEPG画面には、例えば、番組のイントロのシーン52、中盤のシーン53、ラストシーン54が示されている。尚、時間経過毎のシーン数は3つに限定されるものではなく、例えば、前半、後半のように2つでもよいし、その他の数であってもよい。また、番組を説明するテキストは、図31に示す動画と共に表示してもよいし、表示しなくてもよい。
【0140】
また、オーディオに関し、第7の実施形態では、1つの番組中に複数のプレビューが同時に再生されるので、次のようにする。図32はプレビュー画面を示す図である。同図(A)、(B)に示すように、現在操作者がリモコンのキー操作で選択してアクティブになっている(番組選択が確定される前段階)番組(図29で太線で囲まれている番組)の各シーン毎にオーディオデータを再生する方法がある。また、各チャンネルを自動的に一定間隔で交互にアクティブにし(例えば、図32(A)〜(C)に示すように、番組1から2、3、……)、現在アクティブになっている番組の1つのシーンのオーディオデータのみ再生する方法がある。さらに、オーディオデータはこのプレビュー中に全く表示しない方法がある。これらの制御は、CPU19により行われる。
【0141】
以上が本発明の実施の形態の説明であるが、本発明は、これら実施の形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または実施の形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
【0142】
例えば、前記第4の実施形態における電子番組表送受信システムの構成に、1番組中の所定時間経過毎のプレビュービデオを表示する機能を追加してもよい。また同様に、前記第5の実施形態における電子番組表送受信システムの構成に、1番組中の所定時間経過毎のプレビュービデオを表示する機能を追加してもよい。さらに、前記第6の実施形態における電子番組表送受信システムの構成に、1番組中の所定時間経過毎のプレビュービデオを表示する機能を追加してもよい。
【0143】
また、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードをシステムあるいは装置に供給することによって達成される場合、プログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラム自体およびそのプログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給する記憶媒体としては、ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、CD−R、DVD、磁気テープ、不揮発性のメモリカードなどを用いることができる。
【0144】
【発明の効果】
本発明によれば、動画付き電子番組表を表示させて視聴者に番組の内容をより詳細に知らせることで、番組の選択を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における番組情報送受信システムの構成を示す図である。
【図2】番組情報配信者3の構成を示すブロック図である。
【図3】番組情報配信者3における動作処理手順を示すフローチャートである。
【図4】受信機1の構成を示すブロック図である。
【図5】受信機1における受信表示処理手順を示すフローチャートである。
【図6】プレビュー画面の構成を示す図である。
【図7】図6の画面を構成するためのSMILデータの記述例を示す図である。
【図8】図7につづくSMILデータの記述例を示す図である。
【図9】図8につづくSMILデータの記述例を示す図である。
【図10】図9につづくSMILデータの記述例を示す図である。
【図11】全チャンネルプレビュー画面を示す図である。
【図12】第2の実施形態における番組情報送受信システムの構成を示すブロック図である。
【図13】第2の実施形態における番組情報配信者3の動作処理手順を示すフローチャートである。
【図14】第2の実施形態における全チャンネルプレビュー画面を示す図である。
【図15】全チャンネルプレビュー表示を行う前に全画面表示されるSMILプレゼンテーションを示す図である。
【図16】SMILデータを示す図である。
【図17】第3の実施形態における番組情報送受信システムの構成を示すブロック図である。
【図18】第3の実施形態における受信機1のプレビュー表示選択操作処理手順を示すフローチャートである。
【図19】番組情報の選択画面を示す図である。
【図20】オンデマンド番組用のプレビュー表示画面を示す図である。
【図21】今後放送予定のライブ番組情報の表示選択画面を示す図である。
【図22】今後放送予定のライブ番組のプレビュー表示画面を示す図である。
【図23】第4の実施形態における受信機1の構成を示すブロック図である。
【図24】受信機1の受信表示処理手順を示すフローチャートである。
【図25】EPG画面の構成を示す図である。
【図26】図25の画面を構成するためのSMILデータの記述例を示す図である。
【図27】図26につづくSMILデータの記述例を示す図である。
【図28】図27につづくSMILデータの記述例を示す図である。
【図29】プレビュー画面を示す図である。
【図30】第5の実施形態におけるEPG画面を示す図である。
【図31】第7の実施形態におけるEPG画面を示す図である。
【図32】プレビュー画面を示す図である。
【符号の説明】
1 受信機
2 インターネット
3 番組情報配信者
4 衛星
5、6、7 番組配信者
19、31 CPU
17 リモコン受光部
20 バッファ
21 メモリ
30 ディスクストレージ
34 プレビュービデオ
43 広告主
44 広告

Claims (6)

  1. 放送電波を介して放送される予定の複数の番組の内容を示す電子番組表を生成して表示装置に表示させる電子番組表生成装置であって、
    インターネット回線に接続し、前記電子番組表に表示される前記複数の番組の各々の内容を事前に通知するために予め作成された番組プレビュー用動画データおよび番組情報を受信する受信手段と、
    受信した前記番組プレビュー用動画データおよび前記番組情報に基づいて、複数のプレビュー動画および複数のテキスト情報を生成し、前記電子番組表における各番組の表示領域に、各番組に対応するプレビュー動画を表示して再生させるとともに、各番組に対応するテキスト情報を表示させる制御手段とを備え、
    1つの番組に対応するプレビュー動画が複数存在し、
    前記制御手段は、当該複数のプレビュー動画を対応する番組の表示領域内に配置して表示させることを特徴とする電子番組表生成装置。
  2. 前記制御手段は、1つの番組に対応する複数のプレビュー動画を時間軸に沿って配列させることを特徴とする請求項1に記載の電子番組表生成装置。
  3. 前記制御手段は、1つの番組に対応する複数のプレビュー動画を同時に再生させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子番組表生成装置。
  4. 前記制御手段は、1つの番組に対応する複数のプレビュー動画のうちのいずれか1つのプレビュー動画の音声を再生させることを特徴とする請求項3に記載の電子番組表生成装置。
  5. 前記制御手段は、1つの番組に対応する複数のプレビュー動画を1つずつ順番に再生させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子番組表生成装置。
  6. 放送電波を介して放送される予定の複数の番組の内容を示す電子番組表を生成して表示装置に表示させる電子番組表生成方法であって、
    インターネット回線に接続し、前記電子番組表に表示される前記複数の番組の各々の内容を事前に通知するために予め作成された番組プレビュー用動画データおよび番組情報を受信するステップと、
    受信した前記番組プレビュー用動画データおよび前記番組情報に基づいて、複数のプレビュー動画および複数のテキスト情報を生成するステップと、
    前記電子番組表における各番組の表示領域に、各番組に対応するプレビュー動画を表示して再生させるとともに、各番組に対応するテキスト情報を表示させるステップとを備え、
    1つの番組に対応するプレビュー動画が複数存在し、当該複数のプレビュー動画を対応する番組の表示領域内に配置して表示させることを特徴とする電子番組表生成方法。
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