JPH11313280A - 番組録画装置 - Google Patents
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- JPH11313280A JPH11313280A JP10119643A JP11964398A JPH11313280A JP H11313280 A JPH11313280 A JP H11313280A JP 10119643 A JP10119643 A JP 10119643A JP 11964398 A JP11964398 A JP 11964398A JP H11313280 A JPH11313280 A JP H11313280A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、放送時間帯が重複する２以上の
番組がタイマ予約された場合において、それらの予約番
組の中に再放送されるものがあればそのことをユーザに
知らせることができる番組録画装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 録画したい番組に関する情報を含む番組
予約情報をユーザに入力させるための入力手段、入力手
段によって入力された番組予約情報を記憶するための手
段、１番組に対する番組予約情報が入力される毎に、放
送時間帯が重複している２以上の番組が録画予約されて
いるか否かを検査する手段、ならびに放送時間帯が重複
している２以上の番組が録画予約されている場合には、
その旨を表示するとともに、付加情報に基づいて、それ
らの各番組に対してその番組と同一内容の番組が録画予
約設定された放送時間帯以外の時間帯で放送されるか否
かを調べ、該当する番組が見つかればその番組に関する
情報を表示させる手段を備えている。
番組がタイマ予約された場合において、それらの予約番
組の中に再放送されるものがあればそのことをユーザに
知らせることができる番組録画装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 録画したい番組に関する情報を含む番組
予約情報をユーザに入力させるための入力手段、入力手
段によって入力された番組予約情報を記憶するための手
段、１番組に対する番組予約情報が入力される毎に、放
送時間帯が重複している２以上の番組が録画予約されて
いるか否かを検査する手段、ならびに放送時間帯が重複
している２以上の番組が録画予約されている場合には、
その旨を表示するとともに、付加情報に基づいて、それ
らの各番組に対してその番組と同一内容の番組が録画予
約設定された放送時間帯以外の時間帯で放送されるか否
かを調べ、該当する番組が見つかればその番組に関する
情報を表示させる手段を備えている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば、デジ
タル衛星放送を受信して録画する機能を備えたＶＴＲ等
の番組録画装置に関する。
タル衛星放送を受信して録画する機能を備えたＶＴＲ等
の番組録画装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ＶＨＳ方式に代表される家庭用ＶＴＲで
は、番組記録予約機能、いわゆるタイマ予約録画機能を
備えている。
は、番組記録予約機能、いわゆるタイマ予約録画機能を
備えている。
【０００３】このタイマ予約録画の方法について説明す
る。ユーザはリモコン送信機またはＶＴＲ本体上の入力
装置を用いて、タイマ予約したい番組の放送日、放送開
始時刻、放送終了時刻および放送チャンネル番号（また
はこれらの情報をコード化した数字列）ならびに記録モ
ード（ＶＨＳ方式では標準モードと３倍モード）および
同じ時間帯に放送される番組を毎週録画するか否かの情
報を入力する。
る。ユーザはリモコン送信機またはＶＴＲ本体上の入力
装置を用いて、タイマ予約したい番組の放送日、放送開
始時刻、放送終了時刻および放送チャンネル番号（また
はこれらの情報をコード化した数字列）ならびに記録モ
ード（ＶＨＳ方式では標準モードと３倍モード）および
同じ時間帯に放送される番組を毎週録画するか否かの情
報を入力する。
【０００４】ＶＴＲ側では、これらの入力情報（以下、
番組予約情報という）をメモリに記憶しておき、メモリ
に記憶されている番組予約情報と、ＶＴＲが有している
内部時計によって計時されている現在時刻とを適当な時
間間隔で照合し、タイマ予約された番組の放送開始時刻
が到来したか否かを判定する。そして、タイマ予約され
た番組の放送開始時刻が到来したときには、当該番組に
対する録画動作を開始する。
番組予約情報という）をメモリに記憶しておき、メモリ
に記憶されている番組予約情報と、ＶＴＲが有している
内部時計によって計時されている現在時刻とを適当な時
間間隔で照合し、タイマ予約された番組の放送開始時刻
が到来したか否かを判定する。そして、タイマ予約され
た番組の放送開始時刻が到来したときには、当該番組に
対する録画動作を開始する。
【０００５】ところで、放送時間帯が重複する２以上の
番組がタイマ予約された場合には、その重複した時間帯
においては、いずれか一つの番組のみしか録画すること
ができない。このような場合には、通常、放送時間帯が
重複する２以上の番組のうち、放送開始時刻が最も早い
番組が優先的に録画されるように、予め定められてい
る。
番組がタイマ予約された場合には、その重複した時間帯
においては、いずれか一つの番組のみしか録画すること
ができない。このような場合には、通常、放送時間帯が
重複する２以上の番組のうち、放送開始時刻が最も早い
番組が優先的に録画されるように、予め定められてい
る。
【０００６】つまり、図１２に示すように、放送時間帯
が重複する２つの番組Ａ、Ｂがタイマ予約された場合に
は、放送開始時刻の早い予約番組Ａが録画され、予約番
組Ａの放送が終了した時点において、予約番組Ｂが放送
されているときには、予約番組Ｂが途中から録画され
る。したがって、予約番組Ｂの録画が不完全となる。
が重複する２つの番組Ａ、Ｂがタイマ予約された場合に
は、放送開始時刻の早い予約番組Ａが録画され、予約番
組Ａの放送が終了した時点において、予約番組Ｂが放送
されているときには、予約番組Ｂが途中から録画され
る。したがって、予約番組Ｂの録画が不完全となる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、放送時間
帯が重複する２以上の番組がタイマ予約された場合にお
いて、それらの予約番組の中に再放送されるものがあれ
ば、そのことをユーザに知らせることができる番組録画
装置を提供することを目的とする。
帯が重複する２以上の番組がタイマ予約された場合にお
いて、それらの予約番組の中に再放送されるものがあれ
ば、そのことをユーザに知らせることができる番組録画
装置を提供することを目的とする。
【０００８】この発明は、放送時間帯が重複する２以上
の番組がタイマ予約された場合において、それらの予約
番組の中に再放送されるものがあれば、予約番組の放送
時間帯が重複しないように、番組予約情報を自動的に変
更することができる番組録画装置を提供することを目的
とする。
の番組がタイマ予約された場合において、それらの予約
番組の中に再放送されるものがあれば、予約番組の放送
時間帯が重複しないように、番組予約情報を自動的に変
更することができる番組録画装置を提供することを目的
とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この発明による第１の番
組録画装置は、放送番組自体の情報と放送される番組に
関する付加情報とを含む情報を受信する受信機能および
録画予約が行われた番組に対して自動的に録画を行うタ
イマ予約録画機能を有する番組録画装置において、録画
したい番組に関する情報を含む番組予約情報をユーザに
入力させるための入力手段、入力手段によって入力され
た番組予約情報を記憶するための手段、１番組に対する
番組予約情報が入力される毎に、放送時間帯が重複して
いる２以上の番組が録画予約されているか否かを検査す
る手段、ならびに放送時間帯が重複している２以上の番
組が録画予約されている場合には、その旨を表示すると
ともに、付加情報に基づいて、それらの各番組に対して
その番組と同一内容の番組が録画予約設定された放送時
間帯以外の時間帯で放送されるか否かを調べ、該当する
番組が見つかればその番組に関する情報を表示させる手
段を備えていることを特徴とする。
組録画装置は、放送番組自体の情報と放送される番組に
関する付加情報とを含む情報を受信する受信機能および
録画予約が行われた番組に対して自動的に録画を行うタ
イマ予約録画機能を有する番組録画装置において、録画
したい番組に関する情報を含む番組予約情報をユーザに
入力させるための入力手段、入力手段によって入力され
た番組予約情報を記憶するための手段、１番組に対する
番組予約情報が入力される毎に、放送時間帯が重複して
いる２以上の番組が録画予約されているか否かを検査す
る手段、ならびに放送時間帯が重複している２以上の番
組が録画予約されている場合には、その旨を表示すると
ともに、付加情報に基づいて、それらの各番組に対して
その番組と同一内容の番組が録画予約設定された放送時
間帯以外の時間帯で放送されるか否かを調べ、該当する
番組が見つかればその番組に関する情報を表示させる手
段を備えていることを特徴とする。
【００１０】この発明による第２の番組録画装置は、放
送番組自体の情報と放送される番組に関する付加情報と
を含む情報を受信する受信機能および録画予約が行われ
た番組に対して自動的に録画を行うタイマ予約録画機能
を有する番組録画装置において、録画したい番組に関す
る情報を含む番組予約情報をユーザに入力させるための
入力手段、入力手段によって入力された番組予約情報を
記憶するための記憶手段、１番組に対する番組予約情報
が入力される毎に、放送時間帯が重複している２以上の
番組が録画予約されているか否かを検査する第１検査手
段、放送時間帯が重複している２以上の番組が録画予約
されている場合には、付加情報に基づいて、それらの各
録画予約番組に対してその番組と同一内容の番組が録画
予約設定された放送時間帯以外の時間帯で放送されるか
否かを調べ、該当する番組が見つかればその番組に関す
る情報を取得する第２検査手段、ならびに第２検査手段
によって取得された情報に基づいて、放送時間帯が重複
している２以上の録画予約番組に対する録画時間帯がで
きるだけ重ならないように、これらの番組に対する番組
予約情報を自動的に変更する設定内容変更手段を備えて
いることを特徴とする。
送番組自体の情報と放送される番組に関する付加情報と
を含む情報を受信する受信機能および録画予約が行われ
た番組に対して自動的に録画を行うタイマ予約録画機能
を有する番組録画装置において、録画したい番組に関す
る情報を含む番組予約情報をユーザに入力させるための
入力手段、入力手段によって入力された番組予約情報を
記憶するための記憶手段、１番組に対する番組予約情報
が入力される毎に、放送時間帯が重複している２以上の
番組が録画予約されているか否かを検査する第１検査手
段、放送時間帯が重複している２以上の番組が録画予約
されている場合には、付加情報に基づいて、それらの各
録画予約番組に対してその番組と同一内容の番組が録画
予約設定された放送時間帯以外の時間帯で放送されるか
否かを調べ、該当する番組が見つかればその番組に関す
る情報を取得する第２検査手段、ならびに第２検査手段
によって取得された情報に基づいて、放送時間帯が重複
している２以上の録画予約番組に対する録画時間帯がで
きるだけ重ならないように、これらの番組に対する番組
予約情報を自動的に変更する設定内容変更手段を備えて
いることを特徴とする。
【００１１】番組予約情報には、録画優先度を示す優先
度情報が含まれており、設定内容変更手段は、放送時間
帯が重複している２以上の録画予約番組に対する番組予
約情報を変更する際に、これらの各番組の優先度を考慮
することが好ましい。
度情報が含まれており、設定内容変更手段は、放送時間
帯が重複している２以上の録画予約番組に対する番組予
約情報を変更する際に、これらの各番組の優先度を考慮
することが好ましい。
【００１２】付加情報には、たとえば、放送される各番
組の放送日、放送開始時刻、放送終了時刻および放送チ
ャンネル番号を特定するための情報と、同一内容の番組
が２以上存在する場合は、それらが同一内容であること
を特定できる情報とが含まれている。
組の放送日、放送開始時刻、放送終了時刻および放送チ
ャンネル番号を特定するための情報と、同一内容の番組
が２以上存在する場合は、それらが同一内容であること
を特定できる情報とが含まれている。
【００１３】第２検査手段によって取得される番組に関
する情報には、たとえば、番組の放送日、放送開始時
刻、放送終了時刻および放送チャンネル番号を特定する
ための情報が含まれている。
する情報には、たとえば、番組の放送日、放送開始時
刻、放送終了時刻および放送チャンネル番号を特定する
ための情報が含まれている。
【００１４】この発明による第３の番組録画装置は、録
画予約が行われた番組に対して自動的に録画を行うタイ
マ予約録画機能を有する番組録画装置において、録画し
たい番組に関する情報および優先度情報を含む番組予約
情報をユーザに入力させるための入力手段、入力手段に
よって入力された番組予約情報を記憶するための記憶手
段、および放送時間帯が重複している２以上の番組が録
画予約されている場合には、優先度情報に基づいて、い
ずれの番組を優先して録画するかを決定する手段を備え
ていることを特徴とする。
画予約が行われた番組に対して自動的に録画を行うタイ
マ予約録画機能を有する番組録画装置において、録画し
たい番組に関する情報および優先度情報を含む番組予約
情報をユーザに入力させるための入力手段、入力手段に
よって入力された番組予約情報を記憶するための記憶手
段、および放送時間帯が重複している２以上の番組が録
画予約されている場合には、優先度情報に基づいて、い
ずれの番組を優先して録画するかを決定する手段を備え
ていることを特徴とする。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
をデジタル衛星放送を受信して録画する機能を備えたＶ
ＴＲに適用した場合の実施の形態について説明する。
をデジタル衛星放送を受信して録画する機能を備えたＶ
ＴＲに適用した場合の実施の形態について説明する。
【００１６】デジタル放送の伝送規格である”デジタル
衛星放送におけるサービス情報伝送規格”の第１．１版
では、放送番組に関する情報の伝送方式が示されてい
る。この実施の形態では、この伝送規格に基づいた放送
システム上で動作するＶＴＲにに、この発明を適用した
場合について説明する。
衛星放送におけるサービス情報伝送規格”の第１．１版
では、放送番組に関する情報の伝送方式が示されてい
る。この実施の形態では、この伝送規格に基づいた放送
システム上で動作するＶＴＲにに、この発明を適用した
場合について説明する。
【００１７】図１は、デジタル衛星放送を受信して録画
する機能を備えたＶＴＲの構成を示している。
する機能を備えたＶＴＲの構成を示している。
【００１８】放送衛星から送出された放送信号は、アン
テナ１で受信され、チューナ部２で復調、誤り訂正処理
が施されて、ベースバンドのトランスポートストリーム
に変換される。
テナ１で受信され、チューナ部２で復調、誤り訂正処理
が施されて、ベースバンドのトランスポートストリーム
に変換される。
【００１９】トランスポートストリームは、データを１
つの固まり（パケット）として送る形式で、１８８バイ
ト単位で構成される。各パケットにはパケットＩＤ（ P
ID:Packet＿ ID ) が付加されており、このＰＩＤによ
ってパケットの内容（番組データ、付加情報データ等)
の区別が行われる。
つの固まり（パケット）として送る形式で、１８８バイ
ト単位で構成される。各パケットにはパケットＩＤ（ P
ID:Packet＿ ID ) が付加されており、このＰＩＤによ
ってパケットの内容（番組データ、付加情報データ等)
の区別が行われる。
【００２０】番組に関する付加情報は、ＥＴＴ、ＥＭＴ
と呼ばれるデータパケット群に含まれており、ＶＴＲは
これらの付加情報に基づいて番組案内表を作成する。つ
まり、ＥＴＴ、ＥＭＴのＰＩＤ番号は既知であるので、
パケット分離回路３によってＥＴＴ、ＥＭＴが分離され
る。
と呼ばれるデータパケット群に含まれており、ＶＴＲは
これらの付加情報に基づいて番組案内表を作成する。つ
まり、ＥＴＴ、ＥＭＴのＰＩＤ番号は既知であるので、
パケット分離回路３によってＥＴＴ、ＥＭＴが分離され
る。
【００２１】ＥＴＴの情報からは現在放送している番組
および将来放送される予定の番組の放送開始日時、放送
期間、現在のアナログ放送でいうチャンネル番号に相当
するサービスＩＤ（sevise＿id）等を知る。放送番組自
体はイベントＩＤ（event ＿id）によって区別される。
つまりＥＴＴを見ることにより、イベントＩＤ別にそれ
らの番組がいつどのチャンネルで放送されて、何時間番
組であるかがわかる。
および将来放送される予定の番組の放送開始日時、放送
期間、現在のアナログ放送でいうチャンネル番号に相当
するサービスＩＤ（sevise＿id）等を知る。放送番組自
体はイベントＩＤ（event ＿id）によって区別される。
つまりＥＴＴを見ることにより、イベントＩＤ別にそれ
らの番組がいつどのチャンネルで放送されて、何時間番
組であるかがわかる。
【００２２】ＥＴＴでは、各番組はイベントＩＤという
単なる番号でしか明示されていない。番組名はＥＭＴか
ら取り出す。ＥＴＴではイベントＩＤそれぞれに対し、
ref＿event ＿idが対応付けられていて、所望のイベン
トＩＤの番組名を得るには、このevent ＿idに対応した
ref ＿event ＿idをＥＴＴの中で取得し、当該ref ＿ev
ent ＿idに対応した番組名をＥＭＴの中から取得すると
いう手順が踏まれる。
単なる番号でしか明示されていない。番組名はＥＭＴか
ら取り出す。ＥＴＴではイベントＩＤそれぞれに対し、
ref＿event ＿idが対応付けられていて、所望のイベン
トＩＤの番組名を得るには、このevent ＿idに対応した
ref ＿event ＿idをＥＴＴの中で取得し、当該ref ＿ev
ent ＿idに対応した番組名をＥＭＴの中から取得すると
いう手順が踏まれる。
【００２３】再放送番組や、同一番組が異なるチャンネ
ルで少しずつ時間をずらして放送されるＮＶＯＤ(Near
Video on Demmand) では、番組名やその番組に関する付
加情報が共通しており、ref ＿event ＿idを介して２段
階の処理を行うことにより、情報量の削減化が図られて
いる。
ルで少しずつ時間をずらして放送されるＮＶＯＤ(Near
Video on Demmand) では、番組名やその番組に関する付
加情報が共通しており、ref ＿event ＿idを介して２段
階の処理を行うことにより、情報量の削減化が図られて
いる。
【００２４】図１のＶＴＲでは、番組表作成処理部４に
よって、ＥＴＴ、ＥＭＴの情報から番組表が作成されて
ＴＶモニタ５に表示される。
よって、ＥＴＴ、ＥＭＴの情報から番組表が作成されて
ＴＶモニタ５に表示される。
【００２５】ユーザは、ＴＶモニタ５上の番組表から自
分か録画したい番組を選び、リモコン送信機１０または
ＶＴＲ本体の入力装置を用いて、録画予約を希望する番
組に関する情報（番組予約情報）を入力する。入力され
た番組予約情報は番組予約メモリ６に記憶される。
分か録画したい番組を選び、リモコン送信機１０または
ＶＴＲ本体の入力装置を用いて、録画予約を希望する番
組に関する情報（番組予約情報）を入力する。入力され
た番組予約情報は番組予約メモリ６に記憶される。
【００２６】図２は、番組予約メモリ６に記憶された番
組予約情報を示している。この例では、１つの番組に対
する番組予約情報は、予約状態フラグ（２ビット）、ev
ent＿id（番組自体を識別するためのＩＤ：１６ビッ
ト）、servise ＿id（チャンネル番号を識別するための
ＩＤ：１６ビット）、放送日（１６ビット）、放送開始
時刻（１２ビット）、放送期間（２４ビット）、versio
n ＿no（１５ビット）、番組名（９６ビット）および予
備（reserved：３ビット）から構成されている。
組予約情報を示している。この例では、１つの番組に対
する番組予約情報は、予約状態フラグ（２ビット）、ev
ent＿id（番組自体を識別するためのＩＤ：１６ビッ
ト）、servise ＿id（チャンネル番号を識別するための
ＩＤ：１６ビット）、放送日（１６ビット）、放送開始
時刻（１２ビット）、放送期間（２４ビット）、versio
n ＿no（１５ビット）、番組名（９６ビット）および予
備（reserved：３ビット）から構成されている。
【００２７】予約状態フラグは録画予約番組があるか否
かと、最後に予約設定された番組であるか否かを区別す
る。
かと、最後に予約設定された番組であるか否かを区別す
る。
【００２８】予約状態フラグの内容が”００”であれば
録画予約なしを、”０１”であれば録画予約あり（最後
に予約設定された番組でない）を、 ”１０”であれば
録画予約あり（最後に予約設定された番組である）をそ
れぞれ意味する。
録画予約なしを、”０１”であれば録画予約あり（最後
に予約設定された番組でない）を、 ”１０”であれば
録画予約あり（最後に予約設定された番組である）をそ
れぞれ意味する。
【００２９】録画予約が追加されたときは、予約状態フ
ラグの内容が”１０”の欄における予約状態フラグの内
容が”０１”に変更せしめられるとともに、新たに録画
予約された番組に関する情報欄の予約状態フラグの内容
を”１０”に設定する。こうすることにより、メモリ６
中で最後に録画予約された番組に関する情報欄の位置を
特定できるようになる。
ラグの内容が”１０”の欄における予約状態フラグの内
容が”０１”に変更せしめられるとともに、新たに録画
予約された番組に関する情報欄の予約状態フラグの内容
を”１０”に設定する。こうすることにより、メモリ６
中で最後に録画予約された番組に関する情報欄の位置を
特定できるようになる。
【００３０】また、既に設定されている録画予約が取り
消されたときには、該当する欄が削除される。この際、
図２および図３に示すように、削除すべき欄の予約状態
フラグの内容が”１０”であった場合には、その欄の直
前の欄の予約状態フラグの内容が”１０”に書き換えら
れる。
消されたときには、該当する欄が削除される。この際、
図２および図３に示すように、削除すべき欄の予約状態
フラグの内容が”１０”であった場合には、その欄の直
前の欄の予約状態フラグの内容が”１０”に書き換えら
れる。
【００３１】また、既に設定されている録画予約が取り
消されたときにおいて、該当するの予約状態フラグの内
容が”０１”であった場合には、図２および図４に示す
ように、該当する欄が削除されるとともに、削除される
番組予約以降の欄の情報がそれぞれ繰り上げられる。
消されたときにおいて、該当するの予約状態フラグの内
容が”０１”であった場合には、図２および図４に示す
ように、該当する欄が削除されるとともに、削除される
番組予約以降の欄の情報がそれぞれ繰り上げられる。
【００３２】予約記録マネージャ７は、内部時計８によ
って計時されている現在時刻と、番組予約メモリ６内の
すべての録画予約番組（event ＿id）に対する放送開始
日時を適当な時間間隔で照合し、時刻が一致したときに
録画部９に録画開始命令を出力する。これにより、放送
開始時刻が到来した録画予約番組の録画が開始される。
って計時されている現在時刻と、番組予約メモリ６内の
すべての録画予約番組（event ＿id）に対する放送開始
日時を適当な時間間隔で照合し、時刻が一致したときに
録画部９に録画開始命令を出力する。これにより、放送
開始時刻が到来した録画予約番組の録画が開始される。
【００３３】その後、録画が開始された番組の放送期間
を番組予約メモリ６から取り出し、放送開始時刻に放送
期間を加えることにより、当該番組の放送終了時刻を導
き出し、放送終了時刻に達した時点で予約録画マネージ
ャ７は録画部９に録画停止命令を出して、録画を終了す
る。
を番組予約メモリ６から取り出し、放送開始時刻に放送
期間を加えることにより、当該番組の放送終了時刻を導
き出し、放送終了時刻に達した時点で予約録画マネージ
ャ７は録画部９に録画停止命令を出して、録画を終了す
る。
【００３４】ところで、放送時間帯が互いに重複する複
数の番組をユーザが録画予約した場合、重なった時間帯
についてはいずれか一つの放送しか録画できなくなり、
他の番組の録画が不完全になる問題が生じる。
数の番組をユーザが録画予約した場合、重なった時間帯
についてはいずれか一つの放送しか録画できなくなり、
他の番組の録画が不完全になる問題が生じる。
【００３５】以下、この問題点を回避する方法について
説明する。
説明する。
【００３６】〔１〕第１方法
【００３７】（１）番組予約メモリ６に新たな番組予約
情報が格納される毎に、番組予約メモリ６に格納されて
いる全録画予約番組の放送日、放送開始時刻および放送
期間に基づいて、放送時間帯が互いに重複する複数の番
組が予約されているかを調べる。
情報が格納される毎に、番組予約メモリ６に格納されて
いる全録画予約番組の放送日、放送開始時刻および放送
期間に基づいて、放送時間帯が互いに重複する複数の番
組が予約されているかを調べる。
【００３８】（２）放送時間帯が互いに重複する複数の
録画予約番組がある場合には、表示装置、たとえば、Ｔ
Ｖモニタ、リモコン送信機に設けられた液晶表示器また
はリモコン送信機に設けられたＬＥＤ等に、その旨を表
示する。この重複予約有りの表示には、放送時間帯が互
いに重複する番組（重複予約番組）に関する情報（番組
名、放送日、放送期間、放送開始時刻等）も表示するこ
とが好ましい。なお、重複予約有りの表示に加えて、ま
たは代えて、放送時間帯が互いに重複する複数の録画予
約番組がある旨を音声でユーザに知らせるようにしても
よい。
録画予約番組がある場合には、表示装置、たとえば、Ｔ
Ｖモニタ、リモコン送信機に設けられた液晶表示器また
はリモコン送信機に設けられたＬＥＤ等に、その旨を表
示する。この重複予約有りの表示には、放送時間帯が互
いに重複する番組（重複予約番組）に関する情報（番組
名、放送日、放送期間、放送開始時刻等）も表示するこ
とが好ましい。なお、重複予約有りの表示に加えて、ま
たは代えて、放送時間帯が互いに重複する複数の録画予
約番組がある旨を音声でユーザに知らせるようにしても
よい。
【００３９】（３）放送時間帯が互いに重複する複数の
録画予約番組がある場合には、それらの各番組に対して
その番組と同一内容の番組が録画予約設定された放送時
間帯以外の時間帯で放送されるか否かを調べる。
録画予約番組がある場合には、それらの各番組に対して
その番組と同一内容の番組が録画予約設定された放送時
間帯以外の時間帯で放送されるか否かを調べる。
【００４０】同じ内容の番組は同じref ＿event ＿idを
持っているため、上述したＥＴＴの情報から同じref ＿
event ＿idを持った番組があるかを探す。ＥＴＴにはた
とえばドラマの１回目、２回目を区別するためにvolume
＿ no が含まれている場合がある。volume＿noが含まれ
ている場合は、ref ＿event ＿idだけでなくvolume＿no
も一致した番組を探す。なお、ＥＴＴにvolume＿noが含
まれているかはどうかは、ＥＴＴの中にvolume＿ no の
存在を示すフラグがあるのでその存在を認識できる。
持っているため、上述したＥＴＴの情報から同じref ＿
event ＿idを持った番組があるかを探す。ＥＴＴにはた
とえばドラマの１回目、２回目を区別するためにvolume
＿ no が含まれている場合がある。volume＿noが含まれ
ている場合は、ref ＿event ＿idだけでなくvolume＿no
も一致した番組を探す。なお、ＥＴＴにvolume＿noが含
まれているかはどうかは、ＥＴＴの中にvolume＿ no の
存在を示すフラグがあるのでその存在を認識できる。
【００４１】この実施の形態では、録画予約番組とref
＿event ＿id（volume＿ no が含まれている場合にはre
f ＿event ＿idおよびvolume＿no）が一致した番組を再
放送番組と呼ぶことにする。
＿event ＿id（volume＿ no が含まれている場合にはre
f ＿event ＿idおよびvolume＿no）が一致した番組を再
放送番組と呼ぶことにする。
【００４２】（４）放送時間帯が他の録画予約番組と重
複する録画予約番組に対する再放送番組が見つかった場
合は、この再放送番組に関する放送日、放送開始時刻お
よび放送期間を、表示装置に表示する。再放送番組が見
つからなかった場合には、その旨を表示装置に表示す
る。
複する録画予約番組に対する再放送番組が見つかった場
合は、この再放送番組に関する放送日、放送開始時刻お
よび放送期間を、表示装置に表示する。再放送番組が見
つからなかった場合には、その旨を表示装置に表示す
る。
【００４３】上記（２）の重複予約有りの表示によっ
て、ユーザは放送時間帯が互いに重複する番組が録画予
約されていることを知る。また、重複予約番組に対する
再放送番組がある場合には、上記（４）の表示により、
ユーザは、その旨および再放送番組に関する情報を知る
ことができる。また、重複予約番組に対する再放送番組
がない場合には、上記（４）の表示により、ユーザは、
そのことを知ることができる。
て、ユーザは放送時間帯が互いに重複する番組が録画予
約されていることを知る。また、重複予約番組に対する
再放送番組がある場合には、上記（４）の表示により、
ユーザは、その旨および再放送番組に関する情報を知る
ことができる。また、重複予約番組に対する再放送番組
がない場合には、上記（４）の表示により、ユーザは、
そのことを知ることができる。
【００４４】したがって、重複予約番組に対する再放送
番組がある場合には、ユーザは、録画予約番組を再放送
番組に変更したり、録画予約番組を取り消したりするこ
とができる。また、重複予約番組に対する再放送番組が
ない場合には、ユーザは、録画予約番組を取り消した
り、変更したりすることができる。
番組がある場合には、ユーザは、録画予約番組を再放送
番組に変更したり、録画予約番組を取り消したりするこ
とができる。また、重複予約番組に対する再放送番組が
ない場合には、ユーザは、録画予約番組を取り消した
り、変更したりすることができる。
【００４５】〔２〕第２方法
【００４６】（１）番組予約メモリ６に新たな番組予約
情報が格納される毎に、番組予約メモリ６に格納されて
いる全録画予約番組の放送日、放送開始時刻および放送
期間に基づいて、放送時間帯が互いに重複する複数の番
組が予約されているかを調べる。
情報が格納される毎に、番組予約メモリ６に格納されて
いる全録画予約番組の放送日、放送開始時刻および放送
期間に基づいて、放送時間帯が互いに重複する複数の番
組が予約されているかを調べる。
【００４７】（２）放送時間帯が互いに重複する複数の
録画予約番組がある場合には、それらの各番組に対して
その番組と同一内容の番組（再放送番組）が録画予約設
定された放送時間帯以外の時間帯で放送されるか否かを
調べる。
録画予約番組がある場合には、それらの各番組に対して
その番組と同一内容の番組（再放送番組）が録画予約設
定された放送時間帯以外の時間帯で放送されるか否かを
調べる。
【００４８】（３）放送時間帯が他の録画予約番組と重
複する録画予約番組に対する再放送番組が見つかった場
合は、放送時間帯が重複している２以上の録画予約番組
に対する録画時間帯ができるだけ重ならないように、こ
れらの番組に対する番組予約情報を自動的に変更する。
複する録画予約番組に対する再放送番組が見つかった場
合は、放送時間帯が重複している２以上の録画予約番組
に対する録画時間帯ができるだけ重ならないように、こ
れらの番組に対する番組予約情報を自動的に変更する。
【００４９】つまり、放送時間帯が他の録画予約番組と
重複する録画予約番組に対して再放送番組が見つかった
場合は、当該録画予約番組を再放送番組に置き換えたと
仮定した場合に、今まで録画時間帯が重複していた複数
の番組間で、録画時間帯の重複が解消するかを調べる。
今まで録画時間帯が重複していた複数の番組間における
録画時間帯の重複が解消する場合には、上記仮定を前提
として、再度、上記（１）のように、番組予約メモリ６
に格納されている全録画予約番組について放送時間帯が
互いに重複する複数の番組が予約されているかを調べ
る。そして、重複予約が新たに生じていない場合には、
番組予約メモリ６に格納されている、再放送番組が見つ
かった上記録画予約番組の情報を、その番組に対応する
上記再放送番組の情報に置き換える。
重複する録画予約番組に対して再放送番組が見つかった
場合は、当該録画予約番組を再放送番組に置き換えたと
仮定した場合に、今まで録画時間帯が重複していた複数
の番組間で、録画時間帯の重複が解消するかを調べる。
今まで録画時間帯が重複していた複数の番組間における
録画時間帯の重複が解消する場合には、上記仮定を前提
として、再度、上記（１）のように、番組予約メモリ６
に格納されている全録画予約番組について放送時間帯が
互いに重複する複数の番組が予約されているかを調べ
る。そして、重複予約が新たに生じていない場合には、
番組予約メモリ６に格納されている、再放送番組が見つ
かった上記録画予約番組の情報を、その番組に対応する
上記再放送番組の情報に置き換える。
【００５０】〔３〕第３方法
【００５１】ユーザが録画予約番組を設定する際に、録
画優先度を示す優先度情報をもユーザに入力させ、上記
〔２〕の第２方法の上記（３）のように放送時間帯が重
複している２以上の録画予約番組に対する番組予約情報
を変更する際に、これらの各番組の優先度を考慮するよ
うにしてもよい。この場合には、図５に示すように、番
組予約メモリ６に、録画予約情報として、優先度情報
（優先度インジケータ：３ビット）も格納される。
画優先度を示す優先度情報をもユーザに入力させ、上記
〔２〕の第２方法の上記（３）のように放送時間帯が重
複している２以上の録画予約番組に対する番組予約情報
を変更する際に、これらの各番組の優先度を考慮するよ
うにしてもよい。この場合には、図５に示すように、番
組予約メモリ６に、録画予約情報として、優先度情報
（優先度インジケータ：３ビット）も格納される。
【００５２】優先度インジケータと優先度レベルとの関
係は次の通りである。
係は次の通りである。
【００５３】 ”０００”：優先度レベル０ ”００１”：優先度レベル１ ”０１０”：優先度レベル２ ”０１１”：優先度レベル３ ”１００”：優先度レベル４ ”１０１”：優先度レベル５ ”１１０”：優先度レベル６ ”１１１”：優先度レベル７
【００５４】（ａ）放送時間帯が互いに重複する２つの
録画予約番組のうちの、一方が優先度レベルの高い番組
Ａであり、他方が番組Ａの優先度レベルより優先度レベ
ルが低い番組Ｂである場合には、原則的に次のような制
御を行う。
録画予約番組のうちの、一方が優先度レベルの高い番組
Ａであり、他方が番組Ａの優先度レベルより優先度レベ
ルが低い番組Ｂである場合には、原則的に次のような制
御を行う。
【００５５】図６に示すように、優先度レベルが低い方
の番組Ｂの再放送番組が、録画時間帯の重複を解消でき
る時間帯に放送されている場合には、当該番組Ｂの番組
予約情報を当該再放送番組に対する番組予約情報に変更
する。
の番組Ｂの再放送番組が、録画時間帯の重複を解消でき
る時間帯に放送されている場合には、当該番組Ｂの番組
予約情報を当該再放送番組に対する番組予約情報に変更
する。
【００５６】図８に示すように、優先度レベルが低い方
の番組Ｂに対して、録画時間帯の重複を解消できる再放
送番組が存在しておらず、優先度レベルが高い方の番組
Ａに対して、録画時間帯の重複を解消できる再放送番組
が存在している場合には、優先度レベルが高い方の番組
Ａの番組予約情報を当該再放送番組に対する番組予約情
報に変更する。ただし、後述する例外その１で説明する
ように例外がある。
の番組Ｂに対して、録画時間帯の重複を解消できる再放
送番組が存在しておらず、優先度レベルが高い方の番組
Ａに対して、録画時間帯の重複を解消できる再放送番組
が存在している場合には、優先度レベルが高い方の番組
Ａの番組予約情報を当該再放送番組に対する番組予約情
報に変更する。ただし、後述する例外その１で説明する
ように例外がある。
【００５７】図９に示すように、両番組Ａ、Ｂに対し
て、録画時間帯の重複を解消できる再放送番組が存在し
ていない場合には、優先度レベルの高い番組Ａを優先的
に録画し、優先度レベルの低い番組Ｂの録画が、重複予
約のため一時中断され、不完全な記録となることを許容
する。ただし、後述する例外その２で説明するように例
外がある。
て、録画時間帯の重複を解消できる再放送番組が存在し
ていない場合には、優先度レベルの高い番組Ａを優先的
に録画し、優先度レベルの低い番組Ｂの録画が、重複予
約のため一時中断され、不完全な記録となることを許容
する。ただし、後述する例外その２で説明するように例
外がある。
【００５８】図１０に示すように、両番組Ａ、Ｂの一方
または両方に対して再放送番組が存在しているが、番組
ＡまたはＢに対する番組予約情報をその再放送番組に対
する番組予約情報に変更しても、それらの番組に対する
録画時間帯の重複が完全に解消されない場合であって、
番組ＡまたはＢに対する番組予約情報をその再放送番組
に対する番組予約情報に変更することによって、録画時
間帯の重複時間が短くなる場合には、録画時間帯の重複
時間が短くなるように、番組ＡまたはＢに対する番組予
約情報をその再放送番組に対する番組予約情報に変更す
る。
または両方に対して再放送番組が存在しているが、番組
ＡまたはＢに対する番組予約情報をその再放送番組に対
する番組予約情報に変更しても、それらの番組に対する
録画時間帯の重複が完全に解消されない場合であって、
番組ＡまたはＢに対する番組予約情報をその再放送番組
に対する番組予約情報に変更することによって、録画時
間帯の重複時間が短くなる場合には、録画時間帯の重複
時間が短くなるように、番組ＡまたはＢに対する番組予
約情報をその再放送番組に対する番組予約情報に変更す
る。
【００５９】（ｂ）例外その１ 放送時間帯が互いに重複する２つの録画予約番組のうち
の、一方が優先度レベルの高い番組Ａであり、他方が番
組Ａの優先度レベルより優先度レベルが低い番組Ｂであ
り、番組Ａの優先度レベルが７である場合には、上記
（ａ）の原則とは異なる制御を行う場合がある。
の、一方が優先度レベルの高い番組Ａであり、他方が番
組Ａの優先度レベルより優先度レベルが低い番組Ｂであ
り、番組Ａの優先度レベルが７である場合には、上記
（ａ）の原則とは異なる制御を行う場合がある。
【００６０】つまり、図７に示すように、優先度レベル
が低い方の番組Ｂに対して、録画時間帯の重複を解消で
きる再放送番組が存在しておらず、優先度レベルが高い
方の番組Ａに対して、録画時間帯の重複を解消できる再
放送番組が存在している場合であっても、優先度レベル
が高い方の番組Ａの番組予約情報は当該再放送番組に対
する番組予約情報に変更されない。つまり、優先度レベ
ル７の番組Ａは、常に、予約設定されている当該番組の
放送時間帯に途切れなく録画される。優先度レベル７の
番組を録画することによって、当該番組と放送時間帯が
重複している優先度レベル６以下の他の番組の録画が、
一時中断されて不完全な録画となることを許容する。
が低い方の番組Ｂに対して、録画時間帯の重複を解消で
きる再放送番組が存在しておらず、優先度レベルが高い
方の番組Ａに対して、録画時間帯の重複を解消できる再
放送番組が存在している場合であっても、優先度レベル
が高い方の番組Ａの番組予約情報は当該再放送番組に対
する番組予約情報に変更されない。つまり、優先度レベ
ル７の番組Ａは、常に、予約設定されている当該番組の
放送時間帯に途切れなく録画される。優先度レベル７の
番組を録画することによって、当該番組と放送時間帯が
重複している優先度レベル６以下の他の番組の録画が、
一時中断されて不完全な録画となることを許容する。
【００６１】（ｃ）例外その２ 放送時間帯が互いに重複する２つの録画予約番組のうち
の、一方が優先度レベルの高い番組Ａであり、他方が番
組Ａの優先度レベルより優先度レベルが低い番組Ｂであ
り、番組Ｂの優先度レベルが０である場合には、図１１
に示すように、両番組Ａ、Ｂに対して、録画時間帯の重
複を解消できる再放送番組が存在していない場合には、
優先度レベルが０の番組Ｂの予約を取り消す。
の、一方が優先度レベルの高い番組Ａであり、他方が番
組Ａの優先度レベルより優先度レベルが低い番組Ｂであ
り、番組Ｂの優先度レベルが０である場合には、図１１
に示すように、両番組Ａ、Ｂに対して、録画時間帯の重
複を解消できる再放送番組が存在していない場合には、
優先度レベルが０の番組Ｂの予約を取り消す。
【００６２】以上のように録画予約番組毎に優先度を設
定できるので、番組録画の方法に自由度を持たせること
ができる。上記実施の形態では優先度レベルは８段階に
設定されているが、優先度レベルは２段階以上であれば
よい。
定できるので、番組録画の方法に自由度を持たせること
ができる。上記実施の形態では優先度レベルは８段階に
設定されているが、優先度レベルは２段階以上であれば
よい。
【００６３】なお、録画予約番組毎に優先度を設定し、
放送時間帯が重複している２以上の番組が録画予約され
ている場合には、いずれの番組を優先して録画するかの
みを、優先度情報に基づいて決定するようにしてもよ
い。
放送時間帯が重複している２以上の番組が録画予約され
ている場合には、いずれの番組を優先して録画するかの
みを、優先度情報に基づいて決定するようにしてもよ
い。
【００６４】上記実施の形態では、”デジタル衛星放送
におけるサービス情報伝送規格”第１．１版（日本デジ
タル放送サービス株式会社、ジェイスカイビー株式会
社）に則って放送される放送方式について述べたが、放
送される番組の映像データとは別に、その番組に関する
再放送時間の情報がＶＴＲ（番組録画装置）側で入手で
きる放送方式であれば、この発明を適用することができ
ることはいうまでもない。
におけるサービス情報伝送規格”第１．１版（日本デジ
タル放送サービス株式会社、ジェイスカイビー株式会
社）に則って放送される放送方式について述べたが、放
送される番組の映像データとは別に、その番組に関する
再放送時間の情報がＶＴＲ（番組録画装置）側で入手で
きる放送方式であれば、この発明を適用することができ
ることはいうまでもない。
【００６５】また情報の経路は衛星から送られる電波
（ＤＢＳ）に乗せられて送られても、ＣＡＴＶのように
ケーブルで送られてもよいし、番組そのもののデータは
ＤＢＳやケーブルで配信され、番組表は電話回線等の異
なる経路で送られる放送方式であってもよい。
（ＤＢＳ）に乗せられて送られても、ＣＡＴＶのように
ケーブルで送られてもよいし、番組そのもののデータは
ＤＢＳやケーブルで配信され、番組表は電話回線等の異
なる経路で送られる放送方式であってもよい。
【００６６】また、この発明は、磁気ディスク、光ディ
スク等のビデオテープ以外のメディアに映像情報を記録
できる番組録画装置にも適用することができる。
スク等のビデオテープ以外のメディアに映像情報を記録
できる番組録画装置にも適用することができる。
【００６７】上記実施の形態によれば、放送時間帯が重
複する２以上の番組がタイマ予約された場合において、
それらの予約番組の録画が不完全となるのを防止しやす
くなる。デジタル多チャンネル放送では、同じ番組が別
の時間帯で再放送されたり、もしくはＮＶＯＤといって
たとえば同じ番組を異なるチャンネル（servise ＿id)
を使って１５分ずつずらして放送する等の放送サービス
がされることが多く、番組予約が重複した場合にそれを
回避できる可能性が高いので、この発明は、デジタル多
チャンネル放送を受信して録画する番組録画装置に特に
有効である。
複する２以上の番組がタイマ予約された場合において、
それらの予約番組の録画が不完全となるのを防止しやす
くなる。デジタル多チャンネル放送では、同じ番組が別
の時間帯で再放送されたり、もしくはＮＶＯＤといって
たとえば同じ番組を異なるチャンネル（servise ＿id)
を使って１５分ずつずらして放送する等の放送サービス
がされることが多く、番組予約が重複した場合にそれを
回避できる可能性が高いので、この発明は、デジタル多
チャンネル放送を受信して録画する番組録画装置に特に
有効である。
【００６８】
【発明の効果】この発明によれば、放送時間帯が重複す
る２以上の番組がタイマ予約された場合において、それ
らの予約番組の中に再放送されるものがあれば、そのこ
とをユーザに知らせることができるようになる。
る２以上の番組がタイマ予約された場合において、それ
らの予約番組の中に再放送されるものがあれば、そのこ
とをユーザに知らせることができるようになる。
【００６９】また、この発明によれば、、放送時間帯が
重複する２以上の番組がタイマ予約された場合におい
て、それらの予約番組の中に再放送されるものがあれ
ば、予約番組の放送時間帯が重複しないように、番組予
約情報を自動的に変更することができるようになる。
重複する２以上の番組がタイマ予約された場合におい
て、それらの予約番組の中に再放送されるものがあれ
ば、予約番組の放送時間帯が重複しないように、番組予
約情報を自動的に変更することができるようになる。
【図１】デジタル衛星放送を受信して録画する機能を備
えたＶＴＲの構成を示すブロック図である。
えたＶＴＲの構成を示すブロック図である。
【図２】番組予約メモリ６に記憶された番組予約情報を
示す模式図である。
示す模式図である。
【図３】既に設定されている録画予約が取り消されたと
きに、番組予約メモリ６の内容が変化せしめられる様子
を示す模式図である。
きに、番組予約メモリ６の内容が変化せしめられる様子
を示す模式図である。
【図４】既に設定されている録画予約が取り消されたと
きに、番組予約メモリ６の内容が変化せしめられる様子
を示す模式図である。
きに、番組予約メモリ６の内容が変化せしめられる様子
を示す模式図である。
【図５】番組予約情報に優先度情報が含まれている場合
の番組予約メモリ６に内容を示す模式図である。
の番組予約メモリ６に内容を示す模式図である。
【図６】優先度情報を考慮した番組予約情報の変更制御
の例を示す模式図である。
の例を示す模式図である。
【図７】優先度情報を考慮した番組予約情報の変更制御
の例を示す模式図である。
の例を示す模式図である。
【図８】優先度情報を考慮した番組予約情報の変更制御
の例を示す模式図である。
の例を示す模式図である。
【図９】優先度情報を考慮した番組予約情報の変更制御
の例を示す模式図である。
の例を示す模式図である。
【図１０】優先度情報を考慮した番組予約情報の変更制
御の例を示す模式図である。
御の例を示す模式図である。
【図１１】優先度情報を考慮した番組予約情報の変更制
御の例を示す模式図である。
御の例を示す模式図である。
【図１２】従来方法を示す模式図である。
１ アンテナ ２ チューナ部 ３ パケット分離回路 ４ 番組表作成処理部 ５ ＴＶモニタ ６ 番組予約メモリ ７ 予約録画マネージャ ８ 内部時計 ９ 録画部 １０ リモコン送信機
Claims (6)
- 【請求項１】 放送番組自体の情報と放送される番組に
関する付加情報とを含む情報を受信する受信機能および
録画予約が行われた番組に対して自動的に録画を行うタ
イマ予約録画機能を有する番組録画装置において、 録画したい番組に関する情報を含む番組予約情報をユー
ザに入力させるための入力手段、 入力手段によって入力された番組予約情報を記憶するた
めの手段、 １番組に対する番組予約情報が入力される毎に、放送時
間帯が重複している２以上の番組が録画予約されている
か否かを検査する手段、ならびに放送時間帯が重複して
いる２以上の番組が録画予約されている場合には、その
旨を表示するとともに、付加情報に基づいて、それらの
各番組に対してその番組と同一内容の番組が録画予約設
定された放送時間帯以外の時間帯で放送されるか否かを
調べ、該当する番組が見つかればその番組に関する情報
を表示させる手段、 を備えていることを特徴とする番組録画装置。 - 【請求項２】 放送番組自体の情報と放送される番組に
関する付加情報とを含む情報を受信する受信機能および
録画予約が行われた番組に対して自動的に録画を行うタ
イマ予約録画機能を有する番組録画装置において、 録画したい番組に関する情報を含む番組予約情報をユー
ザに入力させるための入力手段、 入力手段によって入力された番組予約情報を記憶するた
めの記憶手段、 １番組に対する番組予約情報が入力される毎に、放送時
間帯が重複している２以上の番組が録画予約されている
か否かを検査する第１検査手段、 放送時間帯が重複している２以上の番組が録画予約され
ている場合には、付加情報に基づいて、それらの各録画
予約番組に対してその番組と同一内容の番組が録画予約
設定された放送時間帯以外の時間帯で放送されるか否か
を調べ、該当する番組が見つかればその番組に関する情
報を取得する第２検査手段、ならびに第２検査手段によ
って取得された情報に基づいて、放送時間帯が重複して
いる２以上の録画予約番組に対する録画時間帯ができる
だけ重ならないように、これらの番組に対する番組予約
情報を自動的に変更する設定内容変更手段、 を備えていることを特徴とする番組録画装置。 - 【請求項３】 番組予約情報には、録画優先度を示す優
先度情報が含まれており、設定内容変更手段は、放送時
間帯が重複している２以上の録画予約番組に対する番組
予約情報を変更する際に、これらの各番組の優先度を考
慮することを特徴とする請求項２に記載の番組録画装
置。 - 【請求項４】 付加情報には、放送される各番組の放送
日、放送開始時刻、放送終了時刻および放送チャンネル
番号を特定するための情報と、同一内容の番組が２以上
存在する場合は、それらが同一内容であることを特定で
きる情報とが含まれていることを特徴とする請求項１、
２および３のいずれかに記載の番組録画装置。 - 【請求項５】 第２検査手段によって取得される番組に
関する情報には、番組の放送日、放送開始時刻、放送終
了時刻および放送チャンネル番号を特定するための情報
が含まれていることを特徴とする請求項２および３のい
ずれかに記載の番組録画装置。 - 【請求項６】 録画予約が行われた番組に対して自動的
に録画を行うタイマ予約録画機能を有する番組録画装置
において、 録画したい番組に関する情報および優先度情報を含む番
組予約情報をユーザに入力させるための入力手段、 入力手段によって入力された番組予約情報を記憶するた
めの記憶手段、および放送時間帯が重複している２以上
の番組が録画予約されている場合には、優先度情報に基
づいて、いずれの番組を優先して録画するかを決定する
手段、 を備えていることを特徴とする番組録画装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10119643A JPH11313280A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 番組録画装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10119643A JPH11313280A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 番組録画装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11313280A true JPH11313280A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=14766533
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10119643A Pending JPH11313280A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 番組録画装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11313280A (ja) |
Cited By (29)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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