JPH0410047A

JPH0410047A - 情報処理システム

Info

Publication number: JPH0410047A
Application number: JP2114593A
Authority: JP
Inventors: Aruna Roora; ローラ　アルナ; Hiroshi Matsuoka; 宏松岡
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1990-04-26
Filing date: 1990-04-26
Publication date: 1992-01-14
Also published as: DE69131367D1; EP0454453A2; DE69131367T2; EP0454453B1; US5627940A; EP0454453A3

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、複雑なコマンドを要さずに、各種処理のため
のデータや指示が入力可能な情報処理システムに関する
ものである。

［従来の技術］従来のコンピュータなどの情報処理システムでは、ユー
ザーが所望のプログラムを実行させるためには、その命
令としては、例えば、“ｒｕｎ”やｃｏｍｐｉｌｅ”の
ようなあらかじめ定義されたコマンドを用いるか、ベー
シック、フォートランなどのコンピュータ言語によって
記述された一連のプログラムの形式をとらなければなら
なかった。

また、最近では、情報処理システムの入力部に自然言語
を理解する能力を持つ処理部を設けることにより、自然
言語によって命令を入力する方法も研究されている。

［発明が解決しようとしている課題］しかしながら、上記従来の情報処理システムのうち、命
令としてプログラムを用いる場合には、高度なプログラ
ミングの知識を必要とし、単にコマンドのみ用いるとし
ても、そのコマンドを理解し、覚える必要があった。

一方、自然言語により命令を入力する場合には、ユーザ
ーは、日常使用している言語を利用できるので、コンピ
ュータの言語を学習する必要はないが、かかる入力を可
能とする自然言語入力インタフェースを構築するのは（
特に、使用目的が一般的な場合は）技術的にかなり困難
である。

［課題を解決するための手段］上記課題を解決するために、本発明情報処理システムは
、ユーザーよりの情報・指示を受けつける入力手段と、
所定の処理のために入力を必要とする情報の種類・属性
と、当該情報を得るためにシステム側からユーザーへ発
すべき質問とを記憶する記憶手段と、各種情報について
、当該情報の種類・属性及び意味または関連情報とを記
憶するデータ・ベース手段と、前記記憶手段に配憶され
た質問をユーザーに発する出力手段と、該出力手段より
の質問に対して前記入力手段より回答された情報につい
て、前記データ・ベース手段の記憶内容を参照する参照
手段と、該参照手段による参照結果における前記回答さ
れた情報の種類・属性と、前記出力手段よりの質問が得
ようとしている情報の種類・属性との一致を判定する判
定手段と、該判定手段の判定結果に基づいて、前記出力
手段を制御する制御手段と、ユーザーより入力された指
示・情報に基づいて、前記処理を行う処理手段とを備え
る。

［作用］本発明によれば、処理分野を特定し、特定された処理分
野におけるユーザーとシステムの間の対話のモデルを配
憶し、このモデルに基づいて、ユーザーより簡潔な表現
による回答（必要なデータの入力）を得るための質問を
発することで、ユザーが指示入力に使用可能な言語表現
を制限し、その得られたデータに基づいて処理を実行す
る。

［実施例１以下、図面を参照しながら、本発明の１実施例を説明す
る。

第１図は、本発明情報処理システムのブロック図である
。

同図において、ＩＮはキーボード、マウス等の入力部で
あり、ユーザーよりの情報・指示の入力に用いられる。

ＲＯＭは、後述する第２図、第３図のフローチャートに
表わされる処理手順を含む各種処理手順、固定データな
どを記憶するリード・オンリ・メモリであり、ＲＡＭは
、ランダム・アクセス・メモリであり、ワーク・メモリ
として用いられる領域を含んでいる。

ＤＢはデータ・ベースであり、種々の情報について、そ
の情報の種類や属性、意味、関連する情報などを記憶す
るものであり、その内容は更新可能となっている。本実
施例では、本発明のユーザーとシステムとの対話のモデ
ルも、このＤＢに記憶されているものとする。

ＣＰＵは処理部であり、上記ＲＯＭ、ＲＡＭ、ＤＢ等か
らのデータの読み出し、データの判断等を行ない、また
、各部の制御をつかさどる。

ＯＵＴは出力部であり、表示器・プリンタ等により、ユ
ーザーに質問を提示したり、処理の結果を出力するもの
である。

次に、本発明情報処理システムの処理動作について説明
する。

１例として、ユーザーからの情報により、手紙文を作成
するシステムにおける動作を説明する。

このシステムは、ユーザーから書（べき手紙の性質、内
容についての情報を得て、その情報に応じて、手紙を作
成するものである。

上記システムにおいて、手紙作成のための質問と回答の
モデルに基づいて、手紙の作成に利用する種々の情報（
宛名、差出人、手紙を出す目的等）を、質問に対する回
答として、情報毎に個別にユーザーより得るという形式
で本発明を適用することにより、ユーザーからは、雑石
形式で回答を受けるようになるので、ユーザーによって
自然言語の文章の入力（例えば、普通の英語文）が行な
われることが回避され、真に自然言語を理解して文中よ
り有用情報を抽出する必要はな（なる。

次に、第４図の英語によるユーザーとシステムとの対話
を例にとり、第２図、第３図のフローチャートを参照し
ながら、具体的な処理を説明する。

先ず、■の１ｅｔｔｅｒにより、手紙作成のための処理
が開始される。次に、■で、Ｈｅ１ｌｏ！　Ｃａｎ　Ｉ
ｗｒｉｔｅ／ｈｅｌｐ　ｙｏｕ　ｔｏ　ｗｒｉｔｅ　ａ
ｎｙ　１ｅｔｔｅｒ？なるメツセージを表示し、Ｍａｙ
　Ｉ　ｋｎｏｗ、　ｗｈｏｍ　ｔｈｅ　１ｅｔｔｅｒｓ
ｈａｌｌ　ｂｅ　ｆｒｏｍ？により、作ろうとする手紙
の差出人が誰であるかを尋ねる。なお、一般には、ユー
ザー＝差出入であるが、例えば、秘書による代行などが
あるので、差出人とユーザーは一致しない場合もある（
以上、ステップＳ１）。次に、■で変数ｒｅｐｌｙ−ｎ
ａｍｅとして入力されたＡｒｕｎａ　　を質問に対する
答として、変数５ｅｎｄｅｒ　ｎａｍｅ　　にセットす
る（ステップ８２〜３）。ここでシステムは、サブプロ
グラムであるｄａｔａ　ｃｈｋを実行する（ステップＳ
４）。ｄａｔａ　ｃｈｋの処理の流れは、第４図に示さ
れる。今、ステップ５ＩＯ１で、次のようなエントリが
見つかったとする。

ＮＢｍｅＡｒｕｎａＳｕｒｎａｍｅ　　ＲｏｈｒａＡｆｆｉｌｉａｔｉｏｎ　　Ｃａｎｏｎ　Ｉｎｃ。

Ｗｏｒｋｉｎｇ　ｏｎ　　ｎｌ　ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ
今の場合、ｒｅｐｌｙ　ｎａｍｅであるＡｒｕｎａ　　
がＮａｍｅとしてデータベースにあるので、変数に要求
される性質も合致している。そこで、上記の情報をワー
クメモリに入れる（ステップ３１０３）、そして、■の
Ｔｈａｎｋ　ｙｏｕ、というメツセージと共に、次の質
問Ｗｈｏｍ　５ｈａｌｌ　ｔｈｅ　１ｅｔｔｅｒ　ｂｅ
　ａｄｄｒｅｓｓｅｄｔｏ？により、手紙の宛名を尋ね
る（ステップＳ５）。これに対する回答である■の５ｃ
ｈａｎｋをｒｅｐｌｙ　ｎａｍｅとし、ｒｅｃｅｉｖｅ
ｒ　ｎａｍｅにセットして再びｄａｔａ　ｃｈｋを実行
する（ステップＳ８）。今度は、ステップ５１０１にて
、　ｒｅｐｌｙ　ｎａｍｅの値５ｃｈａｎｋがデータベ
ースに見つからないので、■で、５ｏｒｒｙ、　Ｉ　ｄ
ｏｎ’ｔ　ｋｎｏｗ　ｔｈａｔ　ｐｅｒｓｏｎ、なるメ
ツセージを表示し、ここで、システムは、データベース
に概念として有する知識から、手紙においては、しばし
ば人間は姓によって言及されるというデータベースに概
念として有する知識から、　ｌ５ｔｈａｔ　ｈｉｓ　ｓ
ｕｒｎａｍｅ？なる質問を行なう。これに対し、■でＹ
ｅｓ　　を得たので、■のＷｈａｔ’ｓ　ｈｉｓｎａｍ
ｅ？を発し、■のＲｏｇｅｒ　　を得る。そこで、［相
］で、Ｉ　ｓｅｅ、　　なるメツセージを表示し、更に
、Ｗｈｅｒｅ　ｄｏｅｓ　ｈｅ　ｗｏｒｋｓ？　　Ｃｏ
ｕｌｄ　ｙｏｕ　ｐｌｅａｓｅ　ｇｉｖｅｍｅ　ｈｉｓ
　　ａｄｄｒｅｓｓ　ａｓ　ｗｅｌｌ　　ｓｏ　ｔｈａ
ｔ　Ｉ　ｄｏｎ’ｔ　ｈａｖｅ　ｔｏ　ａｓｋ　ｙｏｕ
　ｆｏｒ　ｉｔ　１ａｔｅｒ？　　なる質問により、Ｒ
ｏｇｅｒ　　に対するデータベース作成のための情報を
要求する。■でＹａｌｅ　ｔｌｎｉｖｅｒｓｉｔｙ、　
Ｄｅｐｔｔ、　ｏｆＣｏｍｐｕｔｅｒ　　５ｃｉｅｎｃ
ｅ　　Ｙａｌｅ、Ｎｅｗ　Ｈａｖｅｎ、Ｃｏｎｎｅｃｔ
ｉｃ−ｕｔ、　ＵＳＡ、が入力され（Ｙａｌｅ　Ｕｎｉ
ｖｅｒｓｊ、ｔｙ、からＮｅｗ　Ｈａｖｅｎ、　Ｃｏｎ
ｎｅｃｔｉｃ−ｕｔ、　ＵＳＡ、ようにデータベースを
構築しておいてもよい）だので、０でＴｈａｎｋ　ｙｏ
ｕ、を示し、続いて、「仕事」の入力のために、手紙作
成のモデルから、差出人と同一ではないかと推論し、Ｉ
　ｐｒｅｓｕｍｅ　ｈｅ　ｗｏｒｋｓ　ｏｎ　ｎｌ　ｐ
ｒｏｃｅｓｓｉｎｇ、　ＯＫ？　　なる質問を発する。

■のＹｅｓ、で肯定されたので、この情報をデータベー
スに格納し、また、ワークメモリに格納する（以上、ス
テップ５１０２．１０４．１０５）。

次に、［相］のＴｈａｔ　ｉｓ　ｔｈｅ　１ｅｔｔｅｒ
　ｔｏ　ｂｅ　ａｂｏｕｔ？により手紙を出す目的を尋
ね、更に、その際、Ｉｔ　ｗｏｕｌｄ　ｂｅ　ｅａｓｙ
　ｆｏｒ　ｍｅ　ｔｏ　ｋｎｏｗ、　ｗｈｉｃｈ　ｏｎ
ｅｏｆ　ｔｈｅ　ｆｏｌｌｏｗｉｎｇ　−Ｇｅｔ　Ｉｎ
ｆｏｒｍａｔｉｏｎ、　Ｖｉｓｉｔｈｉｍ、　５ｃｈｅ
ｄｕｌｅ　ａ　ｒｎｅｅｔ、ｉｎｇ、・−とデータベー
スのｇｏａｌｓｊｉｓｔ　　に記憶された目的を挙げ、
この中から選ばせるようにする。■のＶｉｓｉｔ　ｈｉ
ｍ、はｇｏａｌｓ　１ｉｓｔ　　にあるので（ステップ
ＳＩＯ〜１１）、Ｇ）でＯＫ、　　Ｉ’ｌｌ　　ｔｒｙ
　ｔｏ　ｗｒｉｔｅ　　ｔｈｅ　　ｌｅｔｔｅｒｎｏｗ
；　ｐｌｅａｓｅ　ｗａｉｔ、　　なるメツセージを表
示し、ステップ３１３で入力された情報に基づいて手紙
の作成を実行する。また、■の入力がｇｏａｌｓ　１ｉ
ｓｔになかった場合は、その旨を表示しくステップ５１
２）、再入力を待つ。

［発明の効果］以上説明した如く、本発明によれば、ユーザーがコマン
ドに関する知識がなくとも、日常用いられている言語に
よって、雑石形式で情報の入力が行なえるようになった
ので、入力方法が簡便になった。

また、システムにおいても、「真に」自然言語の解析を
必要としないので、従来、自然言語入力のために必要と
された膨大な量のプログラムを削減することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の情報処理装置のシステムブロック図
、第２図は、手紙作成のフローチャート、第３図は、デー
タチエツクのフローチャート、第４図は、ユーザーとシ
ステムの対話の例を示す図である。ＩＮ・・・・・・入力部ＣＰＵ・・・・処理部ＯＵＴ・・・・出力部ＲＯＭ・・・・リードオンリメモリＲＡＭ・・・・ランダムアクセスメモリＤＢ・・・・・
・データベース第１図第２図第図 ■ユーザー ■ユザ− ＾ｔｕｎａ ■システムＴｈａｎｋ　　ｙｏｕ１１ｈｏｌＩ　５ｈａｌｌ　　ｔｈｅ　　１ｅｔｔｅｒ
　　ｂｅ　　ａｄｄｒｅｓｓｅｄ　　ｔｏ？■ユザー：　５ｃｈａｎｋ ■ユーザー：　Ｙｅｓ ■システム：　Ｗｈａｔ’ｓ　ｈｉｓ　ｎａｍｅ？■ユ
ーザーＲｏｇｅｒ。＠システム：Ｔｈａｎｋ　ｙｏｕ。Ｉｐｒｅｓｕｍｅ　ｈｅ　ｗｏｒｋｓ　　ｏｎ　　ｎｌ
　　ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇＯＫ？ ■ユーザー：　Ｙｅｓ。＠ユザー：　Ｖｉｓｉｔ　ｈｉｍ。 ■システム：ＯＸ。Ｔ　　１１　　ｔｒｙ　　ｔｏ　　ｗｒｉｔｅ　　ｔｈ
ｅ　　１ｅｔｔｅｒ　　ｎｏｔｐｌｅａｓｅ　　ｗａｉ
ｔ第図

Claims

【特許請求の範囲】ユーザーよりの情報・指示を受けつける入力手段と、所定の処理のために入力を必要とする情報の種類・属性
と、当該情報を得るためにシステム側からユーザーへ発
すべき質問とを記憶する記憶手段と、各種情報について、当該情報の種類・属性及び意味また
は関連情報とを記憶するデータ・ベース手段と、前記記憶手段に記憶された質問をユーザーに発する出力
手段と、該出力手段よりの質問に対して前記入力手段より回答さ
れた情報について、前記データ・ベース手段の記憶内容
を参照する参照手段と、該参照手段による参照結果における前記回答された情報
の種類・属性と、前記出力手段よりの質問が得ようとし
ている情報の種類・属性との一致を判定する判定手段と
、該判定手段の判定結果に基づいて、前記出力手段を制御
する制御手段と、ユーザーより入力された指示・情報に基づいて、前記処
理を行う処理手段とを有することを特徴とする情報処理
システム。