JPH08168046A - 双方向放送システムの端末装置 - Google Patents

双方向放送システムの端末装置

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JPH08168046A
JPH08168046A JP6311710A JP31171094A JPH08168046A JP H08168046 A JPH08168046 A JP H08168046A JP 6311710 A JP6311710 A JP 6311710A JP 31171094 A JP31171094 A JP 31171094A JP H08168046 A JPH08168046 A JP H08168046A
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center
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JP6311710A
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Hiroshi Machida
浩 町田
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、加入者端末からの一時停止要求に
応じて、センターから放送されている番組を希望する画
面で正確に一時停止させることができ、双方向有線放送
システムにおけるVODサービスの向上に寄与し得る双
方向放送システムの端末装置を提供することを目的とし
ている。 【構成】番組の一時停止を要求した時点で、センターか
ら供給されている番組の信号を記憶する第1の記憶手段
と、番組の一時停止が要求されてから、センターが番組
供給を一時停止するまでの間に、センターから供給され
た番組の信号を記憶する第2の記憶手段と、番組の一時
停止が要求されている状態で、第1の記憶手段に記憶さ
れた信号を読み出し、番組の再開が要求された状態で、
第2の記憶手段に記憶された信号を読み出す制御手段と
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば双方向CAT
V(ケーブル・テレビジョン)放送等のような双方向放
送システムに係り、特にその加入者側における端末装置
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、近年では、CATV放送
システムが各地域で開設されてきており、テレビジョン
番組の再放送サービスや、自主制作番組の放送サービス
等が行なわれている。また、例えばホテル内等の特定の
区域に対しては、CCTV(クローズド・サーキット・
テレビジョン)放送システムが設置され、CATV放送
システムと同様な放送サービスが行なわれている。これ
らCATV放送システムやCCTV放送システムは、い
ずれも放送側となるセンターと加入者端末との間で双方
向データ通信を行なうことにより、センターが加入者管
理や視聴制御等を行なっている。
【0003】ところで、近時のCATV放送システムや
CCTV放送システム等のテレビジョン放送システムに
あっては、センターから多数の加入者端末に対して同時
に同一番組を放送するサービスを行なうだけでなく、セ
ンターが複数の加入者端末からそれぞれ任意の番組選択
要求を受け付けることで、複数の番組を同時に複数の加
入者端末に配送するようにした、VOD(ビデオ・オン
・ディマンド)サービスが行なわれるようになってきて
いる。
【0004】図5は、このようなVODサービスを実現
可能なテレビジョン放送システムの概略的な構成を示し
ている。図5において、符号11はセンターであり、複
数のVTR(ビデオ・テープレコーダ)121 ,……,
12n と、複数の変調回路131 ,……,13n と、V
TR制御装置14と、センターコンピュータ15と、モ
デム(変復調器)16とから構成されている。
【0005】このセンター11には、伝送路17を介し
て複数の加入者端末181 ,182,……,18m がマ
ルチポイントに接続されている。これら各加入者端末1
1,182 ,……,18m は、それぞれ端末装置191
,192 ,……,19m とテレビジョン受信機20
1 ,202 ,……,20m とから構成されている。
【0006】そして、センターコンピュータ15は、モ
デム16を介して各端末装置191,192 ,……,1
m と双方向に通信が可能となっている。このため、複
数の端末装置191 ,192 ,……,19m から発生さ
れた番組選択要求は、モデム16を介してセンターコン
ピュータ15に伝送される。すると、センターコンピュ
ータ15は、VTR制御装置14を介して所望のVTR
121 ,……,12nを再生駆動させる。
【0007】このようにして、各VTR121 ,……,
12n で再生された映像信号は、それぞれ対応して設置
された変調回路131 ,……,13n に供給されること
により、特定チャンネルのRF(Radio Frequency )信
号に変調処理が施された後、伝送路17を介して番組選
択要求を行なった端末装置191 ,192 ,……,19
m に送出される。なお、センター11から伝送路17に
送出されるRF信号には、各端末装置191 ,192
……,19m を制御するための制御データも重疂されて
いる。
【0008】ここで、図6は、上記端末装置191 の詳
細を示している。なお、他の端末装置192 ,……,1
m については、端末装置191 と同様な構成であるの
で、その説明は省略する。すなわち、端末装置191
は、チューナ回路21と、モデム22と、マイクロコン
ピュータ23と、表示器24と、キー操作部25とから
構成されている。
【0009】そして、加入者がキー操作部25を操作し
て所望の番組を選局すると、その選局情報は、マイクロ
コンピュータ23に供給される。この場合、マイクロコ
ンピュータ23は、入力された選局情報を表示器24に
表示させるとともに、該選局情報をモデム22で変調さ
せた後、接続端子26及び伝送路17を介してセンター
11に送出させる。このため、センター11では、伝送
路17を介して伝送されてきた選局情報が、モデム16
で復調されてセンターコンピュータ15に受信される。
【0010】すると、センターコンピュータ15は、入
力された選局情報に対応するVTR121 ,……,12
n を再生駆動するように、VTR制御装置14を制御す
る。これにより、所望のVTR121 ,……,12n
ら再生された映像信号は、対応する変調回路131 ,…
…,13n で選局情報に基づいた特定チャンネルのRF
信号に変換された後、制御データが多重されて伝送路1
7に送出される。
【0011】そして、伝送路17に送出されRF信号
は、接続端子26を介してチューナ回路21及びモデム
22にそれぞれ供給される。このうち、モデム22は、
入力されたRF信号の中から制御データを抽出し復調処
理を施してマイクロコンピュータ23に出力している。
【0012】このため、マイクロコンピュータ23は、
入力された制御データに基づいて、自己の端末装置19
1 が指定されたと判断したときチューナ回路21を駆動
させる。すると、このチューナ回路21は、入力された
RF信号の中から映像信号成分を抽出し、マイクロコン
ピュータ23の指示に基づいて番組の選局を行ない、選
局された映像信号を出力端子27を介して上記テレビジ
ョン受信機201 に出力し、ここに、VODサービスが
実現されることになる。
【0013】なお、上記センター11の説明では、番組
を提供するために複数のVTR121 ,……,12n
用いるようにしたが、これは、例えばビデオディスクプ
レーヤ,ハードディスクドライブあるいは半導体メモリ
等の各種記録媒体を再生する再生装置であってもよいこ
とはもちろんである。
【0014】ここで、図7は、加入者が視聴したい番組
を要求したときの端末装置191 とセンター11との動
作の流れを対比して示している。すなわち、加入者が視
聴したい番組を端末装置191 に入力した場合、端末装
置191 からセンター11に対して番組要求が行なわれ
る。すると、センター11では、端末装置191 からの
番組要求を受け付け、その要求された番組の放送を行な
うために、VTR制御装置14を制御して必要なVTR
121 ,……,12n を再生駆動し、要求された番組の
放送を開始する。
【0015】その後、センター11は、要求された番組
がどのチャンネルで放送されているかを、制御データに
よって端末装置191 に通知する。このため、端末装置
191 は、センター11から通知されたチャンネルを選
局し、ここに、加入者が要求した番組を視聴することが
できるようになる。このため、端末装置191 では、番
組を要求してからチャンネルが通知されそのチャンネル
を選局するまで、待ち状態となる。
【0016】次に、上記のようにして要求した番組が視
聴されている状態で、加入者が番組の一時停止(ポー
ズ)を端末装置191 に入力した場合、端末装置191
からセンター11に対して一時停止要求が通知される。
すると、センター11では、端末装置191 からの一時
停止要求を受け付け、番組を提供しているVTR1
1,……,12n を一時停止状態に制御して静止画像
を出力させる一時停止処理を行ない、ここに、加入者の
要求による番組の一時停止が実現される。
【0017】また、このような番組の一時停止状態で、
加入者が再び番組の再生開始を端末装置191 に入力し
た場合、端末装置191 からセンター11に対して再生
開始要求が通知される。すると、センター11では、端
末装置191 からの再生開始要求を受け付け、番組を提
供しているVTR121 ,……,12n を再生状態に制
御する再生開始処理を行ない、ここに、加入者の要求に
よる番組の再生開始が実現される。
【0018】しかしながら、上述したような従来の双方
向テレビジョン放送システムでは、加入者が視聴してい
る番組の一時停止を要求した場合、端末装置191 とセ
ンター11との間の通信時間,センター11での処理時
間及びVTR121 ,……,12n の制御時間等がかか
ることになる。このため、一時停止を要求してから実際
に番組が一時停止されるまでには、所定の時間を要する
ことになるので、加入者の希望する画面で一時停止させ
ることが非常に困難になるという問題が生じることにな
る。
【0019】具体的に言えば、図8に示すように、VT
R121 ,……,12n が再生駆動され、端末装置19
1 から動画像が出力されている状態で、端末装置191
に対して一時停止が要求されると、その一時停止要求
は、センター11に通知され、センターコンピュータ1
5で解析処理された後、VTR制御装置14を介してV
TR121 ,……,12n に伝達される。
【0020】このため、端末装置191 に対して一時停
止が要求されてから、所定の遅れ時間が経過した後、V
TR121 ,……,12n が一時停止状態となり、端末
装置191 から静止画像が出力されるようになる。した
がって、実際にテレビジョン受信機201 が表示される
静止画像は、端末装置191 に対して一時停止を要求し
たときの画面よりも、所定の遅れ時間が経過した後の画
面となってしまうものである。
【0021】なお、番組の一時停止状態で、端末装置1
1 に対して再生開始が要求されると、その再生開始要
求は、センター11に通知され、センターコンピュータ
15で解析処理された後、VTR制御装置14を介して
VTR121 ,……,12nに伝達される。このため、
端末装置191 に対して再生開始が要求されてから、所
定の遅れ時間が経過した後、VTR121 ,……,12
n が再生状態となり、端末装置191 から動画像が出力
されるようになる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
双方向テレビジョン放送システムでは、視聴している番
組を一時停止させて静止画像を得ようとした場合、一時
停止を要求してから実際に番組が一時停止されるまでに
時間を要するため、希望する画面で一時停止させること
が非常に困難になるという問題を有している。
【0023】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、加入者端末からの一時停止要求に応じ
て、センターから放送されている番組を希望する画面で
正確に一時停止させることができ、双方向放送システム
におけるVODサービスの向上に寄与し得る極めて良好
な双方向放送システムの端末装置を提供することを目的
とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】この発明に係る双方向放
送システムの端末装置は、センターに対して、所望の番
組の要求と、この要求された番組の一時停止の要求と、
この一時停止された番組の再開の要求とを行ない得るも
のを対象としている。そして、番組の一時停止を要求し
た時点で、センターから供給されている番組の信号を記
憶する第1の記憶手段と、番組の一時停止が要求されて
から、センターが番組供給を一時停止するまでの間に、
センターから供給された番組の信号を記憶する第2の記
憶手段と、番組の一時停止が要求されている状態で、第
1の記憶手段に記憶された信号を読み出し、番組の再開
が要求された状態で、第2の記憶手段に記憶された信号
を読み出す制御手段とを備えるようにしたものである。
【0025】
【作用】上記のような構成によれば、番組の一時停止が
要求された時点で、センターから供給されている番組の
信号を記憶し、番組の一時停止が要求されている状態
で、記憶した信号を読み出すようにしたので、加入者端
末からの一時停止要求に応じて、センターから送出され
ている番組を希望する箇所で正確に一時停止させること
ができる。また、番組の一時停止が要求されてからセン
ターが番組供給を一時停止するまでの間に、センターか
ら供給された番組の信号を記憶し、番組の再開が要求さ
れた状態で、記憶した信号を読み出すようにしたので、
一時停止された状態からとぎれることなく番組を再開す
ることができるようになる。
【0026】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して詳細に説明する。図1において、図6と同一部分
には同一符号を付して示している。すなわち、加入者が
要求した番組を視聴している状態において、チューナ回
路21で選局された映像信号は、復調回路28により復
調され、A/D(アナログ/デジタル)変換回路29に
供給されてデジタル映像データに変換された後、画像音
声メモリ30に供給される。
【0027】この画像音声メモリ30は、マイクロコン
ピュータ23の制御に基づいて、入力されたデジタル映
像データを一定量だけ一時的に書き込んだ後、書き込ん
だ順序で読み出すように動作される。そして、画像音声
メモリ30から読み出されたデジタル映像データは、マ
イクロコンピュータ23により図示の切り替え位置に制
御されているスイッチ31を介した後、D/A(デジタ
ル/アナログ)変換回路32によって元の映像信号に変
換され、出力端子27からテレビジョン受信機201
送出される。
【0028】また、上記のように要求した番組が視聴さ
れている状態で、加入者がキー操作部25を操作して番
組の一時停止要求を入力すると、マイクロコンピュータ
23は、一時停止要求が入力された時点で、A/D変換
回路29から出力される1フレーム分のデジタル映像デ
ータを、画像フレームメモリ33に書き込ませる。そし
て、マイクロコンピュータ23は、スイッチ31を図示
と逆の切り替え位置に制御した後、画像フレームメモリ
33から1フレーム分のデジタル映像データを順次読み
出させる。
【0029】このため、画像フレームメモリ33から読
み出された1フレーム分のデジタル映像データは、スイ
ッチ31を介した後、D/A変換回路32によって元の
映像信号に変換され、出力端子27からテレビジョン受
信機201 に送出される。これにより、加入者が番組の
一時停止を要求した時点における静止画像、つまり加入
者の希望する静止画像をテレビジョン受信機201 に画
像表示させることができるようになる。
【0030】また、加入者が番組の一時停止を要求して
から、実際に番組が一時停止されるまでの間にセンター
11から送出された映像信号は、マイクロコンピュータ
23の制御によって画像音声メモリ30に書き込まれ記
憶される。そして、このような番組の一時停止状態で、
加入者がキー操作部25を操作して番組の再生開始要求
を入力すると、マイクロコンピュータ23は、スイッチ
31を図示と逆の切り替え位置に制御した後、画像音声
メモリ30からデジタル映像データを順次読み出させ
る。このため、再生開始が要求されると、先に一時停止
によって表示されていた静止画像の続きから番組が再開
されることになる。
【0031】そして、画像音声メモリ30に書き込まれ
たデジタル画像データによって、画像表示が行なわれて
いる期間内に、センター11からの番組送出が再開され
る。この場合、センター11から送出された映像信号
は、デジタル化された後、画像音声メモリ30に既に書
き込まれているデジタル画像データに続くように書き込
まれる。このため、以後は、画像音声メモリ30へのデ
ジタル画像データの書き込み及び読み出しが繰り返し行
なわれるようになって、通常に番組を視聴することがで
きるようになる。
【0032】なお、マイクロコンピュータ23には、ワ
イヤレスリモートコントロール用の受信回路34が接続
されている。この受信回路34は、ワイヤレスリモート
コントロール用の図示しない送信装置から送出される光
学操作情報を受信し、電気的データに変換してマイクロ
コンピュータ23に出力するものである。つまり、この
端末装置191 は、キー操作部25によって操作するこ
とができるとともに、ワイヤレスリモートコントロール
によっても操作することができる。
【0033】図2は、以上の動作を具体的に示してい
る。すなわち、VTR121 ,……,12n が再生駆動
され、端末装置191 から動画像が出力されている状態
で、端末装置191 に対して一時停止が要求されると、
その一時停止要求は、センター11に通知され、センタ
ーコンピュータ15で解析処理された後、VTR制御装
置14を介してVTR121 ,……,12n に伝達され
る。このため、VTR121 ,……,12n が一時停止
状態となるのは、端末装置191 に対して一時停止が要
求されてから、所定の遅れ時間が経過した後となる。
【0034】一方、端末装置191 では、一時停止が要
求された時点で、A/D変換回路29から出力される1
フレーム分のデジタル映像データを画像フレームメモリ
33に書き込ませ、この画像フレームメモリ33に書き
込まれたデジタル画像データを読み出して出力するよう
にしている。このため、端末装置191 からは、一時停
止が要求された時点の静止画像が出力されるようにな
る。
【0035】また、一時停止が要求されてから、実際に
VTR121 ,……,12n が一時停止状態となるまで
の間に、センター11から送出された映像信号は、画像
音声メモリ30に書き込まれ記憶される。
【0036】このような番組の一時停止状態で、端末装
置191 に対して再生開始が要求されると、その再生開
始要求は、センター11に通知され、センターコンピュ
ータ15で解析処理された後、VTR制御装置14を介
してVTR121 ,……,12n に伝達される。このた
め、VTR121 ,……,12n が再生を再開するの
は、端末装置191 に対して再生開始が要求されてか
ら、所定の遅れ時間が経過した後となる。
【0037】一方、端末装置191 では、再生開始が要
求された時点で、画像音声メモリ30に書き込まれたデ
ジタル映像データを出力するようにしている。このた
め、端末装置191 からは、一時停止時に出力されてい
た静止画像の続きから動画像が出力されるようになる。
そして、画像音声メモリ30に書き込まれたデジタル画
像データによって、動画像が表示されている期間内に、
VTR121 ,……,12n が再生を再開し、以後は、
画像音声メモリ30へのデジタル画像データの書き込み
及び読み出しが繰り返し行なわれるようになって、通常
に番組を視聴することができるようになる。
【0038】次に、図3は、この発明の他の実施例を示
している。図3において、図1と同一部分には同一符号
を付して説明すると、まず、加入者が要求した番組を視
聴している状態において、復調回路28で復調された映
像信号は、マイクロコンピュータ23により図示の切り
替え位置に制御されているスイッチ35を介して、出力
端子27からテレビジョン受信機201 に送出されてい
る。
【0039】また、加入者が番組の一時停止を要求した
場合には、一時停止要求が入力された時点で、A/D変
換回路29から出力される1フレーム分のデジタル映像
データが、画像フレームメモリ33に書き込まれる。そ
して、マイクロコンピュータ23は、スイッチ31,3
5をそれぞれ図示と逆の切り替え位置に制御した後、画
像フレームメモリ33から1フレーム分のデジタル映像
データを順次読み出させる。
【0040】このため、画像フレームメモリ33から読
み出された1フレーム分のデジタル映像データは、スイ
ッチ31を介した後、D/A変換回路32によって元の
映像信号に変換され、スイッチ35を介して出力端子2
7からテレビジョン受信機201 に送出される。これに
より、加入者が番組の一時停止を要求した時点における
静止画像、つまり加入者の希望する静止画像をテレビジ
ョン受信機201 に画像表示させることができるように
なる。
【0041】また、加入者が番組の一時停止を要求して
から、実際に番組が一時停止されるまでの間にセンター
11から送出された映像信号は、マイクロコンピュータ
23の制御によって画像音声メモリ30に書き込まれ記
憶される。また、この状態では、上記復調回路28で復
調された映像信号列がインデックス番号検出回路36に
供給される。このインデックス番号検出回路36は、復
調回路28から出力された映像信号列に含まれるフレー
ムインデックス番号を検出している。
【0042】すなわち、復調回路28から出力された映
像信号列は、図4に示すように、フレーム単位に区分さ
れており、各フレーム毎にそれぞれフレームインデック
ス番号が付されている。そして、インデックス番号検出
回路36は、映像信号列からこのフレームインデックス
番号を検出している。このインデックス番号検出回路3
6で検出されたフレームインデックス番号は、マイクロ
コンピュータ23を介してインデックスメモリ37に書
き込まれる。つまり、インデックスメモリ37には、番
組の一時停止が要求されてから実際に番組が一時停止さ
れるまでの間にセンター11から送出された映像信号列
に含まれる全てのフレームインデックス番号が記憶され
ることになる。
【0043】そして、このような番組の一時停止状態
で、加入者が番組の再生開始要求を入力すると、マイク
ロコンピュータ23は、スイッチ31を図示の切り替え
位置に制御した後、画像音声メモリ30からデジタル映
像データを順次読み出させる。このため、再生開始が要
求されると、先に一時停止によって表示されていた静止
画像の続きから番組が再開されることになる。
【0044】その後、画像音声メモリ30に書き込まれ
たデジタル画像データによって、画像表示が行なわれて
いる期間内に、センター11からの番組送出が再開され
る。この場合、マイクロコンピュータ23は、センター
11から送出された映像信号列に含まれるフレームイン
デックス番号が、インデックスメモリ37に記憶されて
いるフレームインデックス番号に一致しなくなった時点
で、スイッチ35を図示の切り替え位置に制御し、以後
は、通常に番組を視聴することができるようになる。な
お、この発明は上記各実施例に限定されるものではな
く、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実
施することができる。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
加入者端末からの一時停止要求に応じて、センターから
放送されている番組を希望する画面で正確に一時停止さ
せることができ、双方向放送システムにおけるVODサ
ービスの向上に寄与し得る極めて良好な双方向放送シス
テムの端末装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る双方向放送システムの端末装置
の一実施例を示すブロック構成図。
【図2】同実施例の動作を具体的に説明するために示す
図。
【図3】この発明の他の実施例を示すブロック構成図。
【図4】同他の実施例における映像信号列を説明するた
めに示す図。
【図5】VODサービスを実現可能なテレビジョン放送
システムの概略を示すブロック構成図。
【図6】同放送システムに使用される従来の端末装置を
示すブロック構成図。
【図7】同放送システムにおける端末装置とセンターと
の動作の流れを対比して説明するために示す図。
【図8】同放送システムにおける問題点を具体的に説明
するために示す図。
【符号の説明】
11…センター、121 〜12n …VTR、131 〜1
n …変調回路、14…VTR制御装置、15…センタ
ーコンピュータ、16…モデム、17…伝送路、181
〜18m …加入者端末、191 〜19m …端末装置、2
1 〜20m …テレビジョン受信機、21…チューナ回
路、22…モデム、23…マイクロコンピュータ、24
…表示器、25…キー操作部、26…接続端子、27…
出力端子、28…復調回路、29…A/D変換回路、3
0…画像音声メモリ、31…スイッチ、32…D/A変
換回路、33…画像フレームメモリ、34…受信回路、
35…スイッチ、36…インデックス番号検出回路、3
7…インデックスメモリ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センターに対して、所望の番組の要求
    と、この要求された番組の一時停止の要求と、この一時
    停止された番組の再開の要求とを行ない得る双方向放送
    システムの端末装置において、前記番組の一時停止を要
    求した時点で、前記センターから供給されている番組の
    信号を記憶する第1の記憶手段と、前記番組の一時停止
    が要求されてから、前記センターが番組供給を一時停止
    するまでの間に、前記センターから供給された番組の信
    号を記憶する第2の記憶手段と、前記番組の一時停止が
    要求されている状態で、前記第1の記憶手段に記憶され
    た信号を読み出し、前記番組の再開が要求された状態
    で、前記第2の記憶手段に記憶された信号を読み出す制
    御手段とを具備してなることを特徴とする双方向放送シ
    ステムの端末装置。
  2. 【請求項2】 前記番組は、テレビジョン番組であり、
    前記第1の記憶手段は、映像信号を少なくとも1フレー
    ムあるいは1フィールド分記憶する容量を有することを
    特徴とする請求項1記載の双方向放送システムの端末装
    置。
  3. 【請求項3】 前記映像信号にはフレームあるいはフィ
    ールド単位でインデックスコードが付されており、前記
    第2の記憶手段に記憶された映像信号のインデックスコ
    ードを記憶する第3の記憶手段と、前記番組の再開が要
    求され前記第2の記憶手段に記憶された映像信号が読み
    出されている状態で、前記センターから供給された映像
    信号のインデックスコードが前記第3の記憶手段に記憶
    されているインデックスコードと一致しなくなったと
    き、第2の記憶手段に記憶された映像信号に代えて前記
    センターから供給された映像信号を画像表示に供させる
    判別手段とを具備してなることを特徴とする請求項2記
    載の双方向放送システムの端末装置。
JP6311710A 1994-12-15 1994-12-15 双方向放送システムの端末装置 Pending JPH08168046A (ja)

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