JP2002152652A - 放送受信記録再生方法及び放送受信記録再生装置 - Google Patents

放送受信記録再生方法及び放送受信記録再生装置

Info

Publication number
JP2002152652A
JP2002152652A JP2000344488A JP2000344488A JP2002152652A JP 2002152652 A JP2002152652 A JP 2002152652A JP 2000344488 A JP2000344488 A JP 2000344488A JP 2000344488 A JP2000344488 A JP 2000344488A JP 2002152652 A JP2002152652 A JP 2002152652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
channel
recording
main channel
video
audio data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000344488A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Mori
秀樹 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Micro Systems Co Ltd
Original Assignee
Renesas Micro Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Micro Systems Co Ltd filed Critical Renesas Micro Systems Co Ltd
Priority to JP2000344488A priority Critical patent/JP2002152652A/ja
Publication of JP2002152652A publication Critical patent/JP2002152652A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 一のチャンネルを視聴している視聴者が、他
のチャンネルの番組を一時的に視聴する間に一のチャン
ネルの番組内容を録画、再生する場合に、多くの操作を
要求しない放送受信記録再生装置を提供する。 【解決手段】 本発明による放送受信記録再生方法は、
複数のチャンネルのうちから一の主チャンネルを定める
ステップと、視聴者の指示に応じて、一の視聴チャンネ
ルを定めるステップと、視聴チャンネルで放送される映
像音声データを再生するステップとを具備し、視聴チャ
ンネルが、主チャンネルから、他チャンネルに切り替え
られる第1切替行為が検出されたことに応答して、主チ
ャンネルで放送される切替後主チャンネル映像音声デー
タを記録するステップを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送受信記録再生
方法及び放送受信記録再生装置に関する。本発明は、特
に、放送された音声映像データを保存する記憶装置を使
用して、放送の再生を行う放送受信記録再生方法及び放
送受信記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ放送により放送された映像・音声
信号を記録装置に記録し、視聴者の都合に合わせて再生
することができるテレビ受像機が知られている。このよ
うなテレビ受像機は、何らかの用事、例えば、電話にで
るという用事が発生したときに、その用事を済ましてい
る間に放送されている映像・音声信号を記録装置に記録
することができる。そのテレビ受像機は、何らかの用事
を済ましている間に放送された大事な一シーンを見逃し
て視聴者が残念な思いをすることを防ぐことができる。
【0003】このようなテレビ受像機が特許掲載公報
(特許2935788号)に知られている。公知のその
テレビ受像機は、図12に示されているように、記録処
理回路101、制御回路102、記録再生装置103、
再生処理装置106、アンテナ121、チューナ12
2、操作部123、映像回路124、CRT(Cath
ode Ray Tube)125、音声回路126、
及びスピーカ127a、127bからなる。
【0004】アンテナ121、チューナ122は、放送
された番組の映像、音声信号を含むテレビ信号を受信し
て、映像信号Vin、音声信号Ainを出力する。記録
処理回路101は、映像信号Vin、音声信号Ain
を、記録再生装置103が記録できる形式に変換して記
録信号RECを生成し、記録信号RECを記録再生装置
103に出力する。記録再生装置103は、記録信号R
ECを記録する。再生処理装置106は、記録再生装置
103に記憶された記録信号RECを読み出す。再生処
理装置106は、記録信号RECのうちの読み出された
記録信号PBから、出力映像信号Vout、出力音声信
号Aoutを生成して出力する。出力映像信号Vout
は、映像回路124を介してCRT125に供給され、
映像に変換される。一方、出力音声信号Aoutは、音
声回路126を介してスピーカ127a、127bに供
給され、音声に変換される。
【0005】公知のそのテレビ受像機は、制御部10
2、操作部123により制御される。操作部123は、
ユーザにより操作され、ユーザの指示内容を示す信号を
制御部102に出力する。制御部102は、ユーザの操
作に応じて、公知のそのテレビ受像機の全体の動作を制
御する。
【0006】公知のそのテレビ受像機は、追従再生モー
ドと非追従再生モードのいずれかに設定されて使用され
る。追従再生モードと非追従再生モードのいずれに設定
されるかに応じて、公知のそのテレビ受像機は、異なる
動作をする。
【0007】追従再生モードに設定されたとき、公知の
そのテレビ受像機は、受信したテレビ信号を、直ちにC
RT125、スピーカ127a、127bから出力す
る。より詳細には、追従再生モードに設定されたとき、
再生処理回路106は、記録信号RECが記録再生装置
103に書き込まれた後、直ちに記録信号RECを記録
再生装置103から読み出して、出力映像信号Vou
t、出力音声信号Aoutとして出力する。出力映像信
号Vout、出力音声信号Aoutは、それぞれ、CR
T125、スピーカ127a、127bから出力され
る。
【0008】一方、非追従再生モードに設定されたと
き、公知のそのテレビ受像機は、操作部123になされ
た視聴者の操作に従って、テレビ信号を再生する。より
詳細には、記録再生装置103に記録された記録信号R
ECは、操作部123になされた視聴者の操作に従っ
て、再生処理装置106により読み出されて再生され
る。これにより、視聴者は、放送中の番組を一時的に停
止し、遅延し、逆戻りし、圧縮し、又は/及び編集する
ことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、公知のそのテ
レビ受像機は、自己の都合に合わせてテレビ放送の番組
の進行を制御しようとする視聴者に、様々な操作をする
ことを要求する。例えば、一のチャンネルを視聴してい
る視聴者が、他のチャンネルの番組を一時的に視聴する
が、その間に、その一のチャンネルでの放送されている
内容を録画しようとする場合を考える。この場合、公知
のそのテレビ受像機は、その一のチャンネルの映像/音
声データを記録し、保存する旨を指示する操作を行うこ
とをその視聴者に要求する。更に公知のそのテレビ受像
機は、記録された映像/音声データを視聴するために、
録画された映像/音声データを再生する旨を指示する操
作を行うことを、その視聴者に要求する。このように、
公知のそのテレビ受像機は、視聴者に、様々な操作をす
ることを要求する。視聴者に様々な操作を行うことを要
求することは、テレビ受像機のユーザフレンドリ性を低
下させる。
【0010】本発明の目的は、一のチャンネルを視聴し
ている視聴者が、他のチャンネルの番組を一時的に視聴
する一方で、他のチャンネルを視聴する間にその一のチ
ャンネルで放送されている内容を録画し、更に再生しよ
うとする場合に、視聴者に多くの操作を要求しない放送
受信記録再生装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段は、下記のように表現される。その表現中に現れ
る技術的事項には、括弧()つきで、番号、記号等が添
記されている。その番号、記号等は、本発明の複数の実
施の形態のうちの、少なくとも1つの実施の形態を構成
する技術的事項、特に、その実施の形態に対応する図面
に表現されている技術的事項に付せられている参照番
号、参照記号等に一致している。このような参照番号、
参照記号は、請求項記載の技術的事項と実施の形態の技
術的事項との対応・橋渡しを明確にしている。このよう
な対応・橋渡しは、請求項記載の技術的事項が実施の形
態の技術的事項に限定されて解釈されることを意味しな
い。
【0012】本発明による放送受信記録再生方法は、
(a)複数のチャンネル(チャンネルA、B)のうちか
ら一の主チャンネル(チャンネルA)を定めるステップ
と、(b)視聴者の指示に応じて、前記複数のチャンネ
ル(チャンネルA、B)のうちの一の視聴チャンネルを
定めるステップと、(c)視聴チャンネルで放送される
映像音声データを再生するステップとを具備する。前記
(c)ステップは、(d)前記視聴チャンネルが、主チ
ャンネル(チャンネルA)から、前記複数のチャンネル
(チャンネルA、B)のうちの主チャンネル(チャンネ
ルA)でない他チャンネル(チャンネルB)に切り替え
られる第1切替行為を検出するステップと、(e)前記
第1切替行為が検出されたことに応答して、前記第1切
替行為が行われた第1切替時刻(t)から主チャンネ
ル(チャンネルA)で放送される切替後主チャンネル映
像音声データを記録するステップと、(f)前記第1切
替行為の後、前記視聴チャンネルが、他チャンネル(チ
ャンネルB)から主チャンネル(チャンネルA)に切り
替えられる第2切替行為を検出するステップと、(g)
前記第2切替行為が検出されたことに応答して、前記切
替後主チャンネル映像音声データを再生するステップと
を含む。当該放送受信記録再生方法では、主チャンネル
(チャンネルA)から、前記複数のチャンネル(チャン
ネルA、B)のうちの主チャンネル(チャンネルA)で
ない他チャンネル(チャンネルB)に切り替えられる第
1切替行為を検出し、前記第1切替行為が行われた第1
切替時刻(t)から主チャンネル(チャンネルA)で
放送される切替後主チャンネル映像音声データを記録す
る。当該放送受信記録再生方法では、視聴者が自ら、前
記切替後主チャンネル映像音声データを記録することを
指示することが必要とされない。
【0013】当該放送受信記録再生方法において、前記
(g)ステップは、(h)前記第2切替行為が検出され
た第2切替時刻(t)に、前記切替後主チャンネル映
像音声データの時間的に先頭の位置から、前記切替後主
チャンネル映像音声データの再生を開始するステップを
含むことが望ましい。これにより、視聴チャンネルを主
チャンネルに戻した視聴者は、他チャンネル(チャンネ
ルB)を視聴している間に主チャンネル(チャンネル
A)で放送された映像音声データを、主チャンネル(チ
ャンネルA)の視聴を中断した時点から視聴することが
できる。
【0014】当該放送受信記録再生方法において、前記
(c)ステップは、(i)前記第2切替行為の後に、視
聴チャンネルが、主チャンネル(チャンネルA)から、
他チャンネル(チャンネルB)に切り替えられる第3切
替行為を検出するステップと、(j)前記第3切替行為
が検出されたことに応答して、前記(g)ステップをを
停止するステップと、(k)前記切替後主チャンネル映
像音声データのうち、再生された再生終了部分を示す再
生情報(13b、13cに記憶される情報)を生成する
ステップと、(l)前記第3切替行為の後に、視聴チャ
ンネルが、主チャンネル(チャンネルA)から、他チャ
ンネル(チャンネルB)に切り替えられる第4切替行為
を検出するステップと、(m)前記第4切替行為が検出
されたことに応答して、前記再生情報(13b、13c
に記憶される情報)に基づいて、前記切替後主チャンネ
ル映像音声データのうちの再生されていない未再生部分
を再生するステップとを含むことが望ましい。
【0015】当該放送受信記録再生方法において、前記
(e)ステップは、(n)前記切替後主チャンネル映像
音声データのうちCMに対応する部分でない非CM部分
のみを記録するステップからなり、前記(g)ステップ
は、(o)前記非CM部分を再生するステップからなる
ことが望ましい。
【0016】当該放送受信記録再生方法において、前記
(e)ステップは、主チャンネル(チャンネルA)で放
送される一の番組が終了する番組終了時刻(tend
に終了されることが望ましい。
【0017】当該放送受信記録再生方法において、前記
(g)ステップは、(p)前記切替後主チャンネル映像
音声データを実時間よりも速い速度で再生するステップ
を具備することが望ましい。
【0018】このとき、前記(g)ステップは、更に、
(q)前記切替後主チャンネル映像音声データにおいて
再生されている再生時間的位置が、主チャンネル(チャ
ンネルA)において放送されている主チャンネル映像音
声データの放送時間的位置と一致するとき、前記(p)
ステップを中止するステップを具備することが望まし
い。
【0019】更にこのとき、前記(g)ステップは、更
に、(r)前記(q)ステップの後、主チャンネル(チ
ャンネルA)において放送されている主チャンネル映像
音声データを、リアルタイムで再生するステップを具備
することが望ましい。
【0020】また、本発明の放送受信記録再生方法は、
更に、(s)前記第2切替行為の後、視聴者の指示に応
答して、主チャンネル(チャンネルA)において放送さ
れている主チャンネル映像音声データを、リアルタイム
で再生するステップを具備することがある。
【0021】また、当該放送受信記録再生方法におい
て、前記(a)ステップは、(t)視聴者の指示に応じ
て主チャンネル(チャンネルA)を定めるステップを含
むことがある。
【0022】このとき、視聴者の指示は、視聴者が、リ
モコンのような入力装置に設けられた、主チャンネルに
対応するチャンネル番号が付されているキー(図示され
ない)を所定の時間以上押す操作によりなされることが
可能である。この場合、一定時間だけ押された、そのキ
ーのチャンネル番号に対応するチャンネルが主チャンネ
ルであると定められる。
【0023】また、視聴者の指示は、視聴者が、リモコ
ンのような入力装置に設けられた、主チャンネルに対応
するチャンネル番号が付されているキー(図示されな
い)を複数回押す操作によりなされることが可能であ
る。この場合、複数回だけ押された、そのキーが示すチ
ャンネル番号に対応するチャンネルが主チャンネルであ
ると定められる。
【0024】また、当該放送受信記録再生方法におい
て、前記(a)ステップは、(u)視聴者により指示さ
れることなく主チャンネル(チャンネルA)を定めるス
テップを含むことがある。
【0025】また、当該放送受信記録再生方法におい
て、前記(u)ステップは、(v)前記チャンネルのそ
れぞれが前記視聴チャンネルに設定されている時間の長
さに基づいて、主チャンネル(チャンネルA)を定める
ステップを含むことがある。チャンネル(チャンネル
A、B)のそれぞれが視聴チャンネルに設定されている
時間の長さは、視聴者がいずれのチャンネルを最も視聴
したいのかを示す指標となる。チャンネル(チャンネル
A、B)のそれぞれが視聴チャンネルに設定されている
時間の長さに基づいて主チャンネルを定めれば、視聴者
が自ら手を下すことなく、視聴者が最も視聴したいと考
えているものが主チャンネルとして選択され得る。
【0026】このとき、前記(u)ステップは、チャン
ネル(チャンネルA、B)のうち、当該放送受信記録再
生方法を実行する放送受信記録再生装置の電源が投入さ
れて以後、最初に、所定の時間だけ視聴チャンネルとし
て設定されたものを主チャンネル(チャンネルA)と定
めるステップを含むことがある。
【0027】また、当該放送受信記録再生方法におい
て、前記(u)ステップは、(w)前記チャンネルのそ
れぞれに放送されている番組の内容に基づいて、主チャ
ンネル(チャンネルA)を定めるステップを含むことが
ある。
【0028】また、当該放送受信記録再生方法におい
て、主チャンネル(チャンネルA)を定めることは、チ
ャンネルのそれぞれに放送されている番組の内容に基づ
いて、主チャンネルを定めることを含むことがある。
「番組の内容に基づいて主チャンネルを定める」ことの
例としては、複数のそのチャンネルの各チャンネルで、
ドラマ番組、スポーツ番組、アニメ番組その他の番組が
放送されている場合に、ドラマ番組が放送されているチ
ャンネルが主チャンネルとして定められるということが
挙げられる。
【0029】本発明による放送受信記録再生装置は、複
数のチャンネルのうちから一の主チャンネルを定める主
チャンネル決定手段(10、10a)と、視聴者が行う
操作に応じて、前記チャンネルのうちの一の視聴チャン
ネルを定める視聴チャンネル決定手段(10、10a)
と、前記視聴チャンネルで放送されている映像音声デー
タを再生する再生手段(1〜13)とを具備する。再生
手段(1〜9、11〜13)は、前記視聴チャンネル
が、前記主チャンネルから、前記チャンネルのうちの前
記主チャンネルでない他チャンネルに切り替えられる第
1切替行為を検出する第1検出手段(11、13a)
と、前記第1切替行為が検出されたことに応答して、前
記第1切替行為が行われた第1切替時刻から前記主チャ
ンネルで放送される切替後主チャンネル映像音声データ
を記録する記録手段(6、8、9)と、前記第1切替行
為の後、前記視聴チャンネルが、前記他チャンネルから
前記主チャンネルに切り替えられる第2切替行為を検出
する第2検出手段(11、13a)と、前記第2切替行
為が検出されたことに応答して、前記切替後主チャンネ
ル映像音声データを再生する映像音声データ再生手段
(7)とを含む。
【0030】本発明による記録媒体(12)には、
(a)複数のチャンネル(チャンネルA、B)のうちか
ら一の主チャンネル(チャンネルA)を定めるステップ
と、(b)視聴者の指示に応じて、複数のチャンネル
(チャンネルA、B)のうちの一の視聴チャンネルを定
めるステップと、(c)前記視聴チャンネルで放送され
る映像音声データを再生するステップとを実行するプロ
グラムが記録されている。このとき、前記(c)ステッ
プは、(d)前記視聴チャンネルが、主チャンネル(チ
ャンネルA)から、前記複数のチャンネル(チャンネル
A、B)のうちの主チャンネル(チャンネルA)でない
他チャンネル(チャンネルB)に切り替えられる第1切
替行為を検出するステップと、(e)前記第1切替行為
が検出されたことに応答して、前記第1切替行為が行わ
れた第1切替時刻から主チャンネル(チャンネルA)で
放送される切替後主チャンネル映像音声データを記録す
るステップと、(f)前記第1切替行為の後、前記視聴
チャンネルが、前記他チャンネル(チャンネルB)から
前記主チャンネル(チャンネルA)に切り替えられる第
2切替行為を検出するステップと、(g)前記第2切替
行為が検出されたことに応答して、前記切替後主チャン
ネル映像音声データを再生するステップとを含む。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明による実施の形態の放送受信記録再生装置及び放
送受信記録再生方法を説明する。
【0032】実施の第1形態:図1は、本発明による実
施の第1形態の放送受信記録再生装置を示している。当
該放送受信記録再生装置は、衛星放送受信用の放送受信
記録再生装置である。当該放送受信記録再生装置は、チ
ューナ1〜1、ストリームデータ復調部2
、ストリームデータ解析部3、ストリームデータ転
送制御部4、バス5、バッファメモリ6、MPEGデコ
ーダ7、HDD(Hard Disk Drive)
8、HDDインターフェース制御部9、リモコン処理部
10、リモコン10a、CPU11、記憶媒体12、記
憶部13とを含む。
【0033】チューナ1〜1は、ストリームデータ
を伝送する電波aを受信する。電波aは、それぞれ異な
る周波数を有する複数の搬送波を含む。一の搬送波によ
り、一のストリームデータが伝送される。チューナ1
〜1は、それぞれ、電波aから、互いに異なる一の搬
送波b〜bを取り出して、ストリームデータ復調部
2に出力する。
【0034】ストリームデータ復調部2〜2は、そ
れぞれ搬送波b〜bを復調して、ストリームデータ
を再生する。ストリームデータ復調部2は、再生された
ストリームデータを伝送するストリームデータ信号c
〜cを出力する。
【0035】図2は、ストリームデータ信号c〜c
のフォーマットを示す。図2に示されているように、ス
トリームデータ信号c〜cのそれぞれは、複数のチ
ャンネルの映像/音声データを時分割により多重化して
格納している。即ち、当該放送受信記録再生装置は、複
数のチャンネルを受信している。ストリームデータ信号
〜cは、ストリームデータ解析部3に出力され
る。
【0036】ストリームデータ解析部3は、ストリーム
データ信号c〜cから、一又は複数のチャンネルの
映像/音声データを取り出す。ストリームデータ解析部
3がいずれのチャンネルの映像/音声データを取り出す
かは、視聴者の操作に基づいて、CPU11により定め
られる。取り出されたその映像/音声データは、MPE
G形式を有する。取り出された映像/音声データは、映
像/音声データ信号dによりストリームデータ転送制御
部4に伝送される。
【0037】ストリームデータ転送制御部4は、映像/
音声データ信号dにより伝送された映像/音声データ
を、バス5を介して、バッファメモリ6とMPEGデコ
ーダ7とのうちのいずれか、又は、両方に転送する。
【0038】バッファメモリ6は、HDD8のキャッシ
ュメモリとして使用される。HDD8のアクセス速度
は、ストリームデータが伝送される速度よりも遅い。そ
こで、バッファメモリ6は、ストリームデータ転送制御
部4から転送された映像/音声データを一時的に保存
し、更に、HDD8のアクセス速度に合わせて、順次
に、HDD8に転送する。HDD8は、バッファメモリ
6から転送された映像/音声データを保存する。更に、
バッファメモリ6は、HDD8から出力された映像/音
声データを、一時的に保存し、順次に、MPEGデコー
タ7に転送する。
【0039】MPEGデコーダ7は、それに転送された
映像/音声データをデコードして、映像信号e、音声信
号fを出力する。MPEGデコーダ7に転送される映像
/音声データは、ストリームデータ転送制御部4から出
力されたもの、HDD8からバッファメモリ6を介して
出力されるもののいずれの場合もある。
【0040】HDDインターフェース制御部9は、HD
D8に映像/音声データが転送される際、又は、HDD
8から映像/音声データが出力される際の、HDD8の
インターフェース(図示されない)の動作を制御する。
【0041】リモコン処理部10は、リモコン10aに
入力される視聴者の指示を、バス5を介してCPU11
に伝送する。
【0042】CPU11は、当該放送受信記録再生装置
の全体を制御する。CPU11は、バス5を介して、記
憶媒体12に接続されている。記憶媒体12は、プログ
ラムを記憶しているROM(Read Only Me
mory)である。記憶媒体12は、他の記録媒体を使
用することも可能である。CPU11は、記憶媒体12
に記録されたプログラムに基づいて、当該放送受信記録
再生装置の全体を制御する。
【0043】より詳細には、当該放送受信記録再生装置
に電源が投入されると、CPU11は、記憶媒体12に
記録されたプログラムに従って、以下に記載されたイベ
ント1〜3が発生したか否かを監視する。
【0044】イベント1:主チャンネルの設定行為の実
行 イベント2:主チャンネルから他チャンネルへの切り替
えの発生 イベント3:他チャンネルから主チャンネルへの切り替
えの発生 ここで、主チャンネルとは、当該放送受信記録再生装置
が受信する複数のチャンネルのうち、主チャンネルの設
定行為の実行により定められた一のチャンネルをいう。
また、他チャンネルとは、当該放送受信記録再生装置が
受信する複数のチャンネルのうち、主チャンネルでない
チャンネル全てをいう。他チャンネルは、一である場合
も、複数である場合もある。CPU11は、視聴者が視
聴する視聴チャンネルの切り替えが行われる毎に、主チ
ャンネルポインタ13aを参照し、イベント1〜3が発
生したか否かを監視する。
【0045】イベント1が発生すると、図3に示されて
いるフローチャートに従って、CPU11は、当該放送
受信記録再生装置を制御する。この結果、当該放送受信
記録再生装置が受信する複数のチャンネルのうちから一
の主チャンネルが決定される。
【0046】イベント2が発生すると、即ち、主チャン
ネルから他チャンネルへの切り替えが行われると、図4
に示されているフローチャートに従って、CPU11
は、当該放送受信記録再生装置を制御する。この結果、
主チャンネルから他チャンネルへの切り替えが発生する
と、主チャンネルで放送されている映像/音声データの
HDD8への記録が行われる。
【0047】イベント3が発生すると、即ち、他チャン
ネルから主チャンネルへの切り替えが行われると、図5
に示されているフローチャートに従って、CPU11
は、当該放送受信記録再生装置を制御する。この結果、
他チャンネルから主チャンネルへの切り替えが発生する
と、主チャンネルで放送された映像/音声データがHD
D8から読み出され、更に、再生される。
【0048】CPU11は、マルチタスクが可能なもの
が使用され、図4に示されているフローチャートと、図
5に示されているフローチャートとは、並行的に実行さ
れ得る。但し、イベント2及びイベント3は、イベント
1が一度発生した後にしか発生しない。主チャンネルが
定められなければ、主チャンネルから他チャンネルへの
切り替えや、他チャンネルから主チャンネルへの切り替
えは発生し得ないからである。
【0049】図3〜図5に示されているフローチャート
に従って、当該放送受信記録再生装置の動作がCPU1
1により制御される過程は、後に詳細に説明する。
【0050】記憶部13は、CPU11が当該放送受信
記録再生装置を制御する際に使用される情報を記憶す
る。記憶部13は、主チャンネルポインタ13aと、チ
ャンネル変更履歴記憶部13bと、読み出し位置ポイン
タ13cと、書き込み位置ポインタ13dと、番組終了
時刻記憶部13eとを含む。
【0051】主チャンネルポインタ13aは、当該放送
受信記録再生装置が受信している複数のチャンネルのう
ちのいずれが主チャンネルであるかを示す。
【0052】チャンネル変更履歴記憶部13bには、チ
ャンネル変更の履歴を示す情報であるチャンネル変更履
歴情報が記録されている。チャンネル変更履歴情報は、
図6に示されているように、主チャンネルから他チャン
ネルへの切り替えが発生した時刻を示す時刻情報13b
と、主チャンネルから他チャンネルへの切り替えが発
生した時刻を示す時刻情報13bとを含む。
【0053】更に、チャンネル変更履歴情報は、時刻情
報13bにより示されるそれぞれの時刻の直前に行わ
れたHDD8からの映像/音声データの読み出しについ
て、その読み出しが行われた最後のアドレス13b
含む。更にチャンネル変更履歴情報は、時刻情報13b
により示されるそれぞれの時刻の直後に開始されたH
DD8への映像/音声データの記録について、その記録
が開始されるアドレス13bを含む。
【0054】更にチャンネル変更履歴情報は、他チャン
ネルから主チャンネルへの切り替えにより中止されるH
DD8への映像/音声データの記録について、その記録
が行われた最後のアドレス13bを含む。
【0055】読み出し位置ポインタ13cは、HDD8
のどのアドレスから映像/音声データが読み出されるか
を指示する。即ち、読み出し位置ポインタ13cは、H
DD8に記録された映像/音声データのうち、どの部分
まで既に再生が終了しているかを示す。書き込み位置ポ
インタ13dは、HDD8のどのアドレスから主チャン
ネルの映像/音声データを書き込むかを指示する。番組
終了時刻記憶部13eは、主チャンネルで、現に放送さ
れている番組の終了時刻を記憶する。
【0056】主チャンネルポインタ13aと、読み出し
位置ポインタ13cと、書き込み位置ポインタ13d
と、番組終了時刻記憶部13eとは、CPU11が当該
放送受信記録再生装置を制御する際に使用される。
【0057】続いて、当該放送受信記録再生装置の動作
を説明する。
【0058】まず、当該放送受信記録再生装置の動作の
概要を説明する。当該放送受信記録再生装置は、一のチ
ャンネルを主チャンネルとして定める。本実施の形態で
は、視聴者の操作に応じて、視聴者が望む一のチャンネ
ルが主チャンネルと定められる。
【0059】更に、当該放送受信記録再生装置は、視聴
者が視聴する視聴チャンネルが、主チャンネルから他チ
ャンネルに切り替えられると、主チャンネルで放送され
ている番組の映像/音声データをHDD8に記録する。
当該放送受信記録再生装置は、他チャンネルから主チャ
ンネルに視聴チャンネルが切り替えられると、HDD8
に記録された映像/音声データを再生する。視聴者は、
他チャンネルを視聴していた間に主チャンネルにおいて
放送された番組の内容を視聴することができる。
【0060】当該放送受信記録再生装置を使用する視聴
者は、主チャンネルを設定する行為を一旦行えば、HD
D8への記録を開始し、又は記録を停止する指示をおこ
なうことを要求されない。視聴者は、自らの意思のとお
りに視聴する視聴チャンネルを主チャンネルから他チャ
ンネルに、又は他チャンネルから主チャンネルに変更す
れば、煩雑な操作を要求されることなく、他チャンネル
を視聴していた間に主チャンネルにおいて放送された番
組の内容を見逃すことなく視聴できる。このように、当
該放送受信記録再生装置は、高いユーザフレンドリ性を
有している。
【0061】以下では、当該放送受信記録再生装置の動
作を、図7〜図9に示されているイベント図に示されて
いるようにイベントが順次に発生した場合を例にとっ
て、詳細に説明する。
【0062】第1動作例(図7): 時刻t≦t<t:図7に示されているように、時刻
に、当該放送受信記録再生装置の電源が投入され
る。時刻t以降、チャンネルAの視聴が行われる。M
PEGデコーダ7は、ストリームデータ転送制御部4か
ら、チャンネルAの映像/音声データを直接に受け取
り、デコードする。チャンネルAで放送された映像/音
声データが、リアルタイムで視聴される。
【0063】時刻tに、主チャンネルの設定行為が実
行される。即ち、イベント1が発生し、図3に示された
フローチャートに従って当該放送受信記録再生装置が動
作する。
【0064】主チャンネルの設定行為が実行されると、
図3に示されているように、当該放送受信記録再生装置
が受信する複数のチャンネルのうち、一のチャンネルが
主チャンネルであると定められる(ステップS01)。
【0065】本実施の形態では、主チャンネルの設定行
為とは、視聴者が、リモコン10aを操作して、ある一
のチャンネルが主チャンネルであると設定する行為をい
う。以下、本実施の形態では、チャンネルAが主チャン
ネルであると定められたとする。
【0066】視聴者は、以下のような行為により、ある
一のチャンネルが主チャンネルであると設定することが
可能である。
【0067】例えば、視聴者がリモコン10aに設けら
れたチャンネル番号を示すキー(図示されない)を一定
時間だけ押すことにより、主チャンネルが決定されるこ
とが可能である。この場合、一定時間だけ押された、そ
のキーが示すチャンネル番号に対応するチャンネルが主
チャンネルであると定められる。
【0068】また、視聴者が、リモコン10aに設けら
れたチャンネル番号を示すキー(図示されない)を複数
回押すことにより、主チャンネルが決定されることが可
能である。この場合、複数回だけ押された、そのキーが
示すチャンネル番号に対応するチャンネルが主チャンネ
ルであると定められる。
【0069】主チャンネルが定められると、いずれのチ
ャンネルが主チャンネルであるかが、主チャンネルポイ
ンタ13aに記録される(ステップS02)。
【0070】続いて、主チャンネルの設定行為が実行さ
れた時、現に主チャンネルで放送されている番組の終了
時刻が認識され、番組終了時刻記憶部13eに記憶され
る(ステップS03)。電波aにより伝送されるストリ
ームデータには、各チャンネルで放送される映像/音声
データと共に、各チャンネルで放送される番組の終了時
刻を示す終了時刻データが含まれる。その終了時刻デー
タから、主チャンネル、即ち、チャンネルAで現在放送
されている番組の終了時刻が認識され、番組終了時刻記
憶部13eに記憶される。チャンネルAで現在放送され
ている番組の番組終了時刻は、時刻tendである。番
組終了時刻記憶部13eに、時刻ten が記録され
る。
【0071】時刻t≦t<t:図7に示されている
ように、時刻tにおいて、チャンネルAからチャンネ
ルBに視聴チャンネルが切り替えられる。チャンネルB
の映像/音声データの視聴が開始される。チャンネルB
の映像/音声データの視聴は、リアルタイムに行われ
る。即ち、MPEGデコーダ7は、ストリームデータ転
送制御部4から、直接にチャンネルBの映像/音声デー
タを受け取り、デコードする。チャンネルBの映像/音
声データが、リアルタイムで視聴される。
【0072】ここで、チャンネルBは、他チャンネルで
ある。即ち、イベント2が発生する。図4に示されてい
るフローチャートに従って、当該放送受信記録再生装置
が動作を開始する。
【0073】まず、視聴チャンネルの切り替えの直前に
HDD8からの主チャンネルの映像/音声データの再生
を実行しているか否かが判断される(ステップS1
1)。
【0074】その切り替えの直前に、HDD8からの主
チャンネルの映像/音声データの再生を実行していない
場合、ステップS12、S13が、順次に行われる。そ
の直前に、HDD8からの主チャンネルの映像/音声デ
ータの再生を実行している場合、ステップS14、15
が順次に行われる。ステップS14、S15についての
説明は後に行われ、ここでは説明されない。
【0075】時刻tにおいては、HDD8からの主チ
ャンネルの映像/音声データの再生は行われていない。
従って、ステップS11に続いて、ステップS12が行
われる。
【0076】主チャンネルの映像/音声データの記録が
開始されるHDD8のアドレスが指定される。そのアド
レスは、読み出し位置ポインタ13cと、書き込み位置
ポインタ13dとに書き込まれる(ステップS12)。
【0077】続いて、書き込み位置ポインタ13dが示
すアドレスから、主チャンネルの映像/音声データがH
DD8に記録され始める(ステップS13)。ここで、
主チャンネルの映像/音声データのHDD8への記録
は、その停止が指示されない限り継続されることに注意
されるべきである。
【0078】このとき、他チャンネルたるチャンネルB
のリアルタイムでの視聴が行われている間に、主チャン
ネルたるチャンネルAで放送される映像/音声データの
うち、CMに相当する部分は、HDD8に記録されな
い。HDD8に、主チャンネルの映像/音声データのう
ちのCMに相当する部分を記録しないために、ステップ
S16〜S20が実行される。
【0079】ステップS13に続いて、主チャンネルの
番組がCMになったか否かが判断される(ステップS1
6)。主チャンネルの番組がCMになった場合には、ス
テップS17〜S20が実行される。ただし、主チャン
ネルの番組がCMになった場合の当該放送受信記録再生
装置の動作は、後述の第2動作例で説明することとし、
ここでは説明しない。第1動作例では、主チャンネルた
るチャンネルAの番組にCMが含まれないものとして当
該放送受信記録再生装置の動作を説明する。
【0080】主チャンネルの番組がCMでない場合に
は、主チャンネルで放送されている番組が終了したか否
かが判断される(ステップS21)。より具体的には、
現時刻が、番組終了時刻記憶部13eに記録された番組
終了時刻以降になったか否かが判断される。
【0081】t≦t<tである時刻tは、番組終了
時刻tendよりも前である。ステップS16、S21
が繰り返し実行され、主チャンネルの映像/音声データ
のHDD8への記録が継続される。
【0082】時刻t≦t<t:図7に示されている
ように、時刻tにおいて、視聴チャンネルがチャンネ
ルBからチャンネルAに切り替えられる。即ち、イベン
ト3が発生する。イベント3が発生すると、図5に示さ
れているフローチャートに従って、当該放送受信記録再
生装置は動作する。
【0083】イベント3が発生すると、HDD8に記録
されている映像/音声データの再生が開始される(ステ
ップS31)。より具体的には、読み出し位置ポインタ
13cが示すアドレスから、順次に、HDD8に記録さ
れている映像/音声データが読み出され、MPEGデコ
ーダ7に転送される。MPEGデコーダ7は、転送され
た映像/音声データをデコードして、映像信号eと音声
信号fとを出力する。これにより、他チャンネルたるチ
ャンネルBが視聴され始めた時刻tからチャンネルA
で放送されていた映像/音声データが再生されることに
なる。即ち、主チャンネルたるチャンネルAの視聴を中
断した時点から、チャンネルAで放送されていた映像/
音声データの再生が行われることになる。
【0084】続いて、HDD8に記録されている全ての
映像/音声データの再生が終了したか否かが判断される
(ステップS32)。HDD8に記録されている映像/
音声データの再生は、HDD8に記録されている映像/
音声データの再生が完了するまで継続される。HDD8
に記録されている映像/音声データの再生が完了した場
合には、ステップS34、S35が実行される。但し、
HDD8に記録されている映像/音声データの再生が完
了した場合の当該放送受信記録再生装置の動作(ステッ
プS34、S35)は、後述されるため、ここでは説明
しない。
【0085】ステップS32に続いて、チャンネルAを
リアルタイムで視聴することが指示されているか否かが
判断される(ステップS33)視聴者により、チャンネ
ルAをリアルタイムで視聴することが指示されると、H
DD8に記録されている映像/音声データの再生が完了
していなくてもHDD8に記録されている映像/音声デ
ータの再生が停止される。チャンネルAをリアルタイム
で視聴することの指示は、リモコン10aに設けられた
キー(図示されない)により行われる。このときの当該
放送受信記録再生装置の動作(ステップS34〜S3
6)は、後述の第3動作例(図9)で説明することと
し、ここでは説明しない。第1動作例では、視聴者によ
るチャンネルAをリアルタイムで視聴することの指示は
なされないものとして以下の説明を行う。
【0086】視聴チャンネルは、時刻tまで、チャン
ネルAに設定され続ける。視聴者は、時刻t≦t<t
において、時刻tから時刻tstop(=t
{t−t})までの間にチャンネルAで放送された
番組の内容を視聴することになる。
【0087】時刻t≦t<tにおいては、主チャン
ネルの映像/音声データのHDD8への記録が継続さ
れ、HDD8に記録されている映像/音声データの再生
は完了しない(ステップS32)。時刻t≦t<t
においては、HDD8に記録されている映像/音声デー
タの再生は、継続して行われることになる。
【0088】ここで、図4及び図5のフローチャートで
示された当該放送受信記録再生装置の動作は、平行して
実行され得ることに注意されるべきである。即ち、現時
刻tが、主チャンネルで現在放送されている番組の番組
終了時刻tendにならない限り、図4のステップS1
6、21が実行され続け、主チャンネルの映像/音声デ
ータのHDD8への記録が継続される。
【0089】時刻t≦t<t:図7に示されている
ように、時刻tにおいて、視聴者が視聴する視聴チャ
ンネルがチャンネルAからチャンネルBに切り替えられ
る。チャンネルBの映像/音声データが、リアルタイム
で視聴され始める。
【0090】更に、視聴チャンネルが主チャンネルたる
チャンネルAから、他チャンネルたるチャンネルBに切
り替えられることによりイベント2が発生したと判断さ
れる。図4に示されたフローチャートが始めから実行さ
れる。
【0091】まず、主チャンネルから他チャンネルへの
切り替え、即ち、チャンネルAからチャンネルBへの切
り替えの直前に、HDD8からの映像/音声データの再
生が行われているか否かが判断される(ステップS1
1)。時刻tにおいては、HDD8からの映像/音声
データの再生が行われている。そこで、HDD8からの
映像/音声データの読み出し、及びデコードが中止され
る(ステップS14)。更に、再生された映像/音声デ
ータが保存されていた最後のアドレスの次のアドレス
が、読み出し位置ポインタ13cに保存される(ステッ
プS15)。次に行われるHDD8からの映像/音声デ
ータの読み出しは、読み出し位置ポインタ13cに保存
されているアドレスから行われる。
【0092】このとき、時刻t≦t<tに引き続い
て、主チャンネルの映像/音声データのHDD8への記
録が、なおも継続される。現時刻tが、主チャンネルで
現在放送されている番組の番組終了時刻tendになる
まで、主チャンネルの映像/音声データのHDD8への
記録が継続される(ステップS16、S21)。
【0093】その後、時刻tendになると、主チャン
ネルの設定(ステップS01)の際、現に放送されてい
た番組が終了する。主チャンネルの設定(ステップS0
1)の際、現に放送されていた番組が終了すると、主チ
ャンネルの映像/音声データのHDD8への記録は終了
する(ステップS22)。
【0094】以後、時刻tまで、チャンネルBの視聴
が継続される。
【0095】時刻t≧t:図7に示されているよう
に、時刻tにおいて、視聴者が視聴する視聴チャンネ
ルが、チャンネルBからチャンネルAに切り替えられ
る。即ち、イベント3が発生する。イベント3が発生す
ると、図5に示されているフローチャートに従って、当
該放送受信記録再生装置は動作する。
【0096】まず、読み出し位置ポインタ13cが示す
アドレスから、順次に、HDD8に記録されている映像
/音声データが読み出され、MPEGデコーダ7に転送
される。MPEGデコーダ7は、転送された映像/音声
データをデコードして、映像信号eと音声信号fとを出
力する(ステップS31)。
【0097】これにより、時刻tstopからチャンネ
ルAで放送されていた番組の内容が、再生されることに
なる。HDD8に記録されている映像/音声データの再
生は、HDD8に記録されている映像/音声データの再
生が完了するまで継続される(ステップS32)。
【0098】時刻tから時間(tend
stop)が経過すると、即ち、時刻t(=t
{tend−tstop})になると、HDD8に記録
されている映像/音声データの全ての再生が完了する。
時刻tになるとHDD8に記録されている映像/音声
データの再生が停止される(ステップS34)。続い
て、チャンネルAの映像/音声データが、リアルタイム
で視聴され始める(ステップS35)。
【0099】このように、当該放送受信記録再生装置を
使用する視聴者は、他チャンネルを一時的に視聴して
も、その間に主チャンネルにおいて放送された番組の内
容を全て視聴することができる。このとき、一旦、チャ
ンネルAを主チャンネルを設定する行為(ステップS0
1)を行った後は、視聴者が自らHDD8への記録を開
始する指示を出し、又は、視聴者が自らHDD8への記
録を停止する指示を出す必要はない。視聴者は、自らの
意思に従って視聴する視聴チャンネルをチャンネルAか
らチャンネルBに、又はチャンネルBからチャンネルA
に変更すれば、自動的に、チャンネルBを視聴している
間に放送されたチャンネルAの番組の内容を見逃すこと
なく視聴できる。当該放送受信記録再生装置は、高いユ
ーザフレンドリ性を有する。
【0100】第2動作例(図8):上述されているよう
に、当該放送受信記録再生装置は、主チャンネルで放送
された映像/音声データのうち、CMに相当する部分を
記録しない。このことは、視聴者が視聴している主チャ
ンネルの映像/音声データと、主チャンネルで現に放送
されている映像/音声データとの時間差(タイムラグ)
を少なくすることに寄与している。以下、主チャンネル
で放送される番組にCMが含まれている場合の動作を、
図8を参照しながらより詳細に説明する。
【0101】時刻t10≦t<t12:時刻t10から
チャンネルAの視聴が開始される。時刻t11に、主チ
ャンネルの設定行為がなされ、チャンネルAが主チャン
ネルであると定められる(ステップS01、ステップS
02)。チャンネルAの視聴は、時刻t12まで継続さ
れる。この場合の、時刻t10≦t<t12における当
該放送受信記録再生装置の動作は、前述の第1動作例に
おける時刻t≦t<tでの動作と同一である。その
詳細な説明は行わない。
【0102】時刻t12≦t<t15:時刻t12にお
いて、チャンネルAからチャンネルBに視聴チャンネル
が切り替えられる。他チャンネルたるチャンネルBに視
聴チャンネルが切り替えられと、イベント2が発生した
と判断され、当該放送受信記録再生装置は、図4に示さ
れたフローチャートに従って動作する。
【0103】まず、主チャンネルたるチャンネルAの映
像/音声データがHDD8に記録され始める(ステップ
S11〜S13)。
【0104】その後、時刻t13において、チャンネル
AがCMになったとする。すると、主チャンネルがCM
になったと判断され(ステップS16)、主チャンネル
の映像/音声データのHDD8への記録は中断される
(ステップS17)。更に、HDD8に記録された最後
のアドレスの次のアドレスが書き込み位置ポインタ13
dに書き込まれる(ステップS18)。主チャンネルの
番組がCMである期間は、HDD8への主チャンネルの
映像/音声データの記録はなされない。
【0105】その後、時刻t14において、チャンネル
Aで放送されていたCMが終了したとする。CMが終了
したと判断されると(ステップS19)、書き込み位置
ポインタ13dが示すアドレスから、HDD8への主チ
ャンネルの映像/音声データの記録が再開される(ステ
ップS20)。
【0106】その後、時刻t14≦t<t15では、図
4のステップS16、21が実行され続け、主チャンネ
ルの映像/音声データのHDD8への記録が継続され
る。
【0107】時刻t≧t15:時刻t15において、視
聴チャンネルがチャンネルBからチャンネルAに切り替
えられる。即ち、イベント3が発生する。イベント3が
発生すると、図5に示されているフローチャートに従っ
て、当該放送受信記録再生装置は動作する。
【0108】イベント3が発生すると、他チャンネルた
るチャンネルBに切り替えられた時刻t12以降に主チ
ャンネルたるチャンネルAで放送され、HDD8に記録
された映像/音声データの読み出し及び再生が開始され
る(ステップS31)。HDD8に記録されている映像
/音声データの再生は、HDD8に記録されている映像
/音声データの再生が完了するまで継続される(ステッ
プS32)。
【0109】このとき、前述されているように、図4及
び図5のフローチャートで示された当該放送受信記録再
生装置の動作は、平行して実行される。図4のステップ
S16、21が実行され続け、主チャンネルの映像/音
声データのHDD8への記録が継続される。
【0110】このとき、時刻t12からチャンネルAで
放送されていた番組の内容のうち、CMの部分、即ち、
時刻t13から時刻t14においてチャンネルAで放送
されていた部分は、HDD8に記録されておらず、ま
た、再生もされない。これにより、チャンネルAでリア
ルタイムに放送される番組の内容と、視聴者が視聴する
内容とのタイムラグが縮小される。
【0111】即ち、時刻t15の時点では、チャンネル
Aでリアルタイムに放送される番組の内容と、視聴者が
視聴する内容とでは、Δt(=t15−t12)だけ
の遅れが発生している。しかし、CMの部分が再生され
ないことにより、そのタイムラグは、CMの長さΔt
CM(=t14−t13)だけ減少する。
【0112】更に、状況によっては、CMの部分が再生
されないことによって、チャンネルAでリアルタイムに
放送される番組の内容と視聴者が視聴する内容とのタイ
ムラグは0になる場合もある。
【0113】図8に示されているように、時刻t16
おいて、チャンネルAがCMになったとする。すると、
図4のステップS16において、主チャンネルがCMに
なったと判断され、CMの間のHDD8への映像/音声
データの記録が停止される(ステップS17)。一方、
視聴チャンネルはチャンネルAに設定されたままである
から、図5に示されているように、HDD8からの映像
/音声データの再生は継続される(ステップS32、S
33)。チャンネルAがCMになったまま、時刻t17
において、HDD8に記録されているチャンネルAの映
像/音声データの再生が完了する。ここで時刻t
17は、t17=t15+(t16−t12)−Δt
CM である。時刻t17になると、HDD8に記録され
ているチャンネルAの映像/音声データの再生が完了シ
タと判断され(ステップS32)、HDD8に記録され
ているチャンネルAの映像/音声データの再生が停止さ
れる(ステップS34)。更に、主チャンネルたるチャ
ンネルAのリアルタイム視聴が開始される(ステップS
35)。このように、チャンネルAがCMになったま
ま、HDD8に記録されているチャンネルAの映像/音
声データの再生が完了すると、チャンネルAでリアルタ
イムに放送される番組の内容と視聴者が視聴する内容と
のタイムラグは0になる。
【0114】以上に説明されたように、CMをHDD8
に記録しないことは、チャンネルAでリアルタイムに放
送される番組の内容と、視聴者が視聴する内容とのタイ
ムラグを縮小し、又は、タイムラグを0にできる点で好
ましい。
【0115】第3動作例(図9):第1動作例で説明さ
れているように、視聴者により、チャンネルAをリアル
タイムで視聴することが指示されると、HDD8に記録
されている映像/音声データの再生が完了していなくて
もHDD8に記録されている映像/音声データの再生が
停止される。視聴者により、チャンネルAをリアルタイ
ムで視聴することが指示された場合の、当該放送受信記
録再生装置の動作を詳細に説明する。
【0116】時刻t20≦t<t22:図9に示されて
いるように、時刻t20からチャンネルAの視聴が開始
される。更に、時刻t21に、主チャンネルの設定行為
がなされ、チャンネルAが主チャンネルであると定めら
れる(図3のステップS01、ステップS02)。チャ
ンネルAの視聴は、時刻t22まで継続される。この場
合の、時刻t20≦t<t22における当該放送受信記
録再生装置の動作は、前述の第1動作例における時刻t
≦t<tでの動作と同一である。その詳細な説明は
行わない。
【0117】時刻t22≦t<t23:時刻t22にお
いて、視聴チャンネルが、主チャンネルたるチャンネル
Aから他チャンネルたるチャンネルBに切り替えられ
る。チャンネルBのリアルタイムでの視聴が開始され
る。更に、イベント2が発生したと判断され、図4のフ
ローチャートに従って、当該放送受信記録再生装置は動
作する。まず、主チャンネルたるチャンネルAの映像/
音声データがHDD8に記録され始める(ステップS1
1〜S13)。時刻t22≦t<t23では、図4のス
テップS16、21が実行され続け、主チャンネルの映
像/音声データのHDD8への記録が継続される。
【0118】時刻t≧t23:時刻t23において、視
聴チャンネルがチャンネルBからチャンネルAに切り替
えられる。即ち、イベント3が発生する。イベント3が
発生すると、図5に示されているフローチャートに従っ
て、当該放送受信記録再生装置は動作する。
【0119】まず、HDD8に記録されている主チャン
ネルたるチャンネルAの映像/音声データの再生が開始
される(ステップS31)。このとき、上述されている
ように、図4のフローチャートと、図5のフローチャー
トとは同時に実行され、主チャンネルの映像/音声デー
タのHDD8への記録が継続される。
【0120】その後、時刻t24において、視聴者によ
りチャンネルAをリアルタイムで視聴することが指示さ
れたとする。すると、主チャンネルのリアルタイムでの
視聴が指示されたことが検出される(ステップS3
3)。続いて、主チャンネルの映像/音声データのHD
D8への記録が停止され(ステップS36)、更に、H
DD8に記録されている映像/音声データの再生が停止
される(ステップS34)。
【0121】続いて、主チャンネルであるチャンネルA
のリアルタイムでの視聴が開始される(ステップS3
5)。
【0122】このように、視聴者の指示に応じて、主チ
ャンネルたるチャンネルAをリアルタイムで視聴するこ
とができることは、視聴者の意思をより反映できる点で
好ましい。
【0123】以上に説明されたように、実施の第1形態
の放送受信記録再生装置は、視聴するチャンネルが一の
チャンネルから他のチャンネルに切り替えられた場合
に、他のチャンネルを視聴している間にその一のチャン
ネルで放送された映像/音声データを記録し、更に記録
された映像/音声データを再生する。このとき、実施の
第1形態の放送受信記録再生装置は、主チャンネルを設
定する行為のみしか視聴者に要求しない。実施の第1形
態の放送受信記録再生装置は、視聴者にとってユーザフ
レンドリ性が高い。
【0124】なお、本実施の形態の放送受信記録再生装
置は、衛星放送以外の放送を受信する装置として使用さ
れることも当然に可能である。
【0125】また、本実施の形態において、主チャンネ
ルの設定行為は、当該放送受信記録再生装置により自動
的になされることも可能である。主チャンネルの設定行
為が、当該放送受信記録再生装置により自動的になされ
ることにより、更に、視聴者に要求される操作が削減さ
れる。
【0126】より詳細には、以下に述べられるようにし
て、主チャンネルの設定行為が当該放送受信記録再生装
置により自動的になされることも可能である。
【0127】主チャンネルの設定行為は、複数のチャン
ネルのそれぞれが、視聴者が視聴する視聴チャンネルに
設定されている時間の長さに基づいて、主チャンネルを
自動的に定める行為であることが可能である。例えば、
主チャンネルの設定行為は、当該放送受信記録再生装置
に電源が投入された後、複数のチャンネルのうちの一の
チャンネルが一定の時間以上視聴される行為であること
が可能である。この場合、電源がONされた後、最初に
一定の時間以上視聴された、その一のチャンネルが主チ
ャンネルであると定められる。
【0128】また、主チャンネルの設定行為は、当該放
送受信記録再生装置が受信する複数のチャンネルのそれ
ぞれに放送されている番組の内容に基づいて、主チャン
ネルを自動的に定める行為であることが可能である。例
えば、複数のそのチャンネルの各チャンネルで、ドラマ
番組、スポーツ番組、アニメ番組その他の番組が放送さ
れている場合に、ドラマ番組が放送されているチャンネ
ルが主チャンネルとして定められることが可能である。
【0129】より具体的には、以下のようにして、主チ
ャンネルを自動的に定めることが可能である。衛生放送
受信用の当該放送受信記録再生装置が受信するストリー
ムデータには、放送される各チャンネルの番組の内容を
示す番組情報が含まれている。当該放送受信記録再生装
置は、この番組情報に基づいて、視聴者により指定され
た番組の内容を有する番組が放送されている一のチャン
ネルを選択し、その一のチャンネルを主チャンネルと定
めることが可能である。
【0130】また、上述されているように、本実施の形
態の放送受信記録再生装置は、他チャンネルを視聴して
いる間に放送された主チャンネルの内容のうち、CMに
対応する部分は記録しない。このような本実施の形態の
放送受信記録再生装置において、他チャンネルを視聴し
ている間に放送された主チャンネルの内容のうち、CM
に対応する部分が記録されることも可能である。即ち、
ステップS16〜ステップS20が実行されず、ステッ
プS13又はステップS15が実行された直後に、ステ
ップS21が実行されることも可能である。これによ
り、当該放送受信記録再生装置の動作が簡略化される。
【0131】また、上述されているように、本実施の形
態の放送受信記録再生装置は、主チャンネルの設定(ス
テップS01)の際、現に放送されていた番組が終了す
ると、主チャンネルの映像/音声データのHDD8への
記録を終了する。このような本実施の形態の放送受信記
録再生装置において、主チャンネルの設定(ステップS
01)の際、現に放送されていた番組が終了しても主チ
ャンネルの映像/音声データのHDD8への記録を終了
しないことも可能である。これにより、当該放送受信記
録再生装置の動作が簡略化される。
【0132】また、上述されているように、本実施の形
態の放送受信記録再生装置は、読み出し位置設定ポイン
タ13cが指示するHDD8のアドレスから映像/音声
データの読み出しを行う。このような本実施の形態の放
送受信記録再生装置において、チャンネル変更履歴記憶
部13bに記憶されたチャンネル変更履歴情報に基づい
て、HDD8の読み出すべきアドレスを定め、そのアド
レスから映像/音声データの読み出しを行うことも可能
である。
【0133】実施の第2の形態:実施の第2形態の放送
受信記録再生装置は、実施の第1形態の放送受信記録再
生装置と同様の構成を有する。但し、他チャンネルから
主チャンネルへの切り替えが発生したときの動作、即
ち、イベント3が発生したときの動作が、実施の第1形
態の放送受信記録再生装置と異なる。
【0134】実施の第2形態の放送受信記録再生装置
は、イベント3が発生したとき、図10に示されたフロ
ーチャートに従って動作する。この点において、実施の
第2形態の放送受信記録再生装置は、イベント3が発生
したときに図5に示されたフローチャートに従って動作
する実施の第1形態の放送受信記録再生装置と異なる。
【0135】より具体的にいえば、実施の第2形態の放
送受信記録再生装置は、他チャンネルから主チャンネル
への切り替えの後に行われる主チャンネルの映像/音声
データの再生を、実時間の経過よりも速い速度で行う
(ステップS41)。この点で、実施の第2形態の放送
受信記録再生装置は、実時間の経過と同じ速度で再生を
行う実施の第1形態の放送受信記録再生装置と異なる。
その他の点については、実施の第2形態の放送受信記録
再生装置は、実施の第1形態の放送受信記録再生装置と
同一である。
【0136】以下、図11を参照しながら、実施の第2
形態の放送受信記録再生装置の動作を説明する。
【0137】時刻t30≦t<t32:時刻t30から
チャンネルAの視聴が開始される。更に、時刻t
31に、主チャンネルの設定行為がなされ、チャンネル
Aが主チャンネルであると定められる(図3のステップ
S01、ステップS02)。チャンネルAの視聴は、時
刻t まで継続される。この場合の、時刻t30≦t
<t32における実施の第2形態の放送受信記録再生装
置の動作は、実施の第1形態の第1動作例における時刻
≦t<tでの動作と同一である。その詳細な説明
は行わない。
【0138】時刻t32≦t<t33:時刻t32にお
いて、視聴チャンネルが、主チャンネルたるチャンネル
Aから他チャンネルたるチャンネルBに切り替えられ
る。チャンネルBのリアルタイム視聴が開始される。更
に、イベント2が発生したと判断され、図4のフローチ
ャートに従って、当該放送受信記録再生装置が動作す
る。まず、主チャンネルたるチャンネルAの映像/音声
データがHDD8に記録され始める(ステップS11〜
S13)。時刻t32≦t<t33では、図4のステッ
プS16、21が実行され続け、主チャンネルの映像/
音声データのHDD8への記録が継続される。
【0139】時刻t≧t33:時刻t33において、視
聴チャンネルがチャンネルBからチャンネルAに切り替
えられる。即ち、イベント3が発生する。イベント3が
発生すると、図10に示されているフローチャートに従
って、当該放送受信記録再生装置は動作する。
【0140】まず、HDD8に記録されている主チャン
ネルの映像/音声データの再生が開始される(ステップ
S41)。このとき、HDD8に記録されている主チャ
ンネルの映像/音声データの再生が行われる速度は、主
チャンネルの映像/音声データが放送される速度、即
ち、HDD8に記録される速度よりも速い。これによ
り、チャンネルAでリアルタイムに放送される番組の内
容と、視聴者が視聴する内容とのタイムラグが徐々に縮
小される。これに伴い、HDD8に記録されている主チ
ャンネルの映像/音声データの量も徐々に小さくなる。
【0141】また、上述されているように、図4のフロ
ーチャートと、図5のフローチャートとは同時に実行さ
れ、主チャンネルの映像/音声データのHDD8への記
録が継続される。
【0142】その後、時刻t34において、HDD8に
記録されている主チャンネルの映像/音声データの再生
される時間的位置が、現に主チャンネルの映像/音声デ
ータが放送される時間的位置に一致したとする。このこ
とは、HDD8に記録されている主チャンネルの全て映
像/音声データの再生が完了したことにより検出される
(ステップS42)。
【0143】すると、主チャンネルの映像/音声データ
のHDD8への記録と、HDD8からの主チャンネルの
映像/音声データの再生の両方が終了される(ステップ
S44、S45)。更に、主チャンネルであるチャンネ
ルAのリアルタイムでの視聴が開始される(ステップS
46)。
【0144】実施の第2形態の放送受信記録再生装置
は、実施の第1形態の放送受信記録再生装置と同様に、
視聴するチャンネルが一のチャンネルから他のチャンネ
ルに切り替えられた場合に、他のチャンネルを視聴して
いる間にその一のチャンネルで放送された映像/音声デ
ータを記録し、更に記録された映像/音声データを再生
する。このとき、実施の第2形態の放送受信記録再生装
置は、実施の第1形態の放送受信記録再生装置と同様
に、主チャンネルを設定する行為のみしか視聴者に要求
しない。実施の第2形態の放送受信記録再生装置は、実
施の第1形態の放送受信記録再生装置と同様に、視聴者
にとってユーザフレンドリ性が高い。
【0145】更に、実施の第2形態の放送受信記録再生
装置は、主チャンネルをHDD8から再生する場合に、
チャンネルAでリアルタイムに放送される番組の内容
と、視聴者が実際に視聴する内容とのタイムラグが徐々
に縮小される点で、実施の第1形態の放送受信記録再生
装置よりも好ましい。
【0146】
【発明の効果】本発明による放送受信記録再生方法は、
複数のチャンネルから定められた一の主チャンネルか
ら、他チャンネルに切り替えられる第1切替行為を検出
するステップを含む。更に、本発明による放送受信記録
再生方法は、第1切替行為が行われた第1切替時刻から
主チャンネルで放送される切替後主チャンネル映像音声
データを記録するステップを含む。当該放送受信記録再
生方法では、視聴チャンネルを主チャンネルから他チャ
ンネルに切り替えるときに、視聴者が自ら、切替後主チ
ャンネル映像音声データを記録することを指示すること
が必要とされない。
【0147】更に当該放送受信記録再生方法は、他チャ
ンネルから主チャンネルに視聴チャンネルが切り替えら
れる第2切替行為を検出するステップを含む。更に本発
明による放送受信記録再生方法は、第2切替行為が検出
されると、記録された切替後主チャンネル映像音声デー
タを再生するステップを含む。当該放送受信記録再生方
法では、視聴チャンネルを他チャンネルから主チャンネ
ルに戻すときに、視聴者が自ら、切替後主チャンネル映
像音声データを再生することを指示することを必要とさ
れない。
【0148】本発明によれば、一のチャンネルを視聴し
ている視聴者が、他のチャンネルの番組を一時的に視聴
する一方で、他のチャンネルを視聴する間にその一のチ
ャンネルで放送されている内容を録画し、更に再生しよ
うとする場合に、視聴者に多くの操作を要求しない放送
受信記録再生装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による一実施の形態の放送受信
記録再生装置を示す。
【図2】図2は、ストリームデータの内容を示す。
【図3】図3は、イベント1が発生したときの当該放送
受信記録再生装置の動作を示す。
【図4】図4は、イベント2が発生したときの当該放送
受信記録再生装置の動作を示す。
【図5】図5は、イベント3が発生したときの当該放送
受信記録再生装置の動作を示す。
【図6】図6は、チャンネル変更履歴記憶部13bに記
憶されたチャンネル変更履歴情報の内容を示す。
【図7】図7は、第1動作例における当該放送受信記録
再生装置の動作を説明するためのイベント図である。
【図8】図8は、第2動作例における当該放送受信記録
再生装置の動作を説明するためのイベント図である。
【図9】図9は、第3動作例における当該放送受信記録
再生装置の動作を説明するためのイベント図である。
【図10】図10は、本発明の第2実施の形態の放送受
信記録再生装置の、イベント3が発生したときの動作を
示す。
【図11】図11は、本発明の第2実施の形態の放送受
信記録再生装置の動作を説明するためのイベント図であ
る。
【図12】図12は、従来のテレビ受像機を示す図であ
る。
【符号の説明】
〜1:チューナー 2〜2:ストリームデータ復調部 3:ストリームデータ解析部 4:ストリームデータ転送制御部 5:バス 6:バッファメモリ 7:MPEGデコーダ 8:HDD 9:HDDインターフェース制御部 10:リモコン処理部 10a:リモコン 11:CPU 12:記憶媒体 13:記憶部 13a:主チャンネルポインタ 13b:チャンネル履歴記憶部 13c:読み出し位置ポインタ 13d:書き込み位置ポインタ 13e:番組終了時刻記憶部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)複数のチャンネルのうちから一の
    主チャンネルを定めるステップと、 (b)視聴者の指示に応じて、前記チャンネルのうちの
    一の視聴チャンネルを定めるステップと、 (c)前記視聴チャンネルで放送される映像音声データ
    を再生するステップとを具備し、 前記(c)ステップは、 (d)前記視聴チャンネルが、前記主チャンネルから、
    前記チャンネルのうちの前記主チャンネルでない他チャ
    ンネルに切り替えられる第1切替行為を検出するステッ
    プと、 (e)前記第1切替行為が検出されたことに応答して、
    前記第1切替行為が行われた第1切替時刻から前記主チ
    ャンネルで放送される切替後主チャンネル映像音声デー
    タを記録するステップと、 (f)前記第1切替行為の後、前記視聴チャンネルが、
    前記他チャンネルから前記主チャンネルに切り替えられ
    る第2切替行為を検出するステップと、 (g)前記第2切替行為が検出されたことに応答して、
    前記切替後主チャンネル映像音声データを再生するステ
    ップとを含む放送受信記録再生方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の放送受信記録再生方法におい
    て、 前記(g)ステップは、 (h)前記第2切替行為が検出された第2切替時刻に、
    前記切替後主チャンネル映像音声データの時間的に先頭
    の位置から、前記切替後主チャンネル映像音声データの
    再生を開始するステップを具備する放送受信記録再生方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1の放送受信記録再生方法におい
    て、 前記(c)ステップは、更に、 (i)前記第2切替行為の後、前記視聴チャンネルが、
    前記主チャンネルから前記他チャンネルに切り替えられ
    る第3切替行為を検出するステップと、 (j)前記第3切替行為が検出されたことに応答して、
    前記(g)ステップをを停止するステップと、 (k)前記切替後主チャンネル映像音声データのうち、
    再生された再生終了部分を示す再生情報を生成するステ
    ップと、 (l)前記第3切替行為の後、前記視聴チャンネルが、
    前記他チャンネルから前記主チャンネルに切り替えられ
    る第4切替行為を検出するステップと、 (m)前記第4切替行為が検出されたことに応答して、
    前記再生情報に基づいて、前記切替後主チャンネル映像
    音声データのうちの再生されていない未再生部分を再生
    するステップとを含む放送受信記録再生方法。
  4. 【請求項4】 請求項1の放送受信記録再生方法におい
    て、 前記(e)ステップは、 (n)前記切替後主チャンネル映像音声データのうちC
    Mに対応する部分でない非CM部分のみを記録するステ
    ップからなり、 前記(g)ステップは、 (o)前記非CM部分を再生するステップからなる放送
    受信記録再生方法。
  5. 【請求項5】 請求項1の放送受信記録再生方法におい
    て、 前記(e)ステップは、前記主チャンネルで放送される
    一の番組が終了する番組終了時刻に終了される放送受信
    記録再生方法。
  6. 【請求項6】 請求項1の放送受信記録再生方法におい
    て、 前記(g)ステップは、 (p)前記切替後主チャンネル映像音声データを、実時
    間よりも速い速度で再生するステップを具備する放送受
    信記録再生方法。
  7. 【請求項7】 請求項6の放送受信記録再生方法におい
    て、 前記(g)ステップは、更に、 (q)再生されている前記切替後主チャンネル映像音声
    データの第1時間的位置が、前記主チャンネルにおいて
    現に放送されている主チャンネル映像音声データの第2
    時間的位置と一致すれば、前記(p)ステップを中止す
    るステップを具備する放送受信記録再生方法。
  8. 【請求項8】 請求項6の放送受信記録再生方法におい
    て、 前記(g)ステップは、更に、 (r)前記(q)ステップの後、前記主チャンネルにお
    いて放送されている主チャンネル映像音声データを、リ
    アルタイムで再生するステップを具備する放送受信記録
    再生方法。
  9. 【請求項9】 請求項1の放送受信記録再生方法におい
    て、 更に、 (s)前記第2切替行為の後、視聴者の指示に応答し
    て、前記主チャンネルにおいて放送されている主チャン
    ネル映像音声データを、リアルタイムで再生するステッ
    プを具備する放送受信記録再生方法。
  10. 【請求項10】 請求項1の放送受信記録再生方法にお
    いて、 前記(a)ステップは、 (t)視聴者の指示に応じて前記主チャンネルを定める
    ステップを含む放送受信記録再生方法。
  11. 【請求項11】 請求項1の放送受信記録再生方法にお
    いて、 前記(a)ステップは、 (u)視聴者により指示されることなく前記主チャンネ
    ルを定めるステップを含む放送受信記録再生方法。
  12. 【請求項12】 請求項11の放送受信記録再生方法に
    おいて、 前記(u)ステップは、 (v)前記チャンネルのそれぞれが前記視聴チャンネル
    に設定されている時間の長さに基づいて、前記主チャン
    ネルを定めるステップを含む放送受信記録再生方法。
  13. 【請求項13】 請求項11の放送受信記録再生方法に
    おいて、 前記(u)ステップは、 (w)前記チャンネルのそれぞれに放送されている番組
    の内容に基づいて、前記主チャンネルを定めるステップ
    を含む放送受信記録再生方法。
  14. 【請求項14】 複数のチャンネルのうちから一の主チ
    ャンネルを定める主チャンネル決定手段と、 視聴者が行う操作に応じて、前記チャンネルのうちの一
    の視聴チャンネルを定める視聴チャンネル決定手段と、 前記視聴チャンネルで放送されている映像音声データを
    再生する再生手段とを具備し、 前記再生手段は、 前記視聴チャンネルが、前記主チャンネルから、前記チ
    ャンネルのうちの前記主チャンネルでない他チャンネル
    に切り替えられる第1切替行為を検出する第1検出手段
    と、 前記第1切替行為が検出されたことに応答して、前記第
    1切替行為が行われた第1切替時刻から前記主チャンネ
    ルで放送される切替後主チャンネル映像音声データを記
    録する記録手段と、 前記第1切替行為の後、前記視聴チャンネルが、前記他
    チャンネルから前記主チャンネルに切り替えられる第2
    切替行為を検出する第2検出手段と、 前記第2切替行為が検出されたことに応答して、前記切
    替後主チャンネル映像音声データを再生する映像音声デ
    ータ再生手段とを含む放送受信記録再生装置。
  15. 【請求項15】 (a)複数のチャンネルのうちから一
    の主チャンネルを定めるステップと、 (b)視聴者の指示に応じて、前記チャンネルのうちの
    一の視聴チャンネルを定めるステップと、 (c)前記視聴チャンネルで放送される映像音声データ
    を再生するステップとを実行するプログラムが記録され
    た記録媒体であって、 前記(c)ステップは、 (d)前記視聴チャンネルが、前記主チャンネルから、
    前記チャンネルのうちの前記主チャンネルでない他チャ
    ンネルに切り替えられる第1切替行為を検出するステッ
    プと、 (e)前記第1切替行為が検出されたことに応答して、
    前記第1切替行為が行われた第1切替時刻から前記主チ
    ャンネルで放送される切替後主チャンネル映像音声デー
    タを記録するステップと、 (f)前記第1切替行為の後、前記視聴チャンネルが、
    前記他チャンネルから前記主チャンネルに切り替えられ
    る第2切替行為を検出するステップと、 (g)前記第2切替行為が検出されたことに応答して、
    前記切替後主チャンネル映像音声データを再生するステ
    ップとを含む記録媒体。
JP2000344488A 2000-11-10 2000-11-10 放送受信記録再生方法及び放送受信記録再生装置 Withdrawn JP2002152652A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000344488A JP2002152652A (ja) 2000-11-10 2000-11-10 放送受信記録再生方法及び放送受信記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000344488A JP2002152652A (ja) 2000-11-10 2000-11-10 放送受信記録再生方法及び放送受信記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002152652A true JP2002152652A (ja) 2002-05-24

Family

ID=18818676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000344488A Withdrawn JP2002152652A (ja) 2000-11-10 2000-11-10 放送受信記録再生方法及び放送受信記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002152652A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002185899A (ja) * 2000-12-12 2002-06-28 Fuji Television Network Inc 録画再生装置
WO2008072339A1 (ja) * 2006-12-15 2008-06-19 Fujitsu Limited 制御装置、テレビジョン視聴装置、情報機器、制御方法、および制御プログラム
WO2008072353A1 (ja) * 2006-12-15 2008-06-19 Fujitsu Limited テレビ録画装置、テレビ受像装置、および制御プログラム
US8428438B2 (en) 2002-06-28 2013-04-23 The Directv Group, Inc. Apparatus for viewing television with pause capability
CN103269449A (zh) * 2013-04-16 2013-08-28 东莞宇龙通信科技有限公司 一种发送终端、接收终端及视频续播实现方法
CN103338413A (zh) * 2013-05-27 2013-10-02 华为终端有限公司 本地时移方法及装置
JP2014017589A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Onkyo Corp コンテンツ再生装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002185899A (ja) * 2000-12-12 2002-06-28 Fuji Television Network Inc 録画再生装置
US8428438B2 (en) 2002-06-28 2013-04-23 The Directv Group, Inc. Apparatus for viewing television with pause capability
WO2008072339A1 (ja) * 2006-12-15 2008-06-19 Fujitsu Limited 制御装置、テレビジョン視聴装置、情報機器、制御方法、および制御プログラム
WO2008072353A1 (ja) * 2006-12-15 2008-06-19 Fujitsu Limited テレビ録画装置、テレビ受像装置、および制御プログラム
JP4860707B2 (ja) * 2006-12-15 2012-01-25 富士通株式会社 テレビ録画装置、テレビ受像装置、および制御プログラム
JP4866916B2 (ja) * 2006-12-15 2012-02-01 富士通株式会社 制御装置、テレビジョン視聴装置、情報機器、制御方法、および制御プログラム
US8369685B2 (en) 2006-12-15 2013-02-05 Fujitsu Limited Control device, television viewing system, information equipment, control method and medium
JP2014017589A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Onkyo Corp コンテンツ再生装置
CN103269449A (zh) * 2013-04-16 2013-08-28 东莞宇龙通信科技有限公司 一种发送终端、接收终端及视频续播实现方法
CN103338413A (zh) * 2013-05-27 2013-10-02 华为终端有限公司 本地时移方法及装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6233390B1 (en) Apparatus and method for recording and reproducing data
JP3355825B2 (ja) 放送受信記録装置
US7218837B2 (en) Program-signal recording and reproducing apparatus
KR20050095791A (ko) 기록 재생 기능을 갖는 텔레비전 수상기 및 기록 재생 방법
JP2005515723A (ja) サービス番組再生再開方法およびその装置
US6212328B1 (en) Program recording apparatus and method
US7433579B2 (en) Recording and reproducing apparatus and reproduction processing method
JP2002152652A (ja) 放送受信記録再生方法及び放送受信記録再生装置
JP4322378B2 (ja) テレビジョン受像装置及びプログラム記録媒体
JPH0614289A (ja) 情報記憶再生装置
JP4599021B2 (ja) 画像表示装置及び制御方法
JPH0614288A (ja) 情報記録再生装置
JP2001136470A (ja) 番組記録装置
JPH08168046A (ja) 双方向放送システムの端末装置
JP3610352B2 (ja) 記録再生装置
JP2000032399A (ja) 記録再生装置
JP3796203B2 (ja) 録画装置制御機能付き放送受信装置
JP2002051290A (ja) 放送信号記録再生装置
JP3233340B2 (ja) デジタル放送受信再生装置
KR100536694B1 (ko) 디지털 튜너 내장형 브이씨알의 예약 녹화 방법
KR100212991B1 (ko) 비디오테이프레코더의 텔레비젼신호 모니터링 방법 및 장치
KR20000022535A (ko) 기록 재생 기능을 갖는 텔레비전 수상기 및 텔레비전 신호의 기록 재생방법
JP2005203834A (ja) デジタル放送受信記録装置
JP4135157B2 (ja) データ放送番組記録再生装置
JP4412321B2 (ja) テレビ番組送信/記録再生システム

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20060221

A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080205