JP2002051290A - 放送信号記録再生装置 - Google Patents

放送信号記録再生装置

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JP2002051290A
JP2002051290A JP2000234959A JP2000234959A JP2002051290A JP 2002051290 A JP2002051290 A JP 2002051290A JP 2000234959 A JP2000234959 A JP 2000234959A JP 2000234959 A JP2000234959 A JP 2000234959A JP 2002051290 A JP2002051290 A JP 2002051290A
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broadcast signal
recording
program
tuner
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JP2000234959A
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Takayoshi Abe
孝義 阿部
Atsuro Nishigaki
敦郎 西垣
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、一時的に他番組を再生するように番
組が切り換えられたときに元の番組が記録媒体に記録さ
れる放送信号記録再生装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】通常時には、チューナ33で受信される主
番組の放送信号が記録媒体6に記録されるとともに再生
処理部7で再生される。このとき、一時視聴が指示され
ると、チューナ34で受信される一時視聴番組の放送信
号が再生処理部7で再生されるとともにチューナ33で
受信される主番組の放送信号が記録媒体6に記録され
る。そして、再び主番組の視聴が行われるとき、記録媒
体6で記録された主番組の放送信号が再生処理部7で再
生されるとともにチューナ33で受信される主番組の放
送信号が記録媒体6に記録される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送信号を受信す
るとともに該放送信号の記録及び再生を行う放送信号記
録再生装置に関するもので、特に、テレビジョン放送に
おける放送信号の記録及び再生を行う放送信号記録再生
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン放送において、受信
した放送信号をデジタル信号として扱うことにより、ハ
ードディスクなどのランダムアクセス可能な記録媒体を
用いて、放送信号の記録及び再生を行うような放送信号
記録再生装置が提供されている。このような放送信号記
録再生装置において、視聴者が現在視聴している番組の
シーンを見逃しても、その見逃した所望のシーンまで戻
って視聴できるタイムシフト視聴機能が実現されてい
る。
【0003】このタイムシフト視聴機能は、番組視聴時
において、放送信号記録再生装置が、記録媒体に受信し
た放送信号を記録する録画処理と記録媒体に記録された
放送信号を再生する再生処理とを行うことによって、実
現される。よって、視聴者は、過去のシーンをもう一度
視聴したい場合や、一時停止させたシーンから視聴した
い場合には、記録媒体に記録された放送信号を再生する
ことによって可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなタイムシフト機能を有する放送信号記録再生装置に
おいて、記録媒体に記録される番組と再生される番組が
同一の番組であるため、他番組を一時的に視聴した場
合、記録媒体には元の番組でなく、この一時的に視聴し
た他番組に関する放送信号が記録される。よって、この
ように一時的に他番組に切り換えた場合、元の番組を番
組切換前のシーンから視聴することができない。
【0005】このような問題を鑑みて、本発明は、一時
的に他番組を再生するように番組が切り換えられたとき
に元の番組が記録媒体に記録される放送信号記録再生装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の放送信号記録再生装置は、放送信
号を受信するとともに、放送信号の記録及び再生を行う
放送信号記録再生装置において、放送信号を受信する第
1チューナ及び第2チューナと、少なくとも前記第1チ
ューナで受信した放送信号を記録する記録部と、前記第
1チューナ又は前記第2チューナで受信した放送信号の
いずれか一方の放送信号を再生する再生部と、を有し、
通常、前記第1チューナで受信される主番組の放送信号
が、前記再生部で再生され、前記主番組と同一時間帯に
放送されるとともに一時的に視聴される前記主番組以外
の一時視聴番組が再生されるように指示されたとき、前
記第2チューナで受信される前記一時視聴番組の放送信
号が前記再生部で再生されるとともに、前記第1チュー
ナで受信される前記主番組の放送信号が前記記録部に記
録されることを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の放送信号受信装置は、放
送信号を受信するとともに、放送信号の記録及び再生を
行う放送信号記録再生装置において、放送信号を受信す
る第1チューナ及び第2チューナと、前記第1チューナ
で受信した放送信号を記録する記録部と、前記第1チュ
ーナで受信した放送信号及び前記第2チューナで受信し
た放送信号及び前記記録部に記録された放送信号のいず
れか一つを選択するための選択部と、前記選択部で選択
された放送信号を再生する再生部と、を有し、通常、前
記第1チューナで受信される主番組の放送信号が、前記
選択部で選択されて前記再生部で再生されるとともに、
前記記録部に記録され、又、前記主番組と同一時間帯に
放送されるとともに一時的に視聴される前記主番組以外
の一時視聴番組が再生されるように指示されたとき、前
記第2チューナで受信される前記一時視聴番組の放送信
号が前記選択部で選択されて前記再生部で再生されると
ともに、前記第1チューナで受信される前記主番組の放
送信号が前記記録部に記録され、前記一時視聴番組の再
生が終了されるように指示されたとき、前記記録媒体で
記録された前記主番組の放送信号が前記選択部で選択さ
れて前記再生部で再生されるとともに、前記第1チュー
ナで受信される前記主番組の放送信号が前記記録部に記
録されることを特徴とする。
【0008】このような放送信号記録再生装置におい
て、第1チューナによって、視聴者が必ず視聴するもの
とされる主番組の放送信号が受信されるとともに、第2
チューナによって、この主番組が視聴者によって視聴さ
れる際に、他のチャンネルの番組の視聴が所望されて切
り換えられた一時視聴番組の放送信号が受信される。更
に、記録部には、常に第1チューナで受信された主番組
が記録されることによって、一時視聴番組の視聴が終了
して再び主番組の視聴を開始したときに、記録部に記録
された一時視聴番組の再生に切り替わる直前からの主番
組の放送信号を再生することができる。
【0009】請求項3に記載の放送信号記録再生装置
は、放送信号を受信するとともに、放送信号の記録及び
再生を行う放送信号記録再生装置において、放送信号を
受信する第1チューナ及び第2チューナと、前記第1チ
ューナで受信した放送信号を記録する記録部と、前記第
2チューナで受信した放送信号及び前記記録部に記録さ
れた放送信号のいずれか一方を選択するための選択部
と、前記選択部で選択された放送信号を再生する再生部
と、を有し、通常、前記第1チューナで受信される主番
組の放送信号が前記記録部に一旦記録された後、前記記
録部に記録された前記主番組の放送信号が前記選択部で
選択されて前記再生部で再生され、又、前記主番組と同
一時間帯に放送されるとともに一時的に視聴される前記
主番組以外の一時視聴番組が再生されるように指示され
たとき、前記第2チューナで受信される前記一時視聴番
組の放送信号が前記選択部で選択されて前記再生部で再
生されるとともに、前記第1チューナで受信される前記
主番組の放送信号が前記記録部に記録され、前記一時視
聴番組の再生が終了されるように指示されたとき、前記
記録媒体で記録された前記主番組の放送信号が前記選択
部で選択されて前記再生部で再生されるとともに、前記
第1チューナで受信される前記主番組の放送信号が前記
記録部に記録されることを特徴とする。
【0010】このような放送信号記録再生装置におい
て、第1チューナによって、視聴者が必ず視聴するもの
とされる主番組の放送信号が受信されるとともに、第2
チューナによって、この主番組が視聴者によって視聴さ
れる際に、他のチャンネルの番組の視聴が所望されて切
り換えられた一時視聴番組の放送信号が受信される。更
に、記録部には、常に第1チューナで受信された主番組
が記録されることによって、一時視聴番組の視聴が終了
して再び主番組の視聴を開始したときに、記録部に記録
された一時視聴番組の再生に切り替わる直前からの主番
組の放送信号を再生することができる。
【0011】又、このような放送信号記録再生装置にお
いて、請求項4に記載するように、前記一時視聴番組の
再生が終了されるように指示されたとき、前記一時視聴
番組の再生直前に前記記録部に記録された前記主番組の
放送信号の記録位置より前記主番組の放送信号が前記選
択部によって読み出されるとともに、前記一時視聴番組
の再生が終了されるように指示された後、前記主番組に
おいて現在放送中のシーンが再生されるように指示され
たとき、現在前記記録部に記録されている前記主番組の
放送信号の記録位置より前記主番組の放送信号が前記選
択部によって読み出されるようにしても構わない。
【0012】請求項5に記載の記録再生装置は、放送信
号を受信するとともに、放送信号の記録及び再生を行う
放送信号記録再生装置において、放送信号を受信する第
1チューナ及び第2チューナと、前記第1チューナで受
信した放送信号を記録するための第1記録領域と、前記
第2チューナで受信した放送信号を記録するための第2
記録領域とを有する記録部と、前記第1及び第2記録領
域に記録された放送信号のいずれか一方を選択するため
の選択部と、前記選択部で選択された放送信号を再生す
る再生部と、を有し、通常、前記第1チューナで受信さ
れる主番組の放送信号が前記第1記録領域に一旦記録さ
れた後、前記第1記録領域に記録された前記主番組の放
送信号が前記選択部で選択されて前記再生部で再生さ
れ、又、前記主番組と同一時間帯に放送されるとともに
一時的に視聴される前記主番組以外の一時視聴番組が再
生されるように指示されたとき、前記第2チューナで受
信される前記一時視聴番組の放送信号が前記第2記録領
域に一旦記録された後、前記第2記録領域に記録された
前記一時視聴番組の放送信号が前記選択部で選択されて
前記再生部で再生されるとともに、前記第1チューナで
受信される前記主番組の放送信号が前記第1記録領域に
記録され、前記一時視聴番組の再生が終了されるように
指示されたとき、前記第1記録領域で記録された前記主
番組の放送信号が前記選択部で選択されて前記再生部で
再生されるとともに、前記第1チューナで受信される前
記主番組の放送信号が前記第1記録領域に記録されるこ
とを特徴とする。
【0013】このような放送信号記録再生装置におい
て、第1チューナによって、視聴者が必ず視聴するもの
とされる主番組の放送信号が受信されるとともに、第2
チューナによって、この主番組が視聴者によって視聴さ
れる際に、他のチャンネルの番組の視聴が所望されて切
り換えられた一時視聴番組の放送信号が受信される。更
に、記録部の第1記録領域には、常に第1チューナで受
信された主番組が記録されることによって、第2記録領
域に記録される一時視聴番組の視聴が終了して再び主番
組の視聴を開始したときに、記録部に記録された一時視
聴番組の再生に切り替わる直前からの主番組の放送信号
を再生することができる。
【0014】又、このような放送信号記録再生装置にお
いて、請求項6に記載するように、前記一時視聴番組の
再生が終了されるように指示されたとき、前記一時視聴
番組の再生直前に前記第1記録領域に記録された前記主
番組の放送信号の記録位置より前記主番組の放送信号が
前記選択部によって読み出されるとともに、前記一時視
聴番組の再生が終了されるように指示された後、前記主
番組において現在放送中のシーンが再生されるように指
示されたとき、現在前記第1記録領域に記録されている
前記主番組の放送信号の記録位置より前記主番組の放送
信号が前記選択部によって読み出されるようにしても構
わない。
【0015】請求項2〜請求項6のような放送信号記録
再生装置において、請求項7に記載するように、前記主
番組と同一時間帯に放送される前記主番組以外の番組が
一時的に再生されるように一時視聴指示が成された後、
切り換える前記一時視聴番組が通知されることによっ
て、一時視聴が行われるようにしても構わない。即ち、
視聴者が主番組のチャンネル以外の番組を一時視聴する
ことを所望する際、まず、一時視聴を行うことを放送信
号記録再生装置に認識させた後、切り換える番組のチャ
ンネルを放送信号記録再生装置に認識させる。
【0016】又、請求項8に記載するように、前記一時
視聴指示が成された後、一定時間の間、切り換える前記
一時視聴番組が通知されなかったとき、前記一時視聴指
示が無効とされるようにしても構わない。即ち、一時視
聴を行うことを放送信号記録再生装置に認識させた後、
一定時間の間、切り換える番組のチャンネルを放送信号
記録再生装置に通知されなかったとき、一時視聴の指示
がなかったものとされる。
【0017】請求項9に記載するように、前記一時視聴
指示が成された後、前記記録部に記録された前記主番組
が再生されたときに、前記主番組が終了して、次の時間
帯に放送される番組が開始することが検知されたとき、
前記一時視聴指示が無効とされるようにしても構わな
い。即ち、一時視聴が行われたときに、主番組の再生に
復帰した場合において、この主番組が終了したと同時
に、一時視聴の指示を無効とする。よって、再び一時視
聴を所望するとき、一時視聴の指示を行う必要がある。
【0018】請求項10に記載の放送信号記録再生装置
は、請求項1〜請求項9のいずれかに記載の放送信号記
録再生装置において、前記第1及び第2チューナより出
力される信号がデジタル信号であることを特徴とする。
【0019】このような放送信号記録再生装置におい
て、前記第1及び第2チューナがデジタル放送を受信す
るものとしても構わないし、又、アナログ放送を受信し
た後、デジタル信号に変換するものとしても構わない。
【0020】請求項11に記載の放送信号記録再生装置
は、請求項1〜請求項10のいずれかに記載の放送信号
記録再生装置において、前記第1チューナで受信された
放送信号を記録するためのランダムアクセス可能な記録
媒体を有することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】<第1の実施形態>本発明の第1
の実施形態について、図面を参照して説明する。図1
は、本実施形態の放送信号記録再生装置の内部構成を示
すブロック図である。
【0022】図1に示す放送信号記録再生装置1は、装
置内の各ブロックの動作の制御を行う制御部2と、テレ
ビジョン放送による放送信号を受信する受信部3と、受
信部3で受信された放送の信号及び録画処理部5より送
出される信号を選択して出力する信号切換部4と、信号
切換部4を介して受信部3で受信された放送の映像信号
や音声信号などが送出される録画処理部5と、録画処理
部5によって映像信号や音声信号などの書き込み又は読
み出しが行われるハードディスクなどのランダムアクセ
ス可能な記録媒体6と、信号切換部4で選択された信号
を復号化する再生処理部7と、再生処理部7で復号化さ
れた映像信号より映像を再生する表示部8とを有する。
又、この放送信号記録再生装置1は、リモートコントロ
ーラ9が視聴者によって操作されて、視聴者が所望する
動作に関する情報がリモートコントローラ9より制御部
2に送信される。
【0023】このような放送信号記録再生装置1は、受
信部3において、放送信号が受信されて変調されるとと
もに、変調された放送信号より映像信号及び音声信号な
どが分離された後、これらの信号がデジタル信号に変換
されて、信号切換部4に送出される。又、後述するが、
受信部3に2つのチューナが設けられており、信号切換
部4において、受信部3内の2つのチューナで受信され
て得た信号及び録画処理部5によって記録媒体6から読
み出された信号の3つの信号から再生処理するための信
号が選択される。
【0024】このように信号切換部4において選択され
た映像信号や音声信号が再生処理部7で復号化されて、
表示部8や不図示のスピーカに出力される。そして、表
示部8において映像が再生されるとともに、不図示のス
ピーカにおいて音声が再生される。更に、映像や音声が
再生されているとき、受信部3の一方のチューナより送
出される信号が信号切換部4を介して録画処理部5に与
えられる。このようにして、録画処理部5に与えられた
信号は、録画処理部5によって記録媒体6に書き込まれ
る。よって、放送信号記録再生装置1は、表示部8や不
図示のスピーカにおいて映像や音声を再生するととも
に、記録媒体6に受信部3より送出される信号を記録す
ることができる。
【0025】この放送信号記録再生装置1において、図
2のように、受信部3がアンテナ31,32及びチュー
ナ33,34を有するとともに、信号切換部4がチュー
ナ33,34から送出される信号及び録画処理部5で読
み出された信号の3つの信号の選択を行うためのスイッ
チSWを有する。又、チューナ33より送出される信号
がスイッチSW及び録画処理部5に送出される。尚、受
信部3内のチューナ33,34及び信号切換部4内のス
イッチSWは、リモートコントローラ9(図1)より制
御部2に与えられる指示に応じて動作する。
【0026】このように構成される放送信号記録再生装
置1の動作について、図3及び図4のフローチャートを
参照して説明する。リモートコントローラ9が操作され
ることによって、視聴者による番組の視聴が開始される
と(STEP1)、アンテナ31より受信される放送信
号よりリモートコントローラ9によって指示されたチャ
ンネルの放送信号がチューナ33で選択される(STE
P2)。このようにして、リモートコントローラ9を通
じて視聴者が指示した番組の放送信号をアンテナ31及
びチューナ33で受信することによって、番組の視聴が
開始される。このとき視聴される番組を、以下「主番
組」と呼ぶ。
【0027】このように、主番組がチューナ33によっ
て受信されるとき、スイッチSWの端子A1と端子A4が接
続される(STEP3)。尚、このスイッチSWの端子
A1にはチューナ33の出力側が接続され、又、端子A4に
は再生処理部7の入力側が接続されている。更に、端子
A2にはチューナ34の出力側が接続されるとともに、端
子A3に録画処理部5によって読みだされた信号が入力さ
れる。よって、端子A1,A4が接続されることによって、
チューナ33によって受信された放送信号より得られる
デジタル信号が再生処理部7に送出される。又、このと
き、上述したように、チューナ33より送出されるデジ
タル信号が信号切換部4を介して録画処理部5に送出さ
れる。
【0028】よって、チューナ33により受信される主
番組の放送信号が変調されるなどして得られたデジタル
信号が、信号切換部4を介して、再生処理部7に送出さ
れるとともに、録画処理部5に送出される。そして、再
生処理部7では、送出されたデジタル信号を復号化する
ことによって映像信号が得られ、この映像信号が表示部
8に再生されて、主番組の映像が再生される。又、録画
処理部5によって、チューナ33より送出されるデジタ
ル信号が記録媒体6に記録される。このように、放送信
号記録再生装置1は、チューナ33で受信した主番組の
再生と記録を平行して行う。
【0029】このように主番組の再生と記録が行われて
いるとき、一時的に他番組を視聴する指示(以下、「一
時視聴指示」と呼ぶ)がリモートコントローラ9を通じ
て成されたか否かが判断される(STEP4)。このと
き、一時視聴指示がなかった場合(No)はSTEP5
に移行し、又、一時視聴指示があった場合(Yes)は
STEP8に移行する。
【0030】STEP5に移行すると、番組切換の指示
がリモートコントローラ9を通じて成されたか否かが判
断される。STEP5で番組切換の指示があった場合
(Yes)は、チューナ33で受信される主番組のチャ
ンネルが、リモートコントローラ9を通じて認識させら
れる視聴者が所望するチャンネルに切り換えられる(S
TEP6)。このようにして主番組が切り換えられた
後、視聴終了の指示がリモートコントローラ9を通じて
成されたか否かが判断される(STEP7)。
【0031】STEP7で視聴終了の指示がない場合
(No)は、STEP4に移行して一時視聴の指示が成
されたか否かが判断される。逆に、STEP7で視聴終
了の指示がある場合(Yes)は、STEP14に移行
して視聴が終了する。又、STEP5で番組切換の指示
がなかった場合(No)はSTEP7に移行し、視聴終
了の指示が成されたか否かが判断される。このとき、視
聴終了の指示がない場合(No)は、STEP4に移行
して一時視聴の指示が成されたか否かが判断される。逆
に、STEP7で視聴終了の指示がある場合(Yes)
は、STEP14に移行して視聴が終了する。
【0032】又、STEP8に移行すると、STEP5
と同様、番組切換の指示がリモートコントローラ9を通
じて成されたか否かが判断される。このSTEP8で番
組切換の指示がなかった場合(No)は、リモートコン
トローラ9を通じて一時視聴指示が成されてから一定時
間が経過したか否かが判断される(STEP9)。この
とき、一定時間が経過していない場合(No)はSTE
P8に移行し、再び、番組切換の指示がリモートコント
ローラ9を通じて成されたか否かが判断される。又、一
時視聴が指示されてから一定時間が経過している場合
(Yes)は、一時視聴指示が無効とされ、表示部8に
その旨を表示するなどして、視聴者に通知した後(ST
EP10)、STEP4に移行する。逆に、STEP8
で番組切換の指示があった場合(Yes)は、一時視聴
動作が行われる(STEP11)。
【0033】以下に、このSTEP11における一時視
聴動作について、図4を参照して説明する。上述したよ
うに、STEP8に番組切換の指示が成されたと判断さ
れると、まず、切り換えられた番組(以下、「一時視聴
番組」と呼ぶ)のチャンネルの放送信号がアンテナ32
及びチューナ34によって受信される(STEP10
0)。そして、チューナ34より送出される一時視聴番
組に関するデジタル信号が再生処理部7に送出されるよ
うに、スイッチSWの端子A1,A4の接続が切断されると
ともに、端子A2,A4が接続される(STEP101)。
【0034】このように、スイッチSWの端子A2,A4が
接続されると、チューナ34で受信された一時視聴番組
のデジタル信号が信号切換部4を介して再生処理部7に
送出されて復号化された後、表示部8に一時視聴番組の
映像が再生される。このとき、チューナ33で受信され
た主番組のデジタル信号は、引き続き信号切換部4を介
して録画処理部5に送出された後、記録媒体6に記録さ
れる。
【0035】このようにして、一時視聴番組の再生が行
われているとき、STEP5又はSTEP8と同様、番
組切換の指示がリモートコントローラ9を通じて成され
たか否かが判断される(STEP102)。STEP1
02で番組切換の指示があった場合(Yes)は、切り
換えられる番組のチャンネルが主番組のチャンネルであ
るか否かが判断される(STEP103)。
【0036】STEP103で、切り換えられる番組の
チャンネルが主番組のチャンネルと異なる場合(No)
は、チューナ34で受信される一時視聴番組のチャンネ
ルが、リモートコントローラ9を通じて認識させられる
視聴者が所望するチャンネルに切り換えられる(STE
P104)。このとき、切り換えられたチャンネルの番
組が一時視聴番組として、その放送信号がチューナ34
で受信されるとともに表示部8で再生された後、再び、
STEP102に移行する。
【0037】逆に、STEP103で、切り換えられる
番組のチャンネルが主番組のチャンネルと同一である場
合(Yes)は、記録媒体6より読み出される主番組に
関するデジタル信号が再生処理部7に送出されるよう
に、スイッチSWの端子A2,A4の接続が切断されるとと
もに、端子A3,A4が接続される(STEP105)。こ
のように、スイッチSWの端子A3,A4が接続されると、
記録媒体6に記録された主番組のデジタル信号が録画処
理部5及び信号切換部4を介して再生処理部7に送出さ
れて復号化された後、表示部8に主番組の映像が再生さ
れる。
【0038】このとき、記録媒体6から送出されるデジ
タル信号は、一時視聴動作に切り替わった直前からの信
号である。よって、視聴者は、一時視聴動作が行われる
直前のシーンから視聴することができる。このとき、チ
ューナ33で受信された主番組のデジタル信号は、引き
続き信号切換部4を介して録画処理部5に送出された
後、記録媒体6に記録される。よって、録画処理部5
は、チューナ33から与えられるデジタル信号の記録媒
体6への書き込みと、記録媒体6に記録されたデジタル
信号の読み出しを、平行して行う。
【0039】このように主番組の再生が行われると、再
び、STEP102と同様、番組切換の指示がリモート
コントローラ9を通じて成されたか否かが判断される
(STEP106)。STEP106で、番組切換の指
示がない場合(No)は、主番組が終了したか否かが判
断される(STEP107)。このとき、主番組が終了
していない場合(No)は、再びSTEP106に移行
して、番組切換の指示があったか否かが判断される。逆
に、主番組が終了し、主番組と同一のチャンネルにおけ
る次の番組が放送開始されようとする場合(Yes)
は、STEP108に移行して、STEP10(図3)
と同様、一時視聴指示が無効となり、放送信号記録再生
装置によってその旨が視聴者に通知される。そして、図
3のフローチャートに戻りSTEP12に移行する。
【0040】又、STEP106で、番組切換の指示が
あった場合(Yes)は、チューナ34で視聴者が所望
する番組を受信した後(STEP100)、チューナ3
4より送出される一時視聴番組に関するデジタル信号が
再生処理部7に送出されるように、スイッチSWの端子
A1,A4の接続が切断されるとともに、端子A2,A4が接続
される(STEP101)。そして、STEP102以
降の動作を行う。又、STEP102で番組切換の指示
がない場合(No)は、再び、STEP102に移行し
て、再び番組切換の指示が成されたか判断される。
【0041】このように、STEP11の一時視聴動作
が行われているとき、STEP102〜STEP104
では、放送信号記録再生装置1において、チューナ34
で受信される一時視聴番組が表示部8で再生されるとと
もに、チューナ33で受信される主番組が記録媒体6に
記録される。又、STEP106〜STEP108で
は、放送信号記録再生装置1において、記録媒体6に記
録された主番組が表示部8で再生されるとともに、チュ
ーナ33で受信される主番組が記録媒体6に記録され
る。又、STEP105〜STEP108において、チ
ューナ34の動作が停止するように、制御部2によって
制御される。
【0042】以下に、STEP108を経て、図3にお
けるSTEP11の一時視聴動作が終了した後の動作に
ついて、再び図3を参照して説明する。STEP11に
おける一時視聴動作が、STEP108を経て終了され
ると、番組視聴終了の指示がリモートコントローラ9を
通じて成されたか否かが判断される(STEP12)。
このとき、番組視聴終了の指示がない(No)とき、現
在放送中の番組の視聴を開始する指示がリモートコント
ローラ9を通じて成されたか否か(即ち、スイッチSW
の切換要求があるか否か)が判断される(STEP1
3)。
【0043】STEP13において、現在放送中の番組
の視聴を開始するように指示されると(Yes)、ST
EP3に移行して、スイッチSWの端子A3,A4の接続が
切断されるとともに、端子A1,A4が接続されて、記録媒
体6に記録された番組の再生を終了するとともに、チュ
ーナ33で受信した番組の再生を開始する。その後、S
TEP4以降の動作を行う。又、STEP13におい
て、現在放送中の番組の視聴を開始の指示がない(N
o)とき、STEP4に移行して、一時視聴の指示がリ
モートコントローラ9を通じて成されたか否かが判断さ
れる。即ち、記録媒体6に記録された番組の再生が行わ
れた状態で、STEP5以降の動作又はSTEP8以降
の動作を行う。
【0044】又、STEP12において、番組視聴終了
の指示があった(Yes)とき、番組の視聴を終了する
ように、放送信号記録再生装置1が動作する(STEP
14)。
【0045】上記したように、放送信号記録再生装置1
が図3,図4のようなフローチャートで動作することに
よって、一時視聴動作が指示されるまで、チューナ33
で受信した主番組の記録と再生が同時に行われ、そし
て、一時視聴動作が指示されたとき、チューナ33で受
信した主番組の記録とチューナ34で受信した一時視聴
番組の再生が行われる。その後、主番組の視聴指示があ
ったとき、記録媒体5に記録された主番組の再生が行わ
れるとともに、チューナ33で受信した主番組の記録が
行われる。
【0046】更に、主番組が終了したとき、一時視聴指
示を無効とする。そして、このとき、スイッチSWの切
換指示がないときは、記録媒体5に記録された主番組の
再生が行われるとともに、チューナ33で受信した主番
組の記録が行われ、又、スイッチSWの切換指示がある
ときは、チューナ33で受信した主番組の記録と再生が
行われる。このようにして、記録された主番組又は受信
した現在放送中の主番組を視聴を行うとともに、再び、
一時視聴の指示があるか否かが判断され、その指示に応
じた動作を行う。
【0047】尚、上述した図3のフローチャートを用い
た動作を行う場合、一時視聴を指示するための操作部が
リモートコントローラ9に備えられているものとした。
よって、本実施形態では記述しなかったが、例えば、こ
の一時視聴を指示するための操作部が、図3のSTEP
11における一時視聴動作中に操作されることによっ
て、一時視聴指示を無効とし、その旨を放送信号記録再
生装置1が通知するようにしても構わない。又、記録媒
体6に記録された放送信号の再生からチューナ33で受
信した放送信号の再生に切り換えたときに、一時視聴指
示を無効とし、その旨を放送信号記録再生装置1が通知
するようにしても構わない。
【0048】又、主番組以外の番組を視聴するために番
組切換の指示があったとき、一時視聴指示があったもの
と判断するようにしても構わない。このとき、番組切換
の指示が成されてから一定時間経過したとき、一時視聴
指示を無効として、その旨を放送信号記録再生装置1が
通知するようにしても構わない。
【0049】更に、図3のSTEP9で比較する一定時
間は、視聴者によって設定可能とするようにしても構わ
ない。このとき、視聴者がリモートコントローラ9を用
いて、制御部2に認識させるようにしても構わない。
【0050】<第2の実施形態>本発明の第2の実施形
態について、図面を参照して説明する。図5は、本実施
形態の放送信号記録再生装置の内部構成を示すブロック
図である。尚、本実施形態の放送信号記録再生装置にお
いて、第1の実施形態(図1及び図2)の放送信号記録
再生装置と同一の目的で使用する部分については同一の
符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0051】図5に示す放送信号記録再生装置1aは、
第1の実施形態の放送信号記録装置1における信号切換
部4及び録画処理部5の代わりに、スイッチSWaを有
する信号切換部4a、録画処理部5a及びアドレス切換
部10が設けられる。この放送信号記録再生装置1a
は、チューナ33より送出される信号は録画処理部5a
のみに送出され、又、チューナ34より送出される信号
がスイッチSWaの端子B1に送出される。
【0052】又、録画処理部5aがアドレス切換部10
に指示を与えることによって、記録媒体6に記録されて
いる信号が所望のアドレス位置より読み出され、この記
録媒体6より読み出された信号が、アドレス切換部10
及び録画処理部5aを介して、スイッチSWaの端子B2
に送出される。更に、スイッチSWaの端子B3を介し
て、チューナ34又は記録媒体6からの信号が再生処理
部7に送出される。このスイッチSWaは、リモートコ
ントローラ9より制御部2に与えられる指示に応じて動
作する。このような放送信号記録再生装置1aにおい
て、制御部2、受信部3、再生処理部7、表示部8、及
びリモートコントローラ9については、第1の実施形態
の放送信号記録再生装置1と同様であるので、第1の実
施形態を参照するものとして、その詳細な説明は省略す
る。
【0053】このように構成される放送信号記録再生装
置1aの動作について、図6及び図7のフローチャート
を参照して説明する。尚、図6及び図7のフローチャー
トにおいて、図3及び図4のフローチャート同一の動作
を表すステップについては、同一の符号を付している。
【0054】リモートコントローラ9が操作されること
によって、視聴者による番組の視聴が開始されると(S
TEP1)、アンテナ31より受信される放送信号より
リモートコントローラ9によって指示された主番組がチ
ューナ33で選択される(STEP2)。このように、
主番組がチューナ33によって受信されるとき、スイッ
チSWaの端子B2と端子B3が接続される(STEP2
1)。
【0055】よって、主番組が録画処理部5aによって
アドレス切換部10を介して記録媒体6に記録されると
ともに、記録媒体6に記録された主番組が録画処理部5
aによってアドレス切換部10を介して読み出される。
このように読み出された主番組が再生処理部7に送出さ
れることによって、表示部8に再生される。このとき、
主番組の記録と再生を平行して行うために、アドレス切
換部10は、現在記録したアドレスの信号を読み出すよ
うに録画処理部5aによって制御される。
【0056】このように主番組の再生と記録が行われて
いるとき、一時視聴指示がリモートコントローラ9を通
じて成されたか否かが判断される(STEP4)。この
とき、一時視聴指示がなかった場合(No)はSTEP
5に移行し、又、一時視聴指示があった場合(Yes)
はSTEP8に移行する。
【0057】STEP5に移行すると、番組切換の指示
が成されたか否かが判断される。STEP5で番組切換
の指示があった場合(Yes)は、チューナ33で受信
される主番組のチャンネルが、視聴者が所望するチャン
ネルに切り換えられた後(STEP6)、視聴終了の指
示が成されたか否かが判断される(STEP7)。又、
STEP5で番組切換の指示がなかった場合(No)は
STEP7に移行し、視聴終了の指示が成されたか否か
が判断される。そして、STEP7で視聴終了の指示が
ない場合(No)は、STEP4に移行して一時視聴の
指示が成されたか否かが判断される。逆に、STEP7
で視聴終了の指示がある場合(Yes)は、STEP1
4に移行して視聴が終了する。
【0058】又、STEP8に移行すると、STEP5
と同様、番組切換の指示が成されたか否かが判断され
る。このSTEP8で番組切換の指示がなかった場合
(No)は、一時視聴指示が成されてから一定時間が経
過したか否かが判断される(STEP9)。このとき、
一定時間が経過していない場合(No)はSTEP8に
移行し、又、一時視聴が指示されてから一定時間が経過
している場合(Yes)は、一時視聴指示が無効とさ
れ、表示部8にその旨を表示するなどして、視聴者に通
知した後(STEP10)、STEP4に移行する。逆
に、STEP8で番組切換の指示があった場合(Ye
s)は、一時視聴動作が行われる(STEP22)。
【0059】以下に、このSTEP22における一時視
聴動作について、図7を参照して説明する。上述したよ
うに、STEP8に番組切換の指示が成されたと判断さ
れると、まず、一時視聴番組がアンテナ32及びチュー
ナ34によって受信される(STEP100)。そし
て、チューナ34より送出される一時視聴番組に関する
デジタル信号が再生処理部7に送出されるように、スイ
ッチSWaの端子B2,B3の接続が切断されるとともに、
端子B1,B3が接続される(STEP121)。このと
き、チューナ34で受信された一時視聴番組のデジタル
信号が信号切換部4aを介して再生処理部7に送出さ
れ、表示部8に一時視聴番組の映像が再生されるととも
に、チューナ33で受信された主番組のデジタル信号
は、引き続き信号切換部4aを介して録画処理部5aに
送出された後、アドレス切換部10を介して記録媒体6
に記録される。
【0060】このように、一時視聴番組の再生が行われ
ているとき、STEP5又はSTEP8と同様、番組切
換の指示が成されたか否かが判断される(STEP10
2)。STEP102で番組切換の指示がない場合(N
o)は、再び、STEP102に移行して番組切換の指
示が成されたか否かが判断され、又、STEP102で
番組切換の指示があった場合(Yes)は、切り換えら
れる番組のチャンネルが主番組のチャンネルであるか否
かが判断される(STEP103)。
【0061】STEP103で、切り換えられる番組の
チャンネルが主番組のチャンネルと異なる場合(No)
は、チューナ34で受信される一時視聴番組のチャンネ
ルが、視聴者が所望するチャンネルに切り換えられた後
(STEP104)、再び、STEP102に移行す
る。逆に、STEP103で、切り換えられる番組のチ
ャンネルが主番組のチャンネルと同一である場合(Ye
s)は、記録媒体6より読み出される主番組に関するデ
ジタル信号が再生処理部7に送出されるように、スイッ
チSWaの端子B1,B3の接続が切断されるとともに、端
子B2,B3が接続される(STEP122)。このとき、
記録媒体6に記録された主番組のデジタル信号がアドレ
ス切換部10、録画処理部5a及び信号切換部4aを介
して再生処理部7に送出されて復号化された後、表示部
8に主番組の映像が再生される。
【0062】即ち、記録媒体6から一時視聴動作切換直
前に記録されたアドレスからのデジタル信号が読み出さ
れるように、録画処理部5aによってアドレス切換部1
0が制御される。よって、視聴者は、一時視聴動作が行
われる直前のシーンから視聴することができる。このと
き、チューナ33で受信された主番組のデジタル信号
は、引き続き信号切換部4aを介して録画処理部5aに
送出された後、アドレス切換部10を介して記録媒体6
に記録される。よって、録画処理部5a及びアドレス切
換部10は、チューナ33から与えられるデジタル信号
の記録媒体6への書き込みと、記録媒体6に記録された
デジタル信号の読み出しを、平行して行う。
【0063】このように主番組の再生が行われると、再
び、STEP102と同様、番組切換の指示が成された
か否かが判断される(STEP106)。STEP10
6で、番組切換の指示がない場合(No)は、主番組が
終了したか否かが判断された後(STEP107)、主
番組が終了していない場合(No)は、再びSTEP1
06に移行して、番組切換の指示があったか否かが判断
され、又、主番組が終了した場合(Yes)は、STE
P108に移行して、STEP10(図6)と同様、一
時視聴指示が無効となり、放送信号記録再生装置によっ
てその旨が視聴者に通知される。そして、図6のフロー
チャートに戻りSTEP12に移行する。又、STEP
106で、番組切換の指示があった場合(Yes)は、
再び、STEP100に移行し、STEP100以降の
動作を行う。
【0064】このように、STEP22の一時視聴動作
が行われているとき、STEP102〜STEP104
では、放送信号記録再生装置1aにおいて、チューナ3
4で受信される一時視聴番組が表示部8で再生されると
ともに、チューナ33で受信される主番組が記録媒体6
に記録される。又、STEP106〜STEP108で
は、放送信号記録再生装置1において、記録媒体6に記
録された主番組が表示部8で再生されるとともに、チュ
ーナ33で受信される主番組が記録媒体6に記録され
る。又、STEP122及びSTEP106〜STEP
108において、チューナ34の動作が停止するよう
に、制御部2によって制御される。
【0065】以下に、STEP108を経て、図6にお
けるSTEP22の一時視聴動作が終了した後の動作に
ついて、再び図6を参照して説明する。STEP22に
おける一時視聴動作が、STEP108を経て終了され
ると、番組視聴終了の指示が成されたか否かが判断され
る(STEP12)。このとき、番組視聴終了の指示が
ない(No)とき、現在放送中の番組の視聴を開始する
指示が成されたか否か(即ち、記録媒体6の読み出しア
ドレスの切換要求があるか否か)が判断される(STE
P23)。又、STEP12において、番組視聴終了の
指示があった(Yes)とき、番組の視聴を終了するよ
うに、放送信号記録再生装置1aが動作する(STEP
14)。
【0066】STEP23において、現在放送中の番組
の視聴を開始するように指示されると(Yes)、ST
EP24に移行して、現在放送中の番組のデジタル信号
が格納されたアドレスから読み出されるように、アドレ
ス切換部10が録画処理部5aによって制御され、現在
放送中の番組のシーンが再生される。その後、STEP
4以降の動作を行う。又、STEP23において、現在
放送中の番組の視聴開始の指示がない(No)とき、現
在時刻から一時視聴時間分ずれた時間の番組のデジタル
信号が格納されたアドレスから読み出されるように、ア
ドレス切換部10が録画処理部5aによって制御され、
引き続き現在時刻から一時視聴時間分ずれた時間に放送
された番組のシーンが再生される(STEP25)。そ
の後、STEP4以降の動作を行う。
【0067】よって、例えば、図8のように、記録方向
がAとなる記録媒体6において、現在放送中の番組のシ
ーンを表すデジタル信号が格納されるアドレスをB、現
在時刻から一時視聴時間分ずれた時間の番組のシーンを
表すデジタル信号が格納されたアドレスをCとしたと
き、STEP23で現在放送中の番組の視聴を開始する
ように指示されると(Yes)、アドレスBから順にデ
ジタル信号を読み出すように、アドレス切換部10が制
御される。又、STEP23で現在放送中の番組の視聴
を開始するような指示がないとき(No)、引き続きア
ドレスCから順に信号を読み出すように、アドレス切換
部10が制御される。
【0068】このように、本実施形態では、第1の実施
形態のように信号切換部によって一時視聴後の視聴番組
の切換を行うのではなく、記録媒体6内に格納されたア
ドレス位置の切換によって一時視聴後の主番組の切換を
行う。又、第1の実施形態のように、チューナ33から
のデジタル信号が再生処理部7に送出されることがな
く、必ず、一時的に記録媒体6に記録された後、読み出
されることによって、再生処理部7に送出される。
【0069】尚、第1の実施形態と同様、例えば、この
一時視聴を指示するための操作部が、図6のSTEP2
2における一時視聴動作中に操作されることによって、
一時視聴指示を無効とし、その旨を放送信号記録再生装
置1aが通知するようにしても構わない。又、現在放送
中の放送信号の再生に切り換えたときに、一時視聴指示
を無効とし、その旨を放送信号記録再生装置1aが通知
するようにしても構わない。
【0070】又、主番組以外の番組を視聴するために番
組切換の指示があったとき、一時視聴指示があったもの
と判断するようにしても構わない。このとき、番組切換
の指示が成されてから一定時間経過したとき、一時視聴
指示を無効として、その旨を放送信号記録再生装置1a
が通知するようにしても構わない。
【0071】更に、図6のSTEP9で比較する一定時
間は、視聴者によって設定可能とするようにしても構わ
ない。このとき、視聴者がリモートコントローラ9を用
いて、制御部2に認識させるようにしても構わない。
【0072】<第3の実施形態>本発明の第3の実施形
態について、図面を参照して説明する。図9は、本実施
形態の放送信号記録再生装置の内部構成を示すブロック
図である。尚、本実施形態の放送信号記録再生装置にお
いて、第2の実施形態(図5)の放送信号記録再生装置
と同一の目的で使用する部分については同一の符号を付
し、その詳細な説明を省略する。
【0073】図9に示す放送信号記録再生装置1bは、
第2の実施形態の放送信号記録装置1aにおける制御部
2、録画処理部5a、アドレス切換部10の代わりに、
制御部2a、録画処理部5b、アドレス切換部10aが
設けられるとともに、信号切換部4aが削除された構成
となる。この放送信号記録再生装置1bは、チューナ3
3,34より送出される信号がともに録画処理部5bに
送出される。このとき、録画処理部5bによって、チュ
ーナ33より送出されるデジタル信号が、図12のよう
な記録媒体6の領域T1に、又、チューナ34より送出
されるデジタル信号が記録媒体6の領域T2に、格納さ
れる。
【0074】又、制御部2aは、第2の実施形態と同
様、チューナ33,34の制御を行う。更に、アドレス
切換部10aは、制御部2aによって指示されるアドレ
スのデジタル信号を記録媒体6から読み出すように制御
される。このような放送信号記録再生装置1bにおい
て、受信部3、再生処理部7、表示部8、及びリモート
コントローラ9については、第1の実施形態(図1及び
図2)の放送信号記録再生装置1と同様であるので、第
1の実施形態を参照するものとして、その詳細な説明は
省略する。
【0075】このように構成される放送信号記録再生装
置1bの動作について、図10及び図11のフローチャ
ートを参照して説明する。尚、図10及び図11のフロ
ーチャートにおいて、図6及び図7のフローチャート同
一の動作を表すステップについては、同一の符号を付し
ている。
【0076】リモートコントローラ9が操作されること
によって、視聴者による番組の視聴が開始されると(S
TEP1)、アンテナ31より受信される放送信号より
リモートコントローラ9によって指示された主番組がチ
ューナ33で選択される(STEP2)。このように、
主番組がチューナ33によって受信されるとき、チュー
ナ33によって受信される現在放送中のデジタル信号を
再生処理部7に送出するように、記録媒体6の領域T1
に記録されたデジタル信号が読み出される(STEP3
1)。
【0077】よって、主番組が録画処理部5bによって
アドレス切換部10aを介して記録媒体6に記録される
とともに、記録媒体6に記録された主番組が録画処理部
5bによってアドレス切換部10aを介して読み出され
る。このように読み出された主番組が再生処理部7に送
出されることによって、表示部8に再生される。このと
き、主番組の記録と再生を平行して行うために、アドレ
ス切換部10aは、現在記録した記録媒体6における領
域T1内のアドレスよりデジタル信号を読み出すように
制御部2aによって制御される。
【0078】このように主番組の再生と記録が行われて
いるとき、一時視聴指示がリモートコントローラ9を通
じて成されたか否かが判断される(STEP4)。この
とき、一時視聴指示がなかった場合(No)はSTEP
5に移行し、第2の実施形態と同様、STEP5以降の
動作を行う。又、一時視聴指示があった場合(Yes)
はSTEP8に移行する。
【0079】又、STEP8に移行すると、第2の実施
形態と同様、番組切換の指示が成されたか否かが判断さ
れる。このSTEP8で番組切換の指示がなかった場合
(No)は、第2の実施形態と同様、STEP9以降の
動作を行う。逆に、STEP8で番組切換の指示があっ
た場合(Yes)は、一時視聴動作が行われる(STE
P32)。
【0080】以下に、このSTEP32における一時視
聴動作について、図11を参照して説明する。上述した
ように、STEP8に番組切換の指示が成されたと判断
されると、まず、一時視聴番組がアンテナ32及びチュ
ーナ34によって受信される(STEP100)。そし
て、チューナ34より送出される一時視聴番組に関する
デジタル信号が再生処理部7に送出されるように、記録
媒体6の領域T2に対してチューナ34より送出される
デジタル信号の書き込みと読み出しを行う(STEP1
31)。
【0081】このとき、チューナ33,34で受信され
た主番組及び一時視聴番組のデジタル信号が、録画処理
部5b及びアドレス切換部10aによって記録媒体6に
格納される。そして、記録媒体6に格納された一時視聴
番組が録画処理部5b及びアドレス切換部10aによっ
て読み出されるとともに再生処理部7に送出され、表示
部8に一時視聴番組の映像が再生される。更に、アドレ
ス切換部10aは、制御部2aによって、チューナ33
より送出されるデジタル信号を記録媒体6の領域T1
に、チューナ34より送出されるデジタル信号を記録媒
体6の領域T2に書き込むとともに、領域T2のアドレ
スより一時視聴番組のデジタル信号を読み出すように制
御される。よって、チューナ33で受信された主番組の
記録と、チューナ34で受信された一時視聴番組の記録
及び再生が同時に行われる。
【0082】このように、一時視聴番組の再生が行われ
ているとき、STEP5又はSTEP8と同様、番組切
換の指示が成されたか否かが判断される(STEP10
2)。STEP102で番組切換の指示がない場合(N
o)は、再び、STEP102に移行して番組切換の指
示が成されたか否かが判断され、又、STEP102で
番組切換の指示があった場合(Yes)は、切り換えら
れる番組のチャンネルが主番組のチャンネルであるか否
かが判断される(STEP103)。
【0083】STEP103で、切り換えられる番組の
チャンネルが主番組のチャンネルと異なる場合(No)
は、第2の実施形態と同様、STEP104以降の動作
を行う。逆に、STEP103で、切り換えられる番組
のチャンネルが主番組のチャンネルと同一である場合
(Yes)は、記録媒体6に記録された主番組のデジタ
ル信号が再生処理部7に送出されるように、制御部2a
によってアドレス切換部10aが制御される(STEP
132)。
【0084】このとき、チューナ34より送出されるデ
ジタル信号の記録媒体6内の領域T2への書き込みが停
止される。又、記録媒体6の領域T1内のアドレスX以
降に記録されたデジタル信号が、一時視聴動作切換直前
の主番組のデジタル信号であるとき、このアドレスXよ
り順にAの方向に記録媒体6に記録された主番組のデジ
タル信号がアドレス切換部10a及び録画処理部5bを
介して再生処理部7に送出されて復号化された後、表示
部8に主番組の映像が再生される。
【0085】又、チューナ33で受信された主番組のデ
ジタル信号は、引き続き録画処理部5b及びアドレス切
換部10aを介して、記録媒体6の領域T1内のアドレ
スYより順に、現在放送中の番組のシーンのデジタル信
号が記録される。即ち、アドレスX,Yに格納されてい
るデジタル信号によって再生されるシーンは、一時視聴
動作時間分離れた時間に放送されたシーンである。よっ
て、録画処理部5bは、チューナ33から与えられる主
番組のデジタル信号の記録媒体6への書き込みと、記録
媒体6に記録された主番組のデジタル信号の読み出し
を、平行して行う。
【0086】このように主番組の再生が行われると、第
2の実施形態と同様、STEP106以降の動作を行
う。この図11のフローチャートのような一時視聴動作
が行われている際、STEP108で一時視聴動作が終
了すると、第2の実施形態と同様、STEP12に移行
する。このSTEP12以降の動作については、第2の
実施形態と同様となる。
【0087】即ち、STEP12で視聴終了の指示がな
い場合、STEP23に移行して、現在放送中の番組の
視聴を開始する指示が成されたか否か(即ち、記録媒体
6の読み出しアドレスの切換要求があるか否か)が判断
される。そして、アドレスの切換要求があるとき、現在
放送中の番組のデジタル信号が格納された領域T1内の
アドレスY1から読み出されるように、アドレス切換部
10aが制御部2aによって制御され、現在放送中の番
組のシーンが再生される(STEP24)。
【0088】又、アドレス切換要求がないとき、現在時
刻から一時視聴時間分ずれた時間の番組のデジタル信号
が格納された領域T1内のアドレスX1から読み出され
るように、アドレス切換部10aが制御部2aによって
制御され、引き続き現在時刻から一時視聴時間分ずれた
時間に放送された番組のシーンが再生される(STEP
25)。又、STEP12において、番組視聴終了の指
示があったとき、番組の視聴を終了するように、放送信
号記録再生装置1bが動作する(STEP14)。
【0089】このように、本実施形態では、第1及び第
2の実施形態のように信号切換部によって主番組及びの
一時視聴番組の切換を行うのではなく、記録媒体6内に
格納されたアドレス位置の切換によって主番組及び一時
視聴番組の切換を行う。又、第2の実施形態のように、
一時視聴番組の視聴を行う場合においても、チューナ3
4からのデジタル信号が再生処理部7に送出されること
がなく、必ず、一時的に記録媒体6に記録された後、読
み出されることによって、再生処理部7に送出される。
【0090】尚、第2の実施形態と同様、例えば、この
一時視聴を指示するための操作部が、図10のSTEP
32における一時視聴動作中に操作されることによっ
て、一時視聴指示を無効とし、その旨を放送信号記録再
生装置1bが通知するようにしても構わない。又、現在
放送中の放送信号の再生に切り換えたときに、一時視聴
指示を無効とし、その旨を放送信号記録再生装置1bが
通知するようにしても構わない。
【0091】又、主番組以外の番組を視聴するために番
組切換の指示があったとき、一時視聴指示があったもの
と判断するようにしても構わない。このとき、番組切換
の指示が成されてから一定時間経過したとき、一時視聴
指示を無効として、その旨を放送信号記録再生装置1b
が通知するようにしても構わない。
【0092】更に、図10のSTEP9で比較する一定
時間は、視聴者によって設定可能とするようにしても構
わない。このとき、視聴者がリモートコントローラ9を
用いて、制御部2aに認識させるようにしても構わな
い。
【0093】
【発明の効果】本発明の放送信号記録再生装置による
と、一時視聴の指示があったとき、第1チューナで受信
された主番組の放送信号が記録部に記録されるととも
に、第2チューナで受信された一時視聴番組が再生部で
再生される。そして、一時視聴を終了し、主番組の再生
に復帰したとき、記録部に記録された主番組の放送信号
が再生部で再生されるため、一時視聴番組に切り換える
直前から、主番組を再生することができる。又、一時視
聴を指示したときに、他番組の一時視聴が行われるの
で、一時視聴が指示されていないときは、第1チューナ
による主番組の切換を行うことができる。又、一時視聴
が指示された後、他番組の切換が行われなかったとき、
その一時視聴の指示が無効とされるので、自動的に一時
視聴の解除を行うことができる。更に、一時視聴が指示
された後、主番組の再生に切り換えられたときに、この
再生される主番組の終了とともに一時視聴の指示が無効
とされるので、自動的に一時視聴の解除を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の放送信号記録再生装置の内部
構成を示すブロック図。
【図2】図1の放送信号記録再生装置の主要部分の構成
を示すブロック図。
【図3】図1の放送信号記録再生装置の動作を示すフロ
ーチャート。
【図4】図3のフローチャートにおける一時視聴動作に
おける放送信号記録再生装置の動作を示すフローチャー
ト。
【図5】第2の実施形態の放送信号記録再生装置の内部
構成を示すブロック図。
【図6】図5の放送信号記録再生装置の動作を示すフロ
ーチャート。
【図7】図6のフローチャートにおける一時視聴動作に
おける放送信号記録再生装置の動作を示すフローチャー
ト。
【図8】記録媒体内部の構成を示す図。
【図9】第3の実施形態の放送信号記録再生装置の内部
構成を示すブロック図。
【図10】図9の放送信号記録再生装置の動作を示すフ
ローチャート。
【図11】図10のフローチャートにおける一時視聴動
作における放送信号記録再生装置の動作を示すフローチ
ャート。
【図12】記録媒体内部の構成を示す図。
【符号の説明】
1 放送信号記録再生装置 2 制御部 3 受信部 4 信号切換部 5 録画処理部 6 記録媒体 7 再生処理部 8 表示部 9 リモートコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C025 AA23 BA27 BA30 CA03 DA01 DA04 DA10 5C053 FA20 FA23 FA30 GA20 HA29 HA40 JA24 KA08 KA24 LA07 5D044 AB05 AB07 BC01 CC04 EF10 FG10 GK11

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送信号を受信するとともに、放送信号
    の記録及び再生を行う放送信号記録再生装置において、 放送信号を受信する第1チューナ及び第2チューナと、 少なくとも前記第1チューナで受信した放送信号を記録
    する記録部と、 前記第1チューナ又は前記第2チューナで受信した放送
    信号のいずれか一方の放送信号を再生する再生部と、を
    有し、 通常、前記第1チューナで受信される主番組の放送信号
    が、前記再生部で再生され、 前記主番組と同一時間帯に放送されるとともに一時的に
    視聴される前記主番組以外の一時視聴番組が再生される
    ように指示されたとき、前記第2チューナで受信される
    前記一時視聴番組の放送信号が前記再生部で再生される
    とともに、前記第1チューナで受信される前記主番組の
    放送信号が前記記録部に記録されることを特徴とする放
    送信号記録再生装置。
  2. 【請求項2】 放送信号を受信するとともに、放送信号
    の記録及び再生を行う放送信号記録再生装置において、 放送信号を受信する第1チューナ及び第2チューナと、 前記第1チューナで受信した放送信号を記録する記録部
    と、 前記第1チューナで受信した放送信号及び前記第2チュ
    ーナで受信した放送信号及び前記記録部に記録された放
    送信号のいずれか一つを選択するための選択部と、 前記選択部で選択された放送信号を再生する再生部と、
    を有し、 通常、前記第1チューナで受信される主番組の放送信号
    が、前記選択部で選択されて前記再生部で再生されると
    ともに、前記記録部に記録され、 又、前記主番組と同一時間帯に放送されるとともに一時
    的に視聴される前記主番組以外の一時視聴番組が再生さ
    れるように指示されたとき、前記第2チューナで受信さ
    れる前記一時視聴番組の放送信号が前記選択部で選択さ
    れて前記再生部で再生されるとともに、前記第1チュー
    ナで受信される前記主番組の放送信号が前記記録部に記
    録され、 前記一時視聴番組の再生が終了されるように指示された
    とき、前記記録媒体で記録された前記主番組の放送信号
    が前記選択部で選択されて前記再生部で再生されるとと
    もに、前記第1チューナで受信される前記主番組の放送
    信号が前記記録部に記録されることを特徴とする放送信
    号記録再生装置。
  3. 【請求項3】 放送信号を受信するとともに、放送信号
    の記録及び再生を行う放送信号記録再生装置において、 放送信号を受信する第1チューナ及び第2チューナと、 前記第1チューナで受信した放送信号を記録する記録部
    と、 前記第2チューナで受信した放送信号及び前記記録部に
    記録された放送信号のいずれか一方を選択するための選
    択部と、 前記選択部で選択された放送信号を再生する再生部と、
    を有し、 通常、前記第1チューナで受信される主番組の放送信号
    が前記記録部に一旦記録された後、前記記録部に記録さ
    れた前記主番組の放送信号が前記選択部で選択されて前
    記再生部で再生され、 又、前記主番組と同一時間帯に放送されるとともに一時
    的に視聴される前記主番組以外の一時視聴番組が再生さ
    れるように指示されたとき、前記第2チューナで受信さ
    れる前記一時視聴番組の放送信号が前記選択部で選択さ
    れて前記再生部で再生されるとともに、前記第1チュー
    ナで受信される前記主番組の放送信号が前記記録部に記
    録され、 前記一時視聴番組の再生が終了されるように指示された
    とき、前記記録媒体で記録された前記主番組の放送信号
    が前記選択部で選択されて前記再生部で再生されるとと
    もに、前記第1チューナで受信される前記主番組の放送
    信号が前記記録部に記録されることを特徴とする放送信
    号記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記一時視聴番組の再生が終了されるよ
    うに指示されたとき、前記一時視聴番組の再生直前に前
    記記録部に記録された前記主番組の放送信号の記録位置
    より前記主番組の放送信号が前記選択部によって読み出
    されるとともに、前記一時視聴番組の再生が終了される
    ように指示された後、前記主番組において現在放送中の
    シーンが再生されるように指示されたとき、現在前記記
    録部に記録されている前記主番組の放送信号の記録位置
    より前記主番組の放送信号が前記選択部によって読み出
    されることを特徴とする請求項3に記載の放送信号記録
    再生装置。
  5. 【請求項5】 放送信号を受信するとともに、放送信号
    の記録及び再生を行う放送信号記録再生装置において、 放送信号を受信する第1チューナ及び第2チューナと、 前記第1チューナで受信した放送信号を記録するための
    第1記録領域と、前記第2チューナで受信した放送信号
    を記録するための第2記録領域とを有する記録部と、 前記第1及び第2記録領域に記録された放送信号のいず
    れか一方を選択するための選択部と、 前記選択部で選択された放送信号を再生する再生部と、
    を有し、 通常、前記第1チューナで受信される主番組の放送信号
    が前記第1記録領域に一旦記録された後、前記第1記録
    領域に記録された前記主番組の放送信号が前記選択部で
    選択されて前記再生部で再生され、 又、前記主番組と同一時間帯に放送されるとともに一時
    的に視聴される前記主番組以外の一時視聴番組が再生さ
    れるように指示されたとき、前記第2チューナで受信さ
    れる前記一時視聴番組の放送信号が前記第2記録領域に
    一旦記録された後、前記第2記録領域に記録された前記
    一時視聴番組の放送信号が前記選択部で選択されて前記
    再生部で再生されるとともに、前記第1チューナで受信
    される前記主番組の放送信号が前記第1記録領域に記録
    され、 前記一時視聴番組の再生が終了されるように指示された
    とき、前記第1記録領域で記録された前記主番組の放送
    信号が前記選択部で選択されて前記再生部で再生される
    とともに、前記第1チューナで受信される前記主番組の
    放送信号が前記第1記録領域に記録されることを特徴と
    する放送信号記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記一時視聴番組の再生が終了されるよ
    うに指示されたとき、前記一時視聴番組の再生直前に前
    記第1記録領域に記録された前記主番組の放送信号の記
    録位置より前記主番組の放送信号が前記選択部によって
    読み出されるとともに、 前記一時視聴番組の再生が終了されるように指示された
    後、前記主番組において現在放送中のシーンが再生され
    るように指示されたとき、現在前記第1記録領域に記録
    されている前記主番組の放送信号の記録位置より前記主
    番組の放送信号が前記選択部によって読み出されること
    を特徴とする請求項5に記載の放送信号記録再生装置。
  7. 【請求項7】 前記主番組と同一時間帯に放送される前
    記主番組以外の番組が一時的に再生されるように一時視
    聴指示が成された後、切り換える前記一時視聴番組が通
    知されることによって、一時視聴が行われることを特徴
    とする請求項2〜請求項6のいずれかに記載の放送信号
    記録再生装置。
  8. 【請求項8】 前記一時視聴指示が成された後、一定時
    間の間、切り換える前記一時視聴番組が通知されなかっ
    たとき、前記一時視聴指示が無効とされることを特徴と
    する請求項7に記載の放送信号記録再生装置。
  9. 【請求項9】 前記一時視聴指示が成された後、前記記
    録部に記録された前記主番組が再生されたときに、 前記主番組が終了して、次の時間帯に放送される番組が
    開始することが検知されたとき、前記一時視聴指示が無
    効とされることを特徴とする請求項7又は請求項8に記
    載の放送信号記録再生装置。
  10. 【請求項10】 前記第1及び第2チューナより出力さ
    れる信号がデジタル信号であることを特徴とする請求項
    1〜請求項9のいずれかに記載の放送信号記録再生装
    置。
  11. 【請求項11】 前記記録部が、前記第1チューナで受
    信された放送信号を記録するためのランダムアクセス可
    能な記録媒体を有することを特徴とする請求項1〜請求
    項10のいずれかに記載の放送信号記録再生装置。
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