JP2001216731A - デジタル放送記録再生装置及びその制御方法 - Google Patents

デジタル放送記録再生装置及びその制御方法

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JP2001216731A
JP2001216731A JP2000022528A JP2000022528A JP2001216731A JP 2001216731 A JP2001216731 A JP 2001216731A JP 2000022528 A JP2000022528 A JP 2000022528A JP 2000022528 A JP2000022528 A JP 2000022528A JP 2001216731 A JP2001216731 A JP 2001216731A
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JP2000022528A
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English (en)
Inventor
Tetsushi Nakaizumi
哲士 中泉
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放送番組を記録しながら、記録済みデータを
通常より速く再生し、記録済みデータの再生が記録動作
に追い付けば、リアルタイム放送の再生に切り替えるこ
とができるデジタル放送記録再生装置を提供する。 【解決手段】 トランスポートデコーダ3が、チューナ
2で受信したデジタル放送から任意のデータを選択し、
制御部12の指示により、選択されたデータはハードデ
ィスクドライブ8に記録される。ハードディスクドライ
ブ8に記録されたデータは、制御部12及び高速再生制
御部10の指示により、MPEGデコーダ5へ通常より
も速い再生速度で再生される。さらに、追い付き検出部
9によって、ハードディスクドライブ8からの再生位置
がハードディスクドライブ8への記録位置に追い付いた
ことが検出されると、制御部12は、リアルタイム放送
の再生に切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信した映像を記
録しながら再生することができる映像記録再生装置、及
び受信した映像を記録しながら再生する映像記録再生装
置の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平8−138318号公報に開示さ
れているように、映像信号を記録しながら、記録済みの
信号を再生することができるデジタル放送記録再生装置
が近年開発されてきている。このようなデジタル放送記
録再生装置を用いれば、放送番組の記録を続けながら記
録済の放送番組を再生することができる。
【0003】図4は、デジタル放送からの信号の記録
と、記録済みの信号の再生とを同時に実行できるデジタ
ル放送記録再生装置の構成を示すブロック図である。
【0004】デジタル放送記録再生装置は、デジタル放
送の信号を処理する信号処理部100と、信号処理部1
00の動作を制御する制御部104と、信号処理部10
0の動作を外部から設定する外部設定部103とを備
え、信号処理部100は、チューナ2、トランスポート
デコーダ3、スイッチ4、MPEG(Motion Picture E
xperts Group)デコーダ5、NTSC(National Telev
ision System Committee)エンコーダ6、ハードディス
クインターフェース101、及びハードディスクドライ
ブ102を備える。
【0005】次にデジタル放送記録再生装置の動作につ
いて説明する。チューナ2は、アンテナ(図示せず)に
接続され、デジタル放送を受信する。受信されたデジタ
ル放送は、チューナ2により、デジタル復調されて、ト
ランスポートストリームのデータ列となり、トランスポ
ートデコーダ3に出力される。トランスポートデコーダ
3は、複数のプログラム(番組)や制御情報が多重に含
まれているトランスポートストリームのデータ列から、
外部設定部103の指示により、任意の1つのプログラ
ムを選び出す。
【0006】チューナ2がデジタル放送を直接受信して
いる時は、スイッチ4はトランスポートデコーダ側につ
ながっている。トランスポートデコーダ3によって選択
されたプログラムデータは、MPEGデコーダ5によっ
てMPEGデコードされ、デジタル映像と音声が出力さ
れる。デジタル映像信号は、さらにNTSCエンコーダ
6によってテレビ信号に変換されテレビ又はアナログV
TRへ出力される。
【0007】一方、トランスポートデコーダ3によって
選択されたプログラムデータは、ハードディスクインタ
ーフェース101にも送られる。ハードディスクインタ
ーフェース101は、外部設定部103から録画開始の
指示を受けると、記録する領域を表すハードディスクの
セクター番号と転送サイズとを設定し、ハードディスク
8に選択されたプログラムデータを送る。ハードディス
クドライブ102は、送られてきたプログラムデータ
を、ハードディスクインターフェース101で設定され
たセクター番号に記録する。
【0008】一方、データをハードディスク102に記
録している最中に、外部設定部103を通じてユーザが
ハードディスク102のデータ再生を指示すると、制御
部104は、スイッチ4をハードディスクインターフェ
ース101側へ切替え、ハードディスクインターフェー
ス101は、ハードディスク102の読み出される領域
を表すセクター番号と転送サイズとを設定し、設定され
た領域のプログラムデータがハードディスクインターフ
ェース101に読み出される。ハードディスクインター
フェース101に読み出されたプログラムデータは、ス
イッチ4を介してMPEGデコーダ5に送られる。
【0009】以上説明したように、デジタル放送の記録
と再生とが同時に実行できる従来のデジタル放送記録再
生装置では、ある放送番組をハードディスク102に記
録している途中で、ハードディスク102に記録済みの
上記放送番組を再生することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、デジタ
ル放送の記録と再生とが同時に実行できる従来のデジタ
ル放送記録再生装置では、放送番組を記録している途中
で、記録済の放送番組の再生を開始すると、再生される
放送番組が終了するのは、実際の放送番組が終了する時
間よりも遅くなる。従って、再生動作の終了時刻がユー
ザにとって遅すぎると、記録された番組を別の機会に視
聴したり、終了時刻が遅いのを我慢して記録された番組
を見るなど、記録された番組を再生することがユーザに
とっては煩わしい場合がある。
【0011】また、記録済の映像の再生動作中に、見る
必要がない部分を早送り再生にして、再生動作の終了時
刻を短縮することもできるが、早送り再生を行う場所を
ユーザが指示しなければならず、ユーザにとっては手間
のかかる動作である。
【0012】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたものであり、放送番組を記録している途中で記
録済みの任意の部分を再生する場合、視聴者の心理的違
和感が少ない程度の任意の高速再生を行い、記録済みデ
ータの再生動作の終了時刻を早めることができるデジタ
ル放送記録再生装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0013】さらに、再生動作がリアルタイム放送に追
い付けば、番組の記録及び記録済み信号の再生を停止し
て、リアルタイム放送に切り替えることもできるデジタ
ル放送記録再生装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係るデジタル放送記録再生装置は、デジ
タル放送の記録及び再生を行うデジタル放送記録再生装
置において、デジタル放送を受信するチューナと、チュ
ーナによって受信されたデジタル放送から任意のデータ
を選択するトランスポートデコーダと、選択されたデー
タを記録する記録部と、トランスポートデコーダからの
データ、あるいは記録部に記録されたデータのいずれか
から再生信号を生成する再生信号生成部と、記録部への
データの記録、記録部に記録されたデータの再生、及び
トランスポートデコーダによって選択されたデータの再
生のタイミングを任意に指示する制御部と、記録部に記
録されたデータを本来の再生速度よりも速い速度で再生
するように制御する高速再生制御部と、を備えることを
特徴とするものである。
【0015】また、請求項2に係るデジタル放送記録再
生装置は、請求項1に記載のデジタル放送記録再生装置
において、さらに、記録部に記録されたデータの再生が
記録部へのデータの記録に追い付いたか否かを検出する
追い付き検出部を備え、制御部は、記録部からの再生が
記録部へのデータの記録に追い付いたことを追い付き検
出部が検出すると、記録部へのデータの記録及び記録部
からの再生を中止し、トランスポートレコーダからのデ
ータの再生を指示する、ことを特徴とするものである。
【0016】また、請求項3に係るデジタル放送記録再
生装置は、請求項2に記載のデジタル放送記録再生装置
において、追い付き検出部が、記録部へのデータの記録
位置を示す書き込みポインタと、記録部からの再生位置
を示す読み出しポインタと、を備え、書き込みポインタ
が示す上記記録部へのデータの記録位置と読み出しポイ
ンタが示す上記記録部からの再生位置とを比較する、こ
とを特徴とするものである。
【0017】また、請求項4に係るデジタル放送記録再
生装置の制御方法は、デジタル放送の記録及び再生を行
うデジタル放送記録再生装置の制御方法において、デジ
タル放送をチューナで受信する受信ステップと、受信ス
テップによって受信されたデジタル放送から任意のデー
タをトランスポートデコーダによって選択する選択ステ
ップと、選択ステップによって選択されたデータを記録
部へ記録するタイミングの設定を外部から受け、該タイ
ミングを指示する記録指示ステップと、記録指示ステッ
プに従って、選択されたデータを記録部に記録する記録
ステップと、記録部に記録されたデータ、あるいは選択
ステップによって選択されたデータのいずれかの再生を
任意に指示する再生指示ステップと、再生指示ステップ
によって指示されたデータから再生信号を生成する再生
信号生成ステップと、再生信号生成ステップにおいて、
記録部に記録されたデータを再生する際、本来の再生速
度よりも速い速度で再生するように制御する高速再生制
御ステップと、を備えることを特徴とするものである。
【0018】また、請求項5に係るデジタル放送記録再
生装置の制御方法は、請求項4に記載のデジタル放送記
録再生装置の制御方法において、さらに、記録部に記録
されたデータの再生が該記録部へのデータの記録に追い
付いたか否かを検出する追い付き検出ステップと、追い
付き検出ステップにおいて、記録部からの再生が記録部
へのデータの記録に追い付いたことが検出されると、記
録部へのデータの記録及び記録部からの再生を中止し、
選択ステップによって選択されたデータの再生を指示す
るステップと、を備えることを特徴とするものである。
【0019】また、請求項6に係るデジタル放送記録再
生装置は、請求項5に記載のデジタル放送記録再生装置
の制御方法において、追い付き検出ステップが、記録部
へのデータの記録位置を書き込みポインタに示し、記録
部からの再生位置を読み出しポインタに示し、書き込み
ポインタが示す位置と読み出しポインタが示す位置とを
比較して追い付きを検出する、ことを特徴とするもので
ある。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
デジタル放送記録再生装置に就いて、添付した図面を参
照しながら説明する。図1は、本実施の形態によるデジ
タル放送記録再生装置の構成を示すブロック図である。
なお、従来例として図4において説明したデジタル放送
記録再生装置と同様の構成については同じ参照番号を付
与し、ここではその詳細な説明を省略する。
【0021】デジタル放送記録再生装置は、デジタル放
送の信号を処理する信号処理部1と、信号処理部1の動
作を外部から設定する外部設定部11と、信号処理部1
の動作を制御する制御部12と、を備える。信号処理部
1は、デジタル放送を受信するチューナ2、受信したデ
ジタル放送のトランスポートストリームのデータ列か
ら、外部設定部11の設定に従い、任意の1つのプログ
ラムデータを選択するトランスポートデコーダ3、スイ
ッチ4、トランスポートデコーダ3あるいは後述のハー
ドディスクドライブ8から送られてくるデータから再生
信号を生成する再生信号生成部としてのMPEGデコー
ダ5及びNTSCエンコーダ6、ハードディスクインタ
ーフェース7、制御部12の指示に従い、選択されたプ
ログラムのデジタルデータを記録する記録部としてハー
ドディスクドライブ8、ハードディスクドライブ8の記
録位置と記録済みのデータの読み出し位置とを比較する
追い付き検出部9、及び、ハードディスクドライブ8に
記録されたデータを通常の再生速度よりも速い速度で再
生させるように制御する高速再生制御部10を備える。
【0022】外部設定部11は、デジタル放送の記録及
び再生のタイミングを設定する。制御部12は、外部設
定部11の設定及び後述する追い付き検出部9の検出結
果に従って、ハードディスクドライブ8へのデジタルデ
ータの記録動作、及びハードディスクドライブ8からの
データの読み出し動作を制御する。例えば、記録動作及
び再生動作の開始及び終了のタイミングを各動作に関わ
る構成に対して指示する。
【0023】スイッチ4は、制御部12の指示に従い、
MPEGデコーダ5への接続を、トランスポートデコー
ダ3、あるいはハードディスクドライブ8のいずれかに
切り替える。
【0024】ハードディスクインターフェース7は、制
御部12によりデータの記録動作が指示されると、デー
タを記録するためのハードディスクドライブ8のセクタ
ー番号と転送サイズとを設定し、トランスポートデコー
ダ3からのプログラムデータをハードディスクドライブ
8に送る。一方、制御部12がデータの再生動作を指示
するときは、ハードディスクインターフェース7は、ハ
ードディスクドライブ8内の、読み出される領域のセク
ター番号と転送サイズとを設定し、設定された領域のプ
ログラムデータを読み出し、読み出したデータをスイッ
チ4を介してMPEGデコーダ5へ送る。
【0025】ハードディスクドライブ8は、ハードディ
スクインターフェース7から送られてくるデータを、設
定されたセクター番号の領域に記録する。
【0026】追い付き検出部9は、ハードディスクイン
ターフェース7がデータ記録時に設定するセクター番号
と転送サイズとを示す書き込みポインタRPと、ハード
ディスクインターフェース7がデータ読み出し時に設定
するセクター番号と転送サイズとを示す読み込みポイン
タPPとを備える。ハードディスクドライブ8へデータ
を記録している最中に、ハードディスクドライブ8に記
録済みのデータを再生する場合、追い付き検出部9は、
書き込みポインタRPと、読み込みポインタPPとを比
較し、読み込みが書き込みに追いついたか否かを判断す
る。
【0027】高速再生制御部10は、ハードディスク8
に記録されたデータの再生時に、視聴者に心理的に違和
感を与えず、なおかつ再生終了時刻が実際に放送されて
いる番組の終了時刻となるように、あるいは番組の終了
時刻にできるだけ近づくように、適切な再生速度(例え
ば、約1.2〜1.5倍速)を選択する。
【0028】再生速度を速める方法としては、例えば、
画像データの場合、ハードディスクインターフェース7
から送られるデータからフレームを間引きしてMPEG
デコーダ5に送る方法が挙げられる。
【0029】MPEGでは、通常複数フレームを1単位
として、画像圧縮が施されるが、その単位として、GO
P(Group Of Picture)という概念が用
いられる。1GOPは、通常0.5秒(15フレーム)
程度をグループ化しており、GOP単位で復号された映
像に対してGOP単位で間引きを行うと、スムーズな動
きが得られなくなる。従って、画像のスムーズな動きを
維持しながら再生速度を速めるためには、フレーム単位
の間引きを行う必要がある。例えば、1.2倍の高速再
生では、12フレームのうち10フレームを再生すると
いう割合で再生を行う。
【0030】また、音声に対してはサンプリング周波数
を高くしてデコード速度を上げることにより高速再生を
実現する。この場合、高速再生制御部10が、サンプリ
ング周波数を高くする指示信号を、音声データとともに
出力するようにハードディスクインターフェース7に指
示する。また、サンプリング周波数を高くすることによ
って、音声が実際のものより多少高くなってしまうの
で、MPEGデコーダ5では、高域を抑えるようにフィ
ルタリングを行い対応する。
【0031】以上のように構成されたデジタル放送記録
再生装置による同時記録再生の動作について説明する。
まず、図2を用いて動作概念を説明する。時点A−0か
らデジタル放送の番組が始まり、何らかの理由でユーザ
が時点A−1から時点A−3までの期間席を外すとす
る。さらに、ユーザは、番組の記録を時点A−1から開
始し、時点A−3のときに、時点A−1から記録してい
たデジタル放送を再生すると仮定する。記録された番組
の再生は、本来の再生速度よりも速く設定されているの
で、仮に、時点A−7において再生が実際の放送に追い
付いたとすると、番組の記録及び記録済み番組の再生が
停止して、リアルタイム放送に切り替わり、A−7〜A
−8の期間はリアルタイム放送を見ることができる。
【0032】図3は、図2中の時点A−1から時点A−
7までの追い付き検出部9における動作を示すフローチ
ャートである。追い付き検出部9は、ステップS1でハ
ードディスクインターフェース7がハードディスクドラ
イブ8へデータを書き込む書き込み動作を行うのか否
か、すなわち、データの記録動作を行うのか、あるいは
データの再生動作を行うのかを確認する。
【0033】ステップS1でデータ書き込み処理である
と判断されると(YES)、ステップS2において、ハ
ードディスクインターフェース7が設定したセクター番
号と転送サイズを示す書き込みポインタPRを設定し、
さらに、ステップS3へすすむ。ステップS1でデータ
再生動作であると判断されると(NO)、ステップS6
において、ハードディスクインターフェース7が設定し
たセクター番号と転送サイズを示す読み込みポインタP
Pを設定し、さらに、ステップS3へすすむ。
【0034】次にステップS3で、書き込みポインタP
Rと読み込みポインタPPとが一致しているか否かを判
断する。ステップS3で、書き込みポインタPRと読み
込みポインタPPとが一致している、つまり読み出され
ているデータが書き込まれているデータに追いついたと
判断されると、追い付き検出部9はその旨を制御部12
に伝え、書き込みポインタPRと読み込みポインタPP
とをリセットする(ステップS4)。
【0035】ステップS3で、書き込みポインタPRと
読み込みポインタPPとが一致していないと判断される
と、ステップS1へ戻り、ハードディスクインターフェ
ース7が書き込み又は読み込みを行っている間、上記で
説明したフローに従い、追い付き検出部9は、書き込み
ポインタPR又は読み込みポインタPPを書き換え続け
る。
【0036】制御部12は、追い付き検出部9から書き
込みポインタPRと読み込みポインタPPとが一致して
いる旨を受信すると、ハードディスクインターフェース
7に録画と再生の停止を指示し、スイッチ4をMPEG
デコーダ5側に切替える。
【0037】ハードディスク8から読み出されたプログ
ラムデータは、トランスポートデコーダ3からMPEG
デコーダ5に直接出力されるプログラムデータと同様、
MPEGデコーダ5にてデコードされ、デジタル映像と
音声が生成される。デジタル映像信号は、NTSCエン
コーダ6に送られ、テレビ信号に変換される。
【0038】以上説明したように本実施の形態によるデ
ジタル放送記録再生装置では、ハードディスク8へデー
タを記録中に、ハードディスク8に記録済みの任意の部
分を再生する際、再生速度を視聴者が心理的に違和感を
感じない程度に速めて、再生動作の終了時刻を早くする
ことができる。これにより、記録済みデータの全体の視
聴時間を短縮することが可能となるだけでなく、視聴者
が画像の早送り再生を指示しなくても、再生動作の終了
時刻を早くできるので、視聴者の手間を省くことができ
る。
【0039】また、記録済みデータの再生がリアルタイ
ム放送に追い付いたことを追い付き検出部9が検出すれ
ば、データの記録及び再生を停止して、リアルタイム放
送による映像出力に切り替えることができる。
【0040】つまり、視聴者は番組放送中のある期間だ
け番組が見られない場合、見られない部分をハードディ
スク8に記録しておけば、番組放送中に記録したデータ
を心理的に違和感の感じない速度で再生することがで
き、さらにリアルタイム放送に記録済みデータの再生が
追い付けば、リアルタイム放送に切り替えることができ
る。
【0041】なお、記録部としてハードディスクドライ
ブ8を設けたが、他のディスク装置や半導体メモリなど
高速の記憶装置であれば同様に用いることができること
は言うまでもない。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明のデジタル放送記録
再生装置は、デジタル放送を受信するチューナと、チュ
ーナによって受信されたデジタル放送から任意のデータ
を選択するトランスポートデコーダと、選択されたデー
タを記録する記録部と、トランスポートデコーダからの
データ、あるいは記録部に記録されたデータのいずれか
から再生信号を生成する再生信号生成部と、記録部への
データの記録、記録部に記録されたデータの再生、及び
トランスポートデコーダによって選択されたデータの再
生のタイミングを任意に指示する制御部と、記録部に記
録されたデータを本来の再生速度よりも速い速度で再生
するように制御する高速再生制御部と、を備えることを
特徴とするものである。
【0043】従って、記録部へデータを記録中に記録部
に記録済みの任意の部分を再生する時、視聴者の心理的
に違和感を感じない任意の高速再生を行って、再生動作
の終了時刻を早くすることができる。これにより、記録
済みデータの全体の視聴時間を短縮することが可能とな
るだけでなく、視聴者が任意の画像を早送り再生にしな
くても、再生動作の終了時刻を早くできるので、早送り
再生に関わる操作が省ける。
【0044】また、記録済みデータの再生がリアルタイ
ム放送に追い付いたことを検出して、記録、再生を停止
してリアルタイム放送による映像出力に切り替えること
ができる。
【0045】つまり、視聴者は番組放送中のある期間だ
け番組が見られない場合、見られない部分を記録部に記
録しておけば、番組放送中に記録したデータを心理的に
違和感の感じない速度で再生することができ、さらにリ
アルタイム放送に記録済みデータの再生が追い付けば、
リアルタイム放送に切り替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態によるデジタル放送記録再生装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態における動作概念を説明する説明
図である。
【図3】追い付き検出部9における動作を示すフローチ
ャートである。
【図4】従来のデジタル放送記録再生装置のブロック図
である。
【符号の説明】
1 信号処理部 2 チューナ 3 トランスポートデコーダ 4 スイッチ 5 MPEGデコーダ 6 NTSCエンコーダ 7 ハードディスクインターフェース 8 ハードディスクドライブ 9 追い付き検出部 10 高速再生制御部 11 外部設定部 12 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/92 Fターム(参考) 5C052 AA20 AC01 AC06 CC01 CC11 DD10 5C053 FA20 FA23 GB04 GB37 GB40 HA21 HA24 JA01 JA22 KA24 KA30 LA06 LA07 5D044 AB05 AB07 BC01 CC04 DE40 FG24 GK08 GK11 HL11 JJ02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル放送の記録及び再生を行うデジ
    タル放送記録再生装置において、 デジタル放送を受信するチューナと、 上記チューナによって受信されたデジタル放送から任意
    のデータを選択するトランスポートデコーダと、 上記選択されたデータを記録する記録部と、上記トラン
    スポートデコーダからのデータ、あるいは上記記録部に
    記録されたデータのいずれかから再生信号を生成する再
    生信号生成部と、 上記記録部へのデータの記録、該記録部に記録されたデ
    ータの再生、及び上記トランスポートデコーダによって
    選択されたデータの再生のタイミングを任意に指示する
    制御部と、 上記記録部に記録されたデータを本来の再生速度よりも
    速い速度で再生するように制御する高速再生制御部と、 を備えることを特徴とするデジタル放送記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデジタル放送記録再生
    装置において、 さらに、上記記録部に記録されたデータの再生が該記録
    部へのデータの記録に追い付いたか否かを検出する追い
    付き検出部を備え、 上記制御部は、上記記録部からの再生が該記録部へのデ
    ータの記録に追い付いたことを上記追い付き検出部が検
    出すると、該記録部へのデータの記録及び該記録部から
    のデータの再生を中止し、上記トランスポートレコーダ
    からのデータの再生を指示する、 ことを特徴とするデジタル放送記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のデジタル放送記録再生
    装置において、 上記追い付き検出部は、 上記記録部へのデータの記録位置を示す書き込みポイン
    タと、 上記記録部からの再生位置を示す読み出しポインタと、 を備え、該書き込みポインタが示す上記記録部へのデー
    タの記録位置と、該読み出しポインタが示す上記記録部
    からの再生位置とを比較する、 ことを特徴とするデジタル放送記録再生装置。
  4. 【請求項4】 デジタル放送の記録及び再生を行うデジ
    タル放送記録再生装置の制御方法において、 デジタル放送をチューナで受信する受信ステップと、 上記受信ステップによって受信されたデジタル放送から
    任意のデータをトランスポートデコーダによって選択す
    る選択ステップと、 上記選択ステップによって選択されたデータを記録部へ
    記録するタイミングの設定を外部から受け、該タイミン
    グを指示する記録指示ステップと、 上記記録指示ステップに従って、上記選択されたデータ
    を上記記録部に記録する記録ステップと、 上記記録部に記録されたデータ、あるいは上記選択ステ
    ップによって選択されたデータのいずれかの再生を任意
    に指示する再生指示ステップと、 上記再生指示ステップによって指示されたデータから再
    生信号を生成する再生信号生成ステップと、 上記再生信号生成ステップにおいて、上記記録部に記録
    されたデータを再生する際、本来の再生速度よりも速い
    速度で再生するように制御する高速再生制御ステップ
    と、 を備えることを特徴とするデジタル放送記録再生装置の
    制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のデジタル放送記録再生
    装置の制御方法において、 さらに、 上記記録部に記録されたデータの再生が該記録部へのデ
    ータの記録に追い付いたか否かを検出する追い付き検出
    ステップと、 上記追い付き検出ステップにおいて、上記記録部からの
    再生が該記録部へのデータの記録に追い付いたことが検
    出されると、該記録部へのデータの記録及び該記録部か
    らの再生を中止し、上記選択ステップによって選択され
    たデータの再生を指示するステップと、 を備えることを特徴とするデジタル放送記録再生装置の
    制御方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のデジタル放送記録再生
    装置の制御方法において、 上記追い付き検出ステップは、 上記記録部へのデータの記録位置を書き込みポインタに
    示し、 上記記録部からの再生位置を読み出しポインタに示し、 上記書き込みポインタが示す位置と上記読み出しポイン
    タが示す位置とを比較して追い付きを検出する、 ことを特徴とするデジタル放送記録再生装置の制御方
    法。
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