JP2014017589A - コンテンツ再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】過去に再生されたストリーミングコンテンツの再生を再開する場合、再生を再開するまでの時間を短縮することができるコンテンツ再生装置を提供することである。
【解決手段】AVレシーバ1は、コンテンツ41Aの再生を指示する1回目の指示により、複数の分割放送データ411を指定された再生順序に従って取得して再生する。AVレシーバ1は、コンテンツ42Aの再生を指示する2回目の指示により、複数の分割放送データ411の取得を停止し、未再生の分割放送データ411を継続して保存する。AVレシーバ1は、2回目の指示に応じて、複数の分割放送データ421を指定された再生順序に従って取得して再生する。AVレシーバ1は、コンテンツ41Aの再生を指示する3回目の指示が入力された場合、未再生の分割放送データ411の中で再生される再生再開データを決定し、未再生の分割放送データ411を決定された再生再開データから再生する。
【選択図】図2

Description

本発明は、コンテンツ再生装置に関し、さらに詳しくは、ストリーミング配信されるコンテンツを再生するコンテンツ再生装置に関する。
動画、音声などのコンテンツがストリーミング配信される場合、携帯電話、スマートフォン、PC(Personal Computer)などのコンピュータは、コンテンツをダウンロードしながら再生する。コンピュータは、ストリーミング配信されるコンテンツの再生を開始する前に、予め定められたサイズのデータ(コンテンツの一部)をバッファリングする。このため、ユーザがストリーミング配信されるコンテンツの再生を指示してからコンテンツの再生が開始されるまでに遅延が発生する。
ストリーミング配信されるコンテンツの再生時の遅延を短くする技術が、特許文献1に開示されている。
特許文献1に係るコンテンツ再生装置は、保存済みの端末保存コンテンツと、ストリーミングデータとして配信されるストリーミングコンテンツを連続して再生する。コンテンツ再生装置は、端末保存コンテンツの再生中に、次に再生されるストリーミングコンテンツをバッファリングする。コンテンツ再生装置は、端末保存コンテンツの再生が終了した場合、既にバッファリングされているストリーミングコンテンツを再生する。しかし、特許文献1に係るコンテンツ再生装置は、複数のストリーミングコンテンツを連続して再生することを考慮していない。
ユーザが、再生対象のストリーミングコンテンツを頻繁に切り替えることがある。具体的には、コンテンツ再生装置がストリーミングコンテンツを再生しているときに、ユーザが、別のストリーミングコンテンツの再生を指示し、さらに、元のストリーミングコンテンツの再生を指示することがある。この場合、元のストリーミングコンテンツの再生が開始されるまで時間を要する。
特開2009−225177号公報 特開平11−191884号公報
本発明の目的は、過去に再生されたストリーミングコンテンツの再生を再開する場合、再生を再開するまでの時間を短縮することができるコンテンツ再生装置を提供することである。
課題を解決するための手段及び効果
本発明のコンテンツ再生装置は、第1バッファと、第2バッファと、コンテンツ取得部と、再生部と、バッファ制御部と、再生指示部とを備える。第1バッファは、再生順序が指定された複数の第1分割データを含み、ストリーミング配信される第1コンテンツを保存するために用いられる。第2バッファは、再生順序が指定された複数の第2分割データを含み、ストリーミング配信される第2コンテンツを保存するために用いられる。コンテンツ取得部は、第1コンテンツの再生を指示する第1指示が入力された場合、複数の第1分割データをその再生順序に従って取得して第1バッファに保存し、第1指示の後に第2コンテンツの再生を指示する第2指示が入力された場合、複数の第1分割データの取得を停止し、複数の第2分割データをその再生順序に従って取得して第2バッファに保存する。再生部は、第1指示が入力された場合、コンテンツ取得部により第1バッファに保存された第1分割データをその再生順序に従って再生し、第2指示が入力された場合、コンテンツ取得部により第2バッファに保存された第2分割データをその再生順序に従って再生する。バッファ制御部は、第2指示が入力された場合、第1バッファに保存された第1分割データの中で未再生の第1分割データを継続して保存するように第1バッファを制御する。再生指示部は、第2指示の後に第1コンテンツの再生をさらに指示する第3指示が入力された場合、未再生の第1分割データの中で最初に再生される再生再開データを決定し、未再生の第1分割データを、決定された再生再開データから再生することを再生部に指示する。
本発明によれば、コンテンツ再生装置は、第2指示が入力された場合、未再生の第1分割データを第1バッファに継続して保存する。コンテンツ再生装置は、第3指示が入力された場合、未再生の第1分割データの中で最初に再生される再生再開データを決定し、決定した再生再開データを再生する。これにより、第1コンテンツの再生を停止して第2コンテンツを再生しているときに、第1コンテンツの再生を再び指示された場合、第1コンテンツを速やかに再生することができる。
好ましくは、再生指示部は、第3指示が入力された場合、未再生の第1分割データの中で最後に再生される最終再生データを特定する。コンテンツ取得部は、再生指示部により特定された最終再生データの後に続けて再生される第1分割データを新たに取得して第1バッファに保存する。
本発明によれば、コンテンツ再生装置は、第3指示が入力された場合、未再生の第1分割データの中で最後に再生される最終再生データを特定し、最終再生データの後に続けて再生される第1分割データを新たに取得してバッファに保存する。これにより、第1コンテンツの再生を再開する場合に、バッファリングを完了するまでの時間を短縮することができる。
好ましくは、本発明のコンテンツ再生装置は、さらに、再生停止データ特定部と、時間計測部とを備える。再生停止データ特定部は、第2指示が入力された場合、第1バッファに保存された第1分割データの中で再生部により最後に再生された再生停止データを特定する。時間計測部は、第3指示が入力された場合、第2指示が入力されてから第3指示が入力されるまでの経過時間を計測する。再生指示部は、再生停止データ特定部により特定された再生停止データを再生してから経過時間を経過した後に再生すべき第1分割データを再生再開データとして決定する。
本発明によれば、コンテンツ再生装置は、第2指示が入力された場合、最後に再生された再生停止データを特定する。コンテンツ再生装置は、再生停止データを再生してから経過時間を経過した後に再生すべき第1分割データを、再生再開データとして決定する。これにより、第2指示が入力されてから第3指示が入力されるまでの経過時間を考慮して、再生再開データを決定することができる。
好ましくは、第1コンテンツは、第1チャンネルによりネットワークを介して放送される。コンテンツ取得部は、通常取得部と、時間設定部と、追加取得部とを備える。通常取得部は、第1指示が入力された場合、第1指示が入力された開始タイミングを基準にして所定のバッファ時間を遡った時刻から開始タイミングまでに放送された第1分割データの通常プレイリストを取得し、取得された通常プレイリストを用いて複数の第1分割データを取得する。時間設定部は、第3指示が入力された場合、経過時間をバッファ時間から引いた差分時間を計算し、差分時間よりも大きくバッファ時間よりも短い追加取得時間を設定する。追加取得部は、第3指示が入力された再開タイミングを基準にして追加取得時間を遡った時刻から再開タイミングまでに放送された第1分割データの追加プレイリストを取得し、取得された追加プレイリストを用いて第1分割データを取得する。
本発明によれば、コンテンツ再生装置は、経過時間をバッファ時間から差し引いた差分時間を計算し、差分時間よりも大きくバッファ時間より短い追加取得時間を設定する。コンテンツ再生装置は、第3指示が入力された再開タイミングを基準にして追加取得時間を遡った時刻から再開タイミングまでに放送された第1分割データの追加プレイリストを取得し、追加プレイリストを用いて第1分割データを取得する。第1バッファに保存されている第1分割データの後に連続して再生される第1分割データを取得することができるため、コンテンツ再生装置は、放送される第1コンテンツを途切れることなく再生することができる。
本発明のプログラムは、本発明のコンテンツ再生装置に用いられる。
本発明の実施の形態によるラジオ放送システムの構成を示す機能ブロック図である。 図1に示すAVレシーバの構成を示す機能ブロック図である。 図1に示す一の放送局により放送される放送データのデータ構造を示す図である。 図1に示す別の放送局により放送される放送データのデータ構造を示す図である。 図1に示すラジオ放送プログラムの動作を示すフローチャートである。 図5に示す通常取得処理のフローチャートである。 図3に示す分割放送データの再生順序を示すプレイリストである。 図3に示す分割放送データの再生が開始される時点におけるバッファリストである。 図5に示す再生停止処理のフローチャートである。 図3に示す分割放送データの再生を停止した時点におけるバッファリストである。 図5に示す再開位置決定処理のフローチャートである。 図5に示す放送データ追加処理のフローチャートである。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
{ラジオ放送システムの構成}
図1は、本実施の形態によるラジオ放送システムの機能ブロック図である。図1を参照して、ラジオ放送システムは、AV(Audio and Visual)レシーバ1と、放送局サーバ2〜4と、インターネット5とを備える。
放送局サーバ2〜4は、放送局A〜Cによりそれぞれ管理され、ラジオ番組等の放送データをインターネット5を介してストリーミング配信する。本実施の形態において、「放送」とは、公衆に対して同じ内容のデータを同時に送信することを指す。このため、放送データは、有線通信により送信されてもよいし、無線通信により送信されてもよい。
放送局サーバ2〜4は、通常のラジオ放送と同じ内容の放送データを、IP(Internet Protocol)サイマル放送としてストリーミング配信する。なお、放送局サーバ2〜4は、通常のラジオ放送の番組とは別のラジオ番組の放送データをストリーミング配信してもよい。
AVレシーバ1は、放送局サーバ2〜4から配信される放送データをインターネット5を介して受信し、受信した放送データを再生するコンテンツ再生装置である。放送局A〜Cにより行われる放送が、コンテンツに相当する。
{AVレシーバ1の構成}
図2は、AVレシーバ1の構成を示す機能ブロック図である。図2を参照して、AVレシーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、RAM(Random Access Memory)12と、操作部13と、ネットワークインタフェース14と、フラッシュメモリ15とを備える。
CPU11は、フラッシュメモリ15に格納されたプログラムを実行する。RAM12は、AVレシーバ1のメインメモリである。CPU11は、プログラムをRAM12にロードし、ロードされたプログラムを実行して、AVレシーバ1を制御する。
操作部13は、AVレシーバ1に対するユーザの各種操作を受け付ける。ネットワークインタフェース14は、TCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)などのプロトコルを用いて、インターネット5に接続されたコンピュータと通信する。
フラッシュメモリ15は、不揮発性の半導体メモリである。フラッシュメモリ15は、プレイリスト21,22と、バッファリスト23,24と、ラジオ放送プログラム25と、放送データ41,42とを格納する。
ラジオ放送プログラム25は、放送局サーバ2〜4からストリーミング配信される放送データを受信して再生するために用いられる。ラジオ放送プログラム25がAVレシーバ1にインストールされることにより、AVレシーバ1は、放送局サーバ2〜4によりストリーミング配信されるコンテンツを再生するコンテンツ再生装置として機能する。
具体的には、ラジオ放送プログラム25は、各放送局サーバからストリーミング配信される放送データを受信してラジオ番組の音声信号を生成する。生成された音声信号は、スピーカ(図示省略)から出力される。ユーザは、AVレシーバ1を操作して放送局を指定することにより、再生対象のコンテンツを切り替えることができる。
プレイリスト21は、ラジオ放送プログラム25が、放送局サーバ2から放送データ41を取得するときに用いられる。プレイリスト22は、ラジオ放送プログラム25が、放送局サーバ3から放送データ42を取得するときに用いられる。
バッファリスト23は、放送局サーバ2から受信した放送データ41の管理に用いられる。バッファリスト24は、放送局サーバ3から受信した放送データ42の管理に用いられる。バッファリスト23,24の詳細は、後述する。
図3は、放送データ41のデータ構造を示す図である。図2及び図3を参照して、放送データ41は、放送局Aにより放送されるラジオ番組(コンテンツ41A)に相当する。放送データ41は、複数の分割放送データ411を含み、バッファ31に保存される。複数の分割放送データ411は、プレイリスト21で指定された再生順序に従って再生される。各分割放送データ411の再生時間は、5秒であると仮定する。
図4は、放送データ42のデータ構造を示す図である。図2及び図4を参照して、放送データ42は、放送局Bにより放送されるラジオ番組(コンテンツ42A)に相当する。放送データ42は、複数の分割放送データ421を含み、バッファ32に保存される。複数の分割放送データ421は、プレイリスト22で指定された再生順序に従って再生される。
バッファ31,32は、フラッシュメモリ15に作成されたフォルダである。なお、AVレシーバ1は、バッファ31,32のそれぞれに対応する記憶装置を備えてもよい。
{AVレシーバ1の動作概略}
以下、AVレシーバ1が放送局A,Bの放送を受信するときの動作の概略を説明する。ユーザが、放送局Aを指定した後に、放送局Bを指定したと仮定する。その後、ユーザが、放送局Aを再び指定したと仮定する。
ユーザは、操作部13を操作することにより、放送局Aにより放送されるラジオ番組の受信(コンテンツ41Aの再生)をAVレシーバ1に指示する(1回目の指示)。AVレシーバ1は、放送局サーバ2からプレイリスト21を取得する。AVレシーバ1は、取得したプレイリスト21で指定された再生順序に従って、複数の分割放送データ411を放送局サーバ2から取得して、バッファ31に保存する。AVレシーバ1は、バッファ31に保存された分割放送データ411を、指定された再生順序に従って再生する。
ユーザが、1回目の指示の後に、放送局Bにより放送されるラジオ番組の受信(コンテンツ42Aの再生)をAVレシーバ1に指示する(2回目の指示)。AVレシーバ1は、分割放送データ411の取得を停止する。AVレシーバ1は、バッファ31に保存された分割放送データ411の中で未再生の分割放送データ411を継続して保存する。AVレシーバ1は、放送局サーバ3からプレイリスト22を取得する。AVレシーバ1は、取得したプレイリスト22で指定された再生順序に従って、複数の分割放送データ421を取得してバッファ32に保存する。AVレシーバ1は、バッファ32に保存された分割放送データ421を、指定された再生順序に従って再生する。
ユーザが、2回目の指示の後に、コンテンツ41Aの再生を再び指示する(3回目の指示)。AVレシーバ1は、未再生の分割放送データ411の中で最初に再生される分割放送データ411(再生再開データ)を決定する。AVレシーバ1は、再生再開データを再生することにより、コンテンツ41Aの再生を再開する。
このように、AVレシーバ1は、3回目の指示を受け付けた場合、コンテンツ41Aのバッファリングをやり直さなくてもよいため、コンテンツ41Aの再生を速やかに再開することができる。ユーザが、再生対象のコンテンツを頻繁に切り替える場合であっても、AVレシーバ1は、過去に再生を指示されたコンテンツを再び再生する場合、コンテンツの再生を再開する時間を短縮することができる。
{ラジオ放送プログラム25の動作}
以下、AVレシーバ1が上記1回目〜3回目の指示を受け付けた場合における、ラジオ放送プログラム25の詳細な動作を説明する。本実施の形態では、ユーザがチャンネルを頻繁に切り替えることを想定しているため、1回目の指示から3回目の指示までの時間は、数十秒〜1分程度である。
{1回目の指示}
ユーザは、AVレシーバ1を操作して、IPサイマル放送の受信を指示する。AVレシーバ1は、ラジオ放送プログラム25を起動する。ラジオ放送プログラム25は、前回起動したときに受信していた放送局Aの放送を受信する。ユーザによるIPサイマル放送の受信の指示が、コンテンツ41Aの再生の指示(1回目の指示)に相当する。この時点で、バッファリスト23,24は、初期化される。バッファ31,32に保存されている全てのデータが消去される。
図5は、ラジオ放送プログラム25の動作を示すフローチャートである。図5を参照して、ラジオ放送プログラム25は、1回目の指示に従って、複数の分割放送データ411を取得する通常取得処理(ステップS1)を実行する。
図6は、通常取得処理(ステップS1)を実行するラジオ放送プログラム25の動作を示すフローチャートである。図6を参照して、ラジオ放送プログラム25は、予め設定されたバッファ時間を放送局サーバ2に送信することにより、プレイリスト21のURL(Uniform Resource Locator)の送信を要求する(ステップS101)。バッファ時間が90秒に設定されていると仮定する。
放送局サーバ2は、プレイリスト21の送信要求を受け付けた時刻(現在時刻)を基準にしてバッファ時間(90秒)を遡った遡及時刻を計算する。放送局サーバ2は、計算された遡及時刻から現在時刻までに放送された分割放送データ411を特定する。放送局サーバ2は、特定された分割放送データ411のURLを含むプレイリスト21を作成する。作成されたプレイリスト21のURLが、AVレシーバ1に送信される。
ラジオ放送プログラム25は、プレイリスト21のURLを放送局サーバ2から受信した場合(ステップS102においてYes)、受信したURLを用いて、プレイリスト21を放送局サーバ2から取得する(ステップS103)。
図7は、プレイリスト21を示すテーブルである。図7を参照して、各分割放送データ411のURLが番号に対応付けて記述されている。プレイリスト21の左欄の番号は、各分割放送データ411の再生順序を示す。
ラジオ放送プログラム25は、プレイリスト21に登録されたURLの中から番号「1」の分割放送データ411のURLを選択する(ステップS104)。ラジオ放送プログラム25は、選択されたURLがバッファリスト23に登録されているか否かを確認する(ステップS105)。
図8は、コンテンツ41Aの再生が開始される時点でのバッファリスト23を示すテーブルである。図8を参照して、バッファリスト23は、放送局サーバ2から取得した分割放送データ411のファイル名を、分割放送データ411のURLに対応付けたテーブルである。バッファリスト23は初期化されているため、この時点では、番号「1」の分割放送データ411のURLは、バッファリスト23に登録されていない(ステップS105においてNo)。
ラジオ放送プログラム25は、ステップS104で選択されたURLを用いて、番号「1」の分割放送データ411を放送局サーバ2から取得する(ステップS106)。取得された分割放送データ411は、バッファ31に保存される。ラジオ放送プログラム25は、番号「1」と、取得された分割放送データ411のファイル名(絶対パス)とを、URLに対応付けて、バッファリスト23に登録する(ステップS107)。
ラジオ放送プログラム25は、バッファ31に保存された分割放送データ411の再生時間の合計がバッファ時間以上であるか否かを確認する(ステップS108)。バッファ時間が90秒であり、1つの分割放送データ411の再生時間が5秒であるため、ラジオ放送プログラム25は、18個の分割放送データ411がバッファ31に保存されているか否かを確認する。
この時点で、バッファ31に保存されている分割放送データ411の数は1であるため(ステップS108においてNo)、ラジオ放送プログラム25は、次の分割放送データ411を選択するために、ステップS104に戻る。
ステップS105の説明に戻る。ステップS104により選択された番号「1」の分割放送データ411のURLがバッファリスト23に既に登録されていた場合(ステップS105においてNo)、番号「1」の分割放送データ411を新たに取得する必要はないと判断し、ステップS104に戻る。
以下、ラジオ放送プログラム25は、分割放送データ411のURLを、プレイリスト21に登録された番号順に選択し(ステップS104)、ステップS105〜S108の処理を繰り返す。これにより、分割放送データ411のURL及び保存先が、再生順序に従ってバッファリスト23に登録される。
ラジオ放送プログラム25は、バッファ31に保存された分割放送データ411の再生時間の合計がバッファ時間以上である場合(ステップS108においてYes)、バッファリングを終了したと判断し、図6に示す処理を終了する。
再び図5を参照して、ラジオ放送プログラム25は、他の放送局が選択されない場合(ステップS2においてNo)、バッファ31に保存された分割放送データ411の再生を開始する(ステップS8)。ラジオ放送プログラム25は、バッファ31に保存された分割放送データ411を、バッファリスト23に登録された番号の順に再生する。再生済みの分割放送データ411は、バッファ31から削除される。再生済みの分割放送データ411のURL及び保存先は、バッファリスト23から削除される。
ラジオ放送プログラム25は、ラジオ放送の受信終了を指示された場合(ステップS9においてYes)、図5に示す処理を終了する。一方、ラジオ放送の受信終了を指示されない場合(ステップS9においてNo)、ラジオ放送プログラム25は、所定時間を経過したか否かを確認する(ステップS10)。ラジオ放送プログラム25は、所定時間を経過した場合(ステップS10においてYes)、通常取得処理(ステップS1)を実行する。分割放送データ411がバッファ31に新たに保存されるため、ラジオ放送プログラム25は、コンテンツ41Aの再生を続けることができる。
このように、ラジオ放送プログラム25は、新たな放送局が選択されるまで(ステップS2においてYes)、ステップS1,S2,S8〜S10を実行してコンテンツ42Aを再生する。
{2回目の指示}
ラジオ放送プログラム25が、コンテンツ41Aを1回目の指示に応じて再生しているときに、ユーザがコンテンツ42Aの再生を指示する(2回目の指示)。例えば、ユーザが、コンテンツ42Aの内容を確認するために、放送局Bを選択する場合などが想定される。
ラジオ放送プログラム25は、放送局Bが選択された場合(ステップS2においてYes)、コンテンツ41Aの再生を停止する(ステップS3)。
図9は、再生停止処理(ステップS3)を実行するラジオ放送プログラム25の動作を示すフローチャートである。図9を参照して、ラジオ放送プログラム25は、コンテンツ41Aに対応するタイマを起動し(ステップS31)、2回目の指示が入力されてからの経過時間を計測する。
ラジオ放送プログラム25は、分割放送データ411の再生を停止し、分割放送データ411の取得を停止する(ステップS32)。ラジオ放送プログラム25は、バッファ31に保存された分割放送データ411の中で最後に再生された分割放送データ411の再生位置ポインタを保持する(ステップS33)。
再生位置ポインタは、再生中の分割放送データ411を指し示す。図10は、2回目の指示が入力されたときにおけるバッファリスト23を示すテーブルである。図10を参照して、再生位置ポインタが番号「3」を指しているため、ラジオ放送プログラム25は、
番号「3」の分割放送データ411を最後に再生された分割放送データ411として特定する。ラジオ放送プログラム25は、分割放送データ411の再生が停止されても、再生位置ポインタをそのまま保持する(ステップS33)。
ラジオ放送プログラム25は、バッファ31に保存されている未再生の分割放送データ411を継続して保存する(ステップS34)。つまり、放送局Bが選択されたとしても、未再生の分割放送データ411は、削除されず、バッファ31にそのまま保存される。ラジオ放送プログラム25は、再生停止処理(ステップS3)を終了し、ステップS4に進む。
図5を参照して、ラジオ放送プログラム25は、分割放送データ421がバッファ32に保存されているか否かを確認する(ステップS4)。
ラジオ放送プログラム25は、分割放送データ421がバッファ32に保存されていないため(ステップS4においてNo)、分割放送データ421を放送局サーバ3から取得する通常取得処理を実行する(ステップS1)。分割放送データ421を取得する手順は、分割放送データ411を取得する手順と同様である。ラジオ放送プログラム25は、放送局が新たに選択されるまで(ステップS2においてYes)、ステップS1,S2,S8〜S10を実行してコンテンツ42Aを再生する。
{3回目の指示}
ラジオ放送プログラム25が、コンテンツ42Aを2回目の指示に応じて再生しているときに、ユーザがコンテンツ41Aの再生を指示する(3回目の指示)。例えば、コンテンツ42Aがユーザの希望する内容でなかったため、ユーザが、コンテンツ41Aの再生を再び指示する場合などが想定される。
図5を参照して、ラジオ放送プログラム25は、放送局Aが選択されたため(ステップS2においてYes)、コンテンツ42Aの再生停止処理を実行する(ステップS3、図9参照)。コンテンツ42Aの再生を停止する手順は、コンテンツ41Aの再生を停止する手順と同様である。
ラジオ放送プログラム25は、3回目の指示により選択された放送局Aの分割放送データ411がバッファ31に保存されているか否かを確認する(ステップS4)。2回目の指示が入力されたときに、未再生の分割放送データ411は、バッファ31に保存されたままである。このため、ラジオ放送プログラム25は、分割放送データ411がバッファ31に保存していると判断し(ステップS4においてYes)、再開位置決定処理(ステップS5)を実行する。
{再開位置決定処理(ステップS5)}
図11は、再開位置決定処理(ステップS5)を実行するラジオ放送プログラム25の動作を示すフローチャートである。
図10及び図11を参照して、ラジオ放送プログラム25は、最後に再生された分割放送データ411の番号を取得する(ステップS501)。上述したように、コンテンツ41Aの再生停止処理(ステップS3、図9参照)において、ラジオ放送プログラム25は、番号「3」を示す再生位置ポインタを保持している(ステップS34)。したがって、ラジオ放送プログラム25は、最後に再生された分割放送データ411の番号として、番号「3」を取得する。
ラジオ放送プログラム25は、2回目の指示から3回目の指示までの経過時間を取得する(ステップS502)。ラジオ放送プログラム25は、2回目の指示が入力されたときに、コンテンツ41Aに対応するタイマを起動している(ステップS31、図9参照)。ラジオ放送プログラム25は、3回目の指示が入力されるまでにタイマにより計測された時間を経過時間として取得する。
ラジオ放送プログラム25は、ステップS502で取得された経過時間に再生することができる分割放送データ411の数(再生データ数)を、下記(式1)を用いて計算する(ステップS503)。
Nf=Tp/Tr ・・・(式1)
(式1)において、Tpは、経過時間である。Trは、1つの分割放送データ411の再生時間(5秒)である。Nfは、再生データ数である。経過時間が35秒であると仮定した場合、再生データ数は、7となる。この場合、再生データ数は、2回目の指示から3回目の指示までに、7個の分割放送データ411を再生できたことを示す。
ラジオ放送プログラム25は、再生再開位置を決定する(ステップS504)。再生再開位置は、3回目の指示により最初に再生される分割放送データ411(再生再開データ)の番号である。再生再開位置は、下記(式2)により計算される。
S=Pr+Nf ・・・(式2)
(式2)において、Sは、再生再開位置である。Prは、再生位置ポインタにより示される番号である。再生位置ポインタが3を示し、再生データ数が7であるため、再生開始位置は、10となる。ラジオ放送プログラム25は、再生再開データを番号「10」の分割放送データ411に決定する。再生再開位置が、経過時間を考慮して決定されるため、ラジオ放送プログラム25は、3回目の指示により、バッファ時間よりも過去の分割放送データ411を再生することを防ぐことができる。
なお、経過時間によっては、再生再開位置が、バッファリスト23に登録された最大の番号より大きくなる場合がある。この場合、ラジオ放送プログラム25は、バッファ31に保存されている未再生の分割放送データ411を用いて、コンテンツ41Aの再生を再開することができない。
ラジオ放送プログラム25は、再生再開データよりも前に位置する分割放送データ411を削除する(ステップS505)。図10を参照して、バッファリスト23に登録されている分割放送データ411のうち、番号「3」〜「9」の分割放送データ411がバッファ31から削除され、これらの分割放送データのURL及び保存先がバッファリスト23から削除される。これらの分割放送データ411は、3回目の指示により再生されることがないためである。なお、再生再開位置が、バッファリスト23に登録されている最大の番号よりも大きい場合、バッファ31に保存されている全ての分割放送データ411が削除される。
ラジオ放送プログラム25は、バッファ31に保存されている未再生の分割放送データ411の再生時間の合計(再生可能時間)を計算する(ステップS506)。ステップS505の後に、バッファ31は、番号「10」〜「20」の分割放送データ411を保存している。バッファ31に保存されている分割放送データ411の数が11であるため、再生可能時間は、55秒である。再生可能時間は、後述する放送データ追加処理(ステップS7)で用いられる。ラジオ放送プログラム25は、再開位置決定処理(ステップS5)を終了する。
再び、図5を参照する。ラジオ放送プログラム25は、分割放送データ411がバッファ31に保存されているか否かを判定する(ステップS6)。
分割放送データ411がバッファ31に保存されていない場合(ステップS6においてNo)、ラジオ放送プログラム25は、分割放送データ411を最初からバッファリングする必要があると判断し、通常取得処理(ステップS1)を実行する。
一方、分割放送データ411がバッファ31に保存されている場合(ステップS6においてYes)、ラジオ放送プログラム25は、放送データ追加処理(ステップS7)を実行する。
{放送データ追加処理(ステップS7)}
図12は、放送データ追加処理(ステップS7)を実行するラジオ放送プログラム25の動作を示すフローチャートである。放送データ追加処理(ステップS7)は、バッファ31に保存されている分割放送データ411の再生時間の合計がバッファ時間(90秒)以上となるように、分割放送データ411を追加的に取得する処理である。
図12を参照して、ラジオ放送プログラム25は、追加取得時間を計算する(ステップS701)。追加取得時間は、下記(式3)に基づいて計算される。
Ta=(Tb−Ts)+α ・・・(式3)
(式3)において、Taは、追加取得時間である。Tbは、バッファ時間(90秒)である。Tsは、再生可能時間(55秒)である。αは、重複時間である。重複時間が、再生可能時間をバッファ時間から引いた差分時間に加算されることにより、追加取得時間は、差分時間よりも大きく、バッファ時間よりも短くなるように設定される。追加取得時間が、(式3)により計算される理由を説明する。
ラジオ放送プログラム25は、差分時間に相当する数の分割放送データ411を取得すれば、バッファ31に保存された分割放送データ411の再生時間の合計をバッファ時間以上とすることができる。しかし、差分時間に相当するプレイリスト21を用いて、分割放送データ411を新たに取得した場合、新たに取得された分割放送データ411が、バッファリスト23に登録されている最後の分割放送データ411(番号「20」の分割放送データ411)から連続して再生されるのか否かが不明である。
そこで、ラジオ放送プログラム25は、重複時間を差分時間に加算した追加取得時間を用いて、プレイリスト21を取得する。取得されたプレイリスト21(追加プレイリスト)は、バッファリスト23に既に登録されている分割放送データ411のURLを含む。すなわち、追加プレイリストは、既に登録されている分割放送データ411から連続して再生される分割放送データ411のURLを含む。ラジオ放送プログラム25は、追加プレイリストを用いることにより、バッファ済みの分割放送データ411の後に連続して再生される分割放送データ411を取得することができる。これにより、ラジオ放送プログラム25は、コンテンツ41Aを途切れさせることなく再生することができる。
ラジオ放送プログラム25は、追加取得時間を放送局サーバ2に送信することにより、追加プレイリストのURLの送信を要求する(ステップS702)。ラジオ放送プログラム25は、追加プレイリストのURLを受信した場合(ステップS703においてYes)、受信したURLを用いて、追加プレイリストを取得する(ステップS704)。
ラジオ放送プログラム25は、バッファリスト23(図10参照)に登録された分割放送データ411のURLのいずれかが、取得した追加プレイリストに記載されているか否かを確認する(ステップS705)。
番号「10」〜「20」の分割放送データ411のURLのいずれかが、追加プレイリストに記載されている場合(ステップS705においてYes)、ラジオ放送プログラム25は、バッファリスト23に登録されていない分割放送データ411のURLの中で番号の一番小さいURLを、プレイリスト21の中から選択する(ステップS706)。図10には示していないが、ラジオ放送プログラム25は、番号「20」の分割放送データ411のURLを選択する。ラジオ放送プログラム25は、選択したURLを用いて、分割放送データ411を取得する(ステップS707)。
ラジオ放送プログラム25は、取得した分割放送データ411をバッファ31に保存し、取得した分割放送データ411の保存先をURLに対応付けてバッファリスト23に登録する(ステップS708)。
バッファ31に保存された分割放送データ411の再生時間の合計がバッファ時間よりも大きい場合(ステップS709においてYes)、ラジオ放送プログラム25は、コンテンツ41Aに対応するタイマを停止し(ステップS710)、追加データ取得処理(ステップS7)を終了する。図5を参照して、ラジオ放送プログラム25は、バッファされた分割放送データ411の再生を開始する(ステップS8、図5参照)。
このように、3回目の指示が入力された場合、ラジオ放送プログラム25は、未再生の分割放送データ411の中で最後に再生される番号「20」の分割放送データ411の後に続けて再生される分割放送データ411を取得する。バッファリングのために取得する分割放送データ411を削減できるため、コンテンツ41Aの再生を速やかに開始できる。
ステップS705(図12参照)の説明に戻る。追加プレイリストに記載されたURLが、バッファリスト23に登録されていない場合(ステップS705においてNo)、ラジオ放送プログラム25は、重複時間を増加させた上で、追加取得時間を再設定する(ステップS711)。
再設定された追加取得時間がバッファ時間以下である場合(ステップS712においてNo)、ラジオ放送プログラム25は、再設定された追加取得時間に対応する追加プレイリストを取得する(ステップS702)。
一方、再設定された追加取得時間がバッファ時間よりも大きい場合(ステップS712においてYes)、ラジオ放送プログラム25は、再設定される前の追加取得時間に対応する追加プレイリストを用いて、ステップS706〜S709を実行する。この場合、ラジオ放送プログラム25は、新たに取得される分割放送データ411が、バッファされている分割放送データ411に連続して再生されるデータであるか否かを確認することはできない。しかし、バッファリングのために取得する分割放送データ411の数を削減することができる。
以上説明したように、ラジオ放送プログラム25は、コンテンツ41Aの再生中に、コンテンツ42Aの再生を指示する2回目の指示を受け付けた場合、未再生の分割放送データ411をバッファ31に継続して保存する。ラジオ放送プログラム25は、2回目の指示に応じてコンテンツ42Aを再生しているときに、コンテンツ41Aの再生を指示する3回目の指示を受け付けた場合、未再生の分割放送データ411を用いて、コンテンツ41Aの再生を再開する。これにより、ラジオ放送プログラム25は、3回目の指示を受け付けたときに、コンテンツ41Aを速やかに再生することができる。
上記実施の形態では、ユーザが、1回目及び3回目の指示において、放送局Aの放送の受信を指示し、2回目の指示において、放送局Bの放送を指示する例を説明したが、これに限られない。ユーザは、2回目の指示から3回目の指示までの間に、放送局Cを選択してもよい。あるいは、ユーザは、放送局Cを選択した後に、さらに図示しない別の放送局を選択してもよい。この場合であっても、ラジオ放送プログラム25は、未再生の分割放送データ411を用いて、コンテンツ41Aの再生を再開することができる。すなわち、ユーザは、2回目の指示の後に放送局Aを選択すればよい。
上記実施の形態では、ラジオ放送プログラム25が、3回目の指示が入力されたときに、再生再開位置を決定する例を説明したが、これに限られない。ラジオ放送プログラム25は、再生位置ポインタで示される分割放送データ411の次に再生される分割放送データ411から再生を開始してもよい。すなわち、ラジオ放送プログラム25は、3回目の指示が入力された場合、未再生の分割放送データ411の中から再生再開データを決定し、未再生の分割放送データ411の再生を、決定された再生再開データから開始すればよい。
上記実施の形態では、ラジオ放送プログラム25が、3回目の指示が入力されたときに、追加プレイリストを取得してバッファリングする例を説明したが、これに限られない。ラジオ放送プログラム25は、バッファリングを完了していなくても、再生再開位置に決定された分割放送データ411の再生を開始してもよい。
上記実施の形態では、ラジオ放送プログラム25が、3回目の指示が入力されたときに、追加プレイリストを取得する例を説明したが、これに限られない。ラジオ放送プログラム25は、差分時間を放送局サーバ2に送信して、追加プレイリストのURLの送信を要求してもよい。
上記実施の形態では、コンテンツ再生装置の一例として、AVレシーバ1を説明したが、これに限られない。例えば、コンテンツ再生装置は、AVレシーバ1以外のAV機器、スマートフォン、携帯電話、PCなど、インターネット5に接続する機能を有し、ラジオ放送プログラム25をインストール可能なコンピュータであればよい。
上記実施の形態において、ラジオ放送プログラム25がAVレシーバ1にインストールされている例を説明した。ラジオ放送プログラム25をインストールする方法は、特に限定されない。例えば、ラジオ放送プログラム25は、ネットワークに接続されたサーバからダウンロードされ、AVレシーバ1にインストールされてもよい。あるいは、ラジオ放送プログラム25を記録したコンピュータ読み取り可能な媒体(例えば、光ディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリ、フレキシブルディスクなど)が配布されている場合、ラジオ放送プログラム25は、その媒体からタブレット型端末にインストールされてもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
1 AVレシーバ
2〜4 放送局サーバ
5 インターネット
11 CPU
12 RAM
13 操作部
14 ネットワークインタフェース
15 フラッシュメモリ
21,22 プレイリスト
23,24 バッファリスト
25 ラジオ放送プログラム
31,32 バッファ
41,42 放送データ
411,421 分割放送データ

Claims (5)

  1. 再生順序が指定された複数の第1分割データを含み、ストリーミング配信される第1コンテンツを保存するための第1バッファと、
    再生順序が指定された複数の第2分割データを含み、ストリーミング配信される第2コンテンツを保存するための第2バッファと、
    前記第1コンテンツの再生を指示する第1指示が入力された場合、前記複数の第1分割データをその再生順序に従って取得して前記第1バッファに保存し、前記第1指示の後に前記第2コンテンツの再生を指示する第2指示が入力された場合、前記複数の第1分割データの取得を停止し、前記複数の第2分割データをその再生順序に従って取得して前記第2バッファに保存するコンテンツ取得部と、
    前記第1指示が入力された場合、前記コンテンツ取得部により前記第1バッファに保存された第1分割データをその再生順序に従って再生し、前記第2指示が入力された場合、前記コンテンツ取得部により前記第2バッファに保存された第2分割データをその再生順序に従って再生する再生部と、
    前記第2指示が入力された場合、前記第1バッファに保存された第1分割データの中で未再生の第1分割データを継続して保存するように前記第1バッファを制御するバッファ制御部と、
    前記第2指示の後に前記第1コンテンツの再生をさらに指示する第3指示が入力された場合、前記未再生の第1分割データの中で最初に再生される再生再開データを決定し、前記未再生の第1分割データを、前記決定された再生再開データから再生することを前記再生部に指示する再生指示部とを備える、コンテンツ再生装置。
  2. 請求項1に記載のコンテンツ再生装置であって、
    前記再生指示部は、前記第3指示が入力された場合、前記未再生の第1分割データの中で最後に再生される最終再生データを特定し、
    前記コンテンツ取得部は、前記再生指示部により特定された最終再生データの後に続けて再生される第1分割データを新たに取得して前記第1バッファに保存する、コンテンツ再生装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のコンテンツ再生装置であって、さらに、
    前記第2指示が入力された場合、前記第1バッファに保存された第1分割データの中で前記再生部により最後に再生された再生停止データを特定する再生停止データ特定部と、
    前記第3指示が入力された場合、前記第2指示が入力されてから前記第3指示が入力されるまでの経過時間を計測する時間計測部とを備え、
    前記再生指示部は、前記再生停止データ特定部により特定された再生停止データを再生してから前記経過時間を経過した後に再生すべき第1分割データを前記再生再開データとして決定する、コンテンツ再生装置。
  4. 請求項3に記載のコンテンツ再生装置であって、
    前記第1コンテンツは、第1チャンネルによりネットワークを介して放送され、
    前記コンテンツ取得部は、
    前記第1指示が入力された場合、前記第1指示が入力された開始タイミングを基準にして所定のバッファ時間を遡った時刻から前記開始タイミングまでに放送された第1分割データの通常プレイリストを取得し、取得された通常プレイリストを用いて前記複数の第1分割データを取得する通常取得部と、
    前記第3指示が入力された場合、前記経過時間を前記バッファ時間から引いた差分時間を計算し、前記差分時間よりも大きく前記バッファ時間よりも短い追加取得時間を設定する時間設定部と、
    前記第3指示が入力された再開タイミングを基準にして前記追加取得時間を遡った時刻から前記再開タイミングまでに放送された第1分割データの追加プレイリストを取得し、取得された追加プレイリストを用いて第1分割データを取得する追加取得部とを備える、コンテンツ再生装置。
  5. 再生順序が指定された複数の第1分割データを含み、ストリーミング配信される第1コンテンツを保存するための第1バッファと、再生順序が指定された複数の第2分割データを含み、ストリーミング配信される第2コンテンツを保存するための第2バッファとを備えるコンテンツ再生装置に搭載されるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記第1コンテンツの再生を指示する第1指示が入力された場合、前記複数の第1分割データをその再生順序に従って取得して前記第1バッファに保存し、前記第1指示の後に前記第2コンテンツの再生を指示する第2指示が入力された場合、前記複数の第1分割データの取得を停止し、前記複数の第2分割データをその再生順序に従って取得して前記第2バッファに保存するステップと、
    前記第1指示が入力された場合、前記第1バッファに保存された第1分割データをその再生順序に従って再生し、前記第2指示が入力された場合、前記第2バッファに保存された第2分割データをその再生順序に従って再生するステップと、
    前記第2指示が入力された場合、前記第1バッファに保存された第1分割データの中で未再生の第1分割データを継続して保存するように前記第1バッファを制御するステップと、
    前記第2指示の後に前記第1コンテンツの再生をさらに指示する第3指示が入力された場合、前記未再生の第1分割データの中で最初に再生される再生再開データを決定し、前記未再生の第1分割データを、前記決定された再生再開データから再生するステップとを備える、プログラム。

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