JPH0721619Y2 - 帯状ドレーン材の切断装置 - Google Patents
帯状ドレーン材の切断装置Info
- Publication number
- JPH0721619Y2 JPH0721619Y2 JP1989059284U JP5928489U JPH0721619Y2 JP H0721619 Y2 JPH0721619 Y2 JP H0721619Y2 JP 1989059284 U JP1989059284 U JP 1989059284U JP 5928489 U JP5928489 U JP 5928489U JP H0721619 Y2 JPH0721619 Y2 JP H0721619Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drain material
- cutting
- mandrel
- supporting plate
- shaped
- Prior art date
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- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は主として角筒状をした大口径の帯状ドレーン材
をその打設後に上端部を切断するための帯状ドレーン材
の切断装置に関する。
をその打設後に上端部を切断するための帯状ドレーン材
の切断装置に関する。
（従来の技術） 従来、軟弱地盤改良工法に帯状ドレーン材を軟弱地盤内
に打ち込み、このドレーン材を通して土壌間隙水を導出
させる工法があり、この帯状ドレーン材には紙製のペー
パードレーン材、合成樹脂製のケミカルドレーン材が古
くから使用されている。
に打ち込み、このドレーン材を通して土壌間隙水を導出
させる工法があり、この帯状ドレーン材には紙製のペー
パードレーン材、合成樹脂製のケミカルドレーン材が古
くから使用されている。
この種の従来の帯状ドレーン材の打ち込みにはリールに
巻いた帯状ドレーン材を筒状をしたマンドレル内に貫通
させた状態で地盤中に圧入し、帯状ドレーン材を地盤中
に残してマンドレルのみを引き抜く方法が採られてい
る。
巻いた帯状ドレーン材を筒状をしたマンドレル内に貫通
させた状態で地盤中に圧入し、帯状ドレーン材を地盤中
に残してマンドレルのみを引き抜く方法が採られてい
る。
この打ち込みに際し、帯状ドレーン材は、地盤表面に上
端が少し突出した状態で切断されるのが好ましく、この
ため従来は、マンドレルの下端部やマンドレルをガイド
するリーダーの下端部に切断装置を設けておき、マンド
レルを地盤から引き抜いた直後に帯状ドレーン材を切断
させるようにしている。この方法は特に水中の軟弱地盤
の改良の際に水底面位置で帯状ドレーン材の切断が可能
となり、材料の無駄を少なくすることができる。また、
この種の従来の切断装置は、往復動作する切断刃を使用
し、帯状ドレーン材を一対の刃で挾み込むか、或は刃先
を振動させてドレーン材に押し付けることによって切断
させるようにしている。（例えば特公昭42−9876号、同
58−39971号、特開昭55−7369号、同58−210209号、同6
0−13113号、実開昭60−162129号、同61−152037号、同
63−65733号の各公報）がある。
端が少し突出した状態で切断されるのが好ましく、この
ため従来は、マンドレルの下端部やマンドレルをガイド
するリーダーの下端部に切断装置を設けておき、マンド
レルを地盤から引き抜いた直後に帯状ドレーン材を切断
させるようにしている。この方法は特に水中の軟弱地盤
の改良の際に水底面位置で帯状ドレーン材の切断が可能
となり、材料の無駄を少なくすることができる。また、
この種の従来の切断装置は、往復動作する切断刃を使用
し、帯状ドレーン材を一対の刃で挾み込むか、或は刃先
を振動させてドレーン材に押し付けることによって切断
させるようにしている。（例えば特公昭42−9876号、同
58−39971号、特開昭55−7369号、同58−210209号、同6
0−13113号、実開昭60−162129号、同61−152037号、同
63−65733号の各公報）がある。
（考案が解決しようとする課題） 従来使用されていた帯状ドレーン材は、紙製或は合成樹
脂製のもので、厚さが比較的薄いものであったため、前
述したように一枚の切断刃を押し付けるか、二枚切断刃
によって挾み付けることによる切断が可能であったが、
近年において軟弱地盤の改良と同時に地震時における地
盤の液状化現象をも防止する目的をもって、大口径の角
筒状をした大型帯状ドレーン材が開発されるに至り、こ
の種の大型帯状ドレーン材を使用する場合には、上述し
た従来の切断装置では切断が不可能であったり、能率が
悪かったり、更には切り口が乱れ、次に打ちみむ際のア
ンカーの取り付けが困難になるという問題があった。
脂製のもので、厚さが比較的薄いものであったため、前
述したように一枚の切断刃を押し付けるか、二枚切断刃
によって挾み付けることによる切断が可能であったが、
近年において軟弱地盤の改良と同時に地震時における地
盤の液状化現象をも防止する目的をもって、大口径の角
筒状をした大型帯状ドレーン材が開発されるに至り、こ
の種の大型帯状ドレーン材を使用する場合には、上述し
た従来の切断装置では切断が不可能であったり、能率が
悪かったり、更には切り口が乱れ、次に打ちみむ際のア
ンカーの取り付けが困難になるという問題があった。
本考案はこのような問題にかんがみ、近年の大口径の大
型帯状ドレーン材であっても能率良く、しかも切り口が
きれに遠隔操作によって地盤表面位置にて切断できる帯
状ドレーン材の切断装置の提供を目的としたものであ
る。
型帯状ドレーン材であっても能率良く、しかも切り口が
きれに遠隔操作によって地盤表面位置にて切断できる帯
状ドレーン材の切断装置の提供を目的としたものであ
る。
（課題を解決するための手段） 上述の如き従来の問題を解決し、初期の目的を達成する
ための本考案の要旨とするところは、帯状ドレーン材打
込用のマンドレルをガイドするリーダーの下端に固定さ
れ、マンドレル昇降位置に面して配置された切断ドレー
ン材支持版と、該切断ドレーン材支持版に対し、前記マ
ンドレル昇降位置を挾む位置に設けられ、アクチュエー
タにより往復動され、該切断ドレーン材支持版との間に
帯状ドレーンを挾み付けるドレーン材押圧片と、前記切
断ドレーン材支持版の背面側に位置して設けられ、モー
タによって回転駆動される丸刃物と、該丸刃物を、前記
切断ドレーン材支持版に設けた水平方向のスリット内よ
り前方側に押し出す方向に移動させるアクチュエータ及
び前記スリット内を水平方向に移動させるアクチュエー
タを有する移動機構とをそなえたことに存する。
ための本考案の要旨とするところは、帯状ドレーン材打
込用のマンドレルをガイドするリーダーの下端に固定さ
れ、マンドレル昇降位置に面して配置された切断ドレー
ン材支持版と、該切断ドレーン材支持版に対し、前記マ
ンドレル昇降位置を挾む位置に設けられ、アクチュエー
タにより往復動され、該切断ドレーン材支持版との間に
帯状ドレーンを挾み付けるドレーン材押圧片と、前記切
断ドレーン材支持版の背面側に位置して設けられ、モー
タによって回転駆動される丸刃物と、該丸刃物を、前記
切断ドレーン材支持版に設けた水平方向のスリット内よ
り前方側に押し出す方向に移動させるアクチュエータ及
び前記スリット内を水平方向に移動させるアクチュエー
タを有する移動機構とをそなえたことに存する。
（作用） この装置では、切断ドレーン材支持版とドレーン材押圧
片との間をマンドレルが降下してドレーン材を打ち込
む。マンドレルの圧入後の引き抜きが完了し、マンドレ
ルの下端が切断ドレーン材支持版及びドレーン材押圧片
より高い位置まで引きあげられると、切断ドレーン材支
持版とドレーン材押圧片間には地盤中に打ち込まれたド
レーン材の上端部が露出される。この状態でドレーン材
押圧片を切断ドレーン材支持版に引き寄せることにより
ドレーン材が挾持される。挾持完了後丸刃物を回転させ
た状態で切断ドレーン材支持版のスリットより該丸刃物
を表面側に突出させつつスリットに沿って水平移動させ
ることによりドレーン材の切断がなされる。
片との間をマンドレルが降下してドレーン材を打ち込
む。マンドレルの圧入後の引き抜きが完了し、マンドレ
ルの下端が切断ドレーン材支持版及びドレーン材押圧片
より高い位置まで引きあげられると、切断ドレーン材支
持版とドレーン材押圧片間には地盤中に打ち込まれたド
レーン材の上端部が露出される。この状態でドレーン材
押圧片を切断ドレーン材支持版に引き寄せることにより
ドレーン材が挾持される。挾持完了後丸刃物を回転させ
た状態で切断ドレーン材支持版のスリットより該丸刃物
を表面側に突出させつつスリットに沿って水平移動させ
ることによりドレーン材の切断がなされる。
（実施例） 次に本考案の実施例の一例を図面について説明する。
図において、１は作業台船、２は該台船１上に搭載ベー
スマシンである。ベースマシン２には柱状のリーダー３
が立設角度の調整及び高さの調整が可能に支持されてい
る。
スマシンである。ベースマシン２には柱状のリーダー３
が立設角度の調整及び高さの調整が可能に支持されてい
る。
リーダー３には下端部にサブリーダー４が上下動自在に
支持されている。サブリーダー４は滑車を介したワイヤ
ーロープ５によって吊り下げられ、このワイヤーロープ
５の巻き上げ、巻き戻しにより昇降動作されるようにな
っている。
支持されている。サブリーダー４は滑車を介したワイヤ
ーロープ５によって吊り下げられ、このワイヤーロープ
５の巻き上げ、巻き戻しにより昇降動作されるようにな
っている。
リーダー３及びサブリーダー４の前面には一直線上配置
位置にマンドレルガイド6,6……が突出されており、こ
れにガイドされて昇降自在にマンドレル７が支持されて
いる。マンドレル７の上端には頂部ブロック８が固定さ
れ、これがリーダー３の前面のガイドレール９に離脱不
能にガイドされており、ベースマシン２のウインチ10に
より、ワイヤーロープ11を介して頂部ブロック８を昇降
させることによりマンドレル７が昇降されるようになっ
ている。
位置にマンドレルガイド6,6……が突出されており、こ
れにガイドされて昇降自在にマンドレル７が支持されて
いる。マンドレル７の上端には頂部ブロック８が固定さ
れ、これがリーダー３の前面のガイドレール９に離脱不
能にガイドされており、ベースマシン２のウインチ10に
より、ワイヤーロープ11を介して頂部ブロック８を昇降
させることによりマンドレル７が昇降されるようになっ
ている。
リーダー３には架台12が水平配置に支持されており、そ
の架台12上にリール13が回転自在に支持され、このリー
ル13に連続した帯状ドレーン材14が巻き付けられ、その
一端を引き出し、ドレーン材ガイド15内を通し、リーダ
ー上端のガイド滑車に掛け回してマンドレル７内に挿通
されるようになっている。
の架台12上にリール13が回転自在に支持され、このリー
ル13に連続した帯状ドレーン材14が巻き付けられ、その
一端を引き出し、ドレーン材ガイド15内を通し、リーダ
ー上端のガイド滑車に掛け回してマンドレル７内に挿通
されるようになっている。
このように構成される帯状ドレーン材打ち込み装置のサ
ブリーダー４の下端に切断装置20が備えられている。切
断装置20は第１図〜第３図に示すようにサブリーダー４
の下端に固定された機枠21の前面にマンドレル昇降位置
に対向させた縦向きの切断ドレーン材支持版22を有して
いる。この切断ドレーン材支持版22には水平方向に向け
た丸刃物出入用のスリット23が前後に貫通して開口され
ている。
ブリーダー４の下端に切断装置20が備えられている。切
断装置20は第１図〜第３図に示すようにサブリーダー４
の下端に固定された機枠21の前面にマンドレル昇降位置
に対向させた縦向きの切断ドレーン材支持版22を有して
いる。この切断ドレーン材支持版22には水平方向に向け
た丸刃物出入用のスリット23が前後に貫通して開口され
ている。
切断ドレーン材支持材22の前面側にはマンドレル昇降位
置を挾むように対向させてドレーン材押圧片24が備えら
れている。このドレーン材押圧片24は、機枠21に大して
長手方向にスライド自在に支持された出入動作枠25に両
端が支持されており、この出入動作枠25を油圧シリンダ
ー26によって出入動作させることによりドレン材押圧片
24が切断ドレーン材支持版22に対して往復動作される。
置を挾むように対向させてドレーン材押圧片24が備えら
れている。このドレーン材押圧片24は、機枠21に大して
長手方向にスライド自在に支持された出入動作枠25に両
端が支持されており、この出入動作枠25を油圧シリンダ
ー26によって出入動作させることによりドレン材押圧片
24が切断ドレーン材支持版22に対して往復動作される。
切断ドレーン材支持版22の背部には油圧モータ30の回転
軸に固定された丸刃物31があり、移動機構32によって水
平方向に動作されるようになっている。この移動機構32
は、機枠21に対し、ドレーン材押圧片24と平行で、か
つ、水平な向き（これをＸ方向とする）に固定された一
対のＸ方向ガイドレール33,33に対してスライド自在に
支持されたＸ方向動作台34と、これを往復動作させるた
めのアクチュエータであるＸ方向油圧シリンダー35と、
Ｘ方向動作台34の下面に前記Ｘ方向ガイドレール33,33
と直交する向き（これをＹ方向とする）に固定されたＹ
方向ガイドレール36,36と、これに対してスライド自在
に支持されたＹ方向動作台37と、これを往復動作させる
ためのアクチュエータであるＹ方向油圧シリンダー38と
からなり、このＹ方向動作台37に油圧モータ30が固定さ
れている。したがってX,Y両方向の油圧シリンダー35,38
の駆動により丸刃物がX,Y両方向に移動される。
軸に固定された丸刃物31があり、移動機構32によって水
平方向に動作されるようになっている。この移動機構32
は、機枠21に対し、ドレーン材押圧片24と平行で、か
つ、水平な向き（これをＸ方向とする）に固定された一
対のＸ方向ガイドレール33,33に対してスライド自在に
支持されたＸ方向動作台34と、これを往復動作させるた
めのアクチュエータであるＸ方向油圧シリンダー35と、
Ｘ方向動作台34の下面に前記Ｘ方向ガイドレール33,33
と直交する向き（これをＹ方向とする）に固定されたＹ
方向ガイドレール36,36と、これに対してスライド自在
に支持されたＹ方向動作台37と、これを往復動作させる
ためのアクチュエータであるＹ方向油圧シリンダー38と
からなり、このＹ方向動作台37に油圧モータ30が固定さ
れている。したがってX,Y両方向の油圧シリンダー35,38
の駆動により丸刃物がX,Y両方向に移動される。
次にこの切断装置20による帯状ドレーン材の切断動作に
ついて説明する。
ついて説明する。
まず、マンドレル７内に帯状ドレーン材14を挿通し、そ
の先端にアンカー40（第５図に示す）を固定した状態で
降下させる。
の先端にアンカー40（第５図に示す）を固定した状態で
降下させる。
このとき、サブリーダー４をその下端の切断装置20が水
底の軟弱地盤41の表面に達する高さまで降下させてお
く。マンドレル７は切断装置20の切断ドレーン材支持版
22と、ドレーン材押圧片24との間を通って軟弱地盤41中
に圧入される（第５図Ａに示す）。
底の軟弱地盤41の表面に達する高さまで降下させてお
く。マンドレル７は切断装置20の切断ドレーン材支持版
22と、ドレーン材押圧片24との間を通って軟弱地盤41中
に圧入される（第５図Ａに示す）。
所定深さまでマンドレル７を圧入後マンドレル７を引き
抜くと、アンカー40が土中に係止され、帯状ドレーン材
14を残してマンドレル７のみが引き抜かれる（第５図Ｂ
に示す）。
抜くと、アンカー40が土中に係止され、帯状ドレーン材
14を残してマンドレル７のみが引き抜かれる（第５図Ｂ
に示す）。
このようにしてマンドレル７の下端が切断装置より高い
位置まで引き上げられると、切断ドレーン支持版22と、
ドレーン材押圧片24間には帯状ドレーン材14のみが通さ
れた状態となる。この状態で切断動作がなされるもので
あり、まず油圧シリンダー26を作動させてドレーン材押
圧片24を引き寄せ、帯状ドレーン材14を切断ドレーン材
支持版22の前面に押し当てて挾持させる（第２図中仮線
で示す）。次に油圧モータ30を駆動させて丸刃物31を回
転させた状態でＹ方向油圧シリンダー38を作動させ、丸
刃物31をスリット23から前面側に突出させる（第１図中
符号31a）。次いでＸ方向油圧シリンダー35を作動さ
せ、丸刃物31をスリット23の長さ方向に移動させる（第
１図中符号31b）。これによって挾持されている帯状ド
レーン材14は一方側縁から幅方向に順次切断される。そ
して切断完了後は、各油圧シリンダー26,35,38を元の状
態に戻し、ドレーン材押圧片24を離すとともに、丸刃物
31を元の位置に後退させ、元の位置に戻し次の切断に備
える。
位置まで引き上げられると、切断ドレーン支持版22と、
ドレーン材押圧片24間には帯状ドレーン材14のみが通さ
れた状態となる。この状態で切断動作がなされるもので
あり、まず油圧シリンダー26を作動させてドレーン材押
圧片24を引き寄せ、帯状ドレーン材14を切断ドレーン材
支持版22の前面に押し当てて挾持させる（第２図中仮線
で示す）。次に油圧モータ30を駆動させて丸刃物31を回
転させた状態でＹ方向油圧シリンダー38を作動させ、丸
刃物31をスリット23から前面側に突出させる（第１図中
符号31a）。次いでＸ方向油圧シリンダー35を作動さ
せ、丸刃物31をスリット23の長さ方向に移動させる（第
１図中符号31b）。これによって挾持されている帯状ド
レーン材14は一方側縁から幅方向に順次切断される。そ
して切断完了後は、各油圧シリンダー26,35,38を元の状
態に戻し、ドレーン材押圧片24を離すとともに、丸刃物
31を元の位置に後退させ、元の位置に戻し次の切断に備
える。
（考案の効果） 上述したように、本考案の帯状ドレーン材の切断装置
は、モーターによって回転駆動される丸刃物を使用し、
かつ、これを帯状ドレーン材を固定した状態で厚さ方向
及び幅方向に移動させて切断させるものであるため、大
型の帯状ドレーン材であっても刃物自体は小径のもので
よく、また、切口がきれいに、かつ、確実に切断され、
次にアンカーの取り付けがそのままで適確に行われるこ
ととなったものである。
は、モーターによって回転駆動される丸刃物を使用し、
かつ、これを帯状ドレーン材を固定した状態で厚さ方向
及び幅方向に移動させて切断させるものであるため、大
型の帯状ドレーン材であっても刃物自体は小径のもので
よく、また、切口がきれいに、かつ、確実に切断され、
次にアンカーの取り付けがそのままで適確に行われるこ
ととなったものである。
また、本考案では、アクチュエータにより丸刃物を順次
移動させるようにしているため、遠隔操作及び自動切断
を容易に行わせることができ、水底軟弱地盤表面附近に
おける切断に好適である。
移動させるようにしているため、遠隔操作及び自動切断
を容易に行わせることができ、水底軟弱地盤表面附近に
おける切断に好適である。
第１図は本考案の実施例の切断装置の平面図、第２図は
同縦断側面図、第３図は同部分縦断正面図、第４図は帯
状ドレーン材打設装置の側面図、第５図（Ａ）（Ｂ）同
装置による帯状ドレーン材打設工程を示す説明図であ
る。 １……作業台船、２……ベースマシン、３……リーダ
ー、４……サブリーダー、５……ワイヤーロープ、６…
…マンドレルガイド、７……マンドレル、８……頂部ブ
ロック、９……ガイドレール、10……ウインチ、11……
ワイヤーロープ、12……架台、13……リール、14……帯
状ドレーン材、15……ドレーン材ガイド、20……切断装
置、21……機枠、22……切断ドレーン材支持版、23……
スリット、24……ドレーン材押圧片、25……出入動作
枠、26……油圧シリンダー、30……油圧モータ、31……
丸刃物、32……移動機構、33……Ｘ方向ガイドレール、
34……Ｘ方向動作台、35……Ｘ方向油圧シリンダー（ア
クチュエータ）、36……Ｙ方向ガイドレール、37……Ｙ
方向移動台、38……Ｙ方向油圧シリンダー（アクチュエ
ータ）。
同縦断側面図、第３図は同部分縦断正面図、第４図は帯
状ドレーン材打設装置の側面図、第５図（Ａ）（Ｂ）同
装置による帯状ドレーン材打設工程を示す説明図であ
る。 １……作業台船、２……ベースマシン、３……リーダ
ー、４……サブリーダー、５……ワイヤーロープ、６…
…マンドレルガイド、７……マンドレル、８……頂部ブ
ロック、９……ガイドレール、10……ウインチ、11……
ワイヤーロープ、12……架台、13……リール、14……帯
状ドレーン材、15……ドレーン材ガイド、20……切断装
置、21……機枠、22……切断ドレーン材支持版、23……
スリット、24……ドレーン材押圧片、25……出入動作
枠、26……油圧シリンダー、30……油圧モータ、31……
丸刃物、32……移動機構、33……Ｘ方向ガイドレール、
34……Ｘ方向動作台、35……Ｘ方向油圧シリンダー（ア
クチュエータ）、36……Ｙ方向ガイドレール、37……Ｙ
方向移動台、38……Ｙ方向油圧シリンダー（アクチュエ
ータ）。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 平沼 鳳圭 千葉県市川市北国分１―20―25 京葉技研 工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−65733（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−85528（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】帯状ドレーン材打込用のマンドレルをガイ
ドするリーダーの下端に固定され、マンドレル昇降位置
に面して配置された切断ドレーン材支持版と、該切断ド
レーン材支持版に対し、前記マンドレル昇降位置を挾む
位置に設けられ、アクチュエータにより往復動され、該
切断ドレーン材支持版との間に帯状ドレーンを挾み付け
るドレーン材押圧片と、前記切断ドレーン材支持版の背
面側に位置して設けられ、モータによって回転駆動され
る丸刃物と、該丸刃物を、前記切断ドレーン材支持版に
設けた水平方向のスリット内より前方側に押し出す方向
に移動させるアクチュエータ及び前記スリット内を水平
方向に移動させるアクチュエータを有する移動機構とを
そなえてなる帯状ドレーン材の切断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989059284U JPH0721619Y2 (ja) | 1989-05-23 | 1989-05-23 | 帯状ドレーン材の切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989059284U JPH0721619Y2 (ja) | 1989-05-23 | 1989-05-23 | 帯状ドレーン材の切断装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH032032U JPH032032U (ja) | 1991-01-10 |
| JPH0721619Y2 true JPH0721619Y2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=31585644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989059284U Expired - Lifetime JPH0721619Y2 (ja) | 1989-05-23 | 1989-05-23 | 帯状ドレーン材の切断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0721619Y2 (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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