JP3512320B2

JP3512320B2 - 録画予約管理装置

Info

Publication number: JP3512320B2
Application number: JP30125797A
Authority: JP
Inventors: 留美大西; 昌一後藤
Original assignee: Panasonic Corp; Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Corp; Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1997-10-31
Filing date: 1997-10-31
Publication date: 2004-03-29
Anticipated expiration: 2017-10-31
Also published as: JPH11136615A

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、映像録画装置がテ
レビ放送局からのテレビ番組を録画予約によって録画す
るさいの予約情報を管理する録画予約管理装置に関する
ものである。

【０００２】

【従来の技術】従来より、ＶＴＲなどでは、見たい番組
を録画するために、番組の開始時刻にユーザが録画操作
を行なわなくても、タイマー予約をすることによって録
画できるようになっている。タイマー予約は、録画した
い番組の日時、チャンネル、開始時刻、終了時刻、録画
モード等を設定し、ＶＴＲをタイマー予約モードにする
ことによって行なわれる。

【０００３】ところで、ＶＴＲに直接予約する以外に、
そのＶＴＲに接続している録画予約管理装置にタイマー
予約をし、その録画予約管理装置からの指示に基づい
て、ＶＴＲに録画予約させることもできる。

【０００４】このような従来の録画予約管理装置の構成
を、その動作とともに図７を参照して説明する。図７
は、従来の録画予約管理装置のブロック図である。

【０００５】先ず、番組情報入力部７０１が、予約情報
を予約情報管理部７０２に出力する。その予約情報は、
予約情報管理部７０２に入力され、そして、予約情報記
憶部７０３に記憶される。この時、入力された予約情報
と、既に予約情報記憶部７０３に記憶されている予約情
報とに時間的に重複がある場合、予約情報管理部７０３
は、ユーザにそのことを通知し、ユーザの指示に従っ
て、一方の予約情報を削除する。

【０００６】その後、予約情報記憶部７０３に記憶され
た予約情報は、予約情報管理部７０２を介して、信号送
信部７０５に出力され、信号送信部７０５が、ＶＴＲに
予約録画させる旨の信号を生成してＶＴＲへ出力し、Ｖ
ＴＲに予約録画させる。

【０００７】なお、予約情報管理部７０２は、ユーザの
指示に従って、予約情報表示部７０４に、予約情報記憶
部７０３に記憶されている予約情報を表示させる。

【０００８】また、録画予約管理装置に２台以上のＶＴ
Ｒが接続されていて、予約情報記憶部７０３に入力され
た予約情報と、予約情報記憶部７０３に既に記憶されて
いる予約情報とに時間的に重複がある場合、複数のＶＴ
Ｒのいずれかが予約録画することが可能な状況にあれ
ば、予約情報記憶部７０３は、適宜、複数のＶＴＲのい
ずれかに、予約録画させるように予約情報を記憶する。

【０００９】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の録画予約管理装置は、ＶＴＲに直接予約された
予約情報を管理していない。録画予約管理装置は便利で
はあるが、直接ＶＴＲへ録画予約することに慣れている
ユーザの中には、装置の立ち上げ作業や、立ち上げを待
つ時間を面倒だと考え、直接ＶＴＲに予約をすることを
選択する場合があると考えられる。加えて、ＥＰＧ（電
子番組情報ガイド）などを用いて録画予約を行う場合、
通常、番組情報は２週間単位で発表されるために、２週
間より先の録画予約ができないという問題が生じる。１
ヶ月分の録画予約が可能であるＶＴＲもあるため、長期
不在などの理由で２週間より先の録画予約を行いたい場
合は、直接ＶＴＲに予約を行うことになる。

【００１０】この場合、ＶＴＲに直接予約された予約情
報と、録画予約管理装置に既に登録されている予約情報
とが時間的に重複している場合、また、ＶＴＲに直接予
約されている予約情報と、録画予約管理装置に新規に入
力された予約情報が時間的に重複している場合、ＶＴＲ
は、特にユーザに通知することなく、録画開始時刻の早
い方の録画予約情報を優先して録画を行うので、見たい
番組を録画できないという問題が生じる。

【００１１】また、録画予約管理装置に２台以上のＶＴ
Ｒを接続している場合、一方のＶＴＲを特定のジャンル
の番組の録画専用に使用することが考えられる。この場
合、特定のジャンルの番組を予約する度に、ユーザは、
録画予約管理装置に、予約録画させるＶＴＲの指定を行
わなければならない。

【００１２】さらに、ほとんどのＶＴＲは、Ｓｔａｎｄ
ｂｙ電源が採用されており、常にＶＴＲ本体に電源が入
っている状態であるので、電力をかなり使用することと
なる。

【００１３】本発明は、このような従来の録画予約管理
装置は、その録画予約管理装置本体に入力された予約情
報と、ＶＴＲに直接予約された予約情報を一括管理して
いなかったという課題を考慮し、録画予約管理装置本体
に入力された予約情報と、ＶＴＲに直接予約された予約
情報を一括管理する録画予約管理装置を提供することを
目的とするものである。

【００１４】また、本発明は、従来の録画予約管理装置
は、特定のジャンルの番組を録画するＶＴＲに、そのジ
ャンルの番組を予約録画させる場合、その都度、ユーザ
からＶＴＲの指定を受け付けなければならないという課
題を考慮し、特定のジャンルの番組を録画するＶＴＲ
に、そのジャンルの番組を予約録画させる場合、その都
度、ユーザからの指示を受け付けることなく、特定のジ
ャンルの番組を特定のＶＴＲに、優先的に録画予約させ
る録画予約管理装置を提供することを目的とするもので
ある。

【００１５】さらに、本発明は、従来のＶＴＲは常に電
源が入っているという課題を考慮し、必要な時にだけＶ
ＴＲに電源を入れる録画予約管理装置を提供することを
目的とするものである。

【００１６】

【課題を解決するための手段】請求項１の本発明は、録
画部と録画予約部とを有する映像録画装置の予約情報お
よび、録画予約管理装置本体に対する予約情報を、それ
ぞれ入力する入力手段と、双方の予約情報を比較する比
較手段と、前記双方の予約情報が重複する場合、あらか
じめ決められたルール、または、前記録画予約管理装置
本体の操作者の指示に従って、優先する予約情報を決定
し、その決定に基づいて、非優先の予約情報を活かさな
いように制御し、前記双方の予約情報が重複しない場
合、それら双方の予約情報を活かすように制御する制御
手段とを備えたことを特徴とする録画予約管理装置であ
る。

【００１７】請求項１１の本発明は、所定のジャンルの
番組のみを録画するようになっている所定の映像録画装
置を含む、録画部と録画予約部とを有する映像録画装置
複数個の予約情報および、録画予約管理装置本体に対す
る予約情報を、それぞれ入力する入力手段と、双方の予
約情報を比較する比較手段と、前記入力手段が入力し
た、前記録画予約管理装置本体に対する予約情報が前記
所定の映像録画装置に対して前記所定のジャンルの番組
を録画させる予約情報である場合、あらかじめ決められ
たルール、または、前記録画予約管理装置本体の操作者
の指示に従って、優先する予約情報を決定し、その決定
に基づいて、非優先の予約情報を廃棄または削除し、予
約情報を活かすように制御し、前記入力手段が入力し
た、前記録画予約管理装置本体に対する予約情報が前記
所定の映像録画装置に対して前記所定のジャンルの番組
を録画させる予約情報でない場合、それら双方の予約情
報を活かすように制御する制御手段とを備えたことを特
徴とする録画予約管理装置である。

【００１８】請求項１２の本発明は、所定のジャンルの
番組のみを録画するようになっている所定の映像録画装
置を含む、録画部と録画予約部とを有する映像録画装置
複数個の予約情報および、録画予約管理装置本体に対す
る予約情報を、それぞれ入力する入力手段と、双方の予
約情報を比較する比較手段と、前記入力手段が入力し
た、前記録画予約管理装置本体に対する予約情報が前記
所定の映像録画装置に対して前記所定のジャンルの番組
を録画させる予約情報である場合、あらかじめ決められ
たルール、または、前記録画予約管理装置本体の操作者
の指示に従って、優先する予約情報を決定し、その決定
に基づいて、非優先の予約情報を、その予約情報と重複
しない他の前記映像録画装置へ移し、前記入力手段が入
力した、前記録画予約管理装置本体に対する予約情報が
前記所定の映像録画装置に対して前記所定のジャンルの
番組を録画させる予約情報でない場合、それら双方の予
約情報を活かすように制御する制御手段とを備えたこと
を特徴とする録画予約管理装置である。

【００１９】請求項１３の本発明は、所定のジャンルの
番組のみを録画するようになっている所定の映像録画装
置を含む、録画部と録画予約部とを有する映像録画装置
複数個の予約情報および、録画予約管理装置本体に対す
る予約情報を、それぞれ入力する入力手段と、双方の予
約情報を比較する比較手段と、前記入力手段が入力し
た、前記録画予約管理装置本体に対する予約情報が前記
所定の映像録画装置に対して前記所定のジャンルの番組
を録画させる予約情報である場合、あらかじめ決められ
たルール、または、前記録画予約管理装置本体の操作者
の指示に従って、優先する予約情報を決定し、その決定
に基づいて、非優先の予約情報を、その予約情報と重複
する他の前記映像録画装置へ移した後、前記非優先の予
約情報とを比較して、あらかじめ決められたルール、ま
たは、前記録画予約管理装置本体の操作者の指示に従っ
て、一方の予約情報を選択し、その選択に基づいて、前
記選択した予約情報を活かすように制御し、前記入力手
段が入力した、前記録画予約管理装置本体に対する予約
情報が前記所定の映像録画装置に対して前記所定のジャ
ンルの番組を録画させる予約情報でない場合、それら双
方の予約情報を活かすように制御する制御手段とを備え
たことを特徴とする録画予約管理装置である。

【００２０】

【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。

【００２１】（実施の形態１）本発明の実施の形態１の
録画予約管理装置の構成をその動作とともに述べる。

【００２２】図１に、本発明の実施の形態１の録画予約
管理装置のブロック図を示す。

【００２３】本発明の実施の形態１の録画予約管理装置
は、番組情報入力部１０１と、番組情報記憶部１０２
と、ＥＰＧ（電子番組情報ガイド）１０３と、表示制御
部１０４と、予約情報管理部１０５と、予約情報記憶部
１０６から構成される。なお、予約情報管理部１０５
は、図８に示すように、入力手段１０５１と、比較手段
１０５２と、制御手段１０５３とを有している。また、
図１の１０７は、本発明の実施の形態１の録画予約管理
装置と接続している映像記憶部である。

【００２４】実施の形態１では、映像記憶部１０７が、
ＶＴＲである場合を例にとって説明する。

【００２５】ユーザは、ＴＶ放送局からの番組を映像記
憶部１０７としてのＶＴＲに録画予約させるさい、本発
明の実施の形態１の録画予約管理装置に録画予約を行
い、その録画予約を用いて、映像記憶部１０７に番組を
録画させることもできるし、また、本発明の実施の形態
１の録画予約管理装置に接続している映像記憶部１０７
に直接録画予約を行い、その映像記憶部１０７に番組を
録画させることもできる。そこで、ユーザが、本発明の
実施の形態１の録画予約管理装置に録画予約を行う場合
と、映像記憶部１０７としてのＶＴＲに直接録画予約を
行う場合とを分けて、本発明の実施の形態１の録画予約
管理装置の動作を述べる。

【００２６】はじめに、ユーザが本発明の実施の形態１
の録画予約管理装置に録画予約を行う場合の録画予約管
理装置の動作を説明する。

【００２７】先ず、番組情報入力部１０１が、ＴＶ放送
局からのテレビ信号の垂直帰線消去期間を利用して送信
されてくる番組情報を入力し、ＥＰＧ（電子番組情報ガ
イド）１０３に出力する。

【００２８】次に、ＥＰＧ１０３が、番組情報入力部１
０１からの番組情報を番組情報記憶部１０２に出力し、
番組情報記憶部１０２が、その番組情報を入力して記憶
する。

【００２９】その後、ＥＰＧ１０３が、表示制御部１０
４に、番組情報記憶部１０２に記憶されている番組情報
をモニタ等に表示させる。

【００３０】このように番組情報がモニタ等に表示され
ると、ユーザは、表示された番組情報のうちの録画した
い番組を、リモコン等を用いてＥＰＧ１０３に指示す
る。

【００３１】そして、ＥＰＧ１０３が、ユーザに指示さ
れた番組の番組情報を番組情報記憶部１０２から入力
し、番組予約情報として予約情報管理部１０５の入力手
段１０５１に出力して、予約情報記憶部１０６が、予約
情報管理部１０５からの番組予約情報を記憶する。これ
で、本発明の実施の形態１の録画予約管理装置は、その
装置にされた録画予約を行ったことになる。

【００３２】次に、ユーザが映像記憶部１０７としての
ＶＴＲに直接録画予約を行う場合の本発明の実施の形態
１の録画予約管理装置の動作を説明する。

【００３３】映像記憶部１０７としてのＶＴＲに直接録
画予約が行われると、映像記憶部１０７は、予約情報管
理部１０５に録画予約が行なわれたことを通知し、番組
予約情報を予約情報管理部１０５に出力する。なお、映
像記憶部１０７は、録画予約された番組予約情報を自身
でも記憶する。

【００３４】そして、予約情報管理部１０５の入力手段
１０５１が、映像記憶部１０７としてのＶＴＲから番組
予約情報を入力する。ところで、映像記憶部１０７から
の番組予約情報には、チャンネル、日付、録画開始時
間、録画終了時間、録画モード（標準／３倍）等は含ま
れているが、番組名等の情報は含まれていない。そこ
で、予約情報管理部１０５は、ＥＰＧ（電子番組情報ガ
イド）１０３に対して、入力した番組予約情報の番組の
番組情報を検索させ、映像記憶部１０７からの番組予約
情報にＥＰＧ１０３から得た番組情報を付加して、予約
情報記憶部１０６に記憶させる。これで、本発明の実施
の形態１の録画予約管理装置は、映像記憶部１０７とし
てのＶＴＲに直接録画予約されたものを予約したことに
なる。

【００３５】図４に、予約情報記憶部１０６が記憶する
番組予約情報の例を示す。番組予約情報は、予約番号、
日付、チャンネル、録画開始時間、録画終了時間、番組
名などで構成される。なお、予約番号は、番組開始時刻
の早いものから割り振りされる。また、番組予約情報に
は、録画状況も含まれ、予約情報記憶部１０６は、ユー
ザが予約した番組の録画状況を管理する。その録画状況
とは、録画予約された番組について、未録画、録画中、
録画済またはエラーという４つのいずれかの状況を示す
ものであり、未録画、録画中、録画済、エラーそれぞれ
に対して、未、録画中、済、エラーそれぞれが表示され
る。そのエラーとは、何らかの理由で録画することがで
きなかったことを示し、エラーの場合には、その理由も
同時に管理される。そのエラーの理由の一例として、ビ
デオテープ未挿入や、残量なしというようなものがあ
る。また、ユーザからの要求により、ＥＰＧ（電子番組
情報ガイド）１０３は、予約情報管理部１０５に、予約
情報記憶部１０６に管理されている予約状況を、表示制
御部１０４に対して、モニタ等に表示させるように指示
する。

【００３６】ここまでは、ユーザが、本発明の実施の形
態１の録画予約管理装置に録画予約を行う場合と、映像
記憶部１０７としてのＶＴＲに録画予約を行う場合とを
分けて、本発明の実施の形態１の録画予約管理装置の動
作を述べてきた。

【００３７】次に、本発明の実施の形態１の録画予約管
理装置の予約情報管理部１０５が、録画予約管理装置の
ＥＰＧ（電子番組情報ガイド）１０３を介して、また
は、映像記憶部１０７としてのＶＴＲを介して、一つま
たは複数の録画予約をした後の、本発明の実施の形態１
の録画予約管理装置の動作を述べる。この場合、予約情
報管理部１０５の入力手段１０５１がＥＰＧ１０３から
番組予約情報を入力するまでの録画予約管理装置の動
作、および、予約情報管理部１０５の入力手段１０５１
が映像記憶部１０７から番組予約情報を入力するまでの
録画予約管理装置の動作は、上述したところと重複する
ので、説明を省略する。

【００３８】したがって、以下では、本発明の実施の形
態１の録画予約管理装置の予約情報管理部１０５の入力
手段１０５１が、ＥＰＧ１０３または映像記憶部１０７
から番組予約情報を入力した後の録画予約管理装置の動
作、つまり、予約情報管理部１０５の動作を述べる。こ
こで、図５に、予約情報管理部１０５の動作のフローチ
ャートを示す。なお、以下の文章中の括弧内の数字は、
図５に示したフローチャートのステップである。

【００３９】先ず、予約情報管理部１０５の入力手段１
０５１は、ＥＰＧ１０３または映像記憶部１０７から番
組予約情報を入力する（５０１）。

【００４０】そして、予約情報管理部１０５の比較手段
１０５２は、ＥＰＧ１０３または映像記憶部１０７から
入力した番組予約情報と、既に、予約情報記憶部１０６
に記憶されている番組予約情報とを、それぞれの番組予
約情報の番組開始時間、番組終了時間について比較し、
時間的に重複するか否かを判断する（５０２）。重複が
あった場合、予約情報管理部１０５は、ステップ５０３
へ進み、それに対して、重複がなかった場合、予約情報
管理部１０５は、ステップ５０８へ進み、予約情報管理
部１０５の制御手段１０５３は、入力した番組予約情報
を予約情報記憶部１０６に記憶させる（５０８）。

【００４１】さて、予約情報管理部１０５がステップ５
０３へ進んだ場合、予約情報管理部１０５は、入力した
番組予約情報と、既に、予約情報記憶部１０６に記憶さ
れている番組予約情報の重複している状況を、表示制御
部１０４に対してモニタ等に表示させる（５０３）。

【００４２】次に、ユーザが、モニタ等に表示される番
組予約情報の重複状況を確認して、リモコン等を用い
て、既に予約情報記憶部１０６に記憶されている番組予
約情報、または、入力した番組予約情報のうちいずれか
一方を削除する（５０４）。予約情報記憶部１０６に記
憶されている番組予約情報を削除するとの指示を受けた
場合、予約情報管理部１０５の制御手段１０５３は、ス
テップ５０５へ進み、予約情報記憶部１０６に記憶され
ている番組予約情報を削除（５０５）し、入力した番組
予約情報を予約情報記憶部１０６に記憶させる（５０
８）。それに対して、入力した番組予約情報を削除する
との指示を受けた場合、予約情報管理部１０５は、ステ
ップ５０６へ進む。

【００４３】予約情報管理部１０５がステップ５０６へ
進んだ場合、予約情報管理部１０５は、入力した番組予
約情報がＥＰＧ１０３からのものか、映像記憶部１０７
からのものかを判断する（５０６）。予約情報管理部１
０５が入力した番組予約情報が入力した番組予約情報が
ＥＰＧ１０３からのものであれば、予約情報管理部１０
５は、動作を終了する。それに対し、予約情報管理部１
０５が入力した番組予約情報が映像記憶部１０７からの
ものであれば、予約情報管理部１０５は、ステップ５０
７に進み、映像記憶部１０７としてのＶＴＲに予約さ
れ、記憶されている番組予約情報を削除するように、映
像記憶部１０７としてのＶＴＲを制御する。

【００４４】以上説明したように、予約情報記憶部１０
６は、時間的に重複がないようにして、番組予約情報を
記憶する。予約情報管理部１０５は、予約情報記憶部１
０６に記憶されている番組予約情報に基づいて、録画開
始時間の例えば５秒前に、録画開始コマンドを映像記憶
部１０７としてのＶＴＲに出力し、映像記憶部１０７
は、予約情報管理部１０５からの指示に基づいて録画を
開始する。同様にして、予約情報管理部１０５は、番組
予約情報に基づいて、録画終了時間の例えば５秒前に、
録画終了コマンドを映像記憶部１０７としてのＶＴＲに
出力し、映像記憶部１０７は、予約情報管理部１０５か
らの指示に基づいて録画を終了する。

【００４５】ところで、現在のＶＴＲでは、最大でも例
えば８件までしか録画予約することができない。しかし
ながら、上述したように、番組予約情報は、実質上最終
的には、予約情報記憶部１０６にしか記憶されないの
で、予約情報記憶部１０６に登録することが可能な数ま
で、ユーザは、番組予約情報を予約情報記憶部１０６に
登録することができる。したがって、番組予約情報の数
は、映像記憶部１０７としてのＶＴＲの予約可能件数に
依存しない。

【００４６】なお、予約情報管理部１０５は、ユーザか
ら指示があれば、予約情報記憶部１０６に記憶されてい
る予約状況を、表示制御部１０４に対してモニタ等に表
示させることができる。その予約状況は、ジャンル毎、
日付毎などの表示が可能である。

【００４７】また、番組情報入力部１０１が入力する番
組情報は、ＴＶ放送局から一日に数回送信されてくるこ
ともあり、スポーツ中継の延長によって放送時間が変更
された情報も含む。このように、放送時間に変更が生じ
た場合、ＥＰＧ（電子番組情報ガイド）１０３は、番組
情報入力部１０１からの番組情報に基づいて、番組情報
記憶部１０２の番組情報の変更を行い、予約情報管理部
１０５に放送時間の変更があった番組を伝える。予約情
報管理部１０５は、放送時間が変更された番組が映像記
憶部１０６に記憶されているかどうかを調べ、記憶され
ている場合、映像記憶部１０６に記憶されている番組予
約情報の録画開始時間、終了時間の変更を行う。このよ
うに、番組情報入力部１０１が番組情報を一日に数回入
力することにより、番組の放送時間の変更に対応するこ
とができる。

【００４８】また、実施の形態１では、映像記憶部１０
７としてのＶＴＲに直接録画予約が行われると、映像記
憶部１０７は、予約情報管理部１０５に番組予約情報を
出力するとともに、その番組予約情報を記憶するとした
が、映像記憶部１０７は、自身に直接録画予約が行われ
ると、予約情報管理部１０５に番組予約情報を出力する
のみで、その出力した番組予約情報を記憶しないとして
もよい。つまり、予約情報管理部１０５は、映像記憶部
１０７としてのＶＴＲに直接録画予約が行われると、そ
の番組予約情報を移動させるとしてもよい。

【００４９】さらに、実施の形態１では、番組情報入力
部１０１は、ＴＶ放送局からのテレビ信号の垂直帰線消
去期間を利用して送信されてくる番組情報を入力すると
したが、番組情報入力部１０１は、ＦＭ多重放送や公衆
回線網を利用して送信されてくる番組情報を入力すると
してもよい。また、番組情報入力部１０１は、数週間単
位の番組情報を記憶したフロッピィディスク、メモリカ
ード、ＣＤ−ＲＯＭ等の記憶媒体からの番組情報を入力
するとしてもよいし、ページャ基地局から送信されてく
る番組情報を入力するとしてもよい。

【００５０】（実施の形態２）本発明の実施の形態２の
録画予約管理装置の構成をその動作とともに述べる。

【００５１】図２に、本発明の実施の形態２の録画予約
管理装置のブロック図を示す。

【００５２】本発明の実施の形態２の録画予約管理装置
は、本発明の実施の形態１の録画予約管理装置の各構成
手段と同様な構成手段から構成される。すなわち、本発
明の実施の形態２の録画予約管理装置は、番組情報入力
部２０１と、番組情報記憶部２０２と、ＥＰＧ（電子番
組情報ガイド）２０３と、表示制御部２０４と、予約情
報管理部２０５と、予約情報記憶部２０６から構成され
る。なお、予約情報管理部２０５は、図９に示すよう
に、入力手段２０５１と、比較手段２０５２と、制御手
段２０５３とを有している。また、図２の２０７および
２０８は、本発明の実施の形態２の録画予約管理装置と
接続している映像記憶部である。

【００５３】実施の形態２では、映像記憶部２０７およ
び２０８いずれもが、ＶＴＲである場合を例にとって説
明する。

【００５４】実施の形態２と実施の形態１との相違は、
映像記憶部の数である。すなわち、実施の形態１の録画
予約管理装置に接続している映像記憶部の数が１であっ
たのに対し、実施の形態２の録画予約管理装置に接続し
ている映像記憶部の数が２であるということである。

【００５５】したがって、実施の形態２では、本発明の
実施の形態２の録画予約管理装置の予約情報管理部２０
５の入力手段２０５１が、ＥＰＧ２０３、映像記憶部２
０７または２０８から番組予約情報を入力した後の録画
予約管理装置の動作、すなわち、予約情報管理部２０５
の動作を述べる。なお、ユーザが録画予約管理装置に録
画予約を行う場合と、映像記憶部２０７または２０８に
直接録画予約を行う場合の録画予約管理装置の動作につ
いては、実施の形態１で説明したものと同じなので、説
明を省略する。

【００５６】ここで、図６に、予約情報管理部２０５の
動作のフローチャートを示す。なお、以下の文章中の括
弧内の数字は、図６に示したフローチャートのステップ
である。

【００５７】先ず、予約情報管理部２０５の入力手段２
０５１は、ＥＰＧ２０３、映像記憶部２０７または２０
８から番組予約情報を入力する（６０１）。なお、以下
の説明を簡単にするために、予約情報管理部２０５は、
ＥＰＧ２０３または映像記憶部２０７から番組予約情報
を入力するものとする。

【００５８】そして、予約情報管理部２０５の比較手段
２０５２は、ＥＰＧ２０３または映像記憶部２０７から
入力した番組予約情報と、既に予約情報記憶部２０６に
記憶されている番組予約情報とを、それぞれの番組予約
情報の番組開始時間、番組終了時間について比較し、時
間的に重複するか否かを判断する（６０２）。重複があ
った場合、予約情報管理部２０５は、ステップ６０３へ
進み、それに対して、重複がなかった場合、予約情報管
理部２０５は、ステップ６０８へ進み、予約情報管理部
２０５の制御手段２０５３は、入力した番組予約情報を
予約情報記憶部２０６に記憶させる（６０８）。

【００５９】さて、予約情報管理部２０５がステップ６
０３へ進んだ場合、予約情報管理部２０５の制御手段２
０５３は、予約情報記憶部２０６に記憶されている、映
像記憶部２０８の番組予約情報と入力した番組予約情報
とを比較し、入力した番組予約情報の録画時間に、映像
記憶部２０８が番組を録画することができる余裕がある
か否かを判断する（６０３）。余裕がある場合、予約情
報管理部２０５は、ステップ６０４へ進み、入力した番
組予約情報内に含まれる番組を、映像記憶部２０８に録
画させるように、入力した番組予約情報を割り振り（６
０４）、その番組予約情報を予約情報記憶部２０６に記
憶させる（６０８）。それに対し、予約情報管理部２０
５に入力された番組予約情報の録画時間に、映像記憶部
２０８が番組を録画する余裕がない場合、予約情報管理
部２０５は、ステップ６０５へ進み、入力した番組予約
情報と、既に予約情報記憶部２０６に記憶されている番
組予約情報の重複している状況を、表示制御部２０４に
対してモニタ等に表示させる（６０５）。

【００６０】次に、ユーザが、モニタ等に表示されてい
る番組予約情報の重複状況を確認して、リモコン等を用
いて、入力した番組予約情報、または、予約情報記憶部
２０６に記憶されている番組予約情報のうちいずれか一
方を削除する（６０６）。入力した番組予約情報を削除
するとの指示を受けた場合、予約情報管理部２０５は、
ステップ６０９へ進み、入力した番組予約情報を削除し
（６０９）、動作を終了する。入力した番組予約情報は
削除しないとの指示を受けた場合、予約情報管理部２０
５は、ステップ６０７へ進み、予約情報管理部２０５の
制御手段２０５３は、入力した番組予約情報を映像記憶
部２０７または２０８のいずれか一方に録画させるよう
な情報を、予約情報記憶部２０６に出力する（６０
７）。その後、予約情報管理部２０５の制御手段２０５
３は、予約情報記憶部２０６に、上述した一方の映像記
憶部に、予約情報管理部２０５が入力した番組予約情報
の番組を録画させるように、既に予約されていた、その
映像記憶部に録画させる指示を有する番組予約情報を削
除させる（６１０）。最後に、予約情報管理部２０５の
制御手段２０５３は、入力した番組予約情報の番組を、
上述した一方の映像記憶部に録画させるように、入力し
た番組予約情報を予約情報記憶部２０６に記憶させる
（６０８）。

【００６１】なお、実施の形態２では、説明のために、
予約情報管理部２０５は、ＥＰＧ２０３または映像記憶
部２０７から番組予約情報を入力するものとしたが、予
約情報管理部２０５は、映像記憶部２０８からの番組予
約情報を入力することも可能である。その場合、予約情
報管理部２０５は、映像記憶部２０８からの番組予約情
報を、上述した、映像記憶部２０７からの番組予約情報
を扱ったときと同様に扱う。

【００６２】また、予約情報記憶部２０６が記憶してい
る番組予約情報の予約番号は、番組予約情報が複数ある
場合、映像記憶部２０７または２０８毎に、番組開始時
刻の早いものから割り振りされる。

【００６３】また、予約情報管理部２０５が新たに入力
した番組予約情報に、その番組予約情報の番組を、指定
された映像記憶部に録画するように指定する情報が含ま
れている場合、予約情報管理部２０５の制御手段２０５
３は、新たに入力した番組予約情報に基づいて、その番
組予約情報の番組を、指定された映像記憶部に録画させ
る。さらに、その指定された映像記憶部に録画させる番
組の番組予約情報を、既に予約情報記憶部２０６が記憶
しておれば、指定されなかった映像記憶部がその番組の
録画時間に、番組を録画することができる余裕があれ
ば、予約情報管理部２０５の制御手段２０５３は、指定
されなかった映像記憶部にその番組を録画させるよう
に、予約情報記憶部２０６に、番組予約情報を変更させ
る。

【００６４】また、予約情報記憶部２０６に既に記憶さ
れている番組予約情報に、その番組予約情報の番組を、
指定された映像記憶部に録画するように指定する情報が
含まれてある場合、予約情報管理部２０５が新たに入力
した番組予約情報の番組を、指定されなかった映像記憶
部がその番組の録画時間に、番組を録画することができ
る余裕があれば、その指定されなかった映像記憶部にそ
の番組を録画させるように、予約情報管理部２０５の制
御手段２０５３は、新たに入力した番組予約情報を変更
させる。

【００６５】また、時間帯が重複している２つの番組予
約情報のいずれもが、特定の映像記憶部を指定して重な
っている場合、予約情報管理部２０５は、表示制御部２
０４を用いて、その重複状況をユーザに通知し、指示に
従う。

【００６６】（実施の形態３）本発明の実施の形態３の
録画予約管理装置の構成をその動作とともに述べる。

【００６７】実施の形態３と実施の形態２との相違は、
映像記憶部２０７としてのＶＴＲが優先的に「音楽」の
ジャンルの番組を予約録画するように登録されていると
いうところである。したがって、実施の形態３では、映
像記憶部２０７がジャンル登録されている場合の録画予
約管理装置の動作、すなわち、予約情報管理部２０５の
動作のみを述べる。

【００６８】予約情報管理部２０５の入力手段２０５１
は、番組予約情報を入力し、比較手段２０５２は、その
番組予約情報のジャンルを調べ、そのジャンルが「音
楽」である場合、予約情報管理部２０５の制御手段２０
５３は、入力した番組予約情報の番組が映像記憶部２０
７に予約録画されるように、その番組予約情報を予約情
報記憶部２０６に記憶させる。

【００６９】ところで、予約情報管理部２０５が入力し
た番組予約情報が、既に予約情報記憶部２０６に記憶さ
れている番組予約情報と時間的に重複がある場合、つま
り、予約情報管理部２０５が入力した番組予約情報の番
組の時間帯に、映像記憶部２０７に別の番組を予約録画
させるような番組予約情報を、予約情報記憶部２０６が
記憶してある場合、予約情報管理部２０５の制御手段２
０５３は、上述した、既に予約情報記憶部２０６に記憶
されている番組予約情報の番組を、映像記憶部２０８に
録画予約させるように番組予約情報の変更を行う。ただ
し、上述した、予約情報記憶部２０６に記憶されている
番組予約情報の番組のジャンルも「音楽」である場合
は、ユーザの指示に従う。

【００７０】なお、実施の形態３では、映像記憶部２０
７に「音楽」ジャンルが登録されている場合について説
明したが、映像記憶部２０８に「音楽」ジャンルが登録
されている場合についても、録画予約管理装置の動作、
すなわち、予約情報管理部２０５の動作は上述した動作
と同等な動作を行う。

【００７１】また、実施の形態３では、映像記憶部２０
７に「音楽」ジャンルが登録されている場合について説
明したが、映像記憶部２０７または２０８としてのＶＴ
Ｒに「音楽」ジャンル以外のジャンル、例えば「映画」
や「ニュース」といったジャンルが登録されているとし
てもよい。この場合についても、録画予約管理装置の動
作、すなわち、予約情報管理部２０５の動作は上述した
動作と同等な動作を行う。

【００７２】上述したように、ＶＴＲへのジャンル登録
は、ユーザがある特定のジャンルの番組を特定のＶＴＲ
で録画したい場合に便利である。また、２台のＶＴＲを
接続している場合、１台のＶＴＲはニュース、朝、昼の
連続ドラマなどの毎日録画する番組用にしてビデオテー
プを常に設定し、もう１台のＶＴＲは不定期に録画する
番組の録画専用というように、ＶＴＲを使い分けること
も可能である。

【００７３】（実施の形態４）本発明の実施の形態４の
録画予約管理装置の構成をその動作とともに述べる。

【００７４】図３に、本発明の実施の形態４の録画予約
管理装置のブロック図を示す。

【００７５】本発明の実施の形態４の録画予約管理装置
は、本発明の実施の形態２の録画予約管理装置の各構成
手段と同様な構成手段から構成される。すなわち、本発
明の実施の形態４の録画予約管理装置は、番組情報入力
部３０１と、番組情報記憶部３０２と、ＥＰＧ（電子番
組情報ガイド）３０３と、表示制御部３０４と、予約情
報管理部３０５と、予約情報記憶部３０６と、電源管理
部３０７から構成される。なお、図３の３０８および３
０９は、本発明の実施の形態４の録画予約管理装置と接
続している映像記憶部である。

【００７６】実施の形態４では、映像記憶部３０８およ
び３０９いずれもが、ＶＴＲである場合を例にとって説
明する。

【００７７】実施の形態４と実施の形態２との相違は、
実施の形態２の録画予約管理装置が電源管理部を備えて
いなかったのに対し、実施の形態４の録画予約管理装置
が電源管理部３０７を備えているとう点である。したが
って、実施の形態４では、電源管理部３０７に関する録
画予約管理装置の動作のみ説明する。

【００７８】予約情報管理部３０５は、予約情報記憶部
３０６に記憶されている番組予約情報の中で、現在時刻
に一番近い録画開始時間を持つ番組予約情報を取り出
す。そして、取り出した番組予約情報が映像記憶部３０
８で録画させる情報である場合、予約情報管理部３０５
は、録画予約開始時刻のＮ秒前になった時点で、電源管
理部３０７に対して、映像記憶部３０８の電源をオンに
するよう指示する。電源管理部３０７は、予約情報管理
部３０５の指示に従って、映像記憶部３０８の電源をオ
ンにする。

【００７９】その後、予約情報管理部３０５は、録画終
了時刻のＮ秒後になった時点で、電源管理部３０７に、
映像記憶部３０８の電源をオフにするよう指示する。電
源管理部３０７は、予約情報管理部３０５の指示に従っ
て、映像記憶部３０８の電源をオフにする。

【００８０】同様に、予約情報管理部３０５が予約情報
記憶部３０６から取り出した番組予約情報が映像記憶部
３０９で録画させる情報である場合、予約情報管理部３
０５は、上述したようにして、映像記憶部３０９で録画
させるように動作する。

【００８１】なお、ユーザが映像記憶部３０８または３
０９を直接操作したい場合、ユーザは、電源管理部３０
７を使って、映像記憶部３０８または３０９の電源のオ
ン／オフを行う。

【００８２】また、映像記憶部３０８または３０９の電
源をオフにした場合、次に使用する際に、それぞれの映
像記憶部に対してタイマーの設定を行う必要があるが、
それぞれの映像記憶部の電源がオンになった時点で、そ
れぞれの映像記憶部は予約情報管理部３０５にタイマー
設定要求を出し、予約情報管理部３０５がそれぞれの映
像記憶部に対してタイマー設定を行う。

【００８３】さらに、実施の形態４では、録画予約管理
装置には、２つの映像記憶部が接続されているとした
が、実施の形態１と同様に、本発明の録画予約管理装置
は、１つのみの映像記憶部を接続していて、かつ、電源
管理部３０７を備えているとしてもよい。この場合も、
本発明の録画予約管理装置は、上述したように、映像記
憶部としてのＶＴＲの電源のオン／オフを行うとしても
よい。

【００８４】なお、本発明では、予約用メモリとして予
約情報記憶部１０６、２０６および３０６、情報表示手
段として表示制御部１０４、２０４および３０４、電源
管理手段として電源管理部３０７、番組情報入力手段と
して番組情報入力部１０１、２０１および３０１を用い
た。

【００８５】また、以上述べた実施の形態１から４で
は、映像記憶部は、ＶＴＲであるとしたが、映像記憶部
は、ＡＶＨＤなどの記憶媒体であってもよい。

【００８６】また、実施の形態１から３では、予約情報
管理部１０５または２０５が入力した番組予約情報と、
既に予約情報記憶部１０６または２０６に記憶されてい
る番組予約情報とが重複する場合、ユーザが、予約情報
管理部１０５または２０５が入力した番組予約情報と、
既に予約情報記憶部１０６または２０６に記憶されてい
る番組予約情報のうちいずれか一方を削除するとした
が、例えば、予約情報管理部１０５または２０５が後で
入力した番組予約情報を優先させるように、既に予約情
報記憶部１０６または２０６に記憶されている番組予約
情報が自動的に削除されるとしてもよい。このように、
あらかじめ決められたルールによって、予約情報管理部
１０５または２０５が入力した番組予約情報、または、
既に予約情報記憶部１０６または２０６に記憶されてい
る番組予約情報のうちいずれか一方が削除されるとして
もよい。

【００８７】また、上述した実施の形態では、録画予約
管理装置の予約情報管理部が映像記憶部の番組予約情報
と録画予約管理装置本体に対する番組予約情報とを比較
する場合、あらかじめ一方の番組予約情報を入力して記
憶し、その記憶した番組予約情報と新たに入力する番組
予約情報とを比較するとした。しかしながら、録画予約
管理装置の予約情報管理部は、一つまたは複数の映像記
憶部の番組予約情報と録画予約管理装置本体に対する番
組予約情報とを、同時または時間的に間隔をおいて入力
し、例えば所定の時間間隔毎に、それら複数の番組予約
情を比較するとしてもよい。または、全ての番組予約情
報について、その番組予約情報の番組の開始直前に、複
数の番組予約情を比較するとしてもよい。

【００８８】さらに、実施の形態２から４では、それぞ
れの録画予約管理装置には、２つの映像記憶部が接続さ
れているとしたが、本発明の録画予約管理装置は、３つ
以上の映像記憶部が接続されていてもよく、その場合に
ついても、本発明の録画予約管理装置は、２つの映像記
憶部が接続されている場合と同様な動作を行う。

【００８９】

【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、録画予約管理装置本体に入力された予約
情報と、ＶＴＲに直接予約された予約情報を一括管理す
る録画予約管理装置を提供することができる。

【００９０】また、本発明は、特定のジャンルの番組を
録画するＶＴＲに、そのジャンルの番組を予約録画させ
る場合、その都度、ユーザからの指示を受け付けること
なく、特定のジャンルの番組を特定のＶＴＲに、優先的
に録画予約させる録画予約管理装置を提供することがで
きる。

【００９１】また、本発明は、必要な時にだけＶＴＲに
電源を入れる録画予約管理装置を提供することができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態１の録画予約管理装置のブ
ロック図

【図２】本発明の実施の形態２および３の録画予約管理
装置のブロック図

【図３】本発明の実施の形態４の録画予約管理装置のブ
ロック図

【図４】本発明の実施の形態の録画予約管理装置の予約
情報記憶部に記憶される番組予約情報の一例

【図５】本発明の実施の形態１の録画予約管理装置の予
約情報管理部の動作のフローチャート

【図６】本発明の実施の形態２の録画予約管理装置の予
約情報管理部の動作のフローチャート

【図７】従来の録画予約管理装置のブロック図

【図８】本発明の実施の形態１の録画予約管理装置の予
約情報管理部のブロック図

【図９】本発明の実施の形態２および３の録画予約管理
装置の予約情報管理部のブロック図

【符号の説明】

１０１、２０１、３０１番組情報入力部１０２、２０２、３０２番組情報記憶部１０３、２０３、３０３ＥＰＧ（電子番組情報ガイ
ド）１０４、２０４、３０４表示制御部１０５、２０５、３０５予約情報管理部１０５１、２０５１入力手段１０５２、２０５２比較手段１０５３、２０５３制御手段１０６、２０６、３０６予約情報記憶部１０７、２０７、２０８、３０８、３０９映像記憶部３０７電源管理部７０１番組情報入力部７０２予約情報管理部７０３予約情報記憶部７０４予約情報表示部７０５信号送信部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献特開平７−21619（ＪＰ，Ａ) 特開平９−180292（ＪＰ，Ａ) 特開平６−12728（ＪＰ，Ａ) 特開平10−174037（ＪＰ，Ａ) 特開平10−174062（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) H04N 5/76 - 5/956

Claims

(57)【特許請求の範囲】

【請求項１】録画部と録画予約部とを有する映像録画装
置の予約情報および、録画予約管理装置本体に対する予
約情報を、それぞれ入力する入力手段と、双方の予約情報を比較する比較手段と、前記双方の予約情報が重複する場合、あらかじめ決めら
れたルール、または、前記録画予約管理装置本体の操作
者の指示に従って、優先する予約情報を決定し、その決
定に基づいて、非優先の予約情報を活かさないように制
御し、前記双方の予約情報が重複しない場合、それら双
方の予約情報を活かすように制御する制御手段とを備え
たことを特徴とする録画予約管理装置。
【請求項２】所定の予約情報を格納する予約用メモリを
備え、前記比較手段は、前記録画予約管理装置本体に新たに入
力された予約情報を前記予約用メモリに格納しないま
ま、先に入力され、前記予約用メモリに格納されている
予約情報と比較し、前記制御手段は、前記新たに入力された予約情報が優先
する場合、前記新たに入力された予約情報を、前記予約
用メモリに格納するとともに、格納されていた予約情報
を削除して、前記格納されていた予約情報が優先しない
ように制御し、前記新たに入力された予約情報が優先し
ない場合、前記予約用メモリに格納されていた予約情報
はそのまま格納しておき、前記新たに入力された予約情
報が優先しないように制御することを特徴とする請求項
１記載の録画予約管理装置。
【請求項３】前記映像録画装置からの予約情報、およ
び、前記録画予約管理装置本体に対する予約情報を格納
する予約用メモリを備え、優先しない予約情報を前記予
約用メモリから削除し、それが前記映像録画装置側の予
約情報である場合、それも削除することを特徴とする請
求項１記載の録画予約管理装置。
【請求項４】前記映像録画装置は複数であり、全ての前
記映像録画装置および録画予約管理装置の録画予約が、
特定の映像録画装置を選択しない場合、前記重複とは、
録画予約管理装置の予約情報が、全ての前記映像録画装
置の中の予約情報と重なる場合を意味することを特徴と
する請求項１から３のいずれかに記載の録画予約管理装
置。
【請求項５】前記映像録画装置は複数であり、全ての前
記映像録画装置および録画予約管理装置の録画予約が、
特定の映像録画装置を選択する場合、前記重複とは、録
画予約管理装置の予約情報が、その選択した前記映像録
画装置の予約情報と重なる場合を意味することを特徴と
する請求項１から３のいずれかに記載の録画予約管理装
置。
【請求項６】前記映像録画装置は複数であり、複数の前
記映像録画装置のうちの特定の映像録画装置および録画
予約管理装置の録画予約が、前記特定の映像録画装置を
選択する場合、前記重複とは、録画予約管理装置の予約
情報が、前記特定の映像録画装置の予約情報と重なる場
合を意味することを特徴とする請求項１から３のいずれ
かに記載の録画予約管理装置。
【請求項７】前記映像録画装置は複数であり、録画予約
管理装置の録画予約のみが特定の映像録画装置を選択
し、全ての前記映像録画装置の録画予約が特定の映像録
画装置を選択しない場合、前記重複とは、録画予約管理
装置が選択した映像録画装置の予約情報が、その映像録
画装置の予約情報と重なり、かつ、その予約情報が他の
全ての映像録画装置の予約情報と重なる場合を意味する
ことを特徴とする請求項１から３のいずれかに記載の録
画予約管理装置。
【請求項８】前記映像録画装置は複数であり、全ての前
記映像録画装置の録画予約がそれぞれその録画予約の映
像録画装置を選択し、録画予約管理装置の録画予約が特
定の映像録画装置を選択しない場合、前記重複とは、録
画予約管理装置の予約情報が、全ての前記映像録画装置
の予約情報と重なる場合を意味することを特徴とする請
求項１から３のいずれかに記載の録画予約管理装置。
【請求項９】前記映像録画装置に予約情報が設定された
場合、前記録画予約管理装置本体は、自動的にその予約
情報を移動させることを特徴とする請求項１記載の録画
予約管理装置。
【請求項１０】前記映像録画装置に予約情報が設定され
た場合、前記録画予約管理装置本体は、自動的にその予
約情報を複写し、前記映像録画装置に設定された予約情
報、または、複写した予約情報のいずれか一方を削除す
ることを特徴とする請求項１記載の録画予約管理装置。
【請求項１１】所定のジャンルの番組のみを録画するよ
うになっている所定の映像録画装置を含む、録画部と録
画予約部とを有する映像録画装置複数個の予約情報およ
び、録画予約管理装置本体に対する予約情報を、それぞ
れ入力する入力手段と、双方の予約情報を比較する比較手段と、前記入力手段が入力した、前記録画予約管理装置本体に
対する予約情報が前記所定の映像録画装置に対して前記
所定のジャンルの番組を録画させる予約情報である場
合、あらかじめ決められたルール、または、前記録画予
約管理装置本体の操作者の指示に従って、優先する予約
情報を決定し、その決定に基づいて、非優先の予約情報
を廃棄または削除し、予約情報を活かすように制御し、
前記入力手段が入力した、前記録画予約管理装置本体に
対する予約情報が前記所定の映像録画装置に対して前記
所定のジャンルの番組を録画させる予約情報でない場
合、それら双方の予約情報を活かすように制御する制御
手段とを備えたことを特徴とする録画予約管理装置。
【請求項１２】所定のジャンルの番組のみを録画するよ
うになっている所定の映像録画装置を含む、録画部と録
画予約部とを有する映像録画装置複数個の予約情報およ
び、録画予約管理装置本体に対する予約情報を、それぞ
れ入力する入力手段と、双方の予約情報を比較する比較手段と、前記入力手段が入力した、前記録画予約管理装置本体に
対する予約情報が前記所定の映像録画装置に対して前記
所定のジャンルの番組を録画させる予約情報である場
合、あらかじめ決められたルール、または、前記録画予
約管理装置本体の操作者の指示に従って、優先する予約
情報を決定し、その決定に基づいて、非優先の予約情報
を、その予約情報と重複しない他の前記映像録画装置へ
移し、前記入力手段が入力した、前記録画予約管理装置
本体に対する予約情報が前記所定の映像録画装置に対し
て前記所定のジャンルの番組を録画させる予約情報でな
い場合、それら双方の予約情報を活かすように制御する
制御手段とを備えたことを特徴とする録画予約管理装
置。
【請求項１３】所定のジャンルの番組のみを録画するよ
うになっている所定の映像録画装置を含む、録画部と録
画予約部とを有する映像録画装置複数個の予約情報およ
び、録画予約管理装置本体に対する予約情報を、それぞ
れ入力する入力手段と、双方の予約情報を比較する比較手段と、前記入力手段が入力した、前記録画予約管理装置本体に
対する予約情報が前記所定の映像録画装置に対して前記
所定のジャンルの番組を録画させる予約情報である場
合、あらかじめ決められたルール、または、前記録画予
約管理装置本体の操作者の指示に従って、優先する予約
情報を決定し、その決定に基づいて、非優先の予約情報
を、その予約情報と重複する他の前記映像録画装置へ移
した後、前記非優先の予約情報とを比較して、あらかじ
め決められたルール、または、前記録画予約管理装置本
体の操作者の指示に従って、一方の予約情報を選択し、
その選択に基づいて、前記選択した予約情報を活かすよ
うに制御し、前記入力手段が入力した、前記録画予約管
理装置本体に対する予約情報が前記所定の映像録画装置
に対して前記所定のジャンルの番組を録画させる予約情
報でない場合、それら双方の予約情報を活かすように制
御する制御手段とを備えたことを特徴とする録画予約管
理装置。
【請求項１４】２つの予約情報が重複した場合、それら
２つの予約情報を表示する情報表示手段を備え、その情
報表示手段を用いて、前記２つの予約情報のうちの一方
を選択する指示を、前記録画予約管理装置本体の操作者
から受け付けることを特徴とする請求項１から１３のい
ずれかに記載の録画予約管理装置。
【請求項１５】前記映像録画装置の電源のオンおよびオ
フを切り換える電源管理手段を備えたことを特徴とする
請求項１から１４のいずれかに記載の録画予約管理装
置。
【請求項１６】番組情報を入力する番組情報入力手段を
備え、前記番組情報を前記予約情報に加味することを特
徴とする請求項１から１５のいずれかに記載の録画予約
管理装置。
【請求項１７】前記番組情報は、前記予約情報の番組の
時間帯の変更の情報を有し、その時間帯の変更に応じて
前記予約情報の内容を変更することを特徴とする請求項
１６記載の録画予約管理装置。
【請求項１８】前記番組情報は、放送局からのテレビ信
号の垂直帰線消去期間を利用して送信される情報である
ことを特徴とする請求項１６または１７記載の録画予約
管理装置。
【請求項１９】前記番組情報は、放送局からのＦＭ多重
放送を利用して送信される情報であることを特徴とする
請求項１６または１７記載の録画予約管理装置。
【請求項２０】前記番組情報は、放送局からの公衆回線
を利用して送信される情報であることを特徴とする請求
項１６または１７記載の録画予約管理装置。
【請求項２１】前記番組情報は、あらかじめ番組情報を
記憶している記憶媒体からの情報であることを特徴とす
る請求項１６または１７記載の録画予約管理装置。
【請求項２２】前記番組情報は、ページャ基地局から送
信される情報であることを特徴とする請求項１６または
１７記載の録画予約管理装置。