JP3427509B2 - オーディオビデオシステムの制御方法 - Google Patents

オーディオビデオシステムの制御方法

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JP3427509B2
JP3427509B2 JP23028094A JP23028094A JP3427509B2 JP 3427509 B2 JP3427509 B2 JP 3427509B2 JP 23028094 A JP23028094 A JP 23028094A JP 23028094 A JP23028094 A JP 23028094A JP 3427509 B2 JP3427509 B2 JP 3427509B2
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典子 小田部
真 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数のAV機器から
なるオーディオビデオシステムの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機、VTR、ビデオデ
ィスクプレーヤ、衛星放送チューナ等、複数のAV機器
を組み合わせてAVシステムが構築される。このような
AVシステムを構築することで、各AV機器間で編集や
ダビングを行ったり、衛星放送の受信画面をテレビジョ
ン受像機に映出したり、VTRに記録したり等、多数の
処理が行なえる。ところが、多数のAV機器を組み合わ
せると、これらの処理を行わせるための操作が複雑化す
る。例えば、タイマー設定を行う場合、AVシステム中
の個々のAV機器をタイマー設定しなければならず、複
数のAV機器を使用している場合には、タイマー設定操
作や設定状態の確認が非常に困難になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、複数のA
V機器を組み合わせて構成されるAV機器では、タイマ
ー設定が困難である。タイマーを、システム全体で管
理、設定できるようにすれば、AVシステムにおけるタ
イマー設定操作や設定状態の確認が容易になると考えら
れる。
【0004】また、タイマー録画開始と同時に、録画す
る画面がテレビジョン受像機に映出されるような機能が
備えられていると、タイマー録画したが忘れていた場合
に、予約録画を開始できると共に、テレビジョン受像機
で録画内容をモニターでき、便利である。
【0005】更に、ユーザーの希望した時刻に、テレビ
ジョン、ビデオディスク、コンパクトディスク、VTR
等、希望のソース機器の動作をさせることができれば目
覚しに利用でき、従来のラジオやアラーム音による目覚
し以上に、ユーザの好みを満足できる。
【0006】更に、タイマー記録の待機中に、待機中の
機器を使用したい場合ある。例えば、衛星放送チューナ
のタイマーを設定して待機している間に、衛星放送を見
たい場合がある。このような場合に、タイマー待機を無
効にすることなく、その機器を使用できれば便利であ
る。
【0007】更に、例えば、タイマー記録の予約数が多
い場合、あるいはタイマー予約設定時間が長時間の場合
に、複数のVTRを切り替えて使用すると、テープ残量
の不足によ記録の失敗が回避でき、便利である。
【0008】更に、外付けの衛星放送チューナと連動し
てVTRのタイマーを設定できれば、衛星放送チューナ
を内蔵していないVTRで衛星放送の番組を記録する際
に、便利である。
【0009】この発明は、システム全体としてタイマー
の管理、設定が可能とされ、タイマー設定の操作性が改
善されたオーディオビデオシステムの制御方法を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、オーディオ
ビデオセンターと、オーディオビデオセンターに制御バ
スを介して接続された複数のオーディオビデオ機器とか
らなるオーディオビデオシステムの制御方法において、
オーディオビデオセンターにタイマーが設定された場
合、タイマー設定時刻に達したか又はタイマー設定時間
が経過したらオーディオビデオセンターは、オーディオ
ビデオシステムを構成するソース機器及びデスティネー
ション機器に入力切り替えコマンドを送り、ソース機器
からデスティネーション機器への信号経路を形成し、
記オーディオビデオシステム中の映像出力機器を動作状
態にすると共に、ソース機器にチャンネル設定等の動作
コマンドを送り、デスティネーション機器に録画開始コ
マンドを送り、ソース機器からの信号がデスティネーシ
ョン機器に記録されると共に、このときの記録画面がオ
ーディオビデオシステム中の映像出力機器に映出され、
デスティネーション側の機器にタイマーが設定されてい
る場合は、タイマー設定時刻に達すると又はタイマー設
定時間が経過すると、デスティネーション側の機器はオ
ーディオビデオセンターに信号経路を形成するためのコ
マンドを与えオーディオビデオセンターは、ソース機器
及びデスティネーション機器に対して入力切り替えコマ
ンドを送り、ソース機器からデスティネーション機器へ
の信号経路を形成し、オーディオビデオシステム中の映
像出力機器を動作状態にすると共に、ソース機器にチャ
ンネル設定等の動作コマンドを送り、ソース機器からの
信号がデスティネーション機器に記録されると共に、こ
のときの記録画面がオーディオビデオシステム中の映像
出力機器に映出されるようにしたことを特徴とするオー
ディオビデオシステムの制御方法である。
【0011】この発明は、オーディオビデオセンター
と、オーディオビデオセンターに制御バスを介して接続
された複数のオーディオビデオ機器とからなるオーディ
オビデオシステムの制御方法において、イマー設定時
刻に達する前又はタイマー設定時間が経過する前に、タ
イマー設定されているオーディオビデオ機器に使用要求
があったら、タイマー設定を一時的に中止してこのオー
ディオビデオ機器を使用可能とし、オーディオビデオ機
器の使用が終了するかあるいはオーディオビデオ機器が
使用中でもタイマー設定時刻に達したときはタイマー設
定状態に復帰させるようにし、処理を中止したことの警
告や注意をオーディオビデオシステム中の映像出力機器
に映出することを特徴とするオーディオビデオシステム
の制御方法である。
【0012】この発明は、オーディオビデオセンター
と、オーディオビデオセンターに制御バスを介して接続
された複数のオーディオビデオ機器とからなるオーディ
オビデオシステムの制御方法において、ダビングや編集
等を行うときは、オーディオビデオセンターでアドレス
に基づいて、ソース機器とデスティネーション機器とに
入出力切り替えコマンドを転送し、入出力切り替えコマ
ンドに基づいて、ソース機器とデスティネーション機器
の入出力セレクタが切り替えられ、ソース機器とデステ
ィネーション機器との間の信号経路が設定され、信号経
路を使って、ソース機器からデスティネーション機器に
向けて、信号が転送され、デスティネーション側機器の
記録媒体終了位置に近づいたなら、オーディオビデオ機
器中のデスティネーション機器以外のものを新たなデス
ティネーション機器とし、デスティネーション機器を新
たなデスティネーション機器に切り替えるようにした
とを特徴とするオーディオビデオシステムの制御方法で
ある。
【0013】
【0014】
【0015】
【作用】タイマー記録テレビジョンオン機能により、タ
イマー記録開始時に、録画内容がテレビジョン受像機の
画面に映出される。システムウェイクアップ機能によ
り、タイマー設定時刻になると、例えばVTRの再生画
面が映出されるので、目覚しに利用できる。タイマー記
録寄り道機能により、例えば衛星放送チューナのタイマ
ーを設定して待機している間に、タイマー待機を無効に
することなく、衛星放送チューナを使うことできる。デ
ッキリレータイマー機能により、タイマーの予約設定時
間が長い場合に、複数のVTRを切り替えて使用するこ
とができる。外付け衛星チューナタイマー機能により、
外付けの衛星放送チューナと連動して、タイマー設定が
行なえる。
【0016】
【実施例】
a.システムの全体構成 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。図1及び図2は、この発明が適用されたAVシス
テムの一例である。この例では、テレビジョン受像機1
と、4つのVTR2〜5と、ビデオディスクプレーヤ6
と、衛星放送チューナ7とからAVシステムが構築され
ている。
【0017】テレビジョン受像機1は、図2に示すよう
に、チューナ回路11と、ビデオ信号処理回路12と、
CRTディスプレイ13とを備えていると共に、動作管
理を行うコントローラ14が備えられる。テレビジョン
受像機1には、アンテナから受信信号が供給されると共
に、入出力セレクタ16を介して、信号が入出力され
る。入出力セレクタ16は、コントローラ14により制
御可能とされている。そして、電源回路17から電源が
与えられる。電源回路17は、コントローラ14によ
り、制御可能とされている。
【0018】第1のVTR2は、チューナ回路21と、
ビデオ信号の記録再生処理を行う記録再生回路22が備
えられると共に、動作管理を行うコントローラ23が備
えられる。VTR2には、アンテナから受信信号が供給
されると共に、入出力セレクタ24を介して、信号が入
出力される。入出力セレクタ24は、コントローラ23
により制御可能とされている。そして、電源回路25か
ら電源が与えられる。電源回路25は、コントローラ2
3により、制御可能とされている。
【0019】同様に、第2のVTR3は、チューナ回路
31と、ビデオ信号の記録再生処理を行う記録再生回路
32が備えられると共に、動作管理を行うコントローラ
33が備えられ、入出力セレクタ34を介して信号が入
出力され、電源回路35はコントローラ33により制御
可能とされている。
【0020】第3のVTR4は、チューナ回路41と、
ビデオ信号の記録再生処理を行う記録再生回路42が備
えられると共に、動作管理を行うコントローラ43が備
えられ、入出力セレクタ44を介して信号が入出力さ
れ、電源回路45はコントローラ43により制御可能と
されている。
【0021】第4のVTR5は、チューナ回路51と、
ビデオ信号の記録再生処理を行う記録再生回路52が備
えられると共に、動作管理を行うコントローラ53が備
えられ、入出力セレクタ54を介して信号が入出力さ
れ、電源回路5はコントローラ3により制御可能と
されている。
【0022】ビデオディスクプレーヤ6は、ピックアッ
プ62からの再生信号を復調する再生回路61と、動作
管理を行うコントローラ63が設けられる。ビデオディ
スクプレーヤ6の再生信号は、出力セレクタ64を介し
て出力される。出力セレクタ64は、コントローラ63
により制御可能とされている。そして、電源回路65か
ら電源が与えられる。電源回路65は、コントローラ6
3により、制御可能とされている。
【0023】衛星放送チューナ7は、衛星放送チューナ
回路71と、動作管理を行うコントローラ72が設けら
れる。衛星放送チューナ7の再生信号は、出力セレクタ
73を介して出力される。出力セレクタ73は、コント
ローラ72により制御可能とされている。そして、電源
回路74から電源が与えられる。電源回路74は、コン
トローラ72により、制御可能とされている。
【0024】この発明が適用できるAVシステムでは、
AVセンターに対して子機のAV機器が接続でき、更
に、孫機までのAV機器の接続まで許されている。
【0025】すなわち、図1及び図2に示すように、テ
レビジョン受像機1がAVセンターとされる。このAV
センターとなるテレビジョン受像機1に対して、第4の
VTR5、第1のVTR2、第2のVTR3が子機のA
V機器として接続される。子機のVTR5に対して、更
に、ビデオディスクプレーヤ6が孫機として接続され
る。また、子機のVTR2に対して、衛星チューナ7と
第3のVTR4とが孫機のAV機器として接続される。
【0026】図2に示すように、AVセンターのテレビ
ジョン受像機1のコントローラ14と、各AV機器2〜
7のコントローラ23、33、43、53、63、72
との間は、バス9により双方向に接続されている。AV
センターとなるテレビジョン受像機1のコントローラ1
4は、例えば以下に示すように、アドレスを使って、ど
のような種類のAV機器がどこにあり、各AV機器はど
のような動作が可能なのかを認識している。
【0027】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− アドレス 機器名 2か国語対応 衛星放送受信 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ADR−01 テレビジョン受像機 可 不可 ADR−11 第4VTR 不可 不可 ADR−12 第1VTR 可 不可 ADR−13 第2VTR 可 可 ADR−21 VDP 可 * ADR−22 衛星放送チューナ 可 可 ADR−23 第3VTR 可 不可 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0028】ダビングや編集等を行うときには、AVセ
ンターで、アドレスに基づいて、ソースとなるAV機器
とデスティネーションとなるAV機器とに入出力切り替
えコマンドが転送される。この入出力切り替えコマンド
に基づいて、各入出力セレクタ16、24、34、4
4、54、64、73が切り替えられ、ソースとなるA
V機器とデスティネーションとなるAV機器との間の信
号経路が設定される。この信号経路を使って、ソースと
なるAV機器からデスティネーションとなるAV機器に
向けて、信号が転送される。
【0029】このシステムには、タイマー記録開始時
に、録画内容がテレビジョン受像機の画面に映出される
ようなタイマー記録テレビジョンオン機能が備えられて
いる。
【0030】また、このシステムには、タイマー設定時
刻になると又はタイマー設定時間を経過すると、例えば
VTRの再生画面が再生されたり、CDプレーヤが再生
されたりするシステムウェイクアップ機能が備えられて
おり、これは、目覚しに利用できる。
【0031】更に、タイマー待機中に、待機中の機器を
使用できるようにしたタイマー記録寄り道機能を有して
おり、これは、例えば衛星放送チューナのタイマーを設
定して待機している間に衛星放送を見たい場合に、タイ
マー待機を無効にすることなく衛星放送チューナを使う
ような場合に利用できる。
【0032】更に、タイマー記録の予約数が多い場合、
あるいはタイマー予約設定時間が長時間の場合に、複数
のVTRを切り替えて使用するようなデッキリレータイ
マー機能が備えられている。
【0033】更に、外付けの衛星放送チューナと連動し
てVTRのタイマーを設定することができるようにした
外付け衛星チューナタイマー記録機能が備えられてい
る。
【0034】b.タイマー記録テレビジョンオン機能 先ず、タイマー記録テレビジョンオン機能について説明
する。テレビジョンオン機能は、タイマー記録開始時
に、録画内容がテレビジョン受像機の画面に映出される
ような機能である。図3及び図4は、タイマー記録テレ
ビジョンオン機能を説明するものである。図3は、AV
センター(テレビジョン受像機)が実行機能を持つ場合
を示す。
【0035】AVセンターには、タイマーが設定されて
いる。タイマー設定時刻に達すると又はタイマー設定時
間が経過すると、AVセンターは、ソース機器(例え
ば、衛星チューナ)及びデスティネーション機器(録画
用VTR)に対して入力切り替えコマンドを送り、ソー
ス機器からデスティネーション機器への信号経路を形成
する。信号経路が形成されたら、テレビジョン受像機を
動作状態にすると共に、AVセンターは、ソース機器に
チャンネル設定等の動作コマンドを送り、デスティネー
ション機器に録画開始コマンドを送る。これにより、ソ
ース機器からの信号がデスティネーション機器に記録さ
れると共に、このときの記録画面がテレビジョン受像機
に映出される。タイマー終了時刻に達すると又はタイマ
ー終了時間が経過すると、AVセンターは、デスティネ
ーション機器に録画終了コマンドを送ると共に、テレビ
ジョン受像機をオフにする。それから、AVシステム中
のAV機器の電源をオフにする。
【0036】図4は、デスティネーション側の機器(V
TR)が実行機能を持つ場合を示している。この場合、
デスティネーション側の機器に、タイマーが設定されて
いる。タイマー設定時刻に達すると又はタイマー設定時
間が経過すると、デスティネーション側の機器はAVセ
ンターに対して、「信号経路を形成するために入出力切
り替え、タイマー記録TVオン動作をしろ」というコマ
ンドを与える。AVセンターは、このコマンドを受け取
ると、ソース機器及びデスティネーション機器に対して
入力切り替えコマンドを送り、ソース機器からデスティ
ネーション機器への信号経路を形成し、信号経路が形成
されたら、テレビジョン受像機を動作状態にすると共
に、ソース機器にチャンネル設定等の動作コマンドを送
る。これにより、ソース機器からの信号がデスティネー
ション機器に記録されると共に、このときの記録画面が
テレビジョン受像機に映出される。タイマー終了時刻に
達すると又はタイマー終了時間が経過すると、AVセン
ターにタイマー終了が送られ、AVセンターは、テレビ
ジョン受像機をオフする。それから、AVシステムの中
のAV機器の電源をオフする。
【0037】c.システムウェイクアップ機能 図5及び図6は、システムウェイクアップ機能を説明す
るものである。システムウェイクアップ機能は、タイマ
ー設定時刻になると又はタイマー設定時間を経過する
と、例えばVTRの再生画面が再生されたり、CDプレ
ーヤが再生されたりする機能で、目覚しに利用できる。
図5は、AVセンター(テレビジョン受像機)が実行機
能を持つ場合を示す。
【0038】AVセンターには、どの機器にどのような
動作を行わせるかという情報が設定されていると共に、
タイマーが設定されている。タイマー設定時刻に達する
と又はタイマー設定時間が経過すると、AVセンター
は、所定のAV機器が再生できるように入力切り替えコ
マンドを送り、信号経路を形成する。信号経路が形成さ
れると、AVセンターは、選局コマンドや再生コマンド
等、予め設定されている動作に応じた必要なコマンドを
各AV機器に送る。
【0039】図6は、各AV機器が実行機能を持つ場合
を示す。AV機器には、どの機器にどのような動作を行
わせるかという情報が設定されていると共に、タイマー
が設定されている。タイマー設定時刻に達すると又はタ
イマー設定時間が経過すると、AV機器はAVセンター
に、「所定のAV機器が再生できるように入力を切り替
え、所定の動作を行わせろ」というコマンドを送る。A
Vセンターは、このコマンドを受け取ると、所定のAV
機器が再生できるように信号経路を形成し、信号経路が
形成されると、選局コマンドや再生コマンド等、予め設
定されている動作に応じた必要なコマンドを各AV機器
に送る。
【0040】このようなシステムウェイクアップ機能に
より、VTRやビデオディスクを再生させたり、衛星放
送の受信画面を再生させて、目覚しに用いるようなこと
が可能になる。
【0041】d.タイマー記録寄り道機能 図7は、タイマー記録寄り道機能を説明するものであ
る。タイマー記録寄り道機能は、タイマー待機中に、待
機中の機器を使用できるようにした機能で、例えば衛星
放送チューナのタイマーを設定して待機している間に衛
星放送を見たい場合に、タイマー待機を無効にすること
なく衛星放送チューナを使うような場合に利用できる。
【0042】図7に示すように、タイマー設定中のAV
機器(例えば、衛星放送チューナ)を一時的に動作させ
たいときには、AVセンターは、「そのAV機器の入出
力を切り替えろ」というコマンドを送る。タイマー設定
中のAV機器は、タイマー設定中なので、AVセンター
に対して「要求を拒否」を送る。AVセンターは、タイ
マー寄り道機能が設定されている場合には、「タイマー
待機中にかかわらず、そのAV機器をつなげろ」という
コマンドを送る。これに呼応して、AV機器は、タイマ
ー設定動作を一旦中止し、AVセンターに入出力切り替
え許可を与える。AVセンターは、入力切り替え許可を
受け取ると、そのAV機器をAVセンターにつなげ、そ
れから、そのAV機器の動作を開始させる。そのAV機
器の動作が不要になると、AVセンターはAV機器にそ
の旨を知らせ、それから、AV機器は、元のタイマー設
定状態に復帰する。なお、このようなタイマー寄り道動
作を行っている間に、タイマー設定時間になったら、タ
イマー動作を優先させる。
【0043】例えば、AVシステム中に衛星放送受信可
能VTRがあり、このVTRのみがシステム中で衛星放
送受信が可能であるような場合、この衛星放送受信可能
なVTRがタイマー設定中であると、通常では、衛星放
送が見られない。このようなタイマー記録寄り道機能を
使うと、衛星放送受信可能なVTRがタイマー設定中で
も、このVTRのタイマー設定を一旦中止して、信号経
路を設定して、受信動作させることができ、衛星放送を
見ることができるようになる。
【0044】なお、タイマー記録寄り道機能を使う際に
も、タイマー記録を優先して行うことが必要であるの
で、タイマー記録寄り道機能の実行時には、ユーザに対
する何らかの警告、注意を行うことが望ましい。具体的
には、タイマー記録寄り道機能実行開始時にタイマー予
約待機状態であることを知らせること、タイマー予約用
に用意した記録メディアが取り出されたままの状態でタ
イマー記録開始時刻が来た場合には、その旨と共にメデ
ィアを元に戻すような内容のメッセージを表示するこ
と、タイマー記録開始時刻が来てタイマー記録寄り道機
能の処理が中止されたら、タイマー記録開始によりタイ
マー記録寄り道機能の処理を中止したことを知らせるこ
と、である。警告や注意は、例えば、テレビジョン受像
機上にメッセージをスーパーインポーズすることにより
行われる。
【0045】e.デッキリレータイマー記録機能 図8及び図9は、デッキリレータイマー記録機能を示す
ものである。デッキリレータイマー記録機能は、例えば
タイマー記録の予約数が多い場合、あるいはタイマー予
約設定時間が長時間の場合に、複数のVTRを切り替え
て使用するような機能である。図8は、AVセンター側
が実行機能を持つ場合を示している。
【0046】タイマー設定時刻に到達すると又はタイマ
ー設定時間が経過すると、AVセンターは、ソース側の
AV機器(例えば衛星放送チューナ)からデスティネー
ション側のAV機器(VTR)までの信号経路を設定す
る。そして、ソース側の機器にチャンネル設定等の動作
設定コマンドを送り、デスティネーション側の機器に記
録開始コマンドを送る。
【0047】記録時間が経過するにつれて、テープ
費していき、テープエンドに近づいていく。テープエン
ドに達する直前で、このデスティネーション側のAV機
器は、「メディアエンドである」という情報をAVセン
ターに送る。なお、メディアエンドであるという情報
は、デスティネーション機器の交換時間を考慮して、メ
ディアエンドに達する少し前に送られる。AVセンター
は、「メディアエンドである」という情報を受け取る
と、他のデスティネーション機器(他のVTR)に入出
力を切り替える。そして、それまでのデスティネーショ
ン側のAV機器の録画を停止させ、新たなデスティネー
ション側のAV機器に記録開始コマンドを与える。
【0048】なお、どのVTRを最初のデスティネーシ
ョン機器にし、次に、どのVTRをデスティネーション
機器にするかということは、予め決めておくことができ
る。また、AVシステム内のVTRが何台あり、その中
で記録可能なものはどれであり、そのメディア記録時間
はどのくらいであるかという情報が予め分かっていれ
ば、これらの情報を基に、デスティネーション機器の順
番を決めておける。
【0049】図9は、AV機器が実行機能を持つ場合を
示している。タイマー設定時刻に到達すると又はタイマ
ー設定時間が経過すると、AVセンターは、ソース側の
AV機器(例えば衛星放送チューナ)からデスティネー
ション側のAV機器(VTR)までの信号経路を設定す
る。そして、ソース側の機器にチャンネル設定等の動作
設定コマンドを送り、デスティネーション側の機器は録
画を開始する。
【0050】記録時間が経過するにつれて、テープ
費していき、テープエンドに近づいていく。テープエン
ドに達する直前で、このデスティネーション側のAV機
器は、「メディアエンドである」という情報をAVセン
ターに送る。
【0051】AVセンターは、「メディアエンドであ
る」という情報を受け取ると、他のデスティネーション
機器(他のVTR)に入出力を切り替える。そして、そ
れまでのデスティネーション側のAV機器の録画を停止
し、新たなデスティネーション側のAV機器に録画開始
コマンドを与える。
【0052】この機能は、複数のVTRで切り替えなが
ら記録を行うことができ、実質的に記録時間が延長で
き、タイマー記録を行う際に予約数が多い場合や設定時
間が長い場合に便利である。
【0053】f.外付け衛星チューナタイマー記録機能 図10及び図11は、外付け衛星チューナタイマー記録
機能を示すものである。外付け衛星チューナタイマー記
録機能は、外付けの衛星放送チューナと連動してVTR
のタイマーを設定することができるようにした機能であ
る。図10は、VTR側が実行機能を持つ場合を示して
いる。
【0054】図10に示すように、タイマー開始時刻に
なると、AVセンターに「外部衛星チューナが繋がるよ
うに入力を切り替えろ」というコマンドが送られる。こ
のコマンドを受けると、AVセンターは、入力切り替え
実行コマンドをチューナ等のAV機器に送り、外部チュ
ーナからVTRまでの信号経路を形成する。VTRは、
信号経路の作成を待って、接続された外部衛星チューナ
のアドレスを得る。VTRは、外部衛星チューナに希望
のチャンネル選局コマンドを送り、選局完了を待って録
画を開始する。タイマー録画終了時刻になったら、VT
Rは録画を中止する。そして、VTRはAVセンターに
オールオフフィーチャコマンドを送る。AVセンター
は、オールオフフィーチャコマンドを受けると、各AV
機器をパワーオフする。なお、VTRがAVセンターに
信号経路上の各機器のアドレスを聞き、必要な機器にパ
ワーオフコマンドを送ることも考えられる。
【0055】図11は、AVセンターが実行機能を持つ
場合を示している。図11に示すように、タイマー設定
時刻になると、衛星チューナを検索し、衛星チューナと
VTRとの間で信号経路が形成できるように、入出力を
切り替える。そして、衛星チューナに選局コマンドを送
り、選局完了を待って録画を開始する。タイマー録画終
了時刻になったら、信号経路上の各AV機器をパワーオ
フコマンドを送り、各AV機器をパワーオフさせる。
【0056】更に、VTRがAVセンターに実行機能を
引き渡すようにすることも考えられる。この場合、タイ
マー設定時刻になったら、VTRはAVセンターに実行
開始を伝える。AVセンターは、AVセンターが実行機
能を持つ場合と同様の手順で、信号経路を作成し、この
機能を実行する。タイマー終了時刻になったら、VTR
はAVセンターに機能の実行終了を伝える。AVセンタ
ーは、オールオフフィーチャコマンドを受けると、各A
V機器をパワーオフする。
【0057】
【発明の効果】この発明によれば、タイマー記録テレビ
ジョンオン機能るより、タイマー記録開始時に、録画内
容がテレビジョン受像機の画面に映出される。システム
ウェイクアップ機能により、タイマー設定で時刻になる
と、例えばVTRの再生画面が映出されるので、目覚し
に利用できる。タイマー記録寄り道機能により、例えば
衛星放送チューナのタイマーを設定して待機している間
に、タイマー待機を無効にすることなく、衛星放送チュ
ーナを使うことできる。デッキリレータイマー機能によ
り、タイマーの予約設定時間が長い場合に、複数のVT
Rを切り替えて使用することができる。外付け衛星チュ
ーナタイマー機能により、外付けの衛星放送チューナと
連動して、タイマー設定が行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されるAVシステムの概要を示
す斜視図である。
【図2】この発明が適用されるAVシステムの一例を示
すブロック図である。
【図3】この発明の一実施例の説明に用いるフロー図で
ある。
【図4】この発明の一実施例の説明に用いるフロー図で
ある。
【図5】この発明の一実施例の説明に用いるフロー図で
ある。
【図6】この発明の一実施例の説明に用いるフロー図で
ある。
【図7】この発明の一実施例の説明に用いるフロー図で
ある。
【図8】この発明の一実施例の説明に用いるフロー図で
ある。
【図9】この発明の一実施例の説明に用いるフロー図で
ある。
【図10】この発明の一実施例の説明に用いるフロー図
である。
【図11】この発明の一実施例の説明に用いるフロー図
である。
【符号の説明】
1 テレビジョン受像機 2〜5 VTR 6 ビデオディスクプレーヤ 7 衛星放送チューナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小田部 典子 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 佐藤 真 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 塚本 純一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−64092(JP,A) 特開 平4−209349(JP,A) 実開 平3−57733(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/02 373 H04N 5/765 H04N 5/7826

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーディオビデオセンターと、上記オー
    ディオビデオセンターに制御バスを介して接続された複
    数のオーディオビデオ機器とからなるオーディオビデオ
    システムの制御方法において、上記オーディオビデオセンターにタイマーが設定された
    場合、 タイマー設定時刻に達したか又はタイマー設定時間が経
    したら上記オーディオビデオセンターは、 上記オーディオビデオシステムを構成するソース機器及
    びデスティネーション機器に入力切り替えコマンドを送
    り、ソース機器からデスティネーション機器への信号経
    路を形成し、記オーディオビデオシステム中の映像出
    力機器を動作状態にすると共に、 ソース機器にチャンネル設定等の動作コマンドを送り、
    デスティネーション機器に録画開始コマンドを送り、ソ
    ース機器からの信号がデスティネーション機器に記録さ
    れると共に、このときの記録画面が上記オーディオビデ
    オシステム中の 映像出力機器に映出され、 デスティネーション側の機器にタイマーが設定されてい
    る場合は、 タイマー設定時刻に達すると又はタイマー設定時間が経
    過すると、デスティネーション側の機器は上記オーディ
    オビデオセンターに信号経路を形成するためのコマンド
    を与え上記オーディオビデオセンターは、ソース機器及
    びデスティネーション機器に対して入力切り替えコマン
    ドを送り、ソース機器からデスティネーション機器への
    信号経路を形成し、上記オーディオビデオシステム中の
    映像出力機器を動作状態にすると共に、 ソース機器にチャンネル設定等の動作コマンドを送り、
    ソース機器からの信号がデスティネーション機器に記録
    されると共に、このときの記録画面が上記オーディオビ
    デオシステム中の映像出力機器に映出される ようにした
    ことを特徴とするオーディオビデオシステムの制御方
    法。
  2. 【請求項2】 オーディオビデオセンターと、上記オー
    ディオビデオセンターに制御バスを介して接続された複
    数のオーディオビデオ機器とからなるオーディオビデオ
    システムの制御方法において、 イマー設定時刻に達する前又はタイマー設定時間が経
    する前に、上記タイマー設定されているオーディオビ
    デオ機器に使用要求があったら、上記タイマー設定を一
    時的に中止してこのオーディオビデオ機器を使用可能と
    し、 上記オーディオビデオ機器の使用が終了するかあるいは
    上記オーディオビデオ機器が使用中でも上記タイマー設
    定時刻に達したときは上記タイマー設定状態に復帰させ
    るようにし、 処理を中止したことの警告や注意を上記オーディオビデ
    オシステム中の映像出力機器に映出する ことを特徴とす
    るオーディオビデオシステムの制御方法。
  3. 【請求項3】 オーディオビデオセンターと、上記オー
    ディオビデオセンターに制御バスを介して接続された複
    数のオーディオビデオ機器とからなるオーディオビデオ
    システムの制御方法において、ダビングや編集等を行うときは、上記オーディオビデオ
    センターでアドレスに基づいて、ソース機器とデスティ
    ネーション機器とに入出力切り替えコマンドを転送し、
    上記入出力切り替えコマンドに基づいて、上記ソース機
    器と上記デスティネーション機器の入出力セレクタが切
    り替えられ、上記ソース機器と上記デスティネーション
    機器との間の信号経路が設定され、上記信号経路を使っ
    て、上記ソース機器から上記デスティネーション機器に
    向けて、信号が転送され、 上記デスティネーション側機器の記録媒体終了位置に近
    づいたなら、上記オーディオビデオ機器中の上記デステ
    ィネーション機器以外のものを新たなデスティネーショ
    ン機器とし、上記デスティネーション機器を上記新たな
    デスティネーション機器に切り替えるようにした ことを
    特徴とするオーディオビデオシステムの制御方法。
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