JPH10243374A - 画像音声情報配信システム - Google Patents

画像音声情報配信システム

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Publication number
JPH10243374A
JPH10243374A JP9043742A JP4374297A JPH10243374A JP H10243374 A JPH10243374 A JP H10243374A JP 9043742 A JP9043742 A JP 9043742A JP 4374297 A JP4374297 A JP 4374297A JP H10243374 A JPH10243374 A JP H10243374A
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audio
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Application number
JP9043742A
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English (en)
Inventor
Makoto Ikushima
誠 幾島
Masakazu Hamaguchi
昌和 濱口
Yukari Sakuramoto
ゆかり 桜本
Yasuhiko Kasai
康彦 笠井
Yasuhiro Sato
康浩 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像音声端末或いは画像音声情報ごとの個別
の様々な制御を実現可能とし、画像音声端末或いは画像
音声情報の追加や変更作業を簡略化すること。 【解決手段】 画像音声配信装置と、画像音声端末と、
端末通信手段,配信装置通信手段,管理手段,付帯情報
テーブル,端末情報テーブル,記憶手段,テーブル変更
手段を具備するシステム管理装置と、で構成される画像
音声情報配信システムにおいて、画像音声端末は、ユー
ザからの要求に応じてシステム管理装置に画像音声情報
の配信を要求するとともに、配信される画像音声情報を
ユーザに表示し、システム管理装置は、画像音声端末か
らの要求と、付帯情報テーブルおよび端末情報テーブル
の情報に応じて、画像音声配信装置に画像音声情報の配
信を要求し、画像音声配信装置は、システム管理装置か
らの要求に応じて画像音声情報を配信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像音声情報を配
信するシステムに係り、特に、画像音声情報の端末ごと
の配信制御を実現するとともに、画像音声情報もしくは
端末の追加や削除を行った場合に、配信制御内容の変更
を容易に行ない得る画像音声情報配信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、画像音声信号を個別のユーザに配
信するシステムとしては、いわゆる有線テレビ放送(以
下、CATVと記す)が知られている。このCATVで
は、配信元とユーザが、チューナとケーブルで接続され
ており、ユーザがチャンネルを選択し番組を視聴するも
のである。しかし、従来のCATVシステムでは、ユー
ザが見たい時に見たい番組を任意の場所から視聴するこ
とはできなかった。
【0003】一方、ホテルなどにおいては、ユーザが見
たい時に見たい番組を任意の場所から視聴することを可
能とするシステムとして、特開平4−505081号公
報に記されているシステムがある。このシステムでは、
複数台のVTRをホテルのセンターに用意しておき、ま
ず、センターは各客室の端末に対してメニュー画面を送
信し、端末は送信されてきたメニューを表示する。客室
のユーザは、そのメニューを見て視聴を希望するビデオ
ソースをリモコンにより選択する。端末は、ユーザが視
聴を希望するビデオソース(記録媒体としてはVTRカ
セット)が格納されているVTRの起動を意味する制御
命令を、センターに送信する。センターは、指定された
VTRを起動し、再生ビデオ信号を端末に対し送信す
る。
【0004】こうしたシステムは、先着順優先にするに
しても、ある程度客室数に応じた台数のVTRが必要で
あるため、ホテルなどのように視聴者数が少ない場合に
は有効であるが、CATVのように多数の視聴者を対象
とするものには向かない。
【0005】しかしながら近年では、「日経コミュニケ
ーション」1994年4月4日号の第82頁〜第83頁
に記載されているように、複数の映画や番組などの画像
音声情報をMPEG(Moving Picture Expert Group )
などの画像音声圧縮方式により圧縮して、デジタル信号
としてハードディスクなどの高速読み出しが可能な大容
量記憶手段に記録し、例えばタイトル名のような、画像
音声情報ごとに固有に割り当てられた画像音声情報識別
子を指定することにより、その画像音声情報の読み出
し、伸長および再生を行なう、ビデオサーバーと称され
る画像音声配信装置が現われてきた。ビデオサーバーと
しては、圧縮したデジタル画像音声信号をそのまま配信
するものと、配信する前に圧縮信号を伸長・再生して、
アナログ画像音声信号として配信するものがある。
【0006】こうした装置は、高速読み出しが可能なた
め、複数のタイトルを同時に読み出すことが可能であ
り、従来の複数のVTRの代わりに利用することができ
る。この場合は、従来、端末から各VTRを指定した代
わりに、ビデオサーバーに対して画像音声情報識別子を
指定して、希望の画像音声情報の配信制御をすることに
なる。ビデオサーバーを利用することにより、特開平7
−336317号公報に記載されているように、ユーザ
が見たい時に見たい番組を任意の場所から視聴できるシ
ステム、いわゆるビデオ・オン・デマンドシステム(以
下、VODシステムと記す)を実現することが可能であ
る。また同時に読み出すことができる画像音声情報の数
によっては、CATVなどの多数の視聴者を対象とする
サービスにおいても、VODシステムを実現することが
できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特開平7−33631
7号公報に記載されているように、従来のVODシステ
ムを用いることにより、ユーザが見たい番組を見たいと
きに視聴できるシステムを実現することができる。しか
しながら、番組の具体的な配信制御の方法や、番組を追
加もしくは削除したときに、配信制御内容を変更する手
段については、特に言及されていない。同様に、端末を
操作するユーザが変化したり、端末を追加・削除もしく
は交換したりした場合に、配信制御内容を変更する手段
についても、特に言及されていない。
【0008】VODシステムを実際の商用システムをし
て用いる、例えばホテルなどで用いる場合を考えると、
番組もしくはユーザや端末ごとに個別の、より具体的な
配信制御として、ユーザが未成年者である場合に成人映
画の視聴を禁止する方法や、ユーザが視聴を一旦中断し
た後に再び中断した位置から視聴を開始する、いわゆる
継続視聴の方法や、映画などの予告編再生を行う方法
や、番組ごとに早送りなどの特殊再生を禁止する方法な
ど、が必要になる。
【0009】本発明では、予告編再生は本編中からの任
意の2点間再生により実現するため、特に映画のみ適用
される方法ではなく、他の様々な用途に使用することが
できる。また、映画などの番組をビデオサーバーに追加
した場合は、その番組に対する、先に述べたような未成
年視聴禁止や特殊再生禁止などの配信制御情報を容易に
設定する必要がある。
【0010】本発明は、番組ごと、もしくは端末やユー
ザごとに、上記のような具体的な配信制御を実現すると
ともに、番組や端末の追加や削除などに対しても、容易
に配信制御情報の設定ができるVODシステムを提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した本発明の目的
は、画像音声配信装置、システム管理装置、および、画
像音声端末を有する画像音声情報配信システムにおい
て、画像音声配信装置は、画像音声情報を少なくとも1
つ以上の複数記憶していて、システム管理装置からの第
1の制御命令に応じて、本画像音声配信装置に記憶され
ている画像音声情報を、少なくとも1つ以上同時に画像
音声端末に配信するものであり、画像音声端末は、シス
テム管理装置に対し、第2の制御命令を送信して画像音
声配信装置に記憶されている画像音声情報の配信を要求
するとともに、画像音声配信装置から配信される画像音
声情報の受信および表示を行うものであり、システム管
理装置は、画像音声端末と通信するための端末通信手段
と、画像音声配信装置と通信するための配信装置通信手
段と、画像音声端末および画像音声配信装置との通信を
管理する管理手段と、画像音声配信装置に記憶されてい
る画像音声情報ごとの配信制御情報を記載した付帯情報
テーブルと、画像音声端末ごとの端末情報が記載されて
いる端末情報テーブルと、付帯情報テーブルおよび端末
情報テーブルを記憶しておく記憶手段とを有し、システ
ム管理装置は、端末通信手段により受信した第2の制御
命令および配信制御情報および端末情報に応じて、第1
の制御命令を送信して画像音声配信装置における前記画
像音声情報の配信を制御する、ように構成することによ
り達成できる。
【0012】斯様な本発明による画像音声情報配信シス
テムを用いれば、システム管理装置が、画像音声端末か
ら送信される画像音声情報の配信を要求する第2の制御
命令を受信したときに、端末情報テーブルを参照して、
第2の制御命令を送信した画像音声端末の端末情報を取
得すると同時に、付帯情報テーブルを参照して、要求さ
れた画像音声情報に関する配信制御情報を取得し、第2
の制御命令および端末情報および配信制御情報に応じ
て、画像音声配信装置に対する配信制御内容を決定する
ことになるので、画像音声端末ごと、もしくは画像音声
情報ごとに、個別の様々な配信制御が可能となる。
【0013】また、端末情報テーブルをシステム管理装
置に持ち、画像音声端末ごとの端末情報の管理をシステ
ム管理装置が一括して行うので、画像音声端末を画像音
声情報配信システムに追加した場合に、端末に対する作
業を必要とせず、システム管理装置にある端末情報テー
ブルの端末情報を追加するだけでよく、同様に端末を削
除した場合には、システム管理装置にある端末情報テー
ブルの端末情報を削除するだけでよいため、端末の追加
や削除に伴う作業が簡単で容易である。さらに、画像音
声端末を操作するユーザが変化したり、故障などの原因
ですでに画像音声情報配信システムに存在する画像音声
端末を別の画像音声端末に交換したことにより、端末情
報を変更する必要が生じた場合に、端末に対する変更作
業を必要とせず、システム管理装置にある端末情報テー
ブルの端末情報を変更するだけでよいため、端末情報の
変更作業が容易である。
【0014】さらに、付帯情報テーブルを前記システム
管理装置に持ち、画像音声情報ごとの配信制御情報の管
理をシステム管理装置が一括して行うので、画像音声配
信装置に画像音声情報を追加した場合に、端末に対する
作業を必要とせず、システム管理装置にある付帯情報テ
ーブルの配信制御情報を追加するだけでよく、同様に画
像音声情報を削除した場合には、システム管理装置にあ
る付帯情報テーブルの配信制御情報を削除するだけでよ
いため、画像音声情報の追加や削除に伴う作業が簡単で
容易である。また、すでに画像音声配信装置に記憶され
ている画像音声情報の配信制御情報を変更する必要が生
じた場合に、端末に対する変更作業を必要とせず、シス
テム管理装置にある付帯情報テーブルの配信制御情報を
変更するだけでよいため、配信制御情報の変更作業が容
易である。
【0015】一方、付帯情報テーブルに記載されている
配信制御情報を画像音声端末側に持たせ、先に述べたシ
ステム管理装置で行う配信制御情報による画像音声配信
装置に対する配信制御内容の決定を画像音声端末側で行
い、決定された配信制御内容に基づいて第2の制御命令
をシステム管理装置に送信する、といった方法も考えら
れるが、画像音声情報の配信制御情報を追加・削除もし
くは変更する場合に、全ての画像音声端末に対して配信
制御情報の変更作業が必要となり、変更作業が煩雑であ
る。本発明では、先ほども述べたように、システム管理
装置にある付帯情報テーブルの配信制御情報を変更する
だけでよいため、配信制御情報を画像音声端末側に持た
せる方法に比べても、変更作業が容易である。
【0016】同様に、端末情報テーブルに記載されてい
る端末情報を画像音声端末側に持たせ、システム管理装
置で行う端末情報による画像音声配信装置に対する配信
制御内容の決定を画像音声端末側で行い、決定された配
信制御内容に応じて第2の制御命令を送信する方法も考
えられるが、端末情報を変更する場合に、画像音声端末
に対して変更作業が必要となり、変更作業が煩雑とな
る。本発明では、先ほども述べたように、システム管理
装置にある端末情報テーブルの端末情報を変更するだけ
でよいため、端末情報を画像音声端末側に持たせる方法
に比べても、変更作業が容易である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を用いて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に
係る画像音声情報配信システムの構成図であり、本画像
音声情報配信システムは、画像音声配信装置100と、
画像音声端末110と、システム管理装置120とによ
って、主として構築されている。
【0018】画像音声配信装置100は、映画や番組等
の画像音声情報(以下、単に画像音声情報と記す)を表
わす圧縮画像音声信号を複数記録し、外部からの各種制
御命令(以下、第1の制御命令と総称する)によって選
択された圧縮画像音声信号の読み出しおよび伸長・再生
制御をし、外部に向けて再生信号を配信する。
【0019】画像音声端末110は、ユーザが視聴を希
望する画像音声情報の選択及び再生制御に関する操作を
受け、その操作に応じて各種制御命令(以下、第2の制
御命令と総称する)を送信し、画像音声配信装置100
から配信される再生信号の受信および表示を行う。
【0020】システム管理装置120は、画像音声端末
110から送信される第2の制御命令に応じて、第1の
制御命令を画像音声配信装置100に送信し、画像音声
配信装置100における画像音声情報の配信を制御す
る。
【0021】なお図1には、説明を容易にするため、画
像音声配信装置100、システム管理装置120、およ
び、画像音声端末110がそれぞれ1台ずつ示されてい
るが、本実施形態においては、画像音声配信装置100
に含まれる圧縮信号再生手段104は所定数まで増設が
可能で、増設した圧縮信号再生手段104の数に応じ
て、複数台の画像音声端末110をシステム管理装置1
20に接続して使用することができるものとする。
【0022】図1に示すように、画像音声配信装置10
0は、複数の画像音声情報の圧縮信号が記憶される記憶
手段101と、システム管理装置120から送信される
前記第1の制御命令を受信し、第1の制御命令に対する
応答、および、画像音声情報の配信終了などの配信状態
の情報をシステム管理装置120に送信する外部通信イ
ンターフェース102と、受信した前記第1の制御命令
に応じて、記憶手段101に記憶された圧縮信号の読み
出しを制御する中央処理手段103と、読み出された圧
縮信号を伸長・再生する圧縮信号再生手段104と、圧
縮信号再生手段106からの再生信号を、画像音声端末
110へ配信する再生信号送信手段105と、上記の各
構成要素が接続されているバス106と、を有する。
【0023】また、システム管理装置120は、画像音
声配信装置100へ前記第1の制御命令を送信し、画像
音声配信装置100から送信される第1の制御命令に対
する応答、および、画像音声配信装置100における配
信状態の情報を受信するサーバー通信インターフェース
121と、画像音声端末110が送信する前記第2の制
御命令を受信し、第2の制御命令に対する応答、およ
び、画像音声配信装置100における配信状態の情報を
画像音声端末110に送信する端末通信インターフェー
ス122と、画像音声配信装置100に記憶されている
前記画像音声情報ごとの配信制御情報を記した付帯情報
テーブル、および、前記画像音声端末110ごとの端末
情報が記憶されている端末情報テーブルを記憶しておく
記憶手段124と、受信した前記第2の制御命令および
付帯情報テーブルおよび端末情報テーブルに記載されて
いる情報に応じて、前記第1の制御命令の送信を管理す
る中央処理手段123と、付帯情報テーブルを変更する
ための付帯情報テーブル変更手段125と、端末情報テ
ーブルを変更するための端末情報テーブル変更手段12
6と、上記の各構成要素が接続されているバス127
と、を有する。
【0024】また、画像音声端末110は、ユーザが、
視聴を希望する画像音声情報の選択および再生制御する
ためのリモコン111と、リモコン111の操作を検出
するユーザ入力検出手段112と、ユーザ入力検出手段
112で検出したユーザの入力に応じて、前記第2の制
御命令の送信を管理する中央処理手段113と、前記第
2の制御命令をシステム管理装置120に送信し、シス
テム管理装置120から送信される第2の制御命令に対
する応答、および、画像音声配信装置100もしくはシ
ステム管理装置120の状態情報を受信する外部通信イ
ンターフェース114と、画像音声情報配信装置100
から配信される再生信号を受信する再生信号受信手段1
15と、再生信号受信手段115で受信した再生信号を
表示する表示手段116と、上記の各構成要素が接続さ
れているバス117と、を有する。
【0025】さらに、外部通信インターフェース114
と端末通信インターフェース122とは双方向通信伝送
路131で接続され、外部通信インターフェース102
とサーバー通信インターフェース121とは双方向通信
伝送路132で接続され、再生信号送信手段105と再
生信号受信手段115とは再生信号伝送路133で接続
されている。
【0026】本実施形態では、画像音声配信装置100
に記憶する各画像音声情報は、MPEG(Moving Pictu
reExpert Group)規格に基づき符号化・圧縮されて記憶
されており、圧縮信号再生手段104により伸長・再生
され、再生信号送信手段105により配信される。
【0027】まず、画像音声端末110において、ユー
ザがリモコン111を操作して画像音声情報を選択して
から、画像音声配信装置100より配信されてくる画像
音声情報が、ユーザに対し表示されるまでの、基本的な
配信制御手順の概略を説明する。
【0028】図2は、画像音声端末110において、ユ
ーザに対し表示されるメニューの1例であり、ユーザは
メニューの選択肢の中から、視聴したい画像音声情報を
リモコン111により選択する。最初に客室のユーザ
が、画像音声端末110を起動すると、図2のメニュー
が表示される。この処理は、あらかじめ画像音声配信装
置100から図2のメニュー映像を配信しておいてもよ
いし、画像音声端末110が起動時に、図2のメニュー
映像の配信を要求する第2の制御命令を送信してもよ
い。図2のメニューは5つの選択肢を含んでいる。この
際、画像音声配信装置100にも、図2のメニューにあ
る5つの選択肢に対応した画像音声情報が記憶されてい
るものとする。
【0029】ユーザは希望の画像音声情報を見るため
に、希望する画像音声情報の選択番号をリモコン111
で入力する。ここで、選択肢の1つである「MISSI
IONPOSSIBLE」を選択すると、中央処理手段
113は、ユーザ入力検出手段112により検出した選
択番号「1」に該当する画像音声情報の配信を要求する
第2の制御命令を、外部通信インターフェース114に
より、システム管理装置120に送信する。この際、こ
の第2の制御命令には、画像音声端末110から送信さ
れたものであることを表す端末IDが含まれる。システ
ム管理装置120では、端末通信インターフェース12
2で受信した上記第2の制御命令に応じて、要求された
選択番号「1」に該当する画像音声情報「MISSII
ON POSSIBLE」が配信されるように、第1の
制御命令を送信し、画像音声配信装置100を制御す
る。
【0030】画像音声配信装置100では、外部通信イ
ンターフェース102で受信した上記第1の制御命令に
応じて、要求された画像音声情報「MISSIION
POSSIBLE」を記憶手段101より読み出し、圧
縮信号再生手段104により伸長・再生し、再生信号
を、再生信号送信手段105により、他の再生信号と周
波数多重されたアナログ信号として、画像音声端末11
0に配信する。同時に、システム管理装置120に対し
て、要求された画像音声情報「MISSIIONPOS
SIBLE」の配信を開始したことを、上記第1の制御
命令の応答として通知する。システム管理装置120で
は、受信した第1の制御命令の応答に応じて、画像音声
端末110に対し、要求された前記画像音声情報「MI
SSIION POSSIBLE」の配信が開始された
ことを、前記第2の制御命令の応答として通知する。画
像音声情報端末110では、受信した第2の制御命令の
応答により、要求した画像音声情報の配信が開始された
ことを認知したら、再生信号受信手段115により再生
信号を受信し、ユーザに対し表示手段116により表示
する。
【0031】その後、画像音声配信装置100は、再生
中の画像音声情報の再生が終了すると、その旨を、シス
テム管理装置120に通知する。システム管理装置12
0は、受信した画像音声情報の再生終了通知に応じて、
画像音声端末110に対し、視聴中の画像音声情報の再
生が終了した旨を通知する。画像音声端末110は、視
聴中の画像音声情報の再生終了通知を受信すると、前記
のメニュー画面に、表示を切り替える。以上の手順によ
り、ユーザは選択した画像音声情報を視聴することがで
きる。
【0032】また、画像音声端末110において、画像
音声情報を視聴中に、リモコン111を操作して、早送
りもしくは巻戻しなどの特殊再生や、視聴の中止を要求
した場合も、上述と同様の手順で処理される。
【0033】本実施形態では、上述の基本配信手順中
の、システム管理装置120が前記第2の制御命令を受
信した時に、前記端末情報テーブルおよび前記付帯情報
テーブルに記載されている情報を使用して配信制御する
ことで、未成年者視聴禁止制御、特殊再生禁止制御、2
点間再生制御(予告編再生制御)、継続視聴制御、視聴
期間制御、特定制御命令禁止期間制御、継続視聴禁止期
間制御、の機能を実現している。
【0034】これらの未成年者視聴禁止制御、特殊再生
禁止制御、2点間再生制御(予告編再生制御)、継続視
聴制御、視聴期間制御、特定制御命令禁止期間制御、継
続視聴禁止期間制御についてを、次に説明する。まず、
成人映画等を未成年者が視聴できないようにする機能で
ある、未成年者視聴禁止制御について説明する。
【0035】システム管理装置120は、画像音声情報
の配信を要求する前記第2の制御命令を受信すると、ま
ず前記端末情報テーブルおよび前記付帯情報テーブルか
ら必要な情報を取得する。図3および図4は、端末情報
テーブルおよび付帯情報テーブルの1例である。図3お
よび図4の例では、システム管理装置120には、3台
の画像音声端末110が接続されており、また、画像音
声配信装置100には、5つの画像音声情報が記憶され
ている。
【0036】図3の端末情報テーブルは、画像音声端末
110を識別するための端末IDと、画像音声端末11
0を操作するユーザが、成人か未成年者かを示す成人情
報とからなる。端末IDは数字で表されており、成人情
報は、ユーザが成人である場合は「成人」、ユーザが未
成年者である場合は「未成年」と表されている。
【0037】図4の付帯情報テーブルは、画像音声配信
装置100に記憶されている画像音声情報を識別するた
めの画像音声情報識別子と、画像音声情報を未成年者が
視聴できるかどうかを示す未成年者視聴情報とからな
り、画像音声配信装置100に記憶されている5つの画
像音声情報についての情報が記載されている。画像音声
情報識別子は、数字と英文字で表され、未成年者視聴情
報は、未成年者の視聴が許されている場合は「許可」、
未成年者の視聴が禁止されている場合は「禁止」と表さ
れている。
【0038】ここで、システム管理装置120における
未成年者視聴禁止制御について、図5のフローチャート
を用いて説明する。 (ステップ501)画像音声端末110より、画像音声
情報の配信を要求する前記第2の制御命令を受信する。 (ステップ502)前記端末情報テーブルを参照し、前
記第2の制御命令を送信した画像音声端末110を操作
しているユーザの前記成人情報を取得する。 (ステップ503)画像音声端末110を操作している
ユーザが成人である場合はステップ507へ移行する。
未成年者である場合は、ステップ504へ移行する。 (ステップ504)前記付帯情報テーブルを参照し、前
記第2の制御命令により要求された画像音声情報の未成
年者視聴情報を取得する。 (ステップ505)要求された画像音声情報が未成年者
視聴禁止の場合は、ステップ506へ移行する。未成年
者視聴禁止でない場合は、ステップ507へ移行する。 (ステップ506)画像音声端末110に対し、配信不
可である旨を、第2の制御命令の応答として通知する。
ステップ506以降は、第2の制御命令の受信前の状態
に戻る。 (ステップ507)要求された画像音声情報の配信が開
始されるように、要求された画像音声情報の配信を要求
する前記第1の制御命令を送信して、画像音声配信装置
100を制御する。 (ステップ508)要求された画像音声情報の配信が開
始された旨を、画像音声端末110に通知する。ステッ
プ508以降は、第2の制御命令の受信前の状態に戻
る。
【0039】図3および図4の例を用いて、具体的に未
成年者視聴禁止制御を説明する。例えば、端末IDが2
である画像音声端末110を操作するユーザが、リモコ
ン111を操作して、図2のメニューから「THE F
ORK」を選択したとすると、中央処理手段113は、
ユーザ入力検出手段112により検出した選択番号
「4」に該当する画像音声情報「THE FORK」の
配信を要求する第2の制御命令を、外部通信インターフ
ェース114により、システム管理装置120に送信す
る。
【0040】システム管理装置120は、画像音声情報
「THE FORK」の配信を要求する上記の第2の制
御命令を受信すると、図3の端末情報テーブルの前記成
人情報を参照し、端末IDが2である端末を操作してい
るユーザが、未成年者かどうかを判断する。図3の例で
は、未成年者であることがわかる。ユーザが未成年者で
あるため、システム管理装置120は、次に図4の付帯
情報テーブルの前記未成年者視聴情報を参照し、画像音
声情報「THE FORK」が未成年者視聴禁止かどう
かを判断する。図4の例では、視聴禁止になっている。
したがって、システム管理装置120は、端末IDが2
である画像音声端末110に対し、要求された画像音声
情報「THE FORK」を配信できない旨を、第2の
制御命令の応答として通知し、次の第2の制御命令の受
信待ち状態に戻る。また仮に、画像音声情報「THE
FORK」が、未成年者視聴許可であった場合は、画像
音声情報「THE FORK」が配信されるように、前
記第1の制御命令を送信し画像音声配信装置100を制
御する。
【0041】なお、本実施形態では、前記端末情報テー
ブルの端末IDとして数字を用いているが、画像音声端
末110ごとに個別に割り当てられ、画像音声端末11
0を識別できるものであれば、文字や、数字と文字の組
み合わせで表してもよく、特に限定するものではない。
また、本実施形態では、前記端末情報テーブルの成人情
報として「成人」もしくは「未成年」を用いているが、
あらかじめシステム管理装置120に認識させておけ
ば、未成年者かどうかが判別されるものであればよく、
例えば数字を用いて「成人」を1、「未成年者」を0と
表してもよいので、特に限定するものではない。また、
本実施形態では、前記付帯情報テーブルの画像音声情報
識別子は数字と英文字で表されているが、画像音声情報
ごとに個別に割り当てられ、画像音声情報を識別できる
ものであれば、特に限定するものではない。さらに、本
実施形態では、前記付帯情報テーブルの未成年者視聴情
報は、あらかじめシステム管理装置120に認識させて
おけば、未成年者の視聴が許されているかどうかが判別
できるものであればよく、例えば数字を用いて「許可」
を1、「禁止」を0と表してもよいので、特に限定する
ものではない。
【0042】また、本実施形態では、前記端末情報テー
ブルに3台の画像音声端末110についての情報が記載
されているが、システム管理装置120に接続されてい
る画像音声端末110の数だけ、記載するものであり、
特に3台に限定するものではない。なおまた、本実施形
態では、前記付帯情報テーブルに5つの画像音声情報に
ついての情報が記載されているが、画像音声配信装置1
00に記憶されている画像音声情報の数だけ、記載する
ものであり、特に5つに限定するものではない。
【0043】次に、早送り(以降、FFと記す)、巻戻
し(以降、REWと記す)および一時停止(以降、PA
USEと記す)などの特殊再生を禁止する機能である、
特殊再生禁止制御について説明する。
【0044】システム管理装置120は、画像音声情報
の特殊再生を要求する前記第2の制御命令を受信する
と、まず前記付帯情報テーブルから必要な情報を取得す
る。
【0045】図6は、図4の前記付帯情報テーブルに、
特殊再生禁止制御をするため情報を加えた、付帯情報テ
ーブルの1例である。図6の付帯情報テーブルは、前記
画像音声情報識別子と、前記未成年者視聴情報と、特殊
再生を禁止するかどうかを示す特殊再生禁止情報とから
なる。図6の例では、特殊再生禁止情報は、FF、RE
W、PAUSEの3種類の特殊再生について、それぞれ
許可するか禁止するかが示されており、許可する場合は
「許可」、禁止する場合は「禁止」と記載されている。
【0046】ここで、システム管理装置120における
特殊再生禁止制御について、図7のフローチャートを用
いて説明する。 (ステップ701)画像音声端末110より、画像音声
情報の特殊再生を要求する前記第2の制御命令を受信す
る。 (ステップ702)図6の付帯情報テーブルを参照し、
第2の制御命令により特殊再生を要求された画像音声情
報の特殊再生禁止情報を取得する。 (ステップ703)指定の特殊再生が、禁止されている
場合は、ステップ704に移行する。許可されている場
合は、ステップ705に移行する。 (ステップ704)画像音声端末110に対し、特殊再
生不可である旨を、第2の制御命令の応答として通知す
る。ステップ705以降は、第2の制御命令の受信前の
状態に戻る。 (ステップ705)要求された画像音声情報が指定の特
殊再生されるように、特殊再生を要求する前記第1の制
御命令を送信し、画像音声配信装置100を制御する。 (ステップ706)画像音声端末110に対し、要求さ
れた画像音声情報の特殊再生が開始された旨を、第2の
制御命令の応答として通知する。ステップ706以降
は、第2の制御命令の受信前の状態に戻る。
【0047】図6の例を用いて、具体的に特殊再生禁止
制御を説明する。例えば、端末IDが2である画像音声
端末110を操作するユーザが、図2のメニュー中の画
像音声情報「MISSION POSSIBLE」を視
聴中であったときに、ユーザがリモコン111を操作し
て、現在視聴中の画像音声情報「MISSION PO
SSIBLE」のFF再生を要求すると、中央処理手段
113は、ユーザ入力検出手段112により検出したF
F再生要求を実現するために、画像音声情報「MISS
ION POSSIBLE」のFF再生を要求する前記
第2の制御命令を、外部通信インターフェース114に
より、システム管理装置120に送信する。
【0048】システム管理装置120は、画像音声情報
「MISSION POSSIBLE」のFF再生を要
求する第2の制御命令を受信すると、図6の付帯情報テ
ーブルの特殊再生禁止情報を参照し、画像音声情報「M
ISSION POSSIBLE」がFF再生禁止かど
うかを判断する。図6の例では、FF再生禁止になって
いる。したがって、システム管理装置120は、端末I
Dが2である画像音声端末110に対し、要求された画
像音声情報「MISSION POSSIBLE」のF
F再生をできない旨を、第2の制御命令の応答として通
知し、次の第2の制御命令の受信待ち状態に戻る。また
仮に、画像音声情報「MISSIONPOSSIBL
E」が、FF再生許可であった場合は、画像音声情報
「MISSION POSSIBLE」がFF再生され
るように、前記第1の制御命令を送信して画像音声配信
装置100を制御する。
【0049】なお、本実施形態では、前記付帯情報テー
ブルの特殊再生禁止情報として「許可」もしくは「禁
止」を用いているが、特殊再生を許可するか禁止するか
が識別できるものであれば、例えば数字を用いて「許
可」を1、「禁止」を0と表してもよいので、特に限定
するものではない。なおまた、図6の例では、特殊再生
として、FF、REW、PAUSEの3つについて、特
殊再生禁止情報を設定しているが、画像音声配信装置1
00がサポートしている特殊再生の種類の数だけ、記載
するものであり、特に3つに限定するものではない。
【0050】次に、映画の予告編再生などを実現する機
能である、2点間再生制御について説明する。
【0051】ホテルなどで、客室のユーザに対し有料映
画の視聴を促すためには、映画本編の一部分を予告編と
いう形で無料で視聴させることが有効である。ユーザに
とっても、自分の好みの映画を探す場合や、これからあ
る映画を視聴しようとする場合に、映画本編の一部を視
聴して確認することができるので、安心して映画本編の
視聴ができるという効果がある。
【0052】この場合に、予告編として再生する映画の
一部分を、映画本編とは別の画像音声情報として、画像
音声配信装置100に記憶させておき、予告編を配信す
る場合は、その画像音声情報を配信するという方法もあ
るが、映画本編の一部と予告編が、重複して画像音声配
信装置100に記憶されることになり、記憶手段101
の使用効率が悪い。そこで本実施形態では、前記した付
帯情報テーブルに予告編として再生する再生範囲を記載
しておき、その再生範囲のみを再生するように、システ
ム管理装置120が画像音声配信装置100を制御する
ことで、予告編再生制御(2点間再生制御)を実現して
いる。このようにすると、映画本編と予告編を別の画像
音声情報として画像音声配信装置100に記憶する方法
に比べて、記憶手段101の使用効率がよい。
【0053】図8は、図6に示した前記付帯情報ファイ
ルに、予告編再生を行うための予告編再生情報を加えた
付帯情報ファイルの1例である。図8の付帯情報テーブ
ルは、前記画像音声情報識別子と、前記未成年者視聴情
報と、前記特殊再生禁止情報と、予告編再生情報からな
る。予告編再生情報は、再生の開始位置と終了位置の2
つの情報からなる。開始位置、終了位置ともに、画像音
声情報の頭からの絶対位置で表し、単位は時分秒であ
る。例えば、図8の画像音声情報「R.N.A」の場
合、予告編再生範囲は、本編の1時間23分48秒の位
置から、1時間26分57秒の位置までということにな
る。なお、本実施形態では、予告編の開始位置および終
了位置が、ともに「0:00:00」であった場合は、
予告編はなしとしている。
【0054】ここで、システム管理装置120における
予告編再生制御について、図9のフローチャートを用い
て説明する。 (ステップ901)画像音声端末110より、画像音声
情報の予告編再生を要求する前記第2の制御命令を受信
する。 (ステップ902)図8の付帯情報テーブルを参照し、
第2の制御命令により予告編再生を要求された画像音声
情報の予告編再生情報を取得する。 (ステップ903)予告編がない場合はステップ904
へ移行する。予告編がある場合は、ステップ905へ移
行する。 (ステップ904)画像音声端末110に対し、予告編
がない旨を、第2の制御命令の応答として通知する。ス
テップ904以降は、第2の制御命令の受信前の状態に
戻る。 (ステップ905)要求された画像音声情報が予告編再
生開始位置から配信されるように、指定位置からの配信
開始を要求する前記第1の制御命令を送信し、画像音声
配信装置100を制御する。 (ステップ906)画像音声端末110に、要求された
画像音声情報の配信開始を通知する。 (ステップ907)画像音声配信装置100から、画像
音声情報の現在の再生位置を取得する。 (ステップ908)現在の再生位置が、予告編再生終了
位置を超えた場合は、ステップ909へ移行する。まだ
超えていない場合は、ステップ907に移行する。 (ステップ909)画像音声情報の配信を停止するよう
に、配信停止を要求する前記第1の制御命令を送信し、
画像音声配信装置100を制御する。 (ステップ910)画像音声端末110に対し、画像音
声情報の再生終了を通知する。ステップ910以降は、
第2の制御命令の受信前の状態に戻る。
【0055】図8の例を用いて、具体的に予告編再生制
御を説明する。例えば、端末IDが2である画像音声端
末110を操作するユーザが、リモコン111を操作し
て、図2のメニュー中から画像音声情報「R.N.A」
を選択し予告編視聴を要求すると、中央処理手段113
は、ユーザ入力検出手段112により検出した画像音声
情報「R.N.A」の予告編視聴を実現するために、画
像音声情報「R.N.A」の予告編再生を要求する前記
第2の制御命令を、外部通信インターフェース114に
より、システム管理装置120に送信する。
【0056】システム管理装置120は、画像音声情報
「R.N.A」の予告編再生を要求する第2の制御命令
を受信すると、図8の付帯情報テーブルの予告編再生情
報を参照し、画像音声情報「R.N.A」の予告編再生
範囲を取得する。図8の例では、画像音声情報「R.
N.A」の予告編再生範囲は、1時間23分48秒から
1時間26分57秒までとなっている。
【0057】したがって、システム管理装置120は、
1時間23分48秒の再生位置から画像音声情報「R.
N.A」が配信されるように、前記第1の制御命令を送
信して画像音声配信装置100を制御する。画像音声配
信装置100から画像音声情報「R.N.A」の配信が
開始されたら、画像音声端末110に画像音声情報
「R.N.A」の配信開始を通知する。以降、配信中、
システム管理装置120は、画像音声配信装置100か
ら画像音声情報「R.N.A」の現在の再生位置を取得
する。取得した現在の再生位置が、予告編再生終了位置
に達していたら、画像音声情報「R.N.A」の配信停
止を要求する前記第1の制御命令を送信して、画像音声
配信装置100を制御する。同時に、画像音声端末11
0に対し、画像音声情報「R.N.A」の再生終了を通
知する。画像音声端末110は、画像音声情報「R.
N.A」の再生終了通知を受信して、図2のメニューに
表示を戻す。
【0058】なお、本実施形態では、前記付帯情報テー
ブルの予告編再生情報として開始位置と終了位置を指定
しているが、終了位置の代わりに、開始位置からどれく
らいの期間再生するかを示す再生時間を記載しておいて
も、同様の制御が可能である。つまり、2点の再生位置
を特定できるものであれば、特に予告編再生情報の形式
は限定しない。なおまた、再生位置を時分秒で表してい
るが、例えば、1時間23分48秒を5028秒と秒の
みで表してもよいことはいうまでもない。本実施形態の
画像音声配信装置100は、画像音声情報を途中から再
生する場合、再生開始位置を秒で指定して、その位置か
ら再生を開始する制御であるため、予告編再生情報を時
間で記載することとしている。一方、例えば、ビデオ信
号のフレーム単位で、再生開始位置を指定できる画像音
声配信装置100を用いた場合は、予告編再生情報をフ
レーム数で表すことで、本発明を適用することができ
る。
【0059】次に、画像音声端末110を操作するユー
ザが、画像音声情報の視聴を途中で中止した場合に、そ
の後、再び続きから視聴できるようにする機能である、
継続視聴制御について説明する。
【0060】従来のVODシステムでは、途中で視聴を
中止した画像音声情報を、あとで再び視聴する場合は、
また頭から視聴を開始するしかなかった。一方、ホテル
などにおいては、客室のユーザは、食事や電話などの理
由で、画像音声情報の視聴を中断する場合が多い。した
がって、ホテルなど、実際のVODサービスにおいて
は、視聴を一旦中断する場合に、リモコン111を操作
して視聴中の画像音声情報の配信を停止させ、用事がす
んだ後で、リモコン111を操作して再び続きから視聴
を再開できる継続視聴機能が必須である。
【0061】図10は、図3に示した前記端末情報テー
ブルに、継続視聴制御するための継続視聴情報を付加し
た端末情報テーブルの1例である。継続視聴情報は、途
中で配信を中止した画像音声情報を示す画像音声情報識
別子と、配信を中止した時点での再生位置を示す継続視
聴位置からなる。継続視聴情報が存在しない場合は、図
10の例のように、画像音声情報識別子、継続視聴位置
ともに「−」が記録されている。
【0062】ここで、システム管理装置120における
継続視聴制御について、図11および図12のフローチ
ャートを用いて説明する。図11は、ユーザが任意の画
像音声情報を視聴中に、リモコン111を操作して視聴
を中断した場合の、継続視聴情報記録制御のフローチャ
ートである。 (ステップ1101)画像音声端末110から、画像音
声情報の配信停止を要求する前記第2の制御命令を受信
する。 (ステップ1102)画像音声配信装置100から、現
在の再生位置を取得する。 (ステップ1103)現在再生中の画像音声情報の前記
画像音声情報識別子と、取得した現在の再生位置を前記
継続視聴情報として記録する。 (ステップ1104)画像音声情報の配信停止を要求す
る前記第1の制御命令を送信し、画像音声配信装置10
0を制御する。 (ステップ1105)画像御背端末110に対し、配信
が停止された旨を、第2の制御命令の応答として通知す
る。ステップ1105以降は、第2の制御命令の受信前
の状態に戻る。
【0063】図12は、ユーザがリモコン111を操作
して、任意の画像音声情報を配信を要求した時の継続視
聴制御のフローチャートである。 (ステップ1201)画像音声端末110から、画像音
声情報の配信を要求する前記第2の制御命令を受信す
る。 (ステップ1202)例えば、後記する図13の端末情
報テーブルを参照し、継続視聴情報を取得する。 (ステップ1203)要求された画像音声情報に継続視
聴情報がある場合は、ステップ1204へ移行する。継
続視聴情報がない場合、つまり、一度も視聴したことが
ないか、最後まで視聴した画像音声情報を再び視聴する
場合には、ステップ1205へ移行する。 (ステップ1204)配信を要求された画像音声情報
が、継続視聴位置から配信されるように、前記第1の制
御命令を送信し、画像音声配信装置100を制御する。 (ステップ1205)配信を要求された画像音声情報
が、先頭位置から配信されるように、前記第1の制御命
令を送信し、画像音声配信装置100を制御する。 (ステップ1206)要求された画像音声情報の配信が
開始された旨を、画像音声端末100に通知する。ステ
ップ1206以降は、第2の制御命令の受信前の状態に
戻る。
【0064】図10および図13を用いて、具体的に継
続視聴制御を説明する。例えば、端末IDが2である画
像音声端末110を操作するユーザが、図2のメニュー
の画像音声情報「MISSION POSSIBLE」
を現在視聴中であったとする。この時、図10のよう
に、端末IDが2である画像音声端末110の継続視聴
情報はまだ存在しないとする。
【0065】ある時点で、ユーザが画像音声情報「MI
SSION POSSIBLE」の視聴を停止するため
にリモコン111を操作したとする。画像音声端末11
0は、ユーザ入力検出手段112により検出した画像音
声情報「MISSION POSSIBLE」の視聴停
止要求を実現するために、画像音声情報「MISSIO
N POSSIBLE」の配信停止を要求する前記第2
の制御命令を、外部通信インターフェース114によ
り、システム管理装置120に送信する。
【0066】システム管理装置120は、画像音声情報
「MISSION POSSIBLE」の配信停止を要
求する前記第2の制御命令を受信すると、まず画像音声
配信装置100から画像音声情報「MISSION P
OSSIBLE」の現在の再生位置を取得する。取得し
た再生位置を、継続視聴位置として前記端末情報テーブ
ルに記録する。取得した現在の再生位置が、1時間32
分50秒であったとすると、図13のように記録され
る。次に、画像音声情報「MISSION POSSI
BLE」の配信停止を要求する前記第1の制御命令を送
信し、画像音声配信装置100を制御する。
【0067】その後しばらくしてから、端末IDが2で
ある端末を操作するユーザが、リモコン111を操作し
て、再び画像音声情報「MISSION POSSIB
LE」を視聴しようとしたとする。
【0068】画像音声端末110は、ユーザ入力検出手
段112により検出した画像音声情報「MISSION
POSSIBLE」の視聴要求を実現するために、画
像音声情報「MISSION POSSIBLE」の配
信を要求する前記第2の制御命令を、外部通信インター
フェース114により、システム管理装置120に送信
する。
【0069】システム管理装置120は、画像音声情報
「MISSION POSSIBLE」の配信を要求す
る前記第2の制御命令を受信すると、まず図13の前記
端末情報テーブルより継続視聴情報を取得する。画像音
声情報「MISSION POSSIBLE」の継続視
聴位置は、1時間32分50秒であることがわかるの
で、1時間32分50秒の再生位置から配信を要求する
前記第1の制御命令を送信し、画像音声配信装置100
を制御する。
【0070】本実施形態では、説明の簡略化のため、前
記端末情報テーブルの継続視聴情報は、1つの画像音声
情報についてのみ記録されるようになっている。したが
って、端末情報テーブルが図13のようになっていると
きに、端末IDが2である画像音声端末110が、「M
ISSION POSSIBLE」以外の画像音声情
報、例えば「R.N.A」を視聴を開始したあと、しば
らくして視聴を中断した場合、画像音声情報「R.N.
A」の画像音声情報識別子と視聴中断時の再生位置で継
続視聴情報が上書きされる。この場合、画像音声情報
「MISSIONPOSSIBLE」の継続視聴情報は
残らないので、このあと画像音声情報「MISSION
POSSIBLE」を視聴する場合は、先頭から視聴
することになる。しかしながら、前記端末情報テーブル
の継続視聴情報は、テーブル領域を拡張するだけで、当
然複数記録することが可能であり、特に1つに限定する
ものではない。継続視聴情報を複数個記録した場合の最
大記録個数は、画像音声配信装置100に記憶されてい
る画像音声報の数ということになる。
【0071】また、本実施形態では、画像音声端末11
0から任意の画像音声情報の配信要求があった場合に、
システム管理装置120において、継続視聴情報がある
かないかで、継続再生するか、先頭から再生するかを自
動的に判断して制御している。しかしながら、継続視聴
を要求する前記第2の制御命令を設け、ユーザが継続視
聴するか、再び先頭から視聴するかを選択することがで
きるようにすることで、システム管理装置120に継続
視聴情報があったとしても、ユーザが再び先頭から視聴
を開始できるようにすることも可能である。
【0072】また、本実施形態では、継続視聴位置を時
分秒で表しているが、例えば、1時間32分50秒を5
570秒と秒のみで表してもよいことはいうまでもな
い。また、本実施形態の画像音声配信装置100は、画
像音声情報を途中から再生する場合、再生開始位置を秒
で指定して、その位置から再生を開始する制御であり、
画像音声配信装置100から取得できる再生位置は単位
が秒であるため、継続視聴位置を時間で記載することと
している。一方、例えば、ビデオ信号のフレーム単位
で、再生開始位置を指定できたり、再生位置を取得でき
る画像音声配信装置100を用いた場合は、継続視聴位
置をフレーム数で表すことで、本発明を適用することが
できる。
【0073】次に、継続視聴禁止期間制御および特定制
御命令禁止期間制御について説明する。
【0074】継続視聴禁止期間制御は、前記付帯情報テ
ーブルに画像音声情報ごとに任意の再生範囲を定めてお
き、再生を停止したときの再生位置が、その再生範囲内
である場合は、先に説明した継続視聴制御のための継続
視聴情報を記憶しないというものである。
【0075】特定制御命令禁止期間制御は、前記付帯情
報テーブルに画像音声情報ごとに任意の再生範囲を定め
ておき、画像音声情報を視聴中、システム管理装置12
0が、あらかじめ特定された前記第2の制御命令を受信
した時に、その時点での再生位置が前記付帯情報テーブ
ルに定められた再生範囲内である場合は、受信した前記
第2の制御命令に応じた処理を行わない、というもので
ある。
【0076】これらを実際のホテルなどでのVODサー
ビスに当てはめると、継続視聴禁止期間制御は、客室の
ユーザが映画をスタッフロールまで視聴したところで、
リモコン111を操作して視聴の停止を要求した場合
は、最後まで見たものとして、前記継続視聴情報を記憶
しない、といった制御になる。特定制御命令禁止期間制
御は、客室のユーザが映画をスタッフロールまで視聴し
たところで、リモコン111を操作して視聴の停止を要
求した場合は、最後まで見たものとして、特殊再生を禁
止する、といった制御になる。
【0077】本実施形態では、継続視聴禁止期間制御お
よび特定制御命令禁止期間制御として、スタッフロール
時間での、継続視聴禁止制御および特殊再生禁止制御を
行っている。
【0078】図14は、図8に示した前記付帯情報テー
ブルに、スタッフロール時間を加えた付帯情報テーブル
の1例である。図14の例では、スタッフロール時間
は、画像音声情報の終わりからの時間で表しており、例
えば、画像音声情報「R.N.A」のスタッフロール時
間は、終わりの3分30秒間であることがわかる。ま
た、スタッフロール時間が存在しない場合は、図14の
画像音声情報「NANAHAKAMURA」のように、
「0:00:00」と記入している。
【0079】まず、スタッフロール時間での継続視聴禁
止制御について説明する。スタッフロール時間での継続
視聴禁止制御とは、先に述べたように、スタッフロール
中にユーザから視聴停止要求があった場合は、画像音声
配信装置100を制御して配信停止は行うが、停止させ
たときに再生位置を前記継続視聴情報として記録しない
というものである。結果的にみると、最後まで視聴した
のと同じになる。
【0080】図15は、スタッフロール時間での継続視
聴禁止制御のフローチャートであり、図11の継続視聴
情報記録制御のフローチャートに、スタッフロール時間
での継続視聴禁止制御を加えたものである。 (ステップ1501)画像音声端末110から、画像音
声情報の配信停止を要求する前記第2の制御命令を受信
する。 (ステップ1502)画像音声配信装置100から、現
在の再生位置を取得する。 (ステップ1503)図14の付帯情報テーブルを参照
し、配信停止を要求された画像音声情報のスタッフロー
ル時間を取得する。 (ステップ1504)現在の再生位置が、スタッフロー
ル時間内であった場合は、ステップ1506へ移行す
る。スタッフロール時間外の場合は、ステップ1505
に移行する。 (ステップ1505)現在再生中の画像音声情報の前記
画像音声情報識別子と、取得した現在の再生位置を前記
継続視聴情報として記録する。 (ステップ1506)画像音声情報の配信停止を要求す
る前記第1の制御命令を送信し、画像音声配信装置を制
御する。 (ステップ1507)画像音声端末110に対し、配信
が停止された旨を、前記第2の制御命令の応答として通
知する。ステップ1507以降は、第2の制御命令の受
信前の状態に戻る。
【0081】上記した継続視聴禁止制御に従えば、仮に
ユーザがスタッフロール中に、視聴中の画像音声情報の
配信停止を要求したとすれば、継続視聴情報が記録され
ないことになる。そして、以後再びユーザが同じ画像音
声情報の配信開始を要求したとしても、図12のフロー
チャートで示した継続視聴制御において、継続視聴情報
が存在しないことになるので、継続視聴は行われず、結
果的にスタッフロール時間での継続視聴が禁止されたこ
とになる。
【0082】図14を用いて、具体的にスタッフロール
時間での継続視聴禁止制御を説明する。例えば、端末I
Dが2である画像音声端末110を操作するユーザが、
図2のメニューの画像音声情報「MISSION PO
SSIBLE」を現在視聴中であったとする。スタッフ
ロールまで視聴したところで、ユーザが画像音声情報
「MISSION POSSIBLE」の視聴を停止す
るためにリモコン111を操作したとする。画像音声端
末110は、ユーザ入力検出手段112により検出した
画像音声情報「MISSION POSSIBLE」の
視聴停止要求を実現するために、画像音声情報「MIS
SION POSSIBLE」の配信停止を要求する前
記第2の制御命令を、外部通信インターフェース114
により、システム管理装置120に送信する。
【0083】システム管理装置120は、画像音声情報
「MISSION POSSIBLE」の配信停止を要
求する前記第2の制御命令を受信すると、まず画像音声
配信装置100から画像音声情報「MISSION P
OSSIBLE」の現在の再生位置を取得する。同時
に、図14の前記付帯情報テーブルを参照し、画像音声
情報「MISSION POSSIBLE」のスタッフ
ロール時間を取得する。取得した現在の再生位置が、ス
タッフロール時間内であったとすれば、継続視聴情報は
記録されない。
【0084】その後しばらくしてから、端末IDが2で
ある端末を操作するユーザが、リモコン111を操作し
て再び画像音声情報「MISSION POSSIBL
E」を視聴しようとしたとする。
【0085】画像音声端末110は、ユーザ入力検出手
段112により検出した画像音声情報「MISSION
POSSIBLE」の視聴要求を実現するために、画
像音声情報「MISSION POSSIBLE」の配
信を要求する前記第2の制御命令を、外部通信インター
フェース114により、システム管理装置120に送信
する。
【0086】システム管理装置120は、画像音声情報
「MISSION POSSIBLE」の配信を要求す
る前記第2の制御命令を受信すると、まず図13の前記
端末情報テーブルより継続視聴情報を取得する。画像音
声情報「MISSION POSSIBLE」の継続視
聴位置は存在しないので、画像音声情報「MISSIO
N POSSIBLE」が先頭から配信されるように、
画像音声配信装置100を制御する。したがって、ユー
ザが、スタッフロール中に視聴を中止した場合は、再び
視聴を開始したときに継続視聴にならない。
【0087】次に、スタッフロール時間での特殊再生禁
止制御について説明する。スタッフロール時間での特殊
再生禁止制御とは、先に述べたように、スタッフロール
中にユーザから画像音声情報の特殊再生要求があった場
合は、特殊再生制御をしないというものである。
【0088】図16は、スタッフロール時間での特殊再
生禁止制御のフローチャートである。 (ステップ1601)画像音声端末110から、画像音
声情報の特殊再生を要求する前記第2の制御命令を受信
する。 (ステップ1602)画像音声配信装置100から、現
在の再生位置を取得する。 (ステップ1603)図14の前記付帯情報テーブルを
参照し、配信停止を要求された画像音声情報のスタッフ
ロール時間を取得する。 (ステップ1604)現在の再生位置が、スタッフロー
ル時間内であった場合は、ステップ1605へ移行す
る。スタッフロール時間外の場合は、ステップ1606
に移行する。 (ステップ1605)画像音声端末110に対し、特殊
再生不可である旨を、前記第2の制御命令の応答として
通知する。ステップ1605以降は、第2の制御命令の
受信前の状態に戻る。 (ステップ1606)要求された画像音声情報が指定の
特殊再生されるように、特殊再生を要求する前記第1の
制御命令を送信し、画像音声配信装置100を制御す
る。 (ステップ1607)画像音声端末110に対し、要求
された画像音声情報の特殊再生が開始された旨を、前記
第2の制御命令の応答として通知する。ステップ160
7以降は、第2の制御命令の受信前の状態に戻る。
【0089】図14を用いて、具体的にスタッフロール
時間での特殊再生禁止制御を説明する。例えば、端末I
Dが2である画像音声端末110を操作するユーザが、
図2のメニューの画像音声情報「MISSION PO
SSIBLE」を現在視聴中であったとする。スタッフ
ロールまで視聴したところで、ユーザが画像音声情報
「MISSION POSSIBLE」をFF再生させ
ようと、リモコン111を操作したとする。中央処理手
段113は、ユーザ入力検出手段112により検出した
FF再生要求を実現するために、画像音声情報「MIS
SION POSSIBLE」のFF再生を要求する前
記第2の制御命令を、外部通信インターフェース114
により、システム管理装置120に送信する。
【0090】システム管理装置120は、画像音声情報
「MISSION POSSIBLE」のFF再生を要
求する前記第2の制御命令を受信すると、まず画像音声
配信装置100から画像音声情報「MISSION P
OSSIBLE」の現在の再生位置を取得する。同時
に、図14の前記付帯情報テーブルを参照し、画像音声
情報「MISSION POSSIBLE」のスタッフ
ロール時間を取得する。現在の再生位置がスタッフロー
ル時間内であったとすれば、端末IDが2である画像音
声端末110に対し、要求された画像音声情報「MIS
SION POSSIBLE」のFF再生をできない旨
を、前記第2の制御命令の応答として通知する。したが
って、ユーザが、スタッフロール中に特殊再生を要求し
た場合は、特殊再生されない。
【0091】なお本実施形態では、スタッフロール時間
を時分秒で表しているが、例えば、「0:05:00」
を「300」と秒のみで表してもよいことはいうまでも
なく、また、スタッフロールが存在しないことを「0:
00:00」と表しているが、スタッフロールが存在す
るかどうかが区別できるものであれば、特に限定しな
い。また、ビデオ信号のフレーム単位で再生開始位置を
指定できる画像音声配信装置100を用いた場合は、ス
タッフロール時間をフレーム数で表すことで、本発明を
適用することができる。
【0092】また本実施形態では、継続視聴や特殊再生
を禁止する再生範囲を、スタッフロール時間としている
が、任意の再生範囲を表すものであれば、特にスタッフ
ロール時間に限定するものではなく、例えば禁止する再
生範囲を先頭位置から何秒間と定めてもよい。また本実
施形態では、画像音声端末100からの前記第2の制御
命令のうち、特殊再生命令を禁止しているが、特に特殊
再生に限定するものではなく、例えば任意の再生範囲内
は視聴中止命令を禁止するといった制御をすることで、
ユーザに強制的に任意の再生範囲を全て視聴させること
も可能である。
【0093】さらに本実施形態では、画像音声配信装置
100から取得した現在の再生位置が、スタッフロール
時間内であるかどうかを判断するには、画像音声情報の
全体長が必要であるが、全体長の情報は、画像音声配信
装置100から随時取得できもので、本実施形態ではシ
ステム管理装置120の起動時に画像音声配信装置10
0から取得しておくものとする。なおスタッフロール時
間を、終わりからの時間ではなく、例えば「1:32:
00〜1:35:00」のように、2つの再生位置であ
らわすことで、全体長を知らなくても、本実施形態と同
じ制御が可能である。
【0094】次に、任意の日時から他の任意の日時まで
前記画像音声情報の視聴を許可する視聴期間制御につい
て説明する。図21は、図17の前記付帯情報テーブル
に視聴期間制御をするため視聴期間情報を加えた付帯情
報テーブルの1例である。図21の例では、視聴期間情
報は、視聴開始日時と視聴終了日時からなり、それぞれ
「西暦/月/日 時:分:秒」の形式で表している。例
えば図21の例では、前記画像音声情報「MISSIO
N POSSIBLE」の視聴期間情報は、視聴開始日
時が「1996年9月1日 9時0分0秒」、視聴終了
日時が「1996年10月1日 12時0分0秒」とな
っており、この期間内のみ視聴が許可される。
【0095】ここで、システム管理装置120における
視聴期間制御について、図22のフローチャートを用い
て説明する。 (ステップ2201)画像音声端末110より、画像音
声情報の配信を要求する前記第2の制御命令を受信す
る。 (ステップ2202)前記付帯情報テーブルを参照し、
受信した第2の制御命令により配信を要求された画像音
声情報の視聴期間情報を取得する。 (ステップ2203)現在(配信要求時)の日時が、視
聴期間内である場合は、ステップ2204に移行する。
視聴期間外である場合は、ステップ2206に移行す
る。 (ステップ2204)要求された画像音声情報が配信さ
れるように、画像音声情報の配信を要求する前記第1の
制御命令を送信し、画像音声配信装置100を制御す
る。 (ステップ2205)画像音声端末110に対し、要求
された画像音声情報の配信が開始された旨を、第2の制
御命令の応答として通知する。ステップ2205以降
は、第2の制御命令の受信前の状態に戻る。 (ステップ2206)画像音声端末110に対し、配信
不可であるを、第2の制御命令の応答として通知する。
ステップ2206以降は、第2の制御命令の受信前の状
態に戻る。
【0096】図21の例を用いて、具体的に視聴期間制
御を説明する。例えば、端末IDが1である画像音声端
末110を操作するユーザが、リモコン111を操作し
て、図2のメニューの中から画像音声情報「MISSI
ONPOSSIBLE」の配信を要求すると、中央処理
装置113は、ユーザ入力検出手段112により検出し
た配信要求を実現するために、画像音声情報「MISS
ION POSSIBLE」の配信を要求する前記第2
の制御命令を、外部インターフェース114により、シ
ステム管理装置120に送信する。
【0097】システム管理装置120は、画像音声情報
「MISSION POSSIBLE」の配信を要求す
る前記第2の制御命令を受信すると、図21の付帯情報
テーブルの視聴期間情報を参照し、画像音声情報「MI
SSION POSSIBLE」の視聴期間を取得す
る。図21の例では、視聴期間は「1996年9月1日
9時0分0秒」から「1996年10月1日 12時0
分0秒」までと、なっている。仮に、この時の現在日時
が「1996年10月2日 12時10分20秒」であ
ったすれば、視聴期間外であるため、システム管理装置
120は、端末IDが1である画像音声端末110に対
し、要求された画像音声情報「MISSION POS
SIBLE」の配信が不可である旨を、第2の制御命令
の応答として通知し、次の第2の制御命令受信待ちの状
態に戻る。また仮に、この時の現在日時が「1996年
9月12日 15時30分43秒」であったすれば、視
聴期間内であるため、システム管理装置120は、要求
された画像音声情報「MISSION POSSIBL
E」が配信されるように、前記第1の制御命令を送信し
て、画像音声配信装置100を制御する。
【0098】なお、本実施形態では、特に視聴期間を設
けず、常に視聴を許可する画像音声情報については、前
記視聴期間情報を開始日時、終了日時ともに「9999
/99/99 99:99:99」としている。しかし
ながら、任意の日時を表さない形式のものであればよ
く、例えば「・・・・/・・/・・ ・・:・・:・
・」としてもよいので、特に限定するものではない。
【0099】また、本実施形態における前記視聴期間情
報を表す「西暦/月/日 時:分:秒」という形式は、
任意の日時を特定できる形式のものであればよく、例え
ば1900年からの経過時間(秒)で表してもよいの
で、特に限定するものではない。
【0100】次に、前記付帯情報テーブルおよび前記端
末情報テーブルの変更について説明する。
【0101】本実施形態では、システム管理装置120
は、パーソナルコンピューターを基本に構成されてお
り、前記付帯情報テーブルおよび前記端末情報テーブル
は、テキストファイルとして、記憶手段124に当たる
HDD(ハードディスク)に記憶している。また、前記
付帯情報テーブル更新手段125および前記付帯情報テ
ーブル更新手段126は、テキストエディタ(テキスト
編集ソフトウェア)とキーボードとしている。しかしな
がら、以上の構成は全て、必要な要件を満たすものであ
ればどのようなものでもよく、特に限定するものではな
い。
【0102】前記付帯情報テーブルは、画像音声配信装
置100に新たに画像音声情報を追加したり、もしくは
既に画像音声配信装置100に記憶されている画像音声
情報を削除したことにより、画像音声配信装置100に
記憶されている画像音声情報の構成が変化した場合に、
必要に応じてテキストエディタなどで変更する。
【0103】例えば、画像音声配信装置100に「UN
ERASER」という前記画像音声情報識別子の画像音
声情報を追加した場合を考え、前記付帯情報テーブルの
変更について具体的に説明する。ここで、追加前の付帯
情報テーブルは、図14に示す状態であったとする。
【0104】まず、画像音声配信装置100に画像音声
情報「UNERASER」を記憶させたあとに、付帯情
報テーブルを変更する。この時、追加する画像音声情報
「UNERASER」の付帯情報はそれぞれ、前記未成
年者視聴情報は「許可」、前記特殊再生禁止情報は全て
「許可」、前記予告編再生情報は開始が「1:20:5
0」で終了が「1:23:45」、前記スタッフロール
時間は「0:05:30」、であったとすると、前記付
帯情報テーブル更新手段125により変更した後の付帯
情報テーブルは、図17のようになる。図17では、画
像音声情報「UNERASER」についての情報が追加
されている。
【0105】なお、上記した説明では、画像音声情報を
追加したあとに、付帯情報テーブルを変更したが、あら
かじめ別のテキストファイルとして変更しておき、画像
音声情報の追加と同時に、付帯情報テーブルを切り替え
て使用してもよいことはいうまでもない。また、必ずし
も付帯情報テーブルの変更作業はシステム管理装置12
0で行う必要はなく、例えば別の装置で変更しておいた
ものを、フロッピーディスクやネットワークなどによっ
て、システム管理装置120に転送して使用してもよ
い。この場合、前記付帯情報テーブル更新手段125は
フロッピーディスクドライブとフロッピーディスクであ
る。
【0106】前記端末情報テーブルは、システム管理装
置120に新たに画像音声端末110を追加接続した
り、もしくは既にシステム管理装置120に接続されて
いる画像音声端末110を外したりしたことにより、シ
ステム管理装置120に接続されている画像音声端末1
10の構成が変化した場合に、必要に応じてテキストエ
ディタなどで変更する。
【0107】例えば、端末IDが4である画像音声端末
110を、新たにシステム管理装置120に追加接続し
た場合を考え、前記端末情報テーブルの変更について具
体的に説明する。ここで、追加前の端末情報テーブル
は、図10に示す状態であったとする。
【0108】まず、システム管理装置120に画像音声
端末110を接続させたあとに、端末情報テーブルを変
更する。この時、追加する画像音声端末110のユーザ
は成人であったとすると、前記端末情報テーブル更新手
段126により変更した後の端末情報テーブルは、図1
8のようになる。図18では、端末IDが4である画像
音声端末110についての情報が追加されている。
【0109】なお、上記した説明では、画像音声端末1
10を追加したあとに、端末情報テーブルを変更した
が、あらかじめ別のテキストファイルとして変更してお
き、画像音声端末110の追加と同時に、端末情報テー
ブルを切り替えて使用してもよいことはいうまでもな
い。また、必ずしも端末情報テーブルの変更作業はシス
テム管理装置120で行う必要はなく、例えば別の装置
で変更しておいたものを、フロッピーディスクやネット
ワークなどによって、システム管理装置120に転送し
て使用してもよい。この場合、前記端末情報テーブル更
新手段126はフロッピーディスクドライブとフロッピ
ーディスクである。
【0110】さらに、端末IDが2である画像音声端末
110を操作するユーザが変化した場合を考え、前記端
末情報テーブルの変更について具体的に説明する。例え
ばホテルなどでは、毎日のように客室の宿泊者が変わる
ため、端末を操作するユーザが変わる場合は多く発生す
る。ここで、追加前の端末情報テーブルは図13に示す
状態であったとする。
【0111】図13では、端末IDが2である端末は、
操作しているユーザは「未成年」で、画像音声情報「M
ISSION POSSIBLE」の継続視聴情報を有
している。このとき、「成人」であるユーザに変わった
とする。当然ユーザが変化したため、継続視聴情報を削
除する必要がある。前記端末情報テーブル更新手段12
6により変更した後の端末情報テーブルは、図19のよ
うになる。図19では、端末IDが2である画像音声端
末110についての情報が変更されているのがわかる。
【0112】先に述べたような、前記端末情報を画像音
声端末110に持たせて、端末情報による配信制御を画
像音声端末110で行う方法では、上述のように端末情
報を変更する場合は、当然、端末情報を有する画像音声
端末110に対して変更作業をする必要がある。したが
って、複数の画像音声端末110に対し頻繁に変更作業
することを考えると、変更作業が煩雑であるといえる。
これに対して、本実施形態では、システム管理装置12
0の前記端末情報テーブルの端末情報を変更するだけで
よいため、端末情報を画像音声端末110に持たせる方
法に比べて、かかる場合の作業が簡略化され容易であ
る。
【0113】続いて、双方向通信伝送路131、双方向
通信伝送路132、および再生信号伝送路133の実現
方法について述べ、本発明が通信方式や伝送路などの通
信形態の如何に拘らず適用できることを説明する。
【0114】まず、双方向通信伝送路131の実現方法
について述べる。本実施形態では、外部通信インターフ
ェース114と端末通信インターフェース122との間
で送受信される、前記第2の制御命令などはデジタルデ
ータである。
【0115】したがって、双方向通信伝送路131をシ
リアル通信伝送路とした場合は、具体的には、例えば、
外部通信インターフェース114および端末通信インタ
ーフェース122をRS232Cインターフェースと
し、双方向通信伝送路131をRS232Cケーブルと
すればよい。
【0116】また同様に、双方向通信伝送路131をパ
ラレル通信伝送路とした場合は、外部通信インターフェ
ース114および端末通信インターフェース122をパ
ラレルインターフェースとし、双方向通信伝送路131
をパラレルケーブルとすればよい。
【0117】その他、汎用のデジタルネットワークイン
ターフェースを使用し、例えば双方向通信伝送路131
をEthernetケーブルとし、外部通信インターフ
ェース114および端末通信インターフェース122を
Ethernetインターフェスとしてもよい。
【0118】さらに、双方向通信伝送路131をアナロ
グ伝送路としてもよい。例えば、双方向通信伝送路13
1に同軸ケーブルなどを使用し、外部通信インターフェ
ース114および端末通信インターフェース122にF
SK変復調器のようなデジタル変復調の機能を持たすこ
とで実現できる。この場合は、送信するデジタルデータ
をデジタル変調器でアナログ信号に変調してから送信
し、受信側で再びデジタルデータに復調するといった制
御をすることになる。
【0119】つまり、双方向通信伝送路131などの通
信形態は、双方向通信を行うためことができる通信形態
であれば、特に限定するものではない。したがって、双
方向通信伝送路131などの通信形態の如何に拘らず、
本発明は適用することができる。
【0120】次に、双方向通信伝送路132の実現方法
について述べる。双方向通信伝送路132についても、
先に述べた双方向通信伝送路131の実現方法と同じこ
とが言える。
【0121】双方向通信伝送路132をシリアル通信伝
送路とした場合は、具体的には、例えば、外部通信イン
ターフェース102およびサーバー通信インターフェー
ス121をRS232Cインターフェースとし、双方向
通信伝送路132をRS232Cケーブルとすればよ
い。
【0122】また同様に、双方向通信伝送路132をパ
ラレル通信伝送路とした場合は、外部通信インターフェ
ース102およびサーバー通信インターフェース121
をパラレルインターフェースとし、双方向通信伝送路1
32をパラレルケーブルとすればよい。
【0123】その他、デジタルネットワークインターフ
ェースを使用し、例えば双方向通信伝送路131をEt
hernetケーブルとし、外部通信インターフェース
102およびサーバー通信インターフェース121をE
thernetインターフェスとしてもよい。また、E
thernetなどのデジタルネットワークインターフ
ェースを使用した場合は、双方向通信伝送路131も同
じデジタルネットワークインターフェースを使用するこ
とで、双方向通信伝送路131および双方向通信伝送路
132を同一の伝送路に統一することができる。
【0124】また、双方向通信伝送路132をアナログ
伝送路をとしてもよい。例えば、双方向通信伝送路13
1に同軸ケーブルなどを使用し、外部通信インターフェ
ース102およびサーバー通信インターフェース121
にFSK変復調器のようなデジタル変復調器の機能を持
たすことで実現できる。この場合は、送信するデジタル
データをデジタル変調器でアナログ信号に変調してから
送信し、受信側で再びデジタルデータに復調するといっ
た制御をすることになる。
【0125】つまり、双方向通信伝送路132などの通
信形態は、双方向通信を行うためことができる通信形態
であれば、特に限定するものではない。したがって、双
方向通信伝送路132などの通信形態の如何に拘らず、
本発明は適用することができる。
【0126】なお、双方向通信伝送路131および双方
向通信伝送路132をアナログ伝送路とすれば、両方を
統一して同じ伝送路を使用することもできる。
【0127】次に、再生信号伝送路133の実現方法に
ついて述べる。再生信号伝送路133をアナログ伝送路
とする場合は、前記圧縮信号の伸長・再生を画像音声配
信装置100で行うか、画像音声端末110で行うか
で、構成が変わってくる。再生信号伝送路133はどち
らの場合も、例えば、同軸ケーブルなどを用いればよ
い。
【0128】まず、前記圧縮信号の伸長・再生を画像音
声配信装置100で行う場合について、図1の実施形態
で説明する。再生信号送信手段105をRF変調器で構
成し、再生信号受信手段115をRFチューナーおよび
RF復調器で構成することで、同一の再生信号送信手段
105および再生信号伝送路133を使用して、複数の
再生信号を伝送することができる。
【0129】以下、伝送手順を説明する。記憶手段10
1から読み出された前記圧縮信号は、圧縮信号再生手段
104で伸長、再生されNTSC信号に変換される。そ
の後、再生信号送信手段105によりRF変調され、他
の再生信号と周波数多重された形で、再生信号伝送路1
33を経由して画像音声端末110に配信される。画像
音声端末110では、再生信号受信手段115におい
て、RF信号を受信し、チューナー機能で必要な周波数
の信号のみを取得し、RF復調してNTSC信号にした
後、表示手段116で表示することになる。
【0130】次に、再生信号伝送路133をアナログ伝
送路とすることは同じであるが、前記圧縮信号の伸長・
再生を画像音声端末で行う場合について、図20に示す
本発明の第2実施形態で説明する。図20は、本発明の
第2実施形態に係る画像音声情報配信システムの構成図
であり、同図において、図1と同じ構成要素については
同一番号を用いており、説明は省略する。
【0131】本実施形態では、画像音声配信装置200
は、画像音声配信装置100から圧縮信号再生手段10
4を取り除いた構成となっており、画像音声端末210
は、画像音声端末110に圧縮信号再生手段118を加
えた構成となっている。また、再生信号送信手段107
はバス106に接続され、同様に再生信号受信手段11
9はバス117に接続されている。
【0132】以下、伝送手順を説明する。記憶手段10
1から読み出された前記圧縮信号は、再生信号送信手段
107において、デジタル変調された後、RF変調され
他の再生信号と周波数多重された形で、再生信号伝送路
133を介して画像音声端末210に配信される。再生
信号送信手段107は、RF変調器と、デジタル変調器
として、例えば、64QAM変調器などで構成すればよ
い。再生信号受信手段119では、受信したRF信号か
ら必要な周波数の信号のみを取得し、RF復調したあと
デジタル復調する。再生信号送信手段107は、RFチ
ューナーと、RF復調器と、デジタル復調器として例え
ば、64QAM復調器などで構成すればよい。デジタル
復調された前記圧縮信号は、圧縮信号再生手段118に
よる伸長・再生によってNTSC信号に変換され、表示
手段116で表示される。
【0133】本実施形態のように、前記圧縮信号をデジ
タルデータまま伝送し、圧縮信号の伸長・再生を画像音
声端末210側で行うことで、図1の前記第1実施形態
のように画像音声配信装置100側で行う場合に比べ
て、伝送中に受ける雑音に強いという長所がある。
【0134】また本実施形態では、再生信号伝送路13
3をデジタル伝送路とすることもできる。この場合は、
再生信号送信手段107および再生信号受信手段119
を、例えばEthernetのような、デジタルネット
ワークインターフェースで構成する。
【0135】以下、伝送手順を説明する。記憶手段10
1から読み出された前記圧縮信号はデジタルデータであ
るため、そのままデジタルネットワークインターフェー
スである再生信号送信手段107を介し、画像音声端末
210に伝送することができる。デジタルネットワーク
インターフェースである再生信号受信手段119で受信
された圧縮信号は、圧縮信号再生手段118による伸長
・再生によってNTSC信号に変換され、表示手段11
6で表示される。
【0136】なお、双方向通信伝送路131、双方向通
信伝送路132、および再生信号伝送路133は、同じ
通信形態を選択して相互に接続することで、統一された
同じ伝送路を使用することもできる。
【0137】以上のように、双方向通信伝送路131、
双方向通信伝送路132、および再生信号伝送路133
は、様々な通信形態をとることが可能であり、本発明は
いずれの場合にも適用できる。したがって、本発明は特
に通信形態に限定されるものではない。
【0138】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、端末ご
と、もしくは画像音声情報ごとに、個別の配信制御を行
うことができるので、端末からの要求に従い画像音声情
報を配信する、いわゆるビデオ・オン・デマンドシステ
ムにおいて、未成年者視聴禁止制御、特殊再生禁止制
御、2点間再生制御(予告編再生制御)、継続視聴制
御、視聴期間制御、特定制御命令禁止期間制御、継続視
聴禁止期間制御などの、個別の様々な制御が可能とな
り、ビデオ・オン・デマンドシステムをホテルなどの実
際の商用システムとして運用する際に、様々なサービス
を実現できる。
【0139】また本発明によれば、システム管理装置で
端末ごとの配信制御情報を一括して管理するので、端末
を操作するユーザが変化したり、端末が追加・削除もし
くは交換されたりしても、端末に対する作業を必要とせ
ずに、端末に対する配信制御情報の変更ができるため、
端末の追加・削除などの変更作業が簡単、容易になる。
【0140】さらに本発明によれば、システム管理装置
で画像音声情報ごとの配信制御情報を一括して管理する
ので、画像音声情報が追加もしくは削除されたり、既に
存在する画像音声情報に対する配信制御情報を変更した
りする場合に、端末に対する作業を必要とせずに、画像
音声情報に対する配信制御情報の変更ができるため、画
像音声情報の追加・削除などの変更作業が簡単、容易に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る画像音声情報配信
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る画像音声情報配信
システムにおいて、画像音声端末に表示されるメニュー
の1例を示す説明図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る画像音声情報配信
システムにおいて、システム管理装置に記憶されている
端末情報テーブルの第1の例を示す説明図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る画像音声情報配信
システムにおいて、システム管理装置に記憶されている
付帯情報テーブルの第1の例を示す説明図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係る画像音声情報配信
システムにおける、システム管理装置による未成年者視
聴禁止制御を説明するフローチャート図である。
【図6】本発明の第1実施形態に係る画像音声情報配信
システムにおいて、システム管理装置に記憶されている
付帯情報テーブルの第2の例を示す説明図である。
【図7】本発明の第1実施形態に係る画像音声情報配信
システムにおける、システム管理装置による特殊再生禁
止制御を説明するフローチャート図である。
【図8】本発明の第1実施形態に係る画像音声情報配信
システムにおいて、システム管理装置に記憶されている
付帯情報テーブルの第3の例を示す説明図である。
【図9】本発明の第1実施形態に係る画像音声情報配信
システムにおける、システム管理装置による予告編再生
制御を説明するフローチャート図である。
【図10】本発明の第1実施形態に係る画像音声情報配
信システムにおいて、システム管理装置に記憶されてい
る端末情報テーブルの第2の例を示す説明図である。
【図11】本発明の第1実施形態に係る画像音声情報配
信システムにおける、システム管理装置による継続視聴
情報記録制御を説明するフローチャート図である。
【図12】本発明の第1実施形態に係る画像音声情報配
信システムにおける、システム管理装置による継続視聴
制御を説明するフローチャート図である。
【図13】更新されたあとの図10の端末情報テーブル
の1例を示した説明図である。
【図14】本発明の第1実施形態に係る画像音声情報配
信システムにおいて、システム管理装置に記憶されてい
る付帯情報テーブルの第4の例を示す説明図である。
【図15】本発明の第1実施形態に係る画像音声情報配
信システムにおける、システム管理装置によるスタッフ
ロール時間での継続視聴禁止制御を説明するフローチャ
ート図である。
【図16】本発明の第1実施形態に係る画像音声情報配
信システムにおける、システム管理装置によるスタッフ
ロール時間での特殊再生禁止制御を説明するフローチャ
ート図である。
【図17】更新されたあとの図14の付帯情報テーブル
の1例を示した説明図である。
【図18】更新されたあとの図10の端末情報テーブル
の他の1例を示した説明図である。
【図19】更新されたあとの図13の端末情報テーブル
の1例を示した説明図である。
【図20】本発明の第2実施形態に係る画像音声情報配
信システムの構成を示すブロック図である。
【図21】本発明の第1実施形態に係る画像音声情報配
信システムにおいて、システム管理装置に記憶されてい
る付帯情報テーブルの第5の例を示す説明図である。
【図22】本発明の第1実施形態に係る画像音声情報配
信システムにおける、システム管理装置による視聴期間
制御を説明するフローチャート図である。
【符号の説明】
100 画像音声配信装置 101 記憶手段 102 外部通信インターフェース 103 中央処理手段 104 圧縮信号再生手段 105 再生信号送信手段 106 バス 110 画像音声端末 111 リモコン 112 ユーザ入力検出手段 113 中央処理手段 114 外部通信インターフェース 115 再生信号受信手段 116 表示手段 117 バス 120 システム管理装置 121 サーバー通信インターフェース 122 端末通信インターフェース 123 中央処理手段 124 記憶手段 125 付帯情報テーブル変更手段 126 端末情報テーブル変更手段 127 バス 131 双方向通信伝送路 132 双方向通信伝送路 133 再生信号伝送路 200 画像音声配信装置 107 再生信号送信手段 210 画像音声端末 118 圧縮信号再生手段 119 再生信号受信手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桜本 ゆかり 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 笠井 康彦 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 佐藤 康浩 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像情報メディア事業部 内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像音声配信装置、システム管理装置、
    および、画像音声端末を有する画像音声情報配信システ
    ムにおいて、 前記画像音声配信装置は、画像音声情報を少なくとも1
    つ以上の複数記憶していて、前記システム管理装置から
    の第1の制御命令に応じて、記憶している前記画像音声
    情報を、少なくとも1つ以上同時に前記画像音声端末に
    配信するものであり、 前記画像音声端末は、前記システム管理装置に対し、第
    2の制御命令を送信して、前記画像音声配信装置に記憶
    されている前記画像音声情報の配信を要求するととも
    に、前記画像音声配信装置から配信される前記画像音声
    情報の受信および表示を行うものであり、 前記システム管理装置は、前記画像音声端末と通信する
    ための端末通信手段と、前記画像音声配信装置と通信す
    るための配信装置通信手段と、前記画像音声端末および
    前記画像音声配信装置との通信を管理する管理手段と、
    前記画像音声配信装置に記憶されている前記画像音声情
    報ごとの配信制御情報を記載した付帯情報テーブルと、
    この付帯情報テーブルを記憶しておく記憶手段とを有
    し、 前記システム管理装置は、前記端末通信手段により受信
    した前記第2の制御命令および前記配信制御情報に応じ
    て、前記第1の制御命令を送信して、前記画像音声配信
    装置における前記画像音声情報の配信を制御すること、
    を特徴とする画像音声情報配信システム。
  2. 【請求項2】 画像音声配信装置、システム管理装置、
    および、画像音声端末を有する画像音声情報配信システ
    ムにおいて、 前記画像音声配信装置は、画像音声情報を少なくとも1
    つ以上の複数記憶していて、前記システム管理装置から
    の第1の制御命令に応じて、記憶している前記画像音声
    情報を、少なくとも1つ以上同時に前記画像音声端末に
    配信するものであり、 前記画像音声端末は、前記システム管理装置に対し、第
    2の制御命令を送信して、前記画像音声配信装置に記憶
    されている前記画像音声情報の配信を要求するととも
    に、前記画像音声配信装置から配信される前記画像音声
    情報の受信および表示を行うものであり、 前記システム管理装置は、前記画像音声端末と通信する
    ための端末通信手段と、前記画像音声配信装置と通信す
    るための配信装置通信手段と、前記画像音声端末および
    前記画像音声配信装置との通信を管理する管理手段と、
    前記画像音声端末ごとの端末情報が記載されている端末
    情報テーブルと、この端末情報テーブルを記憶しておく
    記憶手段とを有し、 前記システム管理装置は、前記端末通信手段により受信
    した前記第2の制御命令および前記端末情報に応じて、
    前記第1の制御命令を送信して、前記画像音声配信装置
    における前記画像音声情報の配信を制御すること、を特
    徴とする画像音声情報配信システム。
  3. 【請求項3】 画像音声配信装置、システム管理装置、
    および、画像音声端末を有する画像音声情報配信システ
    ムにおいて、 前記画像音声配信装置は、画像音声情報を少なくとも1
    つ以上の複数記憶していて、前記システム管理装置から
    の第1の制御命令に応じて、記憶している前記画像音声
    情報を、少なくとも1つ以上同時に前記画像音声端末に
    配信するものであり、 前記画像音声端末は、前記システム管理装置に対し、第
    2の制御命令を送信して、前記画像音声配信装置に記憶
    されている前記画像音声情報の配信を要求するととも
    に、前記画像音声配信装置から配信される前記画像音声
    情報の受信および表示を行うものであり、 前記システム管理装置は、前記画像音声端末と通信する
    ための端末通信手段と、前記画像音声配信装置と通信す
    るための配信装置通信手段と、前記画像音声端末および
    前記画像音声配信装置との通信を管理する管理手段と、
    前記画像音声配信装置に記憶されている前記画像音声情
    報ごとの配信制御情報を記載した付帯情報テーブルと、
    前記画像音声端末ごとの端末情報が記載されている端末
    情報テーブルと、前記付帯情報テーブルおよび前記端末
    情報テーブルを記憶しておく記憶手段とを有し、 前記システム管理装置は、前記端末通信手段により受信
    した前記第2の制御命令および前記配信制御情報および
    前記端末情報に応じて、前記第1の制御命令を送信し
    て、前記画像音声配信装置における前記画像音声情報の
    配信を制御すること、を特徴とする画像音声情報配信シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2記載において、 前記システム管理装置は、前記付帯情報テーブルを変更
    するための変更手段を有し、 前記付帯情報テーブルは、必要に応じて前記更新手段に
    より更新が可能であること、を特徴とする画像音声情報
    配信システム。
  5. 【請求項5】 請求項2または請求項3記載において、 前記システム管理装置は、前記端末情報テーブルを変更
    するための変更手段を有し、 前記端末情報テーブルは、必要に応じて前記更新手段に
    より更新が可能であること、を特徴とする画像音声情報
    配信システム。
  6. 【請求項6】 請求項3記載において、 前記付帯情報テーブルは、前記配信制御情報として、前
    記画像音声配信装置に記憶されている前記画像音声情報
    ごとに、特定のユーザの視聴許可もしくは視聴禁止を表
    す特定ユーザ視聴情報を有し、 前記端末情報テーブルは、前記端末情報として、前記画
    像音声端末ごとに、画像音声端末を操作するユーザが、
    前記特定ユーザに該当するかどうかを示す特定ユーザ情
    報を有し、 前記システム管理装置は、前記画像音声情報の配信を要
    求する前記第2の制御命令を受信した時に、前記特定ユ
    ーザ情報を参照して、前記画像音声情報の配信要求を送
    信した前記画像音声端末を操作する前記ユーザが、前記
    特定ユーザに該当する場合、前記特定ユーザ視聴情報を
    参照して、前記特定ユーザの視聴が許可されている場合
    のみ、要求された前記画像音声情報が配信されるように
    前記画像音声配信装置を制御すること、を特徴とする画
    像音声情報配信システム。
  7. 【請求項7】 請求項1または請求項3記載において、 前記付帯情報テーブルは、前記配信制御情報として、前
    記画像音声配信装置に記憶されている前記画像音声情報
    ごとに、特殊再生の許可もしくは禁止を表す特殊再生許
    可情報を有し、 前記システム管理装置は、前記画像音声情報の特殊再生
    を要求する前記第2の制御命令を受信した時に、前記特
    殊再生許可情報を参照し、特殊再生が許可されている場
    合のみ、要求された前記画像音声情報が特殊再生される
    ように前記画像音声配信装置を制御すること、を特徴と
    する画像音声情報配信システム。
  8. 【請求項8】 請求項1または請求項3記載において、 前記付帯情報テーブルは、前記配信制御情報として、前
    記画像音声配信装置に記憶されている前記画像音声情報
    ごとに、任意の再生位置から他の任意の再生位置までの
    2点間を再生するための任意の再生範囲を示す2点間再
    生情報を有し、 前記システム管理装置は、前記画像音声情報の前記2点
    間再生情報で示される2点間の再生を要求する前記第2
    の制御命令を受信した時に、前記2点間再生情報を参照
    して、要求された画像音声情報が、前記2点間再生情報
    で示される2点間のみ再生されるように、前記画像音声
    配信装置を制御すること、を特徴とする画像音声情報配
    信システム。
  9. 【請求項9】 請求項1または請求項3記載において、 前記付帯情報テーブルは、前記配信制御情報として、前
    記画像音声配信装置に記憶されている前記画像音声情報
    ごとに、任意の日時から他の任意の日時まで前記画像音
    声情報の視聴を許可するための任意の期間を示す視聴期
    間情報を有し、 前記システム管理装置は、前記画像音声情報の配信を要
    求する前記第2の制御命令を受信した時に、前記視聴期
    間情報を参照して、要求時の日時が視聴が許可されてい
    る期間内である場合のみ、要求された前記画像音声情報
    が配信されるように前記画像音声配信装置を制御するこ
    と、を特徴とする画像音声情報配信システム。
  10. 【請求項10】 請求項3記載において、 前記端末情報テーブルは、前記端末情報として、前記画
    像音声端末ごとに、前記画像音声端末が途中で視聴を停
    止した前記画像音声情報の再生停止位置情報を有し、 前記システム管理装置は、前記画像音声情報の配信停止
    を要求する前記第2の制御命令を受信した場合は、要求
    された前記画像音声情報の配信を停止するように前記画
    像音声配信装置を制御するとともに、停止させたときの
    前記画像音声情報の再生停止位置を、前記再生停止位置
    情報として前記端末情報テーブルに記憶しておき、のち
    に同一の前記画像音声情報の配信を要求する前記第2の
    制御命令を受信した場合は、前記端末情報テーブルに記
    憶しておいた前記再生停止位置から、前記画像音声情報
    の配信を開始するように、前記画像音声配信装置を制御
    すること、を特徴とする画像音声情報配信システム。
  11. 【請求項11】 請求項1または請求項3記載におい
    て、 前記付帯情報テーブルに記載されている前記配信制御情
    報は、前記画像音声配信装置に記憶されている前記画像
    音声情報ごとに、前記システム管理装置における特定の
    前記第2の制御命令に応じた前記画像音声配信装置の制
    御をしない任意の再生範囲を示す特定制御命令禁止期間
    情報を有し、 前記システム管理装置は、前記画像音声端末に対し前記
    画像音声情報を配信中に、前記画像音声端末から前記第
    2の制御命令を受信したときに、前記第2の制御命令が
    あらかじめ特定されている前記第2の制御命令に該当す
    る場合には、前記特定制御命令禁止期間情報を参照し、
    前記画像音声情報の現在の再生位置が、特定制御命令禁
    止期間外である場合のみ、受信した前記第2の制御命令
    に応じた前記画像音声配信装置の制御をすること、を特
    徴とする画像音声情報配信システム。
  12. 【請求項12】 請求項10記載において、 前記付帯情報テーブルに記載されている前記配信制御情
    報は、前記画像音声配信装置に記憶されている前記画像
    音声情報ごとに、前記再生停止位置情報を前記端末情報
    テーブルに記憶しない任意の再生範囲を示す継続配信禁
    止期間情報を有し、 前記システム管理装置は、前記画像音声情報の配信停止
    を要求する前記第2の制御命令を受信した場合は、要求
    された前記画像音声情報の配信を停止するように前記画
    像音声配信装置を制御するとともに、前記継続配信禁止
    期間情報を参照し、停止させたときの前記画像音声情報
    の再生停止位置が前記継続配信禁止期間外である場合の
    み、前記再生停止位置情報を前記再生停止位置情報とし
    て前記端末情報テーブルに記憶しておき、のちに同一の
    前記画像音声情報の配信を要求する前記第2の制御命令
    を受信した場合は、前記端末テーブルに前記再生停止位
    置情報が記憶されている場合は、記憶されている前記再
    生停止位置から前記画像音声情報の配信を開始するよう
    に前記画像音声配信装置を制御すること、を特徴とする
    画像音声情報配信システム。
  13. 【請求項13】 請求項7記載において、 前記特殊再生許可情報は、前記画像音声情報の早送り再
    生を許可または禁止する早送り再生許可情報と、前記画
    像音声情報の巻戻し再生を許可または禁止する巻戻し再
    生許可情報と、前記画像音声情報の再生一時停止を許可
    または禁止する再生一時停止許可情報とからなること、
    を特徴とする画像音声情報配信システム。
  14. 【請求項14】 請求項6記載において、 前記端末情報テーブルの前記特定ユーザ情報は、前記画
    像音声端末を操作するユーザが未成年者かどうかを示す
    情報であり、 前記付帯情報テーブルの前記特定ユーザ視聴情報は、前
    記画像音声配信装置に記憶されている前記画像音声情報
    ごとに、未成年者がその画像音声情報を視聴できるかど
    うかを示す未成年者視聴許可情報であり、 前記システム管理装置は、前記画像音声情報の配信を要
    求する前記第2の制御命令を受信した時に、前記特定ユ
    ーザ情報を参照し、前記第2の制御命令を送信した前記
    画像音声端末を操作している前記ユーザが未成年者であ
    る場合は、前記未成年者視聴許可情報を参照し、未成年
    者が要求された前記画像音声情報を視聴できる場合の
    み、要求された前記画像音声情報が配信されるように、
    前記画像音声配信装置を制御すること、を特徴とする画
    像音声情報配信システム。
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