JP2016506747A - 低ナトリウム食品 - Google Patents

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Abstract

様々な構造を有する天然由来の化合物は塩味の知覚を引き出し、塩の塩味の知覚を増強する。食品はそのような呈塩味化合物を含み得て、この呈塩味化合物は、同様のレベルの塩辛さを付与しつつナトリウム含有量を削減するのに使用し得る。【選択図】なし

Description

[関連出願の相互参照]
本願は、2013年2月11日出願の米国仮特許出願第61/763300号の利益を請求するものであり、この米国仮特許出願は、明細書に記載の開示内容に相反さない範囲で、参照により全て本明細書において援用される。
(0001) 本開示は概して、とりわけ、食品の味、例えば食品の塩辛さ(saltiness)を修飾する又は増強する化合物を有する食品に関する。
(0002) 普通の食卓塩である塩化ナトリウムは、塩味の知覚を引き出すための原型的な化合物である。しかしながら、ナトリウム摂取量を削減しようとして、研究者達は、塩味を犠牲にすることなく、塩化ナトリウムの適切な代用品を見つけてきた又は塩化ナトリウム量を削減してきた。
(0003) 塩は、甘味、苦味、酸味、うま味、そして塩味という知覚的要素が混じり合ったものを含め、複雑な味を引き出すことができる。塩のカチオンが知覚に関わる味要素をもたらし、アニオンが、それ自身の味に寄与することに加え、カチオンの味の知覚を修飾すると考えられている。例えば、ナトリウム及びリチウムは塩味しか付与しないと考えられているが、カリウム及び他のアルカリ土類カチオンは塩味と苦味の両方を生み出す。食品中に一般に見出されるアニオンの中でも塩化物イオンは塩味に対して最も抑制性が低いと考えられており、クエン酸アニオンは抑制性がより高い。
(0004) 同一又は同様の調味効果をもたらし且つ塩化ナトリウム量が実質的に少ない、食卓塩の代用品としての呈塩味組成物を得ようと多くの試みがなされてきた。これを目的として、塩化カリウム、塩化アンモニウム及び同様の化合物が提案されている。そのような塩、そのような塩の組み合わせの使用には味に関して改善の余地が多い。個別又は組み合わせであるかを問わず、どの塩も他の味のモダリティにプラスの影響をもたらさないし、塩化ナトリウムのような味もしない。各塩は、そのような塩の混合物と同様に、単独では味が悪い。例えば、塩化カリウムでは、殆どの人が「苦い」と評する強い後味が残る。塩化アンモニウムもまた、後味が苦い。
(0005) 本開示では、とりわけ、塩味又は塩化ナトリウムの摂取に関連した別の複雑な味の知覚を引き出す又は増強する生理活性化合物、あるいは塩味又は塩化ナトリウムの摂取に関連した別の複雑な味の知覚に関連した受容体又はイオンチャネルと相互作用する生理活性化合物について説明する。実施形態において、生理活性化合物は、塩味の知覚を引き出す又は増強するための、食品において原料として使用される味覚修飾化合物である。実施形態において、食品は通常より少ない量のナトリウムを含有する。好ましくは、味覚修飾化合物は、天然物から誘導可能な生理活性化合物である。
(0006) 本明細書に記載の化合物、組成物、食品又は方法の1つ以上の実施形態は、従来の化合物、組成物、食品又は方法より1つ以上の点で有利である。例えば、本明細書に記載の1種以上の味覚修飾又は塩味修飾化合物を含む食品のナトリウム含有量は、同様のレベルの塩辛さを付与しつつも、そのような味覚修飾又は塩味修飾化合物を含まない食品より低くなり得る。この利点及び他の利点は、以下の詳細な説明から容易に理解される。
塩化ナトリウム溶液中の様々な組み合わせの化合物の塩辛さの知覚についてのDAPスコア試験の結果を示す表である。 ブロス溶液中の様々な組み合わせの化合物の塩辛さの知覚についてのDAPスコア試験の結果を示す表である。
(0009) 以下の詳細な説明において、化合物、組成物、生成物及び方法の幾つかの具体的な実施形態を開示している。他の実施形態も考えられること、また本開示の範囲又は趣旨から逸脱することなく他の実施形態を作り得ることを理解されたい。したがって、以下の詳細な説明を限定的な意味で捉えてはならない。
(0010) 本明細書で使用する全ての科学的及び技術的な用語は、別段の定めがない限り、当該分野で一般に用いられる意味を有する。本明細書で挙げる定義は本明細書でよく用いる特定の用語を理解しやすくするためのものであり、本開示の範囲を限定しようとするものではない。
(0011) 本明細書及び添付の請求項において、単数形は、明確に別段の定めがなされていない限り、指示対象が複数である実施形態をその範囲に含む。
(0012) 本明細書及び添付の請求項において、「又は(若しくは)」という語は概して、明確に別段の定めがなされていない限り、「及び/又は」を含めたその意味で用いられる。「及び/又は」という語は、列挙した要素の1つ若しくは全て又は列挙した要素の任意の2つ以上の組み合わせを意味する。
(0013) 本明細書において、「有する(have、having)」、「含む(include、including)」、「含む(comprise、comprising)」等は制限のない意味で用いられており、概して、「〜を含むが〜に限定されない」を意味する。「本質的に〜から成る」、「〜から成る」等は、「含む(comprising)」等に包摂されると理解される。本明細書において、組成物、生成物、方法等に関係する「本質的に〜から成る」は、組成物、生成物、方法等の構成要素が、列挙した構成要素及び組成物、生成物、方法等の基本的で新規な特徴に物質的に影響しない他の構成要素に限定されることを意味する。
(0014) 「好ましい」及び「好ましくは」という語は、特定の環境下で一定の利益をもたらし得る本発明の実施形態のことである。しかしながら、同一又は他の環境下、他の実施形態が好ましい場合もある。更に、1つ以上の好ましい実施形態を詳説することは他の実施形態が有用ではないと含意するものではなく、また請求項を含め、本開示の範囲から他の実施形態を排除しようとするものではない。
(0015) また、本明細書において、数値範囲を上下限でもって示す場合は、その範囲に入る全ての数値が含まれる(例えば、1〜5には、1、1.5、2、2.75、3、3.80、4、5等が含まれ、10以下には、10、9.4、7.6、5、4.3、2.9、1.62、0.3等が含まれる)。数値範囲が「最高」である特定の値までである場合、範囲にはその値が含まれる。
(0016) 本明細書において、「食品」とは、2種以上の可食原料を組み合わせることで得られる食物である。
(0017) 本明細書において、「生理活性化合物」とは、塩味又は塩化ナトリウムの摂取に関連した別の複雑な味の知覚に関係した受容体又はイオンチャネルと相互作用する化合物である。
(0018) 本明細書において、「味覚修飾化合物」とは、食品の味を修飾する化合物である。例えば、味覚修飾化合物は、味覚修飾化合物が付与する特定の味により、食品又はその成分等の知覚される味の修飾により、食品の味を修飾し得る。実施形態において、味覚修飾化合物は、塩味修飾化合物である。
(0019) 本明細書において、「塩味修飾化合物」とは、摂取した場合に、(i)単独で又は塩化ナトリウム等の塩の存在下で塩味の知覚を引き出す又は増強する、あるいは(ii)塩味の知覚に関係する1つ以上のイオンチャネルを通るイオンの流れを変化させる化合物である。塩味の知覚に関係するイオンチャネルの例には、ENaCチャネル、TrpV1チャネル及びTrpML3チャネルが含まれる。
(0020) 本明細書において、天然物「由来」の化合物は、正体が確認されている天然物中に存在する化合物である。合成化合物が天然物中に存在する化合物であるならば、合成化合物は天然物由来の化合物になり得る。
(0021) 本明細書において、「単離」又は「精製」された化合物とは、その化合物の原料の他の成分から実質的に分離された化合物である。例えば、化合物の原料が天然物であるならば、単離又は精製された化合物は、その本来の産生環境から切り離された化合物になり得る。化合物を合成するならば、化合物を、未反応の試薬、反応副産物、溶媒等から分離し得る。
(0022) 実施形態において、塩味修飾化合物を含む組成物は、この塩味修飾化合物を含まないが塩濃度がより高い実質的に同様の組成物に等しい度合いの塩辛さを付与するものと知覚される。好ましくは、塩味修飾化合物を含む組成物は、この塩味修飾化合物を有さない実質的に同様の組成物に等しい塩辛さの知覚を、組成物の塩分がその実質的に同様の組成物より約1%以下少ない場合にもたらす。例えば、塩味修飾化合物を含む組成物は、その塩が、実質的に同様の組成物より約2%以下、約5%以下、約7%以下、約8%以下、約9%以下、約10%以下、約11%以下、約15%以下、約20%以下、約30%以下、約35%以下、約40%以下又は約50%以下少ない場合に、塩味修飾化合物を有さない実質的に同様の組成物に等しい塩辛さの知覚をもたらし得る。言い換えると、1種以上の塩味修飾化合物は、塩、例えば塩化ナトリウムの量を約1%以上、約2%以上、約5%以上、約7%以上、約8%以上、約10%以上、約11%以上、約12%以上、約15%以上、約20%以上、約22%以上、約25%以上、約30%以上、約35%以上、約40%以上、約45%以上、約50%以上、約55%以上、約60%以上、約65%以上、約70%以上、約75%以上、約80%以上、約85%以上、約90%以上、約95%以上等削減するのに十分な量で食品中に存在し得る。減塩食品は、この1種以上の塩味修飾化合物を含まない実質的に同様の食品と同一又は同様の塩辛さの知覚を引き出す。
(0023) 塩辛さの知覚は、いずれの適切なやり方でも評価し得る。実施形態において、塩辛さを、訓練を受けた分析型官能検査パネルにより判定する。実施形態において、訓練を受けた官能検査パネルは、もし訓練を受けた分析型官能検査パネルが組成物及び実質的に同様の組成物が塩辛さに関する味においてのみ異なると最初に判断したならば、塩味修飾化合物を有する組成物の塩辛さを、塩化ナトリウム含有量がより多い実質的に同様の組成物に対して判定する。
(0024) 塩味修飾化合物は、直接作用して塩の塩味の知覚を引き出す又は増強する化合物になり得る。あるいは、直接作用して塩の塩味の知覚を引き出し又は増強する化合物へと摂取後に転化される化合物になり得る。
(0025) 本開示を目的として、ある化合物への言及は、その化合物の塩、その化合物の水和物、その化合物の多形体、その化合物の異性体(構造異性体、立体異性体、例えばエナンチオマー、ジアステレオマーを含む)等への言及を含む。
(0026) 本明細書において、別の組成物と「実質的に同様」の組成物は、組成物を異なるものにしている具体的に列挙した成分を除いて、実質的に成分を同じ濃度(例えば、約5%以内)で含有している。例えば、塩味修飾化合物を含む組成物は、塩及び塩味修飾化合物以外の組成物成分が実質的に同様の濃度で存在するならば、塩味修飾化合物を有さない組成物と実質的に同様になり得る。
(0027) 本明細書において、「天然物」由来の生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、合成により生み出されるものとは対照的に、例えば植物又は微生物原料から抽出される化合物である。天然由来の生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物の抽出又は単離は、単純な化学反応、例えば酸性化、塩基性化、イオン交換、加水分解、塩形成、微生物による発酵等により促進し得る。実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、天然原料、例えば天然植物、真菌及び細菌原料に由来する。そのような天然原料の例には、以下に限定するものではないが、エスキュラス・ヒッポカスタネウム(Aesculus hippocastaneum)、アルケミラ・キサントクロラ(Alchemilla xanthochlora)、アンゲリカ・アルカンゲリカ(Angelica archangelica)、アポシナム・カンナビナム(Apocynum cannabinum)、アザジラクタ・インディカ(Azadirachta indica)、放線菌(株コード:01702axxx000002)、カプシカム・アンヌーム(Capsicum annuum)、シミシフガ・ラセモサ(Cimicifuga racemosa)、コミフォラ・ムクル(Commiphora mukul)、エンベリア・リベス(Embelia ribes)、エボジア・ルテカルパ(Evodia rutaecarpa)、フェルラ・アサフェティダ(Ferula assa−faetida)、真菌(株コード:02295fxxx000001、株コード:01469fxxx000005)、グレジトシア・アウストラリス(Gleditschia australis)、ケンフェリア・ガランガ(Kaempferia galanga)、ラベンデュラ・オフィシナリス(Lavandula officinalis)、マルビウム・ブルガレ(Marrubium vulgare)、メスア・フェレア(Mesua ferrea)、ネフェリウム・カスピダツム(Nephelium cuspidatum)、オルトシホン・スタミネウス(Orthosiphon stamineus)、ペルセア・グラティシマ(Persea gratissima)、ペトロセリナム・サチヴァム(petroselinum stativum)、ピペル・ロンガム(Piper longum)、ピテコクテニウム・エキナタム(Pithecoctenium echinatum)、ポドフィルム・ペルタツム(Podophyllum peltatum)、シジュウム・グアジャバ(Psidium guajava)、リシナス・コムニス(Ricinus communis)、サルビア・ミルティオリザ(Salvia miltiorrhiza)、シサンドラ・キネンシス(Schisandra chinensis)、テクリア・トリコカルパ(Teclea trichocarpa)、ヴァイテックス・アグナス(Vitex agnus)、クシスマロビウム・ウンデュラツム(Xysmalobium undulatum)、ユッカ・グロリオサ(Yucca gloriosa)、ザントキシラム・ピペリタム(Zanthoxylum piperitum)、ジンギベル・オフィシナリス(Zingiber officinalis)他が含まれる。実施形態において、ペルセア・グラティシマ由来の1種以上の化合物を、ケンフェリア・ガランガ由来の1種以上の化合物又はカプシカム・アンヌーム由来の1種以上の化合物と組み合わせる。
(0028)生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物
(0029) 本明細書で提示するのは、塩辛さの知覚を引き出す又は増強すると明らかになっている天然物由来の化合物及びそれら由来の化合物群である。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物であり、
1はH又はC1〜C10アルキルであり、
2はH又はC1〜C3アルキルであり、
XはCHOR3又はC=Oであり、
3はH、C1〜C3アルキル又は
Figure 2016506747
であり、
4はH又はC1〜C3アルキルであり、
YはCR5=CH又はCHR5−CH2であり、
5はH、OH、−OCH3、−OCH2CH3、−O−OCH2CH2CH3又は
Figure 2016506747
であり、
6はH又はC1〜C3アルキルである。
実施形態において、R1はC2〜C8アルキルである。実施形態において、R2はHである。実施形態において、XはC=O又は
Figure 2016506747
であり、R4はCH3である。実施形態において、YがCR5=CHである場合、R5はHである。実施形態において、YがCHR5−CH2である場合、R5はOH又は−OCH3である。実施形態において、R6はCH3である。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747

Figure 2016506747
の1つ以上を有する化合物である。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物であり、
1及びR2はそれぞれ独立してOH若しくはC1〜C3アルコキシである又はR1及びR2は、結合している炭素と共に2つのヘテロ原子を有する5員環を形成することで、以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物を形成し、
3
Figure 2016506747

Figure 2016506747

Figure 2016506747
である。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物であり、
1はC10〜C15アルキル又はアルケニルである。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747

Figure 2016506747

Figure 2016506747

Figure 2016506747
の1つ以上を有する化合物である。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物であり、
X=C又はNであり、
1及びR2はそれぞれ独立してH、OH、C1〜C3アルコキシ、直鎖若しくは分岐鎖飽和若しくは不飽和C1〜C6アルキル若しくはアルケニルから選択され又はR1及びR2は、結合している炭素と共に5員環又は6員環構造の一部を形成し、
3はH、OH、C1〜C3アルコキシ又はC1〜C6アルキルであり、
4及びR5はそれぞれ独立してCH、C=O、C−ベンジルメトキシ、C−R8若しくはC−C(O)R8から選択され、R8は直鎖若しくは分岐鎖飽和若しくは不飽和C1〜C6アルキルである又はR4及びR5は共に、式Cの構造の残りと一辺を共有する芳香族6員環構造の一部であり、
6はO、CH、C=O又はC−O−R8から選択され、R8はH又はC1〜C3アルキルであり、
7はH、OH、C1〜C3アルコキシ又はC1〜C3アルキルである。
実施形態において、XがNである場合、R7はメチルである。実施形態において、XがNである場合、R6はC=O又はC−O−R8、例えばC−O−Meである。XがCである実施形態において、R7はH又はOHである。XがCである実施形態において、R6はOである。実施形態において、R3はH又はメトキシである。実施形態において、R4又はR5の一方はC=Oであり、もう一方はH、C−ベンジルメトキシ、C−CH2CHC(CH32又はC−C(O)CHC(CH32である。
実施形態において、R1及びR2は、結合している炭素と共に6員環構造の一部を形成する。実施形態において、6員環構造は、酸素又は窒素ヘテロ原子を含む。実施形態において、6員環構造は、1つ以上のC1〜C6アルキル、例えばメチルで置換される1つ以上の炭素原子を有する。実施形態において、環構造の1つの炭素原子は、2つのメチル基で置換される。実施形態において、環構造は、非置換6炭素芳香環構造である。実施形態において、環は、以下の構造:
Figure 2016506747
を有し、以下の式:
Figure 2016506747
の構造を形成する。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747

Figure 2016506747
を有する化合物である。
本開示を目的として、
Figure 2016506747
等の構造を有する環構造は芳香族であるとみなされることがわかる。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物であり、
1はH、メチル、OCOCH3である又はR6と共に、R1及びR6が共にC=O若しくはCH2である5員環構造を形成し、
6はH、C=OCH3である又は一緒になってR1及びR6が共にC=O若しくはCH2である5員環構造を形成し、
2及びR3はCH又はCであり、R2及びR3がCである場合、R2とR3との間には二重結合が形成され、
4及びR5は独立してOH、メチルから選択され、
4及びR5は独立してOH、メチル、
Figure 2016506747
から選択される又はR4及びR5は、結合している炭素と共に
Figure 2016506747
を形成することで、以下の式:
Figure 2016506747
の化合物を形成する。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747
又は
Figure 2016506747
を有する化合物である。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物であり、
1、R2及びR3は独立してH及びCOCH3から成る群から選択される。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物である。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物であり、
1及びR2はそれぞれ独立してH、
Figure 2016506747
であり、
3はCH2OH、COOH、
Figure 2016506747
であり、
4はH又はOHであり、
5はCH2OH、
Figure 2016506747
であり、
6はH又はOHであり、
7はH又は
Figure 2016506747
である。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物であり、
1
Figure 2016506747
又は
Figure 2016506747
であり、
2及びR3はそれぞれ独立してH、CH3又はCH2OHであり、
4はH又はCH3であり、
5はCH、CH2又はC=Oであり、
6はCH又はCH2であり、ただしR5がCHである場合、R6はCHであり、
A及びBは一緒になって環構造及び様々な置換基を形成することで以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物を形成する。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747

Figure 2016506747

Figure 2016506747
を有する化合物である。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物である。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物であり、
1はH又は
Figure 2016506747
であり、
2はH又はOHであり、
3及びR4は独立してH若しくはメチルから選択される又は一緒になってCH2を形成し、
5はCH2又はCHであり、
6はCH又はCであり、ただしR5がCHである場合、R6はCであり、
7及びR8は、結合している炭素と共に
Figure 2016506747
を形成することで以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物を形成し、
9はH又はメチルである。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747

Figure 2016506747
を有する化合物である。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物であり、
XはO又はCH2であり、
1及びR9は独立してH、OH、メチル及びCH2OHから選択され、
2及びR10は独立してH、OH及びメチルから選択され、R3及びR4は独立してH及びメチルから選択される又は一緒になってCH2を形成し、
5、R6及びR7は独立してH及びメトキシから選択され、
8はH、OH又はメトキシである。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747

Figure 2016506747
を有する化合物である。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物であり、
1はH又は
Figure 2016506747
であり、
2及びR3はそれぞれ独立してC1〜C3アルキル又はC1〜C3アルコールである。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物であり、
1はOH又は
Figure 2016506747
であり、
2及びR3はそれぞれ独立してOH又はOCH3であり、
4はCHC(CH32又は
Figure 2016506747
であり、
5はH又は
Figure 2016506747
であり、
XはC=O又はOであり、
YはC=O又はOであり、ただしXがOである場合、YはC=Oである、あるいはXがC=Oである場合、YはOである。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747

Figure 2016506747
を有する化合物である。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物である。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物であり、
1はH、CH2CH2OH又はメトキシであり、
2はメチル又は
Figure 2016506747
であり、
3及びR5は独立してH又はOHであり、
4はH又はメトキシであり、
6はC1〜C3アルキル又はC1〜C3アルコキシである。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物である。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物である。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物である。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物である。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物であり、
1及びR2は独立してH、メトキシ若しくは
Figure 2016506747
である又はR1及びR2は、結合している炭素と共に、様々な置換基を有する6員環構造を形成することで
Figure 2016506747
の構造を有する化合物を形成し、
8及びR9はそれぞれ独立してH、ベンジル又はC(CH32CHCH2であり、
3及びR4は、結合している炭素と共に窒素ヘテロ原子若しくは1つ以上の酸素ヘテロ原子を有する5員芳香又は非芳香環を形成することで、以下の構造;
Figure 2016506747

Figure 2016506747

Figure 2016506747
を有する化合物を形成し、
5及びR6は独立してH、OH、メトキシ、OCH2CH(OH)C(CH32OH、OCH2CHC(CH32及び
Figure 2016506747
であり、ただしR3及びR4が一緒になって式P1B−2の構造を有する化合物となる場合、R5は存在せず、
7はCOCH(CH32であり、ただしR3及びR4が一緒になって式P1B−1、P1B−2、P1B−3、P1B−4、P1B−5、P1B−6又はP1B−7の構造を有する化合物を形成する場合、R7は存在しない。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物であり、
1はH又はCH2CHC=(CH32であり、
2はH又はメトキシであり、
3はH又は
Figure 2016506747
であり、
XはN又はOである。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747

Figure 2016506747

Figure 2016506747

Figure 2016506747

Figure 2016506747
を有する化合物である。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物であり、
1はH又はメチルであり、
2はCR4又はCであり、
3はCH2、CH又はC=CH2であり、ただしR2がCである場合、R3はCHであり、
4はH、OH又はメチルであり、
AはCH2である又はA及びBは一緒になって
Figure 2016506747
を形成することで以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物を形成し、
BはCH2であり、A及びBは一緒になって上の構造を形成する又はB及びDは一緒になって
Figure 2016506747
を形成することで以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物を形成し、ただしB及びDが一緒になって環を形成して式Q’’の構造を有する化合物となる場合、DとEとの間には二重結合が存在し、
DはCH2であり、B及びDは一緒になって上の構造を形成し、D及びEは一緒になって
Figure 2016506747
を形成することで、以下の構造;
Figure 2016506747
を有する化合物を形成し、
5はメチル又はCHOであり、
6はCH又はCH2であり、
7はCH又はCHR10であり、R10はH又は
Figure 2016506747
であり、ただしR6がCHである場合、R7はCHであり、
8はCH又はCR1112であり、R11及びR12は独立してH及びメチルから選択され、
9はC又はCR13であり、R13はH又はOHであり、ただしR8がCHである場合、R9はCであり、
XはCOR14であり、R14はH、CO、COCH3
Figure 2016506747
であり、
あるいはD及びEは一緒になって
Figure 2016506747
を形成することで以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物を形成し、
EはCH、CH2又は上のDとEとの間で形成される構造であり、ただしB及びDが一緒になって上の構造を形成する場合、EはCHであり、
FはO、CCHCH3又はCHR15であり、R15
Figure 2016506747
であり、
GはCH2又はC=Oである。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747

Figure 2016506747

Figure 2016506747

Figure 2016506747
を有する化合物である。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物であり、
1はH又は
Figure 2016506747
であり、
2及びR3は独立してH、OH及びCOOHであり、
4は、任意でヒドロキシルで置換されるC3〜C12飽和又は不飽和アルキルである。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物であり、
1、R2及びR3は独立してH又はOHであり、
XはO又はCHOHであり、
YはC=O又はCH2であり、
4はC3〜C12不飽和アルキルである。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物であり、
XはO又はNHであり、
1はH又はOHであり、
2はH又はOCOCH3であり、
3はH又はC1〜C6飽和又は不飽和アルキルである。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747

Figure 2016506747

Figure 2016506747
を有する化合物である。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物であり、
1、R2、R3、R4及びR5はそれぞれ独立してH、CH3又はOHである。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物である。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物であり、
RはH、COCH3又は
Figure 2016506747
である。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物である。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物であり、
1はH、OH、又はC1〜C3アルコキシであり、
2はHである又はR2及びR3は一緒になって
Figure 2016506747
を形成することで以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物を形成し、
3はH、OHである又はR2及びR3は一緒になって上の環構造を形成し、
4はH、OH又はC1〜C3アルコキシであり、
XはO又はCHであり、
YはO又はCR5であり、R5はH又は
Figure 2016506747
である。
実施形態において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、以下の構造:
Figure 2016506747

Figure 2016506747
を有する化合物である。
上で挙げた化合物の構造から見て取れるように、これらの化合物の多くが構造的な類似点を有する。そのため、上で提示した具体的な化合物の構造的誘導体もまた、塩辛さの知覚を引き出す又は塩辛さを増強する能力を有すると考えられる。化合物の組み合わせもまた、塩辛さの知覚を引き出す又は塩辛さを増強する役割を果たし得る。加えて又はあるいは、化合物の1種以上は、塩辛さ以外の又は塩辛さに加えて、他の単純な又は複雑な風味の知覚を引き出し得る。
化合物間の構造的な類似点の多くは、上で提示した式A、B1、B2、C、D、E、F1、F2、G、H、I、J1、J2、K、L、M、N、O、P1、P2、Q、R1、R2、R3、S、T及びU並びにそれらの下位分類の化合物に反映されている。本明細書で同定した化合物に基づいて、ギンゲロール、アルキル置換フェノール、アクリドンアルカロイド、ラブダン、プライマレン(primarane)、サポニン、ネオリグナン、五環トリテルペン、2,2’−シクロリグナン、ジベンジルブタンリグナン、二環トリテルペン、フロログルシン、カリロフィレン(carylophyllene)、ベータ−カルボリン、リムノイド(limnoid)、クマリン、カルダノリドステロイド、脂肪酸及び誘導体の1種以上が、味覚修飾化合物の候補になり得ることもわかる。更に、本明細書で提示した化合物の他の構造的な類似点を利用することで味覚修飾化合物を発展させ得ることもわかる。
例えば、本明細書で提示した化合物の多くが、ヒドロキシル基が結合した少なくとも11個の炭素の不飽和炭素鎖を有し、また疎水性の頭部と疎水性の尾部を有する両親媒性になり得る。例えばC5〜C20アルカン又はアルケン尾部を有する他の化合物は同様に塩辛さを引き出し得る又は増強し得る。同様に、異なる形で置換しているカルボキシル又はヒドロキシル基を有する他の化合物も、塩辛さの知覚を引き出し得る又は増強し得る。
本明細書で提示した多くの化合物が、疎水性になり得る中央部と親水性になり得る周辺領域を有する多数の環状基を有する。より具体的には、一部の化合物は、ヒドロキシル基を有し、糖が結合し、また少なくとも1つのエステル結合を有するペンタシクロヘキサンを含む。中央の疎水性環構造を例えばC5〜C20疎水性アルキル又はアルケン基で置換することにより、塩辛さを引き出す又は増強し得る化合物がもたらされ得る。あるいは周辺領域でのヒドロキシル基の置換又はカルボン酸基での置換によっても、塩辛さの知覚を引き出す又は増強する化合物がもたらされ得る。
上で提示した化合物の多くは1つ以上の芳香環構造を有し、一部は置換され、一部は置換されていない。そのような化合物の同様の置換又は非置換により、塩辛さを増強する又は引き出す化合物がもたらされ得る。
本明細書で提示した複数の化合物は、少なくとも9個の炭素の飽和炭素鎖及び1つの酸素含有基、例えばヒドロキシル、カルボニル、カルボキシル又はエステルを含む。例えば5〜15個の炭素の不飽和炭素鎖及び酸素基を有する他の化合物は、塩味に関して同様の効果を有し得る。
本明細書で提示した多くの化合物は、エーテル基及び少なくとも7個の炭素を含む炭素側鎖を有する少なくとも1つのフェノール基を有する。他の類似化合物は、塩味に関して同様の効果を有し得る。
本明細書で提示した数多くの化合物は、不飽和炭素結合を有する多種多様な基が結合したベンジル複素環式フラン及び少なくとも1つのカルボニル基を有する。他の類似化合物は、塩味に関して同様の効果を有し得る。
上で提示した複数の化合物は、シクロペンタフェントレン(cyclopentaphenthrene)基を有する。シクロペンタフェントレン及び同様の置換基を有する他の化合物は、塩味に関して同様の効果を有し得る。
本明細書で提示した数多くの化合物がベンゾピラノン基を含む。ベンゾピラノン及び同様の置換基を有する他の化合物は、塩味に関して同様の効果を有し得る。
上で提示した一部の化合物は、最低13個の炭素の非置換炭素鎖及び少なくとも1つのカルボニル基を有する。他の類似化合物は、塩味に関して同様の効果を有し得る。
本明細書で提示した複数の化合物は、メトキシメチルテトラヒドロベンゾシクロオクタベンゾ−ジオキソール又は−アヌレン基を有する。そのような基を有する他の化合物は、塩味に関して同様の効果を有し得る。
上で提示した数多くの化合物は、エステル又はカルボニル部分が結合したテトラシクロヘキサンを有する。他の類似化合物は、塩味に関して同様の効果を有し得る。
上で論じた化合物の派生物は例を目的として挙げられていること、また他の誘導体又は派生物を様々な化合物間での構造的な類似点に基づいて生成することで塩辛さの知覚を引き出す又は増強する化合物がもたらされ得ることがわかる。
同定した化合物の多くを味の鑑定人が試験し、塩辛さの知覚について塩化ナトリウムの削減量と合わせて評価し、塩辛さに関して採点した(DAPスコア)。簡単に説明すると、個々の試験化合物をそれぞれ水及びナトリウム溶液中に入れて塩辛さ及び塩辛さの増強力を試験した。水中での試験は、化合物濃度10ppmで行った。ナトリウム溶液中での試験は、化合物濃度0.1、1及び10ppmで行った。感覚を刺激する既知の塩強度の2種のコントロール用ナトリウム溶液を各試験用の基準液として用意した。個々の化合物についての試験は、ナトリウム溶液の代わりに単純なブロスを使用しても行われた。Na溶液DAP試験で同定された数多くの化合物組み合わせをブロスDAP試験に使用した。9〜12人の評価者から成る訓練を受けたパネルにより試験は行われた。Na−溶液DAP試験に関し、3.1を超えるDAPスコアは、塩辛さ又は塩味増強を示す。DAPスコアから3.1を引くことで、DAPスコアをナトリウム削減力と相関させることができる。例えば、DAPスコア4.0は9%のナトリウム削減力((4.0−3.1)*10=9%)となり、これは塩味修飾化合物を有する食品中に存在するナトリウムが、塩味修飾化合物を有さない実質的に同様の食品より、同様の塩辛さを生み出しながらも9%少なくなり得ることを意味する。ブロスDAP試験の場合、7.6より高いDAPスコアは、塩辛さ又は塩味増強を示す。DAPスコアから7.6を引くことで、DAPスコアをナトリウム削減力と相関させることができる。例えば、DAPスコア8.5は9%のナトリウム削減力((8.5−7.6)*10=9%)となり、これは塩味修飾化合物を有する食品中に存在するナトリウムが、塩味修飾化合物を有さない実質的に同様の食品より、同様の塩辛さを生み出しながらも9%少なくなり得ることを意味する。
化合物及びDAPスコアを下の表1にまとめる。
Figure 2016506747

Figure 2016506747

Figure 2016506747
*化合物80a及び80bは別々の化合物として存在し得る又は平衡になり得て、一方から他方へと自然にシフトする。
(0093) 上の表1において、DAPスコアに関する「なし」は、化合物の味覚試験が行われなかったことを意味する。
(0094) 様々な化合物ペアについてのDAPスコア試験結果を図1(ナトリウム溶液)及び図2(ブロス)に示す。特定の組み合わせは2回試験した。これらの組み合わせに関しては、2つのDAPスコアを図1〜2の表に示す。図1〜2に示された結果からわかるように、特定の組み合わせの化合物は塩辛さの知覚を増強することができる。一部の組み合わせのDAPスコアは一部の試験において4.5もの高さであった。例えば、図1(ナトリウム溶液)の化合物83と13との組み合わせ及び図2(ブロス)の化合物12と18との組み合わせを参照のこと。そのようなDAPスコアでは、ナトリウム削減力は約14%になり得る。図1〜2で試験した組み合わせは、塩辛さの知覚を増強するために又はナトリウム含有量を削減するために食品で使用し得る組み合わせを代表している。化合物の他のいかなる適切な組み合わせも用い得ることがわかる。
(0095) 化合物ペアの組み合わせの追加試験をナトリウム溶液中で行った。この追加試験のDAPスコアを下の表2に示す。
Figure 2016506747
(0096) 加えて、本明細書に記載の3種以上の生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物を食品に含め得る。例えば、下の表3は、化合物12、13及び83の組み合わせを含有するナトリウム溶液及びチキンブロスの試験で得られたDAPスコアを示す。表3に示すように、ナトリウム溶液で試験した場合に、そのような組み合わせのDAPスコアは5.3となった。したがって、そのような組み合わせは、約22%のナトリウム削減力をもたらし得る。当然のことながら、3種以上の化合物の他の適切な組み合わせを食品に使用する又は含めることで、塩辛さの知覚を増強し得る又はナトリウム含有量を低下させ得る。
Figure 2016506747
(0097) 例えば食品に組み入れた場合に所望の又は有益な効果を生み出し得る化合物組み合わせの幾つかの実例には、化合物3、10、12、13、16、18、29、33、36、37、41、43、44、45、48、53、56、62、66、73、82、83及び84から成る群から選択される少なくとも1種の化合物を含む組み合わせが含まれる。別の実例は、化合物10、12、13、18、36、45、56、82及び83から成る群から選択される少なくとも1種の化合物を含む組み合わせである。更に別の実例は、化合物12、13及び83を含む組み合わせである。当然のことながら、他のいずれの適切な又は望ましい組み合わせも用い得る。
(0098) ブロス中の3種の異なる化合物の組み合わせの場合のDAPスコアを以下の表4に示す。
Figure 2016506747
(0099) 言及した生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物の天然原料の抽出は、多種多様な方法、例えば、以下に限定するものではないが、水、溶媒による抽出(エタノール/水の組み合わせ)又は超臨界二酸化炭素法又は他の揮発法により行うことができる。濃縮された抽出物又は単離物を例えばカプセル化又は化学反応により、単純な糖又は短鎖脂肪酸等の非反応性化合物に物理的に安定化することができる。より大きな分子に掛け合わせることで、化合物の水溶液におけるその溶解度を変化させ、更に処理する又は反応させることで効果の大きい原料を乾燥又は水性形態で作り出し得る。
(00100) 実施形態において、組成物は、本明細書に記載の生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物を含む。この組成物は、食品に含め得る。実施形態において、組成物は1種以上の天然抽出物を含む。別の実施形態において、抽出物は、植物又は微生物(例えば、真菌又は細菌)原料から選択される。適切な天然抽出物の例には、エスキュラス・ヒッポカスタネウム、アルケミラ・キサントクロラ、アンゲリカ・アルカンゲリカ、アポシナム・カンナビナム、アザジラクタ・インディカ、放線菌(株コード:01702axxx000002)、カプシカム・アンヌーム、シミシフガ・ラセモサ、コミフォラ・ムクル、エンベリア・リベス、エボジア・ルテカルパ、フェルラ・アサフェティダ、真菌(株コード:02295fxxx000001、株コード:01469fxxx000005)、グレジトシア・アウストラリス、ケンフェリア・ガランガ、ラベンデュラ・オフィシナリス、マルビウム・ブルガレ、メスア・フェレア、ネフェリウム・カスピダツム、オルトシホン・スタミネウス、ペルセア・グラティシマ、ペトロセリナム・サチヴァム、ピペル・ロンガム、ピテコクテニウム・エキナタム、ポドフィルム・ペルタツム、シジュウム・グアジャバ、リシナス・コムニス、サルビア・ミルティオリザ、シサンドラ・キネンシス、テクリア・トリコカルパ、ヴァイテックス・アグナス、クシスマロビウム・ウンデュラツム、ユッカ・グロリオサ、ザントキシラム・ピペリタム、ジンギベル・オフィシナリス他由来の抽出物が含まれる。組成物は、乾燥又は液状形態になり得る。液状組成物は、溶液、懸濁液、コロイド懸濁液、ミクロカプセル化懸濁液、エマルション等又はこれらの組み合わせになり得る。乾燥組成物は、ミクロカプセル化固形物、塊状物等又はこれらの組み合わせになり得る。
(00101) 実施形態において、本明細書に記載の生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、担体を含む組成物に含まれる。担体を含む組成物を、食品に組み入れ得る。いずれの適切な担体も使用し得る。適切な担体の例には、プロピレングリコール、エタノール、水又は油が含まれる。実施形態において、担体は、デンプン、例えば含デンプン炭水化物、マルトデキストリン、シクロデキストリン若しくは別のデキストリン又はリポソームである。実施形態において、担体はカプセル用材料である又は担体は包埋された生理活性味覚修飾若しくは塩味修飾化合物を含み得る。
(00102)食品
(00103) 実施形態において、食品は、上述の生理活性味覚修飾若しくは塩味修飾化合物又はその誘導体又は上述の生理活性味覚修飾若しくは塩味修飾化合物を含む組成物を含む。生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は天然物由来になり得る、合成し得る又は単離若しくは精製し得る。
(00104) 上述の1種以上の生理活性味覚修飾若しくは塩味修飾化合物又はその誘導体を、単独で又は組み合わせて、食品に組み入れ得る。1種以上の化合物は、塩辛さの知覚を引き出し得る。実施形態において、1種以上の化合物は、塩味を引き出す塩を含有する食品に含まれる。好ましくは、この1種以上の化合物の少なくとも1つは味覚修飾又は塩味修飾化合物である。実施形態において、1種以上の化合物の少なくとも1つは塩味修飾化合物であり、また塩辛さの知覚を引き出す又は増強するのに十分な量又は濃度で食品中に存在する。実施形態において、1種以上の塩味修飾化合物は、約1%以下(例えば、約2%以下、約5%以下、約7%以下、約8%以下、約9%以下、約10%以下、約11%以下、約14%以下、約15%以下、約20%以下である。約22%以下、約25%以下、約30%以下、約40%以下、約50%以下又は約60%以下)の塩を食品に含めることでこの1種以上の塩味修飾化合物を含まない実質的に同様の食品と同様の塩辛さの知覚を引き出し得るように塩味の知覚を引き出す又は増強するのに十分な量又は濃度で食品中に存在する。例えば、1種以上の塩味修飾化合物は、塩、例えば塩化ナトリウムの量を約1%以上、約2%以上、約5%以上、約7%以上、約8%以上、約10%以上、約11%以上、約12%以上、約15%以上、約20%以上、約22%以上、約25%以上、約30%以上、約35%以上、約40%以上、約45%以上、約50%以上、約55%以上、約60%以上、約65%以上、約70%以上、約75%以上、約80%以上、約85%以上、約90%以上、約95%以上等削減するのに十分な量で食品中に存在し得る。減塩食品は、1種以上の塩味修飾化合物を含まない実質的に同様の食品と同じ又は同様の塩辛さの知覚を引き出す。
(00105) 実施形態において、1種以上の味覚修飾又は塩味修飾化合物は、同様の塩味を有しながらも、この1種以上の塩味修飾化合物を有さない実質的に同様の食品と比較して1人前あたり(per serving)約10mg以上のナトリウム量を削減し得るように塩味の知覚を引き出す又は増強するのに十分な量又は濃度で食品中に存在する。実施形態において、この1種以上の生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、食品1人前中のナトリウム量を約150mg以下、特には約100mg以下、特には約75mg以下、特には約25mg以下、特には約10mg以下まで削減し得るように塩味の知覚を引き出す又は増強するのに十分な量又は濃度で食品中に存在する。例えば、1人前のシリアル又はスナックにおいて、同様の塩味を有しながらも、この1種以上の塩味修飾化合物を有さない実質的に同様の食品と比較して、ナトリウムを約10mg以上削減するのが望ましいと考えられる。1人前のシリアル又はスナックにおいて、ナトリウムを約150mg以下、特には約100mg以下、特には約75mg以下、特には約25mg以下、特には約10mg以下まで削減することが望ましいと考えられる。シリアルの場合、典型的な1人前の分量は50グラムである。当然のことながら、シリアルの1人前の分量は他のものにもなり得る。
(00106) 実施形態において、1種以上の生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、同様の塩味を有しながらも、この1種以上の塩味修飾化合物を有さない実質的に同様の食品と比較して1人前あたり約20mg以上ナトリウム量を削減し得るように塩味の知覚を引き出す又は増強するのに十分な量又は濃度で食品中に存在する。実施形態において、1種以上の生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、ナトリウム量を約800mg以下、特には約500mg以下、特には約300mg以下、特には約100mg以下、特には約20mg以下まで削減し得るように塩味の知覚を引き出す又は増強するのに十分な量又は濃度で食品の1人前中に存在する。例えば、1人前の食事においてナトリウムを約20mg以上削減することが望ましいと考えられる。1人前の食事においてナトリウムを約800mg以下、特には約500mg以下、特には約300mg以下、特には約100mg以下、特には約20mg以下まで削減するのが望ましいと考えられる。
(00107) 実施形態において、1種以上の生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、同様の塩味を有しながらも、この1種以上の塩味修飾化合物を有さない実質的に同様の食品と比較して1人前あたり約100mg以上ナトリウム量を削減し得るように塩味の知覚を引き出す又は増強するのに十分な量又は濃度で食品中に存在する。実施形態において、1種以上の生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、同様の塩味を有しながらも、この1種以上の塩味修飾化合物を有さない実質的に同様の食品と比較してナトリウム量を約800mg以下、特には約500mg以下、特には約300mg以下、特には約200mg以下、特には約100mg以下まで削減し得るように塩味の知覚を引き出す又は増強するのに十分な量又は濃度で食品の1人前中に存在する。例えば、1人前のスープにおいてナトリウムを約100mg以上削減することが望ましいと考えられる。1人前のスープにおいてナトリウムを約800mg以下、特には約500mg以下、特には約300mg以下、特には約200mg以下、特には約100mg以下まで削減するのが望ましいと考えられる。例えば、スープの場合、典型的な1人前の分量は250グラムである。当然のことながら、スープの1人前の分量は他のものにもなり得る。
(00108) いずれの適切な組み合わせの生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物も食品に含め得る。実施形態において、食品は、少なくとも2種の構造的に異なる塩味修飾化合物を含むような塩味修飾化合物の組み合わせを含む。
(00109) 1種以上の生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、適切な濃度で食品中に存在し得る。例えば、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、約0.01質量%以上、約2質量%以下又は約0.01〜約2質量%の濃度で食品中に存在し得る。食品中の塩の濃度は、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物の望ましい濃度に影響し得ることがわかる。例えば、より多くの塩が存在するならば、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物を少なくすることが望ましいと考えられる。加えて、2種以上の生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物の存在は、特に生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物の効果が相加的又は相乗的である場合に、他の生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物の望ましい濃度に影響し得ることがわかる。
(00110) 塩味を付与するいずれの塩も、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物を含有する食品中に存在し得る又は組み入れ得る。食品用途で最も一般的に使用される塩は塩化ナトリウム(典型的には普通の食卓塩と称される)である。食品中に存在し得る又は組み入れ得るナトリウム塩の他の供給源例には、リン酸ナトリウム、グルタミン酸ナトリウム、亜硝酸ナトリウム、硝酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、乳酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム及びステアロイルラクチル酸ナトリウムが含まれる。1種以上のナトリウム塩に加えて又はその代替物として、同様のリチウム、カリウム、アンモニア又は他のアルカリ土類塩が存在し得る又は含まれ得る。
(00111) 実施形態において、食品は、塩味を付与する塩としての塩化ナトリウムを含む。塩化ナトリウムは、任意の適切な量又は濃度で食品中に存在し得る。実施形態において、塩化ナトリウムは、最高約10.0質量%、特には最高約5.0質量%、更には最高約1.2質量%又は約0.017〜約1.2質量%、約0.1〜約1若しくは約0.4〜約0.6質量%の範囲の量で食品中に存在する。実施形態において、1種以上の生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物を含む食品は、0.04質量%以下、0.1質量%以下、0.2質量%以下、0.25質量%以下、0.3質量%以下、0.4質量%以下、0.5質量%以下、0.75質量%以下、1質量%以下、5質量%以下又は10質量%以下のナトリウムを含む。望ましいナトリウム質量%は、食品のタイプに応じて異なり得ることがわかる。例えば、調味料は、スープ又は朝食用シリアルより高いナトリウム質量%を有することが望ましいと考えられる。実施形態において、1種以上の生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物を含む食品は、1人前あたり100mg以下、1人前あたり250mg以下、1人前あたり500mg以下のナトリウムを含む。
(00112) 1種以上の生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、塩味の知覚を引き出す又は増強することが望ましい事実上いずれの食品でも利用し得る。生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、飲料又は料理に塩辛さを付与するにあたって又は塩辛さが求められるスナック食品若しくは他の食品における原料として利用することができる。
(00113) 1種以上の生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物を組み入れ得る食品の例には、糖菓、ガム、パン製品、アイスクリーム、乳製品、フルーツ味のグミ、チップス又はクリスプ、押出成形スナック、トルティーヤチップス又はコーンチップス、ポップコーン、プリッツェル、ナッツ、スナックバー、置き換え食品、調理加工済み食品、スープ、パスタ、缶詰食品、冷凍加工食品、乾燥加工食品、インスタント麺、冷蔵加工食品、油又は脂肪、ソースドレッシング又は薬味、ディップ、ピクルス漬け製品、調味料、ベビーフード、スプレッド、チップス又はクリスプ、例えばジャガイモ、トウモロコシ、コメ、野菜(生野菜、ピクルス漬け野菜、調理済み及び乾燥野菜を含む)、果物、穀類を含むチップス又はクリスプ、スープ、調味料、焼き製品、例えば朝食用インスタントシリアル、ホットシリアル又はドウ(dough)、アイスクリーム、例えばフローズンヨーグルト、乳製品、例えばヨーグルト又はチーズ、調理加工済み食品、スープ、パスタ、缶詰食品、冷凍加工食品、乾燥加工食品、インスタント麺、冷蔵加工食品、繊維又はタンパク質を含む飲料を含めた飲料、肉又は肉代用品、ペットフード、飼料並びにメディカルフードが含まれる。
(00114) 実施形態において、1種以上の生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合を、栄養補助食品、ビタミンサプリメント、調製粉乳製品、治療薬又は医薬品等に組み入れる。
(00115) 実施形態において、食品は加工食品である。食品加工には、未加工の原料を食物に変化させること又は食物の形態を別の形態に変化させることが含まれる。食品加工では、収穫した作物又は畜産品を使用して市場向け製品、多くの場合、長期保存が可能な製品を製造することを含むことが多い。加工食品には、摂取前に消費者が更に手を加えることが望ましい製品が含まれる。例えば、摂取前に消費者が加熱、調理、焼きあげ等することが望ましい食品は、消費者の手に届く前にその最終形態にはないにも関わらず(例えば、非加熱、未調理、焼き上げ前等)、加工食品となり得る。
(00116) 特に適した食品には、スープ、ミールキット、穀類製品、例えばインスタントシリアル、スナック、バー及びパン並びに乳製品、例えばアイスクリーム、ヨーグルト及びチーズが含まれる。幾つかの態様において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、典型的には、チキン又は家禽ブロス、チキン又は家禽をベースにしたスープ(例えば、チキンヌードルスープ)、トマトをベースとしたスープ等を含めた(ただしこれらに限定するものではない)スープに含まれるナトリウム塩の量を削減するために使用される。幾つかの態様において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、ミールキット、例えば肉と組み合わせて料理を用意するための原料が入ったキットにおいてナトリウム塩量を削減するために使用される。そのようなミールキットは、乾燥具材(例えば、麺、コメ、乾燥させたジャガイモ等)及び調味料のパックを含み得る。幾つかの態様において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、典型的にはスナック食品に添加することでその風味を増強する塩化ナトリウムを削減するために使用される。スナック食品の例には、ポテトチップス、コーンチップス、プリッツェル、果物タイプのスナック、これらの食物と他の原料とを混合したものを含めたスナックミックス(例えば、シリアル)が含まれる。
(00117) 幾つかの態様において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、インスタントのシリアル又は他の穀類系食品、例えばドウ、焼き製品、穀物スナック、穀物バー等に典型的に含まれるナトリウム塩の量を削減するために使用される。幾つかの態様において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、乳製品系食品、例えば生又は冷凍乳製品(ヨーグルト、アイスクリーム等を含み得る)に典型的に含まれるナトリウム塩の量を削減するために使用される。幾つかの態様において、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、弁当食品、例えばコメ、ジャガイモ又は野菜の入った弁当、乾燥弁当、冷凍弁当等に典型的に含まれるナトリウム塩の量を削減するために使用される。
(00118) 本開示を目的として、「穀類/穀物(grain)」には、穀類及び偽穀類が含まれる。食用穀物の例には、トウモロコシ、モロコシ、フォニオ、雑穀、例えばトウジンビエ、キビ、シコクビエ、アワ、ヒエ、スズメノコビエ等、ジュズダマ、コムギ、イネ、ライムギ、オオムギ、オートムギ、ライコムギ、マコモ、テフ、アマランサス、キノア、ソバ等が含まれる。
(00119) 生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、スープ、ブロス、ソース(例えば、焼きダレ(busting sauce))、各種調味ソース、ケチャップ、ドレッシング及び他の同様の食品と共に使用することもできる。
(00120) 生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物を用いることで、塩味の知覚を引き出す又は食品若しくは飲料製品に使用される塩で知覚される塩味を増強することができる。塩味修飾化合物により引き出される又は増強される好ましい塩味は、塩化ナトリウムの塩味である。
(00121) 更に、本明細書に記載の生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物を使用することで、代用塩として使用し得る公知の呈塩味化合物で知覚される塩味を引き出す又は増強することができる。そのような化合物には、アミノ酸、例えばカチオン性アミノ酸及び低分子量ペプチド、例えばジペプチド及びトリペプチドが含まれる。これらの化合物の具体例には、塩酸アルギニン、塩酸リジン及び塩酸リジン−オルニチンが含まれる。これらの化合物は塩味を呈するものの、典型的には低濃度の場合のみ有用である。濃度が高いと苦味を呈するからである。通常、これらの呈塩味化合物は、約1〜約40mM又は約10〜約30mMの範囲の濃度で使用される。このため、まず所望の塩味を達成するのに必要な量より塩化ナトリウムが少ない食品又は飲料を調合し、次にこの食品又は飲料に本明細書に記載の塩味修飾化合物を、塩を添加した食品又は飲料の塩味が増強されて所望の味に達するのに十分な量で添加することで、食品又は飲料製品の塩化ナトリウム含有量を削減することが実現可能である。加えて、少なくとも塩の一部を呈塩味カチオン性アミノ酸、低分子量ジペプチド又はこれらの混合物と置き換えることで塩化ナトリウム含有量を更に削減し得る。
(00122)加工
(00123) 本明細書に記載の生理活性味覚修飾若しくは塩味修飾化合物又はその誘導体は、食品に、乾燥又は液状形態で添加することができる。例えば、液状形態の生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、単純に化合物を適当な相対量で水性液に溶解又は懸濁させることで調製することができる。有用な水性液には、水、アルコール−水混合物、トリアセチン、プロピレングリコール、トリグリセリド及び他の公知の有機溶媒が含まれる。生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物の濃度によっては、化合物を溶解させるのに混合物を加熱するのが望ましい場合もある。
(00124) 乾燥状態、例えば粉末又は顆粒で存在する生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物を、化合物を、乾燥状態の他の成分と混合又はブレンドすることで調製することができる。ドライブレンド又は混合は、いずれの慣用の適切な装置で行うこともできる。幾つかの態様において、本明細書に記載の塩味修飾化合物を、幾つかの原料の混合物(好ましくは最初は40メッシュ未満が便利である)から、一般に用いられている造粒方法で乾燥組成物に調製することができる。そのような開始混合物を公知のやり方で湿潤させ、造粒し、顆粒を通常通り乾燥させ、篩過すると一般的な食卓塩の典型的なサイズに近い生成物が得られ、例えば30メッシュの篩を通過して40メッシュの篩の上に残る分級物を回収する。
(00125) あるいは、乾燥組成物状態で存在する生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物を、まず化合物及び他の個々の成分の溶液、懸濁液又はエマルションを調製し、次にこの溶液、懸濁液又はエマルションを押出成形して又は乾燥させて調製することもできる。成分の溶液又は懸濁液の調製は、液状着香料調製という文脈の中で上述したように行うことができる。このようにして調製した溶液又は懸濁液を次に、慣用の適切な装置、例えば回転乾燥器、ドラム乾燥器、流動層乾燥器又は噴霧乾燥器を使用して乾燥させることができる。
(00126) 本明細書に記載の生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物は、化合物を他の成分と指示された割合で、適切に混合された(例えば、均質)生成物が得られるまで徹底的に混合することで調製することができる。
(00127) 次に、生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物を含有する組成物又は調合物を食品と合わせることができる。
(00128) 数多くの実施形態を本明細書で提示してきた。選択した一部の実施形態について下で要約する。
1.第1原料(ingredient)と、
式A、B1、B2、C、D、E、F1、F2、G、H、I、J1、J2、K、L、M、N、O、P1、P2、Q、R1、R2、R3、S、T又はUの構造を有する少なくとも1種の化合物とを含む食品。
2.少なくとも1種の化合物が、化合物1〜99から成る群から選択される化合物、化合物1〜99から成る群から選択される化合物の少なくとも1種の誘導体又はこれらの組み合わせを含む、実施形態1の食品。
3.少なくとも1種の化合物が約0.00001質量%以上の量で食品中に存在する、実施形態1又は2の食品。
4.少なくとも1種の化合物が、約2質量%以下の量で食品中に存在する、実施形態1又は2の食品。
5.少なくとも1種の化合物が、約0.0001〜約2質量%の量で食品中に存在する、実施形態1又は2の食品。
6.化合物3、10、12、13、16、18、29、33、36、37、41、43、44、45、48、53、56、62、66、73、82、83及び84から成る群から選択される少なくとも1種の化合物を含む、実施形態1〜5のいずれかの食品。
7.化合物10、12、13、18、36、45、56、82及び83から成る群から選択される少なくとも2種の化合物を含む、実施形態1〜5のいずれかの食品。
8.化合物12、13及び83を含む、実施形態1〜5のいずれかの食品。
9.少なくとも第1原料と、
式A、B1、B2、C、D、E、F1、F2、G、H、I、J1、J2、K、L、M、N、O、P1、P2、Q、R1、R2、R3、S、T又はUの構造を有する少なくとも1種の化合物を含む少なくとも1種の天然抽出物とを含む食品。
10.少なくとも1種の化合物が、化合物1〜99ら成る群から選択される化合物、化合物1〜99から成る群から選択される化合物の少なくとも1種の誘導体又はこれらの組み合わせを含む、実施形態9の食品。
11.天然抽出物が、エスキュラス・ヒッポカスタネウム、アルケミラ・キサントクロラ、アンゲリカ・アルカンゲリカ、アポシナム・カンナビナム、アザジラクタ・インディカ、放線菌(株コード:01702axxx000002)、カプシカム・アンヌーム、シミシフガ・ラセモサ、コミフォラ・ムクル、エンベリア・リベス、エボジア・ルテカルパ、フェルラ・アサフェティダ、真菌(株コード:02295fxxx000001、株コード:01469fxxx000005)、グレジトシア・アウストラリス、ケンフェリア・ガランガ、ラベンデュラ・オフィシナリス、マルビウム・ブルガレ、メスア・フェレア、ネフェリウム・カスピダツム、オルトシホン・スタミネウス、ペルセア・グラティシマ、ペトロセリナム・サチヴァム、ピペル・ロンガム、ピテコクテニウム・エキナタム、ポドフィルム・ペルタツム、シジュウム・グアジャバ、リシナス・コムニス、サルビア・ミルティオリザ、シサンドラ・キネンシス、テクリア・トリコカルパ、ヴァイテックス・アグナス、クシスマロビウム・ウンデュラツム、ユッカ・グロリオサ、ザントキシラム・ピペリタム及びジンギベル・オフィシナリスから成る群から選択される、実施形態9又は実施形態10の食品。
12.少なくとも第1原料と、
式A、B1、B2、C、D、E、F1、F2、G、H、I、J1、J2、K、L、M、N、O、P1、P2、Q、R1、R2、R3、S、T又はUの構造を有する単離された化合物とを含む食品。
13.少なくとも1種の化合物が、化合物1〜99から成る群から選択される化合物、化合物1〜99から成る群から選択される化合物の少なくとも1種の誘導体又はこれらの組み合わせを含む、実施形態12の食品。
14.式A、B1、B2、C、D、E、F1、F2、G、H、I、J1、J2、K、L、M、N、O、P1、P2、Q、R1、R2、R3、S、T又はUの構造を有する少なくとも1種の化合物と、
担体とを含む味覚修飾組成物。
15.少なくとも1種の化合物が、化合物1〜99から成る群から選択される化合物、化合物1〜99から成る群から選択される化合物の少なくとも1種の誘導体又はこれらの組み合わせを含む、実施形態14の味覚修飾組成物。
16.担体が、プロピレングリコール、エタノール、水、アルコール−水混合物、トリアセチン、トリグリセリド及び油から選択される、実施形態14又は15の味覚修飾組成物。
17.担体がデンプンを含む、実施形態14又は15の味覚修飾組成物。
18.担体が炭水化物又はリポソームを含む、実施形態14の味覚修飾組成物。
19.担体がカプセル化マトリックスを含む、実施形態14〜18のいずれかの味覚修飾組成物。
20.式A、B1、B2、C、D、E、F1、F2、G、H、I、J1、J2、K、L、M、N、O、P1、P2、Q、R1、R2、R3、S、T又はUの構造を有する少なくとも2種の化合物を含む、実施形態14〜19のいずれかに記載の味覚修飾組成物。
21.化合物1〜99から成る群から選択される少なくとも2種の化合物を含む、実施形態14〜19のいずれかの味覚修飾組成物。
22.少なくとも1種の原料と、式A、B1、B2、C、D、E、F1、F2、G、H、I、J1、J2、K、L、M、N、O、P1、P2、Q、R1、R2、R3、S、T又はUの構造を有する少なくとも1種の生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物とを組み合わせることを含む、食品の製造方法。
23.少なくとも1種の生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物が、化合物1〜99から成る群から選択される少なくとも1種の化合物、化合物1〜99から成る群から選択される化合物の少なくとも1種の誘導体又はこれらの組み合わせを含む、実施形態22の方法。
24.少なくとも1種の原料と組み合わせる少なくとも1種の生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物の少なくとも1つが生理活性味覚修飾又は塩味修飾組成物中に存在する、実施形態22又は23の方法。
25.生理活性味覚修飾又は塩味修飾組成物が担体を含む、実施形態24に記載の方法。
26.担体が、プロピレングリコール、エタノール、水、アルコール−水混合物、トリアセチン、トリグリセリド及び油から選択される、実施形態25の方法。
27.担体がデンプンを含む、実施形態25の方法。
28.担体が、炭水化物、マルトデキストリン、シクロデキストリン若しくは他のデキストリン又はリポソームを含む、実施形態25の方法。
29.生理活性味覚修飾又は塩味修飾組成物が、カプセル化又は包埋された化合物を含む、実施形態24の方法。
30.生理活性味覚修飾又は塩味修飾組成物が少なくとも1種の植物抽出物を含む、実施形態24の方法。
31.抽出物が液状又は乾燥形態である、実施形態30の方法。
32.抽出物が溶液、懸濁液、コロイド懸濁液、ミクロカプセル化懸濁液又はエマルションである、実施形態30の方法。
33.抽出物が、カプセル化、塊状又はこれらの組み合わせである、実施形態30の方法。
34.第1原料と、
少なくとも1種の塩化物塩と、
式A、B1、B2、C、D、E、F1、F2、G、H、I、J1、J2、K、L、M、N、O、P1、P2、Q、R1、R2、R3、S、T又はUの構造を有する少なくとも1種の化合物とを含み、少なくとも1種の化合物が、この少なくとも1種の化合物を含まない実質的に同様の食品に対して、食品の塩辛さの知覚を増強するのに十分な量で存在する食品。
35.少なくとも1種の化合物が、化合物1〜99から成る群から選択される化合物、化合物1〜99から成る群から選択される化合物の少なくとも1種の誘導体又はこれらの組み合わせを含む、実施形態34の食品。
36.少なくとも1種の塩が、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム及び塩化マグネシウムから成る群から選択される、実施形態34又は35の食品。
37.少なくとも1種の化合物が、実質的に同様の食品と比較して、塩化物塩の量を約1%以上削減するのに十分な量で存在する、実施形態34〜36のいずれかの食品。
38.少なくとも1種の化合物が、実質的に同様の食品と比較して、塩化物塩の量を約2%以上削減するのに十分な量で存在する、実施形態34〜36のいずれかの食品。
39.少なくとも1種の化合物が、実質的に同様の食品と比較して、塩化物塩の量を約5%以上削減するのに十分な量で存在する、実施形態34〜36のいずれかの食品。
40.少なくとも1種の化合物が、実質的に同様の食品と比較して、塩化物塩の量を約7%以上削減するのに十分な量で存在する、実施形態34〜36のいずれかの食品。
41.少なくとも1種の化合物が、実質的に同様の食品と比較して、塩化物塩の量を約8%以上削減するのに十分な量で存在する、実施形態34〜36のいずれかの食品。
42.少なくとも1種の化合物が、実質的に同様の食品と比較して、塩化物塩の量を約10%以上削減するのに十分な量で存在する、実施形態34〜36のいずれかの食品。
43.少なくとも1種の化合物が、実質的に同様の食品と比較して、塩化物塩の量を約11%以上削減するのに十分な量で存在する、実施形態34〜36のいずれかの食品。
44.少なくとも1種の化合物が、実質的に同様の食品と比較して、塩化物塩の量を約12%以上削減するのに十分な量で存在する、実施形態34〜36のいずれかの食品。
45.少なくとも1種の化合物が、実質的に同様の食品と比較して、塩化物塩の量を約15%以上削減するのに十分な量で存在する、実施形態34〜36のいずれかの食品。
46.少なくとも1種の化合物が、実質的に同様の食品と比較して、塩化物塩の量を約20%以上削減するのに十分な量で存在する、実施形態34〜36のいずれかの食品。
47.少なくとも1種の化合物が、実質的に同様の食品と比較して、塩化物塩の量を約22%以上削減するのに十分な量で存在する、実施形態34〜36のいずれかの食品。
48.少なくとも1種の化合物が、実質的に同様の食品と比較して、塩化物塩の量を約25%以上削減するのに十分な量で存在する、実施形態34〜36のいずれかの食品。
49.少なくとも1種の化合物が、実質的に同様の食品と比較して、塩化物塩の量を約30%以上削減するのに十分な量で存在する、実施形態34〜36のいずれかの食品。
50.少なくとも1種の化合物が、実質的に同様の食品と比較して、塩化物塩の量を約35%以上削減するのに十分な量で存在する、実施形態34〜36のいずれかの食品。
51.少なくとも1種の化合物が、実質的に同様の食品と比較して、塩化物塩の量を約40%以上削減するのに十分な量で存在する、実施形態34〜36のいずれかの食品。
52.少なくとも1種の化合物が、実質的に同様の食品と比較して、塩化物塩の量を約45%以上削減するのに十分な量で存在する、実施形態34〜36のいずれかの食品。
53.少なくとも1種の化合物が、実質的に同様の食品と比較して、塩化物塩の量を約50%以上削減するのに十分な量で存在する、実施形態34〜36のいずれかの食品。
54.少なくとも1種の化合物が、実質的に同様の食品と比較して、塩化物塩の量を約55%以上削減するのに十分な量で存在する、実施形態33〜35のいずれかの食品。
55.少なくとも1種の化合物が、実質的に同様の食品と比較して、塩化物塩の量を約60%以上削減するのに十分な量で存在する、実施形態33〜35のいずれかの食品。
56.少なくとも1種の化合物が、実質的に同様の食品と比較して、塩化物塩の量を約65%以上削減するのに十分な量で存在する、実施形態34〜36のいずれかの食品。
57.少なくとも1種の化合物が、実質的に同様の食品と比較して、塩化物塩の量を約70%以上削減するのに十分な量で存在する、実施形態34〜36のいずれかの食品。
58.少なくとも1種の化合物が、実質的に同様の食品と比較して、塩化物塩の量を約75%以上削減するのに十分な量で存在する、実施形態34〜36のいずれかの食品。
59.少なくとも1種の化合物が、実質的に同様の食品と比較して、塩化物塩の量を約80%以上削減するのに十分な量で存在する、実施形態34〜36のいずれかの食品。
60.少なくとも1種の化合物が、実質的に同様の食品と比較して、塩化物塩の量を約85%以上削減するのに十分な量で存在する、実施形態34〜36のいずれかの食品。
61.少なくとも1種の化合物が、実質的に同様の食品と比較して、塩化物塩の量を約90%以上削減するのに十分な量で存在する、実施形態34〜36のいずれかの食品。
62.少なくとも1種の化合物が、実質的に同様の食品と比較して、塩化物塩の量を約95%以上削減するのに十分な量で存在する、実施形態34〜36のいずれかの食品。
63.第1原料と、
式A、B1、B2、C、D、E、F1、F2、G、H、I、J1、J2、K、L、M、N、O、P1、P2、Q、R1、R2、R3、S、T又はUの構造を有する少なくとも1種の化合物とを含み、
糖菓、ガム、パン製品、アイスクリーム、乳製品、フルーツ味のグミ、チップス又はクリスプ、押出成形スナック、トルティーヤチップス又はコーンチップス、ポップコーン、シリアル、プリッツェル、ナッツ、スナックバー、置き換え食品、調理加工済み食品、スープ、パスタ、缶詰食品、冷凍加工食品、乾燥加工食品、インスタント麺、冷蔵加工食品、油又は脂肪、ソースドレッシング又は薬味、ディップ、ピクルス漬け製品、調味料、ベビーフード及びスプレッドから成る群から選択される食品。
64.少なくとも1種の化合物が、化合物1〜99から成る群から選択される化合物、化合物1〜99から成る群から選択される化合物の少なくとも1種の誘導体又はこれらの組み合わせを含む、実施形態63の食品。
65.ジャガイモ、トウモロコシ、コメ、野菜又は穀類を含むチップス又はクリスプである、実施形態1〜13又は34〜64のいずれかの食品。
66.1人前あたり500mg以下のナトリウムを含む、実施形態65の食品。
67.スープである、実施形態1〜13又は34〜64のいずれかの食品。
68.スープが1人前あたり500mg以下のナトリウムを含む、実施形態67の食品。
69.スープが1人前あたり250mg以下のナトリウムを含む、実施形態67の食品。
70.スープが1人前あたり100mg以下のナトリウムを含む、実施形態67の食品。
71.スープが0.25質量%以下のナトリウムを含む、実施形態67の食品。
72.スープが0.04質量%以下のナトリウムを含む、実施形態67の食品。
73.調味料である、実施形態1〜13又は34〜64の食品。
74.調味料が10.0質量%以下のナトリウムを含む、実施形態73の食品。
75.焼き製品である、実施形態1〜13又は34〜64のいずれかの食品。
76.焼き製品が、朝食用インスタントシリアルから成る群から選択される、実施形態75の食品。
77.1人前あたり150mg未満のナトリウムを含む朝食用インスタントシリアルである、実施形態76の食品。
78.1人前あたり100mg未満のナトリウムを含む朝食用インスタントシリアルである、実施形態76の食品。
79.1人前あたり50mg未満のナトリウムを含む朝食用インスタントシリアルである、実施形態76の食品。
80.1人前あたり20mg未満のナトリウムを含む朝食用インスタントシリアルである、実施形態76の食品。
81.0.5質量%以下のナトリウムを含む朝食用インスタントシリアルである、実施形態76〜80のいずれかの食品。
82.0.1質量%以下のナトリウムを含む朝食用インスタントシリアルである、実施形態76〜80のいずれかの食品。
83.0.3質量%以下のナトリウムを含む朝食用インスタントシリアルである、実施形態76〜80のいずれかの食品。
84.0.2質量%以下のナトリウムを含む朝食用インスタントシリアルである、実施形態76〜80のいずれかの食品。
85.0.04質量%以下のナトリウムを含む朝食用インスタントシリアルである、実施形態76〜80のいずれかの食品。
86.1.0質量%以下のナトリウムを含むドウである、実施形態75の食品。
87.0.75質量%以下のナトリウムを含むドウである、実施形態86の食品。
88.アイスクリームである、実施形態1〜13又は34〜64の食品。
89.アイスクリームがフローズンヨーグルトである、実施形態88の食品。
90.乳製品である、実施形態1〜13又は34〜64の食品。
91.乳製品がヨーグルトである、実施形態90の食品。
92.乳製品がチーズである、実施形態90の食品。
93.調理加工済み食品、スープ、パスタ、缶詰食品、冷凍加工食品、乾燥加工食品、インスタント麺又は冷蔵加工食品である、実施形態1〜13又は34〜64の食品。
94.モロコシ、キノア、テフ、アマランサス、ソバ、ライ小麦、フォニオ、雑穀、ジュジュダマ、イネ、コムギ、トウモロコシ、オートムギ、オオムギ、ジャガイモ又は野菜を含む、実施形態93の食品。
95.飲料である、実施形態1〜13又は34〜64のいずれかの食品。
96.飲料が繊維を含む、実施形態95の食品。
97.飲料がタンパク質を含む、実施形態95又は96の食品。
98.糖菓である、実施形態1〜13又は34〜64のいずれかの食品。
99.肉又は肉代用品である、実施形態1〜13又は34〜64のいずれかの食品。
100.ペットフードである、実施形態1〜13又は34〜64のいずれかの食品。
101.飼料である、実施形態1〜13又は34〜64のいずれかの食品。
102.メディカルフードである、実施形態1〜13又は34〜64のいずれかの食品。
103.第1原料と、
式A、B1、B2、C、D、E、F1、F2、G、H、I、J1、J2、K、L、M、N、O、P1、P2、Q、R1、R2、R3、S、T又はUの構造を有する少なくとも1種の化合物とを含む栄養補助食品。
104.少なくとも1種の化合物が、化合物1〜99から成る群から選択される化合物、化合物1〜99から成る群から選択される化合物の少なくとも1種の誘導体又はこれらの組み合わせを含む、実施形態103の栄養補助食品。
105.第1原料と、
式A、B1、B2、C、D、E、F1、F2、G、H、I、J1、J2、K、L、M、N、O、P1、P2、Q、R1、R2、R3、S、T又はUの構造を有する少なくとも1種の化合物とを含むビタミンサプリメント。
106.少なくとも1種の化合物が、化合物1〜99から成る群から選択される化合物、化合物1〜99から成る群から選択される化合物の少なくとも1種の誘導体又はこれらの組み合わせを含む、実施形態105のビタミンサプリメント。
107.第1原料と式A、B1、B2、C、D、E、F1、F2、G、H、I、J1、J2、K、L、M、N、O、P1、P2、Q、R1、R2、R3、S、T又はUの構造を有する少なくとも1種の化合物とを含む、乾燥又は湿潤形態にある調製粉乳。
108.少なくとも1種の化合物が、化合物1〜99から成る群から選択される化合物、化合物1〜99から成る群から選択される化合物の少なくとも1種の誘導体又はこれらの組み合わせを含む、実施形態107の調製粉乳。
109.第1原料と、
式A、B1、B2、C、D、E、F1、F2、G、H、I、J1、J2、K、L、M、N、O、P1、P2、Q、R1、R2、R3、S、T又はUの構造を有する少なくとも1種の化合物とを含む治療薬又は医薬品。
110.少なくとも1種の化合物が、化合物1〜99から成る群から選択される化合物、化合物1〜99から成る群から選択される化合物の少なくとも1種の誘導体又はこれらの組み合わせを含む、実施形態109の治療薬又は医薬品。
111.本明細書に記載されるような少なくとも1種の生理活性味覚修飾又は塩味修飾化合物を含む食品。
112.第1原料と、
以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物とを含み、
1がH又はC1〜C10アルキルであり、
2がH又はC1〜C3アルキルであり、
XがCHOR3又はC=Oであり、
3がH、C1〜C3アルキル又は
Figure 2016506747
であり、
4がH又はC1〜C3アルキルであり、
YがCR5=CH又はCHR5−CH2であり、
5がH、OH、−OCH3、−OCH2CH3、−O−OCH2CH2CH3又は
Figure 2016506747
であり、
6がH又はC1〜C3アルキルである食品。
113.R1がC2〜C8アルキルである、実施形態112の食品。
114.R2がHである、実施形態112又は113の食品。
115.XがC=O又は
Figure 2016506747
であり、R4がCH3である実施形態112〜114のいずれかの食品。
116.YがCR5=CHであり、R5がHである、実施形態112〜115のいずれかに記載の食品。
117.YがCHR5−CH2であり、R5がOH又は−OCH3である、実施形態112〜115のいずれかに記載の食品。
118.R6がCH3である、実施形態112〜117のいずれかに記載の食品。
119.第1原料と、
化合物1〜9から成る群から選択される化合物とを含む食品。
120.第1原料と、
以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物とを含み、
1及びR2がそれぞれ独立してOH若しくはC1〜C3アルコキシである又はR1及びR2が、結合している炭素と共に2つの酸素ヘテロ原子を有する5員環を形成することにより以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物を形成し、
3
Figure 2016506747

Figure 2016506747

Figure 2016506747
である食品。
121.第1原料と、
化合物10〜15及び18〜22から成る群から選択される化合物とを含む食品。
122.第1原料と、
以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物とを含み、
1がC10〜C15アルキル又はアルケニルである食品。
123.第1原料と、
化合物16及び化合物17から成る群から選択される化合物とを含む食品。
124.
第1原料と、
以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物とを含み、
X=C又はNであり、
1及びR2がそれぞれ独立してH、OH、C1〜C3アルコキシ、直鎖若しくは分岐鎖飽和若しくは不飽和C1〜C6アルキル若しくはアルケニルから選択される又はR1及びR2が、結合している炭素と共に5員環又は6員環構造の一部を形成し、
3がH、OH、C1〜C3アルコキシ又はC1〜C6アルキルであり、
4及びR5がそれぞれ独立してCH、C=O、C−ベンジルメトキシ、C−R8若しくはC−C(O)R8(R8は直鎖又は分岐鎖飽和又は不飽和C1〜C6アルキルである)から選択される又はR4及びR5が共に、式Cの構造の残りと一辺を共有する芳香族6員環構造の一部であり、
6がO、CH、C=O又はC−O−R8から選択され、R8がH又はC1〜C3アルキルであり、
7がH、OH、C1〜C3アルコキシ又はC1〜C3アルキルである食品。
125.XがNであり、R7がメチルである、実施形態124の食品。
126.XがNであり、R6がC=O又はC−O−R8である、実施形態124又は125の食品。
127.R8がメチルである、実施形態126の食品。
128.XがCであり、R7がH又はOHである、実施形態124の食品。
129.XがCであり、R6がOである、実施形態124又は128の食品。
130.R3がH又はメトキシである、実施形態124〜129のいずれかの食品。
131.R4又はR5の一方がC=Oであり、もう一方がH、C−ベンジルメトキシ、C−CH2CHC(CH32又はC−C(O)CHC(CH32である、実施形態124〜130のいずれかの食品。
132.第1原料と、
化合物23〜28から成る群から選択される化合物とを含む食品。
133.
第1原料と、
以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物とを含み、
1がH、メチル、OCOCH3である又はR6と共に、R1及びR6が共にC=O若しくはCH2である5員環構造を形成し、
6がH、C=OCH3である又は一緒になってR1及びR6が共にC=O若しくはCH2である5員環構造を形成し、
2及びR3がCH又はCであり、R2及びR3がCである場合、R2とR3との間には二重結合が形成され
4及びR5が独立してOH、メチル、
Figure 2016506747
から選択される又はR4及びR5が、結合している炭素と共に
Figure 2016506747
を形成することで以下の式:
Figure 2016506747
の化合物を形成する食品。
134.第1原料と、
化合物29〜31から成る群から選択される化合物とを含む食品。
135.第1原料と、
以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物とを含み、
1及びR2が独立してH及びCOCH3から成る群から選択される食品。
136.第1原料と、
化合物32及び化合物33から成る群から選択される化合物とを含む食品。
137.第1原料と、
以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物とを含み、
1及びR2がそれぞれ独立してH、
Figure 2016506747
であり、
3がCH2OH、COOH、
Figure 2016506747
であり、
4がH又はOHであり、
5がCH2OH、
Figure 2016506747
6がH又はOHであり、
7がH又は
Figure 2016506747
である食品。
138.第1原料と、
化合物34〜36から成る群から選択される化合物とを含む食品。
139.第1原料と、
以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物とを含み、
1
Figure 2016506747
であり、
2及びR3がそれぞれ独立してH、CH3又はCH2OHであり、
4がH又はCH3であり、
5がCH、CH2又はC=Oであり、
6がCH又はCH2であり、ただしR5がCHであり、R6がCHであり、
A及びBが一緒になって環構造及び様々な置換基を形成することで、以下の構造:
Figure 2016506747

Figure 2016506747
を有する化合物を形成する食品。
140.第1原料と、
化合物37〜39から成る群から選択される化合物とを含む食品。
141.第1原料と、
以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物とを含む食品。
142.第1原料と、
以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物を含み、
1がH又は
Figure 2016506747
であり、
2がH又はOHであり、
3及びR4が独立してH若しくはメチルから選択される又は一緒になってCH2を形成し、
5がCH2又はCHであり、
6がCH又はCであり、ただしR5がCHであり、R6がCであり、
7及びR8は、結合している炭素と共に
Figure 2016506747
を形成することで、以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物を形成し、
9がH又はメチルである食品。
143.第1原料と、
化合物41〜43から成る群から選択される化合物とを含む食品。
144.第1原料と、
以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物とを含み、
XがO又はCH2であり、
1及びR9が独立してH、OH、メチル及びCH2OHから選択され、
2及びR10が独立してH、OH及びメチルから選択され、
3及びR4が独立してH及びメチルから選択される又は一緒になってCH2を形成し、
5、R6及びR7が独立してH及びメトキシから選択され、
8がH、OH又はメトキシである食品。
145.第1原料と、
化合物44〜47から成る群から選択される化合物とを含む食品。
146.第1原料と、
以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物とを含み、
1がHである又は
Figure 2016506747
であり、
2及びR3がそれぞれ独立してC1〜C3アルキル又はC1〜C3アルコールである食品。
147.第1原料と、
化合物48及び化合物49から成る群から選択される化合物とを含む食品。
148.第1原料と、
以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物とを含み、
1がOH又は
Figure 2016506747
であり、
2及びR3がそれぞれ独立してOH又はOCH3であり、
4がCHC(CH32又は
Figure 2016506747
であり、
5がH又は
Figure 2016506747
であり、
XがC=O又はOであり、
YがC=O又はOであり、ただしXがOである場合、YはC=Oである又はXがC=Oである場合、YはOである食品。
149.第1原料と、
化合物50及び化合物51から成る群から選択される化合物とを含む食品。
150.第1原料と、
以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物とを含む食品。
151.第1原料と、
以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物とを含み、
1がH、CH2CH2OH又はメトキシであり、
2がメチル又は
Figure 2016506747
であり、
3及びR5が独立してH又はOHであり、
4がH又はメトキシであり、
6がC1〜C3アルキル又はC1〜C3アルコキシである食品。
152.第1原料と、
化合物53〜55から成る群から選択される化合物とを含む食品。
153.第1原料と、
以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物とを含む食品。
154.第1原料と、
以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物とを含む食品。
155.第1原料と、
以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物とを含む食品。
156.第1原料と、
以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物とを含み、
1及びR2が独立してH、メトキシ若しくは
Figure 2016506747
である又はR1及びR2が、結合している炭素と共に様々な置換基を有する6員環構造を形成することで
Figure 2016506747

の構造を有する化合物を形成し、R8及びR9がそれぞれ独立してH、ベンジル又はC(CH32CHCH2であり、
3及びR4が、結合している炭素と共に窒素ヘテロ原子又は1つ若しくは2つの酸素ヘテロ原子を有する5員芳香又は非芳香環を形成することで以下の構造:
Figure 2016506747

Figure 2016506747

Figure 2016506747
を有する化合物を形成し、
5及びR6が独立してH、OH、メトキシ、OCH2CH(OH)C(CH32OH、OCH2CHC(CH32及び
Figure 2016506747
であり、ただしR3及びR4が一緒になって式P1B−2の構造を有する化合物となる場合、R5は存在せず、
7がCOCH(CH32であり、ただし式R3及びR4が一緒になって式P1B−1、P1B−2、P1B−3、P1B−4、P1B−5、P1B−6又はP1B−7の構造を有する化合物を形成する場合、R7は存在しない食品。
157.第1原料と、
化合物59、60、62〜65及び67〜72から成る群から選択される化合物とを含む食品。
158.第1原料と、
以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物とを含み、
1がH又はCH2CHC(CH32であり、
2がH又はメトキシであり、
3はH又は
Figure 2016506747
であり、
XがN又はOである食品。
159.第1原料と、
化合物61及び化合物66から成る群から選択される化合物とを含む食品。
160.第1原料と、
以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物とを含み、
1がH又はメチルであり、
2がCR4又はCであり、
3がCH2、CH又はC=CH2であり、ただしR2がCである場合、R3はCHであり、
4がH、OH又はメチルであり、
AがCH2である又はA及びBが一緒になって
Figure 2016506747
を形成することで以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物を形成し、
BはCH2、A及びBが一緒になって上の構造を形成する、あるいはB及びDが一緒になって
Figure 2016506747
を形成することで以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物を形成し、ただしB及びDが一緒になって環を形成して式Q’’の構造を有する化合物となる場合、DとEとの間には二重結合が形成され、
DがCH2であり、B及びDが一緒になって上の構造を形成する場合、D及びEが一緒になって
Figure 2016506747
を形成することで以下の構造:
Figure 2016506747
(Q’’’’)
を有する化合物を形成し、
5がメチル又はCHOであり、
6はCH又はCH2であり、
7がCH又はCHR10であり、R10がH又は
Figure 2016506747
であり、ただしR6がCHである場合、R7はCHであり、
8がCH又はCR1112であり、R11及びR12が独立してH及びメチルから選択され、
9がC又はCR13であり、R13がH又はOHであり、ただしR8がCHである場合、R9がCであり、
XがCOR14であり、R14がH、CO、COCH3
Figure 2016506747
であり、
あるいはD及びEが一緒になって
Figure 2016506747
を形成することで以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物を形成し、
EがCH、CH2又は上のDとEとの間に形成される構造であり、ただしB及びDが一緒になって上の構造を形成する場合、EがCHであり、
FがO、CCHCH3又はCHR15であり、R15
Figure 2016506747
であり、
GがCH2又はC=Oである食品。
161.第1原料と、
化合物73〜79、80a及び80bから成る群から選択される化合物とを含む食品。
162.第1原料と、
以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物とを含み、
1がH又は
Figure 2016506747
であり、
2及びR3が独立してH、OH及びCOOHであり、
4が、任意でヒドロキシルで置換されるC3〜C12飽和又は不飽和アルキルである食品。
163.第1原料と、
化合物81、85、86及び88〜90から成る群から選択される化合物とを含む食品。
164.第1原料と、
以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物とを含み、
1、R2及びR3が独立してH又はOHであり、
XがO又はCHOHであり、
YがC=O又はCH2であり、
4がC3〜C12不飽和アルキルである食品。
165.第1原料と
化合物82及び87から成る群から選択される化合物とを含む食品。
166.第1原料と、
以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物とを含み、
XがO又はNHであり、
1がH又はOHであり、
2がH又はOCOCH3であり、
3がH又はC1〜C6飽和又は不飽和アルキルである食品。
167.第1原料と、
化合物83〜84から成る群から選択される化合物とを含む食品。
168.第1原料と、
以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物とを含み、
1、R2、R3、R4及びR5がそれぞれ独立してH、CH3又はOHである食品。
169.第1原料と、
化合物91〜92から成る群から選択される化合物とを含む食品。
170.第1原料と、
以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物とを含み、
RがH、COCH3又は
Figure 2016506747
である食品。
171.第1原料と、
化合物93〜95から成る群から選択される化合物とを含む食品。
172.
第1原料と、
以下の構造:
Figure 2016506747
を有する化合物とを含み、
1がH、OH又はC1〜C3アルコキシであり、
2がHである又はR2及びR3が一緒になって
Figure 2016506747
を形成することで以下の構造:
Figure 2016506747
又は
Figure 2016506747
の化合物を形成し、
3がH、OHである又はR2及びR3が一緒になって上に示す構造の環構造を形成し、
4がH、OH又はC1〜C3アルコキシであり、
XがO又はCHであり、
YがO又はCR5であり、R5がH又は
Figure 2016506747
である食品。
173.第1原料と、
化合物96〜99から成る群から選択される化合物とを含む食品。

Claims (20)

  1. 第1原料と、
    化合物10、12、13、16、29、33、36、37、41、43、44、45、48、53、56、62、66、73、82、83及び84から成る群から選択される少なくとも1種の化合物と、
    を含むことを特徴とする食品。
  2. 化合物10、12、13、16、29、33、36、37、41、43、44、45、48、53、56、62、66、73、82、83及び84から成る群から選択される前記少なくとも1種の化合物が、化合物10、12、13、16、29、33、36、37、41、43、44、45、48、53、56、62、66、73、82、83及び84から成る群から選択される前記少なくとも1種の化合物を含まない実質的に同様の食品と比較して、食品の塩辛さの知覚を増強するのに十分な量で存在する、請求項1に記載の食品。
  3. 化合物10、12、13、18、36、45、56、82及び83から成る群から選択される少なくとも1種の化合物を含む、請求項1又は2に記載の食品。
  4. 化合物10、12、13、16、29、33、36、37、41、43、44、45、48、53、56、62、66、73、82、83及び84から成る群から選択される少なくとも2種の化合物を含む、請求項1又は2に記載の食品。
  5. 化合物10、12、13、16、29、33、36、37、41、43、44、45、48、53、56、62、66、73、82、83及び84から成る群から選択される少なくとも3種の化合物を含む、請求項1又は2に記載の食品。
  6. 化合物10、12、13、36、45、56、82及び83から成る群から選択される少なくとも2種の化合物を含む、請求項1又は2に記載の食品。
  7. 化合物10、12、13、36、45、56、82及び83から成る群から選択される少なくとも3種の化合物を含む、請求項1又は2に記載の食品。
  8. 化合物12、13及び82を含む、請求項7に記載の食品。
  9. 化合物3を更に含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載の食品。
  10. 化合物18を更に含む、請求項1〜9のいずれか1項に記載の食品。
  11. スープである、請求項1〜10のいずれか1項に記載の食品。
  12. 前記スープが、1人前あたり500mg以下のナトリウムを含む、請求項11に記載の食品。
  13. 前記スープが、1人前あたり250mg以下のナトリウムを含む、請求項11に記載の食品。
  14. 前記スープが、1人前あたり100mg以下のナトリウムを含む、請求項11に記載の食品。
  15. 前記スープが、0.25質量%以下のナトリウムを含む、請求項11に記載の食品。
  16. 前記スープが、0.04質量%以下のナトリウムを含む、請求項11に記載の食品。
  17. ドウである、請求項1〜10のいずれか1項に記載の食品。
  18. 前記ドウが、1.0質量%以下のナトリウムを含む、請求項17に記載の食品。
  19. 0.75質量%以下のナトリウムを含む、請求項17に記載の食品。
  20. バッター(batter)である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の食品。
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