JP3437594B2 - 摩擦クラッチ - Google Patents
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Description
ラッチであって、回動不能にしかも軸方向に制限されて
変位可能にケーシングに結合されたプレッシャプレート
を備え、この場合ケーシングとプレッシャプレートとの
間に圧着力を発生させるダイヤフラムばねが軸方向で緊
定されていて、このダイヤフラムばねが、一方ではケー
シングによって支持される旋回支承部を中心として旋回
可能であり、かつ、他方ではプレッシャプレートとはず
み車のような対応受圧板との間で締込み可能なクラッチ
ディスク方向にプレッシャプレートを負荷しており、こ
の場合クラッチディスクの摩擦ライニングの摩耗を補償
する後調整装置が設けられている形式のものに関する。
てプレッシャプレートを事実上不変に負荷する自動的な
後調整装置は、ドイツ連邦共和国特許出願公開第291
6755号及び3518781号明細書から公知であ
る。この場合少なくとも1つのセンサに関連して調節可
能な後調整装置はプレッシャプレートと圧着用ダイヤフ
ラムばねとの間で配置されるかもしくは作用する。
ね力は、板ばねのばね力が圧着用ダイヤフラムばねの圧
着力に抗して作用しているため、比較的僅かでよい)を
介してケーシングにプレッシャプレートが枢着されてい
ることによって、摩擦クラッチ解離状態で比較的大きな
質量を有するプレッシャプレートが軸方向で振動し、つ
まりこの場合圧着用ダイヤフラムばねから持ち上げら
れ、これによってクラッチ機能が損なわれるばかりでな
く、クラッチが損傷するようになる。
ッチディスクに接触するまで、つまりクラッチが最早切
り離されなくなるまで、後調整装置が開放状態で後調整
されるからである。この理由からこのような後調整装置
は実地においては使用されない。
欠点を回避して、実地において広範囲にしかも過酷な運
転の場合にも使用できかつ構造が簡単でしかも不変に確
実に機能しかつ組込スペースが僅かで済みしかも安価に
製作できるような後調整装置を提供し、更に、所要の解
離力が僅かで、耐用寿命に亘って維持さしかも摩擦クラ
ッチの耐用寿命が一層高められるようにすることにあ
る。
ば、一方ではケーシングのような構成部材に支持されか
つ他方では円形配置形式でケーシングに設けられた旋回
支承部を中心として旋回可能な圧着用ダイヤフラムばね
によって圧着力を生ぜしめられる、圧着用ダイヤフラム
ばねによって負荷されるプレッシャプレートを備えた摩
擦クラッチにおいて、カバーと圧着用ダイヤフラムばね
との間に、ケーシング側の支承部材を摩耗に関連してケ
ーシングから離反変位させる、送り装置によって継続搬
送可能な自動的な後調整装置が作用していて、かつ、圧
着用ダイヤフラムばねが旋回支承部の方向で支持力の作
用を受けていることによって解決された。
圧着用ダイヤフラムばねは解離力に抗して伝力接続的に
のみ、つまり形状接続的に枢着された部材によってでは
なくばね力によるだけで支持される。
業範囲に亘って累減する特性曲線を以って組み込まれて
いる。つまり、圧着用ダイヤフラムばねの所定の組込位
置おいて摩耗に起因する円錐角変化が生じない場合圧着
用ダイヤフラムばねの解離行程に亘って、支持力が、支
持力に抗して作用する圧着用ダイヤフラムばねによって
もたらされる力よりも大きく、並びに、圧着用ダイヤフ
ラムばねの円錐角が摩耗に起因して変化した場合圧着用
ダイヤフラムばねの解離行程の部分範囲に亘って、支持
力が、支持力に抗して圧着用ダイヤフラムばねによって
もたらされる力よりも僅かであるように、支持力と圧着
用ダイヤフラムばね力とが互いに調和されように組込ま
れている。
又は少なくともほぼ単一のばね部材又はばね機構によっ
てもたらされる。支持力とは圧着用ダイヤフラムばねに
抗して作用する全てのばね力の和であり、つまり例えば
(トルク伝達もしくは行程)板ばねによって生ぜしめら
れる力又はこの力のみか、又は、ライニング弾性の(残
余)弾性等である。
としては、有利には後調整に亘ってその形状を変えるば
ね、例えば皿ばねが使用される。更に、支持力をもたら
す蓄力部材は板ばねによって形成することもできる。
で変位可能なカバー側の支持部の半径方向高さで直接圧
着用ダイヤフラムばねに支承することができる。
バーとの間に配置されていると特に有利である。後調整
装置は特に有利には、テーパ部のような乗り上げ面を有
することができる。
亘って圧着用ダイヤフラムばねは、クラッチ連結状態で
事実上常に同じ円錐角もしくは緊定力を有しかつ(摩擦
ライニング、プレッシャプレート自体又は圧着用ダイヤ
フラムばねのカバー又はプレッシャプレート側の支持部
材又ははずみ車ディスクの摩擦面のような別の構成部分
の摩耗とは無関係に)プレッシャプレートひいてはクラ
ッチディスクを事実上均一に負荷することができる。
レートの質量が後調整装置の質量によって増大させられ
ないことが保証される。更に後調整装置は、ディスク摩
耗の影響から防護されかつ摩擦熱源から著しく遠ざけら
れた範囲に収容されている。
成では、圧着用ダイヤフラムばねは2つの支承部材(こ
れら支承部材のうちプレッシャプレートに面した支承部
材は圧着用ダイヤフラムばねの方向にばね負荷される)
の間でケーシングに旋回可能に支承されていて、この場
合ライニングが摩耗した場合、クラッチ解離時に圧着用
ダイヤフラムばねからばね負荷された支承部材に作用す
る力が増大しかつ次いでばね負荷された支承部材に作用
する対向力もしくは支持力よりも大きくなる。
クラッチの構造的に規定された組込み位置から出発し
て、ライニング摩耗によって生ぜしめられる弛緩方向で
圧着用ダイヤフラムばねによってもたらされる力ひいて
は所要の解離力をまずを増大せしめかつ規定された組込
み位置に対して変形もしくは緊定された位置で圧着用ダ
イヤフラムばねによってもたらされる力を解離過程時に
減少せしめるような、特性曲線を有している。
及び設計によって、ライニング摩耗が生じた場合、解離
時に圧着用ダイヤフラムばねから支承部材に及ぼされる
力とばね負荷された支承部材に作用する対向力とが常に
再びバランスされるようになる。
用ダイヤフラムばねから支承部材に及ぼされる力によっ
て圧着用ダイヤフラムばねがセンサばねをカバー側の支
承部材から離反変位させかつ後調整装置が送り装置の力
によって継続回動させられるからである。
力が継続回動を阻止しかつ支承部材の引き続く軸方向変
位を阻止するまで、支承部材は軸方向に変位させられ
る。
ダイヤフラムばねが少なくとも解離範囲の一部に亘っ
て、有利には事実上摩擦クラッチの全解離範囲に亘って
下降する特性曲線を有するように、圧着用ダイヤフラム
ばねは摩擦クラッチ内に組み込まれている。
摩擦クラッチ連結解離状態で圧着用ダイヤフラムばねが
サインカーブ状の力・行程・経過の最小点に達するか又
は越えるように、設定されている。
力は有利には蓄力部材によって生ぜしめられ、この蓄力
部材はほぼコンスタントな力を少なくとも所定の後調整
範囲に亘ってもたらすことがでいる。このために特に有
利には、プレロードをかけた状態で摩擦クラッチ内に組
み込まれる適当に構成された皿ばねが適している。
側の範囲でプレッシャプレートを負荷しかつ半径方向で
更に内側に位置する範囲を介して2つの旋回支承部の間
でケーシングに支承された圧着用ダイヤフラムばねを有
する摩擦クラッチにおいて特に有利に使用される。この
構造形式では圧着用ダイヤフラムばねは2腕状のレバー
として作用する。
がダイヤフラムばね舌片として成形されている圧着用ダ
イヤフラムばねを有する摩擦クラッチに限定されるもの
ではなく、例えば圧着用ダイヤフラムばねが付加的なレ
バーを介して操作される別のクラッチ構造にも適用でき
る。
は摩擦クラッチのために最良の圧着力を保証するために
特に有利には、ばね負荷された支承部材とは反対の圧着
用ダイヤフラムばね側に設けられた対向支承部材が、軸
方向でプレッシャプレートの方向で自動的に変位可能で
あるが、反対方向で所定の手段によって自動的に係止可
能であるように、構成されている。
の後調整は、対向支承部材をプレッシャプレートの方向
にもしくは圧着用ダイヤフラムばねに抗して負荷する蓄
力部材を用いて行われる。つまり対向支承部材はライニ
ング摩耗によって生ぜしめられるばね負荷された支承部
材の変位に相応して自動的に後調整され、これによって
圧着用ダイヤフラムばねを遊びなく旋回可能に支承でき
るようになる。
カバーとの間に設けられた後調整装置によって軸方向に
変位可能である。この場合後調整装置は環状の、つまり
自体互いに協働する構成部材を有していて、この構成部
材は少なくとも摩擦クラッチ連結状態で圧着用ダイヤフ
ラムばねによって軸方向で負荷される。
の構成部材が回動することによって、旋回支承部はライ
ニング摩耗に相応して後調整される。このために特に有
利には後調整装置もしくは後調整装置の環状の構成部材
は軸方向で上昇する後調整テーパ部を有することができ
る。
し、この場合対向支承部材が線材リングによって形成さ
れていると有利である。この線材リングは構成部材の循
環する環状溝内に受容されかつこの構成部材に形状接続
部材を介して結合される。この場合形状接続部材はスナ
ップ結合部材として構成される。
又は球形の転動体と協働する。しかしながら、乗り上げ
テーパ部がこれに適合した対向乗り上げテーパ部と協働
すると特に有利である。それというのも前記テーパ部の
乗り上げ角を適当に選択することによってテーパ部を軸
方向で緊定した場合自己ロック作用が生ぜしめられるか
らである。
部を支持する構成部材とカバーとの間に配置できる環状
の構成部材によって支持することができる。しかしなが
ら対向乗り上げテーパ部をケーシング内に設けることに
よって特に簡単な構造が得られる。
けることは特に簡単には薄板ケーシングの場合に行われ
る。それというのも対向乗り上げテーパ部をスタンプ加
工することができるからである。この場合スタンプ加工
はケーシングの半径方向にのびる範囲で行われる。
に、後調整装置の少なくとも一部がプラスチックから製
作されると有利である。このようなプラスチック部分は
射出成形によって製作できる。プラスチックとしては特
に有利には、例えばポリアミドのような熱可塑性プラス
チックが適している。
囲に設けられるためプラスチックの使用が可能になる。
更に重量が僅かであるため慣性モーメントも僅かであ
る。
後調整装置が(摩擦クラッチ解離方向でみて)フリーホ
イールのように作用するが、解離方向とは逆方向で自己
ロック作用を有するように構成することができる。この
ために乗り上げテーパ部及び/又は対向乗り上げテーパ
部は、これらテーパ部が軸方向で4度乃至20度、有利
には5度乃至12度の大きさの傾斜角を有するように構
成できる。
乗り上げテーパ部は、摩擦係合によって自己ロック作用
が得られるように、構成される。更に、自己ロック作用
を形状接続によって達成するかもしくは補助することが
でき、この場合例えば一方のテーパ部が柔軟に形成され
かつ他方のテーパ部が成形部を備えるか、又は、両テー
パ部が成形部を有している。このような措置によって、
不都合な戻りを阻止するために付加的な手段を何等必要
とせずに済む。
ードをかけて組み込まれたばねとして構成されていて、
このばねが乗り上げテーパ部を支持する少なくとも1つ
の構成部材及び/又は対向乗り上げテーパ部もしくは対
向乗り上げ範囲を支持する少なくとも1つの構成部材を
後調整方向でばね弾性的に負荷する場合には、後調整装
置は特に有利にしかも簡単に構成される。
ねの作用、特に操作圧着用ダイヤフラムばねの作用及び
軸方向でフレキシブルな支承部材を負荷するばねの作用
に影響を及ぼさないようにもしくは事実上及ぼさないよ
うに、行われる。
変位可能な多数の後調整部材、例えば半径方向及び/又
は周方向で変位可能な後調整くさび又は転動体を有して
いると、有利である。更に、後調整装置が回転数に関連
して構成されると有利である。従って例えば、後調整装
置の個々の構成部材に作用する遠心力を内燃機関の所定
の運転状態で後調整装置を操作するため及び/又は係止
するために利用することができる。
装置を所定の回転数以降係止することができ、このこと
は例えば少なくともほぼアイドリング回転数の場合又は
アイドリング回転数以下の回転数の場合に行われるの
で、摩耗後調整は僅かな回転数の場合にのみ行われる。
これによって、高回転数の場合の振動に起因する不都合
な後調整が生じないという利点が得られる。
有する構造は、乗り上げテーパ部及び又はこれに対応す
る側にある対応乗り上げテーパ部若しくは対応乗り上げ
範囲を有する、ケーシングに対して変位可能な部分に、
ばね力が負荷されていることによって、えられる。適当
なテーパ部若しくは範囲を有するこのような構造部分が
たんに1つだけである場合には、この構造部分にばね力
が負荷される。この場合上に述べたばね力の負荷によっ
て周方向の力が発生するようにするのが特に有利であ
る。
らに次のような構成が有利である。即ち、例えば皿ばね
のようなディスク状のばねとして製作されたセンサばね
がその半径方向外側の範囲で、例えばケーシングのよう
な軸方向で不動の構造部分に支持され、かつ半径方向で
内側にある範囲でカバーとは反対側の転がり支持面にば
ね負荷を与えているようにするのである。この転がり支
持面はセンサばねと一体に製作されていてもよく、この
場合センサばねの一部が上記支持面を形成する。センサ
ばねを緊縮した位置状態に保持するためにケーシングは
支持範囲を有していることができる。これらの支持範囲
はケーシングに設けられた個々の支持エレメントによっ
て形成することができる。しかしまた上記支持範囲をケ
ーシングと一体に製作することも可能であり、例えばケ
ーシングに圧刻成形部又はケーシング壁から切り出して
変形加工した範囲を設け、該成形部又は範囲がセンサば
ねの半径方向外側に軸方向で係合して該センサばねを支
持するようにすることも有利である。
チ解離力の作用過程をできるだけ小さくし、若しくは必
要な解離力をできるだけ小さくするため、プレッシャー
プレートと対応受圧板との間に締込まれるクラッチディ
スクが摩擦ライニングを有し、これらの間に、例えばD
E−OS3631863号明細書によって公知になって
いるような、所謂ライニングばね機構を設けるのが特に
有利である。このようなクラッチディスクを使用するこ
とにより、摩擦クラッチの操作、殊にクラッチ解離過程
が助成される。このことは以下のことに起因する。即ち
摩擦クラッチが連結状態にある場合、緊縮されたライニ
ングばね機構はプレッシャープレートに反力、即ち押圧
用若しくは操作用ダイヤフラムばねが上記プレッシャー
プレートに作用させる力に対して逆向きの反力、を作用
させることに起因する。クラッチ解離過程では、プレッ
シャープレートの軸方向変位中、プレッシャープレート
はまずばね弾性的に緊縮したライニングばね機構により
押し戻され、このさい同時に、押圧用ダイヤフラムばね
の、解離範囲にある比較的急傾勾で下降するばね特性曲
線区分に基づいて、該押圧用ダイヤフラムからプレッシ
ャープレートへ作用する力も減少する。押圧用ダイヤフ
ラムばねからプレッシャープレートへ作用する力の減少
に伴って、ライニングばね機構からプレッシャープレー
トへ作用する戻し力も減少する。摩擦クラッチの解離に
必要な力は、ライニングばね機構の戻し力と押圧用ダイ
ヤフラムばねの押圧力との差になる。ライニングばね機
構が弛緩した後は、要するにプレッシャープレートが摩
擦ライニングから離され若しくはプレッシャープレート
によりクラッチディスクが解放された後は、必要な解離
力は主に押圧用ダイヤフラムばねによって規定される。
ライニングばね機構の力−距離特性と押圧用ダイヤフラ
ムばねの力−距離特性とは、プレッシャープレートによ
りクラッチディスクが解放されたときに押圧用ダイヤフ
ラムばねの操作に必要な力が低いレベルにあるように、
互いに調和させることが可能である。プレッシャープレ
ートによりクラッチディスクが解放されるまでの押圧用
ダイヤフラムばね特性にライニングばね機構のばね特性
を調和させることにより又は全く同一にすることによ
り、押圧用ダイヤフラムばねの操作には極めて僅かな、
極端な場合には実際上零に近い力を他の被駆動部分の操
作のために必要とするにすぎない。さらに押圧用ダイヤ
フラムばねの特性を以下のように設計することも可能で
ある。即ちクラッチディスクが解放された後このときな
お押圧用ダイヤフラムばねから生じる旋回運動に抗する
力若しくは押圧用ダイヤフラムばねの旋回運動に必要な
力が、摩擦クラッチの連結時にこの押圧用ダイヤフラム
ばねから作用せしめられる押圧力に比して極めて低いレ
ベルにあるように設計することができる。さらにまた、
プレッシャープレートによってクラッチディスクが解放
されるさい、クラッチの解離のために押圧用ダイヤフラ
ムばねの操作に極めて僅かな若しくは実際上零に近い力
しか必要としないように設計することも可能である。こ
のような摩擦クラッチは、操作力が0〜200Nである
ように設計することができる。
チを以下のように設計することが可能である。即ち、プ
レッシャープレートによってクラッチディスクが少なく
ともほぼ解放されたときに、押圧用ダイヤフラムばねか
ら作用せしめられる軸方向力が零の範囲にあり、かつこ
の場合クラッチ解離過程の進行に伴って押圧用ダイヤフ
ラムばねから作用せしめられる力が負になり、要するに
押圧用ダイヤフラムばねの力の作用方向が逆転するよう
に設計することが可能である。このことは、摩擦クラッ
チが完全に解離されたときに摩擦クラッチが実際に自ら
遮断されたままの状態にとどまっており、クラッチ連結
のための外力の作用によってはじめて再び操作される、
ということを意味する。
はケーシング2及び該ケーシング2に回動不能にしかし
軸方向ではある限度内で変位可能に結合されたプレッシ
ャプレート3を有している。軸方向でこのプレッシャー
プレート3とクラッチカバーとしてのケーシング2との
間には押圧用ダイヤフラムばね4が張設されており、該
ダイヤフラムばね4は、ケーシング2によって支持され
ているリング状の旋回支承部5を支点としてクラッチ遮
断位置及び連結位置に旋回可能であり、かつ該連結位置
ではプレッシャープレート3をケーシング2に不動に結
合された対応受圧板6、例えばフライホイール、に押圧
し、これによりクラッチディスク8の摩擦ライニング7
がプレッシャープレート3と対応受圧板6との摩擦面間
に締め込まれる。
周方向若しくは接線方向に向けられている板ばね9を介
して回動不能に結合されている。図示の実施例ではクラ
ッチディスク8は所謂ライニングばねセグメント10を
有しており、これは、両摩擦ライニング7の互いに向か
い合う方向での限られた軸方向変位を介して摩擦ライニ
ング7に作用する軸方向力の漸進的な上昇を可能にする
ことによって、摩擦クラッチ1の連結時の漸進的なトル
クの発生を保証する。しかしまた、摩擦ライニング7が
軸方向で実際不動に支持ディスクに設けられているクラ
ッチディスクを使用することも可能である。このような
場合には「ライニングばね組」を使用することができ
る。要するにダイヤフラムばねと直列のばね装置、例え
ばクラッチカバーとフライホイールとの間、クラッチカ
バーとクラッチカバー側の支持部との間並びにダイヤフ
ラムばねとプレッシャープレートとの間のばね装置を使
用することができ、又はクラッチカバーの弾性を利用し
てもよい。
押圧力を作用させるリング状の基体4aを有し、ここか
ら半径方向内側へ操作用舌状部4bが延びている。ダイ
ヤフラムばね4はこの場合、半径方向でさらに外側にあ
る範囲でプレッシャープレート3にばね負荷を与えてお
り、また半径方向でさらに内側にある範囲で旋回支承部
5を支点として傾倒するように、組付けられている。
を有しており、これらは図示の実施例では線材により形
成されており、これらの線材の間にダイヤフラムばね4
が軸方向で保持され若しくは締込まれている。ダイヤフ
ラムばね4のプレッシャープレート3側に設けられてい
る旋回支点11は蓄力部材13により軸方向でケーシン
グ2に向って力を負荷されている。蓄力部材13は皿ば
ねによって若しくは皿ばね状の構造部分によって形成さ
れており、かつ外側の縁範囲13aでケーシング2に支
持されかつ半径方向内側にある区分で旋回支点11をダ
イヤフラムばね4に対して、ひいてはケーシング2に対
して軸方向に押付けている。プレッシャープレート3と
ダイヤフラムばね4との間に設けられている皿ばね13
は外側のリング状の縁範囲13bを有し、その内側の縁
部からは半径方向内側へ延びる舌状部13cがでてお
り、これらは旋回支点11に支持されている。
図示の実施例ではケーシング2に付加的な手段14が設
けられており、これは皿ばね状の構造部分13のための
旋回支点を形成している。これらの付加的手段は接着又
はリベット止めされたセグメント状の個々の部材によっ
て形成することができ、これらはケーシング内周面に等
間隔に分配して配置することができる。上記の手段14
はしかしまた円形リング状の、それ自体で閉じた1つの
構造部分によって形成することもできる。さらに上記支
持手段14はケーシング2から直接成形されていてもよ
く、例えばケーシング2の軸方向範囲に加工された圧刻
部又はケーシング壁を舌状に切り起した部分として形成
することができ、これらは、皿ばね状の構造部分13を
挿入又は締込んだ後に該構造部分13の外側の縁部の下
へ変形加工により押込まれる。さらにまた、支持手段1
4と皿ばね状構造部分との間にバヨネット継手若しくは
バヨネット式の係止機構を設け、皿ばね状の構造部分1
3をまずあらかじめ緊縮させ、次いで該構造部分13の
半径方向外側範囲を軸方向で支持手段14上へ移動さ
せ、次いで皿ばね状構造部分13をケーシング2に対し
て相応して回わし、構造部分13の支持範囲を支持手段
14に係止させることもできる。この場合皿ばね状構造
部分13の支持範囲はリング状の基部13bから半径方
向外側へ突出した突条片によって形成することができ
る。
ラムばね4及び場合によっては皿ばね状の構造部分13
の回動防止並びに線材リング11,12のセンタリング
のために、ケーシング2には軸方向に延びるセンタリン
グ手段がリベットエレメント15の形で固定されてい
る。これらのリベットエレメント15はそれぞれ軸方向
に延びる軸部15aを有し、該軸部15aは隣合うダイ
ヤフラムばね舌状部4b間に形成されている切欠きを軸
方向で貫通して延びさらに上記切欠きに所属している、
皿ばね状構造部分13の舌状部13cに形成されている
範囲13d内に部分的に係合する。
にわたって少なくとも実質的にほぼ一定の力を生ずるセ
ンサばねとして構成されている。このセンサばね13を
介して、ダイヤフラムばね4の舌状部先端部4cに負荷
される、クラッチを解離(遮断)するときのクラッチ解
離力がとらえられる。この場合解離力によって旋回支点
11に生じる力とセンサばね13によりこの旋回支点1
1に作用する反力とは、常に、少なくともほぼ平衡す
る。この場合「解離力」とは、摩擦クラッチ1の操作中
ダイヤフラムばね4の舌状部先端部4c若しくはダイヤ
フラムばね舌状部のレリーズレバーに作用する、従って
センサばね13とは逆向に作用する力である。
ムばね4とケーシング2との間の軸方向スペース内にあ
る、ケーシング2に設けられた後調整装置16に支持さ
れている。この後調整装置16は、旋回支点11及び1
2がプレッシャープレート3に向って若しくは対応受圧
板6に向って軸方向に変位するさいに、旋回支点12と
ケーシング2との間若しくは旋回支点12とダイヤフラ
ムばね4との間に、望ましくない遊びが生じないように
するものである。これにより、摩擦クラッチ操作時に、
望ましくない遊び行程が発生せず、これにより極めて良
好な効率及びこれによる申し分ない摩擦クラッチ操作が
えられる。旋回支点11,12の軸方向変位はプレッシ
ャープレート3及び対応受圧板6並びに摩擦ライニング
7の摩擦面に軸方向摩耗が生じたさいに行われる。後調
整はしかしまた本発明の装置においては、旋回支点1
1,12若しくは該旋回支点に向き合っているダイヤフ
ラムばね範囲が摩耗した場合及びプレッシャープレート
突出部3aの範囲におけるダイヤフラムばね若しくは該
プレッシャープレート突出部範囲に向き合っているダイ
ヤフラムばね範囲が摩耗した場合にも行われる。旋回支
承部5の自動的な後調整作用は後に図8〜図11の線図
について詳細に説明する。
7の形のばね負荷された後調整部材を有しており、この
構成部材17は図3及び図4に示してある。リング状の
構成部材17は、周方向に延びていてかつ軸線方向に傾
斜する乗り上げテーパ部18を備えており、乗り上げテ
ーパ部は構成部材17の周囲にわたって分配されてい
る。後調整部材17は乗り上げテーパ部18をケーシン
グ底部2aに向けるようにクラッチ1内に組み込まれて
いる。後調整部材17の乗り上げテーパ部18とは逆の
側では、線材リングによって形成された旋回支持部材1
2が溝状の切欠き19(図2)内にセンタリングして配
置されている。この場合、切欠き19は旋回支持部材1
2を後調整部材17に軸線方向でも確保しておくように
構成されていてよい。このことは、例えば後調整部材1
7の切欠き19に隣接する範囲が少なくとも部分的に旋
回支持部材12を締め付け固定するようにすること、若
しくは旋回支持部材12のためのスナップ結合部を形成
することによって行われる。旋回支持部材12と後調整
部材17のために異なる材料を用いる場合に有利には、
大きな温度変化に基づき生じる膨張誤差を補償するため
に、線材リングとして構成された旋回支持部材12が開
いていて、すなわち周囲上の少なくとも1ケ所で切断さ
れており、これによって切欠き19に対する線材リング
12の周方向での運動が可能になり、ひいては線材リン
グ12が切欠き19の直径変化に適合できる。
プラスチック、例えば耐熱性の熱プラスチックから成っ
ており、このようなプラスチックはさらに付加的に繊維
で強化されていてよい。これにより、後調整部材17が
簡単に射出成形品として製造される。単位重量の小さい
プラスチックから成る後調整部材は、すでに述べたよう
に、わずかな慣性力しか生ぜしめず、これによって圧力
振動に対する応働性も減少する。旋回支持部材も直接に
プラスチックリングによって構成されていてよい。後調
整部材17は薄板成形品として構成され、若しくは焼結
によって形成されてよい。さらに適当な材料選択によっ
て旋回支持部材12が後調整部材17と一体に形成され
ていてよい。旋回支持部材11が直接にセンサばね13
によって構成されていてよい。このために、舌片13c
の先端が例えば条溝のような適当な圧刻部、若しくは成
形部を有していてよい。
配されたリベット15の軸線方向に延びる範囲15aに
よってセンタリングされる。このために、後調整部材1
7がセンタリング輪郭20を有しており、このセンタリ
ング輪郭は周方向に延びる切欠き21によって形成され
ており、この切欠きは半径方向で旋回支持部材11の内
側に位置している。切欠き21を形成するために、後調
整部材17が内側の縁部範囲に半径方向内側に延びる突
出部22を有しており、この突出部が切欠き21の半径
方向内側の輪郭を制限している。
一に分配された切欠き21間にそれぞれ5つの乗り上げ
テーパ部18が設けられている。切欠き21は周方向で
後調整部材17にケーシング2に対する少なくとも所定
の角度の回動を可能にするように構成されており、この
所定の回動角度は摩擦クラッチ1の耐用年数にわたって
プレッシャプレート3、及び対抗受圧板6の摩擦面、並
びに摩擦ライニング7に生じる摩滅の後調整、或いはク
ラッチ自体、すなわち支持部材11,12、支持部材間
に位置するダイヤフラムばね部分、プレッシャプレート
突起3a、若しくはダイヤフラムばね4のプレッシャプ
レート突起に向いた部分の摩滅の後調整を保証するよう
に規定されている。このような後調整角度は乗り上げテ
ーパ部の設計に応じて8度と60度との間の大きさ、有
利には10度と30度との間の大きさである。図示の実
施例では回動角度は12度であり、乗り上げテーパ部1
8の傾斜角度23は同じく12度である。傾斜角度23
は、後調整リング17の乗り上げテーパ部18と図5及
び図6に示す支持リング25の対抗乗り上げテーパ部1
8との圧着に際して生じる摩擦が乗り上げテーパ部18
と対抗乗り上げテーパ部24との間の滑りずれを阻止す
るように選ばれている。乗り上げテーパ部18及び対抗
乗り上げテーパ部24の範囲の材料組み合わせに応じ
て、傾斜角度23は4度と20度との間の範囲にある。
回動方向、すなわち1つの方向にばね負荷されており、
この方向は支持リング25の対抗乗り上げテーパ部24
上への乗り上げテーパ部18の乗り上げにより、プレッ
シャプレート3の方向、すなわちケーシング部分2aか
ら離れる方向への後調整リング17の軸線方向ずれを生
ぜしめる。図1及び図2に示してある実施例において
は、後調整リング17のばね負荷が少なくとも1つのリ
ング状の脚ばね26によって保証されており、該脚ばね
は例えば2つの巻条を有していて、一方の端部に、半径
方向へ延びて後調整リング17と回動不能に結合された
脚部27を備え、かつ他方の端部に軸線方向へ延びる脚
部28を備えており、軸線方向へ延びる脚部がケーシン
グ2に回動不能に懸架されている。脚ばねは弾性的に緊
張して組み込まれている。
くリング状の構成部材によって構成されており、この構
成部材が対抗乗り上げテーパ部24を備えており、対抗
乗り上げテーパ部が乗り上げテーパ部18によって制限
形成された面に対して相補的な面を形成しており、この
場合、乗り上げテーパ部18及び対抗乗り上げテーパ部
24によって制限形成された面が互いに合同であっても
よい。対抗乗り上げテーパ部24の調整角度29は乗り
上げテーパ部18の傾斜角度23に相応している。図3
と図5との比較によって明らかであるように、乗り上げ
テーパ部18及び対抗乗り上げテーパ部24は周方向で
類似して分配されている。支持リング25はケーシング
2に回動不能に結合されている。このために、支持リン
グ25は周囲に分配された切欠き30を有しており、該
切欠きを貫いてリベット15の付加部が延びている。
を示してあり、該脚ばねは脚ばね26と類似して端部区
分を曲げられていて、一方でケーシング2との回動不能
な結合、及び他方で後調整部材17との回動不能な結合
を保証している。脚ばね26aは同じく弾性的に緊張し
て組み込まれていて、後調整部材17に回動力を生ぜし
める。2つの脚ばね26,26aの使用が多くの実施例
にとって有利である。それというのは、摩擦クラッチ1
の回転に際して脚ばね26若しくは26aに作用する遠
心力に基づきばね力が増大せしめられるからである。2
つの脚ばねの使用により、例えば脚ばね26に生じる力
増大が脚ばね26aからもたらされる力によって補償さ
れる。このために脚ばね26,26aは、少なくとも遠
心力作用のもとに後調整部材17に周方向で逆向きに作
用する力を生ぜしめるように巻かれている。両方の脚ば
ね26,26aは単数若しくは複数の巻条を備えてい
て、かつ図2に示してあるように異なる巻条直径を有し
ており、脚ばね26,26aに作用する遠心力(この遠
心力は異なる大きさの周方向力を後調整部材17に生ぜ
しめる)が個別の脚ばね26,26aの線材太さ及び/
又は巻条数の適当な設計によって少なくともほぼ補償で
きる。図2では、脚ばね26が半径方向で後調整部材1
7の内側に配置され、脚ばね26aが半径方向で後調整
部材17の外側に配置されている。しかしながら両方の
脚ばねが適当な設計によって半径方向で後調整部材17
の内側若しくは外側に配置されてもよい。
26の弛緩状態では、脚部27,28が40度と120
度との間の大きさの角度31だけずらされている。この
角度31は図示の実施例では85度である。符号32で
脚部28に対する脚部27の相対的な位置を示してお
り、この位置は摩擦クラッチ1内の新しい摩擦ライニン
グ7において脚部によって占められる。符号33で脚部
27の相対的な位置が示してあり、この位置は摩擦ライ
ニング7の最大許容摩滅量に相応する。後調整角度34
は図示の実施例では12度の大きさである。脚ばね26
は、弛緩状態では両方の脚部27,28間に1つの巻条
35のみが延びているように構成されている。残りの周
範囲では2つの巻条が軸線方向で上下に位置している。
脚ばね26aは脚ばね26と類似して構成されているも
のの、大きな巻条直径及び図2の後調整部材17に関連
して別の緊張方向を有している。しかしながら脚ばね2
6によって後調整部材17に生ぜしめられる力は脚ばね
26aの力よりも大きくなっている。
げテーパ部18及び対抗乗り上げテーパ部24を形成す
る突起18a,24aが最も広い範囲で軸線方向で互い
に係合しており、すなわち互いに接触するリング17及
び25は軸線方向の最もわずかな構成スペースしか必要
としない。
上げテーパ部24若しくは該対抗乗り上げテーパ部を形
成する突起状の付加部24aが固有の構成部分によって
構成されている。しかしながら対抗乗り上げテーパ部2
4は直接にケーシング2によって、例えば突起状の付加
部をケーシング内部へ圧刻することによって構成されて
もよい。圧刻は特に一体に構成された薄板ケーシング若
しくはカバーにとって有利である。
グ17をその引っ込められた位置に保持するために、調
整リングが突起22の範囲に回動阻止手段若しくは戻り
阻止手段のための係合部分36を有しており、この係合
部分は他方でケーシング2に支えられる。このような戻
り阻止手段は摩擦クラッチ1の製作に際して若しくは組
み立てに際して設けられ、はずみ車6上への摩擦クラッ
チ1の取り付けの後にクラッチから除去され、これによ
って後調整装置16が機能する。図示の実施例ではカバ
ー若しくはケーシング2に周方向に細長く延びる切欠き
37が設けられ、かつ後調整リング17に凹所若しくは
付加部38が設けられている。この場合周方向に細長く
延びる切欠き37は、後調整リング17が最大の摩滅後
調整角度に相応して戻り回動できるような距離を有して
いる。摩擦クラッチ1の組み立ての後に回動工具がカバ
ーのスリット37を軸線方向に通され、調整リング17
の切欠き38内に挿入される。次いで後調整リング17
が工具を用いて戻り回動せしめられ、これによってケー
シング2の半径方向の範囲2aの方向へ移動させられ、
この範囲2aに対して軸線方向の最小距離を占める。こ
の位置で、次いで後調整リング17は、例えばクテーパ
部若しくはピンを用いて確保せしめられるようになって
おり、ピンはカバー及び後調整リング17の合致する切
欠き内に係合して、カバー及び後調整リングの回動を阻
止する。このようなピンははずみ車6上への摩擦クラッ
チ1の取り付けの後に切欠きから取り除かれ、その結
果、すでに述べたように後調整装置16が解放される。
ケーシング2内のスリット37は、はずみ車6から摩擦
クラッチ1を取り外す際に若しくは取り外した後に後調
整リング17を後退位置へもたらし得るように構成され
ている。このために、摩擦クラッチ1がまず解離され、
これによって操作ダイヤフラムばね4が旋回支持部材1
2に軸線方向力を生ぜしめず、従って、後調整リング1
7の申し分のない回動が保証される。
ッチ1の構成部材を機能の損なわれない正確な位置にも
たらすための別の可能性が、後調整部材若しくは後調整
リング17を内燃機関若しくははずみ車への取り付けの
後に初めて戻り回動、若しくは戻し調整することにあ
る。このために、例えば補助工具を介して摩擦クラッチ
1が作動せしめられ、次いで実質的に負荷軽減された後
調整リング17がプレッシャプレートに対して後退させ
られた位置へ調整される。次いで摩擦クラッチ1が再び
連結され、その結果、後調整リング17がこの後退させ
られた位置をまず維持する。
れた特性曲線と関連して、前述の摩擦クラッチ1の作用
を詳説する。
つの支持部間での変形の際にダイヤフラムばね4の円錐
変化に関連して生じる軸線方向力を示しており、両方の
支持部間の半径方向の間隔は旋回支承部5とプレッシャ
プレート3の半径方向外側の支持直径3aとの間の半径
方向の間隔である。横座標には両方の支持部間の相対的
な軸線方向距離がプロットしてあり、かつ縦座標にはダ
イヤフラムばねによって生ぜしめられた力がプロットし
てある。点41がダイヤフラムばねの平面位置を表して
おり、この平面位置は閉じられた摩擦クラッチ1におい
て有利には組み込み位置として選ばれ、すなわちこの位
置ではダイヤフラムばねが適当な組み込み位置にとって
最大の圧着力をプレッシャプレート3に生ぜしめる。点
41は円錐形の組み込み位置、すなわちダイヤフラムば
ね4の設置状態の変化により線40に沿って上方若しく
は下方へ移動させられる。
よって生ぜしめられる軸線方向の拡開力を表しており、
該拡開力は両方の摩擦ライニング7間に作用する。この
軸線方向の拡開力は、ダイヤフラムばね4によってプレ
ッシャプレート3に生ぜしめられる軸線方向力に対して
逆向きに作用している。有利には、ばねセグメント10
の弾性的な可能な変形のために必要な軸線方向力が少な
くとも、ダイヤフラムばね4によってプレッシャプレー
ト3に生ぜしめられる軸線方向力に相応している。摩擦
クラッチ1の解離の際にばねセグメント10がそれも距
離43にわたって弛緩される。プレッシャプレート3の
相応の軸線方向のずれにも相応する距離43にわたっ
て、摩擦クラッチ1の解離過程が助成され、すなわちラ
イニングばねセグメント10の存在していない場合には
(ライニングばねの存在していない場合に)組み込み点
41に相応するはずの軸線方向力よりもわずかな最大の
軸線方向力が生ぜしめられるだけでよい。点44の越え
られる際に、摩擦ライニング7が解放され、ダイヤフラ
ムばね4の漸減的な特性曲線範囲に基づき、さらに生ぜ
しめねばならない解離力は点41に相応する解離力に比
べて著しく減少している。摩擦クラッチ1の解離力は、
正弦弧状の特性曲線40の最小値、若しくは最下位点4
5に達するまでは減少する。
は再び増大し、この場合、舌片先端部4cの範囲におけ
る遮断移動距離は、最小値45が超えられた場合でも遮
断力が、ポイント44に生じる最大遮断力を超えずに、
有利にはこの最大遮断力よりも下に留まるように設定さ
れている。従って、ポイント46が超えられないことが
望ましい。
線47に示したような距離/力経過曲線を有している。
この特性線47は、皿ばね状の構成部材13の円錐度
が、弛緩された位置から変化させられ、しかも旋回支持
部11,14の間の半径方向間隔に相当する半径方向間
隔を有している2つの旋回支持部の間で変化させられる
場合に形成されるような特性線に相当している。特性線
47が示しているように、皿ばね状の構成部材13は、
この構成部材によって形成される軸方向力が実際に一定
のままとなるようなばね行程を有している。この場合、
範囲48で形成された力は、図8のポイント44で生じ
るクラッチの遮断力に少なくともほぼ相当するように設
定されている。センサばね13によって付与したい支持
力は、ポイント44に対応するダイヤフラムばね4の力
に比べて、前記ダイヤフラムばね4のてこ伝達比に相応
して減じられている。この伝達比はたいていの場合、
1:3〜1:5のオーダにあるが、しかし幾つかの使用
事例に対してはそれ以上又はそれ以下であってもよい。
aに対する旋回支承部5の半径方向間隔と、たとえばク
ラッチ遮断支承部のための接触直径4cに対する旋回支
承部5の半径方向間隔との間の比に相当している。
材13の組込み位置は、この構成部材が旋回支承部5の
範囲で摩擦ライニング7の方向に軸方向ばね行程を実施
するように選択されている。このばね行程は、少なくと
も摩擦面及び摩擦ライニングの摩耗に基づき生じるよう
な受圧板6の方向におけるプレッシャプレート3の軸方
向における後調整行程に相当していると同時に、旋回支
承部5のための少なくともほぼ一定の軸方向支持力をも
保証している。すなわち、特性線47の直線状の範囲4
8は、少なくとも前記摩耗移動量に相当する長さ、有利
には前記摩耗移動量よりも大きな長さを有していると望
ましい訳である。その理由は、これによって組込み誤差
も少なくとも部分的に補償され得るからである。
ニング7の実際に不変の、つまり規定されたリリースポ
イント44を得るためには、摩擦ライニング7の間でダ
ブルセグメントライニングばね装置を使用することがで
きる。すなわち、このライニングばね装置では、対にな
って個々のばねセグメントが背中合わせで設けられてお
り、この場合、セグメントの個々の対は互いに相対的な
特定の軸方向プレロードを有することができる。摩擦ラ
イニングの間に設けられた前記ばね手段のプレロードに
基づき、摩擦ライニングの背面へのセグメントの、運転
時間にわたって生じる埋込損失が少なくともほぼ補償さ
れるようになる。埋込損失とは、ライニング背面へのセ
グメントの埋込によって生じる損失を意味する。さら
に、両摩擦ライニング7の間の軸方向ばね行程の適宜な
制限と、両摩擦ライニングの間で働くばね装置の規定さ
れたプレロードとに基づき、摩擦クラッチ1の遮断時に
プレッシャプレート3が、規定された距離43にわたっ
て、両ライニングの間に設けられたばね装置によって押
し戻されるようになる。規定された距離43を得るため
には、両摩擦ライニングの間の軸方向距離を、対応する
ストッパによってライニングばね装置10の弛緩方向で
も緊定方向でも制限することができる。ライニングばね
装置としては、本発明との関係において有利には、例え
ばドイツ連邦共和国特許出願第P4206880.0号
明細書に基づき公知であるようなライニングばね装置を
使用することができる。
ャプレートをポイント41からポイント44(図8参
照)に移動させる目的で、ダイヤフラムばねの範囲4c
に作用する遮断部材によってクラッチを遮断するために
必要となる所要遮断力を示している。特性線49はさら
に、範囲4cにおけるダイヤフラムばねの舌片先端部の
移動距離をも示している。
ニング摩耗の自動的な補償を保証する後調整装置の最適
な機能を確保するためには、図10に示した実際に生じ
る遮断力特性線49で見て、まずライニングばね装置1
0とセンサばね13とによってダイヤフラムばね4に加
えられて、加算されていく力が、ダイヤフラムばね4に
よって支持部11に加えられる力よりも大きく形成され
ると有利である。摩擦ライニング7からのプレッシャプ
レート3の持ち上がり後でも、センサばね13によって
ダイヤフラムばね4に加えられる力は、ダイヤフラムば
ね舌片先端部の範囲4cに作用する、図10に示したよ
うにクラッチ遮断距離にわたって必要となる変化するク
ラッチ遮断力(特性線49)よりも大きいか、又は少な
くとも前記クラッチ遮断力に等しい大きさであることが
望ましい。さらに、この場合にセンサ皿ばね13によっ
て支持部11に加えられる力は、少なくともほぼ、皿ば
ねの組込み位置に対応する前記特性線40の降下区分の
ポイント41が超えられていない限り、ばね26のばね
力を受けているリング17の回動が阻止され、ひいては
皿ばねの軸方向ずれが阻止されるように設定されている
ことが望ましい。
規定された組込み位置を考慮したものであり、摩擦ライ
ニング7の摩耗に関しては、まだ考慮していなかった。
は、プレッシャプレート3の位置が受圧プレート6の方
向にずれてしまい、これによってダイヤフラムばねの円
錐度は変化し(舌片先端部4cが、図面で見て右側に移
動する)、摩擦クラッチ1の連結状態においてダイヤフ
ラムばねによって加えられる押圧力も、増大方向で変化
する。このような変化により、ポイント41はポイント
41′の方向に移動させられ、ポイント44はポイント
44′の方向に移動させられる。このような変化によ
り、摩擦クラッチ1の遮断時に最初から存在する、操作
用のダイヤフラムばね4とセンサばね13との間の旋回
支持部11の範囲における力平衡は妨げられる。ライニ
ング摩耗によって生ぜしめられた、プレッシャプレート
3のためのダイヤフラムばね押圧力の増大に基づき、ク
ラッチ遮断力の経過も増大の方向でシフトされる。これ
によって生じた遮断力経過は図10に破線50によって
示されている。遮断力経過の増大に基づき、摩擦クラッ
チ1の遮断過程の間、センサばね13によってダイヤフ
ラムばね4に加えられる軸方向力が克服されるので、セ
ンサばね13は旋回支承部5の範囲で、摩擦ライニング
7の摩耗量にほぼ相当する軸方向距離だけ従動する。
間、ダイヤフラムばね4はプレッシャプレート3の負荷
範囲3aに支持されているので、ダイヤフラムばね4の
円錐度は変化し、ひいてはこのダイヤフラムばねに蓄え
られたエネルギ若しくはこのダイヤフラムばねに蓄えら
れたトルク、つまりダイヤフラムばね4によって旋回支
持部11に加えられる力若しくはセンサばね13によっ
てプレッシャプレート3に加えられる力も変化する。こ
のような変化は、図8との関係で認められるようにダイ
ヤフラムばね4によってプレッシャプレート3に加えら
れる力の減少方向で行なわれる。この変化は、旋回支持
部11の範囲でダイヤフラムばね4によってセンサばね
13に加えられる軸方向力が、センサばね13によって
形成される反力と平衡状態になるまで行なわれる。すな
わち、図8に示した線図においてポイント41′,4
4′が再びポイント41,44の方向の移動する訳であ
る。このような平衡が再び形成された後に、プレッシャ
プレート3は再び摩擦ライニング7から持ち上がること
ができる。このような摩耗の後調整段階の間、つまり摩
擦クラッチ1の遮断過程においてセンサばね13が従動
する間、後調整装置16の後調整部材17はプレロード
をかけられたばね26によって旋回させられ、これによ
って旋回支持部12もライニング摩耗に応じて後移動
し、従って再びダイヤフラムばね4の遊びなしの旋回支
承部5が保証されている。後調整過程後に、クラッチ遮
断力経過は再び図10に示した特性線49に相当する。
図10の特性線50,51は、特性線49,50に示し
た遮断力/移動力経過におけるプレッシャプレート3の
軸方向移動距離を表している。
程においてケーシング2若しくは皿ばね13に加えられ
る力の遮断移動距離に対する力経過が示されている。極
端値は省略されている。図1に示したクラッチ連結位置
から出発して、ケーシング2には、ひいてはプレッシャ
プレート3にも、まずダイヤフラムばね4の組込みポイ
ント41(図8)に相当する力が作用する。クラッチ遮
断過程では、ダイヤフラムばね4によってケーシング2
若しくは旋回支持部12に加えられた軸方向力が、図1
1の特性線52に示したようにポイント53にまで減少
する。ダイヤフラムばねが軸方向でケーシングにしっか
りと旋回可能に支承されているような汎用のクラッチ、
つまり旋回支持部11が軸方向で従動不能にケーシング
2に結合されているようなクラッチでは、遮断方向でポ
イント53が超えられると、旋回支承部5の半径方向高
さでダイヤフラムばね4によってケーシング2に作用す
る力作用の軸方向方向転換が行なわれてしまう。本発明
によるクラッチでは、旋回支承部5の範囲において、ダ
イヤフラムばね4によって旋回支承部5の範囲に形成さ
れる力の軸方向方向転換がセンサばね13によって検知
される。ポイント54に到達すると、ダイヤフラムばね
4はプレッシャプレート3の負荷範囲から持ち上げられ
る。少なくともこのポイント54までは、摩擦クラッチ
1の遮断過程が、ライニングばね装置10によって加え
られる軸方向力により補助される。なぜならば、前記ラ
イニングばね装置がダイヤフラムばね力に抗して作用す
るからである。ライニングばね装置10によって加えら
れる力は、舌片先端部の範囲4cにおける遮断移動距離
が増大するにつれて、つまりプレッシャプレート3の軸
方向遮断行程が増大するにつれて減少する。従って、特
性線52とは、遮断過程にわたって認められる、舌片先
端部範囲4cに作用する遮断力と、半径方向の範囲3a
でライニングばね装置10によってダイヤフラムばね4
に加えられる軸方向力との合成力を表している。遮断方
向におけるポイント54が超えられると、ダイヤフラム
ばね4によって旋回支持部11に加えられる軸方向力は
センサ皿ばね13によって加えられる反力によって受け
止められ、この場合、これら2つの力は、少なくともプ
レッシャプレート3による摩擦ライニング7の負荷消滅
後に平衡状態となり、遮断過程が継続されると、センサ
ばね13によって旋回支持部5の範囲に加えられる軸方
向力は、形成される遮断力よりも少しだけ大きく形成さ
れると有利である。図11に示した線図の特性線52の
部分範囲55が示しているように、遮断移動距離が増大
するにつれて、遮断力若しくはダイヤフラムばね4によ
って旋回支持部11に加えられる力は、ポイント54で
生じる遮断力に比べて小さくなっていく。破線で示した
特性線56は、摩擦ライニング7の範囲で摩耗が生じて
いるが、しかし旋回支承部5の範囲でまだ後調整が行な
われていないような摩擦クラッチ1の状態に相当してい
る。この場合でも、摩耗によって生ぜしめられる前記ダ
イヤフラムばね4の組込み位置変化が、ケーシング2
と、旋回支持部11若しくはセンサばね13とに加えら
れる力を増大させることが判る。これによって、特にポ
イント54がポイント54′の方向に移動する結果とな
り、これにより、摩擦クラッチ1の新たな遮断過程にお
いて、旋回支持部11の範囲でダイヤフラムばね4によ
ってセンサばね13に加えられる軸方向力は、センサば
ね13の反力よりも大きくなる。従って、既に説明した
後調整過程がセンサばね13の軸方向変位によって行な
われる。ばね26によって生ぜしめられる後調整過程、
つまりリング17の旋回と支持部12の軸方向変位とに
基づき、ポイント54′は再びポイント54の方向にシ
フトされ、これによって、ダイヤフラムばね4とセンサ
ばね13との間の旋回支持部5の範囲における平衡状態
が再び形成されている。
極めて小さなステップで行なわれるので、本発明を判り
易く説明する目的で線図に示した大きなポイントシフト
や特性線シフトは通常では生じない。
て、幾つかの機能パラメータ若しくは運転パラメータは
変化する場合がある。すなわち、例えば摩擦クラッチ1
の不適切な操作によってライニングばね装置10の過熱
が行なわれ、その結果、硬化、つまりライニングばね装
置若しくはライニングセグメント10のばね弾性の低下
が生じてしまう。しかし、ダイヤフラムばね4の特性線
40の適宜な設定と、センサばね13の特性線47の適
宜な調整とによって、摩擦クラッチの運転確実な機能を
保証することができる。ライニングばね10の軸方向硬
化が生じても、ダイヤフラムばね4が、図1に示した位
置よりも押圧された位置を取るだけである。この場合、
図8に示した特性線40との関係で認められるように、
ダイヤフラムばね4によってプレッシャプレートに加え
られる力は僅かに小さくなるだけである。さらに、セン
サばね13の対応する軸方向変形、ひいては旋回支持部
11の対応する軸方向変位が行なわれる。
グ7の摩耗が増大するにつれて、操作ダイヤフラムばね
4に作用する合成支持力が増大するようになっている。
この増大は摩擦ライニング7の、許容される最大合計摩
耗距離の部分範囲に限定されていてよい。ダイヤフラム
ばね4のための支持力の増大は、センサばね13の適宜
な設定によって行なうことができる。図9には、範囲4
8の上方で、破線で示した対応する特性線47aが示さ
れている。摩耗が増大するにつれて操作用のダイヤフラ
ムばね4のための支持力が増大することに基づき、例え
ばライニング内へのセグメントの埋込によるライニング
ばね力の減少によって生ぜしめられる、プレッシャプレ
ート3に対するダイヤフラムばね4の押圧力低下を少な
くとも部分的に補償することができる。この場合、ダイ
ヤフラムばね4のための支持力が、ライニングばね装置
の硬化に対して比例して、若しくはライニングへのセグ
メント埋込量に対して比例して増大すると、特に有利に
なり得る。すなわち、ライニングの範囲における板厚さ
の減少と共に、つまりセグメント埋込及び/又はライニ
ングばね装置の硬化及び/又はライニング摩耗に基づく
ライニングの摩擦面の間の間隔の減少と共に、前記支持
力が増大すると望ましい訳である。この場合、第1の部
分範囲における支持力増大が、第1の部分範囲に続く第
1の部分範囲における支持力増大よりも大きくなるよう
に支持力増大が行なわれると特に有利である。この場
合、前記両部分範囲は図9の範囲48内に位置してい
る。このような支持力増大の設定は有利である。なぜな
らば、ばねセグメントとライニングとの間の前記埋込み
の大部分が、主として摩擦クラッチの全寿命に比べて短
い時間内でしか行なわれず、その後にばねセグメントと
摩擦ライニングとの間の状態が実際に安定化するからで
ある。すなわち、規定された埋込量が超えられると、埋
込に関してもはや著しい変化は行なわれない訳である。
ダイヤフラムばねのための支持力の増大は、摩擦ライニ
ングの摩耗の少なくとも1部分にわたって行なうことも
できる。
調整動作の上述の記載では、板ばね9によって場合によ
ってはもたらされる軸方向力が考慮されなかった。プレ
ッシャプレート3が対応する摩擦ライニング7から持ち
上げられる方向で、つまりダイヤフラムばね4に向かっ
てプレッシャプレート3が押し付けられる方向で、板ば
ね9にプレロードがかけられている場合には、解離動作
の助成が行われる。これによって、板ばね9によっても
たらされる軸方向力に、センサばね13及びダイヤフラ
ムばね4によってもたらされる力と解離力とが重畳され
る。このことは、理解をより容易にする得るために、図
8〜図11に示された線図の記載においては、今まで考
慮されなかった。摩擦クラッチ1の解離状態においてダ
イヤフラムばね4をカバー側の転動支持部12に向かっ
て負荷する全力は、主として板ばね9とセンサばね13
と解離力とによってダイヤフラムばね4に加えられる力
の総和によって、生ぜしめられる。この場合板ばね9は
カバー2とプレッシャプレート3との間において、摩耗
の増大に連れて板ばね9によってダイヤフラムばね4に
加えられる軸方向力が大きくなるように、取り付けるこ
とができる。例えば図9に示されたばね行程48にわた
ってひいては後調整装置16の摩耗補償にわたって、板
ばね9から加えられる軸方向力は、特性線47bによっ
て示された経過を有することができる。図9から分かる
ように、センサばね13の弾発作用が増大するに連れ
て、板ばね9からプレッシャプレート3に加えられひい
てはダイヤフラムばね4にも作用する戻し力は、増大す
る。特性線47bによって示された力経過と皿ばね特性
線とが加算されることによって、生ぜしめられる力経過
は、軸方向でダイヤフラムばね4に作用し、つまりカバ
ーからの旋回支持部12に向かってダイヤフラムばね4
を押し付けるように作用する。特性線47aに示された
経過を得るために、つまり調節範囲47bの開始にまず
初め初期的な力上昇が行われ、この力上昇がほぼ一定の
力範囲へと移行するような経過を得るためには、図9の
特性線47cに相応した特性線経過を有するように、セ
ンサ皿ばねを設計すると有利である。特性線47cによ
って示された力経過と特性線47bによって示された力
経過とが加えられることによって、特性線47aによっ
て示された力経過が生ぜしめられる。つまり板ばね9の
相応なプレロードによって、センサばねによってもたら
される支持力もしくは支持力経過は減じられることがで
きる。板ばね9を適当に構成及び配置することによっ
て、同様に、ライニングばねのばね作用の減少及び/又
はライニングへのライニングばねセグメントの埋込みを
少なくとも部分的に補償することができる。つまりこれ
によって次のことが保証される。すなわち、ダイヤフラ
ムばね4は実質的に等しい運転ポイントもしくは等しい
運転範囲を維持することができ、この結果ダイヤフラム
ばね4は摩擦クラッチの耐用寿命にわたって、実質的に
少なくともほぼ一定の圧着力をプレッシャプレート3に
加えることが可能になる。さらに、摩擦クラッチの設計
時には、特にセンサばね13及び/又は板ばね9の設計
時には、後調整エレメント17に作用する後調整ばね2
6及び/又は26aによって生ぜしめられかつセンサば
ね13及び/又は板ばね9に抗して作用する軸方向力
が、考慮されねばならない。
摩擦クラッチ1を設計する場合にはさらに次のこと、す
なわち、板ばね9のプレロードによって、プレッシャプ
レート3から摩擦ライニング7に加えられる軸方向力に
影響が与えられるということを、考慮しなくてはならな
い。つまり、ダイヤフラムばね4に向かって板ばね9が
プレロードをかけられている場合には、ダイヤフラムば
ね4によってもたらされる圧着力は、板ばね9のプレロ
ードの分だけ減じられる。すなわちこのように構成され
た摩擦クラッチ1では、ダイヤフラムばね4の圧着力経
過と板ばね9の緊張経過との重畳によって生ぜしめられ
る圧着力経過が、プレッシャプレート3もしくは摩擦ラ
イニング7のために形成される。摩擦クラッチ1の運転
範囲に関して考察すると、図8に示された特性線が、摩
擦クラッチ1の新規状態におけるダイヤフラムばね4と
プレロードをかけられた板ばね9とによって生ぜしめら
れた力経過を示していると仮定した場合、ライニングの
摩耗に起因してプレッシャプレート3と対応プレッシャ
プレート6との間における間隔が減少するに連れて、減
少の方向における力経過のシフトが生ぜしめられること
になる。図8には、例えば1.5mmの全体ライニング
摩耗に相当する特性線40aが、破線で示されている。
摩擦クラッチの耐用寿命にわたって生じる、特性線40
aの方向への特性線40のこのシフトによって、摩擦ク
ラッチ1の解離時にダイヤフラムばね4によってセンサ
ばね13に加えられる軸方向力、つまり、摩耗の増大に
連れて板ばね9によってダイヤフラムばね4に加えられ
る対向モーメントに基づく軸方向力は、減少する。この
対向モーメントは、ダイヤフラムばね4とプレッシャプ
レート3との間における負荷直径3aと旋回支承部5と
の間における半径方向距離に基づいて、生ぜしめられて
いる。
101が、図1及び図2に示された摩擦クラッチ1に対
して主として異なっている点は、後調整リング117が
コイルばね126によって周方向に負荷されていること
にある。摩擦ライニングの摩耗補償に関するその機能及
び作用形式に関しては、後調整リング117は図2〜図
4に示された後調整リング17に相当している。図示の
実施例では3つのコイルばね126が設けられており、
これらのコイルばねは、周方向にわたって均一に分配さ
れていて、クラッチケーシング2と後調整リング117
との間においてプレロードをかけられている。
グ117は内周部に半径方向の突出部もしくは段部12
7を有しており、これらの段部127には、円弧状に配
置されたコイルばね126がその一方の端部で、周方向
で後調整リング117を負荷するために支持されてい
る。コイルばね126の他方の端部範囲は、クラッチケ
ーシング2によって保持されたストッパ128に支持さ
れている。図示の実施例ではこれらのストッパ128
は、ねじに似た結合エレメントによって形成されてお
り、これらの結合エレメントはカバー2と結合されてい
る。しかしながらまたこれらのストッパ128は、クラ
ッチケーシング2と一体に構成されている軸方向の一体
成形部によって形成されていてもよい。例えばストッパ
128は、カバー2から軸方向に突出形成されたエンボ
ス加工部又は舌状片によって形成することが可能であ
る。特に図13及び図14から分かるように、リング1
17は内周部において次のように構成することが可能で
ある。すなわち、少なくとも実質的にばね126の延び
の範囲において、有利にはまた摩耗の後調整のために必
要なリング117の回動角にわたって、つまりコイルば
ね126の弛緩行程にわたって、ガイド129が設けら
れており、このガイドはコイルばね126の軸方向にお
ける保持と半径方向における支持とを保証している。ば
ねガイド129は図示の実施例では、横断面で見て、実
質的に半円状に構成された凹設部によって形成されてお
り、その制限面は実質的に、コイルばね126の横断面
に適合されている。
時にコイルばね126の申し分のない案内が与えられて
おり、これによってコイルばねの軸方向における逸脱を
回避できるという利点がある。図13に示されているよ
うにコイルばね126の付加的な確保のために、カバー
2はその半径方向内側の縁部範囲に、軸方向における一
体成形部130を有しており、これらの一体成形部は軸
方向においてばね126にオーバラップしている。個々
の一体成形部130の代わりにカバー2が、周方向にお
いて連続している軸方向の内縁部130を有していても
よい。内縁部130はダイヤフラムばね4の弛緩を制限
するために働くことができる。
6の案内には次のような利点がある。すなわちこの場
合、摩擦クラッチ1の回転時に、ばね126の個々の巻
条が遠心力作用下において後調整リング117に半径方
向で支持されることができ、しかもこの場合ばね126
によって周方向にもたらされる移動力は、ばね巻条と後
調整リング117との間において生ぜしめられる摩擦抵
抗に基づいて、減じられるか又は完全に消滅させられ
る。ばね126はつまり摩擦クラッチ101の回転時に
(ばね作用を抑圧する摩擦力に基づいて)実質的に剛性
的な特性を有することになる。これによって、少なくと
も内燃機関のアイドリング回転数を上回る回転数におい
ては、後調整リング117がばね126によって回動さ
せられることを確実に回避することができる。これによ
って、摩擦ライニング摩耗の補償は、アイドリング回転
数もしくは少なくともほぼアイドリングにおける摩擦ク
ラッチ101の操作時にのみ行われるようになる。しか
しながらまた後調整リング117のロックは、内燃機関
の停止状態においてのみ、つまり摩擦クラッチ101が
回転していない状態においてのみ、ライニング摩耗に基
づく後調整が行われるようにすることも可能である。
規定の回転数超過時における後調整動作のロックは、図
1及び図2に示された実施例においても利点と見做すこ
とができる。このために例えばカバー2に次のような手
段、すなわち、後調整エレメント17における遠心力作
用下で回動防止を生ぜしめる手段、つまり、足付きばね
26及び/又は26aによって生ぜしめられる移動力に
抗して回動防止を生ぜしめる手段を設けることも可能で
ある。この場合ロック手段は、遠心力作用下で半径方向
外側に向かって移動可能な少なくとも1つのおもりによ
って、形成されることができ、このおもりは例えば、リ
ング17の内縁部に支持されており、そこで、調節ばね
からリング17に加えられる回動モーメントよりも大き
な保持モーメントをリング17において惹起する摩擦を
生ぜしめることができる。
半径方向において支持するために、カバー2によって保
持された支持手段が設けられていてもよい。この場合支
持手段は、図12及び図13に示された実施例では、ス
トッパ128と一体に構成することができる。このため
にストッパ128はL字形に構成されていてもよく、こ
の結果ストッパは、各1つの周方向に延びている範囲を
有しており、この範囲は、ばね126の延びの少なくと
も1区分にわたってばね126内に突入している。これ
によって、ばね巻条の少なくとも1部分を案内し、かつ
少なくとも半径方向において支持することが可能にな
る。
て設けられている線材リング11は省かれており、その
代わりにセンサばね113の舌片範囲に一体成形部11
1が設けられている。このために舌片113cはその先
端の範囲において、ダイヤフラムばね4に向けられた側
において球面状に構成されている。
る摩耗後調整装置の別の実施例では、リング状の後調整
リングの代わりに個々の後調整エレメント217が使用
されている。これらの後調整エレメントは、カバー20
2の全周にわたって均一に分配されている。後調整エレ
メント217は、ボタン形もしくは円板形の構成部材に
よって形成されており、これらの構成部材は、周方向に
延びていて軸方向において上昇している乗り上げテーパ
部218を有している。リング状の後調整エレメント2
17は、中央の切欠きもしくは孔219を有しており、
この孔を貫いて、カバーによって保持された軸方向のピ
ン状の付加部215aが延びており、この結果リング状
の後調整エレメント218は付加部215aに回転可能
に支承されている。カバー202にはエンボス加工部2
25が設けられており、これらのエンボス加工部は、テ
ーパ部218のための対応乗り上げテーパ部224を形
成している。後調整エレメント217とカバー202と
の間にはばねエレメント226が緊張されており、この
ばねエレメントは後調整エレメント217を、後調整を
生ぜしめる回転方向に負荷している。ばねエレメント2
26は、図15から分かるように、軸方向の付加部21
5aの回りを延びており、つまりコイルばね状に構成さ
れていることができる。ばね226の端部範囲には、例
えば屈曲部もしくは脚部のような一体成形部が、一方の
ばね端部をカバー202に支持するため及び他方のばね
端部を対応する後調整エレメント217に支持するため
に、設けられている。ダイヤフラムばね204もしくは
センサばね213が旋回支持部205の範囲において軸
方向でずれると、後調整ばね218は回動せしめられ、
テーパ部224へのテーパ部218の乗り上げによって
ずれが補償される。
軸方向における支持は、複数の舌状片214を用いて行
われ、これらの舌状片は、カバー202の軸方向に延び
る範囲から切り出されて成形されていて、半径方向内側
に向かってセンサばね213の外側範囲の下に押し込ま
れている。
後調整エレメントをその後調整作用に関して著しく遠心
力とは無関係に構成することができるという利点を有し
ている。
17の代わりに、個別のくさび状の後調整エレメントを
使用することも可能であり、これらの後調整エレメント
は半径方向及び/又は周方向において摩耗後調整のため
にずれることが可能である。これらのくさび状の後調整
エレメントは縦長の切欠きを有していてもよく、この場
合これらの切欠きを通して軸方向の付加部215aは対
応する後調整エレメントを案内するために延びることが
できる。くさび状の後調整エレメントは、該後調整エレ
メントに作用する遠心力に基づいて後調整作用を発揮す
ることができる。しかしながらまた、くさび状の後調整
エレメントを後調整方向に負荷する蓄力部材を設けるこ
とも可能である。くさび状の後調整エレメントを申し分
なく案内するために、カバー202が一体成形部を有し
ていてもよい。摩擦クラッチの回転軸線に対して垂直に
延びている平面に対して、規定された乗り上げ角度をも
って延びている後調整エレメントのくさび面は、ケーシ
ング側及び/又はダイヤフラムばねの側に設けることが
できる。このようなくさび状の個別エレメントを使用す
ると、該個別エレメントを軽量の材料から製造すること
ができ、ひいては該個別エレメントに作用する遠心力を
最小に減じることができるという利点が得られる。
在する1対の材料は有利には、乗り上げテーパ部と対応
乗り上げテーパ部との間で後調整を妨げるような固着
が、摩擦クラッチの耐用年数に亙って生じることがない
ように選定されている。このような固着を避けるため
に、この構成部分の少なくとも一方の、少なくもテーパ
部又は対応テーパ部の範囲にコーティングを施すとよ
い。このようなコーティングを施すことによって、2種
類の金属製の構成部分を使用する際における特に腐食を
避けることができる。後調整テーパ部を形成する構成部
分の間の固着若しくは接着はさらに、互いに支え合うテ
ーパ部及び対応テーパ部を形成する構成部分を、種々異
なる膨張係数を有する材料より製造することによって避
けることができる。つまりこのような材料より製造する
ことによって、摩擦クラッチの運転中に生じる温度変化
に基づいて、後調整テーパ部を形成する互いに接触し合
う面が互いに相対運動を行うことができる。これによっ
て、乗り上げテーパ部及び対応乗り上げテーパ部を形成
する構成部分が互いに常に可動に維持される。これらの
部分は種々異なる膨張によって互いに常に離れるか又は
解除されるようになっているので、これらの部分の間で
固着若しくは接着が生じることはない。これらの部分が
種々異なる強度及び/又は形状を有していることに基づ
いてこれらの部分に作用する遠心力が種々異なる膨張若
しくは運動を引き起こし、それによってこれらの部分の
固着若しくは接着が避けられるようになっていることに
よっても、後調整テーパ部の解除が得られる。
との間の固着を避けるために、摩擦クラッチの解除時若
しくは摩耗後調整時において軸方向力が1つ又は複数の
後調整部材に働くようにする、少なくとも1つの手段を
講じてもよい。このために、後調整部材7,17は、摩
耗が生じたときに軸方向で重なり合う範囲を有する構成
部材に軸方向で連結される。この連結は、特にダイヤフ
ラムばね4及び/又はセンサばね13を有する旋回軸受
5の範囲で行われる。
ねによってもたらされる力が比較的小さい(約450N
m)最低ポイント若しくは谷345を有するばね特性線
340が示されている。行程と力との関係を表す行程−
ばね力−特性線340を有する皿ばねの最大ポイント
は、7600Nmである。特性線340は、図8に示し
た特性線40に関連して及び皿ばね43に関連して説明
されているように、半径方向で互いに間隔を保った支承
部の間で皿ばねが変形することによって生ぜしめられ
る。
ライニングばね特性線342と組合わされる。図18に
示されているように、ライニングばね特性線342の行
程−ばね力−特性線は圧着用ダイヤフラムばね特性線3
40に近似しているか、若しくはこれら2つの特性線は
互いに小さい所定間隔を保って延びているので、対応す
る摩擦クラッチは非常に小さい力で操作することができ
る。ライニングばねの作用範囲内では、特性線340と
342における、鉛直方向上下に存在する2つのポイン
トの差から理論的な解除力が得られる。実際に必要な解
除力は、皿ばねの舌片等の操作部材の対応するてこ比の
分だけ減少される。これに関しては同様に、図1及び図
2に示した実施例並びに図8〜図11に示した線図に関
連して説明されている。
線440が示されている。このライニングばね特性線4
40は、最低ポイント若しくは谷445を有している。
この谷445では、皿ばねに加えられた力が負であるこ
と、つまり対応するクラッチが接続されるのではなく、
解除されるように作用することが示されている。これは
つまり、解除段階中にポイント461を越えると、摩擦
クラッチが自動的に開放維持されることを意味する。圧
着用ダイヤフラムばね特性線440は対応するライニン
グばね特性線442に対応配置され、最小の解除力を維
持するために、特性線440と特性線442とを互いに
できるだけ平行となるように設計しなければならない。
するために、皿ばね舌片等の操作レバーに加えられる、
所属の特性線340及び342若しくは440のための
解除行程に亙っての解除力の特性線が示されている。図
示されているように、特性線340,342に配属され
た解除力特性線349は常に正の力範囲内に存在する。
これはつまり、クラッチを解除された状態で維持するた
めに、常に解除方向に働く力が必要であることを意味す
る。特性線440及び442に配属された解除力特性線
449は、部分範囲449aを有しており、この部分範
囲449a内では、解除力がまず減少し、次いで正から
負の力範囲に移行するようになっているので、対応する
摩擦クラッチは解除された状態で保持力を必要としな
い。
501の実施例においては、センサばね513が、バヨ
ネット式の接続部材514を介して軸方向でクラッチカ
バー502に支えられている。このために、センサばね
513は、リング状のベース体513bの外周部から半
径方向に延びる舌片513dを有している。この舌片5
13dは、カバー材料から突き出し成形された舌片形状
の半径方向範囲若しくは舌片502aで軸方向で支えら
れている。舌片502aは、カバーの、ほぼ軸方向に延
びる縁部範囲502bから突き出し成形されており、こ
の場合に、まず舌片502aがカバー材料から突き出し
成形されていると有利である。舌片502aを少なくと
も部分的に切り込むことによって、この舌片502aは
その目標位置に容易に変形させることができる。図21
に示されているように、舌片502aと突起部若しくは
舌片513dとは、センサばね413がクラッチカバー
502に対してセンタリングできるように、互いに合わ
せられている。図示の実施例においては舌片502aは
このために小さい軸方向段部502eを有している。
る際に、センタリングばね513をクラッチカバー50
2に対して申し分なく位置決めできるようにするため
に、有利にはクラッチカバー502の外周部に一様に分
割配置された、有利には3つの舌片502aが設けられ
ており、これらの舌片502aは、他方のカバー範囲に
関連してセンサばね513とクラッチカバー502とが
所定の相対運動を行った後で、対応する突起部513d
が、外周部に設けられたストッパ502fに当接し、こ
れによってセンサばね513とクラッチカバー502と
がさらに相対運動することは避けられる。このような形
式の実施例においては、ストッパ502fは、特に図2
0のaに示されているようにクラッチカバー502の軸
方向段部によって形成されている。図20のaに示され
ているように、少なくとも1つ有利には3つの舌片50
2aが、クラッチカバー502とセンサばね513の舌
片513dとの間で別の回動制限部502gを形成して
いる。図示の実施例においては同じ舌片502aが、2
つの回転方向のための回動制限部502fと502gと
を形成している。センサばね513とクラッチカバー5
02とが錠止解除されるのを避けるストッパ502g
は、半径方向に延びる舌片502aの軸方向に延びる折
り曲げ縁部によって形成されている。周方向のストッパ
502f及び502gによって、クラッチカバー502
に対するセンサばね513の周方向で規定された位置決
めが行われる。錠止接続部514を製造するために、セ
ンサばね513はクラッチカバー502の軸方向で緊締
されているので、舌片513dは軸方向で切欠502c
及び502d内に侵入し、軸方向でクラッチカバーの支
承部としての舌片502a(舌片)上に位置する。次い
でクラッチカバー502とセンサばね513とは、幾つ
かの舌片513dが回動制限部502fに当接するま
で、互いに相対回転せしめられる。次いでセンサばね5
13が部分的に緊張解除されるので、幾つかの舌片51
3dが周方向で見て、対応するストッパ502fと50
2gとの間に位置し、すべての舌片513dがカバー側
の舌片502a上に位置する。本発明によるバヨネット
式の錠止接続部514の構成によって、摩擦クラッチ1
を組み立てる際において舌片513dがカバー側の支承
部としての502aの隣に当接するように保証される。
3の本来のばね力を加える円形のベース体、例えば51
3dが、負荷範囲若しくは支持範囲の外側でカバープレ
ートとダイヤフラムばねとの間に設けられている。しか
しながら多くの使用例においては、センサばねの円形の
ベース体がプレッシャプレートとダイヤフラムばねとの
間の負荷範囲内で半径方向に設けられていると有利であ
る。これはつまり図1及び図2の実施例において、セン
サばね13の軸方向の緊締力を加えるベース体13dが
ダイヤフラムばね4とプレッシャプレート3との間の負
荷範囲3aの半径方向内側に設けられているということ
を意味する。
ー側の対応乗り上げテーパ部524は、クラッチカバー
502に形成されたカム状の打ち出し成形部によって形
成されている。さらにまたこの実施例においては、クラ
ッチカバー502と後調整リング517との間に緊締さ
れたコイルばね526は、前記後調整リング517と一
体成形された、周方向に延びるガイドロッド528によ
って案内されるようになっている。このガイドロッド5
28は、特に図21に示されているように軸方向で、ば
ね526の内径に合致した細長い横断面を有している。
このガイドロッド528は、ばね526の長手方向の少
なくも部分範囲に亙って延びていて、このばね526内
に突入している。これによってばね526のばね巻条の
少なくとも一部がガイドされ、少なくとも半径方向で支
えられている。さらにまたばね526が半径方向で折れ
曲がったり若しくは突き出ることは避けられるようにな
っている。このガイドロッド528によって、この摩擦
クラッチの組み立て作業は著しく軽減される。
図示されている。この後調整リング517は半径方向内
側に延びる成形部527を有しており、該成形部527
に、コイルばね526をガイドするための、周方向に延
びるガイドロッド528が形成されている。図示の実施
例においてはばねを受容するガイドロッド528は、射
出成形によって製造されたプラスチック製の後調整リン
グ517と一体成形されている。しかしながらこのガイ
ドロッド528は、複数の又は1つの構成部分によって
構成することもできる。この複数又は1つの構成部分
は、例えばスナップ錠止装置を介して後調整リング51
7に接続される。従ってすべてのガイドロッド528
は、場合によっては周方向で開放するリングによって形
成されており、このリングは、有利にはスナップ錠止部
として構成された少なくとも3つの接続箇所を介して後
調整リング517に連結されている。
に、コイルばね526はさらに付加的に、例えば遠心力
作用に基づいて、クラッチカバー502及び/又は後調
整リング517の対応して構成された範囲に半径方向で
支えられ得る。
部は、カバー材料より成形され軸方向に延びるウイング
部によって又は軸方向の壁部によって形成された打ち出
し成形部としての支承範囲526aによって形成されて
いる。ばね526のための、この支承範囲は有利には、
ばねの対応する両端部がガイドされ、これによって軸方
向及び/又は半径方向で許容されない程度にずれないよ
うに確保されている。
においては、センサばね613が、プレッシャプレート
603とは反対側に向けられた、ケーシング602の側
に設けられている。センサばね613を、プレッシャプ
レート603を受容するケーシング内室の外側に配置し
たことによって、センサばね613の熱負荷が減少さ、
これによってこのばね613が熱の過負荷に基づいて固
着することは避けられる。ケーシング602の外側にお
いてもばね613は良好に冷却される。
対側に設けられた旋回支点611での支承は、スペーサ
リベット615によって行われるようになっている。こ
のスペーサリベット615は、ばね604及びケーシン
グ602の対応する切欠を通って軸方向に延びていて、
センサばね613に軸方向で接続されている。図示の実
施例では、スペーサリベット615はセンサばね613
にリベット止めされている。スペーサリベット615の
代わりに、旋回支点611とセンサばね613との間の
接続を形成するその他の手段も使用することができる。
従って例えばセンサばね613は半径方向内側範囲で、
軸方向に延びる複数の舌片を有していてもよい。これら
の舌片は、相応の半径方向範囲で旋回支点611を支え
るか、又は相応の成形部によってこれらの旋回支点61
1を直接形成するようになっている。センサばねに固定
された部材615の代わりに、別の部材例えばセンサに
旋回可能に接続された部材を使用してもよい。
3が半径方向で操作ダイヤフラムばね704のための旋
回支承部715の内側を延びている。センサばね713
は半径方向内側の範囲でカバー702に支えられてお
り、このためにカバー702が軸線方向にダイヤフラム
ばね704の適当なスリット若しくは切欠きを通って延
びる舌片715を有しており、該舌片がセンサ皿ばね7
13を軸線方向で支えている。
20及び図21に示す摩擦クラッチに使用される。後調
整リン817は半径方向内側の成形部827を有してお
り、該成形部は半径方向に延びている。成形部は半径方
向の付加部827aを有しており、該付加部が周方向で
クラッチカバーと後調整リン817との間に緊定された
コイルばね826のための支持範囲を形成している。コ
イルばね826の案内のため及び取り付けを容易にする
ために、リング828を設けてあり、該リングは外周を
中断若しくは開かれている。リング828は半径方向の
成形部827aに結合されている。このために成形部8
27aが周方向に延びる凹所若しくは溝を有しており、
凹所若しくは溝はリング828と協働してスナップ結合
部を形成するように構成されている。後調整ばね826
のためのカバー側の支持部がクラッチカバーの軸線方向
の舌片826aによって形成されている。軸線方向の舌
片826aはリング828を受容するための軸線方向の
切欠き826bを有している。切欠き826bは、リン
グ828が舌片826aに対して少なくとも摩擦クラッ
チの摩滅量に相応して軸線方向に移動可能であるように
構成されている。このために有利には、リング828を
受容するために半径方向の成形部827aに形成された
凹所と切欠き826bとが軸線方向で見て逆に構成さ
れ、換言すれば、成形部827aの凹所が一方の軸線方
向に開いており、切欠き826bが他方の軸線方向に開
いている。
例においては、操作ダイヤフラムばね904の遮断方向
での支持がダイヤフラムばね904の本体部材904a
の中央の範囲で行われる。本体部材904aは半径方向
外側でプレッシャープレート903に支えられていて、
半径方向内側へ旋回支承部905を越えて延びている。
このことは、旋回支承部905がダイヤフラムばね90
4の本体部材904aの内側縁部から、若しくはダイヤ
フラムばね904の舌片を形成するスリット端部から従
来公知のダイヤフラムばねクラッチと比べて比較的遠く
に離れていることを意味している。図示の実施例では、
旋回支承部905の半径方向内側の本体部材区分と旋回
支承部905の半径方向外側の本体部材区分との半径方
向の幅比は、1:2である。この幅比は有利には1:6
と1:2との間にある。操作ダイヤフラムばね904の
このような支持によって、旋回支承部905の範囲での
ダイヤフラムばね本体部材904aの損傷若しくは過負
荷が避けられる。
903aを示してあり、この成形部はプレッシャープレ
ート903に設けられている。プレッシャープレート9
03、特に支持突起903bの範囲に設けられている成
形部903aを介して操作ダイヤフラムばね904が摩
擦クラッチ901に対してセンタリングされる。すなわ
ち、操作ダイヤフラムばね904が外径センタリングを
介して半径方向でカバー902に対して保持され、その
結果図26に示してあるセンタリングリベット若しくは
ピン915が省略できる。図示してないものの、外径セ
ンタリングはカバー902の材料から形成された舌片若
しくは圧刻によっても行われる。
913は、力を生ぜしめる本体部材913aが半径方向
で突起903bの内側に設けられるように構成されてい
る。センサばね913は、一方では操作ダイヤフラムば
ね904を支えるため、かつ他方ではカバー902に支
えられるように、半径方向のブラケット若しくは舌片を
有しており、ブラケット若しくは舌片は一方では本体部
材913aから半径方向内側へ延び、他方では本体部材
913aから半径方向外側へ延びている。
例においては、摩擦クラッチの解離力若しくは操作ダイ
ヤフラムばねの返り力と逆向きに作用する力が、センサ
ばね1013によって生ぜしめられるようになってお
り、該センサばねはケーシング1002とプレッシャー
プレート1003との間に軸線方向で緊定されている。
この実施例においては、操作ダイヤフラムばね1004
の旋回範囲若しくは傾倒範囲1005は解離方向では旋
回支承部によって支えられるようになっていない。カバ
ー側の旋回支持部若しくは支え支持部に対するダイヤフ
ラムばね1004の接触が、センサばね1013のプレ
ロードによって保証されている。センサばねは、摩擦ク
ラッチ1001の解離過程中にセンサばね1013によ
ってダイヤフラムばね1004に生ぜしめられる軸線方
向力が摩擦クラッチ1001の必要な解離力よりも大き
くなるように構成されている。摩擦ライニングに摩滅が
生じない場合には、ダイヤフラムばね1004を常にカ
バー側の支え部若しくは旋回支持部1012に接触した
ままにすることが保証されねばならない。このために、
これまでの実施例に関連して述べたものと類似の形式
で、軸線方向に作用しかつ重畳せしめられる個々の力間
の同調が行われねばならない。センサばね1013によ
って、場合によってはプレッシャプレート1003とケ
ーシング1002との間に設けられた板ばねによるライ
ニング負荷によって、操作ダイヤフラムばね1004に
よって、摩擦クラッチ1001のための解離力によっ
て、及び後調整リング1017に作用する後調整ばね部
材によって生ぜしめられるこれらの力は、相応に互いに
同調されねばならない。
ては、センサばね1113は半径方向でカバー側のリン
グ状の支持範囲1112の外側で支持されている。図示
の実施例では、操作ダイヤフラムばね1104とセンサ
ばね1113との間の相互の支持が、半径方向でプレッ
シャプレート1103に対する操作ダイヤフラムばね1
104の支持直径1103aの外側で行われている。カ
バー1102に対する支持のために、センサばね111
3は半径方向外側に向いたアーム1113bの形の成形
部を有しており、このような成形部は、図20及び図2
1に関連して述べたものと類似の形式でバイヨネット式
係止部1514を介して軸線方向でカバー1102に支
えられて、回動防止されている。センサばね1113の
取り付けのために、カバー1102が相応の軸線方向の
切欠き1502bを有しており、この切欠き内にセンサ
ばね1113の半径方向外側の支持アームがバイヨネッ
ト式係止部1514を形成するために軸線方向に差し込
まれる。カバー側の旋回支持部若しくは支え支持部材1
112に対するダイヤフラムばね1104の接触がセン
サばね1113の初ばね力によって保証される。
説明する。この場合、センサばねは、後調整点での解離
力に相応するように構成されている。ライニング摩滅
(若しくは別の箇所での摩滅)の生じた、ひいてはダイ
ヤフラムばね円錐角度の変化させられた、及びこれによ
るダイヤフラムばね力の上昇の後に解離が行われると、
ダイヤフラムばねがまず支持部材1012を中心として
後調整点の近くまで旋回する。この後調整点では解離力
がライニングばねを含めたセンサ力−残余力−に等しく
なるので、ダイヤフラムばねが引き続く解離に際してプ
レッシャープレートの支持部を中心として旋回せしめら
れて、解離力とセンサ力との間の力バランスが再び生ぜ
しめられるようになる。この場合、ダイヤフラムばねが
カバー側の支持部から離れ、該支持部を後調整のために
解放する。引き続く解離行程にわたって解離力はさらに
低下し、センサ力が上回って、プレッシャープレートを
介してダイヤフラムばねをカバー側の支持部材1012
に向けて押し、該支持部材を中心としてダイヤフラムば
ねの引き続く旋回が行われる。カバー側の支持部からプ
レッシャープレート側の支持部へのダイヤフラムばねの
移行に際して、ダイヤフラムばねは2腕としての機能を
変える傾向にある。ダイヤフラムばねは一時的に、今生
じている解離力でプレッシャープレートに支えられ、こ
れによって一時的にカバー側の支持部から離れる。引き
続く解離行程の後に、これに関連した力減少に基づきセ
ンサばねの力が上回って、ダイヤフラムばねを再びカバ
ー側の支持部に向けて押し、これによって後調整装置が
ロックされ、後調整過程が終了される。ダイヤフラムば
ねは引き続く解離過程のためにではなく、2腕レバーと
して機能する。ダイヤフラムばねは、間接的に若しくは
直接にダイヤフラムばねに作用するすべてのばね力を考
慮して設計されねばならない。これには特に、操作ダイ
ヤフラムばね及び適当な補償装置若しくは後調整装置
の、カバーに対して変位可能な構成部分によって生ぜし
められる力がある。
おり、摩擦クラッチの連結された状態ではダイヤフラム
ばね1104は実質的に2腕レバーとして緊定され、若
しくは作用し、すなわちカバー側の支持部材1112と
プレッシャープレート側の支持部1103aとの間に緊
定されていおり、しかしながら摩擦クラッチ1101の
解離の際にダイヤフラムばねが実質的にもっぱらセンサ
ばね1113に支えられて、支持範囲1113aを中心
として旋回させられ、支持範囲1113aの同時的な軸
線方向の移動を伴い、その結果、実質的に単腕レバーと
して機能する。
のセンサ皿ばねと同じように適当な構成若しくは適合に
基づき操作ダイヤフラムばね1104の任意の直径で支
えられる。従って、ダイヤフラムばね1104に対する
センサばね1113の支持はカバー側の旋回範囲110
5とプレッシャープレート側の支持直径1103aとの
間の直径でも行われ得る。さらに、ダイヤフラムばね1
104に対するセンサばね1113の支持は、半径方向
でカバー側の支持直径の内側でも行われ得る。この場
合、センサばね1113によって生ぜしめられる軸線方
向の支持力は、ダイヤフラムばね1104に対するセン
サばね1113の支持直径1113aが小さくなる程に
大きくなる傾向にある。さらに、センサばね1113の
実質的にコンスタントな力を有するばね範囲は、ダイヤ
フラムばね1104とセンサばね1113との間の支持
直径1113aがダイヤフラムばね1104のカバー側
の支持直径1105から離れる程に大きくされねばなら
ない。
これまでの図面に基づき、特に図1から図14に関連し
て述べたものと類似の形式で作用する。操作ダイヤフラ
ムばね1204はリング状の2つの支持部材1211,
1212間に旋回可能に支承されている。プレッシャー
プレート1203に隣接する支持部材1211は、セン
サばね1213によって負荷される。摩擦クラッチ12
01の後調整装置1216は、摩擦クラッチの耐用年数
にわたって後調整リング1217のテーパ部がカバー側
に存在する対向テーパ部に付着したままにならないよう
に保証している。この実施例においては、対向テーパ部
は図2に関連して述べたものと類似してカバーに対して
回動不能な支持リング1225に設けられている。テー
パ部と対向テーパ部との間の付着は、所望の摩滅後調整
をもはや生ぜしめないことになる。
おり、この引き剥がし機構は摩擦クラッチ1201の解
離に際し、かつ摩擦ライニングの摩滅に際して軸線方向
力を後調整リングに生ぜしめ、これによって、テーパ部
と対向テーパ部との間の場合によって生じていた付着結
合が解かれる。引き剥がし機構1261は軸線方向に弾
性的な部材1262を有しており、この部材は図示の実
施例では軸線方向にダイヤフラムばね1204に結合さ
れている。部材1262はダイヤフラムばね的に若しく
は皿ばね的に弾性変形可能なリング状の本体部分126
2aを有しており、該本体部分はダイヤフラムばね12
04に結合されている。リング状の本体部分1262a
の半径方向内側の縁部範囲から延びるように、周囲に分
配して舌片部1263を形成してあり、該舌片部はダイ
ヤフラムばね1204の軸線方向の切欠きを貫通して延
びている。舌片部1263は自由端部範囲にストッパ輪
郭として折り曲げ部1264を有しおり、この折り曲げ
部は後調整リング1217の対向ストッパ輪郭1265
と協働する。対向ストッパ輪郭1265は、後調整リン
グ1217内に半径方向に形成された切欠き若しくは環
状の溝によって構成されている。摩擦クラッチの連結さ
れた状態でのストッパ輪郭1264と対向ストッパ輪郭
1265との間の間隔は、クラッチ解離行程の少なくと
も大部分にわたってストッパ輪郭1264と対向ストッ
パ輪郭1265との間に接触を生ぜしめないように規定
されている。有利にはストッパ輪郭1264は摩擦クラ
ッチを完全に解離した場合に始めて対向ストッパ輪郭1
265に接触するようになっており、これによって部材
1262が後調整リング1217とダイヤフラムばね1
204との間に弾性的に緊張される。その結果、ライニ
ング摩滅に基づき旋回支持部の軸線方向の移動が生じ、
後調整リング1217が強制的にカバー側の乗り上げテ
ーパ部から持ち上げられる。さらに、引き剥がし機構1
261は例えば解離機構の誤差を伴う基準調整に基づく
大きすぎる解離距離において後調整リング1217の後
調整を行わないようにするものである。このことは、ダ
イヤフラムばね1204の解離方向での大きすぎる旋回
角において弾性的な部材1262によって後調整リング
1217をダイヤフラムばね1204に対して緊定する
ことによって行われ、その結果、後調整リング1217
がダイヤフラムばね1204に対して回動確保される。
すなわち、図8の点46が解離方向で越えられる際に後
調整リング1217がダイヤフラムばね1204に対し
て回動不能に保持されねばならず、それというのは点4
6の越えられる際にセンサばね1213の保持力が克服
され、これによって、クラッチプレートにおける摩滅の
生じていない場合にも後調整が行われてしまうことにな
るからである。このことは伝達点を変える、すなわちダ
イヤフラムばね1204の組み込み位置をそれも圧着力
の小さくなる方向で変えることになる。このことは図8
で伝達点41が特性曲線40に沿って符号45で示す最
小値の方向に移動することを意味している。
ッチにおいては、個々のコイルばね1326が舌片部1
328に受容されており、舌片部はクラッチカバー13
02と一体に構成されている。舌片部1328はクラッ
チカバー1302の薄板材料から例えば打ち出されたU
字形の打ち出し部1302aによって成形されている。
舌片部1328は周方向で見て円弧状に若しくは接線方
向にかつ有利には少なくともほぼ、隣接するカバー部分
と同じ軸線方向の高さを延びている。図32から明らか
なように、この実施例では舌片部1328がカバーの平
面1302bに対してほぼ半分の厚さだけずらされてい
る。舌片部1328の幅は、該舌片部上に設けられたコ
イルばね1326が半径方向でも軸線方向でも案内され
るように規定されている。
る後調整リング,317はその内周面に、半径方向内向
きの一体成形部もしくはアーム1327を備えており、
このアームはカバー1302とダイヤフラムばね130
4との間に延びている。アーム1327は半径方向内側
に、軸方向に向いたフォークもしくはU字形の一体成形
部1327aを有しており、このフォークの軸方向で延
びる両方のまた1327bはばね案内片1328を両側
から掴んでいる。このことのために、両方のまた132
7bはカバー1302の切欠き1302aを軸方向に貫
通して延びている。アーム1327aもしくはそのまた
1327bには後調整ばね1326が支持されている。
テーパ部を介して、カバー1302に形成された対向乗
上げテーパ部1324に支持されている。この対向乗上
げテーパ部1324を形成するカバーのエンボス加工部
はクラッチ回転方向で通気孔1324を形成するように
構成されている。このような構造により、対応する摩擦
クラッチの回転時に強制的に生じる空気循環によって摩
擦クラッチが良好に冷却される。これにより特に、プラ
スチックから成る後調整リング1317が同様に冷却さ
れ、これにより、この部材の熱的な負荷が著しく軽減さ
れる。
クラッチのダイヤフラムばねに作用するセンサばねの力
は例えばクラッチケーシングとプレッシャープレートと
の間に設けた板ばねエレメントによってもたらされ、そ
の場合、この板ばねエレメントはプレッシャープレート
とケーシングとを回動不能にかつある程度軸方向に相対
移動可能に連結することができる。この種の実施形では
特別なセンサばねは不要であり、むしろ例えば図1及び
図2に基づく摩擦クラッチ1の板ばねエレメント9が、
付加的にセンサばね13の機能をも担うように形成され
ることができる。これにより、センサばね13ならびに
転動リング11を省くことができる。板ばねエレメント
9はその場合、摩擦クラッチ1の操作中にかつ摩擦ライ
ニングの摩耗なしにダイヤフラムばね4がカバー側の転
動支承部12に当接したままとなるように形成される。
しかし、摩擦ライニング7に摩耗が生じると、ダイヤフ
ラムばね4の解離力が増大し、板ばねエレメント9は摩
耗に相応するダイヤフラムばね4の後調整を可能にしな
ければならない。有利には、摩擦クラッチに組込まれた
板ばねエレメントは、少なくとも最大限度必要な摩擦ク
ラッチもしくはプレッシャープレートの後調整距離にわ
たり実際に直線的な力/距離特性曲線を有している。こ
れの意味するところは、板ばねエレメント9が図9に示
したような、特性曲線47又は47aに基づく特性曲線
範囲48を有するということである。
ろ各実施例に記載された特徴を組み合わせた実施例も可
能である。
リングの平面図。
リングの平面図。
図。
と後調整エレメントとの協働関係を示す特性曲線図。
図。
図。
た調整リングの平面図。
細部を示す図。
構との協働作用を示す特性曲線図。
構との協働によって生じる、摩擦クラッチ解離過程に対
する作用を示す特性曲線図。
面図。
な調整リングの部分的平面図。
図。
を示す図。
擦クラッチに使用可能な調整リングの平面図。
図。
を示す図。
を示す図。
を示す図。
を示す図。
ャープレート、 4ダイヤフラムばね、 6 対応受圧
板、 7 摩擦ライニング、 8 クラッチディスク、
11 支承部、 12 支承部、 13 蓄力部材、
16 後調整装置、 17 構成部材、 18 乗り
上げ面、 24 乗り上げ面、 25構成部材、 26
送り機構、 27 ばね、 113 皿ばね、 21
7後調整エレメント、 502 ケーシング、 513
センサばね
Claims (42)
- 【請求項1】 回動不能にかつ軸方向では制限範囲内を
変位可能にケーシングと結合されたプレッシャプレート
を有する摩擦クラッチにおいて、ケーシングとプレッシ
ャプレートとの間には、圧着力を発生させるダイヤフラ
ムばねが軸方向で緊定されており、該ダイヤフラムばね
が一方の側では前記ケーシングによって支持された旋回
支承部を中心として旋回可能であり、また他方の側で
は、前記プレッシャプレートと対応受圧板との間に締込
み可能なクラッチディスクの方に向かって前記プレッシ
ャプレートを負荷しており、ケーシングによって支持さ
れた前記旋回支承部が、クラッチディスクの摩擦ライニ
ングの摩耗を少なくとも補償し送り機構によって送られ
かつカバーとダイヤフラムばねとの間で作用する自動的
な後調整装置によって軸方向に変位可能であり、かつ、
前記ダイヤフラムばねが前記旋回支承部の方に向かって
支持力の作用を受けており、これによって前記ダイヤフ
ラムばねが軸方向で、前記ケーシングによって支持され
た前記旋回支承部(12)に向けて押圧されることを特
徴とする、摩擦クラッチ。 - 【請求項2】 ダイヤフラムばねが作業範囲にわたって
累減特性を有するように組込まれている、請求項1記載
の摩擦クラッチ。 - 【請求項3】 ダイヤフラムばねが解離力に抗して単に
摩擦接続式に支持されている、請求項1又は2記載の摩
擦クラッチ。 - 【請求項4】 支持力とダイヤフラムばね力とが互いに
調和されており、前記支持力は、ダイヤフラムばねが所
定の組込み位置にあって、摩耗に起因した円錐角の変化
がない場合にはダイヤフラムばねの解離行程にわたっ
て、該ダイヤフラムばねによって発生されて前記支持力
に抗して作用する力よりも大きく、かつダイヤフラムば
ねに摩耗に起因した円錐角の変化が生じた場合には、前
記支持力は、ダイヤフラムばねの解離行程の部分範囲に
わたって、該ダイヤフラムばねによって該支持力に抗し
て発生された力よりも小さい、請求項1から3までのい
ずれか1項記載の摩擦クラッチ。 - 【請求項5】 支持力が、摩耗に起因したダイヤフラム
ばね又はカバー寄り支承部の後調整を介して形状を変化
する少なくとも1つの蓄力部材によって発生される、請
求項1から4までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ。 - 【請求項6】 後調整装置が、ダイヤフラムばねとカバ
ーとの間に配置されている、請求項1から5までのいず
れか1項記載の摩擦クラッチ。 - 【請求項7】 後調整装置が、複数の乗り上げ面を有し
ていいる、請求項1から6までのいずれか1項記載の摩
擦クラッチ。 - 【請求項8】 支持力が皿ばね状の部材によって発生さ
れる、請求項1から7までのいずれか1項記載の摩擦ク
ラッチ。 - 【請求項9】 支持力を発生させる皿ばねが、ダイヤフ
ラムばねの軸方向に変位可能な支持部の半径方向高さに
支承されている、請求項1から8までのいずれか1項記
載の摩擦クラッチ。 - 【請求項10】 圧着用のダイヤフラムばねが、2つの
支承部間でケーシングに旋回可能に支持されており、前
記支承部のうちプレッシャプレート寄りの支承部が前記
圧着用のダイヤフラムばねの方に向かってばね負荷され
ている、請求項1から9までのいずれか1項記載の摩擦
クラッチ。 - 【請求項11】 支持力によってばね負荷された支承部
が軸方向に変位可能である、請求項10記載の摩擦クラ
ッチ。 - 【請求項12】 ばね負荷された支承部の変位時に、圧
着用のダイヤフラムばねの解離力が減少する、請求項1
から11までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ。 - 【請求項13】 ばね負荷された支承部は、該支承部に
作用する圧着用のダイヤフラムばねの解離力と、前記支
承部に加えられる支持力との間に力の平衡が生じるまで
変位される、請求項1から12までのいずれか1項記載
の摩擦クラッチ。 - 【請求項14】 ばね負荷された支承部に加えられる支
持力が、所定の後調整範囲にわたって実質的に一定の力
を有する蓄力部材によって発生される、請求項1から1
3までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ。 - 【請求項15】 支持力を発生する蓄力部材がセンサと
して働く、請求項1から14までのいずれか1項記載の
摩擦クラッチ。 - 【請求項16】 ばね負荷された支承部から離反した方
の圧着用ダイヤフラムばねの側に設けられた対応支承部
が軸方向で見てプレッシャプレートの方に向かっては変
位可能であり、またその逆の方向ではロック可能であ
る、請求項1から15までのいずれか1項記載の摩擦ク
ラッチ。 - 【請求項17】 後調整装置を送る送り機構がばねであ
る、請求項1から16までのいずれか1項記載の摩擦ク
ラッチ。 - 【請求項18】 後調整装置が、摩擦クラッチの接続状
態で圧着用ダイヤフラムばねによって軸方向に負荷され
る組合わされたリング状構成部材である、請求項1から
17までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ。 - 【請求項19】 後調整装置が、軸方向に上り勾配をな
す複数の後調整テーパ部を有している、請求項1から1
8までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ。 - 【請求項20】 後調整テーパ部がリング状構成部材に
設けられている、請求項19記載の摩擦クラッチ。 - 【請求項21】 リング状構成部材が対応支承部を支持
している、請求項18から20までのいずれか1項記載
の摩擦クラッチ。 - 【請求項22】 後調整テーパ部が乗り上げテーパ部と
対応乗り上げテーパ部とから成っており、乗り上げテー
パ部が対応乗り上げテーパ部と協働している、請求項1
9から21までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ。 - 【請求項23】 対応乗り上げテーパ部がリング状構成
部材によって支持されており、該リング状構成部材が、
乗り上げテーパ部を支持する構成部材とカバーとの間に
配置されている、請求項22記載の摩擦クラッチ。 - 【請求項24】 対応乗り上げテーパ部が、ケーシング
の半径方向に延びる区域内に直接組込まれている、請求
項23記載の摩擦クラッチ。 - 【請求項25】 後調整装置が、摩擦クラッチの解離方
向で見れば、フリーホイール状に作用し、また前記解離
方向とは逆の方向へは自縛作用を有している、請求項1
から24までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ。 - 【請求項26】 少なくとも乗り上げテーパ部が、4乃
至20°の勾配角を有している、請求項19から25ま
でのいずれか1項記載の摩擦クラッチ。 - 【請求項27】 乗り上げテーパ部が、乗り上げテーパ
部と他方の構成部材の対応乗り上げ区域との摩擦係合に
よって自縛作用を生ぜしめる勾配角を有している、請求
項19から26までのいずれか1項記載の摩擦クラッ
チ。 - 【請求項28】 複数の乗り上げテーパ部を有する少な
くとも1つの構成部材及び/又は複数の対応乗り上げテ
ーパ部もしくは対応乗り上げ区域を有する少なくとも1
つの構成部材が後調整方向にばね負荷されている、請求
項19から27までのいずれか1項記載の摩擦クラッ
チ。 - 【請求項29】 後調整装置が複数の変位可能な後調整
部材を有している、請求項1から28までのいずれか1
項記載の摩擦クラッチ。 - 【請求項30】 後調整装置が回転数に関連している、
請求項1から29までのいずれか1項記載の摩擦クラッ
チ。 - 【請求項31】 後調整装置が回転数に関連してロック
される、請求項1から30までのいずれか1項記載の摩
擦クラッチ。 - 【請求項32】 後調整装置が、所定の限界以上の回転
数ではロックされている、請求項1から31までのいず
れか1項記載の摩擦クラッチ。 - 【請求項33】 後調整装置がアイドリング回転数でか
又は該アイドリング回転数以下の回転数で働く、請求項
1から32までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ。 - 【請求項34】 後調整装置が事実上回転数零において
働いている、請求項1から33までのいずれか1項記載
の摩擦クラッチ。 - 【請求項35】 乗り上げテーパ部及び/又は対応乗り
上げテーパ部もしくは対応乗り上げ区域を有していてケ
ーシングに対して相対的に変位可能な後調整装置部分が
ばね負荷されている、請求項1から34までのいずれか
1項記載の摩擦クラッチ。 - 【請求項36】 ばね負荷が周方向の力を発生する、請
求項35記載の摩擦クラッチ。 - 【請求項37】 支持力を発生するセンサばねがその半
径方向外寄り区域でケーシングに支持されている、請求
項1から36までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ。 - 【請求項38】 支持力を発生するセンサばね用の支持
区域がケーシングに設けられている、請求項1から37
までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ。 - 【請求項39】 クラッチディスクの摩擦ライニング間
にライニングばね又はライニング代用ばねが設けられて
いる、請求項1から38までのいずれか1項記載の摩擦
クラッチ。 - 【請求項40】 クラッチディスクの摩擦ライニング間
に設けられているライニングばねが、該ライニングばね
のばね行程を介して、圧着用ダイヤフラムばねによって
プレッシャプレートに及ぼされる力の行程−力特性に近
似したばね行程−ばね力特性を有している(図18)、
請求項1から39までのいずれか1項記載の摩擦クラッ
チ。 - 【請求項41】 摩擦クラッチが解離した状態におい
て、圧着用ダイヤフラムばね又は摩擦クラッチを作動す
るために必要な力が、−150〜150Nmのオーダー
範囲内にある、請求項1から40までのいずれか1項記
載の摩擦クラッチ。 - 【請求項42】 対応受圧板によってクラッチディスク
を開放したのち圧着用ダイヤフラムばねが正のばね力−
ばね行程挙動から負のばね力−ばね行程挙動へ移行す
る、請求項1から41までのいずれか1項記載の摩擦ク
ラッチ。
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