JP2656197B2 - クラッチカバー組立体 - Google Patents

クラッチカバー組立体

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JP2656197B2
JP2656197B2 JP4346511A JP34651192A JP2656197B2 JP 2656197 B2 JP2656197 B2 JP 2656197B2 JP 4346511 A JP4346511 A JP 4346511A JP 34651192 A JP34651192 A JP 34651192A JP 2656197 B2 JP2656197 B2 JP 2656197B2
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pressing
flywheel
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    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
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    • F16D13/58Details
    • F16D13/70Pressure members, e.g. pressure plates, for clutch-plates or lamellae; Guiding arrangements for pressure members
    • F16D13/71Pressure members, e.g. pressure plates, for clutch-plates or lamellae; Guiding arrangements for pressure members in which the clutching pressure is produced by springs only
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
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    • F16D13/583Diaphragm-springs, e.g. Belleville
    • F16D13/585Arrangements or details relating to the mounting or support of the diaphragm on the clutch on the clutch cover or the pressure plate
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
    • F16D13/75Features relating to adjustment, e.g. slack adjusters
    • F16D13/757Features relating to adjustment, e.g. slack adjusters the adjusting device being located on or inside the clutch cover, e.g. acting on the diaphragm or on the pressure plate

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クラッチカバー組立
体、特に摩擦部材の磨耗にかかわらず摩擦部材への押付
荷重を維持するための機構を備えたクラッチカバー組立
体に関する。
【0002】
【従来の技術】クラッチカバー組立体は、一般に、エン
ジンのフライホイールに装着され、フライホイールとの
間でクラッチディスクのフェーシングを挟持してエンジ
ンの駆動力を変速機側に伝達するために用いられてい
る。このようなクラッチカバー組立体及びクラッチディ
スクでは、長寿命化の要請がある。そこで、クラッチデ
ィスクにおいては、フェーシングをリベット等を用いず
にクッショニングプレートに固定することによりフェー
シングの有効使用厚みを増加させている。
【0003】また、クラッチカバー組立体においては、
特開昭63−27092号公報に示されるように、フェ
ーシングが磨耗した場合にダイヤフラムスプリングのセ
ット荷重を初期荷重に自動的に復帰できるようにしたも
のが提供されている。このクラッチカバー組立体は、図
9に示すように、プレッシャープレート51がリング状
の溝52を有しており、この溝52内に磨耗調整機構5
3が配置されている。磨耗調整機構53は、ダイヤフラ
ムスプリング54の外周押圧部に当接する外側ファルク
ラムリング55及び内側ファルクラムリング56と、各
ファルクラムリング55,56と溝52の底部との間に
配置されたスライドキー57,58とを有している。各
スライドキー57,58は、プレッシャープレート51
の半径方向(図上下方向)外方にいくに従いその軸方向
(図左右方向)高さが低下する傾斜面を有しており、フ
ァルクラムリング55,56も各スライドキー57,5
8に対応する傾斜面を有している。また、各スライドキ
ー57,58は、それぞれバネ59,60によって半径
方向外側に付勢されている。
【0004】このような磨耗調整機構53を有するクラ
ッチカバー組立体では、クラッチディスクのフェーシン
グ61が磨耗すると、その磨耗量に応じて内側ファルク
ラムリング56がバネ60及びスライドキー58によっ
てダイヤフラムスプリング54側に突出する。そして、
レリーズ時には、内側ファルクラムリング56の突出分
だけ外側ファルクラムリング55が突出する。これによ
り、次のセット時にダイヤフラムスプリング54の押圧
姿勢は変化せず、ダイヤフラムスプリング54のセット
荷重が自動的に初期の荷重に保たれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成は、フ
ァルクラムリングを移動させてダイヤフラムスプリング
54の押圧姿勢を維持する構造であるため、プレッシャ
ープレート51の一側面に溝52を設けなければならな
い。この構造では高精度に加工することが困難であり、
フェーシング61の摩擦量とファルクラムリング55,
56の突出量とが正確に対応しない。そのため、ダイヤ
フラムスプリング54のセット荷重を初期の荷重に正確
に維持できない。
【0006】また、上述のように、磨耗調整は、各スラ
イドキー57,58の半径方向外方への移動によって行
われている。そのため、エンジンの回転数が上昇する
と、各スライドキー57,58に遠心力が作用して、各
スライドキー57,58が半径方向外方に移動する。こ
のように、フェーシング61が磨耗していないにもかか
わらず、各スライドキー57,58が移動して各ファル
クラムリング55,56が突出する場合がある。そのた
め、フェーシング61の磨耗量と、ファルクラムリング
55,56の突出量とを正確に対応させることができ
ず、ダイヤフラムスプリング54のセット荷重を初期の
荷重に保つことができない。
【0007】本発明の目的は、ダイヤフラムスプリング
のセット荷重を初期のセット荷重に正確に保つことにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】発明に係るクラッチカ
バー組立体は、入力側回転体に、出力側部材に連結され
た摩擦部材を押圧あるいは押圧解除するためのものであ
り、入力側回転体と一体回転するクラッチカバーと、
擦部材の近傍に配置され一側面に摩擦部材を押圧するた
めの押圧面を有するプレッシャープレートと、プレッシ
ャープレートを摩擦部材側に押圧するためのダイヤフラ
ムスプリングと、ダイヤフラムスプリングをクラッチカ
バーに支持し入力側回転体側に移動可能な支持機構と、
係合部材と、移動手段とを有している。係合部材は、支
持機構を支持するとともにクラッチカバーに摩擦係合し
て押圧解除時に支持機構が入力回転体側に移動するのを
禁止し、かつプレッシャープレートの入力側回転体側へ
の移動に伴って移動可能なようにプレッシャープレート
に係合して摩擦部材の磨耗量をプレッシャープレートの
移動量として検出するための部材である。移動手段は係
合部材の移動量に応じて支持機構を入力側回転体側に移
動させるための手段である。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】発明に係るクラッチカバー組立体では、
ダイヤフラムスプリングは支持機構に支持されてプレッ
シャープレートを摩擦部材側に押圧している。その結
果、摩擦部材は入力側回転体とプレッシャープレート
との間に挟持され、入力側回転体から出力側回転体に動
力が伝達される。
【0013】摩擦部材が磨耗すると、プレッシャープレ
ートが入力側回転体側に移動するが、このプレッシャー
プレートの移動とともに係止部材が移動し、プレッシャ
ープレートの移動量を磨耗量として検出する。支持機構
は係合部材に支持されているので、係合部材が移動する
と移動手段によって支持機構が移動させられる。このた
め、ダイヤフラムスプリングの被支持部が摩擦部材の磨
耗量分だけ摩擦部材側に移動することになり、ダイヤフ
ラムスプリングの押圧姿勢が維持される。このようにし
て、ダイヤフラムスプリングのセット荷重を初期のセッ
ト荷重に保つことができる。
【0014】この場合には、係合部材によって摩擦部材
の磨耗量を直接的に検出し、その磨耗量分だけダイヤフ
ラムスプリングの被支持部を移動させている。したがっ
て、簡単な構成でかつ正確にダイヤフラムスプリングの
セット荷重を初期のセット荷重に維持できる。なお、押
圧解除時には、ダイヤフラムスプリングを介して支持機
構が軸方向の外力を受けるが、支持機構はクラッチカバ
ーに摩擦係合しているので、軸方向の移動が禁止され
る。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【実施例】第1実施例 本発明の一実施例が採用されたクラッチを図1に示す。
このクラッチは、主に、フライホイール3に固定された
クラッチカバー組立体1と、クラッチディスク組立体2
とから構成されている。フライホイール3は、エンジン
側の出力シャフト70に連結されている。図示しないト
ランスミッション側(図1右側)から延びるメインドラ
イブシャフト4は、クラッチディスク組立体2の中心に
スプライン嵌合している。メインドライブシャフト4の
回りには、レリーズ装置のレリーズベアリング5が軸方
向移動自在に配置されている。
【0020】本発明の一実施例としてのクラッチカバー
組立体1を図2に示す。この図において、クラッチカバ
ー組立体1は、主に、エンジン側のフライホイール3に
ボルト6により固定されるクラッチカバー7と、クラッ
チカバー7内に配置されたプレッシャープレート8と、
プレッシャープレート8をフライホイール3側に押圧す
るためのダイヤフラムスプリング9と、ダイヤフラムス
プリング9を支持する支持機構21とを備えている。
【0021】プレッシャープレート8は概ね円環状の部
材であり、フライホイール3との間でクラッチディスク
組立体2のフェーシング2aを挟持するための押圧面8
aがフライホイール3側に形成されている。また、プレ
ッシャープレート8のダイヤフラムスプリング9側に
は、軸方向に突出する突出部8bが形成されている。ダ
イヤフラムスプリング9は、その半径方向内周端がレリ
ーズベアリング5に当接しており、その半径方向中間部
が支持部材13及び2本のワイヤリング14を介して
カバー10に支持される被支持部となっている。また
ダイヤフラムスプリング9の半径方向外周端は、プレッ
シャープレート8の突出部8bをフライホイール3側に
押圧する押圧部となっている。
【0022】以上の構造では、レリーズベアリング5が
フライホイール3側にダイヤフラムスプリング9の半径
方向円周端を押す(レリーズ操作)と、プレッシャープ
レート8への押圧が解除される。支持機構21は、主
に、前述の支持部材43、2本のワイヤリング14及び
支持カバー10を備えている。また、この支持機構21
は、移動手段としてのコーンスプリング11によりフラ
イホイール3側に押圧されている。さらに、この支持機
構21は係合部材としてのくさび部材12を含む移動調
整機構20に支持されている。
【0023】支持カバー10は、クラッチカバー7内に
プレッシャープレート8を覆うように配置されており、
ストラッププレート(図示せず)等により、クラッチカ
バー7に対して相対回転不能でかつ軸方向移動自在に装
着されている。支持カバー10の外周部には、フライホ
イール3側に突出する円筒部10aが設けられている。
円筒部10aの先端外周部には、先端にいくに従って径
が小さくなるようなテーパ面10bが形成されている。
【0024】クラッチカバー7のトランスミッション側
の端は、内周側に屈曲し、係止部7aとなっている。コ
ーンスプリング11の外周端はこの係止部7aに支持さ
れ、内周端が支持カバー10をフライホイール3側に押
圧している。移動調整機構20は、複数のくさび部材1
2及びスプリング15を含んでいる。複数のくさび部材
12は、それぞれ図3に示すようなL字状の板状部材で
あり、クラッチカバー7の内周側に等間隔で配置されて
いる。くさび部材12は、クラッチカバー7の内壁に密
着可能なように湾曲しており、一端側の受け部12aは
プレッシャープレート8の外周部のフライホイール3側
に係止している。このような構成により、くさび部材1
2はプレッシャープレート8とともにフライホイール3
側に移動する。スプリング15は、くさび部材12の受
け部12aとフライホイール3との間に配置されてお
り、くさび部材12をフライホイール3から離れる方向
に付勢している。また、くさび部材12の他端側先端に
は、支持カバー10のテーパ面10bに当接するテーパ
面12bを有している。さらに、くさび部材12は軸方
向(図3の上下方向)に延びる2本の長孔2cを有して
いる。この2本の長孔12c内には、クラッチカバー7
から延びるリベット16が挿入されている。これによ
り、くさび部材12は、クラッチカバー7に対して長孔
cの範囲で軸方向に移動自在であり、円周方向に移
動不能となっている。
【0025】次に動作について説明する。クラッチが接
続されたセット状態では、コーンスプリング11により
支持カバー10がフライホイール3側に付勢されてい
る。しかし、支持カバー10のテーパ面10bが各くさ
び部材12のテーパ面12bを押圧し、くさび部材12
は半径方向外側に押されてクラッチカバー7の内周面に
摩擦により係止された状態となっている。このため、く
さび部材12はそれ以上フライホイール3側に移動する
ことはない。その結果、支持カバー10の移動は規制さ
れている。
【0026】フェーシング2aが磨耗すると、ダイヤフ
ラムスプリング9の押圧力によって、プレッシャープレ
ート8がフライホイール3側に移動する。プレッシャー
プレート8の移動とともに、ダイヤフラムスプリング8
の押圧部も同方向に移動する。このとき、プレッシャー
プレート8は、くさび部材12とクラッチカバー7との
摩擦係止力及びスプリング15の付勢力に打ち勝って、
くさび部材12を磨耗量だけフライホイール3側に移動
させる。これにより、コーンスプリング11に押圧され
ている支持カバー10の被支持部も磨耗量だけフライホ
イール3側に移動する。
【0027】このようにして、ダイヤフラムスプリング
9の半径方向外周端押圧部及び支持カバー10に支持さ
れた半径方向中間被支持部は、フェーシング2aの磨耗
量だけフライホイール3側に移動し、ダイヤフラムスプ
リング9の押圧姿勢は変化しない。すなわち、ダイヤフ
ラムスプリング9が常に初期のセット荷重に保たれる。
このことから得られる効果は以下の通りである。 (a)フェーシング2aを磨耗限界量まで使用すること
ができ、クラッチの長寿命化を図ることができる。 (b)セット荷重が一定に保たれることから、使用中の
クラッチのトルク伝達特性を一定に維持できる。 (c)レリーズ特性が変化することなく、常に同じレリ
ーズ荷重でレリーズ操作を行うことができる。
【0028】ここでは、ダイヤフラムスプリングの被支
持部を移動させる構造のため、摩擦部材への押付荷重を
維持するための構造の加工精度及び組立精度が高く、磨
耗に対して正確にダイヤフラムスプリングの被支持部を
移動できる。また、ダイヤフラムスプリング9の支持部
の移動はエンジン回転数に影響されることがないため、
ダイヤフラムスプリング9の押圧姿勢を精度良く維持す
ることができる。この結果、ダイヤフラムスプリング9
のセット荷重が初期のセット荷重に正確に維持される。第2実施例 図4に示すクラッチカバー組立体31は、前記実施例同
様のプッシュタイプ式クラッチに採用されるものであ
り、エンジン側のフライホイール33に固定されるクラ
ッチカバー37と、クラッチカバー37内に配置された
プレッシャプレート38と、プレッシャプレート38を
フライホイール33側に押圧するためのダイヤフラムス
プリング39と、ダイヤフラムスプリング39を支持す
る支持機構41とを主に備えている。
【0029】プレッシャプレート38は概ね円環状の部
材であり、フライホイール33との間にクラッチディス
ク組立体のフェーシング32aを挟持するための押圧面
38aを有している。また、プレッシャプレート38の
ダイヤフラムスプリング39側には、軸方向に突出する
突出部38bが形成されている。さらに、プレッシャプ
レート38の外周側には、一体形成された複数の固定部
38cが設けられている。各固定部38cには、孔38
dが形成されている。
【0030】ダイヤフラムスプリング39は、その半径
方向内周端が図示しないレリーズベアリングに当接して
いる。ダイヤフラムスプリング39の半径方向中間部が
支持機構41の支持部材43(後述)とクラッチカバー
37とに2本のワイヤリング49を介して支持された被
支持部となっている。また、ダイヤフラムスプリング3
9とクラッチカバー37との間にはくさび部材44が配
置されている。またダイヤフラムスプリング39の外周
端は、プレッシャープレート38の突出部38bを押圧
する押圧部となっている。複数のくさび部材44のクラ
ッチカバー37の傾斜する面に接触する面は半径方向外
側に向かって、くさび部材44の軸方向の高さが低くな
るように傾斜している。
【0031】支持機構41は、円板状の支持部材43
と、ワイヤリング49とを有している。そしてこの支持
機構41は移動調整機構42に支持されている。支持部
材43の内周端はワイヤリング49を介してダイヤフラ
ムスプリング39の半径方向中間部を支持している。支
持部材43の半径方向中間部には、プレッシャープレー
ト38の突出部38bに対応する部分に孔が開けられて
いる。また、移動調整機構42は支持部材43の外周端
に円周方向に配置されている。
【0032】各移動調整機構42は、主に、ボルト45
と、カラー46と、スプリングピン47と、ナット48
とから構成されている。ボルト45は、頭部がプレッシ
ャプレート38の固定部38cのフライホイール33側
に配置されており、固定部38cの孔38d,支持部材
43の孔及びクラッチカバー37の半径方向外周孔を貫
通して、先端にはナット48が螺合されている。ボルト
45の頭部と支持部材43との間にはカラー46が挟ま
れている。カラー46と固定部38cの孔38dとの間
には所定の隙間が確保されている。ボルト45の支持部
材43とナット48との間にはスプリングピン47が挟
まれている。スプリングピン47は、クラッチカバー3
7の孔に圧縮された状態で挿入されており、孔に対して
摩擦係合している。この摩擦係合の力は、支持部材43
にかかるダイヤフラムスプリング39のレリーズ荷重
(レリーズ操作時にダイヤフラムスプリング39がワイ
ヤリング49を介して支持部材43の内周端にかける荷
重)より大きく、かつセット荷重(セット動作時にダイ
ヤフラムスプリング39がプレッシャプレート38の突
出部38bを押圧する荷重)より小さく設定されてい
る。これにより、移動調整機構42全体のフライホイー
ル33側への移動が規制されている。つまり、支持部材
43のフライホイール33側への移動も規制されてい
る。
【0033】次に動作について説明する。クラッチが接
続されたセット状態では、スプリングピン47によっ
て、支持機構41はクラッチカバー37に係止されてい
る。そのため、支持機構41は通常はフライホイール3
3側に移動しない。フェーシング32aに磨耗が生じる
と、プレッシャプレート38はフライホイール33側に
移動しようとする。このとき、プレッシャプレート38
にかかるセット荷重は、スプリングピン47とクラッチ
カバー37との摩擦係止力より大きいので、移動調整機
構42を磨耗量だけフライホイール33側に移動させ
る。このとき、支持部材43の内周端とダイヤフラムス
プリング39との間には隙間が生じる。
【0034】この状態でレリーズ操作を行うと、ダイヤ
フラムスプリング39の半径方向中間被支持部が磨耗量
だけフライホイール33側に移動して、間にワイヤリン
グ49を介して支持部材43の半径方向内周端に当接す
る。ダイヤフラムスプリング39の被支持部の移動に伴
って、被支持部とクラッチカバー37との間に磨耗量に
応じた隙間が生じるが、この隙間は複数のくさび部材4
4が遠心力により半径方向外周に移動することで埋めら
れる。なお、スプリングピン47とクラッチカバー37
との摩擦係止力はレリーズ荷重より大きいために、レリ
ーズ動作時に支持機構41がフライホイール33側に移
動することはない。
【0035】次にレリーズ操作を解除すると、ダイヤフ
ラムスプリング39被支持部には、磨耗量に対応した隙
間を埋めたくさび部材44が当接しているので、ダイヤ
フラムスプリング39の押圧姿勢は元の押圧姿勢と変わ
らない。すなわち、フェーシング32aの磨耗にもかか
わらず、セット時にはダイヤフラムスプリング39は常
に初期のセット荷重を与える。このことから生じる効果
は、前記実施例で述べられた効果(a)〜(c)と同様
である。
【0036】ここでは、ダイヤフラムスプリングの被支
持部を移動させる構造のため、摩擦部材への押圧荷重を
維持するための構造の加工精度及び組立精度が高く、磨
耗に対して正確にダイヤフラムスプリングの被支持部を
移動できる。また、この実施例では、くさび部材44が
エンジンの回転数が高くなるにつれて遠心力によりさら
に半径方向外周側に移動しようとするが、支持部材43
が剛性の高い部材であるために、さらにスプリングピン
47とクラッチカバー37の摩擦係止力が充分に大きい
ため、くさび部材44が支持部材43及び移動調整機構
42を移動させることができない。そのため、ダイヤフ
ラムスプリング39の押圧姿勢を精度良く維持すること
ができ、これによりダイヤフラムスプリング39が正確
にセット荷重に維持される。参考例 図5に示すクラッチカバー組立体31は、前記実施例同
様のプッシュタイプ式クラッチに採用されるものであ
り、エンジン側のフライホイール83に固定されるクラ
ッチカバー87と、クラッチカバー87内に配置された
プレッシャープレート88と、プレッシャープレート8
8をフライホイール83側に押圧するためのダイヤフラ
ムスプリング79と、ダイヤフラムスプリング79を支
持する支持機構71とを備えている。
【0037】プレッシャープレート88は概ね円環状の
部材であり、フライホイール83との間にクラッチディ
スク組立体のフェーシング82aを挟持するための押圧
面88aをフライホイール83側に有している。また、
プレッシャープレート88のダイヤフラムスプリング7
9側には、軸方向に突出する突出部88bが形成されて
いる。
【0038】ダイヤフラムスプリング79は、その半径
方向内周端が図示しないレリーズベアリングに当接して
おり、その半径方向中間部が支持機構71の複数のレバ
ープレート72(後述)に支持される被支持部となって
いる。ダイヤフラムスプリング79の半径方向外周端は
プレッシャープレート78の突出部78bを押圧する押
圧部になっており、プレッシャープレート88にボルト
91により固定されたばね部材90により係止されてい
る。
【0039】図5〜図7に示す支持機構71は、主に、
複数のレバープレート72と、コーンスプリング73と
から主に構成されている。各レバープレート72は、ク
ラッチカバー87の半径方向内側の切欠き87cに軸方
向に移動自在に係止されており、一端がダイヤフラムス
プリング79に設けられた孔79aを貫通しダイヤフラ
ムスプリング79支持部にフライホイール83側から当
接している。また、レバープレート72の他端はクラッ
チカバー87の軸方向外側に突出している。コーンスプ
リング73は、その半径方向外周端がクラッチカバー8
7に係止され、半径方向内周端がレバープレート72軸
方向外側端を軸方向外側に付勢している。このコーンス
プリング73の付勢力は、ダイヤフラムスプリング79
の初期のレリーズ荷重(レリーズ操作時にレバープレー
ト72をフライホイール83側に付勢する力)より大き
く設定されている。
【0040】リング部材74は、レバープレート72の
外周側でかつダイヤフラムスプリング79とクラッチカ
バー87との間に配置されている。リング部材74は、
図6〜図8に示すようにリング状の部材であり、そのダ
イヤフラムスプリング79側の面にはダイヤフラムスプ
リング79被支持部のクラッチカバー87側に当接する
ワイヤリング77が固定されている。また、リング部材
74の円周方向複数箇所には、クラッチカバー87側に
突出する傾斜部75が形成されている。また、リング部
材74の円周方向外側には複数のばね受け部76が設け
られている。リング部材74の傾斜部75は、クラッチ
カバー87に設けられた複数の傾斜部87aに当接して
いる。また、コイルスプリング78は、一端がばね受け
部76に当接しており、他端は、クラッチカバー87に
設けられた円周方向に延びる孔87b(図6)に当接し
ている。この状態でコイルスプリング78は圧縮された
状態であり、クラッチカバー87に対してリング部材7
4を一方向に(図6,7の左方向)押圧している。その
ため、リング部材74の傾斜部75とクラッチカバー8
7の傾斜部87aとによるくさび機構によりリング部材
74がフライホイール83側に常に付勢されている。
【0041】次に動作について説明する。クラッチが接
続されたセット状態では、ダイヤフラムスプリング79
の被支持部は、ダイヤフラムスプリング79のレリーズ
荷重とコーンスプリング73の反対側へ付勢力との荷重
バランスにより所定の位置に維持されている。次に、フ
ェーシング82aが磨耗すると、プレッシャープレート
88とともにダイヤフラムスプリング79の押圧部がフ
ライホイール83側に移動する。ダイヤフラムスプリン
グ79の押圧部が移動すると、ダイヤフラムスプリング
79の押圧姿勢が変化する。
【0042】次にレリーズ操作を行うと、先のダイヤフ
ラムスプリング39の姿勢変化によりレリーズ荷重が大
きくなっているので、レリーズ荷重がコーンスプリング
73の付勢力に打ち勝ってレバープレート72をフライ
ホイール83側に荷重のバランス点まで移動させる。ワ
イヤリング77とダイヤフラムスプリング79の被支持
部との間に隙間が生じる。そのため、コイルスプリング
78の付勢力により、リング部材74がフライホイール
83側に移動し、ワイヤリング77がダイヤフラムスプ
リング79の被支持部に当接する。このようにリング部
材74の移動により、ダイヤフラムスプリング79被支
持部のクラッチカバー87側が支持されるので、次のセ
ット動作時にはダイヤフラムスプリング79の押圧姿勢
は元の姿勢と同じであり、プレッシャプレート88への
セット荷重も元のままである。
【0043】以上のように、セット動作時にフェーシン
グ82aの磨耗が生じると、次のレリーズ動作時にダイ
ヤフラムスプリング79の被支持部がフライホイール8
3側に磨耗量に応じて移動してそこで維持されるので、
次のセット動作時にダイヤフラムスプリング79の押圧
姿勢は変化しない。そのため、ダイヤフラムスプリング
79は常に初期のセット荷重に保たれる。このことから
生じる効果は、前記実施例で述べられた効果(a)〜
(c)と同様である。
【0044】ここでは、ダイヤフラムスプリングの被支
持部を移動させる構造のため、摩擦部材への押圧荷重を
維持するための構造の加工精度及び組立精度が高く、磨
耗に対して正確にダイヤフラムスプリングの被支持部を
移動できる。また、この例では、エンジンの回転数が高
くなっても、リング部材74の移動は円周方向のくさび
構造により行われているために、必要以上にダイヤフラ
ムスプリング79の被支持部を押圧することはない。そ
のため、ダイヤフラムスプリング79の押圧姿勢を精度
良く維持でき、これによりダイヤフラムスプリング79
のセット荷重を初期のセット荷重に正確に維持できる。
【0045】
【発明の効果】本発明に係るクラッチ組立体では、摩擦
部材の磨耗量を係合部材により直接検出し、しかも係合
部材に支持機構を支持させて、摩擦部材の磨耗量の分だ
け正確に支持機構を移動させることができる。このた
め、ダイヤフラムスプリングの初期のセット荷重を正確
に初期の荷重に維持できる。
【0046】また、ダイヤフラムスプリング支持部を移
動させる簡単な構造であるため、加工精度が高くなり、
ダイヤフラムスプリングのセット荷重を初期のセット荷
重に正確に維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が採用されたクラッチの縦断
面概略部分図。
【図2】本発明の一実施例としてのクラッチカバー組立
体の縦断面部分図。
【図3】くさび部材の斜視図。
【図4】別の実施例の図2に相当する図。
【図5】参考例の図2に相当する図。
【図6】図5のVI矢視図。
【図7】図6のVII 矢視図。
【図8】リング部材の斜視図。
【図9】従来装置の図2に相当する図。
【符号の説明】
1,31 クラッチカバー組立体 2 クラッチディスク組立体 2a,32a フェーシング 3,33 フライホイール 7 クラッチカバー 8,38 プレッシャープレート 8a,38a 押圧面 9,39 ダイヤフラムスプリング 10 支持カバー 11 コーンスプリング 12 くさび部材 21 支持機構 37 クラッチカバー 41 支持機構 42 移動調整機構 44 くさび部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力側回転体(3,33)に、出力側部材(4)
    連結された摩擦部材(2a,32a)を押圧あるいは押圧解除す
    るためのクラッチカバー組立体(1,31)であって、 前記入力側回転体と一体回転するクラッチカバー(7,37)
    と、前記摩擦部材の近傍 に配置され、一側面に前記摩擦部材
    を押圧するための押圧面を有するプレッシャープレート
    (8,38)と、 前記プレッシャープレートを前記摩擦部材側に押圧する
    ためのダイヤフラムスプリング(9,39)と、 前記ダイヤフラムスプリングを前記クラッチカバーに
    持し前記入力側回転体側に移動可能な支持機構(21,41)
    と、前記支持機構を支持するとともに前記クラッチカバーに
    摩擦係合して押圧解除時に前記支持機構が前記入力回転
    体側に移動するのを禁止し、かつ前記プレッシャープレ
    ートの前記入力側回転体側への移動に伴って移動可能な
    ように前記プレッシャープレートに係合して前記摩擦部
    材の磨耗量を前記プレッシャープレートの移動量として
    検出するための係合部材(12,45,46,47)と、 前記係合部材の移動量に応じて前記支持機構を前記入力
    側回転体側に移動させるための移動手段(11,44)と、 を備えたクラッチカバー組立体。
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