JP4873336B2 - 摩擦クラッチ - Google Patents

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    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
    • F16D13/75Features relating to adjustment, e.g. slack adjusters
    • F16D13/757Features relating to adjustment, e.g. slack adjusters the adjusting device being located on or inside the clutch cover, e.g. acting on the diaphragm or on the pressure plate

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第19510905号明細書およびこの明細書に記載された従来技術によって公知であるような摩擦クラッチに関する。特に自発式のもしくは自動式の摩耗補償装置が設けられていて、この摩耗補償装置によって、摩擦クラッチと協働するクラッチ円板の少なくとも摩擦ライニングに生じる摩耗が補償されるようになっている形式の摩擦クラッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
このような形式の摩擦クラッチの作用形式およびこれに関連した利点はドイツ連邦共和国特許出願公開第19510905号明細書、およびこの明細書中に記載されている従来技術、すなわちドイツ連邦共和国特許出願公開第4239289号明細書、ドイツ連邦共和国特許出願公開第4239291号明細書、ドイツ連邦共和国特許出願公開第4306505号明細書、ドイツ連邦共和国特許出願公開第4322677号明細書、ドイツ連邦共和国特許出願第4317586.4号明細書、米国特許第4207972号明細書および米国特許第4615424号明細書に記載されている。皿ばねとプレッシャプレートもしくは圧着プレートとの間で、または皿ばねとケーシングとの間で作用する自発式もしくは自動式の摩耗補償装置はこれらの従来技術において詳しく記載されているので、本明細書においてはこれらに関連した詳しい記載は省略している。
【0003】
本発明は特に摩擦クラッチであって、ケーシングに対して回動不能ではあるが軸線方向に制限されて移動可能なプレッシャプレートが設けられており、このプレッシャプレートとケーシングとの間に皿ばねが設けられており、この皿ばねによってプレッシャプレートが、このプレッシャプレートと対応プレッシャプレート例えばはずみ車との間で挟持可能なクラッチ円板に向かって負荷されるようになっており、さらに少なくともクラッチ円板の摩擦ライニングの摩耗を自動的にもしくは自発的に補償する後調節装置と、別のエネルギ蓄積器とが設けられており、このエネルギ蓄積器が、摩擦クラッチの遮断時に遮断過程の少なくとも部分領域にわたって、この遮断過程を助成する力を発生させるように摩擦クラッチに緊締されている形式のものに関連している。前記した別のエネルギ蓄積器を、有利な形式では皿ばねに並行に作用させることができる。使用されている摩擦クラッチは有利な形式ではいわゆるライニングばね(Belagfederung)を有しており、このライニングばねは摩擦クラッチの斬新的な連結および遮断を補償している。
【0004】
このような摩擦クラッチは例えばすでに記載したドイツ連邦共和国特許出願公開第19510905号明細書により提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、冒頭に記載した摩擦クラッチを改良して、摩擦クラッチの遮断力経過に影響を与える別のエネルギ蓄積器を有する摩擦クラッチを構造、組付けおよび機能形式に関して改良すること、ならびにこの摩擦クラッチのコスト安な製造および高い耐用寿命を保証することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明の構成では、皿ばねに対して並列に切り換えられる、少なくとも1つの皿ばね状の構成部材が設けられており、該皿ばね状の構成部材が、少なくとも摩擦クラッチの組付け状態において皿ばねに対して緊締されており、しかも前記皿ばね状の構成部材が、前記皿ばねに対して、該皿ばねで支持された手段によって、かつ/または前記皿ばねにまたは前記皿ばね状の構成部材に一体成形された手段によって位置決めされているようにした。
【0007】
【発明の効果】
このことは本発明に基づき、少なくともクラッチ円板の摩擦ライニングの摩耗を自動的に補償する後調節装置と、摩擦クラッチの主圧着力を加える皿ばねに付加的に設けられた、摩擦クラッチの遮断力経過に影響を与えるエネルギ蓄積器とを有する形式の摩擦クラッチにおいて、このエネルギ蓄積器が、皿ばね状の構成部材によって形成されており、この皿ばね状の構成部材が皿ばねによって支持されているかもしくは担持されていることにより得られる。このような皿ばね状の構成部材の装置は皿ばね状の構成部材を、皿ばねを用いて直接緊締して保持することができるという利点を有しており、その結果、皿ばね状の構成部材によって発生する力が、皿ばねを介して接続される力の流れを引き起こすことができる。さらにこのような装置では、皿ばね状の構成部材を皿ばねに予め組付けることができるという利点を有しており、その結果、摩擦クラッチの組立ての際に1つの共通の組付けが達成される。つまりこの皿ばね状の構成部材を皿ばねに予め組み付けることができる。
【0008】
少なくとも摩擦クラッチの組付け状態において皿ばね状の構成部材が皿ばねに対して緊締されていて、しかもこの皿ばね状の構成部材が、皿ばねに支持された手段、および/または皿ばねまたは皿ばね状の構成部材に一体成形された手段によって位置決めされているように、この皿ばね状の構成部材を摩擦クラッチの内部に設けることできる。これらの手段によって有利な形式では、少なくとも摩擦クラッチへの皿ばねの組込み前に皿ばね状の構成部材を、皿ばね上の緊締された位置に保つことができる。これらの手段は有利な形式において少なくともアームを有しており、これらのアームは皿ばね状の構成部材および/または皿ばねにおいて軸線方向で支持可能な領域を形成する。これらの手段が少なくとも1つの環状の構成部材を有していると特に有利である。この環状の構成部材は皿ばね状の構成部材の、半径方向外側の縁部領域のための支持領域を形成している。この環状の構成部材が張出部を有していてよい。この張出部によって環状の構成部材は皿ばねで支持可能である。皿ばね状の構成部材を皿ばね上に位置決めするために張出部が設けられている限りでは、この張出部を有利な形式では軸線方向で皿ばねの開口を通して延在させることができる。
【0009】
皿ばね状の構成部材が皿ばねの一方の面に設けられていて、張出部が皿ばねの、前記面とは反対側の面で、つまり皿ばね状の構成部材が設けられた面とは反対側の面で支持されていると、この摩擦クラッチの構造にとって特に有利である。この張出部を相応した構成部材、つまり皿ばねおよび/または皿ばね状の構成部材にバヨネット形式の結合部を介して接続することができる。これらの結合部は相応し合う構成部材間の少なくとも軸線方向の支持を保証している。環状の構成部材が少なくとも1つのバヨネット形式の結合部を介して軸線方向で皿ばねに結合されていると有利であり得る。
【0010】
少なくともクラッチ円板の摩擦ライニングに生じる摩耗の補償を保証する後調節装置を、有利な形式では軸線方向で皿ばねとケーシングとの間において作用させることができる。この後調節装置は後調節リングを有していてよい。この後調節リングは軸線方向で皿ばねとクラッチケーシングとの間に配置されていてランプ装置を介してケーシングに対して反対側に軸線方向で移動可能である。
【0011】
摩擦クラッチの機能、特に摩擦クラッチの後調節装置にとって、皿ばね状の構成部材が、少なくとも摩擦クラッチの連結状態において軸線方向で後調整リングで支持可能であると特に有利である。このような支持は有利な形式において、摩擦クラッチが摩耗補償に相応した状態をとるようになっていると存在し得る。つまり有利な形式では、皿ばねが事実上摩耗されていない新しい摩擦クラッチに相応する、緊締された状態を有している場合にだけ、このような支持が存在する。
【0012】
皿ばねが摩擦クラッチの新しい状態と比べて異なった緊締状態を有するような、まだ後調節されていない摩耗を有する摩擦クラッチの状態では、皿ばね状の構成部材は有利には手段、つまり例えば前記したような環状の構成部材でプレロードをかけて支持されている。つまり摩擦クラッチのこの状態において、皿ばね状の構成部材の緊締は手段もしくは環状の構成部材によって行われる。この手段もしくは環状の構成部材を、摩擦クラッチの少なくとも摩耗後調節工程の間だけ皿ばね状の構成部材の緊締がこの手段もしくは環状の構成部材によって存在するように構成することもできる。手段もしくは環状の構成部材による皿ばね状の構成部材の緊締が存在していない、摩擦クラッチの状態では、皿ばね状の構成部材の相応した領域と、この領域と協働する、手段もしくは環状の構成部材の領域との間に、0〜0.3mmオーダの軸線方向遊びを設けることができる。
【0013】
本発明による構成によって、摩擦クラッチの耐用寿命にわたって皿ばね状の構成部材の事実上一定である作用形式が可能である。本発明による構造を特に自動式の摩耗後調節装置がクラッチケーシングと皿ばねとの間で作用する摩擦クラッチに関連して利用することができる。つまりこのような摩耗後調節装置では皿ばねが、クラッチ円板の摩擦ライニングに生じる摩耗に相応して軸線方向でクラッチカバーもしくはクラッチケーシングに対して反対に向かって移動される。しかし本発明の構成によって薄膜状の構成部材は皿ばねと一緒に移動させられ、その結果、緊締状態もしくは作用形式はこの移動に少なくともほぼ関係しない。
【0014】
皿ばねへの皿ばね状の構成部材の組付けを有利には以下の形式で行うことができる。すなわち、組付けられた摩擦クラッチの連結された状態において皿ばね状の構成部材は緊締された状態を有しており、この緊締された状態によって、皿ばね状の構成部材から皿ばねへの力(もしくはトルク)が生じない(もしくは導入されない)もしくはほとんど生じないまたは少ししか生じない(もしくは導入されない)ように保証されている。相応した摩擦クラッチの遮断過程を介して、皿ばね状の構成部材によって生ぜしめられる作用を少なくとも遮断過程の部分領域にわたって増大させることができる。つまり有利な形式では摩擦クラッチの遮断過程の少なくとも部分領域にわたって、この過程を助成する力(もしくはモーメント)が皿ばね状の構成部材によって発生させられる。このために皿ばね状の構成部材が、摩擦クラッチの遮断のために必要な遮断距離の少なくとも部分領域にわたって、増大するつまりポジティブな力距離経過を有していてよい。皿ばね状の構成部材の作用形式を規定する別の可能な設計基準と、これにより摩擦クラッチの操作時に得られた作用とに関連して、ドイツ連邦共和国特許出願公開第19510905号明細書の内容を再度詳しく参照する。この関連において特に図3および図4とこれに関する実施例の説明を特に参照する。
【0015】
有利な形式では皿ばね状の構成部材を軸線方向で皿ばねとクラッチケーシングとの間に配置することができる。有利な形式ではこの皿ばね状の構成部材は環状の基体と、場合によっては半径方向でこの基体から内側に向かってまたは外側に向かって延びる舌片もしくは張出部とを有していてよい。皿ばね状の構成部材が半径方向内側領域において直接皿ばねで支持されていて、半径方向外側において、同様に直接皿ばねで支持され得る緊締手段を介して皿ばねに対して保持されるかもしくは位置決めされると有利である。この緊締手段もしくは保持手段は皿ばね状の構成部材と一体的であってもよく、例えば構成部座の外周面に一体的に成形された張出部もしくはアームによって形成され得る。有利な形式ではこれらの張出部もしくはアームは、軸線方向で皿ばねの切欠もしくは開口を貫通して延びていて、皿ばねを、この皿ばねの、皿ばね状の構成部材における本来のばね領域とは反対側で支持するように構成され得る。このために緊締手段をフック状に形成することができる。
【0016】
しかし皿ばね状の構成部材のための緊締手段もしくは保持手段を、例えば環状に形成され得る少なくとも1つの別個の構成部材によっても形成することができる。この環状の構成部材が環状の領域と、この環状の領域から出発する張出部とを有していてよい。この環状の領域では皿ばね状の構成部材が支持される。張出部は、すでに前記したように皿ばねの、皿ばね状の構成部材とは反対側で支持され得る。
【0017】
少なくとも摩擦クラッチの遮断に影響を与える、本発明に基づき配置された付加的なエネルギ蓄積器を、特に有利な形式において、例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第10025850号明細書およびこの並行出願、例えばフランス共和国特許出願公開第2794200号明細書に基づき公知であるような摩擦クラッチに関連して使用することもできる。このような摩擦クラッチでは摩耗補償装置が皿ばねとクラッチケーシングとの間に配置されており、しかも補償装置の機能のために必要な、皿ばねに作用する支持力が、少なくとも部分的に有利には十分に、皿ばねと一体的に形成されたばね手段、有利な形式ではばね舌片によって加えられる。このばね舌片は間接的にまたは直接的にクラッチケーシングで支持されている。このような形式の摩擦クラッチの構造および機能形式に関して、ドイツ連邦共和国特許出願公開第10025850号明細書を参照する。さらに同様にこのような形式の摩擦クラッチを開示しているドイツ連邦共和国特許出願公開第19524827号明細書およびドイツ連邦共和国特許出願公開第19911667号明細書およびこれらの特許出願の並行出願も参照することができる。
【0018】
本発明によって構成される摩擦クラッチの、別の構造的および機能的な構成の特徴は以下に記載した実施形態の説明箇所からも得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に図面に示した実施例に基づき本発明の実施形態を詳説する。
【0020】
図1に示した摩擦クラッチ1はクラッチケーシング2を有している。このクラッチケーシング2には皿ばね3の形のエネルギ蓄積器が旋回可能に支承されている。この皿ばね3はプレッシャプレート4を、ここでははずみ車の形の対応プレッシャプレート5の方向に負荷する。これによりクラッチ円板7の摩擦ライニング6はプレッシャプレート4と対応プレッシャプレート5との間に緊締される。このクラッチケーシング2はそれ自体公知である形式で結合手段(図示せず)、例えばねじを介して対応プレッシャプレート5に結合されている。さらに摩擦クラッチ1は自動式の後調節装置8を有している。この後調節装置8によって、摩擦クラッチの操作時に少なくとも摩擦ライニング6に生じる摩耗を補償することができる。この後調節装置8は皿ばね3とクラッチケーシング2との間で作用する。後調節装置8は少なくとも摩擦ライニング6において発生した摩耗に相応して、皿ばね3を軸線方向でクラッチケーシング2に対して反対に移動させる。これにより、少なくとも摩擦クラッチ1の連結状態において存在する、皿ばね3の緊締状態が、少なくともほぼ一定に保たれる。したがって皿ばね3の操作のために必要な遮断力経過も少なくともほぼ一定に保たれる。図示された後調節装置8の機能形式に関して、主として圧着力を加える皿ばねのばね弾性的にフレキシブルな支持の原理により機能する後調節装置に該当している限りは、特にドイツ連邦共和国特許出願公開第4239289号明細書の図1〜図24と、ドイツ連邦共和国特許出願公開第4418026号明細書の実施例の説明を参照にする。そのため本明細書の範疇において後調節装置8の詳細な機能形式の説明は省略する。しかし有利な形式において、摩擦クラッチの耐用寿命にわたって軸線方向でクラッチケーシング2に対して反対側に向かう皿ばね3の移動を生ぜしめる、力制御された別の後調整装置を使用することもできる。
【0021】
さらに摩擦クラッチ1は皿ばね状の構成部材9の形のエネルギ蓄積器を有している。この皿ばね状の構成部材9は環状の基体9aを有している。この基体9aによって、皿ばね3に作用し得る軸線方向力もしくはトルクを発生させることができる。環状の基体9aの半径方向内側の縁部領域から舌片10が出発する。これらの舌片10は皿ばね3、つまり皿ばね3の舌片3aで支持されている。皿ばね状の構成部材9を支持するために、皿ばね3の舌片3aはこぶ状の一体成形部3bを有している。これらの一体成形部3bでは、舌片10の半径方向内側領域が支持されている。図示された実施例では、皿ばね状の構成部材9が軸線方向で皿ばね3とクラッチケーシング2との間に配置されている。半径方向外側において皿ばね状の構成部材9は、構成部材11によって皿ばね3に対して位置決めされて保持されている。この構成部材11は図示された実施例では保持リングによって形成されており、この保持リング11は皿ばね状の構成部材9を半径方向外側から覆い被さるように係合するかもしくは取り囲む。この保持リング11は軸線方向で皿ばね3に対して位置固定されている。この固定は図示した実施例では支持皿ばねもしくはセンサ皿ばね(Sensortellerfeder)13を用いて行われる。この支持皿ばねもしくはセンサ皿ばね13は支持力を皿ばね3に加え、このセンサ皿ばね13は支持手段(詳しくは図示せず)を介してクラッチケーシング2に対して緊締状態に保たれる。皿ばね3に対して保持リング11を軸線方向で固定することは、保持リング11の領域14をセンサ皿ばね13と皿ばね3との間において軸線方向で緊締することによって行われる。これらの領域14は図示した実施例では保持リング11の張出部15によって形成されている。これらの張出部15は軸線方向で皿ばね3のスリットもしくは切欠(開口16を貫通して延びており、張出部15は皿ばね3の、皿ばね状の構成部材9とは反対側の面に後から係合している。この皿ばね状の構成部材9は有利にはいわゆるサーボばね(Servofeder)として働き、したがって、この皿ばね状の構成部材9は摩擦クラッチ1を遮断するために必要な、皿ばね3の旋回の少なくとも部分領域にわたって、この旋回を助成する力を発生させる。つまり皿ばね状の構成部材9によって、皿ばね3により発生するトルクとは反対に作用するトルクを皿ばね3に導入することができる。
【0022】
本発明による構成によって、有利にはサーボばねとして作用する皿ばね状の構成部材9を皿ばね3に予め組み付けることができ、これにより摩擦クラッチ1の組立が著しく簡易化される。
【0023】
自動後調節式摩耗クラッチもしくは摩耗補償する摩擦クラッチの多くの実施形態のために、張出部15が皿ばね状の構成部材9に一体的に構成されていると有利である。この構成部材9もしくは張出部15は有利には、例えば図1に示したように、皿ばね3の後側からの構成部材の係合を可能にする弾性を有するように構成されている。
【0024】
皿ばね3への保持リング11の組付けを、領域14もしくは張出部15と皿ばね3との間で作用するバヨネット結合によっても行うことができる。
【0025】
しかしこのバヨネット式の結合部もしくは支持部を保持リング11と皿ばね状の構成部材9との間にも設けることができる。
【0026】
さらに図1から分かるように保持リング11が、センサ皿ばね13のための載置部もしくは支持部を形成していてよい。これによりセンサ皿ばね13と主皿ばね3との間の摩擦を、摩擦クラッチの耐用寿命にわたって減少させることができ、ひいては摩擦クラッチの後調節恒久性が改良される。有利な形式では例えばテフロン主体とした、摩擦減少させる表面コーティングを、皿ばね3と保持リング11もしくは保持リング11の領域14との間において使用することができる。このコーティングを、皿ばね3もしくは保持リング11の相応した領域14に設けることもできる。
【0027】
皿ばね状の構成部材9を皿ばね3に対して位置決めする保持リング11は有利な形式において、摩擦クラッチ1の摩耗していない運転準備された状態、もしくは摩耗後調整された後の摩擦クラッチ1の状態では保持リング11が薄膜状の皿ばね状の構成部材9に緊締力もしくは支持力を加えることがないように構成されている。摩擦クラッチ1のこのような状態では薄膜状の皿ばね状の部材9は、皿ばね3の軸線方向での移動を生ぜしめる後調節リング17で支持されている。このような後調節リング17の機能形式ならびに構成は前記した従来技術において詳しく説明されている。保持リング11は、摩擦クラッチ1の前記したような運転状態では、保持リング11の、薄膜状の皿ばね状の構成部材9を支持する領域18と薄膜状の皿ばね状の構成部材9との間に僅かな軸線方向の遊びが存在するように構成されている。この軸線方向の遊びは0.3mm程の大きさであってよい。しかし多くの実施形態のためにはこの遊びをさらに大きくすることもできる。しかしまた、皿ばね状の構成部材9の本発明による機能を保証するために、この遊びを極めて小さく、つまり事実上0mmにすることもできるので、この保持リング11は緊締力を薄膜状の皿ばね状の構成部材9に加えることなくこの薄膜状の皿ばね状の構成部材9に接触するだけである。つまりこの保持リング11を、ばね状の構成部材9から引き継ぎたい機能に関連して、摩擦クラッチ1の後調節行程の間だけもしくは皿ばね3への薄膜状の皿ばね状の構成部材9の予組付け時にだけ、薄膜状の皿ばね状の構成部材9と保持リング11との間に緊締力が加えられるように構成したい。
【0028】
有利な形式ではサーボ皿ばねとして機能する皿ばね状の構成部材9の係合部もしくは作用領域は、約半分の遮断距離において、皿ばね状の構成部材9によって生ぜしめられるサーボ力が事実上0になるように設定されているかもしくは全遮断距離に合わせられている。これにより次のことを保証することができる。すなわち後調節リング17が、摩擦クラッチ1の摩耗後調節行程の間、皿ばね状の構成部材9によって形成されるサーボ皿ばねの力によって阻害されない。
【0029】
皿ばね状の構成部材9が、摩擦クラッチ1の連結時に皿ばね3によって発生する圧着力に対する薄膜状の皿ばね状の構成部材9の反作用力をできるだけ小さくするように構成されて摩擦クラッチ1に組み込まれていると特に有利である。このために皿ばね状の構成部材9をその力経過と特性曲線長さとに関連して相応に調整しなければならない。
【0030】
図2に示された実施例において、皿ばね103の弾性的にフレキシブルな支持を保証する手段113は皿ばね103の組み込まれた構成部材である。これらの手段113は舌片領域113aによって形成されている。これらの舌片領域113aは皿ばね103の環状の基体103aに一体的である。有利な形式では手段113もしくは舌片領域113aは皿ばね103の操作舌片103bに一体的である。このような形式の操作舌片103bもしくは舌片領域113aは特にドイツ連邦共和国特許出願公開第10025850号明細書に詳しく記載されている。この明細書には図2に示した摩擦クラッチの構造原理の原理的な構成および機能形式も詳しく記載されている。そのため相応した記載を本明細書において省略し、関連した記載は前記明細書を参照する。さらにこのような形式のばね手段113の別の構成可能性はドイツ連邦共和国特許出願公開第19911667号明細書ならびに当該明細書の並行出願明細書に記載されている。
【0031】
前記した全従来技術の、外国例えばフランス、イギリス、アメリカへの並行出願を、INPADOCデータバンクもしくはESPACE−NETまたはパテントデータバンクによって簡単な形式で検索することができる。さらに有利な形式ではこのためにインターネットを使用することができる。このばね手段113の自由な端部区分118もしくはばね弾性的な舌片領域113aの自由な端部区分118は、軸線方向で、クラッチケーシング102によって担持された支持領域119においてプレロード(予荷重)されて支持されている。図示した実施例においてこれらの支持領域119は、クラッチケーシング102に結合されたピンのヘッド部もしくはリベットのヘッド部によって形成されている。ばね弾性的な手段113のプレロードによって皿ばね103は軸線方向で、支持リング111によって形成されるリング状の旋回載置部の方向に押し付けられる。図2に示した摩擦クラッチ101の別の機能的および構造的な特徴は前述したようにドイツ連邦共和国特許出願公開第10025850号明細書、特に実施例の説明から得られる。
【0032】
図2に示した摩擦クラッチ101も皿ばね状の構成部材109を有しており、この構成部材109も図1に基づいた皿ばね状の構成部材9と同様の形式で作用し、配置されている。
【0033】
本願で提出した特許請求の範囲の請求項は記述提案であって、別の請求項の申請を断念するものではない。本出願人は明細書および/または図面に開示されているに過ぎない別の特徴組み合わせについて特許を申請する権利を留保する。
【0034】
従属請求項に用いた引用は、各従属請求項の特徴による独立請求項の対象の別の構成を意味し、引用した従属請求項の特徴の組み合わせのための独立した対象保護を得ることを断念することを意味するものではない。
【0035】
従属請求項の対象は優先権主張日の時点での公知先行技術に関して独立した固有の発明を成し得るので、本出願人はこれらの従属請求項の対象を独立請求項の対象とすることを留保する。さらに、これらの従属請求項の対象は、先行する従属請求項の対象とは別個の独立した構成を有する独立した発明をも含んでいる場合がある。
【0036】
本発明は明細書に記載した実施例に限定されるものではない。むしろ、本発明の枠内で数多くの変化と変更とが可能であり、特に明細書全般および実施例ならびに請求の範囲に記述されかつ図面に示された特徴もしくは部材または方法段階と関連した個々の特徴の組み合わせまたは変更により、当業者にとって課題解決に関して推察可能であり、かつ組み合わされた特徴によって新しい対象または新しい方法段階もしくは方法段階順序をもたらすようなヴァリエーション、部材および組合わせおよび/または材料が、製造法、試験法および作業法に関しても考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による摩擦クラッチの概略的な断面図である。
【図2】本発明による摩擦クラッチの概略的な断面図である。
【符号の説明】
1 摩擦クラッチ、 2 クラッチケーシングもしくはクラッチケーシング、3 皿ばね、 3a 舌片、 3b 一体成形部、 4 プレッシャプレート、 5 対応プレッシャプレート、 6 摩擦ライニング、 7 クラッチ円板、 8 後調節装置、 9 エネルギ蓄積器、 9a 基体、 10 舌片、 11 保持リング、 13 センサ皿ばね、 14 領域、 15 張出部、 16 切欠、 17 位置調整リング、 18 領域、 101 摩擦クラッチ、 102 ケーシング、 103 皿ばね、 103a 基体、 103b 操作舌片、 109 皿ばね状の構成部材、 111 支持リング、 113 手段、 113a 舌片領域、 118 端部区分、 119 支持領域

Claims (13)

  1. 擦クラッチであって、クラッチケーシングに対して回動不能ではあるが軸線方向に制限されて移動可能なプレッシャプレートと、少なくとも1つの皿ばねとが設けられており、該皿ばねによって前記プレッシャプレートが、該プレッシャプレートと対応プレッシャプレートとの間に挟持可能なクラッチ円板に向かう方向で負荷可能であり、少なくともクラッチ円板の摩擦ライニングに生じる摩耗を補償するための後調節装置が設けられており、前記皿ばねが半径方向で内側に向けられた舌片を有しており、該舌片を介して摩擦クラッチが操作可能である形式のものにおいて、
    皿ばねに対して並列に切り換えられる、少なくとも1つの皿ばね状の構成部材が設けられており、該皿ばね状の構成部材が、少なくとも摩擦クラッチの組付け状態において皿ばねに対して、環状の保持リングによって緊締されており、前記保持リングには、前記皿ばね状の構成部材の半径方向外側の縁部区域用の支持領域が形成されており、前記保持リングが張出部を有していて、該張出部によって前記保持リングが前記皿ばねで支持可能であり、前記皿ばね状の構成部材が、前記保持リングによって半径方向外側で前記皿ばねに緊締され、半径方向内側で前記皿ばねに直接支持されており、前記後調節装置が、軸線方向で前記皿ばねと前記クラッチケーシングとの間で作用し、前記皿ばね状の構成部材が、前記保持リングを用いて緊締された状態で前記皿ばね上に保持可能であることを特徴とする、摩擦クラッチ。
  2. 前記対応プレッシャプレートが、はずみ車であることを特徴とする請求項1記載の摩擦クラッチ。
  3. 前記保持リングが、前記皿ばね状の構成部材に一体成形されている、請求項1または2記載の摩擦クラッチ。
  4. 前記張出部が、前記皿ばねに設けられた開口を通って軸線方向に延びている、請求項1から3までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ。
  5. 前記皿ばね状の構成部材が前記皿ばねの一方の面に設けられており、前記張出部が、前記皿ばねの、皿ばね状の構成部材とは反対側の面で支持されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ。
  6. 前記保持リングが、少なくとも1つのバヨネット状の結合部を介して軸線方向で前記皿ばねに結合されている、請求項1から5までのいずれか1項までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ。
  7. 前記皿ばね状の構成部材が、軸線方向で前記皿ばねと前記クラッチケーシングとの間に配置されている、請求項1からまでのいずれか1項記載の摩擦クラッチ。
  8. 前記後調節装置が後調節リングを有しており、該後調節リングが、軸線方向で前記皿ばねと前記クラッチケーシングとの間に配置されていて、ランプ装置によって前記クラッチケーシングに対して軸線方向で移動可能である、請求項1からまでのいずれか1項記載の摩擦クラッチ。
  9. 前記皿ばね状の構成部材が、少なくとも摩擦クラッチの連結状態において軸線方向において前記後調節リングで支持可能である、請求項記載の摩擦クラッチ。
  10. 摩擦クラッチが摩耗補償に相応した状態をとる場合に、前記後調節リングと前記皿ばね状の構成部材との間に支持部が設けられている、請求項記載の摩擦クラッチ。
  11. 摩擦クラッチが使用準備された状態において、前記保持リングによる前記皿ばね状の構成部材の緊締が、事実上、摩擦クラッチの摩耗後調節過程の間しか存在しないように構成されている、請求項から10までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ。
  12. 摩擦クラッチの後調節された状態において、前記皿ばね状の構成部材と、該皿ばね状の構成部材に軸線方向で協働する、前記保持リングの領域との間に軸線方向遊びが、0〜0.3mmオーダで設けられている、請求項から11までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ。
  13. 前記摩擦クラッチは、自動車のための摩擦クラッチである、請求項1から12までのいずれか1項記載の摩擦クラッチ。
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