JP2021004261A5 - - Google Patents

Claims (7)

1. 二重特異性抗体を単離する方法であって、前記方法は、プロテインＡ親和性支持体を使用して前記二重特異性抗体を単離する工程、および０．１５Ｍ〜１．０Ｍの濃度のイオン調節物質の存在下でｐＨ勾配を使用する工程を含み；前記イオン調節物質は、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の塩化物塩であり；前記二重特異性抗体は、２つの異なるエピトープまたは２つの異なる抗原を認識する２つの重鎖と、同一の可変ドメインおよび定常ドメインを有する２つの軽鎖とを含み；前記重鎖の１つのＣＨ３ドメインは、配列番号１、配列番号３、および配列番号５からなる群から選択され、第２の重鎖のＣＨ３ドメインは、配列番号２、配列番号４、および配列番号６からなる群から選択される、方法。
2. 前記重鎖の１つのＣＨ３ドメインが配列番号１であり、前記第２の重鎖のＣＨ３ドメインが配列番号２である、請求項１に記載の方法。
3. 前記重鎖の１つのＣＨ３ドメインが配列番号３であり、前記第２の重鎖のＣＨ３ドメインが配列番号４である、請求項１に記載の方法。
4. 前記重鎖の１つのＣＨ３ドメインが配列番号５であり、前記第２の重鎖のＣＨ３ドメインが配列番号６である、請求項１に記載の方法。
5. 前記イオン調節物質がＮａＣｌ、ＫＣｌ、ＬｉＣｌ、ＣａＣｌ _２ ，またはＭｇＣｌ _２ である、請求項１〜４のいずれか１項に記載の方法。
6. 前記イオン調節物質が、０．１５Ｍ〜０．５Ｍの濃度で、または０．５Ｍ〜１Ｍの濃度で存在する、請求項１〜５のいずれか１項に記載の方法。
7. 前記ｐＨ勾配が、ｐＨ３．９〜ｐＨ４．５、またはｐＨ４．０〜ｐＨ４．４、またはｐＨ４．１〜ｐＨ４．３であり、必要に応じて、前記勾配は、直線勾配である、請求項１〜６のいずれか１項に記載の方法。