JP2020507578A5

JP2020507578A5 -

Info

Publication number: JP2020507578A5
Application number: JP2019543277A
Authority: JP
Filing date: 2017-12-29
Publication date: 2021-02-12
Anticipated expiration: 2037-12-29

Claims

ヒトＦＸＩまたはＦＸＩａに特異的に結合する単離された抗ＦＸＩまたは抗ＦＸＩａ抗体であって、配列番号１１〜１３、２７〜２９、４３〜４５、５９〜６１、７５〜７７、９１〜９３、１０７〜１０９、１２３〜１２５、１３９〜１４１、１５５〜１５７、１７１〜１７３、および１８７〜１８９からなる群から選択される３つのＣＤＲを含む免疫グロブリン軽鎖可変ドメイン、または配列番号１４〜１６、３０〜３２、４６〜４８、６２〜６４、７８〜８０、９４〜９６、１１０〜１１２、１２６〜１２８、１４２〜１４４、１５８〜１６０、１７４〜１７６、および１９０〜１９２からなる群から選択される３つのＣＤＲを含む免疫グロブリン重鎖可変ドメインを含む抗体、またはその免疫学的に活性な部分。
抗体はヒトＦＸＩまたはＦＸＩａのＡ３ドメインに特異的に結合する、請求項１に記載の抗体。
抗体は配列番号９、配列番号２５、配列番号４１、配列番号５７、配列番号７３、配列番号８９、配列番号１０５、配列番号１２１、配列番号１３７、配列番号１５３、配列番号１６９、および配列番号１８５からなる群から選択される免疫グロブリン軽鎖可変ドメインを含む、請求項１に記載の抗体。
抗体は配列番号１０、配列番号２６、配列番号４２、配列番号５８、配列番号７４、配列番号９０、配列番号１０６、配列番号１２２、配列番号１３８、配列番号１５４、配列番号１７０、および配列番号１８６からなる群から選択される免疫グロブリン重鎖可変ドメインを含む、請求項１に記載の抗体。
請求項１〜４のいずれか一項に記載の抗体を含む医薬組成物。
対象における血栓の形成を阻害するための、請求項５に記載の医薬組成物。
敗血症を治療または予防するための、請求項５に記載の医薬組成物。
請求項１〜４のいずれか一項に記載の抗体を産生する方法であって、抗体をコードする核酸を発現ベクターにクローニングすること、および、それを宿主細胞で発現させることを含む方法。
発現した抗体を宿主細胞から精製することをさらに含む、請求項８に記載の方法。
発現ベクターはｐＴＴ５ベクターまたはｐｃＤＮＡ３ベクターである、請求項８に記載の方法。
宿主細胞はＣＨＯ細胞またはＨＥＫ１９３Ｔ細胞である、請求項８に記載の方法。
請求項８〜１１のいずれか一項に記載の方法によって産生された抗体またはその機能性フラグメントまたはその免疫学的に活性な部分。
抗体は翻訳後に修飾された、請求項１２に記載の抗体。