JP2013152911A5 - - Google Patents

Description

上記知見を基礎にして完成した本発明は一側面において、
組成式：Ｌｉ（Ｌｉ_xＮｉ_1-x-yＭ_y）Ｏ_2+α
（前記式において、ＭはＳｃ、Ｔｉ、Ｖ、Ｃｒ、Ｍｎ、Ｆｅ、Ｃｏ、Ｃｕ、Ｚｎ、Ｇａ、Ｇｅ、Ａｌ、Ｂｉ、Ｓｎ、Ｍｇ、Ｃａ、Ｂ及びＺｒから選択される１種以上であり、０≦ｘ≦０．１であり、０＜ｙ≦０．７であり、α＞０である。）
で表され、３００℃でカールフィッシャー滴定により測定した水分含有量が１１００ｐｐｍ以下であって、
３００℃でカールフィッシャー滴定により測定した水分含有量と、１５０℃でカールフィッシャー滴定により測定した水分含有量との差が１００〜５００ｐｐｍであるリチウムイオン電池用正極活物質である。

Claims (14)

1. 組成式：Ｌｉ（Ｌｉ_xＮｉ_1-x-yＭ_y）Ｏ_2+α
   （前記式において、ＭはＳｃ、Ｔｉ、Ｖ、Ｃｒ、Ｍｎ、Ｆｅ、Ｃｏ、Ｃｕ、Ｚｎ、Ｇａ、Ｇｅ、Ａｌ、Ｂｉ、Ｓｎ、Ｍｇ、Ｃａ、Ｂ及びＺｒから選択される１種以上であり、０≦ｘ≦０．１であり、０＜ｙ≦０．７であり、α＞０である。）
   で表され、
   ３００℃でカールフィッシャー滴定により測定した水分含有量が１１００ｐｐｍ以下であって、
   ３００℃でカールフィッシャー滴定により測定した水分含有量と、１５０℃でカールフィッシャー滴定により測定した水分含有量との差が１００〜５００ｐｐｍであるリチウムイオン電池用正極活物質。
2. ３００℃でカールフィッシャー滴定により測定した水分含有量と、１５０℃でカールフィッシャー滴定により測定した水分含有量との差が１００〜１３０ｐｐｍである請求項１に記載のリチウムイオン電池用正極活物質。
3. ３００℃でカールフィッシャー滴定により測定した水分含有量が８００ｐｐｍ以下である請求項１又は２に記載のリチウムイオン電池用正極活物質。
4. 前記Ｍが、Ｍｎ及びＣｏから選択される１種以上である請求項１〜３のいずれかに記載のリチウムイオン電池用正極活物質。
5. 前記組成式において、α＞０．０５である請求項１〜４のいずれかに記載のリチウムイオン電池用正極活物質。
6. 前記組成式において、α＞０．１である請求項５に記載のリチウムイオン電池用正極活物質。
7. １５０℃でカールフィッシャー滴定により測定した水分含有量が３００ｐｐｍ以下である請求項１〜６のいずれかに記載のリチウムイオン電池用正極活物質。
8. １５０℃でカールフィッシャー滴定により測定した水分含有量が２００ｐｐｍ以下である請求項７に記載のリチウムイオン電池用正極活物質。
9. 湿度５０％且つ２５℃の大気中に２４時間放置した後に、１５０℃でカールフィッシャー滴定により測定した水分含有量が１５００ｐｐｍ以下である請求項１〜８のいずれかに記載のリチウムイオン電池用正極活物質。
10. 湿度５０％且つ２５℃の大気中に２４時間放置した後に、１５０℃でカールフィッシャー滴定により測定した水分含有量が１２００ｐｐｍ以下である請求項９に記載のリチウムイオン電池用正極活物質。
11. 露点−８０℃で２４時間放置した後に、１５０℃でカールフィッシャー滴定により測定した水分含有量が３００ｐｐｍ以下である請求項１〜１０のいずれかに記載のリチウムイオン電池用正極活物質。
12. 露点−８０℃で２４時間放置した後に、１５０℃でカールフィッシャー滴定により測定した水分含有量が２００ｐｐｍ以下である請求項１１に記載のリチウムイオン電池用正極活物質。
13. 請求項１〜１２のいずれかに記載のリチウムイオン電池用正極活物質を用いたリチウムイオン電池用正極。
14. 請求項１３に記載のリチウムイオン電池用正極を用いたリチウムイオン電池。