JP2003315861A5 - - Google Patents

Claims (23)

1. 撮影光学系を構成する複数の光学要素を有するレンズ鏡筒において、撮影状態では上記複数の光学要素を同一の撮影光軸上に位置させ、沈胴状態では、上記複数の光学要素の一部を残りの光学要素の光軸とは異なる位置に退避させ、かつ該退避した光学要素と、退避しない光学要素の少なくとも一部とをそれぞれ後退させることを特徴とする沈胴式レンズ鏡筒。
2. 請求項１記載の沈胴式レンズ鏡筒において、上記沈胴状態では、上記撮影光軸を中心とする径方向において、退避した光学要素が退避しない少なくとも一つの光学要素の外側に位置する沈胴式レンズ鏡筒。
3. 請求項１または２記載の沈胴式レンズ鏡筒において、上記退避した光学要素は上記撮影光軸と平行に後退する沈胴式レンズ鏡筒。
4. 請求項１ないし３のいずれか１項記載の沈胴式レンズ鏡筒において、沈胴状態での上記退避光学要素の光軸は、上記撮影光軸と平行である沈胴式レンズ鏡筒。
5. 請求項１ないし４のいずれか１項記載の沈胴式レンズ鏡筒において、撮影状態から沈胴状態になるとき上記撮影光軸上から退避する光学要素は複数である沈胴式レンズ鏡筒。
6. 請求項５記載の沈胴式レンズ鏡筒において、上記複数の退避光学要素は、撮影光軸に対して互いに異なる方向へ退避する沈胴式レンズ鏡筒。
7. 請求項１ないし６のいずれか１項記載の沈胴式レンズ鏡筒において、上記撮影光学系を構成する複数の光学要素の少なくとも一つを光軸方向に駆動する回転部材を有し、該回転部材の回転中心軸と上記撮影光軸とが偏心している沈胴式レンズ鏡筒。
8. 請求項７記載の沈胴式レンズ鏡筒において、上記沈胴状態において退避した光学要素の外縁は、上記回転部材の輪郭内に位置している沈胴式レンズ鏡筒。
9. 請求項１ないし８のいずれか１項記載の沈胴式レンズ鏡筒において、上記退避する光学要素を支持した退避要素支持枠が備えられ、該退避光学要素は、退避した状態において少なくとも一部がこの退避要素支持枠内に位置する沈胴式レンズ鏡筒。
10. 撮影光学系を構成する複数の光学要素を有するレンズ鏡筒において、上記複数の光学要素が同一の撮影光軸上に位置する撮影状態から沈胴状態に移行するとき、上記複数の光学要素の一部を残りの光学要素の光軸とは異なる偏心位置に退避させる偏心退避ステップと、この偏心退避ステップで退避した光学要素を光軸方向後方に後退させる後退ステップと、上記偏心退避ステップで退避した光学要素以外の光学要素の少なくとも一部を光軸方向後方に後退させる後退ステップと、を有することを特徴とするレンズ鏡筒の沈胴方法。
11. 請求項１０記載のレンズ鏡筒の沈胴方法において、上記沈胴状態では、上記撮影光軸を中心とする径方向において、退避した光学要素を退避しない少なくとも一つの光学要素の外側に位置させるレンズ鏡筒の沈胴方法。
12. 請求項１０または１１記載のレンズ鏡筒の沈胴方法において、上記後退ステップでは、上記退避した光学要素を上記撮影光軸と平行に後退させるレンズ鏡筒の沈胴方法。
13. 請求項１０ないし１２のいずれか１項記載のレンズ鏡筒の沈胴方法において、沈胴状態での上記退避光学要素の光軸は、上記撮影光軸と平行であるレンズ鏡筒の沈胴方法。
14. 請求項１０ないし１３のいずれか１項記載のレンズ鏡筒の沈胴方法において、上記退避ステップでは、複数の光学要素を上記撮影光軸上から退避させるレンズ鏡筒の沈胴方法。
15. 請求項１０ないし１４のいずれか１項記載のレンズ鏡筒の沈胴方法において、上記退避する光学要素を支持した退避要素支持枠が備えられ、上記後退ステップにおいて、該退避光学要素は少なくとも一部がこの退避要素支持枠内に位置するレンズ鏡筒の沈胴方法。
16. 請求項１４記載のレンズ鏡筒の沈胴方法において、上記退避ステップでは、上記複数の退避光学要素を、撮影光軸に対して互いに異なる方向へ退避させるレンズ鏡筒の沈胴方法。
17. 撮影光学系を構成する複数のレンズ群のうち少なくとも一つのレンズ群を光軸方向に連続的に移動することにより焦点距離を変化させるズームレンズ用沈胴式レンズ鏡筒において、レンズ鏡筒が最も短くなる時に、複数のレンズ群のうちの少なくとも一つを、他のレンズ群に対して退避させることにより、退避させたレンズ群の光軸方向位置と他の少なくとも一つのレンズ群の光軸方向位置が重複することを特徴とする沈胴式レンズ鏡筒。
18. 請求項１７記載の沈胴式レンズ鏡筒において、退避させるレンズ群は最もレンズ径の小さいレンズ群である沈胴式レンズ鏡筒。
19. 請求項１７または１８記載の沈胴式レンズ鏡筒において、前記複数のレンズ群の間には少なくとも１箇所に径が可変の絞りがあり、退避させるレンズ群は、絞りより像面側のレンズ群である沈胴式レンズ鏡筒。
20. 請求項１７ないし１９のいずれか１項に記載の沈胴式レンズ鏡筒において、前記複数のレンズ群の間には少なくとも１箇所に径が可変の絞りがあり、退避させるレンズ群は、絞りに最も近いレンズ群である沈胴式レンズ鏡筒。
21. 請求項１７ないし２０のいずれか１項に記載の沈胴式レンズ鏡筒において、退避させるレンズ群は最も物体側のレンズ群以外のレンズ群である沈胴式レンズ鏡筒。
22. 撮影光学系を構成する複数の光学要素を有するレンズ鏡筒において、撮影状態では上記複数の光学要素が同一の撮影光軸上に位置し、沈胴状態では、上記複数の光学要素の一部が残りの光学要素の光軸とは異なる位置に退避し、かつ該退避光学要素と、退避しない光学要素の少なくとも一部とがそれぞれ撮影状態よりも後方に位置していることを特徴とする沈胴式レンズ鏡筒。
23. 撮影光学系を構成する複数の光学要素を有するレンズ鏡筒において、上記複数の光学要素を同一の撮影光軸上に位置させて撮影状態とするステップと、上記複数の光学要素の一部を残りの光学要素の光軸とは異なる偏心位置にかつ撮影状態よりも後方に位置させ、かつ上記残りの光学要素の少なくとも一部も撮影状態よりも後方に位置させる沈胴ステップと、を有することを特徴とするレンズ鏡筒の沈胴方法。